JP5268798B2 - フレキシブル管用継手 - Google Patents

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本発明は、フレキシブル管用継手に関し、特に、耐火性能を向上させることができる、フレキシブル管用継手に関する。
特許文献1は、フレキシブル管用継手のシール構造を開示する。このシール構造は、フレキシブル管と、継手本体と、ゴムシールとを備えている。フレキシブル管は、外周部に円周方向全周にわたって延びる山部と谷部とが管軸方向へ交互に並設された管である。継手本体は、一端部に受口部を有する。受口部は、フレキシブル管の先端部を受け入れる。ゴムシールは、この受口部の内周とフレキシブル管の先端部付近の外周との間をシールする。受口部の内周にテーパ面が受口部内奥に向かって窄まり状に形成されている。テーパ面の小径側端に小径孔が連通状に形成されている。ゴムシールは、周壁部と、この周壁部の先端部内周に内向きに張り出した環状の第1突部と、周壁部の後端部外周に外向きに張り出した環状の第2突部とを有する筒形状に形成されている。ゴムシールは、受口部に挿入されたフレキシブル管の先端部付近の外周に嵌まっている。ゴムシールは、フレキシブル管の先端部による押圧作用を第1突部に受けて小径孔内に押し込まれている。その押し込みに伴いテーパ面に摺接し内向きに縮径変形したゴムシールは第2突部が、フレキシブル管の谷部の少なくとも斜面に密着している。継手本体内のテーパ面の大径側端に、内周に雌ねじを形成した大径孔が連通状に形成されている。この大径孔に押輪の先端部が螺合している。押輪の先端部とゴムシールの後端部との間には、環状の耐火パッキンと、抜止めリングとを収容している。耐火パッキンは、フレキシブル管の外周に嵌合する。抜止めリングは、内径部がフレキシブル管の谷部に係合する。ちなみに、この耐火パッキンは、例えば膨張黒鉛とNBR(ニトリルゴム)などのゴム材とを一体成形してなる弾性体よりなり、火災時などの高温に晒されたとき、体積が膨張することにより、継手本体の内部を密閉する部材である。
このフレキシブル管用継手によれば、フレキシブル管を挿入するだけのワンタッチ操作でシール状に接続でき、しかもゴムシールによりフレキシブル管の谷部の少なくとも斜面をシールすることでフレキシブル管の変形や施工後の曲げ等に対する影響を受けにくく、シール性能を向上できる。
特開2008−240771公報
しかしながら、特許文献1に開示されたフレキシブル管用継手では、耐火性能に改良の余地があるという問題があった。すなわち、特許文献1に開示されたフレキシブル管用継手では、ゴムシールが、フレキシブル管の先端部による押圧作用を第1突部に受けて小径孔内に押し込まれ、その押し込みに伴い第2突部が継手本体のテーパ面に摺接し内向きに縮径変形することで、フレキシブル管の谷部の少なくとも斜面に密着する。このような仕組みでフレキシブル管がシールされるので、特許文献1に開示されたフレキシブル管用継手では、ゴムシールが継手本体内部をスムーズに移動する必要性がある。このため、耐火パッキンは押輪の先端部とゴムシールの後端部との間に配置される。それよりも継手本体のテーパ面寄りに耐火パッキンが配置されると、耐火パッキンから受ける摩擦力により、ゴムシールがスムーズに移動しなくなってしまう。一方、押輪の先端部とゴムシールの後端部との間には、さまざまな隙間がある。さまざまな隙間があるので、耐火パッキンが十分膨張しない限り、それらの隙間を完全に塞ぐことは難しい。この点が、特許文献1に開示されたフレキシブル管用継手の耐火性における、改良の余地である。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、フレキシブル管を挿入するだけのワンタッチ操作でシール状に接続でき、シール材によりフレキシブル管の外周面をシールすることでフレキシブル管の変形や施工後の曲げなどに対する影響を受けにくく、シール性能を向上でき、かつ、耐火性能を向上させることができる、フレキシブル管用継手を提供することにある。
図面を参照して本発明のフレキシブル管用継手を説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、フレキシブル管用継手10は、受口部30を有する継手本体20と、シール材24と、抜け止め部材64と、耐火パッキン104と、押輪22とを備える。フレキシブル管300は、受口部30から継手本体20内に挿入される。フレキシブル管300には、円周方向全周にわたって延びる山部310と谷部312とが管軸方向へ交互に並設されている。シール材24は、継手本体20内に収容される。シール材24は、弾性変形可能である。抜け止め部材64は、継手本体20内に収容される。抜け止め部材64は、シール材24と一体化され、かつ、フレキシブル管300の谷部312に係合する。耐火パッキン104は、継手本体20内に収容される。押輪22は、受口部30を介して継手本体20に挿入される。押輪22が、抜け止め部材64ごとフレキシブル管300が継手本体20から抜けるのを止める。フレキシブル管300は、押輪22の中を通り抜けて、受口部30から継手本体20内に挿入される。継手本体20が、シール材待機部44と、シール材縮径案内部46と、シール材収容部48とを有している。シール材待機部44は、シール材24の少なくとも一部が予め配置される。シール材縮径案内部46は、シール材待機部44よりも内奥側に配置される。シール材収容部48は、シール材縮径案内部46よりも内奥側に配置される。シール材24が、シール作用部62と、係合部61とを有している。シール作用部62は、シール材収容部48内に収容されてフレキシブル管300の谷部312にかみ合うことによりフレキシブル管300の外周面と継手本体20の内周面との間をシールする。係合部61は、シール作用部62よりも継手本体20の内奥側に配置され、シール作用部62と一体化され、受口部30へ挿入されたフレキシブル管300に押されることでシール作用部62をシール材収容部48へ移動させる。抜け止め部材64は、シール作用部62がシール材収容部48へ移動するとともにシール材待機部44内へ移動することでフレキシブル管300の谷部312に係合する。耐火パッキン104は、閾値を越える温度となるよう加熱されると膨張する膨張材と合成樹脂とを含有している。耐火パッキン104は、シール材待機部44のうち、シール作用部62の移動に伴って移動中の抜け止め部材64に接触し、かつ、加熱されるとシール材縮径案内部46方向へ膨張し得る位置に配置されている。
このような構成によれば、フレキシブル管300の先端部付近の外周面と継手本体20のシール材収容部48の内周面との間のシール材24によるシール状態は、シール材24のシール作用部62がフレキシブル管300の谷部312の少なくとも斜面に密着することにより得られるので、フレキシブル管300の継手本体20内に挿入される先端部やその付近の変形および施工後の曲げなどに対する影響を受けにくくなり、シール性能を高めることができる。また、シール材24が受口部30に挿入されたフレキシブル管300の先端部による押圧作用を係合部61に受けてシール材収容部48内に押し込まれていると共に、その押し込みに伴いシール材縮径案内部46に摺接し内向きに縮径変形したシール作用部62がフレキシブル管300の谷部312に密着するというシール構造を採用しているので、フレキシブル管300を挿入するだけのワンタッチ操作で簡単に密封シールすることができる。その上、耐火パッキン104は、シール材待機部44のうち、加熱されるとシール材縮径案内部46方向へ膨張し得る位置に配置されている。耐火パッキン104は、閾値を越える温度となるよう加熱されると膨張する膨張材を含有している。これにより、閾値を越える温度となるよう耐火パッキン104が加熱されると、シール材待機部44のうちシール材縮径案内部46方向へ膨張することとなる。シール材待機部44のうちシール材縮径案内部46方向の部分は、フレキシブル管300やシール材24によって塞がれているので、抜け止め部材64から押輪22までの区間に比べて隙間が少ない。隙間が少ない分、容易に塞ぐことができる。容易に塞ぐことができるので、耐火性能が向上する。そして、耐火パッキン104が合成樹脂を含有しているので、その潤滑作用により、シール材24や抜け止め部材64に与える摩擦力を少なくできる。摩擦力を少なくできるので、シール材24や抜け止め部材64をスムーズに動かすことができる。シール材24や抜け止め部材64をスムーズに動かすことができるので、耐火パッキン104を上述した位置に配置することが可能となる。
本発明によれば、フレキシブル管を挿入するだけのワンタッチ操作でシール状に接続でき、シール材によりフレキシブル管の外周面をシールすることでフレキシブル管の変形や施工後の曲げなどに対する影響を受けにくく、シール性能を向上でき、かつ、耐火性能を向上させることができる。
本発明の実施例にかかるフレキシブル管用継手を示す断面図である。 本発明の実施例にかかる継手本体を示す断面図である。 本発明の実施例にかかるフレキシブル管用継手のA矢視図である。 本発明の実施例にかかる金属爪の拡大図である。 本発明の実施例にかかる押輪の斜視図である。 本発明の実施例にかかるフレキシブル管用継手がフレキシブル管を固定する仕組みを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に示すように、本実施例に係るフレキシブル管用継手10は、金属製の継手本体20と、押輪22とを備える。継手本体20と押輪22との間に誤動作防止カラー110がはめ込まれている。なお、誤動作防止カラー110の構造は周知なので、ここではその詳細な説明を繰り返さない。
図2を参照しつつ、継手本体20の構造を説明する。継手本体20の一端部には、受口部30が形成されている。継手本体20の図示しない他端部には、雄ねじが形成されている。受口部30は、フレキシブル管300(本実施例において、フレキシブル管300の材質は継手本体20と異なる。)の先端部を受け入れる口である。継手本体20の内部は、受口部30を介して継手本体20の外部に連通している。なお、本発明の説明において、「連通」とは、通路を介して二つの空間を連続状態にすることを意味する。ここでいう「通路」には管状のものだけでなく単なる孔も含まれる。フレキシブル管300は、押輪22を通り抜け、かつ、受口部30から継手本体20に挿入される。
継手本体20の内部には、押輪収容部42と、シール材待機部44と、シール材縮径案内部46と、シール材収容部48とが設けられている。これらの中で最も受口部30側にあるのは押輪収容部42である。これらの中で最も内奥側にあるのはシール材収容部48である。押輪収容部42は、受口部30の奥に形成され、受口部30に連通される。シール材待機部44は、押輪収容部42の奥に形成され、押輪収容部42に連通される。シール材縮径案内部46は、シール材待機部44の奥に形成される。シール材縮径案内部46は、シール材待機部44から離れるにつれ窄まる。シール材収容部48は、シール材縮径案内部46の奥に形成される。シール材収容部48は、フレキシブル管300の先端部とこの先端部の外周のシール材24とを収容する。シール材24についての説明は後述する。
押輪収容部42は、溝付き部54と抜止縮径案内面56とを有する。溝付き部54は、受口部30に連通される。抜止縮径案内面56は、シール材待機部44との境界部分に設けられている。抜止縮径案内面56は、受口部30から離れるにつれ窄まる。
溝付き部54には、スナップリング仮止め溝92と押輪抜け止め溝94とが設けられている。これらはそれぞれ継手本体20の中心軸に対して直交する方向に延びている。後述するように、これらにはスナップリング26が嵌まる。押輪抜け止め溝94が、スナップリング仮止め溝92に比べ、受口部30から遠い位置に設けられている。スナップリング仮止め溝92内の奥側溝壁には溝テーパ面92aが形成されている。溝テーパ面92aは、シール材待機部44の方向へ向かって窄まっている。
シール材待機部44の内周には、シール材24の外周を取り囲むように耐火パッキン溝96が設けられている。この耐火パッキン溝96には耐火パッキン104が嵌め込まれている。後述するように、耐火パッキン溝96の位置、ひいては、耐火パッキン104の位置は、シール材待機部44のうち、シール作用部62の移動に伴って移動中の抜け止め部材64に接触し、かつ、加熱されるとシール材縮径案内部46方向へ膨張し得る位置である。
本実施例において、耐火パッキン104は、合成樹脂(シール材24に対する潤滑性が良好であれば良好であるほど好ましい。ただし、通常、シール材24として利用され得る素材に対して合成樹脂の潤滑性は従来の耐火パッキンのようなゴムに比べ良好なので、ここではその具体的な種類を特に限定しない。)と、熱膨張性黒鉛(熱膨張性黒鉛に代え、耐火パッキンに利用しえる膨張材であれば、その種類は特に限定されない。)とを含有する。
シール材収容部48の内奥端にはストッパー部50が設けられている。ストッパー部50は、シール材収容部48に比べ、継手本体20の中心軸方向へ突出している。
再び図1を参照しつつ、押輪22、シール材24、および、スナップリング26の配置と役割とを説明する。押輪22は、この継手本体20に、押込み代を残す仮挿入状態で接続される。シール材24は、継手本体20の受口部30を経て継手本体20の中に収容される。シール材24は、押輪22よりも継手本体20の奥側(図示しない雄ねじ側)に配置される。スナップリング26は、継手本体20内に収容される。スナップリング26は、その径方向へ拡縮可能な係合部材である。
図1および図3を参照しつつ、シール材24の構造を説明する。本実施例にかかるシール材24は、係合部61と、シール作用部62とを有する。シール材24の中央には管挿入孔63が形成されている。管挿入孔63にはフレキシブル管300が挿入される。係合部61は、管挿入孔63へ挿入されたフレキシブル管300に押されることでシール材24を継手本体20の挿入完了位置(本実施例においてはシール材収容部48)へ移動させる部分である。シール作用部62は、係合部61の後端部に外向きに張り出している。シール作用部62がフレキシブル管300の谷部312にかみ合うことにより、継手本体20の内周面とフレキシブル管300の外周面とがシールされる。
係合部61は、筒状部61aと、管端受け部61bとを有する。筒状部61aの内径はフレキシブル管300の山部310の外径とほぼ同一である。管端受け部61bは、この筒状部61aの前端部に内向きに張り出している。継手本体20の中にフレキシブル管300が挿入されると、管端受け部61bがフレキシブル管300の先端に突き当たる。
シール材24の後方側すなわち係合部61よりも受口部30に近い側には、複数の抜け止め部材64が設けられている。これらの抜け止め部材64は、円周方向に並ぶように配置される。抜け止め部材64同士は、所定間隔をおいて離れている。継手本体20の中にシール材24が収容されたとき、抜け止め部材64によって囲まれる空間の直径は、フレキシブル管300の山部310の外径より大きい。抜け止め部材64は、シール材24が継手本体20の挿入完了位置に到達していない手前の位置(本実施例においては、図1に示す位置のこと)に位置しており、かつ、押輪22により押されたとき、押輪22の先方に立ちはだかって、スナップリング26の押輪抜け止め溝94への嵌り込みを阻止する。
本実施例において、係合部61と、抜け止め部材64とは、一体となっている。
本実施例の場合、筒状部61aと、管端受け部61bと、シール作用部62と、抜け止め部材64の一部とは、ゴム製である。これらの素材として用いられる弾性変形可能な素材の例には、NBR(Acrylonitrile-Butadiene Rubber)、SBR(Styrene-butadiene rubber)、EPDM(ethylene propylene rubber)などがある。これらはいずれもゴムである。しかしながら、筒状部61aと、管端受け部61bと、シール作用部62と、抜け止め部材64の一部との素材は弾性変形可能な素材であればよく、ゴムに限定されない。さらに、これらの表面部分の材質は、同一材料で形成されていてもよいし、異なる材料で形成されていてもよい。当然、フレキシブル管300の被覆層314と同一の材料で形成されていてもよいし、異なる材料で形成されていてもよい。
図1に示すように、管端受け部61bには、黄銅製座金などの補強芯金61fが埋込まれている。抜け止め部材64の先端には、金属爪70(金属爪の素材の例として、黄銅がある。)が設けられている。金属爪70のうちフレキシブル管300の外周面に接触する部分と継手本体20の内面に接触する部分および押輪22に接触する部分と(本実施形態の場合についてより具体的に述べると、金属爪70の外周面のうちフレキシブル管300にも継手本体20にも接触しない側面部分を除くすべて)は、上述したゴムによって覆われている。
金属爪70は、押輪22により押されたときに押輪22の前方に立ちはだかる。また、金属爪70は、フレキシブル管300の谷部312にかみ合う。
図4を参照しつつ、金属爪70付近の具体的な構造を説明する。金属爪70は、拘束部70aと抜止部70bと内周面対向部70cと押輪対向部70dとを有する。拘束部70aは、押輪22の後述する先端部分82aによって抜止縮径案内面56に押付けられる(このため、抜止縮径案内面56は、金属爪70を受け止めることとなる)。嵌込部70bは、シール材収容部48の奥へ係合部61が押し込まれることに伴って押輪収容部42の中からシール材待機部44の中へ移動する。嵌込部70bは、押輪収容部42の中からシール材待機部44の中へ移動することに伴ってフレキシブル管300の外周に嵌まる。内周面対向部70cは、継手本体20の内周面に対向する部分である。押輪対向部70dは、フレキシブル管300に引き抜き力がかかったときなどに、押輪22に接触する部分である。なお、嵌込部64のうちゴムで構成されている部分が拘束部70aまで及んでいることから、フレキシブル管300の引き抜きによりシール材24が引き抜き方向に移動される時には嵌込部64をフレキシブル管300の挿入前の状態に復帰させて谷部312から離れさせ係合を解除させることができる。さらに、嵌込部64のうちゴムで構成されている部分が嵌込部70bまで及んでいることから、嵌込部64をフレキシブル管300の挿入前の状態に復帰させるための弾性力は高くなっている。
シール材24は、フレキシブル管300の差込み前(初期状態)において、図1に示すように配置される。これにより、初期状態において、管端受け部61bおよび筒状部61aがシール材収容部48内に位置し、シール作用部62がシール材待機部44内に位置し、かつ、抜け止め部材64の先端部分が押輪収容部42内の妨害位置に位置するように、シール材24は配置されることとなる。
図1および図5を参照しつつ、押輪22の構造を説明する。押輪22は、継手本体20の中に挿入される。受口部30の中において押輪22は軸方向に移動可能である。押輪22の中を、フレキシブル管300が挿通可能である。
押輪22のうち抜け止め部材64に対向する部分には、先端部分82aが設けられている。後述の説明から明らかなように、先端部分82aは、妨害位置に抜け止め部材64が配置されているとき継手本体20の中に押輪22が押し込まれると押輪収容部42の内周面に抜け止め部材64を押付ける。なお、本実施例の場合についてさらに具体的に述べるならば、押付けられた抜け止め部材64を受け止めるのは、押輪収容部42のうち、抜止縮径案内面56である。
先端部分82aは、傾斜面106aと先端面106bとを有する。傾斜面106aの形状は先細形である。これにより、傾斜面106aは、押輪22の先端に近付くにつれ窄まることになる。本実施例における傾斜面106aの勾配は、継手本体20に設けられた抜止縮径案内面56とほぼ同じである。本実施例の先端面106bは、押輪22の先端に配置される平面である。もちろん、先端面106bは曲面その他の面であってもよい。ちなみに、先端面106bのうち押輪22の中心側の端における内径は、シール材待機部44の内径以上である。
押輪22のうち抜け止め部材64に対向する先端部分の内周には、反力部82bが設けられている。反力部82bは、受口部30の奥に向かって広がる先拡がり状である。
図5において反力部82bの奥にあたる部分には、外周面対向部82cが設けられている。外周面対向部82cは、フレキシブル管300が押輪22を通り抜け、かつ、フレキシブル管300の被覆層314が押輪22の突き当て部に当たったとき、フレキシブル管300の外周面(山部310および谷部312のうち、被覆層314が剥離された結果露出している部分のこと)に対向する部分である。
図5に示すように、押輪22のうち継手本体20の内周に対向する面には押輪保持溝84が設けられている。押輪保持溝84は、押輪22の中心軸に対して直交する方向に形成されている。
押輪22のうち押輪保持溝84より入口側の部分には防水パッキン溝86が設けられている。この防水パッキン溝86には防水パッキン102が嵌め込まれている。
図1に示すように、嵌入予定部77には、誤動作防止カラー110が嵌め込まれている。嵌入予定部77とは、押輪22のうち、スナップリング26の外周がスナップリング仮止め溝92に嵌め込まれているときには継手本体20から露出し、かつ、スナップリング26の外周が押輪抜け止め溝94に嵌め込まれているときには受口部30の中に配置される部分のことである。
なお、押輪22の押込み代は、スナップリング仮止め溝92と押輪抜け止め溝94との間の距離にほぼ等しくなるように設定されている。
次に、上述したフレキシブル管用継手10にフレキシブル管300を接続する要領について図6を参照しつつ説明する。
フレキシブル管300の接続に際しては、先ず、フレキシブル管300を、押輪22の入口側から継手本体20の受口部30内に差し込む。なお、このフレキシブル管300の先端部分の被覆層314は、山部310が8つ露出するよう、予め剥離されている。ただし、山部310をいくつ露出させるかは、継手本体20の大きさなどに応じて定められるものである。山部310をいくつ露出させるかは、本実施例のものに限定されない。
受口部30内に差し込まれたフレキシブル管300は、シール材24の中を、抜け止め部材64の中、シール作用部62の中、筒状部61aの中の順に通過する。その後、図6(A)に示すように、フレキシブル管300の先端部は、シール材24の管端受け部61bに突き当たる。その際、シール材24のシール作用部62が外向きに張り出す形に形成されているので、フレキシブル管300の差込み時にそのシール作用部62が障害になるようなことない。フレキシブル管300の先端部はシール材24内にスムーズに挿入できる。
シール材24の管端受け部61bに突き当たるまでフレキシブル管300が差込まれると、シール材24の筒状部61aはシール材収容部48の奥へ押込まれる。この押込みに伴い、シール材24のシール作用部62はシール材縮径案内部46の窄まり側に移動する。シール作用部62は、シール材縮径案内部46に押されて内向きに縮径変形する。シール作用部62は、シール材縮径案内部46を通過してシール材収容部48内に引き込まれるや否やフレキシブル管300の谷部312にかみ合う。その際、シール作用部62は、谷部312の斜面に密着する。これと同時に抜け止め部材64が抜止縮径案内面56の窄まり側に移動する。抜け止め部材64は、抜止縮径案内面56によって縮径方向に押されながらシール材待機部44に引き込まれる。これにより、図6の(B)に示すように、フレキシブル管300の先端部の外周面と継手本体20のシール材収容部48の内周面との間がシール材24によって確実に密封シールされる。そこが密封シールされることで、フレキシブル管300内を流れる流体が継手本体20から漏れ出るのを防止できる。フレキシブル管300が少々変形していたとしても、その効果はほとんど低下しない。なお、フレキシブル管300の先端部とシール材24の管端受け部61bとの間でもシール機能を期することができる。図6の(B)は、シール材24の管端受け部61bの内径部およびフレキシブル管300の先端部の内面が、シール材収容部48の奥のストッパー部50に突き当たった状況を示す。
フレキシブル管300の差込み完了後には、誤動作防止カラー110を押輪22から外す。誤動作防止カラー110が外れると、押輪22を完全に押込む。この押し込みに伴い、スナップリング26は、押輪保持溝84内に内周部が嵌め込まれた状態で、溝テーパ面92aに沿ってスナップリング仮止め溝92から滑り出す。溝テーパ面92aに沿って移動するため、スナップリング26は縮径するよう弾性変形する。そして、押輪22が完全に押し込まれた時点で、スナップリング26の外周部が押輪抜け止め溝94に嵌まる。スナップリング26の外周部が押輪抜け止め溝94に嵌まる時、それまで縮径していたスナップリング26は拡径する。これにより、押輪22の位置を固定できる。図6の(C)は、押輪22が完全に押し込まれた状態を示す。押輪22の先端部は、抜け止め部材64の後側に位置する完全な押込み位置に保持される。
このとき、図6の(C)から明らかなように、シール材24によるシール状態は確保される。また、図6の(C)から明らかなように、耐火パッキン104は、シール材待機部44のうち、シール作用部62の移動に伴って移動中の抜け止め部材64に接触し、かつ、加熱されるとシール材縮径案内部46方向へ膨張し得る位置に配置されている。
さらに、押輪22の完全な押込みに伴い、押輪22の先端部の反力部82bが抜け止め部材64に近接し、かつ、対向する。この後、フレキシブル管300に対して継手本体20から引き抜く方向に引抜力がかかると、抜け止め部材64は、受口部30の方向に少し移動して、反力部82bに接触する。抜け止め部材64は、反力部82bに接触すると、反力部82bから反力を受ける。抜け止め部材64が反力部82bから反力を受けると、嵌込部70bは、フレキシブル管300の谷部312の底の方へ移動する。抜け止め部材64が反力部82bから反力を受け、かつ、嵌込部70bがフレキシブル管300にその反力を伝達することで、フレキシブル管300の抜け出しは阻止される。
次に、露出部分の長さが不足するフレキシブル管300が挿入された場合における、フレキシブル管用継手10の動作を説明する。
継手本体20の中にフレキシブル管300が挿入されると、そのフレキシブル管300は、シール材24の中を、抜け止め部材64、シール作用部62、筒状部61aの順に通過する。その後、フレキシブル管300の先端部は、シール材24の管端受け部61bに突き当たる。
シール材24の管端受け部61bに当接するまでフレキシブル管300が差込まれると、シール材24の筒状部61aはシール材収容部48の奥へ押込まれる。この押込みに伴い、シール材24のシール作用部62はシール材縮径案内部46の窄まり側に移動する。これと同時に抜け止め部材64が抜止縮径案内面56の窄まり側に移動する。ただし、フレキシブル管300の被覆層314が押輪22の突き当て部88に突き当たるので、抜け止め部材64の一部はシール材待機部44内へ引き込まれない。
被覆層314が突き当て部88に突き当たると、誤動作防止カラー110が押輪22から外される。誤動作防止カラー110が外れると、押輪22が継手本体20に押し込まれる。この押し込みに伴い、押輪22の先端部分82aは、継手本体20の奥へ進む。継手本体20の奥へ進んだ先端部分82aは、拘束部70aを抜止縮径案内面56に押付ける。拘束部70aを抜止縮径案内面56に押付けることで、押輪22は拘束部70aから反力を受ける。反力を受けるので、押輪22は、継手本体20の奥へ進めない。
なお、フレキシブル管300を継手本体20に挿入せずに押輪22を押込んだ場合、金属爪70は、押輪22の前方に立ちはだかる。押輪22の先端部分82aは、金属爪70に当たる。先端部分82aが金属爪70に当たることで、金属爪70の拘束部70aが押輪収容部42の内周面に押付けられる。押輪収容部42の内周面は、金属爪70の拘束部70aを受け止める。これにより、フレキシブル管300が継手本体20に挿入されていないにも関わらず押輪22が継手本体20の中に押込まれる事態は避けられる。
以上のようにして、本実施形態にかかるフレキシブル管用継手10は、フレキシブル管300の電食を抑制できる。
今回開示された実施例はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施例に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
たとえば、本発明は、継手本体20の一端に受口部30が形成され、継手本体20の他端に雄ねじが形成されたフレキシブル管用継手に限られない。本発明は、他の構造、例えば、ヘッダーとして使用可能な各種の形態のフレキシブル管用継手や、両端に受口部を有する左右対称のソケット形のフレキシブル管用継手や、エルボ型のフレキシブル管用継手などにも適用できることは勿論である。
10 フレキシブル管用継手
20 継手本体
22 押輪
24 シール材
26 スナップリング
30 受口部
42 押輪収容部
44 シール材待機部
46 シール材縮径案内部
48 シール材収容部
50 ストッパー部
54 溝付き部
56 抜止縮径案内面
61 係合部
61a 筒状部
61b 管端受け部
61f 補強芯金
62 シール作用部
63 管挿入孔
64 抜け止め部材
70 金属爪
70a 拘束部
70b 嵌込部
70c 内周面対向部
70d 押輪対向部
77 嵌入予定部
82a 先端部分
82b 反力部
82c 外周面対向部
84 押輪保持溝
86 防水パッキン溝
88 突き当て部
92 スナップリング仮止め溝
92a 溝テーパ面
94 押輪抜け止め溝
96 耐火パッキン溝
102 防水パッキン
104 耐火パッキン
106a 傾斜面
106b 先端面
110 誤動作防止カラー
300 フレキシブル管
310 山部
312 谷部
314 被覆層

Claims (1)

  1. 受口部を有する継手本体を備え、
    フレキシブル管が、前記受口部から前記継手本体内に挿入され、
    前記フレキシブル管には、円周方向全周にわたって延びる山部と谷部とが管軸方向へ交互に並設されており、
    前記継手本体内に収容される弾性変形可能なシール材と、
    前記継手本体内に収容され、前記シール材と一体化され、かつ、前記フレキシブル管の谷部に係合する抜け止め部材と、
    前記継手本体内に収容される耐火パッキンと、
    前記受口部を介して前記継手本体に挿入され、前記抜け止め部材ごと前記フレキシブル管が前記継手本体から抜けるのを止める押輪とをさらに備え、
    前記フレキシブル管が、前記押輪の中を通り抜けて、前記受口部から前記継手本体内に挿入されるフレキシブル管用継手であって、
    前記継手本体が、
    前記シール材の少なくとも一部が予め配置されるシール材待機部と、
    前記シール材待機部よりも内奥側に配置されるシール材縮径案内部と、
    前記シール材縮径案内部よりも内奥側に配置されるシール材収容部とを有しており、
    前記シール材が、
    前記シール材収容部内に収容されて前記フレキシブル管の谷部にかみ合うことにより前記フレキシブル管の外周面と前記継手本体の内周面との間をシールするシール作用部と、
    前記シール作用部よりも前記継手本体の内奥側に配置され、前記シール作用部と一体化され、前記受口部へ挿入された前記フレキシブル管に押されることで前記シール作用部を前記シール材収容部へ移動させる係合部とを有しており、
    前記抜け止め部材は、前記シール作用部が前記シール材収容部へ移動するとともに前記シール材待機部内へ移動することで前記フレキシブル管の谷部に係合し、
    前記耐火パッキンが、閾値を越える温度となるよう加熱されると膨張する膨張材と合成樹脂とを含有し、
    前記耐火パッキンは、前記シール材待機部のうち、前記シール作用部の移動に伴って移動中の前記抜け止め部材に接触し、かつ、加熱されると前記シール材縮径案内部方向へ膨張し得る位置に配置されていることを特徴とする、フレキシブル管用継手。
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