JP5268270B2 - 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージングデータ処理方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージングデータ処理方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージングデータ処理方法に関する。
磁気共鳴(MR)イメージングは、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをそのラーモア周波数の高周波信号で時期的に励起し、この励起に伴って発生したNMR信号を用いて画像を再構成する撮像法である。この撮像法を実施する磁気共鳴イメージング装置は、いまや、必須の医用モダリティになっている。
近年、磁気共鳴イメージング装置においては、被検体の体表付近からの信号を効率よく検出し、ノイズの寄与する領域を小さく抑えることができることから、高いSN比(Signal to Noise Ratio)を得ることが可能な表面コイルが用いられるようになってきている。特に、複数の表面コイルを所望の位置に配列させて形成されるフェーズドアレイコイル(PAC:Phased Array Coil)が提案されており、これにより、同じ大きさの1つのコイルを使用した場合に比べてより高いSN比や、より広い感度領域が得ることができる。
ところで、磁気共鳴イメージング装置では、各表面コイルから得られるNMR信号のSN比が好適となるようにするために、予め各表面コイルの感度分布を求め、各表面コイルの位置を検出する必要がある。
そこで、各表面コイルの位置を検出する技術が提案されている(例えば特許文献1乃至特許文献2参照)。
また、フェーズドアレイコイルのうち、磁気共鳴イメージング装置における幾何学的な位置が予め分かっている表面コイルの位置情報を用いて、フェーズドアレイコイルの位置を表示する技術も提案されている。
特開平4−138133号公報 特開2003−38458号公報
しかしながら、従来の技術では、フェーズドアレイコイルのうち、磁気共鳴イメージング装置における幾何学的な位置が予め分かっている表面コイルの位置情報を用いて、フェーズドアレイコイルの位置を表示することはできるが、位置が表示されるフェーズドアレイコイルが、磁気共鳴イメージング装置における幾何学的な位置が予め分かっている表面コイルに限定されてしまったり、あるいは、例えば被検体に対して可動式の表面コイルの位置を正確に検出して表示することは困難であるという課題があった。
また、表面コイルの位置を検出する際に、各表面コイルの感度分布それ自体は表示されておらず、オペレータが実際の各表面コイルの感度分布を把握することは困難であるという課題もあった。
本発明の実施形態は、フェーズドアレイコイルの感度分布を表示するとに、フェーズドアレイコイルの位置を正確かつ簡単に表示できる磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージングデータ処理方法の提供を目的とする。
本発明の一実施形態では、磁気共鳴イメージング装置はフェーズドアレイコイルで受信されたNMR信号の生データからフェーズドアレイコイルの感度マップを生成する第1の生成手段と感度マップにおける所定のエンコード方向の信号強度を順次加算することで上記所定のエンコード方向とは別のエンコード方向における信号強度の変化を示す感度分布を生成する第2の生成手段と感度分布を用いてフェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出する算出手段と、上記算出手段により算出された表面コイルの位置に従って感度分布表示する表示手段とを備える
本発明の一実施形態では、磁気共鳴イメージングデータ処理方法は、フェーズドアレイコイルで受信されたNMR信号の生データからフェーズドアレイコイルの感度マップを生成するステップと、感度マップにおける所定のエンコード方向の信号強度を順次加算することで上記所定のエンコード方向とは別のエンコード方向における信号強度の変化を示す感度分布を生成するステップと、感度分布を用いて前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出するステップと、算出された各表面コイルの位置に従って感度分布を表示するステップとを有する。
本発明の実施形態によれば、フェーズドアレイコイルの位置を正確に、かつ、簡単に表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置20の構成を表している。
図1に示されるように、磁気共鳴イメージング装置20は、静磁場を形成する筒状の静磁場用磁石21と、静磁場用磁石21の内部に設けられたシムコイル22、傾斜磁場コイルユニット23、およびRFコイルユニット24により構成されている。これらユニットは、磁気共鳴イメージング装置20の図示せぬガントリに内蔵されている。
また、磁気共鳴イメージング装置20には制御系25が備えられる。制御系25は、静磁場電源26、傾斜磁場電源27、シムコイル電源28、送信器29、受信器30、シーケンスコントローラ31、およびコンピュータ32を具備している。制御系25の傾斜磁場電源27は、X軸傾斜磁場電源27x、Y軸傾斜磁場電源27y、およびZ軸傾斜磁場電源27zで構成される。また、コンピュータ32には、入力装置33、表示装置34、演算装置35、および記憶装置36が備えられる。
静磁場用磁石21は静磁場電源26に接続されており、この静磁場用磁石21は、静磁場電源26から供給された電流により撮像領域に静磁場を形成する。なお、静磁場用磁石21は超伝導コイルで構成される場合が多く、一般的に、励磁の際には静磁場用磁石21は静磁場電源26に接続され、この静磁場電源26から静磁場用磁石21に電流が供給されるが、一旦励磁された後においては、静磁場用磁石21と静磁場電源26とは非接続状態とされる。また、静磁場用磁石21を永久磁石により構成するようにし、静磁場電源26を設けないようにしてもよい。
また、静磁場用磁石21の内側には、同軸上に筒状のシムコイル22が設けられる。シムコイル22はシムコイル電源28に接続されており、シムコイル電源28から供給される電流により静磁場を均一化する。
傾斜磁場コイルユニット23は、X軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y、およびZ軸傾斜磁場コイル23zにより構成されており、静磁場用磁石21の内部において筒状に形成される。傾斜磁場コイルユニット23の内側には寝台37が設けられており、寝台37には被検体Pがセットされ、傾斜磁場コイルユニット23の内側の領域は撮像領域とされる。RFコイルユニット24は図示せぬガントリに内蔵されずに、寝台37や被検体P近傍に設けるようにしてもよい。
また、傾斜磁場コイルユニット23は、傾斜磁場電源27に接続される。すなわち、傾斜磁場コイルユニット23のX軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23y、およびZ軸傾斜磁場コイル23zは、それぞれ、傾斜磁場電源27のX軸傾斜磁場電源27x、Y軸傾斜磁場電源27yおよびZ軸傾斜磁場電源27zと接続される。
そして、X軸傾斜磁場電源27x、Y軸傾斜磁場電源27yおよびZ軸傾斜磁場電源27zからそれぞれX軸傾斜磁場コイル23x、Y軸傾斜磁場コイル23yおよびZ軸傾斜磁場コイル23zに供給された電流により、傾斜磁場コイルユニット23の内側の撮像領域にそれぞれX軸方向の傾斜磁場Gx、Y軸方向の傾斜磁場Gy、およびZ軸方向の傾斜磁場Gzが形成される。
RFコイルユニット24は、送信器29および受信器30と接続される。RFコイルユニット24は、送信器29から高周波信号を受けて被検体Pに送信し、被検体P内部の原子核スピンの高周波信号による励起に伴って発生したNMR信号を受信する。
図2は、図1のRFコイルユニット24の詳細な構成を表している。なお、図3は図2に示される、被検体Pの体表側に設けられる表面コイル24cの配置例を示しており、図4は図2に示される、被検体Pの背面側に設けられる表面コイル24cの配置例を示している。
図2に示されるように、RFコイルユニット24は、筒状の全身用(WB:whole-body)コイル24aとフェーズドアレイコイル24bを備えている。フェーズドアレイコイル24bは、複数の表面コイル24cを備えており、これらの表面コイル24cは被検体Pの体表側と背面側とにそれぞれ複数配置される。
例えば図3に示されるように、被検体Pの体表側には、広範囲の撮影部位がカバーされるように例えばx方向に4列、z方向に8列の合計32個の表面コイル24cが配置される。また、例えば図4に示されるように、被検体Pの背面側にも同様に広範囲の撮影部位がカバーされるようにx方向に例えば4列、z方向に8列の合計32個の表面コイル24cが配置される。なお、背面側では、被検体Pの背骨の存在を考慮した感度向上の観点から、体軸付近に他の表面コイル24cよりも小さい表面コイル24cが配置される。
一方、受信器30は、デュプレクサ30a,アンプ30b、切換合成器30c、および受信系回路30dを備えている。デュプレクサ30aは、送信器29、WBコイル24aおよび、WBコイル24a用のアンプ30bに接続される。アンプ30bは、各表面コイル24cおよびWBコイル24aの数だけ設けられ、それぞれ個別に各表面コイル24cおよびWBコイル24aに接続される。切換合成器30cは、単一または複数個設けられ、切換合成器30cの入力側は、複数のアンプ30bを介して複数の表面コイル24cまたはWBコイル24aに接続される。受信系回路30dは、各表面コイル24cおよびWBコイル24aの数以下となるように所望の数だけ設けられ、切換合成器30cの出力側に設けられる。
WBコイル24aは、高周波信号の送信用のコイルとして用いることができる。また、WBコイル24aを受信用のコイルとして用いることもできる。勿論、NMR信号の受信用のコイルとして各表面コイル24cを用いるようにしてもよい。
このため、デュプレクサ30aは、送信器29から出力された送信用の高周波信号をWBコイル24aに与える一方、WBコイル24aにおいて受信されたNMR信号を受信器30内のアンプ24dを経由して切換合成器30cに与えるように構成されている。また、各表面コイル24cにおいて受信されたNMR信号もそれぞれ対応するアンプ24dを経由して切換合成器30cに出力されるように構成されている。
切換合成器30cは、表面コイル24cやWBコイル24aから受けたNMR信号の合成処理および切換を行って、対応する受信系回路30dに出力するように構成されている。換言すれば、受信系回路30dの数に合わせて表面コイル24cやWBコイル24aから受けたNMR信号の合成処理および切換が切換合成器30cにおいて行われ、所望の複数の表面コイル24cを用いて撮影部位に応じた感度分布を形成して様々な撮影部位からのNMR信号を受信できるように構成されている。
但し、表面コイル24cを設けずに、WBコイル24aのみでNMR信号を受信するようにしてもよい。また、切換合成器30cを設けずに、表面コイル24cやWBコイル24aにおいて受信されたNMR信号を直接受信系回路30dに出力するようにしてもよい。さらに、より多くの表面コイル24cを広範囲にわたって配置することもできる。
図5は、図2に示される、被検体Pの体表側に設けられる表面コイル24cの別の配置例を示しており、図6は図2に示される、被検体Pの背面側に設けられる表面コイル24cの別の配置例を示している。
図5および図6に示されるように、さらに多くの表面コイル24cを被検体Pの周囲に配置することができる。例えば図5の場合、x方向に4列、z方向に4列の16要素の表面コイル24cで構成されるコイルユニット24dがz方向に3つ配置されているため、合計48要素の表面コイル24cが被検体Pの体表側に設けられる。また、例えば図6の場合、x方向に4列、z方向に8列の32要素の表面コイル24cで構成されるコイルユニット24eが背骨側に、図示せぬ2要素の表面コイル24cを備えたコイルユニット24fが顎付近に、図示せぬ12要素の表面コイル24cを備えたコイルユニット24gが頭部にそれぞれは位置されるため、合計46要素の表面コイル24cが被検体Pの背面側に設けられる。そして、図5および図6に示されるように、被検体Pの体表側および背面側に表面コイル24cを配置すれば、合計94要素の表面コイル24cが被検体Pの周囲に配置されることとなる。各表面コイル24cは、図示せぬコイルポートを経由してそれぞれ専用のアンプ30bと接続される。
そして、多数の表面コイル24cを被検体Pの周囲に配置することによって、コイルや被検体Pの位置を移動させることなく複数の撮影部位からのデータを受信することが可能な全身用のフェーズドアレイコイル24bを形成することができる。WBコイル24aもそのコイルや被検体Pの位置を移動させることなく複数の撮影部位からのデータを受信することは可能であるが、全身用のフェーズドアレイコイル24bを受信用のコイルとして用いれば、より撮影部位に適した感度およびより良好なSNR (signal to noise ratio)でデータを受信することが可能となる。
一方、図1に戻り、制御系25のシーケンスコントローラ31は、傾斜磁場電源27、送信器29および受信器30に接続される。シーケンスコントローラ31は、傾斜磁場電源27、送信器29および受信器30を駆動させるために必要な制御情報、例えば傾斜磁場電源27に印加すべきパルス電流の強度や印加時間、印加タイミング等の動作制御情報を記述したシーケンス情報を記憶するとともに、記憶された所定のシーケンスに従って傾斜磁場電源27、送信器29および受信器30を駆動させることによりX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場Gy,Z軸傾斜磁場Gzおよび高周波信号を発生させる。
また、シーケンスコントローラ31は、受信器30におけるNMR信号の検波およびA/D変換により得られた複素データである生データ(raw data)を受けてコンピュータ32に出力する。
このため、送信器29には、シーケンスコントローラ31から受けた制御情報に基づいて高周波信号をRFコイルユニット24に与える機能が備えられる一方、受信器30には、RFコイルユニット24から受けたNMR信号を検波して所要の信号処理を実行するとともにA/D変換することにより、デジタル化された複素データである生データを生成する機能と、生成した生データをシーケンスコントローラ31に与える機能とが備えられる。
さらに、磁気共鳴イメージング装置20には、被検体PのECG信号を取得するECGユニット38が備えられる。ECGユニット38により取得されたECG信号はシーケンスコントローラ31を介してコンピュータ32に出力されるように構成される。また、寝台37は、寝台駆動装置39を備えている。寝台駆動装置39は、コンピュータ32と接続され、コンピュータ32からの制御によって寝台37の天板(table)を移動させてmoving table法やstepping-table法による撮像を行うことができるように構成される。moving table法は、撮影時に寝台37の天板を連続移動することによって移動方向に大きな撮影視野(FOV: field of view)を得る技術である。stepping-table法は、stationごとに寝台37の天板をステップ移動させて3D(dimensional)撮像する技術である。これらの技術は、全身撮像のように一度に撮像できないような広領域の撮像を行う場合に用いられる。寝台37を移動して収集された複数の画像は、コンピュータ32における合成処理によって互いに繋ぎ合わせることも可能である。
また、コンピュータ32の演算装置35は、例えばCPU(Central Processing Unit)などからなり、コンピュータ32の記憶装置36に保存されているプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより磁気共鳴イメージング装置20を統括的に制御する。勿論、プログラムによらず、特定の回路を設けてコンピュータ32を構成するようにしてもよい。
図7は、図1の磁気共鳴イメージング装置20のコンピュータ32が実行することができる機能的な構成を表している。
シーケンスコントローラ制御部41は、オペレータにより入力装置33が操作されることにより入力された種々の情報に基づいて、シーケンスコントローラ31の駆動を統括的に制御する。シーケンスコントローラ制御部41は、例えばEPI(Echo Planar Imaging)や、フェーズドアレイコイル24bを用いたイメージングであるPI(Parallel Imaging)などのシーケンスをシーケンスコントローラ31に与えてダイナミックスキャンを実行させる。
感度マップ生成部42は、シーケンスコントローラ31からシーケンスコントローラ制御部41を介して供給された生データ(raw data)を取得し、取得された生データをk空間(フーリエ空間)に配置するとともに、配置された生データに所定の信号処理を施すことにより感度マップを生成し、生成された感度マップを感度分布生成部43と表示制御部45に供給する。
感度分布生成部43は、感度マップ生成部41から供給された感度マップを取得し、取得された感度マップにおける各信号強度に基づいて、エンコード方向の信号強度の変化を示す感度分布を生成し、生成された感度分布をコイル位置算出部44と表示制御部45に供給する。
コイル位置算出部44は、感度分布生成部43から供給された感度分布を取得し、取得された感度分布を用いて所定の算出方法により、フェーズドアレイコイル24bを形成する各表面コイル24cの位置を算出し、算出された各表面コイル24cの位置に関する算出データを表示制御部45に供給する。
表示制御部45は、感度マップ生成部42から供給された感度マップを取得するとともに、感度分布生成部43から供給された感度分布を取得する。また、表示制御部45は、コイル位置算出部44から供給された各表面コイル24cの位置に関する算出データを取得し、取得された各表面コイル24cの位置に関する算出データに従い、感度マップ上に感度分布を重畳して表示装置34に表示させる。
次に、図8のフローチャートを参照して、図7の磁気共鳴イメージング装置20におけるコイル位置表示処理について説明する。このコイル位置表示処理は、オペレータにより入力装置33が操作されることにより、コイル位置表示処理を開始するとの指示が受け付けられることで、開始される。
ステップS1において、シーケンスコントローラ制御部41は、オペレータにより入力装置33が操作されることにより、コイル位置表示処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、コイル位置表示処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定するまで待機する。
ステップS1においてコイル位置表示処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、シーケンスコントローラ制御部41はステップS2で、オペレータにより入力装置33が操作されることにより選択された選択範囲において、フェーズドアレイコイル24bを用いたイメージングであるPI(Parallel Imaging)のシーケンスをシーケンスコントローラ31に与えてダイナミックスキャンを実行させる。
その後、シーケンスコントローラ制御部41は、シーケンスコントローラ31から供給された複素データである生データを逐次取得し、取得された生データを感度マップ生成部42に供給する。
ステップS3において、感度マップ生成部42は、シーケンスコントローラ31からシーケンスコントローラ制御部41を介して供給された生データ(raw data)を取得し、取得された生データをk空間(フーリエ空間)に配置するとともに、配置された生データに所定の信号処理を施すことにより感度マップを生成し、生成された感度マップを感度分布生成部43と表示制御部45に供給する。
ステップS4において、感度分布生成部43は、感度マップ生成部41から供給された感度マップを取得し、取得された感度マップにおける各信号強度に基づいて、エンコード方向の信号強度の変化を示す感度分布を生成する。
例えば感度マップにおける読み出しエンコード方向の信号強度が順次加算され、加算された読み出しエンコード方向の信号強度が位相エンコード方向の所定の位置の感度とされ、エンコード方向(例えば位相エンコード方向)の信号強度の変化を示す感度分布として、例えば図9の斜線部分a乃至dに示されるような感度分布が生成される。なお、エンコード方向は、位相エンコード方向だけでなく、スライスエンコード方向でもよい。
感度分布生成部43は、生成された感度分布をコイル位置算出部44と表示制御部45に供給する。
ステップS5において、コイル位置算出部44は、感度分布生成部43から供給された感度分布を取得し、取得された感度分布を用いて所定の算出方法により、フェーズドアレイコイル24bを形成する各表面コイル24cの位置(例えば各表面コイル24cの中心位置など)を算出する。
具体的には、コイル位置算出部44は、各表面コイル24cが予め有している感度分布の設定値と、実際に生成された感度分布とを比較して相関係数を算出し、例えば図10に示されるように、算出された相関係数を参照して各表面コイル24cの位置(例えば各表面コイル24cの中心位置)を算出する。勿論、各表面コイル24cが予め有している感度分布の設定値の代わりに、ファントムを用いて実際に求めた感度分布を用いるようにしてもよい。
なお、ファントムの内部は均一であるのに対して実際の被検体Pの内部は均一ではないために、実際に生成される感度分布は、ファントムを用いて実際に求めた感度分布とは異なり、被検体Pのプロトン密度により影響を受ける。そこで、ファントムを用いて実際に求めた感度分布を用いて各表面コイル24cの位置(例えば各表面コイル24cの中心位置など)を算出する場合、WBコイル24aを用いて感度マップを生成し、生成されたWBコイル24aを用いた感度マップに基づいて、実際に表面コイル24cを用いた感度分布を補正し、補正された表面コイル24cを用いた感度分布と、ファントムを用いて実際に求めた感度分布とを比較して相関係数を算出し、算出された相関係数を参照して各表面コイル24cの位置を算出するようにしてもよい。勿論、逆に、生成されたWBコイル24aを用いた感度マップに基づいて、ファントムを用いて実際に求めた感度分布を補正して比較するようにしてもよい。
また、各表面コイル24cの位置(例えば各表面コイル24cの中心位置)を算出する際に、エンコード方向(例えば位相エンコード方向など)の信号強度の変化を示す感度分布を用いるようにしたが、このような場合に限られず、エンコード方向(例えば位相エンコード方向など)に信号位相の変化率を示す感度分布を感度分布生成部43において生成し、この感度分布を用いるようにしてもよい。
コイル位置算出部44は、算出された各表面コイル24cの位置に関する算出データを表示制御部45に供給する。この各表面コイル24cの位置に関する算出データには、磁気共鳴イメージング装置20に対する各表面コイル24cの相対的な位置に関するデータ、あるいは、被検体Pに対する各表面コイル24cの相対的な位置に関するデータなどが含まれている。
ステップS6において、表示制御部45は、感度マップ生成部42から供給された感度マップを取得するとともに、感度分布生成部43から供給された感度分布を取得する。また、表示制御部45は、コイル位置算出部44から供給された各表面コイル24cの位置に関する算出データを取得し、取得された各表面コイル24cの位置に関する算出データに従い、感度分布が所定の位置になるように感度マップ上に重畳して表示装置34に表示させる。
表示装置34は、感度分布が所定の位置になるように感度マップ上に重畳して表示する。例えば図11に示されるように、感度分布が所定の位置になるように感度マップ上に重畳して表示される。図11の例の場合、奥行き方向について色や階調が変えられて表示されるとともに、感度が高いところほど山が高く表示される。また、図11の例の場合、表示装置34に表示される画面の左側において被検体Pの胸側の各表面コイル24c(番号1乃至3が付されている表面コイル24c)の感度分布が表示されており、表示装置34に表示される画面の右側において被検体Pの背中側の各表面コイル24c(番号4乃至6が付されている表面コイル24c)の感度分布が表示されている。また、例えば図12に示されるように、立体表示して奥行き方向を表示するようにしてもよい。
なお、表示装置34に表示する表面コイル24cは、予めユーザにより指定された表面コイル24c、あるいは、フェーズドアレイコイル24bを用いたイメージングであるPI(Parallel Imaging)が可能な表面コイル24cの組み合わせ(チャンネルの組み合わせ)ごとに感度分布を表示するようにしてもよい。
これにより、オペレータは、各表面コイル24cの感度が高い部分を知ることができる。
なお、感度マップに基づいて、各点でどの表面コイル24c(チャンネル)の感度が最も高いかを求め、感度の高さに応じて色調または階調を変えて色分けして表示するようにしてもよいし、特定の表面コイル24cの感度が最も高い部分以外をマスクして表示するようにしてもよい。
その後、コイル位置表示処理は終了する。
本発明の実施形態においては、選択された選択範囲において、フェーズドアレイコイル24bを用いたイメージングであるPI(Parallel Imaging)のシーケンスによりダイナミックスキャンを実行し、感度マップを生成するとともに、生成された感度マップにおける信号強度に基づいて、エンコード方向の信号強度の変化を示す感度分布を生成し、生成された感度分布を用いて所定の算出方法により、フェーズドアレイコイル24bを形成する各表面コイル24cの位置(例えば各表面コイル24cの中心位置など)を算出することができる。
そして、算出された各表面コイル24cの位置に関する算出データに従い、感度分布が所定の位置になるように感度マップ上に重畳して表示装置34に表示することができる。
これにより、位置が表示されるフェーズドアレイコイル24bが磁気共鳴イメージング装置20における幾何学的な位置が既知の表面コイル24cに限定されることなく、複数の表面コイル24cにより形成されるフェーズドアレイコイル24bの感度分布を表示するとともに、フェーズドアレイコイルの位置を正確に、かつ、簡単に表示することができる。
従って、オペレータは、コイルセッティングの良し悪しを視覚的に容易に判断することができ、多くの表面コイル24cにより形成されたフェーズドアレイコイルを用いたPI時に、表面コイル24cのコイル感度が高い部分を容易に、かつ、的確に選択することができる。また、オペレータは、スキャンプラン時にフェーズドアレイコイルにおいて適切なコイルチャンネルの組み合わせを選択することができる。その結果、NMR信号のSN比を向上させることができ、異常な折り返しなどを防止することができる。
なお、本発明の実施形態においては、感度分布を感度マップに重畳して表示するようにしたが、感度マップの代わりにG−Factorのマップに感度分布を重畳して表示するようにしてもよい。
本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る磁気共鳴イメージング装置の内部の構成を示すブロック図。 図1のRFコイルユニットの詳細な構成を示す図。 図1の表面コイルの配置例を示す図。 図1の表面コイルの他の配置例を示す図。 図1の表面コイルの他の配置例を示す図。 図1の表面コイルの他の配置例を示す図。 図1の磁気共鳴イメージング装置のコンピュータが実行することができる機能的な構成を示す図。 図7の磁気共鳴イメージング装置におけるコイル位置表示処理を説明するフローチャート。 感度分布生成部により生成される感度分布を示す図。 表面コイルの位置を算出する算出方法を説明する説明図。 表示装置に表示される表示例を示す図。 表示装置に表示される他の表示例を示す図。
符号の説明
20…磁気共鳴イメージング装置、21…静磁場用磁石、22…シムコイル、23…傾斜磁場コイルユニット、24…RFコイル、24a…WBコイル、24b…フェーズドアレイコイル、24c…表面コイル、24d、24e、24f、24g…コイルユニット、25…制御系、26…静磁場電源、27…傾斜磁場電源、28…シムコイル電源、29…送信器、30…受信器、30a…デュプレクサ、30b…アンプ、30c…切換合成器、30d…受信系回路、31…シーケンスコントローラ、32…コンピュータ、33…入力装置、34…表示装置、35…演算装置、36…記憶装置、37…寝台、38…ECGユニット、41…シーケンスコントローラ制御部、42…感度マップ生成部、43…感度分布生成部、44…コイル位置算出部、45…表示制御部。

Claims (10)

  1. フェーズドアレイコイルで受信されたNMR信号の生データから前記フェーズドアレイコイルの感度マップを生成する第1の生成手段と、
    記感度マップにおける所定のエンコード方向の信号強度を順次加算することで、前記所定のエンコード方向とは別のエンコード方向における信号強度の変化を示す感度分布を生成する第2の生成手段と、
    記感度分布を用いて、前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出す算出手段と、
    記算出手段により算出された前記各表面コイルの位置に従って前記感度分布表示する表示手段とを備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記フェーズドアレイコイルを用いてダイナミックスキャンの実行を制御することで、前記フェーズドアレイコイルで受信された前記NMR信号を収集する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記所定のエンコード方向は読み出しエンコード方向であり、前記別のエンコード方向は位相エンコード方向またはスライスエンコード方向であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記表示手段は、感度の高さに応じて色調または階調を変えて前記感度分布を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記表示手段は、所定の部分をマスクして前記感度分布を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記所定の部分は、前記感度分布のうち、感度が高い部分であることを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 記算出手段は、前記第2の生成手段により生成された前記感度分布と、予め求められた感度分布の設計値を比較し、相関係数を参照して、前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 記算出手段は、前記第2の生成手段により生成された前記感度分布と、ファントムを用いて予め求められた感度分布を比較し、相関係数を参照して、前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 記算出手段は、全身用コイルを用いて生成された感度分布に基づいて、前記第2の生成手段により生成された前記感度分布を補正し、補正された前記感度分布を用いて、前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. フェーズドアレイコイルで受信されたNMR信号の生データから前記フェーズドアレイコイルの感度マップを生成すステップと、
    記感度マップにおける所定のエンコード方向の信号強度を順次加算することで、前記所定のエンコード方向とは別のエンコード方向における信号強度の変化を示す感度分布を生成すステップと、
    記感度分布を用いて、前記フェーズドアレイコイルを形成する各表面コイルの位置を算出すステップと、
    出された前記各表面コイルの位置に従って前記感度分布表示すステップ
    を有することを特徴とする磁気共鳴イメージングデータ処理方法。
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