JP5267856B2 - スタッカークレーン及び物品収納設備 - Google Patents

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Description

本発明は、走行経路に沿って走行する走行台車と、前記走行台車から立設する状態で設けられた昇降案内マストにて昇降自在に案内される昇降台と、前記昇降台に設けられて、前記走行経路の横幅方向を物品移載方向として、その物品移載方向の一方側及び他方側の双方の物品移載対象箇所に対して物品を移載可能な物品移載装置とが設けられ、前記物品移載装置が、前記物品移載方向に物品を載置搬送する載置搬送部と、その載置搬送部を前記物品移載方向で基台側に引退させる引退位置と前記基台から前記物品移載方向で外方側に突出させる突出位置とに出退駆動させる出退駆動手段とを備えたスタッカークレーン、及び、そのスタッカークレーンが設けられた物品収納設備に関する。
上記のようなスタッカークレーンが設けられた物品収納設備では、例えば、収納部を上下方向及び左右方向に複数並べて備えた物品収納棚を棚前後方向に間隔を隔てて配設し、棚前後方向において物品収納棚同士の間をスタッカークレーンの走行経路としている。これにより、一方の物品収納棚の収納部及び他方の物品収納棚の収納部の双方を物品移載対象箇所として、スタッカークレーンが、物品収納棚同士の間の走行経路を移動して、双方の物品収納棚の収納部に物品を移載するように構成されている。
従来のスタッカークレーンでは、物品移載装置から物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所までの距離と他方側の物品移載対象箇所までの距離とが同一距離であることから、載置搬送部の突出量が同じ突出量になるように一方側の第1突出位置及び他方側の第2突出位置が定められている。よって、出退駆動手段は、これら第1突出位置及び第2突出位置の夫々に載置搬送部を突出させるに当たり、載置搬送部の突出量を同じ突出量とすることにより、第1突出位置及び第2突出位置の夫々に対して載置搬送部を出退駆動させるように構成されている。また、載置搬送部が、物品移載方向の一方側に配置されて物品移載方向の他方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第1載置搬送部と、物品移載方向の他方側に配置されて物品移載方向の一方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第2載置搬送部とに区分けされている(例えば、特許文献1参照。)。
従来のスタッカークレーンでは、第1載置搬送部及び第2載置搬送部の夫々は、物品移載方向での長さが同じ長さとなるように構成されており、第1載置搬送部と第2載置搬送部との区分け箇所が物品移載方向で基台の中央となるように設けられている。そして、第1突出位置に載置搬送部を突出させた状態では第1載置搬送部に、第2突出位置に載置搬送部を突出させた状態では第2載置搬送部に、物品移載方向で基台と重複する重複部分を存在させるように構成されている。一方、基台には、第1突出位置に載置搬送部を突出させるときに第1載置搬送部の重複部分に設けられた第1被案内体を上方側に案内して第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第1案内体と、第2突出位置に載置搬送部を突出させるときに第2載置搬送部の重複部分に設けられた第2被案内体を上方側に案内して第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第2案内体とが設けられている。これにより、第1突出位置に載置搬送部を突出させたときには、第1載置搬送部を傾斜姿勢とし、第2突出位置に載置搬送部を突出させたときにも、第2載置搬送部を傾斜姿勢としている。したがって、第1載置搬送部や第2載置搬送部の傾斜を利用しながら物品の移載を行うことができ、例えば、収納部に対する目標停止位置に物品移載装置を移動させたのち昇降台を昇降させなくても、物品の移載を行うことができる。
特開2008−63033号公報
従来のスタッカークレーンでは、物品移載装置から物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所までの距離と他方側の物品移載対象箇所までの距離とが同一距離であることから、第1突出位置と第2突出位置とで載置搬送部の突出量を同じ突出量とするようにしている。しかしながら、例えば、物品移載方向の一方側にだけ物品移載装置と物品移載箇所との間にスペースを設けることもあり、物品移載装置から物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所までの距離と他方側の物品移載対象箇所までの距離とが異なる場合がある。このような場合に、以下に説明するように、従来のスタッカークレーンでは、突出位置に載置搬送部を突出させたときに第1載置搬送部又は第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させることができず、第1載置搬送部又は第2載置搬送部を傾斜姿勢にできないことがある。その為に、物品移載装置と物品移載対象箇所との間での物品の移載を行うことができなくなる。
例えば、物品移載装置から物品移載方向の他方側の物品移載対象箇所までの距離が一方側の物品移載対象箇所までの距離よりも大きくなっている場合について説明する。
従来のスタッカークレーンでは、第1載置搬送部と第2載置搬送部との物品移載方向での長さが同一であり、物品移載方向での基台の半分の長さ程度となっているので、第2突出位置に載置搬送部を突出させたときに、第2載置搬送部の長さが足りず、第2載置搬送部の全てが基台から物品移載方向で外方側に突出してしまい、第2載置搬送部に物品移載方向で基台と重複する重複部分を存在させることができないことがある。よって、第2突出位置に載置搬送部を突出させたときには、基台に設けた第2案内体よりも物品移載方向で外方側に第2載置搬送部に設けた第2被案内体が存在することになる。その結果、第2案内体にて第2被案内体を案内することができなくなり、第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させることができず、第2載置搬送部を傾斜姿勢にできなくなる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、物品移載装置から物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所までの距離と他方側の物品移載対象箇所までの距離とが異なる場合に、物品移載方向の両側の物品移載対象箇所と物品移載装置との間での物品の移載を行うことができるスタッカークレーン、及び、そのスタッカークレーンが設けられた物品収納設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明に係るスタッカークレーンの第1特徴構成は、走行経路に沿って走行する走行台車と、前記走行台車から立設する状態で設けられた昇降案内マストにて昇降自在に案内される昇降台と、前記昇降台に設けられて、前記走行経路の横幅方向を物品移載方向として、その物品移載方向の一方側及び他方側の双方の物品移載対象箇所に対して物品を移載可能な物品移載装置とが設けられ、前記物品移載装置が、前記物品移載方向に物品を載置搬送する載置搬送部と、その載置搬送部を前記物品移載方向で基台側に引退させる引退位置と前記基台から前記物品移載方向で外方側に突出させる突出位置とに出退駆動させる出退駆動手段とを備えたスタッカークレーンであって、
前記載置搬送部は、前記物品移載方向の一方側に配置されて前記物品移載方向の他方側端部を前記物品移載方向での前記基台の中央よりも一方側に位置させ且つその他方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第1載置搬送部と、前記物品移載方向の他方側に配置されて前記物品移載方向の一方側端部を前記物品移載方向での前記基台の中央よりも一方側に位置させ且つその一方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第2載置搬送部とに区分けされ、前記出退駆動手段は、前記物品移載方向の一方側に定められた前記突出位置としての第1突出位置とその第1突出位置よりも前記載置搬送部の突出量が大きくなるように前記物品移載方向の他方側に定められた前記突出位置としての第2突出位置との夫々に対して、前記載置搬送部を出退駆動させるように構成され、前記第1載置搬送部は、前記物品移載方向での長さが、前記第1突出位置に前記載置搬送部を突出させた状態において前記物品移載方向で前記基台と重複する第1重複部分を存在させるように構成され、前記第2載置搬送部は、前記物品移載方向での長さが、前記第2突出位置に前記載置搬送部を突出させた状態において前記物品移載方向で前記基台と重複する第2重複部分を存在させ、且つ、前記第1載置搬送部よりも長くなるように構成され、前記基台には、前記第1突出位置に前記載置搬送部を突出させるときに前記第1載置搬送部の前記第1重複部分に設けられた第1被案内体を上方側に案内して前記第1載置搬送部の一方側端部を上方側に移動させるべく前記第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第1案内体と、前記第2突出位置に前記載置搬送部を突出させるときに前記第2載置搬送部の前記第2重複部分に設けられた第2被案内体を上方側に案内して前記第2載置搬送部の他方側端部を上方側に移動させるべく前記第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第2案内体とが設けられている点にある。
本特徴構成によれば、第1載置搬送部の物品移載方向の他方側端部及び第2載置搬送部の物品移載方向の一方側端部が物品移載方向での基台の中央よりも一方側に位置されている。つまり、第1載置搬送部と第2載置搬送部との区分け箇所が物品移載方向での基台の中央よりも一方側に位置されている。これにより、第1載置搬送部よりも第2載置搬送部を物品移載方向での長さを長くするのであるが、第2載置搬送部の長さを物品移載方向での基台の長さの半分よりも長くできる。よって、第1突出位置よりも第2突出位置の方が載置搬送部の引退位置からの突出量が大きくなるように定められていても、第2突出位置に載置搬送部を突出させたときに、第2載置搬送部に物品移載方向で基台と重複する第2重複部分を存在させることができる。その結果、第2突出位置に載置搬送部を突出させたときに、第2案内体にて第2被案内体を上方側に案内することができ、第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させて傾斜姿勢とすることができる。逆に、第1載置搬送部の物品移載方向での長さは、物品移載方向での基台の長さの半分よりも短くなるが、第1突出位置は第2突出位置よりも載置搬送部の突出量が小さいので、第1突出位置に載置搬送部を突出させたときに、第1載置搬送部に物品移載方向で基台と重複する第1重複部分を存在させることができる。よって、第1突出位置に載置搬送部を突出させたときに、第1案内体にて第1被案内体を上方側に案内することができ、第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させて傾斜姿勢とすることができる。
物品移載装置から物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所までの距離と他方側の物品移載対象箇所までの距離とが異なる場合には、その距離が長い側の物品移載方向の一方側に第2突出位置を定めて反対の他方側に第1突出位置を定めることができる。よって、物品移載方向の両側の物品移載対象箇所に対して物品を移載するときに、第1載置搬送部又は第2載置搬送部を傾斜姿勢とすることができ、その物品の移載を適正に行うことができる。
本発明に係るスタッカークレーンの第2特徴構成は、前記第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させたときの前記第1載置搬送部と前記第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させたときの前記第2載置搬送部とが、水平方向に対して設定角度傾斜する同一の傾斜姿勢となるように構成されている点にある。
本特徴構成によれば、物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所に移載するときも、他方側の物品移載対象箇所に移載するときも、載置搬送部の傾斜姿勢を水平方向に対して設定角度傾斜する同一の傾斜姿勢とすることができる。これにより、物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所に移載するときも、他方側の物品移載対象箇所に移載するときも、同様の傾斜を利用しながら物品の移載を行うことができる。よって、物品移載方向の一方側と他方側とで物品移載装置の制御として異なる動作を行わなくても、同様の動作を行うことにより、物品の移載を行うことができ、制御構成の簡素化を図ることができる。
本発明に係るスタッカークレーンの第3特徴構成は、前記第1被案内体及び前記第2被案内体が、横軸心周りに回転自在な被案内ローラにて構成され、前記第1案内体及び前記第2案内体が、前記載置搬送部が前記第1突出位置又は前記第2突出位置に接近するほど前記被案内ローラを上方側に案内する傾斜体にて構成されている点にある。
本特徴構成によれば、第1被案内体及び第2被案内体を簡易な構成の被案内ローラとすることができ、第1案内体及び第2案内体についても、簡易な構成の傾斜体としながら、傾斜体にて被案内ローラを確実に上方側に案内することができる。また、第1被案内体と第2被案内体とが同一部材である被案内ローラであり、第1案内体と第2案内体とが同一部材である傾斜体であるので、物品移載方向の一方側の物品移載対象箇所に移載するときも、他方側の物品移載対象箇所に移載するときも、載置搬送部の傾斜姿勢を同一の傾斜姿勢とするための構成が容易なものとなる。
本発明に係る物品収納設備の特徴構成は、上記第1〜3特徴構成の何れかに記載のスタッカークレーンが設けられ、前記物品移載対象箇所としての収納部を上下方向及び左右方向に複数並べて備えた物品収納棚が前記走行経路の横幅方向の両側に設けられた物品収納設備であって、
前記スタッカークレーンとして、前記昇降案内マストが前記走行経路の横幅方向の一方側に設けられた第1スタッカークレーンと、前記昇降案内マストが前記走行経路の横幅方向の他方側に設けられた第2スタッカークレーンとが設けられ、前記第1スタッカークレーンと前記第2スタッカークレーンとは、前記昇降台が他方のスタッカークレーンの前記昇降案内マストに当接しないように前記昇降案内マストから前記走行経路の横幅方向に延びる状態で設けられ、互いにすれ違い移動可能な状態で前記走行経路に沿って移動自在に設けられ、前記第1スタッカークレーン及び前記第2スタッカークレーンの夫々は、前記昇降台が前記昇降案内マストから延びる方向に前記第1載置搬送部、前記第2載置搬送部の順に並ぶように構成されている。
このような物品収納設備では、第1スタッカークレーンと第2スタッカークレーンとが、昇降台が他方のスタッカークレーンの昇降案内マストに当接しないように昇降案内マストから走行経路の横幅方向に延びる状態で設けられ、互いにすれ違い移動可能な状態で走行経路に沿って移動自在に設けられているので、走行経路の横幅方向において物品移載装置と収納部との間に相手側のスタッカークレーンの昇降案内マストが通過できるだけのスペースを設けることになる。よって、第1スタッカークレーンでは、自己の昇降案内マストが位置する走行経路の横幅方向の一方側における物品移載装置から収納部までの距離よりも相手側のスタッカークレーンの昇降案内マストが位置する走行経路の横幅方向の他方側における物品移載装置から収納部までの距離の方が大きくなる。逆に、第2スタッカークレーンでは、走行経路の横幅方向の他方側における物品移載装置から収納部までの距離よりも走行経路の横幅方向の一方側における物品移載装置から収納部までの距離の方が大きくなる。このように、第1スタッカークレーンと第2スタッカークレーンとを移動通路を互いにすれ違い移動させるように設ける場合には、物品移載装置から走行経路の横幅方向の一方側の収納部までの距離と他方側の収納部までの距離とが異なることになる。
そこで、本発明に係るスタッカークレーンの第1特徴構成で述べた如く、その距離が長い側の走行経路の横幅方向の一方側に第2突出位置を定めて反対の他方側に第1突出位置を定めることにより、走行経路の横幅方向の双方の収納部に対して物品を移載するときに、第1載置搬送部又は第2載置搬送部を傾斜姿勢とすることができ、その物品の移載を適正に行うことができる。よって、第1スタッカークレーンと第2スタッカークレーンとを移動通路を互いにすれ違い移動させて、搬送能力の向上を図りながら、走行経路の横幅方向の両側の収納部に対する物品の移載をも適正に行うことができる物品収納設備を提供できることになる。
本発明に係るスタッカークレーン及びそのスタッカークレーンが設けられた物品収納設備の実施形態について、図面に基づいて説明する。
この物品収納設備は、図1〜図3に示すように、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てて設置した2つの物品収納棚1と、2つの物品収納棚1同士の間に形成された移動通路2(走行経路に相当する)を移動するスタッカークレーン3とが設けられている。物品収納棚1の棚横幅方向(走行経路の長手方向、図1中上下方向)において物品収納棚1の両側部には、外部から搬入される物品4を載置支持させるとともに、物品収納棚1から出庫して外部に搬出する物品4を載置支持する搬出入部5が設けられている。
各物品収納棚1は、前後一対の支柱1aが棚横幅方向に間隔を隔てて複数立設され、棚横幅方向に隣接する支柱1aの間を上下複数枚の棚板1bで連結して構成されている。棚板1bは、棚前後方向の前方側に物品4の一部を突出させる状態で物品4を載置支持するように構成されている。棚板1bは、棚横幅方向に複数の物品4が並ぶ状態で複数の物品4を載置支持するように構成されている。このようにして、物品収納棚1における収納部6(物品移載対象箇所に相当する)は、棚板1bにて物品4を載置支持する状態で物品4を収納するように構成されている。収納部6は、棚前後方向(走行経路の横幅方向、図1中左右方向)で移動通路2の両側において、上下方向及び左右方向に複数並ぶように設けられている。
スタッカークレーン3として、移動通路2を中心として、棚前後方向において一方側(図1及び図3中右側)を移動する第1スタッカークレーン3aと、棚前後方向において他方側(図1及び図3中左側)を移動する第2スタッカークレーン3bとが設けられている。移動通路2の床面には、下部レール7が棚横幅方向に沿って平行に2本敷設され、移動通路2の上方には、上部レール8が棚横幅方向に沿って平行に2本配置されている。2本の下部レール7及び上部レール8のうち、棚前後方向の一方側(図1及び図3中右側)に配置されているものは、第1スタッカークレーン3aを移動通路2に沿って移動させるためのものであり、棚前後方向の他方側(図1及び図3中左側)に配置されているものは、第2スタッカークレーン3bを移動通路2に沿って移動させるためのものである。第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの夫々は、下部レール7及び上部レール8の案内により棚横幅方向の物品収納棚1の全長及び搬出入部5の配設箇所に亘って移動通路2を往復移動自在に設けられている。
以下、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bについて説明するが、両スタッカークレーン3a,3bは、互いに向きが異なるだけで、構造的には同じである。よって、同じ構造については、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとを区別することなく、スタッカークレーン3と総称して説明する。
スタッカークレーン3は、下部レール7に沿って走行自在な走行台車9と、その走行台車9に立設された昇降案内マスト10に沿って昇降自在な昇降台11と、昇降台11に設けられて収納部6及び搬出入部5に対して物品4を移載可能な物品移載装置12とを備えている。
走行台車9は、棚横幅方向に長い扁平形状に形成され、第1スタッカークレーン3aの走行台車9と第2スタッカークレーン3bの走行台車9とが、互いにすれ違い移動可能な状態で移動通路2を移動するように構成されている。
第1スタッカークレーン3aの昇降案内マスト10は、棚前後方向の一方側(図1及び図3中右側)に寄せた状態で走行台車9に設けられ、第2スタッカークレーン3bの昇降案内マスト10は、棚前後方向の他方側(図1及び図3中左側)に寄せた状態で走行台車9に設けられている。
第1スタッカークレーン3aの昇降台11は、第2スタッカークレーン3bの昇降案内マスト10に当接しないように第1スタッカークレーン3aの昇降案内マスト10から棚前後方向に延びる状態で昇降案内マスト10にて片持ち支持されている。第2スタッカークレーン3bの昇降台11も、第1スタッカークレーン3aの昇降案内マスト10に当接しないように第2スタッカークレーン3bの昇降案内マスト10から棚前後方向に延びる状態で昇降案内マスト10にて片持ち支持されている。
このようにして、第1スタッカークレーン3と第2スタッカークレーン3bとは、互いにすれ違い移動可能な状態で移動通路2を往復移動するように構成されている。
昇降案内マスト10は、棚横幅方向に長い扁平形状に形成され、棚横幅方向で走行台車9の一端側に1つ立設されている。昇降案内マスト10は、棚横幅方向視において、下部レール7から物品収納棚1に接近する側に偏った位置で走行台車9に立設されている。昇降案内マスト10は、その上端部が上部レール8の下端部よりも高くなるように構成されている。昇降案内マスト10の上端部分には、上部レール7を挟み込む状態で設けられた2つの上部ガイドローラ14が棚前後方向に延びる支持体13にて支持されている。この2つの上部ガイドローラ14と上部レール7との当接により、棚前後方向でのスタッカークレーン3の移動が規制されている。
昇降台11は、昇降案内マスト10に設けられた2本の昇降用レール15に嵌合して単一の昇降案内マスト10により上下方向に昇降自在に案内支持されている。昇降台11には、昇降台11を昇降させるための昇降用チェーン16の一端部が連結されている。その昇降用チェーン16は、昇降案内マスト10の上部に設けられた上部スプロケット17に巻回され、且つ、走行台車9に設けられた下部スプロケット18に巻回されて、他端部が昇降台11に連結されている。昇降用チェーン16に対して、昇降用電動モータ19にて回転駆動される駆動スプロケット20が係合するように設けられている。昇降台11は、昇降用電動モータ19の正逆回転駆動により昇降用チェーン16をその長手方向に移動操作させて昇降するように構成されている。
走行台車9には、下部レール7上を回転自在な走行車輪21が設けられている。前後一対の走行車輪21の一方は、走行用電動モータ22にて回転駆動される駆動車輪21aとして構成され、他方は遊転回転自在な従動車輪21bとして構成されている。
走行台車9には、昇降経路における昇降台11の昇降位置を検出する昇降用測距センサ23が設けられている。昇降用測距センサ23は、昇降台11に設けられた昇降用反射体24に向けて上下方向に沿って測距用光(レーザ光)を投光して昇降用反射体24にて反射された光を受光することにより、昇降台11までの距離を計測するように構成されている。昇降用測距センサ23は、計測した昇降台11までの距離から昇降台11の昇降位置を検出するように構成されている。
走行台車9には、移動通路2における走行台車9の走行位置を検出する走行用測距センサ25が設けられている。走行用測距センサ25は、棚横幅方向に沿って走行用反射体26に向けて測距用光(レーザ光)を投光して走行用反射体26にて反射された光を受光することにより、棚横幅方向での走行用反射体26と走行台車9との間の距離を計測するように構成されている。
走行用反射体26は、移動通路2の端部の地上側に設けられており、その設置位置を走行台車9の走行位置を検出するための基準位置としている。走行用測距センサ26は、走行用反射体26の設置位置である基準位置から走行台車9までの距離を計測して、走行台車9の走行位置を検出するように構成されている。
図4〜図11に基づいて、物品移載装置12について説明する。
物品移載装置12は、棚前後方向を物品移載方向としているので、図5、図6、及び、図9〜図11では、図中上下方向を物品移載方向Xとして図示している。また、図5、図6、及び、図9〜図11では、図中上方側を物品移載方向Xの一方側X1とし、図中下方側を物品移載方向の他方側X2として図示している。
物品移載装置12は、物品移載方向Xに物品4を載置搬送する載置搬送部27と、その載置搬送部27を物品移載方向Xで基台28側に引退させる引退位置(例えば、図9参照)と基台28から物品移載方向Xで外方側に突出させる突出位置(例えば、図10及び図11参照)とに出退駆動させる出退駆動手段29とを備えている。
基台28は、平面視で矩形状に形成され、昇降台11に固定支持されている。基台28の上部には、物品移載方向Xでの長さが基台28よりも短いスライド移動体30が物品移載方向Xにスライド移動自在に設けられている。スライド移動体30の上部には、物品移載方向Xに直交する直交方向Yの中央部に載置搬送部27が配設され、直交方向Yで載置搬送部27の両側に物品移載方向Xに延びる延設枠体31が配設されている。載置搬送部27及び延設枠体31は、スライド移動体30と一体的に物品移載方向Xに移動するように設けられている。
図5、図7及び図8に示すように、基台28の上面側には、スライド移動体30を物品移載方向Xにスライド移動させるために、物品移載方向Xに沿って延設された2本のスライド移動レール32が設けられている。一方、スライド移動体30の下面側には、スライド移動レール32に係合する状態で物品移載方向Xに案内される被案内部33が設けられている。
また、基台28には、直交方向Yの中央部に、物品移載方向Xの両端部に配設された従動回転体34、及び、複数の案内回転体35に亘って巻回された無端状の出退駆動用ベルト36が配設されている。図6に示すように、基台28の下方側には、出退駆動用ベルト36に対して、出退用電動モータ37にて回転駆動される駆動回転体38が係合するように設けられている。スライド移動体30は、連結部30aにて出退駆動用ベルト36に連結されており、出退用電動モータ37の正逆回転駆動により出退駆動用ベルト36が巻回操作されて物品移載方向Xにスライド移動するように構成されている。このようにして、スライド移動体29の物品移載方向Xでのスライド移動により、載置搬送部27が引退位置と突出位置とに出退自在に設けられている。出退駆動手段29が、出退駆動用ベルト36及び出退用電動モータ37等から構成されている。
載置搬送部27は、物品移載方向Xの一方側X1に配置された第1載置搬送部39と物品移載方向Xの他方側X2に配置された第2載置搬送部40とに区分けされている。
図5及び図9に示すように、第1載置搬送部39は、物品移載方向Xの他方側端部39aに位置する第1駆動輪41と物品移載方向Xの一方側端部39bに位置する第1従動輪42とに亘って巻回された無端状の第1搬送ベルト43を直交方向Yに間隔を隔てて一対備えたベルトコンベヤにて構成されている。また、第2載置搬送部40も、第1載置搬送部39と同様に、物品移載方向Xの一方側端部40aに位置する第2駆動輪45と物品移載方向Xの他方側端部40bに位置する第2従動輪46とに亘って巻回された無端状の第2搬送ベルト47を直交方向Yに間隔を隔てて一対備えたベルトコンベヤにて構成されている。
第1駆動輪41が物品移載方向Xでの基台28の中央Pよりも一方側X1に位置させており、第2駆動輪45も物品移載方向Xでの基台28の中央Pよりも一方側X1に位置させている。これにより、第1載置搬送部39の物品移載方向Xの他方側端部39a及び第2載置搬送部40の物品移載方向Xの一方側端部40aが、物品移載方向Xでの基台28の中央Pよりも一方側X1に位置するように構成されている。つまり、第1載置搬送部39と第2載置搬送部40との区分け箇所Kが、物品移載方向Xでの基台28の中央Pよりも一方側X1に位置するように構成されている。
また、第1駆動輪41は、直交方向Yに延びる第1駆動軸44にて回転駆動され、第1載置搬送部39は、その第1駆動軸44の軸心周りで揺動自在に設けられ、第2駆動輪45も、直交方向Yに延びる第2駆動軸48にて回転駆動され、第2載置搬送部40は、その第2駆動軸48の軸心周りで揺動自在に設けられている。これにより、第1載置搬送部39は、物品移載方向Xの他方側端部39aを支点として横軸心周りに揺動自在に設けられ、第2載置搬送部40も、物品移載方向Xの一方側端部40aを支点として横軸心周りに揺動自在に設けられている。
第1載置搬送部39と第2載置搬送部40とを同期駆動させるために、第1駆動軸44と第2駆動軸48とをギア連動機構49を介して同期駆動させる搬送用電動モータ50が設けられている。搬送用電動モータ50は、第1載置搬送部39及び第2載置搬送部40と同様に、スライド移動体30と一体的に物品移載方向Xに移動するように設けられている。これにより、載置搬送部27が物品移載方向Xに出退移動している途中であっても、第1載置搬送部39と第2載置搬送部40とを同期駆動させることができるように構成されている。
物品移載装置12は、物品移載方向Xの一方側X1及び他方側X2の双方の収納部6に対して物品4を移載するので、載置搬送部27の突出位置として、物品移載方向Xの一方側X1の第1突出位置(例えば、図10参照)と物品移載方向Xの他方側X2の第2突出位置(例えば、図11参照)とが定められている。そして、第2突出位置は、第1突出位置よりも引退位置からの載置搬送部27の突出量が大きくなるように定められている。出退駆動手段29は、第1突出位置に突出させるときよりも第2突出位置に突出させるときの方がスライド移動体30のスライド移動量が大きくなるように出退用電動モータ37の作動を制御して、第1突出位置と第2突出位置との夫々に対して載置搬送部27を出退駆動させるように構成されている。
図10に示すように、第1載置搬送部39は、物品移載方向Xでの長さが、第1突出位置に載置搬送部27を突出させた状態において物品移載方向Xで基台28と重複する第1重複部分を存在させるように構成されている。また、図11に示すように、第2載置搬送部40も、物品移載方向Xでの長さが、第2突出位置に載置搬送部27を突出させた状態において物品移載方向Xで基台28と重複する第2重複部分を存在させるように構成されている。そして、第1突出位置よりも第2突出位置の方が引退位置からの載置搬送部27の突出量が大きくなることから、第2載置搬送部40は、第1載置搬送部39よりも物品移載方向Xでの長さが長くなるように構成されている。第1載置搬送部39と第2載置搬送部40との物品移載方向での長さの差は、第1突出位置と第2突出位置とに載置搬送部27を引退位置から突出させるときの突出量の差に応じて設定されている。
図9〜図11に示すように、第1載置搬送部39の第1重複部分には、横軸心周りに回転自在な第1被案内ローラ51(第1被案内体に相当する)が基台28の上面と当接するように設けられ、第2載置搬送部40の第2重複部分にも、横軸心周りに回転自在な第2被案内ローラ52(第2被案内体に相当する)が基台28の上面と当接するように設けられている。
基台28には、物品移載方向Xの一方側端部にその端部側ほど高くなる第1傾斜体53(第1案内体に相当する)が設けられ、物品移載方向Xの他方側端部にその端部側ほど高くなる第2傾斜体54(第2案内体に相当する)が設けられている。図10に示すように、第1傾斜体53は、第1突出位置に載置搬送部27を突出させるときに第1載置搬送部39の第1被案内ローラ51を上方側に案内するように構成されている。この第1傾斜体53による第1被案内ローラ51の案内によって、第1載置搬送部39が第1駆動軸44の軸心周りで揺動され、第1載置搬送部39が水平方向に対して傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている。また、図11に示すように、第2傾斜体54は、第2突出位置に載置搬送部27を突出させるときに第2載置搬送部40の第2被案内ローラ52を上方側に案内するように構成されている。この第2傾斜体54による第2被案内ローラ52の案内によって、第2載置搬送部40が第2駆動軸48の軸心周りで揺動され、第2載置搬送部40が水平方向に対して傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている。
第1載置搬送部39の第1被案内ローラ51と第2載置搬送部40の第2被案内ローラ52とは、物品移載方向Xにおいて、第1載置搬送部39の他方側端部39aからの距離と第2載置搬送部40の一方側端部40aからの距離とが同じ距離になるように配置されている。第1傾斜体53と第2傾斜体54とは、同一の傾斜面を有する同一部材であり、物品移載方向Xにおいて、基台28の中央Pからの距離が同じ距離となるように配置されている。このようにして、第1突出位置に載置搬送部27を突出させたときの第1載置搬送部39の傾斜姿勢と、第2突出位置に載置搬送部27を突出させたときの第2載置搬送部40の傾斜姿勢とが、水平方向に対して設定角度傾斜する同一の傾斜姿勢となるように構成されている。
図5、図7及び図8に示すように、スライド移動体30と一体的に移動する延設枠体31には、直交方向Yの中央部及び両端部の夫々に投受光式の第1〜第3存荷センサ55〜57が設けられている。第1及び第3在荷センサ55,57は、物品移載装置12にて物品4を載置支持している状態において、物品4が物品移載方向Xではみ出しているか否かを検出するためのセンサである。第2在荷センサ56は、物品移載装置12にて物品4を移載するときに、物品移載方向Xでの中央を物品4の前端又は後端が通過したことを検出するためのセンサである。
上述の如く、物品移載装置12は、載置搬送部27を物品移載方向Xで第1載置搬送部39と第2載置搬送部40とに区分けしているが、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bの夫々は、昇降台11が昇降案内マスト10から延びる方向に第1載置搬送部39、第2載置搬送部40の順に並ぶように構成されている。つまり、第1スタッカークレーン3aは、棚前後方向の一方側の昇降案内マスト11から他方側に延びるように昇降台11が設けられているので、棚前後方向の一方側(図1中右側)から第1載置搬送部39、第2載置搬送部40の順に並ぶように構成されている。これにより、第1スタッカークレーン3aでは、棚前後方向の一方側(図1中右側)に第1突出位置を定め且つ他方側(図1中左側)に第2突出位置を定めることになる。
逆に、第2スタッカークレーン3bは、棚前後方向の他方側の昇降案内マスト11から一方側に延びるように昇降台11が設けられているので、棚前後方向の他方側(図1中左側)から第1載置搬送部39、第2載置搬送部40の順に並ぶように構成されている。これにより、第2スタッカークレーン3bでは、棚前後方向の他方側(図1中左側)に第1突出位置を定め且つ一方側(図1中右側)に第2突出位置を定めることになる。
第1載置搬送部39と第2載置搬送部40とを上述の如く配置することにより、第1スタッカークレーン3aは、棚前後方向で物品移載装置12と棚前後方向の他端側(図1中左側)に位置する収納部6との間に第2スタッカークレーン3bの昇降案内マスト11が通過するスペースを設けても、物品移載装置12とその収納部6との間での物品4の移載を適正に行うことができる。また、第2スタッカークレーン3bについても、棚前後方向で物品移載装置12と棚前後方向の一方側(図1中右側)に位置する収納部6との間に第2スタッカークレーン3bの昇降案内マスト11が通過するスペースを設けても、物品移載装置12とその収納部6との間での物品4の移載を適正に行うことができる。よって、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとは、移動通路2を互いにすれ違い移動しながら、棚前後方向で一方側及び他方側の双方の収納部6に対して適正に物品4を移載することができる。
図示は省略するが、地上側には地上側コントローラが設けられ、スタッカークレーン側にはクレーン制御装置が設けられ、クレーン制御装置は、地上側コントローラからの指令に基づいて、スタッカークレーン3の作動を制御するように構成されている。クレーン制御装置には、走行用測距センサ25、昇降用測距センサ23、第1〜第3在荷センサ55〜57等の各種センサの検出情報が入力されるように構成されている。
クレーン制御装置は、走行用測距センサ25の検出情報及び昇降用測距センサ23の検出情報に基づいて、目的の収納部6や搬出入部5の目標停止位置に物品移載装置12を移動させるべく、走行用電動モータ22及び昇降用電動モータ19の作動を制御する。ここで、目標停止位置は、収納部6や搬出入部5から物品4を掬いとるときよりも、収納部6や搬出入部5に物品4を卸すときの方が高い位置となるように定められている。そして、クレーン制御装置は、目標停止位置に物品移載装置12を位置させた状態で、物品移載装置12と目的の収納部6や搬出入部5との間で物品4を移載すべく、物品移載装置12の作動を制御するように構成されている。
以下、図12及び図13に基づいて、物品移載装置12と収納部6との間での物品4の移載について説明する。
まず、載置搬送部27を引退位置から第1突出位置に突出させて収納部6から物品4を掬い取る場合について説明する。第1スタッカークレーン3aでは、棚前後方向で図1中右側の物品収納棚1の収納部6から物品4を掬い取るときであり、第2スタッカークレーン3bでは、棚前後方向で図1中左側の物品収納棚1の収納部6から物品4を掬いとるときである。
図12(a)に示すように、クレーン制御装置は、載置搬送部27を引退位置から第1突出位置に突出させるように出退用電動モータ37を作動開始させるとともに、第1載置搬送部39の第1搬送ベルト43及び第2載置搬送部40の第2搬送ベルト47を引き込み方向に巻回作動させて物品4の搬送方向が物品移載装置12側となるように載置搬送部27を作動させるべく、搬送用電動モータ50を作動開始させる。ここで、クレーン制御装置は、載置搬送部27の突出速度と第1載置搬送部39及び第2載置搬送部40による物品搬送装置12側への搬送速度との相対速度が0(ゼロ)になるように、出退用電動モータ37及び搬送用電動モータ50を作動させる。これにより、載置搬送部27が物品4に接触するときに、物品4に対して収納部6側へ作用する力と物品移載装置12側へ作用する力とを同等とすることができ、物品4の姿勢が変動するのを抑制することができる。よって、物品4の不安定な挙動を抑制して物品4を安定した姿勢で掬い取ることができる。
図12(b)に示すように、クレーン制御装置は、出退用電動モータ57に備えられたロータリエンコーダの検出情報から載置搬送部27の突出量が第1突出位置に対応する設定突出量になると、載置搬送部27が第1突出位置に到達したとして、出退用電動モータ37を作動停止させるとともに、搬送用電動モータ50も作動停止させる。このとき、第1載置搬送部39が傾斜姿勢となっており、物品4の下面に第1載置搬送部39が接触した状態になっている。
図12(c)に示すように、クレーン制御装置は、第1載置搬送部39の第1搬送ベルト43及び第2載置搬送部40の第2搬送ベルト47を引き込み方向に巻回作動させて物品4の搬送方向が物品移載装置12側となるように載置搬送部27を作動させるべく、搬送用電動モータ50を作動開始させる。ここで、第1載置搬送部39が物品4の下面に接触しているので、そのときの摩擦により物品4を物品移載装置12側に搬送することができ、しかも、第1載置搬送部39が傾斜姿勢となっていることから、物品4の自重を利用しながら物品4を物品移載装置12側に搬送することができる。
図12(d)に示すように、クレーン制御装置は、第2在荷センサ56にて物品4の存在を検出すると、載置搬送部27を第1突出位置から引退位置に引退させるように出退用電動モータ37を作動開始させ、出退用電動モータ57に備えられたロータリエンコーダの検出情報から載置搬送部27が引退位置に到達したと判別すると、出退用電動モータ37を作動停止させる。
図12(e)に示すように、クレーン制御装置は、第2在荷センサ56にて物品4の存在を検出してから設定時間が経過すると、物品4が所望位置に到達したとして、搬送用電動モータ50を作動停止させる。このとき、クレーン制御装置は、第1在荷センサ55及び第3在荷センサ56の検出情報に基づいて、物品移載方向で物品4がはみ出していなかを確認するように構成されている。
次に、載置搬送部27を引退位置から第2突出位置に突出させて収納部6から物品4を掬い取る場合について説明する。第1スタッカークレーン3aでは、棚前後方向で図1中左側の物品収納棚1の収納部6から物品4を掬い取るときであり、第2スタッカークレーン3bでは、棚前後方向で図1中右側の物品収納棚1の収納部6から物品4を掬いとるときである。
この場合は、引退位置からの載置搬送部27の突出量及び突出方向が異なるだけで、図12にて説明した動作と同様であるので省略して説明する。
図13(a)に示すように、クレーン制御装置は、載置搬送部27を引退位置から第2突出位置に突出させるとともに、物品4を物品移載装置12側に搬送するように載置搬送部27を作動させるべく、出退用電動モータ37及び搬送用電動モータ50を作動開始させる。図13(b)に示すように、クレーン制御装置は、載置搬送部27が第2突出位置に到達すると、出退用電動モータ37及び搬送用電動モータ50を作動停止させる。
図13(c)に示すように、クレーン制御装置は、物品4を物品移載装置12側に搬送するように載置搬送部27を作動させるように搬送用電動モータ50を作動開始させる。ここで、第2載置搬送部40が物品4の下面に接触しているので、そのときの摩擦により物品4を物品移載装置12側に搬送することができ、しかも、第2載置搬送部40が傾斜姿勢となっていることから、物品4の自重を利用しながら物品4を物品移載装置12側に搬送することができる。図13(d)に示すように、クレーン制御装置は、第2在荷センサ56にて物品4の存在を検出すると、載置搬送部27を第1突出位置から引退位置に引退させるように出退用電動モータ37を作動開始させ、載置搬送部27が引退位置に到達したと判別すると、出退用電動モータ37を作動停止させる。図13(e)に示すように、クレーン制御装置は、第2在荷センサ56にて物品4の存在を検出してから設定時間が経過すると、搬送用電動モータ50を作動停止させ、物品4を所望位置に位置させる。
載置搬送部27を引退位置から第1突出位置に突出させて収納部6に物品4を卸す場合には、基本的には、図12にて説明した動作と逆の動作を行うことになるので、図示はしないが、図12を参照して説明する。この場合は、第1スタッカークレーン3aでは、棚前後方向で図1中右側の物品収納棚1の収納部6に物品4を卸す場合であり、第2スタッカークレーン3bでは、棚前後方向で図1中左側の物品収納棚1の収納部6に物品4を卸す場合である。
図12(a)を参照して、クレーン制御装置は、載置搬送部27を引退位置から第1突出位置に突出させるように出退用電動モータ37を作動開始させるとともに、第1載置搬送部39の第1搬送ベルト43及び第2載置搬送部40の第2搬送ベルト47を送り出し方向に巻回作動させて物品4の搬送方向が収納部6側となるように載置搬送部27を作動させるべく、搬送用電動モータ50を作動開始させる。
図12(b)を参照して、クレーン制御装置は、第1在荷センサ55にて物品4の存在を検出している状態から物品4の存在を検出しない状態となると、搬送用電動モータ50の回転速度を減速させる。図12(c)を参照して、クレーン制御装置は、例えば、第1在荷センサ55にて物品4の存在を検出しない状態となってから設定時間が経過すると、収納部6に物品4を卸したとして、搬送用電動モータ50を作動停止させる。
図12(d)を参照して、クレーン制御装置は、載置搬送部27を第1突出位置から引退位置に引退させるように出退用電動モータ37を作動開始させるとともに、第1載置搬送部39の第1搬送ベルト43及び第2載置搬送部40の第2搬送ベルト47を送り出し方向に巻回作動させて物品4の搬送方向が収納部6側となるように載置搬送部27を作動させるべく、搬送用電動モータ50を作動開始させる。ここで、クレーン制御装置は、載置搬送部27の引退速度と第1載置搬送部39及び第2載置搬送部40による収納部6側への搬送速度との相対速度が0(ゼロ)になるように、出退用電動モータ37及び搬送用電動モータ50を作動させる。これにより、載置搬送部27が物品4から離れるときに、物品4に対して収納部6側へ作用する力と物品移載装置12側へ作用する力とを同等とすることができ、物品4の姿勢が変動するのを抑制することができる。よって、物品4の不安定な挙動を抑制して物品4を安定した姿勢で卸すことができる。
図12(e)を参照して、クレーン制御装置は、出退用電動モータ57に備えられたロータリエンコーダの検出情報から載置搬送部27が引退位置に到達したと判別すると、出退用電動モータ37を作動停止させるとともに、搬送用電動モータ50も作動停止させる。
載置搬送部27を引退位置から第2突出位置に突出させて収納部6に物品4を卸す場合は、上述の動作と同様であるので説明を省略する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態において、第1突出位置に載置搬送部27を突出させたときの第1載置搬送部39の傾斜姿勢と、第2突出位置に載置搬送部27を突出させたときの第2載置搬送部40の傾斜姿勢とについて、水平方向に対して設定角度傾斜する同一の傾斜姿勢とするものに限らず、水平方向に対する傾斜角度が異なる傾斜姿勢となるものでもよい。
(2)上記実施形態において、第1被案内体及び第2被案内体を被案内ローラにて構成し、第1案内体及び第2案内体を傾斜体にて構成しているが、第1被案内体及び第2被案内体をどのような部材にて構成するか、及び、第1案内体及び第2案内体をどのような部材にて構成するかについては、適宜変更が可能である。
(3)上記実施形態では、物品移載対象箇所を走行経路の横幅方向の両側に設けられた物品収納棚の収納部としているが、その他の箇所を物品移載対象箇所とすることもでき、収納部に限られるものではない。
物品収納設備の平面図 物品収納棚の走行経路の横幅方向視での断面図 物品収納棚の走行経路の長手方向視での断面図 スタッカークレーンの平面図 物品移載装置の平面図 物品移載装置の物品移載方向に直交する方向視での断面図 物品移載装置の物品移載方向視での断面図 物品移載装置の物品移載方向視での側面図 物品移載装置の物品移載方向に直交する方向視での断面図 物品移載装置の物品移載方向に直交する方向視での断面図 物品移載装置の物品移載方向に直交する方向視での断面図 収納部から物品を掬い取るときの動作図 収納部から物品を掬い取るときの動作図
符号の説明
1 物品収納棚
2 走行経路(移動通路)
3 スタッカークレーン
6 収納部
9 走行台車
10 昇降案内マスト
11 昇降台
12 物品移載装置
27 載置搬送部
28 基台
29 出退駆動手段
39 第1載置搬送部
40 第2載置搬送部
51 第1被案内体としての第1被案内ローラ
52 第2被案内体としての第2被案内ローラ
53 第1案内体としての第1傾斜体
54 第2案内体としての第2傾斜体

Claims (4)

  1. 走行経路に沿って走行する走行台車と、
    前記走行台車から立設する状態で設けられた昇降案内マストにて昇降自在に案内される昇降台と、
    前記昇降台に設けられて、前記走行経路の横幅方向を物品移載方向として、その物品移載方向の一方側及び他方側の双方の物品移載対象箇所に対して物品を移載可能な物品移載装置とが設けられ、
    前記物品移載装置が、前記物品移載方向に物品を載置搬送する載置搬送部と、その載置搬送部を前記物品移載方向で基台側に引退させる引退位置と前記基台から前記物品移載方向で外方側に突出させる突出位置とに出退駆動させる出退駆動手段とを備えたスタッカークレーンであって、
    前記載置搬送部は、前記物品移載方向の一方側に配置されて前記物品移載方向の他方側端部を前記物品移載方向での前記基台の中央よりも一方側に位置させ且つその他方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第1載置搬送部と、前記物品移載方向の他方側に配置されて前記物品移載方向の一方側端部を前記物品移載方向での前記基台の中央よりも一方側に位置させ且つその一方側端部を支点として横軸心周りに揺動自在に設けられた第2載置搬送部とに区分けされ、
    前記出退駆動手段は、前記物品移載方向の一方側に定められた前記突出位置としての第1突出位置とその第1突出位置よりも前記載置搬送部の突出量が大きくなるように前記物品移載方向の他方側に定められた前記突出位置としての第2突出位置との夫々に対して、前記載置搬送部を出退駆動させるように構成され、
    前記第1載置搬送部は、前記物品移載方向での長さが、前記第1突出位置に前記載置搬送部を突出させた状態において前記物品移載方向で前記基台と重複する第1重複部分を存在させるように構成され、
    前記第2載置搬送部は、前記物品移載方向での長さが、前記第2突出位置に前記載置搬送部を突出させた状態において前記物品移載方向で前記基台と重複する第2重複部分を存在させ、且つ、前記第1載置搬送部よりも長くなるように構成され、
    前記基台には、前記第1突出位置に前記載置搬送部を突出させるときに前記第1載置搬送部の前記第1重複部分に設けられた第1被案内体を上方側に案内して前記第1載置搬送部の一方側端部を上方側に移動させるべく前記第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第1案内体と、前記第2突出位置に前記載置搬送部を突出させるときに前記第2載置搬送部の前記第2重複部分に設けられた第2被案内体を上方側に案内して前記第2載置搬送部の他方側端部を上方側に移動させるべく前記第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させる第2案内体とが設けられているスタッカークレーン。
  2. 前記第1載置搬送部を横軸心周りで揺動させたときの前記第1載置搬送部と前記第2載置搬送部を横軸心周りで揺動させたときの前記第2載置搬送部とが、水平方向に対して設定角度傾斜する同一の傾斜姿勢となるように構成されている請求項1に記載のスタッカークレーン
  3. 前記第1被案内体及び前記第2被案内体が、横軸心周りに回転自在な被案内ローラにて構成され、
    前記第1案内体及び前記第2案内体が、前記載置搬送部が前記第1突出位置又は前記第2突出位置に接近するほど前記被案内ローラを上方側に案内する傾斜体にて構成されている請求項1又は2に記載のスタッカークレーン。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のスタッカークレーンが設けられ、前記物品移載対象箇所としての収納部を上下方向及び左右方向に複数並べて備えた物品収納棚が前記走行経路の横幅方向の両側に設けられた物品収納設備であって、
    前記スタッカークレーンとして、前記昇降案内マストが前記走行経路の一方側に設けられた第1スタッカークレーンと、前記昇降案内マストが前記走行経路の他方側に設けられた第2スタッカークレーンとが設けられ、
    前記第1スタッカークレーンと前記第2スタッカークレーンとは、前記昇降台が他方のスタッカークレーンの前記昇降案内マストに当接しないように前記昇降案内マストから前記走行経路の横幅方向に延びる状態で設けられ、互いにすれ違い移動可能な状態で前記走行経路に沿って移動自在に設けられ、
    前記第1スタッカークレーン及び前記第2スタッカークレーンの夫々は、前記昇降台が前記昇降案内マストから延びる方向に前記第1載置搬送部、前記第2載置搬送部の順に並ぶように構成されている物品収納設備。
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