JP5263810B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、設定変更手段により入賞役の抽選確率の設定変更を行うことが可能な遊技機に関する。
従来、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機には、本体枠(筐体)の前面にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた開閉扉(前扉)が不正に開放されることを防止するために一般的に施錠装置が設けられている(例えば特許文献1参照)。この種の施錠装置としては、前扉に取り付けられたシリンダ錠と、コイルバネにより付勢されたフックと、シリンダ錠及びフックを機械的に連動させる連動機構を有しており、筐体に設けられた受け金具にコイルバネにより付勢されたフックを係止させて扉を閉じた状態で施錠するようになっている。このような施錠装置の施錠を解除する場合には、シリンダ錠に対してキーによる解錠操作を行うことで、連動機構を介してフックを移動させ、フックによる前記受け金具の係止を解除して、前扉を開閉可能な状態にしている。
一方、スロットマシンは、遊技の際に払い出される遊技媒体の払い出し確率(ペイアウト率)、言い換えれば入賞役の当選確率の設定変更は、電源装置等に組み込まれる設定変更入力部で行われている。この設定変更入力部は、例えば6段階の入賞役の当選確率から1つを選択するための設定変更ボタンや現在の設定を確認する表示部、設定値を変更し確定する際に操作される確定スイッチ等から構成される。入賞役の当選確率の設定変更を変更する場合には、電源装置等に設けられた鍵穴に専用の鍵となる設定キーを挿入し、設定変更を有効とする位置まで設定キーを所定方向に回転させる。そして、スロットマシンの電源をオンにし、設定変更ボタンを操作選択した後に所定のスイッチ操作を行うことで入賞役の当選確率の設定変更を確定し実行することができる。なお、設定キーは遊技場の特定の店員又は経営者もしくは責任者しか保持所有していないので、遊技者等が設定変更を行うことができないようになっている(例えば特許文献2参照)。
特開2005−124849号公報 特開2006−55596号公報
しかしながら従来の遊技機では、前扉と筐体の間の隙間から不正器具が挿入されフックによる受け金具の係止が強制的に解除され、前扉が不正に開かれ、設定変更入力部に不正器具を挿入して内部の回路をショートさせることで入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われたりすることがあった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できる遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、前方に開口を有する筐体と、前記筐体に対して回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介しての筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段に供給する電源ユニットとを備えた遊技機であって、前記筐体と前記前扉によって閉塞される空間の内部に設けられ、筒状に形成された設定用シリンダ錠本体と、設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、前記設定用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する設定用シリンダ錠ロータと、前記設定用シリンダ錠ロータの回動角が前記係止固定状態から順次並ぶ第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段と、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別する時間判別手段と、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合に、前記設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別する設定変更許可操作判別手段と、前記設定変更許可操作判別手段の判別結果に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定を表示する設定表示手段と、操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行う設定変更手段と、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なす異常判別手段と、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とする制御手段と、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、異常を報知する異常報知手段とを備え、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段は、前記設定用シリンダ錠ロータに連接された棒状の可動接点と、絶縁部上に、該可動接点の回動中心と同心円状に離間配置され、該可動接点の回動位置に応じて該可動接点に接触する第1乃至第3の固定接点とを有し、施錠状態では、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点に接触し、前記可動接点の他端が前記第3の固定接点に接触し、前記第1の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点上を摺動している状態を示し、前記第2の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点と前記第2の固定接点との間の前記絶縁部上を摺動している状態を示し、前記第3の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第2の固定接点上を摺動している状態を示していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前方に開口を有する筐体と、前記筐体に対して回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介しての筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段に供給する電源ユニットとを備えた遊技機であって、前記筐体と前記前扉によって閉塞される空間の内部に設けられ、筒状に形成された設定用シリンダ錠本体と、設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、前記設定用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する設定用シリンダ錠ロータと、前記設定キー嵌合部に対する前記設定キーの嵌合を検出する設定キー嵌合検出手段と、前記設定用シリンダ錠ロータの回動角が前記係止固定状態から順次並ぶ第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段と、前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別する時間判別手段と、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合に、前記設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別する設定変更許可操作判別手段と、前記設定変更許可操作判別手段の判別結果に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定を表示する設定表示手段と、操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行う設定変更手段と、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なす異常判別手段と、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とする制御手段と、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、異常を報知する異常報知手段とを備え、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段は、前記設定用シリンダ錠ロータに連接された棒状の可動接点と、絶縁部上に、該可動接点の回動中心と同心円状に離間配置され、該可動接点の回動位置に応じて該可動接点に接触する第1乃至第3の固定接点とを有し、施錠状態では、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点に接触し、前記可動接点の他端が前記第3の固定接点に接触し、前記第1の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点上を摺動している状態を示し、前記第2の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点と前記第2の固定接点との間の前記絶縁部上を摺動している状態を示し、前記第3の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第2の固定接点上を摺動している状態を示していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記時間判別手段は、前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから前記第1の回動範囲にある時間を検出するとともに、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が前記第2の回動範囲にある時間を検出し、これら検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の遊技機であって、前記前扉に設けられ、筒状に形成された前扉用シリンダ錠本体と、前扉キーと嵌合する前扉キー嵌合部を有し、前記前扉用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記前扉キー嵌合部が前記前扉キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する前扉用シリンダ錠ロータと、前記前扉用シリンダ錠本体から前記前扉の内側に突出した前記前扉用シリンダ錠ロータに固定して取り付けられたカム板と、前記前扉を前記筐体に固定するとともに前記カム板の回動に連動して当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、前記カム板の回動位置が前記前扉の固定の解除を行う位置にあるかを検出するカム板回動位置検出手段と、前記前扉または前記筐体の内側に設けられ、前記前扉の開放を検出する前扉開放検出スイッチと、を更に備え、前記異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記カム板回動位置検出手段の検出結果が前記筐体に対する前記前扉の固定の解除を示さずに、前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前記前扉の開放を示した場合に、異常が発生したと見なし、さらに前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前扉の閉塞を示した状態で前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果に変化が生じた場合に、異常が発生したと見なすことを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、設定変更許可操作判別手段は、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合にのみ、設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別し、時間判別手段は、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別し、設定変更手段は、前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行い、異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なし、この場合に、制御手段は、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とし、警報発報手段は、警報を発報するので、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できる。
請求項2に記載の遊技機によれば、設定変更許可操作判別手段は、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合にのみ、設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別し、時間判別手段は、前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別し、設定変更手段は、前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行い、異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なし、この場合に、制御手段は、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とし、警報発報手段は、警報を発報するので、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できる。
請求項3に記載の遊技機によれば、前記時間判別手段は、前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから第1の回動範囲にある時間を検出するとともに、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、これら検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別し、異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なすので、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることをより確実に防止できる。
請求項4に記載の遊技機によれば、異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記カム板回動位置検出手段の検出結果が前記筐体に対する前記前扉の固定の解除を示さずに、前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前記前扉の開放を示した場合に、異常が発生したと見なし、さらに前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前扉の閉塞を示した状態で前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果に変化が生じた場合に、異常が発生したと見なすので、前扉が不正に開放されるのを防止できるとともに、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できる。
本発明の遊技機によれば、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できるので、不正な遊技行為を防止できるとともに、前扉が不正に開放されるのを防止できるので、遊技媒体の盗難を防止できる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、前方に開口を有する略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2に対して蝶番機構により回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留するメダル受皿6aが一体的に形成されたメダル受皿部6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及びメダル受皿部6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、これと同様にランプを点灯させることで遊技操作のアシストに関する情報を表示する操作アシスト表示部44と、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数を表示する数値情報表示部45と、入賞によって獲得したメダル数及び入賞役の抽選確率の設定を数値表示する数値情報表示部400とが、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する中央及び左右の演出用照明部46、47a、47bと、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部48a、48bが配置されている。
スロットマシン1は、ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、47a、47b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
また、演出用放音部48a、48bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓49aに面して遊技機の演出装置として液晶表示装置49が配置されている。なお、液晶表示装置49は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
操作卓7の上面右側にはメダル投入部71が設けられている。メダル投入部71はメダルを投入するためのメダル投入口72を有する。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである2個のベットボタン73、74が設けられている。
ベットボタン73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。本スロットマシン1においては、ゲームを開始する際に、ベットボタン73が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段203(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉用シリンダ錠78が埋設されている。前扉用シリンダ錠78には、前扉3を解錠するための前扉キーが挿入される鍵穴79が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴79に所定の鍵を挿入して解錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示する表示パネル51が設けられている。表示パネル51の左右両脇には、左右の演出用照明部52a、52bが設けられている。
下部パネル部5の下側に配置されたメダル受皿部6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留するメダル受皿6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する左右の演出用放音部62a、62bとが配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。
図2において、筐体2の前方には開口8を有している。この開口8内の上部には、硬質プラスチックの基板ケース210に収納された主制御基板20が取り付けられている。主制御基板20は、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備えている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の内部の右側には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。主電源装置23の前面には電源スイッチ81、リセット釦82、設定錠83等が設けられている。主電源装置23の前面は、通常時、透明な扉84により覆われている。
主電源装置23は、前記筐体2の裏側の壁面9に形成された貫通孔10を介しての筐体2の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して主制御基板20、ホッパ装置21等のスロットマシン1の構成要素に供給する。
更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。筐体2の内壁の外部集中端子基板25より下側の位置には、前記前扉3の開放を検出する前扉開放検出スイッチ85が設けられている。
筐体2の右側内壁の前端近傍には、後述の施錠装置ユニット300の可動フック303、304(図4参照)が係止する板状の固定板26、27と施錠装置ユニット300のローラ313(図4参照)が移動する水平面部28が設けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、発光駆動部30、31a、31bが配置されている。発光駆動部30、31a、31bは、それぞれ演出用照明部46、47a、47bの光源である高輝度の発光ダイオードが複数配列され、この発光ダイオードを発光駆動する駆動回路が実装されている。
また、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部48a、48bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置49が取り付けられている。更に、液晶表示装置49の裏面側には、電気回路基板で形成され硬質プラスチックの基板ケース220に収納されたサブ制御基板40が取り付けられている。
主制御基板20及びサブ制御基板40は、スロットマシン1の作動を制御する制御基板である。
サブ制御基板40の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板50が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75(図1参照)及びストップボタン76a、76b、76c(図1参照)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。中央表示基板33の後側板面の右側(この場合の右側は、前扉3の前方から見た場合の右側を示している。)には、設定変更釦86が設けられている。設定変更釦86は、ヒンジ機構により開閉可能な透明カバー87により覆われている。
中央表示基板33の右斜め下方には、前扉用シリンダ錠78が設けられている。前扉用シリンダ錠78の後端には、後述のカム板309が設けられている。前扉3の裏面の前扉用シリンダ錠78の近傍には、前記カム板309の回動角を検出するカム板回動位置検出手段としてフォトセンサ311が設けられている。
前扉3の裏面の右側には、前記カム板309の回動に連動して前記前扉3を前記筐体2に固定するとともに当該固定の解除を行う前扉ロック機構部90が設けられている。前扉ロック機構部90は、後述の施錠装置ユニット300の構成要素となっており、前扉用シリンダ錠78のリセット操作に連動するようになっている。前扉ロック機構部90には、前扉用シリンダ錠78のリセット操作に連動する動作を検出するフォトセンサ312が取り付けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル払出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル払出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル払出口61に隣接して、上述した演出用放音部62a、62bに対向するスピーカ38a、38bが取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示装置49、及び演出用放音部48a、48b、62a、62bのスピーカ32a、32b、38a、38bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
また、記憶部201にはメダルクレジット手段203が設けられている。メダルクレジット手段203はスロットマシン1が内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77、電源スイッチ81、リセット釦82、設定変更釦86等の操作スイッチ類、前扉開放検出スイッチ85、フォトセンサ311、312、設定キー動作検出スイッチ92等の検出スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板40等がハーネスを介して接続されている。尚、設定キー動作検出スイッチ92(図12参照)は、主電源装置23内に設けられ、設定錠83と連動するようになっている。また、設定錠83及び設定キー動作検出スイッチ92(図12参照)は、前記筐体2と前記前扉3によって閉塞される空間の内部であれば、主電源装置23に限らず例えば主制御基板20に設けることも可能である。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ34aからの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段203のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段203の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルをメダル受皿6aに払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段203(図3参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板40は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示装置49(図1参照)、演出用照明部46、47a、47b、52a、52b(図1参照)、演出用放音部48a、48b、62a、62b(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b等の演出装置230を制御駆動することで、ゲームの進行に応じた遊技者の視覚や聴覚に訴える演出及び異常時の異常報知を、液晶表示装置49、演出用照明部46、47a、47b、52a、52b、演出用放音部48a、48b、62a、62bのスピーカ32a、32b、38a、38b等の演出装置230を使用して行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル204及び内部抽選フラグ205が記憶されている。主制御基板20には、乱数値のデータを発生する乱数発生装置206がCPU200に接続した状態で設けられている。さらに、主制御基板20には、CPU200及び乱数発生装置206の動作の基準となるクロック信号を発生するクロック信号発生器207がCPU200に接続した状態で設けられている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で乱数発生装置206から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル204を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ205に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
入賞抽選テーブル204は、乱数値と対応する入賞役の組み合わせを1から6までの設定に応じて複数種有しており、後述の入賞役の抽選確率の変更を行う設定変更手段に操作に応じて乱数値に対応する入賞役を変更できるようになっている。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が液晶表示装置49等によって行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ205に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ205に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段203の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルをメダル受皿6aへ払い出す。
次に、図4乃至図9を参照して本実施形態の要部となる前扉ロック機構部90を用いた施錠装置ユニット300について説明する。
図4は施錠装置ユニット300の分解斜視図である。図5は施錠装置ユニット300の組み立てた状態の背面側から見た斜視図である。図6は施錠装置ユニット300の組み立てた状態の正面側から見た斜視図である。図7は施錠装置ユニット300の前扉用シリンダ錠78及びその周辺部の組み立てた状態の左側から見た側面図である。図8は前扉用シリンダ錠78の断面図である。図9は施錠装置ユニット300の前扉用シリンダ錠78、可動フック303及びその周辺部の施錠を解除する操作が行われた状態の斜視図である。
図4において、施錠装置ユニット300は、本体フレーム301と、連結杆302と、上下の可動フック303、304と、作動杆305と、ダンパー板306と、コイルバネ307、308と、カム板309と、前扉用シリンダ錠78と、フォトセンサ311、312と、ローラ313とを備え、これらの部材をネジ314、315及びリベット501、502…507で組み立てたものである。
また、本体フレーム301と、連結杆302と、上下の可動フック303、304と、作動杆305と、ダンパー板306と、コイルバネ307、308と、カム板309と、リベット501、502…506は、上述した前扉ロック機構部90を構成している。
本体フレーム301は、所定形状の金属製の板材を折り曲げて形成したものであって、縦長の取付板部321の長手方向の一側縁に支持板部330が当該取付板部321に対し垂直に起立して形成されている。本体フレーム301の内側には、連結杆302が支持板部330に沿って施錠位置と解錠位置との間で移動可能に配設されている。支持板部330は、上方の支持板部331、中間の支持板部341、下方の支持板部351に分割されている。
また、本体フレーム301は、取付板部321の長手方向の他側縁から、上端から下端にわたり直線状で細幅の補強片361(図5及び図6参照)が取付板部321に対し支持板部330と同一側に垂直に起立して形成されている。
取付板部321は、上方部と下方部が同一幅で、中間の支持板部341と連設する中間部が幅方向に拡張された幅広部322となっている。従って、上方の支持板部331、中間の支持板部341、下方の支持板部351は互いに平行であり、また、これら支持板部331、341、351と、補強片361とは平行となっている。一方されている。
本体フレーム301の上方の支持板部331の上部には、板面を貫通してリベット孔332及び逃がし孔333が形成されている。一方、可動フック303の基端部381には、板面を貫通してリベット挿通孔382及びリベット孔383が形成されている。連結杆302の上端近傍には、板面を貫通してリベット挿通孔391が形成されている。可動フック303の上辺には、固定板26(図2参照)に係止するための係止爪384が形成されている。
リベット501は、その胴が可動フック303のリベット挿通孔382に挿入し、支持板部331のリベット孔332に挿入し、リベット孔332から突出した胴の先端がかしめられることで、図5に示すように、可動フック303を支持板部331の上部に回動可能な状態で軸支するようになっている。
図4において、リベット502は、その胴が連結杆302のリベット挿通孔391に挿入し、可動フック303のリベット孔383に挿入し、リベット孔383から突出した胴の先端がかしめられることで、図5に示すように、連結杆302を可動フック303の基端部381に回動可能な状態で軸支するようになっている。
図4において、本体フレーム301の下方の支持板部351には、板面を貫通してリベット孔352、353及び逃がし孔354が形成されている。一方、可動フック304の基端部411には、板面を貫通してリベット挿通孔412及びリベット孔413が形成されている。連結杆302の下端近傍には、板面を貫通してリベット挿通孔392が形成されている。可動フック304の上辺には、固定板76(図2参照)に係止するための係止爪414が形成されている。ローラ313は、回転中心にリベット挿通孔420が形成されている。
リベット503は、その胴が可動フック304のリベット挿通孔412に挿入し、支持板部351のリベット孔352に挿入し、リベット孔352から突出した胴の先端がかしめられることで、図5に示すように、可動フック304を支持板部351に回動可能な状態で軸支するようになっている。
図4において、リベット504は、その胴が連結杆302のリベット挿通孔392に挿入し、可動フック304のリベット孔413に挿入し、リベット孔413から突出した胴の先端がかしめられることで、図5に示すように、連結杆302の下端近傍を可動フック304の基端部411に回動可能な状態で軸支するようになっている。
図4において、リベット507は、ローラ313のリベット挿通孔420に挿入し、支持板部351のリベット孔353に挿入し、リベット孔353から突出した胴の先端がかしめられることで、図5に示すように、ローラ313を支持板部351に回動可能な状態で軸支するようになっている。
次に、取付板部321について詳細に説明する。
図4において、取付板部321には、施錠装置ユニット300を前扉3(図2参照)の裏面右側部に取り付けることができるように複数の止めネジ挿通孔323が上下に並べて形成されている。
中間の支持板部341に対応する取付板部321の幅広部322には錠取付孔324が穿設されている。幅広部322の錠取付孔324より上側及び下側には、それぞれネジ孔325、326が形成されている。一方、前扉用シリンダ錠78のフランジ部371には、ネジ挿通孔372、373が形成されている。
錠取付孔324には前扉用シリンダ錠78が挿通される。
ネジ314、315は、フランジ部371のネジ挿通孔372、373と、幅広部322のネジ孔325、326との位置を合わせた状態において、そのネジ部がネジ挿通孔372、373に挿通し、ネジ孔325、326に螺入することで、図5に示すように、幅広部322にフランジ部371をネジ止め固定している。
図4において、前扉用シリンダ錠78の錠軸となる細径部641(図8参照)には、カム板309がネジ375によるネジ止めで取り付けられている。カム板309は、径方向に延びる第1突部431及び第2突部432を有している。またカム板309は、連結杆302を施錠位置から解錠位置に移動させたり、作動杆305を非作動位置から作動位置に移動させたりする。一方、フランジ部371には、解錠位置にあるカム板309を検出することで、カム板309の回動角を検出するカム板回動位置検出手段としてのフォトセンサ311が取り付けられている。
フォトセンサ311は、透過式のフォトセンサであり、発光部と受光部を有するコ字状部により構成され、コ字状部の隙間にカム板309の第1突部431が挿入されることで発光部と受光部の間が遮断され、カム板309を検出したことを示す検出信号を出力する。
また、支持板部341の下辺には、取付板部321の幅方向(外側)に張り出された張り出し部342(図6及び図7参照)が形成されている。該張り出し部342にはスロットマシン1のリセットに使用される光電スイッチ等のフォトセンサ312がネジ止めされている。図7に示すように、フォトセンサ312は、発光部347と受光部348を有している。
図4において、連結杆302は、金属製の板材からなり、上方の支持板部331、中間の支持板部341及び下方の支持板部351に沿って移動ができるように中間部が支持板部341側に折り曲げられて所定長さの段部393が形成されている。即ち、連結杆302は、上から順に垂直板部394、傾斜板部395、垂直板部396、傾斜板部397、垂直板部398を有しており、傾斜板部395と、垂直板部396と、傾斜板部397とが段部393を構成している。
図4において、上側の垂直板部394の上部には、前述したリベット挿通孔391が当該垂直板部396の上端に近接して形成されている。
図4において、上側の垂直板部394の下部には、コイルバネ307の上端を掛けるフック421が段部393の形成方向と反対の方向に突出して形成されている。
また、連結杆302は、上側の垂直板部394のフック421より所定間隔を置いた下側から傾斜部395の上部に亘ってスリット422が形成され、傾斜部395の下端近傍から垂直板部396の上部に亘って逃がし孔423が形成されている。また、垂直板部396には、係合孔424、スリット425、リベット孔426、段部427が形成されている。段部427は、垂直板部396の支持板部330側に突出して形成され、後述のダンパー板306の切り欠き部445が係止するようになっている。垂直板部396の下部の前辺には、ダンパー板306のフック444を通すための切欠き428が形成されている。
傾斜板部397には、コイルバネ308の下端を掛けるフック429が形成されている。
一方、本体フレーム301の支持板部341と連結杆302の段部393との間には、支持板部341から順に作動杆305及びダンパー板306が介挿されるようになっている。
ダンパー板306は、連結杆302の垂直板部396の縦方向の長さとほぼ等しい長さの金属製の板材からなる。ダンパー板306の前辺には、カム板309の第1突部431が摺動するカム形状441が形成されている。ダンパー板306の上下の中間部には、リベット挿通孔442と貫通部443が板面を貫通して形成されている。ダンパー板306の下部の前辺には、フック444が連結杆302側に向けて突出して形成されている。ダンパー板306の下部の後辺には、切り欠き部445が形成されている。
リベット505は、その胴がダンパー板306のリベット挿通孔442に挿入し、連結杆302の垂直板部396のリベット孔426に挿入し、リベット孔426から突出した胴の先端がかしめられることで、ダンパー板306を連結杆302の垂直板部396に回動可能な状態で軸支するようになっている。
作動杆305は、金属製の板材からなり、上方の支持板部331及び中間の支持板部341に沿って移動ができるように折り曲げられている。即ち、作動杆305は、上から順に垂直板部451、傾斜板部452、垂直板部453を有しており、傾斜板部452は、垂直板部451の下端から中間の支持板部341に向けて傾斜している。
作動杆305の垂直板部451には、上下方向に延びるスリット454が形成されている。
傾斜板部452の上部には、コイルバネ307の下端を掛けるフック455が連結杆302側に突出して形成されている。
垂直板部453の上部には、係合孔456が形成されている。
垂直板部453の後辺の中間部の下寄りには、本体フレーム301に対する前後の位置決めを行うための摺動部457が形成されている。
垂直板部453の前辺の下部には、フォトセンサ312を作動させるための遮光片458が中間の支持板部341に向けて折り曲げ形成されている。
一方、本体フレーム301の上方の支持板部331の下部には、作動杆305の垂直板部451のスリット454に挿入する膨出部334が形成されている。膨出部334とスリット454は、本体フレーム301に対して支持板部331が上下方向にスライドする範囲を規制している。
本体フレーム301の中間の支持板部341の上部には、カム板309が回動する際、カム板309の第1突部431及び第2突起部432を逃がすための逃げ孔343が形成されている。
また、中間の支持板部341の中間部には、連結杆302側に向けて膨出する膨出部344が形成されている。
膨出部344は、作動杆305の摺動部457と摺動するようよになっており、取付板部321の幅広部322との間に作動杆305を挟むようになっている。膨出部344の中心にはリベット孔345が形成されている。
また、支持板部341の中間部には、作動杆305の遮光片458が挿入されるスリット346が形成されている。
リベット506は、その胴が連結杆302のスリット425に挿入し、ダンパー板306の貫通部443に挿入し、本体フレーム301のリベット孔345に挿入し、リベット孔345から突出した胴の先端がかしめられることで、連結杆302を上下方向にスライド可能な状態で本体フレーム301に取り付けるとともに、連結杆302に対するダンパー板306の回動角の範囲を規制している。
以下、施錠装置ユニット300を組み立てた状態について説明する。
図5において、施錠装置ユニット300を組み立てた状態では、上下の可動フック303、304は、それぞれ本体フレーム301の支持板部330の上部及び下部に、リベット501、503を中心にして回動可能の状態で取り付けられている。
上側の可動フック303は、連結杆302の上部とリベット503を介して回動可能の状態で連結している。下側の可動フック304は、連結杆302の下部とリベット504を介して回動可能の状態で連結している。連結杆302は、リベット506により上下方向にスライド可能な状態で本体フレーム301に取り付けられている。
本体フレーム301の支持板部341と連結杆302の段部393との間には、支持板部341から順に作動杆305及びダンパー板306が配置している。ダンパー板306は、リベット505を軸として連結杆302の段部393に回動可能な状態で取り付けられている。ダンパー板306は、連結杆302の段部427に切り欠き部445(図4参照)が係止することで、回動角が規制されている。
作動杆305は、本体フレーム301の膨出部334、344(図4参照)と連結杆302によって、所定の範囲で上下方向にスライド可能な状態で本体フレーム301に取り付けられている。
作動杆305のフック455は、連結杆302のスリット422を介して外側に突出している。連結杆302のフック421と作動杆305のフック455の間にはコイルバネ307が取り付けられている。
コイルバネ307は、作動杆305に対して連結杆302を上側に付勢するとともに、連結杆302に対して作動杆305を下側に付勢している。
作動杆305のスリット454(図7参照)の下端が本体フレーム301の膨出部334(図7参照)に係止した状態では、コイルバネ307によって連結杆302が本体フレーム301に対して下側に付勢される。
連結杆302のスリット425(図7参照)の上端が本体フレーム301に取り付けられたリベット506に係止した状態では、コイルバネ307によって作動杆305が本体フレーム301に対して上側に付勢される。
ダンパー板306のフック444は、連結杆302の切欠き428を介して外側に突出している。連結杆302のフック429とダンパー板306のフック444の間にはコイルバネ308が取り付けられている。
コイルバネ308は、ダンパー板306のカム形状441がカム板309の第1突部431を押す方向にダンパー板306を付勢している。
前扉用シリンダ錠78が施錠された状態において、カム板309の第1突部431は逃がし孔423に挿入し、カム板309第2突部432は連結杆302の係合孔424に挿入している。逃がし孔423の奥方には、作動杆305の係合孔456が配置している。
以下、前扉キー600について詳細に説明する。
図6において、前扉キー600は、金属製の軸部601の先端に前扉用シリンダ錠ロータ612(図8参照)と嵌合する嵌合部602を有し、軸部601の基端に摘み603を取り付けたものである。嵌合部602には後述の複数の前側タンブラーピンがそれぞれ係止する複数の溝部604、605…が形成されている。
図8において、前扉用シリンダ錠78は、フランジ部371と、前扉用シリンダ錠本体611と、前扉用シリンダ錠ロータ612とを備えている。
フランジ部371は、本体フレーム301(図4参照)の幅広部322(図4参照)に取り付け固定される。
前扉用シリンダ錠本体611は、筒状に形成され、フランジ部371の前面に固定されている。
前扉用シリンダ錠ロータ612は、前扉キー600の嵌合部602と嵌合する前扉キー嵌合部630を有し、前記前扉用シリンダ錠本体611の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記前扉キー嵌合部630が前記前扉キー600の嵌合部602と嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する。
前扉用シリンダ錠本体611は、円筒部631と、固定部材632、ケース633とを備えている。
前扉用シリンダ錠ロータ612は、後側から順に細径部641、中径部642、大径部643、嵌合部630が形成されている。
前扉用シリンダ錠本体611の円筒部631は、後方がフランジ部371の前面にかしめにより固定され、前方の開口634に固定部材632の後部が挿入されている。ケース633は、円筒部631から突出する固定部材632、前扉用シリンダ錠ロータ612の大径部643及び嵌合部630の外周を覆う。
前扉用シリンダ錠ロータ612の中径部642は、固定部材632の中心の貫通孔644に挿入される。ケース633の内周には前扉用シリンダ錠ロータ612の大径部643を係止する段部645が形成されている。ケース633の前面646には鍵穴79が形成されている。前扉用シリンダ錠ロータ612の大径部643は、ケース633の内面に形成された段部645と固定部材632との間に挟まれ、前後の位置が規定される。
前扉用シリンダ錠ロータ612の細径部641の後方は、フランジ部371に形成された貫通孔374に挿入されフランジ部371の後方に突出し、細径部641の先端には、カム板309がネジ375によりネジ止め固定されている。
以下、カム板309のネジ止め構造を詳細に説明する。
カム板309には、その板面を貫通する楕円形状の嵌合孔433が形成されている。細径部641の先端には、段部647を介して嵌合凸部648が形成されている。嵌合凸部648は、外周形状が嵌合孔433の楕円形状と一致するように成され、カム板309の嵌合孔433に挿入して嵌合する。細径部641は、嵌合凸部648の端面から細径部641の回転軸に沿ってネジ孔649が形成されている。ネジ孔649には、ネジ375のネジ部375aが螺入する。ネジ375のネジ頭375bは、嵌合孔433よりも大径に形成されている。
嵌合凸部648とカム板309の嵌合孔433を嵌合し、ネジ孔649にネジ375のネジ部375aを螺入してネジ375を締め付けた状態では、カム板309が段部647とネジ頭375bに挟まれて細径部641に固定された状態となる。嵌合凸部648の外周形状と嵌合孔433の内周形状は楕円形状に形成されているので、カム板309が細径部641に対して回転することはない。
また、前扉用シリンダ錠78は、回動規制部材としての複数の前側タンブラーピン651、652…、複数の摺動部材661、662…、複数の後側タンブラーピン671、672…、複数のコイルバネ681、682…を有している。
固定部材632は、後面から前方に向けて複数の回動規制部材挿入穴691、692…が形成されている。複数の回動規制部材挿入穴691、692…は、それぞれ複数のコイルバネ681、682…が奥方に挿入され、複数のコイルバネ681、682…の先にそれぞれ後側タンブラーピン671、672…が挿入されている。
前扉用シリンダ錠ロータ612の大径部643は、後面から前方に向けて複数の回動規制部材挿通孔701、702…が形成されている。複数の回動規制部材挿通孔701、702…には、それぞれ後側タンブラーピン651、652…が挿入されている。
複数の摺動部材661、662…は、球状に形成され、それぞれ複数の前側タンブラーピン651、652…と複数の後側タンブラーピン671、672…前側タンブラーピンとの間に介挿され、複数の回動規制部材挿入穴691、692…と複数の回動規制部材挿通孔701、702…との間を移動可能になっている。
固定部材632の複数の回動規制部材挿入穴691、692…と前扉用シリンダ錠ロータ612の大径部643の複数の回動規制部材挿通孔701、702…の位置が重なった状態において、鍵穴79に前扉キー600が差し込まれていない状態または適合しない前扉キーが鍵穴79に差し込まれた状態では、大径部643と固定部材632の当接面が前側タンブラーピン651、652…、複数の摺動部材661、662…、複数の後側タンブラーピン671、672…の当接面と合致せず、前扉用シリンダ錠ロータ612は前扉用シリンダ錠本体611の筒内での係止固定状態となる。
鍵穴79に正規の前扉キー600が差し込まれ、前扉キー600の嵌合部602に嵌合する前扉用シリンダ錠ロータ612の嵌合部630が嵌合した場合、複数の前側タンブラーピン651、652…はそれぞれ溝部604、605…に係止して後方に押し込まれ、大径部643と固定部材632の当接面が、前側タンブラーピン651、652…、複数の摺動部材661、662…、複数の後側タンブラーピン671、672…の当接面のいずれかと合致し、前扉用シリンダ錠ロータ612は、前扉用シリンダ錠本体611の筒内での係止固定状態を解除され、前扉キー600とともに前記筒内で右回り及び左回りの両方向に回動可能となる。
即ち、前扉用シリンダ錠78は、鍵穴79に正規の前扉キー600が差し込まれ、回動操作されることで、前扉用シリンダ錠ロータ612及びカム板309が回動することになる。
以下、前扉キー600の回動操作による施錠装置ユニット300の動作について説明する。
前扉用シリンダ錠78が施錠状態にある場合には、図5及び図7に示すように、本体フレーム301に対して連結杆302はスライド可能な範囲において最も下側の位置にあり、連結杆302に対してダンパー板306の上側が最も前方となる位置にあり、本体フレーム301に対して作動杆305はスライド可能な範囲において最も上側の位置にあり、フォトセンサ311がカム板309の第1突部431を検出せず、フォトセンサ312の発光部347(図7参照)と受光部348(図7参照)の間から遮光片458が離れた状態にある。
鍵穴79に差し込こんだ前扉キー600を右回りに回動させた場合には、図9に示すように、施錠装置ユニット300の後ろ側において、カム板309の右回りに回動し、カム板309の第2突部432が連結杆302の係合孔424を押し上げ、本体フレーム301に対して連結杆302を上方にスライドさせ、係止爪384、414が下がる方向に可動フック303、304を回動させ、固定板26、27(図2参照)に対する可動フック303、304の係止を解除する。これにより、筐体2に対して前扉3を開くことが可能になる。この状態では、フォトセンサ311のコ字状部の隙間にカム板309の第1突部431が挿入され、フォトセンサ311がカム板309を検出したことを示す検出信号を出力する。
前扉キー600を右回りに回動させた後、前扉キー600に力を加えるのをやめると、コイルバネ307の付勢力により、本体フレーム301に対して連結杆302が下方にスライドし、施錠装置ユニット300は図5に示す施錠状態に戻る。
鍵穴79に差し込こんだ前扉キー600を左回りに回動させた場合には、施錠装置ユニット300の後ろ側において、カム板309の左回りに回動し、カム板309の第1突部431が、連結杆302の逃がし孔423に挿入した状態で、ダンパー板306のカム形状441(図4参照)を摺動し、ダンパー板306の上側が後方に突出する方向にするダンパー板306を回動させるとともに、作動杆305の係合孔456を押し下げ、本体フレーム301に対して作動杆305を下方にスライドさせ、図7に示すフォトセンサ312の発光部347と受光部348の間に遮光片458を挿入して、フォトセンサ312を作動させ、図2に示した主制御基板20にスロットマシン1のゲーム状態のリセットを行わせる。
前扉キー600を左回りに回動させた後、前扉キー600に力を加えるのをやめると、コイルバネ307の付勢力により、本体フレーム301に対して作動杆305が上方にスライドし、コイルバネ308の付勢力により、ダンパー板306の上側が前方に移動する方向にするダンパー板306が回動して、施錠装置ユニット300は図5に示す施錠状態に戻る。
次に、前扉開放検出スイッチ85について説明する。
図10は、開放検出スイッチ85及びその周辺部を示す側面図である。
図10において、前扉開放検出スイッチ85は、筐体2の内壁にネジ710によりネジ止め固定される本体部711と、前記前扉3が閉められた際に施錠装置ユニット300の本体フレーム301の支持板部331により押圧される押圧部712を有している。前扉開放検出スイッチ85は、機械式のスイッチを採用しており、押圧部712から支持板部331が離れ、本体部711から押圧部712が突出することでオン状態となり、この検出出力をリード線713、714を介して主制御基板に伝達する。
以下、主電源装置23について詳細に説明する。
図11は、主電源装置23の分解斜視図である。
図11において、主電源装置23は、筐体731の内部に電源装置基板24を収納し、筐体731の前面部732に電源スイッチ81、リセット釦82、設定錠83等を設けたものである。前面部732の左上コーナー及び左下のコーナーの若干内側には、扉84の回動軸となる円柱部材733、734が設けられている。
扉84は、透明樹脂で形成され、左上コーナー及び左下のコーナーに、当該扉84の回動軸となる円柱部材733、734にそれぞれ掛かるフック部735、736がそれぞれ形成されている。扉84の右側中間部には、摘み部材740を取り付ける取り付け孔737が形成されている。摘み部材740の前部には、指で握られる円形部741が形成されている。摘み部材740の後部には、筐体731の前面部732に形成された嵌合穴738と嵌合する嵌合部742が形成されている。扉84と前面部732の間には、ねじりバネ739が設けられている。ねじりバネ739は、前面部732を閉塞する方向に扉84を付勢している。
このような構造により、主電源装置23の扉84は、摘み部材740の円形部741を指で引くことで摘み部材740の嵌合部742が嵌合穴738から外れ、円柱部材733、734を中心にして回動し、前面部732の電源スイッチ81、リセット釦82、設定錠83等の操作部が操作可能となる。
扉84が開いた状態で円形部741から指を離せば、ねじりバネ739の付勢により扉84が閉まる方向に回動し、摘み部材740の嵌合部742が嵌合穴738に挿入して嵌合し、扉84は閉まった状態で固定される。
次に、設定錠83及びその関連部材について詳細に説明する。
図12は、設定錠83及びその周辺部の断面図である。図13は、印刷配線板872及び可動接点874の正面図である。
図12において、設定キー800は、金属製の板状部801の前部の一方及び他方の脇に設定用シリンダ錠ロータ812と嵌合する嵌合部802、803が形成されている。嵌合部802、803には後述の複数個のロックプレート851、852…が当接する複数の凹凸部804、805…が形成されている。
設定錠83は、設定用シリンダ錠本体811と、設定用シリンダ錠ロータ812とを備えている。
設定用シリンダ錠本体811は、筒状に形成され、主電源装置23の前面部732に固定される。
設定用シリンダ錠ロータ812は、設定キー800の嵌合部802、803に嵌合する設定キー嵌合部830を有し、前記設定用シリンダ錠本体811の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記嵌合部830が前記設定キー800の嵌合部802、803と嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する。
設定用シリンダ錠本体811は、前面部831と、円筒部832と、固定部材833とを備えている。
設定用シリンダ錠ロータ812は、前側から順に太径部841、中径部842、細径部843が形成されている。
設定用シリンダ錠本体811の円筒部832は、後方が固定部材833の前側の開口834にかしめにより固定されている。円筒部832の前方の開口835には、前面部831が挿入され、かしめにより固定されている。円筒部832は、設定キー800の中間部806を覆う。前面部831には、鍵穴836が形成されている。
固定部材833の後方の内周には、逆フランジ部844が形成され、逆フランジ部844の内側の貫通孔845には、設定用シリンダ錠ロータ812の中径部842が軸支されるようになっている。設定用シリンダ錠ロータ812の細径部843には、リング846が取り付けられている。リング846は、係止金具847により後方に移動できないように係止されている。
設定用シリンダ錠ロータ812の太径部841には、当該太径部841の径方向に移動可能な複数個のロックプレート851、852…が設けられている。これらの複数個のロックプレート851、852…は、図示しないバネにより先端側から順に一方及び他方の径方向に交互に付勢され、鍵穴836に設定キー800が挿入されていない状態で、設定用シリンダ錠ロータ812の外周部に形成されたロック溝848、849に嵌入して設定用シリンダ錠ロータ812を設定用シリンダ錠本体811に回動不能な状態でロックにするようになっている。
ロックプレート851、852…は、設定キー800の凹凸部804、805…に対応した位置にキー挿通孔861、862……が形成されている。
前面部831の鍵穴836に設定キー800が挿入されると、キー挿通孔861、862……の付勢方向の逆側の端部に凹凸部804、805…が当接して、キー挿通孔861、862……が移動し、ロックプレート851、852…の先端部が設定用シリンダ錠ロータ812の太径部841の外周部と面一になり、設定用シリンダ錠ロータ812と設定用シリンダ錠本体811とのロックが解除されて設定用シリンダ錠ロータ812が設定キー800と共に回動可能となる。
設定用シリンダ錠本体811の固定部材833の左側面の後寄りには、当該固定部材833の内周と外周の間を貫通してフォトセンサ91を取り付けられている。フォトセンサ91は、反射式を採用しており、固定部材833の筒内に向けて光を照射する発光部863と固定部材833の筒内の設定キー800の板状部801から反射した光を受光する受光部864を有している。
設定用シリンダ錠ロータ812には、設定キー800を少なくとも設定用シリンダ錠ロータ812の回動角が第1の回動範囲ある状態で設定キー800の板状部801の先端近傍をフォトセンサ91に対して露出させる貫通部865が形成されている。尚、設定用シリンダ錠ロータ812には、フォトセンサ91の板状部801に検出されなくするための黒色塗装が施されている。設定キー800には、フォトセンサ91に検出させるためステンレス鋼等の表面が銀色の素材が用いられている。
このような構造により、フォトセンサ91は、設定キー嵌合部830に対する設定キー800の嵌合を検出する設定キー嵌合検出手段になっている。
設定キー動作検出スイッチ92は、設定用シリンダ錠ロータ812の回動角が第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段である。
設定キー動作検出スイッチ92は、スイッチケース871と、印刷配線板872と、回転子873と、可動接点874により構成されている。
スイッチケース871は前側ケース半体881と後側ケース半体882とから構成される。
前側ケース半体881は、合成樹脂製を素材とし、設定用シリンダ錠本体811の固定部材833の後方にネジ883によりネジ止め固定される。後側ケース半体882は、合成樹脂製を素材とし、前側ケース半体881の後方にネジ884によりネジ止め固定され、前側ケース半体881とともに印刷配線板872、回転子873、可動接点874を収納する。
前側ケース半体881は、回転子873を回転可能な状態で軸支する軸受部885が設けられている。
回転子873は、前記設定用シリンダ錠ロータ812の端部に嵌め込まれて取り付けられている。
後側ケース半体882の奥面には、固定接点891、892、893(図13参照)を有する印刷配線板872が取り付けられている。
前側ケース半体881と後側ケース半体882の間には、リード線901、902、903が挿通される貫通孔886が形成される。リード線901、902、903は、図13に示す印刷配線板872の固定接点891、892、893に接続される。
図12において、可動接点874は印刷配線板872に対向して回転子873の後部に取り付けられ、その後面が印刷配線板872上を摺動するようになっている。
図13において、印刷配線板872の固定接点891は、回転子873の回転軸S1の回転軸を中心にして前方から見て右回りの160°から280°までの範囲の円周上に形成されている。回転子873の可動接点874は、固定接点892、893に対して回転軸S1を通る線L1で接触するものとする。
印刷配線板872の固定接点892は、回転軸S1を中心にして前方から見て右回りの350°から10°までの範囲の円周上に形成されている。
印刷配線板872の固定接点893は、回転軸S1の回転軸を中心にして前方から見て真上から右回りの88°から110°までの範囲の円周上に形成されている。固定接点891、892、893は、それぞれ配線パターン894、895、896を介して半田付けランド897、898、899に接続されている。半田付けランド897、898、899には、リード線901、902、903の電導線が半田により電気的に接続されている。印刷配線板872の固定接点891、892、893、配線パターン894、895、896及び半田付けランド897、898、899を除く部分は、電気を通さない絶縁部904となっている。印刷配線板872の固定接点891には、リード線901を介してハイレベル(H)の電圧が印可されている。
設定用シリンダ錠ロータ812が施錠状態の場合、可動接点874の一端側876は真上を向いて固定接点892に接触し、可動接点874の他端側877は真下を向いて固定接点891に接触し、固定接点891が可動接点874を介して固定接点892と電気的に接続した状態になる。
設定用シリンダ錠ロータ812及びこれに固定された可動接点874の回転角は、可動接点874の一端側876が真上向きとなる0°から右向きの90°の範囲となる。この範囲では固定接点891と可動接点874は常に接続している。
図14は、設定キー800を操作して設定錠83の設定用シリンダ錠ロータ812を回転させた場合のフォトセンサ91及び設定キー動作検出スイッチ92の出力とこの出力に対する回路処理を示すタイミングチャートである。
図14(a)はフォトセンサ91からの出力a0を示し、図14(b)はリード線902からの出力a1を示し、図14(c)はリード線903からの出力a2を示し、図14(d)は出力a1と出力a2を1/2に減衰させた出力とを加算した加算出力a3を示している。
また、図14おいて、期間Aは、フォトセンサ91が設定キー嵌合部830に対する設定キー800の嵌合を検出してから可動接点874の一端側876が固定接点892上を摺動している状態を示している。期間Bは、可動接点874の一端側876が固定接点892と固定接点893との間の絶縁部904上を摺動している状態、期間Cは、可動接点874の一端側876が固定接点上を摺動している状態を示している。
設定用シリンダ錠ロータ812が施錠状態の場合、可動接点874の一端側876は真上を向いて固定接点892に接触し、回転子873の他端側877は真下を向いて固定接点891に接触し、固定接点891が可動接点874を介して固定接点892と電気的に接続した状態になる。
ここで、作業者が設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定用シリンダ錠ロータ812と設定用シリンダ錠本体811とのロックを解除し、設定キー800を右回りに回転させると、フォトセンサ91及び設定キー動作検出スイッチ92は、期間A→B→Cの状態となる。この場合、図14(a)に示すフォトセンサ91の出力a1は、期間Aの始まりのタイミングT0でローレベルLからハイレベルHに立ち上がり、期間Bの途中のタイミングTbでハイレベルHからローレベルLに立ち下がる。図14(b)に示すリード線902からの出力a1は、期間Aと期間Bの境界のタイミングT1でハイレベルHからローレベルLに立ち下がる。図14(c)に示すリード線903からの出力a2は、期間Bと期間Cの境界のタイミングT2でローレベルLからハイレベルHに立ち上がる。図14(d)に示す主制御基板20により出力a1と出力a2を1/2に減衰した出力を加算した加算出力a3は、期間Aと期間Bの境界のタイミングT1でハイレベルHからローレベルLに立ち下がり、期間Bと期間Cの境界のタイミングT2でローレベルLからハイレベルHの1/2のミドルレベルMに立ち上がる。
本実施例では、フォトセンサ91からの出力a0を示がローレベルLからハイレベルHに立ち上がって後に加算出力a3においてハイレベルHの状態からローレベルLに立ち下がった後ミドルレベルMに立ち上がった出力を設定キー回転信号としている。
主制御基板20は、加算出力a3のハイレベルHからローレベルLに立ち下がりとローレベルLからミドルレベルMへの立ち上がりを連続して検出することで、設定錠83に対して設定変更許可操作が行われたことを判別する。
主制御基板20は、期間Aと期間Bの時間を当該主制御基板20に設けられたクロック信号発生器207からのクロック信号によりカウントし、期間Aと期間Bの双方がそれぞれ第1及び第2の所定の時間内であった場合、設定錠83に対して正常な動作が行われていると判別し、期間Aが第1の所定の時間を超えるか、または期間Bが第2の所定の時間を超えた場合には不正な操作が行われたと判別し、サブ制御基板30を介して演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力し、演出用放音部62(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b(図2参照)に警報を発声させ、設定キー回転信号(図14参照)の受付を禁止することで、数値情報表示部400に入賞によって獲得したメダル数を表示した状態を維持し、処理を終了する。
ここで、本実施例では、期間Aの判別基準となる第1の所定の時間として例えば10秒を採用し、期間Bの判別基準となる第2の所定の時間として例えば1秒を採用している。鍵穴836に不正器具を挿入して設定錠83の解錠操作(いわゆるピッキング行為)を行った場合には、期間Aが10秒を超え、期間Bが1秒を超えることになる。
以下、スロットマシン1における入賞役の抽選確率の設定を数値情報表示部400に表示する場合の動作を説明する。
図15は入賞役の抽選確率の設定を数値情報表示部400に表示する場合及び表示を禁止する場合における主制御基板20のCPU200の処理を示すフローチャートである。
図15において、主制御基板20(図3参照)のCPU200(図3参照)は、入賞役の抽選確率の設定を数値情報表示部400(図1参照)に表示するか否かの処理を行う場合、まず、ステップS1において、フォトセンサ311(図3及び図5参照)の出力から前扉用シリンダ錠78が施錠解除操作されたかを判別する。ここで、フォトセンサ311が検出結果がカム板309(図5参照)を検出したことを示していない場合、ステップS1の判定がNOとなり、CPU200はステップS2の処理に移行する。また、フォトセンサ311が検出結果がカム板309を検出したことを示す検出信号を出力した場合、ステップS1の判定がYESとなり、CPU200はステップS3の処理に移行する。
ステップS2において、CPU200は、前扉開放検出スイッチ85がオン状態であるか否かを検出する。ここで、筐体2(図2参照)に対して前扉3(図2参照)が閉じられ、押圧部712(図10参照)が支持板部331(図4及び図10参照)により押圧された状態では、ステップS2の判定がNOとなり、CPU200はステップS1の処理に戻る。また、筐体2に対して前扉3が開かれ、押圧部712から支持板部331が離れた状態では、ステップS2の判定がYESとなり、CPU200はステップS10の処理に移行する。
ステップS10において、CPU200は、サブ制御基板30を介して演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力し、演出用放音部62(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b(図2参照)に警報を発声させ、設定キー回転信号(図14参照)の受付を禁止することで、数値情報表示部400に入賞によって獲得したメダル数を表示した状態を維持し、処理を終了する。
一方、ステップS3において、CPU200は、前扉開放検出スイッチ85がオン状態であるか否かを検出する。ここで、筐体2に対して前扉3が閉じられた状態では、ステップS3の判定がNOとなり、CPU200はステップS4の処理に移行する。また、筐体2に対して前扉3が開かれ、押圧部712から支持板部331が離れた状態では、ステップS3の判定がYESとなり、CPU200はステップS5の処理に移行する。
ステップS4において、CPU200は、加算出力a3(図14参照)に対して設定キー回転信号(図14参照)の検出処理を行いうことで、設定キー回転信号を受け付けたか否かの判別を行う。ここで、設定錠83が操作されない状態では、ステップS4の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS3の処理に戻る。また、作業者が設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定キー800を右回りに回転させた場合、加算出力a3は、期間A→B→Cの状態となり、CPU200は、設定キー回転信号を受け付け、ステップS4の判定がYESとなり、ステップS10の処理に移行する。
ステップS5において、CPU200は、フォトセンサ91からの出力a0を示がローレベルLからハイレベルHに立ち上がってから加算出力a3がハイレベルHからローレベルLに立ち下がるまでの期間Aをカウントし、加算出力a3がハイレベルHからローレベルLに立ち下がってからハイレベルHの1/2のミドルレベルMに立ち上がるまでの期間Bをカウントし、ステップS6の処理に移行する。
ステップS6において、CPU200は、加算出力a3に基づいて、設定キー回転信号を受け付けたか否かの判別を行う。ここで、加算出力a3がローレベルLからミドルレベルMに立ち上がる期間Cまで操作されない状態では、ステップS6の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS6の処理を繰り返す。作業者が設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定キー800を右回りに回転させた場合、加算出力a3は、期間A→B→Cの状態となり、CPU200は、設定キー回転信号を受け付け、ステップS6の判定がYESとなり、ステップS7の処理に移行する。
ステップS7において、CPU200は、ステップS5でカウントした期間Aと期間Bの双方がそれぞれ第1及び第2の所定の時間内であるか否かの判別を行っている。CPU200は、ステップS5でカウントした期間Aと期間Bの双方がそれぞれ第1及び第2の所定の時間内であった場合、ステップS7の判定がYESとなり、設定錠83に対して正常な動作が行われていると判別し、ステップS8の処理に移行し、期間Aが第1所定の時間を超えるか、または期間Bが第2の所定の時間を超えた場合には、ステップS7の判定がNOとなり、不正な操作が行われたと判別しステップS10の処理に移行する。
ステップS8において、CPU200は、数値情報表示部400に入賞役の抽選確率の設定を1から6までの数字で数値表示する制御を行い処理を終了する。
ここで、正規の作業で筐体2に対して前扉3を開き設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入して設定表示を行う場合を考える。
この場合、作業者は、前扉キー600を用いて前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行い、次に筐体2に対して前扉3を開くことで前扉開放検出スイッチ85をオン状態とし、この後、設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定変更許可操作を行った場合、CPU200は、処理がステップS1→S3→S5→S6→S7→S8の流れとなり、数値情報表示部400に入賞役の抽選確率の設定を1から6までの数字で数値表示する。
次に、不正を行う者が、前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行うことなく、閉じられた前扉3と筐体2の間の隙間から不正器具を挿入し、フック303、304による前記受け金具26、27の係止を強制的に解除し、前扉3が開いた場合には、CPU200は、処理がステップS1→S2→S10の流れとなり、ステップS10において、演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力し、演出用放音部62(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b(図2参照)に警報を発声させ、数値情報表示部400に入賞によって獲得したメダル数を表示した状態を維持する。
次に、不正を行う者が、閉じられた前扉3と筐体2の間の隙間から不正器具を挿入し、さらに主電源装置23に不正器具を挿入して設定錠83の鍵穴836に不正器具を挿入して挿入し、設定変更許可操作を行った場合には、CPU200は、処理がステップS1→S3→S4→S10の流れとなり、ステップS10において、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力する等の異常に対応した処理を行う。
また、不正を行う者が、偽造された前扉キーを用いて前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行い、次に筐体2に対して前扉3を開くことで前扉開放検出スイッチ85をオン状態とし、この後、設定錠83の鍵穴836に不正器具を挿入して設定錠83の解錠操作を行った場合には、CPU200は、処理がステップS1→S3→S5→S6→S7→S10の流れとなり、ステップS10において、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力する等の異常に対応した処理を行う。
図16及び図17は主制御基板20のCPU200が正規及び不正な設定の設定変更操作を判別する場合の処理の第1及び第2の部分をそれぞれ示すフローチャートである。
図16及び図17において、主制御基板20(図3参照)のCPU200(図3参照)が正規及び不正な設定の設定変更操作を判別する場合、まず、ステップS11において、CPU200は、主電源装置23(図11参照)の前面の電源スイッチ81(図11参照)がオンされているか否かを判別する。ここで、電源スイッチ81がオンされていない場合、ステップS11の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS11の処理を繰り返す。
また、電源スイッチ81がオンされている場合は、ステップS11の判定がYESとなり、CPU200は、ステップS12の処理に移行する。
ステップS12において、CPU200は、前扉用シリンダ錠78(図12参照)に対して解錠操作が行われていたか否かを記憶部201の解錠フラグがセットされているか否かで検出する。
ここで、記憶部201の解錠フラグは、フォトセンサ311(図5参照)が検出結果がカム板309の第1突部431(図5参照)を検出したことを示す検出信号を一度入力するとセットされ、前扉開放検出スイッチ85(図10参照)の出力より扉3が開放された状態から閉塞されたことを検出するとリセットされる。ここで、解錠フラグがセットされていなかった場合には、ステップS12の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS13の処理に移行する。また、解錠フラグがセットされていた場合には、ステップS12の判定がYESとなり、ステップS15の処理に移行する。
ステップS13において、CPU200は、前扉開放検出スイッチ85がオン状態であるか否かを検出する。ここで、筐体2に対して前扉3が開かれ、押圧部712(図10参照)から支持板部331(図10参照)が離れた状態では、ステップS13の判定がYESとなり、CPU200は、ステップS30の処理に移行する。また、筐体2に対して前扉3が閉じられた状態では、ステップS13の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS14の処理に移行する。
ステップS30において、CPU200は、主電源装置23の電源スイッチ81がオンされているか否かを判別する。ここで、電源スイッチ81がオンされていない場合には、ステップS30の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS30の処理を繰り返す。そして、CPU200は、電源スイッチ81がオンされた時点で、ステップS30の判定がYESとなり、図17に示すステップS31の処理に移行する。
ステップS31において、CPU200は、サブ制御基板30を介して演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力し、演出用放音部62(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b(図2参照)に警報を発声させ、設定変更釦86(図2参照)の操作による設定変更操作信号の受付を禁止して処理を終了する。
図16に示すステップS14において、CPU200は、加算出力a3(図14参照)に対して設定キー回転信号(図14参照)の検出処理を行いうことで、設定キー回転信号を受け付けたか否かの判別を行う。ここで、設定錠83が操作されない状態では、ステップS14の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS11の処理に戻る。作業者が設定錠83(図12参照)の鍵穴836(図12参照)に設定キー800(図12参照)を挿入し、設定キー800を右回りに回転させた場合、CPU200は、設定キー回転信号を受け付け、ステップS14の判定がYESとなり、ステップS30の処理に移行する。
ステップS15において、CPU200は、前扉開放検出スイッチ85がオン状態であるか否かを検出する。ここで、筐体2に対して前扉3が閉じられた状態では、ステップS15の判定がNOとなり、CPU200は、ステップS14の処理に移行する。また、筐体2に対して前扉3が開かれ、押圧部712から支持板部331が離れた状態では、ステップS15の判定がYESとなり、CPU200は、ステップS16の処理に移行する。
ステップS16において、CPU200は、フォトセンサ91からの出力a0を示がローレベルLからハイレベルHに立ち上がってから加算出力a3の設定キー回転信号がハイレベルHからローレベルLに立ち下がるまでの期間Aをカウントし、加算出力a3の設定キー回転信号がハイレベルHからローレベルLに立ち下がってからハイレベルHの1/2のミドルレベルMに立ち上がるまでの期間Bをカウントし、ステップS17の処理に移行する。
ステップS17において、CPU200は、加算出力a3(図14参照)に対して設定キー回転信号(図14参照)の検出処理を行いうことで、設定キー回転信号を受け付けたか否かの判別を行う。ここで、CPU200は、加算出力a3の設定キー回転信号がローレベルLからミドルレベルMに立ち上がる期間Cまでは、ステップS17の判定がNOとなり、ステップS17の処理を繰り返す。作業者が設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定キー800を右回りに回転させた場合、CPU200は、設定キー回転信号を受け付け、ステップS17の判定がYESとなり、ステップS18の処理に移行する。
ステップS18において、CPU200は、ステップS16でカウントした期間Aと期間Bの双方がそれぞれ第1及び第2の所定の時間内であるか否かの判別を行っている。CPU200は、ステップS16でカウントした期間Aと期間Bの双方がそれぞれ第1及び第2の所定の時間内であった場合、ステップS18の判定がYESとなり、設定錠83に対して正常な動作が行われていると判別し、ステップS19の処理に移行し、期間Aが第1所定の時間を超えるか、または期間Bが第2の所定の時間を超えた場合には、ステップS18の判定がNOとなり、不正な操作が行われたと判別しステップS31の処理に移行する。
ステップS19において、CPU200は、主電源装置23の前面には電源スイッチ81がオンされているか否かを判別する。ここで、CPU200は、電源スイッチ81がオンされていない場合、ステップS10の判定がNOとなり、ステップS19の処理を繰り返す。そして、CPU200は、電源スイッチ81がオンされた時点で、ステップS19の判定がYESとなり、図17に示すステップS20の処理に移行する。
ステップS20において、CPU200は、現時点でセットされている入賞役の抽選確率の設定を設定候補値として1から6までの数字で数値情報表示部400に数値表示する制御を行いステップS21の処理に移行する。
ステップS21において、CPU200は、設定変更釦86がオン操作されたか否かを検出する。ここで、設定変更釦86がオン操作された場合には、ステップS21の判定がYESとなって、CPU200は、ステップS22の処理に移行する。また、設定変更釦86がオン操作されなかった場合には、ステップS22の判定がNOとなって、CPU200は、ステップS23の処理に移行する。
ステップS22において、CPU200は、数値情報表示部400に表示されている設定候補値を一回変更し、ステップS23の処理に移行する。ここで、設定候補値を一回変更する方法は、変更前の設定候補値が1から5場合、数字1だけカウントアップすることで変更後の設定候補値とし、変更前の設定候補値が6の場合、1を変更後の設定候補値としている。
ステップS23において、CPU200は、レバー75がオン操作されたか否かを検出している。ここで、レバー75がオン操作されなかった場合には、ステップS23の判定がNOとなって、CPU200は、ステップS21の処理に戻り移行し、レバー75がオン操作され場合には、ステップS23の判定がYESとなって、CPU200は、ステップS24の処理に移行する。
ステップS24において、CPU200は、数値情報表示部400に表示されている設定候補値を実際の設定値とし、この設定値を元の設定値と入れ換えて記憶部201に記憶することで設定変更を行う。
ここで、正規の作業で筐体2に対して前扉3を開き設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入して設定変更を行う場合を考える。
この場合、作業者は、前扉キー600を用いて前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行い、次に筐体2に対して前扉3を開くことで前扉開放検出スイッチ85をオン状態とし、電源スイッチ81をオフし、この後、設定錠83の鍵穴836に設定キー800を挿入し、設定キー800を右回りに回して設定キー800の幅方向をオン方向にし、電源スイッチ81をオンし、設定変更釦86をn回押すことで、設定候補値をn回変更し、レバー75をオン操作することで、設定候補値を実際の設定値として主制御基板20の記憶部201に記憶させる。この場合、主制御基板20のCPU200は、処理がステップS11→S12→S15→S16→S17→S18→S19→S20→(S21→S22→S23のn回ループ)→S24の流れとなり、入賞役の抽選確率の設定が正常に変更される。この後、設定錠83に差し込まれた設定キー800を左回りに回して設定キー800の幅方向をオフ方向にし、設定錠83から設定キー800を引き抜き、電源スイッチ81をオンし、次に筐体2に対して前扉3を閉塞することでスロットマシン1が遊技可能になる。
一方、不正を行う者が、前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行うことなく、閉じられた前扉3と筐体2の間の隙間から不正器具を挿入し、可動フック303、304による受け金具26、27の係止を強制的に解除し、前扉3を開いた場合、CPU200は、処理がステップS11→S12→S13→S30→S31の流れとなり、ステップS31において、演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、異常発生信号を外部集中端子基板25(図2参照)に出力し、演出用放音部62(図1参照)のスピーカ32a、32b、38a、38b(図2参照)に警報を発声させ、数値情報表示部400に入賞によって獲得したメダル数を表示した状態を維持する。
次に、不正を行う者が、閉じられた前扉3と筐体2の間の隙間から不正器具を挿入し、前扉3を開くことなく主電源装置23の電源スイッチ81がオンし、さらに主電源装置23に不正器具を挿入して設定錠83の鍵穴836に不正器具を挿入して挿入し、設定候補値の表示操作を行った場合、CPU200は、処理がステップS11→S12→S13→S14→S31またはステップS11→S12→S15→S14→S31の流れとなり、ステップS31において、演出装置230に対して警報を出力させる等の異常に対応した処理を行う。
尚、CPU200の処理がステップS11→S12→S13→S14→S31の流れとなるのは、前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作が行われることなく不正行為が行われていた場合であり、CPU200の処理がステップS11→S12→S15→S14→S31の流れとなるのは、前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作が行われたが前扉3が開かれることなく不正行為が行われていた場合である。
また、不正を行う者が、偽造された前扉キーを用いて前扉用シリンダ錠78に対して解錠操作を行い、次に筐体2に対して前扉3を開くことで前扉開放検出スイッチ85をオン状態とし、この後、設定錠83の鍵穴836に不正器具を挿入して設定錠83の解錠操作を行った場合には、CPU200は、処理がステップS11→S12→S15→S16→S17→S18→S31の流れとなり、ステップS31において、演出装置230に対して警報を出力させる等の異常に対応した処理を行う。
以上に説明した構成及び動作を纏めて説明すると、CPU200、入賞抽選テーブル203及び乱数発生装置205は、所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段となっている。
前記所定の遊技操作は、レバー75のオン操作のことである。
主電源装置23は、前記筐体2の壁面9に形成された貫通孔10を介しての筐体2の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段及び前記遊技媒体払い出し手段に供給する電源ユニットとなっている。
前扉用シリンダ錠本体611は、筒状に形成され、前記前扉3に設けられている。
前扉用シリンダ錠ロータ612は、前扉キー600と嵌合する前扉キー嵌合部630を有し、前記前扉用シリンダ錠本体611の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記前扉キー嵌合部630が前記前扉キー600と嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する。
カム板309は、前記前扉用シリンダ錠本体611から前記前扉3の内側に突出した前記前扉用シリンダ錠ロータ612に固定して取り付けられている。
前扉ロック機構部90は、前記前扉3を前記筐体2に固定するとともに前記カム板309の回動に連動して当該固定の解除を行う。
フォトセンサ311は、前記カム板309の回動位置が前記前扉3の固定の解除を行う位置にあるかを検出するカム板回動位置検出手段となっている。
前扉開放検出スイッチ85は、前記前扉3または前記筐体2の内側に設けられ、前記前扉3の開放を検出する。
設定用シリンダ錠本体811は、筒状に形成され、主電源装置23に設けられている。
設定用シリンダ錠ロータ812は、設定キー800と嵌合する設定キー嵌合部830を有し、前記設定用シリンダ錠本体811の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部830が前記設定キー800と嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する。
フォトセンサ91は、設定キー嵌合部830に対する設定キー800の嵌合を検出する設定キー嵌合検出手段となっている。
設定キー動作検出スイッチ92は、前記設定用シリンダ錠ロータ812の回動角が第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段となっている。
前記第1の回動範囲は、可動接点874の一端側876が固定接点892上を摺動している状態を示し、前記第2の回動範囲は、可動接点874の一端側876が固定接点892と固定接点893との間の絶縁部904上を摺動している状態を示し、前記第3の回動範囲は、可動接点874の一端側876が固定接点893上を摺動している状態を示している。
CPU200及びクロック信号発生器207は、フォトセンサ91が前記設定キー800の嵌合を検出してから設定キー動作検出スイッチ92の検出結果が第1の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が第1の所定の時間内にあるか否かを判別するとともに、設定キー動作検出スイッチ92の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が第2の所定の時間内にあるか否かを判別する時間判別手段となっている。
CPU200は、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合に前記設定キー800に対して設定変更許可操作が行われたと判別する設定変更許可操作判別手段となっている。
数値情報表示部400は、前記設定変更許可操作判別手段の判別結果に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定を表示する設定表示手段となっている。
設定変更釦86は、操作入力が可能な設定変更用操作入力手段となっている。
主制御基板20及び主電源装置23は、前記設定変更許可操作判別手段のCPU200によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更釦86からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行う設定変更手段となっている。
また、CPU200は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記カム板回動位置検出手段の検出結果が前記筐体2に対する前記前扉3の固定の解除を示さずに、前記前扉開放検出スイッチ85の検出結果が前記前扉3の開放を示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記前扉開放検出スイッチ85の検出結果が前扉3の閉塞を示した状態で前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果に変化が生じた場合に、異常が発生したと見なす異常判別手段となっている。
また、CPU200は、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、図16及び図17に示したステップS18→S31の処理を行うことで、設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とする制御手段となっている。
演出装置230及び演出用放音部62は、前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、異常を報知する異常報知手段となっている。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、主制御基板20のCPU200及びクロック信号発生器207は、前記フォトセンサ91が前記設定キー800の嵌合を検出してから第1の回動範囲にある時間を検出するとともに、前記設定キー動作検出スイッチ92の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、これら検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別し、CPU200は、前記設定キー動作検出スイッチ92の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合にのみ、設定キー800に対して設定変更許可操作が行われたと判別し、さらにCPU200は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に異常が発生したと見なし、この場合に、CPU200は、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とし、警報発報手段は、警報を発報するので、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止できる。
また、主制御基板20のCPU200は、前扉用シリンダ錠ロータ612に対して前記前扉キー600を用いた解錠操作が行われることなく前扉開放検出スイッチ85の検出結果が前記前扉3の開放を示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記前扉3が閉塞された状態で前記設定用シリンダ錠ロータ812が回動操作された場合に異常が発生したと見なすので、前扉3が不正に開放されるのを防止できるとともに、入賞役の当選確率の設定表示や設定変更が不正に行われることを防止でき、遊技媒体の盗難を防止できるとともに、不正な遊技行為を防止できる。
尚、図1乃至図17に示した実施形態では、主制御基板20は、フォトセンサ91が設定キー嵌合部830に対する設定キー800の嵌合を検出してから可動接点874の一端側876が固定接点892上を摺動している期間Aと、可動接点874の一端側876が固定接点892と固定接点893との間の絶縁部904上を摺動している期間Bの双方の時間を検出し、期間Aが第1の所定の時間を超えるか、または期間Bが第2の所定の時間を超えた場合に不正な操作が行われたと判別するように構成したが、期間A、Bの一方の時間のみを検出し、検出した一方の期間が所定の時間を超えた場合に不正な操作が行われたと判別するように構成してもよい。
また、図1乃至図17に示した実施形態では、前扉開放検出スイッチ85は、機械式のスイッチを採用したが、フォトセンサ等の機械式以外のスイッチを採用してもよい。また、図1乃至図17に示した実施形態では、前記カム板309の回動角を検出するカム板回動位置検出手段として光学式のフォトセンサ311を用いたが、カム板回動位置検出手段としては機械式のスイッチ等各種適用可能である。
本発明は、スロットマシンに限らず、パチンコ機、メダルを使用するアレンジボール等の他の遊技機に応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態による施錠装置ユニットの分解斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態による施錠装置ユニットの組み立てた状態の背面側から見た斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態による施錠装置ユニットの組み立てた状態の正面側から見た斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態による施錠装置ユニットの前扉用シリンダ錠78及びその周辺部の組み立てた状態の左側から見た側面図である。 図8は、本発明の一実施形態による前扉用シリンダ錠の断面図である。 図9は、本発明の一実施形態による施錠装置ユニットの前扉用シリンダ錠、可動フック及びその周辺部の施錠を解除する操作が行われた状態の斜視図である。 図10は、本発明の一実施形態による開放検出スイッチ及びその周辺部を示す側面図である。 図11は、本発明の一実施形態による主電源装置の分解斜視図である。 図12は、本発明の一実施形態による設定錠及びその周辺部の断面図である。 図13は、本発明の一実施形態による印刷配線板及び可動接点の正面図である。 図14は、本発明の一実施形態による設定キー動作検出スイッチの出力及びこの出力に対する回路処理を示すタイミングチャートである。 図15は、本発明の一実施形態による入賞役の抽選確率の設定を数値情報表示部に表示する場合及び表示を禁止する場合における主制御基板の処理を示すフローチャートである。 図16は、本発明の一実施形態による主制御基板のCPUが正規及び不正な設定の設定変更操作を判別する場合の処理の第1の部分をそれぞれ示すフローチャートである。 図17は、本発明の一実施形態による主制御基板のCPUが正規及び不正な設定の設定変更操作を判別する場合の処理の第2の部分をそれぞれ示すフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン、2…筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…メダル受皿部、6a…メダル受皿、
7…操作卓、8…開口、9…壁面、10…貫通孔、20…主制御基板、
21…ホッパ装置、22…補助貯留部、23…主電源装置、
24…電源装置基板、25…外部集中端子基板、26、27…固定板、
28…水平面部、30、31a、31b…発光駆動部、
32a、32b、38a、38b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、34a…メダルセンサ、35…ガイド部材、
36…ガイド部材、37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、
40…サブ制御基板、41…パネル面、42…表示窓、
43…遊技状態表示部、44…操作アシスト表示部、
45…数値情報表示部、46、47a、47b…演出用照明部、
48a、48b、62a、62b…演出用放音部、
49…液晶表示装置、49a…表示窓、50…パネル板、
51…表示パネル、52a、52b…左右の演出用照明部、
61…メダル払出口、62a、62b…演出用放音部、
71…メダル投入部、72…メダル投入口、
73、74…ベットボタン、75…スタートレバー、
76a、76b、76c…ストップボタン、77…精算ボタン、
78…前扉用シリンダ錠、79…鍵穴、81…電源スイッチ、
82…リセット釦、83…設定錠、84…扉、
85…前扉開放検出スイッチ、86…設定変更釦、
87…透明カバー、90…前扉ロック機構部、91…フォトセンサ、
92…設定キー動作検出スイッチ、100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
110a、110b、110c…ステッピングモータ、
130…回胴装置基板、200…CPU、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…メダルクレジット手段、
204…入賞抽選テーブル、205…内部抽選フラグ、
206…乱数発生装置、207…クロック信号発生器、220…基板ケース、
300…施錠装置ユニット、301…本体フレーム、
302…連結杆、303、304…可動フック、305…作動杆、
306…ダンパー板、307、308…コイルバネ、
309…カム板、311、312…フォトセンサ、313…ローラ、
314、315…ネジ、321…取付板部、322…幅広部、
323…ネジ挿通孔、324…錠取付孔、325、326…ネジ孔、
330…支持板部、331、341、351…支持板部、
332…リベット孔、334…膨出部、342…張り出し部、
343…逃げ孔、344…膨出部、345…リベット孔、
346…スリット、347…発光部、348…受光部、
352、353…リベット孔、354…逃がし孔、
361…補強片、371…フランジ部、372、373…ネジ挿通孔、
374…貫通孔、375…ネジ、375a…ネジ部、
375b…ネジ頭、381…基端部、382…リベット挿通孔、
383…リベット孔、384…係止爪、391…リベット挿通孔、
392…リベット挿通孔、393…段部、394…垂直板部、
395…傾斜板部、396…垂直板部、397…傾斜板部、
398…垂直板部、400…数値情報表示部、411…基端部、
412…リベット挿通孔、413…リベット孔、414…係止爪、
420…リベット挿通孔、421…フック、422…スリット、
424…係合孔、425…スリット、426…リベット孔、
427…段部、428…切欠き、429…フック、
431…第1突部、432…第2突部、433…嵌合孔、
441…カム形状、442…リベット挿通孔、443…貫通部、
444…フック、445…切り欠き部、451…垂直板部、
452…傾斜板部、453…垂直板部、454…スリット、
455…フック、456…係合孔、457…摺動部、458…遮光片、
501、502、503、504、505、506、507…リベット、600…前扉キー、601…軸部、602…嵌合部、603…摘み、
604、605…溝部、611…前扉用シリンダ錠本体、
612…前扉用シリンダ錠ロータ、630…前扉キー嵌合部、
631…円筒部、632…固定部材、633…ケース、
641…細径部、642…中径部、643…大径部、644…貫通孔、
645…段部、646…前面、647…段部、648…嵌合凸部、
649…ネジ孔、651、652…前側タンブラーピン、
661、662…摺動部材、671、672…後側タンブラーピン、
681、682…複数のコイルバネ、
691、692…回動規制部材挿入穴、
701、702…回動規制部材挿通孔、710…ネジ、711…本体部、
712…押圧部、713、714…リード線、731…筐体、
732…前面部、733、734…円柱部材、
735、736…フック部、737…取り付け孔、738…嵌合穴、
739…ねじりバネ、740…摘み部材、741…円形部、
742…嵌合部、800…設定キー、801…板状部、
802、803…嵌合部、804、805…凹凸部、806…中間部、
811…設定用シリンダ錠本体、812…設定用シリンダ錠ロータ、
830…設定キー嵌合部、831…前面部、832…円筒部、
833…固定部材、834、835…開口、836…鍵穴、
841…太径部、842…中径部、843…細径部、
844…逆フランジ部、845…貫通孔、846…リング、
847…係止金具、848、849…ロック溝、
851、852…ロックプレート、861、862……キー挿通孔、
863…発光部、864…受光部、865…貫通部、
871…スイッチケース、872…印刷配線板、873…回転子、
874…可動接点、881…前側ケース半体、
882…後側ケース半体、883、884…ネジ、885…軸受部、
886…貫通孔、891、892、893…固定接点、
894、895、896…配線パターン、
897、898、899…半田付けランド、
901、902、903…リード線、904…絶縁部

Claims (4)

  1. 前方に開口を有する筐体と、
    前記筐体に対して回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、
    所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、
    前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介しての筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段に供給する電源ユニットとを備えた遊技機であって、
    前記筐体と前記前扉によって閉塞される空間の内部に設けられ、筒状に形成された設定用シリンダ錠本体と、
    設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、前記設定用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する設定用シリンダ錠ロータと、
    前記設定用シリンダ錠ロータの回動角が前記係止固定状態から順次並ぶ第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段と、
    前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第2の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別する時間判別手段と、
    前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合に、前記設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別する設定変更許可操作判別手段と、
    前記設定変更許可操作判別手段の判別結果に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定を表示する設定表示手段と、
    操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、
    前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行う設定変更手段と、
    前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なす異常判別手段と、
    前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とする制御手段と、
    前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、異常を報知する異常報知手段とを備え、
    前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段は、
    前記設定用シリンダ錠ロータに連接された棒状の可動接点と、
    絶縁部上に、該可動接点の回動中心と同心円状に離間配置され、該可動接点の回動位置に応じて該可動接点に接触する第1乃至第3の固定接点とを有し、
    施錠状態では、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点に接触し、前記可動接点の他端が前記第3の固定接点に接触し、
    前記第1の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点上を摺動している状態を示し、
    前記第2の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点と前記第2の固定接点との間の前記絶縁部上を摺動している状態を示し、
    前記第3の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第2の固定接点上を摺動している状態を示している
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前方に開口を有する筐体と、
    前記筐体に対して回動可能に取り付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉と、
    所定の遊技操作を契機に入賞役を抽選する抽選手段と、
    前記筐体の壁面に形成された貫通孔を介しての筐体の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成して前記抽選手段に供給する電源ユニットとを備えた遊技機であって、
    前記筐体と前記前扉によって閉塞される空間の内部に設けられ、筒状に形成された設定用シリンダ錠本体と、
    設定キーと嵌合する設定キー嵌合部を有し、前記設定用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記設定キー嵌合部が前記設定キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する設定用シリンダ錠ロータと、
    前記設定キー嵌合部に対する前記設定キーの嵌合を検出する設定キー嵌合検出手段と、
    前記設定用シリンダ錠ロータの回動角が前記係止固定状態から順次並ぶ第1乃至第3の回動範囲の何れにあるかを検出する設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段と、
    前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1の回動範囲にある時間を検出し、この検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別する時間判別手段と、
    前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が第1乃至第3の回動範囲を順番に連続して示した場合に、前記設定キーに対して設定変更許可操作が行われたと判別する設定変更許可操作判別手段と、
    前記設定変更許可操作判別手段の判別結果に基づいて前記入賞役の抽選確率の設定を表示する設定表示手段と、
    操作入力が可能な設定変更用操作入力手段と、
    前記設定変更許可操作判別手段によって前記設定変更許可操作が行われたと判別された場合に限り、前記設定変更用操作入力手段からの操作入力に基づいて前記抽選手段における前記入賞役の抽選確率の設定変更を行う設定変更手段と、
    前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なす異常判別手段と、
    前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、前記設定変更許可操作判別手段による設定変更許可操作の判別を無効とする制御手段と、
    前記異常判別手段が異常の発生を示した場合に、異常を報知する異常報知手段とを備え、
    前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段は、
    前記設定用シリンダ錠ロータに連接された棒状の可動接点と、
    絶縁部上に、該可動接点の回動中心と同心円状に離間配置され、該可動接点の回動位置に応じて該可動接点に接触する第1乃至第3の固定接点とを有し、
    施錠状態では、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点に接触し、前記可動接点の他端が前記第3の固定接点に接触し、
    前記第1の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点上を摺動している状態を示し、
    前記第2の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第1の固定接点と前記第2の固定接点との間の前記絶縁部上を摺動している状態を示し、
    前記第3の回動範囲は、前記可動接点の一端側が前記第2の固定接点上を摺動している状態を示している
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記時間判別手段は、前記設定キー嵌合検出手段が前記設定キーの嵌合を検出してから前記第1の回動範囲にある時間を検出するとともに、前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果が前記第2の回動範囲にある時間を検出し、これら検出時間が所定の時間内にあるか否かを判別することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記前扉に設けられ、筒状に形成された前扉用シリンダ錠本体と、
    前扉キーと嵌合する前扉キー嵌合部を有し、前記前扉用シリンダ錠本体の筒内に挿入され、当該筒内で係止固定状態及び回転可能な状態の何れか一方の状態にあり、前記前扉キー嵌合部が前記前扉キーと嵌合することで前記筒内での係止固定状態を解除する前扉用シリンダ錠ロータと、
    前記前扉用シリンダ錠本体から前記前扉の内側に突出した前記前扉用シリンダ錠ロータに固定して取り付けられたカム板と、
    前記前扉を前記筐体に固定するとともに前記カム板の回動に連動して当該固定の解除を行う前扉ロック機構部と、
    前記カム板の回動位置が前記前扉の固定の解除を行う位置にあるかを検出するカム板回動位置検出手段と、
    前記前扉または前記筐体の内側に設けられ、前記前扉の開放を検出する前扉開放検出スイッチと、
    を更に備え、
    前記異常判別手段は、前記時間判別手段の判別結果が所定の時間を超えたことを示した場合に、異常が発生したと見なすとともに、前記カム板回動位置検出手段の検出結果が前記筐体に対する前記前扉の固定の解除を示さずに、前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前記前扉の開放を示した場合に、異常が発生したと見なし、さらに前記前扉開放検出スイッチの検出結果が前扉の閉塞を示した状態で前記設定用シリンダ錠ロータ回動角検出手段の検出結果に変化が生じた場合、異常が発生したと見なすことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の遊技機。
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