JP5263184B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は、少なくとも1つの気筒に筒内圧センサが取り付けられている内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の圧縮行程を断熱圧縮とみなし、圧縮行程中の筒内圧の変化から筒内の混合ガスの比熱比を算出することが特開2008−231995号公報や特開2008−274811号公報に開示されている。また、特開2008−231995号公報には、混合ガスの比熱比とEGR濃度との間の関係を予めマップにしておき、そのマップと混合ガスの比熱比とを用いてEGRガス濃度を求めることが開示されている。
特開2008−231995号公報 特開2008−274811号公報
しかしながら、混合ガスの比熱比とEGR濃度との間の関係は必ずしも一定ではなく、その関係は空燃比に依存する。空燃比が変化すれば混合ガスの組成が変化し、それに伴って比熱も変化することになる。したがって、特開2008−231995号公報に開示された技術において正確なEGR率やEGR濃度を算出できるとすれば、それは空燃比が一定に、すなわち目標値に制御されている場合であり、そうでない限りはEGR率やEGR濃度を精度良く算出することは難しい。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、筒内圧センサによる測定データを用いてEGR率を精度良く算出することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的のために、第1の発明の内燃機関の制御装置は、
少なくとも1つの気筒に筒内圧センサが取り付けられている内燃機関の制御装置であって、
前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の燃焼終了時点から当該気筒の排気弁が開くまでの期間において前記筒内圧センサによる測定データを取得し、得られた測定データを用いて筒内の燃焼ガスの比熱比を算出する燃焼ガス比熱比算出手段と、
燃焼ガスの比熱比とEGR率との間の関係に基づいて、前記燃焼ガス比熱比算出手段によって算出された燃焼ガスの比熱比からEGR率を算出するEGR率算出手段と、
を備えることを特徴としている。
第2の発明の内燃機関の制御装置は、第1の発明の内燃機関の制御装置において、
前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の吸気弁が閉じてから当該気筒の燃焼開始時点までの期間において前記筒内圧センサによる測定データを取得し、得られた測定データを用いて筒内の混合ガスの比熱比を算出する混合ガス比熱比算出手段と、
混合ガスの比熱比と空燃比とEGR率との間の関係に基づいて、前記混合ガス比熱比算出手段によって算出された混合ガスの比熱比と前記EGR率算出手段によって算出されたEGR率とから空燃比を算出する空燃比算出手段と、
をさらに備えることを特徴としている。
第3の発明の内燃機関の制御装置は、第1又は第2の発明の内燃機関の制御装置において、
前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の失火を検出する失火検出手段をさらに備え、
前記EGR率算出手段は、前記失火検出手段によって失火が検出された場合にはEGR率の算出を中止することを特徴としている。
燃焼終了時点から排気弁が開くまでの期間の筒内圧を筒内圧センサによって測定すれば、その測定データからは燃焼ガスの比熱比を算出することができる。燃焼ガスの比熱比とEGR率との間には、空燃比に依存しない一定の関係がある。第1の発明の内燃機関の制御装置はこの関係をEGR率の計算に利用するので、筒内圧センサによる測定データを用いた精度の高いEGR率の計算が可能となる。
吸気弁が閉じてから燃焼開始時点までの期間の筒内圧を筒内圧センサによって測定すれば、その測定データからは燃焼前の混合ガスの比熱比を算出することができる。混合ガスの比熱比と空燃比とEGR率との間には一定の関係がある。第2の発明の内燃機関の制御装置はこの関係を空燃比の計算に利用するので、筒内圧センサによる測定データを用いた精度の高い空燃比の計算が可能となる。
失火が発生したときには筒内ガスの多くは未燃ガスになるため、筒内圧センサによる測定データを得たとしても燃焼ガスの比熱比を正しく算出することはできない。第3の発明の内燃機関の制御装置によれば、失火の発生時にはEGR率の計算は中止され、前回算出値が用いられるので、不正確な比熱比に基づいて誤ったEGR率が算出されることは防止される。
本発明の実施の形態の制御層装置が適用される内燃機関を示す図である。 燃焼ガスの比熱比とEGR率との間にある関係を示す図である。 混合ガスの比熱比と空燃比とEGR率との間にある関係を示す図である。 筒内圧センサによる測定データから空燃比を算出する手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図4の各図を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の制御装置が適用される内燃機関(以下、単にエンジンという)を示す図である。図1に示すエンジンは、スパークプラグ6を備えた火花点火式の4ストロークレシプロエンジンである。また、筒内に燃料を直接噴射する燃料直噴インジェクタ7を備えた筒内直噴エンジンでもある。図1では1つの気筒のみが描かれているが、一般的な車両用のエンジンは複数の気筒から構成されている。そのうち少なくとも1つの気筒には筒内圧を測定するための筒内圧センサ5が取り付けられている。また、このエンジンには、クランク軸の回転角に応じて信号を出力するクランク角度センサ8と、ノックの発生を検出するためのノックセンサ9とが取り付けられている。クランク角度センサ8の信号CAからは、エンジン回転数(単位時間当たり回転数)や、ピストンの位置によって決まる筒内容積を計算することができる。気筒に接続された吸気通路の入口にはエアクリーナ1が設けられ、エアクリーナ1の下流にスロットルバルブ2が配置されている。スロットルバルブ2の下流にはサージタンク4が設けられていて、サージタンク4には吸気圧を測定するための吸気圧センサ3が取り付けられている。一方、気筒に接続された排気通路には2つの触媒10,11が配置されている。また、このエンジンの排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路にはEGRクーラ13とEGRバルブ12とが設けられている。EGRクーラ13にはその冷却水温を測定するための水温センサ14が取り付けられている。また、このエンジンは制御装置としての演算処理装置20を備えている。演算処理装置20は各センサ3,5,8,9,14からの信号を処理し、その処理結果を各アクチュエータ2,6,7,12の操作に反映させている。
演算処理装置20は、筒内圧センサ5による測定データからエンジンのEGR率とA/F(空燃比)とを算出する機能を有している。ただし、ここでいうEGR率とは、総EGR率、すなわち内部EGRガス、外部EGRガス及び残留ガスを加えた総EGRガスの筒内ガスに対する比率を意味する。以下、演算処理装置20によるEGR率の計算方法とA/Fの計算方法とについて説明する。
まず、演算処理装置20によるEGR率の計算方法から説明する。特開2008−231995号公報に開示されている従来の方法は、混合ガスの比熱比を算出し、それを用いてEGR濃度(EGR率)を計算するものであった。それとは異なり、本実施の形態では、EGR率の計算は燃焼前の混合ガスの比熱比ではなく、混合ガスが燃焼して生成された燃焼ガスの比熱比を用いて行われる。
図2は、燃焼ガスの比熱比とEGR率との間にある関係について調べた実験結果を示す図である。実験では、A/Fが14.5の場合、16.0の場合、19.0の場合のそれぞれについて異なる数点のEGR率のもとで運転を行い、そのそれぞれについて燃焼ガスの比熱比を調べた。
燃焼ガスの比熱比は、膨張行程、より詳しくは、燃焼終了時点から排気弁が開くまでの期間の筒内圧力の変化から計算することができる。次の式1は、燃焼ガスの比熱比κexpを筒内圧センサ5の測定値から算出するための式である。燃焼終了時点から排気弁が開くまでの期間は断熱膨張とみなすことができるので、ポリトロープ指数によって燃焼ガスの比熱比κexpを近似することができる。式1において、P、Pは膨張行程中の異なる2点で得られた筒内圧センサ5の測定値であり、V、Vは各測定時点での筒内容積である。測定値を得る2点は任意に選定できるが、好ましくは、S/N比の良い点(具体例としては、他気筒の燃料噴射によるノイズや点火ノイズ等が重畳しない点)を選択する。なお、ここでは比熱比κexpを計算するための筒内圧の測定点を2点としているが、3点以上の測定点をとって最小二乗法によって比熱比κexpを計算してもよい。
κexp=−(lnP−lnP)/(lnV−lnV) ・・・式1
図2に示す実験結果から先ず確認できることは、EGR率を増大させると燃焼ガスの比熱比は低下することである。これは、一般的にガスの比熱比はその構成原子数が多くなるにつれて減少するところ、EGRが導入されるとCOやHO等の構成原子数が多い成分が増加するためである。
また、図2に示す実験結果からは、燃焼ガスの比熱比とEGR率との間の関係はA/Fに依存しないことが確認できる。これは、比熱比に大きく影響するのはCOやCOであり、燃焼ガス内でのそれらの濃度はA/Fによらず略同じになるからである。一方、A/FがリーンになるにつれO濃度は増加するが、Oの比熱比に与える影響は小さいために比熱比の変化となっては現れない。
さらに、図2に示す実験結果からは、失火が発生した場合にはEGR率に対する比熱比の計算精度が大きく低下することも確認できる。これは、失火が発生したときには筒内ガスの多くは未燃ガスになるためである。
以上の考察の結果、燃焼が安定している状況では、燃焼ガスの比熱比とEGR率との間にはA/Fに依存しない一定の関係があることが分かった。その関係を利用すれば、筒内圧センサ5による測定データから燃焼ガスの比熱比を算出するだけで、A/Fを考慮することなく一意にEGR率を求めることが可能となる。本実施の形態では、図2のグラフに示すような燃焼ガスの比熱比とEGR率との間の関係が予めマップにされ、それを演算処理装置20に記憶させている。演算処理装置20は、膨張行程で得た筒内圧センサ5の測定値を前述の式1に代入し、燃焼ガスの比熱比κexpを算出する。そして、記憶しているマップ(以下、EGR率マップという)を用いて、燃焼ガスの比熱比κexpからエンジンのEGR率を算出する。
次に、演算処理装置20によるA/Fの計算方法を説明する。本実施の形態でA/Fの計算に用いられる情報は、先に算出したEGR率と燃焼前の混合ガスの比熱比である。
図3は、混合ガスの比熱比とA/FとEGR率との間にある関係について調べた実験結果を示す図である。実験では、A/Fが14.5の場合、16.0の場合、19.0の場合のそれぞれについて異なる数点のEGR率のもとで運転を行い、そのそれぞれについて混合ガスの比熱比を調べた。
燃焼前の混合ガスの比熱比は、圧縮行程、より詳しくは、吸気弁が閉じてから燃焼開始時点までの期間の筒内圧力の変化から計算することができる。次の式2は、混合ガスの比熱比κcompを筒内圧センサ5の測定値から算出するための式である。吸気弁が閉じてから燃焼開始時点までの期間は断熱圧縮とみなすことができるので、ポリトロープ指数によって混合ガスの比熱比κcompを近似することができる。式2において、P、Pは圧縮行程中の異なる2点で得られた筒内圧センサ5の測定値であり、V、Vは各測定時点での筒内容積である。測定値を得る2点は任意に選定できるが、好ましくは、S/N比の良い点(具体例としては、他気筒の燃料噴射によるノイズや点火ノイズ等が重畳しない点)を選択する。なお、ここでは比熱比κcompを計算するための筒内圧の測定点を2点としているが、3点以上の測定点をとって最小二乗法によって比熱比κcompを計算してもよい。
κcomp=−(lnP−lnP)/(lnV−lnV) ・・・式2
図3に示す実験結果から先ず確認できることは、EGR率を増大させると混合ガスの比熱比は低下することである。これは、一般的にガスの比熱比はその構成原子数が多くなるにつれて減少するところ、EGRが導入されるとCOやHO等の構成原子数が多い成分が増加するためである。
また、図3に示す実験結果からは、混合ガスの比熱比とEGR率との間の関係はA/Fに依存することが確認できる。A/Fがリーンになるにつれ混合ガスの比熱比は空気の比熱比(約1.4)に漸近するようになる。
以上のように、混合ガスの比熱比とA/FとEGR率との間には一定の関係がある。その関係を利用すれば、前述の方法でEGR率を算出し、さらに、筒内圧センサ5による測定データから混合ガスの比熱比を算出することによって一意にA/Fを求めることが可能となる。本実施の形態では、図3のグラフに示すような混合ガスの比熱比とA/FとEGR率との間の関係が予めマップにされ、それを演算処理装置20に記憶させている。演算処理装置20は、前述の方法でEGR率を算出し、さらに、圧縮行程で得た筒内圧センサ5の測定値を前述の式2に代入して混合ガスの比熱比κcompを算出する。そして、記憶しているマップ(以下、A/Fマップという)を用いて、EGR率と混合ガスの比熱比κcompとからエンジンのA/Fを算出する。
以下、演算処理装置20が筒内圧センサ5による測定データからエンジンのEGR率とA/Fとを算出する際の一連の処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、以下に説明する一連の処理は、筒内圧センサ5が取り付けられている気筒毎に行われる処理である。したがって、筒内圧センサ5が全気筒に取り付けられている場合には、演算処理装置20は気筒毎に以下の処理を実施する。
最初のステップS2では、演算処理装置20は、筒内圧センサ5が取り付けられている気筒、すなわち、対象気筒において失火が発生していないかどうか判定する。失火の判定方法には限定はない。失火の発生が検出された場合には、演算処理装置20は以降のステップの計算をスキップして前回算出値を用いる。失火が発生したときには筒内圧センサ5による測定データを得たとしても燃焼ガスの比熱比を正しく算出することはできないからである。以降のステップの計算を中止することで、不正確な比熱比に基づいて誤ったEGR率及びA/Fが算出されることは防止される。
失火が発生していない場合、演算処理装置20は、ステップS4以降の処理を実行する。まず、ステップS4では、演算処理装置20は燃焼終了時点から排気弁が開くまでの期間における筒内圧を筒内圧センサ5によって測定し、その測定データから前述の式1によって燃焼ガスの比熱比κexpを算出する。
次のステップS6では、演算処理装置20はステップS4で得た燃焼ガスの比熱比κexpをキーにしてEGR率マップを検索し、燃焼ガスの比熱比κexpに対応するEGR率を得る。
次のステップS8では、演算処理装置20は吸気弁が開いてから燃焼開始時点までの期間における筒内圧を筒内圧センサ5によって測定し、その測定データから前述の式2によって混合ガスの比熱比κcompを算出する。
そして、ステップS10では、演算処理装置20はステップS6で得たEGR率とステップS8で得た混合ガスの比熱比κcompとをキーにしてA/Fマップを検索し、EGR率と混合ガスの比熱比κcompとに対応するA/Fを得る。
以上説明した本実施の形態の方法によれば、筒内圧センサ5による測定データを用いた精度の高いEGR率の計算が可能であり、さらに、その計算結果を用いて精度の高いA/Fの計算を行うことができる。また、本実施の形態の方法によれば、EGR率及びA/Fをサイクル毎に求めることができ、さらに筒内圧センサ5が全ての気筒に設けられている場合には、気筒毎にEGR率及びA/Fを求めることもできる。
したがって、本実施の形態によれば、目標A/Fとなるよう燃料直噴インジェクタ7による燃料噴射量を増減する制御や、目標EGR率になるようEGRバルブ12を開閉する制御を高い精度で計算されたEGR率及びA/Fに基づいて緻密に行うことができる。つまり、本実施の形態によれば、緻密な燃焼制御を行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、筒内圧センサ5による測定データからA/Fを算出することができるので、排気通路からA/Fセンサを省略することもできる。また、A/Fを得るために使用する筒内圧センサ5はA/Fセンサのような活性時間を必要としないので、本実施の形態によれば、冷間始動時も含めた全ての運転条件においてA/F制御を行うことが可能であり、排気ガス性能の向上が期待できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、本発明が適用されるエンジンは、上述の実施の形態のような筒内直噴エンジンには限定されない。ポート噴射式のエンジンにも本発明の適用は可能である。また、火花点火式のエンジンに限らず、圧縮自着火式のエンジンにも本発明を適用することができる。
1 エアクリーナ
2 スロットルバルブ
3 吸気圧センサ
4 サージタンク
5 筒内圧センサ
6 スパークプラグ
7 燃料直噴インジェクタ
8 クランク角センサ
9 ノックセンサ
10,11 触媒
12 EGRバルブ
13 EGRクーラ
14 水温センサ
20 演算処理装置

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの気筒に筒内圧センサが取り付けられている内燃機関の制御装置であって、
    前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の燃焼終了時点から当該気筒の排気弁が開くまでの期間において前記筒内圧センサによる測定データを取得し、得られた測定データを用いて筒内の燃焼ガスの比熱比を算出する燃焼ガス比熱比算出手段と、
    燃焼ガスの比熱比とEGR率との間の関係に基づいて、前記燃焼ガス比熱比算出手段によって算出された燃焼ガスの比熱比からEGR率を算出するEGR率算出手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の吸気弁が閉じてから当該気筒の燃焼開始時点までの期間において前記筒内圧センサによる測定データを取得し、得られた測定データを用いて筒内の混合ガスの比熱比を算出する混合ガス比熱比算出手段と、
    混合ガスの比熱比と空燃比とEGR率との間の関係に基づいて、前記混合ガス比熱比算出手段によって算出された混合ガスの比熱比と前記EGR率算出手段によって算出されたEGR率とから空燃比を算出する空燃比算出手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記筒内圧センサが取り付けられた気筒の失火を検出する失火検出手段をさらに備え、
    前記EGR率算出手段は、前記失火検出手段によって失火が検出された場合にはEGR率の算出を中止することを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の制御装置。
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