JP5262295B2 - 塩化水素ガスの供給方法及び塩化水素ガスの供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボンベに貯留された液化塩化水素を気化して半導体製造工程に供給する方法と、上記ボンベに貯留された液化塩化水素を気化して半導体製造工程に供給する装置に関するものである。
通常、液化塩化水素は、50kg貯留可能な小型のボンベや500kg貯留可能な大型のボンベなどに貯留されており、この液化塩化水素を減圧弁で減圧して気化させた塩化水素ガスは、エピタキシャル成膜後のエピタキシャル成長用反応炉に供給されて、この反応炉内に付着したシリコンをエッチングするために主に使用されている。大量の塩化水素ガスを用いる場合には、上記大型のボンベに液化塩化水素を貯留することにより、ボンベの交換回数を減らすことができる。塩化水素ガスは、半導体分野では多く用いられており、エピタキシャル製造工程においては、上記のように反応炉内に付着したシリコンをエッチングするために用いられる他、ウェーハ表面のエピタキシャル膜をガスエッチングするためにも用いられている。ここで、ウェーハ表面のエピタキシャル膜の清浄度を管理するために、ウェーハの品質評価の指標であるライフタイムを測定している。また近年、エピタキシャル膜の清浄度がデバイス工程に大きく影響することが分かり、ウェーハの品質評価の指標であるライフタイムの向上が必須となってきている。このライフタイムの測定値は、エピタキシャル成長用反応炉の洗浄頻度、塩化水素ガスの純度及び残量などによって変動する。このため塩化水素ガス中の水分をコントロールすることは、エピタキシャル膜の品質を保つ上で重要な技術である。
上記塩化水素ガスの純度を上げるために、2つの減圧弁にて2段階に圧力を調整するガス供給方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このガス供給方法では、ボンベより導かれるガスを、このボンベ内の液化ガスに含まれる水分を液体に保つことができる圧力以上に設定された第1減圧弁によって減圧し、この第1減圧弁によって減圧されたガスを、第2減圧弁によって減圧して供給するように構成される。このように構成されたガス供給方法では、ガスの供給が、液化ガス中に含まれる水分を液体に保った状態でなされる、即ちガスの供給に際して、液化ガス中に含まれる水分から微細な氷を生じさせない。この結果、水は液化ガスよりも極めて高沸点であるため、液体に保たれている水は気化せず、液化ガスだけが気化するようになる。従って、不純物として含まれる水分の量が低減された高純度ガスを気相成長装置に安定して供給できるようになっている。
特開2003−042395号公報(請求項2、段落[0001]、段落[0005]、段落[0013])
しかし、上記従来の特許文献1に示されたガス供給方法では、通常の1つの減圧弁にて液化塩化水素をガス化させている設備を、2つの減圧弁にて2段階に減圧する設備に変更するために、全ての配管設備の入れ替え等が必要となり多くの費用が掛るとともに故障もし易く、1段目の圧力と2段目の圧力とのバランスを調整することが難しい問題点があった。
また、上記従来の特許文献1に示されたガス供給方法では、ボンベを交換する直前に圧力及び供給量をきめ細かくコントロールしないと、ライフタイムが突然低下する不具合を生じる場合がある。こうした不具合を生じるときには、ボンベを新しいものに交換しても、上記不具合は解消されずに、かなり多くのエピタキシャルウェーハの品質が劣化してしまう場合があった。このため、塩化水素ガスの管理方法としては、圧力や量が減ってくるのを見計らって、早めにボンベの交換を実施しており、液化塩化水素の歩留りが低下する問題点もあった。
更に、上記従来の特許文献1に示されたガス供給方法では、液化塩化水素が貯留されたボンベの内圧を一定に保っているけれども、ボンベの内圧を一定に保っても、このボンベに貯留された液化塩化水素の使用量が変動すると、ボンベ内の液化塩化水素の温度が変化してこの液化塩化水素への水分の取込み量が変化してしまう。この液化塩化水素を気化させた塩化水素ガスによりウェーハ表面をエッチングすると、ウェーハの品質が安定しないという問題点もあった。
本発明の第1の目的は、ボンベ内の液化塩化水素を気化するときに2段階で減圧しなくても、またボンベ内の液化塩化水素の供給量が変動しても、更にボンベに貯留された液化塩化水素の残量が少なくなっても、液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの純度を良好に保つことでき、これにより安定して高いライフタイムを実現でき、エピタキシャルウェーハ等の製品の品質の低下を防止できる、塩化水素ガスの供給方法及び塩化水素ガスの供給装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、ボンベに貯留された液化塩化水素の残量をできるだけ少なくなった時点でボンベを交換することにより、液化塩化水素の歩留りを向上できる、塩化水素ガスの供給方法及び塩化水素ガスの供給装置を提供することにある。
ボンベ内の液化塩化水素が気化するとき液化塩化水素が気化熱を奪うので、ボンベの温度が低下する。温度が低下すればするほど、図2の実線矢印で示すように水分の塩化水素ガスへの分配係数が小さくなるため、塩化水素ガスに分配される水分は少なくなる。このためボンベ内の液化塩化水素が気化熱を奪ってボンベの温度が低下しているときは、塩化水素ガスに水分が混入し難くなる。しかし、ボンベ内の液化塩化水素の使用によりボンベ内の液化塩化水素の貯留量が次第に減少すると、この液化塩化水素に水分が濃縮されていく。ボンベ内の液化塩化水素の残量が少なくなって、この液化塩化水素に水分が濃縮された状態で、塩化水素ガスの供給先の都合によりボンベ内の液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの供給が停止すると、ボンベ内の液化塩化水素が少ないため、ボンベ周囲の温度の影響を受けて、ボンベの温度が急激に上がってしまう。この状態でボンベ内の液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの供給が再開されると、図2の破線矢印で示すように水分の塩化水素ガスへの分配係数が大きくなるため、塩化水素ガスに分配される水分が多くなる。この結果、水分を多く含む塩化水素ガスがエピタキシャル成長用反応炉に導入されるので、ライフタイムが低下し、エピタキシャルウェーハの品質が劣化してしまう。この問題点を解消するために、本発明をなすに至った。
請求項1に係る発明は、ボンベに貯留された液化塩化水素を気化し供給管を通って半導体製造工程に供給する塩化水素ガスの供給方法の改良である。その特徴ある構成は、ボンベの外面にこのボンベに貯留された液化塩化水素に対向して取付けられボンベを加温可能な外付け温調器を有し、コントローラが、ボンベの外面温度を検出する温度センサと、供給管を通る塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサと検出出力に基づいて外付け温調器を制御し、ボンベの実際の温度がボンベの目標温度より1℃以上低いとき、外付け温調器による加温設定温度を目標温度より1〜10℃高く設定し、ボンベの実際の温度がボンベの目標温度に近付くに従って加温設定温度を次第に低く設定するところにある。
求項に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に外付け温調器が、ボンベの外面に接触する液状流体と、この流体を加温するヒータを含む部材とを有することを特徴とする。
請求項に係る発明は、ボンベに貯留された液化塩化水素を気化し供給管を通って半導体製造工程に供給する塩化水素ガスの供給装置の改良である。その特徴ある構成は、ボンベの外面にこのボンベに貯留された液化塩化水素に対向して取付けられボンベを可能可能な外付け温調器と、ボンベの外面温度を検出する温度センサと、供給管に設けられ塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサと、温度センサ及び水分量センサ検出出力に基づいて上記外付け温調器を制御するコントローラとを備えたところにある。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明であって、更に外付け温調器が、ボンベの外面に接触する液状流体と、この流体を加温するヒータを含む部材とを有することを特徴とする。
求項に係る発明は、請求項1又は2に記載の方法により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行うエピタキシャル成長方法である。
請求項に係る発明は、請求項3又は4に記載の装置により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行うエピタキシャル成長方法である。
請求項1に係る発明では、ボンベの外面温度を検出する温度センサの検出出力に基づいてコントローラが加温手段を制御しボンベを加温することにより、このボンベに貯留された液化塩化水素が加温されるので、ボンベ内の液化塩化水素を気化するときに2段階で減圧しなくても、またボンベ内の液化塩化水素の供給量が変動しても、更にボンベに貯留された液化塩化水素の残量が少なくなっても、液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの純度を良好に保つことできる。この結果、安定して高いライフタイムを実現できるので、エピタキシャルウェーハ等の製品の品質の低下を防止できる。
また請求項に係る発明では、ボンベの実際の温度がボンベの目標温度より1℃以上低いとき、外付け温調器による加温設定温度を目標温度より1〜10℃高く設定し、ボンベの実際の温度がボンベの目標温度に近付くに従って加温設定温度を次第に低く設定するので、ボンベの温度が突沸することなく速やかに目標温度に到達する。
更に請求項1に係る発明では、塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサを供給管に設け、コントローラが水分量センサ及び温度センサの各検出出力に基づいて外付け温調器を制御するので、塩化水素ガス中に含まれる水分量が極めて少ない最適な温度にボンベの外面温度を保つことができる。
請求項に係る発明では、ボンベを加温手段により加温することにより、このボンベに貯留された液化塩化水素が加温されるので、ボンベ内の液化塩化水素を気化するときに2段階で減圧しなくても、またボンベ内の液化塩化水素の供給量が変動しても、更にボンベに貯留された液化塩化水素の残量が少なくなっても、液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの純度を良好に保つことできる。この結果、安定して高いライフタイムを実現できるので、エピタキシャルウェーハ等の製品の品質の低下を防止できる。
また請求項に係る発明では、塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサを供給管に設け、コントローラが水分量センサ及び温度センサの各検出出力に基づいて外付け温調器を制御するので、塩化水素ガス中に含まれる水分量が極めて少ない最適な温度にボンベの外面温度を保つことができる。
請求項に係る発明では、上記方法により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行い、また請求項に係る発明では、上記装置により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行うので、安定して高いライフタイムを実現でき、エピタキシャルウェーハの品質の低下を防止できる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、塩化水素ガスの供給装置は、ボンベ11に貯留された液化塩化水素12を気化し供給管13を通って半導体製造工程の複数のエピタキシャル成長用反応炉14に供給するように構成される。この装置は、ボンベ11外面に接触する液状流体とこの流体を加温するヒータを含む部材とを有する外付け温調器16と、ボンベ11の外面温度を検出する温度センサ17と、供給管13に設けられ塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサ18と、水分量センサ18及び温度センサ17の各検出出力に基づいて外付け温調器16を制御するコントローラ19とを備える。ボンベ11はボンベ用建屋(図示せず)に収容され、複数のエピタキシャル成長用反応炉14はボンベ建屋とは異なる反応炉用建屋に収用される。ボンベ11は供給管13を介して複数のエピタキシャル成長用反応炉14に連通接続され、供給管13には保温材(図示せず)が巻かれて保温される。また供給管13にはボンベ11側から順に開閉弁21、減圧弁22、開閉弁21、水分量センサ18、開閉弁21、混合器24及び分配弁(図示せず)が設けられる。開閉弁21は供給管13を手動で開閉する弁であり、減圧弁22はボンベ11内の液化塩化水素12を減圧し気化する弁である。減圧弁22はこの実施の形態では供給管13に1つ設けられ、ボンベ11内の液化塩化水素12を1段で減圧し気化するように構成される。
水分量センサ18は供給管13をバイパスするバイパス管23に設けられる。この水分量センサ18はバイパス管23に設けた管状セル本体内にレーザ光を入射させ透過したレーザ光の吸収スペクトルを測定するレーザ水分計である。また水分量センサ18は管状セルを加熱するセル加熱機構を有し、このセル加熱機構で加熱された塩化水素ガスの温度に応じて測定感度が調整されるように構成される。混合器24は塩化水素ガスとキャリアガス(水素)とを混合して混合ガスを生成するために設けられる。なお、複数のエピタキシャル成長用反応炉内に付着したシリコンをエッチングするときには、反応炉14の温度を上げた後、キャリアガス(水素)と塩化水素ガスを混合した混合ガスを流すことで、反応炉14内に付着したシリコンをエッチングする。このときのエッチングレートは十数μm/分〜数μm/分であり、ウェーハは反応炉に収容していない。また複数のエピタキシャル成長用反応炉14に収容されたウェーハ表面のエピタキシャル膜をガスエッチングするときには、反応炉14にウェーハをセットして、温度を上げた後、少量の塩化水素ガスをキャリアガス(水素)に混合した混合ガスを流すことでウェーハ表面を軽くガスエッチングし、ウェーハ表面の異物や自然酸化膜を取り除く。その後、シリコンソースガスを流し、ウェーハ表面にエピタキシャル膜を成長させる。更に反応炉14は複数のエピタキシャル成長用反応炉(エピ炉)により構成され、各エピ炉はループ状管路(図示せず)により連通接続される。図示しない分配弁は供給管13とループ状管路の接続箇所に設けられ、供給管を通過した混合ガスがループ状管路を通って各エピ炉に流入するように構成される。
一方、外付け温調器16はボンベ11外面に取付けられ、ボンベ用建屋(ボンベ11の設置室)内の温度はボンベ11の設置室内に設けられた温調装置28により調整される。上記外付け温調器16及びボンベ11の設置室内の温調装置28により加温手段が構成される。外付け温調器16を構成する液状流体は、水又は耐熱性を有するシリコン素材の液体であり、低粘度である液状のゾル又はゲルでもよく、バッグや中空の平板シートに液状流体を封入した状態でボンベに密着させて用いるのがヒータからの熱を均一にかつ安全にボンベ11へ伝達できるので、より効果的である。また上記外付け温調器16を構成するヒータを含む部材は、液状流体を加温するための部材であり、液状流体を循環させてヒータで液状流体を加温する方法や、更に簡易的にラバーヒータにて液状流体を加温する方法が採られる。外付け温調器16の液状流体は、ボンベ11の外面にこのボンベ11に貯留された液化塩化水素12に対向する位置、即ちボンベ11の底部下面に、バッグ等に封入された状態で密着させ、外付け温調器16を構成するヒータを含む部材は上記液状流体の外面を覆うようにボンベ11の底部下面に取付けられる。なお、外付け温調器16をボンベの上部外面に取付けることも可能であるけれども、外付け温調器16をボンベ11の底部下面に取付けた方が液化塩化水素12を直接加温できるとともに正確に調温することができ、好ましいからである。また外付け温調器16を構成するヒータとしてラバーヒータを用いると、安価にボンベ11を加温することができる。外付け温調器16により加温されるボンベ11の温度範囲は、ボンベ11内の液化塩化水素12中の水分の含有量や、液化塩化水素12の使用量、ボンベ11のサイズなどによって変わるものと考えられる。この温度は、通常20℃以上、好ましくは20〜35℃、更に好ましくは20〜25℃の範囲内に設定される。外付け温調器16によりボンベ11の外面全体を保温してもよいが、ランニングコストや安全等を考慮すると部分的に液体塩化水素12を温めるのが好ましい。また外付け温調器16のボンベ11の外面への取付面積は、交換時期に達した使用後のボンベ11内に残る液体塩化水素の残液がボンベ11内面と接触する面積より小さくてもよい。ここで、外付け温調器16により加温されるボンベ11の温度を20℃以上に限定したのは、20℃未満ではボンベ11内の液化塩化水素12の残量が少なくなって水分が濃縮された状態で液化塩化水素12の使用が停止したときにボンベ11の温度が急激に上がってしまい、塩化水素ガスに分配される水分が多くなってしまうからである。なお、ボンベ11の温度が高すぎると、例えば35℃を越えると、突沸が起こり易くなってボンベ11内の塩化水素ガス中に水分が混入し易くなり、また塩化水素ガスの分圧も高くなって安全上好ましくなく、更にボンベ11内で気化した塩化水素ガスによりボンベ11が腐食され易くなる。
ボンベ11に貯留される液化塩化水素12の質量はボンベ11の容積により変わるけれども、50kg以上、好ましくは300〜700kgである。ボンベ11に貯留される液化塩化水素12の質量が50kg未満である場合、ボンベ11が比較的小型となり、ボンベ11をシリンダタイプにすることができ、また使用量が比較的少ないので、ボンベ11内の塩化水素ガスと液化塩化水素12の温度が比較的均一であり、ボンベ11と配管の温度及び圧力がほぼ均一である。このためボンベ用建屋内全体の温度はあまり重要ではない。しかし、ボンベ11に貯留される液化塩化水素12の質量が50kg以上になると、ボンベ11が大型化して、ボンベ11をシリンダタイプにすることができず、また使用量が多いので、塩化水素ガスと液化塩化水素12の温度が不均一になり易く、ボンベ11と配管の温度及び圧力が不均一になり易い。このためボンベ用建屋内全体の温度は重要な要素の1つとなる。そこでボンベ用建屋内の温度は20℃以上、好ましくは25〜30℃の範囲内に設定される。ここで、ボンベ用建屋内の温度を20℃以上に設定したのは、20℃未満ではボンベ11内の塩化水素ガス及び液化塩化水素12の温度が下がって、ボンベ11内の塩化水素ガスが液化塩化水素12から気化熱を奪うことができなくなり、結露や氷結が発生し、ボンベ11内の温度が不均一になり易いからである。またボンベ11の交換時期は、液化塩化水素12の最大貯留量を100質量%とした場合、貯留量ができるだけ少ない方がよいけれども、塩化水素ガスに含まれる水分量と歩留りとの関係から5〜20質量%程度になったときであることが好ましい。
一方、温度センサ17はボンベ11の外面と外付け温調器16との間に介装され、ボンベ用建屋内の温度を検出する室温センサ29がボンベ用建屋内に設けられる。水分量センサ18、温度センサ17及び室温センサ29の各検出出力はコントローラ19の制御入力に接続され、コントローラ19の制御出力は外付け温調器16及びボンベ11の設置室内の温調装置28に接続される。またコントローラ19にはメモリ31が設けられる。このメモリ31には、ボンベ11の実際の温度がボンベ11の目標温度より1℃以上、好ましくは2℃以上低いとき、外付け温調器16による加温設定温度を目標温度より5〜10℃高く設定し、ボンベ11の実際の温度がボンベ11の目標温度に近付くに従って加温設定温度を次第に低く設定することがマップとして記憶される。
このように構成された供給装置を用いて塩化水素ガスを供給する方法を説明する。先ずボンベ用建屋内の温度が所定の温度範囲より低いか或いは高いとき、コントローラ19は室温センサ29の検出出力に基づいてボンベ11の設置室内の温調装置28を作動させ、ボンベ用建屋内の温度を所定の温度範囲まで上げるか或いは下げる。次いでボンベ11の外面下部に温度センサ17を介装した状態で外付け温調器タ16を取付けた後に、この温度センサ17によりボンベ11の外面温度を検出する。そしてボンベ11の外面温度が所定の温度範囲より低いとき、コントローラ19は温度センサ17の検出出力に基づいて外付け温調器16を構成するヒータに電力を通電し、ボンベ11の外面温度を所定の温度範囲まで上昇させる。なお、ボンベ11の実際の温度がボンベ11の目標温度より1℃以上、好ましくは2℃以上低いとき、コントローラ19はこの温度差をメモリ31に記憶されたマップと比較して、外付け温調器16による加温設定温度を目標温度より5〜10℃高く設定し、ボンベ11の実際の温度がボンベ11の目標温度に近付くに従って加温設定温度を次第に低く設定する。これによりボンベ11の外面温度を速やかに目標温度に到達する。この状態で、ボンベ11内の液化塩化水素12を減圧弁22で減圧し気化させて得られた塩化水素ガスをエピタキシャル成長用反応炉14に供給するとき、液化塩化水素12が気化熱を奪うので、ボンベ11の温度が低下し始める。しかし、この温度低下を温度センサ17が検出すると、コントローラ19は温度センサ17の検出出力に基づいて外付け温調器16を構成するヒータに電力を通電し、ボンベ11の外面温度を上昇させるので、ボンベ11の外面温度が所定の温度範囲に保たれる。
またボンベ11内の液化塩化水素12が気化して得られた塩化水素ガスが供給管13を流れると、水分量センサ18がこの塩化水素ガス中の水分量を検出し、コントローラ19が水分量センサ18及び温度センサ17の各検出出力に基づいて外付け温調器16を構成するヒータへの電力の供給量を制御する。この結果、ボンベ11の外面温度が塩化水素ガス中に含まれる水分量の極めて少ない最適な温度に保たれる。なお、図2に示すように、水分の塩化水素ガスへの分配係数の変化は温度が高くなるに従って次第に大きくなるため、ボンベ11の外面温度を高くすると、塩化水素ガスに含まれる水分量が多くなるけれども、比較的微量の水分であるため、ウェーハの品質に影響を与えることはない。
上記のようにボンベ11を加温することにより、ボンベ11に貯留された液化塩化水素12が加温されるので、ボンベ11内の液化塩化水素12の供給量が変動しても、或いはボンベ11に貯留された液化塩化水素12の残量が少なくなっても、ボンベ11の外面温度とボンベ用建屋内の温度は略同一温度に保たれているため、ボンベ11の温度が急激に変化することはない。具体的には、ボンベ11に貯留された液化塩化水素12の残量が少なくなった状態、即ち液化塩化水素12に水分が濃縮された状態で、エピタキシャル成長用反応炉14の都合によりボンベ11内の液化塩化水素12の気化した塩化水素ガスの供給が停止すると、ボンベ11内の液化塩化水素12が少ないため、ボンベ11周囲の温度の影響を受けて変化し易い。しかし、ボンベ11の外面温度とボンベ用建屋内の温度は略同一温度に保たれているため、ボンベ11の温度が急激に変化することはない。従って、ボンベ11内の液化塩化水素12が気化した塩化水素ガスの供給が再開されると、水分の塩化水素ガスへの分配係数が供給停止前と供給再開後で殆ど変らないため、塩化水素ガスに分配される水分の量も殆ど変化しない。この結果、ボンベ11内の液化塩化水素12が気化して得られた塩化水素ガスの純度を良好に保つことできるので、安定して高いライフタイムを有するウェーハを製造でき、エピタキシャルウェーハの品質の低下を防止できる。
なお、上記実施の形態では、加温手段を、ボンベ外面に取付けられた外付け温調器及びボンベの設置室内の温調装置の双方としたが、加温手段が、ボンベ外面に取付けられた外付け温調器又はボンベの設置室内の温調装置のいずれか一方であってもよい。
また、上記実施の形態では、水分量センサ及び温度センサの各検出出力に基づいてコントローラが外付け温調器を構成するヒータへの電力の供給量を制御したが、水分量センサを用いずに温度センサの検出出力に基づいてコントローラが外付け温調器を構成するヒータへの電力の供給量を制御するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、ボンベの温度と供給管を流れる塩化水素ガス中に含まれる水分量を管理したが、ボンベ内の圧力を管理に加えてもよい。これによりボンベ内の圧力の急激な変動を抑制できるので、ボンベ内の液化塩化水素の気化した塩化水素ガスの純度を更に良好に保つことができる。
また、上記実施の形態では、減圧弁を1つ用いてボンベ内の液化塩化水素を1段で減圧して気化したが、2つ又は3つ以上の減圧弁を用いてボンベ内の液化塩化水素を2段又は3段以上で減圧して気化してもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<比較例1>
500kgの液化塩化水素が貯留されたボンベを用意し、このボンベにヒータを取付けず、またボンベ用建屋内の温度も管理しない状態で、ボンベ内の液化塩化水素を気化して得られた塩化水素ガスを10kg/時以上の流量でエピタキシャル成長用反応炉に供給した。この塩化水素ガスを用いてエピタキシャル成長を行った。
<実施例1>
比較例1のボンベを新たなボンベに交換し、このボンベを収容するボンベ用建屋内の温度を温調装置にて28±1℃に制御することによりボンベを加温した。この状態でボンベ内の液化塩化水素を気化して得られた塩化水素ガスを10kg/時以上の流量でエピタキシャル成長用反応炉に供給した。この塩化水素ガスを用いてウェーハ表面にエピタキシャル成長を行った。
<実施例2>
実施例1のボンベを新たなボンベに交換し、このボンベの下部外面に外付け温調器を取付けてボンベの外面が22℃になるように外付け温調器を構成するラバーヒータをパワー制御し、液状流体を加温し、間接的にボンベを加温した。ボンベ用建屋内の温度を28±1℃に制御した。この状態で実施例1と同様にしてウェーハ表面にエピタキシャル成長を行った。
<実施例3>
実施例2のボンベを新たなボンベに交換し、このボンベの下部外面に外付け温調器を取付けてボンベの外面が22±1℃になるように外付け温調器を構成するヒータをフィードバック制御し、ボンベ用建屋内の温度を23±1℃に制御した。この状態でボンベ内の液化塩化水素を気化して得られた塩化水素ガスを5kg/時以上の流量でエピタキシャル成長用反応炉に供給した。この塩化水素ガスを用いてウェーハ表面にエピタキシャル成長を行った。
<比較試験1及び評価>
実施例1〜3及び比較例1の塩化水素ガスの供給方法によりエピタキシャル成長を行ったウェーハのライフタイムをそれぞれ測定した。ここで、ウェーハのライフタイムの測定は、μ−PCD(microwave photoconductive decay)法を用いたライフタイム測定器にて、ウェーハに取り込まれた汚染量を計測することにより行った。なお、ウェーハ表面へのエピタキシャル成長は、反応炉の温度を1100℃又は1180℃に設定し、エピタキシャル膜を5〜30μmの範囲の厚さに成長させた。
図3から明らかなように、比較例1では、塩化水素ガスの供給開始直後のウェーハのライフタイムは800μ秒〜1000μ秒であった。また比較例1では、ボンベの外面温度が供給開始直後は23℃あったけれども徐々に低下し、ボンベ内の液化塩化水素の残量が250kgになったときに15℃まで低下し、供給終了時には10℃まで低下してボンベ下部に結露が見られた。また比較例1では、ウェーハのライフタイムは、ボンベ内の液化塩化水素の残量が250kgになるまで1000μ秒以上と安定していたけれども、残量が300kgとなったときにライフタイムが下がり始め、残量が250kgとなったときに急激に下がって500μ秒以下となってしまい、エピタキシャル成長用反応炉で微調整してもライフタイムが上がらないため、ボンベを交換せざるを得なくなった。
一方、実施例1では、ボンベ内の液化塩化水素を気化して得られた塩化水素ガスの供給初期に、ウェーハのライフタイムが800〜1000μ秒と高く、その後も安定してエピタキシャルウェーハを生産し続けることができた。しかし、ボンベ内の液化塩化水素の残量が少なくなり、その残量が150kgとなったときに、ウェーハのライフタイムが500μ秒以下に下がった。しかし、比較例1の場合よりライフタイムの安定した時期を長く確保できることが分った。
また実施例2では、ボンベ内の液化塩化水素を気化して得られた塩化水素ガスの供給初期に、ウェーハのライフタイムが1000μ秒と高く、その後も安定してエピタキシャルウェーハを生産し続けることができ、ボンベ内の液化塩化水素の残量が少なくなり、その残量が100kgとなってもライフタイムを1000μ秒と高く確保できた。また実施例2のボンベの下部には結露等は見られなかった。
更に実施例3では、ライフタイムの平均値が1100μ秒と高く、ボンベ内の液化塩化水素の残量が100kg、70kgと少なくなっても、ライフタイムを1000μ秒以上と高く確保することができ、残量が50kgと極めて少なくなったときにライフタイムが450μ秒まで低下した。この結果、実施例3では、ボンベ内の液化塩化水素の残量が極めて少ないときでも、高ライフタイムを維持できることが分った。
本発明実施形態の塩化水素ガスの供給装置を含む構成図である。 温度変化に対する水分の塩化水素ガスへの分配係数の変化を示す図である。 実施例1〜3及び比較例1の経過日数に対するP型ライフタイムの平均値の変化を示す図である。
符号の説明
11 ボンベ
12 液化塩素ガス
13 供給管
14 エピタキシャル成長用反応炉(半導体製造工程)
16 外付け温調器(加温手段)
17 温度センサ
18 水分量センサ
19 コントローラ

Claims (6)

  1. ボンベに貯留された液化塩化水素を気化し供給管を通って半導体製造工程に供給する塩化水素ガスの供給方法において、
    前記ボンベの外面にこのボンベに貯留された液化塩化水素に対向して取付けられ前記ボンベを加温可能な外付け温調器を有し、
    コントローラが、前記ボンベの外面温度を検出する温度センサと、前記供給管を通る塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサと検出出力に基づいて前外付け温調器を制御し、前記ボンベの実際の温度が前記ボンベの目標温度より1℃以上低いとき、前記外付け温調器による加温設定温度を前記目標温度より1〜10℃高く設定し、前記ボンベの実際の温度が前記ボンベの目標温度に近付くに従って前記加温設定温度を次第に低く設定することを特徴とする塩化水素ガスの供給方法。
  2. 外付け温調器が、ボンベの外面に接触する液状流体と、この流体を加温するヒータを含む部材とを有する請求項1記載の塩化水素ガスの供給方法。
  3. ボンベに貯留された液化塩化水素を気化し供給管を通って半導体製造工程に供給する塩化水素ガスの供給装置において、
    前記ボンベの外面にこのボンベに貯留された液化塩化水素に対向して取付けられ前記ボンベを加温可能な外付け温調器と
    前記ボンベの外面温度を検出する温度センサと、
    前記供給管に設けられ前記塩化水素ガス中の水分量を検出する水分量センサと、
    前記温度センサ及び水分量センサ検出出力に基づいて前記外付け温調器を制御するコントローラと
    を備えたことを特徴とする塩化水素ガスの供給装置。
  4. 外付け温調器が、ボンベの外面に接触する液状流体と、この流体を加温するヒータを含む部材とを有する請求項記載の塩化水素ガスの供給装置。
  5. 請求項1又は2に記載の方法により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行うエピタキシャル成長方法。
  6. 請求項3又は4に記載の装置により供給された塩化水素ガスを用いてエピタキシャル膜の成長を行うエピタキシャル成長方法。
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