JP5262254B2 - アナログポインティングキー構造 - Google Patents
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Description
アナログポインティングキー構造に係る第一の解決手段として、剛体キートップと、表面に前記剛体キートップが固定され、前記剛体キートップを囲繞する位置の少なくとも一部に前記表面に沿った方向に前記剛体キートップが変位することを許容し、かつ、該変位を復元可能な弾性復帰部が設けられた支持部材と、該支持部材に固定されて前記剛体キートップを囲繞し、かつ、少なくともその一部が前記剛体キートップと前記弾性復帰部との間に位置するリング状磁石部材と、前記剛体キートップと連動する前記リング状磁石部材の変位による磁束密度の変化を検出する磁気センサとを備えたアナログポインティングキー構造において、前記支持部材の裏面に固定されて、前記支持部材の厚さ方向に前記剛体キートップが変位することを許容し、かつ、該変位を復元可能な弾性部材を備える、という手段を採用する。
これにより、剛体キートップの動作の一部を弾性部材で規定することができる。また、剛体キートップとリング状磁石とが支持部材の厚さ方向において重ならない配置となる。
これにより、支持部材の表面に沿った方向において剛体キートップとリング状磁石部材との相対的な位置関係が不変のものとなる。
これにより、剛体キートップを支持部材の表面に沿った方向にスライド操作してもトップカバーの貫通孔からリング状磁石部材が露出しない。
これにより、支持部材の厚さ方向において磁気センサと剛体キートップとが重ならない配置となる。
これにより、剛体キートップの可動範囲が調整され、また、剛体キートップのスライド操作に伴って支持部材に負荷が生じない。
これにより、該磁気センサ逃げ孔に前記磁気センサが収容される。
また、剛体キートップとリング状磁石部材とが支持部材の厚さ方向において重ならない配置となるので、設計の自由度を向上させて薄型化を図ることができる。
従って、操作性が良好で実用性に優れた薄型のアナログポインティングキー構造を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るアナログポインティングキー構造Aの分解斜視図である。
図1に示すように、アナログポインティングキー構造Aは、シート状に形成されたキーシート1と、メタルドームシート14と、フレキシブル基板16とが重ねられて、これをフロントケース24に装着することにより概略構成されている。なお、フロントケース24は、板金19と樹脂とが一体的に成型されたものであるが、図1においては理解容易のために板金19を独立のものとして図示している。
図2に示すように、キーシート1は、トップカバー2と、トップキーラバー13と(図3参照)、決定キートップ3と、決定キーラバー6と、ストッパープレート10と、リング状磁石部材5と、目隠しプレート4とを備えている。
円形貼付部7は、決定キートップ3が貼付されている円形平面7aを備えており、決定キーラバー6の中央部に成型されている。
リング状磁石固定部9は、円形平面7aから決定キーラバー6の厚さ方向に窪んで同方向の断面が略U字状に成型された部位であり、円形貼付部7を囲繞する位置に環状に成型されている。
環状蛇腹部8は、決定キーラバー6の厚さ方向の断面が蛇腹状に成型された部位であって、リング状磁石固定部9を囲繞する位置に環状に成型された部位である。この環状蛇腹部8は、円形平面7aに沿って作用する荷重を受けたときに弾性変形をすることができるようになっている。
環状固定部8aは、円環状に成型された部位であり、環状蛇腹部8を囲繞すると共に決定キーラバー6の周縁を構成している。この環状固定部8aは、トップカバー2の円孔2aの周縁に接着材で固着されている。
押し子部11は、略円盤形状に形成されたものであり、図3に示すように、メタルドームシート14の方向(図1参照)に形成された押し子円面11aと、この押し子円面11aの中央からメタルドームシート14の方向に突設されたキートップ押し子11bとを備えている。この押し子部11は、図4に示すように、押し子円面11aと反対側に形成される荷重受面11cが、決定キーラバー6における円形貼付部7の円形平面7aの反対側に形成される裏面7bに固着されている。
外環固定部12aは、円環状に形成されたものであり、図4に示すように、バネ部12に接続されると共に、メタルドームシート14と対向するリング状磁石固定部9の固着面9aに固着されている。
このメタルドームシート14には、断面矩形となった八つのシート逃げ孔15が、決定キートップ3を囲繞するように、周状に等間隔で設けられている。このメタルドームシート14は、フレキシブル基板16に貼付されている。
また、このフレキシブル基板16には、シート逃げ孔15と同大同形状に形成された八つの基板逃げ孔18が、四つのホール素子17を囲繞するように、シート逃げ孔15に対応する位置に周状に等間隔に設けられている。このようなフレキシブル基板16は、フロントケース24に収容・固着されている。
インサート板金19は、キーシート貼付面23と、このキーシート貼付面23から窪んで形成されてフレキシブル基板16を収容するフレキシブル基板収容部20と、このフレキシブル基板収容部20の底面20aに形成された四つのホール素子逃げ孔21及び周状に突設された八つの突起部22とを備えている。
突起部22は、図2に示すように、底面20aにおいて、四つのホール素子17を囲繞するように周状に、略直交方向に突出して形成されたものであり、シート逃げ孔15と基板逃げ孔18とを挿通している(図5参照)。
このような構成により、フレキシブル基板収容部20の底面20aにフレキシブル基板16が貼付されている。
まず、図5に示すように、操作者が適度な荷重を加えて決定キートップ3を厚さ方向と直交する方向(決定キーラバー6の表面6aに沿った方向)にスライド移動させると、決定キーラバー6における環状蛇腹部8のうち、スライド方向の環状蛇腹部8が縮小し、スライド方向と反対方向の環状蛇腹部8が伸長する。この際、リング状磁石部材5は、ストッパープレート10を介して決定キートップ3と連動して、決定キートップ3と同様の変位量だけ同方向にスライド移動する。
そして、この決定キー押し子11bの変位をメタルドームシート14が検知すると、メタルドームシート14が押下信号をフレキシブル基板16に供給する。
また、スライド方向における決定キートップ3とリング状磁石部材5との位置関係を規定するので、決定キートップ3をスライド操作するとリング状磁石部材5も同一の変位量でスライドし、リング状磁石部材5の反応性を向上させることができる。
また、目隠しプレート4を備えるものでは、決定キートップ3を決定キーラバー6の表面に沿った方向にスライド操作してもトップカバーの貫通孔からリング状磁石部材が露出しないので、塵等がリング状磁石部材に吸着して操作性が悪化することを防止することができる。
すなわち、操作性を良好なものとすることができる。
従って、操作性が良好で実用性に優れた薄型のアナログポインティングキー構造Aを提供することができる。
例えば、上述した実施の形態では、決定キートップ3の形状は略円盤形状のとしたが、他の形状にしてもよい。また、その材質は、硬質樹脂に限られず、金属等で構成してもよい。
2a…円孔(貫通孔)
3…決定キートップ(剛体キートップ)
4…目隠しプレート(円環状被覆部材)
5…リング状磁石部材
6…決定キーラバー(支持部材)
6a…表面
8…環状蛇腹部(弾性復帰部)
10…ストッパープレート(弾性部材)
14…メタルドームシート(スイッチシート)
16…フレキシブル基板(基板)
17…ホール素子(磁気センサ)
19…板金
20…基板収容部(基板収容凹部)
20a…底面
21…ホール素子逃げ孔(磁気センサ逃げ孔)
24…フロントケース
A…アナログポインティングキー構造
Claims (4)
- 剛体キートップと、
表面に前記剛体キートップが固定され、前記剛体キートップを囲繞する位置の少なくとも一部に前記表面に沿った方向に前記剛体キートップが変位することを許容し、かつ、該変位を復元可能な弾性復帰部が設けられた支持部材と、
該支持部材に固定されて前記剛体キートップを囲繞し、かつ、少なくともその一部が前記剛体キートップと前記弾性復帰部との間に位置するリング状磁石部材と、
前記剛体キートップと連動する前記リング状磁石部材の変位による磁束密度の変化を検出する磁気センサとを備えたアナログポインティングキー構造において、
前記支持部材の裏面に固定されて、前記支持部材の厚さ方向に前記剛体キートップが変位することを許容し、かつ、該変位を復元可能な弾性部材を備え、
前記支持部材の裏面側に位置する基板と、前記支持部材と前記基板との間に位置すると共に前記基板に電気的に接続されて前記剛体キートップの変位に基づいて前記基板に電気信号を供給するスイッチシートとを備え、
前記磁気センサは、前記支持部材の厚さ方向において前記剛体キートップと重ならないように前記基板に配置され、
前記基板を収容する基板収容凹部と該基板収容凹部の底面から該底面と交差する方向に突設された突起部と該基板収容凹部を囲繞しトップカバーが貼付されたトップカバー貼付面とが設けられた板金が樹脂と一体成型されたフロントケースを備え、
前記弾性部材は、前記突起部に接触して前記剛体キートップの前記支持部材の表面に沿った方向の可動範囲を制限することを特徴とするアナログポインティングキー構造。 - 前記弾性部材は、前記支持部材の表面に沿った方向において前記剛体キートップと前記リング状磁石部材とを位置決めすること特徴とする請求項1に記載のアナログポインティングキー構造。
- 前記支持部材の表面側に位置し、前記剛体キートップを露出させる貫通孔が設けられたトップカバーが備えられると共に前記リング状磁石部材が前記支持部材の表面側に設けられ、
前記トップカバーと前記リング状磁石部材との間に前記リング状磁石部材を覆う円環状被覆部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログポインティングキー構造。 - 前記磁気センサが前記基板収容凹部の底面と対向する前記基板のセンサ実装面に設けられると共に前記板金に前記支持部材の厚さ方向において前記磁気センサと重なる位置に磁気センサ逃げ孔が設けられ、該磁気センサ逃げ孔に前記磁気センサを収容することを特徴とする請求項1に記載のアナログポインティングキー構造。
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