JP5257454B2 - 圧電発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電発電装置に関し、詳細には、例えば自動車や自転車のタイヤなどに取り付けられ、加速度や歪みが加わることにより振動し、圧電効果により発電する圧電発電装置に関する。
従来、加速度や歪みなどが加わることにより振動し、圧電効果により発電する圧電発電装置が知られている。これらの圧電発電装置を電源として用いた場合、バッテリーなどの他の電源を必要としない。従って、振動や歪みが加わる用途に用いられる様々なセンサの電源などとして、上記圧電発電装置は好適に用いられている。
上記圧電発電装置の一例が、下記の特許文献1に開示されている。図9は、特許文献1に記載の圧電発電装置を示す斜視図である。図9に示すように、圧電発電装置100は、圧電変換振動子101を有する。圧電変換振動子101は、金属板102と、金属板102の両主面に貼付された圧電板103,104とを有する。圧電変換振動子101の基端部は、静止板105に固定されている。圧電変換振動子101の先端部には、重り106が取り付けられている。
上記の特許文献1に記載された圧電発電装置100では、圧電発電装置100に加速度や歪みなどが加わることにより圧電変換振動子101が振動し、圧電効果により発電が行われる。このため、圧電変換振動子101が振動すると、各圧電板103,104に圧縮応力と引張応力とが交互に加わることとなる。
特開平10−174462号公報
しかしながら、圧電板は、一般的に、圧縮応力に比べて引張応力に対する剛性が低いという特徴を有している。このため、圧電板103,104に引張応力が加わる圧電発電装置100では、圧電板103,104にクラックが発生しやすいという問題があった。従って、使用しているうちに圧電板103,104が破壊されやすいので、圧電発電装置100の耐久性が低かった。
本発明の目的は、圧電板にクラックが生じ難く、高い耐久性を有する圧電発電装置を提供することにある。
本発明に係る圧電発電装置は、支持体と、圧電素子と、バイアス圧縮応力付与部材とを備えている。圧電素子は、支持体の上に配置されている。圧電素子は、厚み方向に分極されている圧電板と、圧電板の表面に設けられた第1及び第2の電極とを有する。バイアス圧縮応力付与部材は、圧電素子の上側において支持体により支持されている。バイアス圧縮応力付与部材は、外部から加わる応力の変化により圧電板における圧縮応力の大きさが変化するように、圧電素子に対して圧電板の厚み方向のバイアス圧縮応力を付与している。
本発明のある特定の局面では、支持体は、弾性体により構成されている。この構成では、外部から応力が加わることにより支持体が弾性変形することによってバイアス圧縮応力付与部材が圧電素子に付与するバイアス圧縮応力の大きさが変化する。このため、外部応力の変化が圧電素子に対して効率的に伝達される。従って、発電効率を高めることができる。
本発明の他の特定の局面では、バイアス圧縮応力付与部材は、バネにより構成されている。
本発明の別の特定の局面では、バイアス圧縮応力付与部材は板バネにより構成されており、板バネの面方向に沿った第1の方向における板バネの両端部が支持体により支持されている。この構成は、外部応力の大きさが第1の方向のみにおいて変化する場合に特に有効である。
本発明のさらに他の特定の局面では、板バネの面方向に沿った第2の方向における板バネの両端部が支持体によりさらに支持されている。この構成は、外部応力の大きさが第1及び第2の方向の両方において変化する場合に特に有効である。
本発明のさらに別の特定の局面では、支持体は、弾性体により構成されており、圧電素子を支持する支持部と、支持部の第2の方向に沿った両端部のそれぞれから圧電素子とは反対側に延びており、圧電発電装置が取り付けられる被取り付け部材に固定される脚部とを有している。この構成によれば、脚部の弾性変形により第2の方向における被取り付け部材の変形が吸収される。このため、第1の方向における被取り付け部材の変形のみが基底部11に伝達されることとなる。従って、圧電板の圧縮応力変動の異方性を大きくすることができる。
本発明のまた他の特定の局面では、第2の方向は、第1の方向に対して垂直である。
本発明のまた別の特定の局面では、対向する第1及び第2の主面を有し、第1の主面にのみ圧電素子が貼り付けられた弾性板を有するユニモルフ型の圧電振動子を備え、支持体は、圧電振動子の中央部が支持体から隔離されるように、圧電振動子の周縁部の弾性板側を支持している。この構成によれば、圧電板に付与される圧縮応力の大きさをより大きく変化させることができる。従って、発電効率を高めることができる。
本発明のさらにまた他の特定の局面では、バイアス圧縮応力付与部材は、圧電振動子の支持体により支持されている部分よりも中央寄りの部分に対してバイアス圧縮応力を付与している。
本発明のさらにまた他の特定の局面では、圧電板の平面形状は円形である。この構成によれば、圧電素子の振動効率を高めることができるため、高い発電効率を得ることができる。
本発明のさらにまた別の特定の局面では、弾性板の平面形状は円形である。この構成によれば、圧電素子の振動効率をより高めることができるため、より高い発電効率を得ることができる。
本発明のまたさらに他の特定の局面では、圧電発電装置は、支持体と圧電素子との間と、圧電素子とバイアス圧縮応力付与部材との間との少なくとも一方に配置されている緩衝材をさらに備えている。この構成によれば、圧電素子に大きな応力が加わることが抑制されるため、圧電素子が損傷することが抑制される。
本発明に係る圧電発電装置によれば、外部から加わる応力の変化により圧電板における圧縮応力の大きさが変化するように、バイアス圧縮応力付与部材によって圧電板の厚み方向のバイアス圧縮応力が圧電素子に対して付与されているため、圧電板に引張応力が生じることが抑制され、よって、圧電板にクラックが生じ難く、高い耐久性を有する圧電発電装置を実現することができる。
図1は、第1の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。 図2は、図1に示す切り出し線II−IIで切り出された圧電発電装置の略図的断面図である。 図3は、第2の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。 図4は、第2の実施形態に係る圧電発電装置の略図的側面図である。 図5は、第3の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。 図6は、図5に示す切り出し線VI−VIで切り出された圧電発電装置の略図的断面図である。 図7は、第4の実施形態に係る圧電発電装置の断面図である。 図8は、第4の実施形態における圧電素子の斜視図である。 図9は、特許文献1に記載の圧電発電装置を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
本実施形態では、圧電発電装置に加わる外部応力の大きさが所定の一方向(図1における長さ方向Y)のみにおいて変化する場合に好適に使用される圧電発電装置の例について説明する。具体的には、本実施形態の圧電発電装置は、例えば、後述する基底部11のZ1側の面がタイヤの内面に取り付けられ、タイヤの空気圧検出センサの電源などとして用いられる。
図1は、第1の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。図2は、図1に示す切り出し線II−IIで切り出された圧電発電装置の略図的断面図である。図1及び図2に示すように、圧電発電装置1は、支持体10と、圧電素子20と、バイアス圧縮応力付与部材としての板バネ30と、第1及び第2の緩衝材41,42とを備えている。
圧電素子20は、圧電板21を有している。圧電板21は、圧電効果を生じさせるものである限り特に限定されない。圧電板21は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックからなるものであってもよい。
圧電板21は、厚み方向Zに分極されている。図2に示すように、圧電板21の第1及び第2の主面21a、21bの上には、第1及び第2の電極22,23が設けられている。図1に示すように、第1及び第2の電極22,23には、第1及び第2の端子電極24,25が接続されている。圧電板21により発生した電力は、この第1及び第2の端子電極24,25から取り出される。
第1及び第2の電極22,23並びに第1及び第2の端子電極24,25は、例えばAgやCuなどの適宜の導電材料により形成することができる。例えば、第1及び第2の電極22,23並びに第1及び第2の端子電極24,25は、Agペーストなどの導電性金属ペーストの塗布・焼き付けにより形成することができる。
圧電素子20と板バネ30とは、支持体10により支持されている。本実施形態では、支持体10は、高靱性高剛性セラミック、プラスチックや金属などの弾性部材により一体に形成されている。なお、支持体10を高靱性高剛性セラミックにより形成し、第1及び第2の電極22,23を導電性金属ペーストにより形成する場合は、支持体10の焼成と、導電性ペーストの焼き付けとを同時に行うことが好ましい。
支持体10は、支持部としての基底部11と、第1及び第2の爪部12a、12bとを備えている。基底部11は圧電素子20の厚み方向ZのZ1側に配置されている。圧電素子20は、この基底部11により支持されている。また、基底部11は、圧電発電装置1の取り付け部としての機能を兼ね備えている。すなわち、図2に示すように、圧電発電装置1は、この基底部11のZ1側の面がタイヤなどの被取り付け部材9に固定されることによって被取り付け部材9に取り付けられる。
第1の爪部12aは、基底部11の長手方向YのY1側の端部に接続されている。一方、第2の爪部12bは、基底部11の長手方向YのY2側の端部に接続されている。第1及び第2の爪部12a、12bのそれぞれは、基底部11から厚み方向ZのZ2側に向かって伸びている。すなわち、第1及び第2の爪部12a、12bのそれぞれは、厚み方向Zにおいて、基底部11から圧電素子20側に向かって伸びている。
第1及び第2の爪部12a、12bのそれぞれは、接続部14a、14bと、係止部13a、13bとを備えている。係止部13a、13bは、接続部14a、14bによって基底部11に接続されている。係止部13a、13bには、Z1側に向かって突出する突出部15a、15bが設けられている。この突出部15a、15bによって板バネ30の第1の方向としての長さ方向Yに沿った両端部30a、30bのZ2側が支持されている。
図2に示すように、板バネ30は、圧電素子20の上側Z2において支持体10により支持されている。板バネ30は、圧電素子側に凸状となるように弓形状に形成されている。この板バネ30により、圧電板21に対して圧電板21の厚み方向Zの支持体側Z1への応力(バイアス圧縮応力)が付与されている。これにより、圧電発電装置1に応力が付与されていない状態において圧電板21に圧縮応力が加わった状態となっている。
詳細には、バイアス圧縮応力付与部材としての板バネ30は、後述のように、圧電発電装置1に対して外部から加わる応力の変化により圧電板21における圧縮応力の大きさが変化するように、圧電素子20に対して圧電板21の厚み方向Zのバイアス圧縮応力を付与している。
なお、板バネ30は、例えば、表面に金属膜が形成された強靱性高剛性セラミックや、リン青銅、SUS(Stainless Used Steel)などの金属により形成することができる。
本実施形態では、支持体10と圧電素子20との間に第1の緩衝材41が配置されていると共に、圧電素子20と板バネ30との間に第2の緩衝材42が配置されている。第1及び第2の緩衝材41,42は、例えば、PETシート、テフロン(登録商標)シート、シリコンゴムシート、ポリイミドシートなどにより構成される。
次に、圧電発電装置1における発電態様について説明する。上述の通り、圧電発電装置1に応力が付与されていない状態では、板バネ30により圧電素子20に対して圧電板21の厚み方向Zのバイアス圧縮応力が付与されている。圧電発電装置1に対して外部応力が加わることにより図2に示す被取り付け部材9が変形するなどして支持体10の基底部11が変形すると、板バネ30の付勢力が変化し、圧電板21における圧縮応力の大きさが変化する。
具体的には、基底部11の長さ方向Yにおける両端部が中央部に対して相対的にZ2側に変位する変形が生じた場合、基底部11の変形に伴って第1及び第2の爪部12a、12bがZ2側に相対的に変位する。このため、板バネ30の両端部30a、30bもZ2側に相対的に変位し、よって、板バネ30の付勢力が小さくなる。その結果、圧電板21における圧縮応力が小さくなる。
なお、圧電素子20は板バネ30と支持体10とによって挟持されているため、板バネ30の付勢力がゼロとなった場合であっても、圧電板21には、引張応力が実質的に加わらない。
一方、基底部11の長さ方向Yにおける両端部が中央部に対して相対的にZ1側に変位する変形が生じた場合は、基底部11の変形に伴って第1及び第2の爪部12a、12bがZ1側に相対的に変位する。このため、板バネ30の両端部30a、30bもZ1側に相対的に変位し、よって、板バネ30の付勢力が大きくなる。その結果、圧電板21における圧縮応力が大きくなる。
このように板バネ30の付勢力の変化に伴って圧電板21における圧縮応力の大きさが変化する。よって、圧電効果により電力が発生する。
以上のように、本実施形態では、板バネ30によって圧電板21に対してバイアス圧縮応力が付与されているため、引張応力に対して弱い圧電板21に、引張応力が加わることが抑制されている。従って、圧電板21にクラックが生じることを効果的に抑制できる。その結果、高い耐久性を実現することができる。より高い耐久性を実現する観点からは、板バネ30によって圧電板21に常に応力が付与されるように板バネ30を支持体10に取り付けることが好ましい。
本実施形態では、支持体10が弾性体により構成されている。よって、被取り付け部材9の振動や変形が支持体10を介して効率的に圧電素子20に伝えられるため、圧電板21に付与される圧縮応力の大きさをより大きく変化させることができる。従って、発電効率を高めることができる。
また、本実施形態では、支持体10と圧電素子20との間と、圧電素子20と板バネ30との間とのそれぞれに緩衝材41,42が配置されている。このため、圧電素子20に大きな応力が加わることが抑制されるため、圧電素子20が損傷することが効果的に抑制される。
なお、本実施形態では、第1の電極22が第1の主面21aに設けられ、第2の電極23が第2の主面21bに設けられている例について説明した。但し、本発明において、第1及び第2の電極22,23の配置は、圧電板21の電力の取り出しが可能な位置であれば特に限定されない。例えば、第1及び第2の主面21a、21bのうちの一方に第1及び第2の電極22,23の両方を設けてもよい。その場合は、第1及び第2の主面21a、21bのうちの第1及び第2の電極22,23が設けられていない側の主面に、対向電極をさらに設けることが好ましい。
本実施形態では、バイアス圧縮応力付与部材として板バネを用いる例について説明した。但し、本発明において、バイアス圧縮応力付与部材は、圧電板に対して応力を付与できるものである限り特に限定されず、例えば圧縮コイルスプリングなどの板バネ以外のバネ、若しくはゴムなどのバネ以外の弾性体により構成されていてもよい。
本実施形態では、支持体が弾性部材により構成される例について説明したが、支持体は、剛体により構成されていてもよい。その場合であっても、上記実施形態と同様に、圧電板に引張応力が加わることが抑制される。但し、この場合は、支持体を介して圧電板21に応力が加わり難くなるため、バイアス圧縮応力付与部材に重りをつけるなどすることが好ましい。
以下、本発明を好ましい形態の異なる例について詳細に説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、長さ方向Yと幅方向Xとの両方において圧電発電装置に加わる外部応力の大きさが変化する場合に好適に使用される圧電発電装置の例について説明する。具体的には、本実施形態の圧電発電装置は、例えば、後述する基底部11のZ1側の面が靴底のかかと部分やつま先部分などに取り付けられ、リチウム電池などの主電源と共に用いられる携帯電話の予備電源などとして用いられる。
図3は、第2の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。図4は、第2の実施形態に係る圧電発電装置の略図的側面図である。本実施形態では、板バネ30が長さ方向Yの両端部と、長さ方向Yに対して垂直な幅方向Xの両端部との両方において支持体10に支持されている。具体的には、支持体10は、第1及び第2の爪部12a、12bに加えて、第3及び第4の爪部12c、12dを備えている。
第3の爪部12cは、基底部11の幅方向XのX1側の端部に接続されている。一方、第4の爪部12dは、基底部11の幅方向XのX2側の端部に接続されている。第3及び第4の爪部12c、12dのそれぞれは、基底部11から厚み方向ZのZ2側に向かって伸びている。すなわち、第3及び第4の爪部12c、12dのそれぞれは、厚み方向Zにおいて、基底部11から圧電素子20側に向かって伸びている。
第3及び第4の爪部12c、12dそれぞれは、接続部14c、14dと、係止部13c、13dとを備えている。係止部13c、13dは、接続部14c、14dによって基底部11に接続されている。係止部13c、13dには、Z1側に向かって突出する突出部15c、15dが設けられている。この突出部15c、15dによって板バネ30の第2の方向としての幅方向Xに沿った両端部30c、30dのZ2側が支持されている。
このように本実施形態では、板バネ30の長さ方向Yの両端部と、幅方向Xの両端部との両方が支持体10によって支持されているため、長さ方向Yにおける基底部11の変形と幅方向Xにおける基底部11の変形との両方を圧電板21に効率的に伝達させることができる。長さ方向Yにおける基底部11の変形と幅方向Xにおける基底部11の変形との両方を圧電板21により効率的に伝達させる観点からは、第1及び第2の電極22,23並びに圧電板21の平面形状が円形であることが好ましい。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る圧電発電装置の斜め側方から視たときの略図的斜視図である。図6は、図5に示す切り出し線VI−VIで切り出された圧電発電装置の略図的断面図である。
本実施形態に係る圧電発電装置は、支持体の構成を除いて、上記第1の実施形態に係る圧電発電装置と同じ構成を有している。本実施形態に係る圧電発電装置では、支持体10は、基底部11並びに第1及び第2の爪部12a、12bに加えて、複数対の脚部16a、16bを備えている。具体的には、図5に示すように、複数対の脚部16a、16bは、幅方向Xに沿った基底部11の両端部のそれぞれから圧電素子20とは反対側Z1に延びている。脚部16a、16bは、圧電発電装置1の被取り付け部材に固定される。
このように、幅方向Xに沿った基底部11の両端部に脚部16a、16bを設けることにより、幅方向Xにおける被取り付け部材9の変形が吸収される。このため、長さ方向Yにおける被取り付け部材9の変形のみが基底部11に伝達されることとなる。従って、圧電板21の圧縮応力変動の異方性を大きくすることができる。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係る圧電発電装置の断面図である。図8は、第4の実施形態における圧電素子の斜視図である。なお、図7において実線で示す圧電振動板8は、バイアス圧縮応力が小さくなった際の状態を表しており、破線は、バイアス圧縮応力が大きい初期状態を表している。
図7に示すように、支持体10は、基底部11を備えている。基底部11には、リング状の支持突起部11aが形成されている。この支持突起部11aによって、圧電振動子8の周辺部が支持されている。
圧電振動子8は、弾性板7の第1及び第2の主面7a、7bのうち、第1の主面7aにのみ圧電素子20が貼り付けられた所謂ユニモルフ型の圧電振動子である。弾性板7は、適宜の弾性部材により構成される。弾性板7は、例えば、強靱性高剛性セラミックや金属などにより構成することができる。
圧電振動子8は、弾性板7が支持体10側を向くように配置されており、圧電振動子8の周縁部の弾性板7側が支持突起部11aによって支持されている。このため、圧電振動子8の中央部は支持体10から隔離されている。
支持体10は、上記の基底部11に接続されたリング状の爪部12を備えている。爪部12は、筒状に形成された接続部14と、接続部14から内側に向かって延びるリング状の係止部13とにより構成されている。圧電振動子8の圧電素子20側に配置された板バネ30の周縁部の圧電素子20とは反対側は、支持体10の係止部13によって係止されている。
板バネ30の略中央部には、圧電振動子8側に向かって延びる突出部30eが形成されている。この突出部30eにより、圧電振動子8の支持体10により支持されている部分よりも中央寄りの部分が支持体10側に押圧されている。
本実施形態の圧電発電装置1aでは、圧電発電装置1aに振動や応力が加わると、支持体10の変形や板バネ30の自重に起因して板バネ30により圧電素子20に付与されるバイアス圧縮応力の大きさが変化する。その結果、圧電板21における圧縮応力の大きさが変化し、圧電効果により電力が発生する。
本実施形態においても、板バネ30によって圧電板21に引張応力が加わることが効果的に抑制されている。従って、圧電板21にクラックが生じることを効果的に抑制できる。その結果、高い耐久性を実現することができる。
また、本実施形態では、圧電振動子8の中央部の上下に空間が形成されているため、圧電振動子8を大きく振動させることができる。従って、高い発電効率を実現することができる。
また、本実施形態では、弾性板7、圧電板21並びに第1及び第2の電極22,23の平面形状が円形とされている。従って、圧電振動子8の振動効率がより高められており、さらに高い発電効率を実現することができる。
1、1a…圧電発電装置
7…弾性板
7a…弾性板の第1の主面
7b…弾性板の第2の主面
8…圧電振動子
9…被取り付け部材
10…支持体
11…基底部
11a…支持突起部
12…爪部
12a…第1の爪部
12b…第2の爪部
12c…第3の爪部
12d…第4の爪部
13、13a〜13d…係止部
14,14a〜14d…接続部
15a〜15d…突出部
16a、16b…脚部
20…圧電素子
21…圧電板
21a…圧電板の第1の主面
21b…圧電板の第2の主面
22…第1の電極
23…第2の電極
24,25…端子電極
30…板バネ
30a〜30d…板バネの端部
30e…突出部
41…第1の緩衝材
42…第2の緩衝材

Claims (12)

  1. 支持体と、
    前記支持体の上に配置され、厚み方向に分極されている圧電板と、前記圧電板の表面に設けられた第1及び第2の電極とを有する圧電素子と、
    前記圧電素子の上側において前記支持体により支持されており、外部から加わる応力の変化により、前記圧電板に引張応力が加わらない範囲で前記圧電板における圧縮応力の大きさが変化するように、前記圧電素子に対して前記圧電板の厚み方向のバイアス圧縮応力を付与するバイアス圧縮応力付与部材とを備える、圧電発電装置。
  2. 前記支持体は、弾性体により構成されている、請求項1に記載の圧電発電装置。
  3. 前記バイアス圧縮応力付与部材は、バネにより構成されている、請求項1または2に記載の圧電発電装置。
  4. 前記バイアス圧縮応力付与部材は板バネにより構成されており、前記板バネの面方向に沿った第1の方向における前記板バネの両端部が前記支持体により支持されている、請求項3に記載の圧電発電装置。
  5. 前記板バネの面方向に沿った第2の方向における前記板バネの両端部が前記支持体によりさらに支持されている、請求項4に記載の圧電発電装置。
  6. 前記支持体は、弾性体により構成されており、前記圧電素子を支持する支持部と、前記支持部の第2の方向に沿った両端部のそれぞれから前記圧電素子とは反対側に延びており、前記圧電発電装置が取り付けられる被取り付け部材に固定される脚部とを有している、請求項4に記載の圧電発電装置。
  7. 前記第2の方向は、前記第1の方向に対して垂直である、請求項5または6に記載の圧電発電装置。
  8. 対向する第1及び第2の主面を有し、前記第1の主面にのみ前記圧電素子が貼り付けられた弾性板を有するユニモルフ型の圧電振動子を備え、
    前記支持体は、前記圧電振動子の中央部が前記支持体から隔離されるように、前記圧電振動子の周縁部の前記弾性板側を支持している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の圧電発電装置。
  9. 前記バイアス圧縮応力付与部材は、前記圧電振動子の前記支持体により支持されている部分よりも中央寄りの部分に対して前記バイアス圧縮応力を付与している、請求項8に記載の圧電発電装置。
  10. 前記圧電板の平面形状は円形である、請求項8または9に記載の圧電発電装置。
  11. 前記弾性板の平面形状は円形である、請求項10に記載の圧電発電装置。
  12. 前記支持体と前記圧電素子との間と、前記圧電素子と前記バイアス圧縮応力付与部材との間との少なくとも一方に配置されている緩衝材をさらに備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の圧電発電装置。
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