JP5254146B2 - 投写用広角ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写用広角ズームレンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクタ装置等の投写レンズとして用いられる投写用広角ズームレンズに関し、特に、液晶表示素子や微小ミラーデバイス等のライトバルブにより光変調された光束によって形成される原画像を、スクリーン上に拡大投写するのに適した投写用広角ズームレンズおよびこれを搭載した投写型表示装置に関する。
装置前方のスクリーン上に画像を投写する、いわゆるフロント投写型のプロジェクタ装置は、学校教育用や企業研修用、プレゼンテーション用等として近年広く用いられるようになっている。また、テレビ放送のデジタル化に伴い、家庭においても大画面で映像を観賞したいという要求が高まっており、80インチを超えるような画面サイズを実現し得るものとして、フロント投写型のプロジェクタ装置の需要が増大している。
このようなプロジェクタ装置に搭載される投写レンズには、スクリーンの近くに立つ説明者やプレゼンターの目に光が入ったり、彼らによって投写像が遮られたりすることを避けるために、また狭い室内空間における大画面化を可能とするために、コンパクトな構成でありながら広画角であることが要求される。さらに、スクリーンのサイズに投写画面サイズを合わせ易いことから、ズーム機能を有することも要求される。
また、近年では、光変調素子(ライトバルブ)として、透過型または反射型の液晶表示素子、あるいはテキサス・インスツルメント社製のデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)に代表される微小ミラーデバイスを用いることが一般的となっているが、このようなライトバルブを用いたプロジェクタ装置用の投写レンズには、長いバックフォーカスを有し、かつ縮小側(ライトバルブ側)がテレセントリック性を有していることが求められている。
従来、このような要求に応えるものとして提案された投写用ズームレンズとしては、例えば、下記特許文献1〜3に記載されたものが知られている。
特開2007−225877号公報 特開2007−304268号公報 特開2009−014819号公報
近年、スクリーンに投写された画像を見ながら、手元の資料を読んだりメモを取ったりすることができるように、比較的明るい室内環境下において鮮明な画像を投写したいという要望が高まっている。
このような要望に応えるには、Fナンバーの小さい明るい投写レンズを得ることが望ましいが、広角なズームレンズを明るくしつつ諸収差を良好に補正することは難しく、特に、画面周辺部における諸収差の悪化を抑制することが困難となる。
上記特許文献1〜3においても、上記要望に応え得るような、広角端における明るさがF1.6台で画角が70度を超えるものは提案されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、コンパクトな構成としながらも広角端における明るさがF1.6台で画角が70度を超えるものとしつつ、ズーム全域に亘って良好な光学性能を維持することが可能な投写用広角ズームレンズ、およびこのような投写用広角ズームレンズを搭載した投写型表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の投写用広角ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群および正の屈折力を有する第5レンズ群から構成され、縮小側がテレセントリック性を有する投写用広角ズームレンズであって、
広角端から望遠端へのズーミングの際には、前記第1レンズ群および前記第5レンズ群は固定であり、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群および前記第4レンズ群は、互いの間隔を変えながら拡大側に向けて光軸上を移動し、
前記第1レンズ群は、拡大側から順に、負の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズからなるとともに、該第1レンズがプラスチックよりなる非球面レンズとされ、
下記条件式(1)〜(4)を満足することを特徴とする。
1.6 < Bf/f < 2.6 …… (1)
1.5 < |f/f| < 4.5 …… (2)
0.35 < D/f …… (3)
2.0 < L/f < 3.0 …… (4)
ここで、
Bf:バックフォーカス
:広角端における全系の焦点距離
:前記第1レンズ群の焦点距離
:前記第1レンズ群における前記第1レンズの縮小側の面と前記第2レンズの拡大側の面との光軸上の距離
:広角端における前記第1レンズの拡大側の面から拡大側瞳位置までの距離
本発明において、前記第2レンズ群は、1枚または2枚の正レンズからなることが好ましい。
また、前記第3レンズ群は、拡大側から順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズとからなるとともに、該1枚の負レンズの縮小側の面は凹面であり、該1枚の正レンズの拡大側の面は凸面であり、前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと、接合面が拡大側に凹となる形状をなす接合レンズと、正レンズとからなるとすることが好ましい。
一方、前記第3レンズ群は、拡大側から順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズとからなるとともに、該1枚の負レンズの拡大側の面は凹面であり、該1枚の正レンズの縮小側の面は凸面であり、前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと、接合面が縮小側に凹となる形状をなす接合レンズと、正レンズとからなるとしても好適である。
また、前記第1レンズ群の前記第3レンズと前記第4レンズとの間隔を変えながら、該第1レンズ群の全体を移動してフォーカシングを行うことが好ましい。
さらに、前記第1レンズ群の拡大側にカバーガラスが配されていることが好ましい。
また、本発明に係る投写型表示装置は、光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、上述の本発明に係る投写用広角ズームレンズとを備え、該光源からの光束を該ライトバルブで光変調し、該投写用広角ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とするものである。
なお、上記「拡大側」とは、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投影する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。一方、上記「縮小側」とは、原画像表示領域側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投影する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
また、非球面レンズの屈折力の正負は、光軸上における屈折力の正負を意味する。
本発明の投写用広角ズームレンズは、5つのレンズ群が、拡大側から順に、負、正、負、正、正の屈折力を有するように配されるとともに、縮小側がテレセントリック性を有し、広角端から望遠端へのズーミングの際には、第1レンズ群と第5レンズ群を固定とし、第2〜第4レンズ群は、互いの間隔を変えながら拡大側に向けて光軸方向に移動するよう構成されている。
また、第1レンズ群は、拡大側から順に、負の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズからなるとともに、該第1レンズがプラスチックよりなる非球面レンズとされ、上述の条件式(1)〜(4)を満足するように構成されている。
このように構成することにより、明るさの向上を図りつつ広画角を達成し、良好な光学性能を維持することができ、かつコンパクト化を図り得る投写用広角ズームレンズおよび投写型表示装置を得ることができる。
特に、上記第1レンズ群のうち最も拡大側の負の第1レンズを非球面レンズとし、かつ上記条件式(2)を満足するように、この非球面レンズとその縮小側に配される第2レンズとの間隔を広くとることにより、歪曲収差、像面湾曲等の諸収差を良好に補正することが可能となる。
実施例1に係る投写用広角ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例1に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)および望遠端(TELE)における光線軌跡および各レンズ群の移動位置を示す図である。 実施例2に係る投写用広角ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例2に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)および望遠端(TELE)における光線軌跡および各レンズ群の移動位置を示す図である。 実施例3に係る投写用広角ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例3に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)および望遠端(TELE)における光線軌跡および各レンズ群の移動位置を示す図である。 実施例4に係る投写用広角ズームレンズの詳細な構成図である。 実施例4に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)および望遠端(TELE)における光線軌跡および各レンズ群の移動位置を示す図である。 実施例1に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)、中間位置(MIDDLE)および望遠端(TELE)における諸収差図である。 実施例2に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)、中間位置(MIDDLE)および望遠端(TELE)における諸収差図である。 実施例3に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)、中間位置(MIDDLE)および望遠端(TELE)における諸収差図である。 実施例4に係る投写用広角ズームレンズの広角端(WIDE)、中間位置(MIDDLE)および望遠端(TELE)における諸収差図である。 一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について、上述の図面を用いて説明する。以下では、後述する実施例1のレンズ構成図である図1,2を参照しながら、このレンズを本実施形態の代表として説明する。なお、図中Zは光軸、Pは広角端における拡大側瞳位置を表している。
本実施形態の投写用広角ズームレンズは、図1に示すように、拡大側(スクリーン側)から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、負の屈折力を有する第3レンズ群Gと、正の屈折力を有する第4レンズ群Gと、正の屈折力を有する第5レンズ群Gとが配されてなり、縮小側がテレセントリック性を有するように構成されている。
拡大側に負の屈折力を有する第1レンズ群Gを配し、縮小側に正の屈折力を有する第5レンズ群Gを配することにより、縮小側がテレセントリック性を有するように構成しつつ、長いバックフォーカスを得ることが可能となる。
また、図2に示すように、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、広角端から望遠端へのズーミングの際には、第1レンズ群Gおよび第5レンズ群Gは固定とされるとともに、第2レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第4レンズ群Gは、互いの間隔を変えながら互いに独立して拡大側に向けて光軸Z上を移動する、ズーミング時移動レンズ群を構成している。
なお、図1に示す本実施形態の投写用広角ズームレンズでは、紙面右側より入射されライトバルブの画像表示面1において画像情報を与えられた光束が、ガラスブロック2を介してこの投写用広角ズームレンズに入射され、この投写用広角ズームレンズにより紙面左側方向のスクリーン上に拡大投写されるようになっている。図1には、見易さのため1枚のライトバルブの画像表示面1のみを記載しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色光に分離し、各原色光用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示可能とするものがある(図13参照)。ガラスブロック2の位置にクロスダイクロイックプリズム等の色合成手段を配設することによりこの3原色光を合成することができる。
さらに、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、上記第1レンズ群Gが、拡大側から順に、負、負、負、正の4枚のレンズ(第1レンズL〜第4レンズL)により構成されてなるとともに、最も拡大側のレンズである第1レンズLがプラスチックよりなる非球面レンズとされ、下記条件式(1)〜(4)を満足するように構成されている。
1.6 < Bf/f < 2.6 …… (1)
1.5 < |f/f| < 4.5 …… (2)
0.35 < D/f …… (3)
2.0 < L/f < 3.0 …… (4)
ここで、
Bf:バックフォーカス
:広角端における全系の焦点距離
:前記第1レンズ群の焦点距離
:前記第1レンズ群における前記第1レンズの縮小側の面と前記第2レンズの拡大側の面との光軸上の距離
:広角端における前記第1レンズの拡大側の面から拡大側瞳位置までの距離
なお、非球面形状は下記非球面式により表わされる。
Figure 0005254146
第1レンズ群G中で最も拡大側に位置する第1レンズLを非球面レンズとすることにより、広画角化した際に特に懸念される画像周辺部における諸収差を、この第1レンズLによって良好に補正することが可能となり、さらに、上記条件式(3)を満足することにより、第1レンズLと第2レンズLとの間隔を広げて第1レンズLによる収差補正効果を高めることが可能となる。一方、この条件式(3)の下限を下回ると、第1レンズLによる収差補正効果を十分に発揮させることが困難となる。また、最も径が大きくなる第1レンズLをプラスチックで構成することにより、軽量化を図ることが可能となる。
なお、上記条件式(3)を満足するように構成した場合、第1レンズ群Gの全長が増大するとともに、第1レンズLの径が増大することが懸念される。そこで、第2レンズL〜第4レンズLを、それぞれ負、負、正の屈折力を有するものとし、かつ上記条件式(2),(4)を満足するように構成することにより、第1レンズ群Gの全長の増大および第1レンズLの径の増大を抑制するようにしている。
これに対し、上記条件式(2)の下限を下回ると、第1レンズLの径を小さくすることはできるが、像面湾曲および非点収差が大きくなり、上限を上回ると、像面湾曲および非点収差を小さくすることはできるが、第1レンズLの径が大きくなる。また、条件式(4)の下限を下回ると、イメージサイズに対する第1レンズLの径が小さくなりすぎ、上限を上回ると、イメージサイズに対する第1レンズLの径が大きくなりすぎる。
上記条件式(1)は、適正なバックフォーカス長の確保と良好な収差補正とのバランスを考慮して設定したものであり、この条件式(1)の下限を下回ると、バックフォーカス長が短くなって、色合成プリズム、フィルター等の光学部材を配置したり、十分な冷却をするための空気間隔を設けたりすることが困難となり、上限を上回ると、バックフォーカス長が伸びることにより全系の全長が長くなるとともにレンズ径が大きくなり、良好な光学性能を維持しようとすると、レンズ枚数の増加や材料のコストアップを招くこととなる。
なお、上記条件式(1)〜(4)に替えて、下記条件式(1A)〜(4A)を満足するように構成すれば、より好ましい。特に、下記条件式(3A)の上限を下回るように設定することにより、第1レンズ群Gの全長の増大および第1レンズLの径の増大を、より効果的に抑制することが可能となる。
1.7 < Bf/f < 2.5 …… (1A)
1.7 < |f/f| < 4.2 …… (2A)
0.40 < D/f < 0.70 …… (3A)
2.2 < L/f < 2.7 …… (4A)
また、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、上記第2レンズ群Gが、2枚の正レンズ(第5レンズLおよび第6レンズL)から構成されており、これにより、少ないレンズ枚数でありながら、効率よく明るさの確保および各種収差の低減を図ることが可能となる。なお、後述する実施例3,4のように、第2レンズ群Gを1枚の正レンズ(第5レンズL)から構成することも可能であり、この場合にも同様の効果が得られる。
また、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、上記第3レンズ群Gが、拡大側から順に、縮小側の面が凹面とされた1枚の負レンズ(第7レンズL)と、拡大側の面が凸面とされた1枚の正レンズ(第8レンズL)とから構成されており、上記第4レンズ群Gが、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(第9レンズL)と、拡大側に凹となる接合面を有する接合レンズ(第10レンズL10および第11レンズL11の接合レンズ)と、正レンズ(第12レンズL12)とから構成され、上記第5レンズ群Gが、1枚の正レンズ(第13レンズL13)により構成されている。
上記第3レンズ群Gおよび上記第4レンズ群Gが、このように構成されていることにより、次のような作用効果を得ることが可能となる。すなわち、本実施形態の投写用広角ズームレンズでは、上述のように、縮小側のテレセントリック性と長いバックフォーカスを確保するために、拡大側に負の屈折力の第1レンズ群G、縮小側に正の屈折力を有する第5レンズ群Gを配しているが、このことにより、軸上光束の径が縮小側において大きくなる傾向がある。この傾向は、明るさF1.6台を達成しようとすると顕著となり、このことにより懸念される、ズーミング時の移動群(特に第4レンズ群G)の移動に伴う諸収差の変動が問題となる。上述の第3レンズ群Gおよび第4レンズ群Gの構成は、このような問題を解決するためのものであり、第3レンズ群Gおよび第4レンズ群G中に非球面レンズを配置しなくとも、ズーミングの全域に亘って諸収差を良好なものとすることが可能となる。
なお、このような第3レンズ群Gおよび第4レンズ群Gの構成に替えて、後述する実施例3,4のように、第3レンズ群Gを、拡大側から順に、拡大側の面が凹面とされた1枚の負レンズ(第6レンズL)と、縮小側の面が凸面とされた1枚の正レンズ(第7レンズL)とから構成し、第4レンズ群Gを、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(第8レンズL)と、縮小側に凹となる接合面を有する接合レンズ(第9レンズLおよび第10レンズL10の接合レンズ)と、正レンズ(第11レンズL11)とからなる構成することも可能であり、この場合にも同様の効果が得られる。
なお、上述のように第4レンズ群Gには接合レンズが配されており、これにより、特に色収差を良好に補正することができるが、光束径の絞られた位置が接合面の近傍にくると、熱の影響により、接合部分に不具合(接着剤のはがれ等)が生じる虞がある。本実施形態では、主光線が交わる位置が、第4レンズ群Gよりも拡大側の位置とされているので、上述したような接合面における不具合の発生を防止できるように配慮されている。
また、上記第5レンズ群Gについては、上述のように1枚の正レンズにより構成することで、構成を簡易化することができ、好ましい。
また、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、上記第1レンズ群Gの第3レンズLと第4レンズLとの間隔を変えながら、該第1レンズ群Gの全体を移動してフォーカシングを行うように構成されており、これにより、フォーカス調整の可能範囲を広げることが可能となっている。なお、第1レンズ群Gを一体的に移動させたり、第1レンズ群Gの一部のレンズ(例えば、第4レンズL)のみを移動させたりすることにより、フォーカシングを行うように構成することも可能である。
さらに、本実施形態の投写用広角ズームレンズは、上記第1レンズ群Gの拡大側にカバーガラス3が配されており、これにより、プラスチックで構成されているために傷が付き易い第1レンズLを保護し得るようになっている。なお、このようなカバーガラス3を配設しない構成とすることも可能である。
以上のように構成された本実施形態の投写用広角ズームレンズによれば、縮小側のテレセントリック性と長いバックフォーカスを確保しつつ、広角端における明るさがF1.6台で70度を超える画角を達成し、かつズーミングの全域に亘って良好な光学性能を得ることができるとともに、コンパクト化も達成し得る。
次に、上述した投写用広角ズームレンズを搭載した投写型表示装置の一例を、図13により説明する。図13に示す投写型表示装置は、ライトバルブとして透過型液晶パネル11a〜11cを備え、投写用広角ズームレンズ10として上述した実施形態に係る投写用広角ズームレンズを用いている。また、光源20とダイクロイックミラー12の間は図示を省略しているが、光源20からの白色光は照明光学部を介して、3つの色光光束(G光、B光、R光)にそれぞれ対応する透過型液晶パネル11a〜11cに入射されて光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成され、投写型ズームレンズ10により図示されないスクリーン上に投映される。この装置は、色分解のためのダイクロイックミラー12、13、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14、コンデンサレンズ16a〜16c、全反射ミラー18a〜18cを備えている。
本実施形態の投写型表示装置は、上述した実施形態に係る投写用広角ズームレンズを用いていることにより、ズーム機能を持ちつつ、広角端における明るさがF1.6台で70度を超える画角を達成し、かつ装置の小型化を達成することができるので、装置の携行性や使い勝手を格段に向上させることが可能となる。
なお、本発明の投写用広角ズームレンズは液晶表示パネルを用いた投写型表示装置の投写レンズとしての使用態様に限られるものではなく、DMD等の他の光変調手段を用いた装置の投写用広角ズームレンズとして用いることも可能である。
以下、本発明に係る投写用広角ズームレンズの具体的な実施例について説明する。なお、実施例2〜4の構成を示す図3〜8において、実施例1と同様の作用効果をなす部材には図1,2で用いたものと同一の符号を付している。
<実施例1>
実施例1に係る投写用広角ズームレンズを、図1,2のレンズ構成図および図9の諸収差図を用いて説明する。この実施例1に係る投写用広角ズームレンズは、前述したように、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群Gと、正の屈折力を有する第2レンズ群Gと、負の屈折力を有する第3レンズ群Gと、正の屈折力を有する第4レンズ群Gと、正の屈折力を有する第5レンズ群Gとが配されてなり、縮小側がテレセントリック性を有するように構成されている。また、その縮小側には、色合成プリズムを主とするガラスブロック2および画像表示面1が配設されており、その拡大側には、カバーガラス3が配設されている。
広角端から望遠端へのズーミングの際には、第1レンズ群Gおよび第5レンズ群Gは固定とされるとともに、第2レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第4レンズ群Gは、互いの間隔を変えながら互いに独立して拡大側に向けて光軸Z上を移動するように構成しされている。
上記第1レンズ群Gは、拡大側から順に、プラスチック製の非球面レンズよりなる、光軸Z上での屈折力が負となる第1レンズLと、縮小側に凹面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第2レンズLと、両凹レンズよりなる第3レンズLと、両凸レンズよりなる第4レンズLとからなり、第3レンズLと第4レンズLとの間隔を変えながら、該第1レンズ群Gの全体を移動してフォーカシングを行うように構成されている。
上記第2レンズ群Gは、両凸レンズよりなる第5レンズLおよび第6レンズLの2枚の正レンズから構成されており、上記第3レンズ群Gは、拡大側から順に、両凹レンズよりなる第7レンズLと、両凸レンズよりなる第8レンズLとから構成されている。
上記第4レンズ群Gは、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第9レンズLと、両凸レンズよりなる第10レンズL10および拡大側に凹面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第11レンズL11を互いに接合してなる接合レンズ(接合面は拡大側に凹となる)と、縮小側に凸面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第12レンズL12とから構成され、上記第5レンズ群Gは、両凸レンズよりなる第13レンズL13のみにより構成されている。
この実施例1における広角端から望遠端までの全系の焦点距離、広角端における画角および広角端から望遠端までの全系の明るさ(Fナンバー)を、表1の上段に示す。
また、各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表1の中段に示す。なお、この表1および後述する表2〜4において、各記号R、D、Nd、νdに対応させた数字は拡大側から順次増加するようになっている。ただし、カバーガラス3に対応する数字は、他のレンズ等と区別するためにQ1,Q2としている。
さらに表1の下段に、広角端(ワイド)、中間位置(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの距離D(可変1)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの距離D12(可変2)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの距離D16(可変3)および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの距離D23(可変4)を示す。
Figure 0005254146
また、後掲の表5に、実施例1における各条件式に対応する数値を示す。表5に示すように、実施例1の投写用広角ズームレンズは、上述の条件式(1)〜(4),(1A)〜(4A)を全て満足している。
なお、図9および後述する図10〜12において、各球面収差図はG(緑)、B(青)およびR(赤)の各波長に対する収差曲線を示し、各倍率色収差図はGに対するBおよびRの収差曲線を示している。
上記表1および図9から明らかなように、実施例1の投写用広角ズームレンズによれば、ズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での良好なテレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。特に、広角端における明るさF1.65、画角(2ω)72.5度が達成され、広画角で明るいレンズとなっている。
<実施例2>
実施例2に係る投写用広角ズームレンズを、図3,4のレンズ構成図および図10の諸収差図を用いて説明する。この実施例2に係る投写用広角ズームレンズは、図3に示すように、基本的に実施例1のものと類似した構成とされているが、第4レンズ群Gにおいて、第9レンズLが両凹レンズからなる点において異なっている。
また、図4に示すように、変倍時において、第1レンズ群Gおよび第5レンズ群Gは固定群とされ、第2〜4レンズ群G〜Gはズーミング時移動群とされている。
この実施例2における広角端から望遠端までの全系の焦点距離、広角端における画角および広角端から望遠端までの全系の明るさ(Fナンバー)を、表2の上段に示す。
また、各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表2の中段に示す。
さらに表2の下段に、広角端(ワイド)、中間位置(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの距離D(可変1)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの距離D12(可変2)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの距離D16(可変3)および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの距離D23(可変4)を示す。
Figure 0005254146
また、後掲の表5に、実施例2における各条件式に対応する数値を示す。表5に示すように、実施例2の投写用広角ズームレンズは、上述の条件式(1)〜(4),(1A)〜(4A)を全て満足している。
上記表2および図10から明らかなように、実施例2の投写用広角ズームレンズによれば、ズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での良好なテレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。特に、広角端における明るさF1.63、画角(2ω)73.5度が達成され、広画角で明るいレンズとなっている。
<実施例3>
実施例3に係る投写用広角ズームレンズを、図5,6のレンズ構成図および図11の諸収差図を用いて説明する。この実施例3に係る投写用広角ズームレンズは、図5に示すように、基本的に実施例1のものと類似した構成とされているが、第1レンズ群Gの第2レンズLが両凹レンズからなる点と、第2レンズ群Gが両凸レンズよりなる第5レンズLのみにより構成されている点と、第3レンズ群Gが、拡大側から順に、拡大側に凹面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第6レンズLと、両凸レンズよりなる第7レンズLとから構成されている点と、第4レンズ群Gが、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第8レンズLと、両凹レンズよりなる第9レンズLおよび両凸レンズよりなる第10レンズL10を互いに接合してなる接合レンズ(接合面は縮小側に凹となる)と、両凸レンズよりなる第11レンズL11とから構成されている点において異なっている。
また、図6に示すように、変倍時において、第1レンズ群Gおよび第5レンズ群Gは固定群とされ、第2〜4レンズ群G〜Gはズーミング時移動群とされている。
この実施例3における広角端から望遠端までの全系の焦点距離、広角端における画角および広角端から望遠端までの全系の明るさ(Fナンバー)を、表3の上段に示す。
また、各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表3の中段に示す。
さらに表3の下段に、広角端(ワイド)、中間位置(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの距離D(可変1)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの距離D10(可変2)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの距離D14(可変3)および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの距離D21(可変4)を示す。
Figure 0005254146
また、後掲の表5に、実施例3における各条件式に対応する数値を示す。表5に示すように、実施例3の投写用広角ズームレンズは、上述の条件式(1)〜(4),(1A)〜(4A)を全て満足している。
上記表3および図11から明らかなように、実施例3の投写用広角ズームレンズによれば、ズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での良好なテレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。特に、広角端における明るさF1.65、画角(2ω)75.3度が達成され、広画角で明るいレンズとなっている。
<実施例4>
実施例4に係る投写用広角ズームレンズを、図7,8のレンズ構成図および図12の諸収差図を用いて説明する。この実施例4に係る投写用広角ズームレンズは、図7に示すように、基本的に実施例3のものと類似した構成とされている。
また、図8に示すように、変倍時において、第1レンズ群Gおよび第5レンズ群Gは固定群とされ、第2〜4レンズ群G〜Gはズーミング時移動群とされている。
この実施例4における広角端から望遠端までの全系の焦点距離、広角端における画角および広角端から望遠端までの全系の明るさ(Fナンバー)を、表4の上段に示す。
また、各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表4の中段に示す。
さらに表4の下段に、広角端(ワイド)、中間位置(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの距離D(可変1)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの距離D10(可変2)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの距離D14(可変3)および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの距離D21(可変4)を示す。
Figure 0005254146
また、後掲の表5に、実施例4における各条件式に対応する数値を示す。表5に示すように、実施例4の投写用広角ズームレンズは、上述の条件式(1)〜(4),(1A)〜(4A)を全て満足している。
上記表4および図12から明らかなように、実施例4の投写用広角ズームレンズによれば、ズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での良好なテレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。特に、広角端における明るさF1.65、画角(2ω)72.5度が達成され、広画角で明るいレンズとなっている。
Figure 0005254146
〜G レンズ群
〜L13 レンズ
Q1,RQ2,R〜R27 レンズ面等の曲率半径
Q1,DQ2,D〜D27 レンズ面等の間隔(レンズ厚)
Z 光軸
P 広角端における拡大側瞳位置
1 画像表示面
2 ガラスブロック
3 カバーガラス
11a〜11c 透過型液晶パネル
12,13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
20 光源

Claims (7)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群および正の屈折力を有する第5レンズ群から構成され、縮小側がテレセントリック性を有する投写用広角ズームレンズであって、
    広角端から望遠端へのズーミングの際には、前記第1レンズ群および前記第5レンズ群は固定であり、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群および前記第4レンズ群は、互いの間隔を変えながら拡大側に向けて光軸上を移動し、
    前記第1レンズ群は、拡大側から順に、負の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズからなるとともに、該第1レンズがプラスチックよりなる非球面レンズとされ、
    下記条件式(1)〜(4)を満足することを特徴とする投写用広角ズームレンズ。
    1.6 < Bf/f < 2.6 …… (1)
    1.5 < |f/f| < 4.5 …… (2)
    0.35 < D/f …… (3)
    2.0 < L/f < 3.0 …… (4)
    ここで、
    Bf:バックフォーカス
    :広角端における全系の焦点距離
    :前記第1レンズ群の焦点距離
    :前記第1レンズ群における前記第1レンズの縮小側の面と前記第2レンズの拡大側の面との光軸上の距離
    :広角端における前記第1レンズの拡大側の面から拡大側瞳位置までの距離
  2. 前記第2レンズ群は、1枚または2枚の正レンズからなることを特徴とする請求項1記載の投写用広角ズームレンズ
  3. 前記第3レンズ群は、拡大側から順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズとからなるとともに、該1枚の負レンズの縮小側の面は凹面であり、該1枚の正レンズの拡大側の面は凸面であり、
    前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと、接合面が拡大側に凹となる形状をなす接合レンズと、正レンズとからなることを特徴とする請求項1または2記載の投写用広角ズームレンズ
  4. 前記第3レンズ群は、拡大側から順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズとからなるとともに、該1枚の負レンズの拡大側の面は凹面であり、該1枚の正レンズの縮小側の面は凸面であり、
    前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと、接合面が縮小側に凹となる形状をなす接合レンズと、正レンズとからなることを特徴とする請求項1または2記載の投写用広角ズームレンズ
  5. 前記第1レンズ群の前記第3レンズと前記第4レンズとの間隔を変えながら、該第1レンズ群の全体を移動してフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の投写用広角ズームレンズ
  6. 前記第1レンズ群の拡大側にカバーガラスが配されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の投写用広角ズームレンズ
  7. 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1〜6のうちいずれか1項記載の投写用広角ズームレンズとを備え、該光源からの光束を該ライトバルブで光変調し、該投写用広角ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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