JP5249547B2 - プラズマ処理装置及びそのガス排気方法 - Google Patents

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Description

この発明は半導体ウエハ等の被処理基板に処理を施す処理装置及びそのガス排気方法に係わり、特に、マイクロ波プラズマを用いて被処理基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置及びそのガス排気方法に関する。
近時、LSIの高集積化、高速化の要請からLSIを構成する半導体素子のデザインルールが益々微細化されている。また、生産効率の向上の観点から半導体ウエハの大型化も進展している。これらにともなって、半導体ウエハ等の被処理基板に処理を施す処理装置おいても、素子の微細化、及びウエハの大型化に対応できるものが求められている。
近時の半導体プロセスにおいては、成膜やエッチングに、プラズマ処理装置の利用が不可欠となっており、特に、低電子温度のプラズマを高密度に生成できるマイクロ波プラズマ処理装置が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
マイクロ波プラズマ処理装置は、特許文献1にも記載されているように、通常、処理空間の上方から処理ガスを導入し、処理空間の下方から排気する。
特開2004−14262号公報
微細化された半導体素子では、より高品質な薄膜が求められている。しかしながら、マイクロ波プラズマ処理装置は、処理空間の上方から処理ガスを導入し、処理空間の下方から排気しながら処理空間の圧力をコントロールする。このため、処理空間にガスが滞留しやすい。ガスが滞留すると、プラズマによりガスが過剰乖離し、過剰の反応活性種及び副生成物が生成されるので膜質を落とす原因となったり、パーティクル源にもなったりするなど、半導体素子の製造に影響を及ぼす可能性がある。
この発明は、処理空間にガスが滞留し難く、被処理基板に常に新鮮な処理ガスを供給することが可能なプラズマ処理装置及びそのガス排気方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明の第1態様に係るプラズマ処理装置は、内部空間を形成する処理容器と、前記内部空間内に設けられた、被処理基板が載置される基板載置台と、前記内部空間内に設けられ、この内部空間の内径よりも小さい内径を有する、前記基板載置台の上方にプラズマ処理を行う処理空間を区画する処理空間形成部材と、前記処理空間形成部材の上端部と前記内部空間の内壁との間に設けられた、前記処理空間から処理ガスを排気する排気口と、を具備し、前記処理空間内の処理ガスの流れが下方から上方に向かう上向きの流れになるように、前記処理空間内に処理ガスを導入する処理ガス導入口を前記処理空間形成部材に設け、かつ前記排気口を前記処理空間の外側に前記基板載置台より上に設けている
この発明の第態様に係るプラズマ処理装置のガス排気方法は、内部空間を形成する処理容器と、前記内部空間内に設けられた、被処理基板が載置される基板載置台と、前記内部空間内に設けられ、この内部空間の内径よりも小さい内径を有する、前記基板載置台の上方にプラズマ処理を行う処理空間を区画する処理空間形成部材と、前記処理空間形成部材の上端部と前記内部空間の内壁との間に設けられた、前記処理空間から処理ガスを排気する排気口と、を備え、前記処理空間内に処理ガスを導入する処理ガス導入口を前記処理空間形成部材に設け、かつ前記排気口を前記処理空間の外側に前記基板載置台より上に設けたプラズマ処理装置のガス排気方法であって、前記処理空間内の処理ガスの流れを、下方から上方に向かう上向きの流れとする
この発明によれば、処理空間にガスが滞留し難く、被処理基板に常に新鮮な処理ガスを供給することが可能なプラズマ処理装置及びそのガス排気方法を提供できる。
以下、添付図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1はこの発明の第1の実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を概略的に示す断面図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置100aは、プラズマ処理を行う処理空間1を形成する処理容器2と、処理空間1内に設けられた、被処理基板Wが載置される基板載置台3と、処理容器2の、基板載置台3の被処理基板載置面に対向する上面部に設けられたマイクロ波透過板4と、マイクロ波透過板4上に配置されたマイクロ波アンテナ5と、記基板載置台3よりも上方に設けられた、処理空間1からガスを排気する排気口6と、を備える。
装置100aは、処理空間1内におけるプラズマ処理に際し、処理空間1内を、例えば、0.05Torrから数Torrの範囲に調圧する。このため、排気口6は、調圧のための調圧機構、例えば、圧力制御バルブ10を介して、排気のための排気機構、例えば、排気ポンプ11に接続される。
装置100aは、装置100aの各構成部、圧力調整バルブ10、及び排気ポンプ11等を制御するための制御部100を有する。制御部100は、プロセスコントローラ101、ユーザーインターフェース102、及び記憶部103を備える。コントローラ101は、各構成部の制御を実行する。インターフェース102は、ディスプレイ、及びキーボードを備える。オペレータは、例えば、装置100aの稼働状況が可視化されて表示するディスプレイを見ながら、装置100aを管理するためのコマンド等の入力操作を、キーボードを介して行う。記憶部103には、装置100aで実行される処理を、コントローラ101の制御にて実現するための制御プログラムや、各種データ、および処理条件に応じて処理装置の各構成部に処理を実行させるプログラム、すなわちレシピが格納される。レシピは、記憶部103の中の記憶媒体に記憶される。記憶媒体は、ハードディスクであってもよいし、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、レシピは、他の装置から、例えば、専用回線を介して適宜伝送させるようにしてもよい。任意のレシピを、必要に応じてインターフェース102からの指示等にて記憶部103から読み出し、コントローラ101に実行させることで、装置100aは所望の処理を実行する。
第1の実施形態に係る装置100aによれば、処理空間1内のガスを、基板載置台3よりも上方から排気する。処理空間1内のガスを、基板載置台3よりも上方から排気することで、処理空間1にガスが滞留し難いプラズマ処理装置を得ることができる。
処理空間1内におけるガスの流れを、装置100aと比較例に係る装置とで比較した図を図2に示す。図2Aは装置100aを示し、図2Bは比較例に係る装置を示す。
比較例に係る装置は、図2Bに示すように、処理ガスを、処理空間1の上方から導入し、処理空間1の下方から排気する。特に、基板載置台3の周囲に、この基板載置台3に水平に配置されたバッフル板7を介して、基板載置台3の下方の下方空間13に連通された排気空間8aから排気する装置が示されている。
上述したように、プラズマ処理装置は、処理空間1内におけるプラズマ処理に際し、処理空間1内を、例えば、0.05Torrから数Torrの範囲に調圧する。このため、図2A及び図2Bに示すように、排気口6は、圧力制御バルブ10を介して排気ポンプ11に接続される。
図2Bに示す比較例は、処理空間1内のガスを、基板載置台3に対して水平に配置され、多数の開孔を備えたバッフル板7を介して基板載置台3に対して鉛直方向に排気する。比較例ではガス導入口12が処理空間1の上方に配置されているから、処理空間1内におけるガスの流れは、上方から下方に向かう下向きの流れ、が基本となる。
バッフル板7の下方にある下方空間13は排気室8の排気空間8aに連通される空間である。排気空間8aは圧力制御バルブ10を介して排気ポンプ11で排気されるから、ここに連通される下方空間13の圧力は低い。しかし、下方空間13の上方にある処理空間1の圧力は、バッフル板7の排気コンダクタンスの分、下方空間13の圧力よりも高くなる。このため、処理空間1に導入された処理ガスにはバッフル板7から引ききれなかった残余ガスが生じることになり、この残余ガスがバッフル板7の上方に滞留してしまう(参照符号A参照)。
残余ガスは、一旦、被処理基板Wの上方を通過し、成膜等のプラズマ処理に使用された使用済みの処理ガスがほとんどである。滞留した残余ガスの中には、ガス導入口12から噴射される処理ガスの流れに乗り、再び被処理基板Wの上方に舞い戻るものもある(参照符号B参照)。ガス導入口12から噴射されたばかりの処理ガスは、被処理基板Wの上方を通過していない、未使用の新鮮な処理ガスである。新鮮な処理ガスに、使用済みの処理ガスが混ざってしまうと、被処理基板Wの上方に供給される処理ガスの清浄度が落ちてしまう。処理ガスの清浄度が落ちてしまうばかりか、また、バッフル板7の上方で滞留してしまい、再びガス導入口12から噴射される処理ガスの流れに乗って、また、被処理基板Wの上方に舞い戻る。処理空間1内には、処理ガスの清浄度をどんどんと落とす残余ガスの循環流が生じることになる。滞留した残余ガス、及び循環流にのった残余ガスは、処理空間1内に長く留まっており、長時間プラズマに曝されているガスであるから、過剰乖離を引き起こしている可能性が高い。これは、薄膜の膜質を落とす原因となったり、パーティクル源になったりする。
さらに、比較例では、バッフル板7が被処理基板Wの下方にある。このため、被処理基板Wの上方にあるガスは、被処理基板Wの表面に対して水平方向成分をもってバッフル板7に引かなければならない。しかし、被処理基板Wの中央部分は、バッフル板7から遠いから、引きが弱まる。このため、被処理基板Wの中央部分の上方には、処理ガスの流れが遅くなりやすく、処理ガスが滞留する滞留ゾーンCが発生しやすくなる。滞留ゾーンCは、被処理基板Wの大きさ、例えば、被処理基板Wが半導体ウエハであるならば、口径φが大きくなるにつれて発生する可能性が高くなる。例えば、口径φが300mm以上のウエハは、口径φが300mm未満のウエハに比較して滞留ゾーンCの発生する可能性が高い。
対して、装置100aでは、図2Aに示すように、処理空間1内のガスを、基板載置台3よりも上方から排気する。本例では、基板載置台3よりも上方の処理容器2の側壁に形成された排気口6を介して基板載置台3に対して水平方向に排気する。さらに、装置100aではガス導入口12が処理空間1の下方、本例では基板載置台3近傍に設けられているから、処理空間1内におけるガスの流れは、下方から上方に向かう上向きの流れ、が基本となる。
装置100aでは、比較例のようなバッフル板7が無い。排気口6は、圧力制御バルブ10を介して排気ポンプ11に接続されるが、バッフル板7が無いから、比較例のようにバッフル板7の上方に滞留する残余ガスは無い。
ただし、装置100aでは、基板載置台3の周囲に、この基板載置台3に対して水平なリングプレート14を設けている。ガス導入口12を基板載置台3に近接させるためである。ガス導入口12はリングプレート14に形成される。リングプレート14の上方には、排気口6で引ききれなかった残余ガスが降下してきて、リングプレート14の上方に残余ガスが滞留する可能性がある(参照符号D)。ここに滞留する残余ガスには、ガス導入口12から噴射される処理ガスの流れに乗るものもある。しかし、この流れは、リングプレート14上で上向きに上昇して、被処理基板Wの上方に向かわずに排気口6に向かう(参照符号E参照)。このように排気口6に向かって上昇する流れは、被処理基板Wの上方に下降する比較例とは異なる。装置100aでは、滞留した残余ガスが発生した、としても排気口6に向かって上昇するから、比較例に比較して、残余ガスが未使用の新鮮な処理ガスに混ざる可能性が低い。
よって、装置100aでは、被処理基板Wの上方に舞い戻り難くなり、成膜される薄膜の膜質は、比較例に係る装置に比較して、より良いものにできる。また、パーティクルも少なくなるので、製造歩留りの悪化も防ぐことができる。
さらに、装置100aでは、排気口6が基板載置台3よりも上方に設けられ、かつ、処理ガス導入口12よりも上方にある。処理ガス導入口12は、被処理基板Wの縁の近傍にある。処理ガスは、被処理基板Wの縁から被処理基板Wの中央部分に向かって水平に噴射される。このため、処理ガスを被処理基板Wの縁から水平方向に引き、さらに鉛直方向に排気方向を変換して排気する比較例に比べて、被処理基板Wの中央部分に処理ガスが滞留する滞留ゾーンCを発生し難くなる。この利点は、被処理基板W、例えば、ウエハの口径φが大きくなっても変わらない。
よって、装置100aでは、例えば、ウエハの口径φが300mm以上になっても、被処理基板Wの中央部分の上方に滞留ゾーンCが発生し難い、という利点も得ることができる。
さらに、処理ガスは、被処理基板Wの縁から被処理基板Wの中央部分に向かって常に水平に噴射されるので、プラズマ処理の間、常に新鮮な処理ガスを、被処理基板Wに供給できる、という利点も得ることができる。
これらの利点からも装置100aは、成膜される薄膜の膜質を、比較例に比較して、より良いものにでき、パーティクルも少なくできるので、製造歩留りの悪化も防ぐことができる。
以上、第1の実施形態によれば、処理空間にガスが滞留し難く、被処理基板に常に新鮮な処理ガスを供給することが可能なプラズマ処理装置と、そのガス排気方法を提供できる。
(第2の実施形態)
図3はこの発明の第2の実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を概略的に示す断面図である。図3において、図1と同一の部分については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略することにする。
図3に示すように、第2の実施形態に係るプラズマ処理装置100bが、第1の実施形態に係る装置100aと異なるところは、内部空間15を形成する処理容器2と、内部空間15内に設けられた、被処理基板Wが載置される基板載置台3と、処理容器2の、基板載置台3の被処理基板載置面に対向する上面部に設けられたマイクロ波透過板4と、マイクロ波透過板4上に配置されたマイクロ波アンテナ5と、内部空間15内に設けられた処理空間形成部材16と、を備えることである。
処理空間形成部材16は、内部空間15の内径a15よりも小さい内径a1を有し、基板載置台3の上方にプラズマ処理を行う処理空間1を区画する。処理空間形成部材16には、基板載置台3の近傍から処理空間1内に処理ガスを導入する処理ガス導入口12が設けられている。
排気口6は、処理空間形成部材16の上端部16aと内部空間15の内壁15aとの間に設けられている。本例では、排気口6は、処理空間1の外側に、被処理基板載置台3に対して水平方向に設けられている。排気口6における排気方向は基板載置台3に対して鉛直方向である。
本例では、処理空間形成部材16の上端部16aに、処理容器2の内径a15以上の外径b16bを有するフランジ部位16bが設けられている。上記排気口6はフランジ部位16bに設けられている。フランジ部位16bに設けられた排気口6は、処理容器2内にあり、内部空間15に面している。
排気口6の下方には、処理空間形成部材16の中間部16cの外壁と処理容器2の内壁とに挟まれた円筒状の空間17が形成される。本例では円筒状の空間17が排気通路になる。
処理容器2の基板載置台3の下方には下方空間13があり、下方空間13が排気室8の排気ポンプ11に接続される排気空間8aに連通される。上記排気通路、即ち、空間17は下方空間13、即ち、排気空間8aに連通される。
また、処理空間1へ被処理基板Wの搬入、搬出を行う搬入出口は、図3には、特に図示しないが、例えば、基板載置台3の外径が処理空間形成部材16の内径a1よりも小さい場合には、例えば、処理容器2の、処理空間形成部材16の上端部よりも上にある内部空間15に面した側壁に形成することができる。この場合、基板載置台3が、処理空間形成部材16の内側にある処理空間1内を昇降する。
また、搬入出口は、処理容器2の、基板載置台3に対して水平な位置にあり、処理空間1に面した側壁に形成することもできる。この場合、被処理基板Wの搬入又は搬出に際して、基板載置台3を昇降させる必要がない、という利点を得ることができる。また、この構成の場合に、処理空間形成部材16が、被処理基板Wの搬入又は搬出を妨げる場合には、被処理基板Wの搬入又は搬出を妨げないように、搬入出口に対応した切り欠き部位を、処理空間形成部材16に形成するようにしても良い。
図4に、図3に示す装置100bの具体的、かつ、より詳細な断面を示す。
図4に示すように、処理空間形成部材16の下端部16dに、内径a16eが基板載置台3の外径b3よりも広い第1の部分16eと、内径a16fが基板載置台3の外径b3よりも狭い第2の部分16fとを有する座刳り穴状部位が設けられている。本例では、基板載置台3が、第1の部分16eに収容される。なお、本例では、基板載置台3上に、フォーカスリング3aが装着されており、基板載置台3の外径b3は、フォーカスリング装着時の外径とする。
本例では、フォーカスリング3aが装着された基板載置台3と第1の部分16eとの間には、処理空間1と下方空間13(本例では排気空間8aと一体化される)とに連通される断面L字状のクリアランス3bが設定されている。本例では、クリアランス3bを介して、処理空間1から処理ガスが排気される可能性がある。しかし、本例ではクリアランス3bを狭くしたり、さらには断面L字状としたりすることで、クリアランス3b排気コンダクタンスを、排気口6の排気コンダクタンスよりも小さくし、処理ガスが流れ難くなるように工夫している。即ち、クリアランス3bの排気コンダクタンスを排気口6の排気コンダクタンスよりも小さくすることで、処理空間1からの、クリアランス3bを介した処理ガスの排気は抑制される。また、下方空間13(排気空間8a)からの使用済み処理ガスの逆流も防ぐことができる。
なお、処理容器2の内部空間15に面した側壁部に形成された開孔2aは、内部空間15に、例えば、アルゴンガスや窒素ガス等の希釈ガスを導入するガス導入口である。
装置100bが備える処理空間形成部材16の、一平面例を図5に示す。なお、図4に示す断面は、図5中のIV−IV線に沿っている。
図5に示すように、排気口6は、フランジ部位16bに複数設けられている。フランジ部の複数の排気口6間には、処理ガス導入口12に対して処理ガスを導く主処理ガス導入通路18が水平方向に配設されている。主処理ガス導入通路18は、処理容器2の外部に設けられた処理ガス供給機構18cに接続される。
処理空間形成部材16の上端部16a内には、環状処理ガス導入通路18aが水平方向に配設されている。環状処理ガス導入通路18aは主処理ガス導入通路18に接続されている。
さらに、処理空間形成部材16の中間部内16cには、副処理ガス導入通路18bが鉛直方向に配設されている(図4参照)。副処理ガス導入通路18bは、環状処理ガス導入通路18aと処理ガス導入口12とを接続する。
このように、本例では、処理ガスを、処理ガス導入通路18、環状処理ガス導入通路18a、副処理ガス導入通路18bを介することで、処理空間形成部材16の下端部16dに形成され、被処理基板Wの縁の近傍に設けられた処理ガス導入口12まで導く。
さらに、本例では、処理ガス導入口12が、図4に示すように、処理空間形成部材16のうち、内径a1が基板載置台3の外径b3よりも狭い第2の部分16fに形成されている。処理ガス導入口12を第2の部分16fに形成することで、処理ガス導入口12が被処理基板Wの縁により近くなるように工夫している。
さらに、本例では、基板載置台3が第1の部分16eに収容され、処理ガスが基板載置台3の上方から処理空間1に導入されるようになっている。
図5中のVI−VI線に沿う断面を図6に示す。
図6に示すように、本例では、処理空間形成部材16の内径a1が、基板載置台3の外径b3よりも小さい。そこで、本例では、被処理基板Wの搬入、及び搬出を、処理容器2の基板載置台3の下方にある下方空間13を利用する。下方空間13内には、基板載置台3を昇降させる載置台昇降機構19が設けられている。載置台昇降機構19は、基板載置台3を、下方空間13から処理空間形成部材16との間で昇降させる機能を有する。
下方空間13の側壁には、被処理基板Wを処理容器2内に搬入出する搬入出口20が設けられている。搬入出口20は、ゲートバルブGにより開閉される。
載置台昇降機構19は、基板載置台3を、搬入出口20と処理空間形成部材16の下端部16dとの間で昇降させる。本例では、特に、載置台昇降機構19が、基板載置台3と第1の部分16eとの間に、上述の断面L字状のクリアランス3bが生ずるまで、基板載置台3を上昇させる。しかも、クリアランス3bの排気コンダクタンスが排気口6の排気コンダクタンスよりも小さくなるように、基板載置台3を処理空間形成部材16に近接させる。
基板載置台3は、下方空間13内に配置された支持柱21によって支持されている。支持柱21は内部が空洞である。支持柱21の空洞中には、特に、図示しないが、基板載置台3内に設けられたヒーターの温度を制御する制御線などが引き廻される。
また、本例では支持柱21の中間にフリンジ部21aがあり、フリンジ部21a上に、リフトピン昇降機構22が取り付けられる。リフトピン昇降機構22は、基板載置台3を貫通し、基板載置台3上に載置された被処理基板Wを昇降させるリフトピン22aを上下動させる。リフトピン22aは、図5の平面図に示すように、例えば、3本設けられるが、図6では2本のみが図示されている。
下方空間13の側壁には、主排気口23が形成されており、主排気口23は、図3に示したように、処理空間1を調圧するための調圧機構、例えば、APC(Auto Pressure Control)等の圧力制御バルブ10を介して、排気のための排気機構、例えば、排気ポンプ11に接続される。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、処理ガスを被処理基板Wの縁の近傍から水平に噴射し、処理空間1内のガスを被処理基板Wよりも上方から排気するので、処理空間にガスが滞留し難く、かつ、被処理基板Wに常に新鮮な処理ガスを供給することが可能となる。
さらに、第2の実施形態は、排気口6を処理空間1の外側に設け、かつ、鉛直方向に排気するようにしている。この構成を有することで、第2の実施形態は、第1の実施形態に比較して、以下に説明するような利点も得ることができる。
処理空間1内におけるガスの流れ、特に、ガスの対流を、装置100aと装置100bとで比較した図を図7に示す。図7Aは装置100b(第2の実施形態)を示し、図7Bに装置100a(第1の実施形態)を示す。
図7Bに示すように、装置100aでは、処理ガスを、処理空間1内に下方から導入し、上方から排気する。この構成における処理空間1内の基本対流は、処理ガスが処理空間1の中央部1aで上昇し、上昇後、処理空間1の周縁部1bに進む。さらに、処理ガスは、周縁部1bで下降し、再度中央部1aに向かう、というものである。
図7Aに示すように、装置100bにおいても、装置100aと同様に、処理ガスを、処理空間1内に下方から導入し、上方から排気する構成であるので、基本対流は装置100aと同じである。
しかしながら、排気口6を処理空間1の外側に設け、かつ、鉛直方向に排気するようにしたので、処理空間1の周縁部1bに進んだ処理ガスは、そのまま、処理空間1の内径よりも広い内径を有する内部空間15の周縁部15bに進む。周縁部15bに進んだ処理ガスは、周縁部15bの下方に設けられた排気口6を介して空間17に排気される。空間17は、処理空間形成部材16によって処理空間1と遮られているから、空間17に排気された処理ガスは、処理空間1に戻り難くなる。
また、排気口6の上方の内部空間15の周縁部15bには、引ききれなかった処理ガスが滞留する可能性がある。しかしながら、処理空間1の内径a1は、図3に示したように、内部空間15の内径a15よりも狭い。処理空間1の内径a1が内部空間15の内径a15よりも狭いから、処理空間1内の圧力は、内部空間15の圧力よりも高くなりやすい。このため、内部空間15の周縁部15bに滞留した処理ガスも、処理空間1に戻り難くなる。
このように、第2の実施形態に係る装置100bでは、排気口6を処理空間1の外側に設け、かつ、ガスを基板載置台3に対して鉛直方向に排気することで、処理空間1を通過した処理ガスが、再び処理空間1に戻り難い構成にできる。
従って、第2の実施形態に係る100bによれば、第1の実施形態に係る装置100aに比較して、処理空間1内に載置された被処理基板Wに、常に新鮮な処理ガスを供給できる、という利点を、より良く得ることができる。
以上、この発明を実施形態に従って説明したが、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態ではプラズマ処理装置として成膜装置を例示した。成膜については、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜の成膜の他、シリコンや、誘電率が高い絶縁膜(High−k膜)の成膜にも利用することができる。また、成膜のみならず、各種膜の改質処理、エッチング等の処理にも利用することができる。
また、上記実施形態ではプラズマ処理装置として、マイクロ波プラズマを用いて被処理基板にプラズマ処理を施すマイクロ波プラズマ処理装置を例示した。マイクロ波プラズマ処理装置のマイクロ波アンテナとしては、例えば、ラジアルラインスロットアンテナ(Radial Line Slot Antenna:RLSA)を用いることができるし、RLSA以外の平面マイクロ波アンテナも用いることもできる。
また、この発明は、マイクロ波プラズマ処理装置のみに限らず、いかなるプラズマ処理装置にも適用することができる。
この発明の第1の実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を概略的に示す断面図 処理空間内のガスの流れを示す図 この発明の第2の実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を概略的に示す断面図 図3に示す装置の具体的かつより詳細な断面図 処理空間形成部材16の一平面例を示す平面図 図5中のVI−VI線に沿う断面図 処理空間内のガスの流れを示す図
符号の説明
1…処理空間、2…処理容器、3…基板載置台、3b…断面L字状のクリアランス、4…マイクロ波透過板、5マイクロ波アンテナ、6…排気口、8…排気室、8a…排気空間、12…処理ガス導入口、13…下方空間、16…処理空間形成部材、16a…処理空間形成部材の上端部、16b…フランジ部位、16c…処理空間形成部材の中間部、16d…処理空間形成部材の下端部、16e…処理空間形成部材の第1の部分、16f…処理空間形成部材の第2の部分、17…処理空間形成部材の中間部の外壁と処理容器の内壁とに挟まれた空間、18…主処理ガス導入通路、18a…環状処理ガス導入通路、18b…副処理ガス導入通路、18c…処理ガス供給機構、19…載置台昇降機構、20…搬入出口。

Claims (15)

  1. 内部空間を形成する処理容器と、
    前記内部空間内に設けられた、被処理基板が載置される基板載置台と、
    前記内部空間内に設けられ、この内部空間の内径よりも小さい内径を有する、前記基板載置台の上方にプラズマ処理を行う処理空間を区画する処理空間形成部材と、
    前記処理空間形成部材の上端部と前記内部空間の内壁との間に設けられた、前記処理空間から処理ガスを排気する排気口と、
    を具備し、
    前記処理空間内の処理ガスの流れが下方から上方に向かう上向きの流れになるように、前記処理空間内に処理ガスを導入する処理ガス導入口を前記処理空間形成部材に設け、かつ前記排気口を前記処理空間の外側に前記基板載置台より上に設けたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記処理空間形成部材の上端部に、前記処理容器の内径以上の外径を有するフランジ部位があり、
    前記フランジ部位に、前記排気口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記排気口の下方に、前記処理空間形成部材の中間部の外壁と前記処理容器の内壁とに挟まれた空間があり、この空間が排気通路になっていることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記処理容器の前記基板載置台の下方に下方空間があり、
    前記下方空間が排気ポンプに接続される排気空間に連通されており、
    前記排気空間に、前記排気通路が連通されることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記処理空間形成部材の下端部に、内径が前記基板載置台の外径よりも広い第1の部分と、内径が前記基板載置台の外径よりも狭い第2の部分とを有する座刳り穴状部位があり、
    前記基板載置台が、前記第1の部分に収容されることを特徴とする請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記基板載置台と前記第1の部分との間に、前記処理空間と前記排気空間とに連通される断面L字状のクリアランスがあり、
    前記断面L字状のクリアランスの排気コンダクタンスが、前記排気口の排気コンダクタンスよりも小さいことを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記排気口が前記フランジ部位に複数設けられており、
    前記処理ガス導入口に対して前記処理ガスを導く処理ガス導入通路が、
    前記フランジ部の前記複数の排気口間に配設され、前記処理容器の外部に設けられた処理ガス供給機構に接続される主処理ガス導入通路と、
    前記処理空間形成部材の上端部内に配設され、前記主処理ガス導入通路に接続された環状処理ガス導入通路と、
    前記処理空間形成部材の中間部内に配設され、前記環状処理ガス導入通路と前記処理ガス導入口とを接続する副処理ガス導入通路と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記処理空間形成部材の下端部に、内径が前記基板載置台の外径よりも広い第1の部分と、内径が前記基板載置台の外径よりも狭い第2の部分とを有する座刳り穴状部位があり、
    前記処理ガス導入口が、前記第2の部分に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記基板載置台が、前記第1の部分に収容され、
    前記処理ガスが、前記基板載置台の上方から前記処理空間に導入されることを特徴とする請求項8に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記処理空間形成部材の内径が、前記基板載置台の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記処理容器の前記基板載置台の下方に下方空間があり、
    前記下方空間に、前記基板載置台を昇降させる載置台昇降機構が設けられ、
    前記載置台昇降機構が、前記基板載置台を、前記下方空間と前記処理空間形成部材との間で昇降させることを特徴とする請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記処理容器の前記下方空間の側壁に、前記被処理基板を前記処理容器内に搬入出する搬入出口が設けられ、
    前記載置台昇降機構が、前記基板載置台を、前記搬入出口と前記処理空間形成部材の下端部との間で昇降させることを特徴とする請求項11に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記処理空間形成部材の下端部に、内径が前記基板載置台の外径よりも広い第1の部分と、内径が前記基板載置台の外径よりも狭い第2の部分とを有する座刳り穴状部位があり、
    前記基板載置台が、前記第1の部分に収容されることを特徴とする請求項12に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記載置台昇降機構が、前記基板載置台と前記第1の部分との間に断面L字状のクリアランスが生ずるように、前記基板載置台を上昇させ、かつ、前記断面L字状のクリアランスの排気コンダクタンスが前記排気口の排気コンダクタンスよりも小さくなるように、前記基板載置台を、前記処理空間形成部材に近接させることを特徴とする請求項13に記載のプラズマ処理装置。
  15. 内部空間を形成する処理容器と、前記内部空間内に設けられた、被処理基板が載置される基板載置台と、前記内部空間内に設けられ、この内部空間の内径よりも小さい内径を有する、前記基板載置台の上方にプラズマ処理を行う処理空間を区画する処理空間形成部材と、前記処理空間形成部材の上端部と前記内部空間の内壁との間に設けられた、前記処理空間から処理ガスを排気する排気口と、を備え、前記処理空間内に処理ガスを導入する処理ガス導入口を前記処理空間形成部材に設け、かつ前記排気口を前記処理空間の外側に前記基板載置台より上に設けたプラズマ処理装置のガス排気方法であって、
    前記処理空間内の処理ガスの流れを、下方から上方に向かう上向きの流れとすることを特徴とするプラズマ処理装置のガス排気方法。
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