JP5247603B2 - 情報処理装置、制御方法、制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に出力するバリアブル印刷データを作成する情報処理装置に関するものである。
使用回数の多いデータ(マスタデータ)を画像形成装置に登録しておき、後から可変のデータ(バリアブルデータ)を画像形成装置に送信する。そして、マスタデータとバリアブルデータとがマージされて印刷される機能を備える画像形成システムが下記特許文献1に記載されている。
この印刷機能は、マスタデータと呼ばれる背景にあたる画像と、バリアブルデータと呼ばれるデータ(飾り文字、写真画像等)を組み合わせて印刷する機能である。これらマスタデータとバリアブルデータを合わせて画像リソースと称する。
実際には、データベース内のレコードに含まれる複数の画像リソースを配置することで、各レコードの内容に基づいて異なった画像が形成される。
この際、画像リソースは画像形成システムに搭載されているメモリ上にキャッシュされ高速に処理できることが望ましい。しかしながら、現実的にはキャッシュに用いることのできるメモリサイズにはハードウエアあるいはコスト上の観点により制約がある。
このため、メモリキャッシュ上に画像リソースを保持できない場合には、ハードディスクなどの二次記憶媒体上に保持するのが一般的である。
しかしながら、そのためには作成したデータを二次記憶媒体へ書き出す処理と、二次記憶媒体からメモリ上に読み出す処理が発生し、その処理時間は小さくない。
このキャッシュの有効利用に関しては、基準としたレコードに対する重複の程度の高いレコード順にデータを分割し、複数のデバイスで印刷を行うことが下記特許文献2に記載されている。これにより特定のデバイスで同じ画像リソースを用いるレコードを連続的に処理することで効率性を求めている。その前提としては、バリアブル印刷において、印刷順序は重要視される場合とそうでない場合がある。印刷順序が重要視される場合としては、例えばコンサートのチケットではナンバリングがされている場合が考えられる。
しかしながら、ダイレクトメールのための印刷ではその印刷順が変更されても、郵送順序が変わるだけで大きな影響は無い。特許文献2の先行技術は、後者の場合に対して有効である。
特開2002−342039号公報 特開2007−226465号公報
しかしながら、上述した従来の技術では基準レコードの選択方法及び分割数が処理の効率化に大きな影響を与える。
そのため先行技術の基準レコードに対する類似性に基づいたバリアブル印刷データの最適化手段では必ずしも良い結果が得られるとは限らなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、バリアブル印刷処理において、画像形成装置がバリアブルデータを効率よく処理できるバリアブル印刷データを作成できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
複数の画像データを使用することを示す複数のレコードとレイアウトデータとを含むバリアブル印刷データを処理する情報処理装置であって、複数の画像データから選択された画像データを最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で当該画像データを使用しないレコードの数を特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたレコードの数と前記画像データのデータ量とに基づいて、最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で使用されない画像データが保存されることで生じる無効キャッシュサイズを導出する導出手段と、前記複数のレコードの処理順序の複数の組み合わせに対して、無効キャッシュサイズが最小となるレコードの処理順序を決定する決定手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置が効率よく処理できるバリアブル印刷データを作成できる。
本実施形態を示す印刷システムの一例を示す図である。 ホストコンピュータ300の構成の一例を示す図である。 画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 図2Bに示したRIP部2006の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置で処理されるバリアブル印刷データの一例を示す図である。 画像形成装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 一般的に利用される遺伝的アルゴリズムを説明するフローチャートである。 遺伝的アルゴリズムに基づく種々の操作を説明する図である。 本実施形態を示すデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 無効キャッシュサイズ算出結果の一例を示す図である。 無効キャッシュサイズ算出結果の一例を示す図である。 データ処理手順の一例を示すフローチャートである。 バリアブル印刷のためのワークフローを説明するフローチャートである。 バリアブル印刷のためのワークフローを説明するフローチャートである。 データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置、画像形成装置を含む印刷システムの一例を示す図である。本例は、一つまたは複数のエンドユーザ環境と、インターネットを介して接続されているPOD(Print On Demand)サイト環境から成っている。なお、本実施形態は、情報処理装置側で作成されるバリアブル印刷データに後述する最適化処理を実行することで、送信先の画像形成装置のPPMLインタプリタがPPMLデータを解釈可能な印刷システム例である。ここで、PPMLはPersonalized Print Markup Languageの略であり、詳細は後述するが、バリアブル印刷データに対応したデータ構造を備える。
図1において、エンドユーザ環境1006は、プリントの発注依頼を行う発注者が存在する。発注者は、それぞれのエンドユーザ環境(エンドユーザ環境A及びB)からクライアントPCを利用して、プリントジョブの依頼、ジョブのステータスを確認できる。
一方、PODサイト環境1000は、工程管理部1001、プリプレス部1002、ディジタルプリント部1003、そしてポストプレス部1004を備える。
工程管理部1001は、プリプレス部1002、ディジタルプリント部1003、ポストプレス部1004に対して作業を指示し、ワークフローを一元管理する。
また、工程管理部1001は、前述のエンドユーザからジョブを受信したり、エンドユーザからのジョブを保管したりする。
また、工程管理部1001は、エンドユーザからのジョブの指定に基づいて各工程における作業をワークフローとして組み立てたり、効率よく処理するためのスケジュールを生成したりする。
プリプレス部1002は、工程管理部1001より受信したプリプレスジョブの作業指示に基づいて、スキャナ/MFP等のスキャンデバイスを用いてエンドユーザから受け取った紙原稿をスキャンする。次に、プリプレス部1002は、スキャン処理により得られたスキャン画像ファイルを取り込む。
さらに、プリプレス部1002は、画像補正やファイルのマージやページの挿入/削除や各種ページレイアウト編集や面付け処理を実行する。さらに、プリプレス部1002は、必要に応じて最終成果物のレイアウトや色味を確認するためのプルーフ出力を実行する。
ディジタルプリント部1003は、工程管理部1001あるいはプリプレス部1002より受信したプリントジョブの作業指示に従って、白黒MFPやカラーMFP等を用いて紙原稿をコピーする。
さらに、ディジタルプリント部1003は、クライアントPCからプリンタドライバやホットフォルダを経由して、エンドユーザから受信した文書/画像ファイルを白黒MFPやカラーMFP等を用いて印刷する。
ポストプレス部1004は、工程管理部1001あるいはプリプレス部1002あるいはディジタルプリント部1003より受信したポストプレスジョブの作業指示に従って、後処理デバイスを制御する。ここで、後処理デバイスとは、紙折り機、中綴じ製本機、くるみ製本機、断裁機、封入機、帳合機等が含まれる。
さらに、ポストプレス部1004は、ディジタルプリント部1003より出力された記録紙に対して、紙折り、中綴じ製本、くるみ製本、断裁、封入、帳合等の仕上げ処理を実行する。
[印刷システムの構成]
図2Aは、本実施形態を示す情報処理装置と画像形成装置とが通信可能な印刷システムの構成を示すブロック図である。本実施形態は、ホストコンピュータで作成されたバリアブル印刷データを双方向に通信可能な複合機に転送して出力する情報処理システムの例を示す。
図2Aにおいて、ホストコンピュータ300は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備える。なお、ROMには本願を実行するための制御プログラムも記憶されている。
更に、システムバス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。また、このROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステム(以下OS)等を記憶する。
ROM3のフォント用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶する。ROM3のデータ用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。
2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。5はキーボードI/Fで、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
6はディスプレイI/Fで、ディスプレイ10の表示を制御する。7は外部メモリI/Fで、ハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。外部メモリ11にはブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、後述する図2Bに示すモジュールを備えるプリンタドライバ等が記憶される。
8はプリンタI/Fで、所定の双方向性のインタフェース22を介して複合機150に接続されて、複合機150との通信制御処理を実行する。
なお、CPU1は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、ディスプレイ10上でのWYSIWYGを可能としている。
また、CPU1は、ディスプレイ10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザはアプリケーションで作成した情報を印刷する際、当該情報に対する設定を行うためのユーザインタフェースをディスプレイ10上で開き、複合機150の設定や、印刷モードの選択を行う。この際、ユーザは、プリンタドライバが提供するユーザインタフェースを介して、各種の印刷処理方法の設定を行えるように構成されている。
複合機150において、12はプリンタCPU(CPU)である。CPU12は、ROM14のプログラム用ROMあるいは外部メモリ21に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される印刷部I/F17を介して印刷部(プリンタエンジン)19に出力情報としての画像信号を出力する。
また、このROM14のプログラムROMにはCPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM14のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶する。
さらに、ROM14のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ21を備えていないプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶する。
CPU12は、入力部16を介してホストコンピュータ300との通信処理が双方向に可能となっており、複合機150内の情報等をホストコンピュータ300に通知可能に構成されている。ここで、情報には、プリンタエンジンのステータスや、ネットワーク設定情報や、デバイス名、リソース名等が含まれる。
RAM13は、CPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM13は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ21は、外部メモリI/F18によりアクセスが制御される。
外部メモリ21は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。
なお、外部メモリ21は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。
さらに、図示しないNVRAMを有し、操作部20からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。RAM13もしくは外部メモリ21には、ホストコンピュータ300から送信されたフォームデータを格納することが可能であり、オーバレイ印刷の場合には印刷設定で指定されたフォームデータを取り出して、重ねて印刷する。操作部20は、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
なお、本実施形態に示す情報処理装置は、後述するようにPPMLのデータを作成するアプリケーションを実行して、複合機150がバリアブル印刷データを効率よく処理するためのレコードの順序を入れ替える処理を行う。また、複合機150でバリアブル印刷データを処理するために使用するメモリ使用量を計算する処理を行う。そして、レコードの順序を入れ替えられた印刷データがOSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経て、図1に示したインタフェース22を介して複合機150へ、例えばXML形式の印刷データとして出力される仕組みとなっている。
[MFPの構成]
次に、図2Bを用いて画像形成装置の構成について説明する。本実施形態では、画像形成装置が、図2Aに示す複合機150で構成される場合を示す。
図2Bは、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本例は、MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成例である。なお、後述するMFP制御部2001は、図2Aに示したCPU12、ROM14、RAM13等のハードウエア資源を備え、RAMにモジュールをロードして実行することで各種の処理を制御する。ここで、モジュールには、図3に示すインタプリタ部、レンダリング部として機能させるモジュールが含まれる。
図2Bにおいて、入力画像処理部2002は、紙原稿などをスキャナなどの画像読み取り装置で読み取り、読み取られた画像データを画像処理する。
NIC(Network Interface Card)部2003は、ネットワークを利用して入力された画像データ(主に、PDLデータ)をRIP部2006に渡す。また、NIC部2003は、MFP内部の画像データや装置情報をネットワーク経由で外部に送信する。
RIP部2006は、入力されたPDL(Page Description Language)データを解読し、RIP(Raster Image Processor)展開する。
次に、入力された画像データは、MFP制御部2001に送られる。MFP制御部2001は、入力されるデータや出力するデータを制御する。また、MFP制御部2001に入力された画像データは、一旦メモリ部2005に格納される。そして、メモリ部2005に格納された画像データは、必要に応じて呼び出されて出力画像処理部2007に出力される。
出力画像処理部2007は、プリントするための画像処理を実行する。プリンタ部2008では、シートを給紙し、出力画像処理部2007で作られた画像データをそのシート上に順次印字する。プリントアウトされたシートは後処理部2009へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
更に、操作部2004は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものである。
このように、MFPには様々な機能と利用方法があり、以下にその例を示す。
第1の機能は複写機能であり、入力画像処理部2002→出力画像処理部2007→プリンタ部2008とデータが処理されることで、紙原稿の複写処理が実現される。
第2の機能は、ネットワークスキャン機能であり、入力画像処理部2002→NIC部2003とデータが処理されることで、ネットワークスキャン処理が実現される。
第3の機能は、ネットワークプリント機能であり、NIC部2003→RIP部2006→出力画像処理部2007→プリンタ部2008とデータが処理されることで、ネットワークプリント処理が実現される。
第4の機能は、ボックススキャン機能であり、入力画像処理部2002→出力画像処理部2007→メモリ部2005とデータが処理されることで、ボックススキャン処理が実現される。
第5の機能は、ボックスプリント機能であり、メモリ部2005→プリンタ部2008とデータが処理されることで、ボックスプリント処理が実現される。
第6の機能は、ボックス受信機能であり、NIC部2003→RIP部2006→出力画像処理部2007→メモリ部2005とデータが処理されることで、ボックス受信処理が実現される。
第7の機能は、ボックス送信機能であり、メモリ部2005→NIC部2003とデータが処理されることで、ボックス送信処理が実現される。
第8の機能は、プレビュー機能であり、メモリ部2005→操作部2004とデータが処理されることで、プレビュー処理が実現される。
[RIPの構成]
図3は、図2Bに示したRIP部2006の構成を説明するブロック図である。
なお、ここで、RIP(Raster Image Processor)とは、オブジェクト情報を画像形成装置が備えるメモリ上にビットマップ(ラスタイメージ)展開するプロセッサである。より具体的には、RIPは、PDL(Page Description Language)で記述された文字、線画、図形などのベクトル情報又は、色、パターン、写真等の画像走査線情報などをページ上に再現する処理を行う。
従来、RIP部2006は、ハードウエアとして画像形成装置側に搭載されていたが、現在では、CPUの高速化によりRAMにロードされるソフトウエア(モジュール)を実行することでも実現可能となっている。本発明においてはどちらの形態で実現しても良い。
図3において、RIP部2006は、一般に、インタプリタ部3100とレンダリング部3200の2つの部分から成り立っている。ここで、インタプリタ部3100は、PDLの翻訳を行うPDL解釈部3102と、解釈したPDLデータからディスプレイリストと呼ばれる中間ファイルを生成するDL(Display List)生成部3103とで構成されている。また、インタプリタ部3100には、後述するデータ構造のPPMLデータを解釈するPPML解釈部3101を備える。
一方、レンダリング部3200は、ディスプレイリストに対してカラーマッチングを行うCMM(Color Matching Module)部3201と、DLをビットマップ(ラスタイメージ)に展開するDL展開部3204とで構成されている。
PDL解釈部3102は、入力されてきた様々な種類のPDLデータを解析する。ここで、PDLデータの入力フォーマットとしては、Adobe社のPostScript(登録商標)言語やHP(Hewlett-Packard)社のPCL(Printer Control Language)言語などが有名である。これらは、ページ単位の画像を作成するためのプリンタ制御コードで記載されており、単純な文字コードのほか、図形描画のコードや写真画像のコードなども含まれている。
また、PDF(Portable Document Format)というAdobe社の開発した電子文書ファイルも処理対象としている。そのほか、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やTIFF(Tagged Image File Format)と呼ばれる画像の圧縮フォーマットなどにも対応している。
なお、情報処理装置で作成された印刷データが、PPML等のVDP(Variable Data Print)向けフォーマット、即ちバリアブル印刷データの場合には、他のPDLと異なる処理方法が取られる。PPMLとは、Personalized Print Markup Languageの略語である。ここで、PPMLデータはデータベース、画像リソース(PDLデータ)、レイアウトデータの3つの要素で構成される。このため、RIP部2006のインタプリタ部には、PPML解釈部3101を備える。
ここで、PPML解釈部3101では、まずレイアウトデータを解析し、画像リソースを配置する位置情報を決定する。次に、データベース内の各レコードから使用する画像リソースを選択する。選択された画像リソースはPDL解釈部3102で翻訳してDL生成部3103に通知されることで、選択されたPDLデータに対するDLが生成される。さらに、レイアウト情報を元にこれらのDLを結合するDL結合部3104によって、最終的なDLが生成される。
また、CMM部3201では、グレースケール、RGB、CMYKなど様々な画像データを入力できる。さらに、CMM部3201は、その他の色空間の場合、一度CRD(Color Rendering Dictionary)にてCMYK空間に変換した後、カラーマッチングを施す。
CMM部3201において、ICCプロファイルによる色調整が行われる。ICCプロファイルは、ソースプロファイル3202とプリンタプロファイル3203とがある。ここで、ソースプロファイル3202は、RGB(またはCMYK)データを一度規格化されたL*a*b*空間に変換し、このL*a*b*データを再度ターゲットとなるプリンタに適したCMYK空間に変換する。
このとき、ソースプロファイル(SourceProfile)3202は、RGBプロファイルとCMYKプロファイルからなっている。ここで、入力画像がRGB系画像(Microsoft社のアプリケーションソフトやJPEG、TIFF画像等)の場合は、RGBプロファイルが選択される。また、入力画像がCMYK系画像(Adobe社のPhotoshopやIllustratorの一部データなど)の場合にはCMYKプロファイルが選択される。
次に、プリンタプロファイル(PrinterProfile)3203は、各プリンタの色特性に合わせて作られている。ここで、プリンタプロファイルがRGB系画像の場合は、Perceptual(色味優先)やSaturation(鮮やかさ優先)を選択するのが好ましい。また、プリンタプロファイルがCMYK系画像の場合は、Colorimetric(色差最小)を選んで最適画像を出力することが多い。
また、ICCプロファイルは、一般にルックアップテーブル形式で作られている。ソースプロファイル(SourceProfile)3202では、RGB(またはCMYK)データが入力されると、一意にL*a*b*データに変換される。逆に、プリンタプロファイル3203では、L*a*b*データからプリンタにマッチしたCMYKデータに変換される。
なお、カラーマッチングを必要としないRGBデータは、デフォルトの色変換によりCMYKデータに変換されて出力され、カラーマッチングを必要としないCMYKデータに対しては、そのまま出力される。
[バリアブル印刷データの例]
図4は、本実施形態を示す画像形成装置で処理されるバリアブル印刷データの一例を示す図である。本例は、情報処理装置で作成されたバリアブル印刷データ6000がレイアウトデータ6100、データベース6200、画像リソース6300とで構成される例である。
なお、レイアウトデータ6100は、バリアブル印刷を行う際にどのように画像リソースを配置するのかを示すレイアウト枠の情報を有する。このレイアウト枠には、属性の異なる枠情報が含まれる。レイアウト枠は、データベース6200内の全てのレコードにおいて共通なマスタデータが割り当てられるマスタデータ枠と、データベース6200内の各レコードで異なるバリアブルデータが割り当てられるバリアブルデータ枠とがある。
この例の場合では、レイアウトデータ6100には、マスタデータ枠6101とバリアブルデータ枠6102〜6104が含まれる。更にバリアブルデータ枠にはそれぞれImage1〜4という名称を付与しておく。
データベース6200は、少なくとも1つ以上のレコードを保持し、それぞれのレコードが1部の印刷を意味する。各レコードには使用する画像リソースの組み合わせの情報が含まれる。
この例の場合では、データベース6200には8つのレコードが含まれる。レコード1については、Image1という名称のバリアブルデータ枠6102に対してSea.tifを使用することが定義されている。同様に、Image2のバリアブルデータ枠6103にはCat2.tifを、Image3のバリアブルデータ枠6104にはCatC.tifを使用することが定義されている。以下、他のレコードについても同様である。またここではバリアブルデータ枠の情報のみを保持している。このように本願では、複数のデータによって構成されるデータ群をレコードと呼ぶ。
画像リソース6300はマスタデータ枠及びバリアブルデータ枠に組み込まれるデータを含む。狭義の画像データであるTIFFやJPEGだけではなく、広義の画像データとしてPSやPDFなどの電子文書フォーマットを利用しても良い。
この例の場合では、画像リソース6300には、画像6301〜6309が含まれる。それぞれのファイル名称とそのサイズ(データ量)はそれぞれの画像ファイルに数値MB(メガバイト)で示す。例えば画像6301は、ファイル名称がTitle.tifであり、そのデータサイズは1.0MBである。他の画像も同様である。
[バリアブル印刷の流れ]
図5は、本実施形態を示す画像形成装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、情報処理装置で作成されたバリアブル印刷データ6000に基づくPPML印刷処理例である。なお、S〜で記述された箇所は各ステップを示す。また、MFP制御部2001内のCPU12がRAM13にモジュールをロードして実行することで各ステップの処理が実現される。
なお、本実施形態では、画像形成装置が備えるCPUが実行するモジュール(図3のインタプリタ部に示す3101〜3103)として構成される場合を説明する。各モジュールは、CPUにより実行されるが、説明上、3101〜3103を用いて説明を行う。
まず、S7001で、PPML解釈部3101がレイアウトデータ6100を解析し、レイアウト枠の情報を取得する。ここでいうレイアウト枠の情報とは、レイアウト枠の名称、幅、高さ、合成条件などである。
そして、S7002で、PPML解釈部3101がデータベース6200を解析し、処理するべきレコードを選択する。ここでは、レコード1が選択されたものとする。
次に、S7003で、PPML解釈部3101がS7001において得られたレイアウト枠情報の中から処理対象とするレイアウト枠を選択する。ここでは、データベース6200のImage1、即ち、バリアブルデータ枠6102が選択されたものとする。
そして、S7004で、S7002で得られたレコード番号と、S7003で選択されたレイアウト枠とに基づいてPPML解釈部3101が使用する画像をデータベース6200から選択する。この例では、レコード1のSea.tifが選択される。
次に、S7005で、Image1で使用する画像に対するDLがRAM13のキャッシュ上に保持されているかをPPML解釈部3101が判断する。ここで、PPML解釈部3101が保持されていると判断した場合には、S7006で、PPML解釈部3101がそのDLを上記キャッシュから取得する。
一方、S7005で、対象画像に対するDLが上記のキャッシュ上に保持されていないとPPML解釈部3101が判断した場合は、以下のS7101〜S7105の処理によってDLを生成し、キャッシュ上に保持する。
具体的には、S7101で、PPML解釈部3101が対象画像を解釈する。そして、S7102で、DL生成部3103がS7101におけるPDL解釈結果を元に、DLに変換する。そして、S7103で、S7102において生成したDLをキャッシュ上に保持できるかをPPML解釈部3101が判断する。ここで、PPML解釈部3101が生成したDLをキャッシュ上に保持できないと判断した場合は、S7104で、PPML解釈部3101がキャッシュ上の使用頻度の低いDLを破棄する。
一方、S7103で、PPML解釈部3101がキャッシュ上に保持可能な領域が出来ると判断した場合は、S1705で、PPML解釈部3101が生成されたDLをキャッシュに保存する。
次に、S7007で、以上の1レコード分の処理を、レイアウトデータ上の全てのレイアウト枠に対して繰り返したかどうかをPPML解釈部3101が判断する。ここで、PPML解釈部3101が以上の1レコード分の処理を、レイアウトデータ上の全てのレイアウト枠に対して繰り返していないと判断した場合は、S7003へ戻る。
一方、S7007で、以上の1レコード分の処理を、レイアウトデータ上の全てのレイアウト枠に対して繰り返しているとPPML解釈部3101が判断した場合は、次に画像生成処理を行うため、S7201へ進む。
そして、S7201で、DL生成部3103がS7102において作成したDL若しくは、S7006でキャッシュから取得したDLを元に、1ページ分のDLを生成する。
そして、S7202で、CMM部3201が生成されたDLに対してCMM処理を行い、色味の調整をする。次に、S7203で、S7202において修正されたDLを元に1ページ分の画像データに展開し、S7204で、プリンタ部2008に印刷対象データとして送ることで印刷が実行される。
次に、S7008で、以上の処理を全レコードに対して繰り返し行っているかどうかをPPML解釈部3101が判断する。ここで、以上の処理を全レコードに対して繰り返し行っているとPPML解釈部3101が判断した場合は、本処理を終了する。
一方、S7008で、以上の処理を全レコードに対して繰り返し行っていないとPPML解釈部3101が判断した場合は、S7002へ戻り、同様の処理を繰り返す。これにより、バリアブル印刷データ6000に対するバリアブル印刷が実行される。
図11A、図11Bは、本実施形態を示す印刷システムにおけるバリアブル印刷のためのワークフローを説明するフローチャートである。なお、図11の(A)はホスト側のデータ処理を示し、図11の(B)はデバイス側のデータ処理を示す。また、S14101〜S14103はステップを示し、各ステップは、ホスト側の情報処理装置が備えるCPU1がRAM2にPPMLに対応するアプリケーションをロードして実行することで実現される。さらに、また、S14201〜S14203はステップを示し、各ステップは、デバイス側のMFPが備えるCPUがRAMにモジュールをロードして実行することで実現される。
まず、S14101で、ホストコンピュータ300のCPU1は、アプリケーションを実行して、バリアブル印刷データを作成する。そして、S14102で、本発明を適用し、ホストコンピュータ300のCPU1は作成したバリアブル印刷データの最適化処理を行う。そして、S14103で、ホストコンピュータ300のCPU1は、最適化されたバリアブル印刷データをデバイス側に送信して、本処理を終了する。なお、最適化処理は、図6〜図10を使って後述する。
一方、画像形成装置は、ホスト側から送信されたバリアブル印刷データを、図2に示したNIC部2003を介して受け取り(S14201)、受信したバリアブル印刷データから画像を形成し(S14202)、用紙上に印刷(S14203)する。
ここで、ホスト側におけるバリアブル印刷データの作成処理の詳細について説明する。
ホスト側において、バリアブル印刷データを生成するアプリケーションは大きく分けて3つの機能を有する。1つ目は、レイアウトをデザインする機能である。具体的にはページ上にマスタデータ枠とバリアブルデータ枠を設置し、それぞれの大きさあるいは位置を調整する機能である。
2つ目は、画像リソースを登録する機能である。これはレイアウト上に配置する画像データを指定する機能である。必要に応じて予めバリアブル印刷データから画像形成するデバイスに対して望ましい形式に変換しても良い。
例えばテキストで表示する部分を画像に変換する、非対応の画像形式を対応している形式に変換することができる。
3つ目は、データベースを作成する機能である。これは印刷するそれぞれの印刷物に対して、使用する画像データを指定する機能である。画像リソース登録機能と連携しても良い。
その他、画像形成装置にバリアブル印刷データを送信する付加的機能を有している場合もある。
図12は、本実施形態を示す情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、バリアブル印刷データを作成する処理例である。
S15001で、情報処理装置は、バリアブル印刷データで使用する画像データを、画像リソースとしてRAM2、或いは外部メモリ11上に登録する。
次に、S15002で、情報処理装置は、ユーザの指示に従いレイアウトをデザインする。この処理により図4のレイアウトデータ6100が生成される。
更に、S15003で、情報処理装置は、図4に示したデータベース6200上にレコードを作成し、それぞれのレイアウト枠に割り当てる画像を登録していく。例えば、レコード1では、「Sea.tif」をレイアウトデータ6100のImage1枠に割り当てることが登録されている。
全てのレコードが作成された場合、S15004で、情報処理装置は、画像リソース、レイアウトデータおよびデータベースをアーカイブし、バリアブル印刷データとする。
なお、S15001〜S15004に示すこれらの処理は、それぞれ並行に行っても良いし、途中で前の手順に戻っても良い。例えばレイアウトをデザインしている際に画像が不足していると感じたら画像リソース上に画像データを追加しても良い。また、データベース内の各レコードを作製中にレイアウト上に無理が生じたら、その時点でレイアウトを変更しても良い。
本実施形態ではS15003で、データベース6200上に各レコードを作製するの最中、あるいはその直後に、データベース6200の最適化処理を実行する場合について説明した。これは最適化した結果をユーザが確認できるためである。なお、最終的にバリアブル印刷データとしてアーカイブする際に、S14102に対応する最適化処理としても良い。
[レコード順序を最適化する処理]
続いて、図11Aにおいて上述したバリアブル印刷データの最適化処理について説明する。本実施例では、図6に示す遺伝的アルゴリズムを用いたレコード順序最適化手段の一例を以下に示す。
遺伝的アルゴリズムでは、与えられた問題に対する仮説を「遺伝子」と呼び、遺伝子を持つ1単位を「個体」と呼ぶ。また、この問題に対する個体の定量的な評価を「適応度」と呼ぶ。遺伝子の形式(フォーマット)は問題に応じて変更される。また遺伝的アルゴリズムは指定された回数だけ繰り返し処理を行うが、この繰り返し回数を「世代」と呼ぶ。
遺伝的アルゴリズムでは、まず、S8001で、情報処理装置は、初期集合の生成を行う。その後、S8002で、情報処理装置は、各個体の適応度を算出する。なお、適応度の算出方法は、図8、図10を用いて詳細に説明する。次に、S8003で、情報処理装置は、生殖・淘汰を行う。この処理は適応度の低い個体を削除し代わりに適応度の高い個体を増やすことで、集団全体の適応度を高める処理である。S8004で、情報処理装置は個体の交叉を行う。交叉(組み換え)とは、生物が交配によって子孫を残すことをモデル化したもので、個体の遺伝子の一部を入れ替える操作である。交叉はその性質上、最も重要な遺伝的操作である。S8005で、情報処理装置は、個体に突然変異を行う。突然変異とは、遺伝子の一部を有る割合で変化させる処理である。これにより、今まで存在しなかった組み合わせのパターンを創造する事が出来る。そして、S8006で、情報処理装置は、各処理を定められた世代数だけ繰り返す。
このようなアルゴリズムで適応度の高い個体が生殖によって残り、低い個体が淘汰されることで、仮説が優良な解に近づく。また、交叉や突然変異によってそれまで存在していなかった個体を生み出し、局所解になることを防ぐ。
図7は、遺伝的アルゴリズムに基づく種々の操作を説明する図である。
例えば「13425678」であれば、レコード1、レコード3、レコード4…という順序に処理することを意味する。また、重複する要素は存在してはならない。「11234567」では、レコード1が重複して処理される一方、処理しなければならないレコード8が処理されていない。こうした個体は低い適応度として扱われる。以下、図6に示す処理に当てはめてレコード最適化処理を説明する。
初期個体の生成において、最初に「12345678」のように順序とレコード番号が一致した個体を初期値として生成する。その中で2つの要素を選択し、交換することを繰り返すことで新しい個体を生成する。例えば2番目と4番目の要素を交換すれば「14325678」という個体が生まれる。これを個体数だけ繰り返すことで、同じレコードを2度以上処理する個体を防ぐことが可能である。
ここで、生殖・淘汰とは、遺伝的アルゴリズムでは一般的に使われるルーレットルールとエリート戦略の組み合わせで処理する事が可能である。また、ルーレットルールとは、各個体の適応度の相対的な大小に基づき、次世代に残すか否かを決定する。
例えばAからEまでの5つの個体の適応度がそれぞれ{A,B,C,D,E}={10,10,10,10,60}であった場合を考える。適応度の総和は(10+10+10+10+60=100)である。よって、それぞれの個体が次世代に残る生存確率はP(A)=P(B)=P(C)=P(D)=10%,P(E)=60%となる。ただし、この場合でも最も適応度の高い個体Eが必ず次世代に残るとは限らない。
また、エリート戦略とは、適応度の高い個体をエリートと位置付け、必ず残す規則である。例えば個体数の上限1/3、もしくは全個体の平均適応度以上の個体を残すという戦略を用いることが出来る。これにより適応度の低い個体を除外することが可能である。
さらに、交叉とは、2つ以上の個体の性質に基づきそれらの特徴を引き継いだ新しい個体を生み出す処理である。しかしながら前述どおり同じレコードを二度以上使用してはならないため、従来の数列を直接合成する事は困難である。そこで、その代わりに2つ以上の要素を選択し、それらの大小関係を交換することで、新しい個体を生み出す。
例えば、図7に示すように「52716438」と「42571836」という個体があり、交叉対象として1、4、7が選択された場合を考える。前者の1,4,7となっている要素の順番は7→1→4である。一方、後者の1,4,7となっている要素の順番は4→7→1である。それぞれ、該当部分に着目し、順番を入れ替えることで図7に示すように「52476138」と「72514836」が得られる。この処理によって、特定要素間の相対的な位置関係を交換することが出来る。
また、突然変異とは、ある個体の遺伝子を強制的に変更する処理である。交叉と同じく、単純に数列の値を変更することは困難である。本例においては、数列内の1要素をランダムな位置に移動することで実現する。
例えば、図7に示すように「52716438」という個体があり、突然変異対象として4、位置として3番目が選択された場合、「52471638」が得られる。この処理によって、従来は無かった前後関係を生成することが可能である。
次に、適応度の算出方法について図8、図9A、図9B、図10を用いて説明する。
図10は、本実施形態を示す情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、S11001で、情報処理装置は、無効キャッシュサイズを算出する。なお、S11001の処理は、図8を用いて詳細に説明する。
次に、情報処理装置は、キャッシュメモリサイズとレコード数を乗じ、そこから無効キャッシュサイズを減算する(S11002)。
図8は、図10のS11001の処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
まず、S10001で、情報処理装置は、RAM上に確保される無効キャッシュサイズを「0」に初期化し、処理順序を図9Aの左上に位置する処理順序行列の各列にマッピングする。この例では「12345678」というレコード順序に処理をしているため、処理順番とレコード番号が一致している例である。
次に、S10003で、情報処理装置が対象となる画像を図4に示す画像リソース6300の中から選択する。ここでは、図4に示す画像リソース6300の中でSea.tifが選択されたものとする。なお、どの画像から選択しても構わない。
S10004で、情報処理装置は、S10003で選択された画像を最初に使用するレコードに「S」を入力し、最後に使用するレコードに「E」を入力する。具体例を挙げれば、Sea.tifは、図4に示したようにレコード1で最初に使用され、レコード8で最後に使用されている。よって、S10004の処理により、Sea.tifのレコード1には「S」を、レコード8には「E」を付与することにより図9Aの1行目の結果が得られる。
次に、S10005で、情報処理装置は、S10003において選択された画像についてSとEの間で使用しているレコードと使用していないレコードを判別する。具体例を挙げれば、Sea.tifは図4に示したようにレコード3、6、7にて使用され、レコード2、4、5で使用されていないため、図9Aの1行目のような結果が得られる。
S10005までで、S10003において選択された対象画像に対して、キャッシュ上に記憶するが使用していないレコードの数を算出することができる。具体例を挙げれば、Sea.tifは3つのレコードで使用されないことが算出される。
そして、S10006で、情報処理装置は、Nとなったレコード数とS10004において選択された画像のサイズとを乗算することにより無効キャッシュサイズを算出する。
さらに、PPMLインタプリタによっては画像リソースを展開した形で保持する場合がある。この場合には、情報処理装置において、当該、画像リソースの内容が写真画像であるかイラスト画像であるかを判断できる場合にはこの圧縮率を係数として付与しても良い。
例えば不可逆圧縮を用いると、写真画像では約75%、イラスト画像では5-15%まで圧縮することができる場合がある。これを踏まえて想定している圧縮率を重みとして考慮することで、実際にデータを展開せずとも無効キャッシュサイズの概算を求めることが出来る。
また、一方で、一度のみしか使われない画像リソースについては無効キャッシュサイズ計算から除外し、かつそれについてはキャッシング(保存)しないようにバリアブル印刷データに処理しても良い。例えばダイレクトメールの場合には、送信先の住所や氏名などといった情報は頻繁に内容が変わるものであり、キャッシュによる処理時間短縮が望めない。
そして、S10007で、情報処理装置が、全ての画像に対してS10003からS10006の処理を実行したか否かを判断し、繰り返していないと判断した場合は、S10003へ戻る。
一方、S10007で、以上の処理を全画像に対して繰り返していると情報処理装置が判断した場合は、本処理を終了する。
以上の図10、図8の処理を図6の遺伝的アルゴリズムのフローにより生成される個体に対して実行することで、全ての組み合わせの処理順番に対する無効キャッシュサイズを算出することが出来る。
図9Aは、本発明を適用せずにレコード順に処理した場合、即ち遺伝子「12345678」を持つ個体に対する無効キャッシュサイズを算出した結果である。この場合には、1レコードでしか使用されていないCatA.tifを除き、全ての画像でキャッシュが有用に利用されていないケースがある。具体的には、CatC.tifは、レコード1で使用された後、レコード2から5では使用されないが、レコード6で使用するため、レコード2から5でもCatC.tifをキャッシュしておく必要がある。使わない画像データを記憶しているサイズが無効キャッシュサイズである。これを全画像について合計すると、図9Aの処理順序では、37.5MBの無効キャッシュサイズが発生する。
これに対し、最適化処理を用いた場合での無効キャッシュサイズ算出結果が図9Bに示す例である。図9Bは、本実施例の最適化処理を行うことで、「45283671」が得られた例である。この場合、合計無効キャッシュサイズは8.2Mとなり、最適化処理を行わない場合に比べて約1/4に抑えることができている。
本実施例では情報処理装置が最適化処理を実行することで決定されたレコード処理順序で印刷が実行されるようにバリアブル印刷データを生成して、画像形成装置へ送信する。
その結果、画像形成装置では、使わない画像データを記憶する期間を短縮することができ、無効キャッシュサイズを最小化することが可能となる。なお、遺伝的アルゴリズムを用いた場合は、初期集団や操作に対するパラメータによって結果が一意に決まらない場合がある。そのため、無効キャッシュサイズが最小とならない結果が解として導出される場合もある。この場合でも最適化処理をまったく行わない場合に比べて効率的な結果となっているため、この解を用いても良い。
なお、本実施例では、以上の処理を情報処理装置にて行う場合について説明したが、画像形成装置にて最適化処理を行っても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置の性能を考慮せずに、データに対してのみ注目して評価する方法を説明してきた。しかしながら、印刷を行う1つ以上のデバイス側の性能を取得し、それに基づいて最適化処理を行っても良い。例えば、画像形成装置側が使用可能なキャッシュサイズ、若しくは画像データを再利用可能な状態で保持している場合の形式などが有用な情報となる。画像形成装置側が使用可能なキャッシュサイズを考慮し、実際に使用されるメモリ使用量の推移をシミュレーションすることで、キャッシュヒット率を向上するような印刷順序を決定することも可能である。
また、先行技術においては印刷順序が変更されることが前提であった。しかし、画像形成装置側の印刷順序補正機能の有無を把握することによりこの問題を解決することが出来る。
具体的には、ホスト側で画像形成装置の性能を取得する処理を実行することにより印刷順序の補正が可能かを確認する。ここで、ホスト側が画像形成装置側で印刷順序の補正が可能であると判断した場合、レコードの印刷順序を示すヒント情報を生成されたバリアブル印刷データに付与する。そして、画像形成装置側では画像形成後に、バリアブル印刷データに付与されているヒント情報を元に印刷する際に順序が正しくなるように並び替えを行う。
さらに、予めデータベースを2つ以上の任意数に分割してから最適化処理を行っても良い。これは前述した印刷順序の補正機能を実施する際、データベース内のレコード数が多すぎると、一時的に保持するべきデータサイズが増えてしまうことに由来する。そのため予め処理可能なページ単位に分割し、それぞれで最適化処理を行うことが可能である。
また、上述した最適化の処理を実行した後、データベースを複数に分割し、2つ以上のデバイスで処理する構成としても良い。つまり、全体として最適化を行ったデータは部分的に見ても好適であることは言うまでも無い。
よって、分割したデータベースを複数のデバイスで処理しても、本発明によって得られる有効性は保持される。
本実施形態では、MFPを含む画像形成装置と通信可能な情報処理装置を含む印刷システムで、PPMLに従うバリアブル印刷データを処理する例を説明した。しかしながら、レコード順序の評価結果を図示しないユーザインタフェースを介してデータ処理装置のユーザに通知するように構成してもよい。
また、最適化処理を実行するタイミングは、バリアブル印刷データを入出力するタイミングとしても良い。さらに、これらを実現するプログラムは記憶媒体によって実現可能である。また、上記プログラムをサーバ装置からデータ処理装置にダウンロードして実現する形態としてもよい。
以上に示すように、バリアブル印刷データを作成する際に、レコード順序を最適化することが可能である。この場合には画像形成装置側の負荷が軽減されるだけではなく、本発明を適用しないデバイスであっても望ましいレコード順序に予めしてあるため、印刷システム全体のデータ処理を高速化することが可能となる。
さらに、画像形成装置が、セキュリティ保護のために印刷画像を記憶装置に保持する場合、前画像と現在処理している画像とが類似であることを利用して、画像の差分のみを効率的に保持することもできる。
なお、上記例では全ての組み合わせパターンから最小となるパターンを選択することを記載したが、ランダムに選択された複数の組み合わせパターンの中で最小となるパターンを選択しても良い。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述の実施形態の機能を実現するソフトウエア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
2001 MFP制御部
2002 入力画像処理部
2003 NIC部

Claims (3)

  1. 複数の画像データを使用することを示す複数のレコードとレイアウトデータとを含むバリアブル印刷データを処理する情報処理装置であって、
    複数の画像データから選択された画像データを最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で当該画像データを使用しないレコードの数を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたレコードの数と前記画像データのデータ量とに基づいて、最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で使用されない画像データが保存されることで生じる無効キャッシュサイズを導出する導出手段と、
    前記複数のレコードの処理順序の複数の組み合わせに対して、無効キャッシュサイズが最小となるレコードの処理順序を決定する決定手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の画像データを使用することを示す複数のレコードとレイアウトデータとを含むバリアブル印刷データを処理する制御方法であって、
    複数の画像データから選択された画像データを最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で当該画像データを使用しないレコードの数を特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定されたレコードの数と前記画像データのデータ量とに基づいて、最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で使用されない画像データが保存されることで生じる無効キャッシュサイズを導出する導出工程と、
    前記複数のレコードの処理順序の複数の組み合わせに対して、無効キャッシュサイズが最小となるレコードの処理順序を決定する決定工程を備えることを特徴とする制御方法。
  3. 複数の画像データを使用することを示す複数のレコードとレイアウトデータとを含むバリアブル印刷データを処理するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    複数の画像データから選択された画像データを最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で当該画像データを使用しないレコードの数を特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定されたレコードの数と前記画像データのデータ量とに基づいて、最初に使用するレコードと最後に使用するレコードとの間のレコードの中で使用されない画像データが保存されることで生じる無効キャッシュサイズを導出する導出工程と、
    前記複数のレコードの処理順序の複数の組み合わせに対して、無効キャッシュサイズが最小となるレコードの処理順序を決定する決定工程をコンピュータに実行させるための前記コンピュータが読み取り可能な制御プログラム。
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