JP2013256073A - データ生成装置、画像形成装置およびデータ生成プログラム - Google Patents

データ生成装置、画像形成装置およびデータ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特殊トナーの出力条件に変更があっても、場合によっては、ラスタライズを省略して、特殊トナー版画像データを生成できるデータ生成装置、画像形成装置およびデータ生成プログラムを提供する。
【解決手段】プリンターコントローラー10は、原稿データおよび印刷設定を含む印刷ジョブから、印刷に用いる画像データの一画素毎の属性情報を含むタグビットを生成するインタープリター部101と、タグビットの生成後に印刷ジョブが編集され、編集後の当該印刷ジョブに含まれる印刷設定には、編集前の前記印刷ジョブと比べて、特殊トナーの出力条件が追加または変更されている場合であって、当該特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が属性情報により特定できる場合には、タグビットに基づいて、特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成するクリアートナー版画像データ生成部108と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ生成装置、画像形成装置およびデータ生成プログラムに関する。
近年、プロダクション印刷の市場が拡大している。プロダクション印刷においては、オンデマンド印刷を基本としており、小ロット、多品種、短納期に有利な複合機(MFP:Multi−Function Peripheral)が使用されるケースが多くなっている。また、MFPを利用した印刷システムでは、透明なクリアートナーやユーザーが特別に指定する色の特色トナーなどの特殊トナーを利用して、すかしや光沢、エンボス加工等の効果を印刷物に付加する技術が知られている。
特殊トナーを用いた印刷を行う場合、カラー印刷用のCMYKトナーやモノクロ印刷用の黒色トナーなどの通常トナー用の画像データ(以下、通常トナー版画像データという)の他に、特殊トナー用の画像データ(以下、特殊トナー版画像データという)を生成する必要がある。通常トナー版画像データおよび特殊トナー版画像データは、それぞれ、用紙上における通常トナーおよび特殊トナーの出力範囲を表す画像データである。
特殊トナー版画像データは、通常トナー版データとは基本的には違う出力範囲に出力されるので、通常トナー版画像データとは別に、印刷ジョブに含まれる原稿データを印刷設定に従ってラスタライズして生成される(たとえば、特許文献1参照)。
ところで、オンデマンド印刷においては、本番の印刷前の最終チェックとして、印刷設定、色、画像位置等の確認を行うために、ラスタライズおよび色変換後の画像データをMFP内に一旦蓄積し、試し印刷を行う。試し印刷の結果、場合によっては、印刷設定の変更や調整を行い、再印刷する必要がある。特に、特殊トナーによる効果は想像しにくいので、試し印刷の結果物を見て、特殊トナーの出力条件(対象)を変更することもしばしばある。
特開2011−197572号公報
しかしながら、特許文献1記載のシステムでは、特殊トナー版画像データを生成するものの、特殊トナーの出力条件の変更を伴う再印刷は考慮されていない。したがって、特殊トナーの出力条件の変更を伴う再印刷の際には、必ずもう一度ラスタライズする必要がある。特殊トナーの出力条件の変更の度に必ずラスタライズが必要なので、処理時間が長くなってしまい、短納期の要望に反してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特殊トナーの出力条件に変更があっても、場合によっては、ラスタライズを省略して、特殊トナー版画像データを生成できるデータ生成装置、画像形成装置およびデータ生成プログラムを提供することを目的とする。
(1) 原稿データおよび印刷設定を含む印刷ジョブから、印刷に用いる画像データの一画素毎の属性情報を含むタグビットを生成するデータ生成手段と、
前記タグビットの生成後に前記印刷ジョブが編集され、編集後の当該印刷ジョブに含まれる印刷設定には、編集前の前記印刷ジョブと比べて、特殊トナーの出力条件が追加または変更されている場合であって、当該特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できる場合には、前記タグビットに基づいて、前記特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成する特殊トナー版データ生成手段と、
を有するデータ生成装置。
(2) 前記特殊トナー版データ生成手段は、特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できない場合、編集後の前記印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて、前記原稿データをラスタライズして、特殊トナー版画像データを生成する(1)のデータ生成装置。
(3) 記憶手段をさらに有し、
前記データ生成手段は、前記タグビットを生成する際に、前記画像データとして、CMYK色のトナーの印刷に用いるCMYKトナー版画像データを生成し、
前記記憶手段は、前記印刷ジョブ、前記画像データおよび前記タグビットを記憶する(1)または(2)のデータ生成装置。
(4) 前記データ生成手段は、編集前の前記印刷ジョブに特殊トナーの出力条件が含まれる場合、前記印刷条件に基づいて、特殊トナー版画像データを生成し、
前記記憶手段は、前記データ生成手段により生成された前記特殊トナー版画像データを記憶する(3)のデータ生成装置。
(5) 前記特殊トナーは、透明なクリアートナーであり、
前記データ生成手段は、前記クリアートナーの出力範囲を示すクリアートナー版データを生成する(1)〜(3)のいずれか一項のデータ生成装置。
(6) 前記特殊トナー版データ生成手段は、前記特殊トナーの出力条件において、特殊トナーの出力範囲が特定の属性を有するオブジェクトが存在する領域、全てのオブジェクトが存在する領域、または全てのオブジェクトが存在しない領域である場合、前記属性情報により出力範囲が特定できると判断する(1)〜(5)のいずれか一項のデータ生成装置。
(7) 前記印刷ジョブを編集する編集手段をさらに有する(1)〜(6)のいずれか一項のデータ生成装置。
(8) (1)〜(7)のいずれか一項のデータ生成装置と、
前記データ生成装置により生成された画像データまたは特殊トナー版画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
を有する画像形成装置。
(9) 原稿データおよび印刷設定を含む印刷ジョブから、印刷に用いる画像データの一画素毎の属性情報を含むタグビットを生成するデータ生成工程と、
前記タグビットの生成後に前記印刷ジョブが編集され、編集後の当該印刷ジョブに含まれる印刷設定には、編集前の前記印刷ジョブと比べて、特殊トナーの出力条件が追加または変更されている場合であって、当該特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できる場合には、前記タグビットに基づいて、前記特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成する特殊トナー版データ生成工程と、
をコンピューターに実行させるデータ生成プログラム。
(10) 前記特殊トナー版データ生成工程では、特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できない場合、編集後の前記印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて、前記原稿データをラスタライズして、特殊トナー版画像データを生成する(9)のデータ生成プログラム。
(11) 前記データ生成工程では、編集前の前記印刷ジョブから、前記画像データとして、CMYKトナーの印刷に用いるCMYKトナー版データを生成し、
前記印刷ジョブ、前記画像データおよび前記タグビットを記憶する記憶工程をさらに有する(9)または(10)のデータ生成プログラム。
(12) 前記データ生成工程では、編集前の前記印刷ジョブに特殊トナーの出力条件が含まれる場合、前記印刷条件に基づいて、特殊トナー版画像データを生成し、
前記記憶工程では、前記タグビット生成工程により生成された前記特殊トナー版画像データを記憶する(11)のデータ生成プログラム。
(13) 前記特殊トナーは、透明なクリアートナーであり、
前記特殊トナー版データ生成工程は、前記クリアートナーの出力範囲を示すクリアートナー版データを生成する(9)〜(12)のいずれか一項のデータ生成プログラム。
(14) 前記特殊トナー版データ生成工程は、前記特殊トナーの出力条件において、特殊トナーの適用対象が特定の属性を有するオブジェクト、オブジェクトが存在する領域、またはオブジェクトが存在しない領域である場合、前記属性情報により出力範囲が特定できると判断する(9)〜(13)のいずれか一項のデータ生成プログラム。
(15) 前記印刷ジョブを編集する編集工程をさらに有する(9)〜(14)のいずれか一項のデータ生成プログラム。
データ生成装置、画像形成装置およびデータ生成方法によれば、タグビットには一画素毎の属性情報が含まれており、属性情報により特殊トナーの出力範囲が特定できる場合には、タグビットから特殊トナー版画像データを生成する。したがって、印刷設定に基づいて原稿データを一からラスタライズしなくても、特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成できる。原稿データのラスタライズを省略できるので、処理時間を短縮できる。
本実施形態の印刷システムの概略構成図である。 実施形態に係る印刷装置を説明するためのブロック図である。 図2に示されるプリンターコントローラーの機能構成およびデータフローを説明するための概略図である。 図2に示されるプリンターコントローラーの機能構成およびデータフローを説明するための概略図である。 タグビットを説明するための概念図である。 出力条件1において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。 出力条件2において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。 出力条件3において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。 出力条件4おいて生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。 出力条件5において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。 プリンターコントローラーによるクリアートナー版画像データの生成処理の流れを示すフローチャートである。 変更後のクリアートナーの出力条件とクリアートナー版画像データの生成態様との対応関係を示す表である。 記憶部に記憶したクリアートナー版画像データを再利用する際のデータフローを示す図である。 PDLデータからクリアートナー版画像データを生成する際のデータフローを示す図である。 タグビットからクリアートナー版画像データを生成する際のデータフローを示す図である。 タグビットからクリアートナー版画像データを生成する様子を示す概念図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態の印刷システムの概略構成図である。
図1に示されるとおり、印刷システムは、クライアント端末1と、印刷装置2とを備えている。クライアント端末1および印刷装置2は、ネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。
クライアント端末1は、ユーザーが使用するクライアントPC(Personal Computer)や、携帯電話やPDA等の携帯端末である。クライアント端末1は、本体部、ディスプレイおよび入力装置を有するコンピューター装置によって構成され、各種のアプリケーションがインストールされている。アプリケーションは、たとえば、文書を作成するための文書作成プログラム、図形を描画するための描画プログラム、画像を編集するための編集プログラムや、作成された文書、図形、画像等の原稿を印刷するためのドライバープログラムである。
ドライバープログラムは、印刷装置2が対応可能な記述言語形式による印刷データを作成し、これを印刷ジョブとしてネットワーク3を介して印刷装置2に送信する。記述言語形式は、PostScript(登録商標)やPCL(Printer Control Language)等のPDL(ページ記述言語:Page Description Language)である。印刷ジョブは、文書、図形、画像等の原稿に関する原稿データと、当該原稿データを用紙等に画像形成するための設定である印刷設定とを含む。
印刷装置2は、クライアント端末1から送信された印刷ジョブに基づいて、画像を形成する画像形成装置である。印刷装置2は、たとえば、コピー機能、プリンター機能およびスキャン機能を有するMFP(Multiple Function Peripheral 多機能周辺機器)である。印刷装置2の詳細な構成は、後述する。
ネットワーク3は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等からなる。なお、ネットワーク3に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
図2は、本実施形態に係る印刷装置を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る印刷装置2は、プリンターコントローラー10およびプリントエンジン20を有しており、ネットワーク3を経由して接続されるクライアント端末1から転送される印刷ジョブを受信して、印刷処理を行うために使用される。
プリンターコントローラー10は、クライアント端末1から転送されたPDLデータをラスターデータ(画像データ)に変換し、ラスターデータをプリントエンジン20に転送するために使用されるデータ生成装置である。プリンターコントローラー10は、CPU11、RAM12、HDD13、NIC14、ビデオインターフェース15および転送用バッファ16を有する。CPU11、RAM12、HDD13、NIC14およびビデオインターフェース15は、バス17を経由して相互に接続されており、転送用バッファ16は、ビデオインターフェース15に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマルチコアのプロセッサ等から構成される制御回路である。プリンターコントローラー10の各機能は、各機能に対応するプログラムをCPU11が実行することにより発揮される。
RAM12は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。
HDD13は、プリンタードライバーやオペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量のランダムアクセス記憶装置である。HDD13に格納されるプログラムには、クライアント端末1から転送されたPDLデータをRIP処理(ラスタライズ処理:Raster Image Processing)するためのプログラムが含まれる。なお、プログラムは、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid state drive)やコンパクトフラッシュ(CF:CompactFlash)等の半導体メモリを使用した記憶装置に適宜格納することも可能である。
NIC(Network Interface Card)14は、所謂LANボードからなる通信部であり、ネットワーク3に接続するための通信機能をプリンターコントローラー10に追加する拡張装置である。
ビデオインターフェース15は、プリントエンジン20と通信するための専用インタフェース(VIF:Video Interface)であり、RIP処理が完了したラスターデータ(ページデータ)を、順次、プリントエンジン20へ転送するために使用される。なお、RS−232(Recommended Standard 232)C、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers))1394、USB(Universal Serial Bus)等のシリアルインタフェース、IEEE1284等のパラレルインタフェース、独自規格によるインタフェースを、VIFの代わりに適宜適用することも可能である。
転送用バッファ16は、ラスターデータを、プリントエンジン20に転送する際に、一時的に保存するための専用バッファである。
プリントエンジン20は、プリンターコントローラー10から転送されるラスターデータを印刷するために使用される。プリントエンジン20は、たとえば、制御部21、ビデオインターフェース22、操作部23、原稿読取装置24、印刷装置25および記憶装置26を有し、これらは、バス27を経由して相互に接続されている。
制御部21は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、プリントエンジン20の各機能は、それに対応するプログラムを制御部21が実行することにより発揮される。
ビデオインターフェース22は、プリンターコントローラー10と通信するための専用インタフェース(VIF:Video Interface)であり、ビデオインターフェース15と接続される。
操作部23は、液晶タッチパネルおよびキーボードを有し、印刷ジョブの進行状況やエラーの発生状況を表示すると共に、種々の操作(入力)が可能となるように構成されている。操作部23は、設定をユーザーに提示するための出力装置と、ユーザー指示を取得するための入力装置とを兼ねている。キーボードは、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー等からなる複数のキーを有している。
原稿読取装置24は、原稿画像から画像データを生成するためのCCD(Charge Coupled Device)画像センサを備えているスキャナからなり、ADF(自動原稿搬送装置:Auto Document Feeder)を有する。ADFは、単数もしくは複数枚の原稿を、一枚ずつ所定の読み取り位置に搬送するために使用される。なお、印刷装置2において、原稿読取装置24が省略されてもよい。
印刷装置25は、帯電、露光、現像、転写および定着工程を含む電子写真式プロセス等の作像プロセスを用いて、記録媒体である用紙上に画像を形成するエンジンを有しており、プリンターコントローラー10や原稿読取装置24からのデータを、印刷するために使用され、用紙を供給するための給紙トレイおよび手差しトレイを有する。
記憶装置26は、読取専用の記憶装置と、ランダムアクセス記憶装置と、大容量記憶装置とが適宜組み合わされて構成され、例えば、プリンターコントローラー10や原稿読取装置24からのデータを保存するために使用される。ここで、読取専用の記憶装置は、各種プログラムおよび各種データを記憶するリードオンリーメモリ(ROM)から構成される。ランダムアクセス記憶装置は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のRAMから構成される。大容量記憶装置は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを記憶する。
次に、プリンターコントローラー10に組み込まれたプログラムにより実行される機能およびデータフローについて説明する。
図3および図4は、図2に示されるプリンターコントローラーの機能構成およびデータフローを説明するための概略図である。図3は、特に、プリンターコントローラー10が印刷用のラスターデータを生成する流れを示す。図4は、プリンターコントローラー10が生成したデータを保存する流れを示す。
まず、プリンターコントローラー10により実行される機能について説明する。プリンターコントローラー10は、起動時に、CPU11により、HDD13に保存されたプログラムをRAM12に展開し、各機能を実行する。各機能は、データ受信部100、インタープリター部101、色変換部102、圧縮処理部103、記憶部104、伸長処理部105、画像転送部106、印刷ジョブ編集部107およびクリアートナー版画像データ生成部108である。記憶部104は、ハードウエアとしてはHDD13が実現する。
データ受信部100は、ネットワーク3を介して、クライアント端末1からPDLデータ(印刷ジョブ)を受信する。インタープリター部101は、RIP(Raster Image Processor)であり、データ生成手段として、データ受信部100により受信したPDLデータからビットマップ形式の画像データを生成する。インタープリター部101が生成する画像データは、色変換部102において変換された色値を適用した画像データである。画像データは、たとえばCMYK各色のトナー(以下、単にCMYKトナーという)の出力範囲を示すCMYKトナー版画像データである。透明または半透明なクリアートナーや光沢を持った光沢色のトナー等の特殊トナーの出力条件がPDLデータに含まれる場合、インタープリター部101は、特殊トナーの出力範囲を示す特殊トナー版画像データも生成する。さらに、インタープリター部101は、CMYKトナー版画像データおよび特殊トナー版画像データの一画素毎に、表現されているオブジェクトの属性情報を対応付けたタグビットも生成する。タグビットについて、詳細は後述する。
色変換部102は、インタープリター部101と連携し、印刷用の画像データの色値を決定するために色変換を行う。色変換部102は、インタープリター部101からPDLデータ中の原稿データに含まれるオブジェクトの色値を受け取り、ICCプロファイル等の色変換用テーブルを使用して、印刷装置2の色空間への色変換を行う。色変換部102は、たとえば、RGB色値で表現されるオブジェクトをCMYK色値に変換する。色変換部102は、クリアートナー等の特殊トナーの出力条件がPDLデータに含まれる場合、対象のオブジェクト用に特殊トナー版色値も生成する。以下では、特殊トナーとしてクリアートナーを扱う場合を説明する。
圧縮処理部103は、インタープリター部101が形成したCMYKトナー版画像データおよびタグビットを圧縮し、記憶部104に送信する。クリアートナー版画像データがある場合、圧縮処理部103は、クリアートナー版画像データも圧縮し、記憶部104に送信する。
記憶部104は、圧縮された画像データおよびタグビットを記憶する。記憶部104は、データ受信部100により受信されたPDLデータも記憶できる。PDLデータは圧縮されず、記憶部104に記憶されてもよい。
伸長処理部105は、記憶部104に記憶された画像データを伸長、展開する。画像転送部106は、インタープリター部101または伸長処理部105から画像データおよびタグビットを受信し、プリントエンジン20に転送する。印刷ジョブ編集部107は、外部のクライアント端末1から遠隔操作に従って、記憶部104内のPDLデータを編集する。あるいは、印刷ジョブ編集部107は、ユーザーによる操作部23の操作に従って、PDLデータを編集することもできる。PDLデータの編集とは、印刷設定の編集であり、たとえば、印刷画質、レイアウト、仕上げ条件等の変更や、クリアートナーの出力範囲の変更を含む。
クリアートナー版画像データ生成部108は、伸長処理部105により伸長されたタグビットを受信し、特殊トナー版データ生成手段として、当該タグビットに基づいてクリアートナー版画像データを生成する。クリアートナー版画像データを生成する条件や、生成の仕方については、詳細は後述する。
データフローについて、説明する。
図3に示すデータフローでは、まず、PDLデータがデータ受信部100に入力され、インタープリター部101および色変換部102によりCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットが生成される。生成されたCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットは、画像転送部106により、プリントエンジン20に転送される。プリントエンジン20は、受信した画像データ等に基づいて、印刷を実行できる。なお、PDLデータの印刷設定にクリアートナーの出力条件が設定されていない場合、クリアートナー版画像データの生成は省略される。
図4に示すデータフローでは、インタープリター部101により生成されたCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットが圧縮処理部103により圧縮される。圧縮されてできて圧縮データは、記憶部104に記憶される。また、データ受信部100に入力されたPDLデータも、圧縮されずにそのまま記憶部104に記憶される。
(タグビット)
図5は、タグビットを説明するための概念図である。
CMYKトナー版画像データおよびクリアートナー版画像データは、一画素毎にCMYKトナーやクリアートナーの色値が対応付けられている。一方、タグビットは、図5に示すように、一画素毎に1バイト(8ビット)の情報が対応付けられている。特に、本実施形態では、タグビットには、一画素毎に属性情報が対応けられている。属性情報は、画素により表現されているオブジェクトの種類を示し、たとえば、テキスト(Text)、図形(Graphic)、画像(Image)、非オブジェクト(None)等を示す。
図5に示すページの概念図において、下側の四角形の範囲の画素には、それぞれ画像の属性情報が対応付けられている。図5中、真ん中の三角形および丸形、上側の長方形の範囲の画素には、それぞれ、図形の属性情報が対応付けられている。図5中、上側の「ABC」が表現される範囲の画素には、それぞれテキストの属性情報が対応付けられている。これらのオブジェクトがない範囲の画素には、非オブジェクトの属性情報が対応付けられている。
また、タグビットには、各画素が表現される色空間の情報や、オーバープリントの有無の情報も対応付けられてもよい。色空間の情報は、色空間が、白黒(Gray)、RGB、CMYK、分版出力するSeparation、CMYK色に特色が加えられたDeviceN、CIE表色系のいずれであるかを示す。また、オーバープリントの有無の情報は、色を重ねて印刷するオーバープリント(Overprint)の設定の有無を示す。
(クリアートナー版画像の出力条件)
次に、プリンターコントローラー10により、クリアートナー版画像データを生成する際のクリアートナー版画像の出力条件の例について説明する。
[出力条件1.特色の色名が指定されたオブジェクト]
図6は、出力条件1において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。図6(A)は、原稿データから生成される画像データおよびタグビットを示し、図6(B)は、オブジェクトが色変換される様子を示す。
なお、図6では、PDLデータに含まれる原稿データの1ページに注目し、当該1ページから、画像データおよびタグビットが生成される様子を示している。他のページも同様に処理される。原稿データの1ページには、図6(A)の左側に示すように、テキスト、図形、画像等のオブジェクトが含まれている。例示する原稿データは、以下の出力条件2〜5を説明する図7〜図10でも同様として、以下説明する。
出力条件1では、特色として「Clear」の色名が指定されたオブジェクトをクリアートナーの出力範囲として、クリアートナー版画像データを生成する。
ここで、図6(A)の原稿データにおいては、丸形の図形オブジェクトに特色「Clear」の色名が指定されているものとする。この場合、インタープリター部101は、図6(B)に示すように、丸形のオブジェクトと共に色名がClearである旨を色変換部102に渡す。色変換部102は、丸形のオブジェクトについて、たとえば、CMYK各色の色値をそれぞれ0、Clear(クリアートナー)の色値を255として(C=0,M=0,Y=0,K=0,Clear=255)、インタープリター部101に返す。インタープリター部101は、色変換部102から受け取った値に基づいて、CMYKトナー版画像データにはCMYK色値を0とし、クリアートナー版画像データには特色値を255として、丸形のオブジェクトを描画する。
他のオブジェクトには色名がClearに指定されていないので、クリアートナー版画像データでは、図6(A)に示すように、原稿において丸形のオブジェクトがあった位置にだけ丸形のクリアートナーの出力領域が描画される。
他のオブジェクトについても、同様に、ICCプロファイル等を使用して、RGB色値が色変換部102によりCMYK色値に変換され、インタープリター部101によりCMYKトナー版画像データに描画される。したがって、原稿データからは、図6(A)に示すようなCMYKトナー版画像データが生成される。原稿において丸形のオブジェクトがあった範囲はCMYKの色値が0に変換されているので、CMYKトナー版画像データには、丸形のオブジェクトは表現されない。
インタープリター部101は、全てのオブジェクトの出力範囲となる画素に、オブジェクトの属性情報を対応付けて、タグビットを生成する。
以上のように、クリアートナーの出力条件1の場合には、原稿データから、CMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットが生成される。
[出力条件2.特定の色値のオブジェクト]
図7は、出力条件2において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。図7(A)は、原稿データから生成される画像データおよびタグビットを示し、図7(B)は、オブジェクトが色変換される様子を示す。
出力条件2では、特定の色値のオブジェクトをクリアートナーの出力範囲として、クリアートナー版画像データを生成する。以下では、色値がRGB=255,0,0のオブジェクト、すなわち赤色のオブジェクトが、クリアートナーの出力範囲に設定されているものとする。
図7(A)の原稿データにおいては、三角形の図形オブジェクトの色値がRGB=255,0,0に設定されている。
この場合、インタープリター部101は、図7(B)に示すように、三角形のオブジェクトと共に色値「RGB=255,0,0」を色変換部102に渡す。色変換部102は、三角形のオブジェクトについて、たとえば、C=10,M=245,Y=255,K=0,Clear=255として、インタープリター部101に返す。インタープリター部101は、色変換部102から受け取った値に基づいて、CMYKトナー版画像データにはCMYK色値をC=10,M=245,Y=255,K=0,Clear=255とし、クリアートナー版画像データには特色値を255として、三角形のオブジェクトを描画する。
他のオブジェクトは色値がRGB=255,0,0ではないので、クリアートナー版画像データでは、図7(A)に示すように、原稿において三角形のオブジェクトがあった位置にだけ三角形のクリアートナーの出力領域が描画される。
他のオブジェクトについても、同様に、色変換部102によりRGB色値がCMYK色値に変換され、インタープリター部101によりCMYKトナー版画像データに描画される。したがって、原稿データからは、図7(A)に示すようなCMYKトナー版画像データが生成される。
インタープリター部101は、全てのオブジェクトの出力範囲となる画素に、オブジェクトの属性情報を対応付けて、タグビットを生成する。
[出力条件3.特定の属性のオブジェクト]
図8は、出力条件3において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。図8(A)は、原稿データから生成される画像データおよびタグビットを示し、図8(B)は、オブジェクトが色変換される様子を示す。
出力条件3では、特定の属性のオブジェクトをクリアートナーの出力範囲として、クリアートナー版画像データを生成する。以下では、属性が画像のオブジェクトが、クリアートナーの出力範囲に設定されているものとする。
図8(A)の原稿データにおいては、下側に2つの画像オブジェクトが配置されている。
この場合、インタープリター部101は、図8(B)に示すように、画像オブジェクトを色変換部102に渡す。画像オブジェクトは、たとえばRGB色により表される写真である。色変換部102は、画像オブジェクトについて、RGB色値をCMYK色値に変換し、Clear=255として、インタープリター部101に返す。インタープリター部101は、色変換部102から受け取った値に基づいて、CMYKトナー版画像データにはCMYK色値を適用した画像オブジェクトを描画し、クリアートナー版画像データには特色値を255として、画像オブジェクトを描画する。
クリアートナー版画像データでは、図8(A)に示すように、原稿において画像オブジェクトがあった位置にだけクリアートナーの出力領域が描画される。
他のオブジェクトについても、同様に、色変換部102によりRGB色値がCMYK色値に変換され、インタープリター部101によりCMYKトナー版画像データに描画される。したがって、原稿データからは、図8(A)に示すようなCMYKトナー版画像データが生成される。
インタープリター部101は、全てのオブジェクトの出力範囲となる画素に、オブジェクトの属性情報を対応付けて、タグビットを生成する。
[出力条件4.オブジェクトがある箇所]
図9は、出力条件4において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。図9(A)は、原稿データから生成される画像データおよびタグビットを示し、図9(B)は、オブジェクトが色変換される様子を示す。
出力条件4では、全てのオブジェクトがある箇所をクリアートナーの出力範囲として、クリアートナー版画像データを生成する。
図9(A)の原稿データにおいては、テキスト、図形、画像のオブジェクトが配置されている。
この場合、インタープリター部101は、図9(B)に示すように、各オブジェクトを色変換部102に渡す。色変換部102は、各オブジェクトについて、RGB色値をCMYK色値に変換し、Clear=255として、インタープリター部101に返す。インタープリター部101は、色変換部102から受け取った値に基づいて、CMYKトナー版画像データにはCMYK色値を適用した画像オブジェクトを描画し、クリアートナー版画像データには特色値を255として、画像オブジェクトを描画する。
クリアートナー版画像データでは、図9(A)に示すように、原稿において全オブジェクトがあった位置にクリアートナーの出力領域が描画される。CMYKトナー版画像データは、原稿においてテキスト、図形、画像があった位置に、色変換されたテキスト、図形、画像が描画される。
インタープリター部101は、全てのオブジェクトの出力範囲となる画素に、オブジェクトの属性情報を対応付けて、タグビットを生成する。
なお、上記では、クリアートナー版画像データにおいて、クリアートナーを描画する領域には、特色値Clear=255を設定する場合について説明している。しかし、CMYKトナーとクリアートナーとが重なる場合には、CMYK色値とクリアートナーの特色値との合成が、所定の閾値以下となるように、CMYK色値および特色値を設定してもよい。所定の閾値はたとえば合計400%である。このように色値の合計を制限することで、用紙上にトナーを重ねることによるトナー垂れを防止できる。
[出力条件5.オブジェクトがない箇所]
図10は、出力条件5において生成される画像データおよびタグビットを示す概念図である。図10(A)は、原稿データから生成される画像データおよびタグビットを示し、図10(B)は、オブジェクトが色変換される様子を示す。
出力条件5では、オブジェクトがない箇所をクリアートナーの出力範囲として、クリアートナー版画像データを生成する。
図10(A)の原稿データにおいては、テキスト、図形、画像のオブジェクトが配置されている。
この場合、インタープリター部101は、図10(B)に示すように、オブジェクトがない領域を色変換部102に渡す。色変換部102は、オブジェクトがない領域について、Clear=255として、インタープリター部101に返す。インタープリター部101は、色変換部102から受け取った値に基づいて、クリアートナー版画像データには、特色値を255としてクリアートナーの出力領域を描画する。
クリアートナー版画像データでは、図10(A)に示すように、原稿においてオブジェクトがない位置にクリアートナーの出力領域が描画される。
インタープリター部101は、各オブジェクトについての色変換部102による色変換結果に基づいて、図10(A)に示すように、CMYKトナー版画像データにはCMYK色値を適用したオブジェクトを描画する。CMYKトナー版画像データでは、原稿においてテキスト、図形、画像があった位置に、色変換されたテキスト、図形、画像が描画される。
インタープリター部101は、全てのオブジェクトの出力範囲となる画素に、オブジェクトの属性情報を対応付けて、タグビットを生成する。
以上のように、出力条件1〜5に従って、異なるクリアートナー版画像データが生成される。ただし、上記出力条件1〜5によらず、生成されるタグビットは同じデータとなる。
(クリアートナー版画像データの生成)
CMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットを生成して一度印刷を行った後、印刷設定を変更して再印刷するような場合に、クリアートナーの出力条件を変更することがある。あるいは、最初の印刷時には印刷設定にクリアートナーの出力条件が含まれず、再印刷時にはクリアートナーの出力条件を加える場合も、クリアートナーの出力条件が変更されることになる。本実施形態では、PDLデータの印刷条件に含まれるクリアートナーの出力条件が変更される場合に、変更後のクリアートナーの出力条件によっては、タグビットからクリアートナー版画像データを生成する。
以下に、クリアートナー版画像データをタグビットから生成する処理の流れについて説明する。
図11はプリンターコントローラーによるクリアートナー版画像データの生成処理の流れを示すフローチャート、図12は変更後のクリアートナーの出力条件とクリアートナー版画像データの生成態様との対応関係を示す表である。
図11に示すように、プリンターコントローラー10は、クリアートナーの出力条件に変更があったか判断する(ステップS1)。クリアートナーの出力条件に変更があった場合としては、上述のクリアートナーの出力条件1〜5間で条件が変わった場合と、クリアートナーの出力条件が今回の印刷から追加された場合とがある。また、クリアートナーの出力条件に変更がない場合としては、たとえば、前回の印刷時に出力条件1に基づいてクリアートナー版画像データが生成されており、今回の印刷時も出力条件1が設定されている場合がある。
クリアートナーの出力条件に変更がない場合(ステップS1:NO)、記憶部104に記憶されているクリアートナー版画像データが伸長され、使用される(ステップS2)。クリアートナーの出力条件に変更がないので、ステップS2では、プリンターコントローラー10は、以前に生成され記憶されているクリアートナー版画像データをそのまま使用できる。
クリアートナーの出力条件が変更されている場合(ステップS1:YES)、プリンターコントローラー10は、タグビットの属性情報からクリアートナーの出力範囲が特定できるかどうか判断する(ステップS3)。この判断において、プリンターコントローラー10は、タグビットからクリアートナーの出力範囲が特定できるかどうかを実際に判断せずに、当該判断基準により予め用意されたテーブルに基づいて判断してもよい。テーブルは、たとえば、図12に示すものである。図12では、今回(再印刷時)のクリアートナーの出力条件が出力条件1、2の場合、タグビットからクリアートナーの出力範囲が特定できないことを示し、出力条件3〜5の場合、タグビットからクリアートナーの出力範囲が特定可能であることを示す。タグビットからクリアートナーの出力範囲が特定できるかどうかの判断基準について、詳細は後述する。
タグビットの属性情報からクリアートナーの出力範囲が特定できない場合(ステップS3:NO)、プリンターコントローラー10は、変更後のクリアートナーの出力条件を含むPDLデータをラスタライズして、クリアートナー版画像データを生成する(ステップS4)。すなわち、クリアートナーの出力条件の変更後が出力条件1か出力条件2の場合、図12に従って、プリンターコントローラー10は、PDLデータをラスタライズして、クリアートナー版画像データを生成する。
タグビットの属性情報からクリアートナーの出力範囲が特定できる場合(ステップS3:YES)、プリンターコントローラー10は、タグビットからクリアートナー版画像データを生成する(ステップS5)。
タグビットからクリアートナーの出力範囲が特定できるかどうかの判断基準について説明する。
タグビットは、図5に示すように、画像データの一画素毎に対応するオブジェクトの属性情報を記憶している。クリアートナーの出力条件がオブジェクトの属性に関係する場合であれば、タグビットの画素毎に対応するオブジェクトの属性を参照して、該当するオブジェクトの画素を特定し、特定した画素をクリアートナーの出力範囲として特定できる。
上記出力条件3の場合、特定の属性のオブジェクトがクリアートナーを適用する対象である。たとえば、図形のオブジェクトがクリアートナーの適用対象である場合、プリンターコントローラー10は、タグビットの画素毎に属性情報が図形か判断し、図形である画素はクリアートナーの適用画素として特定する。このように、変更後のクリアートナーの出力条件が出力条件3の場合、プリンターコントローラー10は、特定した画素をクリアートナーの出力範囲と特定できる。
また、上記出力条件4の場合、オブジェクトの属性に関わらず、オブジェクトのある領域がクリアートナーの適用対象である。プリンターコントローラー10は、タグビットの画素ごとにオブジェクトの属性情報があるか、すなわち、属性情報が図5の例では「00」、「01」、「10」のいずれかであるかを判断し、オブジェクトがある画素をクリアートナーの適用画素として特定する。このように、変更後のクリアートナーの出力条件が出力条件4の場合、プリンターコントローラー10は、特定した画素をクリアートナーの出力範囲と特定できる。
また、上記出力条件5の場合、オブジェクトの属性に関わらず、オブジェクトのない領域がクリアートナーの適用対象である。プリンターコントローラー10は、タグビットの画素ごとにオブジェクトの属性情報がないか、すなわち、属性情報が図5の例では「11」であるかを判断し、オブジェクトがない画素をクリアートナーの適用画素として特定する。このように、変更後のクリアートナーの出力条件が出力条件5の場合、プリンターコントローラー10は、特定した画素をクリアートナーの出力範囲と特定できる。
なお、上記出力条件1の場合は、特色で指定されたオブジェクトがクリアートナーの適用対象となる。ここで、どのオブジェクトが特色指定されているかは、属性情報を参照してもわからない。したがって、出力条件1の場合は、タグビットからクリアートナーの出力範囲が一義的に特定できない。
上記出力条件2の場合は、特定の色値のオブジェクトがクリアートナーの適用対象となる。ここで、タグビットには各画素の色値は含まれないので、特定の色値のオブジェクトは、属性情報を参照してもわからない。したがって、出力条件2の場合は、タグビットからクリアートナーの出力範囲が一義的に特定できない。
以上から、プリンターコントローラー10は、出力条件3〜5の場合については、タグビットの属性情報からクリアートナーの出力範囲が特定できると判断できる。
(データフロー)
次に、図11のステップS2、ステップS4、ステップS5において、プリンターコントローラー10がクリアートナー版画像データを用意する際のデータフローを説明する。
図13は記憶部に記憶したクリアートナー版画像データを再利用する際のデータフローを示す図、図14はPDLデータからクリアートナー版画像データを生成する際のデータフローを示す図、図15はタグビットからクリアートナー版画像データを生成する際のデータフローを示す図、図16はタグビットからクリアートナー版画像データを生成する様子を示す概念図である。
図11のステップS2の処理の場合、すなわち、前回と今回とでクリアートナーの出力条件が異ならない場合、図13に示すように、プリンターコントローラー10は、記憶部104から圧縮データを伸長処理部105に送る。伸長処理部105は、圧縮データを伸長し、前回使用したCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットを画像転送部106に送る。画像転送部106は、CMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットをプリントエンジン20に転送する。
このように、クリアートナーの出力条件が変わらない場合は、プリンターコントローラー10は、以前のクリアートナー版画像データをそのまま使用するので、PDLデータを再度ラスタライズしてクリアートナー版画像データを生成する必要がない。
図11のステップS4の処理の場合、すなわち、前回からクリアートナーの出力条件が変更されて出力条件1または出力条件2になった場合、図14に示すように、プリンターコントローラー10は、記憶部104に記憶されているPDLデータをデータ受信部100に送る。ここで、記憶部104に記憶されているPDLデータは、印刷ジョブ編集部107により編集されてクリアートナーの出力条件が前回のPDL生成時から変更されたものである。
データ受信部100は、記憶部104から受け取ったPDLデータをインタープリター部101に送る。インタープリター部101は、色変換部102により色変換しつつ、PDLデータからCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットを生成する。生成されたCMYKトナー版画像データ、クリアートナー版画像データおよびタグビットは、画像転送部106からプリントエンジン20に転送される。
このように、クリアートナーの出力条件が上記出力条件1または出力条件2になった場合は、プリンターコントローラー10は、編集されたPDLデータを再度ラスタライズしてクリアートナー版画像データを生成する。
図11のステップS5の処理の場合、すなわち、前回からクリアートナーの出力条件が変更されて出力条件3〜5になった場合、図15に示すように、プリンターコントローラー10は、記憶部104から圧縮データを伸長処理部105に送る。
伸長処理部105は、圧縮データを伸長し、前回使用したタグビットをクリアートナー版画像データ生成部108に送る。クリアートナー版画像データ生成部108は、編集後のPDLデータに含まれるクリアートナーの出力条件に基づいて、タグビットからクリアートナー版画像データを生成する。
タグビットからクリアートナー版画像データを生成する様子は、たとえば、図16に示す通りである。なお、図16に示す例では、編集後のPDLデータに出力条件3が設定されており、すなわち、画像オブジェクトがクリアートナーの適用対象に設定されているものとする。
クリアートナー版画像データ生成部108は、タグビットの一画素毎にオブジェクトの属性情報をチェックする。ここで、図16のタグビットでは、下側の2つの四角形の範囲の画素に、画像の属性情報が対応付けられている。クリアートナー版画像データ生成部108は、画像の属性情報を有する画素の領域を、クリアートナーの出力範囲として描画し、クリアートナー版画像データを生成する。
生成されたクリアートナー版画像データは、CMYKトナー版画像データおよびタグビットと共に、画像転送部106からプリントエンジン20に転送される。
このように、プリンターコントローラー10は、タグビットからクリアートナー版画像データを生成するので、PDLデータを再度ラスタライズしてクリアートナー版画像データを生成する必要がない。
本実施形態のデータ生成装置および当該装置によるデータ生成方法では、以下の効果を奏する。
本実施形態のタグビットには一画素毎の属性情報が含まれており、属性情報により特殊トナーの出力範囲が特定できる場合(出力条件3〜5)には、プリンターコントローラー10は、タグビットからクリアートナー版画像データを生成する。したがって、印刷設定に基づいて編集後のPDLデータに含まれる原稿データを一からラスタライズしなくても、クリアートナーの印刷に用いるクリアートナー版画像データを生成できる。原稿データのラスタライズを省略できるので、処理時間を短縮できる。
タグビットからクリアートナートナー版画像データを生成できない場合(出力条件1、2)は、プリンターコントローラー10は、変更された印刷設定に基づいて原稿データをラスタライズして特殊トナー版画像データを生成できる。
プリンターコントローラー10は、タグビットと共にCMYKトナー版画像データを生成し、タグビットと共に記憶部104に記憶しておく。したがって、再印刷等の際には、プリンターコントローラー10は、タグビットを読み出し、タグビットからクリアートナー版画像データを生成できる。
また、記憶部104には、前回の印刷時等に作成したクリアートナー版画像データを記憶しているので、再印刷等の際に、クリアートナーの出力条件に変更がなければ、記憶しているクリアートナー版画像データを再度そのまま利用できる。
印刷ジョブ編集部107は、記憶部104に記憶されているPDLデータ(印刷ジョブ)を編集できる。したがって、印刷設定を変更して再印刷できる。
なお、上記実施形態では、特殊トナーがクリアートナーである場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。特殊トナーは、たとえば、光沢を持った光沢色のトナー、特別に作成された特色のトナー、書面に透かしをいれるためのトナー、エンボス加工用のトナー等、いかなるトナーでもよい。
また、1つの特殊トナーを使用して印刷する形態だけでなく、複数の特殊トナーを使用して印刷する形態(例えばクリアートナーと特色のトナーを使用した印刷)でも良い。
本発明によるデータ生成装置およびデータ生成方法は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、データ生成装置を動作させる上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、データ生成装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
1 クライアント端末、
10 プリンターコントローラー、
11 CPU、
12 RAM、
13 HDD、
14 NIC、
15 ビデオインターフェース、
16 転送用バッファ、
17 バス、
100 データ受信部、
101 インタープリター部、
102 色変換部、
103 圧縮処理部、
104 記憶部、
105 伸長処理部、
106 画像転送部、
107 印刷ジョブ編集部、
108 クリアートナー版画像データ生成部、
2 印刷装置、
20 プリントエンジン、
3 ネットワーク。

Claims (15)

  1. 原稿データおよび印刷設定を含む印刷ジョブから、印刷に用いる画像データの一画素毎の属性情報を含むタグビットを生成するデータ生成手段と、
    前記タグビットの生成後に前記印刷ジョブが編集され、編集後の当該印刷ジョブに含まれる印刷設定には、編集前の前記印刷ジョブと比べて、特殊トナーの出力条件が追加または変更されている場合であって、当該特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できる場合には、前記タグビットに基づいて、前記特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成する特殊トナー版データ生成手段と、
    を有するデータ生成装置。
  2. 前記特殊トナー版データ生成手段は、特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できない場合、編集後の前記印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて、前記原稿データをラスタライズして、特殊トナー版画像データを生成する請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 記憶手段をさらに有し、
    前記データ生成手段は、前記タグビットを生成する際に、前記画像データとして、CMYK色のトナーの印刷に用いるCMYKトナー版画像データを生成し、
    前記記憶手段は、前記印刷ジョブ、前記画像データおよび前記タグビットを記憶する請求項1または請求項2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記データ生成手段は、編集前の前記印刷ジョブに特殊トナーの出力条件が含まれる場合、前記印刷条件に基づいて、特殊トナー版画像データを生成し、
    前記記憶手段は、前記データ生成手段により生成された前記特殊トナー版画像データを記憶する請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 前記特殊トナーは、透明なクリアートナーであり、
    前記データ生成手段は、前記クリアートナーの出力範囲を示すクリアートナー版データを生成する請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
  6. 前記特殊トナー版データ生成手段は、前記特殊トナーの出力条件において、特殊トナーの出力範囲が特定の属性を有するオブジェクトが存在する領域、全てのオブジェクトが存在する領域、または全てのオブジェクトが存在しない領域である場合、前記属性情報により出力範囲が特定できると判断する請求項1〜5のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
  7. 前記印刷ジョブを編集する編集手段をさらに有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータ生成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のデータ生成装置と、
    前記データ生成装置により生成された画像データまたは特殊トナー版画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
    を有する画像形成装置。
  9. 原稿データおよび印刷設定を含む印刷ジョブから、印刷に用いる画像データの一画素毎の属性情報を含むタグビットを生成するデータ生成工程と、
    前記タグビットの生成後に前記印刷ジョブが編集され、編集後の当該印刷ジョブに含まれる印刷設定には、編集前の前記印刷ジョブと比べて、特殊トナーの出力条件が追加または変更されている場合であって、当該特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できる場合には、前記タグビットに基づいて、前記特殊トナーの印刷に用いる特殊トナー版画像データを生成する特殊トナー版データ生成工程と、
    をコンピューターに実行させるデータ生成プログラム。
  10. 前記特殊トナー版データ生成工程では、特殊トナーの出力条件に基づく出力範囲が前記属性情報により特定できない場合、編集後の前記印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて、前記原稿データをラスタライズして、特殊トナー版画像データを生成する請求項9に記載のデータ生成プログラム。
  11. 前記データ生成工程では、編集前の前記印刷ジョブから、前記画像データとして、CMYKトナーの印刷に用いるCMYKトナー版データを生成し、
    前記印刷ジョブ、前記画像データおよび前記タグビットを記憶する記憶工程をさらに有する請求項9または請求項10に記載のデータ生成プログラム。
  12. 前記データ生成工程では、編集前の前記印刷ジョブに特殊トナーの出力条件が含まれる場合、前記印刷条件に基づいて、特殊トナー版画像データを生成し、
    前記記憶工程では、前記タグビット生成工程により生成された前記特殊トナー版画像データを記憶する請求項11に記載のデータ生成プログラム。
  13. 前記特殊トナーは、透明なクリアートナーであり、
    前記特殊トナー版データ生成工程は、前記クリアートナーの出力範囲を示すクリアートナー版データを生成する請求項9〜12のいずれか一項に記載のデータ生成プログラム。
  14. 前記特殊トナー版データ生成工程は、前記特殊トナーの出力条件において、特殊トナーの適用対象が特定の属性を有するオブジェクト、オブジェクトが存在する領域、またはオブジェクトが存在しない領域である場合、前記属性情報により出力範囲が特定できると判断する請求項9〜13のいずれか一項に記載のデータ生成プログラム。
  15. 前記印刷ジョブを編集する編集工程をさらに有する請求項9〜14のいずれか一項に記載のデータ生成プログラム。
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