JP5246998B2 - プレス機にバンド状半完成材料を供給する装置 - Google Patents

プレス機にバンド状半完成材料を供給する装置 Download PDF

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Description

本発明は、バンド状半完成材料をプレス機に好ましくは間歇的に供給する装置、および独立した請求項の序文にあるように、バンド状材料を供給する供給装置のバンド厚調節方法に関する。
小さなプレス品やパンチ部品の工業的製造において、今日、高速プレス機が使用され、バンド状半完成材料が同期供給装置によって間歇的に供給される。この場合、材料バンドは、一方が他方の上方に配置された2つの供給ローラー間に供給装置によってクランプされ、それらの間歇的回転運動により進められる。各ケースにおいて2つの供給ローラー間で、材料バンドは、プレスまたはパンチ動作に先立って、プレスに際してバンドの正確な位置取りを可能とするために、例えば、パイロットピンにより、ある時間懸垂(中間吊上げintermediate lifting)される。これは、各ケースにおいて上供給ローラーがバンド状材料から短時間吊上げられることで達成される。
よって、供給装置は、その供給動作中、供給ローラー間に必要なクランプ力が与えられ、同時に、中間吊上げの始めとその期間がプロセスの技術的要求に一致していることを保証するために、常に正確にバンド状材料の厚さにセットされることが必須である。
この目的のために、各ケースにおいて新しい材料バンドを導入する際、供給装置は、スピンドル駆動あるいは油圧シリンダーを作動させてバンド状材料から上供給ローラーを吊上げることによって、厚さの同じものが個々に新しくセットされ、供給ローラー間に新しいバンド状材料が配置される。次に、スピンドル駆動あるいは油圧シリンダーを作動させてバンド状材料上に再び上供給ローラーが降ろされる。このケースにおいて、復帰動作は、上供給ローラーがバンド状材料に対して特定の位置を採るように、熟練した機械工によって操作されねばならない。
この方法では、クランプ力および短時間の中間吊上げに関与している他のセッティングは、材料バンドの処理中、異なる厚さのまま変化しないで留まることが、これらの供給装置に唯一保証されている。
しかしながら、これには、現在公知の供給装置による完全な自動生産が不可能であり、バンド厚さの調節が、定時的に必要であり、さらに、熟練した機械工によって操作されねばならないという、不利がある。
それゆえ、本発明が解決すべき課題は、その分野において不利のない、または少なくとも部分的にそれらを避けて、バンド状材料をプレス機に供給するための装置、およびバンド状材料を供給する供給装置のバンド厚調節方法を与えることである。
この課題は、独立した請求項に基づいた装置および方法によって解決される。
第一の発明は、好ましくはバンド状半完成材料を間歇的に作動するプレス機に供給するための装置に係り、該装置は、互いに対向して配置された2つの供給部材を有し、該部材間に供給操作において進められるべきバンド状材料がクランプされ、所定の方向に進められる。供給部材として、供給ローラー、ローラーセグメント(roller segments)あるいはプライヤータイプの形状のものが採用される。また供給装置は、請求項に記載の第一の駆動手段に連結された高リフト手段(high-lifting means)を有し、これは、例えば、ハンドクランク、電子モーターあるいは油圧または空圧シリンダーから形成されていてもよい。
高リフト手段は、非供給操作時には高リフティングのために、2つの供給部材の一方が、他方の供給部材により近い位置から、例えば、前に行われた供給操作で、バンド状材料が供給部材間にクランプされた位置に相当する位置から、より離れた位置(高リフト位置)へと移動させることができ、そこでの2つの供給部材間のクリアランスは、供給部材間に新しいバンド状材料が容易に位置取りするのに十分な大きさである。
さらに、該装置は、位置取り部材を持つバンド厚調節手段を有している。位置取り部材は、高リフト手段を有する可動で固有の供給部材が、高リフト位置と他方の供給部材により近い位置との間での運動中、位置取り部材と供給部材の運動の両方向において確動継手(positive coupling)によつて好ましく達成されるところの、第一と第二の位置との間の運動を行うことができるように結合されている。
さらに、バンド厚調節手段は、位置取り部材がそれに結合される供給部材を固定するために、所望のバンド厚位置において、第一と第二の位置との間の所望の位置にロックされることにより、非確動および/または確動ロック手段(non-positive and/or positive locking means)を有している。ここに、高リフト手段は、第一の駆動手段により、高リフト位置に向けた運動の方向にのみ供給部材に力が作用するが、反対の方向には作用しないような方法で、可動となるように設けられ、または供給部材に連結されている。
かくして、高リフト手段は、供給部材の運動を行うためにのみ組付けられており、かつ第一の駆動手段の助けをかりて、他方の供給部材により近い位置から高リフト位置へと、必要とあれば、高リフト位置においてこれらに結合された供給部材を保持するために、可動となっている。しかしながら、第一の駆動手段により生じた駆動力を、これらと可動な供給部材に対して反対の方向に伝達することは不可能である。これは、高リフト位置から遠ざかる方向であり、かつ他方の供給部材に向かう方向を意味している。
これは、例えば、第一の駆動手段として、高リフト位置に向かう方向にのみ操作される一方向性油圧または空圧シリンダーが使用される、あるいは例えば、第一の駆動手段として、スピンドルナットが電動モーターにより駆動されるスピンドルによって行われるような方法で達成される。それは、供給部材に確動的に連結された高リフト位置に向けた運動方向のみであり、他方の運動方向の空間に向けて操作される。
従って、高リフティング手段と可動に結合された供給部材、および処理されるバンド状材料の厚さに供給装置を調節するために、これらと連結された位置取り部材のリセット運動は、この供給部材を高リフト位置からバンド厚位置へ移動させるために、第一の駆動手段の駆動力とは独立したリセット力によって専ら行われる。なお、バンド厚位置とは、供給部材が高リフト手段の中立化後、例えば、前述した例における油圧または空圧シリンダーの無圧切替えによってそれぞれ、あるいは空間に向けてのスピンドルナットの復帰運動によって、進められ、2供給部材間に配置されるバンド状材料上に供給部材が載置される位置である。
これによって、バンド状材料に対して、高リフト手段に連結された供給部材の復帰運動と着地が、第一駆動手段の駆動力とは独立して制御可能であり、その結果、簡単な方法で、例えば、スプリングおよび/または錘によって、基本的に常に同じ加圧力がバンド厚の位置において供給部材の位置取り中保持され得る、という利点が得られる。このようにして位置取り部材がバンド状材料上に降下して供給部材にロックされると、バンド厚とは独立して同じ加圧力が常に自動的に存在する。それ故、本発明による供給装置は、なんら制御のための測定なしに、個々のバンド状材料の厚さにそれ自身調節することができる。このことは、自動製造プラントの実現にとって有利である。
供給装置の好ましい例として、リセット力は、専ら錘および/またはスプリングによって与えられ、それによって基本的に一定の大きさのリセットおよび加圧力がコスト的に有利かつ正確な方法で与えられる。
さらに本発明の好ましい例として、位置取り部材が同時に高リフト手段の一部を形成し、それによって、装置を比較的少数の個々の部品で構成することができるという利点が得られる。
装置の位置取り部材がガイドに沿って案内され、このガイド内でクランプ面との摩擦結合によって固定可能であれば、それは、安全にかつ無限に変化可能にロックされ、特に正確なバンド厚調節が可能になるという利点が得られる。
さらにこの装置の好ましい例として、他方の供給部材とともにそれに可動に結合されている供給部材がバンド状材料をクランプする位置と、高リフト位置との間での運動中、位置取り部材は直線的運動あるいは曲路に沿っての運動を行い、それにより適切なロック手段を提供する。
さらに好ましい例として、該装置は、プレス機にバンド状半完成材料を間歇的に供給するように設計されている。ここで、該装置は、請求項に記載の第二の駆動手段によって駆動される中間リフト手段を有し、この供給部材が、2つの連続した供給間隔の各ケースにおいて、他方の供給部材により近いクランプ位置から、他方の供給部材からより離れた中間リフト位置へと吊上げられ、その結果、バンド状材料のクランプが一時的に解放される。そのようにして、装置は、各作業サイクルに先立つ加圧によって、例えば、プレス工具に配設された案内ピンによって、バンド状材料の位置取り開口部に契合することで、バンド状材料の正確な位置取りを可能ならしめており、バンド状材料は供給装置によって一時的に解放される。
このケースにおいて、位置取り部材のロックがそのときにある点で行われると、供給操作中、中間リフティングの始めに一致する操作位置に中間リフト手段が配置されるのが好ましい。これによって、バンド厚を調節するとき、中間リフティングの始めに自動的にセットされ、あるいは常にバンド厚と無関係に同じ状態とすることが可能となる。
中間リフティングの手段を有する供給装置の好ましい例において、高リフト手段に連結された固有の供給部材は、また同時に中間リフト手段に連結された供給部材を形成している。このように、高リフト手段および中間リフト手段は、共通の供給部材として作用し、その結果、少なくともクランプ力の方向において他方の供給部材は非可動状態に設計されている。
好ましくは、本発明による供給装置の供給部材は、前進運動が同じ回転によってなされるように、供給ローラーとして、あるいは供給ローラーセグメントとして設計されている。しかし、これらをプライヤー形式に設計したり、同じ平行直線運動によって前進運動を行うようにすることも考えられる。
中間リフト手段を有する供給装置の場合は、中間リフト手段に連結された固有の供給ローラーあるいは固有の供給ローラーセグメントがロッカーに取り付けられ、ロッカーの両端部の一方に、傾斜可能にピボット軸受に取り付けられ、かつその他端の領域において中間リフト手段の駆動手段(請求項に記載の第二の駆動手段)に連結されているのが好ましく、これにより、それは、クランプ位置と中間リフト位置との間でピボット軸受の周りをこれらの駆動手段により前後に旋回可能である。このようにして、供給ローラーあるいは供給ローラーセグメントの強固で正確な吊上げがそれぞれ実現され、また簡単な方法でステップアップあるいはステップダウン運動力および運動路が付随的に可能となる。
上記ロッカーを有する装置の好ましい例として、ロッカーのピボット軸受が、該ピボット軸受の位置が第一の駆動手段によって装置内で可変、すなわち、高リフト位置と一致する位置に向けた方向に可変となるように、高リフト手段に連結されている。
これについては、ピボット軸受が供給装置の位置取り部材によって形成されていれば、それにより、関与する供給部材に可能なかぎり近い強固なロッキングが附加クリアランスを追加することなく可能となるために、供給部材の位置がバンド厚位置に固定される。
ロッカーを有する供給装置の他の好ましい例として、中間リフト手段と高リフト手段が、少なくとも1つの構造部材、好ましくはレバー機構の軸受位置を共有している。その位置は、第一の駆動手段によって装置内で可変である。
このケースにおいては、通常の構造部材が、同時に、装置の位置取り部材によって形成されているのが好ましい。また、この装置において、ロッカーのピボット軸受が装置内で固定された位置を持っているのが好ましい。これにより、幾つかの可動部品を有する特にコンパクトな装置の実現を可能とし、さらに、精度が増し、かつ製造コストを低減する。
本発明による供給装置のさらに好ましい例として、第一の駆動手段が単一方向に作用する油圧または空圧シリンダーからなり、それにより高リフト手段の駆動が極めて簡単な方法で与えられる。すなわち、確動カップリング(positive coupling)にも拘わらず、一方向にのみ駆動力を生じ、かつ無圧切替えによって簡単な方法でニュートラル化される
油圧または空圧シリンダーのピストンロッドの延伸は位置取り部材として選択され、このケースでは、装置の可動構造部材の数をさらに減じることができ、不必要なクリアランスの追加は起こらない。
装置の他の好ましい例として、ロック手段は、ロックするために単一方向に作用する油圧または空圧シリンダーを用いるのが好ましく、その際、ロックがシリンダーによって生じた圧縮力によるクランプによって作用するようにするのが好ましい。この方法によれば、位置取り部材に対する、信頼でき無限に可変に作用するロックが簡単な方法で実現される。
このケースにおいて、第一の駆動手段、位置取り部材およびロック手段が一連のユニットとして形成されていれば、様々なタイプの供給装置に対するモジュール基準として使用可能なコンパクトで強固な機能ユニットが得られる。
さらに好ましい例として、本発明による装置は、自動的にバンド厚調節を行う制御手段を有し、該制御手段により、高リフト手段に連結された供給部材が、リセット力の助けを借りて、高リフト位置からバンド厚位置へと、すなわち、2つの供給部材間に配置された、他方の供給部材および/またはガイドテーブルに接しているバンド状材料上の位置に自動的にもたらされる。
このバンド厚位置において、次に位置取り部材はロック手段によって自動的にロックされる。これにより、完全に自動的な方法で、バンド厚調節を行うことが可能となり、時間の節約およびコストを下げる。
上述の装置が中間リフティングの手段を有している場合、それには、位置取り部材のロックに先立って、もし中間リフト手段が、次の供給操作の間に自動的に特定の状態、すなわち、所望の中間リフティングの始めと一致する状態にもたらされる、という利点がある。このようにして、供給操作中、バンド厚がバンド毎に、すなわちその都度変化したとしても、常に同じ中間リフティングタイム−スロット(intermediate lifting time-slot)の存在が自動的に保証される。
第二の発明は、バンド状材料を間歇的に供給する供給装置の好適なバンド厚調節方法に係り、好ましくは本発明の第一の特徴に基づいて構成されている。いずれにしろ、本発明の方法によって調節される装置は、互いに対向して位置する2つの供給部材を有し、これらの供給操作によってバンド状材料がクランプされ進められる。さらに、非供給操作時においては、2つの供給部材間の領域へのバンド状材料の導入を可能とするために、供給部材の一方は、他方の供給部材から離れた高リフト位置への方向に、第一の駆動手段を有する高リフト手段により運ばれる。第一の方法ステップにおいて、高リフト手段で運ばれる一方の供給部材は、第一の駆動手段の働きによって高リフト位置へと運ばれる。次に、第二の方法ステップでは、バンド状材料が2つの供給部材間の領域へと導かれる。第三のステップにおいては、高リフト運動とは反対の運動方向において供給部材に対する第一の駆動手段の駆動力を同時に解放することで、例えば、第一の発明のところで述べたように、高リフト手段の力がニュートラル化される。
第四のステップにおいては、高リフト手段により可動となっている供給部材は、高リフト運動とは反対の方向に高リフト位置からバンド厚位置へと、第一の駆動手段の駆動力とは独立したリセット力によって移動し、該位置での供給部材は、2つの供給部材間に配置され、他方の供給部材および/または供給テーブル上のバンド状材料上にあり、それによって、この供給部材と可動に結合されている位置取り部材が、ある位置に位置取りする。次いで、第五の方法ステップにおいて、供給部材は、それに可動に結合されている位置取り部材をこのある位置にロック手段でロックすることにより、バンド厚位置にロックされる。
これによって、第一の発明による装置のケースにおいて既に述べたように、バンド状材料に対する高リフト手段に連結された供給部材の復帰運動およびタッチダウンが、高リフティングのために設けられた駆動手段の駆動力とは独立して制御可能である、という利点に到達する。かくして、低レベルの精度で比較的大きな力を必要とする高リフト運動、および復帰またはタッチダウン運動のそれぞれに対して、低レベルではあるが可能な限り一定した力を必要とする高リフト運動に対して、異なる駆動手段の採用が可能となる。これによって、駆動手段はそれらの各機能に対して最適に設計され、自己調節供給装置が容易にかつ強固な手段で、複雑な制御技術を用いることなく得られるという利点がある。
スプリングおよびまたは錘が、復帰またはタッチダウン運動のそれぞれに対する駆動手段として、それらはなんら付加的制御を必要とせず、信頼性と基本的に必要とされる大きさの一定の力を与えることができるために、ここでは好ましく用いられている。
位置取り部材は、ガイドに沿って直線的または曲線的に案内され、クランプ手段によってこのガイド内でロックされ、必要とあらば、特に強固にかつさらに大きく可変的なロックが可能となる。
本方法の好ましい例として、使用した装置は、バンド状材料の間歇供給用に設計され、かつ間歇駆動手段を有しており、第一の発明で述べたように、位置取り部材のロックに先立って、中間リフト手段がある特定の状態、すなわち、それらが中間リフティングの始めに供給操作において有している特殊な状態に好ましくは一致している。これによって、中間リフティングのためのタイム−スロットが、バンド厚とは無関係に常に同じになる。
本発明による方法の他の好ましい例として、少なくとも第3、第4および第5の方法ステップが、適切な電子制御システムの助けを借りて遂行され、それによって自動製造ラインの装置の統合が可能になる。
さらに本発明の好ましい例が従属請求項から、および図面に基づいた以下の説明から明らかになる。以下に示される:
図1aは、本発明による第一の供給装置の縦断面図である。
図1bは、図1aの供給装置におけるI−I線に沿っての水平断面図である。
図1c乃至1gは、図1aの供給装置の様々な操作状態での縦断面図である。
図2aは、本発明による第二の供給装置の縦断面図である。
図2bは、図2aの供給装置の高吊上げ操作状態での縦断面図である。
図3aは、本発明による第三の供給装置の縦断面図である。
図3bは、図3aの供給装置の高吊上げ操作状態での縦断面図である。
パンチプレス機(図示していない)にバンド状材料2を間歇的に供給するための本発明による供給装置1の基本的構造は、図1aおよび1bから明らかである。図から認められるように、装置1は、互いに対向して平行に配置された2つの供給ローラー3,4を有し、それらは、両ローラー間にクランプされたバンド状材料を間歇的に前進させるために、電動モーター(図示していない)による回転によって間歇的に押し出すことができる。
下方のローラー4が軸受を介して固定供給テーブル16に取り付けられ、上方のローラー3は軸受を介してロッカー12に取り付けられており、ロッカー12は、その左端部でピボット軸受13に傾斜可能に取り付けられている。
その他端部には、ロッカー12が連結ロッド19の長穴14にボルト18によって支持され、連結ロッド19は、サーボモーター(図示していない)によってパンチプレス機の主軸に同期した角度で駆動可能な偏芯シャフト20によって、上昇または下降することができる。このようにして、スプリング17の力に抗して連結ロッド19で、ロッカー12の右端を吊上げることによって中間吊上げ位置へとパンチプレス機の作業サイクルに同期した角度で上ローラー3の上昇が可能となり、供給ローラー3,4間でバンド状材料のクランプが一時的に解放され、バンド位置の補正が、例えば、パンチ工具に取り付けられたパイロットピンによって、可能となる。サーボモーター、偏芯シャフト20、連結ロッド19、ボルト18およびロッカー12は、ここに示したケースにおいては、請求項に記載の中間リフト手段を形成している。
ロッカー12の左端部に取り付けられているピボット軸受13は、垂直ガイド11に沿ってマシンハウジング内でガイドされる垂直可動スキッド9の下端部に設けられ、その位置でクランプ板6により油圧シリンダー28のピストン15による加圧力を受け、ガイド11の所望の位置にしっかりとクランプされる。ピストン15を有する油圧シリンダー28は、ここに示したケースでは、請求項に記載のロック手段10を形成している。
請求項に記載の位置取り部材9を示す可動スキッド9は、垂直下方に向けての力ではなく、単に垂直上方に向けてのみ力を生じる、ピストン8を有する単一方向に作用する別の油圧シリンダー29のピストンロッドの延長部として形成されている。従って、ロック手段10を解放することにより、油圧シリンダー29のピストン8の上方への運動によって最大ストローク位置に到達してシリンダーカバーと接触するまで、スキッド9およびこれとともにピボット軸受13を上昇させることが可能となる。ここにまた同時に、ロッカー12の左端が吊上げられ、上供給ローラー3がバンド状材料から高リフト位置へと吊上げられ、供給ローラー3,4間の隙間が最大になる。この吊上げは、“高吊上げ”と呼称され、通常、新しいバンド状材料が2つの供給ローラー3,4間のゾーンに導かれるときに行われる。ピストン8を有する油圧シリンダー29、スキッド9およびロッカー12は、この場合、請求項に記載の高リフティング手段7を形成している。
バンド厚を調節するために本発明による方法は、図1c乃至1gに基づいて説明がなされている。図は、図1aに基づく供給装置を様々な操作状態にて垂直断面図で示している。
図1cに示された状態において、バンド状材料2は供給ローラー3,4間にはなく、上供給ローラー3は、ボルト18が連結ロッド19の長穴14の下端にあるとき、ねじスプリング17の弾性力によって加圧され、下ローラー4上に位置し、高リフト手段7のピストン8を有する油圧シリンダー29は無圧状態にある。ここで、偏芯シャフト20および連結ロッド19は、供給操作の際には中間吊上げの始めにそれらの対応する位置に各々配置されている。
さて、バンド状材料2が2つの供給ローラー3,4間に配置され、前進させるためにこれらでクランプされると、高リフト手段7の単一方向に作用する油圧シリンダー29は、下方にそのピストンに対して加圧オイルを適用することにより作動し、シリンダーカバーに向けて上方に移動し、スキッド9およびロッカー12に対して上供給ローラー3を中間リフト位置へと吊上げ、バンド状材料2が2つの供給ローラー3,4間に導かれる。この状態を図1dに示す。
バンド状材料2の厚さに供給装置1を調節するために、および供給ローラー3,4間で同じ物をクランプするために、ピストン8を有する油圧シリンダー29は、その後再び無圧に戻され、それによってその影響がそれぞれ不活性化乃至ニュートラル化される。その結果として、油圧シリンダー29のピストン8は、ロッカー12の右端に配設されたボルト18の周りを回動して、上供給ローラー3がバンド状材料2上に位置し、スプリング17による加圧力で下供給ローラー4に向かってバンド状材料2を加圧するまで、スキッド9およびロッカー12とともに下げられ、その結果、バンド状材料2は、供給ローラー3,4間でクランプされる。ここで、高リフト位置からこのクランプ位置への復帰運動は、専ら運動部品8,9,12,3の重力およびスプリング17の弾性力によって達成される。これに続いて、ロック手段10は、その左側に加圧オイルで油圧シリンダー28のピストン15を加圧することによって作動し、これによってクランプ板6に圧縮力が作用し、ガイド11内のスキッド9をクランプする。
このようにして本装置は、バンド状材料2の厚さにセットされ、図1f,1gに示されている供給操作がスタートする。図1fに認められるように、中間リフト手段5のサーボモーターの始動は、ローラー3,4の中間吊上げによって、連結ロッド19によりロッカー12の右端部が上昇し、バンド状材料2から一時的に上ローラー3が吊上げられ、その結果、バンド状材料2のクランプが1時的に解放される。
上供給ローラー3がバンド状材料2上に降りて再び接触した後、連結ロッド19は、連結ロッド19の長穴14の両端間にボルト18位置するまで、なお多少下がり続ける。この操作位置において、ピボット軸受13周りのロッカー12の回転運動はバンド状材料2上に上供給ローラー3が静止することによって専ら制限されるために、ローラー3,4のクランプ力に関する条件が限定される。このとき、供給ローラー3,4は、バンド状材料2がある量進むことによって、一時的に反対方向に回転する。この状態が図1gに示されている。
供給操作が続くと、図1f,1gに示されている操作状態は、バンド状材料2が終わりとなり、新しいものが供給されるまで繰り返される。ある場合には、供給装置1は、新しいバンド状材料2の厚さに調節され、図1c乃至1eで述べたようなステップが、新しい供給操作が開始される前に行われる。
先に見たように、図1a乃至1gによる供給装置1で、高リフト手段7、スキッド9およびロック手段10の油圧駆動29は、一連のユニットとして実施される。このユニットはまた、下供給ローラー4を有する固定供給テーブル16および中間リフト手段5の一部としての偏芯シャフト20、長穴14とボルト18を有する連結ロッド19からなる配置とともに上供給ローラー3を有し、ピボット軸受13の軸受にその端部が取り付けられたロッカー12からなる前述の実施例に適用された配置とともに、図2a,2bの供給装置1に使用されている。しかしながら、第一の実施例との基本的相違は、ロッカー12の左端に取り付けられているピボット軸受13が、マシンハウジング内に固定的に配置されていること、および中間リフト手段5と同様に高リフト手段7もダブルレバー21および引張り連結具22からなる通常のレバー機構によってロッカー12の右端に取り付けられていることである。この場合、中間リフト手段5の連結ロッド19がダブルレバー21の左端に、高リフト手段7のスキッド9がダブルレバー21の支点に契合され、それによってピボット軸受23が垂直にスライド可能となっている。ダブルレバー21のピボット軸受23は、ロッカー12に作用するスプリング17の下端側で自らを支持し、中間リフト手段5と同様に高リフト手段7もこのように通常のピボット軸受を形成しており、マシンハウジング内でのその位置は、高リフト手段7の油圧シリンダー29のピストン8によって変化し、ロック手段10によって固定される。
この供給装置を調節する手順は、基本的に第一の実施例で述べたものと同じである。バンド状材料2がその処理を目的として2つの供給ローラー3,4間に配置されクランプされると、高リフト手段7の一方向に作用する油圧シリンダー29は、加圧オイルをその下方でピストン8を加圧することによって作動し、シリンダーカバーに向かって移動する。
これによって、ダブルレバー21がその左端に位置するボルト18の周りを引張り連結具22によって回転し、ロッカー12の右端を吊上げ、これによって上供給ローラー3を高リフト位置へと吊上げ、そこではバンド状材料が2つの供給ローラー3,4間に導かれる。この状態は、図2bに示されている。これによれば、ピストン8を有する油圧シリンダー29が再び無圧状態となり、その作用がニュートラル化され、ピボット軸受23、レバー21、引張り連結具22およびロッカー12は、上供給ローラー3がバンド状材料2に載るまで押し下げられ、下供給ローラー4に向かってスプリング17による加圧力で加圧することにより、バンド状材料2が2つの供給ローラー3,4間にクランプされる。ここにおいて、高リフト位置からこのクランプ位置への復帰運動は、可動部品8,9,12,3,23,22,21の重力およびスプリング17によるばね力によって専ら行われる。これに続いて、ロック手段10は、加圧オイルを油圧シリンダー28のピストン15の左側に供給することにより作動し、これによってクランプ板6に圧縮力が作用し、ガイド11のスキッド9をクランプする。もちろん、前述したようにバンド厚の調節は、偏芯シャフト20およびその連結ロッド19が固有の位置を取る操作状態、例えば、中間リフティングの始めに供給操作において取られる個々の位置において好ましく行われる。
図3a,3bに示した本発明による供給装置は、図2a,2bに示したものと類似した構造を有している。しかしここでは、引張り連結具22は、別のダブルレバー24および2本の連結具25,26の組合せからなるものと置き換えられており、スキッド9は、連結ロッド19と相好作用するようにダブルレバー21の右端で柔軟に結合されている。前記実施例とは別に、この例では、油圧シリンダー29のピストン8は、上供給ローラー3を高リフト位置へと吊上げるために、その上側に加圧オイルを作用させる必要があり、その上側に付加的に補助スプリング27が設けられている。
既に述べた油圧シリンダーの圧力適用方向の相違とは別に、この供給装置を調節する手順は、先に述べたことと実質的に同じであるが故に、ここでは再び述べることはしない。
ここに述べた全ての例で、請求項に記載の位置取り部材は、スキッド9が高リフト手段7の一部として作用するように設計されたものであったとしても、これを構造部材が個々に契合している、例えば、分離体やロック可能なスライドとして設計することも可能である。さらに、高リフト手段7に他の駆動手段29を用いてもよく、前記したもの以外に、特に空圧シリンダー、スピンドル駆動を有する電動モーターあるいはリニア型モーターなどが挙げられる。
本発明による第一の供給装置を示す図であり、1aはその縦断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1bはI−I線に沿っての水平断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1cは、様々な操作状態を示す縦断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1dは、様々な操作状態を示す縦断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1eは、様々な操作状態を示す縦断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1fは、様々な操作状態を示す縦断面図である。 本発明による第一の供給装置を示す図であり、1gは、様々な操作状態を示す縦断面図である。 本発明による第二の供給装置を示す図であり、2aはその縦断面図である。 本発明による第二の供給装置を示す図であり、2bは高リフト操作状態での縦断面図である。 本発明による第三の供給装置を示す図であり、3aはその縦断面図である。 本発明による第三の供給装置を示す図であり、3bは高リフト操作状態での縦断面図である。
符号の説明
1…供給装置、
2…バンド状材料、
3…上供給ロッカー、
4…下供給ロッカー、
5…中間リフト手段、
6…クランプ板、
7…高リフト手段、
8,15…ピストン、
9…スキッド、
10…ロック手段、
11…ガイド、
12…ロッカー、
13…ピボット軸受、
14…長穴、
16…固定供給テーブル、
17…スプリング、
18…ボルト、
19…連結ロッド、
20…偏芯シャフト、
21,24…ダブルレバー、
22…連結具、
23…ピボット軸受、
25,26…連結具、
27…補助スプリング、
28,29…油圧シリンダー。

Claims (26)

  1. ストリップ状半完成材料(2)を間欠的にプレス機へと供給するための装置(1)であって、
    2つの互いに対向する供給部材(3,4)であって、供給操作に際してストリップ状材料を供給部材(3,4)間でクランプする状態で供給する供給部材(3,4)と、
    2つの供給部材(3,4)のうちの第一の供給部材(3)と結合される第一の駆動手段(29)を有する高リフト手段(7)であって、この高リフト手段(7)により、非供給操作に際して、第一の供給部材(3)が、第二の供給部材(4)の近傍に位置付けられる位置から、該位置から更に離れて位置付けられる高リフト位置へと移動でき、それにより、ストリップ状材料(2)を2つの供給部材(3,4)間の領域に導入することができる、高リフト手段(7)と、
    高リフト手段(7)と結合された第一の供給部材(3)と結合されて、この第一の供給部材(3)を高リフト位置と第二の他方の供給部材(4)の近傍に位置付けられる位置との間で往復動させることにより第一の位置と第二の位置との間で往復動できるようになっている位置取り部材(9)と、位置取り部材(9)を第一の位置と第二の位置との間の所望の位置にロックできるロック手段(10)と、を有するストリップ厚調節手段と、
    を備え、
    第一の駆動手段(29)の作動によって作り出される力を専ら高リフト位置へと向かう方向に方向付けられる力として高リフト手段(7)と結合される第一の供給部材(3)へ伝えることができるようになっている装置(1)において、
    処理されるべきストリップ状材料(2)の厚さに合わせて装置(1)を調節するための、高リフト位置から、第一の供給部材(3)が供給部材(3,4)間に配置されるストリップ状材料(2)上に位置するストリップ厚位置への第一の供給部材(3)の復帰動作、すなわち、第一の供給部材(3)のこのストリップ厚位置に対応する位置における位置取り部材(9)の位置取りは、専ら、第一の駆動手段(29)の駆動力に依存しない復元力によってもたらすことができ、位置取り部材(9)は、ガイド(11)に沿って案内されるとともに、クランプ面との摩擦接続によってこのガイド(11)内にロックされ得ることを特徴とする装置(1)。
  2. 前記復元力が専ら重力および/またはバネ力であるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置(1)。
  3. 位置取り部材(9)が高リフト手段(7)の一部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置(1)。
  4. 位置取り部材(9)は、それが第一の位置と第二の位置との間で移動する際に、直進動作または湾曲軌道に沿う動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の装置(1)。
  5. ストリップ形状の半完成材料を間欠的にプレス機へと供給するための請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の装置(1)であって、2つの供給部材(3,4)のうちの第一の供給部材(3)と結合される第2の駆動手段を有する中間リフト手段(5)を有し、この中間リフト手段(5)により、2つの連続する供給間隔の間で、その都度、第二の供給部材(4)の近傍に位置付けられるクランプ位置から第二の供給部材(4)から更に離れて位置付けられる中間リフト位置へとこの第一の供給部材(3)を移動させてストリップ状材料(2)を一時的に解放することにより、ストリップ状材料(2)のクランプを中断することができることを特徴とする装置。
  6. 中間リフト手段(5)が供給操作中に中間リフトの開始に対応する状態にあるときに、位置取り部材(9)のロックが行われるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の装置(1)。
  7. 高リフト手段と結合される第一の供給部材(3)が、中間リフト手段(5)と結合される第一の供給部材(3)であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の装置(1)。
  8. 供給部材(3,4)が供給ローラ(3,4)または供給ローラセグメントであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の装置(1)。
  9. 供給部材(3,4)が供給ローラ(3,4)または供給ローラセグメントであり、中間リフト手段(5)と結合される駆動ローラ(3)または駆動ローラセグメントがロッカー(12)に取り付けられ、該ロッカーは、その2つの端部のうちの一方の部位がピボット軸受(13)に回動可能に取り付けられるとともに、その他端の部位が中間リフト手段(5)の第二の駆動手段と結合され、これらの駆動手段により、ピボット軸受(13)を中心にロッカーを往復回動させることができることを特徴とする請求項5に記載の装置(1)。
  10. ピボット軸受(13)は、第一の駆動手段(29)によって装置に固定される系に対してピボット軸受(13)の位置を変えることができるように高リフト手段(7)と結合されることを特徴とする請求項9に記載の装置(1)。
  11. ピボット軸受(13)が位置取り部材(9)によって形成されることを特徴とする請求項10に記載の装置(1)。
  12. 中間リフト手段(5)は、高リフト手段(7)と同じロッカー(12)の端部に作用するとともに、前記高リフト手段と共通に少なくとも1つの構成要素を有し、該構成要素の位置は、第一の駆動手段(29)によって装置に固定される系に対して変えられることを特徴とする請求項9に記載の装置(1)。
  13. 共通の構成要素(9)が位置取り部材(9)によって形成されることを特徴とする請求項12に記載の装置(1)。
  14. ロッカー(12)のピボット軸受(13)は、装置に固定される系に対して固定された位置を有することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の装置(1)。
  15. 第一の駆動手段(29)が一方向に作用する油圧または空気圧シリンダ(29)によって形成されることを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の装置(1)。
  16. 位置取り部材(9)がシリンダ(29)のピストンロッドの延在部であることを特徴とする請求項15に記載の装置(1)。
  17. ロック手段(10)は、ロックを作動させるために一方向に作用する油圧または空気圧シリンダ(28)を有し、特に、ロックは、シリンダ(28)により生み出される圧縮力を伴うクランプによって行うことができることを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の装置(1)。
  18. 第一の駆動手段(29)、位置取り部材(9)、および、ロック手段(10)が一体のユニットであることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれか1項に記載の装置(1)。
  19. 制御手段を有し、該制御手段によって、高リフト手段(7)と結合される第一の供給部材(3)を、復元力の作用下で、高リフト位置から、2つの供給部材(3,4)間に配置されるストリップ状材料(2)上に第一の供給部材(3)が位置して第二の供給部材(4)に隣接するストリップ厚位置へと自動的に至らせることにより、自動ストリップ厚調節を実施することができ、ストリップ厚位置では、位置取り部材(9)がストリップ厚に対応する位置をとり、そのときまでに、この位置で位置取り部材(9)をロック手段(10)により自動的にロックすることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれか1項に記載の装置(1)。
  20. 制御手段を有し、該制御手段によって、高リフト手段(7)と結合される第一の供給部材(3)を、復元力の作用下で、高リフト位置から、2つの供給部材(3,4)間に配置されるストリップ状材料(2)上に第一の供給部材(3)が位置して第二の供給部材(4)に隣接するストリップ厚位置へと自動的に至らせることにより、自動ストリップ厚調節を実施することができ、ストリップ厚位置では、位置取り部材(9)がストリップ厚に対応する位置をとり、そのときまでに、この位置で位置取り部材(9)をロック手段(10)により自動的にロックするものであり、位置取り部材(9)のロックに先だって、中間リフト手段(5)が自動的に特定の状態に至らされることを特徴とする請求項5に記載の装置(1)。
  21. 中間リフト手段(5)は、ストリップ厚調節のため、制御手段により、供給操作中に中間リフトの開始に対応する状態へと自動的に至らされることを特徴とする請求項20に記載の装置(1)。
  22. ストリップ状材料(2)を供給するための請求項5〜7、9〜14、および20〜21のいずれか1項に記載の供給装置(1)のストリップ厚を調節するための方法であって、供給操作では、2つの互いに対向する供給部材(3,4)によってストリップ状材料(2)を前記供給部材間でクランプした状態で供給装置(1)に供給することができ、非供給操作では、ストリップ状材料を2つの供給装置(3,4)間の領域に導入できるように、第一の駆動手段(29)を有する高リフト手段(7)により、供給部材のうちの第一の供給部材(3)を第二の供給部材(4)から離れる方向で高リフト位置へと移動させることができる方法において、
    a)第一の駆動手段(29)の作動を伴う高リフト手段(7)によって第一の供給部材(3)を高リフト位置へと移動させるステップと、
    b)2つの供給部材(3,4)間の領域にストリップ状材料(2)を導入するステップと、
    c)高リフト手段(7)の作用を中断すると同時に、高リフト移動に抗する移動方向での第一の駆動手段(29)から第一の供給部材(3)への駆動力の伝達を排除するステップと、
    d)第一の駆動手段(29)の駆動力に依存しない復元力により、第一の供給部材(3)を、高リフト移動に抗する方向で、高リフト位置から、2つの供給部材(3,4)間に配置されて第二の供給部材(4)上に位置するストリップ状材料(2)上に第一の供給部材(3)が位置するストリップ厚位置へと移動させるステップであって、第一の供給部材(3)と動作的に接続される位置取り部材(9)がストリップ厚に対応する位置に位置決めされるステップと、
    e)第一の供給部材(3)と動作的に接続される位置取り部材(9)をロック手段(10)により対応する位置でロックすることによって、第一の供給部材(3)をストリップ厚位置に固定するステップであって、位置取り部材(9)が、ガイド(11)に沿って直進態様であるいは円弧状に案内されるとともに、クランプによってこのガイド(11)内でロックされるステップと、
    を特徴とする方法。
  23. 第一の供給部材(3)を高リフト位置からストリップ厚位置へと移動させるために、バネ力および/または重力が専ら使用されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 使用される装置(1)は、供給間隔の間でその都度、2つの供給部材のうちの第一の供給部材(3)を、中間リフト手段(5)により、第二の供給部材(4)の近傍に位置付けられるクランプ位置から、第二の供給部材(4)から更に離れて位置付けられる中間リフト位置へと移動させることにより、ストリップ状材料(2)のクランプを中断して、前記材料を一時的に解放することができるように、ストリップ状材料(2)を間欠的に供給するべく構成され、位置取り部材(9)のロックに先だって、中間リフト手段(5)が特定の状態に至らされることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の方法。
  25. 位置取り部材(9)のロックに先だって、中間リフト手段(9)は、供給操作において中間リフトの開始に対応する状態に至らされることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 電子制御システムによって少なくとも方法ステップc)〜e)が自動的に行われることを特徴とする請求項22〜請求項25のいずれか1項に記載の方法。








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