JP5244653B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサに蓄積される電荷を放電する放電制御装置及びそれを備えた電力変換装置に関する。
電気自動車のインバータ装置には、多くの場合、主回路直流電圧の平滑用コンデンサが設けられている。インバータ装置の電源を切った後に残存する該コンデンサに蓄えられた電荷を放電する方法として、コンデンサ両端に放電抵抗を接続する方法が取られているが、放電抵抗への常時通電による抵抗器の発熱,インバータ効率の低下を招くことから、放電抵抗と直列にスイッチング素子などを接続し、放電が必要な場合にのみ出力される放電信号によりスイッチング素子を導通させて放電を開始する方法が取られている。また、放電信号を出力するか否かの判定については、特許文献1では微分回路によりコンデンサ両端電圧の変化を検知する方法が用いられている。
しかしながら、インバータ装置における放電制御の更なる信頼性向上が求められている。
特開2006−42459号公報
本発明が解決しようとする課題は、放電制御装置及びそれを用いた電力変換装置における放電制御の信頼性を向上させることである。
本発明に係る電力変換装置は、電圧検出回路部が検出した電圧値、及び他の制御装置から出力されるコンタクタの開閉信号に基づいて、放電用スイッチング素子のスイッチングを制御するための制御信号を出力するマイクロコンピュータを備えた第1放電制御回路と、前記制御信号に基づいて、前記放電抵抗用スイッチング素子を遮断するための遮断信号を生成し、かつ当該遮断信号を出力する信号出力回路を備えた第2放電制御回路とを備える。
これにより、コンタクタや第1放電制御回路などの故障時であっても、第2放電制御回路によって、コンデンサの放電を停止することができ、電力変換装置における放電制御の信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る電力変換装置の第1放電制御回路は、電圧検出回路部が検出した電圧値、及び他の制御装置から出力される放電を開始するための放電信号に基づいて放電用スイッチング素子のスイッチングを制御するための制御信号を出力するようにしてもよい。
また、本発明に係る電力変換装置は、電圧検出回路部が検出した電圧値、及び他の制御装置から出力される放電を開始するための放電信号に基づいて、放電用スイッチング素子のスイッチングを制御するための制御信号を出力するマイクロコンピュータを備えた第1放電制御回路と、前記制御信号に基づいて、前記放電抵抗用スイッチング素子を所定期間導通するための導通信号及び前記所定期間導通した後に当該放電抵抗用スイッチング素子を遮断するための遮断信号を出力する信号出力回路を備えた第2放電制御回路と、を備える。
これにより、コンタクタや第1放電制御回路などの故障時であっても、第2放電制御回路によって、コンデンサの放電を停止することができ、電力変換装置における放電制御の信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る放電制御装置は、インバータ回路部に入力される電流又は電圧を平滑化するためのコンデンサと電気的に接続される放電抵抗と、当該放電抵抗と直列に接続されるスイッチング回路から構成される放電回路部と、前記コンデンサに溜まった電荷を前記放電回路部に放電するか否かを制御するための第1パルスを出力するマイクロコンピュータと、前記第1パルスの立ち上がり又は立ち下がり若しくは双方に基づいて、所定パルス幅の第2パルスを生成するパルス生成回路部と、を備え、前記第2パルスの出力に基づいて、前記コンデンサに溜まった電荷を前記放電抵抗に放電することを停止するように前記スイッチング回路が制御される。
これにより、マイクロコンピュータなどの故障時であっても、パルス生成回路部によって、コンデンサの放電を停止することができ、放電制御の信頼性を向上させることができる。
本発明の効果は、放電制御装置及びそれを用いた電力変換装置における放電制御の信頼性を向上させることができる。
本実施形態に係る電力変換装置をハイブリッド自動車に適用した場合の制御ブロック図である。 本実施形態に係る電力変換装置の電気回路構成図である。 本実施形態に係る電力変換装置の放電制御回路のブロック図である。 本実施形態の第1の実施例を示す回路図である。 本実施形態の第2の実施例を示す回路図である。 本実施形態の第2放電制御回路を持たない従来構成を示す回路図である。 本実施形態における正常放電時の各信号を示すタイミングチャートである。 本実施形態におけるコンタクタ異常時の各信号を示すタイミングチャートである。 本実施形態における第1放電制御回路異常時の各信号を示すタイミングチャートである。 本実施形態における放電動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る電力変換装置について、図面を参照しながら以下詳細に説明する。本発明の実施形態に係る電力変換装置は、ハイブリッド用の自動車や純粋な電気自動車に適用可能であるが、代表例として、本発明の実施形態に係る電力変換装置をハイブリッド自動車に適用した場合の制御構成と電力変換装置の回路構成について、図1と図2を用いて説明する。図1はハイブリッド自動車の制御ブロックを示す図である。
本発明の実施形態に係る電力変換装置では、自動車に搭載される車載電機システムの車載用電力変換装置、特に、車両駆動用電機システムに用いられ、搭載環境や動作的環境などが大変厳しい車両駆動用インバータ装置を例に挙げて説明する。車両駆動用インバータ装置は、車両駆動用電動機の駆動を制御する制御装置として車両駆動用電機システムに備えられ、車載電源を構成する車載バッテリ或いは車載発電装置から供給された直流電力を所定の交流電力に変換し、得られた交流電力を車両駆動用電動機に供給して車両駆動用電動機の駆動を制御する。また、車両駆動用電動機は発電機としての機能も有しているので、車両駆動用インバータ装置は運転モードに応じ、車両駆動用電動機の発生する交流電力を直流電力に変換する機能も有している。変換された直流電力は車載バッテリに供給される。
なお、本実施形態の構成は、自動車やトラックなどの車両駆動用電力変換装置として最適である。
図1において、ハイブリッド電気自動車(以下、「HEV」と記述する)110は1つの電動車両であり、2つの車両駆動用システムを備えている。その1つは、内燃機関であるエンジン120を動力源としたエンジンシステムである。エンジンシステムは、主としてHEVの駆動源として用いられる。もう1つは、モータジェネレータ192,194を動力源とした車載電機システムである。車載電機システムは、主としてHEVの駆動源及びHEVの電力発生源として用いられる。モータジェネレータ192,194は例えば同期機あるいは誘導機であり、運転方法によりモータとしても発電機としても動作するので、ここではモータジェネレータと記すこととする。
車体のフロント部には前輪車軸114が回転可能に軸支されている。前輪車軸114の両端には1対の前輪112が設けられている。車体のリア部には後輪車軸(図示省略)が回転可能に軸支されている。後輪車軸の両端には1対の後輪が設けられている。本実施形態のHEVでは、動力によって駆動される主輪を前輪112とし、連れ回される従輪を後輪とする、いわゆる前輪駆動方式を採用しているが、この逆、すなわち後輪駆動方式を採用しても構わない。
前輪車軸114の中央部には前輪側デファレンシャルギア(以下、「前輪側DEF」と記述する)116が設けられている。前輪車軸114は前輪側DEF116の出力側に機械的に接続されている。前輪側DEF116の入力側には変速機118の出力軸が機械的に接続されている。前輪側DEF116は、変速機118によって変速されて伝達された回転駆動力を左右の前輪車軸114に分配する差動式動力分配機構である。変速機118の入力側にはモータジェネレータ192の出力側が機械的に接続されている。モータジェネレータ192の入力側には動力分配機構122を介してエンジン120の出力側及びモータジェネレータ194の出力側が機械的に接続されている。尚、モータジェネレータ192,194及び動力分配機構122は、変速機118の筐体の内部に収納されている。
モータジェネレータ192,194は、回転子に永久磁石を備えた同期機であり、固定子の電機子巻線に供給される交流電力がインバータ装置140,142によって制御されることによりモータジェネレータ192,194の駆動が制御される。インバータ装置140,142にはバッテリ136が電気的に接続されており、バッテリ136とインバータ装置140,142との相互において電力の授受が可能である。
本実施形態では、モータジェネレータ192及びインバータ装置140からなる第1電動発電ユニットと、モータジェネレータ194及びインバータ装置142からなる第2電動発電ユニットとの2つを備え、運転状態に応じてそれらを使い分けている。すなわち、エンジン120からの動力によって車両を駆動している場合において、車両の駆動トルクをアシストする場合には第2電動発電ユニットを発電ユニットとしてエンジン120の動力によって作動させて発電させ、その発電によって得られた電力によって第1電動発電ユニットを電動ユニットとして作動させる。また、同様の場合において、車両の車速をアシストする場合には第1電動発電ユニットを発電ユニットとしてエンジン120の動力によって作動させて発電させ、その発電によって得られた電力によって第2電動発電ユニットを電動ユニットとして作動させる。
また、本実施形態では、バッテリ136の電力によって第1電動発電ユニットを電動ユニットとして作動させることにより、モータジェネレータ192の動力のみによって車両の駆動ができる。さらに、本実施形態では、第1電動発電ユニット又は第2電動発電ユニットを発電ユニットとしてエンジン120の動力或いは車輪からの動力によって作動させて発電させることにより、バッテリ136の充電ができる。
バッテリ136はさらに補機用のモータ195を駆動するための電源としても使用される。補機としては例えばエアコンディショナーのコンプレッサを駆動するモータ、あるいは制御用の油圧ポンプを駆動するモータであり、バッテリ136からインバータ装置43に直流電力が供給され、インバータ装置43で交流の電力に変換されてモータ195に供給される。前記インバータ装置43はインバータ装置140や142と同様の機能を持ち、モータ195に供給する交流の位相や周波数,電力を制御する。例えばモータ195の回転子の回転に対し進み位相の交流電力を供給することにより、モータ195はトルクを発生する。一方、遅れ位相の交流電力を発生することで、モータ195は発電機として作用し、モータ195は回生制動状態の運転となる。このようなインバータ装置43の制御機能はインバータ装置140や142の制御機能と同様である。モータ195の容量がモータジェネレータ192や194の容量より小さいので、インバータ装置43の最大変換電力がインバータ装置140や142より小さいが、インバータ装置43の回路構成は基本的にインバータ装置140や142の回路構成と同じである。
インバータ装置140や142およびインバータ装置43さらにコンデンサモジュール500は電気的に密接な関係にある。さらに発熱に対する対策が必要な点が共通している。また装置の体積をできるだけ小さく作ることが望まれている。これらの点から以下で詳述する電力変換装置は、インバータ装置140や142およびインバータ装置43さらにコンデンサモジュール500を電力変換装置の筐体内に内蔵している。この構成により、小型で信頼性の高い装置が実現できる。
またインバータ装置140や142およびインバータ装置43さらにコンデンサモジュール500を一つの筐体に内蔵することで、配線の簡素化やノイズ対策で効果がある。またコンデンサモジュール500とインバータ装置140や142およびインバータ装置43との接続回路のインダクタンスを低減でき、スパイク電圧を低減できると共に、発熱の低減や放熱効率の向上を図ることができる。
次に、図2を用いてインバータ装置140や142あるいはインバータ装置43の電気回路構成を説明する。尚、図1,図2に示す実施形態では、インバータ装置140や142あるいはインバータ装置43をそれぞれ個別に構成する場合を例に挙げて説明する。インバータ装置140や142あるいはインバータ装置43は同様の構成で同様の作用を為し、同様の機能を有しているので、ここでは、代表例としてインバータ装置140の説明を行う。
本実施形態に係る電力変換装置200は、インバータ装置140とコンデンサモジュール500とを備え、インバータ装置140はインバータ回路144と制御部170とを有している。また、インバータ回路144は、上アームとして動作するIGBT328(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)及びダイオード156と、下アームとして動作するIGBT330及びダイオード166と、からなる上下アーム直列回路150を複数有し(図2の例では3つの上下アーム直列回路150,150,150)、それぞれの上下アーム直列回路150の中点部分(中間電極169)から交流端子159を通してモータジェネレータ192への交流電力線(交流バスバー)186と接続する構成である。また、制御部170はインバータ回路144を駆動制御するドライバ回路174と、ドライバ回路174へ信号線176を介して制御信号を供給する制御回路172と、を有している。
上アームと下アームのIGBT328や330は、スイッチング用パワー半導体素子であり、制御部170から出力された駆動信号を受けて動作し、バッテリ136から供給された直流電力を三相交流電力に変換する。この変換された電力はモータジェネレータ192の電機子巻線に供給される。
インバータ回路144は3相ブリッジ回路により構成されており、3相分の上下アーム直列回路150,150,150がそれぞれ、バッテリ136の正極側と負極側に電気的に接続されている直流正極端子314と直流負極端子316の間に電気的に並列に接続されている。
本実施形態では、スイッチング用パワー半導体素子としてIGBT328や330を用いることを例示している。IGBT328や330は、コレクタ電極153,163,エミッタ電極(信号用エミッタ電極端子155,165),ゲート電極(ゲート電極端子154,164)を備えている。IGBT328,330のコレクタ電極153,163とエミッタ電極との間にはダイオード156,166が図示するように電気的に接続されている。ダイオード156,166は、カソード電極及びアノード電極の2つの電極を備えており、IGBT328,330のエミッタ電極からコレクタ電極に向かう方向が順方向となるように、カソード電極がIGBT328,330のコレクタ電極に、アノード電極がIGBT328,330のエミッタ電極にそれぞれ電気的に接続されている。スイッチング用パワー半導体素子としてはMOSFET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ)を用いてもよい、この場合はダイオード156やダイオード166は不要となる。
上下アーム直列回路150は、モータジェネレータ192の電機子巻線の各相巻線に対応して3相分設けられている。3つの上下アーム直列回路150,150,150はそれぞれ、IGBT328のエミッタ電極とIGBT330のコレクタ電極163を接続する中間電極169,交流端子159を介してモータジェネレータ192へのU相,V相,W相を形成している。上下アーム直列回路同士は電気的に並列接続されている。上アームのIGBT328のコレクタ電極153は正極端子(P端子)157を介してコンデンサモジュール500の正極側コンデンサ電極に、下アームのIGBT330のエミッタ電極は負極端子(N端子)158を介してコンデンサモジュール500の負極側コンデンサ電極にそれぞれ電気的に接続(直流バスバーで接続)されている。各アームの中点部分(上アームのIGBT328のエミッタ電極と下アームのIGBT330のコレクタ電極との接続部分)にあたる中間電極169は、モータジェネレータ192の電機子巻線の対応する相巻線に交流コネクタ188を介して電気的に接続されている。
コンデンサモジュール500は、IGBT328,330のスイッチング動作によって生じる直流電圧の変動を抑制する平滑回路を構成するためのものである。コンデンサモジュール500の正極側コンデンサ電極にはバッテリ136の正極側が、コンデンサモジュール500の負極側コンデンサ電極にはバッテリ136の負極側がそれぞれ直流コネクタ138を介して電気的に接続されている。これにより、コンデンサモジュール500は、上アームIGBT328のコレクタ電極153とバッテリ136の正極側との間と、下アームIGBT330のエミッタ電極とバッテリ136の負極側との間で接続され、バッテリ136と上下アーム直列回路150に対して電気的に並列接続される。
制御部170はIGBT328,330を作動させるためのものであり、他の制御装置やセンサなどからの入力情報に基づいて、IGBT328,330のスイッチングタイミングを制御するためのタイミング信号を生成する制御回路172と、制御回路172から出力されたタイミング信号に基づいて、IGBT328,330をスイッチング動作させるためのドライブ信号を生成するドライバ回路174とを備えている。
制御回路172は、IGBT328,330のスイッチングタイミングを演算処理するためのマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と記述する)を備えている。マイコンには入力情報として、モータジェネレータ192に対して要求される目標トルク値,上下アーム直列回路150からモータジェネレータ192の電機子巻線に供給される電流値、及びモータジェネレータ192の回転子の磁極位置が入力されている。目標トルク値は、不図示の上位の制御装置から出力された指令信号に基づくものである。電流値は、電流センサ180から出力された検出信号182に基づいて検出されたものである。磁極位置は、モータジェネレータ192に設けられた回転磁極センサ(不図示)から出力された検出信号に基づいて検出されたものである。本実施形態では3相の電流値を検出する場合を例に挙げて説明するが、2相分の電流値を検出するようにしても構わない。
制御回路172内のマイコンは、目標トルク値に基づいてモータジェネレータ192のd,q軸の電流指令値を演算し、この演算されたd,q軸の電流指令値と、検出されたd,q軸の電流値との差分に基づいてd,q軸の電圧指令値を演算し、この演算されたd,q軸の電圧指令値を、検出された磁極位置に基づいてU相,V相,W相の電圧指令値に変換する。そして、マイコンは、U相,V相,W相の電圧指令値に基づく基本波(正弦波)と搬送波(三角波)との比較に基づいてパルス状の変調波を生成し、この生成された変調波をPWM(パルス幅変調)信号としてドライバ回路174に出力する。
ドライバ回路174は、下アームを駆動する場合、PWM信号を増幅し、これをドライブ信号として、対応する下アームのIGBT330のゲート電極に、上アームを駆動する場合、PWM信号の基準電位のレベルを上アームの基準電位のレベルにシフトしてからPWM信号を増幅し、これをドライブ信号として、対応する上アームのIGBT328のゲート電極にそれぞれ出力する。これにより、各IGBT328,330は、入力されたドライブ信号に基づいてスイッチング動作する。
また、制御部170は、異常検知(過電流,過電圧,過温度など)を行い、上下アーム直列回路150を保護している。このため、制御部170にはセンシング情報が入力されている。例えば各アームの信号用エミッタ電極端子155,165からは各IGBT328,330のエミッタ電極に流れる電流の情報が、対応する駆動部(IC)に入力されている。これにより、各駆動部(IC)は過電流検知を行い、過電流が検知された場合には対応するIGBT328,330のスイッチング動作を停止させ、対応するIGBT328,330を過電流から保護する。上下アーム直列回路150に設けられた温度センサ(不図示)からは上下アーム直列回路150の温度の情報がマイコンに入力されている。また、マイコンには上下アーム直列回路150の直流正極側の電圧の情報が入力されている。マイコンは、それらの情報に基づいて過温度検知及び過電圧検知を行い、過温度或いは過電圧が検知された場合には全てのIGBT328,330のスイッチング動作を停止させ、上下アーム直列回路150(引いては、この回路150を含む半導体モジュール)を過温度或いは過電圧から保護する。
インバータ回路144の上下アームのIGBT328,330の導通および遮断動作が一定の順で切り替わり、この切り替わり時のモータジェネレータ192の固定子巻線の電流は、ダイオード156,166によって作られる回路を流れる。
上下アーム直列回路150は、図示するように、Positive端子(P端子,正極端子)157,Negative端子(N端子,負極端子)158,上下アームの中間電極169からの交流端子159,上アームの信号用端子(信号用エミッタ電極端子)155,上アームのゲート電極端子154,下アームの信号用端子(信号用エミッタ電極端子)165,下アームのゲート端子電極164、を備えている。また、電力変換装置200は、入力側に直流コネクタ138を有し、出力側に交流コネクタ188を有して、それぞれのコネクタ138と188を通してバッテリ136とモータジェネレータ192にそれぞれ接続される。また、モータジェネレータへ出力する3相交流の各相の出力を発生する回路として、各相に2つの上下アーム直列回路を並列接続する回路構成の電力変換装置であってもよい。
以上のように構成される電力変換装置における放電制御回路に関して説明する。
図3は、本実施形態の放電回路の構成を示すブロック図である。なお、図3では、図1,図2で示した構成要素と同一である要素には、同一の符号が付されている。バッテリ136は、インバータ回路内部に設けられた電圧平滑用のコンデンサモジュール500と並列に接続されており、バッテリ136およびコンデンサモジュール500の間に直列に設けられたコンタクタ451を介することでインバータ回路へ電圧を供給する。コンタクタ451の開閉は、エンジンコントローラ又はバッテリコントローラなどの上位コントローラ454により制御されており、例えばHEVではエンジン始動・停止動作と連携した上位コントローラ454からのコンタクタ開閉信号により動作する。
第1放電制御回路470は、マイクロコンピュータ(以下マイコンという)を備えた回路であり、電圧検出回路460からコンデンサモジュール500の両端電圧値と上位コントローラ454からの放電可否信号(Active discharge signal)を検出しており、これらの信号に基づき第1放電信号(A_DCHG)を生成する。
また、電圧検出回路460は、直列に接続された複数の抵抗器などにより構成されており、コンデンサモジュール500の両端電圧を分圧し、その分圧電圧を第1放電制御回路470へ出力している。第1放電制御回路470から出力された第1放電信号(A_DCHG)は、フォトカプラなどの絶縁伝達素子453を介して、第2放電制御回路480へ入力される。
第2放電制御回路480は、マイコンや1ショット回路などを備えた回路であり、第1放電信号(A_DCHG)に基づき第2放電信号(DCHG_FET)を生成する。このように、第1放電制御回路470から出力される第1放電信号(A_DCHG)は、第2放電制御回路を介して第2放電信号(DCHG_FET)として再生成されることで、ノイズの影響を受け難い放電信号として扱うことができる。ここで、第2放電信号(DCHG_FET)は、放電抵抗450と直列に接続された放電用スイッチング素子452の導通を制御する信号である。本信号を基に放電用スイッチング素子452が導通することで、コンデンサモジュール500と放電抵抗450が電気的に接続されて、コンデンサモジュール500に充電された電荷は、並列に接続される放電抵抗450により熱エネルギーへ変換されることにより放電される。
また、放電用スイッチング素子452のドレイン,ソース間(トランジスタの場合はコレクタ,エミッタ間)には、放電用スイッチング素子電圧検出回路490を設けており、放電用スイッチング素子452の両端電圧を検出している。放電用スイッチング素子452の両端電圧は、絶縁伝達素子453を介して第1放電制御回路470に出力されている。第1放電制御回路470では、回路内に備え付けられたマイコンによりこの電圧値を検出しており、放電用スイッチング素子452が正常に動作しているか否か、また、放電が確実に実施されているか否かを判定する。
LED458は、コンデンサモジュール500に電荷が充電されているか否かを報知するものである。コンデンサモジュール500と並列に接続されたLED458は、コンデンサモジュール500に電荷が充電されている場合には点灯し、メンテナンス作業者に対して感電の危険性があることを報知する。一方で、コンデンサモジュール500の放電が完了している場合には、LED458は消灯しているため、本LED点灯状態を確認することにより、コンデンサモジュール500の充放電状況を確認できる手段を備える。
なお、LED458は、メンテナンス作業者が電力変換装置200に触れる際の感電を防ぐことを目的としたものであり、メンテナンス作業時にはLED458の点灯状態を目視できる場所に設ける必要がある。従って、LED458は、電力変換装置200の表面に設ける必要があり、特に電力変換装置200で最も感電の危険性がある直流正極端子314と直流負極端子316の近傍或いは直流コネクタ138近傍に設けることが望ましい。
さらに、第1放電制御回路470に備えられたマイコンは、コンデンサモジュール500の両端電圧値及び放電用スイッチング素子452の電圧値から、コンデンサモジュール500に電荷が溜まっているのか、完全に放電されているのか、または放電用スイッチング素子452が導通中であり放電中であるのかなどのコンデンサモジュール500の放電状況を、上位コントローラ454へ出力する。
上位コントローラ454は、第1放電制御回路470から入力されたコンデンサモジュール500の充電状況をCAN通信などによりHEVインパネに表示、或いは電力変換装置やその周辺回路に備えられたLEDの点灯を利用することにより、メンテナンス作業者へコンデンサモジュール500の放電状況を報知する。
図4は、本発明による電力変換装置の第1実施形態の回路構成を示したものである。
図4において、第1放電制御回路470は、第1マイコン455を備えており、電圧検出回路460によるコンデンサモジュール500の両端電圧を検出し、第1放電信号(A_DCHG)を生成する。第1放電信号(A_DCHG)は、フォトカプラなどの絶縁伝達素子453を介して第2放電制御回路480に備えられた第2マイコン456へ入力される。
第2マイコン456は、第1放電信号(A_DCHG)の立ち上がり或いは立ち下がりエッジに基づき、第2放電信号(DCHG_FET)を生成する。なお、このような放電信号生成方法は、例えばコンタクタ溶着時に第1マイコン455の故障或いは誤動作した場合、第1放電信号(A_DCHG)がHまたはLに張り付いた状況でも、第2マイコン456からは第1放電信号(A_DCHG)の立ち上がりまたは立ち下がりエッジにより第2放電信号(DCHG_FET)を出力しているため、放電抵抗450への放電を停止し、放電抵抗450の焼損を防ぐことができる。
第2放電信号(DCHG_FET)に基づいて放電用スイッチング素子452は導通し、直列に接続される放電抵抗450により、コンデンサモジュール500に充電された電荷は放電される。
放電用スイッチング素子電圧検出回路490は、トランジスタT1,ダイオードD1,抵抗R4,R5,R6から構成されている。放電実行時には、放電用スイッチング素子452がオンとなり、放電用水スイッチング素子両端電圧を検知してトランジスタT1がオンになるため、トランジスタT1と直列に接続される絶縁伝達素子453もオンになり、第1マイコン455にはLの信号が入力される。
一方で、放電が実施されていない場合には、放電用スイッチング素子452はオフのため、トランジスタT1および絶縁伝達素子453もオフとなる。従って、第1マイコン455には第1放電制御回路470の電源電圧を抵抗R2によりプルアップしたHの信号が入力される。この信号のH或いはLの信号に基づき放電が正常に実施されているか否かを判定できる。
さらに、第1マイコン455は、第1マイコン455から出力している第1放電信号と、放電用スイッチング素子電圧検出回路490からの信号とを比較することにより放電用スイッチング素子452の故障検知に利用することもできる。
さらに、第2マイコン456も、第1マイコン455と同様に電圧検出回路460からの検出電圧と、放電用スイッチング素子電圧検出回路490からの検出電圧とを検出するための検出機能を備える。これにより、第2マイコン456のみで独立した第2放電信号(DCHG_FET)を生成して放電を実施することができる。ただし、その際には、第2マイコン456と上位コントローラ454間での放電可否信号(Active discharge signal)の授受には絶縁伝達素子453を用いて、強電電位の第2放電制御回路480と弱電電位の上位コントローラ454の回路とを絶縁した回路構成にする必要がある。
図5は、本発明に係る電力変換装置の第2実施形態の回路構成を示したものである。図4に示した第1の実施形態において、第2マイコン456の代わりに、1ショットIC457を用いた場合の回路であり、基本的な回路動作は第1の実施形態で説明した通りである。第1実施形態との違いを下記説明する。
第1マイコン455から出力される第1放電信号(A_DCHG)は、絶縁増幅回路、例えば、絶縁伝達素子453を介して、1ショットIC457へ入力される。1ショットIC457では、入力信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに基づき所定のパルス幅を有する第2放電信号(DCHG_FET)が生成される。なお、このような放電信号生成方法は、例えばコンタクタ溶着時に第1マイコン455の故障或いは誤動作した場合、第1放電信号(A_DCHG)がHまたはLに張り付いた状況でも、1ショットIC457からは第1放電信号(A_DCHG)の立ち上がりまたは立ち下がりエッジにより第2放電信号(DCHG_FET)を出力しているため、放電抵抗450への放電を停止し、放電抵抗450の焼損を防ぐことができる。この場合の第2放電制御回路480は、第1マイコン455の故障時或いは誤動作時における放電抵抗の焼損を防ぐ機能は保有したまま、マイコンを利用しない分だけ安価で単純な回路構成をとることができる。
図6は、本実施形態の回路構成を備えていない従来の放電回路構成を示したものである。図4或いは図5に示した実施例との差異は後に説明する。
図7(a)は、本実施形態における正常放電時の各信号を示すタイミングチャートである。コンデンサモジュール500に充電された電荷の正常放電は、コンタクタ451がOPENとなり、並列に設けられたバッテリ136とは切断された状態で実行される。
第1放電制御回路470は、上位コントローラ454から放電可否信号(Active discharge signal)のONを受け、ある一定期間のチェックパルスを第1放電信号(A_DCHG)として出力する。また、その時点(A)でのコンデンサモジュール500の両端電圧を電圧検出回路460より検出し、当該両端電圧値を記憶する。第1放電制御回路470から出力された第1放電信号(A_DCHG)のチェックパルスは、絶縁伝達素子453を介して第2放電制御回路480に入力される。
第2放電制御回路480は、入力された第1放電信号(A_DCHG)に基づき第2マイコン456或いは1ショットIC457により第2放電信号(DCHG_FET)を生成する。コンデンサモジュール500に充電された電荷は、第2放電制御回路480から出力された第2放電信号(DCHG_FET)に基づき、放電用スイッチング素子452が導通され、放電用スイッチング素子452と直列に接続される放電抵抗450により放電される。ある一定期間のチェックパルス期間のみ放電(予備放電)を実施した後、チェックパルス出力直後(B)でのコンデンサモジュール500の両端電圧を電圧検出回路460より検出する。
第1放電制御回路470に備えられた第1マイコン455では、(A)時点での検出電圧値と(B)時点での検出電圧値との差分を演算処理し、(A)−(B)の差分電圧ΔVが設定された降下電圧値ΔVsh以上(ΔV>ΔVsh)である場合には、コンタクタがOPENであると判定され、主放電が実施される。
図8(a)は、本発明におけるコンタクタ異常時の各信号を示すタイミングチャートである。図7(a)で示した正常放電時と同様に、チェックパルスでの放電が実施される。第1放電制御回路470に備えられた第1マイコン455では、(A)−(B)の差分電圧ΔVと設定された降下電圧値ΔVshの比較がなされるが、コンタクタ451溶着時などは、その比較演算が(ΔV<ΔVsh)となり、コンタクタ451がCLOSE状態であると判定し、主放電は実施されない。従って、コンタクタ451溶着時の放電を防ぐことができる。
なお、図7(b)及び図8(b)に示したタイミングチャートは、第1放電信号(A_DCHG)及び第2放電信号(DCHG_FET)をデューティの短いパルス状に生成した場合の実施例を示したものである。第1放電制御回路470或いは第2放電制御回路480でマイコンを用いることにより、第1放電信号(A_DCHG)及び第2放電信号(DCHG_FET)のパルス幅は、マイコンソフト上の設定により自由に可変することができる。そのため、各放電信号をデューティの短いパルス状で出力することが可能であり、放電信号1パルスあたりの放電電力を小さくすることができる。すなわち、小刻みなパルス状の放電信号により、少しずつ放電を実施することは、放電抵抗450の発熱を抑えることができる。従って、放電時間によらなければ、放電抵抗450の発熱を極力抑えた小刻みな放電を繰り返すことで、定格電力が小さく、且つ体積が小さい放電抵抗450を用いることが可能となり、電力変換装置の小型化が可能になる。
図9(a),(b)は、第1放電制御回路異常時における、本実施形態の回路を備えない従来回路での各信号を示すタイミングチャートと本発明を備えた回路での各信号を示すタイミングチャートとの比較である。例えば、コンタクタ451がCLOSE状態かつ上位コントローラ454からの放電可否信号(Active discharge signal)がOFFである状況にて、第1マイコン455の故障或いは誤動作により、第1放電信号(A_DCHG)がHまたはLに張り付いた場合を示している。
従来回路では、第1放電信号(A_DCHG)が反転され、そのまま第2放電信号(DCHG_FET)となるため、第1放電信号(A_DCHG)が放電実施信号として常時ONとなる場合には、コンタクタCLOSE状態でも放電を実行してしまい、放電抵抗450の焼損を招く危険性があった。
一方、本実施形態に係る電力変換装置の放電回路では、第1放電信号(A_DCHG)のエッジにより第2放電信号(DCHG_FET)を生成しているため、第1マイコン455故障或いは誤動作より、常時ONの第1放電信号(A_DCHG)が出力された場合でも、出力される第2放電信号(DCHG_FET)は短時間の放電パルスであるため、放電抵抗450の焼損を防ぐことが可能である。
さらに、第2マイコン456でも第1マイコン455と同様に電圧検出回路460からの検出電圧と放電用スイッチング素子電圧検出回路490からの検出電圧とを検出機能を備えることにより第2マイコン456のみで独立した第2放電信号(DCHG_FET)を生成して放電を実施することができる。
ただし、前述した通り、その際には第2マイコン456と上位コントローラ454間での放電可否信号(Active discharge signal)の授受には絶縁伝達素子453を用いて、強電電位の第2放電制御回路480と弱電電位の上位コントローラ454の回路とを絶縁した回路構成にする必要がある。
図10は、本実施形態における放電動作を示すフローチャートである。上位コントローラ454は、コンタクタ451の開閉信号および第1放電制御回路470或いは第2放電制御回路480への放電可否信号(Active discharge signal)を制御している。放電実行時には、上位コントローラ454は、コンタクタ451をOPENにした後、放電可否信号(Active discharge signal)を第1放電制御回路470へ出力する。しかし、コンタクタ451がCLOSEの場合には、放電可否信号(Active discharge signal)は出力されずOFFとなり、放電フローはSTARTへ戻る。
第1放電制御回路470は、入力された放電可否信号(Active discharge signal)に基づき自己回路の動作診断を実施し、正常判定であれば電圧検出回路460により電圧チェックAを実施し、(A)時点のコンデンサモジュール500の両端電圧を検出、保持する。一方、異常判定の場合には、上位コントローラ454へ異常判定信号を送信する。
第1放電制御回路470が異常判定とされた時、第2放電制御回路480が第2マイコン456を有する回路構成の場合には、上位コントローラ454からの放電可否信号(Active discharge signal)は、第2放電制御回路480へ出力される。また、第2放電制御回路480が1ショットIC457などによる構成の場合には、上位コントローラ454へ異常判定信号を出力するのみであり、コンタクタ開閉の判定ループを循環する。
第1放電制御回路470が正常判定となり、電圧チェックAを実施した後、第1放電制御回路470は放電チェックパルスを出力し、予備放電を実施する。第1放電制御回路470に備えられた第1マイコン455は、電圧チェックBにより予備放電実施直後の(B)時点でのコンデンサモジュール500の両端電圧を電圧検出回路460により検出する。第1マイコン455は、検出した(A)時点および(B)時点での電圧の差分ΔV((A)−(B))を演算処理し、設定された電圧閾値ΔVsh以上(ΔV>ΔVsh)である場合には主放電を実施する。一方、電圧閾値ΔVsh以下(ΔV>ΔVsh)である場合には、一定時間間隔(Time interval)を置いた後、再度、電圧チェックAから放電フローを実施する。
第1放電制御回路470の異常時に第2放電制御回路480にて放電を実施する場合もまた、第2放電制御回路480での放電フローは前述第1放電制御回路470による放電フローと同様である。上位コントローラ454からの放電可否信号(Active discharge signal)を受けた後、電圧チェックAにてコンデンサモジュール500の両端電圧を検出し、放電チェックパルスによる予備放電を実施する。予備放電後の電圧チェックBを実施し、検出電圧の差分ΔVを演算して電圧閾値ΔVshと比較を行い、主放電を実施する。
本実施形態によれば、コンタクタが閉じている状態での放電制御回路故障または誤放電信号による放電抵抗の焼損を防ぐことができ、信頼性の向上が図れるインバータ制御装置を提供できる。かつ、放電信号の可変により放電時間の調整が可能になる他、放電時間によらなければ、定格の小さい放電抵抗を用いることができるので、小型化インバータ制御装置を提供できる。
43,140,142 インバータ装置
110 電動車両
112 前輪
114 前輪車軸
116 前輪側デファレンシャルギア
118 変速機
120 エンジン
122 動力分配機構
136 バッテリ
138 直流コネクタ
144 インバータ回路
150 上下アーム直列回路
153,163 コレクタ電極
154,164 ゲート電極(ゲート電極端子)
155,165 エミッタ電極(信号用エミッタ電極端子)
156,166 ダイオード
157 正極端子(P端子)
158 負極端子(N端子)
159 交流端子
169 中間電極
170 制御部
172 制御回路
174 ドライバ回路
176 信号線
180 電流センサ
182 検出信号
186 交流電力線(交流バスバー)
188 交流コネクタ
192,194 モータジェネレータ
195 モータ
200 電力変換装置
314 直流正極端子
316 直流負極端子
328,330 IGBT
450 放電抵抗
451 コンタクタ
452 放電用スイッチング素子
453 絶縁伝達素子
454 上位コントローラ
455 第1マイコン
456 第2マイコン
457 1ショットIC
458 LED
460 電圧検出回路
470 第1放電制御回路
480 第2放電制御回路
490 放電用スイッチング素子電圧検出回路
500 コンデンサモジュール

Claims (7)

  1. 直流電源から供給された直流電力を交流電力に変換し、かつ当該直流電力が導通及び遮断するためのコンタクタを介して供給されるインバータ回路部と、
    前記直流電力を平滑化するためのコンデンサと、
    前記コンデンサに貯まった電荷を放電するための放電抵抗と、当該放電抵抗に直列接続される放電抵抗用スイッチング素子とから構成され、かつ前記コンデンサと並列に接続される放電回路部と、
    前記コンデンサの両端電圧を検出するための電圧検出回路部と、
    前記放電抵抗用スイッチング素子の両端電圧を検出するための放電用スイッチング素子電圧検知回路と、
    記電圧検出回路部が検出した電圧値、及び他の制御装置から出力される放電可否信号に基づいて、前記放電用スイッチング素子のスイッチングを制御するための制御信号を出力するマイクロコンピュータを備えた第1放電制御回路と、
    前記第1放電制御回路から絶縁伝達素子を介して受信した前記制御信号に基づいて、前記放電抵抗用スイッチング素子を所定期間導通するための導通信号及び前記所定期間導通した後に当該放電抵抗用スイッチング素子を遮断するための遮断信号を出力する信号出力回路を備えた第2放電制御回路と、を備え、
    前記第1放電制御回路が異常判定とされた後、
    前記第2放電制御回路は、前記電圧検出回路部からの検出電圧と、前記放電用スイッチング素子電圧検出回路からの検出電圧と、前記絶縁伝達素子を介して前記他の制御装置から出力される放電可否信号と、を受信し、
    前記信号出力回路は、前記電圧検出回路部からの検出電圧と、前記放電用スイッチング素子電圧検出回路からの検出電圧と、前記放電可否信号とに基づき、前記導通信号及び前記遮断信号を出力する電力変換装置。
  2. 請求項1に記載された電力変換装置であって、
    前記マイクロコンピュータが出力する制御信号は、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを有する信号であり、
    前記信号出力回路は、前記立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応じて、前記導通信号又は遮断信号を出力する電力変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記マイクロコンピュータが出力する制御信号は、Highレベル信号及びLowレベル信号を有する信号であり、
    前記信号出力回路は、前記Highレベル信号及びLowレベル信号に応じて、前記導通信号又は遮断信号を出力する電力変換装置。
  4. 請求項1乃至3に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記信号出力回路は、1ショット回路で構成され、かつ前記制御信号に基づいて、所定のパルス幅である第2制御信号を生成する電力変換装置。
  5. 請求項4に記載された電力変換装置であって、
    前記マイクロコンピュータ又は前記信号出力回路は、前記第1放電制御回路よって生成される制御信号のパルス幅、又は第2放電制御回路によって生成される第2制御信号のパルス幅を制御する電力変換装置。
  6. 請求項1に記載された電力変換装置であって、
    前記コンデンサに並列に接続され、かつ当該コンデンサに充電された電荷が放電されたか否かを報知するための報知回路を有する電力変換装置。
  7. 請求項6に記載された電力変換装置であって、
    前記直流電源からの直流電力が供給され、かつ前記インバータ回路部に当該直流電力を供給する直流側電源端子と、
    前記インバータ回路部から前記交流電力が供給される交流出力端子と、を備え、
    前記報知回路は、発光素子で構成され、かつ前記交流出力端子よりも前記直流側電源端子に近い側に配置される電力変換装置。
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