JP5240056B2 - 半導体メモリおよびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、メモリセルに接続されたワード線を有する半導体メモリおよびシステムに関する。
半導体素子構造の微細化に伴い、回路の動作タイミングのばらつきは大きくなり、動作マージンが低下する傾向にある。例えば、半導体メモリでは、ワード線の活性化によりメモリセルからデータが読み出されるタイミングと、センスアンプが活性化されるタイミングとがずれると、動作マージンは低下する。動作マージンの低下を防止するために、センスアンプを活性化するタイミング信号を、ワード線あるいはダミーワード線に伝達される信号を用いて生成する手法が提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
一方、SRAM(Static Random Access Memory)等の半導体メモリでは、メモリセルのデータ保持特性が素子構造の微細化により低下することを防止するために、ワード線の高レベル電圧を下げる傾向にある。これにより、ワード線信号の伝搬遅延時間は増え、動作マージンは低下する。さらに、動作マージンは、ワード線に接続されるメモリセルの数が多いほど低下する。
特表2005−506645号公報 特開2005−267744号公報 特開昭63−44400号公報
多数のメモリセルがワード線に接続されるとき、動作マージンはメモリセルの位置に応じて異なってしまう。このとき、半導体メモリの性能は、ワーストの動作マージンにより決定される。
本発明の目的は、半導体メモリの動作マージンを向上することである。
ワードリピータ回路は、ワード線信号を伝達するために複数のメモリセルに接続されたワード線の途中に配置され、ワード線の高レベル電圧を抑える負荷回路を有する。第1ダミーリピータ回路は、第1ダミーワード線信号を伝達するためにワード線に沿って配置された第1ダミーワード線の途中に配置され、ワードリピータ回路の負荷回路と同じ負荷回路を有する。カラムスイッチは、メモリセルに接続されたビット線をデータ線に接続する。カラムリピータ回路は、カラムスイッチを動作させるカラム選択信号を伝達するためにワード線に沿って配置されたカラム選択線の途中に配置され、第1ダミーリピータ回路に入力される第1ダミーワード線信号に同期して、受けたカラム選択信号を出力する。
カラム選択信号を、第1ダミーワード信号に同期してカラムリピータ回路から出力することにより、カラム選択信号をワード線信号の伝達タイミングに合わせて伝達できる。ワード線に多数のメモリセルが接続される場合にも、カラムリピータ回路毎にカラム選択信号のタイミングを調整できる。この結果、半導体メモリの動作マージンを向上できる。
一実施形態における半導体メモリの例を示している。 図1に示したメモリセルおよびダミーメモリセルの例を示している。 図1に示したプリチャージ回路、カラムスイッチおよびセンスアンプの例を示している。 図1に示したメモリコアの例を示している。 図1に示したメモリコアの要部の例を示している。 図1に示した半導体メモリの書き込み動作の一部を示している。 図1に示した半導体メモリの書き込み動作の別の一部を示している。 図1に示した半導体メモリの読み出し動作の一部を示している。 図1に示した半導体メモリの読み出し動作の別の一部を示している。 別の半導体メモリのメモリコアの例を示している。 図10に示した半導体メモリのメモリコアの要部を示している。 図10および図11に示した半導体メモリの書き込み動作の一部を示している。 図10および図11に示した半導体メモリの書き込み動作の別の一部を示している。 図10および図11に示した半導体メモリの読み出し動作の一部を示している。 図10および図11に示した半導体メモリの読み出し動作の別の一部を示している。 別の実施形態における半導体メモリのメモリコアの例を示している。 図16に示したメモリコアの要部の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリのメモリコアの例を示している。 図18に示したメモリコアの要部の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリのメモリコアの例を示している。 図20に示したメモリコアの要部の例を示している。 上述した実施形態の半導体メモリが搭載されるシステムの例を示している。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。先頭に”/”の付いている信号および末尾に”X”が付いている信号は、負論理を示している。末尾に”Z”の付いている信号は、正論理を示している。その他の信号は、特に断らない限り正論理を示している。図中の二重の四角印は、外部端子を示している。
図1は、一実施形態における半導体メモリMEMの例を示している。半導体メモリMEMは、例えば、SRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作する。なお、半導体メモリMEMは、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
半導体メモリMEMは、コマンドデコーダ10、コア制御回路12、アドレス入力回路14、データ入出力回路16およびメモリコア18を有している。特に限定されないが、半導体メモリMEMは、例えば、1.1Vの電源電圧VDDを受けて動作する。
コマンドデコーダ10は、メモリコア18を動作するためのコマンド信号CMDをデコードし、読み出し信号RDZまたは書き込み信号WRZとして出力する。例えば、コマンド信号CMDは、チップセレクト信号、アウトプットイネーブル信号およびライトイネーブル信号である。
コア制御回路12は、コマンドデコーダ10からの読み出し信号RDZまたは書き込み信号WRZに応じて、メモリコア18を動作するための制御信号(タイミング信号)を出力する。制御信号は、図5に示すクロック信号PCK、イコライズ信号EQD0、センスアンプイネーブル信号SAE0およびライトイネーブル信号WE0を含む。
アドレス入力回路14は、アドレス端子ADで受けるアドレス信号をロウアドレス信号RAおよびカラムアドレス信号CAとして出力する。ロウアドレス信号RAにより、ワード線WLの1つが選択される。カラムアドレス信号CAにより、データ端子DQ毎にビット線対BL、BLXの1つが選択され、メモリセルMCがアクセスされる。
データ入出力回路16は、書き込み動作時に、データ端子DQに供給される書き込みデータを、データバスDBおよびライトアンプWAを介してメモリセルアレイARYに出力する。データ入出力回路16は、読み出し動作時に、リードアンプRAおよびデータバスDBを介してメモリセルアレイARYから出力される読み出しデータをデータ端子DQに出力する。特に限定されないが、データ端子DQは、例えば72ビットである。
メモリコア18は、ロウデコーダRDEC、ワード線ドライバWDRV、プリチャージ回路PRE、カラムスイッチCSW、センスアンプSA、カラムデコーダCDEC、リードアンプRA、ライトアンプWAおよびメモリセルアレイARYを有している。メモリコア18の詳細は、図2から図5に示す。
ロウデコーダRDECは、ロウアドレス信号RAをデコードし、ワード線WLの1つを選択するためのロウデコード信号DECRAを活性化する。ワード線ドライバWDRVは、ワード線WLにそれぞれ対応して形成されている。活性化されたロウデコード信号DECRAを受けるワード線ドライバWDRVは、対応するワード線WLに高レベルを出力する。
プリチャージ回路PREは、コマンド信号CMDが供給されないスタンバイ期間に、全てのビット線BL、BLXおよび全ての読み出しデータ線RD、RDXを高レベルに設定する。また、プリチャージ回路PREは、コマンド信号CMDが供給されるアクティブ期間に、アクセスされないメモリブロックのビット線BL、BLXおよび読み出しデータ線RD、RDXを高レベルに設定する。ここで、アクティブ期間は、書き込み動作が実行される書き込みアクセス期間および読み出し動作が実行される読み出しアクセス期間である。
カラムスイッチCSWは、ビット線対BL、BLXにそれぞれ対応して形成されている。高レベルのカラム選択信号COLを受けるカラムスイッチCSWはオンし、対応するビット線対BL、BLXをライトアンプWAまたはセンスアンプSAに接続する。センスアンプSAは、読み出し動作が実行されるときに、ビット線BL、BLXから読み出しデータ線RD、RDXに転送された相補の読み出しデータ信号の電圧差を増幅する。
カラムデコーダCDECは、カラムアドレス信号CAをデコードし、データ端子DQ毎にビット線対BL、BLXの1つを選択するためのカラムデコード信号DECCAを活性化する。カラムデコード信号DECCAは、タイミングが調整され、カラム選択信号COLとしてカラムスイッチCSW等に供給される。リードアンプRAは、読み出し動作時に、カラムスイッチCSWを介して出力される相補の読み出しデータ信号を増幅する。ライトアンプWAは、書き込み動作時に、データバスDBから供給される書き込みデータを、相補の書き込みデータ信号として、カラムスイッチCSWを介してビット線対BL、BLXに出力する。
メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置された複数のスタティックメモリセルMCと複数のダミーメモリセルDMCとを有している。図の横方向に並ぶメモリセルMCは、共通のワード線WLに接続されている。図の横方向に並ぶダミーメモリセルDMCは、共通のダミーワード線DWLに接続されている。なお、図3に示すように、3本のダミーワード線DWLP、DWLE、DWLSが、ダミーワード線DWLとして配線される。図の縦方向に並ぶメモリセルMC、DMCは、共通のビット線対BL、BLXに接続されている。メモリセルMCは、データ端子DQで受ける書き込みデータを保持するリアルメモリセルである。ダミーメモリセルDMCは、論理0を常に保持する。メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCの詳細は、図2に示す。
図2は、図1に示したメモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCの例を示している。符号の先頭に”P”を付けたトランジスタは、pMOSトランジスタを示す。符号の先頭に”N”を付けたトランジスタは、nMOSトランジスタを示す。
メモリセルMCは、入力と出力が互いに接続された一対のCMOSインバータIVT1、IVT2および一対のトランスファトランジスタNT1、NT2を有している。インバータIVT1は、負荷トランジスタPL1およびドライバトランジスタND1を有している。インバータIVT2は、負荷トランジスタPL2およびドライバトランジスタND2を有している。インバータIVT1の出力は、記憶ノードCZを介してインバータIVT2の入力に接続されている。インバータIVT2の出力は、記憶ノードCXを介してインバータIVT1の入力に接続されている。トランスファトランジスタNT1、NT2のゲートは、ワード線WLに接続されている。
記憶ノードCZは、メモリセルMCの正論理の記憶ノードである。記憶ノードCXは、メモリセルMCの負論理の記憶ノードである。すなわち、メモリセルMCに論理1が記憶されているとき、記憶ノードCZは論理1を保持し、記憶ノードCXは論理0を保持する。
ダミーメモリセルDMCは、リアルメモリセルMCと同じ回路である。ダミーメモリセルDMCのレイアウトは、インバータINV2の入力ノードCZが電源線VDDに接続されていることを除き、リアルメモリセルMCのレイアウトと同じである。ダミーメモリセルDMCは、記憶ノードCZに論理1(H)を保持し、記憶ノードCXに論理0(L)を保持している。なお、ダミーメモリセルDMCのインバータINV1の入力を電源線VDDに接続してもよい。ダミーメモリセルDMCのトランスファトランジスタNT1、NT2のゲートは、ダミーワード線DWLに接続されている。
図3は、図1に示したプリチャージ回路PRE、カラムスイッチCSWおよびセンスアンプSAの例を示している。プリチャージ回路PREは、ビット線対BL、BLXに接続されたプリチャージ回路PRE1と、読み出しデータ線対RD、RDXに接続されたプリチャージ回路PRE2とを有している。
プリチャージ回路PRE1は、ビット線BL、BLXを電源線VDDにそれぞれ接続するpMOSトランジスタおよびビット線BL、BLXを互いに接続するpMOSトランジスタを有している。プリチャージ回路PRE1は、低レベルのカラム選択信号COLを受けている間、相補のビット線BL、BLXを電源電圧VDDにプリチャージする。
カラムスイッチCSWは、読み出しスイッチRS1、RS2および書き込みスイッチWS1、WS2を有している。例えば、読み出しスイッチRS1、RS2は、pMOSトランジスタであり、書き込みスイッチWS1、WS2は、nMOSトランジスタである。読み出しスイッチRS1は、カラム選択信号COLが高レベルに活性化されているときにオンし、ビット線BLを読み出しデータ線RDに接続する。読み出しスイッチRS2は、カラム選択信号COLが高レベルに活性化されているときにオンし、ビット線BLXを読み出しデータ線RDXに接続する。
書き込みスイッチWS1は、カラム選択信号COLおよびライトイネーブル信号WENがともに高レベルに活性化されているときにオンし、書き込みデータWDをビット線BLに供給する。書き込みスイッチWS2は、カラム選択信号COLおよびライトイネーブル信号WENがともに高レベルに活性化されているときにオンし、書き込みデータWDの反転論理をビット線BLXに供給する。なお、読み出しスイッチRS1、RS2および書き込みスイッチWS1、WS2は、CMOS伝達ゲートで形成されてもよい。
プリチャージ回路PRE2は、読み出しデータ線RD、RDXを電源線VDDにそれぞれ接続するpMOSトランジスタおよび読み出しデータ線RD、RDXを互いに接続するpMOSトランジスタを有している。プリチャージ回路PRE2は、低レベルのイコライズ信号EQDを受けている間、相補の読み出しデータ線RD、RDXを電源電圧VDDにプリチャージする。
センスアンプSAは、入力と出力が互いに接続された一対のCMOSインバータと、CMOSインバータと接地線VSSとの間に配置され、センスアンプイネーブル信号SAEをゲートで受けるnMOSトランジスタとを有している。センスアンプSAは、センスアンプイネーブル信号SAEが高レベルの間に動作し、読み出しデータ線RD、RDXの電圧差を増幅する。
図4は、図1に示したメモリコア18の例を示している。例えば、ワード線WLは、3つのリピータ回路REP1を介して4つのワード線(サブワード線とも称する)に分割されている。図4では、図1に示したワード線ドライバWDRVに近い3つのサブワード線を示している。サブワード線は、その位置に応じて、符号WLにノードN0、N1、M0、M1、F0、F1のいずれかを付けて表す。末尾に”0”を付けたサブワード線は、ワード線ドライバWDRVに近い端を示す。末尾に”1”を付けたサブワード線は、ワード線ドライバWDRVから遠い端を示す。
特に限定されないが、各サブワード線WL−N、WL−M、WL−Fは、データ端子DQ0−17、DQ18−35、DQ36−53に対応している。リピータ回路REP1を介してサブワード線WL−Fに接続され、ワード線ドライバWDRVに最も遠く位置するサブワード線は、データ端子DQ54−71に対応している。各サブワード線は、データ端子DQ毎に、カラムアドレス信号CAで識別される16個のメモリセルMCを接続している。すなわち、各サブワード線は、288個のメモリセルMCを接続している。ワード線WLの途中に配置されるリピータ回路REP1は、ワード線WLに沿って並ぶ288個のメモリセルMC毎に配置されている。書き込み動作または読み出し動作では、サブワード線WL−N、WL−M、WL−F毎に18個のメモリセルMCがカラムアドレス信号CAに応じて選択され、データが入力または出力される。
リピータ回路REP1は、ワード線ドライバWDRVから遠い次のサブワード線を駆動するバッファ回路である。リピータ回路REP1をワード線の間に挿入することにより、ワード線WLの高レベル電圧が低く設定される半導体メモリMEMにおいて、ワード線WLの高レベルを確実かつ迅速に伝達できる。特に、リピータ回路REP1は、ワード線WLに接続されるメモリセルMCの数が多いときに有効である。リピータ回路REP1の詳細は、図5に示す。
ダミーワード線DWLPは、3つのリピータ回路REP1を介して4つのダミーワード線(サブダミーワード線とも称する)に分割されている。ダミーワード線DWLE、DWLSも、ダミーワード線DWLPと同様に、3つのリピータ回路REP1を介して4つのサブダミーワード線に分割されている。ワード線WLの途中に配置されたリピータ回路REP1は、ワード線ドライバWDRVから遠い次のサブワード線を駆動するバッファ回路である。各ダミーワード線DWLP、DWLP、DWLPの途中に配置されるリピータ回路REP1も、ワード線WLの途中に配置されるリピータ回路REP1と同じ間隔で配置されている。
ダミーワード線DWLP(または、DWLP、DWLP)の途中に配置されるリピータ回路REP1は、ワード線WLの途中に配置されるリピータ回路REP1と同じ回路である。すなわち、ダミーワード線DWLP(または、DWLP、DWLP)の途中に配置されるリピータ回路REP1は、ワード線ドライバWDRVから遠い次のサブダミーワード線を駆動するバッファ回路である。リピータ回路REP1をサブワード線の間に挿入することにより、ダミーワード線信号DWLP(または、DWLP、DWLP)を、ワード線WL上に伝達されるワード線信号WLと同じタイミングで伝達できる。
図4では、図1に示したワード線ドライバWDRVに近い3つのサブダミーワード線をそれぞれ示している。サブダミーワード線は、サブワード線と同様に、その位置に応じて、符号DWLに符号N0、N1、M0、M1、F0、F1のいずれかを付けて表す。各サブダミーワード線DWLP−N、DWLP−M、DWLP−Fは、サブワード線WL−N、WL−M、WL−Fと同様に、288個のダミーメモリセルDMCを接続している。
カラム選択線COLは、3つのリピータ回路REP2を介して4つのサブカラム選択線に分割されている。ライトイネーブル信号線WENは、3つのリピータ回路REP2を介して4つのライトイネーブル信号線に分割されている。イコライズ信号線EQDは、3つのリピータ回路REP2を介して4つのサブイコライズ信号線に分割されている。センスアンプイネーブル信号線SAEは、3つのリピータ回路REP2を介して4つのサブセンスアンプイネーブル信号線に分割されている。リピータ回路REP2は、ワード線WLの途中に配置されるリピータ回路REP1と同じ間隔で配置されている。
カラム選択線COLの途中に配置されたリピータ回路REP2は、ドライバDRVから遠い次のサブカラム選択線を駆動するバッファ回路である。ライトイネーブル信号線WENの途中に配置されたリピータ回路REP2は、ドライバDRVから遠い次のサブライトイネーブル信号線を駆動するバッファ回路である。イコライズ信号線EQDの途中に配置されたリピータ回路REP2は、ドライバDRVから遠い次のサブイコライズ信号線を駆動するバッファ回路である。センスアンプイネーブル信号線SAEの途中に配置されたリピータ回路REP2は、ドライバDRVから遠い次のサブセンスアンプイネーブル信号線を駆動するバッファ回路である。
図4では、図1に示したワード線ドライバWDRVに近い3つのサブカラム選択線、3つのサブイコライズ信号線および3つのサブセンスアンプイネーブル信号線を示している。サブカラム選択線、サブイコライズ信号線およびサブセンスアンプイネーブル信号線を識別する符号は、サブワード線と同様である。なお、この実施形態では、例えば、サブワード線毎に16個のメモリセルを選択するために、16本のカラム選択線COLが配線されているが、図4では、1本のカラム選択線COLのみを示している。
例えば、サブダミーワード線信号DWLP−N1を受ける2つのリピータ回路REP2は、ワード線信号WL−N1を受けるリピータ回路REP1に対応する位置に配置されている。サブダミーワード線信号DWLE−N1、DWLS−N1を受けるリピータ回路REP2は、ワード線信号WL−N1を受けるリピータ回路REP1に対応する位置にそれぞれ配置されている。
例えば、カラム選択信号COL−N1を受けるリピータ回路REP2は、カラム選択信号COL−M0をダミーワード線信号DWLP−N1に同期して次のサブカラム選択線COL−M0に出力する。ライトイネーブル信号WEN−N1を受けるリピータ回路REP2は、ライトイネーブル信号WEN−M0をダミーワード線信号DWLP−N1に同期して次のライトイネーブル信号線WEN−M0に出力する。イコライズ信号EQD−N1を受けるリピータ回路REP2は、イコライズ信号EQD−M0をダミーワード線信号DWLE−N1に同期して次のイコライズ信号線EQD−M0に出力する。センスアンプイネーブル信号SAE−N1を受けるリピータ回路REP2は、センスアンプイネーブル信号SAE−M0をダミーワード線信号DWLS−N1に同期して次のセンスアンプイネーブル信号線SAE−M0に出力する。
図5は、図1に示したメモリコア18の要部の例を示している。ワード線ドライバWDRVは、互いに同じ回路である。このため、ここでは、サブワード線WL−N0に接続されたワード線ドライバWDRVを説明する。ワード線ドライバWDRVは、入力回路IN、ハーフキーパーHKおよび負荷回路LDを有している。
入力回路INは、電源線VDDと接地線VSSの間に直列に配置されたpMOSトランジスタと2つのnMOSトランジスタを有している。入力回路INは、入力端子Aで受けるクロック信号PCKが低レベルのときに高レベルを出力する。また、入力回路INは、クロック信号PCKおよび入力端子Bで受けるロウデコード信号DECRAがともに高レベルのときに低レベルを出力する。入力回路INは、入力端子Aで高レベルを受け、入力端子Bで低レベルを受けるとき、出力端子をフローティング状態に設定する。この種の入力回路INは、ダイナミック型AND回路とも称される。
ハーフキーパーHKは、入力回路INの出力レベルを反転し、ワード線信号WLとして出力するCMOSインバータと、CMOSインバータの出力をゲートで受けるpMOSトランジスタとを有している。pMOSトランジスタは、ワード線信号WLが低レベルのときにオンし、ワード線信号WLを低レベルに保持するために入力回路INの出力を電源線VDDに接続する。
負荷回路LDは、ワード線WLと接地線VSSの間に配置されたnMOSトランジスタを有している。ワード線WLの高レベル電圧がnMOSトランジスタの閾値電圧より高いとき、nMOSトランジスタはオンする。これにより、ワード線WLの高レベル電圧の値は、電源電圧VDDより低く抑えられ、メモリセルMCに保持されたデータが失われることが防止される。具体的には、ワード線WLの活性化によりトランスファトランジスタNT1、NT2がオンしたときに、ビット線BL、BLXのプリチャージ電圧によりメモリセルMCに保持された論理0のデータが反転することが防止される。
サブカラム選択線COL−N0、サブライトイネーブル信号WEN−N0、サブイコライズ信号線EQD−N0およびサブセンスアンプイネーブル信号SAE−N0に接続されたドライバDRVは、例えば、図1に示したワード線ドライバWDRVのレイアウト領域に配置されている。ドライバDRVは、互いに同じ回路である。ドライバDRVは、ワード線ドライバWDRVから負荷回路LDを削除して形成されている。
リピータ回路REP1は、直列に接続された2つのCMOSインバータと、後段のCMOSインバータの出力に接続された負荷回路LDとを有している。負荷回路LDにより、ワード線WLの高レベル電圧の値は、電源電圧VDDより低く抑えられ、メモリセルMCに保持されたデータが失われることが防止される。リピータ回路REP2は、直列に接続された入力回路INおよびCMOSインバータを有している。入力回路INは、入力端子Aで高レベルを受け、入力端子Bで低レベルを受けるとき、出力端子であるダイナミックノードDNがフローティング状態になる。
ダミーワード線信号DWLP−N0を出力するワード線ドライバWDRVおよびカラム選択線COL−N0を出力するドライバDRVは、ともにクロック信号PCKに同期して動作する。ダミーワード線信号DWLP−N0は、ワード線信号WL−N0と同じタイミングで出力される。ダミーワード線信号DWLP−N0およびワード線信号WL−N0の活性化タイミングは、負荷回路LDの作用により、カラム選択信号COL−N0の活性化タイミングより遅くなる。換言すれば、カラム選択信号COL−N0、N1は、ワード線信号WL−N0、N1より早く出力される。
しかし、カラム選択線COL−N1に接続されたリピータ回路REP2は、高レベルのダミーワード線信号DWLPと高レベルのカラム選択信号COL−N1を受けているときに高レベルのカラム選択信号COL−M0を出力する。リピータ回路REP2は、ダミーワード線信号DWLP−N1に同期して動作するため、カラム選択信号COL−M0の活性化タイミングは、ワード線信号WL−N1の活性化タイミングとほぼ同じになる。したがって、カラム選択信号COLが、負荷回路LDを持たないリピータ回路REP2を介して伝達されるときにも、カラム選択信号COLの活性化タイミングが早くなることを防止できる。特に、ワード線信号WLが複数のリピータ回路REP1を介して伝達される場合に、ドライバDRVから遠いサブカラム選択信号COLの活性化タイミングが、ワード線信号WLの活性化タイミングより早くなりすぎることを防止できる。この効果は、ライトイネーブル信号WEN、プリチャージ信号EQDおよびセンスアンプイネーブル信号SAEにおいても得ることができる。
図6および図7は、図1に示した半導体メモリMEMの書き込み動作の例を示している。図6は、図4に示したノードN0からノードM0までの動作を示し、図7は、図4に示したノードM1からノードF1までの動作を示している。図7において、クロック信号CLKからロウデコード信号DECRA、カラムデコード信号DECCAまでの波形は、図6と同じである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKの1サイクルで書き込み動作を実行する。半導体メモリMEMがクロックに非同期で動作するとき、クロック信号PCKは、書き込みコマンドに同期して生成される。例えば、書き込み動作の前、全てのメモリセルMCは論理1のデータを保持している。
半導体メモリMEMをアクセスするコントローラは、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して書き込みコマンド、書き込みデータおよびデータを書き込むメモリセルMCを示すアドレス信号ADを半導体メモリMEMに出力する。例えば、図1に示したコマンドデコーダ10は、低レベルのライトイネーブル信号/WEおよび高レベルのアウトプットイネーブル信号/OEを、クロック信号CLKを遅延させた内部クロック信号に同期して受けたときに書き込みコマンドを認識する。
コア制御回路12は、クロック信号CLKと同じ波形を有するクロック信号PCK、ブロック選択信号BLK、イコライズ信号EQD0およびライトイネーブル信号WE0を出力し、センスアンプイネーブル信号SAE0を低レベルに保持する(図6(a))。ここで、メモリコア18は、複数のメモリブロックを有している。ブロック選択信号BLK、イコライズ信号EQD0およびライトイネーブル信号WE0は、ロウアドレス信号RAに応じて、書き込み動作が実行されるメモリブロックのみに供給される。
図1に示したロウデコーダRDECは、ロウアドレス信号RAに応じてロウデコード信号DECRAのいずれかを出力する。ロウデコード信号DECRAの数は、ワード線WLの数に等しい。図1に示したカラムデコーダCDECは、カラムアドレス信号CAに応じてカラムデコード信号DECCAのいずれかを出力する。例えば、カラムデコード信号DECCAの数は、メモリブロック毎に16本である。ロウデコード信号DECRAおよびカラムデコード信号DECCAは、クロック信号CLKに同期して出力される(図6(b))。
図1に示したライトアンプWAは、データ端子DQに供給される書き込みデータWD0−5をカラムスイッチCSWに出力する(図6(c))。ここでは、説明を分かりやすくするため、書き込みデータWD0−5は、全て論理0(L)である。なお、図6では、図4に合わせて6ビットの書き込みデータWD0−5を記載している。実際には、ライトアンプWAは、書き込みコマンド毎に72ビットの書き込みデータをメモリセルアレイARYに出力する。
カラムデコード信号DECCAを受けるドライバDRVは、クロック信号PCKに同期してカラム選択信号COL−N0を出力する(図6(d))。ライトイネーブル信号WE0を受けるドライバDRVは、クロック信号PCKに同期してライトイネーブル信号WEN−N0を出力する。ライトイネーブル信号WEN−N0は、カラム選択信号COL−N0とほぼ同じタイミングで出力されるため、同じ波形で示している。イコライズ信号EQD0を受けるドライバDRVは、ブロック選択信号BLKに同期してイコライズ信号EQD−N0を出力する(図6(e))。
ロウデコード信号DECRAを受けるワード線ドライバWDRVは、クロック信号PCKに応答してワード線信号WL−N0を出力する(図6(f))。クロック信号PCKを受けるワード線ドライバWDRVは、クロック信号PCKに応答してダミーワード線信号DWLP−N0を出力する。ダミーワード線信号DWLP−N0は、ワード線信号WL−N0とほぼ同じタイミングで出力されるため、同じ波形で示している。イコライズ信号EQD0を受けるワード線ドライバWDRVは、クロック信号PCKに応答してダミーワード線信号DWLE−N0を出力する(図6(g))。
ワード線信号WL−N0およびダミーワード線信号DWLP−N0、DWLE−N0を出力するワード線ドライバWDRVは、負荷回路LDを有している。このため、ワード線信号WL−N0およびダミーワード線信号DWLP−N0、DWLE−N0の立ち上がりエッジは、カラム選択信号COL−N0、ライトイネーブル信号WEN−N0およびイコライズ信号EQD−N0の立ち上がりエッジに比べて時間T1だけ遅れる(図6(h))。したがって、ノードN0に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTは、ワード線信号WL−N0の立ち上がりエッジからカラム選択信号COL−N0の立ち下がりエッジまでである(図6(i))。
書き込み動作では、書き込みデータWD0−5(低レベル)は、書き込みスイッチWS1、WS2のオンによりビット線BL−N0に伝達され、メモリセルMC−N0に書き込まれる。すなわち、メモリセルMC−N0の記憶ノードCZは、高レベルから低レベルに変化する(図6(j))。ビット線BL−N0、BLX−N0に示した実線はビット線BL−N0を示し、破線はビット線BLX−N0を示す。
ワード線ドライバWDRVから遠いメモリセルMC−N1の書き込み動作は、配線等の負荷により動作タイミングが僅かに遅れることを除き、上述したメモリセルMC−N0の書き込み動作と同じである(図6(k))。すなわち、ノードN1に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTは、ノードN0に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTと同じである(図6(l))。
一方、ノードM0に近接するメモリセルMCの書き込み動作では、ワード線信号WL−M0は、リピータ回路REP1を介してノードN1側から伝達される。リピータ回路REF1は負荷回路LDを有する。このため、ワード線信号WL−M0の立ち上がりエッジは、ワード線信号WL−N1の立ち上がりエッジに比べて時間T2だけ遅れる(図6(m))。リピータ回路REP1を介して伝達されるダミーワード線信号DWLP−M0、DWLE−M0の立ち上がりエッジタイミングは、ワード線信号WL−M0の立ち上がりエッジタイミングと同じである。
ノードN1に接続されたリピータ回路REP2は、ダミーワード線信号DWLP−N1、DWLE−N1のいずれかを受けてそれぞれ動作する。このため、カラム選択信号COL−M0、ライトイネーブル信号WEN−M0およびイコライズ信号EQD−M0は、ダミーワード線信号DWLP−N1、DWLE−N1の立ち上がりエッジに同期して高レベルに変化する(図6(n))。したがって、カラム選択信号COL−M0、ライトイネーブル信号WEN−M0の活性化タイミングおよびイコライズ信号EQD−M0の非活性化タイミングは、ワード線信号WL−M0の活性化タイミングに比べて時間T2だけ早い。
負荷回路LDを持たないリピータ回路REP2における立ち上がりエッジの伝搬遅延時間は、負荷回路LDを持つリピータ回路REP1における立ち上がりエッジの伝搬遅延時間より短い。しかしながら、リピータ回路REP2を各ダミーワード線信号DWLP−N1、DWLE−N1に同期して動作させることで、カラム選択信号COL−M0、ライトイネーブル信号WEN−M0およびイコライズ信号EQD−M0が早く出力されることを防止できる。したがって、カラム選択信号COL−M0、ライトイネーブル信号WEN−M0の活性化タイミングおよびイコライズ信号EQD−M0の非活性化タイミングをワード線信号WL−M0の活性化タイミングに合わせて遅らせることができる。換言すれば、負荷回路LDを持たないリピータ回路REP2から出力される信号の出力タイミングを、負荷回路LDを持つリピータ回路REP1から出力される信号の出力タイミングに合わせて遅らせることができる。この結果、ノードM0に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTを、ノードN0またはN1に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTとほぼ同じにできる。すなわち、書き込み動作マージンが低下することを防止できる。
図7において、メモリセルMC−M0に比べてワード線ドライバWDRVから遠いメモリセルMC−M1の書き込み動作は、配線等の負荷により動作タイミングが僅かに遅れることを除き、上述したメモリセルMC−M0の書き込み動作と同じである(図7(a))。すなわち、ノードM1に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTは、ノードM0に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTと同じである(図7(b))。
ノードF0に近接するメモリセルMCの書き込み動作では、カラム選択信号COL−F0、ライトイネーブル信号WEN−F0およびイコライズ信号EQD−F0は、ダミーワード線信号DWLP−M1、DWLE−M1の立ち上がりエッジに同期して高レベルに変化する(図7(c))。ワード線信号WL−F0の立ち上がりエッジは、リピータ回路REF1の負荷回路LDの影響により、ワード線信号WL−M1の立ち上がりエッジに比べて時間T2だけ遅れる(図7(d))。したがって、カラム選択信号COL−F0、ライトイネーブル信号WEN−F0の活性化タイミングおよびイコライズ信号EQD−F0の非活性化タイミングは、ワード線信号WL−F0の活性化タイミングに比べて時間T2だけ早い。この結果、ノードF0に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTを、ノードM0、M1に近接するメモリセルMCの実書き込み動作時間WTと同じにできる。これ以降、ノードF1およびノードF1より遠端側のメモリセルMCの実書き込み動作時間WTを、全て同じにできる。
なお、この実施形態では、ライトイネーブル信号WENおよびイコライズ信号EQDの伝達経路に、ダミーワード線信号DWLP、DWLEに同期して動作するリピータ回路REP2を配置する例を述べた。しかし、ライトイネーブル信号WENおよびイコライズ信号EQDの高レベル期間を、カラム選択信号COLの高レベル期間を含み、かつカラム選択信号COLの高レベル期間より長く設定することで、リピータ回路REP2は不要にできる。すなわち、書き込み動作においては、カラム選択信号COLのタイミングのみを調整することで、書き込み動作マージンを向上できる。
図8および図9は、図1に示した半導体メモリMEMの読み出し動作の例を示している。図6および図7と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図8は、図4に示したノードN0からノードM0までの動作を示し、図9は、図4に示したノードM1からノードF1までの動作を示している。図9において、クロック信号CLKからロウデコード信号DECRA、カラムデコード信号DECCAまでの波形は、図8と同じである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKの1サイクルで読み出し動作を実行する。例えば、読み出し動作の前、全てのメモリセルMCは論理0のデータを保持している。
半導体メモリMEMをアクセスするコントローラは、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して読み出しコマンドおよびデータを読み出すメモリセルMCを示すアドレス信号ADを半導体メモリMEMに出力する。例えば、図1に示したコマンドデコーダ10は、高レベルのライトイネーブル信号/WEおよび低レベルのアウトプットイネーブル信号/OEを、クロック信号CLKを遅延させた内部クロック信号に同期して受けたときに読み出しコマンドを認識する。
コア制御回路12は、図6と同じタイミングでクロック信号PCK、ブロック選択信号BLKを出力し(図8(a))、ライトイネーブル信号WE0を低レベルに保持する(図8(b))。コア制御回路12は、図6に比べて立ち下がりタイミングが遅いイコライズ信号EQD0を出力する(図8(c))。さらに、コア制御回路12は、クロック信号PCKの立ち下がりエッジに同期して高レベルに活性化され、イコライズ信号EQD0の立ち下がりエッジに同期して低レベルに非活性化されるセンスアンプイネーブル信号SAE0を低レベルに保持する(図8(d))。ブロック選択信号BLK、イコライズ信号EQD0およびセンスアンプイネーブル信号SAE0は、ロウアドレス信号RAに応じて、読み出し動作が実行されるメモリブロックのみに供給される。
図8および図9では、センスアンプイネーブル信号SAE0、SAE−N0、SAE−N1、...、SAE−F1が生成され、ライトイネーブル信号WE0、WE−N0、WE−N1、...、WE−F1の生成が禁止される。センスアンプイネーブル信号SAE−N0、SAE−N1、...、SAE−F1が順次遅れていく様子は、イコライズ信号EQD−N0、EQD−N1、...、EQD−F1が順次遅れていく様子と同じである。
例えば、ノードN0に近接するメモリセルMCの読み出し動作では、ワード線信号WL−N0の高レベルへの活性化に同期して、メモリセルMCに保持されている相補のデータがビット線BL−N0、BLX−N0に読み出される(図8(e))。ビット線BL−N0、BLX−N0に示した実線はビット線BL−N0を示し、破線はビット線BLX−N0を示す。
カラム選択信号COL−N0の高レベルへの活性化により、ビット線BL−N0と読み出しデータ線RD−N0が接続され、ビット線BLX−N0と読み出しデータ線RDX−N0とが接続される。これにより、読み出しデータ線RD−N0の電圧は、ビット線BL−N0の電圧とともに低下する(図8(f))。センスアンプSAは、センスアンプイネーブル信号SAE−N0の高レベルへの活性化に同期して増幅動作を開始する。センスアンプイネーブル信号SAE−N0の活性化タイミングは、ワード線信号WL−N0の非活性化タイミングとほぼ同じである(図8(g))。これにより、読み出しデータがメモリセルMCからビット線BL−N0、BLX−N0上に十分に読み出された後、センスアンプSAの動作を開始できる。そして、読み出しデータ線対RD−N0、RDX−N0の電圧が増幅される(図8(h))。増幅された読み出しデータは、リードアンプRAおよびデータ入出力回路16を介してデータ端子DQに出力される。
ワード線信号WL−N0、WL−N1、...、WL−F1およびダミーワード線信号DWLP−N0、DWLP−N1、...、DWLP−F1の波形は、図6および図7と同じである。カラム選択信号COL−N0、COL−N1、...、COL−F1の波形は、図6および図7と同じである。したがって、時間T1、T2は、図6および図7と同じである。実読み出し動作時間RTは、図6および図7の実書き込み動作時間WTと同じである。ここで、例えば、ノードN0に近接するメモリセルMCの実読み出し動作時間RTは、ワード線信号WL−N0の立ち上がりエッジからカラム選択信号COL−N0の立ち下がりエッジまでである(図8(i))。あるいは、ノードN0に近接するメモリセルMCの実読み出し動作時間RTは、ワード線信号WL−N0の立ち上がりエッジからセンスアンプイネーブル信号SAE−N0の立ち上がりエッジまでである
読み出し動作においても、例えば、カラム選択信号COL−M0およびイコライズ信号EQD−M0が早く出力されることを防止できる。すなわち、カラム選択信号COL−M0の活性化タイミングおよびイコライズ信号EQD−M0の非活性化タイミングをワード線信号WL−M0の活性化タイミングに合わせて遅らせることができる。例えば、図8において、カラム選択信号COL−M0、M1、F0、F1の活性化タイミングを、伝達される信号線の位置に拘わりなく、ワード線信号WL−M0、M1、F0、F1の活性化タイミングに比べてそれぞれ常に時間T2だけ早くできる。同様に、イコライズ信号EQD−M0、M1、F0、F1の非活性化タイミングを、伝達される信号線の位置に拘わりなく、ワード線信号WL−M0、M1、F0、F1の活性化タイミングに比べてそれぞれ常に時間T2だけ早くできる。
さらに、センスアンプイネーブル信号SAE−M1、F0、F1の活性化タイミングを、伝達される信号線の位置に拘わりなく、ワード線信号WL−M1、F0、F1の非活性化タイミングに合わせて設定できる。この結果、ノードM0(あるいは、M1、F0、F1)に近接するメモリセルMCの実読み出し動作時間RTを、ノードN0またはN1に近接するメモリセルMCの実読み出し動作時間RTとほぼ同じにできる。すなわち、読み出し動作マージンが低下することを防止できる。
なお、この実施形態では、イコライズ信号EQDおよびセンスアンプイネーブル信号SAEの伝達経路に、ダミーワード線信号DWLE、DWLSに同期して動作するリピータ回路REP2を配置する例を述べた。しかし、イコライズ信号EQDの高レベル期間を、カラム選択信号COLの高レベル期間を含み、かつカラム選択信号COLの高レベル期間より長く設定することで、リピータ回路REP2は不要にできる。同様に、センスアンプイネーブル信号SAEの活性化タイミングを、ワード線信号WLの非活性化タイミングより十分に遅らせることで、リピータ回路REP2は不要にできる。すなわち、読み出し動作においては、リピータ回路REP2によりカラム選択信号COLのタイミングのみを調整することでも、読み出し動作マージンを向上できる。これは、カラム選択信号COLのタイミングを調整することで、センスアンプイネーブル信号SAEの活性化タイミングの遅れを最小限にできるためである。
図10は、別の半導体メモリMEMのメモリコアの例を示している。図4で説明した同じ要素については、詳細な説明は省略する。図10に示したメモリコアは、図4に示したダミーワード線DWLP、DWLE、DWLSおよびダミーメモリセルDMCを持たない。図10では、カラム選択信号COL、ライトイネーブル信号WEN、イコライズ信号EQDおよびセンスアンプイネーブル信号SAEは、リピータ回路REP3を介して、図の左側から右側に伝達される。その他の構成は、図4と同じである。
図11は、図10に示した半導体メモリMEMのメモリコアの要部を示している。この例では、図5に示したリピータ回路REP2の代わりにリピータ回路REP3が配置されている。リピータ回路REP3は、2つのCMOSインバータを有するバッファ回路である。メモリコアのその他の構成は、ダミーワード線DWLP、DWLE、DWLSおよびダミーメモリセルDMCを持たないことを除き、図4と同じである。
図12および図13は、図10および図11に示した半導体メモリMEMの書き込み動作の例を示している。図12は、図10に示したノードN0からノードM0までの動作を示し、図13は、図10に示したノードM1からノードF1までの動作を示している。図13において、クロック信号CLKからロウデコード信号DECRA、カラムデコード信号DECCAまでの波形は、図12と同じである。図6および図7と同じ動作については、詳細な説明は省略する。
この例では、カラム選択信号COL−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)の活性化からワード線信号WL−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)が活性化されるまでの時間T1、T2、T3は、信号が伝達されるにつれて徐々に長くなっていく。これにより、メモリセルMCの実書き込み動作時間WTは、ワード線ドライバWLDRVから遠いメモリセルMCほど短くなる。例えば、図13のメモリセルMC−F0、F1の書き込み動作では、データ(論理0)が記憶ノードCZに十分に書き込まれる前にカラム選択信号COL−F0、F1が低レベルに非活性化される(図13(a、b))。このとき、メモリセルMC−F0、F1にデータは書き込まれず、書き込み不良が発生する(図13(c、d))。すなわち、書き込み動作マージンは低い。論理1のデータを書き込む場合も同様に、書き込み不良が発生する。書き込み動作マージンを向上するためには、クロック信号CLKの周期を長くして、書き込みサイクル時間を長くする必要がある。このとき、半導体メモリMEMの性能および半導体メモリMEMを搭載するシステムの性能は低下する。
なお、図12および図13に示した書き込み動作では、メモリセルMC−F0、F1にデータが書き込まれない例を示している。しかし、書き込み動作不良は、カラム選択信号COL−M0の活性化からワード線信号WL−M0が活性化されるまでの時間T2が比較的長い図12に示したメモリセルMC−M0でも起こりえる。これに対して、上述した図6では、リピータ回路REP2の動作により、時間T2の時間T1に対する増加はわずかである。このため、図6では、メモリセルMC−M0の書き込み不良は発生しない。換言すれば、メモリセルアレイARY内に少なくとも1つのリピータ回路REP2が配置されることで、書き込み動作マージンを向上できる。
図14および図15は、図10および図11に示した半導体メモリMEMの読み出し動作の例を示している。図14は、図10に示したノードN0からノードM0までの動作を示し、図15は、図10に示したノードM1からノードF1までの動作を示している。図15において、クロック信号CLKからロウデコード信号DECRA、カラムデコード信号DECCAまでの波形は、図14と同じである。図8および図9と同じ動作については、詳細な説明は省略する。
読み出し動作においても、図12および図13に示した書き込み動作と同様に、カラム選択信号COL−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)の活性化からワード線信号WL−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)が活性化までの時間T1、T2、T3は、徐々に長くなっていく。センスアンプイネーブル信号SAE−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)の活性化タイミングは、ワード線信号WL−N0(あるいは、N1、M0、M1、F0、F1)が活性化タイミングより徐々に早くなっていく。これにより、メモリセルMCの実読み出し動作時間RTは、ワード線ドライバWLDRVから遠いメモリセルMCほど短くなる。例えば、図15のメモリセルMC−F0、F1の読み出し動作では、ビット線対BL−F1、BLX−F1の電圧差が十分に大きくなる前に、カラム選択信号COL−F0、F1は非活性化される(図15(a、b))。これにより、読み出しデータ線RD、RDXはビット線対BL−F1、BLX−F1から切り離される。さらに、ビット線対BL−F1、BLX−F1の電圧差が十分に大きくなる前に、センスアンプイネーブル信号SAE−F0、F1が高レベルに活性化される(図15(c、d))。これにより、誤ったデータがセンスアンプSAで増幅されると、読み出し不良が発生する。すなわち、読み出し動作マージンは低い。図では、メモリセルMCに保持された論理0のデータを読み出す例を示しているが、メモリセルMCに保持された論理1を読み出し場合も同様に、読み出し不良が発生する。読み出し動作マージンを向上するためには、クロック信号CLKの周期を長くして、カラム選択信号COL−F0等の非活性化タイミングおよびセンスアンプイネーブル信号SAE−F0等の活性化タイミング遅くする必要がある。このとき、半導体メモリの性能および半導体メモリを搭載するシステムの性能は低下する。
なお、図14および図15に示した読み出し動作では、メモリセルMC−F0、F1からデータが読み出させない例を示している。しかし、読み出し動作不良は、カラム選択信号COL−M0の活性化からワード線信号WL−M0が活性化されるまでの時間T2が比較的長い図14に示したメモリセルMC−M0でも起こりえる。これに対して、上述した図8では、リピータ回路REP2の動作により、時間T2の時間T1に対する増加はわずかであり、実読み出し動作時間RTの短縮はわずかである。このため、図8では、メモリセルMC−M0の読み出し不良は発生しない。換言すれば、メモリセルアレイARY内に少なくとも1つのリピータ回路REP2が配置されることで、読み出し動作マージンを向上できる。
以上、この実施形態では、リピータ回路REP2毎にカラム選択信号COL、ライトイネーブル信号WEN、イコライズ信号EQDおよびセンスアンプイネーブル信号SAEの各々の生成タイミングを、ワード線信号WLの生成タイミングに合わせることができる。この結果、ワード線WLに多数のメモリセルMCが接続され、ワード線WLの長さが長いときにも、半導体メモリMEMの書き込み動作マージンおよび読み出し動作マージンを向上できる。これにより、半導体メモリMEMの歩留を向上でき、半導体メモリMEMの性能を向上できる。
図16は、別の実施形態における半導体メモリMEMのメモリコア18の例を示している。図4で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、図4に示したリピータ回路REP1の代わりにリピータ回路REP4が配置されている。半導体メモリMEMのその他の構成は、図1から図4と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、SRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作する。なお、半導体メモリMEMは、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
図17は、図16に示したメモリコア18の要部の例を示している。この例では、図5に示したリピータ回路REP1の代わりにリピータ回路REP4が配置されている。リピータ回路REP4は、リピータ回路REP2に負荷回路LDを追加して形成されている。入力回路INにおいて、接地線VSSに接続されたnMOSトランジスタのゲートは、電源線VDDに接続されている。残りのnMOSトランジスタとpMOSトランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。
この実施形態では、リピータ回路REP2を、リピータ回路REP4における負荷回路LDを除く回路と同じにすることで、ワード線信号WLとカラム選択信号COLのタイミングのずれを少なくできる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ワード線信号WLとカラム選択信号COLのタイミングのずれを少なくできるため、図6および図7に示した書き込み動作時間WTを長くでき、書き込み動作マージンを向上できる。同様に、図8および図9に示した読み出し動作時間RTを長くでき、読み出し動作マージンを向上できる。
図18は、別の実施形態における半導体メモリMEMのメモリコア18の例を示している。図4で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、図4に示したリピータ回路REP1、REP2の代わりにリピータ回路REP5、REP6が配置されている。半導体メモリMEMのその他の構成は、図1から図4と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、SRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作する。なお、半導体メモリMEMは、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
図19は、図18に示したメモリコア18の要部の例を示している。この例では、図5に示したリピータ回路REP1、REP2の代わりにリピータ回路REP5、REP6が配置されている。リピータ回路REP5は、ワード線ドライバWLDRVと同じ回路であり、ハーフキーパ回路HKを有している。リピータ回路REP5の入力回路INにおいて、接地線VSSに接続されたnMOSトランジスタのゲートは、電源線VDDに接続されている。残りのnMOSトランジスタとpMOSトランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。
リピータ回路REP6は、リピータ回路REP5から負荷回路LDを削除している。換言すれば、リピータ回路REP6は、図5に示したリピータ回路REP2のインバータの代わりにハーフキーパ回路HKを有している。
書き込み動作および読み出し動作では、例えば、カラムアドレス信号CAに応じて16本のカラム選択信号COLの1つが高レベルに活性化され、残りのカラム選択信号COLは低レベル(非活性化状態)に保持される。低レベルに保持されるカラム選択信号COLを受けるリピータ回路REP6では、ダミーワード線信号DWLPが高レベルに活性化されている間、入力回路INの出力であるダイナミックノードDNは、高レベルのフローティング状態になる。しかし、ハーフキーパ回路HKによって、ダイナミックノードDNを高レベルに維持できる。
また、図17と同様に、リピータ回路REP6を、リピータ回路REP5における負荷回路LDを除く回路と同じにすることで、ワード線信号WLとカラム選択信号COLのタイミングのずれを少なくできる。これにより、書き込み動作マージンおよび読み出し動作マージンを向上できる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、クロックサイクル時間が長く、ダミーワード線信号DWLPが高レベルに活性化されている期間が長いときにも、ダイナミックノードDNを高レベルに確実に維持できる。この結果、半導体メモリMEMの誤動作を防止でき、書き込み動作マージンおよび読み出し動作マージンが低下することを防止できる。
図20は、別の実施形態における半導体メモリMEMのメモリコア18の例を示している。図4で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、図4に示したリピータ回路REP1、REP2の代わりにリピータ回路REP7、REP8が配置されている。半導体メモリMEMのその他の構成は、図1から図4と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、SRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作する。なお、半導体メモリMEMは、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
図21は、図20に示したメモリコア18の要部の例を示している。この例では、図5に示したリピータ回路REP1、REP2の代わりにリピータ回路REP7、REP8が配置されている。リピータ回路REP7、REP8は、図19に示したリピータ回路REP5、REP6のハーフキーパ回路HKの代わりにフルキーパ回路FKを有している。フルキーパ回路FKは、入力と出力が互いに接続された一対のCMOSインバータを有している。
書き込み動作および読み出し動作では、ダミーワード線信号DWLPが低レベルに非活性化される前にカラム選択信号COLが低レベルに非活性化される。このとき、入力回路INの出力であるダイナミックノードDNは、低レベルのフローティング状態になる。しかし、フルキーパ回路FKにより、ダイナミックノードDNを低レベルに維持できる。フルキーパ回路FKは、入力回路INの出力であるダイナミックノードDNが高レベルのフローティング状態のときも、ハーフキーパ回路HKと同様に、ダイナミックノードDNを高レベルに維持できる。
ダミーワード線信号DWLPが低レベルに非活性化される前にライトイネーブル信号WENが低レベルに非活性化されるときも同様に、ダイナミックノードDNを低レベルに維持できる。ダミーワード線信号DWLEが低レベルに非活性化される前にイコライズ信号EQDが低レベルに活性化されるときも同様に、ダイナミックノードDNを低レベルに維持できる。さらに、ダミーワード線信号DWLSが低レベルに非活性化される前にセンスアンプイネーブル信号SAEが低レベルに非活性化されるときも同様に、ダイナミックノードDNを低レベルに維持できる。
また、図17と同様に、リピータ回路REP8を、リピータ回路REP7における負荷回路LDを除く回路と同じにすることで、ワード線信号WLとカラム選択信号COLのタイミングのずれを少なくできる。これにより、書き込み動作マージンおよび読み出し動作マージンを向上できる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、例えば、ダミーワード線信号DWLPの非活性化からカラム選択信号COLの非活性化までの時間が長いときにも、ダイナミックノードDNを低レベルに確実に維持できる。この結果、半導体メモリMEMの誤動作を防止でき、書き込み動作マージンおよび読み出し動作マージンが低下することを防止できる。
図22は、上述した実施形態の半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、携帯機器等のマイクロコンピュータシステムの少なくとも一部を構成する。システムSYSは、シリコン基板上に複数のマクロが集積されたシステムオンチップSoCを有している。あるいは、システムSYSは、パッケージ基板上に複数のチップが積層されたマルチチップパッケージMCPを有している。あるいは、システムSYSは、リードフレーム等のパッケージ基板上に複数のチップが搭載されたシステムインパッケージSiPを有している。さらに、システムSYSは、チップオンチップCoCあるいはパッケージオンパッケージPoPの形態で構成されてもよい。
例えば、SoCは、CPU(コントローラ)、ROM、周辺回路I/Oおよび上述した半導体メモリMEMを有している。CPU、ROM、周辺回路I/Oおよび半導体メモリMEMは、システムバスSBUSにより互いに接続されている。なお、CPUと半導体メモリMEMの間にメモリコントローラを配置してもよい。
CPUは、ROM、周辺回路I/Oおよび半導体メモリMEMをアクセスするとともにシステム全体の動作を制御する。半導体メモリMEMは、CPUからのアクセス要求に応じて、読み出し動作および書き込み動作を実行する。なお、システムSYSの最小構成は、CPUと半導体メモリMEMである。
なお、上述した実施形態は、SRAMに適用する例について述べた。しかし、例えば、上述した実施形態は、リピータ回路を介して接続されたワード線を有するDRAM、強誘電体メモリあるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリに適用できる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
複数のメモリセルに接続され、ワード線信号を伝達するワード線と、
前記ワード線の途中に配置され、前記ワード線の高レベル電圧を抑える第1負荷回路を有する少なくとも1つのワードリピータ回路と、
前記ワード線に沿って配置され、第1ダミーワード線信号を伝達する第1ダミーワード線と、
前記第1ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第2負荷回路を有する少なくとも1つの第1ダミーリピータ回路と、
前記メモリセルに接続された複数のビット線と、
前記ビット線をデータ線にそれぞれ接続する複数のカラムスイッチと、
前記ワード線に沿って配置され、前記カラムスイッチを動作させるカラム選択信号を伝達するカラム選択線と、
前記カラム選択線の途中に配置され、前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記カラム選択信号を出力する少なくとも1つのカラムリピータ回路と
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
前記第1ダミーリピータ回路および前記カラムリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
前記カラムリピータ回路は、対応する前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記カラム選択信号を出力すること
を特徴とする付記1記載の半導体メモリ。
(付記3)
前記カラムスイッチは、前記ビット線から前記データ線に読み出しデータを伝達するために、前記カラム選択信号が活性化されているときにオンする読み出しスイッチを備えていること
を特徴とする付記1または付記2記載の半導体メモリ。
(付記4)
前記ワード線に沿って配置され、ライトイネーブル信号を伝達するライトイネーブル信号線と、
前記ライトイネーブル信号線の途中に配置され、前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記ライトイネーブル信号を出力する少なくとも1つのライトリピータ回路と
を備え、
前記カラムスイッチは、前記データ線から前記ビット線に書き込みデータを伝達するために、前記カラム選択信号および前記ライトイネーブル信号がともに活性化されているときにオンする書き込みスイッチを備えていること
を特徴とする付記3記載の半導体メモリ。
(付記5)
前記ワードリピータ回路および前記第1ダミーリピータ回路は、前記カラムリピータ回路と同じ回路に前記第1負荷回路と同じ構成の第3負荷回路を追加して形成されていること
を特徴とする付記1ないし付記4のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記6)
前記カラムリピータ回路は、
活性化レベルの前記第1ダミーワード線信号および非活性化レベルの前記カラム選択信号を受けたときに、出力をフローティング状態に設定する入力回路と、
前記入力回路の出力が高レベルからフローティング状態に変化するときに、前記入力回路の出力を高レベルに保持するハーフキーパ回路と
を備えていることを特徴とする付記5記載の半導体メモリ。
(付記7)
前記カラムリピータ回路は、
活性化レベルの前記第1ダミーワード線信号および非活性化レベルの前記カラム選択信号を受けたときに、出力をフローティング状態に設定する入力回路と、
前記入力回路の出力がフローティング状態に変化するときに、前記入力回路の出力を直前のレベルに保持するフルキーパ回路と
を備えていることを特徴とする付記5記載の半導体メモリ。
(付記8)
前記ワード線に沿って配置され、第2ダミーワード線信号を伝達する第2ダミーワード線と、
前記第2ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第3負荷回路を有する少なくとも1つの第2ダミーリピータ回路と、
前記データ線にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、
前記ワード線に沿って配置され、前記センスアンプを動作させるセンスアンプイネーブル信号を伝達するセンスアンプイネーブル信号線と、
前記センスアンプイネーブル信号線の途中に配置され、前記第2ダミーリピータ回路に入力される前記第2ダミーワード線信号に同期して、受けた前記センスアンプイネーブル信号を出力する少なくとも1つのセンスリピータ回路と
を備えていることを特徴とする付記1ないし付記7のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記9)
前記第2ダミーリピータ回路および前記センスリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
前記センスリピータ回路は、対応する前記第2ダミーリピータ回路に入力される前記第2ダミーワード線信号に同期して、受けた前記センスアンプイネーブル信号を出力すること
を特徴とする付記8記載の半導体メモリ。
(付記10)
前記ワード線に沿って配置され、第3ダミーワード線信号を伝達する第3ダミーワード線と、
前記第3ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第4負荷回路を有する少なくとも1つの第3ダミーリピータ回路と、
前記データ線にそれぞれ接続された複数のデータプリチャージ回路と、
前記ワード線に沿って配置され、前記データプリチャージ回路を動作させるプリチャージ信号を伝達するプリチャージ信号線と、
前記プリチャージ信号線の途中に配置され、前記第3ダミーリピータ回路に入力される前記第3ダミーワード線信号に同期して、受けた前記プリチャージ信号を出力する少なくとも1つのプリチャージリピータ回路と
を備えていることを特徴とする付記1ないし付記9のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記11)
前記第3ダミーリピータ回路および前記プリチャージリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
前記プリチャージリピータ回路は、対応する前記第3ダミーリピータ回路に入力される前記第3ダミーワード線信号に同期して、受けた前記プリチャージ信号を出力すること
を特徴とする付記10記載の半導体メモリ。
(付記12)
前記ビット線にそれぞれ接続され、前記カラムリピータ回路から出力されるカラム選択信号に応じて動作する複数のビットプリチャージ回路を
を備えていることを特徴とする付記1ないし付記11のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記13)
前記負荷回路は、前記ワード線と接地線の間に配置され、ゲートが前記ワード線に接続されたnMOSトランジスタであること
を特徴とする付記1ないし付記12のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記14)
付記1ないし付記13のいずれか1項記載の半導体メモリと、
前記半導体メモリをアクセスするコントローラと
を備えていることを特徴とするシステム。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
10‥コマンドデコーダ;12‥コア制御回路;14‥アドレス入力回路;16‥データ入出力回路;18‥メモリコア;ARY‥メモリセルアレイ;BL、BLX‥ビット線;CDEC‥カラムデコーダ;COL‥カラム選択線;CSW‥カラムスイッチ;DMC‥ダミーメモリセル;DWLP、DWLE、DWLS‥ダミーワード線;EQD‥イコライズ信号線;FK‥フルキーパ回路;HK‥ハーフキーパー;IN‥入力回路;LD‥負荷回路;MC‥メモリセル;MEM‥半導体メモリ;PRE‥プリチャージ回路;RA‥リードアンプ;RD、RDX‥読み出しデータ線;RDEC‥ロウデコーダ;REP1−8‥リピータ回路;RS1、RS2‥読み出しスイッチ;SA‥センスアンプ;SAE‥センスアンプイネーブル信号線;WA‥ライトアンプ;WD‥書き込みデータ線;WDRV‥ワード線ドライバ;WEN‥ライトイネーブル信号線;WL‥ワード線;WS1、WS2‥書き込みスイッチ

Claims (11)

  1. 複数のメモリセルに接続され、ワード線信号を伝達するワード線と、
    前記ワード線の途中に配置され、前記ワード線の高レベル電圧を抑える第1負荷回路を有する少なくとも1つのワードリピータ回路と、
    前記ワード線に沿って配置され、第1ダミーワード線信号を伝達する第1ダミーワード線と、
    前記第1ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第2負荷回路を有する少なくとも1つの第1ダミーリピータ回路と、
    前記メモリセルに接続された複数のビット線と、
    前記ビット線をデータ線にそれぞれ接続する複数のカラムスイッチと、
    前記ワード線に沿って配置され、前記カラムスイッチを動作させるカラム選択信号を伝達するカラム選択線と、
    前記カラム選択線の途中に配置され、前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記カラム選択信号を出力する少なくとも1つのカラムリピータ回路と
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記第1ダミーリピータ回路および前記カラムリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
    前記カラムリピータ回路は、対応する前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記カラム選択信号を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記カラムスイッチは、前記ビット線から前記データ線に読み出しデータを伝達するために、前記カラム選択信号が活性化されているときにオンする読み出しスイッチを備えていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 前記ワード線に沿って配置され、ライトイネーブル信号を伝達するライトイネーブル信号線と、
    前記ライトイネーブル信号線の途中に配置され、前記第1ダミーリピータ回路に入力される前記第1ダミーワード線信号に同期して、受けた前記ライトイネーブル信号を出力する少なくとも1つのライトリピータ回路と
    を備え、
    前記カラムスイッチは、前記データ線から前記ビット線に書き込みデータを伝達するために、前記カラム選択信号および前記ライトイネーブル信号がともに活性化されているときにオンする書き込みスイッチを備えていること
    を特徴とする請求項3記載の半導体メモリ。
  5. 前記ワードリピータ回路および前記第1ダミーリピータ回路は、前記カラムリピータ回路と同じ回路に前記第1負荷回路と同じ構成の第3負荷回路を追加して形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の半導体メモリ。
  6. 前記ワード線に沿って配置され、第2ダミーワード線信号を伝達する第2ダミーワード線と、
    前記第2ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第3負荷回路を有する少なくとも1つの第2ダミーリピータ回路と、
    前記データ線にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、
    前記ワード線に沿って配置され、前記センスアンプを動作させるセンスアンプイネーブル信号を伝達するセンスアンプイネーブル信号線と、
    前記センスアンプイネーブル信号線の途中に配置され、前記第2ダミーリピータ回路に入力される前記第2ダミーワード線信号に同期して、受けた前記センスアンプイネーブル信号を出力する少なくとも1つのセンスリピータ回路と
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の半導体メモリ。
  7. 前記第2ダミーリピータ回路および前記センスリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
    前記センスリピータ回路は、対応する前記第2ダミーリピータ回路に入力される前記第2ダミーワード線信号に同期して、受けた前記センスアンプイネーブル信号を出力すること
    を特徴とする請求項6記載の半導体メモリ。
  8. 前記ワード線に沿って配置され、第3ダミーワード線信号を伝達する第3ダミーワード線と、
    前記第3ダミーワード線の途中に配置され、前記ワードリピータ回路の前記第1負荷回路と同じ構成の第4負荷回路を有する少なくとも1つの第3ダミーリピータ回路と、
    前記データ線にそれぞれ接続された複数のデータプリチャージ回路と、
    前記ワード線に沿って配置され、前記データプリチャージ回路を動作させるプリチャージ信号を伝達するプリチャージ信号線と、
    前記プリチャージ信号線の途中に配置され、前記第3ダミーリピータ回路に入力される前記第3ダミーワード線信号に同期して、受けた前記プリチャージ信号を出力する少なくとも1つのプリチャージリピータ回路と
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項記載の半導体メモリ。
  9. 前記第3ダミーリピータ回路および前記プリチャージリピータ回路は、前記ワードリピータ回路と同じ間隔で配置され、
    前記プリチャージリピータ回路は、対応する前記第3ダミーリピータ回路に入力される前記第3ダミーワード線信号に同期して、受けた前記プリチャージ信号を出力すること
    を特徴とする請求項8記載の半導体メモリ。
  10. 前記負荷回路は、前記ワード線と接地線の間に配置され、ゲートが前記ワード線に接続されたnMOSトランジスタであること
    を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載の半導体メモリ。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項記載の半導体メモリと、
    前記半導体メモリをアクセスするコントローラと
    を備えていることを特徴とするシステム。
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