JP5240055B2 - 通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法 - Google Patents

通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法 Download PDF

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Description

開示技術は、通信端末装置間で行うメッセージ交換通信を中継する通信サーバ装置、当該通信端末装置及びこれら通信サーバ装置及び通信端末装置を用いた通信方法に関する。
近年、携帯電話端末に代表される携帯情報端末が有する近距離無線通信機能を利用し、通信回線網を介さず携帯情報端末間で情報交換を行うサービスが提供されている。この様なサービスにおいて、携帯情報端末のユーザは半径10m程度以内の領域に存在するサービスを共有する他の携帯情報端末の匿名のユーザと電話番号、メールアドレス等の個人情報を互いに公開せずに情報交換を行うことが可能である。
ここで、上記情報交換を行うサービスは近距離無線通信機能を利用するため、情報交換を行っている途中であっても近距離無線通信の電波が到達する領域を離脱した場合、又は電波状況が不安定となった場合に通信が切断する。このため、例えば、携帯情報端末は、近距離無線通信の切断を検出した場合、通常の交換網を介した通信方式へ切り替えて情報交換を継続する方式が提案されている。
なお、携帯情報端末は、通常の回線網を介した通信を開始する際、近距離無線通信に必要な接続情報を予め交換しておき、近距離無線通信が可能である場合に近距離無線通信へ切り替えて通信を継続する方式が提案されている。
特開2007−214968号公報 特開2003−199167号公報 特開2007−336359号公報
しかしながら、上記従来技術では、近距離無線通信の切断を検出した場合に、通常の交換網を介した通信方式へ切り替えて情報交換を継続するとき、携帯情報端末は、電話番号、メールアドレス等の個人情報を互いに公開しなければ情報交換を継続することが出来なかった。これでは、サービスが目的としている匿名性を維持することが出来ず、サービスの意義そのものを没却してしまう。
開示技術は、上記に鑑みてなされたものであって、近距離無線通信機能を利用し、通信回線網を介さず携帯情報端末間で匿名で情報交換を行うサービスにおいて、近距離無線通信の切断を検出した場合に、通常の交換網を介した通信方式へ切り替えて情報交換を継続するとき、個人情報を互いに公開せず匿名性を維持して情報交換を継続することが可能な通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法を提供することを目的とする。
開示技術の通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法は、一つの態様において、近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置と接続する通信サーバ装置において、第1の通信回線を介して通信を行う通信端末装置間で交換された各該通信端末装置の固有情報に対応するキー情報、及び、該通信に係る接続情報を対応付けてキー情報格納部に格納し、第1の通信回線を介して通信端末装置間で行う通信が切断した際に当該通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されているか否かを判定し、判定結果に応じた指示によって第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信の接続を制御し、通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報がキー情報格納部に未だ格納されていないと判定する場合、当該キー情報及び接続情報を対応付けて前記キー情報格納部に格納し、通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されていると判定する場合、当該キー情報に対応付けられている接続情報を用いて第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信を接続する制御を行う様に指示することを要件とする。
本願の開示する通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法の一つの態様によれば、近距離無線通信が切断した後も匿名性を維持しつつ通常の回線網を用いる通信によって近距離無線通信による通信サービスを継続可能になるという効果を奏する。
図1は、開示技術の概要を説明するための図である。 図2は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムの構成を示すブロック図である。 図3は、実施例1に係るサーバにおけるキー情報DBで管理されるサーバ側キー情報データテーブルの一例を示す図である。 図4は、実施例1に係る携帯電話端末におけるキー情報記憶部に格納される端末側キー情報データテーブルの一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る携帯電話端末における再接続処理手順を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係るサーバにおけるキー情報受信時処理手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムにおける接続処理を示すシーケンス図である。 図8は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムにおける再接続処理を示すシーケンス図である。 図9は、実施例1に係るサーバにおけるサーバ側キー情報DBに格納されるキー情報データテーブルの再接続処理時のデータの変化を示す図である。 図10は、実施例1に係るサーバにおけるサーバ側キー情報DBに格納されるキー情報データテーブルのタイムアウト時のデータの変化を示す図である。 図11は、実施例1に係る携帯電話端末が複数の場合の再接続処理手順を示すフローチャートである。 図12は、代表接続の概要を説明するための図である。 図13は、実施例1に係る携帯電話端末が再接続処理状態から近距離無線通信へ復帰する場合の近距離無線通信復帰処理手順を示すフローチャートである。 図14は、実施例1に係るサーバにおけるキー情報DBに格納されるキー情報データテーブルの近距離無線通信復帰時のデータの変化を示す図である。 図15は、実施例2に係るメッセージ交換通信システムの構成を示すブロック図である。
以下に、開示技術に係る通信サーバ装置、通信端末装置及び通信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施例では、近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標、以下同様、添付図面中における登録商標の表記は省略)による通信を例として説明する。Bluetoothによる通信をBluetooth通信と呼ぶ。また、通信網は、無線基地局を介した公衆無線通信網(移動体通信網)を例として説明する。公衆無線通信網を介した通信を公衆網通信と呼ぶ。また、以下の実施例では、通信端末装置を携帯電話端末とした例を示す。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
なお、近距離無線通信は、Bluetooth通信に限らず、IrDA(Infrared Data Association、登録商標)、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)等のWPAN(Wireless Personal Area Network)技術に基づく通信であってもよい。
また、通信端末装置は、携帯電話端末に限られず、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、携帯型若しくは据え置き型パーソナルコンピュータ等であってもよい。
[開示技術の概要]
先ず、実施例の説明に先立ち、開示技術の概要について説明する。図1は、開示技術の概要を説明するための図である。同図に示すように、携帯電話端末A及び携帯電話端末Bは、Bluetooth通信による近距離無線通信が可能である。ここで、携帯電話端末同士の通信は、一つの端末の組み合わせに対応してICP(Intercom Profile)が定義される。携帯電話端末は、通信相手の携帯電話端末毎にICPを定義することによってBluetooth通信による近距離無線通信が複数の他の携帯電話端末と同時に行うことが可能である。
また、携帯電話端末A及び携帯電話端末Bは、基地局を経由して公衆無線通信網を介した通信が可能である。例えば、公衆無線通信網を介してインターネット通信を行う場合、IPアドレスとして携帯電話端末Aには「IP1」が、携帯電話端末Bには「IP2」が割り当てられている。公衆無線通信網の網内に配置される通信サーバ装置(以下、サーバと呼ぶ)によって接続される。
図1に示すように、(1)先ず、携帯電話端末A及び携帯電話端末B間でBluetoothによる通信が確立される。(2)次に、携帯電話端末A及び携帯電話端末Bは、各装置内でキー情報を生成する。キー情報の生成方法の詳細については後述するが、キー情報は、各携帯電話端末の固有情報に基づいて生成される一意な情報であるとともに、各携帯電話端末の固有情報にフィルタ処理を施して各携帯電話端末に匿名性を持たせた情報である。なお、フィルタ処理に用いるフィルタは、固有情報のフィルタ処理結果に秘匿性を持たせるため、当該携帯電話端末内の秘密情報であるとする。ここでは、携帯電話端末Aによって生成されたキー情報を「X1」とし、携帯電話端末Bによって生成されたキー情報を「X2」とする。
(3)次に、携帯電話端末A及び携帯電話端末Bは、互いのキー情報をBluetooth通信によって交換する。すなわち、携帯電話端末Aは携帯電話端末Bに対して自端末のキー情報「X1」を送信し、携帯電話端末Bは携帯電話端末Aに対して自端末のキー情報「X2」を送信する。この様にして、携帯電話端末A及び携帯電話端末B間で公衆無線通信網を介さずBluetooth通信にて匿名性を保ちつつ直接、チャット等のメッセージ交換を行うことが可能になる。
(4)次に、携帯電話端末A及び携帯電話端末B間でBluetooth通信にてメッセージ交換を行っている最中にBluetooth通信が切断したとする。Bluetooth通信が切断したことは、携帯電話端末A及び携帯電話端末Bによってそれぞれ検出される。
(5)すると、携帯電話端末Aは、自端末のキー情報「X1」及び携帯電話端末Bのキー情報「X2」及び自端末のIPアドレス「IP1」を通知情報としてサーバへ送信する。その後、携帯電話端末Bは、自端末のキー情報「X2」及び携帯電話端末Aのキー情報「X1」及び自端末のIPアドレス「IP2」を通知情報としてサーバへ送信する。
(6)そしてサーバは、キー情報が一致する通知情報を送信してきた携帯電話端末A及び携帯電話端末Bを各IPアドレスに基づいて接続する。この接続の際、携帯電話端末Aから送信されてきたIPアドレス「IP1」は携帯電話端末Bに公開されることはない。同様に、携帯電話端末Bから送信されてきたIPアドレス「IP2」は携帯電話端末Aに公開されることはない。この様にして、Bluetooth通信から公衆無線通信網へ再接続してメッセージ交換を継続しても匿名性は担保される。
すなわち、携帯電話端末間で事前にユニークなキー情報を交換し、Bluetooth通信の切断を契機に自端末及び接続先端末のキー情報及び自端末の接続情報をサーバへ通知する。接続情報とは、自端末と、サーバ及び接続先端末とが公衆無線通信網を介して通信を行うために必要な情報である。接続先端末の例がIPアドレスである。サーバではキー情報が一致する携帯電話端末同士を接続情報をもとに再接続する。なお、再接続とは情報端末が最初に通信していた通信手段以外の別の通信方式による通信により新たな通信経路を確保し、再度情報端末間の通信を継続することを言う。
これにより、Bluetooth等の近距離無線通信を用いた端末間のチャット等のメッセージ交換を行っている際に、例えば、携帯電話端末間の距離が離れた場合においても、匿名性を保ったままメッセージ交換をすることができる。
[実施例1に係るメッセージ交換通信システムの構成]
図2は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムの構成を示すブロック図である。実施例1に係るメッセージ交換通信システムS1は、サーバ100及び複数の携帯電話端末200を含む。なお、図2において、携帯電話端末200の複数図示、及び、携帯電話システムの基地局、関門サーバ等の図示は省略している。しかし、携帯電話端末200がBluetooth通信を行う場合、少なくとも一台の対向する他の携帯電話端末200が近距離に存在している。
[サーバの構成]
サーバ100は、携帯電話端末200が他の携帯電話端末200と基地局を経由して公衆無線通信網を介した通信を中継する接続機である。サーバ100は、キー情報判定部101、接続部102、キー情報DB103、タイマ機能部104を含む。
キー情報判定部101は、キー情報DB103を参照し、キー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルに携帯電話端末200から受信したキー情報と一致するキー情報が存在するか否かを判定する。
なお、携帯電話端末200から受信したキー情報は、IPアドレス等の当該携帯電話端末200と通信を行うための接続情報とともに送信されてくる。また、キー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルには、キー情報に接続情報が対応付けられて管理されている。
キー情報判定部101は、キー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルに携帯電話端末200から受信したキー情報に一致するキー情報が存在すると判定する場合、次の様に動作する。すなわち、当該キー情報に対応付けられている接続情報と、サーバ側キー情報データテーブルの一致するキー情報に対応付けられて管理されている接続情報とをもとに、公衆無線通信網を介した通信が可能になるよう二つの携帯電話端末200を接続する様に接続部102へ指示する。
一方、キー情報判定部101は、キー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルに携帯電話端末200から受信したキー情報に一致するキー情報が存在すると判定しない場合、携帯電話端末200から受信したキー情報及び接続情報を対応づけてキー情報DB103に格納する。
接続部102は、公衆無線通信網を介してサーバ100との接続を要求する携帯電話端末200との接続インターフェースである。また、接続部102は、Bluetooth通信との通信が切断され、Bluetooth通信で行っていたチャットなどのメッセージ交換を公衆無線通信網を介して継続することを要求する携帯電話端末200同士の接続を行う。
キー情報DB103は、サーバ側キー情報データテーブルを格納するデータベースである。サーバ側キー情報データテーブルは、キー情報及び対応する接続情報を対応づけて格納する。ここで、キー情報は、Bluetooth通信でメッセージ交換を行う携帯電話端末200内で生成される、当該携帯電話端末200を識別するための一意の情報である。
また、キー情報は、携帯電話端末200を識別するための一意の情報でありながら、当該携帯電話端末200の匿名性を維持することが可能な情報である。サーバ側キー情報データテーブルの詳細は、図3を参照して後述する。なお、「キー情報1」は、自端末で生成されたキー情報、「キー情報2」は、Bluetooth通信でメッセージ交換を行う相手方の携帯電話端末200のキー情報とする。
タイマ機能部104は、「キー情報1」及び/又は「キー情報2」に対応する携帯電話端末200から再接続の要求を受信した場合、サーバ側キー情報データテーブルの「残り時間」に所定時間をセットするとともに所定時間のセット後から計時を開始し、例えば1秒ずつセット時間を減算する。そして、「残り時間」が「0」となった場合、該当レコードを削除し、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の組み合わせの再接続を中止する。
[携帯電話端末の構成]
携帯電話端末200は、メッセージ交換処理部201、近距離無線通信部202及びアンテナ202a、移動無線通信部203及びアンテナ203a、入力/操作部204、表示部205を含む。近距離無線通信部202及びアンテナ202aは、Bluetooth通信によって他の携帯電話端末200とメッセージ交換を行うための通信を制御する。また、移動無線通信部203及びアンテナ203aは、公衆無線通信網によって他の携帯電話端末200との通信を制御する。
入力/操作部204は、携帯電話端末200への文字や操作指示等の入力を受け付ける。実施例1では、携帯電話端末200は、他の携帯電話端末200とチャット等のメッセージ交換を行うことを例とするので、入力/操作部204は、メッセージ交換に係る文字やキャラクタの入力を受け付ける。また、表示部205は、メッセージ交換に係る文字や操作指示結果を表示する。
メッセージ交換処理部201は、近距離無線通信部202又は移動無線通信部203を介して行うメッセージ交換の制御を行う。具体的には、Bluetooth通信によって他の携帯電話端末200と行うメッセージ交換を制御し、Bluetooth通信の切断を検出したならば、公衆無線通信網を介した通信に切り替えてメッセージ交換の通信の再接続を行う様にサーバ100へ要求する。
メッセージ交換処理部201は、メッセージ制御部201a、再接続制御部201b、再接続準備部201c、キー情報生成部201d、キー情報記憶部201e、サーバ100の接続情報であるIPアドレス等を記憶するサーバアドレス記憶部201fを含む。
メッセージ制御部201aは、入力/操作部204が受け付けたメッセージ交換に係るメッセージを近距離無線通信部202を介してBluetooth通信によって他の携帯電話端末200へ送信する。また、近距離無線通信部202を介してBluetooth通信によって他の携帯電話端末200から受信したメッセージを表示部205へ表示する。
メッセージ制御部201aは、Bluetooth通信によって他の携帯電話端末200とのメッセージ交換の準備が確立したならば、再接続準備部201cに対して、万が一のBluetooth通信切断に備えて再接続の準備を行う様に指示する。
[キー情報生成部によるキー情報の生成方法1]
再接続準備部201cは、再接続の準備として、キー情報生成部201dに対してキー情報の生成を指示する。先ず、キー情報生成部201dは、次式に基づいて自端末の15桁の10進数のMSID(Mobile Station IDentifier)(15桁)をフィルタリングすることによりMSID(改)を算出する。
Figure 0005240055
ここで上記(1)式に現れる“Xor”は排他的論理和を取る演算子である。また、“Xor”の左側の数値は、携帯電話端末200の個体毎に決められた15桁の16進数のMSID用のフィルタである。このフィルタは、携帯電話端末200の外部から隠蔽される秘密情報である。
次に、キー情報生成部201dは、次式に基づいて“YYMMDDhhmm”の表示形式の10桁の時刻情報をフィルタリングすることにより時刻情報(改)を算出する。
Figure 0005240055
ここで上記(2)式で“Xor”の左側の数値は、携帯電話端末200の個体毎に決められた10桁の16進数の時刻情報用のフィルタである。このフィルタは、携帯電話端末200の外部から隠蔽される秘密情報である。そして、キー情報生成部201dは、次式に基づいてキー情報を生成する。
Figure 0005240055
上記(3)式に現れる“&”は、数値列の結合を表わす。すなわち、キー情報は、時刻情報(改)と、MSID(改)、MSID種別の数値列の結合によって生成される。なお、MSID種別は、MSIDが「IMSI(International Mobile Subscriber Identity)」である場合、「0x1」である。また、MSID種別は、MSIDが「TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)」である場合、「0x2」である。また、MSID種別は、MSIDが「MAC(Media Access Control)」アドレスである場合、「0x3」である。なお、上記は、MSID種別を区別する方法の一例に過ぎない。また、MSID種別は、固定端末を含まずBluetoothによりメッセージ交換を行う場合、MSIDにMACアドレスを用いることがないため、省略可能である。
なお、具体的に、携帯電話端末200の自端末のMSIDが「IMID」でありかつ「44090300235678」であり、時刻情報が「2008年10月30日12:00」である場合、次式に示すようにして次の(6)式に該当するキー情報が生成される。
Figure 0005240055
[キー情報生成部によるキー情報の生成方法2]
また、キー情報生成部201dは、次の方法によってキー情報を生成してもよい。すなわち、「Random(0x、15桁)」を15桁の16進数を生成する乱数生成関数とし、次式の様に、乱数生成関数によって生成されたMSID用のフィルタでMSID(15桁)をフィルタリングする。
Figure 0005240055
そして、次式の様に、MSID(改)及びMSID種別の数値列“&”で結合してキー情報を生成する。なお、この場合、「Random(0x、15桁)」によって生成された乱数はワンタイムの乱数である。よって、キー情報生成後、直ちに乱数を破棄することによってフィルタは携帯電話端末200の外部から隠蔽される秘密情報となり、情報漏洩の問題は発生しない。
Figure 0005240055
キー情報生成部201dによって生成されたキー情報は、キー情報記憶部201eに記憶される。そして、同キー情報は、メッセージ制御部201aを介してBluetooth通信によって、メッセージ交換が可能に通信が確立された他の携帯電話端末200へと送信される。また、該当する他の携帯電話端末200から同様にして生成された当該携帯電話端末200のキー情報を受信する。メッセージ制御部201aを介して他の携帯電話端末200から受信したキー情報は、再接続準備部201cによってキー情報記憶部201eに記憶される。この様な互いのキー情報のやりとりをキー情報交換という。
再接続制御部201bは、近距離無線通信部202に対してBluetooth通信の切断監視を要求する。近距離無線通信部202は、他の携帯電話端末200とのメッセージ交換中にBluetooth通信の切断を検出したならば、切断を再接続制御部へ通知する。
Bluetooth通信の切断の通知を受けた再接続制御部201bは、サーバアドレス記憶部201fに記憶されるサーバアドレスをもとに、移動無線通信部203を介してサーバ100と接続する。そして、キー情報記憶部201eに記憶される自端末及びメッセージ交換を行っていた相手方の他の携帯電話端末200のキー情報をサーバ100へ送信する。この際、再接続制御部201bは、自端末に割り当てられている公衆無線通信網を介した通信に必要なIPアドレス等の接続情報をサーバ100へ送信する。
[サーバ側で管理されるサーバ側キー情報データテーブル]
図3は、サーバ100のキー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルのテーブル例を示す図である。サーバ側キー情報データテーブルは、「キー情報1」、「IPアドレス1」、「キー情報2」、「IPアドレス2」、「残り時間」のカラムを含む。「キー情報1」及び「キー情報2」は、サーバ側キー情報データテーブルにおいて、レコードを検索するためのキーである。すなわち、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の組み合わせがBluetooth通信によるメッセージ交換の通信中に通信が切断し、公衆無線通信網を経由した再接続を待っている携帯電話端末200である。
「IPアドレス1」は、「キー情報1」に対応付けられる接続情報である。すなわち、「キー情報1」で一意に特定される携帯電話端末200をサーバ100内で他の携帯電話端末200と接続するために必要な携帯電話端末200のネットワーク上の識別子である。「IPアドレス2」は、「キー情報2」に対応付けられる接続情報である。「キー情報2」は、「キー情報1」と同様に、「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200をサーバ100内で他の携帯電話端末200と接続するために必要な携帯電話端末200のネットワーク上の識別子である。
「残り時間」は、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の組み合わせがBluetooth通信によるメッセージ交換の通信中に通信が切断し、公衆無線通信網を経由した再接続待ちを開始してからの時間を示す。「残り時間」は、再接続待ちの開始時に所定時間(例えば、180〜300秒程度の再接続に必要な十分な時間)がセットされる。その後、1秒ずつ減算されて「0」に至った場合、当該レコードは削除される。
なお、「残り時間」が「0」となることを「タイムアウト」という。タイムアウトによりレコードが削除されると言うことは、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の組み合わせの再接続を中止することを意味する。このように、再接続にタイムアウトを導入することにより、再接続が半永久的に継続し、各携帯電話端末200及びサーバ100の資源が無駄に圧迫されることを回避することが出来る。
なお、サーバ側キー情報データテーブルへのデータの登録は、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の組み合わせがメッセージ交換の通信中に通信が切断し、先に再接続要求をサーバ100へ送信した携帯電話端末200からの情報が登録される。続いて、次に再接続要求をサーバ100へ送信した携帯電話端末200からの情報と一致するレコードがサーバ側キー情報データテーブルに存在する場合、「キー情報1」及び「キー情報2」で一意に特定される携帯電話端末200の双方が再接続を要求していると見なしうる。そして、両方の携帯電話端末200を各接続情報をもとにサーバ100内で接続し、Bluetooth通信とは異なる公衆無線通信網を介した接続によってメッセージ交換の継続を可能にする。
[携帯電話端末側で管理される端末側キー情報データテーブル]
図4は、携帯電話端末200のキー情報DB103に格納される端末側キー情報データテーブルのテーブル例を示す図である。端末側キー情報データテーブルは、「自端末キー情報」、「通信先キー情報」、「通信先接続状態」のカラムを含む。「自端末キー情報」は、自端末のキー情報生成部201dによって生成されたキー情報である。
「通信先キー情報」は、Bluetooth通信によるメッセージ交換可能に通信が確立した相手側の携帯電話端末200のキー情報生成部201dによって生成されたキー情報である。「通信先キー情報」は、キー情報の交換によって取得した情報であり、通信相手先毎に管理される。また、「通信先接続状態」は、通信先との接続状態を示し、「近距離無線通信中」、「再接続中」、「再接続待ち」、「切断」の四つの状態がある。
「近距離無線通信中」は、Bluetooth通信によって該当する他の携帯電話端末200とメッセージ交換通信中であることを示す。「再接続中」は、自端末と他の携帯電話端末200とのBluetooth通信によるメッセージ交換のための通信が切断された状態が検知され、代替として公衆無線通信網を介してメッセージ交換が行われていることを示す。
「再接続待ち」は、自端末の携帯電話端末200から再接続要求がサーバ100へ送信されたが、近距離無線通信を行っていた他の携帯電話端末200からの再接続要求がサーバ100へ到達していないため、自端末が再接続処理を待機している状態である。「切断」は、自端末と他の携帯電話端末200とのBluetooth通信によるメッセージ交換のための通信が切断された状態が検知されたことを示す。自端末は、「切断」の状態が示されている通信先の携帯電話端末200との再接続をサーバ100に要求する。
[携帯電話端末における再接続処理]
図5は、実施例1に係る携帯電話端末における再接続処理手順を示すフローチャートである。ステップS101では、携帯電話端末200の再接続制御部201bは、近距離無線通信部202に対してBluetooth通信切断監視要求を行う。
続いて、ステップS102では、再接続制御部201bは、近距離無線通信部202がBluetooth通信の切断を検出したか否かを判定する。近距離無線通信部202がBluetooth通信の切断を検出したと判定する場合(ステップS102肯定)、ステップS103へ移り、近距離無線通信部202がBluetooth通信の切断を検出したと判定しない場合(ステップS102否定)、ステップS102を繰り返す。すなわち、近距離無線通信部202は、Bluetooth通信の切断の監視を継続する。
続いて、ステップS103では、再接続制御部201bは、サーバアドレス記憶部201fからサーバアドレスを、キー情報記憶部201eから自端末及び通信先端末のキー情報を読み出す。続いて、ステップS104では、再接続制御部201bは、ステップS103で読み出したサーバアドレス、自端末及び通信先端末のキー情報を移動無線通信部203へ通知する。続いて、ステップS105では、移動無線通信部203は、ステップS104で通知されたサーバアドレスをもとに自端末及び通信先端末のキー情報をサーバ100へ送信する。
[サーバにおけるキー情報受信時処理]
図6は、実施例1に係るサーバにおけるキー情報受信時処理手順を示すフローチャートである。ステップS111では、サーバ100のキー情報判定部101は、接続部102を介して携帯電話端末200からキー情報を受信する。
ステップS112では、キー情報判定部101は、受信したキー情報と一致するキー情報が既にキー情報DB103に格納されているか否かを判定する。受信したキー情報と一致するキー情報が既にキー情報DB103に格納されていると判定する場合(ステップS112肯定)、ステップS113へ移り、受信したキー情報と一致するキー情報が既にキー情報DB103に格納されていると判定しない場合(ステップS112否定)、ステップS114へ移る。
ステップS113では、接続部102は、受信したキー情報及び既にキー情報DB103に格納されているキー情報と、対応するIPアドレス等の接続情報とに基づいて、メッセージ通信を行っていた携帯電話端末同士を公衆無線通信網を介した通信で再接続する。
ステップS114では、タイマ機能部104は、キー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルの「残り時間」のカラムに初期値として所定時間をセットし、計時を開始する。
続いて、ステップS115では、キー情報判定部101は、携帯電話端末200から受信したキー情報をキー情報DB103に格納されるサーバ側キー情報データテーブルに格納する。格納の際、キー情報を送信してきた携帯電話端末200のキー情報を「キー情報1」、キー情報1に対応する接続情報を「IPアドレス1」とする。また、切断したメッセージ交換の相手先の携帯電話端末200のキー情報を「キー情報2」とする。
続いて、ステップS116では、タイマ機能部104は、ステップS114で開始した計時が所定時間に至ったか、すなわち、サーバ側キー情報データテーブルの「残り時間」のカラムに設定された初期値である所定時間が「0」となったか否かを判定する。計時が所定時間に至ったと判定する場合(ステップS116肯定)、ステップS117へ移り、計時が所定時間に至ったと判定しない場合(ステップS116否定)、ステップS111へ移る。
[メッセージ交換通信システムにおける接続処理]
図7は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムにおける接続処理を示すシーケンス図である。図7では、メッセージ交換を行う二台の携帯電話端末を携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bと表記する。
また、携帯電話端末200aの近距離無線通信部を近距離無線通信部202−a、再接続準備部を再接続準備部201b−a、キー情報生成部をキー情報生成部201d−a、キー情報記憶部をキー情報記憶部201e−aと表記する。また、携帯電話端末200bの近距離無線通信部を近距離無線通信部202−b、再接続準備部を再接続準備部201b−b、キー情報生成部をキー情報生成部201d−b、キー情報記憶部をキー情報記憶部201e−bと表記する。
先ず、ステップS201では、携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bとの間で近距離無線通信を確立させる。近距離無線通信が確立した状態とは、例えば、両端末間でBluetooth通信等の近距離無線通信が可能になった状態をいう。
続いて、ステップS202aでは、携帯電話端末200aの再接続準備部201b−aは、キー情報生成部201d−aに対してキー情報の生成を要求する。ステップS203aでは、情報生成部201d−aは、キー情報生成要求に応じてキー情報を生成する。キー情報の生成方法は、上述したように上記(1)式〜(3)式又は上記(7)式〜(8)式に基づく。
続いて、ステップS204aでは、キー情報生成部201d−aは、キー情報生成部201d−aによってステップS203aで生成されたキー情報をキー情報記憶部201e−aに記憶させる。そして、ステップS205aでは、キー情報生成部201d−aは、キー情報を再接続準備部201b−aへ送信して通知する。
続いて、ステップS206aでは、再接続準備部201b−aは、近距離無線通信部202−aへキー情報を送信して通知する。ステップS207aでは、近距離無線通信部202−aは、接続先の携帯電話端末200bへキー情報を送信する。
上記ステップS202a〜ステップS207aの処理は、ステップS201の近距離無線通信確立以後、携帯電話端末200bにおいても実行される。携帯電話端末200bにおける処理にはステップS202b〜ステップS207bのステップ番号をそれぞれ付与しているが、ステップS202a〜ステップS207aの各処理と同様の処理である。
続いて、ステップS208aでは、携帯電話端末200aは、ステップS207bで携帯電話端末200bの近距離無線通信部202−bが送信した携帯電話端末200bのキー情報を受信する。続いて、ステップS209aでは、近距離無線通信部202−aは、携帯電話端末200bのキー情報を受信したことを再接続準備部201b−aへ通知する。
続いて、ステップS210aでは、再接続準備部201b−aは、通知された携帯電話端末200bのキー情報をキー情報記憶部201e−aに記憶させる。その後、ステップS211aでは、再接続準備部201b−aは、近距離無線通信部202−aに対して近距離無線通信の切断を検出するよう監視を要求する。
上記ステップS208a〜ステップS211aの処理は、ステップS207a及びステップS207bのキー情報の相互の交換以後、携帯電話端末200bにおいても実行される。携帯電話端末200bにおける処理にはステップS208b〜ステップS211bのステップ番号をそれぞれ付与しているが、ステップS208a〜ステップS211aの各処理と同様の処理である。
ステップS211a及びステップS211bによって近距離無線通信部202−a及び近距離無線通信部202−bに対して近距離無線通信の切断を検出するための監視が要求される。そして、近距離無線通信部202−a及び近距離無線通信部202−bが近距離無線通信の切断を検出するための監視を開始すると、ステップS212の近距離無線通信中となる。
このように、近距離無線通信を行う以前に接続先端末のキー情報を交換しておくことで、近距離無線通信によるメッセージ交換が切断された場合でもサーバ100において接続先を一意に特定することができ、サーバ100においてメッセージ交換を行っていた携帯電話端末同士を公衆無線通信を介して再接続し、近距離無線通信に依らずともメッセージ通信を継続することが出来る。
[メッセージ交換通信システムにおける再接続処理]
図8は、実施例1に係るメッセージ交換通信システムにおける再接続処理を示すシーケンス図である。なお、同図に示す処理主体は、図7に示す処理主体にサーバ100が追加されている。サーバ100は、キー情報判定部101及び接続部102を含む。また、携帯電話端末200aのサーバアドレス記憶部をサーバアドレス記憶部201f−a、移動無線通信部を移動無線通信部203aとする。また、携帯電話端末200bのサーバアドレス記憶部をサーバアドレス記憶部201f−b、移動無線通信部を移動無線通信部203bとする。
先ず、ステップS221aでは、携帯電話端末200aの近距離無線通信部202−aは、近距離無線通信の切断を検出する。続いて、ステップS222aでは、近距離無線通信部202−aは、再接続準備部201b−aへ近距離無線通信の切断を通知する。
続いて、ステップS223aでは、近距離無線通信の切断を通知された再接続準備部201b−aは、キー情報記憶部201e−aから自端末(携帯電話端末200a)及び通信先端末(携帯電話端末200b)のキー情報、及び、自端末の接続情報としてのIPアドレスを取得する。続いて、ステップS224aでは、再接続準備部201b−aは、サーバアドレス記憶部201f−aからサーバ100のIPアドレスを取得する。
続いて、ステップS225aでは、再接続準備部201b−aは、ステップS223aで取得したキー情報及び自端末のIPアドレス、及び、ステップS224aで取得したサーバアドレスを移動無線通信部203aへ受け渡し、携帯電話端末200bとの再接続要求をサーバ100へ送信するよう指示する。ステップS226aでは、再接続要求の指示を受けた移動無線通信部203aは、サーバアドレスをもとにサーバ100の接続部102へキー情報とともに再接続要求を送信する。
続いて、ステップS227aでは、携帯電話端末200aから再接続要求を受信したサーバ100の接続部102は、キー情報判定部101へキー情報の判定を指示する。続いて、ステップS228では、キー情報判定部101は、キー情報DB103を参照し、携帯電話端末200aから受信した携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bのキー情報が既に登録されているか否かを判定する。ここでは携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bのキー情報の組み合わせに一致するキー情報がキー情報DB103に存在しないとする。この場合、ステップS229で、キー情報判定部101は、携帯電話端末200aのキー情報及び接続情報、及び、携帯電話端末200bのキー情報をキー情報DB103に登録する。
上記ステップS221a〜ステップS227aの処理は、ステップS221bの近距離無線通信切断検出後、携帯電話端末200bにおいても実行される。携帯電話端末200bにおける処理にはステップS221b〜ステップS227bのステップ番号をそれぞれ付与しているが、ステップS221a〜ステップS227aの各処理と同様の処理である。
なお、ステップS221bが実行されるタイミングは、ステップS221aが実行されるタイミング以後となる。これは、ステップS228の処理で携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bのキー情報が既に登録されているか否かの判定が否定となり、ステップS229の処理が実行される例を示すためである。実際、携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bにおいて同時に近距離無線通信の切断が検出されることは少なく、何らかのタイムラグがある。
続いて、ステップS230では、キー情報判定部101は、キー情報DB103を参照し、携帯電話端末200bから受信した携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bのキー情報が既に登録されているか否かを判定する。ここでは携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bのキー情報の組み合わせに一致するキー情報がキー情報DB103に存在するとする。この場合、ステップS230で、キー情報判定部101は、携帯電話端末200bのキー情報に対応する接続情報をキー情報DB103に登録する。
続いて、ステップS231では、サーバ100のキー情報判定部101は、接続部102に対して携帯電話端末200aの接続情報及び携帯電話端末200bの接続情報をもとに携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bの再接続の実施を指示する。接続部102は、この指示に応じて携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bの再接続を実施する。そして、ステップS232及びステップS233では、接続部102は、携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bに対して再接続が完了したことを通知する。
このように、メッセージ交換中に近距離無線通信が切断した場合、近距離無線通信を行う以前に交換しておいた接続先端末のキー情報、及び、各キー情報に対応する各端末の接続情報をもとにサーバ100において接続先を一意に特定できる。そして、サーバ100において接続先端末のキー情報及び接続情報をもとに、メッセージ交換を行っていた携帯電話端末同士を公衆無線通信を介して再接続し、近距離無線通信に依らずともメッセージ通信を継続することが出来る。
なお、各端末のキー情報は、端末を一意に特定可能な情報であるが匿名性を有する情報である。また、各端末がサーバ100へ送信してきた自端末のIPアドレス等の接続情報は、サーバ100の内部での再接続処理に用いられるのみである。従って、サーバ100による再接続によってもメッセージ交換の匿名性は維持される。
[サーバ側キー情報データテーブルの再接続処理時のデータの変化]
図9は、実施例1に係るサーバにおけるサーバ側キー情報DBに格納されるキー情報データテーブルの再接続処理時のデータの変化を示す図である。同図上方の図は、図8のステップS229においてキー情報判定部101が携帯電話端末200aのキー情報及び接続情報、及び、携帯電話端末200bのキー情報をキー情報DB103に登録した直後のサーバ側キー情報データテーブルのデータの格納状況を示す。
すなわち、携帯電話端末200aのキー情報(キー情報1)として「XXX」、携帯電話端末200aのIPアドレス(IPアドレス1)として「xxx」、携帯電話端末200bのキー情報(キー情報2)として「YYY」が登録される。同時に、「残り時間」に初期値として100秒がセットされる。
図9下方の図は、図8のステップS230においてキー情報判定部101が携帯電話端末200bの接続情報をキー情報DB103に登録した直後のサーバ側キー情報データテーブルのデータの格納状況を示す。キー情報判定部101は、携帯電話端末200bから「XXX」及び「YYY」のキー情報をもとにサーバ側キー情報データテーブルを検索した結果、一致するキー情報が存在するので、携帯電話端末200bから同時に送信されてきた携帯電話端末200bのIPアドレス「yyy」を「IPアドレス2」に登録する。このとき、「残り時間」は、90秒へと減少している。これは、「キー情報1」、「IPアドレス1」、「キー情報2」の登録から10秒遅れて「キー情報1」及び「キー情報2」をもとにした「IPアドレス2」の登録が行われたことを示す。この時間差は、携帯電話端末200a及び携帯電話端末200bにおける近距離無線通信の切断の検出のタイムラグが一つの要因となっている。
[サーバ側キー情報データテーブルのタイムアウト時のデータの変化]
図10は、実施例1に係るサーバにおけるサーバ側キー情報DBに格納されるキー情報データテーブルのタイムアウト時のデータの変化を示す図である。同図上方の図は、図8のステップS229においてキー情報判定部101が携帯電話端末200aのキー情報及び接続情報、及び、携帯電話端末200bのキー情報、及び、「残り時間」をキー情報DB103に登録した後、タイマ機能部104によって「残り時間」が減算され「0」に至ったときのサーバ側キー情報データテーブルのデータの格納状況を示す。
「残り時間」が減算され「0」に至った場合、すなわち、図6のフローチャートに示す様に携帯電話端末200aのキー情報及び接続情報、及び、携帯電話端末200bのキー情報がサーバ側キー情報データテーブルに登録された後、一定時間経過しても携帯電話端末200bからの再接続要求が無い場合、図10下方の図に示す様にタイムアウトとして該当レコードを削除する。このように、再接続に制限時間を設け、タイムアウトとなった場合再接続を中止することによって、再接続が半永久的に継続して各携帯電話端末200及びサーバ100の資源が無駄に圧迫されることを回避することが出来る。
[実施例1に係る携帯電話端末が複数の場合の再接続処理]
図11は、実施例1に係る携帯電話端末が複数の場合の再接続処理手順を示すフローチャートである。複数の携帯電話端末200が近距離無線通信を介してチャットなどのメッセージ交換を行う場合、各携帯電話端末200が一対一に近距離無線通信を確立させてメッセージ交換を行う。
例えば、複数の携帯電話端末200のうち一台の携帯電話端末200が何らかの事情により他の携帯電話端末200と近距離無線通信を行うことができなくなった場合を考える。この場合、自端末を除くすべての携帯電話端末200と公衆無線通信網を介して再接続すると、再接続処理が煩雑になる。また、公衆無線通信網を介した通信は一般的に通信料が有料であるので、通信コストも問題となる。
そこで、何らかの事情により近距離無線通信が切断してある携帯電話端末200が他の携帯電話端末200と近距離無線通信を行うことができなくなった場合、代表接続という再接続の方式を採用する。代表接続は、自端末を除くすべての携帯電話端末200と公衆無線通信網を介して再接続するのではなく、自端末と、自端末を除くすべての携帯電話端末200を代表する代表端末との間で再接続を行う。
そして、自端末と、代表端末との間は公衆無線通信網を介してメッセージ通信を継続する。自端末と、代表端末以外の他の携帯電話端末200とのメッセージ交換は、代表端末を経由して行う。すなわち、自端末と、代表端末との間は公衆無線通信網を介し、代表端末と、代表端末以外の他の携帯電話端末200との間は接続が維持されている近距離無線通信を介してメッセージ通信を行う。図11は、このような代表接続の処理ステップを示す。
先ず、ステップS301では、携帯電話端末200は、3端末以上で近距離無線通信を確立する。続いて、ステップS302では、何れかの携帯電話端末200間の近距離無線通信の切断を該当携帯電話端末200の近距離無線通信部202が検出したか否かを判定する。近距離無線通信の切断を検出したと判定する場合(ステップS302肯定)、ステップS303へ移り、近距離無線通信の切断を検出したと判定しない場合(ステップS302否定)、ステップS302を繰り返す。ステップS302を繰り返すことは、近距離無線通信の切断監視である。
ステップS303では、近距離無線通信の切断を検出した携帯電話端末200の近距離無線通信部202は、キー情報記憶部201eに格納される端末側キー情報データテーブルを参照し、「自端末キー情報」及び「通信先キー情報」の項目値を比較し、自端末の優先度が最も高いか否かを判定する。ここでは、キー情報の値が最大である携帯電話端末200が最も優先度が高いとする。なお、優先度は、キー情報の値が最小であることにより決定されてもよい。また、優先度は、予め端末毎に付与しておく順序を用いてもよい。
自端末の優先度が最も高いと判定する場合(ステップS303肯定)、ステップS304へ移り、自端末の優先度が最も高いと判定しない場合(ステップS303否定)、本フローは終了する。ステップS304では、優先度が最も高い携帯電話端末200は、代表して再接続を実施する。再接続処理の詳細は、図5に示したステップS103、ステップS104、ステップS105と同一である。
続いて、ステップS305では、携帯電話端末200は、代表端末として近距離無線通信が切断した携帯電話端末200と再接続し、再接続を行わない他の携帯電話端末200と、近距離無線通信が切断した携帯電話端末200とのメッセージ交換を中継する。
[代表接続の概要]
図12は、代表接続の概要を説明するための図である。同図に示す様に、携帯電話端末A、携帯電話端末B、携帯電話端末CがBluetooth通信にてメッセージ交換を行っていたが、携帯電話端末BがBluetooth切断により携帯電話端末A及び携帯電話端末Cとメッセージ交換できなくなったとする。このとき、携帯電話端末Aは、代表端末としてサーバを介して携帯電話端末Bと再接続する。他方、携帯電話端末Cは、サーバを介した携帯電話端末Bとの再接続を行わず、携帯電話端末Aを中継点としてBluetooth通信及び公衆無線通信の通信経路を介して携帯電話端末Bとのメッセージ交換を継続することになる。代表接続によって、再接続処理が煩雑になることを回避し、また、通信コストの問題も低減することができる。
[再接続状態から近距離無線通信への復帰]
図13は、実施例1に係る携帯電話端末が再接続処理状態から近距離無線通信へ復帰する場合の近距離無線通信復帰処理手順を示すフローチャートである。近距離無線通信の切断によって公衆無線通信網を介して再接続された後、近距離無線通信が復旧することがある。近距離無線通信は、公衆無線通信網を介した再接続よりも通信コスト上有利であるのみならず、本来のメッセージ交換の通信方式であるので、復帰可能であれば近距離無線通信を介してメッセージ通信を行うことが望ましい。
先ず、携帯電話端末200は、一台の他の携帯電話端末200と再接続中である(ステップS311)。一台の他の携帯電話端末200と再接続中にあることは、図4に示す端末側キー情報データテーブルの「通信先接続状態」の項目値を参照して判定できる。
続いて、ステップS312では、近距離無線通信部202は、再接続中の携帯電話端末と近距離無線可能か否かを判定する。近距離無線可能と判定する場合(ステップS312肯定)、ステップS313へ移り、近距離無線可能と判定しない場合(ステップS312否定)、ステップS312を繰り返す。ステップS312を繰り返すことは、近距離無線通信の復旧監視である。
ステップS313では、近距離無線通信部202は、再接続中である一台の他の携帯電話端末200との近距離無線通信を確立する。続いて、ステップS314では、再接続制御部201bは、キー情報記憶部201eに格納される端末側キー情報テーブルを参照して該当する携帯電話端末200の「通信先キー情報」に対応する「通信先接続状態」の項目値を参照し、「再接続中」か否かを判定する。
「再接続中」であると判定する場合(ステップS314肯定)、ステップS314を繰り返し、「再接続中」でないと判定する場合(ステップS314否定)、ステップS315へ移る。ステップS315では、近距離無線通信へ復帰した携帯電話端末200で生成された新たなキー情報を受信して端末側キー情報テーブルに格納して「通信先接続状態」を「近距離無線通信中」とし、さらに、サーバ100に対して再接続の切断を要求する。
[サーバ側キー情報データテーブルの近距離無線通信復帰時のデータの変化]
図14は、実施例1に係るサーバにおけるキー情報DBに格納されるキー情報データテーブルの近距離無線通信復帰時のデータの変化を示す図である。図14上段図から中段図は、メッセージ交換における携帯電話端末200間の再接続時のデータの変化を示す。そして、メッセージ交換において携帯電話端末200間の再接続から近距離無線通信へ復帰した場合、図14下段図に示す様に、再接続を示すレコードを削除して再接続を解除する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、本実施例1では、近距離無線通信を介するメッセージ交換において近距離無線通信が切断すると、携帯電話端末間で予め交換しておいた通信相手端末を特定可能な匿名のキー情報を元に公衆無線通信網を介したサーバで携帯電話間を再接続することにより、匿名でのメッセージ交換を継続可能となる。また、近距離無線通信が復旧した後は、近距離無線通信を介するメッセージ交換に切り換えてもとのBluetoothの接続状態へと復旧させるので、通信コストを極力低減してメッセージ交換等の通信サービスを継続して行わせることが可能になる。
[キー情報生成部によるキー情報の生成方法3]
図15は、実施例2に係るメッセージ交換通信システムの構成を示すブロック図である。実施例2は、実施例1と比較して、キー情報の生成方法を携帯電話端末側ではなくサーバ100側で生成して各携帯電話端末へ配布する。このため、実施例2に係るサーバ300は、実施例1に係るサーバ100と比較し、統一キー情報生成部105をさらに含む。また、実施例2にかかる携帯電話端末400は、実施例1に係る携帯電話端末200と比較して、キー情報生成部201dの代わりにキー情報生成制御部201gを含む。これら以外の点では実施例2は実施例1と同一であるので説明を省略する。
携帯電話端末400のメッセージ交換処理部401のキー情報生成制御部201gは、他の携帯電話端末400との近距離無線通信が確立すると、移動無線通信部203を介した公衆無線通信にてサーバ300に対してキー情報の配布を要求する。この要求を受けたサーバ300の統一キー情報生成部105は、例えば、次式に基づいて各携帯電話端末400のキー情報を生成する。
Figure 0005240055
ここで、「サーバ識別情報」は、公衆無線通信網内で該当サーバを一意に識別する識別子である。また、「サーバ内シリアルナンバー」は、サーバ内で発行される一意の連続番号である。また、「サーバ識別情報」及び「サーバ内シリアルナンバー」の間の「&」は数値列の結合を示す演算子である。上記(9)式によって生成されたキー情報は、何れも公衆無線通信網内で一意である。このキー情報をサーバ300内で管理するとともに、他の携帯電話端末400と近距離無線通信を確立させてキー情報の配布を要求してきた携帯電話端末400へ配布する。携帯電話端末400のキー情報生成制御部201gは、サーバ300から受信したキー情報をキー情報記憶部201eに記憶させる。この様にすることによって、キー情報の匿名性及び一意性をさらに高めることが可能になる。
上記実施例1及び実施例2によれば、Bluetooth等の近距離無線通信を用いた携帯電話端末間のメッセージ交換(チャット等)を行っている際に、距離が離れた場合においても、匿名性を保ったままメッセージ交換をすることができる。また、3端末以上にてチャットを行う際に、ある端末が近距離無線通信から切断された場合、近距離無線通信中の端末のいずれかと再接続を実施することで、メッセージ交換を継続することができる。
また、実施例1及び実施例2は、Bluetooth等の近距離無線通信を用いた案内サービスに適用可能である。案内サービスを提供する側は固定端末を用い、移動端末にBluetooth等の近距離無線通信を用いた各種案内サービスを提供する。この場合、利用シーンによっては移動端末側が匿名性を保ちたい場合が想定され、その場合に、実施例1及び実施例2により匿名性を保つことができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置と接続する通信サーバ装置であって、
前記第1の通信回線を介して通信を行う前記通信端末装置間で交換された各該通信端末装置の固有情報に対応するキー情報、及び、該通信に係る接続情報を対応付けて格納するキー情報格納部と、
前記第1の通信回線を介して前記通信端末装置間で行う通信が切断した際に当該通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されているか否かを判定するキー情報判定部と、
前記キー情報判定部による判定結果に応じた指示によって前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信の接続を制御する接続部と
を備え、
前記キー情報判定部は、
前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に未だ格納されていないと判定する場合、当該キー情報及び接続情報を対応付けて前記キー情報格納部に格納し、
前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されていると判定する場合、当該キー情報に対応付けられている接続情報を用いて前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信を接続する制御を行う様に前記接続部に指示することを特徴とする通信サーバ装置。
(付記2)前記キー情報は、前記通信端末装置間における前記第1の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報をもとに生成される匿名の情報であり、かつ、前記通信端末装置間における前記第2の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報であることを特徴とする付記1記載の通信サーバ装置。
(付記3)前記キー情報は、各前記通信端末装置において、当該通信端末装置を一意に識別する情報をフィルタ処理して生成されることを特徴とする付記2記載の通信サーバ装置。
(付記4)前記キー情報は、各前記通信端末装置において、当該通信端末装置を一意に識別する情報を乱数に基づいてフィルタ処理して生成されることを特徴とする付記2記載の通信サーバ装置。
(付記5)前記キー情報を生成する統一キー情報生成部を備え、
前記統一キー情報生成部は、生成したキー情報を前記第1の通信回線を介して通信を行う各前記通信端末装置に配布することを特徴とする付記2記載の通信サーバ装置。
(付記6)前記キー情報格納部に前記キー情報及び接続情報が格納されると該キー情報及び接続情報に関して計時を開始する計時部を備え、
前記キー情報判定部は、前記計時部によって一定時間計時された場合、前記キー情報格納部に格納されている当該キー情報及び接続情報を削除することを特徴とする付記1〜5のいずれか一項記載の通信サーバ装置。
(付記7)前記キー情報判定部は、複数の前記通信端末装置からキー情報及び接続情報を受信した場合、予め決定されている優先順位が高い通信端末装置のみのキー情報と一致するキー情報が前記接続情報格納部に格納されているか否かを判定することを特徴とする付記1〜6のいずれか一項記載の通信サーバ装置。
(付記8)近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置であって、
前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第1の通信制御部と、
前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を中継する通信サーバ装置との接続に係るサーバ接続情報を記憶するサーバ接続情報記憶部と、
前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置との通信が確立されると、自端末の固有情報に対応するキー情報を生成するキー情報生成部と、
前記キー情報生成部によって生成されたキー情報、及び、前記第1の通信回線を介した通信に係る接続情報を前記他の通信端末装置との間で相互に交換するキー情報交換部と、
前記キー情報交換部によって交換されたキー情報及び接続情報を記憶するキー情報記憶部と、
前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、前記サーバ接続情報記憶部に記憶される前記サーバ接続情報をもとに前記通信サーバ装置と接続し、前記キー情報記憶部から前記キー情報及び接続情報を読み出して前記第2の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行う様に該キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信する再接続制御部と
を備えたことを特徴とする通信端末装置。
(付記9)前記キー情報は、前記第1の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報をもとに生成される匿名の情報であり、かつ、前記第2の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報であることを特徴とする付記8記載の通信端末装置。
(付記10)前記キー情報生成部は、当該通信端末装置を一意に識別する情報をフィルタ処理して前記キー情報を生成することを特徴とする付記8記載の通信端末装置。
(付記11)前記キー情報生成部は、当該通信端末装置を一意に識別する情報を乱数に基づいてフィルタ処理して前記キー情報を生成することを特徴とする付記8記載の通信端末装置。
(付記12)前記再接続制御部は、前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介した複数の前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、自端末が予め決定されている優先順位が最上位である通信端末装置である場合にのみ前記他の通信端末装置を代表して前記第2の通信回線を介して前記通信が切断された他の通信端末装置と通信を行う様に前記キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信することを特徴とする付記8〜11のいずれか一項記載の通信端末装置。
(付記13)前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第2の通信制御部を備え、
前記再接続制御部は、前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の復旧を検出すると、前記第2の通信制御部による通信から前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信へと切り替えることを特徴とする付記8〜12のいずれか一項記載の通信端末装置。
(付記14)近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置と接続する通信サーバ装置が行う通信方法であって、
前記第1の通信回線を介して通信を行う前記通信端末装置間で交換された各該通信端末装置の固有情報に対応するキー情報、及び、該通信に係る接続情報を対応付けてキー情報格納部に格納するキー情報格納ステップと、
前記第1の通信回線を介して前記通信端末装置間で行う通信が切断した際に当該通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されているか否かを判定するキー情報判定ステップと、
前記キー情報判定ステップによる判定結果に応じた指示によって前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信の接続を制御する接続ステップと
を含み、
前記キー情報判定ステップは、
前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に未だ格納されていないと判定する場合、当該キー情報及び接続情報を対応付けて前記キー情報格納部に格納し、
前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されていると判定する場合、当該キー情報に対応付けられている接続情報を用いて前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信を接続する制御を行う様に前記接続部に指示することを特徴とする通信方法。
(付記15)近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置が行う通信方法であって、
前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第1の通信制御ステップと、
前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を中継する通信サーバ装置との接続に係るサーバ接続情報をサーバ接続情報記憶部に記憶するサーバ接続情報記憶ステップと、
前記第1の通信制御ステップによって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置との通信が確立されると、自端末の固有情報に対応するキー情報を生成するキー情報生成ステップと、
前記キー情報生成ステップによって生成されたキー情報、及び、前記第1の通信回線を介した通信に係る接続情報を前記他の通信端末装置との間で相互に交換するキー情報交換ステップと、
前記キー情報交換ステップによって交換されたキー情報及び接続情報をキー情報記憶部に記憶するキー情報記憶ステップと、
前記第1の通信制御ステップによって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、前記サーバ接続情報記憶部に記憶される前記サーバ接続情報をもとに前記通信サーバ装置と接続し、前記キー情報記憶部から前記キー情報及び接続情報を読み出して前記第2の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行う様に該キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信する再接続制御ステップと
を備えたことを特徴とする通信方法。
(付記16)通信端末装置に、近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行わせるとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行なわせる通信プログラムであって、
前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第1の通信制御手順と、
前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を中継する通信サーバ装置との接続に係るサーバ接続情報をサーバ接続情報記憶部に記憶するサーバ接続情報記憶手順と、
前記第1の通信制御手順によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置との通信が確立されると、自端末の固有情報に対応するキー情報を生成するキー情報生成手順と、
前記キー情報生成手順によって生成されたキー情報、及び、前記第1の通信回線を介した通信に係る接続情報を前記他の通信端末装置との間で相互に交換するキー情報交換手順と、
前記キー情報交換手順によって交換されたキー情報及び接続情報をキー情報記憶部に記憶するキー情報記憶手順と、
前記第1の通信制御手順によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、前記サーバ接続情報記憶部に記憶される前記サーバ接続情報をもとに前記通信サーバ装置と接続し、前記キー情報記憶部から前記キー情報及び接続情報を読み出して前記第2の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行う様に該キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信する再接続制御手順と
を前記通信端末装置に行わせることを特徴とする通信プログラム。
100 サーバ
101 キー情報判定部
102 接続部
103 キー情報DB
104 タイマ機能部
105 統一キー情報生成部
200、200a、200b 携帯電話端末
201 メッセージ交換処理部
201a メッセージ制御部
201b 再接続制御部
201c 再接続準備部
201d キー情報生成部
201e キー情報記憶部
201f サーバアドレス記憶部
201g キー情報生成制御部
202 近距離無線通信部
202a アンテナ
203 移動無線通信部
203a アンテナ
204 入力/操作部
205 表示部
300 サーバ
400 携帯電話端末
401 メッセージ交換処理部

Claims (8)

  1. 近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置と接続する通信サーバ装置であって、
    前記第1の通信回線を介して通信を行う前記通信端末装置間で交換された各該通信端末装置の固有情報に対応するキー情報、及び、該通信に係る接続情報を対応付けて格納するキー情報格納部と、
    前記第1の通信回線を介して前記通信端末装置間で行う通信が切断した際に当該通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されているか否かを判定するキー情報判定部と、
    前記キー情報判定部による判定結果に応じた指示によって前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信の接続を制御する接続部と
    を備え、
    前記キー情報判定部は、
    前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に未だ格納されていないと判定する場合、当該キー情報及び接続情報を対応付けて前記キー情報格納部に格納し、
    前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されていると判定する場合、当該キー情報に対応付けられている接続情報を用いて前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信を接続する制御を行う様に前記接続部に指示することを特徴とする通信サーバ装置。
  2. 前記キー情報は、前記通信端末装置間における前記第1の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報をもとに生成される匿名の情報であり、かつ、前記通信端末装置間における前記第2の通信回線を介した通信において当該通信端末装置を一意に識別する情報であることを特徴とする請求項1記載の通信サーバ装置。
  3. 前記キー情報を生成する統一キー情報生成部を備え、
    前記統一キー情報生成部は、生成したキー情報を前記第1の通信回線を介して通信を行う各前記通信端末装置に配布することを特徴とする請求項2記載の通信サーバ装置。
  4. 前記キー情報格納部に前記キー情報及び接続情報が格納されると該キー情報及び接続情報に関して計時を開始する計時部を備え、
    前記キー情報判定部は、前記計時部によって一定時間計時された場合、前記キー情報格納部に格納されている当該キー情報及び接続情報を削除することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の通信サーバ装置。
  5. 前記キー情報判定部は、複数の前記通信端末装置からキー情報及び接続情報を受信した場合、予め決定されている優先順位が高い通信端末装置のみのキー情報と一致するキー情報が前記接続情報格納部に格納されているか否かを判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の通信サーバ装置。
  6. 近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置であって、
    前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第1の通信制御部と、
    前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を中継する通信サーバ装置との接続に係るサーバ接続情報を記憶するサーバ接続情報記憶部と、
    前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置との通信が確立されると、自端末の固有情報に対応するキー情報を生成するキー情報生成部と、
    前記キー情報生成部によって生成されたキー情報、及び、前記第1の通信回線を介した通信に係る接続情報を前記他の通信端末装置との間で相互に交換するキー情報交換部と、
    前記キー情報交換部によって交換されたキー情報及び接続情報を記憶するキー情報記憶部と、
    前記第1の通信制御部によって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、前記サーバ接続情報記憶部に記憶される前記サーバ接続情報をもとに前記通信サーバ装置と接続し、前記キー情報記憶部から前記キー情報及び接続情報を読み出して前記第2の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行う様に該キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信する再接続制御部と
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  7. 近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置と接続する通信サーバ装置が行う通信方法であって、
    前記第1の通信回線を介して通信を行う前記通信端末装置間で交換された各該通信端末装置の固有情報に対応するキー情報、及び、該通信に係る接続情報を対応付けてキー情報格納部に格納するキー情報格納ステップと、
    前記第1の通信回線を介して前記通信端末装置間で行う通信が切断した際に当該通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されているか否かを判定するキー情報判定ステップと、
    前記キー情報判定ステップによる判定結果に応じた指示によって前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信の接続を制御する接続ステップと
    を含み、
    前記キー情報判定ステップは、
    前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に未だ格納されていないと判定する場合、当該キー情報及び接続情報を対応付けて前記キー情報格納部に格納し、
    前記通信端末装置から受信したキー情報と一致するキー情報が前記キー情報格納部に既に格納されていると判定する場合、当該キー情報に対応付けられている接続情報を用いて前記第2の通信回線を介した前記通信端末装置間の通信を接続する制御を行う様に前記接続部に指示することを特徴とする通信方法。
  8. 近距離無線通信を行う通信方式による第1の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行うとともに、通信網を使用して通信を行う通信方式による第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と通信を行う通信端末装置が行う通信方法であって、
    前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を制御する第1の通信制御ステップと、
    前記第2の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信を中継する通信サーバ装置との接続に係るサーバ接続情報をサーバ接続情報記憶部に記憶するサーバ接続情報記憶ステップと、
    前記第1の通信制御ステップによって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置との通信が確立されると、自端末の固有情報に対応するキー情報を生成するキー情報生成ステップと、
    前記キー情報生成ステップによって生成されたキー情報、及び、前記第1の通信回線を介した通信に係る接続情報を前記他の通信端末装置との間で相互に交換するキー情報交換ステップと、
    前記キー情報交換ステップによって交換されたキー情報及び接続情報をキー情報記憶部に記憶するキー情報記憶ステップと、
    前記第1の通信制御ステップによって前記第1の通信回線を介して前記他の通信端末装置と行う通信の切断が検出されると、前記サーバ接続情報記憶部に記憶される前記サーバ接続情報をもとに前記通信サーバ装置と接続し、前記キー情報記憶部から前記キー情報及び接続情報を読み出して前記第2の通信回線を介して他の通信端末装置と通信を行う様に該キー情報及び接続情報を前記通信サーバ装置へ送信する再接続制御ステップと
    を備えたことを特徴とする通信方法。
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