JP5237462B2 - 多段増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は信号を増幅するための装置及びシステムに関し、特には多段増幅器を含む装置及びシステムに関する。
Chireix及びDoherty増幅器は、受動出力ネットワークインタラクションと組み合わせを用い、振幅変調された信号に対して高い平均効率を与える、複数のトランジスタに基づくRF増幅器の最初の例であった。
図1Aは、いわゆる「outphasing」システムと呼ばれるChireix増幅器10を示す。Chireix増幅器10は振幅及び位相変調を含んでいる入力信号Sin(t)を、2つの一定エンベロープ位相変調ブランチ信号S1(t)及びS2(t)に分ける信号分離器12を用いる。分離されたブランチ信号はそれぞれ同様の電力増幅器(PA)16A及び16Bによって増幅され、電力結合器18がこれらブランチ信号を合成することにより、ブランチ信号の位相差に基づく大きさ(magnitude)を有する、増幅された入力信号を生成する。この合成された信号は、アンテナや他の負荷デバイスのような出力負荷RLに与えられる。例えば、Sin (t) = A(t)とすると、S1(t) = cos[ωt + cos-1[A(t)]}、S2(t) = cos[ωt - cos-1[A(t)]}となり、S1(t) + S2(t) = 2A(t)cos(ωt)である。電力増幅器16A及び16Bが同一の増幅率Gを有するとすると、出力信号はS1(t) + S2(t) = 2GA(t)cos(ωt)となるであろう。電力増幅器16A及び16Bは固定された電力レベル(固定振幅)で動作するため、高度に非線形である。
図1Bは、「主(キャリア)」電力増幅器26A及び「補助(ピーク)」電力増幅器26Bと呼ばれる、似てはいないがいずれも線形の電力増幅器を結合する2段構成のDoherty増幅器を示している。電力増幅器26A及び26Bの出力は伝送線結合器28Aを通じて結合される。電力増幅器26Bの入力に配置された1/4波長線路28Bは、主電力増幅器26Aの出力に対して伝送路で生じる1/4周期(90°)の位相差を補償する。低出力レベル時(典型的には最大合成電力から6dB)には、補助電力増幅器26Bの駆動は停止され、主電力増幅器26Aが線形B級増幅器として動作する。結合器28Aによって主電力増幅器26Aに示されるインピーダンスは、主電力増幅器26Aをシステムピーク出力電力よりずっと低い位置で飽和させる。これにより、転移点及びシステムピーク出力電力で最大増幅効率を得ることができるほか、フルキャリアAM信号に対する高平均効率も実現できる。
受動出力ネットワークインタラクション構造に基づく多トランジスタ増幅器は、基本(RF)周波数ネットワーク及び信号変更(signal modification)のみを必要とする一般的な利点を有する。1つのトランジスタによる増幅器と比較して、複数のトランジスタによる増幅器は個別的に駆動されるトランジスタの数のみが異なる。他の高効率増幅器が必要とする高調波及び/又はベースバンド変更は必須でない。
特許されているものは、2つのトランジスタを有する構成(参考文献3,4)及び3つの基本的な拡張可能な他トランジスタ構成(及びそれらの効率的な駆動方法)(参考文献5,6,7)とに一般化される。これら構成は、Doherty及びChireixの特徴の全組み合わせを提供するのに十分である。(背景技術及びその進展に関する詳細な説明は参考文献を参照されたい)
Chireix増幅器の組み合わせの問題に対する既存の解決策は、いくつかのChireixペアを同一出力に接続するか、それらをDoherty構成に配置することを必要とする。トランジスタの最適利用のためには、複数のトランジスタのサイズが特定の関係を満たす必要がある。これらの関係を出力電力のオーバヘッドなしに既存のトランジスタサイズで満たすことは困難であろう。
過去に発明されたChireix/Chireix及びChireix/Doherty構造は、想定される全てのマルチキャリ及びマルチユーザ信号に対して非常に高い効率を有する増幅器を構築するのに十分なものではあるけれども、本明細書に開示する新規な構成は、増幅された信号の効率を高めるための別の方法を提示する。
別の問題はトランジスタ短絡損失(shunt loss)である。この損失は、デバイスの出力ノード(ドレイン、コレクタ)から接地(ソース、エミッタ)を結合する寄生抵抗(resistive parasitics)に起因する。従って、短絡損失の問題は複数トランジスタ増幅器の動作によって悪化し、短絡損失はRF出力電圧の増加を犠牲にして、(トランジスタの高効率の理由である)トランジスタのRF出力電流を低下させる。高いRF電圧は短絡寄生抵抗での大きな損失を生じ、この電力損失は、低出力又は中程度の出力における出力電力よりも大きい。つまり、短絡損失はこの種の複数トランジスタ増幅器が低出力であるほど効率を低下させる。
本発明に係る実施形態は概して高効率多段増幅器に関する。本発明の実施形態の一部において、多段増幅器構造は、出力ノードに接続され、少なくとも2つのトランジスタを含んだ第1のブランチを有する。前記2つのトランジスタは1/4波長線路又は1/4波長線路の等価回路によって互いに接続される。前記多段増幅器は、前記出力ノードに接続された少なくとも1つのトランジスタを含んだ第2のブランチをさらに有する。前記第2のブランチは、前記トランジスタと前記出力ノードとの間に接続された部分波長線路又は前記部分波長線路の等価回路を有する。
本発明の実施形態の一部において、多段増幅器は、1/4波長線路又は1/4波長線路の等価回路によって互いに接続された2つのトランジスタを有する複数のブランチを有してもよい。
1/4波長線路における電流に対する電圧の関係により、前記第1のブランチ内の前記トランジスタの出力は放物線状かつサブリニアなRF電圧を有しうる。この、出力における低電圧が、高効率を実現しながら短絡損失を削減する。
上述の一般的な説明及び以下の詳細な説明のいずれも単なる例示あり、特許請求の範囲に記載された本発明を限定するものでないことを理解すべきである。
Chireix複合電力増幅器構成のブロック図である。 Doherty複合電力増幅器構成のブロック図である。 本発明の例示的な実施形態に係る多段増幅器の接続構成のハイレベルな図である。 図2の増幅器それぞれからの出力電流の振幅を示す図である。 図2の増幅器それぞれからの出力電圧の振幅を示す図である。 図2の増幅器それぞれからの出力電流の位相を示す図である。 図2の増幅器それぞれからの出力電圧の位相を示す図である。 図2の多段増幅器の効率を、出力電圧振幅の関数として示す図である。 本発明の別の例示的な実施形態に係る多段増幅器の接続構成のハイレベルな図である。 図5の増幅器それぞれからの出力電流の振幅を示す図である。 図5の増幅器それぞれからの出力電圧の振幅を示す図である。 図5の増幅器それぞれからの出力電流の位相を示す図である。 図5の増幅器それぞれからの出力電圧の位相を示す図である。 図5の多段増幅器の効率を、出力電圧振幅の関数として示す図である。 4トランジスタ増幅器の例示的な実施形態を示すハイレベルな図である。 図8の増幅器それぞれからの出力電流の振幅を示す図である。 図8の増幅器それぞれからの出力電圧の振幅を示す図である。 図8の増幅器それぞれからの出力電流の位相を示す図である。 図8の増幅器それぞれからの出力電圧の位相を示す図である。 図8の多段増幅器の効率を、出力電圧振幅の関数として示す図である。 図8の4トランジスタ増幅器におけるトランジスタペアの電流の位相を示す図である。 図8の4トランジスタ増幅器におけるトランジスタペアの電圧の位相を示す図である。
添付図面は、本発明の更なる理解を提供するために含まれると共に統合され、かつ本明細書の一部を構成し、説明と共に本発明の原理を説明する役目を果たす実施形態を図示する。
本発明の理解を助けるために、本発明の様々な態様を、複数の例示的な実施形態とともにより詳細に説明する。しかし、本発明はここで説明する実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これら実施形態は発明の開示が十分且つ完全となるように、そして本発明の範囲を本技術分野の当業者に十分伝えるように提供されるものである。
さらに、本明細書において「含む/有する」という語が用いられる場合、記載された機能、整数、ステップ又は構成部品の存在を特定するものとして解釈されるが、「含む/有する」という語の使用が、他の機能、整数、ステップ、構成部品、又はそれらのグループの存在や付加を排除するものではないことを強調しておく。
本明細書は、新たな出力ネットワーク構造を有する複数トランジスタ構成に基づく高効率増幅器を説明する。これらの出力ネットワークは、1/4波長線路又は1/4波長線路の等価回路によって互いに接続される少なくとも2つのトランジスタ、を備える少なくとも1つのブランチを有する点において、参考文献5,6,7に記載されるものと異なる。
2つのトランジスタを含んだブランチの、外側のトランジスタ(又はトランジスタネットワークコンプレックス)がChireix作用の一部であれば、そのRF電流は出力振幅に関して概して放物線状(すなわちサブリニア(sub-linear))である。1/4波長線路における電流に対する電圧の関係により、内側のトランジスタの出力は放物線状のサブリニアなRF電圧となるであろう。この電圧は通常のChireix-Doherty構成やChireix-Chireix構成などと比較して低いので、短絡損失をより少なくすることができ、その結果より高い効率を実現することができる。
本発明はやはり短絡損失を低下させる別の効果も実現する。主に高い出力振幅レンジで電流を供給するいくつかのトランジスタ(”内側”トランジスタ)での電圧振幅は、所定レベルを超える出力振幅で一定である。この電圧は外側トランジスタのRF電流に反映されねばならないので、このRF電流もまたそのレベルを超える出力振幅では一定となるであろう。これは、増幅器がこの効果を持つように組み立てられた場合、最低出力振幅でアクティブなトランジスタは非常に小さくすることができることを意味し、ひいては寄生短絡損失が小さいことを意味する。
本発明を3つの例示的な実施形態に関して説明するが、本明細書で説明したコンセプトを他の実施形態においても適用可能であることは本技術分野に属する当業者にとって明らかであろう。第1の例示的な実施形態は、(出力振幅に対して)サブリニア電圧振幅が、3トランジスタ増幅器のトランジスタにおける短絡損失をどのように削減するかを明らかにする。第2の例示的な3トランジスタの実施形態は、トランジスタでの電流制限が従来技術と比してどのようにトランジスタのサイズを、そして結果として損失を低減するかを明らかにする。第3の例示的な実施形態は、1つの4トランジスタ増幅器における両方の効果を明らかにする。これらの例示的な実施形態を、以下でより詳細に説明する。
図2は第1の例示的な実施形態に係る増幅器200のハイレベル構成図である。図2に示すように、各増幅器はシンボル(三角形)201−203で表され、それぞれは例えばRF金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、金属膜半導体電界効果トランジスタ(MESFET)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、又はヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)のようなRFトランジスタと、必要な周辺回路とを表すことができる。例えば、増幅器はGE(GS)構成の1つのトランジスタを有してもよいし、RFタンク回路、DCブロックキャパシタ、高調波終端等を有してもよい。電気的長さ0の右に無限に延びる幅広の線は負荷を表しており、アンテナ又はアンテナで終端される伝送線路であってよい。構成は1オームの負荷と、1ボルトの最大RF電圧に正規化されている。増幅器200は、第1の外側トランジスタ201が第2の内側トランジスタ202に1/4(0.25)波長線路を介して接続され、内側トランジスタ202が0.1波長線路を介して(電気的長さ0の位置で)出力に接続されるという基本構成を有している。第1トランジスタ201と第3トランジスタ203との間のChireix作用は、第3トランジスタ203を0.22波長線路を介して出力に接続することで得られる。伝送線路は実際には単独又はカスケード接続されたπネットワーク、Tネットワーク又はLネットワークのような等価回路で置換されてもよい。
図3A及び図3Bはそれぞれ、増幅器200の出力振幅に対する、各トランジスタ201〜203の電圧及び電流の振幅を示す図である。図3Aにおいて、曲線210はトランジスタ201の出力電流を、曲線212はトランジスタ202の出力電流を、曲線214はトランジスタ203の出力電流を表している。図3Bにおいて、曲線220はトランジスタ201の出力電圧を、曲線222はトランジスタ202の出力電圧を、曲線224はトランジスタ203の出力電圧を表している。曲線226は線形出力電圧の大きさを表している。
図3C及び図3Dは、図3A及び図3Bに示した電流及び電圧の位相(ラジアン)を示す図である。曲線230はトランジスタ201から出力される電流の位相を、曲線232はトランジスタ202から出力される電流の位相を、曲線234はトランジスタ203から出力される電流の位相を表している。
図4は、(DC電流に対する線形RF電流の関係に基づく)相対的効率250の図を示している。図4からわかるように、出力振幅の広範囲にわたって高効率250が得られており、図3A〜図3Cは、増幅器200がトランジスタ201と203との間で、最大出力の約0.7の振幅までChireix作用を有することを示している。増幅器200は、第1トランジスタ201が最小レンジにおいてできるだけ少ない電流を出力するよう、意図的に性能を落としている。従って、真ん中(内側)のトランジスタ202におけるRF電圧振幅はできるだけ小さく、約0.7に至るまでの振幅において線形出力電圧振幅226より十分低い。従来のChireix-Dohertyシステム(参考文献6参照)と比較して、増幅器200は、トランジスタ出力での短絡損失が高い場合、低い出力振幅における効率低下を抑制することができる。
第2の例示的な実施形態を図5に示す。図5は、例示的な実施形態の一部に係る増幅器500のハイレベル図である。図5に示すように、第1の外側トランジスタ501が第2の内側トランジスタ502に1/4(0.25)波長線路を介して接続され、第2の内側トランジスタ502が0.3波長線路を介して出力に接続される。この増幅器500において、Chireix作用は第2トランジスタ502と、出力に0.16波長線路を介して接続される第3トランジスタ503との間で生じる。
図6A及び図6Bはそれぞれ、増幅器500の出力振幅に対する、各トランジスタ501〜503の電圧及び電流の振幅を示す図である。図6Aにおいて、曲線510はトランジスタ501の出力電流を、曲線512はトランジスタ502の出力電流を、曲線514はトランジスタ503の出力電流を表している。図6Bにおいて、曲線520はトランジスタ501の出力電圧を、曲線522はトランジスタ502の出力電圧を、曲線524はトランジスタ503の出力電圧を表している。曲線526は線形出力電圧の大きさを表している。
図6C及び図6Dはそれぞれ、出力電流及び電圧の位相(ラジアン)を示す図である。図6Cにおいて、曲線530はトランジスタ501から出力される電流の位相を、曲線532はトランジスタ502から出力される電流の位相を、曲線534はトランジスタ503から出力される電流の位相をそれぞれ表している。図6Dにおいて、曲線540はトランジスタ501から出力される電流の位相を、曲線542はトランジスタ502から出力される電流の位相を、曲線544はトランジスタ503から出力される電流の位相を、それぞれ表している。図7は、(線形RF電流対DC電流の関係に基づいて)増幅器500の相対効率550を示す図である。
この第2の例示的な増幅器500は、本発明によって得られる別の有益な振る舞いを実証する。すなわち、アクティブトランジスタのサイズを、従来の増幅器よりも小さくすることができるということである。これは、第1トランジスタの出力電流が最大出力振幅の0.5未満でのみ線形で、その後一定となることからわかる。これに対し、従来の増幅器の「第1」トランジスタ(例えば参考文献7を参照)は、出力振幅範囲の全域に亘る線形電流を有している。この、出力電流における制限は、第1トランジスタ501を一層小さくすることを可能にし、それによって(他のものは全て等しいが)短絡損失を低下させることができる。
図8は第3の例示的な実施形態に係る多段増幅器800を示し、その一部は4つのトランジスタ801〜804を有し、上述の利点の両方を組み合わせたものである。増幅器800は2つのブランチを有し、各ブランチは、第1の細い1/4波長線路部(又は等価回路)によって第2トランジスタ第2又は第4トランジスタ802又は804に接続される第1トランジスタ801又は803を有する。第1ブランチ802に存在する第2トランジスタは、0.17波長線路によって共通出力に接続される。第2ブランチに含まる第2トランジスタ804は、0.33波長線路によって共通出力(電気的長さ0)に接続されている。
増幅器800はサイズに関して対称的であってよく、そのことが、トランジスタ間の伝送線路の長さの決定に際して用いられてよい。例えば、トランジスタ801及び803はほぼ同じサイズであってよく、トランジスタ802及び804はほぼ同じサイズであってよい。そのような対称的なトランジスタ構成(4,6,...)について、内側の伝送線路の長さは、その合計が約0.5波長となるか、0.5等価波長の等価回路となるように決定することができる。
図9A及び図9Bは、トランジスタペアの電流及び電圧の振幅を示す図である。図9Aにおいて、曲線810はトランジスタペア801/802のトランジスタ801又はトランジスタ802からの出力電流を、曲線812はトランジスタペア803/804のトランジスタ801又はトランジスタ804からの出力電流を表している。図9Bにおいて、曲線820はトランジスタペア801/802のトランジスタ801又はトランジスタ802からの出力電圧を、曲線822はトランジスタペア803/804のトランジスタ803又はトランジスタ804からの出力電圧を表している。
図9C及び図9Dはそれぞれ、出力電流及び電圧の位相(ラジアン)を示す図である。図9Cにおいて、曲線830はトランジスタ801から出力される電流の位相を、曲線832はトランジスタ802から出力される電流の位相を、曲線834はトランジスタ803から出力される電流の位相を、曲線836はトランジスタ804から出力される電流の位相を、それぞれ表している。図9Dにおいて、曲線840はトランジスタ801から出力される電圧の位相を、曲線842はトランジスタ802から出力される電圧の位相を、曲線844はトランジスタ803から出力される電圧の位相を、曲線846はトランジスタ804から出力される電圧の位相を、それぞれ表している。
第2トランジスタ802及び第4トランジスタ804における電圧振幅は最大値の0.38未満の出力振幅ではサブリニアであり、最大出力振幅の0.48を超えると制限される。第1及び第3トランジスタの出力電流は最大振幅の0.48を超えると制限される。これは、第1トランジスタ801及び第3トランジスタ803のサイズを非常に小さくすることが可能であることを意味し、この場合増幅器システムの総出力電力能力の18%である。従って、この増幅器は従来の4トランジスタダブルChireixシステムよりも短絡損失に対する感度が非常に低い。図10は増幅器800の正規化された出力に対する相対効率850を示す。
システムのChireix作用は従来の増幅器におけるものと異なることは、トランジスタペアの電流及び電圧が一緒にプロットされると理解できる。図11Aは、第1トランジスタペアの電流及び電圧の位相を、図11Bは第2トランジスタペアの電流及び電圧の位相をそれぞれ表している。
第2のペア803/804が、第2のペアがアクティブな領域では従来の増幅器と同じ(等価な)振る舞いを示すが、トランジスタ間の位相差は電流及び電圧の振幅が大きくなるにつれて低下することが示されている。第1トランジスタペア(第1及び第3トランジスタ)は、振幅の小さな領域で増加し、大きな領域で減少する位相差を有する。この振る舞いは、参考文献5に記載される従来の増幅器と全く異なっている。4つのトランジスタ801〜804の全てについての電圧と電流の位相差が小さいと、図10における効率850と出力電圧との関係で示されるような高効率が得られる。
本明細書で説明した多段増幅器構成は、3つ以上のブランチと、Chireix作用を有する任意の数のトランジスタペアとを有しうることは理解されよう。そのようなトランジスタペアの個々のトランジスタは例えば、各トランジスタ用のドライバによって、多段増幅器のダイナミックレンジの出力振幅の重複する複数の領域に亘って電流を出力するように駆動されてよい。
ここに開示した増幅器の構成を用いることで、短絡損失に敏感なトランジスタにおける電圧振幅を低く維持することが可能になり、これらトランジスタのサイズを従来の増幅器と比較して小さくすることが可能になる。これは、従来の最も優れた増幅器よりも高い効率を、現実的なトランジスタによって実現できることを意味する。
本発明は例えば放送、セルラ、衛星システムを含む、いかなる無線送信器においても利用可能である。例えば、本発明を移動無線端末や基地局といった無線端末用の電力増幅器として用いてもよい。
本技術分野に属する当業者は、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、本発明の多段増幅器及び増幅システムに対して様々な変更や修正をおこなうことができることを理解するであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲もしくはその等価物の範囲内であるかぎり、本発明の変更物をカバーすることが意図されている。
参考文献
[1] H. Chireix, “High power outphasing modulation,” Proc. IRE, vol. 23, no. 11, pp. 1370-1392, Nov. 1935.
[2] W. H. Doherty, “A new high efficiency power amplifier for modulated waves,” Proc. IRE, vol. 24, no. 9, pp. 1163-1182, Sept. 1936.
[3] R. Hellberg, “Invention disclosure: Distortion-cancelling high-efficiency amplifiers,” 米国特許出願公開第2003137346号及び第2004051583号
[4] R. Hellberg, “Invention disclosure: Unified high-efficiency amplifiers”
[5] R. Hellberg, “Invention disclosure: Multi-stage Chireix amplifiers,” 国際特許出願第WO2004/023647号パンフレット
[6] R. Hellberg, M. Klingberg, “Invention disclosure: Versatile Multi-stage amplifiers,” 国際特許出願第WO2004/057755号パンフレット
[7] M. Klingberg, R. Hellberg, “Invention disclosure: Improved operation and extensions of Meinzer-type amplifiers,” 国際特許出願第WO2004SE01357号

Claims (8)

  1. 多段増幅器であって、
    1/4波長線路又は1/4波長線路の等価回路によって出力が互いに接続された2つのトランジスタ増幅器(201, 202; 501, 502; 801, 802)を有し、出力ノードに接続された第1のブランチと、
    前記出力ノードに出力が接続された少なくとも1つのさらなるトランジスタ増幅器(203; 503; 803, 804)と、前記さらなるトランジスタ増幅器と前記出力ノードとの間に接続された部分波長線路又は部分波長線路の等価回路とを有する第2のブランチとを有し、
    前記第1のブランチ内の前記2つのトランジスタ増幅器(201; 502; 802)の少なくとも1つと前記第2のブランチ内の前記少なくとも1つのさらなるトランジスタ増幅器(203; 503; 804)との間でChireix作用が生じるように構成され
    前記第1のブランチの前記2つのトランジスタ増幅器が、
    出力が部分波長線路によって前記出力ノードに接続された内側トランジスタ増幅器(802)と、
    出力が前記内側トランジスタ増幅器(802)に前記1/4波長線路又は前記1/4波長線路の等価回路によって接続された外側トランジスタ増幅器(801)とを有し、
    前記第2のブランチが、
    前記部分波長線路によって前記出力ノードに接続された前記さらなるトランジスタ増幅器を有する内側トランジスタ増幅器(804)と、
    出力が前記内側トランジスタ増幅器の出力に第2の1/4波長線路又は第2の1/4波長線路の等価回路によって接続された外側トランジスタ増幅器(803)とを有することを特徴とする多段増幅器。
  2. 前記部分波長線路の長さ又は等価長さの合計が0.5波長であることを特徴とする請求項記載の多段増幅器。
  3. 3以上のブランチを有し、3番目以降のブランチの各々が、部分波長線路又は該部分波長線路の等価回路によって出力が前記出力ノードに接続される少なくとも1つのトランジスタ増幅器を有することを特徴とする請求項1または2に記載の多段増幅器。
  4. Chireix作用を有する少なくとも2つのトランジスタ増幅器ペアを有し、前記トランジスタ増幅器ペアの各々が、前記多段増幅器のダイナミックレンジの出力振幅の重複する領域に亘って電力を出力するように駆動されることを特徴とする請求項記載の多段増幅器。
  5. 前記ブランチの少なくとも1つにおいて前記トランジスタ増幅器間を接続する等価回路接続が、πネットワーク、Tネットワーク及びLネットワークの1つを有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の多段増幅器。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の多段増幅器を有することを特徴とする無線端末。
  7. 前記無線端末が移動無線端末であることを特徴とする請求項記載の無線端末。
  8. 前記無線端末が基地局であることを特徴とする請求項記載の無線端末。
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