JP5229273B2 - タッチパネルを有する電子機器、及び動作制御方法 - Google Patents
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Description
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ポインティング手段(F)によって操作されるタッチパネル(12)を有する電子機器の動作を制御する動作制御方法において、第1の感度に設定されている状態で、前記ポインティング手段(F)が前記タッチパネル(12)から第1の距離離れた位置である第1の位置まで前記タッチパネル(12)に近づいたことを感知すると、その第1の位置における前記ポインティング手段(F)の位置に対応した前記タッチパネル(12)上の座標である第1の座標(Pc)を検出する第1の検出ステップ(S62)と、前記第1の検出ステップ(S62)において、前記ポインティング手段(F)が前記第1の位置まで近づいたことを感知した後に、前記第1の感度から、前記第1の位置よりも前記タッチパネル(12)に近い第2の位置まで近づいたことを感知することが可能な第2の感度へと検出感度を切り替える検出感度制御ステップ(S63)と、前記ポインティング手段(F)が前記第2の位置まで前記タッチパネル(12)に近づいたことを感知すると、その第2の位置における前記ポインティング手段(F)の位置に対応した前記タッチパネル(12)上の座標である第2の座標(Pt)を検出する第2の検出ステップ(S64)と、前記第1の座標(Pc)及び前記第2の座標(Pt)に基づいて、前記電子機器の被制御部の動作を制御する動作制御ステップとを有することを特徴とする動作制御方法を提供する。
図1に示すブロック図を用いて、第1実施形態の電子機器100について説明する。最初に、記憶部4、メディア再生部5、映像データ処理部6、音声データ処理部7、音声出力部8、オンスクリーンディスプレイ(OSD)発生部9、及びOSD重畳部10を有する被制御部1aについて説明する。
記憶部4には例えばハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリ等を用いることができる。また、メディア再生部5には例えば、着脱可能なフラッシュメモリのデータを再生するフラッシュメモリ再生装置や、光ディスクドライブを用いることができる。なお、記憶部4は、HDD、フラッシュメモリ等に記憶されているデータを出力する機能を有しているものとする。また、電子機器100は、記憶部4又はメディア再生部5のどちらか一方のみを備える構成にしてもよい。
映像データ処理部6は、記憶部4又はメディア再生部5から出力された映像データを映像信号(例えばRGB信号)に変換し出力する。
音声出力部7は、音声データ処理部7から出力された音声信号を再生する。なお、動作制御部104は、音声出力部8が出力する音声の音量や音質を調整する。なお、音声出力部7は、例えばスピーカとアンプとを有している。
そして、表示部11は、OSD重畳部10から出力された、OSD信号が重畳された画像信号に基づく画像を表示する。なお、コンテンツデータが映像データを含まない楽曲のみのデータであった場合、OSD重畳部10は、OSD信号に基づく画像信号のみを出力し、表示部11は、そのOSD重畳部10から出力されたOSD信号に基づく画像を表示する。
また、電源2は被電力供給部3へ電力を供給する。
なお、本実施形態において、被制御部1aとして映像音声再生手段を用いた例について説明したが、被制御部1aはこれに限らず、携帯電話、携帯音楽プレーヤ、ゲーム機、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ等の種々の機器であってもよい。
なお、以下の説明において、タッチパネル12の操作入力を検出するための操作面12bから第1の距離d1離れた位置を近接位置Cpと称し、タッチパネル12の操作面12bから第2の距離d2離れた位置を接触位置Tpと称することとする。なお、接触位置Tpとは、タッチパネル12との距離がゼロである位置でもよいし、タッチパネル12との距離がゼロではない位置でもよい。つまり、接触位置Tpとはタッチパネル12と接触している位置も含むものとする。また、第2の距離d2は第1の距離d1よりも短いものとする。
まず、位置検出部101は、ポインティング手段Fが近接位置Cpよりもタッチパネルから離れた位置から近接位置Cpへと移動したか否かを感知する。さらに、位置検出部101は、ポインティング手段Fが近接位置Cpへと移動したことを感知すると、その近接位置Cpにおけるポインティング手段Fの位置Ppcに基づいたタッチパネル12上の座標である近接座標Pcを検出する。この場合におけるタッチパネル12上の座標とは、一例として、近接位置Cpにおけるポインティング手段Fの位置Ppcからタッチパネル12へと下ろした垂線と、タッチパネル12とが交わる点の座標であるとする。なお、ポインティング手段Fが近接位置Cpよりもタッチパネルから離れた位置から近接位置Cpへと移動した、とは、ポインティング手段Fが近接位置Cpで停止することも、ポインティング手段Fが近接位置Cpを通過することも含むものとする。
ここで、近接検出感度とは、位置検出部101がポインティング手段Fが近接位置Cpよりもタッチパネルから離れた位置から近接位置Cpへと移動したか否かを感知することができる感度であり、接触検出感度とは、位置検出部101がポインティング手段Fが近接位置Cpから接触位置Tpへと移動したか否かを感知することができる感度である。なお、位置検出部101は検出感度が高いほど、タッチパネル12からより離れた位置におけるポインティング手段Fを感知できるものとする。つまり、近接検出感度の方が、接触検出感度よりも高い感度の検出感度である。
図2に示すように本実施形態におけるタッチパネル12はX電極X1〜X6、Y電極Y1〜Y6が格子状に配列されて構成されている。隣接する一対のX電極で構成されるコンデンサはそれぞれ、電源2によって充電される。また、隣接する一対のY電極で構成されるコンデンサもそれぞれ、電源2によって充電される。なお、理解を容易にするために、図2に示すように合計12本の電極を用いた例について説明するが、電極の数はこれに限らずさらに多い数の電極を用いてもよい。
例えば、ポインティング手段Fが位置300にある場合、一対のX電極からなる各コンデンサのうち、X電極X1とX電極X2とからなるコンデンサの容量変化が、他のX電極で構成されるコンデンサの容量変化よりも大きくなる。また、一対のY電極からなる各コンデンサのうち、Y電極Y1とY電極Y2とからなるコンデンサの容量値の変化量が、他のY電極で構成されるコンデンサの容量変化よりも大きくなる。
また、位置検出部101は、接触検出感度に設定されている状態で、いずれかのコンデンサの容量値の変化量が所定の閾値を超えると、ポインティング手段Fが近接位置Cpから接触位置Tpへと移動したと判断する。位置検出部101は、ポインティング手段Fが接触位置Tpへと移動したことを感知すると、他の一対の電極で構成されるコンデンサそれぞれの容量値の変化量を含む全てのコンデンサの容量値の変化量に基づいて接触座標Ptを検出する。
各コンデンサに蓄えられる電荷が増えるほど、ポインティング手段Fがタッチパネル12に近づいた際の容量値の変化量が大きくなるため、タッチパネル12から離れた位置におけるポインティング手段Fを感知することが可能となる。また、各コンデンサに蓄えられる電荷が増えるほど、タッチパネル12から離れた位置においてポインティング手段Fの座標を検出することが可能となる。しかし、位置検出部101が検出を行う時間間隔が長くなるため、座標を検出する頻度が減り、タッチパネル12上の座標を検出する精度は粗くなってしまう。
また、本実施形態において、検出感度制御部102は、充電時間を制御することで各コンデンサの容量値の変化量を制御し、検出感度を切り替えるようにしたが、ポインティング手段Fの移動を感知するための閾値を変更することで、検出感度を切り替えてもよい。また、タッチパネル12についても検出感度を変更可能なタッチパネルであればよい。
次のステップS42にて、動作制御部104は、近接座標PcのX座標から接触座標PtのX座標を引いた差分値であるX差分値Xdを算出する。図3(a)に示す例では、動作制御部104は、近接座標PcのX座標812から接触座標PtのX座標550を引き算し、X差分値Xdを262と算出する。
動作制御部104は、操作入力が右から左方向へと行われたと判断した場合、例えば、被制御部1aが再生中のコンテンツデータのチャプタの一つ前のチャプタを先頭部分から再生するよう被制御部1aを制御する。また、動作制御部104は、操作入力が左から右方向へと行われたと判断した場合、例えば、被制御部1aが再生中のコンテンツデータのチャプタの一つ後のチャプタを先頭部分から再生するよう被制御部1aを制御する。
なお、動作制御部104が、操作入力が右から左方向へと行われたと判断した場合の被制御部1aの動作を固定部材12aの右側に示し、操作入力が左から右へと行われたと判断した場合の被制御部1aの動作を固定部材12aの左側に示しておくことが好ましい。
また、タッチパネル12の操作面12b全てを一つの領域とし、その領域に、操作入力が右から左方向へと行われたと判断した場合の機能と、操作入力が左から右方向へと行われたと判断した場合の機能の2つを割り当ててもよいし、タッチパネル12の操作面12bの一部の領域9Aに上述した2つの機能を割り当てるようにしてもよい。
次のステップS62にて、位置検出部101は、ポインティング手段Fが近接位置Cpへ移動したか否かを判断する。位置検出部101がポインティング手段Fが近接位置Cpへ移動していないと判断した場合(No)、ステップS62を繰り返す。位置検出部101は、ポインティング手段Fが近接位置Cpへ移動したことを感知した場合(Yes)、近接座標Pcを検出し、ステップS63に移る。
次のステップS64にて、位置検出部101は、ポインティング手段Fが接触位置Tpへ移動したか否かを判断する。位置検出部101がポインティング手段Fが接触位置Tpへ移動していないと判断した場合(No)、ステップS65に移る。位置検出部101は、ポインティング手段Fが接触位置Tpへ移動したことを感知した場合(Yes)、接触座標Ptを検出し、ステップS66に移る。
その後、ステップS61にて、検出感度制御部102によって、検出感度が近接検出感度に設定されることとなる。このように、位置検出部101がポインティング手段Fが近接位置Cpへ移動したことを感知してから所定時間経過した場合に、検出感度を近接検出感度に戻すことにより、ユーザが意図せずにポインティング手段Fをタッチパネル12に近づけた場合の誤動作を防ぐことができる。
その場合、動作制御部104は、操作入力が上から下方向へと行われたか、下から上方向へと行われたかに応じて、被制御部1aを制御する。図3(a)に示す例では、動作制御部104は、近接座標PcのY座標398から接触座標PtのY座標475を引き算し、Y差分値Ydを−77と算出する。
また、動作制御部104がX差分値Xdを算出する場合、位置検出部101は、近接座標Pc及び接触座標PtのX座標のみを検出するようにしてもよい。
タッチパネルを正面から見た場合の概略図である図7、及び、図8のフローチャートを用いて、本実施形態における動作制御部104の動作について説明する。なお、本実施形態において、動作制御部104が行う入力方向を検出する方法以外は第1実施形態と同様である。つまり、第1実施形態とは、図6のフローチャートのステップS66における入力方向を検出する方法が異なる。
また、上、下、左、右という記載、タッチパネル12の設置状態、X軸、Y軸、等については第1実施形態と同様であるものとする。
そして、図8のステップS81にて、動作制御部104は、近接座標Pc及び接触座標Ptを取得する。
次のステップS82にて、動作制御部104は、近接座標PcのX座標から接触座標PtのX座標を引いた差分値であるX差分値Xdを算出するとともに、近接座標PcのY座標から接触座標PtのY座標を引いた差分値であるY差分値Ydを算出する。図7に示す例においては、動作制御部104は、近接座標PcのX座標812から接触座標PtのX座標550を引き算し、X差分値Xdを262と算出する。また、動作制御部104は、近接座標PcのY座標398から接触座標PtのY座標475を引き算し、Y差分値Ydを−77と算出する。
そして、ステップS84にて、動作制御部104は、X差分値Xdがゼロ以上であるか否かを判断する。動作制御部104は、X差分値Xdがゼロ以上であった場合(Yes)、タッチパネルを正面から見たときの右から左方向へ操作入力が行われたと判断し(ステップS85)、X差分値Xdがゼロ未満であった場合(No)、タッチパネルを正面から見たときの左から右方向へ操作入力が行われたと判断する(ステップS86)。
また、ステップS84において、X差分値Xdがゼロである場合も、動作制御部104は、操作入力の方向を検出できないと判断して、操作入力方向を判断できなかったことを示すOSD画像を表示部11に表示させるよう被制御部1aを制御してもよい。
また、ステップS84において、Y差分値Ydがゼロである場合も、動作制御部104は、操作入力の方向を検出できないと判断して、操作入力方向を判断できなかったことを示すOSD画像を表示部11に表示させるよう被制御部1aを制御してもよい。
以上が本実施形態における操作入力方向の検出動作である。
動作制御部104は、操作入力が右から左方向へと行われたと判断した場合、例えば、被制御部1aが再生中のコンテンツデータのチャプタの一つ前のチャプタを先頭部分から再生させるよう被制御部1aを制御する。また、動作制御部104は、操作入力が左から右方向へと行われたと判断した場合、例えば、被制御部1aが再生中のコンテンツデータのチャプタの一つ後のチャプタを先頭部分から再生させるよう被制御部1aを制御する。
以上のように、本実施形態の動作制御部104は、X差分値Xdの絶対値とY差分値Ydの絶対値を比較し、その比較結果に応じて、X差分値Xd及びY差分値Ydのいずれか一方を選択し、その選択した差分値に基づいて被制御部1aの動作を制御する。
タッチパネルを正面から見た場合の概略図である図9、及び、図10のフローチャートを用いて、本実施形態における動作制御部104の動作について説明する。なお、本実施形態において、動作制御部104が行う入力方向を検出する方法以外は第1実施形態及び第2実施形態と同様であり、図6のフローチャートのステップS66における入力方向を検出する方法が、他の実施形態と異なる。また、上、下、左、右という記載、タッチパネル12の設置状態、X軸、Y軸、等については第1実施形態と同様であるものとする。
また、本実施形態における角度に関する記載は、タッチパネル12を正面からみたときの反時計回りを正とする。
また、図9において、直線Lctは、近接座標Pcが示すタッチパネル12の操作面12b上の点と、接触座標Ptが示すタッチパネル12の操作面12b上の点とを通る直線である。また、直線L45は直線Lと45°の角度をなして交わる直線であり、直線L135は直線Lと135°の角度をなして交わる直線である。また、直線L225は直線Lと225°の角度をなして交わる直線であり、直線L−45は直線Lと−45°の角度をなして交わる直線である。なお、−45°は315°と同じ角度であるとする。
具体的には、まず、動作制御部104は、近接座標PcのX座標から、直線Lと直線Lctとの交点のX座標を引いた差分値と、近接座標PcのY座標から直線Lと直線Lctとの交点のX座標を引いた差分値とを算出する。そして、動作制御部104は、それらの差分値に基づいて、余弦定理や正弦定理を用いることで、直線Lと直線Lctとの角度θを算出する。なお、本実施形態において、角度θは30°であるとする。
なお、本実施形態においては、直線Lは接触座標Ptを通るため、直線Lと直線Lctとの交点の座標は、接触座標Ptである。
また、動作制御部104は、角度θが135°以上225°未満に含まれる場合、タッチパネルを正面から見たときの左から右方向へ操作入力が行われたと判断し(ステップS106)、角度θが225°以上315°未満に含まれる場合、タッチパネルを正面から見たときの下から上方向へ操作入力が行われたと判断する(ステップS107)。以上が本実施形態における操作入力方向を検出する方法である。
また、タッチパネル12の操作面12b全てを一つの領域として、その領域に、操作入力が右から左方向へと行われたと判断した場合の機能と、操作入力が左から右方向へと行われたと判断した場合の機能と、操作入力が下から上方向へと行われたと判断した場合の機能と、操作入力が上から下方向へと行われたと判断した場合の機能の4つの機能を割り当ててもよいし、図5に示す領域9Aのようにタッチパネル12の操作面12bの一部の領域9Aに4つの機能を割り当てるようにしてもよい。本実施形態における操作入力方向の検出方法を用いれば、タッチパネル12の所定の領域にさらに多くの機能を割り当てることができる。
図11(a)に示す外観図、及び、図11(b)に示す俯瞰図を用いて、本実施形態における表示部11について説明する。なお、本実施形態において、表示部11以外は他の実施形態と同様である。なお、本実施形態において、表示部11は、画像を表示する表示面11bが水平面と直交するように配置されているものとする。また、ユーザA,Bはともに表示部11の表示面11b上の点Sに焦点を合わせて、表示部11が表示する画像を眺めているものとする。
また、本実施形態において、タッチパネル12の操作入力を検出するための操作面12bと、表示部11の画像を表示する表示面11bとは略同じ大きさであるとする。また、タッチパネル12の操作面12bと、表示部11の表示面11bとが平行になるように、タッチパネル12が表示部11に重ねて設置されているとする。また、表示部11の表示面11bは略長方形であり、その内の2辺が水平面と平行になるように、表示部11が設置されているものとする。
表示部11、タッチパネル12、及びユーザA,Bを真上から見たときの俯瞰図である図11(b)を用いてデュアルビュー機能について説明する。なお図11(b)において、角度に関する記載は、表示部11、タッチパネル12、及びユーザA,Bを真上から見たときの反時計回りを正とする。
図12(b)は、図11におけるユーザBが眺めている画像の一例である。被制御部1aによって、コンテンツデータに基づく画像にOSD9e〜9hが重畳された画像が表示されている。
この状態で、OSD9cAが表示されている画像を眺めているユーザAが、表示部11に対して左から右方向へと操作入力を行い、領域9cA及び領域9eAに含まれる点301に接触したとする。この場合、動作制御部104は、その操作入力方向を左から右方向であると検出する。そして、動作制御部104は、ユーザAが眺めている画像に含まれるOSD9cに対応した機能を被制御部1aに実行させる。OSD9cに対応した機能は、例えばナビゲーション手段にルート案内を開始させる機能である。
また、OSD9eAが表示されている画像を眺めているユーザBが、表示部11に対して右から左方向へと操作入力を行い、領域9cA及び領域9eAに含まれる点301に接触したとする。この場合、動作制御部104はその操作入力方向を右から左方向であると検出する。そして、動作制御部104は、ユーザBが眺めている画像に含まれるOSD9eに対応した機能を被制御部1aに実行させる。OSD9eに対応した機能は、例えば被制御部1aが実行しているコンテンツデータの再生を停止させる機能である。
また、本実施形態の動作制御部104は、操作入力が左から右方向へと行われたときに実行する機能を示すOSD9c,9dを、左側から視認可能(視角が90°未満の場合に視認可能)な画像として表示部11に表示させるよう被制御部1aを制御し、操作入力が右から左方向へと行われたときに実行する機能を示すOSD9e〜9hを、右側から視認可能(視角が90°以上の場合に視認可能)な画像として表示部11に表示させるよう被制御部1aを制御する。
また、位置検出部101は、近接座標Pcを、近接検出感度によって検出してもよいし、接触検出感度等の近接検出感度とは異なる感度を用いて検出してもよい。また、位置検出部101は、接触座標Ptを、接触検出感度によって検出してもよいし、接触検出感度とは異なる感度を用いて検出してもよい。例えば、接触検出感度よりも感度の低い検出感度を用いて接触座標Ptを検出してもよい。
各実施形態において、ポインティング手段Fが近接位置Cpまでタッチパネル12に近づいたことを感知する際の検出感度には近接検出感度を用い、ポインティング手段Fが接触位置Tpまでタッチパネル12に近づいたことを感知する際の検出感度には接触検出感度を用いる。しかし、近接座標Pc及び接触座標Ptを検出する際の検出感度はこれに限らない。
Cp 近接位置(第1の位置)
Tp 接触位置(第2の位置)
Pc 近接座標(第1の座標)
Pt 接触座標(第2の座標)
12 タッチパネル
1 制御部
1a 被制御部
101 位置検出部
102 検出感度制御部
104 動作制御部
Claims (6)
- ポインティング手段によって操作されるタッチパネルと、
前記ポインティング手段が前記タッチパネルから第1の距離離れた位置である第1の位置まで前記タッチパネルに近づいたことを感知すると、その第1の位置における前記ポインティング手段の位置に対応した前記タッチパネル上の座標である第1の座標を検出し、前記ポインティング手段が前記第1の位置よりも前記タッチパネルに近い第2の位置まで前記タッチパネルに近づいたことを感知すると、その第2の位置における前記ポインティング手段の位置に対応した前記タッチパネル上の座標である第2の座標を検出する位置検出部と、
前記第1の座標及び前記第2の座標に基づいて、被制御部の動作を制御する動作制御部と、
前記位置検出部が前記ポインティング手段が前記第1の位置まで近づいたことを感知した後に、前記位置検出部の検出感度を、前記ポインティング手段が前記第1の位置まで近づいたことを感知することが可能な第1の感度から、前記第2の位置まで近づいたことを感知することが可能な第2の感度へと切り替える検出感度制御部と
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記動作制御部は、前記第1の座標のX座標と前記第2の座標のX座標との差分値であるX差分値、又は、前記第1の座標のY座標と前記第2の座標のY座標との差分値であるY差分値に基づいて被制御部の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記動作制御部は、前記第1の座標のX座標と前記第2の座標のX座標との差分値であるX差分値、及び、前記第1の座標のY座標と前記第2の座標のY座標との差分値であるY差分値を算出するとともに、前記X差分値の絶対値と前記Y差分値の絶対値を比較し、その比較結果に応じて、前記X差分値及び前記Y差分値のいずれか一方を選択し、その選択した差分値に基づいて被制御部の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記動作制御部は、前記第1の座標が示す点と前記第2の座標が示す点とを通る直線と、前記タッチパネルの操作面上の所定の直線との角度を算出し、その算出した角度に基づいて被制御部の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記タッチパネルに対応して配置されるとともに、視認される角度によって異なる画像を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
- ポインティング手段によって操作されるタッチパネルを有する電子機器の動作を制御する動作制御方法において、
第1の感度に設定されている状態で、前記ポインティング手段が前記タッチパネルから第1の距離離れた位置である第1の位置まで前記タッチパネルに近づいたことを感知すると、その第1の位置における前記ポインティング手段の位置に対応した前記タッチパネル上の座標である第1の座標を検出する第1の検出ステップと、
前記第1の検出ステップにおいて、前記ポインティング手段が前記第1の位置まで近づいたことを感知した後に、前記第1の感度から、前記第1の位置よりも前記タッチパネルに近い第2の位置まで近づいたことを感知することが可能な第2の感度へと検出感度を切り替える検出感度制御ステップと、
前記ポインティング手段が前記第2の位置まで前記タッチパネルに近づいたことを感知すると、その第2の位置における前記ポインティング手段の位置に対応した前記タッチパネル上の座標である第2の座標を検出する第2の検出ステップと、
前記第1の座標及び前記第2の座標に基づいて、前記電子機器の被制御部の動作を制御する動作制御ステップと、
を有することを特徴とする動作制御方法。
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