JP5228460B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PWM制御によりモータを駆動するインバータ回路において、ディジタル処理による演算遅れを低減し、モータ制御の応答性を高める方法に関するものである。
PWM(Pulse Width Modulation)制御によってモータを制御する方式では、図11に示すような構成をしており、マイクロプロセッサを用いたディジタル制御が広く行われている。モータを制御するためには、モータに流れるモータ電流やモータのロータ位置を検出する必要があり、ディジタル制御ではある所定のサンプリング周期毎にこれらのモータ情報を検出し、モータが要求するトルクを出力するようにモータ電流を指令値と等しくなるようにマイクロプロセッサで演算することによりPWM電圧指令値を生成し、PWMインバータ回路へ半導体素子をON/OFFするパルスを生成するPWM制御を行っている。
11は従来のモータ制御装置を示している。PWM制御によってモータを制御する周期であるキャリア周期を生成する三角波発生器の三角波信号を基準として、モータ電流やロータ位置を検出し、電流制御を行うタイミング信号をタイミング発生回路で生成している。図12は従来のモータ制御装置のタイミング信号の波形を示している。PWM制御では三角波信号の頂点付近では半導体素子のスイッチング動作が行われにくい構成となって
いるため、三角波の頂点のタイミングでモータ電流をサンプリングする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電流制御応答性を改善する方法として、電流サンプリングのタイミングを三角波信号の頂点より所定時間前に設定し、次の三角波の頂点でPWM電圧指令値を更新する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−121558号公報 特開2005−312274号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、検出したモータ電流値を用いてマイクロプロセッサで電流制御の演算を行った後、PWM電圧指令値が生成されるが、そのPWM電圧指令値が反映されるのは三角波信号の次の頂点のタイミングになるために遅延が発生し、電流制御の応答性を高めるには限界があった(図12参照)。
一方、特許文献2の方法では、電流サンプリングのタイミングをマイクロプロセッサによる電流制御の演算時間分、三角波信号の頂点より前にとるので、PWM制御のスイッチングノイズによる影響を受けてしまうという課題がある(図13参照)。
また、PWM制御のスイッチングノイズの影響を低減する方法として、図14に示すように電流制御の演算に必要な時間を三角波信号の頂点の両側にとり、電流サンプリングのタイミングを三角波信号の頂点に近づける方法がある。しかし、PWM電圧指令値が三角波信号の頂点付近にある場合に、三角波信号の頂点間で半導体素子のスイッチングが2度発生することがあり、半導体素子の発熱が大きくなる。
PWM電圧指令値の最大値と最小値に制限をかけることによって、半導体素子のスイッチングを2度発生させない構成にすることも可能であるが、PWMインバータ回路の出力できる電圧が小さくなってしまい、モータの出力電力が低下するという課題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、PWMインバータ回路の出力可能な電圧を小さくすることなく、PWM制御のスイッチングノイズの影響を低減し、半導体素子の発熱を増加させることなく、電流制御の応答性を高めるモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1および2に記載のモータ制御装置は、半導体素子をON/OFFすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、モータに電力を供給するPWMインバータ回路と、前記PWMインバータ回路の半導体素子にON/OFFの指令を与えるゲート制御部と、モータに流れるモータ電流値を検出する電流検出器と、検出した前記モータ電流値をディジタル演算のために一定間隔で値を保持する電流サンプルホールド回路と、PWMの変調周期となる三角波信号を生成する三角波発生器と、モータに印加する電圧値を生成する電流制御部と、前記電流制御部で生成された電圧値をPWM電圧指令値として更新するPWM生成部と、前記PWM電圧指令値と前記三角波信号との大小を比較して生成されるPWM信号を前記ゲート制御部へ出力する比較器と、前記電流サンプルホールド回路が前記モータ電流値を保持し、前記電流制御部がディジタル演算を行う電流サンプルホールドタイミング信号と、前記PWM生成部が前記PWM電圧指令値を更新するPWM信号更新タイミング信号とを生成するタイミング発生回路を備え、前記電流制御部がディジタル演算を行う時間(電流制御演算時間)を前記三角波信号の頂点の両側にとり、前記タイミング発生回路は、前記電流制御演算時間の直前に前記電流サンプルホール
ドタイミング信号を出力し、前記比較器からのPWM信号の変化を前記三角波信号の上下の頂点間毎に監視し、前記比較器からのPWM信号が変化しない場合に前記電流制御演算時間の直後に前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、前記比較器からのPWM信号が変化した場合に前記PWM信号更新タイミング信号は前記三角波信号の次の頂点で生成する、または生成をしない構成としている。
また、請求項に記載のモータ制御装置は、前記比較器からのPWM信号の監視を相毎に独立して行い、監視した相においてのみ前記PWM信号更新タイミング信号の生成に反映させる構成としてもよい。
また、請求項に記載のモータ制御装置は、前記比較器からのPWM信号の監視を全相において一括して行い、全相の出力信号が変化しないときのみ全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、いずれかの相で出力信号が変化したときに全相の前記PWM信号更新タイミング信号は前記三角波信号の次の頂点で生成する構成としてもよい。
また、請求項に記載のモータ制御装置は、前記比較器からのPWM信号の監視を全相において一括して行い、全相の出力信号が変化しないときのみ全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、いずれかの相で出力信号が変化したときに全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成しない構成としてもよい。
さらに、請求項に記載のモータ制御装置は、前記タイミング発生回路は、さらに、前記半導体素子をON/OFFするのを許可するスイッチング許可信号を生成し、前記比較器からのPWM信号が変化しない場合にスイッチング許可信号を生成する構成としてもよい。
請求項1から請求項に記載のモータ制御装置によれば、PWMインバータ回路の出力可能な電圧を小さくすることなく、PWM制御のスイッチングノイズの影響を低減し、半導体素子の発熱を増加させることなく、電流制御の応答性を高めることができる。
加えて、請求項に記載のモータ制御装置によれば、モータ制御の応答性を高めることができる。
さらに、請求項に記載のモータ制御装置によれば、全ての相の電圧バランスを崩すことなくモータ制御の応答性を高めることができる。
半導体素子をON/OFFすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、モータに電力を供給するPWMインバータ回路と、前記PWMインバータ回路の半導体素子にON/OFFの指令を与えるゲート制御部と、モータに流れるモータ電流値を検出する電流検出器と、検出した前記モータ電流値をディジタル演算のために一定間隔で値を保持する電流サンプルホールド回路と、PWMの変調周期となる三角波信号を生成する三角波発生器と、モータに印加する電圧値を生成する電流制御部と、前記電流制御部で生成された電圧値をPWM電圧指令値として更新するPWM生成部と、前記PWM電圧指令値と前記三角波信号との大小を比較して生成されるPWM信号を前記ゲート制御部へ出力する比較器と、前記電流サンプルホールド回路が前記モータ電流値を保持し、前記電流制御部がディジタル演算を行う電流サンプルホールドタイミング信号と、前記PWM生成部が前記PWM電圧指令値を更新するPWM信号更新タイミング信号とを生成するタイミング発生回路を備え、前記電流制御部がディジタル演算を行う時間(電流制御演算時間)を前記三角波信号の頂点の両側にとり、前記タイミング発生回路は、前記電流制御演算時間の直前に前記電流サ
ンプルホールドタイミング信号を出力し、前記比較器からのPWM信号の変化を前記三角波信号の上下の頂点間毎に監視し、前記比較器からのPWM信号が変化しない場合に前記電流制御演算時間の直後に前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、前記比較器からのPWM信号が変化した場合に前記PWM信号更新タイミング信号は前記三角波信号の次の頂点で生成する、または生成をしないことを特徴とするモータ制御装置である。
本発明の実施例1について、図1から図3を用いて説明する。
図1はモータ制御装置における要部ブロック図、図2はPWMインバータ回路及びゲート制御部のブロック図、図3は各ブロックにおける信号波形を示している。各ブロックの役割を以下に説明する。
図1において、1はモータに流す電流を決定する電流指令、6はモータ、5はPWMインバータ回路、11aはゲート制御部、14はロータの位置を検出するロータリーエンコーダ、16(16U、16V)はU相およびV相に流れるモータ電流を電圧に変換するシャント抵抗器である。
FAサーボ分野で用いられるモータは小型化や高速応答性が求められることから、3相AC同期機が広く利用されている。
PWMインバータ回路5は、図2のように構成されている。3相モータの場合は、6つの半導体素子(IGBTなど)であるパワー素子53(53U、53V、53W、53X、53Y、53Z)と還流電流を流すリカバリーダイオード54(54U、54V、54W、54X、54Y、54Z)で構成される。各パワー素子53はプリドライブ回路52(52U、52V、52W、52X、52Y、52Z)でパワー素子53のONに必要な電源(一般的には15V程度)に増幅してパワー素子53をON/OFFさせる。
ゲート制御部11aは、3相分のPWM信号を上相と下相に分離し、ゲート制御回路47aはスイッチングを切り替える際には同時ONしないように、ONさせる側にディレイをつけて両方OFFさせる期間を設けるような論理構成となっている。
モータ6の電流検出は、3相モータのモータ電流の総和は0になることを利用して、2相のモータ電流を検出し、残りの1相のモータ電流は演算により求める。このようにコストダウンの点からも2つのシャント抵抗器16によるモータ電流検出方式を採用するのが一般的である。
また、出力電力が大きい場合は、シャント抵抗器16の損失が大きくなるため、ホール素子やコイル等で構成されるCT(電流−電圧変換器)が採用されることが多い。モータ電流は、シャント抵抗器16やCTで電圧に変換され、電流検出器12でディジタル変換される。アナログ信号をディジタルデータに変換する電流検出器12は、ADコンバータが用いられる。マイクロコンピュータ(以下、マイコン)によるディジタル制御では所定の周期毎に演算処理を行うので、モータ電流は演算周期毎にADコンバータでディジタルデータに変換し、電流サンプルホールド回路15でモータ電流のディジタルデータを保持して演算処理を行う構成となっている。
ロータリーエンコーダ14には光学式や磁気式のものがあり、FAサーボ分野では高精度な位置決めが要求されることから、17bit分解能などの分解能が高いロータリーエンコーダ14が用いられる。また、モータの応答性を高めるためにもロータリーエンコーダ14の分解能の高分解能化は有効であり、17bit以上の分解能を有するものも採用
され始めている。
ロータ位置情報44は、シリアルデータに変換されてロータリーエンコーダ14から送信され、位置検出器13でシリアルデータをパラレルデータに変換し、ロータ位置検出値45を生成する。ロータ位置情報44は、ディジタル制御に使用する際に、モータ電流と同様に所定の周期毎に位置サンプルホールド回路9でロータ位置検出値45を保持して演算処理を行う構成となっている。
次に、PWM制御のタイミング生成やキャリア周波数を生成する三角波発生器7とタイミング発生回路8aについて説明する。
三角波発生器7は、マイコンなどのクロックを利用してアップ/ダウンカウンタを用いて生成される。頂点の値を設定し、アップ/ダウンカウンタのカウンタ値が0からアップカウントして頂点に到達した時点でダウンカウントに切り替え、0までダウンカウントを行い、0に到達するとアップカウントに切り替える。これを繰り返すことによって三角波信号34を生成する。
この三角波信号34の周波数がPWM制御のキャリア周波数となり、クロックが10MHzの場合、頂点の設定を500と設定すればキャリア周波数が10kHzとなる。三角波発生器7が生成した三角波信号34は、PWM制御でPWM電圧指令値と比較する信号として利用する。
タイミング発生回路8aは、三角波発生器7からの三角波信号34を受け、各ブロックの動作を開始させる割り込み信号を生成する。割り込み信号の生成は、三角波信号34のカウント値に対し、割り込みを発生させるタイミングの値を設定し、カウント値と等しくなった場合にパルスを発生させる。
電流制御部2は、電流サンプルホールド回路15で保持したモータ電流サンプリング値43と、位置サンプルホールド回路9で保持したロータ位置サンプリング値46と電流指令1から各相の電圧指令値31(31U、31V、31W)を演算により求める。マイコンを使用したディジタル制御ではdq変換とPI制御(比例・積分制御)によって求めるのが一般的である。
PWM生成部3は、電流制御部2で求めた各相の電圧指令値31をPWM制御に用いる三角波信号34の振幅レベルに調整し、PWM電圧指令値32(32U、32V、32W)に変換する。三角波信号34の最大振幅の半分のとき各相の電圧指令値31がゼロとなり、PWMのdutyが50%となる。また、三角波信号34の最大振幅のとき各相の電圧指令値31が最大となり、PWMのdutyが100%となる。
比較器4は、PWM生成部3で求めたPWM電圧指令値32と三角波発生器7で生成した三角波信号34を比較し、PWM電圧指令値32が大きい場合はPWM信号をHとし、小さい場合はPWM信号をLとする。電圧指令値31の演算が正負逆のときは、この論理を反転して得ることができる。
以上が主な各ブロックの役割であり、応答性を高めるために実施した内容について図3を用いて説明する。なお、図3ではU相の例を示しているが、V相とW相も同じ構成となる。
タイミング発生回路8aは、三角波信号34の頂点から所定の時間前に電流サンプルホールドタイミング信号38を電流サンプルホールド回路15と電流検出器12に出力し、
各相のモータ電流サンプリング値を得る。モータ電流検出後、電流制御部2で行う演算処理を行う。この演算処理時間はマイコンの処理能力に左右されるが、5から10μs程度の時間で処理できる。
ここで、タイミング発生回路8aは、三角波信号34の頂点から所定の時間後にPWM信号更新タイミング信号35UをPWM生成部3に出力し、電流制御部2で求めた各相の電圧指令値31を変換処理して各相PWM電圧指令値32を比較器4に出力し、三角波信号34と大小比較によってPWM信号36を出力する。
電流サンプルホールドタイミング信号38とPWM信号更新タイミング信号35Uの出力タイミングは、電流制御部2の演算処理時間(電流制御演算時間)が三角波信号34の頂点を基準とし、図3のように前後に分配するように設定すれば、ノイズの影響を受け難くすることができる。
ここで、図3の丸箇所(1)のように、三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング35Uまでの間でPWM信号36Uが変化する場合がある。タイミング発生回路8aは三角波信号34の頂点間をSW監視区間とし、三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング信号35Uが出力するまでの区間にPWM信号36Uが変化した場合は、PWM信号更新タイミング信号35Uを出力せず、三角波信号34の次の頂点でPWM信号更新タイミング信号35Uを出力し、PWM電圧指令値32Uを更新するように構成する。
実施例1のモータ制御装置によれば、電流制御部で演算した結果を直ぐにPWM電圧指令値として反映できるので、モータ制御の応答性を高めることができる。更に、三角波信号の頂点付近でモータ電流を検出するため、半導体素子のスイッチングの影響を受けにくい。更に、SW監視区間での半導体素子のスイッチング回数を1回と制限しているため、半導体素子のスイッチング回数の増加によるノイズや発熱の影響が大きくなることがない。更に、三角波信号の頂点までPWM電圧指令値を設定できるので、電圧の利用率が低減することもない。
図4を用いて、本発明の実施例2について説明する。実施例1と異なるのはPWM信号更新タイミング信号の出力構成だけであり、この点について説明する。
図4は各ブロックにおける信号波形を示しており、丸箇所(2)のように三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング35Uまでの間でPWM信号36Uが変化する場合、タイミング発生回路8aは三角波信号34の頂点間をSW監視区間とし、三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング信号35Uが出力するまでの区間にPWM信号36Uが変化した場合は、PWM信号更新タイミング信号35Uを出力しない構成とする。PWM電圧指令値32は、次の周期の演算により新しい値に更新され、次のPWM信号更新タイミング信号35Uのタイミングで反映する。
実施例2のモータ制御装置によれば、電流制御部で演算した結果を直ぐにPWM電圧指令値として反映できるので、モータ制御の応答性を高めることができる。更に、三角波信号の頂点付近でモータ電流を検出するため、半導体素子のスイッチングの影響を受けにくい。更に、SW監視区間での半導体素子のスイッチング回数を1回と制限しているため、半導体素子のスイッチング回数の増加によるノイズや発熱の影響が大きくなることがない。更に、三角波信号の頂点までPWM電圧指令値を設定できるので、電圧の利用率が低減することもない。
図5と図6を用いて本発明の実施例3について説明する。実施例1および実施例2と異なるのは、タイミング発生回路8bでPWM信号36U、36V、36Wの変化を監視する点であり、これについて説明する。
図5は実施例3のモータ制御装置における要部ブロック図、図6は各ブロックにおける信号波形を示している。図5のタイミング発生回路8bは、三角波信号34の頂点とPWM信号更新タイミング信号35の間でPWM信号36U、36V、36Wが変化したかどうかを監視する。この期間で1相でも信号の変化がある場合、全ての相に対しPWM信号更新タイミング信号35を生成せず、三角波信号34の次の頂点でPWM信号更新タイミング信号35を生成する構成とする。
図6はU相の信号波形であり、丸箇所(3)のようにV相あるいはW相でPWM信号の変化があった場合、PWM信号更新タイミング信号35は生成されないので、U相のPWM電圧指令値32Uはこのタイミングで更新されず、三角波信号34の次の頂点で更新される。
実施例3のモータ制御装置によれば、モータに印加する全ての相の電圧バランスを崩すことなく、電流制御部で演算した結果を直ぐにPWM電圧指令値として反映できるので、モータ制御の応答性を高めることができる。更に、三角波信号の頂点付近でモータ電流を検出するため、半導体素子のスイッチングの影響を受けにくい。更に、SW監視区間での半導体素子のスイッチング回数を1回と制限しているため、半導体素子のスイッチング回数の増加によるノイズや発熱の影響が大きくなることがない。更に、三角波信号の頂点までPWM電圧指令値を設定できるので、電圧の利用率が低減することもない。
図7を用いて実施例4について説明する。実施例3と異なるのはPWM信号更新タイミング信号の出力構成だけであり、この点について説明する。
図7は各ブロックにおける信号波形を示しており、丸箇所(5)のように三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング35Uまでの間でPWM信号36Uが変化する場合、タイミング発生回路8bは三角波信号34の頂点間をSW監視区間とし、三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング信号35Uが出力するまでの区間にPWM信号36Uが変化した場合は、PWM信号更新タイミング信号35Uを出力しない構成とする。
実施例4のモータ制御装置によれば、モータに印加する全ての相の電圧バランスを崩すことなく、電流制御部で演算した結果を直ぐにPWM電圧指令値として反映できるので、モータ制御の応答性を高めることができる。更に、三角波信号の頂点付近でモータ電流を検出するため、半導体素子のスイッチングの影響を受けにくい。更に、SW監視区間での半導体素子のスイッチング回数を1回と制限しているため、半導体素子のスイッチング回数の増加によるノイズや発熱の影響が大きくなることがない。更に、三角波信号の頂点までPWM電圧指令値を設定できるので、電圧の利用率が低減することもない。
図8から図10を用いて実施例5について説明する。実施例1と異なるのはタイミング発生回路8cとゲート制御部11bの構成であり、この点について説明する。なお、図10ではU相の例を示しているが、V相とW相も同じ構成となる。
図8はモータ制御装置の要部ブロック図、図9はPWMインバータ回路のブロック図、
図10は各ブロックにおける信号波形の説明図を示している。図8のタイミング発生回路8cはPWM生成部3に対し、PWM信号更新タイミング信号A 35Aを出力する。このPWM信号更新タイミング信号A 35Aは、図10に示すように三角波信号34の頂点からPWM信号更新タイミング信号A 35Aが出力するまでの区間にPWM信号36Uが変化した場合(丸箇所4)でも信号を出力し、PWM生成部3はこの信号を受け、PWM電圧指令値32Uを更新する。
比較器4は、図10に示すようにSW監視区間でPWM信号36Uが複数回変化する信号を出力する。タイミング発生回路8cは、三角波信号34の頂点間であるSW監視区間でPWM信号36Uが変化したかどうかを監視し、ゲート制御部11bに対し変化していない場合はSW許可信号37Uが有効となり(図10の場合はHを出力)、変化した場合はSW許可信号37Uが無効となる(図10の場合はLを出力)。
ゲート制御部11bは、図9に示すように3相分のPWM信号を上3相と下3相に分離し、ゲート制御回路47bはスイッチングを切り替える際には同時ONしないように、ONさせる側にディレイをつけて両方OFFさせる期間を設ける。また、タイミング発生回路8cからのSW許可信号37U、37V、37Wを受け、SW許可信号が有効(図10の場合はH)の時はPWM信号39U、39V、39Wのスイッチングを許可し、SW許可信号が無効(図10の場合はL)の時はスイッチングを許可しない構成となっている。図10に信号波形を示す。丸箇所(4)のようにSW許可信号37UがHの場合にPWM信号39U、39Xは信号が変化し、その後SW許可信号37UはLとなりPWM信号39U、39Xは変化せず、次の三角波信号34の頂点でSW許可信号37UはHとなり、再度PWM信号39U、39Xの変化は許可される。
実施例5のモータ制御装置によれば、電流制御部で演算した結果を直ぐにPWM電圧指令値として反映できるので、モータ制御の応答性を高めることができる。更に、三角波信号の頂点付近でモータ電流を検出するため、半導体素子のスイッチングの影響を受けにくい。更に、SW監視区間での半導体素子のスイッチング回数を1回と制限しているため、半導体素子のスイッチング回数の増加によるノイズや発熱の影響が大きくなることがない。更に、三角波信号の頂点までPWM電圧指令値を設定できるので、電圧の利用率が低減することもない。
本発明の実施例1におけるモータ制御装置の要部ブロック図 実施例1のPWMインバータ回路及びゲート制御部のブロック図 実施例1の各ブロックにおける信号波形の説明図 実施例2の各ブロックにおける信号波形の説明図 実施例3におけるモータ制御装置の要部ブロック図 実施例3の各ブロックにおける信号波形の説明図 実施例4の各ブロックにおける信号波形の説明図 実施例5におけるモータ制御装置の要部ブロック図 実施例5のPWMインバータ回路のブロック図 実施例5の各ブロックにおける信号波形の説明図 従来例におけるモータ制御装置の要部ブロック図 従来例の各ブロックにおける信号波形の説明図(1) 従来例の各ブロックにおける信号波形の説明図(2) 従来例の各ブロックにおける信号波形の説明図(3)
1 電流指令
2 電流制御部
3 PWM生成部
4 比較器
5 PWMインバータ回路
6 モータ
7 三角波発生器
8a、8b、8c タイミング発生回路
9 位置サンプルホールド回路
11a、11b ゲート制御部
12 電流検出器
13 位置検出器
14 ロータリーエンコーダ
15 電流サンプルホールド回路
16U、16V シャント抵抗器
31(U、V、W) 各相電圧指令値
32(U、V、W) 各相PWM電圧指令値
34 三角波信号
35(U、V、W) 各相PWM信号更新タイミング信号
35A PWM信号更新タイミング信号A
36(U、V、W) 各相PWM信号
37(U、V、W) 各相SW許可信号
38 電流サンプルホールドタイミング信号
39(U、V、W、X、Y、Z) 各相ゲート信号
40(U、V、W) 各相出力電圧
41(U、V) 各相モータ電流の電圧換算
42(U、V) 各相モータ電流ディジタルデータ
43(U、V) 各相モータ電流サンプリング値
44 ロータ位置情報
45 ロータ位置検出値
46 ロータ位置サンプリング値
47a、47b ゲート制御回路
48 位置サンプルホールドタイミング信号
50 電源
51 コンデンサ
52(U、V、W、X、Y、Z) 各プリドライブ回路
53(U、V、W、X、Y、Z) 各パワー素子
54(U、V、W、X、Y、Z) 各リカバリーダイオード

Claims (6)

  1. 半導体素子をON/OFFすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、モータに電力を供給するPWMインバータ回路と、
    前記PWMインバータ回路の半導体素子にON/OFFの指令を与えるゲート制御部と、
    モータに流れるモータ電流値を検出する電流検出器と、
    検出した前記モータ電流値をディジタル演算のために一定間隔で値を保持する電流サンプルホールド回路と、
    PWMの変調周期となる三角波信号を生成する三角波発生器と、
    モータに印加する電圧値を生成する電流制御部と、
    前記電流制御部で生成された電圧値をPWM電圧指令値として更新するPWM生成部と、
    前記PWM電圧指令値と前記三角波信号との大小を比較して生成されるPWM信号を前記ゲート制御部へ出力する比較器と、
    前記電流サンプルホールド回路が前記モータ電流値を保持し、前記電流制御部が前記ディジタル演算を行う電流サンプルホールドタイミング信号と、前記PWM生成部が前記PWM電圧指令値を更新するPWM信号更新タイミング信号とを生成するタイミング発生回路を備え、
    前記電流制御部がディジタル演算を行う時間(電流制御演算時間)を前記三角波信号の頂点の両側にとり、
    前記タイミング発生回路は、
    前記電流制御演算時間の直前に前記電流サンプルホールドタイミング信号を出力し、
    前記比較器からのPWM信号の変化を前記三角波信号の上下の頂点間毎に監視し、
    前記比較器からのPWM信号が変化しない場合に前記電流制御演算時間の直後に前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、
    前記比較器からのPWM信号が変化した場合に前記PWM信号更新タイミング信号は前記三角波信号の次の頂点で生成することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 半導体素子をON/OFFすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、モータに電力を供給するPWMインバータ回路と、
    前記PWMインバータ回路の半導体素子にON/OFFの指令を与えるゲート制御部と、
    モータに流れるモータ電流値を検出する電流検出器と、
    検出した前記モータ電流値をディジタル演算のために一定間隔で値を保持する電流サンプルホールド回路と、
    PWMの変調周期となる三角波信号を生成する三角波発生器と、
    モータに印加する電圧値を生成する電流制御部と、
    前記電流制御部で生成された電圧値をPWM電圧指令値として更新するPWM生成部と、
    前記PWM電圧指令値と前記三角波信号との大小を比較して生成されるPWM信号を前記ゲート制御部へ出力する比較器と、
    前記電流サンプルホールド回路が前記モータ電流値を保持し、前記電流制御部が前記ディジタル演算を行う電流サンプルホールドタイミング信号と、前記PWM生成部が前記PWM電圧指令値を更新するPWM信号更新タイミング信号とを生成するタイミング発生回路を備え、
    前記電流制御部がディジタル演算を行う時間(電流制御演算時間)を前記三角波信号の頂点の両側にとり、
    前記タイミング発生回路は、
    前記電流制御演算時間の直前に前記電流サンプルホールドタイミング信号を出力し、
    前記比較器からのPWM信号の変化を前記三角波信号の上下の頂点間毎に監視し、
    前記比較器からのPWM信号が変化しない場合に前記電流制御演算時間の直後に前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、
    前記比較器からのPWM信号が変化した場合に前記PWM信号更新タイミング信号を生成しないことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記比較器からのPWM信号の監視を相毎に独立して行い、監視した相においてのみ前記PWM信号更新タイミング信号の生成に反映させることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記比較器からのPWM信号の監視を全相において一括して行い、全相の出力信号が変化しないときのみ全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、いずれかの相で出力信号が変化したときに全相の前記PWM信号更新タイミング信号は前記三角波信号の次の頂点で生成することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  5. 前記比較器からのPWM信号の監視を全相において一括して行い、全相の出力信号が変化しないときのみ全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、いずれかの相で出力信号が変化したときに全相の前記PWM信号更新タイミング信号を生成しないことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  6. 半導体素子をON/OFFすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、モータに電力を供給するPWMインバータ回路と、
    前記PWMインバータ回路の半導体素子にON/OFFの指令を与えるゲート制御部と、
    モータに流れるモータ電流値を検出する電流検出器と、
    検出した前記モータ電流値をディジタル演算のために一定間隔で値を保持する電流サンプルホールド回路と、
    PWMの変調周期となる三角波信号を生成する三角波発生器と、
    モータに印加する電圧値を生成する電流制御部と、
    前記電流制御部で生成された電圧値をPWM電圧指令値として更新するPWM生成部と、
    前記PWM電圧指令値と前記三角波信号との大小を比較して生成されるPWM信号を前記ゲート制御部へ出力する比較器と、
    前記電流サンプルホールド回路が前記モータ電流値を保持し、前記電流制御部が前記ディジタル演算を行う電流サンプルホールドタイミング信号と、前記PWM生成部が前記PWM電圧指令値を更新するPWM信号更新タイミング信号とを生成するタイミング発生回路を備え、
    前記電流制御部がディジタル演算を行う時間(電流制御演算時間)を前記三角波信号の頂点の両側にとり、
    前記タイミング発生回路は、
    前記電流制御演算時間の直前に前記電流サンプルホールドタイミング信号を出力し、
    前記電流制御演算時間の直後に前記PWM信号更新タイミング信号を生成し、
    前記比較器からのPWM信号の変化を前記三角波信号の上下の頂点間毎に監視することで、前記半導体素子をON/OFFするのを許可するスイッチング許可信号を生成し、
    前記三角波信号の頂点から次の頂点の間において、前記比較器からのPWM信号が変化するまでスイッチング許可信号を出力することで有効とし、前記PWM信号が変化した時点から前記次の頂点まで前記スイッチング許可信号を出力せずに無効とし、前記スイッチング許可信号が有効の時にはスイッチングを許可し、前記スイッチング許可信号が無効の時には前記スイッチングを許可せず前記半導体素子をON/OFFの切換えをさせないようにして、前記三角波信号の上下の頂点間毎に前記スイッチング許可信号の有効または無効の信号を前記ゲート制御部へ出力することを特徴とするモータ制御装置。
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