JP5227299B2 - 軌条車両 - Google Patents

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Description

本発明は、乗客が出入する出入口部に引戸とその戸当部に供される戸先ゴムを備えた軌条車両に関する。
近年、軌条車両に乗客が出入するために設けられている引戸装置には、引戸が閉じた際に、引戸と引戸との対向面に乗客の身体の一部が挟まることによるけがを防止する、或いは乗客の衣類又は傘やバッグ等の乗客の所有品が挟まれたときに容易に取り除くことができるように、障害物検知機能が備えられている。なお、軌条車両とは地上に配設される軌道又はガイドに沿って車両が走行する交通手段に供される車両であって、鉄道車両、路面電車、モノレール、新交通システム等に供される車両である。以下、軌条車両の代表として鉄道車両を例に挙げて説明する。
引戸装置は、主に鉄道車両の長手方向に沿って移動する一対の引戸又は片側のみの引戸と、この引戸の上端部を移動方向に摺動可能に支持する上部レールと、引戸を移動させるドアエンジンとを備えている。引戸装置は、ドアエンジンに用いられる動力源の種類によって、圧縮空気を用いる空気式、電動機を用いる電気式に大別される。空気式の場合は、引戸を閉じたときに空気圧で引戸を常時閉じる方向に押し付けているので、引戸の閉じ状態が維持される。一方、電気式の場合は、引戸が閉じた状態の電動機には通電されない場合があるので、機械的な施錠機構によって引戸の閉じ状態が維持される。
障害物検知方法としては、前述した電動機の電流を検知して障害物の有無を検出する電気式や、障害物を挟んだときに引戸の開速度が低下することを検知する引戸開速度検知方式、戸先ゴム部センサ検出方式等がある。一般に、障害物の有無を検出する精度は電気式が優れているとされている。戸先ゴム部センサ検出方式の一例として、対向する一対の引戸の対向面に備えられた戸先ゴムに封入された空気の圧力変化を圧力センサで検知することによって、引戸を閉じた際に障害物が挟まった状態(戸挟み状態)を検知する技術が特許文献1に開示されている。
図7は、引戸30,30の戸当部35,35に備えられた従来の戸先ゴム105,115である。戸先ゴム105,115の根元部は、引戸30,30の対向面に引戸の長手方向(鉛直方向)に沿って備えられる溝に嵌入して固定される。戸先ゴム105,115の断面形状は先端部(対向部)が半円形状であるとともに、内部の先端寄りに空間105a,115aを備えるため、戸先ゴム105,115間に障害物が挟まれたときであっても障害物を取り除く際に戸先ゴム105,115が容易に変形するので、障害物を戸先ゴム105,115間から容易に取り除くことができる。
戸先ゴム105,115を備える引戸30,30が空気式ドアエンジンによって開閉される場合、空気圧によって戸先ゴムの対向面が常時加圧されるため、戸先ゴム105,115の対向面に隙間が生じにくく、雨水等が鉄道車両内部に侵入する可能性は小さく問題ないと考えられる。しかしながら、電気式ドアエンジンが採用される場合には、閉じた状態を維持するために機械的に施錠するので、上述した機械的施錠機構に起因する遊間に伴い、戸先ゴム105と115との間に生じる隙間のため、雨水等が鉄道車両の内部に侵入ないように工夫する必要がある。
電気式引戸装置は、上記したように、閉じた状態を維持するために機械的な施錠機構を備えている。この施錠機構は、円滑に施錠するために施錠機構の内部に遊間を必要としている。このため、戸当部に備えられた戸先ゴム同士の対向面の間、あるいは、鉄道車両に備えられる引戸フレームと引戸の戸当り面との間に、前述した遊間に起因する隙間が生じることがある。この隙間から雨水等が鉄道車両の内部に浸入するおそれがあるため、引戸の戸当部に備えられる戸先ゴムの形状を工夫して、戸先ゴム同士の対向面に隙間が生じた場合であっても、雨水等の鉄道車両の内部への侵入を防いでいる。
具体的には、鉄道車両の側引戸を構成する引戸の各戸当部に、その高さ方向に沿って戸先ゴムが配設されており、一方の戸先ゴムは一方の引戸の戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、この基部の幅方向中央部から他方の引戸に向けて突き出す突起部とを備えており、他方の戸先ゴムは他方の引戸の戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、この基部の幅方向の両端部から一方の前記引戸側に向けて突き出す壁部とを備えている。
仮に、電気式ドアエンジンに具備される機械的施錠機構の遊間(図示なし)に起因する隙間が戸先ゴムの対向部に生じたとしても、戸先ゴムの対向部に形成される隙間は屈曲したものとなるため、雨水等の鉄道車両内部への侵入が抑制される。
しかしながら、上述した戸先ゴムは、内部に中空部を有さない中実に成形されていたため、戸先ゴムが変形しにくい場合があった。このため、戸先ゴムの対向面に挟まれた乗客の所有物、あるいは、身体の一部を容易に引き抜くことができるように、けがを防止する観点からも改善の余地があった。
特開2008−1303号公報
そこで、乗客が出入する鉄道車両の引戸の戸当部に備えられる戸先ゴムにおいて、鉄道車両内部への雨水侵入を軽減することと、戸閉めの際に引戸の対向面に乗客の身体が挟まれた場合の安全性を両立する点において改善すべき点があった。
本発明の目的は、乗客が出入する鉄道車両の引戸の戸当部に備えられる戸先ゴムにおいて、鉄道車両内部への雨水侵入の軽減と、戸閉めの際に引戸の対向面に乗客の身体が挟まれた場合の安全性を両立できる戸先ゴムを備えた鉄道車両を提供することである。
本発明の課題を解決するため、この発明による軌条車両は、出入口部に一組の引戸を有する引戸装置を備えており、一方及び他方の前記引戸の夫々の戸当部に高さ方向に沿って戸先ゴムが配設されている軌条車両であって、一方の前記戸先ゴムは、一方の前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向中央部から他方の引戸に向けて突き出す突起部とを備えるとともに、前記突起部には空間が形成されており、他方の前記戸先ゴムは、他方の前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向の両端部から一方の前記引戸側に向けて突き出す壁部と、前記基部の幅方向の中央部から一方の前記引戸側に向けて突き出す突起部とを備えており、一方の前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量が、他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記壁部の先端部までの突き出し量から、前記他方の戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量を減じた量より大きいことを特徴としている。
また、本発明の課題を解決するため、この発明による軌条車両は、出入口部に出入口フレームと前記出入口部を開閉する引戸とを有する引戸装置を備え、前記引戸の戸当部と前記戸当部に面する前記出入口フレームとに高さ方向に沿って夫々戸先ゴムが配設されている軌条車両であって、前記引戸の前記戸当部に備えられる一方の前記戸先ゴムは、前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向中央部から前記出入口フレーム側に向けて突き出す突起部が備えられるとともに、前記突起部には空間が形成されており、前記出入口フレームに備えられる他方の前記戸先ゴムは、前記出入口フレームの戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向の両端部から前記引戸側に向けて突き出す壁部と、前記基部の幅方向の中央部から前記引戸側に向けて突き出す突起部が備えられており、前記引戸に備えられる前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量が、前記出入口フレームに備えられる他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記壁部の先端部までの突き出し量から、他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量を減じた量より大きいことを特徴としている。
本願発明による戸先ゴムを備える鉄道車両は、戸閉状態における雨水等が車内に侵入することを軽減・防止できるとともに、引戸が閉じた際に引戸同士の対向面間、或いは引戸と出入口フレームとの間に乗客の身体の一部が挟まった場合でも安全性を維持・向上することができる。
図1は、本発明に関わる戸先ゴムを有する引戸装置を備える軌条車両を、その屋根部を省略して示した平面図である。 図2は、図1のB部を視Aから見た側面図である。 図3は、図2に示す引戸装置を開状態で示すC−C断面図である。 図4は、図2に示す引戸装置を閉状態で示すC−C断面図である。 図5は、図2に示す引戸装置の引戸を閉じた時にその対向面に隙間が生じた時の様子を示す模式断面図である。 図6は、図2に示す引戸装置において閉時に戸先ゴムとの間に指が挟まった様子(図2のC−C断面)を示す模式図である。 図7は、従来の引戸装置(図2のC−C断面相当)を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明による戸先ゴムを有する引戸装置を備えた鉄道車両の実施例を説明する。
図1は、本発明に関わる戸先ゴムを有する引戸装置を備えた鉄道車両の平面図である。図1に示される鉄道車両10は、その内部を示すために屋根の記載を省略している。鉄道車両10は、その長手方向に沿う一方の側に3箇所の出入口部20を備える。図1中にBで示される出入口部20は、鉄道車両10を構成する側構体(図示なし)に備えられた戸袋40,40と引戸30,30などから構成される。出入口部20の近傍の車内側には椅子50、手摺(図示なし)等が備えられる。
図2は、図1のB部を視Aから見た側面図である。図2では、引戸30と戸閉機60及び支持部70との位置関係を示すために、側構体の記載を省略している。各出入口部20(図1)に備わる一組の引戸30a,30bはその上端部に具備される支持部70,70を介して側構体に固定されたレール(図示なし)に支持されるとともに、支持部70は戸閉機60に機械的に接続される。戸閉機60は引戸30a,30bの開閉動作を担う機器であり、動力源によって電気式と空気式に大別される。引戸30a,30bを閉じた際の対向する戸当部35には戸先ゴム100、110が備えられており、戸閉動作時の緩衝機能の一部を担う。
電気式戸閉機の主要構成要素はリニアモータ又はボールネジと電動機の回転軸に接続されたスプラインとの組合せなどであり、空気式のそれらは空気配管とシリンダである。電気式は、電力を戸閉機60に供給する配線のみを施工すればよいため艤装工程を簡素化できる利点があるものの、電力の供給が途絶えた時の戸閉状態を維持するために機械的施錠機構を追設する必要がある。一方、空気式は戸閉機60に圧縮空気を供給するための空気配管を鉄道車両10に施工する必要があるため艤装工程が大きくなりやすいが、戸閉動作に用いた空気圧によって常時戸閉状態を維持できる利点がある。
図3は、図2のC−C断面であって、引戸30a,30bが開かれた状態を示す図である。引戸30a,30bの戸当部35,35には、その高さ方向に沿って戸先ゴム100,110が配設されており、各戸当部35の垂直面には、戸先ゴム100,110の根元部分が嵌入される溝が施工されている。
一方の戸先ゴム100の長手方向垂直断面形状は、戸先ゴム100の基部100bの厚さ方向(矢印330)の中央部において、基部100bから戸閉方向(矢印310aで示す方向)に向けて突き出し量H3で突き出す突起部100aが具備されるとともに、突起部100aの内部には空間100cが形成されている。
他方の戸先ゴム110の長手方向垂直断面形状は、戸先ゴム110の基部110bの厚さ方向(矢印330で示す方向)の両端部に、戸閉方向(矢印310bで示す方向)に向けて突き出し量H2で突き出す壁部110c,110cを備えるとともに、基部110bの厚さ方向の中央部において、基部110bから突き出し量H1で突き出す突起部110aを備えている。突起部110a及び壁部110cは共に中実である。突起部100aの突き出し量H3は、壁部110cの突き出し量H2から突起部110aの突き出し量H1を減じた量より大きい。
図4は、図2のC−C断面であって、引戸30a,30bが閉じられた状態を示す図である。引戸30a,30bが閉じられた際、戸先ゴム100の基部100bの厚さ方向の両端部に、戸先ゴム110の壁部110c,110cの先端部が突き当てられる。戸先ゴム100の突起部100aの突き出し高さH3は、壁部110cの突き出し量H2から突起部110aの突き出し量H1を減じた量より大きく設定されている(図3参照)ので、戸先ゴム100の突起部100aは、戸先ゴム110の突起部110aに突き当たって更に引戸30aの側に押し戻される形態に変形するとともに、引戸30aの厚さ方向(矢印330で示す方向)にも変形して、戸先ゴム110との間に接触部200,200、210が形成される。空気式ドアエンジン(戸閉機60)が採用される場合であって、引戸30a,30bを閉じた状態が維持される場合は、戸先ゴム100、110は図4に示される状態を維持する。
図5は、図3に示す引戸を閉じた時にその対向面に隙間が生じている様子を示す模式図である。引戸装置15に、電気式ドアエンジン(戸閉機60)が採用された場合、電力の供給が途絶えた場合であっても戸閉状態を維持できるように機械的施錠機構が追設される。機械的施錠装置は、円滑に施錠するために、施錠装置に内蔵される嵌合部に遊間を備える。電気式ドアエンジンで引戸を閉じたとしても、この施錠装置に備えられる遊間に相当する隙間dが、引戸30a,30bに具備された戸先ゴム100,110との対向面に生じる場合がある。隙間dが生じた場合であっても、突起部100aの突き出し量H3は、壁部110cの突き出し量H2から突起部110aの突き出し量H1を減じた量より大きく設定してあるため、戸先ゴム100の突起部100aの先端部と戸先ゴム110の突起部110aの先端部との間に接触部210が維持されるため、鉄道車両10の内部に雨水等が侵入することを防止することができる。
図6は、引戸30a,30bが閉じた時に戸先ゴム100,110との間に人の指が挟まった様子(図2のC−C断面)を示す模式図である。人の指300が戸先ゴム100,110との間に挟まった時、主に、戸先ゴム100の先端部100aが空間100cを押し潰す形態で変形するため、乗客の指が戸先ゴム100,110との間に挟まった場合でも、けがをする可能性を低下させることができる
本願発明による戸先ゴム100,110を備えた引戸装置15において、施錠機能の遊間に起因する隙間が生じた場合でも、戸先ゴム100と110との接触部が維持されるとともに、乗客が身体の一部を戸先ゴム100と110との対向面に挟まれた場合でも、戸先ゴム100が容易に変形するので、けがをする可能性を低下させることができる。したがって、戸先ゴム100,110を備える鉄道車両は、雨水等が車内へ侵入することを軽減又は防止できるとともに、引戸30,30に乗客の身体の一部が挟まった場合でも安全性を維持・向上することができる。
上記の説明では鉄道車両10の側構体に備えられる両開式の側引戸について記載したが、戸先ゴム100を引戸の戸当部に備え、戸先ゴム110を側構体に具備される出入り口フレームの戸当部に備えることにより、片開式の引戸にも対応である。また、両開式引戸又は片開式引戸を問わず、鉄道車両10の妻構体に備えられる出入口部にも適用することができる。
10…鉄道車両 15…引戸装置
20…出入口部 30a,30b…引戸
35…戸当部 40…戸袋
50…椅子 60…戸閉機
100…戸先ゴム 100a,110a…突起部
100b…基部 100c…空間
110…戸先ゴム 110a…突起部
110c…壁部 200,210…接触部
300…指 310,320,330…矢印
A…視A B…図1B部拡大図
d…隙間

Claims (3)

  1. 出入口部に一組の引戸を有する引戸装置を備えており、一方及び他方の前記引戸の夫々の戸当部に高さ方向に沿って戸先ゴムが配設されている軌条車両において、
    一方の前記戸先ゴムは、一方の前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向中央部から他方の引戸に向けて突き出す突起部とを備えるとともに、前記突起部には空間が形成されており、
    他方の前記戸先ゴムは、他方の前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向の両端部から一方の前記引戸側に向けて突き出す壁部と、前記基部の幅方向の中央部から一方の前記引戸側に向けて突き出す突起部とを備えており、
    一方の前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量が、他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記壁部の先端部までの突き出し量から、前記他方の戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量を減じた量より大きいこと
    を特徴とする軌条車両。
  2. 出入口部に出入口フレームと前記出入口部を開閉する引戸とを有する引戸装置を備え、前記引戸の戸当部と前記戸当部に面する前記出入口フレームとに高さ方向に沿って夫々戸先ゴムが配設されている軌条車両において、
    前記引戸の前記戸当部に備えられる一方の前記戸先ゴムは、前記引戸の前記戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向中央部から前記出入口フレーム側に向けて突き出す突起部が備えられるとともに、前記突起部には空間が形成されており、
    前記出入口フレームに備えられる他方の前記戸先ゴムは、前記出入口フレームの戸当部に設けられた溝に嵌入される基部と、前記基部の幅方向の両端部から前記引戸側に向けて突き出す壁部と、前記基部の幅方向の中央部から前記引戸側に向けて突き出す突起部が備えられており、
    前記引戸に備えられる前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量が、前記出入口フレームに備えられる他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記壁部の先端部までの突き出し量から、他方の前記戸先ゴムの前記基部から前記突起部の先端部までの突き出し量を減じた量より大きいこと
    を特徴とする軌条車両。
  3. 請求項1又は2に記載の軌条車両において、
    前記軌条車両は側構体及び妻構体を備えており、
    前記引戸装置を備えた出入り口部は前記側構体又は前記妻構体に設けられていること
    を特徴とする軌条車両。
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