JP5226646B2 - 昇圧装置 - Google Patents

昇圧装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5226646B2
JP5226646B2 JP2009257933A JP2009257933A JP5226646B2 JP 5226646 B2 JP5226646 B2 JP 5226646B2 JP 2009257933 A JP2009257933 A JP 2009257933A JP 2009257933 A JP2009257933 A JP 2009257933A JP 5226646 B2 JP5226646 B2 JP 5226646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
current value
output
load
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009257933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011102093A (ja
Inventor
晃治 笹嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009257933A priority Critical patent/JP5226646B2/ja
Publication of JP2011102093A publication Critical patent/JP2011102093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5226646B2 publication Critical patent/JP5226646B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

本発明は、電源電圧から入力される電圧を昇圧させる昇圧回路を備え、昇圧を制御する昇圧装置に関する。
直流昇圧回路(DC−DCコンバータ)は、電子スイッチ、ダイオード、インダクタンス、コンデンサ等で構成され、1次側電圧をより高い出力電圧に変換するよう制御する。最近の自動車(以下、「車両」という)には多くの電装品が搭載されており、電圧を昇圧させることは部品や配線の小型化、軽量化につながることから、DC−DCコンバータによる昇圧は重要な役割を担っている。電装品としては、例えば、ラック・アンド・ピニオン式の電動パワーステアリング装置(以下、「EPS」(Electric Power Steering)という)があり、このEPSは電動機を備えており、DC−DCコンバータは車載されたバッテリや発電機の電圧を昇圧してこの電動機に電力を供給している。
しかし、バッテリが劣化している場合に、EPSの電動機に大電流が流れてバッテリ電圧が大きく下がり、EPSの作動停止や、自動車全体の電源システムダウンのおそれがあった(特許文献1参照)。
かかる状況を鑑み、従来のDC−DCコンバータの出力制御においては、出力電流の上限値をDC−DCコンバータの仕様に応じて設定し、出力電流がこの設定された上限値を超えたとき、出力を制限するように構成する技術が開示されている。この出力制限は、DC−DCコンバータが過負荷となること、および電力の供給源が過負荷となることを防止するために設けられている。
特開2007−151247号公報
しかしながら、通常、ラック・アンド・ピニオン式のEPSにおける所定の処理インターバルは、約0.5msを一周期としている。ラックエンドに突き当たるステアリング操作がなされて過大な電流が過渡的に流れるのは3ms程度であり、およそ6回の処理が実行される。かかる状況において、特許文献1で開示された技術では、出力電流の上限値の制限が間に合わないおそれがあった。また、一定の上限値を設定して電流を制限させるだけでは、電流が上限値近傍を推移することとなり回路の素子が過熱するおそれもある。さらに、出力電流の上限値を制限する制御では、過大な電流が過渡的に流れるとき、電力の供給不足が一時的に生ずることが想定され、電力の供給不足の大きさによっては制御プロセスがリセットされるおそれもある。
そして、DC−DCコンバータのような電源システムは、通常、大容量のコンデンサを備え、このコンデンサに充電された電流が流れる構成となっているため、出力電流を制限するだけでは、コンデンサから流れる電流を制限できないおそれがある。
自動車に搭載されたDC−DCコンバータの電力供給源(1次電源)には、バッテリと小型の発電機が適用される。前記したラックエンドに突き当たるステアリング操作は、車両が通常の走行をしているときには行われないため、このときの電力供給源はバッテリが支配的となっている。そのため、想定以上の電力が、1次電源から持ち出されると、バッテリの電圧低下やヒューズの溶断を生じさせるおそれがあり、他のシステムへの影響や、DC−DCコンバータの作動自体にも影響を与えることがある。このように、従来のDC−DCコンバータの出力制御は、過渡的な出力が要求されるシステムでは、電力の供給不足等が一時的に生じて、DC−DCコンバータを用いた制御装置の商品性に悪影響を与えるおそれがあった。
本発明は前記背景を鑑みてなされたもので、過大な電流が過渡的に流れるときに、必要以上にDC−DCコンバータの出力を制限することの無い商品性の高い昇圧装置(DC−DCコンバータ)を提供することを目的とする。
本発明は、入力電圧を昇圧させて接続された負荷(M)に出力する昇圧装置(100)に関する。本装置は、前記入力電圧を昇圧させる昇圧回路(130)と、前記昇圧回路(130)からの出力電圧値(Vout)をフィードバック制御して前記出力電圧値(Vout)を前記負荷(M)に対する要求に基づいて設定された目標電圧値(Vobj)に近づけるよう、前記昇圧回路(130)の昇圧値を制御する制御手段(120)と、少なくとも前記昇圧回路(130)への入力電流値(Iin)を含む前記昇圧回路(130)の状態量を検出する状態量検出手段(102)と、前記負荷側の要求値に基づいて設定された目標電流値(Iobj)と、検出された前記状態量とから、前記入力電流値(Iin)の制限値となる入力制限電流値(Iinmax)を設定する電流設定手段(101)と、検出される前記入力電流値(Iin)と設定された前記入力制限電流値(Iinmax)との差(ΔIin)に応じて前記出力電圧値(Vout)のフィードバック制御ゲイン(Pv)を算出し、前記制御手段(120)へ出力する補正手段(110)とを備えている。前記補正手段(110)は、前記差(ΔIin)が所定値(ΔIinA,ΔIinB)よりも小さくなるに従って、前記目標電圧値(Vobj)に対応するフィードバック制御ゲイン(Po)を減少させるように構成されている。
前記構成によれば、入力電流値と負荷側の要求値に基づいて設定された入力制限電流値との差に応じて、過渡的な電流の増加が入力制限電流値に近づいたときにフィードバック制御ゲインを下げるため、従来技術のように電流制限が間に合わないという課題を解消することができる。ここで、入力電流値は昇圧制御回路の基本要素であることから、新たな回路の追加を回避することができ、低コストかつ省スペースの昇圧装置を実現できる。
また、前記構成によれば、大電流が流れるときにだけ制御ゲインを減少させるため、入力電流の急激な変動が減少する。このことは、入力電流を制御する素子に過大な電流が流れることを防止するため、過剰な定格の素子を適用することを回避できるとともに入力電流のオーバーシュートを防止するヒューズ容量も小さくすることができる。このため、基本的な昇圧回路の構成を変更することがなく、低コストで安定した昇圧装置を提供することができる。
さらに、前記構成によれば、入力電流値と入力制限電流値との差が所定値になるまでは制御ゲインは操作されないため、制御が必要な電流値の近傍までは通常の応答性が維持され、その後も差が小さくなるに従って制御ゲインを減少させるため、応答性を維持したまま過大な入力電流を防止することができる。
前記構成において、前記状態量には、前記負荷の特性、出力電流値(Iout)およびこの出力電流値の時間的変化が含まれ、前記電流設定手段(101)は、前記負荷の特性とともに、前記出力電流値(Iout)および前記出力電流値の時間的変化の少なくとも一つ、もしくは両方の状態量に基づいて前記入力制限電流値(Iinmax)を設定するように構成することが好適である。
前記構成によれば、入力制限電流値は、負荷特性、実際の出力電流値、出力電流値の時間的変化から得られる傾き等から設定されるため、適正な時期に制御ゲインを減少させることができる。ここで、負荷特性とは、車両に搭載されたEPSを例にとれば、電動機の特性やステアリングギアレシオ、バリアブルギアレシオ等の基本的なステアリング特性とともに、転舵に伴うEPS全体としての摩擦などの負荷をも含めるものである。かかる負荷特性が考慮されてEPSの電動機の軸力の要求値が設定され、この軸力の要求値に基づいて入力電流を推定することもできる。
前記構成において、前記補正手段(110)は、予め設定されたマップに基づいて前記入力電流値と前記入力制限電流値との差に応じた補正係数(ki、112)を算出し、この補正係数(ki)を前記フィードバック制御ゲイン(Po)に乗じて、前記補正を行うように構成することが好適である。
前記構成によれば、昇圧装置が搭載されるシステムの特性等に応じてマップを設定できるため、基本的な昇圧回路の構成を変更することがなく、低コストで安定した昇圧装置を提供することができる。
また、本発明は、入力電圧を昇圧させて接続された負荷(M)に出力する昇圧装置(200)であって、前記入力電圧を昇圧させる昇圧回路(230)と、前記昇圧回路(230)からの出力電圧値(Vout)をフィードバック制御して前記出力電圧値を前記負荷(M)に対する要求に基づいて設定された目標電圧値(Vobj)に近づけるよう、前記昇圧回路(230)の昇圧値を制御する制御手段(220)と、少なくとも前記昇圧回路(230)からの出力電流値(Iout)を含む前記昇圧回路(230)の状態量を検出する状態量検出手段(202)と、前記負荷側の要求値に基づいて設定された目標電流値(Iobj)と、検出された前記状態量とから、前記出力電流値(Iout)の制限値となる出力制限電流値(Ioutobj)を設定する電流設定手段(201)と、検出される前記出力電流値(Iout)と設定された前記出力制限電流値(Ioutobj)との差(ΔIout)に応じて出力電圧値(Vout)のフィードバック制御ゲイン(Pv)を算出し、前記制御手段へ出力する補正手段(220)とを備え、前記補正手段(220)は、前記差(ΔIout)が所定値(ΔIoutA,ΔIoutB)よりも小さくなるに従って、前記目標電圧値(Vobj)に対応するフィードバック制御ゲイン(Po)を減少させるように構成することもできる。
前記構成において、前記状態量には、前記負荷(M)の特性、検出された前記出力電流値(Iout)および前記出力電流値の時間的変化が含まれ、前記電流設定手段(201)は、前記負荷(M)の特性とともに、前記出力電流値(Iout)および前記出力電流値の時間的変化の少なくとも一つ、もしくは両方の状態量に基づいて前記入力制限電流値(Ioutobj)を設定するように構成することもできる。
前記構成において、前記補正手段(210)は、予め設定されたマップに基づいて前記出力電流値(Iout)と前記出力制限電流値(Ioutobj)との差に応じた補正係数(kout、212)を算出し、この補正係数(kout)を前記フィードバック制御ゲイン(Po)に乗じて、前記補正を行うように構成することができる。
本発明の負荷(M)は、車両に搭載され、運転者の操舵入力に応じて駆動制御される電動パワーステアリング装置(1)の操舵アシスト用の電動機(11)とすることができる。
前記構成において、前記電動パワーステアリング装置は、操舵角を検出する操舵角検出手段を備え、前記負荷側の要求値は、検出された前記操舵角と操舵される方向とから推定されるように構成することができる。
本発明によれば、過大な電流が過渡的に流れるときに、必要以上に出力を制限することの無い商品性の高い昇圧装置(DC−DCコンバータ)を提供することができる。
本発明の第1実施形態にかかる昇圧装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態にかかる制御のプロセスを示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかる制御の概念図である。 本発明の第2実施形態にかかる昇圧装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態にかかる制御のプロセスを示すフロー図である。 本発明の第3実施形態にかかる昇圧装置を備えた電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 本発明の第3実施形態にかかる昇圧装置を備えた電動パワーステアリング装置における負荷特性の一例を示したものであり、モータに要求される軸力と、この軸力を発生するの入力電流との関係を示している。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。図1を参照すると、本実施形態にかかる昇圧装置100は、状態量検出部(状態量検出手段)102と、電流設定部(電流設定手段)101と、補正部(補正手段)110と、制御部(制御手段)120と、昇圧回路130とから構成されている。かかる昇圧装置100を車両に搭載した場合、状態量検出部102、電流設定部101、補正部110と、制御部120は、車両の各種システムを統括制御する電子制御装置(以下、「ECU」(Electronic Control Unit)という)によって実現できる。ECUは、一種のコンピュータであり、演算を実行するプロセッサ(以下、「CPU」という)、各種データを一時記憶する記憶領域およびプロセッサによる演算の作業領域を提供するランダム・アクセス・メモリ(以下、「RAM」という)、プロセッサが実行するプログラムおよび演算に使用する各種のデータが予め格納されている読み出し専用メモリ(以下、「ROM」という)、およびプロセッサによる演算の結果およびエンジン系統の各部から得られたデータのうち保存しておくものを格納する書き換え可能な不揮発性メモリを備えている。不揮発性メモリは、システム停止後も常時電圧供給されるバックアップ機能付きRAMで実現することができる。
昇圧回路130は、バッテリBと外部で接続された負荷Mとの間に配設されたコイルLと第2スイッチング素子SW2の直列回路を備え、コイルLと第2スイッチング素子SW2との間でコイルLへ励磁電流を流し、遮断するための第1スイッチング素子SW1を備えている。第1,2スイッチング素子SW1,SW2は、トランジスタ(例えば、MOS−FET)を使用することができる。第2スイッチング素子SW2の出力側は、コンデンサCを介して接地されている。
後記する制御部120のPWM(Pulse width modulation:パルス幅変調)出力部124は、制御部120で設定されたデューティ比Duty(n)をデューティ比駆動信号に変換して、第1,2スイッチング素子SW1,SW2へ送出する。このデューティ比Duty(n)に基づいたPWM制御によって昇圧回路130のスイッチング動作が行われ、コイルLにおいてエネルギの蓄積と放出が繰り返され、第2スイッチング素子SW2の出力側は放出の際に高電圧となる。高電圧が繰り返し発生することによってコンデンサCが充電され、昇圧された電圧が得られ、負荷Mに出力される。なお、昇圧回路130の構成は一例であり、かかる構成には限定されず、例えば第2スイッチング素子SW2にダイオードを適用することもできる。
また、バッテリBとコイルLとの間には電流センサP1が配設されて検出された電流に応じた信号を送出し、昇圧回路130のコンデンサCと負荷Mの接続点には電圧印可点P2が配設され、電圧検出を行っている。
状態量検出部102は、前記した電流センサP1、電圧印加点P2からの信号に加えて、図示しない電流センサにより昇圧回路130からの出力電流値や、負荷Mの特性を取得する。ここで負荷Mの特性とは、例えば、2相、3相、ブラシレス等の電動機の電流、電圧の特性をいい、実際に系に搭載されたときの負荷状態や損失等も含まれた特性である。また、出力電流値の時間的変化である電流の傾きを算出する。状態量検出部102が取得した、もしくは算出した状態量は、信号として電流設定部101へ送出される。
電流設定部101は、目標電流値Iobjおよび状態量検出部102から送出された信号を取得して、読込を行う。目標電流値Iobjは、例えば、前記したECUが昇圧装置100への負荷Mの要求を車載ネットワーク(CAN:Controller Area Network)などの通信手段で検知することによって設定される。電流設定部101は、目標電流値Iobj、状態量検出部102から送出された負荷Mの特性、出力電流値の時間的変化、出力電流値の現在値等から、入力電流制限値Iinmaxを算出し、補正部110へ送出する。かかる構成によって、システムの特性に応じた入力電流制限値Iinmaxを設定することができる。
補正部110は、演算器111において、入力電流制限値Iinmaxから電流センサP1から送出された入力電流値Iinを減じ、差ΔIin(絶対値)を算出する。補正部110の係数k算出部112は、この差ΔIinに基づいて、電圧制御ゲインを補正する補正係数kiを算出する。差ΔIinと補正係数kiとの関係は、予め設定しておき、図に一例として示すようにマップとしてメモリに格納する構成とすることができる。
例示されたマップを参照すると、差ΔIinが所定値ΔIinA,ΔIinBよりも小さくなり0に近づくに従って、電圧制御ゲインを減少させるように補正係数kiが推移するようにしている。すなわち、差ΔIinが大きいときには不足分を補うために補正係数kiは1として、差ΔIinが小さくなるに従って補正係数kiが小さくなるようにしている。なお、このマップは一例であり、昇圧装置が搭載されるシステムの特性等に応じて適宜マップを設定することができる。
次に補正部110は、演算器113において、基本制御ゲインPoに補正係数kiを乗じて基本制御ゲインPoを補正し、フィードバック制御ゲインPvを算出する。算出されたフィードバック制御ゲインPvは制御部120へ送出される。ここで、基本制御ゲインPoは、例えば前記したECUが負荷特性等から設定したフィードバック制御ゲインである。
制御部120は、目標電圧値Vobj、補正部110から送出されたフィードバック制御ゲインPvおよび電圧印可点P2で検出された出力電圧値Voutの信号を取得する。ここで、目標電圧値Vobjは、例えば、前記したECUが昇圧装置100への負荷の要求値を車載ネットワークなどの通信手段で検知することによって設定される。
制御部120は、演算器121において目標電圧値Vobjと出力電圧値Voutとの差を算出し、演算器122においてこの差にフィードバック制御ゲインPvを乗じたPv×(Vobj−Vout)を算出して、演算器123において前回値となるデューティ比Duty(n−1)に加算して補正されたデューティ比Duty(n)を設定する。PWM出力部124は、補正されたデューティ比Duty(n)をデューティ比駆動信号に変換して、第1,2スイッチング素子SW1,SW2へ送出する。なお、前回値となるデューティ比Duty(n−1)は、メモリに記憶することができる。
本実施形態にかかる昇圧装置100は、かかる構成によって、昇圧のための制御ゲインを昇圧回路130への入力電流で制御することで、低コスト、省スペースかつ安定した昇圧装置を実現できる。
次に、本実施形態における補正プロセスの一実施例について図2を参照して説明するが、かかるプロセスは前記した装置構成の説明と重複する部分があるため簡単に説明する。具体的に、これらのプロセスは、状態量検出部102、電流設定部101、補正部110と、制御部120によって実現できる。車両に搭載された昇圧装置100であれば、例えばECUのメモリにプログラムとしてこれらのプロセスを格納することができ、所定の処理インターバルをもって繰り返し実行されるように構成することができる。
図2を参照すると、電流設定部101は、ECU等によって設定された目標電流値Iobjを読み込み(ステップS201)、この目標電流値Iobjと、状態量検出部102から送出された負荷Mの特性、出力電流値の時間的変化、現在値等とから、入力電流制限値Iinmaxを算出する(ステップS202)。
続いて、補正部110は、入力電流制限値Iinmaxから電流センサP1より送出された入力電流値Iinを減じて差ΔIinを算出し(ステップS203)、係数k算出部112は、この差ΔIinに基づいて、電圧制御ゲインを補正する補正係数kiを算出する(ステップS204)。次に補正部110は、基本制御ゲインPoに補正係数kiを乗じて基本制御ゲインPoを補正し、フィードバック制御ゲインPvを算出する(S205)。ここで補正係数kiは、図1に示すように差ΔIinが所定値ΔIinA,ΔIinBよりも大きいときには不足分を補うために1として、差ΔIinが所定値ΔIinA,ΔIinBよりも小さくなるに従って値が小さくなるように推移するマップを使用して算出することができる。なお、この所定値ΔIinA,ΔIinBは系によって適宜設定される。
続いて、制御部120は、目標電圧値Vobjと出力電圧値Voutとの差を算出し、この差にフィードバック制御ゲインPvを乗じたPv×(Vobj−Vout)を算出して、前回値となるデューティ比Duty(n−1)に加算して補正されたデューティ比Duty(n)を設定して(ステップS206)、本プロセスを終了する。
次に、図3を参照して、本プロセスが適用された一実施例と従来の制御が適用された比較例との差異を説明する。図3は、過大な電流が急激に流れたときの電流と電圧のタイムチャートを示しており、例えばラック・アンド・ピニオン式のEPSにおいてラックエンドに突き当たるステアリング操作がなされて過大な電流が過渡的に流れる場合が相当する。図3では横軸となる時間の単位を記載していないが、電流は数マイクロ秒(μsec)のオーダーで立ち上がる場合がある。
先ず従来の制御が適用された比較例を参照すると、電流が立ち上がったとき制御ゲインが高いため電流のオーバーシュート量が大きく、これに伴い電圧の降下も大きくなっている。この電圧不足の大きさによっては制御プロセスがリセットされるおそれもある。なお、特許文献1のように一定の電流値に達したときに制限を行うようにした場合には、急激な電流の上昇に追従することが難しいとともに、制限された電流が上限値近傍を推移することとなり回路の素子が加熱するおそれもある。
続いて、実施例を参照すると、急激な電流上昇があった当初は電力の供給不足を補うため制御ゲインは基本制御ゲインPoを使ったそれまでの制御と同様となる。しかし、電流が入力電流制限値Iinmaxに近づく、換言すれば差ΔIinが小さくなって所定値ΔIinA,ΔIinBを超えたとき、制御ゲインは、例えば図1のマップに示した補正係数kiが乗ぜられることで減少し、電流のオーバーシュート量を抑制させることができる。このため、電圧の降下も小さくなり、電力の供給不足等が一時的に生じて、DC−DCコンバータの商品性に悪影響を与えることを防止することができる。
このように、前記した本実施形態のプロセスは、従来の制御はもとより、一定の電流値に達したときに制限を行う特許文献1で開示された制御技術とも異なり、電流に応じて常時フィードバック制御ゲインを補正しているため、急峻な電力上昇にも対応することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、前記した第1実施形態と重複する部分、同じ機能の構成については同じ参照符号を付して説明を省略し、差異のある部分を中心に説明する。図4を参照すると、本実施形態にかかる昇圧装置200では、第1実施形態と異なり、昇圧回路230の第2スイッチング素子SW2と負荷Mとの間に電流センサP1が配設されて、出力電流値Ioutを検出する構成としている。
続いて、図5も併せて参照して本実施形態のプロセスについて説明する。電流設定部201は、ECU等によって設定された目標電流値Iobjを読み込み(ステップS301)、この目標電流値Iobjと、状態量検出部202から送出された負荷Mの特性、出力電流値の時間的変化、現在値等とから、入力電流制限値Ioutobjを算出する(ステップS302)。
続いて、補正部210は、入力電流制限値Ioutobjから電流センサP1より送出された入力電流値Ioutを減じて差ΔIoutを算出し(ステップS303)、係数k算出部212は、この差ΔIoutに基づいて、電圧制御ゲインを補正する補正係数koutを算出する(ステップS304)。次に補正部210は、基本制御ゲインPoに補正係数koutを乗じて基本制御ゲインPoを補正し、フィードバック制御ゲインPvを算出する(S305)。ここで補正係数koutは、図4に示すように差ΔIoutが大きいときには不足分を補うために1として、差ΔIoutが小さくなるに従って値が小さくなるように推移するマップを使用することができる。
続いて、制御部220は、目標電圧値Vobjと出力電圧値Voutとの差を算出し、この差にフィードバック制御ゲインPvを乗じたPv×(Vobj−Vout)を算出して、前回値となるデューティ比Duty(n−1)に加算して補正されたデューティ比Duty(n)を設定して(ステップS306)、本プロセスを終了する。
前記構成によれば、出力電流が大きくなり制限値に近づいたときだけ制御ゲインを減少させていることから、過渡的な出力電流を必要以上に出力を制限することの無い、商品性の高い昇圧装置を提供することができる。
<第3実施形態>
次に、運転者の操舵入力に応じて駆動制御されるEPS(電動パワーステアリング装置)の操舵アシスト用の電動機が負荷Mである場合の実施形態について説明する。なお、昇圧装置の基本的構成および機能は、前記した第1,2実施形態で説明した昇圧装置が適用されるため説明を省略する。また、図6において、昇圧制御装置12は、図1の状態量検出部102と、電流設定部101と、補正部110と、制御部120とから構成されているものとし、バッテリBおよび昇圧部13は、それぞれ図1の昇圧回路130のバッテリB、およびそれ以外の回路部分を表している。なお、モータ11は、図1の負荷Mに相当する。
図6に、本実施形態にかかる車両用の電動パワーステアリング装置EPS1の概略構成を示す。図に示されるように、EPS1は、運転者がステアリングホイール2を操作することによって前輪W、Wを転舵するステアリング系によって構成される。ステアリングホイール2には、ステアリングシャフト3の一端が同軸に一体結合されており、ステアリングシャフト3の他端には、自在継ぎ手を備えた連結軸4を介してラック&ピニオン機構5が連結されている。ラック&ピニオン機構5は、ステアリングシャフト側のピニオン6と、ピニオン6に噛み合うラック歯7aが形成されたラック軸7とにより構成され、ステアリングホイール2から入力された回転運動をラック軸7の軸方向(車幅方向)の往復直線運動に変換する。ラック軸7の両端には、タイロッド8、8を介して左右の前輪W、Wが連結されており、ラック軸7の往復直線運動により、前輪W,Wが左右に転舵される。
EPS1は、運転者のステアリング操作をアシストするアシストトルクを発生させるために、ラック軸7と同軸上に設置されたモータ11と、昇圧部13を介してモータ11を駆動制御する昇圧制御装置12とを備えている。なお、モータ11は、複数相(例えば、U相、V相、W相の3相)を有する埋込磁石構造のブラシレスDCモータであり、dq軸電流成分に基づくベクトル制御により、昇圧制御装置12によって駆動制御される。
EPS1は、昇圧制御装置12からのモータ制御信号に基づいて、バッテリBからの電圧を昇圧部13によって昇圧してモータ11に供給し、モータ11を駆動してアシストトルクを発生させる。モータ11のアシストトルクは、ラック軸7と同軸に設けられたボールねじ機構9を介して推力に変換されてラック軸7に作用し、運転者のステアリング操作をアシストする。
さらに、EPS1は、モータ11に流れる電流を検出するモータ電流検出手段14と、ピニオン6に作用する操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ15と、車両の走行速度に対応した車速信号を出力する車速センサ16と、バッテリBの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段17と、モータ11の周辺温度を検出するモータ雰囲気温度検出手段18と、モータ11のロータ角度すなわち所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度に係る状態量を検出するレゾルバやエンコーダ等からなる回転センサ32とを備えている。
これらモータ電流検出手段14、操舵トルクセンサ15、車速センサ16、バッテリ電圧検出手段17、モータ雰囲気温度検出手段18の各検出信号に基づいて算出されたアシストトルクから必要な目標電流が設定される。昇圧制御装置12は、第1,2実施形態で説明した補正を実行してこの目標電流に応じたモータ制御信号を昇圧部13に対して出力する。
ここで、図7を参照してEPS1において上記アシストトルク算出ための負荷特性の例について説明する。負荷特性は、モータ11の特性、ステアリングギアレシオ、バリアブルギアレシオ等の基本的な特性とともに、転舵に伴うEPS1全体としての摩擦などの負荷をも含むものである。かかる負荷特性が考慮されてモータ11の軸力の要求値が設定され、この軸力の要求値に基づいて目標となる入力電流(目標電流)が推定される。図7はこの負荷特性の一例を示したものであり、モータ11に要求される軸力と、この軸力を発生するの入力電流との関係を示している。なお、図7における矢印は転舵の方向を表している。
図7に示すように、モータ11に要求される軸力は転舵方向(矢印)と舵角の二つの物理量で表すことができる。図7(a)を参照すると、乗員が直進状態から右へ操舵するとき、モータ11に要求される軸力(実線)は単調的に増加する。そして、角度に対する軸力の増加量は右エンドに近づくほど大きくなる。この軸力の推移を実現させるべく、モータ11へ供給される入力電流(破線)が推定される。
一方、図7(b)を参照すると、乗員が右エンドから左エンドへステアリングを操舵するとき、モータ11に要求される軸力(実線)は、右へ転舵するときと逆となる。ただし、図7(a)も併せて参照すると、左操舵の軸力の推移は、右操舵の場合と比べて、軸力0の水平軸線に対して上下対称となり、右操舵と同様に、角度に対する軸力の増加量は左エンドに近づくほど大きくなる。この軸力の推移を実現させるべく、モータ11へ供給される入力電流(破線)が推定され、図7(a)も併せて参照すると、入力電流の推移は、右操舵の場合と比べて、電流0の垂直軸線に対して左右対称となる。
このように、EPS1の負荷特性に基づく要求値は操舵角と操舵される方向とから推定され、必要な入力電流を推定することができ、運転者のステアリング操作をアシストするアシストトルクを発生させるためのモータ11の軸力とこの軸力を発生させるための入力電流を推定することができる。図7に示したグラフはマップとして昇圧制御装置12のメモリに格納しておき、このマップを使って検出された状態量から入力電流を推定することができる。
モータ電流検出手段14は、例えば、モータ11の各巻線ごとに設けられたカレントトランスフォーマで形成され、モータ11に実際に流れるモータ電流の大きさおよび方向を検出する。そして、モータ電流検出手段14は、モータ電流に対応したモータ電流信号を昇圧制御装置12にフィードバックする。
ステアリング・ギアボックス内に配設された操舵トルクセンサ15は、ドライバによる手動の操舵トルクの大きさおよび方向を検出する。そして、操舵トルクセンサ15は、検出した操舵トルクに対応したアナログ電気信号を操舵トルク信号として昇圧制御装置12に送信する。
車速センサ16は、車速Vsを単位時間当たりのパルス数として検出し、検出したパルス数に対応したアナログ電気信号を車速信号として昇圧制御装置12に送信する。なお、車速センサ16は、EPS1に専用のものを用いてもよく、他のシステムの車速センサを利用してもよい。
バッテリ電圧検出手段17は、バッテリBの端子電圧を検出する電圧センサであり、昇圧部13に供給される直流電力の電圧を検出し、検出した電圧に対応したアナログ電気信号をバッテリ電圧信号として昇圧制御装置12に送信する。
モータ雰囲気温度検出手段18は、モータ11の近傍に配置され、モータ11の雰囲気温度を検出する。検出したモータ雰囲気温度TMは、対応するアナログ電気信号に変換され、雰囲気温度信号として昇圧制御装置12に送信される。
かかる構成のEPS1に、第1,2実施形態で説明した状態量検出部と、電流設定部と、補正部と、制御部とから構成された昇圧制御装置12が搭載されることで、例えば、ラックエンドに突き当たるステアリング操作がなされて過大な電流が過渡的に流れる場合があっても、出力電流が大きいときだけ制御ゲインを減少させていることから、過渡的な出力電流を必要以上に出力を制限することの無い、商品性の高い昇圧制御を実現させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において改変して用いることができる。
1 ステアリング装置
2 ステアリングホイール
10 電動パワーステアリング装置
11 モータ
12 昇圧制御装置
13 昇圧部
14 モータ電流検出手段
15 操舵トルクセンサ
16 車速センサ
17 バッテリ電圧検出手段
18 モータ雰囲気温度検出手段
19 目標電流設定部
32 回転センサ
100,200 昇圧装置
101,201 電流設定部
102,202 状態量検出部
110,210 補正部
112,212 係数k算出部
120,220 制御部
124,224 PWM(パルス幅変調)出力部
130,230 昇圧回路
B バッテリ
C コンデンサ
L コイル
M 負荷(電動機)
SW1,SW2 スイッチング素子

Claims (8)

  1. 入力電圧を昇圧させて接続された負荷に出力する昇圧装置であって、
    前記入力電圧を昇圧させる昇圧回路と、
    前記昇圧回路からの出力電圧値をフィードバック制御して前記出力電圧値を前記負荷に対する要求に基づいて設定された目標電圧値に近づけるよう、前記昇圧回路の昇圧値を制御する制御手段と、
    少なくとも前記昇圧回路への入力電流値を含む前記昇圧回路の状態量を検出する状態量検出手段と、
    前記負荷側の要求値に基づいて設定された目標電流値と、検出された前記状態量とから、前記入力電流値の制限値となる入力制限電流値を設定する電流設定手段と、
    検出される前記入力電流値と設定された前記入力制限電流値との差に応じて前記出力電圧値のフィードバック制御ゲインを算出し、前記制御手段へ出力する補正手段とを備え、
    前記補正手段は、前記差が所定値よりも小さくなるに従って、前記目標電圧値に対応するフィードバック制御ゲインを減少させることを特徴とする昇圧装置。
  2. 前記状態量には、前記負荷の特性、出力電流値およびこの出力電流値の時間的変化が含まれ、
    前記電流設定手段は、前記負荷の特性とともに、前記出力電流値および前記出力電流値の時間的変化の少なくとも一つ、もしくは両方の状態量に基づいて前記入力制限電流値を設定することを特徴とする請求項1に記載の昇圧装置。
  3. 前記補正手段は、予め設定されたマップに基づいて前記入力電流値と前記入力制限電流値との差に応じた補正係数を算出し、この補正係数を前記フィードバック制御ゲインに乗じて、前記補正を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の昇圧装置。
  4. 入力電圧を昇圧させて接続された負荷に出力する昇圧装置であって、
    前記入力電圧を昇圧させる昇圧回路と、
    前記昇圧回路からの出力電圧値をフィードバック制御して前記出力電圧値を前記負荷に対する要求に基づいて設定された目標電圧値に近づけるよう、前記昇圧回路の昇圧値を制御する制御手段と、
    少なくとも前記昇圧回路からの出力電流値を含む前記昇圧回路の状態量を検出する状態量検出手段と、
    前記負荷側の要求値に基づいて設定された目標電流値と、検出された前記状態量とから、前記出力電流値の制限値となる出力制限電流値を設定する電流設定手段と、
    検出される前記出力電流値と設定された前記出力制限電流値との差に応じて前記出力電圧値のフィードバック制御ゲインを算出し、前記制御手段へ出力する補正手段とを備え、
    前記補正手段は、前記差が所定値よりも小さくなるに従って、前記目標電圧値に対応するフィードバック制御ゲインを減少させることを特徴とする昇圧装置。
  5. 前記状態量には、前記負荷の特性、検出された前記出力電流値および前記出力電流値の時間的変化が含まれ、
    前記電流設定手段は、前記負荷の特性とともに、前記出力電流値および前記出力電流値の時間的変化の少なくとも一つ、もしくは両方の状態量に基づいて前記入力制限電流値を設定することを特徴とする請求項4に記載の昇圧装置。
  6. 前記補正手段は、予め設定されたマップに基づいて前記出力電流値と前記出力制限電流値との差に応じた補正係数を算出し、この補正係数を前記フィードバック制御ゲインに乗じて、前記補正を行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の昇圧装置。
  7. 前記負荷は、車両に搭載され、運転者の操舵入力に応じて駆動制御される電動パワーステアリング装置の操舵アシスト用の電動機であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の昇圧装置。
  8. 前記電動パワーステアリング装置は、操舵角を検出する操舵角検出手段を備え、
    前記負荷側の要求値は、検出された前記操舵角と操舵される方向とから推定されることを特徴とする請求項7に記載の昇圧装置。
JP2009257933A 2009-11-11 2009-11-11 昇圧装置 Expired - Fee Related JP5226646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257933A JP5226646B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 昇圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009257933A JP5226646B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 昇圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011102093A JP2011102093A (ja) 2011-05-26
JP5226646B2 true JP5226646B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=44192637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009257933A Expired - Fee Related JP5226646B2 (ja) 2009-11-11 2009-11-11 昇圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5226646B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103997218B (zh) * 2013-02-16 2016-08-10 三垦电气株式会社 开关电源装置及电源控制方法
JP7250236B2 (ja) * 2019-04-23 2023-04-03 学校法人長崎総合科学大学 電力変換装置の駆動制御装置
JP7376290B2 (ja) * 2019-09-10 2023-11-08 株式会社ジェイテクト 操舵制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4642544B2 (ja) * 2005-05-10 2011-03-02 本田技研工業株式会社 電動ステアリング装置
JP2009207307A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Hitachi Appliances Inc モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011102093A (ja) 2011-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8381869B2 (en) Electric power steering device
KR101233872B1 (ko) 차량 조향 장치
US8504247B2 (en) Steering device for vehicle and control method for steering device
KR101113635B1 (ko) 전원 제어 장치
US8643212B2 (en) Power supply apparatus for vehicle and method of controlling power supply apparatus for vehicle
US8768571B2 (en) Steering device for vehicle
US8302729B2 (en) Electrical power supply unit for vehicle
JP4692244B2 (ja) 電力供給装置
JP4816293B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5226646B2 (ja) 昇圧装置
JP5045222B2 (ja) 電気式動力舵取装置
JP2009040224A (ja) ステアリング装置
JP5057026B2 (ja) モータ駆動装置
JP5471207B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2007118932A (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP6870792B1 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2010058611A (ja) 車両の電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5226646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees