JP5471207B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5471207B2
JP5471207B2 JP2009206994A JP2009206994A JP5471207B2 JP 5471207 B2 JP5471207 B2 JP 5471207B2 JP 2009206994 A JP2009206994 A JP 2009206994A JP 2009206994 A JP2009206994 A JP 2009206994A JP 5471207 B2 JP5471207 B2 JP 5471207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power
value
power supply
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009206994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011057024A (ja
Inventor
陽介 白内
康平 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2009206994A priority Critical patent/JP5471207B2/ja
Publication of JP2011057024A publication Critical patent/JP2011057024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5471207B2 publication Critical patent/JP5471207B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

本発明は、自動車等の車両の操舵系にモータによるアシスト力(操舵補助力)を付与する電動パワーステアリング装置に関する。
従来、この種の電動パワーステアリング装置としては、車速センサを通じて検出される車速及びトルクセンサを通じて検出される操舵トルクに基づきモータを駆動制御するものがよく知られている。実際には、車速及び操舵トルクのみならず、レゾルバ等の回転角センサを通じて検出される操舵角をも加味してモータ制御が実行される。このモータの駆動力(回転力)が操舵補助力として歯車等からなる減速機構を介してステアリングシャフトあるいはラック軸に伝達されることにより、ステアリング操作が補助される。
こうした電動パワーステアリング装置では、その動作電源として車載バッテリが使用される。この車載バッテリの電圧は様々な原因により変動するところ、当該電圧が低下した際には、電動パワーステアリング装置の電子制御装置にリセットがかかったり、回転角センサにおいて生成される信号の波形に乱れが発生したりするおそれがある。ちなみに、電子制御装置のリセットとは、当該電子制御装置が正常な動作をしなくなったときに、強制的に起動しなおすことをいう。
そこで、車載バッテリの電圧の低下に起因する電子制御装置のリセット、あるいは回転角センサにおいて生成される信号波形の乱れに起因する誤作動等を抑制するために、車載バッテリの電圧の低下が検出されるときには、モータへの供給電流(モータ電流)、正確にはステアリングの操作状態等に応じて設定される電流指令値を制限することが従来提案されている。すなわち、車載バッテリからの引き込み電流を低減することにより、車載バッテリのさらなる電圧低下が抑制される(例えば、特許文献1を参照。)。
例えば図7のグラフにポイントA1で示されるように、モータ特性の最大値付近で操舵補助を実行している場合に、バッテリの電圧低下に伴うモータ電流の制限制御が実行されたときについて説明する。なお、当該グラフにおいて、横軸はモータ電流、縦軸はモータの回転数(モータ電圧)である。また当該グラフには、モータの特性(正確には、モータの消費電力)を示すモータ特性マップ、及び引き込み電流の特性を示す引き込み電流マップが併せて示されている。
この場合には、図7のグラフに矢印X1で示されるように、モータ電流(引き込み電流)の制限制御が実行されて、モータ電流がポイントA1で示される領域から当該ポイントA1よりも値の小さなポイントA1′で示される領域に抑えられる。これにより、モータ電力(モータの消費電力)が抑制されるとともに、引き込み電流の低減化が図られる。引き込み電流は、モータの消費電力に依存するからである。したがって、車載バッテリのさらなる電圧低下が抑制される。なお、電流制限制御に際して設定される電流値(電流指令値)は、車載バッテリの電圧状態に応じて直線的(リニア)に変化する。
特開2005−297748号公報
ところが、前記従来の電動パワーステアリング装置には、次のような問題があった。すなわち、図7のグラフにおいて、モータ特性の最大値付近で操舵補助を実施していた場合であっても、前述のポイントA1で示される領域よりもモータ電流の値が小さなポイントA2で示される領域で操舵補助を実施していたときには、車載バッテリの電圧低下のさらなる抑制が困難となるおそれがある。すなわち、車載バッテリの電圧低下により、矢印X2で示されるようにモータ電流の制限を行ったとしても、モータ特性の最大値付近で電力を消費していることに変わりはない。したがって、この場合には、引き込み電流の低減化は図られず、ひいては車載バッテリのさらなる電圧低下の抑制も困難となる。
また、図7のグラフにおいて、ポイントA3で示される領域、すなわちモータ特性の最大値に達していない領域で操舵補助を実行していた場合、引込み電流が小さい領域(すなわち、大きな電力を必要としない領域)であるにも関わらず、車載バッテリの電圧が低下したときにはモータ電流に制限が掛かる。このため、十分なアシスト力が得られないおそれがある。すなわち、前述のポイントA3で示されるような必要電力の小さなアシスト領域を有効に使用することができない状況の発生が懸念される。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電源電圧が低下した場合において、当該電圧の低下をより確実に抑制するとともに、アシスト可能領域を好適に維持することができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、昇圧制御を通じて昇圧される電源電圧を、複数のスイッチング素子のスイッチング制御を通じて車両の操舵系に作動連結されるモータに印加することにより当該操舵系にステアリング操作を補助する操舵補助力を付与する制御手段を備えてなる電動パワーステアリング装置において、前記制御手段による昇圧制御を通じて前記電源電圧を昇圧する昇圧回路と、車両のイグニッションスイッチが設けられる第1の電力供給経路と、当該第1の電力供給経路における前記イグニッションスイッチの電源側から分岐して前記昇圧回路に接続される第2の電力供給経路とを備え、前記制御手段は、前記電源電圧の値が特定の閾値以下に低下した旨判断される場合、前記第1及び第2の電力供給経路の電圧値を取得して、前記第1及び第2の電力供給経路の電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧の値に基づき、前記電源電圧が低下した場合における当該電源電圧のさらなる低下を抑制するための制限電力を求め、前記第2の電力供給経路の電圧値に基づき、前記昇圧回路の出力電力の最大許容値である最大許容電力を求め、前記制限電力及び前記最大許容電力のうち値の小さい方の値である最終許容電力を前記モータに印加するべく、前記昇圧回路の昇圧制御を通じて昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限することをその要旨とする。
本発明によれば、モータ特性の最大値付近で操舵補助を実施していた場合であれ、電源電圧が低下した旨判断されるときには、電源電圧の昇圧制御を通じてモータ電力が通常時よりも小さな値に制限される。このため、電源電圧のさらなる低下がより確実に抑制される。ちなみに、モータ電流の制限を通じて電源電圧の低下を抑制することも考えられるところ、この場合には、モータ特性に対する操舵補助の実行領域によっては、モータ電流の制限の前後においてモータ特性の最大値付近で電力を消費していることに変わりはない状況も想定される。本発明によれば、このような状況の発生はない。また、前述したように、モータ電流を制限する場合と異なり、大きな電力を必要としない操舵補助領域については継続して操舵補助を実行することが可能となる。したがって、電源電圧が低下した場合において、当該電圧の低下をより確実に抑制するとともに、操舵補助可能領域(アシスト可能領域)を好適に維持することができる。
また、本発明は、上記に示すように、前記制御手段による昇圧制御を通じて電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、前記制御手段は、電源電圧の値が特定の閾値以下に低下した旨判断される場合、前記昇圧回路の出力電圧である昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限することにより、前記モータに印加される電力の値を通常時よりも小さな値に制限する。
このため、昇圧回路により昇圧された電源電圧である昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限することにより、モータに印加される電力の値を通常値よりも小さな値に制限することができる。
また、本発明は、車両のイグニッションスイッチが設けられる第1の電力供給経路と、当該第1の電力供給経路における前記イグニッションスイッチの電源側から分岐して前記昇圧回路に接続される第2の電力供給経路とを備え、前記制御手段は、前記第1及び第2の電力供給経路の電圧値を取得して、これら電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧の値に基づき、前記モータへの印加が許容される許容電力の値を通常時よりも小さな値として求め、この求められる許容電力を前記モータへ印加するべく前記昇圧回路の昇圧制御を通じて前記昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限する。
この構成によれば、第1及び第2の電力供給経路の電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧の値に基づき、モータへの印加が許容される許容電力の値を求めることにより、より好適に電源電圧の低下が抑制される。
本発明によれば、電源電圧が低下した場合において、当該電圧の低下をより確実に抑制するとともに、アシスト可能領域を好適に維持することができる。
電動パワーステアリング装置の概略構成図。 電動パワーステアリング装置の電気的な構成を示すブロック図。 昇圧回路の回路図。 (a)は、電源電圧低下抑制制御部の機能ブロック図、(b)は制限電力算出用の特性マップ。 電力制限処理の手順を示すフローチャート。 モータ電力の制限態様を示すグラフ。 従来のモータ電流の制限態様を示すグラフ。
以下、本発明をパワーアシストユニット及びその制御装置等がステアリングコラムに設けられる、いわゆるコラム型の電動パワーステアリング装置(EPS)に具体化した一実施の形態を説明する。
<全体構成>
まず電動パワーステアリング装置の概略的な構成について説明する。図1に示すように、電動パワーステアリング装置1において、ステアリングホイール2と一体回転するステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2側からコラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9及びピニオンシャフト10の順に連結されてなる。ピニオンシャフト10はこれに直交して設けられるラック軸5のラック部分5aに噛合されている。ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ピニオンシャフト10及びラック部分5aからなるラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動が、ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルアームに伝達されることにより、転舵輪12の舵角が変更される。
また、電動パワーステアリング装置1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置(パワーアシストユニット)13、及び操舵力補助装置13の作動を制御する電子制御装置(ECU)14を備えてなる。
操舵力補助装置13の駆動源であるモータ15は、歯車等からなる減速機構16を介してコラムシャフト8に作動連結されている。モータ15の回転力は減速機構16により減速されてこれがアシスト力として操舵系、正確にはコラムシャフト8に伝達される。電子制御装置14は、このアシスト力を次のようにして制御する。すなわち、電子制御装置14は、転舵輪12等に設けられる車速センサ17を通じて車速Vを取得する。また、電子制御装置14は、コラムシャフト8に設けられるトルクセンサ18及び舵角センサ19を通じて、ステアリングホイール2に印加される操舵トルクτ、及びステアリングホイール2の操舵角(回転角)θsを取得する。そして電子制御装置14は、これら車速V、操舵トルクτ、操舵角θsに基づき目標アシスト力を算出し、この算出される目標アシスト力を発生させるべくモータ15の給電制御を行う。このモータ15の給電制御を通じて操舵系に印加されるアシスト力が制御される。なお、本例では、モータ15として、ブラシレスモータが採用される。
<電気的な構成>
次に、電動パワーステアリング装置の電気的な構成について説明する。
図2に示されるように、電子制御装置14は、モータ制御信号を生成するマイクロコンピュータ31と、当該マイクロコンピュータ31により生成されるモータ制御信号に基づいてモータ15に3相の駆動電力を供給する駆動回路32とを備えてなる。また、電子制御装置14は、マイクロコンピュータ31からの指令信号(昇圧制御信号)に基づき車載電源であるバッテリ41の直流電圧を昇圧してこれを駆動回路32に印加する昇圧回路42を備えてなる。昇圧回路42は、バッテリ41と駆動回路32との間の電力供給経路43上に設けられている。この昇圧回路42については後に詳述する。
駆動回路32は、直列に接続された一対の電界効果型トランジスタ(FET)等のスイッチング素子を基本単位(アーム)として、各相に対応する3つのアームが並列接続されてなる周知のPWMインバータである。マイクロコンピュータ31により生成されるモータ制御信号は、駆動回路32を構成する各スイッチング素子のオンデューティを規定する。モータ制御信号が各スイッチング素子のゲート端子に印加されて、同モータ制御信号に応答して各スイッチング素子がオン/オフすることにより、バッテリ41の直流電圧(正確には、昇圧回路42により昇圧された昇圧電圧)が三相(U,V,W)の駆動電力に変換されてモータ15に供給される。
マイクロコンピュータ31は、モータ15に供給される各相電流値Iu,Iv,Iwを検出する電流センサ33、及びモータ15の回転角θ(電気角)を検出する回転角センサ34が接続されてなる。マイクロコンピュータ31は、これら各センサを通じて検出されるモータ15の各相電流値Iu,Iv,Iw及び回転角θ並びに前述した操舵トルクτび車速Vに基づいて、目標アシスト力に対応する電流指令値を演算する。そしてマイクロコンピュータ31は、当該電流指令値及び実電流であるモータ15の各相電流値Iu,Iv,Iwに基づき電流フィードバック制御を行う。
なお、バッテリ41と電子制御装置14との間の他の電力供給経路44上にはイグニッションスイッチ45が設けられている。このイグニッションスイッチ45がオンされることにより、バッテリ41の直流電圧が電子制御装置14の各部へ供給される。
<昇圧回路>
ここで、昇圧回路42の構成を詳細に説明する。図3に示すように、昇圧回路42は、昇圧用コイル51、整流用コンデンサ52、昇圧用コンデンサ53、第1のFET54及び第2のFET55を備えている。第1及び第2のFET54,55は、nチャネル形のMOSFETである。
バッテリ41と駆動回路32との間の電力供給経路43上において、バッテリ41からの入力電圧印加点P1と駆動回路32への出力電圧印加点P2との間には、昇圧用コイル51と第2のFET55との直列回路が接続されている。第2のFET55のソースは昇圧用コイル51に接続され、同じくドレインは出力電圧印加点P2に接続されている。また、第2のFET55のゲートはマイクロコンピュータ31に接続されている。第2のFET55のソースとドレインとの間にはダイオード56が寄生している。
入力電圧印加点P1と昇圧用コイル51との接続点は整流用コンデンサ52を介して接地されている。出力電圧印加点P2と第2のFET55との接続点P3は昇圧用コンデンサ53を介して接地されている。この昇圧用コンデンサ53は昇圧用コイル51による昇圧電圧を平滑する。第1のFET54のドレインは昇圧用コイル51と第2のFET55との接続点P4に接続され、同じくソースは接地されている。また、第1のFET54のゲートはマイクロコンピュータ31に接続されている。第1のFET54のソースとドレインとの間にはダイオード57が寄生している。
マイクロコンピュータ31は、第1及び第2のFET54,55のゲートに所定のデューティ比を有する昇圧制御信号(パルス信号)を印加することにより、第1及び第2のFET54,55を交互にオンオフ制御する。すなわち、マイクロコンピュータ31は、図示しない電圧センサを通じて取得されるバッテリ41の電圧(正確には、後述するバッテリ41からの引き込み電圧であるPIG電圧Vpig)に基づき昇圧制御信号のデューティ比を設定する。マイクロコンピュータ31は、昇圧制御信号のデューティ比の設定を通じて第1及び第2のFET54,55のオンオフ時間を変化させることにより、昇圧回路42の出力電圧(昇圧電圧)Voutを制御する。なお、当該出力電圧Voutは、昇圧制御信号のデューティ比を大きな値にするほど高くなり、同じく小さな値にするほど低くなる。
接続点P4における電圧は、第1のFET54のオフ時には昇圧用コイル51に発生する逆起電力がバッテリ41の電圧(正確には、後述するPIG電圧Vpig)に重畳された電圧となり、第1のFET54のオン時には接地電位となる。接続点P4の電圧は、第2のFET55のオン時に接続点P3に伝達される。この接続点P3において脈動的に変化する電圧及び電流は昇圧用コンデンサ53により平滑化される。このようにして昇圧回路42は、バッテリ41の直流電圧を昇圧して出力電圧(昇圧電圧)Voutを生成する。
<マイクロコンピュータ>
次に、マイクロコンピュータ31の構成を詳細に説明する。
図2に示されるように、マイクロコンピュータ31は、操舵角速度演算部35、アシスト制御部36、及び電流制御部37、並びに電源電圧低下抑制制御部38及び昇圧制御部39を備えてなる。なお、マイクロコンピュータ31の各部は、マイクロコンピュータ31の図示しない不揮発性メモリに格納される各種の制御プログラムに基づく各種の演算機能をブロックとして示したものである。各部の演算結果などは図示しない揮発性メモリに一時的に格納される。以下、マイクロコンピュータ31の各部で実行される演算処理の概要を説明する。
操舵角速度演算部35は、回転角センサ34を通じて取得されるモータ15の回転角θを操舵角速度ωに変換する。
アシスト制御部36は、操舵トルクτ及び車速Vに操舵角速度ωを加味して、電流指令値I*を演算する。アシスト制御部36は、操舵トルクτ(正確には、その絶対値)が大きいほど、また車速Vが小さいほど、絶対値の大きな電流指令値I*を演算する。なお、アシスト制御部36は、マイクロコンピュータ31の図示しない記憶装置に格納されるアシストトルクマップに基づき電流指令値I*を算出する。当該アシストトルクマップは、車速V及び操舵トルクτ並びに目標アシスト力が関連付けられたマップであって、車両モデルによる実験データ及び周知の理論計算等によって予め求められる。
電流制御部37は、アシスト制御部36により算出される電流指令値I*、及び電流センサ33を通じて取得されるモータ15の各相電流値Iu,Iv,Iwとの差の値に基づき、所定のデューティ比を有するモータ制御信号を生成する。そして、電流制御部37は、当該モータ制御信号の各スイッチング素子(正確には、そのゲート端子)への供給を通じて、駆動回路32の駆動、ひいてはモータ15への電力の供給を制御する。
電源電圧低下抑制制御部38は、バッテリ41からの引き込み電圧である電力供給経路43の電圧(以下、「PIG電圧Vpig」という。)、及び電力供給経路44におけるイグニッションスイッチ45の負荷側の電圧(以下、「IG電圧Vig」という。)を取り込み、これら電圧値に基づきバッテリ41の電圧の低下の有無を判定する。そして電源電圧低下抑制制御部38は、バッテリ41の電圧が低下している旨判定される場合に、当該バッテリ41の電圧のさらなる低下を抑制するべく、モータへの供給電力を制限する。すなわち、電源電圧低下抑制制御部38は、PIG電圧Vpig及びIG電圧Vigに基づき昇圧回路42の出力電力の値、換言すればモータ15における消費電力の値を演算する。なお、この電源電圧低下抑制制御部38については、後に詳述する。
昇圧制御部39は、操舵角速度演算部35を通じて算出される操舵角速度ω及び電源電圧低下抑制制御部38により算出される出力電力の値に基づき、昇圧制御信号のデューティ比を設定する。昇圧制御部39は、第1及び第2のFET54,55のオンオフ制御を通じて、出力電圧(昇圧電圧)Vout、ひいては駆動回路32及びモータ15への出力電力を制御する。
<電源電圧低下抑制制御部>
次に、電源電圧低下抑制制御部38について詳細に説明する。図4(a)に示すように、電源電圧低下抑制制御部38は、第1のマップ演算部61、ハイセレクト部62、第2のマップ演算部63、及びミニマムセレクト部64を備えてなる。
第1のマップ演算部61は、取り込んだPIG電圧Vpigに基づき最大許容電力Pmax、すなわち昇圧回路42の出力電力Poutの上限値を演算する。第1のマップ演算部61は、PIG電圧Vpigの低下の割合に応じて最大許容電力Pmaxの値を小さく設定する。
本例では、第1のマップ演算部61は、マイクロコンピュータ31の図示しない記憶装置に格納される最大許容電力算出用のマップを参照してPIG電圧Vpigに対応する最大許容電力Pmaxを算出する。この最大許容電力算出用のマップは、PIG電圧Vpigと最大許容電力Pmaxとが関連付けられたものであって、車両モデルによる実験データ及び周知の理論計算等によって予め求められる。ここで、昇圧回路42の出力電力Poutは、昇圧回路42の発熱と大きな相関性がある。すなわち、出力電力Poutが大きい場合には、昇圧回路42の発熱の問題が懸念される。最大許容電力算出用のマップでは、この昇圧回路42の発熱の問題が顕著となる限界の出力電力Poutの値を踏まえて、PIG電圧Vpigに対する出力電力Poutの値が設定される。
ハイセレクト部62は、取り込んだPIG電圧Vpigの値と、同じくIG電圧Vigの値とを比較し、これらのうち値の大きい方の電圧値をハイセレクト電圧値Vhiとして求める。
第2のマップ演算部63は、ハイセレクト部62において求められるハイセレクト電圧値Vhiに基づき制限電力Plimの値を算出する。第2のマップ演算部63は、ハイセレクト電圧値Vhiの値が大きいほど制限電力Plimの値を大きな値に設定する。
本例では、第2のマップ演算部63は、マイクロコンピュータ31の図示しない記憶装置に格納される制限電力算出用の特性マップを参照してハイセレクト電圧値Vhiに対応する制限電力Plimを算出する。図4(b)に示されるように、この制限電力算出用の特性マップMlimは、PIG電圧Vpigと最大許容電力Pmaxとが関連付けられたものであって、車両モデルによる実験データ及び周知の理論計算等によって予め求められる。同図に示されるように、制限電力算出用の特性マップMlimは、横軸をハイセレクト電圧値Vhi、縦軸を制限電力Plimとしたとき、ハイセレクト電圧値Vhiが増大するにつれて制限電力Plimの値が徐々に大きくなるように設定されている。制限電力Plimは、電源電圧(バッテリ41の電圧)が低下した場合において、当該電圧のさらなる低下を抑制するべく求められるものである。
ミニマムセレクト部64は、第1のマップ演算部61により求められる最大許容電力Pmaxの値と、第2のマップ演算部63により求められる制限電力Plimの値とを比較し、これらのうち値の小さい方の電力値を最終許容電力Pfinとして算出する。
そして前述した昇圧制御部39は、昇圧回路42の出力電力Poutの値が、ミニマムセレクト部64により求められる最終許容電力Pfinの値となるように昇圧回路42の出力電圧Voutの値を制御する。すなわち、「Vout=Pfin/Iout」となるように、昇圧回路42の各スイッチング素子(FET)のスイッチングを制御する。ただし、Ioutは、昇圧回路42の出力電流である。
<電源電圧低下抑制制御>
前述したように、バッテリ41の電圧は様々な原因により変動するところ、当該電圧が低下した際には、電動パワーステアリング装置の制御に好ましくない状況の発生が懸念される。このため、本例では、バッテリ41の電圧が低下した旨判断されるときには、バッテリ41の電圧のさらなる低下を抑制するべく昇圧回路42の出力電力Poutが制限される。
次に、このような電源電圧低下抑制制御の処理手順を図5のフローチャートに従って説明する。当該フローチャートは、マイクロコンピュータ31の図示しない不揮発性メモリに格納される制御プログラムに従って実行される。なお、本例では、バッテリ41として、12V(満充電時)のものが採用されている。
さて、図5に示されるように、マイクロコンピュータ31は、バッテリ41の電圧の低下の有無を判断する(ステップS101)。すなわち、マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト部62により求められるハイセレクト電圧値Vhiが第1の電圧判定閾値V1以下であるかどうかを判断する。第1の電圧判定閾値V1は、バッテリ41の電圧が低下しているか否かの判断基準となるものであって、満充電時のバッテリ41の電圧よりも小さな値に設定される。本例では、第1の電圧判定閾値V1は、9.7V(ボルト)に設定される。
マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiが第1の電圧判定閾値V1以下である旨判断される場合(ステップS101でYES)には、電力制限演算を実行して(ステップS102)、処理を終了する。なお、電力制限演算とは、先の電源電圧低下抑制制御部38の第2のマップ演算部63による制限電力Pl imの算出処理に相当する。
これに対して、マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiが第1の電圧判定閾値V1以下ではない旨判断した場合(ステップS101でNO)には、ステップS103へ処理を移行する。
このステップS103において、マイクロコンピュータ31は、バッテリ41の電圧が十分であるかどうかを判断する。すなわち、マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiが第2の電圧判定閾値V2以上であるかどうかを判断する。この第2の電圧判定閾値V2は、バッテリ41の電圧が十分であるか否かの判断基準となるものであって、満充電時のバッテリ41の電圧(本例では、12V)より小さく、かつ第1の電圧判定閾値V1よりも大きな値に設定される。本例では、第2の電圧判定閾値V2は、10.0Vに設定されている。
マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiが第2の電圧判定閾値V2以上である旨判断される場合(ステップS103でYES)には、バッテリ41の電圧が回復したとして、電力制限を解除して(ステップS104)、処理を終了する。電力制限が解除された状態においては、マイクロコンピュータ31は、電源電圧低下抑制制御部38により算出される最終許容電力Pfinを加味することなく、昇圧制御信号のデューティ比を設定する。
本例では、マイクロコンピュータ31は、電力制限が解除された状態においては、第1のマップ演算部61において求められる最大許容電力Pmaxを最終許容電力Pfinとする。バッテリ41の電圧が低下していない通常時においても同様である。そしてこの場合、マイクロコンピュータ31は、昇圧回路42の出力電力Poutの値が最終許容電力Pfin(ここでは、最大許容電力Pmax)を超えないように、昇圧回路42の昇圧制御(正確には、出力電圧Voutの制御)を実行する。これにより、通常時において、昇圧回路42はその発熱等から保護される。
これに対して、マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiが第2の電圧判定閾値V2以上ではない旨判断した場合(ステップS103でNO)には、バッテリ41の電圧は回復していないとして処理を終了する。すなわち、電力制限を継続して実行する。
以後、マイクロコンピュータ31は、所定の制御周期で前記ステップS101〜ステップS104の処理を繰り返す。
<電力制限の態様>
次に、バッテリ41の電圧が低下した場合に実行される昇圧回路42の出力電力Poutの制限処理について図6のグラフを参照しつつ詳細に説明する。なお、この図6のグラフは、先の図7のグラフに対応するものであって、基本的には同じものである。すなわち、図6のグラフにおいて、横軸はモータ電流、縦軸はモータの回転数(モータ電圧)である。また当該グラフには、モータの特性(正確には、モータの消費電力)を示すモータ特性マップ(モータ電流マップ)、引き込み電流の特性を示す引き込み電流マップ、及び電力制限マップが併せて示されている。図6に破線で示される電力制限マップは、先の最大許容電力Pmaxの値に対応する。
ここでは、電源電圧の低下時にモータ電流の制限制御を実行するようにした場合において、バッテリの電圧低下の抑制が困難となるおそれがある領域(図6におけるポイントA2で示される領域)で操舵補助を実行しているときについて説明する。このポイントA2で示される領域は、前述したように、モータ特性の最大値付近の領域である。
さて、バッテリ電圧の低下に伴い、モータ電力の制限、すなわち昇圧回路42の出力電力Poutの制限処理が実行された場合、電力制限マップは、図6に矢印Y1で示されるように、当該グラフに破線で示される状態から同じく実線で示される状態に変化する。すなわち、モータ電力が制限されることにより、図6のグラフにおいて、ポイントA2で示される領域で使用していたモータ電力がポイントA2′で示される領域に抑えられる。なお、このポイントA2′で示される領域は、ポイントA2で示される領域よりも、モータ電流及びモータ電圧(モータ回転数)の値が小さくなる領域である。また、電力制限後の電力制限マップは、先の制限電力Plimの値に対応する。
そしてモータ電力の制限により、引込み電流マップは、図6に矢印Y2で示されるように、引き込み電流のピーク値が制限されるように変化する。すなわち、引込み電流が低減されることにより、バッテリ41の電圧低下が抑制される。さらに、従来のモータ電流制限において、バッテリ電圧が低下した場合に使用できなかった領域、すなわち図6にポイントA3で示される領域(引込み電流が小さく、大きな電力を必要としない領域)についても、モータ電力を制限することにより、操舵補助の継続が可能となる。正確には、バッテリ41の電圧低下時にモータ電力を制限することにより、従来のモータ電流制限方式では使用することができなかった、図6にハッチングで示される領域A4についても使用することができる。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)マイクロコンピュータ31は、バッテリ41の電圧の値が特定の閾値以下に低下した旨判断される場合、モータ15に印加される電力の値を通常時よりも小さな値に制限するべく昇圧制御する。この構成によれば、モータ特性の最大値付近で操舵補助を実施していた場合であれ、バッテリ41の電圧が低下した旨判断されるときには、昇圧回路42の昇圧制御を通じてモータ電力が通常時よりも小さな値に制限される。このため、バッテリ41の電圧のさらなる低下がより確実に抑制される。ちなみに、前述したように、モータ電流の制限を通じて電源電圧の低下を抑制することも考えられるところ、この場合には、モータ特性に対する操舵補助の実行領域によっては、モータ電流の制限の前後においてモータ特性の最大値付近で電力を消費していることに変わりはない状況も想定される。本例によれば、このような状況の発生はない。また、これも前述したように、モータ電流を制限する場合と異なり、大きな電力を必要としない操舵補助領域については継続して操舵補助を実行することが可能となる。したがって、バッテリ41の電圧が低下した場合において、当該電圧の低下をより確実に抑制するとともに、操舵補助可能領域(アシスト可能領域)を好適に維持することができる。
(2)マイクロコンピュータ31は、電源電圧の値が特定の閾値以下に低下した旨判断される場合、昇圧回路42の出力電圧である昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限することにより、モータ15に印加される電力の値を通常値よりも小さな値に制限することができる。
(3)マイクロコンピュータ31は、両電力供給経路43,44の電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧値Vhiの値に基づき、モータ15への印加が許容される許容電力(Pfin)の値を通常時よりも小さな値として求める。そしてマイクロコンピュータ31は、この求められる許容電力をモータ15へ印加するべく昇圧回路42の昇圧制御を通じて出力電圧(昇圧電圧)Voutの値を通常時よりも小さな値に制限する。
このように、両電力供給経路43,44の電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧値Vhiの値に基づき、モータ15への印加が許容される許容電力の値を求めることにより、より好適に電源電圧の低下を抑制することができる。
(4)マイクロコンピュータ31は、ハイセレクト電圧値Vhiの値に応じて制限電力Plimの値を求めるための特性マップMlimを参照して制限電力Plim(ひいては最終許容電力Pfin)を求める。制限電力Plimの値をその都度演算により求めるようにした場合と異なり、マイクロコンピュータ31の演算負荷が軽減される。
(5)マイクロコンピュータ31は、電力供給経路43の電圧値に基づき昇圧回路42への印加が許容される最大の電力である最大許容電力Pmaxの値を求める。そしてマイクロコンピュータ31は、当該最大許容電力Pmaxの値及びハイセレクト電圧値Vhiに基づき求められる制限電力Plimのうち値の小さい方の電力を、モータ15への印加が許容される最終的な電力である最終許容電力Pfinとして算出する。このように、モータ電力をより値の小さな電力とすることにより、バッテリ41の電圧低下が好適に抑制される。また、通常時には、モータ電力が最大許容電力Pmaxを超えないように昇圧回路42の出力電圧Voutを制御することにより、当該昇圧回路42を発熱等から保護することが可能になる。
<他の実施の形態>
なお、前記実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・昇圧回路42の構成は、先の図3に示される構成に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
・最大許容電力Pmaxの算出処理は省略してもよい。この場合、図4(a)に示される第1のマップ演算部61、及びミニマムセレクト部64は省略可能となる。すなわち、第2のマップ演算部63により求められる制限電力Plimの値が常に最終許容電力Pfinとされる。このようにした場合であれ、バッテリ41の電圧低下時には、そのさらなる低下を抑制することは可能である。
<他の技術的思想>
次に、前記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、前記制御手段は、前記ハイセレクト電圧の値に応じて前記許容電力の値を求めるための特性マップを参照して前記許容電力を求める電動パワーステアリング装置。
(ロ)請求項3又は前記(イ)項において、前記制御手段は、前記第2の電力供給経路の電圧値に基づき前記昇圧回路への印加が許容される最大の電力である最大許容電力の値を求め、当該最大許容電力の値及び前記ハイセレクト電圧に基づき求められる許容電力のうち値の小さい方の電力を前記モータへの印加が許容される最終的な電力の値として算出する電動パワーステアリング装置。
1…電動パワーステアリング装置、15…モータ、31…マイクロコンピュータ(制御手段)、
41…イグニッションスイッチ、42…昇圧回路、44…電力供給経路(第1の電力供給経路)、43…電力供給経路(第2の電力供給経路)。

Claims (1)

  1. 昇圧制御を通じて昇圧される電源電圧を、複数のスイッチング素子のスイッチング制御を通じて車両の操舵系に作動連結されるモータに印加することにより当該操舵系にステアリング操作を補助する操舵補助力を付与する制御手段を備えてなる電動パワーステアリング装置において、
    前記制御手段による昇圧制御を通じて前記電源電圧を昇圧する昇圧回路と、
    車両のイグニッションスイッチが設けられる第1の電力供給経路と、
    当該第1の電力供給経路における前記イグニッションスイッチの電源側から分岐して前記昇圧回路に接続される第2の電力供給経路とを備え、
    前記制御手段は、
    前記電源電圧の値が特定の閾値以下に低下した旨判断される場合、
    前記第1及び第2の電力供給経路の電圧値を取得して、
    前記第1及び第2の電力供給経路の電圧値のうち値の大きい方の電圧値であるハイセレクト電圧の値に基づき、前記電源電圧が低下した場合における当該電源電圧のさらなる低下を抑制するための制限電力を求め、
    前記第2の電力供給経路の電圧値に基づき、前記昇圧回路の出力電力の最大許容値である最大許容電力を求め、
    前記制限電力及び前記最大許容電力のうち値の小さい方の値である最終許容電力を前記モータに印加するべく、前記昇圧回路の昇圧制御を通じて昇圧電圧の値を通常時よりも小さな値に制限する
    電動パワーステアリング装置。
JP2009206994A 2009-09-08 2009-09-08 電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5471207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206994A JP5471207B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206994A JP5471207B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011057024A JP2011057024A (ja) 2011-03-24
JP5471207B2 true JP5471207B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43945189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009206994A Expired - Fee Related JP5471207B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5471207B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6160601B2 (ja) * 2014-12-02 2017-07-12 トヨタ自動車株式会社 電源システム
JP6779604B2 (ja) * 2015-09-30 2020-11-04 株式会社ミツバ 電動パワーステアリング装置
JP7225567B2 (ja) * 2018-05-22 2023-02-21 株式会社ジェイテクト 角度演算装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3408642B2 (ja) * 1994-10-31 2003-05-19 ユニシア ジェーケーシー ステアリングシステム株式会社 車両用パワーステアリングシステム
JP3328595B2 (ja) * 1998-12-28 2002-09-24 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング装置
JP4269165B2 (ja) * 2004-04-12 2009-05-27 トヨタ自動車株式会社 車両の操舵アシスト装置
JP2007118932A (ja) * 2005-09-27 2007-05-17 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
JP5233160B2 (ja) * 2007-05-11 2013-07-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP2009012665A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP5217653B2 (ja) * 2008-06-09 2013-06-19 トヨタ自動車株式会社 車両のステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011057024A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4952931B2 (ja) ステアリング装置
JP5212464B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4631928B2 (ja) 車両のステアリング装置
US10370025B2 (en) Control device and electric power steering apparatus
JP2008199771A (ja) 昇圧回路制御装置、及び昇圧回路
JP4428140B2 (ja) 電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置
US11377146B2 (en) Control device for vehicle
WO2009138831A1 (en) Power supply apparatus for vehicle and method of controlling power supply apparatus for vehicle
WO2009125269A1 (en) Steering device for vehicle
JP4501599B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4816293B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5310579B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5471207B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6870792B1 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2003312522A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2011102093A (ja) 昇圧装置
JP3795827B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2011156988A (ja) 直流昇圧装置及び電動パワーステアリング装置
JP5135819B2 (ja) 電気式動力舵取装置
JP4908046B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010095132A (ja) 車両のステアリング装置
JP5157511B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6870793B1 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2009040149A (ja) 操舵補助装置
JP2007145105A (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees