JP5226441B2 - 浴槽用電気マッサージ装置及び電気マッサージ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽用電気マッサージ装置及び電気マッサージ方法に関する。
従来より、浴槽内に一対の電極部を設け、この電極部にパルス信号を供給することにより、浴槽内に低電流を流すことで浴槽内の入浴者に電気的なマッサージを行う数多くの浴槽用電気マッサージ装置が開発されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1は、浴槽に電気マッサージ用の電極対を取付け、その電極対間にマッサージ用電圧を印加する電圧発生器を設けてある電気マッサージ風呂である。この電気マッサージ風呂の電圧発生器の操作部は、浴槽に取り付けられている。
実用新案昭64−12543号公報
しかしながら、特許文献1の電気マッサージ風呂では、入浴者の複数の部位(全身)に対してマッサージを行うことができるものの、入浴者の刺激慣れが生じてしまい、十分なマッサージ効果を得ることが難しいのが実情である。
さらに、この電気マッサージ風呂では、複数の部位を同時にマッサージするものであるため、全身マッサージを行うという点では効果が期待できるものの、刺激したい各部位を個別にマッサージすることができないのが実情であり、意図してマッサージ部位(刺激部位)を変えることができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、十分なマッサージ効果が得られると共に、様々な部位を個別にマッサージすることができる浴槽用電気マッサージ装置及び電気マッサージ方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、浴槽内に設けられる第1電極部と、この第1電極部に通電するように当該第1電極部とは異なる位置で浴槽内に設けられる第2電極部と、前記第1電極部及び/又は第2電極部にパルス信号を出力するパルス信号出力部と、前記パルス信号を制御するコントローラとを備え、前記第1電極部と第2
電極部との間で通電させることでマッサージを行う浴槽用電気マッサージ装置であって、前記第2電極部は複数とされて前記第1電極部とは異なる位置で浴槽内に設けられるものであって、複数にした第2電極部において少なくとも1つの第2電極部は、上半身に対応する浴槽内に設けられ、他の第2電極部は下半身に対応する浴槽に設けられており、前記上半身に対応して設けた第2電極部及び/又は下半身に対応して設けた第2電極部に出力するための基準のパルス信号の振幅を「100%」としたとき、前記コントローラは、上半身の第2電極部に対応する前記パルス信号における電圧強度と、下半身の第2電極部の前記パルス信号における電圧強度との差が20%以上50%以下となるように前記パルス信号出力部から第2電極部出力するパルス信号の振幅を制御し、且つ、前記第2電極部の電圧強度が順に変わるようにパルス信号の出力パターンを切り換える制御を行う点にある。
前記コントローラは、複数にした第2電極部の電圧強度が順に変わるように、電圧の出力パターンを切り換えることが好ましい。
前記コントローラは、電圧の出力パターンを切り換えるに際して、次回に切り換える第2電極部の電圧強度を小さくすることが好ましい。
前記コントローラは、前記複数にした第2電極部において隣り合う第2電極部の電圧強度を異ならせることが好ましい。
複数の第2電極部は上半身に対応する浴槽内に設けられると共に、下半身に対応する浴槽内に設けられており、前記コントローラは、上半身に対応して設けられた第2電極部の電圧強度と、下半身に対応して設けられた第2電極部の電圧強度とが異なるように第1電極部及び/又は第2電極部に供給する電圧を制御することが好ましい。
本発明の他の技術的手段は、浴槽内に第1電極部を設けると共に、この第1電極部に通電するように当該第1電極部とは異なる位置に第2電極部を設け、前記1電極部及び/又は第2電極部に電圧を供給することによって浴槽にてマッサージを行う電気マッサージ方法において、前記浴槽内に設ける第2電極部を複数にし、複数にした第2電極部において少なくとも1つの第2電極部の電圧強度を、他の第2電極部の電圧強度よりも小さくする点にある。複数にした第2電極部の電圧強度を順次切り換えることが好ましい。
本発明によれば、十分なマッサージ効果が得られると共に、様々な部位を個別にマッサージすることができる。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の浴槽用電気マッサージ装置1Aを設けた浴槽2の側面を示したものである。以下、説明の便宜上、図1の左右方向を前後方向、図1の紙面貫通方向を左右方向という。
この浴槽2は、有底の矩形状であって、底部3と、底部3の両端から立ち上がる一対の前後壁4F、4Rと、左右壁5L、5Rとを備えている。底部3及び後壁4Rには、入浴者Mが浴槽2内で座ることができるように椅子部6が形成されている。なお、椅子部6は、底部3及び後壁4Rに限らず、前壁4F側に設けても、左右壁5L、5R側に設けても良い。
椅子部6は、底部3上に形成されて入浴者Mが座ることのできる座部7と、この座部7から上方に向けて立ち上がり入浴者Mが凭れかかることのできる背もたれ部8とを備えている。この背もたれ部8の内側は、上方に行くに従って右側に移行するような傾斜面9が形成されている。
この浴槽2においては、入浴者Mが座部7に座り、背中の部分を背もたれ部8に凭れることでゆったりと座った状態で入浴することができる。
浴槽用電気マッサージ装置1Aは、第1電極部10と、第2電極部11と、コントローラ13とを備えている。この浴槽用電気マッサージ装置1Aは、第1電極部10及び/又は第2電極部11にコントローラ13から所定の電圧を供給することによって、浴槽2内の入浴者Mに所定の低周波電流を流し、この低周波電流の刺激によって入浴者Mに対して電気マッサージを行うことができるものである。
以下、浴槽用電気マッサージ装置1Aについて詳しく説明する。
なお、以下、説明の便宜上、第1電極部10や第2電極部11を区別しない場合は、これらを総称して、単に、電極部ということがある。
第1電極部10は、浴槽2の前壁4Fの内側に設けられたもので、1枚の電極板から構成されている。第2電極部11は、第1電極部10とは異なり複数個であり、第1電極部10間で電圧が通電するように第1電極部10とは異なる位置で浴槽2内に設けられている。具体的には、各第2電極部11は、第1電極部10が設けられた浴槽2の前壁4Fと対向する後壁4Rや底部3に設けられている。
詳しくは、背もたれ部8の略肩に対応する部分に1つの第2電極部11a(肩用第2電極部11aということがある)が取り付けられ、背もたれ部8の腰に対応する部分に1つの第2電極部11b(腰用第2電極部11bということがある)が取り付けられている。
また、座部7の脹ら脛に対応する部分に1つの第2電極部11(脹ら脛用第2電極部11cということがある)が取り付けられ、底部3であって足裏に対応する部分に1つの第2電極部11d(足裏用第2電極部11dということがある)が取り付けられている。
第1電極部10及び第2電極部11は、コントローラ13に接続されていて、コントローラ13によって所望の電圧が供給されるものとなっている。
このコントローラ13は、第1電極部10及び/又は第2電極部11に供給する電圧を制御するものであって、パルス信号を第1電極部10や第2電極部11に供給する。
具体的には、コントローラ13は、電気マッサージの内容を選択するマッサージ選択部15と、このマッサージ選択部15で選択された内容に対応したパルス信号を発生するパルス信号発生部16と、電極部へ出力するパルス信号の各種制御を行うパルス信号出力部17とを備えている。
マッサージ選択部15は、例えば、回転の切り換えによってマッサージ内容を指定可能な切り換えスイッチにより構成されていて、この実施形態では、ぐいぐい押されるような刺激を与える「シアツモード」と、ゆっくりもまれるような感じの刺激を与える「マッサージモード」と、トントンたたかれるような感じの刺激を与える「タタキモード」と、「シアツモード」、「マッサージモード」及び「タタキモード」を自動的に切り換える「マルチモード」とを切り換えることができるようになっている。
パルス信号発生部16は、マッサージ選択部15で選択された内容に応じてパルス信号を発生するもので、例えば、「シアツモード」が選択されると図2(a)に示すパルス信号を発生し、「マッサージモード」が選択されると図2(b)に示すパルス信号を発生する。「タタキモード」が選択されると図2(c)に示すパルス信号を発生する。これらパルス信号の発生パターンは、電気マッサージを行った際に、その内容に応じた感覚が得られるように、それぞれの内容に応じてパルス幅などが設定されたものである。ただし、このパルス信号は一例であってこれに限定されず、パルス信号の出力はプラス側及びマイナス側に同時に出力するものであっても片側に出力するものであってもよい。また、パルス幅等も限定されない。
パルス信号出力部17は、パルス信号発生部16で発生したパルス信号を各電極部に出力するに際し、各電極部に出力するそれぞれのパルス信号における電圧強度を決定して、それぞれの電圧強度を有するパルス信号を各電極部に出力するものである。
具体的には、パルス信号出力部17は、複数にした第2電極部11において少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度が、他の第2電極部11の電圧強度よりも小さくなるように、各第2電極部11の電圧強度を決定して、決定した電圧強度に基づいて各第2電極部11にパルス信号を出力する。
例えば、表1に示すように、パルス信号出力部17は、肩用第2電極部11aの電圧強度を100とし、腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c及び足裏用第2電極部11dのそれぞれの電圧強度を80とし、各第2電極部11の電圧強度に応じたパルス信号を出力する。
Figure 0005226441
表1に示すように、パルス信号出力部17は、電圧強度が100とした肩用第2電極部11aに対しては、当該肩用第2電極部11aに出力するパルス信号の振幅を、パルス信号発生部16で発生させた基準となるパルス信号(基準パルス信号)と同じ振幅で出力する。
また、表1に示すように、パルス信号出力部17は、電圧強度が80とした腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c及び足裏用第2電極部11dに対しては、これら第2電極部11に出力するパルス信号の振幅を、基準パルス信号の振幅の80%として出力する。
これから分かるように、各第2電極部11の電圧強度と、各第2電極部11に出力するパルス信号の振幅とは対応していて、この実施形態では、電圧強度は基準パルスの振幅を基準とした値となる。
なお、本発明において、電圧強度の範囲は特には限定されないが、各第2電極部11における電圧強度は30〜100の範囲であることが好ましい。
表2は、様々なマッサージモードにおいて、第2電極部11間における電圧強度を変化させた実験を行った結果のうち、電気的な刺激が最も良いと感じたもの(◎:最良)と、最良に比べて少し電気的な刺激の感覚がやや劣るもの(○:良好)をまとめたものである。表2に示すように、電圧強度の差は、20以上50以下であることが好ましく、さらに好ましくは、30以上40以下であることが最良である。ただし、この本発明において、表2の実験は一例であり、第2電極部11間で電圧強度の差を付けることによってマッサージ効果があったことは言うまでもなく、第2電極部11間における電圧強度の差は、この実験の数値に限定されない。
Figure 0005226441
上述したように、パルス信号出力部17は、少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度を、他の第2電極部11の電圧強度に対して差を付けるものであるが、この実施形態では、上述した条件を満たしつつ各第2電極部11の電圧強度、即ち、各第2電極部11に対しての出力パターンを順次切り換える切り換え機能18を有している。
Figure 0005226441
表3に示すように、パルス信号出力部17は、切り換え機能18により、最も高い電圧強度を、肩用第2電極部11a、腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c、足裏用第2電極部11dの順に切り換えながら各第2電極部11に電圧強度に対応したパルス信号を出力している。表3に示すように、パルス信号出力部17は、電圧の出力パターン(電圧強度)を切り換える際して、次回に切り換える第2電極部11の電圧強度を小さくしている。
なお、パルス信号出力部17は、切り換え機能18により、肩、腰、脹ら脛、足裏の順に、即ち、入浴者Mの上半身から下半身にかけて順番に、第2電極部11の電圧強度を切り換えているが、順番はこれに限定されない。例えば、下半身から上半身にかけて順番に、第2電極部11の電圧強度を切り換えてもよい。
本発明の電気マッサージ方法について上述した内容をまとめながら説明する。
この電気マッサージ方法では、浴槽2内の入浴者Mに対して電気マッサージを行うに際し、まず、浴槽2内に第1電極部10を設けると共に、この第1電極部10に通電するように第1電極部10とは異なる位置に第2電極部11を設ける。その上で、第2電極部11に対しては、その個数を複数にして浴槽2内に設ける。そして、第1電極部10と第2電極部11との間で通電させる際には、複数の第2電極部11において少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度を、他の第2電極部11の電圧強度よりも小さくなるように通電させている。
例えば、入浴者Mの肩に対応して設けた肩用第2電極部11aの電圧強度を100とした場合、入力者の腰、脹ら脛、足裏に対応して設けた腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c、足裏用第2電極部11dの電圧強度を80として、各第2電極部11に通電している。
この電気マッサージ方法においては、複数にした第2電極部11の電圧強度を順次切り換える。例えば、最も高い電圧強度を、肩用第2電極部11a、腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c、足裏用第2電極部11dの順に切り換えている。
以上、本発明によれば、各第2電極部11に対して電圧強度に差を付けながら最も高い電圧強度を順に切り換えることによって、入浴者Mの肩、腰、脹ら脛、足裏を順番に強いマッサージが行え、電圧強度の弱い部分に対しては緩やかなマッサージを行うことができる。また、電圧強度が高い部分(大きい部分)と低い部分(小さい部分)との差を付けることによって、入浴者Mに対して刺激の強弱が伝わり、心地よいマッサージが得られると共に、刺激慣れを防止することができる。
さらに、各第2電極部11を入浴者Mの各部位(肩、腰、脹ら脛、足裏)に対応して設けているために、入浴姿勢を変えることなく、各部位の電気マッサージを個別に行うことができる。
図3は、第2電極部11等が図1と異なる浴槽用電気マッサージ装置1Bを示したものである。なお、図3において、図1に示したものと同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
図1に示すものにおいては、4つの第2電極部11(肩用第2電極部11a、腰用第2電極部11b、脹ら脛用第2電極部11c、足裏用第2電極部11d)を浴槽2内に配置していたが、図3では、2つの第2電極部11を浴槽2内に配置したものとなっている。
図3に示すように、詳しくは、背もたれ部8に1つの第2電極部11eが設けられ、座部7に1つの第2電極部11fが設けられている。
背もたれ部8に設けた第2電極部11は、腰から肩にかけての範囲に対して低周波電流を流すことのできる大きさに形成されていて、上半身に対応するものとなっている(上半身用第2電極部11eということがある)。
座部7に設けた第2電極部11は、足首から脹ら脛にかけての範囲に対して低周波電流を流すことのできる大きさに形成されていて、下半身に対応するものとなっている(下半身用第2電極部11fということがある)。即ち、図3の浴槽用電気マッサージ装置1Bは、上半身用第2電極部11eと下半身用第2電極部11fとの2つの電極部が設けられたものとなっている。
浴槽用電気マッサージ装置1Bにおけるパルス信号出力部17B(切り換え機能18B)は、複数にした第2電極部11において上下に隣り合う第2電極部11の電圧強度を異ならせるものである。具体的には、このパルス信号出力部17B(切り換え機能18B)は、電圧(パルス信号)を出力する際、上半身用第2電極部11eの電圧強度を下半身用第2電極部11fの電圧強度よりも小さくすると共に、逆に上半身用第2電極部11eの電圧強度を下半身用第2電極部11fの電圧強度よりも大きくする。パルス信号出力部17B(切り換え機能18B)は、このような電圧強度の切り換えを繰り返し行う。
図3に示す浴槽用電気マッサージ装置1Bによれば、上半身と下半身との電気的刺激を変えながらマッサージすることができ、隣り合う電極部の電圧強度に差を付けているために、電圧強度を切り換えたときに適度な刺激が身体に伝わり、マッサージ効果を向上させることができる。
なお、上半身用第2電極部11eや下半身用第2電極部11fは、上半身又は下半身の部位に対応していればよく、上述したものに限定されない。例えば、上半身用第2電極部11eを肩のみを刺激するものとしてもよいし、腰のみを刺激するものとしてもよいし、一方、下半身用第2電極部11fを脹ら脛のみを刺激するものとしてもよいし、足や足裏のみを刺激するものとしてもよい。
また、複数にした第2電極部11において上下に隣り合う第2電極部11の電圧強度を異ならせる図3に示したパルス信号出力部17B(切り換え機能18B)を、図1に示す浴槽用電気マッサージ装置1Aに適用しても良い。
ここで、パルス信号出力部17B(切り換え機能18B)を、図1に示す浴槽用電気マッサージ装置1Aに適用した場合について説明する。
Figure 0005226441
例えば、表4に示すように、パルス信号出力部17B(切り換え機能18B)は、脹ら脛用第2電極部11cが基準になるときは、この脹ら脛用第2電極部11cに隣り合う足裏用第2電極部11d及び腰用第2電極部11bの電圧強度を脹ら脛用第2電極部11cよりも小さくする。また、表4に示すように、切り換え機能18Bは、腰用第2電極部11bが基準になるときは、この腰用第2電極部11bに隣り合う肩用第2電極部11a及び脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度を腰用第2電極部11bよりも小さくする。
図4は、第2電極部11の配置が図1とは異なる浴槽用電気マッサージ装置1Cを示したものである。なお、機能的に上述したものと同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
図1に示す浴槽用電気マッサージ装置1Aでは、第2電極部11を入浴者Mの背面側に対応する後壁4Rに設けていたが、図4における浴槽用電気マッサージ装置1Cでは、第2電極部11を左右壁5L、5Rに設けたものである。
具体的には、椅子部6の左右両側であって腰の位置に対応する部分には2つの第2電極部11(一対の腰用第2電極部11b)が設けられ、椅子部6の左右両側であって脹ら脛の位置に対応する部分には2つの第2電極部11(一対の脹ら脛用第2電極部11c)が設けられている。
パルス信号出力部17Cは、少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度を、他の第2電極部11の電圧強度に対して差を付けるものであるが、図4のパルス信号出力部17C(切り換え機能18C)は、複数にした第2電極部11において前後に隣り合う第2電極部11の電圧強度を異ならせるものである。
具体的には、このパルス信号出力部17C(切り換え機能18C)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(左側)の腰用第2電極部11bの電圧強度と他方(右側)の腰用第2電極部11bの電圧強度とを交互に切り換える。
また、パルス信号出力部17C(切り換え機能18C)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(左側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度と他方(右側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度とを交互に切り換える。
図4の浴槽用電気マッサージ装置1Cによれば、入浴者Mの背面側だけでなく、サイド側をマッサージすることができると共に、マッサージする際にはサイド側の電圧強度を切り換えているので刺激の差が生じるために、サイドのマッサージ効果を向上させることができる。
図5は、第2電極部11の配置が図1〜図4に示したものとは異なる浴槽用電気マッサージ装置1Dを示したものである。なお、機能的に上述したものと同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
図1に示す浴槽用電気マッサージ装置1Dでは、第2電極部11を入浴者Mの背面側に対応する後壁4Rに設けると共に、同じ部位に対しては1つの第2電極部11を配置していたが、図5の浴槽用電気マッサージ装置1Dにおいては、同じ部位に対して少なくとも2つの第2電極部11を配置している。
具体的には、背もたれ部8において肩に対応する部分には上下に2つの第2電極部11(一対の肩用第2電極部11a)が設けられ、背もたれ部8において腰に対応する部分には上下に2つの第2電極部11(一対の腰用第2電極部11b)が設けられている。また、座部7において脹ら脛に対応する部分には上下に2つの第2電極部11(一対の脹ら脛用第2電極部11c)が設けられている。
パルス信号出力部17Dは、少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度を、他の第2電極部11の電圧強度に対して差を付けるものであるが、図5のパルス信号出力部17D(切り換え機能18D)は、複数にした第2電極部11において上下に隣り合う第2電極部11の電圧強度を異ならせるものである。
具体的には、このパルス信号出力部17D(切り換え機能18D)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(上側)の肩用第2電極部11aの電圧強度と他方(下側)の肩用第2電極部11aの電圧強度とを交互に切り換える。このパルス信号出力部17D(切り換え機能18D)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(上側)の腰用第2電極部11bの電圧強度と他方(下側)の腰用第2電極部11bの電圧強度とを交互に切り換える。さらに、パルス信号出力部17D(切り換え機能18D)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(上側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度と他方(下側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度とを交互に切り換える。
図5の浴槽用電気マッサージ装置1Dによれば、入浴者Mの背面側において、1つの部位に対しても上下の刺激を与えることができ、サイドのマッサージ効果を向上させることができる。
図6は、図5の浴槽用電気マッサージ装置1Dの変形例を示している。図5に示す浴槽用電気マッサージ装置1Dでは、同じ部位に対して上下に第2電極部11を配置したが、図6の浴槽用電気マッサージ装置1Eでは、第2電極部11を左右に設けている。
具体的には、背もたれ部8において肩に対応する部分には左右に2つの第2電極部11(一対の肩用第2電極部11a)が設けられ、背もたれ部8において腰に対応する部分には左右に2つの第2電極部11(一対の腰用第2電極部11b)が設けられている。また、座部7において脹ら脛に対応する部分には左右に2つの第2電極部11(一対の脹ら脛用第2電極部11c)が設けられている。さらに、底部3において足裏に対応する部分には左右に2つの第2電極部11(一対の足裏用第2電極部11d)が設けられている。
パルス信号出力部17Eは、少なくとも1つの第2電極部11の電圧強度を、他の第2電極部11の電圧強度に対して差を付けるものであるが、図6のパルス信号出力部17E(切り換え機能18E)は、複数にした第2電極部11において左右に隣り合う第2電極部11の電圧強度を異ならせるものである。
具体的には、このパルス信号出力部17E(切り換え機能18E)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(左側)の肩用第2電極部11aの電圧強度と他方(右側)の肩用第2電極部11aの電圧強度とを交互に切り換える。また、パルス信号出力部17E(切り換え機能18E)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(左側)の腰用第2電極部11bの電圧強度と他方(右側)の腰用第2電極部11bの電圧強度とを交互に切り換える。さらに、パルス信号出力部17E(切り換え機能18E)は、電圧(パルス信号)を出力する際、一方(左側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度と他方(右側)の脹ら脛用第2電極部11cの電圧強度とを交互に切り換えと共に、一方(左側)の足裏用第2電極部11dの電圧強度と他方(右側)の足裏用第2電極部11dの電圧強度とを交互に切り換える。
図6の浴槽用電気マッサージ装置1Eによれば、入浴者Mの背面側において、1つの部位に対しても左右の刺激を与えることができる。例えば、肩であれば肩の左右を交互にマッサージすることができると共に、足裏であれば左右の足を交互にマッサージすることができる。
なお、上述した浴槽用電気マッサージ装置において、パルス信号出力部17による第2電極部11毎の電圧強度の設定は、予めプログラムにより設定していても、図7に示すように、第2電極部11の個数に対応して設定部19(例えば、回転するボリューム)を設け、このボリューム19を操作することによって第2電極部11毎の電圧強度を設定してもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の浴槽用電気マッサージ装置を浴槽に設けた設置図である。 各モードにおけるパルス信号を示した図である。 図1に示す浴槽用電気マッサージ装置に対しての変形例である。 図1や図3に示す浴槽用電気マッサージ装置の変形例である。 図1〜図4に示す浴槽用電気マッサージ装置の変形例である。 図5に示す浴槽用電気マッサージ装置の変形例である。 第2電極部の電圧強度を変更するためのボリュームを示した図である。
符号の説明
1A 浴槽用電気マッサージ装置
1B 浴槽用電気マッサージ装置
1C 浴槽用電気マッサージ装置
1D 浴槽用電気マッサージ装置
1E 浴槽用電気マッサージ装置
10 第1電極部
11 第2電極部
11a 肩用第2電極部
11b 腰用第2電極部
11c 脹ら脛用第2電極部
11d 足裏用第2電極部
11e 上半身用第2電極部
11f 下半身用第2電極部
13 コントローラ
15 マッサージ選択部
16 パルス信号発生部
17 パルス信号出力部

Claims (1)

  1. 浴槽(2)内に設けられる第1電極部(10)と、この第1電極部(10)に通電するように当該第1電極部(10)とは異なる位置で浴槽(2)内に設けられる第2電極部(11)と、前記第1電極部(10)及び/又は第2電極部(11)にパルス信号を出力するパルス信号出力部(17)と、前記パルス信号を制御するコントローラ(13)とを備え、前記第1電極部(10)と第2電極部(11)との間で通電させることでマッサージを行う浴槽用電気マッサージ装置であって、
    前記第2電極部(11)複数とされて前記第1電極部(10)とは異なる位置で浴槽(2)内に設けられるものであって、複数にした第2電極部(11)において少なくとも1つの第2電極部(11)は、上半身に対応する浴槽(2)内に設けられ、他の第2電極部(11)は下半身に対応する浴槽(2)に設けられており、
    前記上半身に対応して設けた第2電極部(11)及び/又は下半身に対応して設けた第2電極部(11)に出力するための基準のパルス信号の振幅を「100%」としたとき、前記コントローラ(13)は、上半身の第2電極部(11)に対応する前記パルス信号における電圧強度と、下半身の第2電極部(11)の前記パルス信号における電圧強度との差が20%以上50%以下となるように前記パルス信号出力部(17)から第2電極部(11)へ出力するパルス信号の振幅を制御し、且つ、前記第2電極部(11)の電圧強度が順に変わるようにパルス信号の出力パターンを切り換える制御を行うことを特徴とする浴槽用電気マッサージ装置。
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