JP5226344B2 - スペアタイヤカバー - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両の後部等に装着されるスペアタイヤを覆うスペアタイヤカバーに関する。
従来より、例えば、特許文献1に開示されているように、車両の後部に装着されたスペアタイヤをスペアタイヤカバーで覆うことが行われている。特許文献1のスペアタイヤカバーは、全体として有底筒状をなしており、スペアタイヤのサイドウォール面を覆うように形成された底板部と、底板部の周縁部から突出してスペアタイヤのトレッド面を覆うように形成された周板部とを備えている。周板部には、複数のスリットが周方向に間隔をあけて形成されている。周板部の外面には、各スリットの縁部に金具が取り付けられている。この金具は、ロック状態としたときに、スリットの幅をアンロック状態のときに比べて狭めるように構成されている。このスペアタイヤカバーを取り付ける際には、金具をアンロック状態としたままでスペアタイヤカバーをスペアタイヤに被せた後、金具をロック状態に切り替えることで、スリットの幅を狭めて周板部の内径を小さくする。これにより、周板部がスペアタイヤのトレッド面に圧接してスペアタイヤカバーの脱落が防止される。
特開2000−43765号公報
ところで、スペアタイヤカバーは車両のデザイン上、目立つものである。しかしながら、特許文献1のスペアタイヤカバーの周板部には、スリットが形成されているとともに、外面に金具が設けられており、これらが外側から見えるので見栄えが悪い。加えて、スペアタイヤカバーの外観をデザインする際にスリットや金具がデザイン上の制約になり、デザイン自由度が低い。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スペアタイヤカバーの見栄えを良好にするとともに、外観のデザイン自由度を高めることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明では、車両に装着されたスペアタイヤを覆うスペアタイヤカバーであって、上記スペアタイヤのサイドウォール側を覆うように形成された底板部と、該底板部の周縁部から突出して上記スペアタイヤのトレッド面を覆うように形成された周板部とを有する有底筒状のカバー本体部と、上記カバー本体部の内側に、上記スペアタイヤにおける上記カバー本体部の開放側のサイドウォール面と該スペアタイヤにおけるトレッド面との少なくとも一方に接するように配置されるとともに、該スペアタイヤの径方向に変位可能に支持されたホールド部と、上記カバー本体部の内側に配置され、上記ホールド部を上記スペアタイヤの径方向内方に付勢する付勢部とを備え 上記ホールド部における上記カバー本体部側は、該ホールド部の他の部位に比べて薄肉に形成された薄肉部を介して上記カバー本体部に一体成形される構成とする。
第2の発明では、第1の発明において、ホールド部は、スペアタイヤにおけるカバー本体部の開放側のサイドウォール面に接する第1接触部と、該スペアタイヤのトレッド面に接する第2接触部とを備えている構成とする。
第3の発明では、第1または2の発明において、複数のホールド部が、カバー本体部の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、付勢部は、上記複数のホールド部に掛けられる長尺状の弾性体で構成されているものとする。
第1の発明によれば、スペアタイヤへの取り付けの際に、カバー本体部の内側にスペアタイヤを入れると、付勢部により付勢されたホールド部がスペアタイヤのサイドウォール面とトレッド面との少なくとも一方に圧接することになる。これにより、スペアタイヤカバーの脱落を防止できる。ホールド部と付勢部とはカバー本体部の内側にあるので、ホールド部及び付勢部がスペアタイヤカバーの外側から見えず、スペアタイヤカバーの見栄えを良好にすることができ、さらに、ホールド部及び付勢部が外観のデザインに制約を与えることはなく、デザイン自由度を高めることができる。
第2の発明によれば、カバー本体部の内側にスペアタイヤを入れると、ホールド部の第1接触部が、スペアタイヤのサイドウォール面に圧接し、第2接触部がスペアタイヤのトレッド面に圧接することになる。このように、ホールド部がスペアタイヤのサイドウォール面とトレッド面との両方に接することで、スペアタイヤカバーを強固に取り付けることができる。
第3の発明によれば、カバー本体部の内側にスペアタイヤを入れると、複数のホールド部がスペアタイヤの周方向に離れた部位に圧接することになるので、スペアタイヤに取り付けられたスペアタイヤカバーを安定させることができる。そして、それら複数のホールド部に長尺状の弾性体を掛けて付勢するようにしているので、部品点数を削減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係るスペアタイヤカバー1が取り付けられた車両Aの斜視図である。この車両Aの後端部には、バックドアDが設けられている。バックドアDの上半部には、ウインドガラスGが設けられている。バックドアDのウインドガラスGよりも下側には、車両左側にアウターハンドルHが設けられ、右側にスペアタイヤT(図3、図7及び図8に仮想線で示す)が取り付けられるスペアタイヤ取付部材(図示せず)が固定されている。図示しないが、バックドアDの右端部には、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジが固定されており、バックドアDは、ヒンジを介して車両の後部ピラーに取り付けられている。
スペアタイヤカバー1は、図2に示すように、有底筒状のカバー本体部10と、カバー本体部10の内側に設けられたホールド部20と、ホールド部20を付勢するためのゴム製の長尺状部材30とを備えている。カバー本体部10は、図8にも示すように、スペアタイヤ取付部材に取り付けられたスペアタイヤTの車両後側の面(サイドウォール面)を覆うように形成された円形の底板部11と、該底板部11の周縁部から突出して上記スペアタイヤTのトレッド面を覆うように形成された周板部12とを有している。底板部11の径は、スペアタイヤTの外径よりも大きく設定されている。このため、カバー本体部10でスペアタイヤTを覆った状態では、周板部12内面とスペアタイヤTのトレッド面との間に全周に亘って空間が形成されることになる。また、周板部12の突出方向基端側には、湾曲部12aが形成されている。
この実施形態のスペアタイヤカバー1には、8つのホールド部20、20、…が設けられている。これらホールド部20は、周板部12の内面に一体成形され、周板部12の周方向に等間隔に配置されている。ホールド部20、20、…は全て同じ構造なので、以下、そのうちの1つについて詳しく説明する。尚、ホールド部20、20、…の間隔は不等間隔であってもよい。
図4に示すように、各ホールド部20は、周板部12の内面から突出するベース部21と、ベース部21に設けられ、カバー本体部10の径方向に変位する変位部22とを備えている。ベース部21は、全体として、周方向一側に開放する開放口21aを有する箱状をなしており、周板部12の内面から径方向内方へ向けて突出する第1及び第2板部23、24と、これら第1及び第2板部23、24の突出方向先端に連なる第3板部25とを有している。
第1板部23は、周板部12の突出方向先端側に位置しており、周方向に延びている。第2板部24は、第1板部23の周方向他端部に連なり、周板部12の突出方向基端部まで延びている。この第2板部24は、周板部12の湾曲部12aに連なっている。第3板部25は、周板部12の内面に対向して該内面と略平行に延び、周板部12の湾曲部12aに連なっている。図5〜図8に示すように、第3板部25における周板部12の基端側には、変位部22の径方向内方への変位量を所定量に規制するストッパ部26が形成されている。第1、第2及び第3板部23、24、25における周板部12と連なる部分は薄肉とされており、周板部12の表面にひけが発生しないようになっている。尚、上記開放口21aは、図示しないが、成形工程において、ベース部21を成形するためのスライド型を抜くことによって形成されたものである。尚、第2板部24は、周板部12の湾曲部12aに連続させることなく、湾曲部12aから離すようにしてもよい。
第3板部25には、径方向内方へ向けて突出して周方向に延びる突出部25aが形成されている。この突出部25aの先端に変位部22の基端が連繋している。
変位部22は、突出部25aの先端から周板部12の突出方向先端側へ向けて延びる板状をなしている。変位部22の基端側には、突出部25aとの連繋部分に向かって次第に薄肉となるように形成された薄肉部22aが設けられている。薄肉部22aは、変位部22の先端側へ行くほど径方向内方に位置するように傾斜して延びている。変位部22は、薄肉部22a近傍を中心にして先端側が径方向に揺動して変位するようになっている。
変位部22の薄肉部22aよりも先端側には、径方向内方へ向けて緩やかに湾曲して延びる湾曲部22bが形成されている。湾曲部22bは、図8に示すように、スペアタイヤTの外面に沿うように形成されている。この湾曲部22bの基端側には、トレッド面に接するトレッド面接触部(第2接触部)22cが設けられ、先端側には、サイドウォール面に接触するサイドウォール面接触部(第1接触部)22dが設けられている。
変位部22のサイドウォール面接触部22dよりも先端側には、径方向外方へ向けて傾斜して延びるように折り曲げられた屈曲部22eが形成されている。また、変位部22の先端側には、長尺状部材30を受ける受け部22fが形成されている。受け部22fは、変位部22の屈曲部22eから径方向外方へ突出する板状をなしている。受け部22fの突出方向先端部には、長尺状部材30が嵌る切欠部22gが形成されている。この切欠部22の形状は、図示するような半円形状であってもよいし、他の形状であってもよい。
ベース部21のストッパ部26は、第3板部25から径方向内方へ突出して周板部12の突出方向に延びている。ストッパ部26の先端部は、変位部22の薄肉部22aの傾斜角度に対応して傾斜している。変位部22は、薄肉部22aがストッパ部26の先端部に当たるまで径方向内方へ変位するようになっている。
図2及び図3に示すように、長尺状部材30は、環状をなしており、8つのホールド部20、20、…の受け部22f、22f、…に掛けられている。従って、長尺状部材30は八角形となっており、8つの変位部22、22、…の全てが略同じ力で径方向内方へ付勢されることになる。また、受け部22f、22f、…は、長尺状部材30がスペアタイヤTの外形よりも大きい八角形を形成するように配置されている。従って、スペアタイヤTをカバー本体部10内に入れる際に長尺状部材30がスペアタイヤTに接触しないようになっている。
次に、上記のように構成されたスペアタイヤカバー1を製造する場合について説明する。カバー本体部10及びホールド部20、20、…は、射出成形金型を用いて一体成形する。金型のキャビティ形状(図示せず)は、各ホールド部20の変位部22がストッパ部26から離れた状態(図5及び図6に示す)で成形されるように形状設定されている。これは、変位部22とストッパ部26との間に金型の一部が配置されるようになっているためである。
カバー本体部10及びホールド部20、20、…を成形後、脱型してから、長尺状部材30をホールド部20、20、…の受け部22f、22f、…に掛けていく。すると、図7に示すように、長尺状部材30の付勢力によって変位部22が径方向内方へ変位してストッパ部26に当たる。ストッパ部26に当たった状態の変位部22の位置は、湾曲部22bがスペアタイヤTのトレッド面よりも径方向内方に位置するように設定されている。
次に、上記のように構成されたスペアタイヤカバー1をスペアタイヤTに取り付ける場合について説明する。まず、図7に示すように、スペアタイヤカバー1をスペアタイヤTの車両後側に配置して、スペアタイヤカバー1の中心線とスペアタイヤTの中心線とを合わせてから、同図に白抜きの矢印で示すように、スペアタイヤカバー1を中心線に沿って車両前側に移動させていく。すると、スペアタイヤカバー1のホールド部20、20、…の屈曲部22e、22e、…が、スペアタイヤTの車両後側のサイドウォール面に当たる。スペアタイヤカバー1に車両前方への力をさらに加えると、屈曲部22eが上記のように傾斜しているので、スペアタイヤTのサイドウォール面を滑り、このサイドウォール面により径方向外方へ押され、変位部22が長尺状部材30による付勢力に抗して径方向外方へ変位していく。これにより、スペアタイヤTがカバー本体部10の内部に入りこんでいく。
スペアタイヤTがカバー本体部10に入ると、ホールド部20の変位部22が付勢されていることにより、トレッド面接触部22cとサイドウォール面接触部22dとが、スペアタイヤTのトレッド面及びサイドウォール面にそれぞれ圧接する。これにより、スペアタイヤカバーの脱落が防止される。このとき、ホールド部20、20、…がカバー本体部10の周方向に離れて設けられているので、スペアタイヤカバー1を安定させることができる。
一方、スペアタイヤTに装着されたスペアタイヤカバー1を取り外す際には、スペアタイヤカバー1を車両後側へ強く引っ張る。すると、ホールド部20のトレッド面接触部22cがスペアタイヤTのトレッド面を滑り、スペアタイヤカバー1が車両後側へ移動して、スペアタイヤカバー1が外れた状態になる。このようにスペアタイヤカバー1を中心線方向に移動させるだけでスペアタイヤTに着脱することができるので、その作業性は良好である。
以上説明したように、この実施形態1に係るスペアタイヤカバー1によれば、カバー本体部10の内側にホールド部20、20、…と、ホールド部20、20、…を付勢する長尺状部材30とを設けているので、ホールド部20及び長尺状部材30がスペアタイヤカバー1の外側から見えず、見栄えを良好にすることができ、さらに、ホールド部20、20、…及び長尺状部材30が外観のデザインに制約を与えることはなく、デザイン自由度を高めることができる。
また、カバー本体部10の内側にスペアタイヤTを入れると、ホールド部20、20、…のトレッド面接触部22c及びサイドウォール面接触部22dが、スペアタイヤTに圧接することになるので、スペアタイヤカバー1を強固に取り付けることができる。
また、カバー本体部10の内側にスペアタイヤTを入れた状態にすると、ホールド部20、20、…がスペアタイヤTの周方向に離れた部位に接することになるので、スペアタイヤTに取り付けられたスペアタイヤカバー1を安定させることができる。そして、複数のホールド部20、20、…に1つの長尺状部材30を掛けて付勢するようにしたので、ホールド部20毎に付勢のための部材を設けずに済み、部品点数を削減することができる。
《発明の実施形態2》
図9〜図12は、本発明の実施形態2に係るスペアタイヤカバー1のホールド部40近傍を拡大して示すものである。この実施形態2のスペアタイヤカバー1は、実施形態1のものに対し、ホールド部40の構造が異なるだけで他の部分は同一であるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
図9及び図10に示すように、実施形態2のホールド部40は、周板部12の突出方向先端部に薄肉ヒンジ41を介して一体成形されている。ホールド部40は、薄肉ヒンジ41から径方向内方へ延びる基部42と、基部42の先端から径方向外方へ向けて湾曲する湾曲部43と、湾曲部43から周板部12の基端側へ延びる平坦部44と、平坦部44から径方向外方へ向けて突出する受け部45及び突出片46とを有している。湾曲部43がスペアタイヤTのサイドウォール面に接触する第1接触部を構成し、平坦部44がスペアタイヤTのトレッド面に接触する第2接触部を構成している。また、受け部45の突出方向先端部には、長尺状部材30が嵌る切欠部45aが形成されている。また、突出片46の先端部には、係合突起46aが形成されている。このホールド部40は、図11及び図12に示すように、カバー本体部10の外方へ延びるように向いた状態で成形されるようになっている。
図11に示すように、周板部12の内面には、ホールド部40に対応する部位に、該ホールド部40を位置決めするための位置決め部50が一体成形されている。位置決め部50は、周板部12の内面から突出する第1及び第2板部51、52と、これら第1及び第2板部51、52の突出方向先端に連なる第3板部53とを有している。第1板部51は、周板部12の突出方向に延びている。第1板部51には、長尺状部材30が通る切欠部51aが形成されている。第2板部52は、第1板部51の中間部に連なり、周板部12の周方向に延びている。第3板部53は、周板部12の内面に対向して該内面と略平行に延びている。第3板部53は、周板部12の湾曲部12aに連続している。第3板部53には、受け部45が差し込まれるスリット53aと、突出片46が差し込まれるスリット53bとが形成されている。突出片46がスリット53bに差し込まれた状態で、突出片46の係合突起46aがスリット53bの縁部に係合して突出片46の抜けが阻止されるようになっている。
この実施形態2のスペアタイヤカバー1の製造時には、カバー本体部10及びホールド部40を図11及び図12に示す状態で成形した後、ホールド部40を薄肉ヒンジ41周りに回動させて突出片46をスリット53bに差し込むようにする。尚、長尺状部材30は、突出片46をスリット53bに差し込む前に、周板部12の内面とホールド部40との間に配置しておき、突出片46をスリット53bに差し込んだ後に、受け部45に掛ける。
長尺状部材30を受け部45に掛けると、ホールド部40がカバー本体部10の径方向内方へ付勢され、このとき、係合突起46aがスリット53bの縁部に係合して、ホールド部0の径方向の位置決めが行われる。この実施形態2のスペアタイヤカバー1をスペアタイヤTに取り付ける際も、実施形態1のものと同様に、図10に示す白抜きの矢印の方向に移動させればよい。
したがって、この実施形態2に係るスペアタイヤカバー1によれば、実施形態1のものと同様に、スペアタイヤカバー1の見栄えを良好にすることができ、さらに、ホールド部40及び長尺状部材30が外観のデザインに制約を与えることはなく、デザイン自由度を高めることができる。
尚、上記実施形態1、2では、ホールド部20、40をカバー本体部10に一体成形しているが、これに限らず、ホールド部20、0をカバー本体部10とは別に成形した後、カバー本体部10に組み付けるようにしてもよい。ホールド部20、30を別部材とした場合には、例えば、締結、溶着、接着等によってカバー本体部10に一体化することができる。
また、上記実施形態1、2では、ホールド部20、40をゴム製長尺状部材30で付勢するようにしているが、これに限らず、バネ等で付勢するようにしてもよい。バネは金属製であってもよいし、例えば、カバー本体部10に一体成形された、樹脂弾性を利用した樹脂バネであってもよい。また、各受け部22f、45に個別に付勢部を設けるようにしてもよいし、2つや3つの受け部22f、45に単一の付勢部を設けて付勢するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係るスペアタイヤカバーは、例えば、車両のバックドアに装着されたスペアタイヤに取り付ける場合に適している。
実施形態1に係るスペアタイヤカバーが取り付けられた車両を後側から見た斜視図である。 スペアタイヤカバーの斜視図である。 スペアタイヤカバーを開放側から見た図である。 スペアタイヤカバーの部分断面図である。 成形直後のスペアタイヤカバーの部分断面図である。 成形直後のスペアタイヤカバーを示す図5相当図である。 スペアタイヤに取り付けられる前のスペアタイヤカバーを示し、図3のA−A線における断面図である。 スペアタイヤに取り付けられたスペアタイヤカバーを示す図7相当図である。 実施形態2に係るスペアタイヤカバーの部分断面図である。 実施形態2に係る図7相当図である。 成形直後のスペアタイヤカバーの部分断面図である。 成形直後のスペアタイヤカバーを示す図11相当図である。 実施形態2に係る図8相当図である。
1 スペアタイヤカバー
10 カバー本体部
11 底板部
12 周板部
20、40 ホールド部
22c トレッド面接触部(第2接触部)
22d サイドウォール面接触部(第1接触部)
30 長尺状部材(付勢部)
43 湾曲部(第1接触部)
44 平坦部(第2接触部)
A 車両
T スペアタイヤ

Claims (3)

  1. 車両に装着されたスペアタイヤ(T)を覆うスペアタイヤカバー(1)であって、
    上記スペアタイヤ(T)のサイドウォール側を覆うように形成された底板部(11)と、該底板部(11)の周縁部から突出して上記スペアタイヤ(T)のトレッド面を覆うように形成された周板部(12)とを有する有底筒状のカバー本体部(10)と、
    上記カバー本体部(10)の内側に、上記スペアタイヤ(T)における上記カバー本体部(10)の開放側のサイドウォール面と該スペアタイヤ(T)におけるトレッド面との少なくとも一方に接するように配置されるとともに、該スペアタイヤ(T)の径方向に変位可能に支持されたホールド部(20,40)と、
    上記カバー本体部(10)の内側に配置され、上記ホールド部(20,40)を上記スペアタイヤ(T)の径方向内方に付勢する付勢部(30)とを備え
    上記ホールド部(20,40)における上記カバー本体部(10)側は、該ホールド部(20,40)の他の部位に比べて薄肉に形成された薄肉部(22a,41)を介して上記カバー本体部(10)に一体成形されることを特徴とするスペアタイヤカバー(1)
  2. 請求項1に記載のスペアタイヤカバー(1)において、
    ホールド部(20,40)は、スペアタイヤ(T)におけるカバー本体部(10)の開放側のサイドウォール面に接する第1接触部(22d,43)と、該スペアタイヤ(T)のトレッド面に接する第2接触部(22c,44)とを備えていることを特徴とするスペアタイヤカバー(1)
  3. 請求項1または2に記載のスペアタイヤカバー(1)において、
    複数のホールド部(20,40)が、カバー本体部(10)の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、
    付勢部(30)は、上記複数のホールド部(20,40)に掛けられる長尺状の弾性体で構成されていることを特徴とするスペアタイヤカバー(1)
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