JP5226008B2 - ウレアグルコキナーゼアクチベーター - Google Patents

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Description

この出願は、新規のウレアグルコキナーゼアクチベーター、及び関連疾患の処置におけるそれらの使用に関する。
グルコキナーゼ(GK)は、哺乳動物に見出される4つのヘキソキナーゼのうちの一つである[Colowick, S. P., The Enzymes, Vol. 9(P. Boyer編) Academic Press, New York, N.Y., 頁1-48, 1973]。ヘキソキナーゼはグルコース代謝における第1段階、すなわちグルコースのグルコース-6-ホスファートへの転換を触媒する。グルコキナーゼは、主として膵臓のβ細胞及び肝臓の実質細胞に見出され、限られた細胞分布を有する。さらにGKは、全身グルコースホメオスタシスにおいて重要な役割を担っていることが知られている、これら2つの細胞型における、グルコース代謝についての律速酵素である[Chipkin, S. R., Kelly, K. L.,及びRuderman, N. B. Joslin's Diabetes(C. R. Khan 及び G. C. Wier編), Lea及びFebiger, Philadelphia, Pa., 頁97-115, 1994]。GKが最大半量活性を示すグルコース濃度は、約8mMである。他の3つのヘキソキナーゼは、かなり低濃度(<1mM)でグルコースで飽和している。よって、空腹時(5mM)から炭水化物を含む食事の後の摂食後(≒10−15mM)レベルまで、血糖濃度が増加するにつれて、GK経路を通るグルコースの流束が増す[Printz, R. G., Magnuson, M. A., 及びGranner, D. K. Ann. Rev. Nutrition Vol. 13(R. E. Olson, D. M. Bier, 及びD. B. McCormick編), Annual Review, Inc., Palo Alto, Calif., 頁463-496, 1993]。10年以上前から、これらの発見は、GKが、β細胞及び肝細胞においてグルコースセンサーとして機能しているという仮説の一因とされている(Meglasson, M. D. 及びMatschinsky, F. M. Amer. J. Physiol. 246, E1-E13, 1984)。近年、トランスジェニック動物における研究では、GKが確かに全身グルコースホメオスタシスにおける重要な役割を担っていることが確認されている。GKを発現していない動物は、重篤の糖尿病を患い、誕生から数日のうちに死亡しているが、GKが過剰発現している動物は改善されたグルコース耐性を有している(Grupe, A., Hultgren, B., Ryan, Aら, Cell 83, 69-78, 1995; Ferrie, T., Riu, E., Bosch, Fら, FASEB J., 10, 1213-1218, 1996)。グルコースへの暴露が増加すると、β細胞中のGKを介して、増加したインスリン分泌物とカップリングし、肝細胞におけるグリコーゲンの堆積が増加し、おそらくグルコース生成が低下する。
若年発症成人型糖尿病II型(MODY-2)がGK遺伝子における機能変異の喪失に起因するとの発見により、GKがまたヒトにおいてグルコースセンサーとして機能していることが示唆される(Liang, Y., Kesavan, P., Wang, Lら, Biochem. J. 309, 167-173, 1995)。ヒトにおけるグルコース代謝の調節に対するGKの重要な役割を裏付けるさらなる証拠が、増加した酵素活性を有するGKの変異形態を発現する患者が同定されたことで得られた。これらの患者は、血漿インスリンの不適切に上昇したレベルに関連した空腹時低血糖を示す(Glaser, B., Kesavan, P., Heyman, Mら, New England J. Med. 338, 226-230, 1998)。GK遺伝子の変異は、2型糖尿病を患っている患者の大半では見出されないが、GKを活性化させ、よってGKセンサーシステムの感度を増加させる化合物は、全ての2型糖尿病に特徴的な高血糖の処置に有用であろう。グルコキナーゼアクチベーターは、β細胞及び肝細胞におけるグルコース代謝の流束を増加させ、これが、増加したインスリン分泌物とカップリングされるであろう。このような薬剤は2型糖尿病の処置に有用であろう。いくつかのGKアクチベーターが既知であり、例えば、米国特許第2004/0014968号(HofmanN-La Roche Inc.)、国際公開第2003/055482号(Novo Nordisk A/S)、及び国際公開第2004/002481号(Novo Nordisk A/S)が参照される。
糖尿病は、糖尿病患者においてとりわけ血糖値が上昇することでそれ自体が現れるグルコース代謝障害により特徴付けられる。根底にある欠陥により、2つの主要グループ:膵線においてインスリンを生成するβ細胞が不足した患者の場合に生じる1型糖尿病、又はインスリン依存性糖尿病(IDDM)、及び他の異常の範囲に加えてβ細胞の機能障害を患っている患者で生じる2型糖尿病、又はインスリン非依存性糖尿病という、糖尿病の分類に至る。
1型糖尿病患者は、現在、インスリンで処置されるが、多くの2型糖尿病患者は、β細胞の機能を刺激するスルホニルウレア、又はインスリンに対して患者の組織感受性を高める薬剤インスリンを用いて又はインスリンを用いて処置される。インスリンに対する組織感受性を高めるのに適用される薬剤の中で、例えば、メトホルミンが代表的なものである。
スルホニルウレアはNIDDMの処置に幅広く使用されているのにもかかわらず、ほどんどの場合、この治療は満足のいくものではない:多くのNIDDM患者において、スルホニルウレアは、血糖値を正常化させるのに十分ではなく、よって、患者は糖尿病性合併症にかかる高い危険性にさらされている。また、多くの患者は、スルホニルウレアを用いた処置に対して応答する能力を徐々に喪失し、よって、徐々にインスリン治療にシフトさせられる。経口血糖降下剤からインスリン治療への患者のこのシフトは、通常、NIDDM患者におけるβ細胞の消耗に基づく。
正常な被験者並びに糖尿病の被験者において、肝臓は、高血糖症を回避するために、グルコースを生成する。このグルコース生成は、新規のグルコースの細胞内合成である糖新生又はグリコーゲン貯蔵からのグルコースの放出に由来する。しかしながら、2型糖尿病において、肝臓のグルコース産出の調節はあまりコントロールされず、増加し、一晩絶食した後では、2倍になる場合もある。さらに、これらの患者には、絶食による血漿グルコースレベルの増加度合いと、肝臓でのグルコース生成速度との間に、強い相関がある。同様に、病気がインスリン治療により適切にコントロールされないならば、1型糖尿病において肝臓でのグルコース生成が増加するであろう。
糖尿病治療の現在の形態では、十分な血糖コントロールができないので、不満足であり、新規な治療的方法に対して大きな需要がある。
動脈の病気であるアテローム性動脈硬化症は、アメリカ合衆国及び西ヨーロッパでは、主要な死亡原因であると認識されている。アテローム性動脈硬化症及び閉塞性心疾患に至る病理学的順序はよく知られている。この順序の初期段階は、頚動脈、冠動脈及び脳動脈、及び大動脈における「脂肪線条」の形成である。これらの病変は、主として、平滑筋細胞、及び動脈及び大動脈の内膜層のマクロファージに見出される脂質沈着の存在のため、黄変している。さらに、脂肪線条の内部に見出されるほとんどのコレステロールにより、順番に、脂質を含み、細胞外脂質、コラーゲン、エラスチン及びプロテオグリカン類で囲まれた、蓄積した内膜の平滑筋細胞からなる「線維性プラーク」が生じると仮定されている。細胞とマトリックスにより、細胞片、さらには細胞外脂質の、さらに深部への沈着をカバーする、線維性キャップが形成される。脂質は主として遊離のエステル化したコレステロールでる。線維性プラークはゆっくりと形成され、そのうちに、動脈閉塞、及び進行性のアテローム性動脈硬化症を特徴付ける動脈性痙攣及び壁在性血栓症になる傾向があると説明される、石灰化、壊死性で進行性の「複合病変」になると思われる。
疫学的証拠では、アテローム性動脈硬化症のための循環器疾患(CVD)の原因である第1危険因子として、高脂血症が堅く確立されている。近年、医療専門家のリーダーは、CVDの予防における必須段階として、血漿コレステロールレベル、特に低密度リポタンパク質コレステロールを低下させることの重要性を再認識している。現在、「正常」の上限は、これまで理解されてきたものよりもかなり低いことが知られている。結果として、欧米人口のかなりの部分が、特に高い危険性にさらされていると認められている。独立した危険因子には、グルコース不耐性、左室肥大、高血圧、及び男性であることである。少なくとも部分的にはこの人口に多くの独立した危険因子が存在しているため、循環器疾患は糖尿病患者の中で特に蔓延している。よって、一般的な人々、及び糖尿病患者において、高脂血症の処置が成功することは、医学的に極めて重要なことである。
高血圧(又は血圧上昇)は、種々の他の疾患、例えば腎動脈狭窄、褐色細胞腫、又は内分泌疾患に対する二次的兆候として、ヒト集団に生じる病状である。しかしながら、高血圧は、原因となる要因及び疾患が未知である多くの患者でも証明されている。このような「本態性の」高血圧は、多くの場合、肥満症、糖尿病、及び高トリグリセリド血症等の疾患に関連しているが、これらの疾患の関連性は解明されていない。さらに、多くの患者は、病気又は疾患の任意の他の兆候が全く存在しないのに、高血圧の兆候を示す。
高血圧により、心不全、腎不全、及び脳卒中(脳出血)に直接至る可能性があることが知られている。これらの病状は、患者を短期間で死亡させる原因となる可能性がある。また高血圧は、アテローム性動脈硬化症及び冠疾患発症の一因となる可能性もある。これらの病状は徐々に患者を弱らせ、長時間かけて死に至らしめるおそれがある。
多くの要因が発病の一因であると考えられているのにもかかわらず、本態性高血圧の正確な原因は知られていない。このような要因としては、ストレス、制御されない興奮、調節不能のホルモン放出(レニン、アンジオテンシン・アルドステロン系)、腎臓の機能不全による過剰の塩類及び水分、収縮した血管に帰する壁厚化及び脈管構造の肥大、及び遺伝的要因が挙げられる。
本態性高血圧の処置は、上述した要因を念頭においてなされる。よって、広範囲のベータ-ブロッカー、血管収縮剤、アンジオテンシン転換酵素インヒビター等が、降圧剤として開発され、市販されている。これらの化合物を利用する高血圧の処置は、心不全、腎不全、及び脳出血等の、短期間での死亡を予防するのに有益であることが証明されている。しかしながら、長期間にわたり、高血圧に原因があるアテローム性動脈硬化症又は心疾患の発病には、問題が残ったままである。このことは、血圧上昇が低下しても、本態性高血圧の根底にある原因が、この処置に応答していない、ということを意味している。
高血圧は、血中インスリンレベルの上昇、高インスリン血症として知られている病状に関連している。主要な作用がグルコースの利用、タンパク質の合成、及び中性脂肪の形成及び貯蔵といったペプチドホルモンであるインスリンは、とりわけ、血管細胞成長を促進させ、腎ナトリウム貯留を増加させるように作用する。これらの後者の機能は、グルコースレベルに影響を与えることなく達成可能であり、高血圧の原因として知られている。例えば、末梢脈管構造の成長は、末梢毛細管の収縮を引き起こし、一方、ナトリウムの貯留は血液量を増加させる。よって、高インスリン血症においてインスリンレベルを低下させると、インスリンレベルが高いことに起因する、異常な血管成長、及び腎ナトリウム貯留を予防でき、よって、高血圧が軽減する。
心肥大は、突然死、心筋梗塞、及びうっ血性心不全の発病における、かなり危険な因子である。これらの心臓事象は、少なくとも部分的に、虚血及び再灌流の後の心筋損傷に対する感受性が増加したためであり、外来患者並びに周術期の環境において生じるおそれがある。有害な心筋の周術期予後、特に周術期の心筋梗塞を予防又は最小化するのに必要な、未だ対処されていない医療が存在する。非心臓及び心臓手術の双方とも、心筋梗塞又は死亡に対して、かなりの危険性を伴う。非心臓手術を受けた数7百万の患者が、いくつかのシリーズでは20−25%と高い重篤な心臓合併症と周術期の死亡の発生率を伴う危険性にさらされていると考えられている。さらに、毎年、冠動脈バイパス手術を受けている40000人の患者の中で、約5%に周術期の心筋梗塞が発生し、1-2%が死亡していると推定されている。現在、この分野において、周術期の心筋虚血による心臓組織の損傷を低減させ、又は虚血発症に対し心臓耐性を高める薬物療法は存在しない。このような治療により、救命され、入院加療が低減し、生活の質が高まり、高い危険性にある患者の全体的な医療費が低減すると予測されている。
肥満症は、非常に多くの一般的な病気、例えばアテローム性動脈硬化症、高血圧、及び糖尿病の発病についての、よく知られた危険因子である。肥満の人々、よってこれらの病気の発生率は、全先進工業国において増加している。運動、ダイエット、及び食事制限を除き、効果的にかつ許容可能に体重を低減させるための確証的な薬理学的処置法は、現在存在しない。しかしながら、間接的ではあるが、重要な影響の故に、致死に至る、及び一般的な病気における危険因子として、肥満の処置法及び/又は食欲を調節する手段を見出すことは重要である。
肥満なる用語は、脂肪組織が過剰であることを意味する。この文脈で、肥満は、健康上の危険性を付与する任意の度合いの過剰な脂肪症と最もよく見なされる。正常と肥満のヒトとの間のカットオフは概算だけができるが、おそらく、肥満症により生じる健康上の危険性は、脂肪症の増加に連続している。フラミンガム(Framingham)研究では、所望の体重を20%超過すると、健康上の危険性が明確に生じることが示されている(Mann GV N.Engl.J.Med 291:226, 1974)。アメリカ合衆国において、肥満症についての国立衛生研究所のコンセンサスパネルは、若年成人の85パーセンタイルを越える相対的重さ又は肥満度指数(BMI=身長(メートル)の2乗で体重(キログラム)を割ったもの)の20%増加が健康上の危険性を構成することに合意した。これらの判断基準を使用すると、アメリカ合衆国では、成人男性の20〜30パーセント、及び成人女性の30〜40パーセントが肥満である(NIH, Ann Intern Med 103:147, 1985)。
軽度の肥満症でさえ、時期尚早の死、糖尿病、高血圧、アテローム性動脈硬化症、胆嚢疾患、及びある種類の癌に対する危険性が増加している。欧米の先進工業国において、肥満症の罹患率は、過去2〜30年前においてかなり増加している。肥満症の発症率が高く、またその健康上の影響のために、その予防及び処置は、公衆衛生の優先権を高くすべきである。
エネルギーの取込が消費を上回った時、過剰なカロリーが脂肪組織に貯蔵され、この正味バランスが長期間に渡ったならば、肥満症になる、すなわち体重バランスに対して2つの要素が存在し、いずれかの側(取込又は消費)における異常により、肥満症に至る可能性がある。
摂食行動の調節は、完全には理解されていない。ある程度、食欲は視床下部の別々の領域:視床下部腹外側核(VLH)における摂食中枢、及び視床下部原内側核(VMH)における満腹中枢によりコントロールされている。大脳皮質は、摂食を刺激する摂食中枢からの正の信号を受信し、満腹中枢が、摂食中枢に抑制インパルスを送信することにより、このプロセスは調節される。いくつかの調節プロセスは、これらの視床下部中心に影響を及ぼし得る。満腹中枢は、食事後の血漿グルコース及び/又はインスリンの増加により活性化され得る。食事で誘発される胃拡張は、他の潜在的抑制因子である。さらに視床下部の中心はカテコールアミン類に対して敏感で、ベータアドレナリン刺激により摂食行動が抑制される。最終的に、大脳皮質は摂食行動をコントロールし、摂食中枢から大脳皮質へのインパルスが、唯一の入力である。また、心理学的、社会的、及び遺伝的要因も食物取込に影響を及ぼす。
現在、様々な技術が、初期体重の減少をもたらすために利用できる。残念なことに、初期体重の減少は、最善の治療目的ではない。むしろ、多くの肥満患者は、結局彼らの体重を取り戻すという問題がある。体重減少を確立させ及び/又は維持するための効果的な手段が、今日の肥満症の処置における、主なチャレンジである。
本発明は、実施態様に記載されたようなウレアグルコキナーゼアクチベーターを提供する。
また本発明は、種々の病気を処置、例えば2型糖尿病を処置する医薬を調製するための、本発明の化合物の使用を提供する。さらに、本発明の化合物を含有する医薬組成物、及びこのような調製方法も含まれる。
ここで、また本明細書において与えられる構造式において、以下の用語は提示した意味を有する:
ここで使用される場合、「場合によっては」なる用語は、以下に記載する事象が、生じても生じなくてもよく、生じた事象と生じなかった事象の双方を含むことを意味する。
ここで使用される場合、「置換された」なる用語は、命名された置換基又は置換基類を用いた置換を意味し、特に記載がない場合は、複数の置換も許容可能である。
ここで使用される場合、「結合した」又は「-」(例えば、骨格へのカルボニル結合点を示す-C(O)R11)は、安定した共有結合を示す。
ここで使用される場合、「含む」又は「含有」なる用語は、例えば-CH-O-CH-、-CH2-SO-CH-、-CH-NH-CHを含む、任意のO、S、SO、SO、N、又はN-アルキルの一又は複数を用いた、上述したアルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル置換基に沿った任意の位置での、インライン置換を意味しうる。
所定の上述した用語は、構造式において1回以上存在していてもよく、このような存在時に、各用語は互いに独立して記載されるべきである。
ここで使用される場合、「溶媒和物」なる用語は、溶質(この発明では、式(I)の化合物)と溶媒により形成される、可変の化学量論的複合体のことである。本発明の目的のためのこのような溶媒は、溶質の生物活性に干渉しないものである。溶媒は、例えば水、エタノール、又は酢酸でありうる。
ここで使用される場合、「バイオ加水分解性エステル」なる用語は、a)親物質の生物活性に干渉しないが、作用の持続時間、作用開始等、インビボにおいて、物質に有利な特性を付与し、又はb)生物学的に不活性であるが、被験者により、インビボで生物学的有効成分に容易に転換する原体(この発明では、式(I)の化合物)のエステルのことである。例えば、バイオ加水分解性エステルには、腸から経口的に吸収され、血漿中で(I)に形質転換するという利点がある。このようなものの多くの例が当該分野で公知であり、例えば低級アルキルエステル(例えば、C1−4)、低級アシルオキシアルキルエステル、低級アルコキシアシルオキシアルキルエステル、アルコキシアシルオキシエステル、アルキルアシルアミノアルキルエステル、及びコリンエステルが含まれる。
ここで使用される場合、「バイオ加水分解性アミド」なる用語は、a)親物質の生物活性に干渉しないが、作用の持続時間、作用開始等、インビボにおいて、物質に有利な特性を付与し、又はb)生物学的に不活性であるが、被験者により、インビボで生物学的有効成分に容易に転換する原体(この発明では、一般式(I)の化合物)のアミドのことである。例えば、バイオ加水分解性アミドには、腸から経口的に吸収され、血漿中で(I)に形質転換するという利点がある。このようなものの多くの例が当該分野で公知であり、例えば低級アルキルアミド、α-アミノ酸アミド、アルコキシアシルアミド、及びアルキルアミノアルキルカルボニルアミドが含まれる。
ここで使用される場合、「プロドラッグ」なる用語には、バイオ加水分解性アミド及びバイオ加水分解性エステルが含まれ、またa)このようなプロドラッグにおけるバイオ加水分解性機能が、式(I)の化合物に含まれる化合物、及びb)付与された官能基にて、生物学的に酸化又は還元し、式(I)の原体を生じる化合物も含まれる。このような官能基の例には、限定されるものではないが、1,4-ジヒドロピリジン、N-アルキルカルボニル-1,4-ジヒドロピリジン、1,4-シクロヘキサジエン、tert-ブチル等が含まれる。
「製薬的有効量」なる用語は、研究者又は臨床医により探究されている、組織、動物又はヒトの生物学的又は医薬的応答を誘発するであろう、薬剤又は医薬品の量を意味する。この量は治療的有効量とすることができる。「治療的有効量」なる用語は、探究されている動物又はヒトの治療的応答を誘発するであろう、薬剤又は医薬品の量を意味する。
ここで使用される場合「処置」及び「処置する」なる用語は、病気、疾患又は病状に抗することを目的として、患者を管理及び世話することを意味する。本用語には、病気、疾患又は病状の進行の遅延化、兆候又は合併症の軽減又は救済、病気の予防、及び/又は病気、疾患又は病状の治癒又は除去等、患者が患っている疾患に対する全範囲の処置を含むことを意図している。処置される患者は、好ましくは哺乳動物、特にヒトである。
ここで使用される場合、「製薬的に許容可能な塩」なる用語には、製薬的に許容可能な酸付加塩、製薬的に許容可能な塩基との付加塩、製薬的に許容可能な金属塩、アンモニウム塩、及びアルキル化アンモニウム塩が含まれる。酸付加塩には、無機酸並びに有機酸の塩も含まれる。適切な無機酸の代表例には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、硫酸、硝酸等が含まれる。適切な有機酸の代表例には、ギ酸、酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、安息香酸、ケイ皮酸、クエン酸、フマル酸、グリコール酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、マンデル酸、シュウ酸、ピクリン酸、ピルビン酸、サリチル酸、コハク酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、酒石酸、アスコルビン酸、パモン酸、ビスメチレンサリチル酸、エタンジスルホン酸、グルコン酸、シトラコン酸、アスパラギン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、EDTA、グリコール酸、p-アミノ安息香酸、グルタミン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、スルファート類、ニトラート類、ホスファート類、ペルクロラート類、ボラート類、アセタート類、ベンゾアート類、ヒドロキシナフトアート類、グリセロホスファート類、及びケトグルタラート類等が含まれる。さらに、製薬的に許容可能な無機酸又は有機酸の付加塩の例には、参照としてここに取り込まれる、J. Pharm. Sci. 1977, 66, 2,に列挙された製薬的に許容可能な塩が含まれる。金属塩の例には、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、カルシウムの塩が含まれる。アミン類及び有機アミン類の例には、アンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、テトラメチルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メグルミン、エチレンジアミン、コリン、N,N'-ジベンジルエチレンジアミン、N-ベンジルフェニルエチルアミン、N-メチル-D-グルカミン、及びグアニジン等が含まれる。カチオン性アミノ酸の例には、リジン、アルギニン、及びヒスチジン等が含まれる。
製薬的に許容可能な塩は、エーテル、THF、メタノール、t-ブタノール、ジオキサン、イソプロパノール、エタノール等の溶媒において、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、水素化ナトリウム、カリウム-t-ブトキシド、水酸化カルシウム、及び水酸化マグネシウム等の塩基の1〜4当量と、式Iの化合物とを反応させることにより調製される。溶媒の混合物を使用してもよい。また、リジン、アルギニン、ジエタノールアミン、コリン、グアンジン(guandine)及びそれらの誘導体等の有機塩基を使用してもよい。また、酸付加塩は、適切であるならば、酢酸エチル、エーテル、アルコール類、アセトン、THF、ジオキサン等の溶媒において、酒石酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、コハク酸、パルミチン酸、アスコルビン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、マレイン酸、クエン酸、酢酸、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、リン酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、塩酸等の酸を用いて処理することにより調製される。溶媒の混合物を使用してもよい。
ここで使用される場合、「併用治療」、「組合せた」、「組合せて」等の用語は、本発明のグルコキナーゼアクチベーター化合物と他の活性化合物を含有する、単一の製薬用投与製剤を投与する、並びにそれ自体別々の、製薬用投与製剤でそれぞれの活性剤を投与することを称する。別々の投与製剤が使用される場合、本発明の化合物及び他の活性剤は、本質的に同じ時間に、すなわち同時に、又は別々のずれた時間、すなわち逐次、患者に投与することができる。異なる投与製剤により与えられる場合、投与経路は、各薬剤で同じ又は異なっていてもよい。個々の薬剤において公知である、又は考慮されている投与経路は、本発明の実施に適したものである。
本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸;
3-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸;
2-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-メトキシフェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-メトキシフェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-メトキシフェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(2-ベンジルスルファニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチルブチル)-3-(4-トランス--メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(t-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-ジフルオロメトキシ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-5-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-p-トリル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(2-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-オキソ-3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンジル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トルエン-4-スルホニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[-3-(3-シクロヘキシル-プロピル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[3-(5-クロロ-ベンゾフラン-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(トランス-2-フェニル-シクロプロピルメチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-メタンスルホニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルメチル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(1H-インドール-3-イル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-シクロヘキシル-ブチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(1,2,3,4-テロラヒドロ-ナフタレン-2-イルメチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-アセチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(ブト-3-イニル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(2-シアノ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-2-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-3-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブト-3-イニル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(トランス-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,3-ジヒドロ-ベンゾフラン-6-イル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-(2-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-3-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-2-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-4-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[3-(2-シクロプロピルメトキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[2-(5-クロロ-ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメトキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(5-フェニル-ペンチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トランス-4-メチルスルファニル-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-イソプロピル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(3,4,5-トリフルオロ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2,3,4-トリフルオロ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-3-メチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(2-ベンジルスルファニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチル-ブチル)-3-(4-トランス--メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(t-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-[2-(4-メトキシフェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-ジフルオロメトキシ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-5-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-p-トリル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(2-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-オキソ-3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンジル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トルエン-4-スルホニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[-3-(3-シクロヘキシル-プロピル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[3-(5-クロロ-ベンゾフラン-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(トランス-2-フェニル-シクロプロピルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-メタンスルホニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルメチル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(1H-インドール-3-イル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-シクロヘキシル-ブチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(1,2,3,4-テロラヒドロ-ナフタレン-2-イルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-アセチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(ブト-3-イニル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(2-シアノ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-2-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-3-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブト-3-イニル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(トランス-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,3-ジヒドロ-ベンゾフラン-6-イル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-(2-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-3-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-2-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-4-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[3-(2-シクロプロピルメトキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[2-(5-クロロ-ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメトキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(5-フェニル-ペンチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(2-ベンジルスルファニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチル-ブチル)-3-(4-トランス--メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(t-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
{2-[3-[2-(4-メトキシフェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2-フルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
3-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2,2-ジメチル-3-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-ジフルオロメトキシ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-5-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(2-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-p-トリル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[3-(2-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(2-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-オキソ-3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-メトキシフェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-メトキシフェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンジル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トルエン-4-スルホニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[-3-(3-シクロヘキシル-プロピル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
(2-{-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[-3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[3-(5-クロロ-ベンゾフラン-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(トランス-2-フェニル-シクロプロピルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-メタンスルホニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルメチル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(1H-インドール-3-イル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(4-シクロヘキシル-ブチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(1,2,3,4-テロラヒドロ-ナフタレン-2-イルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(4-アセチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(ブト-3-イニル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(2-シアノ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-2-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-3-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブト-3-イニル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
1-{2-[3-[2-(トランス-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸;
1-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸;
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,3-ジヒドロ-ベンゾフラン-6-イル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-(2-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-3-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-2-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-4-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸;
{2-[3-(2-シクロプロピルメトキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-[2-(5-クロロ-ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメトキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(5-フェニル-ペンチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸;
2-{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トランス-4-メチルスルファニル-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;

2-{2-[3-[2-(4-イソプロピル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(3,4,5-トリフルオロ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2,3,4-トリフルオロ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-3-メチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
2-{2-[3-[2-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸;
又はその製薬的に許容可能な塩;
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(1,2,3,4-テロラヒドロ-ナフタレン-2-イルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
一実施態様において、本発明は新規の化合物を提供するものであり、該化合物は以下のもの:
2-{2-[3-[2-(2,3-ジヒドロ-ベンゾフラン-6-イル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
又はその製薬的に許容可能な塩
から選択される。
他の実施態様において、本発明は:製薬的に許容可能な担体、及び本発明の化合物、又はその製薬的に許容可能な塩を含有する新規の医薬組成物を提供する。
他の実施態様において、本発明は:治療的有効量の本発明の化合物を、それを必要とする被験者に投与することを含む、2型糖尿病を処置する新規の方法を提供する。
一実施態様において、本発明は、本発明の化合物を投与することを含む、高血糖症を予防する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、高血糖症を予防する医薬を調製するための、本発明の化合物の使用を提供する。。
他の実施態様において、高血糖症、IGT、インスリン抵抗性症候群、シンドロームX、2型糖尿病、1型糖尿病、脂質代謝異常、高血圧、及び肥満症からなる群から選択される兆候の処置に有用な薬剤である、ここに記載の化合物を提供する。
他の実施態様において、本発明は、医薬として使用するための、ここに記載の化合物を提供する。
他の実施態様において、本発明は、高血糖症を処置、IGTを処置、シンドロームXを処置、2型糖尿病を処置、1型糖尿病を処置、脂質代謝異常を処置、高脂血症を処置、高血圧を処置、肥満症を処置、食物取込を低下、食欲を抑制、摂食行動を調節、又はエンテロインクレチン(enteroincretins)、例えばGLP-1の分泌を向上させるための、ここに記載の化合物を提供する。
他の実施態様において、本発明は、一又は複数の製薬的に許容可能な担体又は賦形剤と共に、活性成分として、ここに記載の少なくとも一の化合物を含有する医薬組成物を提供する。
一実施態様において、このような医薬組成物は、単位投与形態で、約0.05mg〜約1000mg、好ましくは約0.1mg〜約500mg、特に好ましくは約0.5mg〜約200mgの本発明の化合物を含有していてもよい。
他の実施態様において、本発明は、グルコキナーゼ活性を増加させるための、本発明の化合物を使用を提供する。
他の実施態様において、本発明は、代謝疾患を処置、血中グルコースを低下、高血糖症を処置、IGTを処置、シンドロームXを処置、空腹時血中グルコース不良(IFG)を処置、2型糖尿病を処置、1型糖尿病を処置、耐糖能障害(IFG)の2型糖尿病への進行を遅延化、インスリン非依存性2型糖尿病のインスリン依存性2型糖尿病への進行を遅延化、脂質代謝異常を処置、高脂血症を処置、高血圧を処置、食物取込を低下、食欲を抑制、肥満症を処置、摂食行動を調節、又はエンテロインクレチンの分泌を向上させる医薬を調製するための、本発明の化合物の使用を提供する。他の実施態様において、本発明は、糖尿病合併症の発病を予防する、1型糖尿病の補助療法用の医薬を調製するための、本発明の化合物の使用を提供する。
他の実施態様において、本発明は。哺乳動物被験者におけるベータ細胞の数及び/又は大きさを増加、ベータ細胞の変性、特にベータ細胞のアポトーシスを処置、又は機能性胃腸症、特に過敏性腸症候群を処置する医薬を調製するための、本発明の化合物の使用を提供する。
一実施態様において、本発明は、さらなる抗糖尿病剤を用いた処置を含むレジメンにおける、上述した任意の使用を提供する。
さらなる実施態様において、本発明は、代謝疾患を処置、血中グルコースを低下、高血糖症を処置、IGTを処置、シンドロームXを処置、空腹時血中グルコース不良(IFG)を処置、2型糖尿病を処置、1型糖尿病を処置、耐糖能生涯(IFG)の2型糖尿病への進行を遅延化、インスリン非依存性2型糖尿病のインスリン依存性2型糖尿病への進行を遅延化、脂質代謝異常を処置、高脂血症を処置、高血圧を処置、肥満症を処置又は予防、食物取込を低下、食欲を抑制、摂食行動を調節、又はエンテロインクレチンの分泌を向上させるための、本発明の化合物又は上述した医薬組成物の使用を提供する。
さらなる実施態様において、本発明は、糖尿病合併症の発病を予防する、1型糖尿病の補助療法のための、本発明の化合物又は上述した医薬組成物の使用を提供する。
他の実施態様において、本発明は、哺乳動物被験者におけるベータ細胞の数及び/又は大きさを増加、ベータ細胞の変性、特にベータ細胞のアポトーシスを処置、又は機能性胃腸症、特に過敏性腸症候群を処置するための、本発明の化合物又は上述した医薬組成物の使用を提供する。
他の実施態様において、本発明は、グルコキナーゼ変異に起因する、グルコキナーゼ欠損症に媒介される病状/病気を処置する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、グルコキナーゼ欠損症に媒介される病状/病気が、若年発症成人型糖尿病、新生児糖尿病、又は持続性新生児糖尿病である方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物をこのような処置を必要とする被験者に投与することを含む、耐糖能障害、妊娠糖尿病、多嚢胞性卵巣症候群、クッシング症候群、又はメタボリックシンドロームの兆候を示す被験者における、糖尿病の発病を予防又は改善する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、微小血管障害を予防又は改善する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、単独で又は高脂血症治療剤と共に、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、耐糖能障害、妊娠糖尿病、又はメタボリックシンドロームの兆候を示す被験者における、大血管障害を予防する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、ベータ細胞の質量及び機能を保存する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、アミロイドベータペプチド誘発性細胞死を予防する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、被験者が獣医学的被験者である方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物が食物添加物として投与される方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、血中グルコースを標準化させることが有益である肝臓病を処置する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、肝機能を改善することが有益である肝臓病を処置する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、重病に起因する、又は治療介入の結果としての、高血糖状態を処置する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、HIV-処置、又は癌治療等の治療の結果、又は癌等の重病に起因する肝臓病を処置する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、インスリン依存性2型糖尿病においてインスリンを補助する、又はインスリンに代わる処置方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、リポジストロフィーを処置する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、肝不全の兆候のない、重度の肉体的ストレスに起因する高血糖症を処置する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、重度の肉体的ストレスが、多発外傷又は糖尿病性ケトアシドーシスである方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、アポトーシス性肝損傷を予防する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、低血糖症を予防する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、ベータ細胞の質量及び機能を増加させる方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、1型糖尿病を予防する方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、膵島移植を受けた患者における、ベータ細胞の質量及び機能を保存及び/又は増加させる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、手術中及び手術後のグルコースのコントロール性を改善する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、肝臓移植を受けた患者における、肝臓の機能及び/又は生存性を改善する方法を提供する。他の実施態様において、本発明は、移植前、移植中、又は移植後、又はそれの任意の組合せで投与される方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、血中グルコースを標準化させる方法であって、血中グルコースの標準化が、低血糖症の危険性の低下と共に生じる方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、糖尿病後期合併症を予防又は改善する方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、1型糖尿病又は2型糖尿病を処置する方法であって、該処置による体重増加のない方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、本発明の化合物又はその医薬組成物を、このような処置を必要とする被験者に投与することを含む、糖尿病性ケトアシドーシスを予防する方法を提供する。
(併用処置)
本発明のさらなる実施態様において、本化合物は、任意の適切な比率で、一又は複数のさらなる活性物質と組合せて投与される。このようなさらなる活性剤は、抗糖尿病剤、抗高脂血症剤、抗肥満剤、血圧降下剤、糖尿病に起因する又は関連する合併症を処置する薬剤から選択されてよい。
適切な抗糖尿病剤には、インスリン、GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)誘導体、例えば参照としてここに導入される国際公開第98/008871号(Novo Nordisk A/S)に開示されたもの、並びに経口用活性血糖降下剤が含まれる。
適切な経口用活性血糖降下剤には、好ましくはイミダゾリン類、スルホニルウレア、ビグアニド類、メグリチニド類、オキサジアゾリジンジオン類、チアゾリジンジオン類、インシュリンセンシタイザー、α-グルコシダーゼインヒビター、膵臓β細胞のATP-依存性カリウムチャンネルに作用する薬剤、例えばカリウムチャンネルオープナー、例えば参照としてここに導入される国際公開第97/26265号、国際公開第99/03861号及び国際公開第00/37474号(Novo Nordisk A/S)に開示されているもの、カリウムチャンネルオープナー、例えばオルミチグリニド(ormitiglinide)、カリウムチャンネルブロッカー、例えばナテグリニド(nateglinide)又はBTS-67582、グルカゴンアンタゴニスト、例えば全て参照としてここに導入される国際公開第99/01423号及び国際公開第00/39088号(Novo Nordisk A/S及びAgouron Pharmaceuticals, Inc.)に開示されているもの、GLP-1アゴニスト、例えば参照としてここに導入される国際公開第00/42026号(Novo Nordisk A/S及びAgouron Pharmaceuticals, Inc.)に開示されているもの、DPP-IV(ジペプチジルペプチダーゼ-IV)インヒビター、PTPアーゼ(プロテインチロシンホスファターゼ)インヒビター、グルコース新生及び/又はグリコーゲン分解の刺激に関与している肝酵素のインヒビター、グルコース取込のモジュレータ、GSK-3(グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3)インヒビター、脂質代謝を調節する化合物、例えば抗高脂血症剤及び抗高脂血剤、食糧摂取量を低下させる化合物、及びPPAR(ペルオキシソーム拡散-活性化レセプター)及びRXR(レチノイドXレセプター)アゴニスト、例えばALRT-268、LG-1268又はLG-1069が含まれる。
本発明の一実施態様において、本化合物は、スルホニルウレア、例えばトルブタミド、クロロプロパミド、トラザミド、グリベンクラミド、グリピジド(glipizide)、グリメピリド(glimepiride)、グリカジド(glicazide)又はグリブリド(glyburide)と組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、ビグアニド、例えばメトホルミンと組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、メグリチニド、例えばレパグリニド(repaglinide)又はセナグリニド(senaglinide)/ナテグリニドと組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、チアゾリジンジオンインシュリンセンシタイザー、例えばトログリタゾン(troglitazone)、シグリタゾン(ciglitazone)、ピオグリタゾン(pioglitazone)、ロジグリタゾン(rosiglitazone)、イサグリタゾン(isaglitazone)、ダーグリタゾン(darglitazone)、エングリタゾン(englitazone)、CS-011/Cl-1037又はT174、又は参照としてここに導入される国際公開第97/41097号(DRF-2344)、国際公開第97/41119号、国際公開第97/41120号、国際公開第00/41121号及び国際公開第98/45292号(Dr. Reddy's Research Foundation)に開示されている化合物と組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、インシュリンセンシタイザー、例えばGI262570、YM-440、MCC-555、JTT-501、AR-H039242、KRP-297、GW-409544、CRE-16336、AR-H049020、LY510929、MBX-102、CLX-0940、GW-501516、又は参照としてここに導入される国際公開第99/19313号(NN622/DRF-2725)、国際公開第00/50414号、国際公開第00/63191号、国際公開第00/63192号、国際公開第00/63193号(Dr. Reddy's Research Foundation)及び国際公開第00/23425号、国際公開第00/23415号、国際公開第00/23451号、国際公開第00/23445号、国際公開第00/23417号、国際公開第00/23416号、国際公開第00/63153号、国際公開第00/63196号、国際公開第00/63209号、国際公開第00/63190号、及び国際公開第00/63189号(Novo Nordisk A/S)と組合せて投与されてよい。
本発明の一実施態様において、本化合物は、α-グルコシダーゼインヒビター、例えばボグリボース(voglibose)、エミグリタート(emiglitate)、ミグリトール又はアカルボース(acarbose)と組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、グリコーゲンホスホリラーゼインヒビター、例えば国際公開第97/09040号(Novo Nordisk A/S)に記載されている化合物と組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、膵臓β細胞のATP-依存性カリウムチャンネルに作用する薬剤、例えばトルブタミド、グリベンクラミド、グリピジド、グリカジド、BTS-67582又はレパグリニドと組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、ナテグリニドと組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、本化合物は、抗高脂血症剤又は抗高脂血剤、例えばコレスチラミン、コレスチポール、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、ロバスタチン、プラバスタチン、シンバスタチン、プロブコール又はデキストロサイロキシンと組合せて投与される。
さらに、本発明の化合物は、一又は複数の抗肥満剤又は食欲調節剤と組合せて投与されてよい。
このような薬剤は、CART(コカインアンフェタミン調節転写)アゴニスト、NPY(神経ペプチドY)アンタゴニスト、MC3(メラノコルチン3)アゴニスト、MC4(メラノコルチン4)アゴニスト、オレキシン(orexin)アンタゴニスト、TNF(腫瘍壊死因子)アゴニスト、CRF(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)アゴニスト、CRF BP(副腎皮質刺激ホルモン放出因子結合タンパク質)アンタゴニスト、ウロコルチン(urocortin)アゴニスト、β3アドレナリン作用アゴニスト、例えばCL-316243、AJ-9677、GW-0604、LY362884、LY377267又はAZ-40140、MSH(メラノサイト刺激ホルモン)アゴニスト、MCH(メラノサイト濃縮ホルモン)アンタゴニスト、CCK(コレシストキニン)アゴニスト、セロトニン再摂取インヒビター(フルオキセチン、セロキサット(seroxat)又はシタロプラム(citalopram)、セロトニン及びノルエピネフリン再摂取インヒビター、5HT(セロトニン)アゴニスト、ボンベシンアゴニスト、ガラニン(galanin)アンタゴニスト、成長ホルモン、成長因子、例えばプロラクチン又は胎盤性ラクトゲン、成長ホルモン放出化合物、TRH(サイレオトロピン(thyreotropin)放出ホルモン)アゴニスト、UCP2又は3(未結合のタンパク質2又は3)モジュレータ、レプチンアゴニスト、DA(ドーパミン)アゴニスト(ブロモクリプチン、ドプレキシン(doprexin))、リパーゼ/アミラーゼインヒビター、PPARモジュレータ、RXRモジュレータ、TRβアゴニスト、アドレナリンCNS刺激剤、AGRP(アグーチ関連タンパク質)インヒビター、H3ヒスタミンアンタゴニスト、例えば参照としてここに導入される国際公開第00/42023号、国際公開第00/63208号及び国際公開第00/64884号に開示されているもの、エキセンジン(exendin)-4、GLP-1アゴニスト、及び毛様神経栄養因子、及びオキシントモジュリンからなる群から選択され得る。さらに、抗肥満剤は、ブプロピオン(抗鬱剤)、トピラマート(抗痙攣剤)、エコピパン(ecopipam)(ドーパミンD1/D5アンタゴニスト)、ナルトレキソン(オピオイドアンタゴニスト)である。
本発明の一実施態様において、抗肥満剤はレプチンである。
本発明の一実施態様において、抗肥満剤はセロトニン及びノルエピネフリン再摂取インヒビター、例えばシブトラミンである。
本発明の一実施態様において、抗肥満剤はリパーゼインヒビター、例えばオルリスタットである。
本発明の一実施態様において、抗肥満剤はアドレナリンCNS刺激剤、例えばデキサアンフェタミン、アンフェタミン、フェンテルミン、マジンドール フェンジメトラジン(phendimetrazine)、ジエチルプロピオン、フェンフルラミン又はデキシフェンフルラミンである。
さらに、本化合物は、一又は複数の降圧剤と組合せて投与されてよい。降圧剤の例は、β-ブロッカー、例えばアルプレノロール、アテノロール、チモロール、ピンドロール、プロプラノロール及びメトプロロール、ACE(アンジオテンシン変換酵素)インヒビター、例えばベナゼプリル(benazepril)、カプトプリル、エナラプリル、フォシノプリル(fosinopril)、リシノプリル、キナプリル及びラミプリル、カルシウムチャンネルブロッカー、例えばニフェジピン、フェロジピン、ニカルジピン、イスラジピン、ニモジピン、ジルチアゼム及びベパラミル、及びα-ブロッカー、例えばドキサゾシン、ウラピジル、プラゾシン及びテラゾシンである。さらに、Remington:The Science and Practice of Pharmacy, 第19版, Gennaro編, Mack Publishing Co., Easton, PA, 1995.を参照することができる。
本発明の一実施態様において、本化合物は、インスリン、インスリン誘導体、又はインスリン類似体と組合せて投与される。
本発明の一実施態様において、インスリンはインスリン誘導体であり、B29-Nε-ミリストイル-des(B30)ヒトインスリン、B29-Nε-パルミトイル-des(B30)ヒトインスリン、B29-Nε-ミリストイルヒトインスリン、B29-Nε-パルミトイルヒトインスリン、B28-Nε-ミリストイル LysB28 ProB29ヒトインスリン、B28-Nε-パルミトイル LysB28 ProB29ヒトインスリン、B30-Nε-ミリストイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン、B30-Nε-パルミトイル-ThrB29LysB30ヒトインスリン、B29-Nε-(N-パルミトイル-g-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン、B29-Nε-(N-リトコリル-g-グルタミル)-des(B30)ヒトインスリン、B29-Nε-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)-des(B30)ヒトインスリン、及びB29-Nε-(ω-カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンからなる群から選択される。
本発明の他の実施態様において、インスリン誘導体はB29-Nε-ミリストイル-des(B30)ヒトインスリンである。
本発明のさらなる実施態様において、インスリンは酸安定性インスリンである。酸安定性インスリンは、次のアミノ酸残置換:
A21G
A21G、B28K、B29P
A21G、B28D
A21G、B28E
A21G、B3K、B29E
A21G、desB27
A21G、B9E
A21G、B9D
A21G、B10Eインスリン
の一つを有するヒトインスリンの類似体から選択されてよい。
本発明のさらなる実施態様において、インスリンはインスリン類似体である。インスリン類似体は、以下のものからなる群から選択されてよい。
B28位が、Asp、Lys、Leu、Val、又はAlaであり、B29位がLys又はProである類似体;及び
des(B28-B30)、des(B27)又はdes(B30)ヒトインスリン。
他の実施態様において、類似体は、B28位がAsp又はLysであり、B29位がLys又はProであるヒトインスリンの類似体である。
他の実施態様において、類似体はdes(B30)ヒトインスリンである。
他の実施態様において、インスリン類似体は、、B28位がAspであるヒトインスリンの類似体である。
他の実施態様において、類似体は、B3位がLysであり、B29位がGlu又はAspである類似体である。
他の実施態様において、本発明の化合物と組合せて使用されるGLP-1誘導体は、GLP-1(1-37)、エキセンディン-4(1-39)、そのインスリン分泌性フラグメント、そのインスリン分泌性類似体、及びそのインスリン分泌性誘導体と称される。GLP-1(1-37)のインスリン分泌性フラグメントは、その全配列がGLP-1(1-37)の配列に見出すことができ、少なくとも一の末端アミノ酸が欠失しているインスリン分泌性ペプチドである。GLP-1(1-37)のインスリン分泌性フラグメントの具体例は、GLP-1(1-37)の1-6位にあるアミノ酸残基が欠失しているGLP-1(7−37)、GLP-1(1-37)の1-6、及び37位にあるアミノ酸残基が欠失しているGLP-1(7−36)である。エキセンディン-4(1-39)のインスリン分泌性フラグメントの具体例は、エキセンディン-4(1-38)及びエキセンディン-4(1-31)である。化合物のインスリン分泌性は、当該技術でよく知られているインビボ又はインビトロアッセイにより測定されてよい。例えば、本化合物は、動物に投与され、経時的にインスリン濃度をモニターする。 GLP-1(1-37)及びエキセンディン-4(1-39)インスリン分泌性類似体は、それぞれ、一又は複数のアミノ酸残基が他のアミノ酸残基と交換されている、及び/又は一又は複数のアミノ酸残基が欠失している、及び/又は一又は複数のアミノ酸残基が付加されている分子を称し、但し、前記類似体はインスリン分泌性であるか、インスリン分泌性化合物のプロドラッグである。GLP-1(1-37)のインスリン分泌性類似体の具体例は、例えば、8位のアラニンがメチオニンと置き換えられており、1ないし6位のアミノ酸が欠失しているMet-GLP-1(7−37)、34位のバリンがアルギニンと置き換えられており、1ないし6位のアミノ酸が欠失しているArg34-GLP-1(7−37)である。エキセンディン-4(1-39)のインスリン分泌性類似体の具体例は、2及び3位にあるアミノ酸残基が、それぞれセリン及びアスパラギン酸と置き換えられているSerAsp-エキセンディン-4(1-39)(また、この特定の類似体はエキセンディン-3として当該技術で公知である)である。GLP-1(1-37)、エキセンディン-4(1-39)及びその類似体のインスリン分泌性誘導体は、当業者が、これらのペプチドの誘導体であると見なす、すなわち親ペプチド分子に存在しない少なくとも一の置換基を有するものであり、但し、該誘導体はインスリン分泌性であるか、インスリン分泌性化合物のプロドラッグである。置換基の具体例は、アミド、炭水化物、アルキル基、及び脂質親和性置換基である。GLP-1(1-37)、エキセンディン-4(1-39)及びその類似体のインスリン分泌性誘導体の具体例は、GLP-1(7-36)-アミド、Arg34、Lys26(Nε-(γ-Glu(Nα-ヘキサデカノイル)))-GLP-1(7-37)、及びTyr31-エキセンディン-4(1-31)-アミドである。GLP-1(1-37)、エキセンディン-4(1-39)、そのインスリン分泌性フラグメント、そのインスリン分泌性類似体、及びそのインスリン分泌性誘導体は、国際公開第98/08871号、国際公開第99/43706号、米国特許第5424286号、及び国際公開第00/09666号に記載されている。
本発明の他の実施態様において、本化合物は、一以上の上述した化合物と組合せて、例えばメトホルミンとスルホニルウレア、例えばグリブリド;スルホニルウレアとアカルボース;ナテグリニドとメトホルミン;アカルボースとメトホルミン;スルホニルウレア、メトホルミン及びトログリタゾン;及びインスリンとスルホニルウレア;インスリンとメトホルミン;インスリン、メトホルミン及びスルホニルウレア、インスリンとトログリタゾン;インスリンとロバスタチン等と組合せて投与される。
本発明の化合物と、ダイエット及び/又は運動、一又は複数の上述した化合物、場合によっては一又は複数の他の活性物質との任意の適切な組合せは、本発明の範疇に入るとみなされると理解すべきである。本発明の一実施態様において、本発明の医薬組成物は、例えば本発明の化合物と、メトホルミンとスルホニルウレア、例えばグリブリドとの組合せ;本発明の化合物と、スルホニルウレアとアカルボース;ナテグリニドとメトホルミン;アカルボースとメトホルミン;スルホニルウレア、メトホルミン及びトログリタゾン;インスリンとスルホニルウレア;インスリンとメトホルミン;インスリン、メトホルミン及びスルホニルウレア;インスリンとトログリタゾン;インスリンとロバスタチン;等との組合せを含有する。
(医薬組成物)
本発明の化合物は、単回投与又は複数回投与のいずれかにおいて、単独で、又は製薬的に許容可能な担体又は賦形剤と組合せて投与され得る。本発明の医薬組成物は製薬的に許容可能な担体又は希釈剤、並びに従来技術で既知の他の任意のアジュバント及び賦形剤、例えばRemington:The Science and Practice of Pharmacy, 第19版, Gennaro編, Mack Publishing Co., Easton, PA, 1995.に開示されているものとともに処方され得る。
医薬組成物は、特に、任意の適切な経路、例えば経口、直腸、鼻、肺、局所(頬及び舌下を含む)、経皮、嚢内、腹腔、膣及び非経口(皮下、筋肉内、くも膜下、静脈内、皮内を含む)経路により投与されるように処方されてよく、経口経路が好ましい。好ましい経路は、処置される被験者の一般的な病状及び年齢、処置される病状の性質、及び選択される活性成分に依存すると理解されるであろう。
経口投与される医薬組成物には、固形状の投与形態、例えば硬質又は軟質カプセル、錠剤、トローチ、ドラジェ、丸薬、薬用キャンデー、粉末剤、及び顆粒が含まれる。適切であるならば、それらは腸溶コーティング等のコーティングを施して調製することができ、又はそれらは、当該技術でよく知られている方法に従い、徐放性放出又は長時間放出されるよう、活性成分の放出度合いのコントロールするように処方することができる。
経口投与される液状投与形態には、溶液、エマルション、水性又は油性の懸濁液、シロップ又はエリキシルが含まれる。
非経口投与される医薬組成物には、滅菌された水性又は非水性の注入溶液、分散液、懸濁液又はエマルション、並びに滅菌パウダーで、使用前に滅菌された注入溶液又は分散液に再構成されるものが含まれる。またデポー注入製剤も、本発明の範疇に入ると考えられる。
他の適切な投与形態には、坐薬、スプレー、軟膏、クリーム、ゲル、吸入剤、皮膚用パッチ、移植片が含まれる。
典型的な経口用量は、一回又は複数回、例えば1〜3回投与で、1日当たり約0.001〜約100mg/kg体重、好ましくは1日当たり約0.01〜約50mg/kg体重、さらに好ましくは1日当たり約0.05〜約10mg/kg体重の範囲である。正確な用量は、投与の頻度及び方式、処置を受ける被験者の性別、年齢、体重、及び一般的状態、処置される病状の性質及び重篤度、及び処置される任意の附随する病気、及び当業者に明白な他の要因に依存するであろう。
製剤は、当業者に公知の方法により、便宜的に単位用量形態で提供されてよい。経口投与される典型的な単位用量形態は、1日当たり一回又は複数回、例えば1〜3回で、0.05〜約1000mg、好ましくは約0.1〜約500mg、より好ましくは約0.5mg〜約200mg含有してよい。
非経口経路、例えば静脈内、くも膜下、筋肉内、及び同様の投与用として、典型的な用量は、経口投与に使用される用量の約半分のオーダーである。
この発明の化合物は、遊離の物質として、又はその製薬的に許容可能な塩として、一般的に利用される。具体例は、遊離塩基の有用性を有する化合物の酸付加塩、及び遊離酸の有用性を有する化合物の塩基付加塩である。「製薬的に許容可能な塩」なる用語は、遊離塩基と、適切な有機又は無機の酸とを反応させるか、又は酸と、適切な有機又は無機の塩基とを反応させることによって一般的に調製される、この発明の化合物の無毒の塩を称する。本発明の化合物が遊離塩基を含有している場合、このような塩は、製薬的に許容可能な酸の化学等価物を用い、本化合物の溶液又は懸濁液を処理することによる、従来的な方式で調製される。本発明の化合物が遊離酸を含有している場合、このような塩は、製薬的に許容可能な塩基の化学等価物を用い、本化合物の溶液又は懸濁液を処理することによる、従来的な方式で調製される。ヒドロキシ基を有する化合物の生理学的に許容可能な塩は、適切なカチオン、例えばナトリウム又はアンモニウムイオンと組合せた、前記化合物のアニオンを含む。製薬的に許容可能でない他の塩を、本発明の化合物の調製に利用してもよく、これらは本発明のさらなる実施態様を形成する。
非経口投与用に、滅菌した水溶液、水性ポリエチレングリコール、又はゴマ油又はピーナッツ油に、式(I)の新規の化合物が溶解した溶液が使用されてもよい。このような水溶液は、必要であるならば、適切に緩衝されるべきであり、液状希釈液は、十分な生理食塩水又はグルコースを用いて、まず等張にされる。水溶液は、特に静脈内、筋肉内、皮下、及び腹腔内投与に適している。使用される滅菌水性媒体は、当業者に公知の標準的な技術により、全て容易に入手可能である。
適切な製薬用担体には、不活性な固体状の希釈剤又はフィラー、滅菌水溶液、及び種々の有機溶媒が含まれる。固体状担体の例は、ラクトース、白土、スクロース、シクロデキストリン、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、及びセルロースの低級アルキルエーテルである。液状担体の例は、シロップ、ピーナッツ油、オリブ油、リン脂質、脂肪酸、脂肪酸アミン類、ポリオキシエチレン及び水である。同様に、担体又は希釈剤は、当該技術で公知の、任意の徐放性物質、例えばモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルを、単独で又はロウと混合して含有していてもよい。本発明の新規の化合物、及び製薬的に許容可能な担体を組合せることにより形成された医薬組成物は、開示された投与形態に適した様々な投与形態で、容易に投与される。製剤は、便宜的に、薬学の分野で公知の方法により、単位投与形態に調製されてよい。
経口投与に適した本発明の製剤は、別々の単位として、例えば、それぞれ所定量の活性成分を含有し、適切な賦形剤を含有していてもよいカプセル又は錠剤に調製されてもよい。さらに、経口的に有用な製剤は、粉末剤又は顆粒、水性又は非水性液体における溶液又は懸濁液、又は水中油型もしくは油中水型の液状エマルションの形態であってもよい。
経口使用を意図した組成物は、任意の公知の方法により調製されてよく、このような組成物はこのような製剤は、製薬的に上品かつ美味な調製物を提供するために、甘味料、香料、着色剤、及び防腐剤からなる群から選択される一又は複数の薬剤を含有していてもよい。錠剤は、錠剤の製造に適切な、無毒で製薬的に許容可能な賦形剤との混合物に、活性成分を含有せしめたものであってよい。これらの賦形剤は、例えば不活性な希釈剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム又はリン酸ナトリウム;造粒剤及び崩壊剤、例えばコーンスターチ;アルギン酸;結合剤、例えばデンプン、ゼラチン又はアカシア;及び滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクであってよい。錠剤はコーティングされていなくてもよく、消化管における崩壊及び吸収を遅延化させ、よって、長時間にわたる持続作用性が提供されるように、公知の技術でコーティングされてもよい。例えば、時間遅延物質、例えばモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルが使用されてもよい。それらは、放出性がコントロールされた浸透圧性の治療用錠剤を形成させるために、参照としてここに導入される、米国特許第4,356,108号;同4,166,452号;及び同4,265,874号に記載されている技術によりコーティングされてもよい。
経口使用用の製剤は、活性成分が、不活性な固体状希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はカオリンと混合されている硬質ゼラチンカプセル、又は活性成分が水又は油性媒体、例えばピーナッツ油、流動パラフィン、又はオリブ油と混合されている軟質ゼラチンカプセルとして提供されてもよい。
水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適した賦形剤と混合されて、活性成分を含有していてよい。このような賦形剤は、懸濁剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントガム、及びアカシアガムであり;分散剤又は湿潤剤は、天然に生じたリン脂質、例えばレシチン、又は脂肪酸とアルキレンオキシドとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンステアラート、又は長鎖の脂肪アルコール類とエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、又は脂肪酸とヘキシトール(hexitol)から誘導された部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、及び例えばポリオキシエチレンソルビトールモノオレアート、又は脂肪酸と無水ヘキシトールから誘導された部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばポリエチレンソルビタンモノオレアートであってよい。水性懸濁液は、一又は複数の着色剤、一又は複数の香料、及び一又は複数の甘味料、例えばスクロース又はサッカリンをさらに含有していてもよい。
油性懸濁液は、植物性油、例えばラッカセイ油、オリブ油、ゴマ油又はココナツ油、又は鉱物性油、例えば流動パラフィンに活性成分を懸濁させることにより調製されてよい。油性懸濁液は、増粘剤、例えばミツロウ、硬質パラフィン、又はセチルアルコールを含有していてよい。甘味料、例えば上述にて説明したもの、及び香料を添加し、美味な経口調製物が提供される。これらの製剤は、抗酸化剤、例えばアスコルビン酸を添加することにより保存される。
水の添加による水性懸濁液の調製に適した分散パウダー及び顆粒は、分散剤又は湿潤剤、懸濁剤、及び一又は複数の防腐剤と活性化合物とを混合することにより提供される。適切な分散剤又は湿潤剤及び懸濁剤は、既に上述されたものにより例証される。付加的な賦形剤、例えば甘味料、香料及び着色剤も存在してよい。
本発明の化合物を含有する製薬用製剤は、水中油型エマルションの形態であってもよい。油相は、植物性油、例えばオリブ油又はラッカセイ油、又は鉱物性油、例えば流動パラフィン、又はそれらの混合物であってもよい。適切な乳化剤は、天然に生じたガム、例えばアカシアガム又はトラガントガム、天然に生じたリン脂質、例えば大豆、レシチン、及び脂肪酸と無水ヘキシトールから誘導されたエステル又は部分エステル、例えばモノオレイン酸ソルビタン、及び該部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレアートであってよい。またエマルションは、甘味料及び香料を含有していてもよい。
シロップ及びエリキシル剤が、甘味料、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール又はスクロースと共に処方されてもよい。このような製剤は、鎮痛剤、防腐剤及び香料及び着色剤をさらに含有していてもよい。医薬組成物は、滅菌された注射用の水性又は油性の懸濁液の形態であってもよい。この懸濁液は、上述した適切な分散剤又は湿潤剤及び懸濁剤を使用し、公知の方法に従い処方されてよい。また、滅菌された注射用調製物は、無毒の非経口的に許容可能な希釈剤又は溶媒中の、滅菌された注射用溶液又は懸濁液、例えば1,3-ブタンジオールの溶液であってもよい。使用され得る許容可能なビヒクル及び溶媒は、水、リンゲル液、及び塩化ナトリウム等張液である。さらに、滅菌された固定油が、溶媒又は懸濁媒体として、便宜的に使用されてよい。この目的のために、合成モノ-又はジグリセリド類を使用する、任意の無刺激性固定油が用いられてもよい。さらに、脂肪酸、例えばオレイン酸が、注射物質の調製に使用されることが見出されている。
また、本組成物は、本発明の化合物を直腸投与するために、坐薬の形態であってもよい。これらの組成物は、通常の温度では固体状であるが、直腸の温度では液状となる、よって直腸で溶解して薬剤を放出するであろう、適切な無刺激性賦形剤と薬剤とを混合することにより調製することができる。このような物質には、例えばココアバター及びポリエチレングリコールが含まれる。
局所使用用には、本発明の化合物を含有するクリーム、軟膏、ゼリー、溶液又は懸濁液等が考慮される。この出願の目的のために、局所適用用には、洗口液及びうがい薬が含まれる。
本発明の化合物は、リポソーム送達系の形態、例えば小さな単層ビヒクル、大きな単層ビヒクル、及び多層ビヒクルで投与されてよい。リポソームは多様なリン脂質、例えばコレステロール、ステアリルアミン、又はホスファチジルコリンから形成されてよい。
さらに、本発明のいくつかの化合物は、水と一般的な有機溶媒とで、溶媒和物を形成していてもよい。このような溶媒和物も、本発明の範疇に含まれる。
よって、さらなる実施態様においては、本発明の化合物、又はその製薬的に許容可能な塩、溶媒和物、又はプロドラッグ、及び一又は複数の製薬的に許容可能な担体、賦形剤、又は希釈剤を含有する医薬組成物が提供される。
経口投与用に固体状の担体が使用される場合、パウダー又はペレット形態で硬質ゼラチンカプセルに錠剤化又は配されていてもよく、又はトローチ又は薬用キャンデーの形態にすることもできる。固体状の担体の量は幅広く変化するが、通常は約25mg〜約1gである。液状の担体が使用されるならば、調製物は、シロップ、エマルション、軟質ゼラチンカプセル、滅菌された注射用液体、例えば水性又は非水性の液状懸濁液又は溶剤の形態であってよい。
従来からの錠剤化技術で調製され得る典型的な錠剤は、以下のものを含有してよい:
コア部:
活性化合物(遊離化合物又はその塩として) 5.0mg
Lactosum Ph. Eur. 67.8mg
セルロース、微結晶(Avicel) 31.4mg
Amberlite(登録商標)IRP88 1.0mg
ステアリン酸マグネシウムPh. Eur. 適量
コーティング部:
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 約9mg
Mywacett 9-40 T** 約0.9mg
ポラクリリン(Polacrillin)カリウムNF、錠剤崩壊剤、ローム・アンド・ハース
**フィルムコーティング用の可塑剤として使用されるアシル化モノグリセリド
所望するならば、本発明の医薬組成物は、さらなる活性物質、例えば上述したものと組合せて、本発明の化合物を含有していてもよい。
また、本発明の化合物は、式(I)の化合物を調製する方法と共に、式(I)の化合物の調製における中間体として有用な化合物を合成する方法を提供する。本化合物は、以下の反応スキーム(特定しない限りは、全ての変数は上述したものである)に従い、容易に入手可能な出発物質、試薬及び従来からの合成手順を使用し、容易に調製することができる。これらの反応において、それら自身、当業者に公知の変形を使用することができるが、詳述はしない。
薬理学的方法
グルコキナーゼ活性アッセイ(I)
グルコキナーゼ活性を、グルコース-6-ホスファートデヒドロゲナーゼに分光分析的にカップリングさせてアッセイし、グルコキナーゼの化合物活性を測定する。最終的なアッセイは、50mMのHepes、pH7.1、50mMのKCl、5mMのMgCl、2mMのジチオスレイトール(dithiothreitol)、0.6mMのNADP、1mMのATP、0.195μMのG-6-Pデヒドロゲナーぜ(Roche, 127 671)、15nMの組換えヒトグルコキナーゼを含む。グルコキナーゼは、N末端にHis-タグ((His)-VEQILA......Q466)で、N末端的に切断されたヒト肝臓グルコキナーゼであり、肝臓抽出されたGKに匹敵する酵素活性を有する可溶性タンパク質として、大腸菌で発現する。
His-タグされたヒトグルコキナーゼ(hGK)の精製を、以下のようにして実施した:50mlの大腸菌培養体からの細胞ペレットを、0.25mg/mlのリゾチームと50μg/mlのアジ化ナトリウムを添加することにより、5mlの抽出用バッファーA(25mMのHEPES、pH8.0、1mMのMgCl、150mMのNaCl、2mMのメルカプトエタノール)に再懸濁させた。室温で5分後、5mlの抽出用バッファーB(1.5MのNaCl、100mMのCaCl、100mMのMgCl、0.02mg/mlのDNアーゼ1、プロテアーゼインヒビター錠剤(Complete(登録商標)1697498):1錠剤当たり20mlのバッファー)を添加した。ついで、抽出物を15000gで30分間、遠心分離した。得られた上清を、Ni2+でチャージした1mlの金属キレート親和性クロマトグラフィー(MCAC)カラムに充填した。20mMのイミダゾールを含有する2容量のバッファーAを用いてカラムを洗浄し、続いて、結合したhis-タグされたhGKを、バッファーA中、20〜500mMのイミダゾール勾配を用い、20分溶出させる。SDS-ゲル-電気泳動を使用してフラクションを検査し、hGK(MW:52KDa)を含有するフラクションをプールする。最終的なポリッシュ及びバッファー交換のために、ゲル濾過工程を使用する。hGK含有フラクションをセファデックス75(16/60)ゲル濾過用カラムに充填し、バッファーB(25mMのHEPES、pH8.0、1mMのMgCl、150mMのNaCl、1mMのジチオスレイトール)で溶出させる。精製されたhGKをSDS-ゲル電気泳動、及びMALDI質量分析により検査し、最終的に20%のグリセロールを添加し、凍結させる。50mlの大腸菌培養体からの収率は、一般的に、純度>90%で、約2-3mgのhGKであった。
所望濃度、例えば1、5、10、25又は50μMの化合物を得るのに十分な量で、最終の2.5%DMSO濃度のウェルに試験される化合物を添加する。最終濃度が2、5、10又は15mMになるまでグルコースを添加した後、反応を開始させる。アッセイでは96ウェルUVプレートを使用し、使用した最終的なアッセイ容量を200μl/ウェルにする。プレートを25℃で5分間インキュベートし、30秒毎に5分間、SpectraMaxの340nmにて、動態を測定する。各化合物についての結果を、グルコキナーゼ酵素なしで化合物がない「ブランク」から引いた後の、化合物を含まないアッセイにおけるグルコキナーゼ酵素活性と比較し、グルコキナーゼ活性の活性化倍数として表す。各実施例の化合物は、このアッセイにおいてグルコキナーゼの活性を示す。30μM以下の濃度で、化合物を用いないアッセイの結果より1.5倍高いグルコキナーゼ活性を与える化合物が、グルコキナーゼアクチベーターであるとみなされる。
化合物のグルコース感度は、10μMの化合物濃度及び5及び15mMのグルコース濃度で測定する。
グルコキナーゼ活性アッセイ(II)
単離されたラット肝細胞中でにおけるグリコーゲン堆積の測定:
肝細胞を、2工程灌流技術により、随意に摂食させたラットから単離する。トリパンブルー排除により評価される細胞生存率は、一貫して80%より多い。4%のFCSを含有する基本培地(0.1μMのデキサメタゾン、100単位/mlのペニシリン、100mg/mlのストレプトマイシン、2mMのL-グルタミン、及び1nMのインスリンが補足された培地199(5.5mMのグルコース))において、コラーゲンでコーティングされた96ウェルプレートに、細胞を30000細胞/ウェルの密度で播種する。死亡細胞を除去するため、プレーティングの開始1時間後に、基本培地を置き換える。24時間後、培地を、9.5mMのグルコースと10nMのインスリンが補足された基本培地と交換し、グリコーゲン合成を誘導させ、次の日に実験を実施する。予め温められた(37℃)バッファーA(117.6mMのNaCl、5.4mMのKCl、0.82mMのMgSO、1.5mMのKHPO、20mMのHEPES、9mMのNaHCO、0.1%w/vのHSA、及び2.25mMのCaCl、pH7.4、37℃)で、肝細胞を2回洗浄し、15mMのグルコースを含む100μlのバッファーA中でインキュベートし、試験用化合物の濃度を、例えば1、5、10、25、50又は100μMに、180分で増加させる。標準的な手順(Agius, Lら, Biochem J. 266, 91-102(1990)を使用し、グリコーゲン量を測定する。化合物を用いないアッセイの結果と比較して、このアッセイで使用した場合にグリコーゲンの含有量の有意な増加をもたらす化合物は、このアッセイにおいて活性を有していると見なされる。
グルコキナーゼ活性アッセイ(III)
INS-1E細胞中でのグルコキナーゼアクチベーターによるインスリン分泌の刺激
グルコース反応性β細胞系INS-1Eを、Asfari Mら, Endocrinology, 130, 167-178(1992)に記載されたようにして培養する。ついで、細胞を96ウェル細胞培養プレートに播種し、ウェル当たり約5×10の密度まで増殖させる。グルコース依存性インスリン分泌の刺激性を、例えば1、5、10、25、50又は100μMの濃度のグルコキナーゼ活性化化合物を添加するか又は添加しないで、2.5〜15mMのグルコース濃度で、クレブスリンゲルHepesバッファー中で2時間インキュベートすることにより試験し、上清を集め、ELISA(n=4)によりインスリン濃度を測定する。化合物を用いないアッセイの結果と比較して、このアッセイで使用した場合、グルコースに応じて、インスリン分泌の有意な増加をもたらす化合物は、このアッセイにおいて活性を有していると思われる。
本発明は、ある種の好ましい実施態様に関して記載し、例証しているが、当業者であれば、本発明の趣意及び範疇から逸脱しないように、種々の変更、修正及び置き換えをすることができることは分かるであろう。例えば、ここで説明した好ましい用量以外の効果的な用量を、グルコキナーゼ欠損症に媒介される病気について、処置される哺乳動物の反応性における変化の結果として適用することができる場合がある。同様に、観察された特定の薬理学的反応は、選択された特定の活性化合物に従い、また依存して変化可能であり、使用された製薬用の担体、並びに製剤の種類、及び投与方法にかかわらず、結果におけるこのような変化及び差異は、本発明の目的及び実施に一致すると考えられる。
スキーム及び実施例に使用される略語は以下の通りである:
br.s=ブロード一重項
d=二重項
g=グラム
h=時間
MHz=メガヘルツ
L=リットル
M=モル
m=多重項
mg=ミリグラム
min=分
mL=ミリリットル
mM=ミリモル
mmol=ミリモル
mol=モル
N=正常
ppm=100万分の1
i.v.=静脈内
m/z=質量対電荷比
MS=質量分析
HPLC=高圧液体クロマトグラフィー
HPLC-MS=高圧液体クロマトグラフィー-質量分析
NMR=核磁気共鳴分光学
p.o.=経口
rt=室温
s=一重項
s.c.=皮下
Boc=tert-ブチルオキシカルボニル
CDI=カルボニルジイミダゾール
DCM(CHCl)=ジクロロメタン、塩化メチレン
DEAD=アゾジカルボン酸ジエチル
DIC=1,3-ジイソプロピルカルボジイミド
DCC=1,3-ジシクロヘキシルカルボジイミド
DIPEA=N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMA=N,N-ジメチルアセトアミド
DMAP=4-(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン
DMF=N,N-ジメチルホルムアミド
EDAC=1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチル-カルボジイミドヒドロクロリド
EtO=ジエチルエーテル
EtOAc=酢酸エチル
HOBt=N-ヒドロキシベンゾトリアゾール
LAH,(LiAlH)=水素化アルミニウムリチウム
MeCN=アセトニトリル
MeOH=メタノール
NMP=N-メチルピロリジン-2-オン
NaH=水素化ナトリウム
t=三重項
TEA(EtN)=トリエチルアミン
TFA=トリフルオロ酢酸
THF=テトラヒドロフラン
CDCl=重水素クロロホルム
CDOD=四重水素メタノール
DMSO-d=六重水素ジメチルスルホキシド
q=四重項
HPLC−MS
RR-分析を、6.75分、1.5mL/minにて、溶媒A(水に0.05%のTFA)に5%〜100%の溶媒B(アセトニトリルに0.05%のTFA)が入った勾配溶出液を用い、Waters X-terra MS C18カラム(5μm、3.0mmx50mm)を使用する、Agilent MS検出器システムモデルSL(MW 0-3000)及びS.E.D.E.R.EモデルSedex 75 ELS検出器システムが固定された、Agilent HPLCシステム(1100脱ガス器、1100ポンプ、1100注入器及び1100 DAD)において実施した。
調製用HPLC
RP-精製を、15分、40mL/min、210nmで検出、室温にて、溶媒A(水に0.05%のTFA)に5%〜95%の溶媒B(アセトニトリルに0.05%のTFA)が入った勾配溶出液を用い、Waters X-terra RP(10μm、30mmx150mm)を使用する、Gilsonシステム(3 Gilson 306ポンプ、Gilson 170 DAD 検出器、及びGilson 215リキッドハンドラー)において実施した。ついで、プールされたフラクションを、真空下、所定の乾燥度になるまで蒸発させるか、アセトニトリルが除去されるまで、真空下で蒸発させ、凍結し、凍結乾燥させる。
NMR
プロトンNMRスペクトルを、内部照準物質としてテトラメチルシランを用い、Brucker Avance DPX 400(400MHz)を使用して、周囲温度で記録した。化学シフト(δ)はppmで付与される。
一般
以下の実施例及び一般的手順は、明細書及び合成スキームにおいて例証された化合物についての、中間化合物及び最終生成物に関する。本発明の以下において例証された化合物の調製は、以下の実施例を使用して詳述される。時折、反応は、本発明の開示された範疇に含まれる各化合物に記載されているように適用されなくてもよい。この生じた化合物は、当業者により容易に認識されるであろう。これらの場合、反応は、干渉基を適切に保護する、他の従来からの試薬に交換する、又は反応条件を常套的に修正する等の、当業者に公知に従来からの修正法により、成功裏に実施することができる。また、ここに開示された、そうでなければ従来的な他の反応が、本発明の対応する化合物を調製するのに応用されるであろう。全ての調製方法において、全ての出発物質は公知であるか、又は類似した公知の化合物の調製を伴う類似法にて、当業者により調製されてもよい。
本発明の構造は、核磁気共鳴(NMR)及び/又はHPLC-MSにより確認される。
一般的手順(A)
、R 及びAが実施例においてさらに示されるような置換基である、本発明の式(Ia)の化合物は、以下に概説するようにして調製可能である。
Figure 0005226008
工程1.
アミノ複素環(NHA)(III)は、文献にある標準的な手順(例えば、国際公開第2004/002,481号)を使用し、ジクロロメタン、ジクロロエタン、テロラヒドロフラン、又はDMF等の溶媒において、カルボニルジイミダゾール(CDI)又はこの等価物を用いて、アシルイミダゾリウム中間体に転換することができる。RNH(II)を用いた処理により、式(Ia)の化合物が得られる。アミノ複素環(NHA)又は第2級アミン(RNH)は、商業的に入手可能な化合物、又は文献に記載された次の手段に従い調製、又は関連実施例及び一般的手順に記載されたようにして調製できる化合物であってよい。
工程2.
いくつかの場合、さらに便宜的に、尿素形成後、R、R及びAにおける最終置換基が生成される。実施例において、式(Ia)にあるA上の置換基はエステル官能性を有する実施例ならば、エステルの加水分解についての標準的な条件を使用し、対応するカルボン酸に加水分解することができる。ジオキサン、THF、EtOH、MeOH、及び水、又はこれらの混合物等の溶媒において、加水分解に適した塩基は、NaOH及びLiOH又はこれらの等価物である。反応は室温又は高温で実施することができる。
一般的手順(B)
Figure 0005226008
第1級アミン(RNH)に十分な反応性がなく、還元的アミノ化を受けることができないケース、又は出発物質が容易に入手可能であるならば、所望の第2級アミンは、第1級アミンと活性化カルボン酸又はその等価物を使用し、第2級アミンを初期形成させ、ついでアミドを還元することにより調製することができる。アミド還元は、水素化アルミニウムリチウム又は適切な等価物を使用し、THF又は類似溶媒において実施することができる。第1級アミンとカルボン酸は、商業的に入手可能な化合物、又は文献に記載された次の手段に従い調製、又は関連実施例及び一般的手順に記載されたようにして調製できる化合物であってよい。
主要中間体の合成
(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルの調製:
Figure 0005226008
5-ブロモ-2-アミノチアゾール(25g、96mmol)及びKCO(26.5g、192mmol)をDMF(50mL)に懸濁させ、0℃で攪拌した。チオグリコール酸エチル(11.6mL、96mmol)を10分以上かけて添加した。反応混合物を放置し、室温に達しせしめ、さらに13時間攪拌した。混合物をHO(100mL)とEtOAc(150mL)の間で分配した。有機相を分離させ、ついで、水相をEtOAc(2x100mL)で抽出した。組合せた有機相を水性NaHCO(2000mL)、ブライン(2x200mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、蒸発させた。粗生成物を少量のDCMに溶解させ、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、EtOAc-ヘプタン中に2%のTEA、30%−>100%)により精製し、暗赤褐色の油として、50-65%の純度の(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを得た。
H NMR(CDCl):δ7.16(s,1H)、5.45(br.s. 2H)、4.26(q,2H)、3.39(s,2H)、1.28(t,3H)
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製:
Figure 0005226008
工程1:
MeOH(400mL)中の2-アミノチアゾール(35g、350mmol)とチオシアン酸ナトリウム(89g、1.08mol)を、−10℃で攪拌した。NaBrで飽和したMeOH(100mL)に溶解させた臭素(18.0mL、350mmol)を、−10℃〜0℃の内部温度を維持しつつ、ゆっくりと添加した。添加後、混合物を0℃で3時間攪拌し、反応混合物を氷水(1500mL)に注いだ。水性NHOHをpH約8.5になるまで添加し、淡黄色の結晶を沈殿させ、濾過により単離し、氷水で洗浄し、真空オーブンにて乾燥させ、淡黄色の結晶として、30g(55%)の5-チオシアナト-チアゾール-2-イルアミンを得た。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.83(br.s.,2H) 7.44(s,1H)
工程2:
チッ素雰囲気下において、MeOH(300mL)に溶解させた5-チオシアナト-チアゾール-2-イルアミン(10g、64mmol)を、2,3-ジヒドロキシ-1,4-ジチオブタン(DTT、9.8g、64mmol)に添加し、室温で0.5時間攪拌した。ついで、2-ブロモ-2-メチル-プロピオン酸エチルエステル(13.6g、70mmol)とKCO(10.5g、76mmol)を添加し、反応混合物をさらに13時間攪拌した。反応混合物を水(500mL)とEtOAc(500mL)の間で分配した。水相をEtOAc(2x300mL)で抽出した。組合せた有機相を水(500mL)及びブライン(2x400mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、蒸発させた。粗生成物を少量のDCMに溶解させ、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/EtOAc 2:1−>1:2)により精製した。生成物を含有するフラクションをプールし、DDTの不純物を含有する生成物に蒸発させた。この生成物をジエチルエーテル(100mL)に溶解させ、水で数回洗浄した。エーテル相を乾燥させ(MgSO)、濾過し、蒸発させ、淡褐色の結晶として、8.45g(54%)の95%の純度の2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを得た。
H NMR(CDCl):(ppm)7.10(s,1H)5.30(br.s.,2H)4.16(q,Hz,2H)1.50(s,6H)1.27(t,Hz,3H)
3-(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸エチルエステルの調製:
Figure 0005226008
DMF(150mL)中の5-ブロモ-2-アミノチアゾール(25g、96mmol)をKCO(26.5g、192mmol)に添加し、混合物を、N2を用いて5分間パージした。氷浴において混合物を0℃まで冷却し、3-メルカプトプロピオン酸エチルエステル(12.9g、96mmol)を、30分以上かけて滴下した。反応混合物を16時間攪拌し、水(400mL)を添加した。水性混合物をEt2O(1x500mL、2x250mL)で抽出した。組合せた有機相を飽和NH4Cl(3x150mL)で洗浄し、乾燥させた(MgSO)。溶媒を真空で除去し、暗色の残留物を得、カラムクロマトグラフィー(SiO、EtOAc-ヘプタン(1:1))により精製した。溶媒を真空で除去し、11g(49%)の所望の化合物を得た。
H NMR(400MHz、CDCl3)(ppm)7.1(s,1H)、5.2(br.s,2H)、4.2(q,2H)、2.8(t,2H)、2.6(t,2H)、1,3(t,3H)
3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルの調製
Figure 0005226008
5-チオシアナト-チアゾール-2-イルアミン(15.7g)を、脱気されたメタノールに溶解させ、MeOH中の水素化ホウ素ナトリウム(4.5g)を一回で添加した。反応体を30分攪拌し、3-ブロモ-2,2-ジメチル-プロピオン酸(27g)とジイソプロピルエチルアミン(17mL)を添加し、反応体を室温で一晩攪拌した。反応体を水で希釈し、部分的に真空下で濃縮し、pH4になるまで5%のクエン酸を添加した。褐色の沈殿物を濾過し、水とアセトニトリルで洗浄し、室温で一晩乾燥させた。残留物をエタノールと共に攪拌し、濾過し、エタノールで洗浄し、40℃の真空オーブンで乾燥させ、3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを得た。
H NMR (CDCl):(ppm)δ7.04(s,1H)5.26(br.s.,2H)4.09(q,2H)2.96(s,2H)1.27(s,6H)1.24(t,3H)
実施例1
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸
Figure 0005226008
アセトニトリル(100mL)中の4-トランス-メチルシクロヘキシルアミンヒドロクロリド(13.9g、93mmol)と炭酸カリウム(25.6g、186mmol)の還流溶液を、30分にわたって、アセトニトリル(50mL)中の2-(ベンジルオキシ)-エチルブロミド(20g、93mmol)の溶液に添加した。混合物を2時間還流し、放置し、室温に達しせしめ、すぐにジ-tert-ブチル-ジカルボナート(1M、THF、93mL)の溶液を添加した。反応混合物を室温で18時間攪拌し、揮発性物質を真空で除去した。残留物をジエチルエーテル(150mL)に溶解させ、水(2x100mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO、ヘプタンからヘプタンに10%のEtOAc)により精製し、23.7gの(2-ベンジルオキシ-エチル)-(4-トランス-メチル-シクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルを得た。
これを無水エタノール(250mL)に溶解させ、Pd/C(10%、2.0g)を添加した。反応混合物を、H下、室温で4時間攪拌し、セライトパットを通して濾過し、続いて真空で濃縮し、17.5gの(2-ヒドロキシ-エチル)-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルを得た。
DMF(8mL)中の、(2-ヒドロキシ-エチル)-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステル(0.75g、2.91mmol)と2-クロロベンジルブロミド(0.90、4.37mmol)の混合物に、NaH(鉱物性油に60%、0.23g、5.83mmol)を添加し、反応混合物を16時間攪拌した。HO(4mL)を添加し、混合物をジエチルエーテル(3x5mL)で抽出した。有機相を収集し、溶媒を真空で除去し、[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-(4-メチル-シクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルの粗生成物を得た。これをDCM(4mL)に溶解させ、TFA(4mL)を添加し、混合物を2時間攪拌し、揮発性物質を真空で除去した。
粗生成物を調製用HPLCにおいて精製し、515mg(45%)の[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンのTFA塩を得た。
THF(5mL)中の[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンのTFA塩(169mg、0.60mmol)を、3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステル(195mg、0.75mmol)、CDI(243mg、1.50mmol)及びDMAP(3.7mg、0.03mmol)に添加した。反応混合物を18時間攪拌した。エタノール(1mL)とNaOH(2.5N、3mL、7.5mmol)を添加し、反応混合物を75℃まで5時間加熱した。混合物を放置し、室温まで冷却せしめ、pHを(pH<1)に調節した。沈殿物を濾過し、調製用HPLCにより精製し、170mg(53%)の3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸を得た。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.48-7.54(m,1H)7.41-7.46(m,1H)7.29-7.35(m,3H)4.60(s,2H)3.86-4.00(m,1H)3.56-3.64(m,2H)3.43-3.55(m,3H)2.95(s,2H)1.63-1.72(m,2H)1.50-1.62(m,4H)1.18(s,6H)0.96-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=540(M+1)
実施例2
3-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸
Figure 0005226008
臭化ベンジルと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.23-7.37(m,5H)7.16(s,1H)4.54(s,2H)3.65-3.96(m,1H)3.56-3.67(m,2H)3,41,3.53(m,2H)2.94(br.s.,2H)1.65-1.89(m,4H)1.2,2-1.58(m,11H)0.84-0.97(m,3H)
HPLC-MS:m/z=506(M+1)
実施例3
2-{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸
Figure 0005226008
臭化ベンジルと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.25-7.37(m,5H)7.13(br.s.,1H)4.58(s,2H)3.86-4.15(m,1H)3.59-3.68(m,2H)3.51,3.58(m,2H)1.70-1.82(m,4H)1.41-1.61(m,7H)1.06-1,37(m,4H)0.89(d,3H)
HPLC-MS:m/z=492(M+1)
実施例4
2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸
Figure 0005226008
MeCN(100mL)中のトランス-4-メチルシクロヘキシルアミン(6.58g、44.2mmol)とKCO(12.2g、88.3mmol)の還流溶液を、ゆっくりと3-ブロモプロピルベンジルエーテル(10.1g、44.2mmol)に添加した。反応混合物を2時間還流した。反応体を室温まで冷却し、18時間放置した。
THF(44mL)中のジ-tert-ブチルジカルボナート(9.45g、44.2mmol)を添加し、反応混合物を3日間放置した。揮発性物質を真空で蒸発させ、残留物をジエチルエーテル(100mL)とHO(100mL)の間で分配した。水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出し、組合せた有機フラクションを乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、ヘプタン中に5-8%のEtOAc)により、11.7gの(3-ベンジルオキシ-プロピル)-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルを得た。
EtOH(50mL)中のエステル(11.7g、32.4mmol)をPd/C(20%、湿潤、1.17g)に添加し、H(風船)雰囲気下、16時間、攪拌した。他のPd/C(20%、湿潤、1.17g)のバッチを添加し、反応体をH下で20時間攪拌した。
反応混合物をセライトパットを通して濾過し、濾液を真空で蒸発させ、(3-ヒドロキシ-プロピル)-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルを得た。
氷浴で冷却された、DCM(5mL)中の3-(ヒドロキシ-プロピル)-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステル(467mg、1.72mmol)とDIPEA(0.60mL、3.33mmo)の溶液を、塩化メタンスルフニル(sulfunyl)(0.146mL、1.89mmol)に添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌し、ついでHO(25mL)を導入した。有機相を乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮した。残留物を、KCO(475mg、3.44mmol)を含有するMeCN(5mL)に溶解させ、2-メトキシ-ベンゼンチオール(2.41mg、1.72mmol)を導入した。反応混合物を48時間攪拌し、溶媒を真空で除去した。残留物をDCM(15mL)とHO(15mL)に添加し、相分離させた。有機相をTFA(15mL)に添加し、混合物を室温で18時間攪拌した。揮発性物質を真空で除去し、粗第2級アミンを得、調製用HPLCにより精製して、155mgの[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-アミンのTFA塩を得た。
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載した手順を使用し、[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-アミンを、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸に転換させた。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.27(d,1H)7.17(t,1H)6.90-6.99(m,2H)3.88-4.01(m,1H)3.80(s,3H)2.88-2.94(m,2H)1.62-1.79(m,4H)1.41-1.56(m,4H)1,39(s,6H)1.20-1.34(m,1H)0.95-1.08(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=538(M+1)
実施例5
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
氷浴で冷却された、DCM(100mL)中の4-フェニル-1-ブタノール(5.0g、33.3mmol)とDIPEA(8.55mL、49.9mmol)の溶液を、塩化メタンスルフニル(2.83mL、36.6mmol)に添加した。反応混合物を15分攪拌し、冷却浴を取り除き、反応混合物を放置して、室温まで温めた。さらに45分後、混合物をHCl(0.1N、100mL)に添加し、相分離させた。水相をDCM(2x150mL)で抽出し、組合せた有機相を乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、メタンスルホン酸-4-フェニル-ブチルエステルの粗生成物を得た。
中間体をMeCN(150mL)に溶解させ、トランス-4-メチルシクロヘキシルアミンヒドロクロリド(4.98g、33.3mmol)及びKCO(9.2g、66.6mmol)に添加した。反応混合物を18時間還流し、揮発性物質を真空で除去した。残留物をHO(100mL)とジエチルエーテル(100mL)の間で分配した。水相をジエチルエーテル(2x50mL)で抽出した。有機フラクションを収集し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮した。残留物を調製用HPLCにより精製し、6.04gの(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-(4-フェニル-ブチル)-アミンのTFA塩を得た。
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載した手順を使用し、これを2-メチル2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸に転換させた。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.35(s,1H)7.19-7.26(m,2H)7.10-7.18(m,3H)3.83-3.95(m,1H)3.52-3.62(m,2H)3.14-3.24(m,2H)2.51-2.58(m,2H)2,45-2,49(m,9H)1.70-1.75(m,1H)1.60-1.67(m,2H)1.40-1.57(m,9H)1.35(s,6H)0.92-1.07(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=490(M+1)
実施例6
2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(4-メトキシ-フェニル)-エタノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.20(d,2H)7.08(s,1H)6.84(d,2H)3.69-3.86(m,4H)3.36-3.62(m,2H)2.87(t,2H)1.71-1.92(m,4H)1.46-1.68(m,8H)1.02-1.46(m,3H)0.91(d,3H)
HPLC-MS:m/z=492(M+1)
実施例7
3-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸
Figure 0005226008
2-(4-メトキシ-フェニル)-エタノールと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.21(s,1H)7.10-7.19(m,2H)6.80(d,2H)3.81-3.98(m,1H)3.78(s,3H)3.27-3.50(m,2H)2.97(s,2H)2.76-2.86(m,2H)1.70-1.95+1.41-1.58+1.27-1,37(m,15H)0.85-0.98(m,3H)
HPLC-MS:m/z=506(M+1)
実施例8
{2-[3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
THF(20mL)中の(2-ヒドロキシ-エチル)-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステル(0.50g、1.94mmol)の溶液に、DEAD(372mg、2.14mmol)と樹脂結合性トリフェニルホスフィン(ポリスチレン 2% 架橋結合、充填量=3mmol/g、0.97g)を添加した。混合物を15分攪拌し、チオフェノール(0.21g、1.94mmol)を添加した。混合物を18時間攪拌し、他の部分の樹脂結合性トリフェニルホスフィン(0.97g)とDEAD(372mg、2.14mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌し、新たな部分のチオフェノール(0.21g、1.94mmol)を添加した。混合物を18時間攪拌し、濾過した。樹脂をTHF(2x20mL)で洗浄し、組合せた濾液を真空で濃縮した。残留物をDCM(100mL)とHO(100mL)の間で分配した。水相をDCM(100mL)で1回以上抽出した。有機フラクションを組合せ、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、粗中間体(4-メチル-シクロヘキシル)-(2-フェニルスルファニル-エチル)-アミンを得た。
アミンをカップリングさせ、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.38-7.49(m,3H)7.34(t,2H)7.14-7.28(m,1H)3.82-4.09(m,1H)3,49(s,2H)2.99-3.16(m,2H)1.62(t,4H)1.29-1.45(m,2H)1.15-1.29(m,1H)0.93-1.13(m,2H)0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=466(M+1)
実施例9
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-フェニルスルファニル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
HPLC-MS:m/z=494(M+1)
実施例10
{2-[3-(2-ベンジルスルファニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
ベンジルスルファニル-酢酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.27-7.51(m,5H)7.15-7.27(m,1H)3.72-4.02(m,3H)3.48(s,2H)3.35(2H,水信号下)2.5(2H,DMSO残留ピーク下)1.64(d,2H)1.49(d,2H)1.19-1.44(m,3H)0.93-1.14(m,2H)0.87(d,3H))
HPLC-MS:m/z=480(M+1)
実施例11
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
チオフェノールと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.35(d,2H)7.29(t,3H)7.18(t,1H)3.38-3.45(m,2H)3.34(s,2H)2.99-3.07(m,2H)1.88-1.97(m,2H)1.60-1.75(m,4H)1,37-1.51(m,2H)1.22-1.35(m,2H)1.03-1.18(m,2H)0.90(d,3H)
HPLC-MS:m/z=480(M+1)
実施例12
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
チオフェノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.29-7.36(m,4H)7.18(t,1H)3.89-3.99(m,1H)3.30-3.37(m,2H)2.99(t,2H)1.71-1.81(m,2H)1.61-1.69(m,2H)1,36-1.56(m,10H)1.22-1.34(m,1H)0.95-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=508(M+1)
実施例13
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
チオフェノールと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチルプロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.29-7.37(m,5H)7.18(t,1H)3.89-4.00(m,1H)3.28-3.41(m,2H)2.91-3.02(m,4H)1.71-1.81(m,2H)1.65(d,2H)1.37-1.55(m,4H)1.21-1.34(m,1H)1.18(s,6H)0.95-1.07(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=522(M+1)
実施例14
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチルシクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
無水THF(15mL)中の(3-ヒドロキシ-プロピル)-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステル(1.5g、5.53mmol)とフェノール(0.52g、5.53mmol)を、DEAD(1.06g、6.08mmol)と樹脂結合性トリフェニルホスフィン(ポリスチレン、2% 架橋結合、充填量=3mmol/g、2.76g)に添加した。反応混合物を18時間、ゆっくりと攪拌し、樹脂を濾過し、THF(2x15mL)で洗浄した。濾液を真空で濃縮し、得られた残留物を精製し(SiO、ヘプタン中に0-20%のEtOAc)、0.99gの(4-メチル-シクロヘキシル)-(3-フェノキシプロピル)-カルバミン酸-tert-ブチルエステルを得た。これをDCM-TFA((3:1)、16mL)に溶解させ、混合物を18時間攪拌し、溶媒を真空で除去し、0.75gの(4-メチル-シクロヘキシル)-(3-フェノキシプロピル)-アミンのTFA塩を得た。
アミンをカップリングさせ、2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチルプロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチルプロピオン酸で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.36(s,1H)7.25(t,2H)6.86-6.93(m,3H)3.89-4.00(m,3H)3.31-3.54(m,2H)1.86-1.95(m,2H)1.43-1.66(m,6H)1.17-1.38(m,7H)0.95-1.08(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=492(M+1)
実施例15
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシ-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
フェノールと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェノキシプロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.26(t,2H)7.18(s,1H)6.79-7.00(m,3H)3.92-4.15(m,3H)3.42(t,2H)2.95(br.s.,2H)2.01-2.12(m,2H)1.69-1.91(m,4H)1.46-1.60(m,2H)1.23-1.38(m,9H)0.85-0.97(m,3H)
HPLC-MS:m/z:506(M+1)
実施例16
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-フェニルブタン-1-オールと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.37(s,1H)7.19-7.26(m,2H)7.10-7.18(m,3H)3.82-3.95(m,1H)3.56(t,3H)3.43(s,3H)3.15-3.21(m,2H)2.55(t,2H)1.70-1.74(m,2H)1.60-1.66(m,2H)1.39-1.57(m,7H)1.19-1.33(m,1H)0.93-1.05(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=462(M+1)
実施例17
2-{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチルプロピオン酸
Figure 0005226008
2-インダン-2-イル−エタノール(J. Med. Chem. 1994, 37, 13, 2071-2078に記載されたようにして調製)と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチルプロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.39(s,1H)7.16-7.22(m,2H)7.06-7.14(m,2H)3.92-4.03(m,1H)3.60(t,4H)2.99-3.08(m,2H)2.53-2.63(m,3H)2.31-2.43(m,1H)1.67-1.78(m,8H)1.53-1.63(m,4H)1.39(s,6H)1.02-1.12(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=502(M+1)
実施例18
{2-[3-(2-インダン-2-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
2-インダン-2-イル-エタノールと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.33-7.41(m,1H)7.10-7.18(m,2H)7.02-7.09(m,2H)3.86-3.99(m,1H)3.52-3.59(m,3H)3.40-3.48(m,3H)2.87-3.06(m,2H)2.56(t,2H)2.29-2.41(m,1H)1.61-1.74(m,6H)1.49-1.58(m,3H)1.22-1.36(m,1H)0.94-1.10(m,2H)0.83(s,3H)
HPLC-MS:m/z=474(M+1)
実施例19
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチル-ブチル)-3-(4-トランス--メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
THF-MeOH(2:1、200mL)中の4-トランス-メチル-シクロヘキシルアミンヒドロクロリド(15g、100mmol)を、固体状のNaOH(6.01g、150mmol)に添加した。混合物を30分攪拌し、イソバレルアルデヒド(10.4g、120mmol)、20mLのAcOHを添加した。続いて、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(6.0g、150mmol)を少量添加した。反応混合物を18時間攪拌し、HO(200mL)を添加し、混合物をDCM(2x100mL)で抽出した。有機フラクションを乾燥させ(MgSO)、ジエチルエーテル中に過度のHClを添加した。溶媒を真空で除去し、ジエチルエーテルを添加した(200mL)。沈殿物を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空で乾燥させ、18.8gの(3-メチル-ブチル)-(4-メチル-シクロヘキシル)-アミンを得た。
アミンをカップリングさせ、3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)12.15(br.s.,1H)11.11(br.s.,1H)7.33(s,1H)3.85-4.05(m,1H)3.21(t,2H)2.95(s,2H)1.69(d,2H)1.43-1.64(m,5H)1.25-1.42(m,3H)1.18(s,6H)0.98-1.12(m,2H)0.77-0.95(m,9H)
HPLC-MS:m/z=442(m+1)
実施例20
3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニルスルファニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
チオフェノールと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.23-7.40(m,5H)7.17(t,1H)3.32(t,2H)2.86-3.10(m,4H)2.64-2.77(m,2H)1.80-1.95(m,2H)1.61-1.79(m,4H)0.96-1.47(m,6H)0.90(d,3H)
HPLC-MS:m/z:494(M+1)
実施例21
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(t-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.33(s,1H)7.24-7.29(m,2H)7.12-7.23(m,3H)3.87-3.99(m,1H)3.17-3.26(m,2H)2.95(s,2H)2.59(t,2H)1.67(d,2H)1.43-1.61(m,8H)1.24-1.37(m,1H)1.18(s,6H)0.97-1.10(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=504(M+1)
実施例22
{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸
Figure 0005226008
モンモリノナイト(Montmorinonite)(415mg)にHO(98μL)を添加し、混合物を10分攪拌し、DCM(0.5mL)、オキソン(428mg、0.70mmol)及びDCM(2.6mL)に懸濁させた2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸(129mg、0.278mmol)を順々に添加した。混合物を室温で1.5時間攪拌した。LCMSには、スルホキシドとスルホンの1:1混合物であることが示された。反応混合物を濾過し、DCMで洗浄し、濾液を真空で濃縮した。混合物をHPLCにより精製し、37mgの{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸を得た。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.91(s,1H)7.20(d,2H)6.87(d,2H)4.16(dd,2H)3.93-4.06(m,1H)3.72(s,3H)3.31-3.48(m,2H)2.74(t,2H)1.70(d,2H)1.48-1.64(m,4H)1.25-1.43(m,1H)0.97-1.16(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=480(M+1)
実施例23
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸
Figure 0005226008
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸を使用し、{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-スルフィニル}-酢酸で予め記載されたようにして、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.71(s,1H)7.14-7.42(m,5H)4.59(s,2H)3.84-4.30(m,3H)3.38-3.69(m,4H)1.59-1.86(m,4H)0.99-1.57(m,5H)0.89(d,3H)
実施例24
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.65-7.74(m,1H)7.53-7.60(m,1H)7.41-7.51(m,1H)7.33(s,1H)4.61(s,2H)3.80-3.98(m,1H)3.53-3.59(m,2H)3.45-3.52(m,2H)1.59-1.68(m,2H)1.42-1.58(m,4H)1.36(s,6H)1.22-1.30(m,1H)1.17-1.21(m,1H)0.91-1.07(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=578(M+1)
実施例25
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ−ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-クロロ-4-フルオロ−ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.50-7.59(m,1H)7.42(dd,1H)7.37(s,1H)7.12-7.25(m,1H)4.57(s,2H)3.85-4.03(m,1H)3.56-3.63(m,2H)3.47-3.55(m,2H)1.63-1.73(m,2H)1.46-1.62(m,4H)1.39(s,6H)0.96-1.10(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=544(M+1)
実施例26
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-トリフルオロメチル-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.63-7.71(m,2H)7.59(t,1H)7.45(t,1H)7.32(s,1H)4.65(s,2H)3.78-3.98(m,1H)3.52-3.61(m,3H)1.59-1.70(m,2H)1.44-1.59(m,4H)1.35(s,6H)1.21-1.30(m,1H)1.19(s,1H)0.91-1.08(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=560(M+1)
実施例27
2-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ−ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2,4-ジフルオロ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.39-7.52(m,1H)7.33(s,1H)7.10-7.23(m,1H)6.92-7.07(m,1H)4.50(s,2H)3.77-3.94(m,1H)1.58-1.68(m,2H)1.43-1.57(m,4H)1.35(s,6H)1.22-1.31(m,1H)0.90-1.07(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=528(M+1)
実施例28
2-メチル-2-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-メチル-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.37(s,1H)7.31(d,1H)7.10-7.20(m,3H)4.52(s,2H)3.85-4.00(m,1H)3.46-3.57(m,4H)2.25(s,3H)1.63-1.71(m,2H)1.46-1.62(m,4H)1.39(s,6H)1.25-1.34(m,1H)1.03(q,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=506(M+1)
実施例29
3-{2-[3-[2-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.74(dd,1H)7.61(dd,1H)7.46-7.54(m,1H)7.32(s,1H)4.65(s,2H)3.88-3.99(m,1H)3.59(t,2H)3.47-3.53(m,2H)2.95(s,2H)1.63-1.72(m,2H)1.47-1.62(m,4H)1.26-1.35(m,1H)1.18(s,6H)0.97-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=592(M+1)
実施例30
3-{2-[3-[2-(2-クロロ-4-フルオロ−ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-クロロ-4-フルオロ−ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.55(dd,1H)7.43(dd,1H)7.32(s,1H)7.14-7.22(m,1H)4.57(s,2H)3.57-3.62(m,3H)3.46-3.53(m,2H)2.95(s,2H)1.73-1.81(m,1H)1.64-1.72(m,2H)1.47-1.61(m,4H)1.27-1.37(m,1H)1.18(s,6H)0.96-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=558(M+1)
実施例31
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
アセトニトリル(20mL)中の、4-トランス-メチル-シクロヘキシルアミンヒドロクロリド(2.64g、17.7mmol)と炭酸カリウム(4.87g、35.3)の還流用液を、2-フェニルエチルブロミド(3.27g、17.7mmol)の溶液に添加し、反応混合物を18時間還流した。揮発性物質を真空で除去し、残留物をジエチルエーテル(100mL)とHO(100mL)の間で分配した。水相をさらなる100mLのジエチルエーテルで抽出し、組合せた有機相を乾燥させ(NaSO)、濾過し、真空で濃縮し、粗第2級アミンを得た。調製用HPLCにおける精製により、3.2gの(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-フェネチル-アミンTFA塩を得た。
2-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸を使用し、(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-フェネチル-アミンを、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸に転換させた。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.23-7.36(m,3H)7.15-7.24(m,1H)3.88-4.10(m,1H)3.32-3.50(m,2H)2.79(t,2H)1.63-1.75(m,2H)1.48-1.64(m,4H)1.26-1.46(m,8H)0.98-1.15(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=462(M+1)
実施例32
2,2-ジメチル-3-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.35(s,1H)7.24-7.34(m,5H)7.16-7.25(m,1H)3.35-3.49(m,2H)2.97(s,2H)2.78(t,2H)1.63-1.74(m,2H)1.46-1.63(m,4H)1.26-1.40(m,1H)1.19(s,6H)0.97-1.13(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=476(M+1)
実施例33
3-{2-[3-[2-(2-フルオロ−ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-フルオロ-ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.45(t,1H)7.31-7.38(m,2H)7.14-7.20(m,2H)4.58(s,2H)3.85-3.97(m,1H)3.56(t,2H)3.40-3.50(m,3H)2.95(s,2H)1.63-1.71(m,2H)1.46-1.59(m,4H)1.25-1.36(m,1H)1.18(s,6H)0.96-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=524(M+1)
実施例34
3-{2-[3-[2-(2,4-ジフルオロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2,4-ジフルオロ-ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.44-7.56(m,1H)7.32(s,1H)7.22(t,1H)7.05(t,1H)4.54(s,2H)3.84-4.01(m,1H)3.51-3.57(m,2H)3.43-3.49(m,2H)2.95(s,2H)1.63-1.71(m,2H)1.44-1.60(m,4H)1.26-1.37(m,1H)1.18(s,6H)0.96-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=542(M+1)
実施例35
2,2-ジメチル-3-{2-[3-[2-(2-メチル-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-メチル-ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.28-7.35(m,2H)7.10-7.20(m,3H)4.52(s,2H)3.51-3.56(m,2H)3.46-3.51(m,2H)2.95(s,2H)2.25(s,3H)1.67(d,2H)1.46-1.61(m,4H)1.25-1.40(m,1H)1.18(s,6H)1.02(q,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=520(M+1)
実施例36
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
プロピオニトリル(4mL)中の、2-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エタノール(383mg、1.86mmol)、シアノメチル-トリメチル-ホスホニウムヨージド(J. Org. Chem. 2001, 66, 7, 2518-2521)(500mg、2.1mmol)、及びDIPEA(0.76mL、4.34mmol)の混合物を、90℃まで18時間加熱し、ついで、室温で48時間攪拌し、反応混合物を、HO(30mL)中の2gのKCOの溶液に注いだ。混合物をDCM(3x30mL)で抽出し、組合せた有機相を乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を真空で除去した。残留物を調製用HPLCを使用して精製し、238mgの(4-メチル-シクロヘキシル)-[2-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-エチル]-アミンを得た。
アミンをカップリングさせ、2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.38-7.45(m,3H)7.30(d,2H)3.93-4.03(m,1H)2.83(t,2H)1.63-1.73(m,2H)1.46-1.61(m,4H)1.25-1.45(m,7H)0.98-1.12(m,2H)0.86(d,3H)1.40(m,1H)1.19(s,6H)0.97-1.13(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=546(M+1)
実施例37
2-{2-[3-[2-(4-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-クロロ-4-(2-ヨード-エチル)-ベンゼン(J. Med. Chem. 1998, 41, 3,3 58-378)と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.15-7.34(m,4H)7.06(s,1H)3.73-4.37(m,1H)3.35-3.63(m,2H)2.78-3.01(m,2H)1.81(t,4H)1.45-1.69(m,8H)1.06-1.43(m,3H)0.91(d,3H)
実施例38
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモ-3-フェニルプロパンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.14-7.34(m,5H)7.05(s,1H)3.70-4.33(m,1H)3.17-3.47(m,2H)2.58-2.78(m,2H)1.86-2.04(m,2H)1.66-1.84(m,4H)1.61(s,6H)1.34-1.53(m,2H)1.00-1.34(m,3H)0.88(d,3H)
HPLC-MS:m/z=477(M+1)
実施例39
2,2-ジメチル-3-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(2-トリフルオロメチル-ベンジルオキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルと2-トリフルオロメチル-ベンジルブロミドを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.67-7.74(m,2H)7.71(d,2H)7.63(t,1H)7.49(t,1H)7.33(s,1H)4.68(s,2H)3.85-4.02(m,1H)3.57-3.61(m,2H)2.95(s,2H)1.62-1.71(m,2H)1.47-1.62(m,4H)1.22-1.37(m,2H)1.18(s,6H)0.97-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=574(M+1)
実施例40
2-{2-[3-[2-(2-ジフルオロメトキシ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと2-ジフルオロメチル-ベンジルブロミドを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR (400MHz、DMSO-d)(ppm)7.49(d,1H)7.31-7.42(m,2H)7.15-7.26(m,2H)4.56(s,2H)3.84-4.07(m,1H)3.54-3.63(m,3H)3.45-3.54(m,2H)1.73-1.81(m,1H)1.63-1.72(m,2H)1.48-1.63(m,4H)1.39(s,6H)1.23-1.36(m,2H)0.95-1.10(m,2H)0.86(d,6H)
HPLC-MS:m/z=559(M+1)
実施例41
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
氷浴で冷却された、DCM(30mL)中の、樹脂結合性トリフェニルホスフィン(ポリスチレン 2% 架橋結合、充填量=3mmol/g、3g、9mmol)とイミダゾール(0.48g、7.1mmol)の混合物を、Br(1.13g、7.1mmol)に滴下し、すぐにDCM(5mL)中の4-(2-ヒドロキシ-エチル)-2-フルオロ-1-メトキシ-ベンゼン(1.0g、5.88mmol)の溶液を添加した。冷却浴を取り除き、反応混合物を16時間攪拌し、樹脂を濾過した。樹脂をDCMで洗浄し、濾過し、真空で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO、ヘプタン-EtAOc 95:5)を使用して精製し、0.82gの4-(2-ブロモ-エチル)-2-フルオロ-1-メトキシ-ベンゼンを得た。
臭素とアミンとを反応させ、カップリングさせ、 2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い加水分解した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)6.94-7.07(m,3H)6.83-6.92(m,1H)3.87(s,3H)3.40-3.57(m,2H)2.82-2.91(m,2H)1.73-1.90(m,4H)1.46-1.68(m,8H)1.08-1.42(m,3H)0.91(d,3H)
HPLC-MS:m/z=510(M+1)
実施例42
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-5-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ヒドロキシ-エチル)-3-クロロ-5-フルオロ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.23-7.31(m,2H)7.20(d,1H)3.91-4.06(m,1H)3.40-3.51(m,2H)2.81(t,2H)1.69(d,2H)1.51-1.64(m,4H)1.29-1.46(m,7H)0.98-1.13(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=514(M+1)
実施例43
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと3-トリフルオロメチル-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
1HH NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.64-7.68(m,1H)7.63(br.s.,1H)7.51-7.58(m,2H)7.40(s,1H)3.87-4.01(m,1H)3.10(t,2H)1.73-1.82(m,2H)1.59-1.67(m,2H)1.47-1.55(m,2H)1.40-1.47(m,2H)1.39(s,6H)1.21-1.31(m,1H)0.95-1.07(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=576(M+1)
実施例44
2-{2-[3-[3-(2-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと2-クロロ-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.42-7.47(m,2H)7.41(s,1H)7.29-7.36(m,1H)7.15-7.23(m,1H)3.88-4.02(m,1H)3.05(t,2H)1.76-1.84(m,2H)1.62-1.69(m,2H)1.49-1.55(m,2H)1.40-1.49(m,2H)0.96-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z:542(M+1)
実施例45
2-{2-[3-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ヒドロキシ-エチル)-3,5-ジフルオロ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)6.99-7.13(m,3H)3.90-4.08(m,1H)3.39-3.52(m,2H)2.82(t,2H)1.63-1.76(m,2H)1.52-1.64(m,4H)1.26-1.48(m,7H)0.96-1.15(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=498(M+1)
実施例46
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-p-トリル-エチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ヒドロキシ-エチル)-4-メチル-ベンゼン及び2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.17(d,2H)7.11(d,2H)3.91-4.09(m,1H)2.73(t,2H)2.27(s,3H)1.69(d,2H)1.48-1.65(m,4H)1.24-1.48(m,7H)0.96-1.18(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=476(M+1)
実施例47
2-{2-[3-[3-(4-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと4-クロロ-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.37(s,4H)3.82-4.06(m,1H)3.01(t,2H)1.70-1.83(m,2H)1.65(d,2H)1.41-1.56(m,4H)1,39(s,6H)1.19-1.33(m,2H)1.02(q,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=542(M+1)
実施例48
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと3-クロロ-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.29-7.42(m,4H)7.21-7.26(m,1H)3.90-4.00(m,1H)3.05(t,2H)1.71-1.81(m,2H)1.62-1.70(m,2H)1.47-1.56(m,2H)1.41-1.47(m,2H)1.39(s,6H)1.21-1.36(m,2H)0.95-1.08(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=542(M+1)
実施例49
2-{2-[3-[3-(4-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルと4-メトキシ-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.36(s,1H)7.30(d,2H)6.87(d,2H)3.82-3.96(m,1H)3.69(s,3H)3.18-3.29(m,2H)2.84(t,2H)1.55-1.71(m,4H)1.42-1.52(m,2H)1.37-1.41(m,1H)1.36(s,6H)1.16-1.32(m,2H)0.89-1.03(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=542(M+1)
実施例50
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-メトキシ-チオフェノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.36(s,1H)7.18(t,1H)6.83-6.89(m,2H)6.71(dd,1H)3.82-3.96(m,1H)3.70(s,3H)2.96(t,2H)1.66-1.78(m,2H)1.56-1.65(m,2H)1.37-1.51(m,5H)1,35(s,6H)1.15-1.28(m,2H)0.91-1.04(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=538(M+1)
実施例51
2-{2-[3-[3-(2-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸 2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.35-7.47(m,1H)7.35(s,1H)7.13-7.27(m,3H)3.82-3.97(m,1H)2.96(t,2H)1.66-1.76(m,2H)1.57-1.65(m,2H)1.42-1.51(m,2H)1.36-1.42(m,2H)1.35(s,6H)1.16-1.29(m,2H)0.91-1.04(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=526(M+1)
実施例52
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
4-フルオロ-チオフェノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.38-7.47(m,3H)7.15-7.21(m,2H)3.87-4.03(m,1H)2.97(t,2H)1.60-1.79(m,5H)1.42-1.56(m,4H)1,39(s,6H)1.20-1.35(m,2H)0.97-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=526(M+1)
実施例53
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(2-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-トリフルオロメトキシ-チオフェノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.54(d,1H)7.35-7.43(m,3H)7.25-7.34(m,1H)3.88-4.01(m,1H)3.05(t,2H)1.72-1.84(m,2H)1.60-1.70(m,2H)1.42-1.56(m,5H)1.39(s,6H)1.21-1.36(m,2H)0.97-1.08(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=592(M+1)
実施例54
2-メチル-2-(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸
Figure 0005226008
4-トリフルオロメトキシ-チオフェノールを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.47(d,2H)7.40(s,1H)7.32(d,2H)3.87-4.01(m,1H)3.24-3.39(m,2H)3.03(t,2H)1.70-1.84(m,2H)1.58-1.70(m,2H)1.41-1.55(m,4H)1.39(s,6H)1.19-1,32(m,2H)0.94-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=592(M+1)
実施例55
2-{2-[3-[3-(3-フルオロ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-フルオロ-チオフェノールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-{2-[3-[3-(2-メトキシ-フェニルスルファニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.31-7.38(m,1H)7.15-7.23(m,2H)6.97-7.03(m,1H)3.90-4.01(m,1H)3.04(t,2H)1.74-1.81(m,2H)1.62-1.69(m,2H)1.48-1.56(m,2H)1.45(dd,2H)1.22-1.36(m,3H)0.96-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=526(M+1)
実施例56
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-オキソ-3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-クロロ-1-フェニル-プロパン-1-オンと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR400MHz、CDCl)(ppm)7.98(d,2H)7.53-7.62(m,1H)7.43-7.52(m,2H)7.20(s,1H)4.01-4.17(m,1H)3.75(t,2H)3.35(t,2H)3.05(s,2H)1.71-1.82(m,4H)1.50-1.66(m,2H)1.08-1.40(m,3H)0.90(d,3H)
HPLC-MS:m/z=462(M+1)
実施例57
{2-[-3-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(4-メトキシ-フェニル)-プロピオン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)11.60(br.s,1H)、7.41(s,1H)、7.13(d,2H)、6.84(d,2H)、4.00-3.88(m,1H)、3.71(s,3H)、3,48(s,2H)、3.28-3.16(m,2H)、1.80-1.17(m,11H)、1.11-0.95(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=478(M+1)
実施例58
{2-[-3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピオン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)11.70(br.s,1H)、7.41(s,1H)、7.19(t,1H)、6.68-6.60(m,3H)、4.02-3.88(m,1H)、3.71(s,3H)、3.48(s,2H)、3.28-3.14(m,2H)、2.57(t,2H)、1.75-1.15(m,11H)、1.11-0.95(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=478(M+1)
実施例59
{2-[3-ベンジル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
ベンズアルデヒドと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチル-ブチル)-3-(4-トランス-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸で予め記載された手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.38(s,1H)7.27-7.34(m,2H)7.17-7.2,4(m,3H)4.60(br.s.,2H)4.10-4.20(m,1H)3.47(s,2H)1.52-1.67(m,4H)1.37-1.51(m,2H)1.19-1.31(m,1H)0.97-1.10(m,2H)0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=420(M+1)
実施例60
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(トルエン-4-スルホニル)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸
Figure 0005226008
1-(2-クロロ-エタンスルホニル)-4-メチル-ベンゼンと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.84(d,2H)7.51(d,2H)7.39(s,1H)3.87-3.99(m,1H)3.47(s,2H)2.43(s,3H)1.50-1.62(m,4H)1.06-1.20(m,3H)0.92-1.05(m,2H)0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=512(M+1)
実施例61
{2-[-3-(3-シクロヘキシル-プロピル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-シクロヘキシル-プロピオン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)11.78(br.s,1H)、7.40(s,1H)、4.01-3.88(m,1H)、3,48(s,2H)、3.22-3.08(m,2H)、1.75-0.74(m,26H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=454(M+1)
実施例62
(2-{-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロピル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸
Figure 0005226008
3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロピオン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)12.02(br.s,1H)、7.61-7.48(m,4H)、7.42(s,1H)、4.01-3.88(m,1H)、3,48(s,2H)、3.28-3.12(m,2H)、2.58(t,2H)、1.90−1.15(m,10H)、1.12-0.95(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=516(M+1)
実施例63
{2-[-3-[3-(4-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(4-クロロ-フェニル)-プロピオン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)12.02(br.s,1H)、7.42(s,1H)、7.33(d,2H)、7.23(d,2H)、4.02-3.88(m,1H)、3,48(s,2H)、3.30-3.17(m,2H)、2.58(t,2H)、1.90-1.15(m,10H)、1.11-0.94(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=482(M+1)
実施例64
{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
アミン調製
DCM(25mL)中の4-トランス-メチル-シクロヘキシルアミンヒドロクロリド(500mg、3.3mmol)と3-(3-クロロフェニル)プロピオン酸(609mg、3.30mmol)の溶液に、HOBt(445mg、3.3mmol)とEDAC(633mg、3.3mmol)を添加した。混合物を室温で10分攪拌し、DIPEA(1.13mL、6.6mmol)を添加し、得られた溶液を室温でさらに16時間攪拌した。DCM(25mL)を添加し、有機物を水(2x15mL)、1NのNaOH(10mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、900mgの3-(3-クロロ-フェニル)-N-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-プロピオンアミドを得た。
1Mの水素化アルミニウムリチウムと無水THF(5mL)を0℃に冷却し、10分にわたって、98%の硫酸(1.33μL、2.5mmol)を添加した。得られた溶液を0℃で10分攪拌し、放置し、30分以上、室温まで温めた。THF(6mL)中の3-(3-クロロ-フェニル)-N-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-プロピオンアミド(900mg、3.2mmol)を添加し、溶液を室温で16時間攪拌した。反応体を、逐次、水(190μL)、4NのNaOH(190μL)及び水(190μL)を添加することによりクエンチした。THF(25mL)で希釈し、続いてMgSO(5g)を添加し、濾過し、真空で濃縮し、700mgの[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンを得た。
尿素形成とエステル加水分解
THF(10mL)中の[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-(4-メチル-シクロヘキシル)-アミン(266mg、1mmol)の溶液に、3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸エチルエステル(218mg、1mmol)、CDI(486mg、3mmol)、DMAP(6mg、0.05mmol)を添加し、得られた混合物を16時間攪拌した。反応混合物をカラムクロマトグラフィー(Kiselgel 60、ヘプタン:EtOAc、6:4)により精製し、組合せた生成物フラクションを真空で蒸発させ、350mgの{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸エチルエステルを得た。
これをエタノール(15mL)に溶解させ、4NのNaOH(1mL)を添加し、得られた溶液を1.5時間攪拌した。1NのHCl(6mL)、続いて水(20mL)を添加し、得られた沈殿物を濾過し、水で洗浄し、真空で乾燥させ、260mgの{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸を得た。
H NMR(300MHz、DMSO-d)ppm 12.02(br.s,1H)、7.42(s,1H)、7.35-7.10(m,4H)、4.02-3.88(m,1H)、3,48(s,2H)、3.30-3.15(m,2H)、2.58(t,2H)、1.90-1.15(m,10H)、1.12-0.93(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=482(M+1)
実施例65
{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(4-メトキシ-フェニル)-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)、7.11(d,2H)、6.83(d,2H)、3.97-3.88(m,1H)、3.71(s,3H)、3,48(s,2H)、3.24-3.17(m,2H)、1.71-1.63(m,2H)、1.58-1.42(m,8H)、1.36-1.25(m,1H)、1.10-0.97(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=492(M+1)
実施例66
{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル−ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(4-メチル-フェニル)-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)、7.07(s,4H)、3.98-3.86(m,1H)、3.47(s,2H)、3.25-3.16(m,2H)、2.57-2.53(m,2H)、2.25(s,3H)、1.71-1.63(m,2H)、1.59-1.41(m,8H)、1,36-1.23(m,1H)、1.10-0.96(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=476(M+1)
実施例67
{2-[-3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)12.02(br.s,1H)、7.42(s,1H)、7.30-7.18(m,2H)、7.15-7.10(m,2H)、4.02-3.88(m,1H)、3.48(s,2H)、3.30-3.17(m,2H)、2.58(t,2H)、1.90-1.15(m,10H)、1.13-0.94(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=466(M+1)
実施例68
{2-[3-[3-(5-クロロ-ベンゾフラン-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(5-クロロ-ベンゾフラン-3-イル)-プロピオン酸及び(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.91(s,1H)、7.75(s,1H)、7.59(d,1H)、7.43(s,1H)、7.33(d,1H)、4.04-3.88(m,1H)、3.48(s,2H)、3.36-3.26(m,2H)、2.72-2.59(m,2H)、1.92-1.76(m,2H)、1.73-1.40(m,6H)、1.34-1.19(m,1H)、1.12-0.95(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=522(M+1)
実施例69
{2-[3-[4-(4-クロロ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(4-クロロ-フェニル)-酪酸及び(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)、7.30(d,2H)、7.21(d,2H)、3.97-3.85(m,1H)、3,48(s,2H)、3.26-3.15(m,2H)、2.64-2.52(m,2H)、1.75-1,39(m,10H)、1.38-1.22(m,1H)、1.12-0.95(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=496(M+1)
実施例70
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
0℃に冷却された、酢酸エチル(25mL)中の3(3-ピジル(pyidyl))-1-プロパノール(1.37g、10mmol)の溶液に、DIPEA(1.71mL、10mmol)、続いて塩化スルホニルメタン(0.77mL、10mmol)を添加し、得られた反応混合物を0℃で15分、室温で3時間攪拌した。水(25mL)を添加し、有機物を分離させ、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、対応するメシラートを得た。これをアセトン(10mL)に溶解させ、続いて炭酸カリウム(3g、21mmol)、ヨウ化カリウム(1g、6mmol)及び4-トランス-メチル-シクロヘキシルアミンヒドロクロリド(1.75g、11.6mmol)を添加した。混合物を室温で60時間攪拌し、ついで濾過し、溶媒を蒸発により除去した。得られた固形物を酢酸エチル(20mL)を用いてスラリー状にし、濾過し、有機物を乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、さらなる精製をすることなく使用される、粗(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-(3-ピリジン-3-イル-プロピル)-アミンを得た。
アミンをカップリングさせ、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)8.89(s,1H)、8.80(d,1H)、8.55(d,1H)、8.04(t,1H)、7.45(s,1H)、4.05-3.90(m,1H)、3.50(s,2H)、3.29(t,2H)、2.84(t,2H)、2.51-2.48(m,3H)、1.94-1.78(m,2H)、1.75-1.43(m,6H)、1.41-0.98(m,4H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=449(M+1)
実施例71
{2-[-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(トランス-2-フェニル-シクロプロピルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
トランス-2-フェニル-シクロプロパンカルボン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)11.58(br.s,1H)、7.41(s,1H)、7.24-7.15(m,2H)、7.11-7.05(m,1H)、7.03-6.95(m,2H)、3.98-3.87(m,1H)、3,48(s,2H)、1.99-1.88(m,1H)、1.75-0.90(m,14H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=460(M+1)
実施例72
{2-[3-(2-メタンスルホニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
1-クロロ-2-メタンスルホニル−エタン(Chem. Ber. 1894, 27, 3048に記載されたようにして調製)と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)12.15(br.s,1H)7.42(s,1H)3.97-4.08(m,1H)3.61(t,2H)3.49(s,2H)3.06(s,3H)1.60-1.74(m,4H)1.47-1.59(m,2H)1.30-1,37(m,1H)1.01-1.14(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=436(M+1)
実施例73
{2-[3-ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルメチル-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-カルバルデヒドと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2,2-ジメチル-3-{2-[3-(3-メチル-ブチル)-3-(4-トランス-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸で予め記載された手順を使用し、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)6.84(d,1H)6.77(s,1H)6.69(d,1H)5.98(s,2H)4.49(s,2H)4.05-4.17(m,1H)3,49(s,2H)1.60-1.68(m,2H)1.40-1.57(m,4H)1.21-1.31(m,1H)0.97-1.08(m,2H)0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=464(M+1)
実施例74
{2-[3-[4-(1H-インドール-3-イル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(1H-インドール-3-イル)-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)10.74(s,1H)、7.51(d,1H)、7.41(s,1H)、7.31(d,1H)、7.11(s,1H)、7.04(t,1H)、6.95(t,1H)、3.98-3.86(m,1H)、3,47(s,2H)、3.28-3.19(m,2H)、2.75-2.65(m,2H)、1.73-1.40(m,10H)、1.36−1.21(m,1H)、1.10-0.95(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=501(M+1)
実施例75
{2-[3-(4-シクロヘキシル-ブチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-シクロヘキシル-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)4.01-3.88(m,1H)、3,47(s,2H)、3.25-3.12(m,2H)、1.77-0.95(m,2,4H)、0.94-0.73(m,5H)
HPLC-MS:m/z=468(M+1)
実施例76
{2-[3-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(4-フルオロ-フェニル)-4-オキソ-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.46-7.29(m,3H)、7.18-7.03(m,2H)、4.61-4.48(m,1H)、4.00-3.82(m,1H)、3.47(s,2H)、3.25-3.12(m,2H)、1.74-1.20(m,11H)、1.11-0.95(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=496(M+1)
実施例77
{2-[3-[4-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-4-オキソ-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
HPLC-MS:m/z=526(M+1)
実施例78
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(1,2,3,4-テロラヒドロ-ナフタレン-2-イルメチル-)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
1,2,3,4-テロラヒドロ−ナフタレン-2-カルボン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)、7.04(s,4H)、3.95-3.86(m,1H)、3.48(s,2H)、2.84-2.62(m,3H)、2.48-2.38(m,1H)、2.05-1.95(m,1H)、1.88-1.81(m,1H)、1.76-1.56(m,6H)、1.41-1.27(m,2H)、1.13-1.00(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=474(M+1)
実施例79
2-{2-[3-[2-(4-アセチル-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-[4-(2-クロロ-エチル)-フェニル]-エタノンと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.90(d,2H)7.35-7.52(m,3H)3.92-4.11(m,1H)3.38-3.54(m,2H)2.80-2.97(m,2H)2.56(s,3H)1.64-1.79(m,2H)1.50-1.79(m,4H)1.26-1.48(m,7H)0.97-1.15(m,2H)0.87(d,3H)
実施例80
{2-[3-[3-(1H-インドール-3-イル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-(1H-インドール-3-イル)-プロピオン酸(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)10.76(s,1H)、7.51(d,1H)、7.42(s,1H)、7.32(d,1H)、7.14(s,1H)、7.09-7.02(m,1H)、7.00-6.93(m,1H)、4.01-3.89(m,1H)、3.48(s,2H)、2.74-2.65(m,2H)、1.92-1.80(m,2H)、1.69-1.52(m,4H)、1.52-1.37(m,2H)、1.29-1.16(m,1H)、1.09-0.95(m,2H)、0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=487(M+1)
実施例81
{2-[3-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-酪酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)、6.83(d,1H)、6.80(s,1H)、6.70(d,1H)、3.99-3.87(m,1H)、3.73(s,3H)、3.70(s,3H)、3,48(s,2H)、3.27-3.17(m,2H)、1.73-1.42(m,10H)、1,37-1.23(m,1H)、1.10-0.97(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=523(M+1)
実施例82
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
無水THF(500mL)中のLiAlH(4.64g、123.0mmol)の懸濁液に、無水THF(250mL)中の2-メチル-2-フェニル-プロピオン酸(20.0g、123.0mmol)を、55℃で10分以上かけて滴下した。水酸化ナトリウム水溶液(60mL、15%)を使用し、混合物をクエンチした。混合物を濾過し、濾液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、さらなる精製をすることなく次の工程で使用される、2-メチル-2-フェニル-プロパン-1-オール(13.3g、72.7%)を得た。
DMSO(150mL)中の2-メチル-2-フェニル-プロパン-1-オール(13.3g、87.0mmol)の溶液に、室温でトリエチルアミン(24.7mL、178.0mmol)、続いてピリジン酸化硫黄(28.6g、180.0mmol)を添加した。混合物を室温で2.5時間攪拌した。水を添加し、得られた混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、さらなる精製をすることなく次の工程で使用される、粗生成物2-メチル-2-フェニル-プロピオンアルデヒド(12.0mg、91.6 %)を得た。
THFとメタノールの混合溶媒(150mL、3:1)中の、2-メチル-2-フェニル-プロピオンアルデヒド(3.3g、0.022mol)、4-メチル-シクロヘキシルアミン(2.5g、0.022mol)、NaBHCN(2.23g、0.035mol)、及び酢酸(2.12g、0.035mol)の混合物を、室温で6時間攪拌した。水を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を収集し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCで精製し、TFA塩として(4-メチル-シクロヘキシル)-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-アミン(1.4g、26.0%)を得た。
CHCl(30mL)中の(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸メチル-エステル(416mg、2.04mmol)の混合物に、室温で、CDI(496mg、3.06mmol)とDMAP(25mg、0.21mmol)を添加した。反応混合物を室温で1.5時間攪拌し、ついで、(4-メチル-シクロヘキシル)-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-アミン(500mg、2.04mmol)を添加した。混合物を室温で16時間攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCで精製し、{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸メチル-エステル(350mg)を得た。
THF(50mL)中の{2-[3-(4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸メチル-エステル(350mg、0.737mmol)の溶液に、室温で、水(3mL)中にLiOH.HO(186mg、4.42mmol)を添加した。混合物を室温で16時間攪拌した。水を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を収集し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCで精製し、{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(2-メチル-2-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸を得た。
H NMR(400MHz、CDCl):(ppm)7.45-7.35(m,2H);7.35-7.27(m,2H);7.25-7.12(m,2H);3.55(s,2H);3.35(s,2H);2.62-2.51(m,1H);2.02-1.86(m,2H);1.62-1.50(m,2H);1.50-1.35(m,8H);1.35-1.12(m,1H); 0.78(d,3H);0.55(q,2H)
実施例83
{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
エタノール(150mL)中のジフルオロ-フェニル-酢酸エチルエステル(5.0g、25.0mmol)の溶液に、室温で、水素化ホウ素ナトリウム(1.37g、36mmol)を添加した。混合物を室温で2.5時間攪拌した。HCl水(1N)を添加し、得られた混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、さらなる精製をすることなく次の工程で使用される、生成物2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エタノール(3.4g、86.1%)を得た。
DCM(300mL)中の塩化オキサリル(2.66g、21.0mmol)の溶液に、60℃で、DMSO(2.5mL、35.0mmol)を添加した。混合物を30分攪拌した。ついで、2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エタノール(28.1g、18.0mmol)を、同じ温度で添加した。混合物をさらに30分攪拌した。トリエチルアミン(11.1mL、80.0mmol)を添加し、ついで、混合物を室温で2時間攪拌した。水を添加し、有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮し、さらなる精製をすることなく次の工程で使用される、粗生成物ジフルオロ-フェニル-アセトアルデヒド(828mg、30%)を得た。
THFとメタノールの混合溶媒(150mL、3:1)中の、ジフルオロ-フェニル-アセトアルデヒド(828mg、5.31mmol)、4-メチル-シクロヘキシルアミン(600mg、5.31mmol)、NaBHCN(535mg、8.50mmol)、及び酢酸(510mg、8.50mmol)の混合物を、室温で6時間攪拌した。水を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を収集し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCにより精製し、TFA塩として(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-(4-メチル-シクロヘキシル)-アミンを得た。
CHCl(100mL)中の(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸メチルエステル(403mg、1.98mmol)の混合物に、室温で、CDI(480.2mg、2.96mmol)とDMAP(25mg、0.20mmol)を添加した。反応混合物を室温で1.5時間攪拌し、ついで、(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-(4-メチル-シクロヘキシル)-アミン(500mg、1.98mmol)を添加した。混合物を室温で16時間攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCで精製し、{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸メチル-エステルを得た。
THF(50mL)中の{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸メチル-エステル(350mg、0.725mmol)の溶液に、室温で、水(3mL)中にLiOH.HO(183mg、4.35mmol)を添加した。混合物を室温で16時間攪拌した。水を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を収集し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去し、残留物を調製用HPLCで精製し、{2-[3-(2,2-ジフルオロ-2-フェニル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸を得た。
H NMR(400MHz、CDCl):(ppm)10.05(s,2H);7.65(s,1H);7.50(s,2H);7.40(s,3H);4.05(t,2H);3.90-3.80(m,1H);3.50(s,2H);1.90-1.40(m,6H);1.45-1.25(m,1H);1.25-1.05(m,2H);0.90(d,3H)
実施例84
{2-[3-(ブト-3-イニル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸 (2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-プロピオン酸エチルエステルの合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)ppm 12.02(br.s,1H)、7.42(s,1H)、3.96(m,1H)、3.48(s,2H)、3.42-3.31(m,2H)、2.89(s,1H)、2,48(t,2H)、1.72-1.45(m,6H)、1.42-1.18(m,2H)、1.12-0.98(m,2H)、0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=382(M+1)
実施例85
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
トランス-4-メトキシ-シクロヘキシルアミン(J. Med. Chem. 1977, 20, 279-290に記載されたようにして調製)、2-フェニルエチルブロミド及び2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)7.17-7.38(m,6H)4.03(br.s.,1H)3.40-3.57(m,2H)3.36(s,3H)3.32(s,2H)3.01-3.20(m,1H)2.81-2.99(m,2H)2.05-2.23(m,2H)1.75-1.93(m,2H)1.50-1.72(m,2H)1.28-1.50(m,2H)
HPLC-MS:m/z=450(M+1)
実施例86
{2-[3-(2-ベンジルオキシ-エチル)-3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
トランス-4-メトキシ-シクロヘキシルアミン、2-ベンジルオキシ-エタノール、及び2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、CDCl)(ppm)10.50(br.s.,1H)7.11-7.47(m,6H)4.57(s,2H)4.02(br.s.,1H)3.55-3.66(m,2H)3.45-3.55(m,2H)3.35(s,2H)3.33(s,3H)2.99-3.14(m,1H)2.10(d,2H)1.79(d,2H)1.44-1.66(m,2H)1.24-1.44(m,2H)
HPLC-MS:m/z=480(M+1)
実施例87
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-ブロモメチル-2-ジフルオロメトキシ-ベンゼンと3-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2,2-ジメチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.48(d,1H)7.29-7.40(m,2H)7.12-7.27(m,2H)4.55(s,2H)3.82-4.00(m,1H)3.42-3.63(m,5H)2.95(s,2H)1.63-1.76(m,2H)1.45-1.61(m,4H)1.23-1.40(m,1H)1.17(s,6H)0.95-1.09(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=572(M+1)
実施例88
2-{2-[3-[2-(3-クロロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ブロモ-エチル)-3-クロロ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.19-7.48(m,5H)3.89-4.08(m,1H)3.36-3.53(m,2H)2.72-2.87(m,2H)1.69(d,2H)1.50-1.63(m,4H)1.27-1.48(m,7H)0.95-1.15(m,1H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=496(M+1)
実施例89
2-{2-[3-[2-(3-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ブロモ-エチル)-3-メトキシ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.2,2(t,1H)6.72-6.93(m,3H)3.91-4.06(m,1H)3.75(s,3H)3.36-3.48(m,2H)2.70-2.82(m,2H)1.69(d,2H)1.49-1.63(m,4H)1.26-1.47(m,7H)0.98-1.14(m,2H)0.87(d,3H)
実施例90
2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
1-(2-ブロモ-エチル)-3,4-ジメトキシ-ベンゼンと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)6.82-6.91(m,2H)6.74-6.82(m,1H)3.91-4.06(m,1H)3.76(s,3H)3.71(s,3H)3.34-3.53(m,2H)2.66-2.77(m,2H)1.69(d,2H)1.50-1.64(m,4H)1.24-1.47(m,7H)0.98-1.14(m,2H)0.87(d,3H)
実施例91
{2-[3-(2-シアノ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-ブロモプロピオニトリルと2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)11.99(br.s,1H)7.41(s,1H)4.15-3.89(m,1H)3.61-3.40(m,5H)2.70(t,2H)1.80−1.47(m,6H)1.42-1.20(m,1H)1.14-0.93(m,2H)0.85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=383(M+1)
実施例92
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
MeOH(50mL)とAcOH(1.5mL)中の、4-ホルミルピリジン(0.88g、8.25mmol)、トランス-4-メチル-シクロヘキシルアミンヒドロクロリド(0.93g、8.25mmol)及びNaBHCN(1.3g、20.6mmol)の混合物を、1.5時間還流した。加熱を中止し、反応混合物を室温で2日間放置した。揮発性物質を真空で除去し、残留物をNaHCO水とDCMの間で分配した。DCM相を真空で濃縮した。調製用HPLCで精製し、(4-メチル-シクロヘキシル)-ピリジン-4-イルメチル-アミンのTFA塩を得た。アミンをカップリングさせ、2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸を調製する手順に記載された手順を用いて加水分解した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)8.47(d,2H)7.40(s,1H)7.20(d,2H)4.59(s,4.13-4.25(m,1H)3.48(s,2H)1.52-1.69(m,4H)1.34-1.49(m,2H)1.20-1.33(m,1H)0.97-1.12(m,2H)0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=421(M+1)
実施例93
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-2-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
2-ホルミル−ピリジンを使用し、{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)8.60(d,1H)7.70(dd,1H)7.40(s,1H)7.30(d,1H)7.24(dd,1H)4.58(br.s.,2H)4.09-4.21(m,1H)3.33(s,2H)1.67-1.76(m,4H)1.41-1.54(m,2H)1.26-1.37(m,1H)1.06-1.18(m,2H)0.88(d,3H)
HPLC-MS:m/z=421(M+1
実施例94
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-3-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-ホルミル−ピリジンを使用し、{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-ピリジン-4-イルメチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)8.46(d,1H)8.41(dd,1H)7.59(d,1H)7.39(s,1H)7.32(dd,1H)4.60(s.,2H)4.11-4.19(m,1H)3.48(s,2H)1.61-1.68(m,2H)1.40-1.57(m,4H)1.23-1.33(m,1H)0.99-1.10(m,2H)0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=421(M+1)
実施例95
{2-[3-[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
−10℃に冷却された、DCM(260mL)中のブト-3-イノール(3.57g、51mmol)の溶液に、TEA(11.1mL、80mmol)、続いて塩化スルホニルメタン(6.41g、56mmol)を添加し、得られた反応混合物を0℃で15分、室温で1時間攪拌した。水(30mL)を添加し、有機物を分離させ、1NのHCl(30mL)、飽和したNaHCO(30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、油として、対応するメシラートを得た。これをDMSO(40mL)に溶解させ、続いてヨウ化ナトリウム(200mg)と4-トランス-メチル-シクロヘキシルアミン(7.63g、51mmol)を添加した。混合物を50℃で5時間攪拌し、ついで、1%のNaOH溶液(200mL)に注いだ。有機物をジエチルエーテル(3x100mL)で抽出し、組合せた溶媒を乾燥させ(MgSO)、濾過し、真空で濃縮した。油性残留物を酢酸エチル(20mL)に溶解させ、ついで、HCl(5mL)で飽和した酢酸エチルを添加した。得られた沈殿物を濾過し、酢酸エチルで洗浄し、真空で乾燥させ、さらなる精製をすることなく使用される、粗ブト-3-イニル(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンヒドロクロリドを得た。
上述したブト-3-イニル(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンヒドロクロリド(500mg、2,48mmol)の一部をピロリジン(2.5mL)に溶解させたものに、1-ブロモ-4-メタンスルホニル−ベンゼン(583mg、2.48mmol)を添加し、10分、チッ素をバブリングすることにより、溶液を脱気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(28mg、0.025mmol)を添加し、混合物を50℃で16時間加熱し、揮発性物質を蒸発により除去し、残留物をHPLCにより精製し、中間体[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-アミンを得た。
アミンをカップリングさせ、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で予め記載されたようにして、得られたエステルを加水分解した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.88(d,2H)、7.69(d,2H)、7.40(s,1H)、4.05-3.91(m,1H)、3.60-3.28(m,5H)、3.23(s,3H)、2.77-2.65(m,2H)、1.77−1.53(m,6H)、1.44-1.28(m,1H)、1.18-0.98(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=536(M+1)
実施例96
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブト-3-イニル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
ブロモベンゼンを使用し、{2-[3-[4-(4-メタンスルホニル-フェニル)-ブト-3-イニル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.46-7.31(m,6H)、4.07-3.90(m,1H)、3.59-3,42(m,4H)、2.69-2.59(m,2H)、1.78-1.51(m,6H)、1.44-1.28(m,1H)、1.14-0.96(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=458(M+1)
実施例97
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}−シクロブタンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロブタンカルボン酸を使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.47-7.58(m,1H)7.38-7.46(m,2H)7.22-7.37(m,2H)4.60(s,2H)3.83-4.01(m,1H)3.61(t,2H)3.43-3.57(m,2H)1.94-2.17(m,3H)1.73-1.85(m,1H)1.63-1.72(m,2H)1.44-1.61(m,4H)1.24-1.39(m,1H)0.94-1.12(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=538(M+1)
実施例98
1-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロヘキサンカルボン酸を使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.47-7.56(m,1H)7.38-7.47(m,1H)7.21-7.36(m,3H)4.60(s,2H)3.85-4.02(m,1H)3.56-3.66(m,2H)3.47-3.55(m,2H)1.92-2.11(m,2H)1.62-1.76(m,4H)1.40-1.61(m,7H)1.19-1,35(m,4H)0.94-1.11(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=566(M+1)
実施例99
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}−シクロブタンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロブタンカルボン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.45(s,1H)7.23-7.33(m,2H)7.08-7.23(m,3H)3.84-4.00(m,1H)3.13-3.27(m,2H)2.59(t,2H)1.95-2.17(m,3H)1.72-1.86(m,1H)1.62-1.72(m,2H)1.40-1.62(m,8H)1.24-1.39(m,1H)0.92-1.12(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=502(M+1)
実施例100
1-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロヘキサンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロヘキサンカルボン酸メチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.35(s,1H)7.23-7.30(m,2H)7.06-7.24(m,3H)3.75-4.10(m,1H)3.11-3.28(m,2H)2.59(t,2H)1.88-2.10(m,2H)1.62-1.76(m,4H)1.39-1.62(m,11H)1.17-1.37(m,4H)1.04(q,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=530(M+1)
実施例101
1-{2-[3-[2-(トランス-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-シクロブタンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロブタンカルボン酸エチルエステルと2-(4-メトキシフェニル)-エタノールを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.47(s,1H)7.20(d,2H)6.87(d,2H)3.81-4.14(m,1H)3.72(s,3H)2.58-2.88(m,2H)1.93-2.18(m,3H)1.74-1.89(m,1H)1.69(d,2H)1.45-1.63(m,4H)1.25-1.41(m,1H)0.96-1.14(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=504(M+1)
実施例102
1-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}−シクロヘキサンカルボン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルの調製の手順を用いて調製された1-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-シクロヘキサンカルボン酸メチルエステルと2-(4-メトキシフェニル)-エタノールを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.36(s,1H)7.20(d,2H)6.87(d,2H)3.83-4.12(m,1H)3.72(s,3H)2.60-2.83(m,2H)1.88-2.13(m,2H)1.63-1.79(m,4H)1.41-1.62(m,7H)1.18-1.39(m,4H)0.96-1.15(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=532(M+1)
実施例103
2-{2-[3-[2-(4-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(4-フルオロフェニル)エチルブロミドと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.32(t,2H)7.12(t,2H)3.91-4.07(m,1H)3.34-3.49(m,2H)2.78(t,2H)1.69(d,2H)1.49-1.63(m,4H)1.27-1.46(m,7H)0.98-1.14(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=480
実施例104
2-{2-[3-[2-(2,3-ジヒドロ−ベンゾフラン-6-イル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
5-(2-ブロモ-エチル)-2,3-ジヒドロ-ベンゾフランと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.16(s,1H)6.98(d,1H)6.69(d,1H)4.48(t,2H)3.86-4.10(m,1H)3.14(t,2H)2.62-2.74(m,2H)1.64-1.73(m,2H)1.49-1.64(m,4H)1.26-1.48(m,7H)0.97-1.16(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=504(M+1)
実施例105
2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(3-フルオロフェニル)エチルブロミドと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)7.34(q,1H)7.09-7.20(m,2H)6.99-7.09(m,1H)3.90-4.06(m,1H)3.39-3.50(m,2H)2.75-2.86(m,2H)1.62-1.75(m,2H)1.52-1.63(m,4H)1.28-1.45(m,7H)0.96-1.13(m,2H)0.87(d,3H)H)0.97-1.16(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=480(M+1)
実施例106
2-{2-[3-(2-1,3-ベンゾジオキソール-5-イル-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
5-(2-ブロモ-エチル)-ベンゾ[1,3]ジオキソールと2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-フェネチル-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.41(s,1H)6.91(br.s.,1H)6.79-6.86(m,1H)6.73(d,1H)5.97(s,2H)3.91-4.05(m,1H)2.62-2.76(m,2H)1.69(d,2H)1.52-1.63(m,4H)1.28-1.45(m,7H)0.99-1.1,3(m,2H)0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=506(M+1)
実施例107
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-3-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸
Figure 0005226008
3-ブロモメチルピリジンヒドロブロミドと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)8.91(s,1H)、8.87(d,1H)、8.55(d,1H)、8.05(dd,1H)、7.42(s,1H)、4.76(s,2H)、3.87-4.04(m,1H)、3.60-3.71(m,2H)、3.46-3.59(m,4H)、1.46-1.76(m,6H)、1.22-1.41(m,1H)、0.96-1.13(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=465(M+H)
実施例108
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-2-イルメトキシ-)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸
Figure 0005226008
2-ブロモメチル-ピリジンヒドロブロミドと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)8.82(d,1H)、8.47(t,1H)、7.97(d,1H)、7.90(t,1H)、7.40(s,1H)、4.91(s,2H)、3.89-4.04(m,1H)、3.63-3.73(m,2H)、3.52-3.61(m,2H)、3.49(s,2H)、1.44-1.77(m,6H)、1.20-1.42(m,1H)、0.93-1.15(m,2H)、0.87(d,3H)
HPLC-MS:m/z=465(M+H)
実施例109
(2-{3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-[2-(ピリジン-4-イルメトキシ)-エチル]-ウレイド}-チアゾール-5-イルスルファニル)-酢酸
Figure 0005226008
4-ブロモメチル-ピリジンヒドロブロミドと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)8.51(d,2H)、7.41(s,1H)、7.33(d,2H)、4.58(s,2H)、3.87-4.02(m,1H)、3.55(m,4H)、3.49(s,2H)、1.45-1.77(m,6H)、1.21-1.41(m,1H)、0.94-1.14(m,2H)、0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=465(M+H)
実施例110
{2-[3-(2-シクロプロピルメトキシ-エチル)-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
ブロモメチル-シクロプロパンと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)、3.84-4.01(m,1H)、3.47-3.57(m,2H)、3.32-3.46(m,4H)、3.29(d,2H)、1.45-1.79(m,6H)、1.21-1.43(m,1H)、0.93-1.14(m,3H)、0.87(d,3H)、0.38-0.50(m,2H)、0.12-0.21(m,2H)
HPLC-MS:m/z=428(M+H)
実施例111
{2-[3-[2-(5-クロロ-ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメトキシ-)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
3-ブロモメチル-5-クロロ-ベンゾ[b]チオフェンと(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、3-{2-[3-[2-(2-クロロ-ベンジルオキシ)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2,2-ジメチル-プロピオン酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)7.99-8.08(m,1H)、7.89(d,1H)、7.82(s,1H)、7.34-7.45(m,2H)、4.77(s,2H)、3.81-3.98(m,1H)、3.58(t,2H)、3.43-3.51(m,4H)、1.37-1.70(m,6H)、1.16-1.34(m,1H)、0.90-1.09(m,2H)、0.84(d,3H)
HPLC-MS:m/z=554(M+H)
実施例112
{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(5-フェニル-ペンチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
5-フェニル-ペンタン酸と(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.23-7.29(m,2H)7.13-7.21(m,3H)3.89-3.99(m,1H)3.47(s,2H)3.18(t,2H)2.57(t,2H)1.68(d,2H)1.43-1.62(m,8H)1.22-1.36(m,3H)0.98-1.11(m,2H)0.86(d,3H)
実施例113
2-{2-[3-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-(3-メトキシ-フェニル)-プロピオン酸と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。HPLC-MS:m/z=476(M+H)
H NMR(400MHz、DMSO-d6)(ppm)7.36(s,1H)7.15(t,1H)6.64-6.79(m,3H)3.84-4.00(m,1H)3.69(s,3H)3.14-3.25(m,2H)2.48-2.58(m,2H)1.67-1.79(m,2H)1.63(d,2H)1.49-1.59(m,2H)1.29-1.49(m,8H)1.14-1.30(m,1H)0.91-1.07(m,2H)0.82(d,3H)
HPLC-MS:m/z=506(M+H)
実施例114
2-{2-[3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(300MHz、DMSO-d)(ppm)12.02(br.s.,1H)、7,42(s,1H)、7.35-7.10(m,4H)、3,96(br.s.,1H)、3.48(s,2H)、3,24(br.s.,2H)、2,58(t,2H)、1.90-1,15(m,10H)、1,06(br.s.,2H)、0,85(d,3H)
HPLC-MS:m/z=482(M+H)
実施例115
2-{2-[3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパン酸と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.40(s,1H)7.25(t,2H)7.10(t,2H)3.87-4.03(m,1H)3.17-3.30(m,2H)2.58(t,2H)1.62-1.82(m,4H)1.52-1.62(m,2H)1.33-1.52(m,8H)1.19-1.33(m,1H)0.96-1.11(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=494(M+H)
実施例116
2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-p-トリル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
Figure 0005226008
4-(4-メチル-フェニル)-酪酸と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.39(s,1H)7.00-7.14(m,4H)3.83-4.00(m,1H)3.21(t,2H)2.54(t,2H)2.25(s,3H)1.67(d,2H)1.41-1.61(m,8H)1.23-1.42(m,7H)0.94-1.14(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=504(M+H)
実施例117
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
4-(4-メトキシ-フェニル)-酪酸と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)7.39(s,1H)7.11(d,2H)6.83(d,2H)3.84-4.01(m,1H)3.71(s,3H)3.15-3.27(m,2H)2.45-2.60(m,2H)1.67(d,2H)1.41-1.60(m,8H)1.23-1.42(m,7H)0.95-1.11(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=520(M+H)
実施例118
2-{2-[3-[4-(4-メトキシ-フェニル)-ブチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
Figure 0005226008
4-(1H-インドール-3-イル)-酪酸と2-(2-アミノ-チアゾール-5-イルスルファニル)-2-メチル-プロピオン酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、DMSO-d)(ppm)10.74(br.s.,1H)7.52(d,1H)7.39(s,1H)7.32(d,1H)7.11(s,1H)7.05(t,1H)6.95(t,1H)3.84-4.01(m,1H)3.18-3.29(m,2H)2.70(t,2H)1.42-1.72(m,10H)1.19-1.43(m,7H)0.93-1.12(m,2H)0.86(d,3H)
HPLC-MS:m/z=529(M+H)
実施例119
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(3-フェニル-プロピル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
トランス-4-メトキシ-シクロヘキシルアミン、3-フェニルプロピオン酸、及び(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.24-7.33(m,2H)7.16-7.24(m,4H)4.04(br.s.,1H)3.23-3.38(m,7H)2.99-3.10(m,1H)2.69(t,2H)2.04-2.16(m,2H)1.86-1.99(m,2H)1.75-1.86(m,2H)1.42-1.57(m,2H)1.27-1.43(m,2H)
HPLC-MS:m/z=464(M+1)
実施例120
{2-[3-(トランス-4-メトキシ-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸
Figure 0005226008
トランス-4-メトキシ-シクロヘキシルアミン、4-フェニル-酪酸、及び(2-アミノチアゾール-5-イルスルファニル)酢酸エチルエステルを使用し、{2-[-3-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロピル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-酢酸の合成で記載したものに類似した手順に従い、本化合物を調製した。
H NMR(400MHz、CDCl)(ppm)7.24-7.32(m,2H)7.13-7.24(m,4H)4.02(br.s.,1H)3.35(s,3H)3.30(s,2H)3.18-3.27(m,2H)3.03-3.15(m,1H)2.64(t,2H)2.06-2.16(m,2H)1.74-1.85(m,2H)1.45-1.74(m,6H)1.28-1.45(m,2H)
HPLC-MS:m/z=478(M+1)
実施例121
表1の化合物を実施例64に示したような合成方法に従い調製する。関連アミンと他の出発物質を市販試薬として購入する。
Figure 0005226008
Figure 0005226008
Figure 0005226008

Claims (5)

  1. 2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸
    2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
    2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸、及び
    2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸
    又はその製薬的に許容可能な塩
    らなる群から選択される化合物。
  2. 2-メチル-2-{2-[3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-3-(4-フェニル-ブチル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-プロピオン酸、又はその製薬的に許容可能な塩である請求項1に記載の化合物
  3. 2-{2-[3-[2-(4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸、又はその製薬的に許容可能な塩である請求項1に記載の化合物
  4. 2-{2-[3-[2-(3-フルオロ-4-メトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸、又はその製薬的に許容可能な塩である請求項1に記載の化合物
  5. 2-{2-[3-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-エチル]-3-(トランス-4-メチル-シクロヘキシル)-ウレイド]-チアゾール-5-イルスルファニル}-2-メチル-プロピオン酸、又はその製薬的に許容可能な塩である請求項1に記載の化合物
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