JP5224108B2 - 包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリプロピレン系フィルムよりなる包装材に関する。詳しくは、おにぎり、サンドイッチ等の包装適性に優れ、透明性、外観が良好であり、フィルムからの臭気の発生が極めて少ないポリプロピレン系フィルムよりなる包装材に関する。特に、フィルム製造時の樹脂の押し出し方向(以下縦方向と記す)への引き裂き方向が、加熱環境下においても高い直線性を有し、しかも引裂強度が低いという優れた引裂特性を有する包装材に関する。
従来から熱可塑性樹脂よりなるフィルムを用いた様々な包装材が提案されている。これら包装材は、食品をはじめ、衣料、工業部品等の包装に使用され、内容物を保存し、かつ塵、ほこり等から保護するためにヒートシール等により密封された包装袋として広い分野で用いられている。
包装された商品は使用する際には必ず包装袋を開封する必要があり、一般には手で裂くことが大半である。この場合、大きな力をかけずに引き裂くことが可能で、裂ける方向が直線状であれば、内容物の形状等を崩さず、包装袋を引裂くことができ、容易に開封することができる。
開封を容易にするために、開封用の切り口(ノッチ)を設けることが一般的である。さらに、切り口と同じ方向にフィルムが引裂かれることが必要であり、フィルムの引裂き方向性が直線性であり、かつその際の引裂き強度が小さいフィルムが要求される。
従来の引裂方向性を有するオレフィン系フィルムとして、縦方向に延伸を施し、縦方向の分子配向を利用した延伸フィルムが提案されている(特許文献1参照)。
また、無延伸または低倍率の一軸延伸にて引裂方向性を改良する目的で、ポリプロピレン系樹脂とソルビトール誘導体からなる組成物を製膜しフィルムにすることが提案されている(特許文献2参照)。
さらには、プロピレン重合体とスチレン重合体の樹脂混合物を成形してなる易引裂き性の熱封緘性フィルム(特許文献3参照)、ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン、ポリブテン−1をブレンドしてなる易引裂性キャストフィルム(特許文献4、5参照)がある。
しかしながら、上記の延伸フィルムでは、延伸装置が必要となり、また、延伸時のロール温度を高くする必要があるためロール汚れが生じやすい。高倍率延伸を行った場合、製造時にフィルムの厚みムラ、延伸ムラが発生し易く、また、透明性が低下するという問題点がある。
また、ポリプロピレン系樹脂とソルビトール誘導体からなる組成物を製膜しフィルムにした場合、引裂方向性は改良されるが、製膜したフィルムから臭気が発生し、食品用途には使用が制限される。また、フィルム製膜後経時的にソルビトール誘導体がフィルム表面へブリードし、透明性を低下させ、また、スリット、印刷などの2次加工時のロール汚れの原因となる。
さらに、プロピレン重合体とスチレン重合体の樹脂混合物を成形してなるフィルムの場合、プロピレン重合体とスチレン重合体は不相溶であるために、透明性に劣る。また、スチレン重合体が脆いために耐衝撃性も十分ではない。
また、ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン、ポリブテン−1をブレンドしてなる易引裂性キャストフィルムの場合、特にコンビニエンスストアー等で包装されたおにぎり等を電子レンジで加熱後、食する際、フィルムの引裂き性に劣る。
上記のような問題点があり、これまで、縦裂方向性が良好でかつ引裂き強度が小さい優れた引裂特性を有し、加熱環境下においても引裂き方向性に優れ、しかも、臭気がなく、透明性及び外観の良好であるフィルムを得ることは困難であった。
特許第3556460号公報 特開平1−299831号公報 特開昭64−56740号公報 特開2006−117956号公報 特許第3813263号公報
本発明は、前述の問題を解決すべくなされたものであり、包装適性に優れ、特に加熱環境下においても優れた引裂特性を有し、透明性、外観が良好であり、臭気の発生が極めて少ないポリプロピレン系フィルムよりなる包装材を提供することを目的としている。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、特定のポリプロピレン系樹脂と有機核剤とを含む特定の厚みを有する基層と、特定のプロピレン−αオレフィン共重合体からなり特定の厚みを有する表層とを積層することで、包装適性に優れ、特に加熱環境下においても優れた引裂特性を有し、透明性、外観が良好であり、臭気の発生が極めて少ないポリプロピレン系フィルムよりなる包装材が得られることを見出した。
すなわち、上記課題を解決する本発明は、下記事項を要旨として含む。
[1]少なくとも基層および表層の2層を含む無延伸フィルムであって、下記(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレン系フィルムよりなる包装材。
(1) 基層は、融点が162℃以上であるプロピレン単独重合体99〜99.97質量%と有機結晶核剤としてリン酸エステル金属塩0.03〜1質量%とを含み、10μm以上の厚みを有する。
(2) 表層は、融点が155℃以下のプロピレン−αオレフィン共重合体からなり、1μm以上の厚みを有する。
(3) 基層の厚みが、包装材の全厚に対して50%以上98%未満の範囲である。
[2]有機結晶核剤がリン酸エステルアルミニウム塩である、[1]に記載の包装材。
[3]基層および表層を構成する樹脂100質量部に対して防曇剤が0.1〜4質量部添加され、少なくともいずれかの層の表面にコロナ放電処理が施されてなる、[1]または[2]に記載の包装材。
本発明によれば、包装適性に優れ、特に加熱環境下においても優れた引裂特性を有し、透明性、外観が良好であり、臭気の発生が極めて少ないポリプロピレン系フィルムよりなる包装材が得られる。
更に、防曇剤を含有させることで防曇性の改善されたポリプロピレン系フィルムよりなる包装材を得ることができる。
以下、本発明について、その最良の形態を含めてさらに具体的に説明する。
本発明の包装材は、縦方向の引裂き性に優れたポリプロピレン系フィルムであり、プロピレン単独重合体を主成分とする基層と、プロピレン−αオレフィン共重合体を主成分とする表層とからなる。
基層は、融点162℃以上であるプロピレン単独重合体99〜99.97質量%と有機結晶核剤0.03〜1質量%とを含み、10μm以上の厚みを有し、かつ表層は融点155℃以下のプロピレン−αオレフィン共重合体からなり、1μm以上の厚みを有することが、所定の効果を達成する上で極めて重要である。
本発明の包装材において、基層に用いるプロピレン単独重合体は、示差走査熱量計によって測定される融点が162℃以上、好ましくは163℃以上であり、163〜170℃の範囲が特に好ましい。基層に用いるポリプロピレンの融点が162℃未満の場合、加熱環境下での引裂き方向性に劣り、またその際の引裂き強度が増大する。
また、上記プロピレン単独重合体の230℃におけるメルトマスフローレート(MFR)は、製膜性を勘案すると2〜50g/10分、好ましくは、4〜40g/10分の範囲が好適である。
本発明の包装材を構成する基層には有機結晶核剤が配合される。無機系結晶核剤では引裂き性は改善されず、透明性が劣る。
また、上記有機結晶核剤としては、リン酸エステル金属塩、中でもリン酸エステルアルミニウム塩が引裂き性に優れ、かつ臭気の発生が極めて少ないため、本発明において好適に使用される。
これに対して、ジベンジリデンソルビトール、ジメチルベンジリデンソルビトール等のソルビトール系誘導体、ロジン金属塩化物、安息香酸金属塩等も有機結晶核剤として一般に知られているが、ソルビトール系誘導体は電子レンジ等での加温時に臭気が発生しやすいため好ましくない。ロジン金属塩化物、安息香酸金属塩では引裂き性に劣る。
本発明において、有機結晶核剤の添加量は、プロピレン単独重合体99〜99.97質量%に対して0.03〜1質量%であり、好ましくはプロピレン単独重合体99.5〜99.9質量%に対して有機結晶核剤0.1〜0.5質量%が好ましく、さらにプロピレン単独重合体99.6〜99.88質量%に対して有機結晶核剤0.12〜0.4質量%の範囲が特に好ましい。有機結晶核剤の添加量が0.03質量%未満の場合、引裂き性、透明性に劣る。また、有機結晶核剤の添加量が1質量%を超えた場合、引裂き性の向上効果が頭打ちとなり、経済的に不利となる。表層については、有機結晶核剤の添加の有無は特に限定しない。
本発明において、上記核剤の添加はポリプロピレン系フィルムよりなる包装材の引裂き性等が向上するという効果に加えて、該フィルムの引張弾性率を高くする効果も発揮する。即ち、有機結晶核剤の添加により上記フィルム製造の際の押し出し方向(縦方向)の引張弾性率は1000MPaを超える値を示すようになる。これにより本発明において、ポリプロピレン系フィルムよりなる包装材に印刷層を形成する際にも、ピッチ安定性に優れる。
上記のようなプロピレン単独重合体を主成分としてなる基層の厚みは、10μm以上、好ましくは12μm以上であり、12〜80μmの範囲が特に好ましい。基層の厚みが10μm未満の場合、加熱環境下での引裂き方向性に劣り、またその際の引裂き強度が増大する。
表層に用いるプロピレン−αオレフィン共重合体とは、プロピレンとα−オレフィン(エチレンを含む)との共重合体である。α−オレフィンとしては、エチレンおよび炭素数4〜10のα−オレフィンが好ましく、具体的には、エチレン、ブテン、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1等が好ましく用いられる。プロピレン−αオレフィン共重合体におけるプロピレン単位の含有割合は、99.7〜85質量%、好ましくは99〜90質量%である。尚、前記プロピレン−αオレフィン共重合体の共重合組成は、後記の核磁気共鳴装置を用いて測定することができる。
これらの中でもプロピレン−αオレフィン共重合体としては、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン共重合体が好ましく、組成分布が狭いプロピレン−αオレフィン共重合体が更に好ましい。特に好ましいプロピレン−αオレフィン共重合体としては、メタロセン触媒により製造された、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定される重量平均分子量(Mw)と数平均分量(Mn)との比(Mw/Mn)が4.5以下のプロピレン−αオレフィン共重合体が例示できる。これらプロピレン−αオレフィン共重合体は、それぞれ単独で使用しても、2種類以上使用してもよい。
プロピレン−αオレフィン共重合体について、示差走査熱量計によって測定される融点は155℃以下が好ましく、150℃以下が更に好ましい。融点が155℃を越えた場合、包装時のヒートシール性に劣り、100℃未満の場合、電子レンジ等で加熱後の引裂き性に劣る。したがって、プロピレン−αオレフィン共重合体の融点は、100〜150℃の範囲にあることが好ましく、130〜150℃の範囲が更に好ましい。上記プロピレン−αオレフィン共重合体の融点は、その製造工程における共重合させるモノマーの種類、割合を適宜選択する公知の方法によって調整することができる。
また、上記プロピレン−αオレフィン共重合体の230℃におけるMFRは、製膜性を勘案すると2〜50g/10分、好ましくは、4〜20g/10分の範囲が好適である。さらに好ましくは、6〜15g/10分の範囲が製膜時の厚薄を安定させるために好ましい。
上記のようなプロピレン−αオレフィン共重合体を主成分としてなる表層の厚みは1μm以上であり、好ましくは2μm以上、2〜10μmの範囲が特に好ましい。表層の厚みが1μm未満の場合、ヒートシール性に劣る。また、10μmを超えると引裂き性に劣る。
表層は、基層の少なくとも片面に、直接または接着剤層を介して積層されていてもよく、引裂き性に大きな影響を及ぼさない限り、基層と表層との間に他の樹脂層が介在していてもよい。
また、本発明の包装材には、更にヒートシール性を向上する目的で、表層と反対の基層面に接着層を設けても良い。接着層は、たとえば、融点が100℃以上、好ましくは130℃以上のプロピレン−αオレフィン共重合体を1μm以上積層することで形成できる。接着層を設ける場合、その厚みは1μm以上であり、1〜10μmの範囲が特に好ましい。接着層の厚みが1μm未満の場合、十分な接着性改良効果が得られないおそれがあり、10μmを超えると引裂き性に劣るため好ましくない。接着層を構成するプロピレン−αオレフィン共重合体については特に制限するものではないが、前記表層に用いるプロピレン−αオレフィン共重合体が好適に使用できる。
これら基層、表層および必要に応じ接着層を含む本発明の包装材の総厚みは、前記基層および表層の厚みを確保できる総厚みであれば、特に制限されるものでは無いが、一般に、12〜100μm、好ましくは、18〜60μmである。また、基層の厚みが包装材の総厚の50%以上98%未満であることが必須である。基層の厚みが総厚の50%未満の場合、引裂き性に劣り、特に加熱後の引裂き性が低下する。また、基層の厚みが総厚の98%を超えるとヒートシール性が劣る。
また、本発明の包装材においては、基層および/または表層に、必要に応じて防曇剤を添加することができる。防曇剤は、一般に、防曇剤、帯電防止剤、界面活性剤と呼ばれる公知のものが使用され、例えば、グリセリン、ポリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ポリプロピレングリコール等の多価アルコールとラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とのエステル、高級脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物、高級脂肪族アルカノールアミド、高級アルコールリン酸エステル塩、及びその混合物等が代表的なものとして挙げられる。防曇剤の添加量は、上記プロピレン系重合体(基層においてはプロピレン単独重合体、表層においてはプロピレン−αオレフィン共重合体)100重量部に対して、0.1〜4重量部であり、好ましくは、0.2〜2重量部である。上記防曇剤の添加量が0.1重量部未満の場合、防曇性の発現効果が小さく、一方、4重量部を越えると、防曇剤が表面にブリードしフィルムがブロッキングするおそれがあり、透明性が低下する傾向にある。
上記防曇剤の配合方法は、特に制限されず従来公知の方法を採用すればよく、たとえば、上記プロピレン系重合体を製造する際に、同時に防曇剤を配合する方法、別途防曇剤のマスターバッチを作成しておき、フィルム製膜時に必要量配合する方法等が挙げられる。
また、本発明の包装材の原料樹脂には、必要に応じてアンチブロッキング剤、酸化防止剤、光安定剤、滑剤、着色剤、抗菌剤等の公知の添加剤を配合しても良い。
また、本発明の包装材には、必要に応じてポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等の他のフィルムをドライラミネート、押出ラミネート法等の公知の方法にてラミネートして使用できる。この場合ラミネートする面には、予めコロナ放電処理を施しておくことが好ましい。
本発明の包装材は無延伸法にて製膜されたものである。代表的な方法を例示すれば、Tダイスを使用した押出成形法、環状ダイスを使用したインフレーション成形法が挙げられる。上記成形法において、例えば、フィードブロック法やマルチマニホールド法によるTダイスによる共押出法が好適に用いられる。
上記Tダイスを使用した押出成形法について、具体的に示せば、ポリプロピレン系フィルムよりなる包装材を構成する樹脂組成物をそれぞれの押出機にてTダイス法により溶融物を押し出し、温度調整可能なロールまたは温度調整可能な水槽により冷却し巻き取る方法、あるいは、該溶融物を空冷法または水冷法により冷却し巻き取る方法等を挙げることができる。
得られる包装材は、巻き取り時のテンション等によりわずかに延伸される程度の低延伸または実質的に無延伸のフィルムである。
本発明の包装材には用途に応じて表面処理を施し、印刷することができる。表面処理の方法は特に制限するものではないが一般的に印刷インキとの密着性を向上する目的でコロナ放電処理、火炎処理等を行っても構わない。また、表面処理を施す面も特に制限はなく、片面、両面のいずれでも構わない。
このようにして表面処理された本発明の包装材は、印刷ピッチ安定性に優れるため、精度の高い印刷フィルムが得られる。印刷層を形成する面は、特に限定されず、基層側であっても表層側であってもよい。
以下、本発明を実施例及び比較例を掲げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例、及び、比較例において使用した包装材の原料樹脂を表1に、使用した結晶核剤を表2に示す。
Figure 0005224108
Figure 0005224108
実施例及び比較例における樹脂及びフィルム物性等の測定については以下の方法により行った。
(1) 共重合組成
核磁気共鳴分光装置(日本電子(株)製JNM−GSX−270(13C−核共鳴周波数67.8MHz)を用いて、次の条件で測定した。
測定モード:H−完全デカップリング
パルス幅:90度パルス パルス繰返し時間:3秒
積算回数:10000回
溶媒:オルトジクロルベンゼン/重ベンゼンの混合溶媒(76/24容量%)
試料濃度:120mg/2.5ml溶媒
測定温度:120℃
共重合組成の定量はM.Kakugo,Y,Naito,K.Mizunuma,T.Miyatake,[Macromolecules,15,1150(1982)]に従って行った。
(2)メルトマスフローレイト(MFR)
JIS K7210に準拠して、230℃でのMFRを測定した。
(3)引裂き方向性(引裂直線切れ性)
フィルムから縦方向300mm×横方向210mmの試験片を切り出す。試験片の短片(横方向)の中央部に長さ15mmの2本の切り込みを間隔が10mmになるように入れる。中央部(切り込み間)を手で持って、約150mm/秒の速度で、フィルムの縦方向に引っ張りフィルムを引き裂く。切り込み位置から150mmの点での、引き裂いた短冊の幅を測定し以下の様に評価した。幅が10mmの時、引裂直線切れ性は最良である。尚、測定温度は23℃および120℃の恒温槽に10分放置した後、室温に2分放置したものとした。
○:引裂いた短冊の幅が10〜15mmの場合
△:引裂いた短冊の幅が15mmを超え、20mm未満の場合
×:引裂いた短冊の幅が10mm未満の場合、または、20mmを超える場合
(4)引裂強さ(トラウザー引裂法)
JIS K 7128−1に準じて23℃、70℃の温度で測定した。
(5)透明性(ヘイズ)
JIS K 7105に準じて測定した。
(6)示差走査熱量計によって測定される融点および結晶化温度
約5〜6mgの試料を秤量後アルミパンに封入し、示差走査熱量計(セイコー電子工業(株)製DSC6200R)にて、20ml/分で供給される窒素気流中で230℃まで昇温し、この温度で10分間保持し、次いで降温速度10℃/分で20℃まで冷却する。次いで、昇温速度10℃/分で230℃まで昇温する際に得られる吸熱曲線において最大吸熱を示すピーク温度を融点とした。また、結晶化温度は、JIS K7121に準じて樹脂を一旦融解した後、冷却し結晶化が開始した際の温度を測定した。
(7)引張弾性率
フィルムから幅10mm、長さ100mmのサンプルを、製膜加工時のフィルムの流れ方向に切り出し、サンプルの両端を引張試験機(オートグラフ:(株)島津製作所製)のチャックで固定した。この場合、サンプルの長さ方向のチャック間隙が20mmになるように調整した。引張速度20mm/minで引張試験を行い、引張応力−歪み曲線を作成した。
引張弾性率は、引張応力−歪み曲線の初めの直線部を用いて次の式によって計算した。
Em=Δδ/Δε
Em:引張弾性率
Δδ:直線上の2点間の、サンプルの元の平均断面積による応力の差
Δε:同じ2点間の歪みの差
(8)寸法変化率
フィルムから幅100mm、長さ100mmのサンプルを、製膜加工時のフィルムの流れ方向に切り出し、10Nの重りを取り付け100℃の雰囲気に加熱されたオーブンに10分入れ、23℃の雰囲気で2分放置した後の寸法変化率を測定した。
(9)臭気
製膜したフィルムの試験片(300mm×210mm)10枚を容量300mlのガラス瓶中に密封し120℃の恒温槽に1時間放置した後、室温で30分放置し、瓶の中の臭気を10人で官能試験を行い、臭気の有無を判定した。
○:10人全員が臭気なしと判断した場合
△:1〜4人が臭気ありと判断した場合
×:5〜10人が臭気ありと判断した場合
(10)防曇性評価
100mm×100mmにフィルムを切り出し、100mlのビーカーに水道水を50ml入れ、防曇面が内面になるようにビーカーにかぶせ、5℃の冷蔵庫に放置し、30分後と24時間後のフィルム内面の水滴の付着状況を目視にて観察し、以下のように評価した。
○:全く曇らない
△:わずかに曇る
×:曇る(中身が見えない)
(11)ヒートシール性
フィルムのコロナ処理面とコロナ未処理面を重ね合わせ、下記条件でヒートシールした際の最大強度を引張試験機(オートグラフ:(株)島津製作所製)にて幅15mm、引張速度300mm/minで180°剥離引張試験を行い、以下の2段階で評価した。
・ ヒートシール条件:上側シール:温度160℃(下側シール温度:常温)、圧力0.1MPa、時間1秒
○ :接着強度3.0N/15mm以上
× :接着強度3.0N/15mm未満
実施例1
フィルム用原料樹脂として表1に示す樹脂A(融点165℃のプロピレン単独重合体(住友化学社製FLX80G7))99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化し、得られた樹脂を基層用とした。表1に示す樹脂E(エチレン含有量が3.4質量%、融点が146℃のプロピレン−エチレンランダム共重合体(日本ポリプロ社製FW3GT))を第1表層用樹脂とした。次に第1表層用樹脂を押出機A(50mmφ押出機)に、基層用樹脂を押出機B(75mmφ押出機)に供給し250℃で加熱溶融しフィードブロック方式で共押出法にてダイリップ1.2mmのTダイスより押出し、40℃の冷却ロール上で冷却固化しながら第1表層が5μm、基層が20μmになる様調整し、計25μmのフィルムとし、基層側表面に表面張力が40mN/mになるようにコロナ放電処理を施した後、巻取り機にて巻取り、無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例2〜3
第1表層が2μm、基層が23μmになる様調整し、計25μm(実施例2)へ、第1表層が10μm、基層が15μmになる様調整し、計25μm(実施例3)に変更すること以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例4
実施例1の第1表層用樹脂を表1に示す樹脂F(エチレン含有量が3.2質量%、ブテン含有量が1.5質量%、融点が137℃のプロピレン−エチレン−ブテン共重合体(日本ポリプロ社製FW4BT))とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例5
実施例1の第1表層用樹脂を表1に示す樹脂G(エチレン含有量が4.2質量%、融点が135℃のプロピレン−エチレンランダム共重合体(日本ポリプロ社製WFW4 メタロセン触媒系))とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例6
実施例1の基層用樹脂を、表1に示す樹脂B(融点164℃のプロピレン単独重合体(サンアロマー社製PC600A))99.8質量%に、表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化したものとした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例7
実施例1の基層の厚みを30μmとし、第1表層厚みを10μmとし計40μmとした以外は実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例8
表1に示す樹脂A99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化し、得られた樹脂を基層用とした。第1表層用及び第2表層用の樹脂として、表1に示す樹脂Eを使用した。第1表層用樹脂を押出機A(50mmφ押出機)に、基層用樹脂を押出機B(75mmφ押出機)に、表層2用樹脂を押出機C(50mmφ押出機)に供給し250℃で加熱溶融しフィードブロック方式で共押出法にてダイリップ1.2mmのTダイスより押出し、40℃の冷却ロール上で冷却固化しながら第1表層が5μm、基層が15μm、第2表層が5μmになる様調整し、計25μmのフィルムとし、第2表層側表面に表面張力が42mN/mになるようにコロナ放電処理を施した後、巻取り機にて巻取り、無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、第1表層/基層/第2表層の順に積層された構造を有し、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例9
実施例8の第1表層用及び第2表層用の樹脂として、表1に示す樹脂Gを使用した以外は、実施例8と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例10
実施例1の第1表層用樹脂として表1に示す樹脂E99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化したものを使用した以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であった。
実施例11
表1に示す樹脂A97質量%と樹脂H(プロピレン単独重合体をベース樹脂とした防曇剤マスターバッチ(花王社製エレストマスター320))3質量%をブレンドした。該ブレンド物99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化し、得られた樹脂を基層用とした。表1に示す樹脂E95質量%と樹脂I(プロピレン−エチレンランダム共重合体をベース樹脂とした防曇剤マスターバッチ(理研ビタミン社製リケマスターPAR−380))5質量%をブレンドし第1表層用とした以外は実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さく、ヒートシール性が良好であり、防曇性も良好であった。
比較例1
実施例1の基層に核剤を添加しないこと以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣り、引裂強度が大きかった。
比較例2
実施例1の基層に添加する核剤Iの配合量を0.025質量%とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣り、引裂強度が大きかった。
比較例3
第1表層が20μm、基層が5μmになる様調整し、計25μmに変更すること以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣り、引裂強度が大きかった。
比較例4
第1表層が0.5μm、基層が24.5μmになる様調整し、計25μmに変更すること以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に優れ、引裂強度が小さかったが、ヒートシール性に劣った。
比較例5
表1に示す樹脂C(融点161℃のプロピレン単独重合体(住友化学社製FLX80G1))99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化し、得られた樹脂を基層用とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣った。
比較例6
表1に示す樹脂D(融点157℃のプロピレン単独重合体(日本ポリプロ社製FB3EBT))99.8質量%に表2に示す核剤Iを0.2質量%ブレンドし65mmφ押出機にて250℃で押出しペレット化し、得られた樹脂を基層用とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣った。
比較例7
実施例1の基層に添加する核剤を表2に示す核剤II(ソルビトール誘導体)とした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、臭気があった。また引裂き方向性も若干劣った。
比較例8
基層用樹脂として表1に示す樹脂A95質量%に表2に示す核剤IIIを5質量%ブレンドした以外は、実施例1と全く同様に製膜し無延伸フィルムを得た。得られたフィルムは、引裂き方向性に劣り、引裂強度が大きかった。
以上の実施例及び比較例において得られた包装材の層構成を表3にまとめて示す。また、これら実施例及び比較例の結果を表4にまとめて示す。
Figure 0005224108
Figure 0005224108

Claims (3)

  1. 少なくとも基層および表層の2層を含む無延伸フィルムであって、下記(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレン系フィルムよりなる包装材。
    (1) 基層は、融点が162℃以上であるプロピレン単独重合体99〜99.97質量%と有機結晶核剤としてリン酸エステル金属塩0.03〜1質量%とを含み、10μm以上の厚みを有する。
    (2) 表層は、融点が155℃以下のプロピレン−αオレフィン共重合体からなり、1μm以上の厚みを有する。
    (3) 基層の厚みが、包装材の全厚に対して50%以上98%未満の範囲である。
  2. 有機結晶核剤がリン酸エステルアルミニウム塩である、請求項1に記載の包装材。
  3. 基層および表層を構成する樹脂100質量部に対して防曇剤が0.1〜4質量部添加され、少なくともいずれかの層の表面にコロナ放電処理が施されてなる、請求項1または2に記載の包装材。
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