JP5223911B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、複数の現像装置及び感光体を備えている画像形成装置に関する。
カラー画像の形成を行うことができる画像形成装置では、複数の現像装置がそれぞれ複数の感光体ドラムにY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)のトナー画像を形成し、その後、中間転写ベルトにてY,M,C,Kのトナー画像の重ねあわせが行われる。
以上のような画像形成装置は、Y,M,C,Kのトナー画像の重ね合わせの際に主走査方向に色ずれが発生することを防止するために、以下の画像安定化動作を行っている。画像安定化動作では、画像形成装置は、「フ」字型のレジストパターンを形成し、「フ」字の横線と斜め線との間隔を検知することにより、「フ」字型のレジストパターンの主走査方向のずれ量を検知している。画像形成装置は、このずれ量に基づいて、Y,M,C,Kのトナー画像の形成位置の補正を行う。
しかしながら、画像安定化動作では、色ずれの発生を十分に抑制できないという問題がある。図6は、従来の画像形成装置が画像安定化動作において中間転写ベルトに形成するトナーパターンを示した図である。
より詳細には、感光体ドラムは、感光体ドラムを回転させるギアの製造ばらつき等により、等速に回転しない(すなわち、回転ムラが存在する)。そのため、図6に示すように、「フ」字型のレジストパターンが主走査方向にずれることなく形成されても、「フ」字型のレジストパターンの感光体ドラムの副走査方向における位置によって、「フ」字型のレジストパターンの横線と斜め線との間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKが異なってしまう。その結果、「フ」字型のレジストパターンの主走査方向のずれ量を正確に検知することができない。すなわち、前記画像安定化動作では、色ずれの発生を十分に抑制できない。
なお、感光体の偏心や回転ムラ等による各色の位置ずれ量の検知精度を向上させる画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載のカラー画像形成装置が知られている。該カラー画像形成装置では、複数のトナーマークを形成してずれ量の変動の中央値を求めている。このように、感光体ドラムの回転ムラによるレジストパターンの主走査方向のずれ量の検知精度の低下を抑制する発明がなされている。
特開平11−65208号公報
そこで、本発明の目的は、トナーパターンの主走査方向のずれ量の検知精度を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、複数の感光体と、前記複数の感光体のそれぞれに対してトナーパターンを形成する複数の現像装置と、前記複数の感光体に形成された前記トナーパターンが転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを駆動させる駆動ローラと、主走査方向に延在する直線からなる第1のトナーパターンと主走査方向に対して傾斜している直線からなる第2のトナーパターンとを前記複数の感光体のそれぞれの周の長さだけ前記中間転写ベルトにおいて副走査方向に離れるように前記複数の現像装置に形成させる制御手段であって、同一の前記感光体から前記中間転写ベルトに転写された2m(mは自然数)個の前記第1のトナーパターンが、該駆動ローラの周の長さのn(nは0以上の整数)+1/2倍の間隔で該中間転写ベルトにおいて副走査方向に配置されるように、前記複数の現像装置に前記第1のトナーパターンを形成させる制御手段と、前記中間転写ベルトに形成された前記第1のトナーパターンと前記第2のトナーパターンを検知する検知手段と、を備えており、前記制御手段は、同一の前記感光体から前記中間転写ベルトに転写され、かつ、前記検知手段が検知した前記第1のトナーパターンと前記第2のトナーパターンとの副走査方向の間隔に基づいて、該第1のトナーパターン及び該第2のトナーパターンの主走査方向におけるずれ量を算出すること、を特徴とする。
本発明によれば、トナーパターンの主走査方向のずれ量の検知精度を向上させることができる。
画像形成装置の全体構成を示した図である。 本実施形態に係る画像形成装置が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図及び中間転写ベルトにおいてトナーパターンに発生する副走査方向の位置ずれを示した図である。 第1の変形例に係る画像形成装置が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図及び中間転写ベルトにおいてトナーパターンに発生する副走査方向の位置ずれを示した図である。 第1の変形例に係る画像形成装置において、位置ずれが生じていない場合と位置ずれが生じた場合におけるトナーパターンを示した図である。 第2の変形例に係る画像形成装置が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図である。 従来の画像形成装置が画像安定化動作において中間転写ベルトに形成するトナーパターンを示した図である。
(画像形成装置の概要)
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成されている。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙Pに画像を形成する機能を有し、図1に示すように、本体2、印刷部3、カセット15、センサ18、レジストローラ対19、定着装置20、排紙ローラ対21、排紙トレイ23及び制御部30を備えている。
制御部30は、例えば、CPUにより構成され、画像形成装置1の全体の動作を制御する。
カセット15は、用紙(印刷媒体)Pを1枚ずつ供給する役割を果たし、カセット本体16及び給紙ローラ17を含む。カセット本体16には、印刷前の状態の複数毎の用紙Pが積載される。給紙ローラ17は、カセット本体16に積載された用紙Pを1枚ずつ取り出す。
レジストローラ対19は、給紙ローラ17により搬送されてきた用紙Pにトナー画像が印刷部3において2次転写されるように、タイミングを調整しながら用紙Pを搬送する。
印刷部3は、カセット15から供給されてくる用紙Pにトナー画像を形成し、光走査装置6、転写部8(8Y,8M,8C,8K)、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及び作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)を含んでいる。また、作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)、帯電器5(5Y,5M,5C,5K)、現像装置7(7Y,7M,7C,7K)及びクリーナー9(9Y,9M,9C,9K)を含んでいる。
感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)は、円筒形状をなしており、図1において時計回りに回転させられる。帯電器5(5Y,5M,5C,5K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面を帯電させる。光走査装置6は、制御部(図示せず)の制御により、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面に対してビームB(BY,BM,BC,BK)を走査する。これにより、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面には静電潜像が形成される。
現像装置7(7Y,7M,7C,7K)はそれぞれ、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)に静電潜像に基づくY,M,C,Kのトナー画像を現像する。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。転写部8は、中間転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存しているトナーを回収する。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を矢印αの方向に駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト11との間を通過する用紙Pに対して、中間転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。
トナー画像が2次転写された用紙Pは、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙Pに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙Pに定着させる。排紙ローラ対21は、定着装置20から搬送されてきた用紙Pを排紙トレイ23に排出する。排紙トレイ23には、印刷済みの用紙Pが載置される。
センサ18は、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの下流側において中間転写ベルト11に対向するように設けられており、中間転写ベルト11に転写されたトナー画像を検知する。より詳細には、センサ18は、中間転写ベルト11に対して光を照射し、反射光を受光することにより、トナー画像の有無を検知する。以下では、中間転写ベルト11においてセンサ18の光が照射される位置を検知位置と称す。
(画像安定化動作)
ところで、画像形成装置1では、Y,M,C,Kのトナー画像が位置ずれを起こすことなく中間転写ベルト11に重ね合わされるように画像安定化動作を行っている。以下に、画像形成装置1において行われる画像安定化動作について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図及び中間転写ベルト11においてトナーパターンに発生する副走査方向の位置ずれを示した図である。以下では、中間転写ベルト11が移動する方向を副走査方向と定義し、ビームBY,BM,BC,BKが走査される方向を主走査方向と定義する。主走査方向と副走査方向とは直交している。
画像形成装置1では、制御部30は、図2に示すように、主走査方向に延在する直線からなるトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1と主走査方向に対して傾斜している直線からなるトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2とを感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周の長さLだけ中間転写ベルト11の検知位置において副走査方向に離れるように現像装置7Y,7M,7C,7Kのそれぞれに形成させる。すなわち、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2が主走査方向にずれていない場合に、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1とトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2との副走査方向の間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKが、中間転写ベルト11の検知位置において、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周の長さLと等しくなっている。
センサ18は、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2を検知し、検知信号を生成し制御部30に出力する。制御部30は、検知信号に基づいて、間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKを求める。そして、制御部30は、間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKに基づいて、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2の主走査方向におけるずれ量を算出する。図2において、トナーパターンTY1,TY2が、例えば、主走査方向の負方向側にずれた場合には、間隔ΔYは、長さLよりも小さくなる。よって、間隔ΔYが長さLよりも小さくなった場合には、制御部30は、トナーパターンTY1,TY2が副走査方向の負方向側にずれたと判断する。一方、トナーパターンTY1,TY2が、例えば、副走査方向の正方向側にずれた場合には、間隔ΔYは、長さLよりも大きくなる。よって、間隔ΔYが長さLよりも大きくなった場合には、制御部30は、トナーパターンTY1,TY2が主走査方向の正方向側にずれたと判断する。そして、制御部30は、Y,M,C,Kのトナー画像が主走査方向において一致するように、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2のずれ量に基づいて、光走査装置6の発光タイミングを調整する。
(効果)
以上のように構成された画像形成装置1によれば、トナーパターンの主走査方向のずれ量の検知精度を向上させることができる。より詳細には、感光体ドラムは、感光体ドラムを回転させるギアの製造ばらつき等により、等速に回転しない(すなわち、回転ムラが存在する)。そのため、従来の画像形成装置では、図6に示すように、「フ」字型のレジストパターンが主走査方向にずれることなく形成されても、「フ」字型のレジストパターンの感光体ドラムの副走査方向における位置によって、「フ」字型のレジストパターンの横線と斜め線との間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKが異なってしまう。その結果、「フ」字型のレジストパターンの主走査方向のずれ量を正確に検知することができない。すなわち、従来の画像形成装置の画像安定化動作では、色ずれの発生を十分に抑制できない。
ここで、図2に示すように、中間転写ベルト11においてトナーパターンに発生する副走査方向の位置ずれは、感光体ドラム4の周の長さLを一周期とする正弦波を描く。そこで、画像形成装置1では、制御部30は、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1とトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2とを感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周の長さLだけ中間転写ベルト11の検知位置において副走査方向に離れるように現像装置7Y,7M,7C,7Kのそれぞれに形成させる。これにより、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2が主走査方向にずれていない場合には、間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKが、中間転写ベルト11の検知位置において、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周の長さLと等しくなる。すなわち、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2が主走査方向にずれることなく形成されても、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの副走査方向における位置によって、間隔ΔY,ΔM,ΔC,ΔKが異なってしまうことが抑制される。その結果、画像形成装置1によれば、トナーパターンの主走査方向のずれ量の検知精度を向上させることができる。
(第1の変形例)
以下に、第1の変形例に係る画像形成装置1について図面を参照しながら説明する。図3は、第1の変形例に係る画像形成装置1が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図及び中間転写ベルト11においてトナーパターンに発生する副走査方向の位置ずれを示した図である。なお、第1の変形例に係る画像形成装置1の構成は、前記実施形態に係る画像形成装置1と同様に、図1に示される。
第1の変形例に係る画像形成装置1では、制御部30は、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1とトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2とを感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周の長さLだけ中間転写ベルト11の検知位置において副走査方向に離れるように現像装置7Y,7M,7C,7Kのそれぞれに形成させる。ただし、かかる制御部30の動作は、前記実施形態に係る画像形成装置1における制御部30の動作と同じであるので説明を省略する。
第1の変形例に係る画像形成装置1では、制御部30は、同一の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kから中間転写ベルト11に転写された2m(mは自然数)個のトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1がそれぞれ、駆動ローラ12の周の長さのn(nは0以上の整数)+1/2倍の間隔で中間転写ベルト11において副走査方向に並ぶように、現像装置7Y,7M,7C,7KにトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1を形成させている。例えば、図3に示すように、一つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK1との副走査方向の間隔は、駆動ローラ12の長さの2.5倍である。
ここで、駆動ローラ12にも感光体ドラム4と同様に回転ムラが存在する。これにより、中間転写ベルト11において、トナーパターンの副走査方向のずれ量は、駆動ローラ12の周の長さを一周期とする正弦波を描いている。そして、図3に示すように、一つ目のトナーパターンTK2は、本来形成されるべき位置よりもδ1だけ副走査方向の正方向側にずれてしまう。すなわち、一つ目のトナーパターンTK1と一つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKは、駆動ローラ12の回転ムラにより、長さLよりもδ1だけ短くなってしまう。
そこで、第1の変形例に係る画像形成装置1では、二つ目のトナーパターンTK1は、一つ目のトナーパターンTK1から駆動ローラ12の長さの2.5倍の距離だけ離れた位置に形成されている。これにより、二つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKは、長さLよりもδ1だけ長くなる。すなわち、一つ目のトナーパターンTK1,TK2の副走査方向のずれ量と二つ目のトナーパターンTK1,TK2の副走査方向のずれ量とが正負反転するようになる。そして、制御部30は、一つ目のトナーパターンTK1と一つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKと、二つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKとの平均を求めることにより、間隔ΔKを算出する。これにより、制御部30は、間隔ΔKをより正確に算出することが可能となる。
なお、図3では、制御部30は、2組のトナーパターンTK1,TK2を用いて、間隔ΔKを算出しているが、2m(mは自然数)組のトナーパターンTK1,TK2を用いて、間隔ΔKを算出すればよい。また、図3では、一つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK1との副走査方向の間隔は、中間転写ベルト11の長さの2.5倍であるが、中間転写ベルト11の周の長さのn(nは0以上の整数)+1/2倍の間隔であればよい。
また、制御部30は、同一の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kから中間転写ベルト11に転写された4m(mは自然数)個のトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1がそれぞれ、駆動ローラ12の周の長さのn(nは0以上の整数)+1/4倍の間隔で中間転写ベルト11において副走査方向に並ぶように、現像装置7Y,7M,7C,7KにトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1を形成させてもよい。例えば、一つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK1と三つ目のトナーパターンTK1と四つ目のトナーパターンTK1との副走査方向の間隔をそれぞれ、中間転写ベルト11の周の長さの1.25倍とすればよい。これにより、一つ目のトナーパターンTK1の副走査方向のずれ量と三つ目のトナーパターンTK1の副走査方向のずれ量とが打ち消しあい、二つ目のトナーパターンTK1の副走査方向のずれ量と四つ目のトナーパターンTK1の副走査方向のずれ量とが打ち消しあうようになる。よって、一つ目のトナーパターンTK1と一つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKと、二つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKと、三つ目のトナーパターンTK1と一つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKと、四つ目のトナーパターンTK1と二つ目のトナーパターンTK2との間隔ΔKとの平均を求めることにより、間隔ΔKを算出する。これにより、制御部30は、間隔ΔKをより正確に算出することが可能となる。
(第2の変形例)
以下に、第2の変形例に係る画像形成装置1について図面を参照しながら説明する。図4は、第1の変形例に係る画像形成装置1において、位置ずれが生じていない場合と位置ずれが生じた場合におけるトナーパターンを示した図である。図5は、第2の変形例に係る画像形成装置1が画像安定化動作において形成するトナーパターンを示した図である。
図4(a)に示すように、第1の変形例に係る画像形成装置1では、トナーパターンTK2とトナーパターンTC2とは隣り合っている。そして、図4(b)に示すように、トナーパターンTC2が主走査方向の負方向側にずれると共に副走査方向の負方向側にずれた場合には、トナーパターンTK2とトナーパターンTC2とが近接してしまう。この場合には、センサ18は、トナーパターンTK2とトナーパターンTC2とを別々に検知することができないおそれがある。
そこで、第2の変形例に係る画像形成装置1では、制御部30は、複数の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kから中間転写ベルト11に転写されたトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1が複数セット(図5では、4セット)にわたって中間転写ベルト11において副走査方向に並ぶように現像装置7Y,7M,7C,7KにトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1を形成させる。更に、制御部30は、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kから中間転写ベルト11に転写されたトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2が少なくとも1セット以上にわたって中間転写ベルト11において副走査方向に並ぶように、現像装置7Y,7M,7C,7KにトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2を形成させる。更に、トナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2の数は、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1の数よりも少ない。第2の変形例に係る画像形成装置1では、トナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2は、それぞれ一つずつ(すなわち、1セット)形成されている。また、トナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2の副走査方向の間隔は、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1の副走査方向の間隔よりも広い。
換言すると、複数セットのトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1に対応する複数セットのトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2の一部(図5の点線で示したトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2)が間引かれている。これにより、第1の変形例に係る画像形成装置1のトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2の間隔よりも、第2の変形例に係る画像形成装置1のトナーパターンTY2,TM2,TC2,TK2の間隔の方が広くなっている。その結果、センサ18は、トナーパターンに位置ずれが生じても、隣り合うトナーパターンを別々に検知しやすくなる。
(その他の実施形態)
以上のように構成された画像形成装置1は、前記実施形態及び変形例に示したものに限らず、その要旨の範囲内に変更可能である。
なお、制御部30は、同一の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kから中間転写ベルト11に転写された複数のトナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1の副走査方向の間隔に基づいて、トナーパターンTY1,TM1,TC1,TK1の副走査方向におけるずれ量を算出してもよい。例えば、制御部30は、2つのトナーパターンTY1の間隔に基づいて、トナーパターンTY1の副走査方向におけるずれ量を算出してもよい。
本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、レジストパターンの主走査方向のずれ量の検知精度を向上させることができる点において優れている。
TY1,TM1,TC1,TK1,TY2,TM2,TC2,TK2 トナーパターン
1 画像形成装置
4Y,4M,4C,4K 感光体ドラム
7Y,7M,7C,7K 現像装置
11 中間転写ベルト
30 制御部

Claims (3)

  1. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対してトナーパターンを形成する複数の現像装置と、
    前記複数の感光体に形成された前記トナーパターンが転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを駆動させる駆動ローラと、
    主走査方向に延在する直線からなる第1のトナーパターンと主走査方向に対して傾斜している直線からなる第2のトナーパターンとを前記複数の感光体のそれぞれの周の長さだけ前記中間転写ベルトにおいて副走査方向に離れるように前記複数の現像装置に形成させる制御手段であって、同一の前記感光体から前記中間転写ベルトに転写された2m(mは自然数)個の前記第1のトナーパターンが、該駆動ローラの周の長さのn(nは0以上の整数)+1/2倍の間隔で該中間転写ベルトにおいて副走査方向に配置されるように、前記複数の現像装置に前記第1のトナーパターンを形成させる制御手段と、
    前記中間転写ベルトに形成された前記第1のトナーパターンと前記第2のトナーパターンを検知する検知手段と、
    を備えており、
    前記制御手段は、同一の前記感光体から前記中間転写ベルトに転写され、かつ、前記検知手段が検知した前記第1のトナーパターンと前記第2のトナーパターンとの副走査方向の間隔に基づいて、該第1のトナーパターン及び該第2のトナーパターンの主走査方向におけるずれ量を算出すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、同一の前記感光体から前記中間転写ベルトに転写された複数の前記第1のパターンの副走査方向の間隔に基づいて、該第1のパターンの副走査方向におけるずれ量を算出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記複数の感光体から前記中間転写ベルトに転写された複数の前記第1のトナーパターンが複数セットにわたって該中間転写ベルトにおいて副走査方向に並ぶと共に、該複数の感光体から該中間転写ベルトに転写された複数の前記第2のトナーパターンが少なくとも1セット以上にわたって該中間転写ベルトにおいて副走査方向に並ぶように、前記複数の現像装置に前記第1のトナーパターン及び前記第2のトナーパターンを形成させ、
    前記第2のトナーパターンの数は、前記第1のトナーパターンの数よりも少なく、
    前記第2のトナーパターンの副走査方向の間隔は、前記第1のトナーパターンの副走査方向の間隔よりも広いこと、
    を特徴とする請求項1又は請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
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