JP5222734B2 - 靴下踵部の編成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無縫製で編まれた靴下の踵部についての新しい編成方法およびその靴下に関する。
従来より靴下の踵部の編成は、前針床と後針床により筒状の編成を行った後、甲側の編地を形成する針床での編成を一旦休止し、足裏側の編地を形成する針床において、編幅を順次減らす引き返し編成を行い、続けて編幅を順次増やす引き返し編成を行った後、休止状態にあった針床を再度使用して、筒状の編成を再開する方法が一般的であり、図9に、前記編成方法にて形成された靴下を示す。文献1には、前記編成方法だけでなく踵部を前後の針床を使用して編成する技術を開示している。また文献2では、前記編成方法に対して、踵深さを更に深くすることを開示している。図10は、文献1の図3における編成パターンの踵部周辺を示したものであり、図11は文献2の第3図、5図による説明内容を、図10と同条件にて側面図として示したものである。
特許第3333384号 実公昭41−18354
文献1のものでは踵部を大きく形成できないという問題がある。文献2のものでは甲側の編幅の一部を使用して踵部を形成するため、踵部を大きく形成できるが、足首の甲側の部分が突っ張ってしまう。本発明では、足首の甲側の突っ張りを抑えた、十分な踵深さのある靴下を得ることを目的とする。
本発明は、編針を列設した少なくとも前後一対の針床を有し、前後針床が相対的にラッキング可能に構成された横編機を用いて、第1筒状部と踵部と第2筒状部を有する筒状編地で形成されるゴアラインを持つ靴下の編成方法であって、第1筒状部に続く踵部を形成するに際して、第1筒状部の最終の編目列を係止していない編針を用いて前記筒状編地を増やし、前針床と後針床でC字状に交互に反転させながら踵部を編成し、増やした編幅に対して目移しを行なって目を重ねて編幅を減らし、その後、第2筒状部の編成を開始することを特徴とする靴下の編成方法である。
本発明は、前記踵部を挟む2つの筒状部を編成する際に、2つの筒状編地の一方と踵部を、垂直または、略垂直に接合してゴアラインを形成することを特徴とする靴下の編成方法である。
本発明での前記踵部の編成は、以下のステップを含むことを特徴とする靴下の編成方法である。
(1)第1筒状部の編成された編目を係止する編針以外に、踵部のスタートになる編み出し編成を行うステップ。
(2)前記ステップ(1)の編み出し編成につながる踵部を形成する際に、編糸を前針床と後針床に交互に反転させながら供給して編む引き返し編成を行いながら、第1筒状部の最終ウェールの編目を、引き返し編成部に近い編目と順次接合していくステップ。
本発明での前記踵部の編成は、以下のステップを含むことを特徴とする靴下の編成方法である。
(1)第1筒状部のどちらか一方の端側で、最終コースの編成された編目の一部に、編糸を前針床と後針床に交互にC字状に反転させながら編成する引き返し編成と編目の目移しを利用しながら、筒状編地の編幅の増やしを行うステップ。
(2)踵部の編終わりに対して伏目処理を行い、編目を前後に接合していくステップ。
本発明では前記踵部を編成する際に、第1筒状部の最終コースの編成された編目の一部を、端側でC字状に反転させながら編成を行う引き返し編成と編目を目移しすることで筒状編地の編幅を増やし、C字状に反転させる編成と編目を目移しすることで筒状編地の編幅を減らす事を特徴とする、ゴアラインを有した靴下の編成方法である。
本発明では靴下を編成するに際し、第1筒状部に爪先を形成し、第2筒状部に足挿入口を形成することを特徴とした編成方法である。
本発明では靴下を編成するに際し、第1筒状部に足挿入口を形成し、第2筒状部に爪先を形成することを特徴とした編成方法である。
本発明では、少なくとも前後一対の針床を有し、前後針床が相対的にラッキング可能に構成された横編機を用いて、前編地と後編地がその両端で連続した筒状編地を編成するに際し、第1筒状部と踵部と第2筒状部を有する筒状編地において、踵部は、編み出し部分でもって編み出され、この編み出し部に続いて繰り返される引き返し編みによる踵部の編目が、第1筒状部の編目と重ね目により順次接合されることでゴアラインを形成させたことを特徴とする靴下である。
本発明は、ゴアラインを第1筒状部のウェールに垂直または略垂直に形成されていることを特徴とする靴下であり、ゴアラインを靴下の底面に対して略水平に形成したことを特徴とする靴下である。
本発明では、踵部を挟む2つの筒状部に対し、踵部での編幅を広げ、ウェール数を多く得ることにより、甲側の編幅を使うことなく、装着した場合に踵部の編目を多く使用できることから、踵部甲側の突っ張りを抑えるとともに、十分な踵深さのある靴下を得ることが出来る。
好ましくは、踵部を挟む2つの筒状部を編成するとともに、2つの筒状編地の一方と踵部が、垂直または、略垂直に接合されてゴアラインを形成することが可能となり、新しいデザインとしての活用が見出される。
踵部を挟む2つの筒状部を編成するとともに、踵部の編幅を広げ、編目を多く得ることにより、踵部甲側の突っ張りを生じることなく、十分な踵深さのある靴下を得ながら、足底に対して斜めのゴアラインを形成することができる。
さらに本発明においては、足挿入口より編み始め、爪先側を編み終わりとする編成方法、あるいは、爪先側を編み始め、足挿入口を編み終わりとする編成方法ともに対応することが可能となる。
本実施例1,2の編成方法によって編まれた靴下。 本実施例1,2での編成図。 本実施例1,2での編成図。 本実施例3の編成方法によって編まれた靴下。 本実施例3での編成図。 本実施例3のバリエーション編成方法によって編まれた靴下。 本実施例3のバリエーション編成図。 本実施例4での編成図。 従来の編成方法によって編まれた靴下。 文献1に記載の図3において、踵部のみを示した図。 文献2の第3図、5図による説明内容を、図10と同条件にて側面図として示した図。
符号の説明
1,101…靴下、2,102…ゴアライン、3,103…踵部、4,104…足挿入口、5,105…爪先、6…第1筒状部、7…第2筒状部、8…踵の後側部分、9…引き返し編成部、10…中心線、11…筒状編地
以下に本発明の好適な実施例について図面とともに説明する。なお、説明に使用している各図において、第1筒状部6と第2筒状部7は同一の編幅とし、例えば、第1筒状部6、第2筒状部7の編幅はそれぞれ80目である。また、編成図の1点鎖線は中心線10を、各部位の集合を編地11として示している。図1は、本発明に係る第1実施例または第2実施例の編成方法により編成された左右共用の靴下1を示したものであり、靴下1は、第1筒状部6と踵部3と第2筒状部7とで構成されている。また、靴下1は、第1筒状部6と踵部3が垂直または、略垂直の角度で接合されており、該接合部分には、水平に伸びるゴアライン2が形成されている。
以下、第1実施例について、図2の編成図を用いて説明を行う。なお、図では足挿入口4および爪先5は公知の方法で編成するものとし、説明の便宜上省略している。足挿入口4から、第1筒状部6を踵部3の手前まで編成し、次に、第1筒状部6の編目を係止していない針を使って踵部3の編み出し編成を行い、踵の後側部分8の編目を形成すると共に、靴下1の踵部における筒状編地の編幅を増やす。本実施例では、前記編み出し編成により前後針床でそれぞれ60目(ウェール)の増目を形成する。編み出し編成に続いて、前針床と後針床に交互にC字状に反転させながら編糸を供給する引き返し編成を繰り返し行うことで、踵部3の編成を行う。その際、踵部3を2コース編成する毎に、第1筒状部6側へ移動させ、編目と重ねて接合してゴアライン2を形成する。この重ね目により第1筒状部6の目減らしを行うことになり、本実施例においては、60目の目減らしをして踵部3の編成を終える。次に、第2筒状部7の編成を爪先に向けて行うことで靴下の編成を終了する。ゴアライン2の形成では、踵部3の引き返し編成を2コース編む毎に第1筒状部6の編目と順次接合しても良く、それ以外の比率で接合しても良い。接合の比率を変えることで、踵部に占める編目数を増減させることが出来るようになり、踵部3の膨らみが調整可能になって履き心地の向上につながる。なお、踵部の後側部分8の編み出し編成を行う前に、捨て編みを付加することで、踵部の編成を容易にすることが可能となる。また、前記踵部3の引き返し編成では、指先を丸く編成するのと同じ方法で、編み出しの幅に対して引き返しの編幅を順次増やしていく編成を行うことにより、前記踵の後側部分8に繋がる踵部3のラインを曲線に調整できる。
第2実施例として、第1実施例で編まれた靴下を爪先側から編成する場合を示す。爪先5から、第二筒状部7を踵部3の手前まで編成し、次に、第2筒状部7の編目を係止している一部の編針を使い、筒状部の踵部3に繋がる端側で、編糸を前針床と後針床にC字状に交互に反転させながら編成する引き返し編成と、外側に目移しを行いながら増目を行い、筒状編地の編幅を増やす。この場合、編成する目数と目移しする目数が同数だとすると、目移しすることにより編目が係止しない針が増え、編地に穴が開いてしまい、それを防ぐために、目移しを行う目数に対して少なくとも1目以上の目を加算した目数で編成するものとする。引き続き、踵部3を編成するに際し、踵の後側部分8にあたる編成を伏目処理を行って編幅を減らし、踵部3の編成を終える。次に、第1筒状部6を足挿入口に向けて編成を行うことで靴下の編成を終了する。
図3は上記第1実施例、第2実施例の変形例を示す。注目すべきは、第1筒状部6の踵部3側に符号9で示す引き返し編成を付加している。上記各実施例では、踵部3の編成で、第1筒状部6または第2筒状部7のウェール列と踵部3のウェール列が垂直で接合されるが、引き返し編成部9での編成目数の調整により2つの筒状編地間の角度変更が可能となり、足に沿った角度調整を行うことで履き心地の向上にも繋がる。第1実施例では、第1筒状部6を編成中に、引き返し編成部9を足首の甲側となる部分で形成し、また、第2筒状部7から編成が始まる第2実施例の場合には、踵部3の編成後、第1筒状部6を編成する前に、前記引き返し編成部9の編成を行う。
以下、第3実施例について図4、図5を用いて説明する。図4は、本実施例3の編成方法で編まれた靴下を示す。ゴアライン2は、従来と同様の位置に形成することができる。図5に示す筒状編地の編幅を増やす際には、第2実施例の踵部3の増目の編成方法と同じであり、筒状編地の編幅を減らす際には、第1実施例の踵部3の減し目の編成方法と同じである。本実施例においては、その組み合わせで構成されている。足挿入口4から、第1筒状部6を踵部3の手前まで編成する。次に、踵部3の編成を行うために、第1筒状部6の編目を係止している一部の編針を使って、筒状編地の踵部3の端側で、編糸を前針床と後針床にC字状に交互に反転させながら編成する引き返し編成と、踵部の外側に向けて目移しを行いながら増目を行い、筒状編地の編幅を増やしていく。その後、増目時と逆の方向に目移しを行いながら目減らしを行うことで筒状編地の編幅を減らしていき、踵部3の編成を終える。次に、第2筒状部7の編成を爪先に向けて行うことで靴下の編成を終了する。本実施例では、前後の針床で、各40目をC字状に編成しながら筒状編地の編幅を第1筒状部6の最終の筒幅より20目増やし、引き続いて20目を減らしている。
また、上記した第3実施例では、踵部3の編成の際に行われる増目と減し目に対し、増目を行った最終の編成目数と減しを行う最初の編成目数を前後の針床で、各40目としたが、必ずしも同じ目数である必要はなく、増目を行った最終の編成目数と減しを行う最初の編成目数を変えることで、踵深さやゴアラインの形状を変更することもできる。さらに、筒状編地の編幅を増目する際に、C字状に編成する引き返し編成の編目を順次減らしたり、筒状編地の編幅を減らす際に、C字状の引き返し編成を順次編目を増やしながら行うことも可能であり、それらの組み合せで対応することが出来るのも勿論のことである。
次に、上記した各実施例の組み合せにより派生する、図6に示す靴下の編成方法について、図7を用いて以下に示す。足挿入口4から、第1筒状部6を80目の編幅のまま踵部3の手前まで編成する。次に、踵部3の編成を行う際、筒状編地の編幅を増目するC字状の引き返し編成の最初の目数を、前後の針床で各40目から開始し、その後20目になるまで順次C字状の引き返し編成を目減らししながら行い、筒状編地の編幅を20目増目して筒状編地のウェール数を100目とする。続いて、筒状編地の編幅を減らす際に、C字状の引き返し編成を前記20目より10目多くして、前後の針床の各30目の編成で開始し、筒状編地の編幅を20目減らし、第2筒状部7を編成している。
さらに、第4実施例について図8を用いて説明する。上記第3実施例で示した筒状編地の編幅の目増やしを行った後に、続いて筒状編地の編幅の目減らしを行う際、踵部の目数を増やすために、さらに50目から40目への減らし、続いて50目への増やしとなるC字状の引き返し編成を加えることで、踵深さを増加させ、新しいゴアラインの形成も可能とする。また、追加された引き返し編成の編成目数の増減の組み合わせを変えることも可能で、踵深さや形状、ゴアラインのデザインも変更することとなり、履き心地の向上にも繋がる。
上記した各実施例では、踵部3の編成の際に行われる増目と減し目の目数を同数としたが、必ずしも同数である必要はなく、増目と減し目の目数を変えることで、第1筒状部6と第2筒状部7の筒の大きさを変更することもできる。
なお、爪先の編成に際しては、実施例に示されている先が丸いタイプだけではなく、5本指や足袋などでもよい。
さらに、図1,図6にある靴下においては、爪先5と足挿入口4を形成する位置を入れ替えて編成することも可能であり、ゴアラインの向きが底面に対し水平や斜めだけではなく、垂直といったような図とは異なる靴下を得ることもできる。

Claims (10)

  1. 編針を列設した少なくとも前後一対の針床を有し、前後針床が相対的にラッキング可能に構成された横編機を用いて、第1筒状部と踵部と第2筒状部を有する筒状編地で形成されるゴアラインを持つ靴下の編成方法であって、第1筒状部に続く踵部を形成するに際して、第1筒状部の最終の編目列を係止していない編針を用いて前記筒状編地のウェール数を増やし、前針床と後針床でC字状に交互に反転させる引き返し編成をし、増やした編幅に対して目移しを行って編目を重ねて編幅を減らした後、第2筒状部の編成を開始することを特徴とする靴下の編成方法。
  2. 前記踵部を挟む2つの筒状編地を編成する際に、一方の筒状編地のウェール列と踵部のウェール列を、垂直または略垂直に接合してゴアラインを形成することを特徴とする請求項1に記載の靴下の編成方法。
  3. 前記踵部の編成は、以下のステップを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の靴下の編成方法;
    (1)第1筒状部の最終コースの編目を係止する編針以外の編針を用いて、踵部の編み出し編成を行うステップ、
    (2)前記ステップ(1)に続いて、編糸を前針床と後針床をC字状に交互に反転させる引き返し編成を行いながら、第1筒状部の最終コースの編目とこれに隣接する踵部の編目を順次接合していくステップ。
  4. 前記踵部の編成は、以下のステップを含むことを特徴とする請求項1、請求項2に記載の靴下の編成方法;
    (1)第1筒状部の最終コースの踵部に繋がる部分の編目に続けて、前記引き返し編成と、編目の目移しを利用しながら編目を外側に移動させて筒状編地の編幅を増やすステップ、
    (2)踵部の編終わりに対して伏目処理を行い、編目を前後に接合し、筒状編地の編幅を減らすステップ。
  5. 前記踵部の編成は、以下のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の靴下の編成方法;
    (1)第1筒状部の端側で、最終コースの編目の一部に、前記引き返し編成と、編目の目の目移しを利用しながら編目を外側に移動させ、筒状編地の編幅の増やしを行うステップ、
    (2)前記ステップ(1)に続いて、前記引き返し編成を行い、内側に編目を移動させて筒状編地の編幅の減らしを行うステップ。
  6. 第1筒状部に爪先を形成し、第2筒状部に足挿入口を形成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の靴下の編成方法。
  7. 第1筒状部に足挿入口を形成し、第2筒状部に爪先を形成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の靴下の編成方法。
  8. 第1筒状部と踵部と第2筒状部を有する筒状編地において、踵部は、編み出し部分でもって編み出され、この編み出し部に続いて繰り返される引き返し編みによる踵部の編目が、第1筒状部の編目と重ね目により順次接合されることでゴアラインを形成させたことを特徴とする靴下。
  9. 前記ゴアラインは、前記第1筒状部のウェールに垂直または略垂直に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の靴下。
  10. 前記ゴアラインを靴下の底面に対して略水平に形成したことを特徴とする請求項9に記載の靴下。
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