JP5211023B2 - イヤホンマイクロホン - Google Patents

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本発明は、イヤホンと携帯電話機への接続用のプラグを繋ぐコードの中間にマイクロホンユニットを備え、このマイクロホンユニットは、マイクロホンと、前記コードの中間に介在し、前記マイクロホンを実装する基板と、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングとで構成され、前記基板を収納すると共に、前記基板から前記イヤホン側と前記プラグ側の各コードを両端部から引き出すマイクロホンハウジングとを備えるイヤホンマイクロホンに関する。
この種のイヤホンマイクロホンは、携帯電話機でハンズフリー通話を行う際、その他、例えば通勤途中の電車内で携帯電話機を用いて音楽を聞く際に、イヤホンを耳に装着し、またプラグを携帯電話機に接続して使用するものであり、その使われ方から最も目立つ部分となるマイクロホンユニットの外観品質が重要となるが、一方で上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士を一体化するための、例えば相互に螺合可能なボルトとナットによるネジ止め、相互に係脱可能な係合突起と係合溝による掛け止め、接着剤による固定等の結合手段が、マイクロホンユニットの外観品質面、及び組み立て面で問題となる。
すなわち、マイクロホンユニットの外表面に結合手段が露出することから、マイクロホンユニットの外観品質が低下する。また結合手段によってマイクロホンユニットをデザインする上で制約が生じることから、マイクロホンユニットの外観品質の向上も図りにくい。さらに結合手段よってマイクロホンユニットの組み立て工程数の増加を招き、特に接着剤を使用する場合は、接着剤がマイクロホンユニットの外部にはみ出る等の不良も懸念されることから、マイクロホンユニットの組み立て性が低下する。
また、このような結合手段ばかりでなく、マイクロホンユニットの両端部において曲げ半径が極めて小さい折れ曲がりによるコードの断線を防止するためのコード用ブッシングがマイクロホンユニットの外観品質面、及び組み立て面で問題となる。
すなわち、コード用ブッシングには、マイクロホンハウジングに嵌合固定する根元側では小さく、先端側では根元側より大きいという屈曲特性が要求される。このような屈曲特性を得るため、普通、コード用ブッシングは、特許文献1に開示されているように、ハウジングに内嵌して嵌合固定する根元側から先端側に向かって先細りに変化した外周に複数の周溝を所定のピッチで設けてジャバラ状にする必要があり、コード用ブッシングのジャバラ形状によってマイクロホンユニットの外観品質が低下する。またコード用ブッシングによってマイクロホンユニットをデザインする上で制約が生じることから、マイクロホンユニットの外観品質の向上も図りにくい。さらにコード用ブッシングは、そもそも、ハウジングに内嵌して嵌合固定する根元側で屈曲性(柔軟性)を小さくしているため、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングを組み合わせた後では、マイクロホンハウジングに根元側を内嵌して嵌合固定することができず、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングの組み合わせとコード用ブッシングのマイクロホンハウジングへの嵌合固定とを同時に、しかも二個同時に行う必要があることから、マイクロホンユニットの組み立て性が低下する。
ところで、特許文献1には、一種類の樹脂材料から形成するコード用ブッシングで要求される屈曲特性を得る技術が開示されているのに対し、特許文献2には、硬度の異なる二種類の樹脂材料を使用してコード用ブッシングを形成することにより、コード用ブッシングをジャバラ状にすることなく要求される屈曲特性を得る技術が開示されている。
すなわち、特許文献2に開示されているコード用ブッシングは、ハウジングに内嵌して嵌合固定する根元側を高硬度材料によって形成し、先端側を高硬度材料よりも硬度の低い低硬度材料から形成したり、ハウジングに内嵌して嵌合固定する根元側においては、低硬度部分に対する高硬度部分の構成比率を大きくし、先端側においては高硬度部分に対する低硬度部分の構成比率を大きくしたり、低硬度部分に対する高硬度部分の構成比率をハウジングに内嵌して嵌合固定する根元側から先端側に向かうにつれて徐々に減少することにより、コード用ブッシングをジャバラ状にすることなく要求される屈曲特性を得るものであった。またコード用ブッシングの根元側の硬度を先端側の硬度より高くすることにより、コード用ブッシングのハウジングからの抜けを防止し得る接続特性も同時に得るものであった。
また、高硬度材料から形成された高硬度部分と、高硬度材料よりも硬度の低い低硬度材料から形成された低硬度部分とを備え、コード用ブッシングの根元側では屈曲性を小さくし、先端側では屈曲性を大きくするコード用ブッシングの構成については、特許文献3にも開示されている。
特開平9−115368号公報 特願2009−176615号公報 特許第3989453号公報
特許文献2に開示されている従来のコード用ブッシングは、コード用ブッシングによってマイクロホンユニットの外観品質が低下するという問題を解決することができる。しかし、コード用ブッシングによってマイクロホンユニットの組み立て性が低下するという問題、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士の結合手段によってマイクロホンユニットの外観品質、及び組み立て性が低下するという問題は解決することができない。したがって、マイクロホンユニットの外観品質及び、組み立て性を容易に向上させることが可能なイヤホンマイクロホンが所望されている。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、マイクロホンユニットの外観品質を低下させることなく従来と同等の屈曲特性を備え、またマイクロホンハウジングとの接続特性も備えたコード用ブッシングを利用し、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士を結合一体化することによって、マイクロホンユニットの外観品質、及び組み立て性を向上させることが可能なイヤホンマイクロホンを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため本発明は、イヤホンと携帯電話機への接続用のプラグを繋ぐコードの中間にマイクロホンユニットを備え、このマイクロホンユニットは、マイクロホンと、前記コードの中間に介在し、前記マイクロホンを実装する基板と、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングとで構成され、前記基板を収納すると共に、前記基板から前記イヤホン側と前記プラグ側の各コードを両端部から引き出すマイクロホンハウジングとを備えるイヤホンマイクロホンにおいて、前記マイクロホンハウジングの両端部に外嵌して嵌合固定するコード用ブッシングを備えると共に、前記マイクロホンハウジングには、前記基板を内装する内外二層構造のハウジング本体部と、前記ハウジング本体部の内側層部を外側層部の両端部から突出させた部分によって形成する単層構造のブッシング継手部とを備え、前記コード用ブッシングには、前記ブッシング継手部に外嵌する内外二層構造の根元側部と、前記根元側部の外側層部を内側層部の一端部から突出させた部分によって形成する単層構造の先端側部とを備え、前記マイクロホンハウジングにおける前記ハウジング本体部の内側層部、及び前記ブッシング継手部と、前記コード用ブッシングにおける前記根元側部の内側層部とを、高硬度樹脂材料によって形成し、前記マイクロホンハウジングにおける前記ハウジング本体部の外側層部と、前記コード用ブッシングにおける前記根元側部の外側層部、及び前記先端側部とを、前記高硬度樹脂材料よりも硬度の低い低硬度樹脂材料によって形成している。
このような構成を採用することにより、マイクロホンユニットの外観品質を低下させることなく従来と同等の屈曲特性を備え、またマイクロホンハウジングとの接続特性も備えたコード用ブッシングを得ることができる。これにより、コード用ブッシングによってマイクロホンユニットの外観品質が低下するという問題を解決することができる。
また、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングを組み合わせた後で、マイクロホンハウジングの両端部のブッシング継手部にコード用ブッシングの根元側部を外嵌し、マイクロホンハウジングの両端部にコード用ブッシングを嵌合固定することができる。このコード用ブッシングのマイクロホンハウジングの両端部への嵌合固定によって、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士を結合一体化することができる。これにより、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングの組み合わせとコード用ブッシングのマイクロホンハウジングの両端部への嵌合固定を同時に行う必要がなく、またコード用ブッシングが上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士の結合手段を兼ね、その結合手段を不要にする。これにより、コード用ブッシングによってマイクロホンユニットの組み立て性が低下するという問題、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士の結合手段によってマイクロホンユニットの外観品質、及び組み立て性が低下するという問題を解決することができる。
さらに、マイクロホンハウジングとコード用ブッシングは、いずれも、外表面が低硬度樹脂材料から形成され、マイクロホンユニットの質感を全体に統一することができる。これにより、コード用ブッシングが目立たず、マイクロホンユニットの一体感を向上させることができる。
また、本発明において、前記コード用ブッシングの前記根元側部に、前記ブッシング継手部が嵌合する嵌合部と、前記ブッシング継手部の先端より突出する非嵌合部とを備えている場合、この構成により、コード用ブッシングは、マイクロホンハウジングの両端部のブッシング継手部への外嵌時、根元側部の嵌合部から先端側部の先端にかけて三層から二層を経て単層へと徐々に層数を減少する形態となり、コード用ブッシングの屈曲性を根元側部の嵌合部では小さく、そこから先端側部の先端に向かうにつれて段階的に大きくすることができる。これにより、コード用ブッシングの屈曲特性をさらに向上することができる。
また、本発明において、前記コード用ブッシングの前記ブッシング継手部への外嵌時に互いに嵌合し、前記コード用ブッシングの前記根元側部の内表面と前記ブッシング継手部の外表面との間で、前記コード用ブッシングの抜け止めを行うための一対の係止凹部と係止凸部とを備えている場合、この構成により、コード用ブッシングは、マイクロホンハウジングの両端部のブッシング継手部への外嵌のみによって抜け止めを行い、マイクロホンハウジングに嵌合固定することができる。これにより、コード用ブッシングのマイクロホンハウジングとの接続特性、及びマイクロホンユニットの組み立て性をさらに向上することができる。
また、本発明において、前記ブッシング継手部の内表面にリング溝を備え、このリング溝に、前記コードへのカシメ金具を嵌着している場合、この構成により、コードに張力が作用したときに、その張力をコード用ブッシングに作用させることなくマイクロホンハウジングの強度的に強い部分、すなわち、コード用ブッシングが外嵌されているブッシング継手部によって受け止めることができる。これにより、コードに作用する張力によってコード用ブッシングが抜けたり、コードが基板から分離したり、またマイクロホンハウジングに割れが生じる等の不都合を防止することができる。
本発明によれば、マイクロホンユニットの外観品質を低下させることなく従来と同等の屈曲特性を備え、またマイクロホンハウジングとの接続特性も備えたコード用ブッシングを利用し、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジング同士を結合一体化することによって、マイクロホンユニットの外観品質、及び組み立て性を向上させることが可能なイヤホンマイクロホンを提供することができる。
本発明の一実施形態を示すイヤホンマイクロホンの(A)正面図,(B)右側面図である。 図1(A),(B)に示すイヤホンマイクロホンに備えるマイクロホンユニットの断面図である。 図2に示すマイクロホンユニットに備えるマイクロホンハウジングの一方のブッシング継手部とそこに嵌合する前の一方のコード用ブッシングの断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態を示すイヤホンマイクロホン1の(A)正面図,(B)右側面図である。
図1(A),(B)に示すように、イヤホンマイクロホン1は、受話部としてのイヤホン2と、図示しない携帯電話機への接続用のプラグ3と、送話部としてのマイクロホンユニット4と、コード5とで構成されており、イヤホン2は、コード5の一方の端部に備えられ、またプラグ3は、コード5の他方の端部に備えられ、さらにイヤホン2とプラグ3を繋いでいるコード5の中間にマイクロホンユニット4が備えられ、マイクロホンユニット4の正面中央部に送話口としての小孔6が開口され、またマイクロホンユニット4の背面側にクリップ7が取り付けられている。このイヤホンマイクロホン1は、携帯電話機でハンズフリー通話を行う際、イヤホン2を耳に装着し、またプラグ3を携帯電話機に接続し、さらに好ましくはクリップ7によってマイクロホンユニット4を襟元辺りに留め付け、送受話器として使用するものである。勿論、例えば通勤途中の電車内で携帯電話機を用いて音楽を聞く際には、単にイヤホンとして機能し、また携帯電話機以外の例えば携帯型オーディオに接続しても、イヤホンとして使用することができるものである。ここで、マイクロホンユニット4は、所謂リモコンとしての役目も担い、マイクロホンユニット4の右側面にはフックボタン8及びボリュームボタン9(マイクロホンユニット4に実装する操作機能の一例)が設けられており、携帯電話機を衣服のポケットや鞄の中に入れた状態でも、フックボタン8を押し操作するだけで携帯電話機にかかってきた電話を受けたり、通話を切ることができ、またボリュームボタン9を押し操作するだけでイヤホン2の音量を上げ下げして調整することができるものである。
図2は、図1(A),(B)に示すイヤホンマイクロホン1に備えるマイクロホンユニット4の断面図である。
図2に示すように、マイクロホンユニット4は、マイクロホン10と、フックボタン8を操作部として有する図示しないフックスイッチ、及びボリュームボタン9を操作部として有する図示しないボリュームスイッチと、基板11と、マイクロホンユニット4の正面側の上マイクロホンハウジング12と、マイクロホンユニット4の背面側の下マイクロホンハウジング13と、イヤホン側コード用ブッシング14と、プラグ側コード用ブッシング15とで構成されている。
基板11は、矩形板状のプリント回路基板によって構成されており、コード5の中間に介在されている。すなわち、コード5は、基板11を境にイヤホン側コード5aとプラグ側コード5bとに分けられており、イヤホン側コード5aのマイクロホンユニット4側の端部から露出させた芯線が基板11の長手方向の一方の端部に半田接続されると共に、プラグ側コード5bのマイクロホンユニット4側の端部から露出させた芯線が基板11の長手方向の他方の端部に半田接続されている。こうして、コード5のイヤホン側コード5aとプラグ側コード5bとが基板11によって1本化され、コード5の中間に基板11が介在されており、この基板11にマイクロホン10とフックスイッチとボリュームスイッチとがICチップ(集積回路)やその他の回路部品と共に実装されている。
上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13は、二つ割れ構造のマイクロホンハウジングを構成し、上マイクロホンハウジング12には、内外二層構造の上ハウジング本体部16と、この上ハウジング本体部16の内側層部17を外側層部18のイヤホン側端部から突出させた部分によって形成された単層構造のイヤホン側上ブッシング継手部19と、上ハウジング本体部16の内側層部17を外側層部18のプラグ側端部から突出させた部分によって形成された単層構造のプラグ側上ブッシング継手部20とが備えられており、また下マイクロホンハウジング13には、内外二層構造の下ハウジング本体部21と、この下ハウジング本体部21の内側層部22を外側層部23のイヤホン側端部から突出させた部分によって形成された単層構造のイヤホン側下ブッシング継手部24と、下ハウジング本体部21の内側層部22を外側層部23のプラグ側端部から突出させた部分によって形成された単層構造のプラグ側下ブッシング継手部25とが備えられている。
上ハウジング本体部16と下ハウジング本体部21は、それぞれの内側層部17,22から内側に張り出して形成した複数のリブ26,27によって基板11を上下から挟み、基板11と共にマイクロホン10とフックスイッチとボリュームスイッチとその他の実装部品を収納する箱形状のハウジング本体部を構成している。また上ハウジング本体部16の中央部には小孔6が内外面貫通状態で形成されており、この小孔6の内側にマイクロホン10が設置されている。さらに下ハウジング本体部21の内側層部22には外側層部23を貫通してハウジング本体部の背面側に突出する一対のブラケット28が形成されている。この一対のブラケット28の間には、クリップ7の中間部が図示しない支点ピンを介してシーソー運動可能に支持されている。またクリップ7は、支点ピンにコイル部を外嵌したねじりコイルばねによってクリップ7の先端を下ハウジング本体部21の外表面に押し付けるように常時付勢されている。
イヤホン側上ブッシング継手部19とイヤホン側下ブッシング継手部24は、ハウジング本体部のイヤホン側端部からコード5の延伸方向に沿って突出する先細り筒形状のイヤホン側ブッシング継手部を構成しており、このイヤホン側ブッシング継手部の中を通してイヤホン側コード5aがハウジング本体部の内部から外部へ引き出されている。またイヤホン側上ブッシング継手部19の根元側の外表面にはイヤホン側上係止凸部29が形成され、イヤホン側下ブッシング継手部24の根元側の外表面にはイヤホン側下係止凸部30が形成され、これらイヤホン側上係止凸部29とイヤホン側下係止凸部30とで、イヤホン側ブッシング継手部の根元側の外表面にリング状の係止凸部を構成している。さらにイヤホン側上ブッシング継手部19の根元側の内表面にはイヤホン側上リング溝31が形成され、イヤホン側下ブッシング継手部24の内表面にはイヤホン側下リング溝32が形成され、これらイヤホン側上リング溝31とイヤホン側下リング溝32とで、イヤホン側ブッシング継手部の根元側の内表面にイヤホン側リング溝を構成している。このイヤホン側リング溝にはイヤホン側コード5aにこの外皮の上からカシメ固定するカシメ金具33が嵌着されている。
プラグ側上ブッシング継手部20とプラグ側下ブッシング継手部25は、ハウジング本体部のプラグ側端部からコード5の延伸方向に沿ってイヤホン側ブッシング継手部と同軸上で逆向きに突出する先細り筒形状のプラグ側ブッシング継手部を構成しており、このプラグ側ブッシング継手部の中を通してプラグ側コード5bがハウジング本体部の内部から外部へ引き出されている。またプラグ側上ブッシング継手部20の根元側の外表面にはプラグ側上係止凸部34が形成され、プラグ側下ブッシング継手部25の根元側の外表面にはプラグ側下係止凸部35が形成され、これらプラグ側上係止凸部34とプラグ側下係止凸部35とで、プラグ側ブッシング継手部の根元側の外表面にリング状の係止凸部を構成している。さらにプラグ側上ブッシング継手部20の根元側の内表面にはプラグ側上リング溝36が形成され、プラグ側下ブッシング継手部25の内表面にはプラグ側下リング溝37が形成され、これらプラグ側上リング溝36とプラグ側下リング溝37とで、プラグ側ブッシング継手部の根元側の内表面にプラグ側リング溝を構成している。このプラグ側リング溝にはプラグ側コード5bにこの外皮の上からカシメ固定するカシメ金具38が嵌着されている。
こうして、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13は、中間部に内外二層構造のハウジング本体部を備え、またイヤホン側端部に単層構造のイヤホン側ブッシング継手部を備え、プラグ側端部に単層構造のプラグ側ブッシング継手部を備えたマイクロホンハウジングを構成している。
上マイクロホンハウジング12は、高硬度樹脂材料、例えば硬度(ショア硬さ:HS)が85に設定された例えばABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂又はPC(ポリカーボネート)樹脂又はABS樹脂とPC樹脂のアロイ樹脂の上マイクロホンハウジング1次成形用金型による射出成形によって、上ハウジング本体部16の内側層部17とイヤホン側上ブッシング継手部19及びプラグ側上ブッシング継手部20とを一体に備えた上マイクロホンハウジング12の1次成形品を成形し、次に、この上マイクロホンハウジング12の1次成形品を上マイクロホンハウジング2次成形用金型の中に入れ、そこに高硬度樹脂材料より硬度の低い低硬度樹脂材料、例えば硬度(ショア硬さ:HS)が70に設定された例えば熱可塑性エラストマー(TPE)樹脂を射出するインサート成形によって、上ハウジング本体部16の内側層部17の外表面に上ハウジング本体部16の外側層部18を一体に積層成形した上マイクロホンハウジング12の2次成形品(上マイクロホンハウジング12の完成品)を成形することにより形成されている。
下マイクロホンハウジング13も、上マイクロホンハウジング12と同じ高硬度樹脂材料の下マイクロホンハウジング1次成形用金型による射出成形によって、下ハウジング本体部21の内側層部22とイヤホン側下ブッシング継手部24及びプラグ側下ブッシング継手部25とを一体に備えた下マイクロホンハウジング13の1次成形品を成形し、次に、この下マイクロホンハウジング13の1次成形品を下マイクロホンハウジング2次成形用金型の中に入れ、そこに上マイクロホンハウジング12と同じ低硬度樹脂材料を射出するインサート成形によって、下ハウジング本体部21の内側層部22の外表面に下ハウジング本体部21の外側層部23を一体に積層成形した下マイクロホンハウジング13の2次成形品(下マイクロホンハウジング13の完成品)を成形することにより形成されている。
図3は、図2に示すマイクロホンユニット4に備えるマイクロホンハウジングの一方(プラグ側)のブッシング継手部とそこに嵌合する前の一方(プラグ側)のコード用ブッシング15の断面図である。
図2に示すように、イヤホン側コード用ブッシング14は、上マイクロホンハウジング12のイヤホン側上ブッシング継手部19と下マイクロホンハウジング13のイヤホン側下ブッシング継手部24とでマイクロホンハウジングのイヤホン側端部に構成されたイヤホン側ブッシング継手部に外嵌して嵌合固定するキャップ型のもので、またプラグ側コード用ブッシング15は、上マイクロホンハウジング12のプラグ側上ブッシング継手部20と下マイクロホンハウジング13のプラグ側下ブッシング継手部25とでマイクロホンハウジングのプラグ側端部に構成されたプラグ側ブッシング継手部に外嵌して嵌合固定するキャップ型ものであり、これらイヤホン側コード用ブッシング14とプラグ側コード用ブッシング15は全く同じものである。
図2,図3に示すように、コード用ブッシング14,15には、ブッシング継手部に外嵌する内外二層構造の先細り筒形状の根元側部39と、この根元側部39の外側層部40を内側層部41の先端部から突出させた部分によって形成する単層構造の筒形状の先端側部42とが備えられている。
また、コード用ブッシング14,15の根元側部39は、ブッシング継手部の軸方向の長さよりも十分に長い軸方向の長さを有しており、コード用ブッシング14,15の根元側部39には、ブッシング継手部が嵌合する嵌合部43と、ブッシング継手部の先端より突出する非嵌合部44とが備えられており、上マイクロホンハウジング12の上ハウジング本体部16と下マイクロホンハウジング13の下ハウジング本体部21とでマイクロホンハウジングの中間部に構成されたハウジング本体部の内部からイヤホン側ブッシング継手部の中、さらにはイヤホン側ブッシング継手部に外嵌して嵌合固定されたイヤホン側コード用ブッシング14の非嵌合部44と先端側部42の中を通してイヤホン側コード5aがマイクロホンユニット4の外部へ引き出され、イヤホン側コード用ブッシング14の非嵌合部44と先端側部42によってイヤホン側コード5aを覆い、またハウジング本体部の内部からプラグ側ブッシング継手部の中、さらにはプラグ側ブッシング継手部に外嵌して嵌合固定されたプラグ側コード用ブッシング15の非嵌合部44と先端側部42の中を通してプラグ側コード5bがマイクロホンユニット4の外部へ引き出され、プラグ側コード用ブッシング15の非嵌合部44と先端側部42によってイヤホン側コード5aを覆っている。
さらに、コード用ブッシング14,15の根元側部39の内表面には、イヤホン側上ブッシング継手部19の根元側の外表面に形成されたイヤホン側上係止凸部29とイヤホン側下ブッシング継手部24の根元側の外表面に形成されたイヤホン側下係止凸部30とでイヤホン側ブッシング継手部の根元側の外表面に構成されたリング状の係止凸部、プラグ側上ブッシング継手部20の根元側の外表面に形成されたプラグ側上係止凸部34とプラグ側下ブッシング継手部25の根元側の外表面に形成されたプラグ側下係止凸部35とでプラグ側ブッシング継手部の根元側の外表面に構成されたリング状の係止凸部に、コード用ブッシング14,15の根元側部39のブッシング継手部への外嵌時に嵌合し、ブッシング継手部側の係止凸部とでコード用ブッシング14,15の抜け止めを行うためのリング状の係止凹部45が形成されている。ここで、ブッシング継手部の側に係止凹部45を形成し、係止凸部をコード用ブッシング14,15の側に形成してもよい。
このようなコード用ブッシング14,15は、高硬度樹脂材料、例えば硬度(ショア硬さ:HS)が85に設定された例えばABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂又はPC(ポリカーボネート)樹脂又はABS樹脂とPC樹脂のアロイ樹脂のコード用ブッシング1次成形用金型による射出成形によって、根元側部39の内側層部41のみを備えたコード用ブッシング14,15の1次成形品を成形し、次に、このコード用ブッシング14,15の1次成形品をコード用ブッシング2次成形用金型の中に入れ、そこに高硬度樹脂材料より硬度の低い低硬度樹脂材料、例えば硬度(ショア硬さ:HS)が70に設定された例えば熱可塑性エラストマー(TPE)樹脂を射出するインサート成形によって、根元側部39の内側層部41の外表面に根元側部39の外側層部40を一体に積層成形し、また根元側部39の外側層部40に先端側部42を一体に成形したコード用ブッシング14,15の2次成形品(コード用ブッシング14,15の完成品)を成形することにより形成されている。ここで、コード用ブッシング14,15に使用する硬度の異なる二種類の高硬度樹脂材料と低硬度樹脂材料のうち、高硬度樹脂材料は、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13に使用する高硬度樹脂材料と同程度の硬度を有するものであれば異なる種類のものを使用することができ、低硬度樹脂材料は、マイクロホンユニット4におけるマイクロホンハウジング部分とコード用ブッシング14,15部分における外観、及び触感等の質感を統一するために、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13に使用する低硬度樹脂材料と同じものを使用することが好ましい。
こうして、イヤホンマイクロホン1は、イヤホン2と携帯電話機への接続用のプラグ3を繋ぐコード5の中間にマイクロホンユニット4を備え、このマイクロホンユニット4は、マイクロホン10と、コード5の中間に介在し、マイクロホン10を実装する基板11と、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13とで構成され、基板11を収納すると共に、基板11からイヤホン側とプラグ側の各コード5a,5bを両端部から引き出すマイクロホンハウジングとを備え、またマイクロホンハウジング12,13の両端部に外嵌して嵌合固定するコード用ブッシング14,15を備えると共に、マイクロホンハウジング14,15には、基板11を内装する内外二層構造のハウジング本体部16,21と、ハウジング本体部16,21の内側層部17,22を外側層部18,23の両端部から突出させた部分によって形成する単層構造のブッシング継手部19,24、20,25とを備え、コード用ブッシング14,15には、ブッシング継手部19,24、20,25に外嵌する内外二層構造の根元側部39と、根元側部39の外側層部40を内側層部41の一端部から突出させた部分によって形成する単層構造の先端側部42とを備え、マイクロホンハウジング12,13におけるハウジング本体部16,21の内側層部17,22、及びブッシング継手部19,24、20,25と、コード用ブッシング14,15における根元側部39の内側層部41とを、高硬度樹脂材料によって形成し、マイクロホンハウジング12,13におけるハウジング本体部16,21の外側層部18,23と、コード用ブッシング14,15における根元側部39の外側層部40、及び先端側部42とを、高硬度樹脂材料よりも硬度の低い低硬度樹脂材料によって形成している。
この構成により、マイクロホンユニット4の外観品質を低下させることなく(コード用ブッシング14,15をジャバラ状にすることなく)従来と同等の屈曲特性(マイクロホンハウジング12,13に嵌合固定する根元側では小さく、先端側では根元側より大きいという屈曲特性)を備え、またマイクロホンハウジング12,13との接続特性(コード用ブッシング14,15の根元側の硬度を先端側の硬度より高くすることにより、コード用ブッシング14,15のマイクロホンハウジング12,13からの抜けを防止し得る接続特性)も備えたコード用ブッシング14,15を得ることができる。これにより、コード用ブッシング14,15によってマイクロホンユニット4の外観品質が低下するという問題を解決することができる。
また、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13を組み合わせた後で、マイクロホンハウジング12,13の両端部のブッシング継手部19,24、20,25にコード用ブッシング14,15の根元側部39を外嵌し、マイクロホンハウジング12,13の両端部にコード用ブッシング14,15を嵌合固定することができる。このコード用ブッシング14,15のマイクロホンハウジング12,13の両端部への嵌合固定によって、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13同士を結合一体化することができる。これにより、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13の組み合わせとコード用ブッシング14,15のマイクロホンハウジング12,13の両端部への嵌合固定を同時に行う必要がなく、またコード用ブッシング14,15が上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13同士の結合手段を兼ね、その結合手段を不要にする。これにより、コード用ブッシング14,15によってマイクロホンユニット4の組み立て性が低下するという問題、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13同士の結合手段によってマイクロホンユニット4の外観品質、及び組み立て性が低下するという問題を解決することができる。
さらに、マイクロホンハウジング12,13とコード用ブッシング14,15は、いずれも、外表面が低硬度樹脂材料から形成され、マイクロホンユニット4の質感を全体に統一することができる。これにより、コード用ブッシング14,15が目立たず、マイクロホンユニット4の一体感を向上させることができる。
また、イヤホンマイクロホン1は、コード用ブッシング14,15の根元側部39に、ブッシング継手部19,24、20,25が嵌合する嵌合部43と、ブッシング継手部19,24、20,25の先端より突出する非嵌合部44とを備えている。この構成により、コード用ブッシング14,15は、マイクロホンハウジング12,13の両端部のブッシング継手部19,24、20,25への外嵌時、根元側部39の嵌合部43から先端側部42の先端にかけて三層から二層を経て単層へと徐々に層数を減少する形態となり、コード用ブッシング14,15の屈曲性を根元側部39の嵌合部43では小さく、そこから先端側部42の先端に向かうにつれて段階的に大きくすることができる。これにより、コード用ブッシング14,15の屈曲特性をさらに向上することができる。
また、イヤホンマイクロホン1は、コード用ブッシング14,15のブッシング継手部19,24、20,25への外嵌時に互いに嵌合し、コード用ブッシング14,15の根元側部39の内表面とブッシング継手部19,24、20,25の外表面との間で、コード用ブッシング14,15の抜け止めを行うための一対の係止凹部45と係止凸部29,30、34,35とを備えている。この構成により、コード用ブッシング14,15は、マイクロホンハウジング12,13の両端部のブッシング継手部19,24、20,25への外嵌のみによって抜け止めを行い、マイクロホンハウジング12,13に嵌合固定することができる。これにより、コード用ブッシング14,15のマイクロホンハウジング12,13との接続特性、及びマイクロホンユニット4の組み立て性をさらに向上することができる。
また、イヤホンマイクロホン1は、ブッシング継手部19,24、20,25の内表面にリング溝31,32、36,37を備え、このリング溝31,32、36,37に、コード5a,5bへのカシメ金具38を嵌着している。この構成により、コード5a,5bに張力が作用したときに、その張力をコード用ブッシング14,15に作用させることなくマイクロホンハウジング12,13の強度的に強い部分、すなわち、コード用ブッシング14,15が外嵌されているブッシング継手部19,24、20,25によって受け止めることができる。これにより、コード5a,5bに作用する張力によってコード用ブッシング14,15が抜けたり、コード5a,5bが基板から分離したり、またマイクロホンハウジング12,13に割れが生じる等の不都合を防止することができる。
したがって、マイクロホンユニット4の外観品質を低下させることなく従来と同等の屈曲特性を備え、またマイクロホンハウジング12,13との接続特性も備えたコード用ブッシング14,15を利用し、上マイクロホンハウジング12と下マイクロホンハウジング13同士を結合一体化することによって、マイクロホンユニット4の外観品質、及び組み立て性を向上させることが可能なイヤホンマイクロホン1を提供することができる。
以上、本実施形態は本発明の好適な一実施形態をイヤホンマイクロホン1で説明したが、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施することができる。
1 イヤホンマイクロホン
2 イヤホン
3 プラグ
4 マイクロホンユニット
5 コード
5a イヤホン側コード
5b プラグ側コード
10 マイクロホン
11 基板
12 上マイクロホンハウジング
13 下マイクロホンハウジング
14 イヤホン側コード用ブッシング
15 プラグ側コード用ブッシング
16 上ハウジング本体部
17 内側層部
18 外側層部
19 イヤホン側上ブッシング継手部
20 プラグ側上ブッシング継手部
21 下ハウジング本体部
22 内側層部
23 外側層部
24 イヤホン側下ブッシング継手部
25 プラグ側下ブッシング継手部
29 イヤホン側上係止凸部
30 イヤホン側下係止凸部
31 イヤホン側上リング溝
32 イヤホン側下リング溝
33 カシメ金具
34 プラグ側係止凸部
35 プラグ側係止凸部
36 プラグ側上リング溝
37 プラグ側下リング溝
38 カシメ金具
39 根元側部
40 外側層部
41 内側層部
42 先端側部
43 嵌合部
44 非嵌合部
45 係止凹部

Claims (4)

  1. イヤホンと携帯電話機への接続用のプラグを繋ぐコードの中間にマイクロホンユニットを備え、
    このマイクロホンユニットは、マイクロホンと、前記コードの中間に介在し、前記マイクロホンを実装する基板と、上マイクロホンハウジングと下マイクロホンハウジングとで構成され、前記基板を収納すると共に、前記基板から前記イヤホン側と前記プラグ側の各コードを両端部から引き出すマイクロホンハウジングとを備えるイヤホンマイクロホンにおいて、
    前記マイクロホンハウジングの両端部に外嵌して嵌合固定するコード用ブッシングを備えると共に、
    前記マイクロホンハウジングには、前記基板を内装する内外二層構造のハウジング本体部と、前記ハウジング本体部の内側層部を外側層部の両端部から突出させた部分によって形成する単層構造のブッシング継手部とを備え、
    前記コード用ブッシングには、前記ブッシング継手部に外嵌する内外二層構造の根元側部と、前記根元側部の外側層部を内側層部の一端部から突出させた部分によって形成する単層構造の先端側部とを備え、
    前記マイクロホンハウジングにおける前記ハウジング本体部の内側層部、及び前記ブッシング継手部と、前記コード用ブッシングにおける前記根元側部の内側層部とを、高硬度樹脂材料によって形成し、
    前記マイクロホンハウジングにおける前記ハウジング本体部の外側層部と、前記コード用ブッシングにおける前記根元側部の外側層部、及び前記先端側部とを、前記高硬度樹脂材料よりも硬度の低い低硬度樹脂材料によって形成していることを特徴とするイヤホンマイクロホン。
  2. 前記コード用ブッシングの前記根元側部に、前記ブッシング継手部が嵌合する嵌合部と、前記ブッシング継手部の先端より突出する非嵌合部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のイヤホンマイクロホン。
  3. 前記コード用ブッシング部の前記ブッシング継手部への外嵌時に互いに嵌合し、前記コード用ブッシング部の前記根元側部の内表面と前記ブッシング継手部の外表面との間で、前記コード用ブッシングの抜け止めを行うための一対の係止凹部と係止凸部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のイヤホンマイクロホン。
  4. 前記ブッシング用継手部の内表面にリング溝を備え、このリング溝に、前記コードへのカシメ金具を嵌着していることを特徴とする請求項1に記載のイヤホンマイクロホン。
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