JP5208048B2 - サッシ - Google Patents
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Description
近年、非特許文献1に記載されているような、下枠上面のレールを無くしたいわゆるノンレールサッシが実用化されている。しかしこうしたノンレールサッシは、網戸の下框の室外側に垂下片を設け、この垂下片を下枠上面の長手方向に形成したガイド溝に差し入れることで網戸をガイドしているため、ゴミがガイド溝に入って溜まる不都合があった。
サッシ枠4は、アルミニウム合金の押出形材で形成した上枠1と下枠2と左右の竪枠3a,3bを方形に枠組みして構成してあり、各枠材1,2,3a,3bの室内外方向の中間位置に躯体固定片22を四周に亘って有し、その躯体固定片22を躯体23に当接してビス止めすることで固定されている。
外障子5aは、アルミニウム合金の押出形材で形成した上框6aと下框7aと戸先框8aと戸尻框9aとを方形に枠組みし、その枠内にガラスパネル24を納めて構成してある。内障子5bも同じように、アルミニウム合金の押出形材で形成した上框6bと下框7bと戸先框8bと戸尻框9bとを方形に枠組みし、その枠内にガラスパネル24を納めて構成してある。外障子5aと内障子5bは、下框7a,7bの左右両端部の下部に戸車10a,10bを有している。また外障子5aと内障子5bは、クレセント25により施錠される。
室外側から見て右側の竪枠3aは、図2に示すように、内周側面に外障子5aの戸先框8aとの係合部12aが、断面略台形状に***した形で設けてある。室外側から見て左側の竪枠3bは、内周側面に内障子5bの戸先框8bとの係合部12bが、断面略台形状に***した形で設けてある。
図4に示すように、下枠2上面側の室外側端部には、網戸用レール27を有している。網戸用レール27は、フラットな下枠上面14と連続して室外側に張り出す戸車走行部28と、戸車走行部28の室外側端部に設けた垂下部29とを有する下向きL字状断面に形成されている。
戸先框8a,8bは、図2に示すように、外周側面に凹部16a,16bが形成され、障子閉鎖時に該凹部16a,16bが竪枠3a,3bの係合部12a,12bと係合して室内外方向の移動が規制されるようになっている。凹部16a,16bの室外側にはタイト材31が取付けてあり、タイト材31が係合部12a,12bの室外側の斜面に当接している。戸先框8a,8bの室外側面と室内側面は、溝や段差のないフラット面に形成されており、室内側面には埋め込み型の引手32が取付けてある。
図6(b)は、障子の建て付け調整等のために戸先側の戸車10aを下げる場合を示しており、このとき調整ネジ40を回して他方のクサビ状部材39bを押し込むことにより、補助材20の戸先側が戸車10a及びタイト材18a,18bと共に下方に移動する。このようにして戸車10a,10bの高さを変えても、図4に示すように戸車10a,10bとタイト材18a,18bが共に補助材20に取付けてあることで、タイト材18a,18bの下枠上面14との当たりを一定に保つことができるので、下框7a,7bと下枠2間の水密性・気密性を安定して確保できる。また補助材20を取外すことで、戸車10a,10bの交換やメンテナンス、タイト材18a,18bの交換が容易に行える。戸車10a,10b自体には車輪36の高さを調整する機能が不要なため、戸車10a,10bの構造を簡単にできる。
図5(b)は、外障子5aを全開にした状態を示しており、外障子5aは戸先側の戸車10aがガイドブロック15aに衝突する手前で、上框6a又は下框7aに取付けたストッパー41が内障子5bの戸尻框9bに当接することで停止する。図5(c)は、内障子5bを全開にした状態を示しており、内障子5bは戸先側の戸車10aがガイドブロック15bに衝突する手前で、戸尻框9bが前記ストッパー41に当接することで停止する。
下框43内部の左右両端部には、図4と図7に示すように戸車47が取付けてある。戸車47は、ケース48と、車輪49と、車輪ホルダー50と、ガイド部51と、調整ネジ52とを有している。ケース48は、下框43に固定してある。車輪49は、図4に示すように、下枠2の網戸用レール27の平坦な戸車走行部28上を転動するものであり、車輪49の外周面は溝のない平滑面となっている。車輪ホルダー50は、図7に示すように、見込み方向の軸部53を介して揺動可能にケース48に支持してあり、調整ネジ52を操作することで前記軸部53を支点として揺動し、それに伴って車輪49の高さを変更できるようにしてある。ガイド部51は、図4に示すように、下部に鉤状に曲がった鉤状部54を有し、その先端部に円形断面で且つ左右方向の中央部が太鼓状に膨らむように形成した摺接部55を有し、摺接部55が網戸用レール27裏側に形成された溝56に左右方向に摺動可能に係合している。またガイド部51は、図7に示すように、ケース48に形成した溝57に上下方向にスライド可能に嵌合していると共に、下框43の室外側壁に形成した上下方向の長孔58を通して挿入したネジ59により下框43に固定されている。図中の符号66は、竪框44a,44bを下框43と連結しているビスである。
網戸21は、従来のものと同じように室外側から上下けんどん式にサッシ枠4に取付けられ、その際には図8に示すように、ネジ59を緩めてガイド部51を下方にスライドしておき、戸車47の車輪49を網戸用レール27の戸車走行部28に乗せてからガイド部51を上方にスライドして摺接部55を網戸用レール27裏側の溝56に係合し、ネジ59を締め付けてガイド部51を固定する。ガイド部51は、網戸21がサッシ枠4から外れるのを防ぐ外れ止めを兼ねるものである。
また従来のサッシでは、竪枠3a,3bの内周側面に戸先框8a,8bとの係合部が内周側に直角に突き出たフィン状に形成されていたが、本サッシではこれに相当する係合部12a,12bを内周側面から***する断面略台形状に形成したので、竪枠3a,3bも雑巾等で掃除しやすくなっている。さらに、内外障子5a,5b及び網戸21の各框の室外側面と室内側面も溝や段差のないフラット面としたので、障子5a,5bと網戸21の框も雑巾等で掃除しやすくなっている。
図14,15は、ガイド部51の取付け方のさらに別の例を示しており、ガイド部51を上下にスライドする操作を網戸21の側方から行うようにしたものである。ガイド部51は、上部に取付部68を側方に突出して形成してあり、取付部68には固定用のネジ59の挿入孔69が側方から形成してあると共に、ネジ59が螺合する角ナット70が埋め込まれており、室外側面と室内側面にはスリット71が上下方向に形成してある。網戸の竪框44aの側壁72には、下向きに開口した切り欠き73が形成してあり、切り欠き73にスリット71を係合させてガイド部51を竪框44a内に挿入し、側方から挿入したネジ59を締め付けることで竪框44aの側壁72を挟持する形でガイド部51を固定している。本実施例によれば、ガイド部51を上下にスライドする操作を室外側と室内側のどちらからでも行うことができる。
2 下枠
3a,3b 竪枠
4 サッシ枠
5a 外障子(障子)
5b 内障子(障子)
6a,6b 上框
7a,7b 下框
8a,8b 戸先框
9a,9b 戸尻框
10a 戸先側の戸車
10b 戸尻側の戸車
11a,11b 上レール(ガイド部)
12a,12b 係合部
13a,13b レール
14 下枠上面
15a,15b ガイドブロック
16a,16b 凹部(被係合部)
17 案内溝
18a,18b タイト材
19 下框本体
20 補助材
21 網戸
27 網戸用レール
28 戸車走行部
29 垂下部
47 戸車
48 ケース
51 ガイド部
Claims (1)
- サッシ枠と、サッシ枠に左右方向に移動自在に取付けた網戸とを備え、サッシ枠の下枠は室外側に網戸用レールを有し、網戸用レールは、上面が略平坦な戸車走行部と、戸車走行部の室外側端部に設けた垂下部とを有し、垂下部は下枠の室外側端部に設けてあり、網戸は、網戸用レールの戸車走行部上を走行する戸車と、網戸用レールの垂下部に係合するガイド部を有し、戸車とガイド部とが網戸下框に対して別々に上下位置調整自在であり、ガイド部が網戸の外れ止めを兼ねることを特徴とするサッシ。
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JP2009109287A Expired - Fee Related JP5208048B2 (ja) | 2008-11-06 | 2009-04-28 | サッシ |
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- 2009-04-28 JP JP2009109287A patent/JP5208048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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