JP5206857B2 - 車両用衝撃センサの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の外部に露出するフロントバンパフェイシアに設けられて該フロントバンパフェイシアへの衝撃入力を検知する車両用衝撃センサの取付構造に関する。
車両のバンパフェイシアに対する衝撃入力を検知するセンサとして、例えば下記特許文献1には、フロントバンパフェイシアの内面(裏面)に沿ってフィムル状のセンサを設けたものが記載されている。
特開2005−147991号公報 特開2006−298321号公報 特開2002−36995号公報
しかしながら、衝撃入力を検知するセンサを、バンパフェイシアの表面(内面)に沿って面状に配置した場合には、バンパフェイシア表面は剛性が低いことから衝撃エネルギを伝達し難く、センサ感度が低下する恐れがある。
そこで、本発明は、車両のフロントバンパフェイシアに取り付ける衝撃入力検知用のセンサの感度を向上させることを目的としている。
本発明は、フロントバンパが、車両の前面に露出するフロントバンパフェイシアと、該フロントバンパフェイシアに連結された取付具と、該取付具に連結され、フロントバンパフェイシアへの衝撃入力を検知する車両用衝撃センサと、を備え、フロントバンパフェイシアには開口が形成され、フロントバンパフェイシアが、開口から衝撃入力される方向に延び、且つ開口を囲む上壁、下壁及び両側壁からなる延在部を備え、車両用衝撃センサが、取付具を介して延在部に連結され、且つ、延在部に入力される衝撃を取付具を介して検知することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、フロントバンパフェイシアに設けた衝撃入力方向に延びる延在部は、衝撃入力に対しフロントバンパフェイシアの面状に広がる表面に比較して剛性が高く、このような剛性の高い延在部への衝撃入力を検知するよう車両用衝撃センサを取り付けることで、衝撃エネルギが該センサに伝達しやすくなり、センサ感度を高めることができる。
本発明の第1の実施形態を示す、図2に示す自動車のフロントバンパフェイシアの裏側から見た斜視図である。 図1のフロントバンパフェイシアを備える自動車の斜視図である。 図1のフロントバンパフェイシアの車両前方から見た斜視図である。 (a)は図1の側部センサ取付部位を拡大した斜視図、(b)はセンサブラケットの斜視図である。 (a)は図1の側部センサの設置部位を示す、図1のP−P断面図、(b)は(a)の変形例を示す断面図である。 図1の中央センサの設置位置の拡大した斜視図である。 図6のA−A断面構造を示す斜視図である。 図6のB−B断面構造を示す斜視図である。 センサ出力の波形図で、(a)は本発明による衝撃入力時のセンサ出力、(b)はセンサをバンパフェイシア表面(裏面)に直接取り付けた場合の同センサ出力をそれぞれ示す。 本発明の第2の実施形態を示す、図5(a)に対応する断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、図5(a)に対応する断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す、図2に示すような自動車の車両前部に設けてあるフロントバンパフェイシア1の裏側から見た斜視図であり、図3は該フロントバンパフェイシア1の車両前方から見た斜視図である。このフロントバンパフェイシア1は、車両前面を覆って車両の外部に露出するカバー体を構成している。
図1に示すように、フロントバンパフェイシア1の裏面側において、車幅方向両端部付近に側部センサ3を設置するとともに、車幅方向中央部に中央センサ7を設置している。これら各センサ3,7は、フロントバンパフェイシア1に対する車両前後方向の衝撃入力を検知する車両用衝撃センサを構成している。
図4(a)は上記側部センサ3を設置した部位の拡大した斜視図、図4(b)は後述する取付具としてのセンサブラケット23の斜視図で、図5(a)は同部位を車両側方から見た、図1のP−P断面図である。
図5(a)に示すように、フロントバンパフェイシア1の表面9には貫通孔11を設けてあり、この貫通孔11は、衝撃入力方向に相当する車両前後方向に延びる延在部としての上壁15と、下壁17と、両側壁19,21とによって形成され、これら各壁15,17,19,21の車両後方側の先端部相互間に開口13が形成されている。
上壁15は、車両後方側(図5(a)中で右側)が車両前方側より鉛直方向下方となるよう若干傾斜し、下壁17は、車両前方側の端部が後方側より鉛直方向下方となりかつ貫通孔11側が凸となるような曲面形状としている。また、両側壁19,21は、図1に示すように鉛直方向上部が同下部よりも車幅方向中央側となるよう傾斜している。
また、貫通孔11の開口13には、該開口13を塞ぐように、装飾部材22を車両後方側から装着している。この装飾部材22は、開口13を覆う板状の閉塞部22aと、閉塞部22aの外周縁部の全周にわたり設けられ、車両前方に向けて突出して前記した各壁15,17,19,21の端部を両側から挟み込み、図示しない爪嵌合等で固定する固定部22bとを備えている。
なお、固定部22bの各壁15,17,19,21への固定は、単に爪嵌合だけでなく、例えば接着剤を用いて接着固定してもよい。
そして、側部センサ3は、上記したフロントバンパフェイシア1の裏面における貫通孔11を形成した部位に、取付具としてのセンサブラケット23を介して取り付けている。センサブラケット23は、貫通孔11の上記した装飾部材22の上部後面に固定される受圧部として受圧壁25と、受圧壁25の上端から固定部22bの上面に沿って車両前方へ延びる取付具延在部としての水平壁27と、水平壁27の前端から鉛直方向上方へ延びる縦壁29とをそれぞれ備え、該縦壁29の車両前方側の面に側部センサ3を取り付けている。
なお、縦壁29は、図4に示すように、上部の幅を下部に比べて狭くした首部29aを車幅方向中央に有し、この首部29aに側部センサ3を取り付けている。
このような縦壁29(首部29a)には取付孔29bを設け、取付孔29bに側部センサ3側に設けたボルト33を挿入してナット35により締結する。なお、側部センサ3の縦壁29(首部29a)への取付構造は、上記したボルト・ナットのほかクリップを用いたり、あるいは接着剤を用いて接着する構造でもよい。
このような取付状態で、側部センサ3は、フロントバンパフェイシア1の裏面37に対し、車両前後方向で離間して配置されるとともに、上壁15の上面15aおよび装飾部材22の固定部22bに対しても、交差する方向に相当する鉛直方向に離間して配置されることになる。
また、センサブラケット23の受圧壁25には取付孔25aを設け、この取付孔25aに、装飾部材22の閉塞部22aに車両後方側に向けて突出させて設けたスタッドボルト39を挿入してナット41により締結する。これにより、センサブラケット23がフロントバンパフェイシア1に取り付けられる。
なお、図5(b)に示すように、フロントバンパフェイシア1に、図5(a)の貫通孔11に代えて凹部30を設け、この凹部30の底壁32に図5(a)と同様にしてセンサブラケット23を取り付けるようにしてもよい。この場合のセンサブラケット23の水平壁27は上壁15の上面15aに沿って車両前方へ延びる。
一方、中央センサ7は、フロントバンパフェイシア1の上部開口43に装着したラジエータグリル45の車幅方向中央の下部近傍に設置している。図6はその設置位置の拡大した斜視図で、図7,図8は、図6のそれぞれA−A,B−B各断面構造を示す斜視図である。
図1に示したフロントバンパフェイシア1の上部開口43は、図7,図8に示すように、ラジエータグリル45を嵌め込み固定するための、車両後方に延びる延在部としての下縁壁47を備えている。さらに、この下縁壁47の後端には上方に向けて屈曲して連続する縦壁49を設けている。
縦壁49の車幅方向中央で中央センサ7を取り付けた部位に対応する位置には、縦壁49の上端から車両後方に向けて屈曲しつつ上方に延び、上部開口43を補強する支持アーム51を設けている。
そして、この支持アーム51を中心としてその下部の縦壁49を前後から挟み込むようにして取付具としての一対のセンサブラケット53,55を装着している。このセンサブラケット53,55は、ラジエータグリル45を装着する前に、図7に示すように、車幅方向両側の2箇所において、車両前方からボルト57を、センサブラケット53,55および縦壁49の各ボルト挿入孔53a,55aおよび49aに挿入し、車両後方からナット59を締結して固定する。
また、上記した一対のセンサブラケット53,55のうち車両後方側のセンサブラケット55は、縦壁49へのボルト57により固定した固定部である車幅方向両端部よりも、車幅方向中央側の部位を車両後方に向けて屈曲させて膨出部61を設けることで、縦壁49との間に空隙63を形成している。
そして、上記した中央センサ7は、センサブラケット55の上記した膨出部61の車両後方側に取り付けるが、その際、図8に示すように、車幅方向両側の2箇所において、膨出部61の裏側、つまり空隙63側から、膨出部61に設けたボルト挿入孔61aに挿入するボルト65を、中央センサ7の貫通孔7aに挿入し、車両後方からナット67を締結する。このとき、ボルト65の頭部65aは、前記した空隙63内に収容されることになる。
これにより、中央センサ7は、センサブラケット53,55を介してフロンドバンパフェイシア1の延在部である下縁壁47の車両後方側に配置されて取り付けられることになる。
なお、上記のようにして中央センサ7をセンサブラケット55に固定した後に、一対のセンサブラケット53,55を縦壁49に装着する。
また、図1に示すように、フロントバンパフェイシア1の裏面には車幅方向に延びるバンパレインフォース69を、補強部材として車幅方向両端部にてブラケット71を介して取り付けている。このバンパレインフォース69に対し、前記した側部センサ3および中央センサ7は、いずれも車両前後方向から見て互いに重ならない位置に配置している。すわなち、車両用衝撃センサを、バンパレインフォースに対し衝撃入力方向に相当する車両前後方向と交差する方向に互いにずれた位置に配置したことになる。
次に、上記のようにして側部センサ3および中央センサ7をフロントバンパフェイシア1に取り付けた状態で、車両が前面衝突するなどして、フロントバンパフェイシア1が車両前方から衝撃入力を受けた場合を説明する。
図2に示す自動車が前面衝突して車両前方からフロントバンパフェイシア1が衝突入力を受けると、左右両側に設けてある側部センサ3および中央センサ7が、そのときの衝撃力を、加速度の変化として検出し、この検出信号の入力を受ける図示しない制御装置が、例えばエアバッグを展開させたり、シートベルトを強制的に巻き取ったり、あるいはフードを強制的に跳ね上げるなどの制御を行う。
ここで本実施形態では、図5に示すように、側部センサ3を、フロントバンパフェイシア1の上壁15に、装飾部材22およびセンサブラケット23を介して取り付けているため、自動車が前面衝突して車両前方からフロントバンパフェイシア1が衝突入力を受けると、その衝突入力がフロントバンパフェイシア1の面状に広がる表面9よりも剛性の高い上壁15を伝って、側部センサ3に伝達されるため、側部センサ3をフロントバンパフェイシア1の表面9に取り付けるよりも衝突エネルギが側部センサ3に伝達しやすくなり、センサ感度を高めることができる。
同様に、中央センサ7についても、図7,図8に示すように、フロントバンパフェイシア1の表面9に比較して、前方からの衝撃に対して剛性が高い延在部である下縁壁47の後端に連続する縦壁49に、センサブラケット53,55を介して取り付けているので、センサ感度を高めることができる。
また、側部センサ3は延在部である上壁15に対して鉛直方向に離間して配置しているので、上壁15への衝突入力が上記した離間した分だけモーメントとして作用して増幅され、センサ感度をさらに高めることができる。
また、側部センサ3を、センサブラケット53,55を介して上壁15に取り付け、センサブラケット53,55は、上壁15のバンパフェイシア表面9と反対側の端部に位置して上壁15と交差する方向に延びる受圧壁25を備えているので、剛性の高い上壁15への衝突入力を上壁15とほぼ直角状態の受圧壁25が受けることになり、この受圧壁25から側部センサ3へ衝突入力を効率よく伝達することができる。
さらに、側部センサ3を、センサブラケット53,55を介して上壁15に取り付け、センサブラケット53,55は、上壁15に沿って延びる取付具延在部としての水平壁27を備えているので、上壁15が衝突入力時にばたつくことで受圧壁25への入力が不充分となっても、上記のばたつき動作を水平壁27が受け、衝突入力を側部センサ3に確実に伝達することができる。
また、側部センサ3をフロントバンパフェイシア1の裏面37に対して衝撃入力方向である車両前後方向で離間して配置したので、側部センサ3の車両前方側に位置するフロントバンパフェイシア1の裏面37が、衝突入力以外の例えば風による振動や石などの異物のチッピング入力によって多少後方に移動しても、側部センサ3との接触を回避でき、誤検知を抑制することができる。
また、側部センサ3および中央センサ7を、フロントバンパフェイシア1の車両後方側に設けたバンパレインフォース69に対し、いずれも衝突方向である車両前後方向から見て互いに重ならない位置に配置しているので、衝突入力時に側部センサ3および中央センサ7がバンパレインフォース69に接触するのを回避でき、側部センサ3および中央センサ7による衝突入力検知を支障なく行うことができる。
図9(a)は、上記した実施形態における左右の側部センサ3および中央センサ7による衝撃入力時のセンサ出力(m/sec2)で、図9(b)はセンサをバンパフェイシア表面(裏面)に直接取り付けた場合の同センサ出力を示している。
なお、図9において、実線が車両前方から見て左側の側部センサ3、破線が車両前方から見て右側の側部センサ3、一点鎖線が中央センサ7にそれぞれ対応している。
これによれば、本実施形態に対応する図9(a)では、衝撃入力を受けた直後に、破線で示す右側の側部センサ3と、一点鎖線で示す中央センサ7の波形が大きく、また実線で示す左側の側部センサ3も少し遅れて波形が大きくなっている。これに対して図9(b)では、衝撃入力を受けた直後を含めて全体的に波形がなだらかとなっており、本実施形態のセンサ取付構造のほうが、センサ感度が高くなっていることがわかる。
図10は、本発明の第2の実施形態を示す、前記図5(a)に対応する断面図である。この実施形態は、図5(a)の実施形態に対し、センサブラケット23の上部におけるセンサ取付部の形状を異ならせている。なお、図10では、図5(a)と同一構成部分には同一符号を付してある。
すなわち、このセンサブラケット23は、縦壁29の上端から車両後方へ延びるセンサ取付壁31を備えている。センサ取付壁31には取付孔31aを設け、取付孔31aに図5(a)と同様にして側部センサ3側に設けたボルト33を挿入してナット35により締結する。
本実施形態においては、側部センサ3を図5(a)のセンサブラケット23の前面に設ける代わりに上面に設けているだけであり、その作用効果としてはほぼ同様なものとなる。
図11は、本発明の第3の実施形態を示す、前記図5(a)に対応する断面図である。この実施形態は、図5(a)の実施形態に対し、側部センサ3を、延在部としての上壁15の上面15aに直接取り付けている。取付形態としては、ボルト・ナットでも、クリップでも、接着であっても構わない。
なお、側部センサ3を上壁15に直接取り付けるため、側部センサ3に対応する装飾部材22の上端部は固定部22aを含めて削除している。あるいは、固定部22b上に側部センサ3を取り付けてもよい。
この実施形態においても、剛性の高い上壁15に側部センサ3を取り付けているので、衝突エネルギが側部センサ3に伝達しやすくなり、センサ感度を高めることができる。
また、側部センサ3をフロントバンパフェイシア1の裏面37に対して衝撃入力方向である車両前後方向で離間して配置しているので、側部センサ3の車両前方側に位置するフロントバンパフェイシア1が、衝突入力以外の例えば風による振動や石などの異物のチッピング入力によって多少後方に移動しても、側部センサ3との接触を回避でき、誤検知を抑制することができる。
さらに、フロントバンパフェイシア1の車両後方側に設けたバンパレインフォース69に対し、側部センサ3を衝突方向である車両前後方向から見て互いに重ならない位置に配置することで、衝突入力時に側部センサ3がバンパレインフォース69に接触するのを回避でき、側部センサ3による衝突入力検知を支障なく行うことができる。
なお、図10,図11の各実施形態においても、前記した図5(b)のように、図5(a)の貫通孔11に代えて凹部30を設けた構造についても同様に適用することができる。
また、フロントバンパフェイシア1に設けた貫通孔11に、装飾部材22を装着せずにフォグランプなどの部品を取り付けた場合であっても、その上壁15を利用して直接あるいはセンサブラケットを介して側部センサ3を取り付けることができる。
なお、車両が衝撃入力を受ける方向として、上記した各実施形態では、前面衝突時、すなわちフロントバンパフェイシア1が車両後方へ向けて衝撃入力を受ける場合を示したが、車両後方からリアバンパフェイシアを介して衝撃入力を受ける後面衝突についても、また車両側方から衝撃入力を受ける側面衝突についても、車両後部や車両側部にて車両の外部に露出して設けられるカバー体の車両内側に、図5に示したような側部センサ3の取付形態などを適用することで、センサ感度を高めることができる。
1 フロントバンパフェイシア
3 側部センサ(車両用衝撃センサ)
7 中央センサ(車両用衝撃センサ)
9 フロントバンパフェイシアの表面
15 フロントバンパフェイシアの貫通孔の上壁(延在部)
23,53,55 センサブラケット(取付具)
25 センサブラケットの受圧壁(受圧部)
27 センサブラケットの水平壁(取付具延在部)
69 バンパレインフォース

Claims (6)

  1. 車両の前部に設けるフロントバンパへの衝撃を検知する車両用衝撃センサの取付構造において、
    該フロントバンパは、
    前記車両の前面に露出するフロントバンパフェイシアと、
    該フロントバンパフェイシアに連結された取付具と、
    該取付具に連結され、前記フロントバンパフェイシアへの衝撃入力を検知する前記車両用衝撃センサと、を備え、
    前記フロントバンパフェイシアには開口が形成され、
    前記フロントバンパフェイシアは、前記開口から前記衝撃入力される方向に延び、且つ前記開口を囲む上壁、下壁及び両側壁からなる延在部を備え、
    前記車両用衝撃センサは、前記取付具を介して前記延在部に連結され、且つ、前記延在部に入力される前記衝撃を前記取付具を介して検知する
    ことを特徴とする車両用衝撃センサの取付構造。
  2. 前記車両用衝撃センサを前記延在部に対し交差する方向に離間して配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用衝撃センサの取付構造。
  3. 前記取付具は、前記延在部の前記フロントバンパフェイシアの表面と反対側の端部に位置して前記延在部と交差する方向に延びる受圧部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用衝撃センサの取付構造。
  4. 前記取付具は、前記延在部に沿って延びる取付具延在部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用衝撃センサの取付構造。
  5. 前記車両用衝撃センサを前記フロントバンパフェイシアの裏面に対して前記衝撃入力される方向離間して配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用衝撃センサの取付構造。
  6. 前記フロントバンパフェイシアの車両内側にバンパレインフォースを設け、前記車両用衝撃センサを、前記バンパレインフォースに対し前記衝撃入力方向と交差する方向に互いにずれた位置に配置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両用衝撃センサの取付構造。
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