JP5204952B2 - 現像ローラ及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像ローラ及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に感光ドラムを汚染したり、トナーを劣化させることがなく、更には圧縮永久歪が小さい現像ローラと、該現像ローラを備え、良好な画像を形成することが可能な画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、潜像を保持した感光ドラムにトナーを供給し、感光ドラムの潜像にトナーを付着させて潜像を可視化する現像方法として、加圧現像法が知られている。該加圧現像法においては、例えば、感光ドラムを一定電位に帯電した後、露光機により感光ドラム上に静電潜像を形成し、更に、トナーを担持した現像ローラを、静電潜像を保持した感光ドラムに接触させて、トナーを感光ドラムの潜像に付着させることで現像を行う。
上記加圧現像法において、現像ローラは、感光ドラムに密着した状態を確実に保持しながら回転しなければならないため、金属等の良導電性材料からなるシャフトの外周に、ポリウレタン、シリコーンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、エピクロロヒドリンゴム(ECO)等のエラストマーにカーボンブラックや金属粉を分散させた半導電性の弾性体やこれらを発泡させた発泡体からなる半導電性弾性層を形成した構造となっている。また、トナーに対する帯電性や付着性の制御、弾性層による感光ドラムの汚染の防止等を目的として、上記弾性層の表面に、表面被覆層を形成したり、更に、該表面被覆層を形成する際に弾性層を保護するために、水系樹脂等からなる中間被覆層を弾性層と表面被覆層との間に配設することがある。
一方、近年、画像形成装置のカラー化、高速化、高画質化、省エネルギー化に伴い、低融点のトナーを使用した画像形成装置が増えつつある。ここで、低融点のトナーを使用する場合、該低融点のトナーが、各部品間で圧縮又は摩擦を繰り返し受けることによりダメージを受けて、トナーが凝集・融着する等して、かぶり等の画像不良が発生し易くなる。即ち、トナーカートリッジの寿命終了時にはトナーが劣化して、帯電性が不均一になるため、画像不良が発生したり、寿命が短くなるという問題がある。そのため、トナーにダメージを与え難い低硬度の現像ローラが求められている。
これに対し、画像形成装置に低硬度の現像ローラを用いた場合、現像ローラ表面に感光ドラム、ブレード、供給ローラ等による圧接痕が発生し易いという問題がある。そのため、昨今、低硬度であることに加え、圧縮永久歪の小さい現像ローラが求められている。しかしながら、低硬度の材料は、圧縮永久歪が大きくなる傾向があるため、従来、硬度及び圧縮永久歪の両方を十分に低くバランスすることが、非常に難しかった(特許文献1〜3参照)。
特開平8−190263号公報 特開2001−75354号公報 特開2004−67726号公報
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、感光ドラムを汚染したり、トナーを劣化させることがなく、更には圧縮永久歪が小さい現像ローラを提供することにある。また、本発明の他の目的は、かかる現像ローラを備え、かぶり等の画像不良を発生することがなく、良好な画像を安定して形成することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、弾性層、中間被覆層及び表面被覆層を備えた現像ローラにおいて、弾性層にウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタンを用い、中間被覆層をアクリル樹脂若しくはウレタン樹脂と水溶媒とを含む混合溶液、又はゴムラテックスから形成し、表面被覆層にラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を用いることで、現像ローラの硬度及び圧縮永久歪を十分に小さくして、トナーを劣化させ難くすることができ、更に、該現像ローラを画像形成装置に組み込むことで、良好な画像を安定して形成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の現像ローラは、シャフトと、該シャフトの外周に形成された弾性層と、該弾性層の外周面に形成された中間被覆層と、該中間被覆層の外周面に形成された表面被覆層とを備えた現像ローラにおいて、
前記弾性層がウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタンからなり、
前記中間被覆層がアクリル樹脂若しくはウレタン樹脂と水溶媒とを含む混合溶液、又はゴムラテックスから形成されたものであり、
前記表面被覆層がラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を含むことを特徴とする。
本発明の現像ローラの他の好適例においては、前記中間被覆層が2層以上で構成されている。
本発明の現像ローラの他の好適例においては、前記中間被覆層及び前記表面被覆層の少なくとも一方が更に導電剤を含有する。この場合、中間被覆層及び/又は表面被覆層の導電性を容易に制御することが可能となる。
本発明の現像ローラの他の好適例においては、前記中間被覆層及び前記表面被覆層の合計厚さが100μm以下である。
また、本発明の画像形成装置は、上記現像ローラを備えることを特徴とする。
本発明によれば、弾性層にウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタンを用い、中間被覆層をアクリル樹脂若しくはウレタン樹脂と水溶媒とを含む混合溶液、又はゴムラテックスから形成し、表面被覆層にラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を用いた、感光ドラムを汚染することがなく、トナーを劣化させず、圧縮永久歪が小さい現像ローラを提供することができる。また、該現像ローラを備え、良好な画像を安定して形成することが可能な画像形成装置を提供することができる。
<現像ローラ>
以下に、本発明の現像ローラを、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の現像ローラの一例の断面図である。図示例の現像ローラ1は、シャフト2と、該シャフト2の外周に形成された弾性層3と、該弾性層3の外周面に形成された中間被覆層4と、該中間被覆層4の外周面に形成された表面被覆層5とを備える。図中、中間被覆層4及び表面被覆層5はそれぞれ一層よりなるが、本発明の現像ローラの中間被覆層4及び表面被覆層5は、それぞれ二層以上から構成されていてもよい。本発明の現像ローラにおいては、弾性層3の外周面に中間被覆層4及び表面被覆層5が配設されているため、弾性層3から染み出した汚染物質が感光ドラムを汚染するのを十分に防止することができる。
本発明の現像ローラは、上記表面被覆層5がラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を含むことを特徴とする。表面被覆層5が該ウレタン樹脂を含むことで、現像ローラの硬度が低下して、トナーにダメージを与えることがなくなり、更に、現像ローラの圧縮永久歪が低減され、良好な画像を形成することが可能となる。
本発明の現像ローラのシャフト2としては、良好な導電性を有する限り特に制限はなく、例えば、鉄、ステンレススチール、アルミニウム等の金属製の中実体からなる芯金や、内部を中空にくりぬいた金属製円筒体等の金属製シャフト、或いは良導電性のプラスチック製シャフト等を用いることができる。
本発明の現像ローラの弾性層3は、ウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタン、即ち、メカニカル・フロス法発泡成形ウレタンからなる。該発泡ウレタンは、発泡剤を用いることなく、ウレタン原料を機械的に撹拌して気泡を混入させる方法で製造される。ここで、ウレタン原料としては、ポリオール及びポリイソシアネート、又はポリオールとポリイソシアネートから合成したウレタンプレポリマー及び鎖延長剤が挙げられ、該ウレタン原料には、更に触媒、整泡剤並びに導電剤等を添加することができる。また、上記発泡ウレタン中の気泡は主として独立気泡であり、その発泡倍率及び密度はエアーの入れ方で適宜調整することができる。
上記発泡ウレタン原料として用いることができるポリオールとしては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリブタジエンポリオール、プロピレンオキサイド(PO)変性ポリブタジエンポリオール及びポリイソプレンポリオール等が挙げられる。なお、上記ポリエステルポリオールは、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、プロピレングリコール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールと、アジピン酸、グルタル酸、コハク酸、セバシン酸、ピメリン酸、スベリン酸等の多塩基カルボン酸とから得られ、また、上記ポリエーテルポリオールは、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコールに、エチレンオキシドやプロピレンオキシド等のアルキレンオキサイドを付加させて得られる。
上記発泡ウレタン原料として用いることができるポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、粗製ジフェニルメタンジイソシアネート(クルードMDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)や、これらのイソシアヌレート変性物、カルボジイミド変性物、グリコール変性物等を用いることができる。これらポリイソシアネートの使用量は、該ポリイソシアネートのイソシアネート基(NCO)と上記ポリオールの水酸基(OH)との比(NCO/OH)が95/100〜110/100の範囲になるよう適宜選択されることが好ましい。
上記ポリイソシアネートは、上記ポリオールとワンショット法で反応させてもよいし、予め上記ポリオールと反応させてウレタンプレポリマーとした後、触媒の存在下、鎖延長剤等と反応させてもよい。なお、合成されたウレタンプレポリマーのNCO基含有率は、3〜30質量%の範囲が好ましく、5〜15質量%の範囲が更に好ましく、ウレタンプレポリマーの合成におけるポリイソシアネート及びポリオールの使用量は、ウレタンプレポリマーのNCO基含有率が上記の範囲になるよう適宜選択されることが好ましい。また、上記鎖延長剤は、上記ウレタンプレポリマー同士を連結する化合物であり、具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、トリメチロールプロパン、ポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリブタジエンポリオール及びポリイソプレンポリオール等が挙げられる。これら鎖延長剤の使用量は、上記ウレタンプレポリマーのイソシアネート基(NCO)と鎖延長剤の水酸基(OH)との比(NCO/OH)が95/100〜110/100の範囲になるよう、適宜選択されることが好ましい。
上記発泡ウレタン原料に用いることができる触媒は、ウレタン化反応用の触媒であり、具体的には、ジブチルスズジラウレート,ジブチルスズジアセテート,ジブチルスズチオカルボキシレート,ジブチルスズジマレエート,ジオクチルスズチオカルボキシレート,オクテン酸スズ等の有機スズ化合物;オクテン酸鉛等の有機鉛化合物;トリエチルアミン,ジメチルシクロヘキシルアミン等のモノアミン類;テトラメチルエチレンジアミン,テトラメチルプロパンジアミン,テトラメチルヘキサンジアミン等のジアミン類;ペンタメチルジエチレントリアミン,ペンタメチルジプロピレントリアミン,テトラメチルグアニジン等のトリアミン類;トリエチレンジアミン,ジメチルピペラジン,メチルエチルピペラジン,メチルモルホリン,ジメチルアミノエチルモルホリン,ジメチルイミダゾール等の環状アミン類;ジメチルアミノエタノール,ジメチルアミノエトキシエタノール,トリメチルアミノエチルエタノールアミン,メチルヒドロキシエチルピペラジン,ヒドロキシエチルモルホリン等のアルコールアミン類;ビス(ジメチルアミノエチル)エーテル,エチレングリコールビス(ジメチル)アミノプロピルエーテル等のエーテルアミン類等が挙げられる。これら触媒の中でも、有機スズ化合物が好ましい。これら触媒は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。上記触媒の使用量は、上記ポリオール又はウレタンプレポリマー100質量部に対して0.001〜2.0質量部の範囲が好ましい。
上記発泡ウレタン原料に用いることができる整泡剤としては、ポリエーテル変性シリコーンオイル等のシリコーン系整泡剤の他、イオン性界面活性剤、ノニオン性界面活剤等を挙げることができる。該整泡剤の使用量は、上記ポリオール又はウレタンプレポリマー100質量部に対して0.5〜5.0質量部の範囲が好ましい。
上記発泡ウレタン原料に用いることができる導電剤としては、電子導電剤、イオン導電剤等が挙げられる。電子導電剤としては、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等の導電性カーボン、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボンブラック、酸化処理等を施したカラー用カーボンブラック、熱分解カーボンブラック、天然グラファイト、人造グラファイト、アンチモンドープ酸化スズ、ITO、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物、ニッケル、銅、銀、ゲルマニウム等の金属、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマー、カーボンウィスカー、黒鉛ウィスカー、炭化チタンウィスカー、導電性チタン酸カリウムウィスカー、導電性チタン酸バリウムウィスカー、導電性酸化チタンウィスカー、導電性酸化亜鉛ウィスカー等の導電性ウィスカー等が挙げられる。上記電子導電剤の配合量は、上記ポリオール及びポリイソシアネートの合計又は上記ウレタンプレポリマー及び鎖延長剤の合計100質量部に対して1〜50質量部の範囲が好ましく、5〜40質量部の範囲が更に好ましい。
また、上記イオン導電剤としては、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸ジメチルエチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エチル硫酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸塩等のアンモニウム塩;リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、トリフルオロメチル硫酸塩、スルホン酸塩等が挙げられる。上記イオン導電剤の配合量は、上記ポリオール及びポリイソシアネートの合計又は上記ウレタンプレポリマー及び鎖延長剤の合計100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲が好ましく、0.05〜10質量部の範囲が更に好ましい。上記導電剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、電子導電剤とイオン導電剤とを組み合わせてもよい。
上記弾性層3は、上記導電剤の配合により、その抵抗値を103〜1010Ωcmとすることが好ましく、104〜108Ωcmとすることが更に好ましい。弾性層3の抵抗値が103Ωcm未満では、電荷が感光ドラム等にリークしたり、電圧により現像ローラ自体が破壊する場合があり、1010Ωcmを超えると、地かぶりが発生しやすくなる。
本発明の現像ローラの中間被覆層4は、アクリル樹脂若しくはウレタン樹脂と水溶媒とを含む混合溶液、又はゴムラテックスから形成されたものである。なお、本発明の現像ローラにおいては、中間被覆層4が二層以上から構成されていることが好ましい。また、該中間被覆層4のガラス転移温度は、10℃以下であることが好ましく、中間被覆層4の厚さは100μm以下であることが好ましい。本発明の現像ローラは、中間被覆層4を備えるため、後述する表面被覆層5の形成に際し、例えば、表面被覆層5の原料を含む塗料を塗布しても、弾性層3が塗料中の溶剤で溶解又は膨潤するのを防止することができる。
上記中間被覆層4の形成にアクリル樹脂又はウレタン樹脂を用いる場合、例えば、該樹脂及び水を含む混合溶液を調製し、該混合溶液をディッピング法やスプレー法により弾性層3上に塗布し、乾燥することで、中間被覆層4を形成することができる。該中間被覆層4に用いる樹脂としては、水系樹脂が好ましい。該水系樹脂としては、水溶性タイプ、エマルジョンタイプ、サスペンジョンタイプ等のいずれのタイプでもよく、また、カルボキシル基、水酸基、アミノ基等の活性水素を有する水系樹脂が好ましい。該水系樹脂としては、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリジオキソラン等の温水可溶性系の樹脂が挙げられ、これらの中でも、アクリル樹脂及びウレタン樹脂が好ましい。該アクリル樹脂としては、特に限定されるものではないが、ガラス転移温度が10℃以下のものが好ましい。また、上記アクリル樹脂には、熱可塑性タイプと、自己架橋、メラミン架橋、イソシアネート架橋等の架橋タイプとがあるが、上記ガラス転移温度の範囲内のものであれば、いずれのタイプのものもでもよく、塗膜形成工程上及び硬度の面から熱可塑性タイプが好ましい。
一方、上記中間被覆層4の形成にゴムラテックスを用いる場合、例えば、ゴムラテックスを上記弾性層3上にディッピング法等で塗布した後、該ラテックスを凝固剤で凝固させたり、或いは上記弾性層3上にディッピング法等で凝固剤の層を形成した後、その上にゴムラテックスを塗布し凝固させる等して中間被覆層4を形成することができる。該中間被覆層4に用いるゴム成分としては、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム、天然ゴム等が挙げられ、また、凝固には、コーラテックス93[川口化学工業(株)製]等の凝固剤を水やメタノールに溶解させた酸性溶液を用いることが好ましい。アルカリ性のラテックスと酸性溶液との間で酸アルカリ反応を起こさせることで、ラテックスがゲル化して凝固する。ここで、ゴムラテックスからの中間被覆層4の形成においては、酸アルカリ反応で生成した水を除去するための乾燥工程や酸アルカリ反応で生成した塩を除去するための洗浄工程を適宜実施してもよい。
上記中間被覆層4には、上記弾性層3と同様に、導電剤を添加して導電性を調整することができ、中間被覆層4の体積抵抗率が103〜1010Ω・cmの範囲になるように導電剤を添加することが好ましく、104〜108Ω・cmの範囲になるように添加することが更に好ましい。該中間被覆層4に添加する導電剤としては、上記弾性層3を構成する発泡ウレタン原料に用いることができる導電剤として例示したものと同様のものを例示することができる。ここで、該中間被覆層4における導電剤の添加量は、樹脂及びゴム100質量部に対して、0.1〜20質量部の範囲が好ましく、1〜10質量部の範囲が更に好ましい。
上記中間被覆層4には、必要に応じて増粘剤、チクソトロピー性付与剤、構造粘性付与剤等の添加剤を必要に応じて適量添加することができる。
本発明の現像ローラの表面被覆層5は、ラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を主として含み、必要に応じて導電剤等の他の成分を含む。上記ラクトン変性ポリオールは、ポリオールの末端をε-カプロラクトン等のラクトンで変性して製造することができ、市販品を利用することもできる。また、該ラクトン変性ポリオールは、重量平均分子量(Mw)が500以上であることが好ましく、1000以上であることが更に好ましい。
上記ラクトンで変性されるポリオールとしては、グリセリン等にエチレンオキシドやプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加重合させたポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、ポリエステルポリオール等が挙げられる。
また、上記ラクトン変性ポリオールを架橋するポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、粗製ジフェニルメタンジイソシアネート(クルードMDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等が挙げられる。これらポリイソシアネートは、1種単独で用いてもよいが、2種以上を混合して用いることが好ましい。
上記表面被覆層5は、更に、上記ラクトン変性ポリオールとポリイソシアネートとの架橋反応を促進するための触媒を含むことができる。該触媒としては、上記弾性層3を構成する発泡ウレタンに用いられる触媒として例示したものと同様のものを例示することができ、該触媒の使用量は、上記ラクトン変性ポリオール100質量部に対して0.001〜2.0質量部の範囲が好ましい。
上記表面被覆層5には、その導電性を制御する目的で導電剤を配合することができ、該導電剤としては、上記弾性層3を構成する発泡ウレタン原料に用いることができる導電剤として例示したものと同様のものを例示することができる。ここで、表面被覆層5における導電剤の配合量は、イオン導電剤の場合には、表面被覆層5を構成する上記ウレタン樹脂100質量部に対し20質量部以下が好ましく、0.01〜20質量部の範囲が更に好ましく、1〜10質量部の範囲がより一層好ましく、一方、電子導電剤の場合には、表面被覆層5を構成する上記ウレタン樹脂100質量部に対し1〜70質量部の範囲が好ましく、5〜50質量部の範囲が更に好ましい。上記表面被覆層5は、上記導電剤の添加により、体積抵抗値が103〜1010Ω・cmの範囲になるように調整されることが好ましく、104〜108Ω・cmの範囲になるように調整されることが更に好ましい。
上記表面被覆層5の厚さは、特に制限されるものではないが、30μm以下であることが好ましく、1〜15μmの範囲が更に好ましい。表面被覆層5の厚さが30μmを超えると、表面被覆層5が硬くなって柔軟性が損なわれる場合があり、耐久性が低下して使用によりクラックが発生したり、トナーにダメージを与えて感光ドラムや成層ブレードへのトナーの固着が発生して画像不良となるおそれがある。また、上記中間被覆層4及び表面被覆層5の合計厚さは、上記弾性層3の柔軟性を損なわない観点から、100μm以下であることが好ましい。
上記表面被覆層5の形成方法は、特に限定されるものではなく、表面被覆層5を構成する各成分を含む塗料を調製し、該塗料をディッピング法やスプレー法、或いはロールコータ法により塗布し、乾燥する方法が好ましく用いられる。
本発明の現像ローラの表面粗さは、JIS 10点平均粗さ(Rz)が10μm以下であることが好ましい。現像ローラのJIS 10点平均粗さ(Rz)が10μmを超えると、トナー搬送量が増加する傾向があるものの、トナーの帯電量が不足し、画像に地カブリや階調不良を発生させてしまう。
本発明の現像ローラの抵抗値は、特に制限されるものではないが、良好な画像を得るために電気抵抗が103〜1010Ωであることが好ましく、104〜108Ωであることが更に好ましい。現像ローラの抵抗値が103Ω未満であると、階調性コントロールが著しく困難となり、また感光ドラムに欠陥があった場合バイアスリークが生じることもある。一方、抵抗値が1010Ωを超えると、例えばトナーを感光ドラムに現像する場合、現像バイアスが現像ローラ自体の高抵抗のために電圧降下をおこし、現像に十分な現像バイアスが確保できなくなって、十分な画像濃度が得られなくなってしまう。なお、抵抗値の測定は、例えば、平板又は円筒状の対極に現像ローラの外周面を所定圧力で押し当て、シャフトと対極との間に100Vの電圧を印加し、その際の電流値から求めることができる。このように、現像ローラの抵抗値を適正かつ均一に制御することにより、トナーが移動するための電界強度を適正かつ均一に保つことができる。
本発明の現像ローラは、アスカーC硬度が60°以下であることが好ましい。アスカーC硬度が60°以下の低硬度な現像ローラであれば、画像形成装置に組み込んだ場合に、現像ローラと、感光ドラム、ブレード及びトナー供給ローラ等との間でトナーが損傷を受けるのを防止して、十分に良好な画像を形成することができる。
<画像形成装置>
本発明の画像形成装置は、感光ドラムを汚染することがなく、トナーを劣化させず、圧縮永久歪が小さい上述の現像ローラを備えることを特徴とし、かぶり等の画像不良を発生することがなく、良好な画像を安定して形成することができる。本発明の画像形成装置は、上記現像ローラを用いる以外、特に制限はなく、公知の方法で製造することができる。
以下に、図を参照して本発明の画像形成装置を詳細に説明する。図2は、本発明の画像形成装置の一例の部分断面図である。図示例の画像形成装置は、トナー6を供給するためのトナー供給ローラ7と、静電潜像を保持した感光ドラム8と、トナー供給ローラ7と感光ドラム8との間に配置された上述の現像ローラ1と、現像ローラ1の近傍(図では上部)に設けられた成層ブレード9と、感光ドラム8の近傍(図では上方)に位置する帯電ローラ10と、感光ドラム8の近傍(図では下方)に位置する転写ローラ11と、感光ドラム8に隣接して設けられたクリーニング部12とを備える。なお、本発明の画像形成装置は、更に画層形成装置に通常用いられる公知の部品(図示せず)を備えることができる。
図示例の画像形成装置においては、帯電ローラ10によって、感光ドラム8が一定電位に帯電した後、露光機(図示せず)により静電潜像が感光ドラム8上に形成される。次に、トナー供給ローラ7と、現像ローラ1と、感光ドラム8とが、図中の矢印方向に回転することで、トナー供給ローラ7上のトナー6が現像ローラ1を経て感光ドラム8に送られる。現像ローラ1上のトナー6は、成層ブレード9により、均一な薄層に整えられ、現像ローラ1と感光ドラム8とが接触しながら回転することにより、トナー6が現像ローラ1から感光ドラム8の静電潜像に付着し、該潜像が可視化する。潜像に付着したトナー6は、転写ローラ11で紙等の記録媒体に転写され、また、転写後に感光ドラム8上に残留するトナー6は、クリーニング部12のクリーニングブレード13によって除去される。ここで、本発明の画像形成装置においては、現像ローラ1に、上述した感光ドラムを汚染することがなく、トナーを劣化させず、圧縮永久歪が小さい本発明の現像ローラを用いることで、良好な画像を安定して形成することが可能となる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
(ローラ本体の作製)
トリレンジイソシアネート(TDI)とポリエーテルポリオールとから合成したウレタンプレポリマー100質量部と、アセチレンブラック2質量部とを混合して、アセチレンブラックが分散したウレタンプレポリマーを調製し、これをA成分とした。一方、ポリエーテルポリオール30質量部と、過塩素酸ナトリウム(NaClO4)0.1質量部とを70℃に加熱しながら混合し、更にポリエーテル変性シリコーンオイル(整泡剤)4.5質量部と、ジブチルスズジラウレート(触媒)0.2質量部とを混合して混合物を調製し、これをB成分とした。次に、上記A成分とB成分とをメカニカルフロス法により発泡させて、更に、芯金をセットした円筒形状の金型に注入し、RIM成形によって、発泡ポリウレタンからなる弾性層を有するローラ本体を作製した。
(実施例1)
水系アクリル樹脂[ノガワケミカル社製]100質量部と、カーボンブラック5質量部とを分散させ、中間被覆層用塗料を調製した。また、カプロラクトン変性ポリオール[ダイセル化学工業製:PCL205、分子量500]100質量部と、カーボンブラック35質量部と、ヌレート変性HDI[日本ポリウレタン製:コロネートHX]50質量部とをメチルエチルケトン(MEK)300質量部に分散させ、表面被覆用の塗料を調製した。得られた中間被覆層用塗料を上記発泡ポリウレタンからなる弾性層を有するローラ本体の外周に塗布して中間被覆層を形成した後、更に表面被覆用塗料を塗布して表面被覆層を形成し、現像ローラを作製した。次に、得られた現像ローラのローラ抵抗、JIS 10点平均粗さ(Rz)、アスカーC硬度、トナー帯電性を公知の方法で評価し、更に該現像ローラをレーザープリンターに装着して印刷を行い、画像特性を評価した。また、得られた現像ローラをカートリッジに組み込み、50℃、90%RHの環境に1週間保存した後、感光ドラムの汚染の有無と、現像ローラ表面におけるブレード圧接痕の有無を調べた。結果を表1に示す。
(実施例2)
水系ウレタン樹脂[第一工業製薬社製]100質量部と、カーボンブラック5質量部とを分散させ、中間被覆層用塗料を調製した。また、カプロラクトン変性ポリオール[ダイセル化学工業製:PCL210N、分子量1000]100質量部と、カーボンブラック35質量部と、ヌレート変性HDI[日本ポリウレタン製:コロネートHX]50質量部とをMEK 300質量部に分散させ、表面被覆用の塗料を調製した。このようにして得られた中間被覆層用塗料及び表面被覆用の塗料を実施例1で調製した塗料の代わりに用いて、現像ローラを作製し、評価した。結果を表1に示す。
(実施例3)
水系ラテックス[高圧ガス工業製:NR]100質量部と、カーボンブラック5質量部とを分散させ、中間被覆層用塗料を調製した。また、カプロラクトン変性ポリオール[ダイセル化学工業製:PCL220、分子量2000]100質量部と、カーボンブラック35質量部と、ヌレート変性HDI[日本ポリウレタン製:コロネートHX]50質量部とをMEK 300質量部に分散させ、表面被覆用の塗料を調製した。このようにして得られた中間被覆層用塗料及び表面被覆用の塗料を実施例1で調製した塗料の代わりに用いて、現像ローラを作製し、評価した。結果を表1に示す。
(比較例1)
水系アクリル樹脂[ノガワケミカル社製]100質量部と、カーボンブラック5質量部とを分散させ、中間被覆層用塗料を調製した。また、アクリル塗料[三菱レイヨン製:ダイヤナール]100質量部と、カーボンブラック35質量部と、ヌレート変性HDI[日本ポリウレタン製:コロネートHX]50質量部とをMEK 300質量部に分散させ、表面被覆用の塗料を調製した。このようにして得られた中間被覆層用塗料及び表面被覆用の塗料を実施例1で調製した塗料の代わりに用いて、現像ローラを作製し、評価した。結果を表1に示す。
(比較例2)
水系ウレタン樹脂[第一工業製薬社製]100質量部と、カーボンブラック5質量部とを分散させ、中間被覆層用塗料を調製した。また、アクリル塗料[三菱レイヨン製:ダイヤナール]100質量部と、カーボンブラック35質量部と、ヌレート変性HDI[日本ポリウレタン製:コロネートHX]50質量部とをMEK 300質量部に分散させ、表面被覆用の塗料を調製した。このようにして得られた中間被覆層用塗料及び表面被覆用の塗料を実施例1で調製した塗料の代わりに用いて、現像ローラを作製し、評価した。結果を表1に示す。
Figure 0005204952
表1から明らかなように、本発明に従う実施例の現像ローラは、感光ドラムを汚染することがない上、圧縮永久歪が小さいため、ブレードの圧接痕が無く、また、トナーへのダメージが小さいため、良好な画像を安定して形成することができる。
本発明の現像ローラの一例の断面図である。 本発明の画像形成装置の一例の部分断面図である。
符号の説明
1 現像ローラ
2 シャフト
3 弾性層
4 中間被覆層
5 表面被覆層
6 トナー
7 トナー供給ローラ
8 感光ドラム
9 成層ブレード
10 帯電ローラ
11 転写ローラ
12 クリーニング部
13 クリーニングブレード

Claims (6)

  1. シャフトと、該シャフトの外周に形成された弾性層と、該弾性層の外周面に形成された中間被覆層と、該中間被覆層の外周面に形成された表面被覆層とを備えた現像ローラにおいて、
    前記弾性層がウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタンからなり、
    前記中間被覆層がアクリル樹脂若しくはウレタン樹脂と水溶媒とを含む混合溶液、又はゴムラテックスから形成されたものであり、
    前記表面被覆層がラクトン変性ポリオールをポリイソシアネートで架橋したウレタン樹脂を含むことを特徴とする現像ローラ。
  2. 前記中間被覆層のガラス転移温度が10℃以下であることを特徴とする請求項に記載の現像ローラ。
  3. 前記中間被覆層が2層以上で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像ローラ。
  4. 前記中間被覆層及び前記表面被覆層の少なくとも一方が更に導電剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の現像ローラ。
  5. 前記中間被覆層及び前記表面被覆層の合計厚さが100μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の現像ローラ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の現像ローラを備えた画像形成装置。
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