JP5203440B2 - 高調波成分測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は高調波成分測定装置に関し、詳しくはデジタル演算により電圧実効値、電流実効値、有効電力などを測定すると共に、電圧、電流の高調波成分の測定も行う装置の改善に関する。
近年、動作制御をきめ細かく行うとともに電力の利用効率を改善するために、インバータに代表される電力変換器が、各種の家庭用電気機器や産業用電気機器に広く使用されている。これに伴って、これら電力変換器のスイッチング動作時に発生する高調波成分が他の機器に影響を与え、不要な動作を引き起こしたり、損傷させたりすることがある。
そこで、これらの不具合発生を防止するために、交流電力測定にあたっては、電圧実効値、電流実効値、有効電力の他に、電圧高調波成分、電流高調波成分、有効電力高調波成分なども測定解析できることが求められている。
図10は特許文献1に開示された高調波成分測定装置の構成を説明するブロック図である。電圧入力回路1は、入力された電圧を後段回路の処理に適したレベルに正規化する。A/D変換器2は電圧入力回路1により入力された電圧をデジタル信号に変換する。ゼロクロス検出器3は電圧入力回路1から入力された電圧がゼロレベルを横切ることを検出するものであり、入力電圧がLOWからHIGHまたはHIGHからLOWへ変化することを検出することにより検出出力が反転する。このゼロクロス検出器3の検出出力周波数は入力電圧信号の基本周波数となる。
電流入力回路4は、入力された電流を後段回路の処理に適したレベルに正規化する。A/D変換器5は電流入力回路4から入力された電流をデジタル信号に変換する。ゼロクロス検出器6は電流入力回路4から入力された電流がゼロレベルを横切ることを検出するものであり、入力電流がLOWからHIGHまたはHIGHからLOWへ変化することを検出することにより検出出力が反転する。このゼロクロス検出器6の検出出力周波数は入力電流信号の基本周波数となる。
A/D変換器2から出力される電圧瞬時値の変換データおよびA/D変換器5から出力される電流瞬時値の変換データは、DSP7およびDSP17に入力される。ゼロクロス検出器3、6の出力信号は、切替器9に入力されている。
切替器9は、ゼロクロス検出器3、6の出力のどちらか一方をCPU10の設定により選択してPLLサンプリングクロック発生器13に入力する。なお、ゼロクロス検出器3、6のいずれの出力を用いるかは、測定対象によって使い分ける。例えば電流波形に歪みが生じる機器の場合は電圧のゼロクロス検出器3の出力を使用し、インバータ制御された機器のように電圧波形に歪みが生じる場合は電流のゼロクロス検出器6の出力を使用する。
固定サンプリングクロック発生器12は、任意に設定された固定サンプリングクロックを発生する。固定サンプリングクロックはA/D変換器2、5に入力され、A/D変換器2、5はこれに基づいてA/D変換を行う。また固定サンプリングクロックは、フラグ回路23にも入力する。
PLLサンプリングクロック発生器13は、切替器9を介して選択的に入力されるゼロクロス検出器3またはゼロクロス検出器6の出力信号の整数倍のPLLサンプリングクロックを発生し、フラグ回路23に出力する。
カウンタ用クロック発生器22は、カウンタA19とカウンタB21のカウント値を1カウントずつアップするためのカウンタ用クロックを発生する。このカウンタ用クロックの周波数は、固定サンプリングクロックの周波数より十分高いものとする。
カウンタA19は、ある固定サンプリングクロックから次の固定サンプリングクロックまでの間だけ、カウンタ用クロックごとにカウントアップする。次の固定サンプリングクロックが来ると、カウンタA19のカウント値はラッチA18に読み込んで保持され、カウンタA19はカウント値を0に初期化する。
カウンタB21は、ある固定サンプリングクロックから次に来るPLLサンプリングクロックまでの期間、カウンタ用クロックごとにカウントアップする。PLLサンプリングクロックが来ると、カウンタB21はカウント値を0に初期化する。ただし、ある固定サンプリングクロックから次の固定サンプリングクロックまでの間にPLLサンプリングクロックがなかった場合は、次の固定サンプリングクロックがあったタイミングでカウント値を0に初期化する。カウンタB21のカウント値は、固定サンプリングクロックが来たタイミングでラッチB20に読み込み保持される。
フラグ回路23は、固定サンプリングクロックと次の固定サンプリングクロックの間にPLLサンプリングクロックがあった場合、次の固定サンプリングクロックのタイミングで出力を1に保持する。また、その間にPLLサンプリングクロックがなかった場合は、出力を0に保持する。
DSP7(Digital Signal Processor)は、A/D変換器2によりデジタル値に変換された電圧瞬時値v(n)と、A/D変換器5によりデジタル値に変換された電流瞬時値a(n)に基づき、電圧実効値、電流実効値、有効電力を演算する。
DSP17は、固定サンプリングクロックのタイミングでA/D変換されたA/D変換器2およびA/D変換器5の出力値を読み込む。このとき、1回のA/D値を読み込むとともに、その1回前のA/D値もDSP17内部に保存しておく。また、固定サンプリングクロックのタイミングで、ラッチA18、ラッチB20およびフラグ回路23の出力を読み込む。
そしてDSP17は、フラグ回路23の出力が1の場合に次のような補間演算を行う。図11を用い、フラグが1になっているn番目の固定サンプリングクロックを例に説明する。図11は特許文献1に開示された直線補間を説明する図である。
n番目の固定サンプリングクロックのタイミングで読み込んだA/D値をX(n)、ラッチA18の値をCfix(n)、ラッチB20の値をCpll(n)とする。また、固定サンプリングクロック発生器12の(n−1)番目のクロックパルスのタイミングで読み込んだA/D値をX(n−1)とする。そして次の演算を行い、直線補間されたA/D値X_HRM(m)を求める。X_HRM(m)の演算式は図11に示す。
このようにして直線補間により求めたA/D値X_HRM(m)を、DSP17で行うFFT演算の対象データとする。1024点のFFT演算を行う場合は、m=1〜1024間でのX_HRM(m)を求め、このX_HRM(m)に対してFFT演算を行う。
DSP17は、このようなFFT演算を電圧瞬時値に対して行うことにより電圧の基本波成分と高調波成分を計算し、電流瞬時値に対して行うことにより電流の基本波成分と高調波成分を計算し、これら電圧のFFT結果と電流のFFT結果に基づき有効電力の基本波成分と高調波成分をそれぞれ計算する。
これらDSP7で計算された電圧実効値V、電流実効値A、有効電力Pと、DSP17で計算された電圧と電流と有効電力の基本波成分と高調波成分は、CPU10を介して表示器11に表示される。なお、CPU10は、DSP7、17で計算された各測定値を表示器11に表示するとともに、操作部14からの操作入力により切替器9を切替制御する。
このようにゼロクロスの整数倍のポイント数のFFT演算を行うと、FFT演算結果の各周波数成分は電圧/電流の基本波成分および高調波成分の周波数と一致することになり、入力信号を取りこぼすことなくリアルタイムにFFT演算を行うことができ、基本波成分と高調波成分を高精度に演算できる。特に、直線補間することにより、FFT演算したとき入力波形に本来含まれない成分を低減でき、本来含まれる成分の振幅をより精度よく求めることできる。
なお、上記のPLLサンプリングクロック発生器13の代わりに、特許文献2にて提案したサンプリングクロック発生器を用いることにより、精度よく基本周波数のN倍のサンプリングクロックを発生させることもできる。特許文献2では、ゼロクロスを基準とする基本周波数を高速な基準クロックでカウントし、これを定数Nで除算することによってFFT演算を行うクロックパルスの間隔(クロック数)を求めている。なお定数Nで除算したときの整数部でそのクロック数をダウンカウントし、補間タイミングを信号パルスとして出力している。
特開2009−264753号公報 特開2007−198763号公報
図12は課題を説明する図である。図10で説明した装置において、例えば電圧入力=1kHz正弦波、電流入力=振幅10Aの1kHz正弦波と振幅1Aの200kHz正弦波の合成波とすると、電流入力波形は図12(a)に示すようになる。切替器9を電圧側のゼロクロス検出器3の出力とし(電流側は乱れているため)、PLLサンプリングクロック発生器13に入力する。このとき、固定サンプリングクロック=2MHz、PLLサンプリングクロックの入力に対する出力の倍率を512倍とすると、PLLサンプリングクロックは、1kHz×512=512kHzとなる。
このときの電流入力のFFT結果(FFTポイント数は512とした)は、図12(b)のようになる。この図で横軸は高調波次数、縦軸は各次数成分の振幅を20log10(I)としてdB表示したものである。1A=0dBとなっている。電流波形は、1次の10A成分と、200次の1A成分のみの合成波形なので、理想的には図12(c)のようなFFT結果になるはずである。しかし図12(b)ではその他の次数にも成分が存在し、大きなものでは−40dBを超えている。
次に、このようになる原因について説明する。図13は課題の原因を説明する図であって、図13(a)は図12(a)の110μs〜120μsの入力波形と、これをAD変換したときのサンプリング点を示す。●は、固定サンプリングクロック(ここでは2MHz)のタイミングでAD変換したときのAD値である。△は、補間タイミング(ここでは512kHz)で、前後の2点のAD値から直線補間したAD値である。
入力波形に含まれる周波数が、固定サンプリングクロックの周波数に近くなると(この例では、入力波形に含まれる最大周波数:固定サンプリング周波数=200kHz:2MHz=1:10)、直線補間では精度良く補間できず、入力波形からずれた位置に補間されてしまう。この入力波形からずれた補間データ、つまり、ひずんだ波形データに対してFFT演算を行うと、本来の入力波形には含まれない高調波成分が含まれるということになる。
従来技術でFFTの結果を理想値に近づけるためには、固定サンプリングクロックを十分に高くすればよい。例えば固定サンプリングクロックを12MHzにすれば(入力波形に含まれる最大周波数:固定サンプリング周波数=200kHz:12MHz=1:60)、図13(b)のようになり、本来含まれない高調波成分は−70dB以下になる。ただし、このようにするには、図10のA/D変換器2、5に10MS/s(メガサンプル/秒)以上の高速のものを使用しなければならず、コストアップになってしまうという問題がある。直線補間でも本来の入力波形に含まれない高調波成分をある程度低減させることはできるが、さらに低減させることが望まれる。
ところで、直線補間するときの時間軸の分解能については、図11に見るように、図10のカウンタ用クロック発生器22の周波数と、固定サンプリングクロックの周波数により決定される。例えば、カウンタ用クロックが132MHzで、固定サンプリングクロックが2MHzの場合、分解能はCfix(n)=132MHz/2MHz=66カウントになってしまい、分解能が十分であるとは言えず、補間精度を上げにくいという問題がある。
さらに、固定サンプリングクロックを12MHzにした場合には、分解能はCfix(n)=132MHz/12MHz=11カウントになってしまう。すなわち、A/D変換器を高速のものを使用しても、補間精度が悪くなってしまうため、最終的な測定結果の精度が却って低下してしまうという問題がある。
また、特許文献2のように基本周波数のN倍のサンプリングクロックを発生させる場合には、FFT演算を行うタイミングは基準クロックでカウントした信号パルスとして出力される。したがって、その出力クロックの時間分解能は、基準クロックの1クロック分しかない。例えば基準クロックが132MHzであるとすると、時間分解能は1/132MHz=7.576nsとなってしまい、この場合も補間の分解能が十分であるとはいいがたい。
そこで本発明は、FFT演算したときに入力波形に本来含まれない高調波成分を低減して測定結果を精度よく求めることを目的とし、特に入力波形に含まれる最大周波数がサンプリング周波数に近づいたときの精度を向上させることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる高調波成分測定装置の代表的な構成は、サンプリングクロックに基づいてアナログ入力信号をデジタルデータに変換するA/D変換器と、アナログ入力信号のゼロクロスを検出するゼロクロス検出器と、ゼロクロス検出器の検出信号に基づきアナログ入力信号の基本周波数を求め、その整数倍の周波数の補間タイミングを発生する補間タイミング発生器と、デジタルデータの補間タイミングにおける値をスプライン補間によって求める補間演算器と、デジタルデータの補間された値をFFT演算してアナログ入力信号の基本波成分と高調波成分とを演算するFFT演算器とを備え、補間タイミング発生器は、ゼロクロス信号の間隔を基準クロックで計数するパルスカウンタと、基準クロックの周波数をサンプリングクロックの周波数で除した係数を導出する係数導出部と、パルスカウンタが計数したクロック数からサンプリングクロックのタイミングで係数を繰り返し減算する第1減算器と、第1減算器の出力が係数より小さくなったら補間タイミングフラグを出力する補間タイミング判定器と、補間タイミングフラグが出力されると係数から第1減算器の出力を引いて補間係数を出力する第2減算器とを有し、補間タイミングフラグと補間係数によって補間タイミングを構成し、補間演算器は、補間タイミングを中心とする4点以上8点以下のサンプリングクロックのデジタルデータを用いてスプライン補間をすることを特徴とする。
上記構成によれば、補間タイミング(FFT演算の入力データのタイミング)におけるデジタルデータの値をスプライン補間によって求めることにより、より高精度に補間することが可能となる。したがって、FFT演算したときに入力波形に本来含まれない高調波成分を低減して測定結果を精度よく求めることができ、特に入力波形に含まれる最大周波数がサンプリング周波数に近づいたときであっても精度を向上させることができる。
また上記構成によれば、補間タイミングは、サンプリングクロックからの差分として出力される。この差分は基準クロックに基づくクロック数として数値で表現され、小数まで含まれる。したがって従来のように補間タイミングを基準クロックと一致した信号パルスとして出力する場合と比べて、補間タイミングの分解能を飛躍的に高めることができ、補間精度の向上を図ることができる。
また、補間演算器は、補間タイミングを中心とする4点以上8点以下のサンプリングクロックのデジタルデータを用いてスプライン補間をすることにより、FFT演算の入力データのタイミングごとに補間演算を行うことができるため、最後の点を補間したらすぐにFFT演算を開始することができる。
本発明によれば、FFT演算したときに入力波形に本来含まれない高調波成分を低減して測定結果を精度よく求めることができる。特に、入力波形に含まれる最大周波数がサンプリング周波数に近づいたときの精度を向上させることができる。
本実施形態にかかる高調波成分測定装置の一例を示すブロック図である。 第2FPGAの内部構成を示すブロック図である。 補間タイミング発生器の内部構成を説明するブロック図である。 補間処理器の内部構成を説明するブロック図である。 補間演算器の内部構成を説明するブロック図である。 補間タイミング発生器の内部の各出力例を示すタイミングチャートである。 補間方法を説明する図である。 入力波形とサンプリング点、および補間データをプロットした図である。 補間データを使ってFFT演算した結果の例を示す図である。 特許文献1に開示された高調波成分測定装置の構成を説明するブロック図である。 特許文献1に開示された直線補間を説明する図である。 課題を説明する図である。 課題の原因を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は本実施形態にかかる高調波成分測定装置の一例を示すブロック図であって、図10と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図1の電圧入力回路1、A/D変換器2、ゼロクロス検出器3、電流入力回路4、A/D変換器5、ゼロクロス検出器6、切替器9、CPU10、表示器11、固定サンプリングクロック発生器12、操作部14の機能および動作は図10に示したものと同じである。また第1FPGA8は、図10のDSP7と同様に瞬時値の総和平均から電圧実効値、電流実効値、有効電力を演算する。
なお図1と図10の高調波成分測定装置を比較すると、第2FPGA15が追加されている。一方、DSP17、PLLサンプリングクロック発生器13、ラッチA18、カウンタA19、ラッチB20、カウンタB21、カウンタ用クロック発生器22、フラグ回路23がなくなっている。第2FPGA15はこれらの代わりとなる機能を提供する。
図2は第2FPGA15の内部構成を示すブロック図である。第2FPGA15は、補間タイミング発生器40と、補間処理器41、メモリ42、FFT演算器43を有している。
補間タイミング発生器40は、切替器9からゼロクロス信号を入力され、固定サンプリングクロック発生器12から固定サンプリングクロックを入力される。そして補間タイミング発生器40は、ある固定サンプリングクロックと次の固定サンプリングクロックとの間に補間タイミングを含むか否かを示す補間タイミングフラグと、その固定サンプリングクロックから補間タイミングまでの差分であるα値(補間係数)を補間処理器41に出力する。
図3は補間タイミング発生器40の内部構成を説明するブロック図である。図3において、立ち上がりエッジ検出器24は、入力されるゼロクロス信号の立ち上がりエッジを検出することによりパルスを1つ生成し、パルスカウンタ25に出力する。
パルスカウンタ25には、切替器9から入力されるゼロクロス信号の他、図示しない基準クロック発生源から一定間隔のパルス列よりなる基準クロックも入力されている。基準クロックの周波数は固定サンプリングクロックの周波数より十分高いものとする。そしてパルスカウンタ25は、ゼロクロス信号パルスから次のゼロクロス信号パルスまでの時間、基準クロックのパルス数をカウントする。カウント終了後、そのカウント値をメモリ26に出力する。
メモリ26は、パルスカウンタ25の出力をM個保存できる領域を持っている。立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスがあるごとに、パルスカウンタ25のカウント値出力はメモリ26に保存される。1回目の立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスによりメモリ26のメモリ領域1にパルスカウンタ25のカウント値出力が保存され、2回目の立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスによりメモリ26のメモリ領域2にパルスカウンタ25のカウント値出力が保存され、M回目の立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスによりメモリ26のメモリ領域Mにパルスカウンタ25のカウント値出力が保存される。
そして、(M+1)回目の立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスではメモリ26の先頭に戻ってメモリ領域1にパルスカウンタ25のカウント値出力が保存され、(M+2)回目の立ち上がりエッジ検出器24の出力パルスではメモリ26のメモリ領域2にパルスカウンタ25のカウント値出力が保存される。
第1加算器27は、メモリ26のメモリ領域1〜Mまでに保存されているパルスカウンタ25のカウント値をすべて加算し、加算結果を2進数で第1演算器28に出力する。
第1演算器28は、除算器、乗算器、シフタなどで構成される。除算器の場合、定数1として数値Nが入力され、第1加算器27の加算出力をNで除算した数値が出力される。乗算器の場合、定数1として(1/N)を計算した数値が入力され、第1加算器27の加算出力に(1/N)を乗算した数値が出力される。Nが2のべき数の場合、シフタを用いることもできる。シフタの場合、定数1として(logN)を計算した数値が入力され、第1加算器27の加算出力を右へ(logN)ビット分シフトした数値が出力される。
第2演算器29も、除算器、乗算器、シフタなどで構成される。除算器の場合、定数2として数値Mが入力され、第1演算器28の出力をMで除算した数値が出力される。乗算器の場合は、定数2として(1/M)を計算した数値が入力され、第1演算器28の出力に(1/M)を乗算した数値が出力される。Mが2のべき数の場合、シフタを用いることもできる。シフタの場合、定数2として(logM)を計算した数値が入力され、第1演算器28の出力を右へ(logM)ビット分シフトした数値が出力される。
第2加算器34には、第2演算器29の出力値と、第1減算器36の出力値が入力される。第2加算器34はこれらを加算して出力する。
セレクタ35は、第2加算器34の出力と第1減算器36の出力が入力されており、補間タイミング判定器37の出力が0か1かによっていずれか一方を出力する。補間タイミング判定器37の出力が0のときは第1減算器36の出力を出力し、1のときは第2加算器34の出力を出力する。
第1減算器36は、セレクタ35の出力と、固定サンプリングクロック、および係数導出部38が出力する係数hが入力されている。第1減算器36は、固定サンプリングのタイミングで、セレクタ35の出力から係数hを引いた出力値βを出力する。出力値βは小数を含む数値である。
補間タイミング判定器37は、第1減算器36の出力値βが係数h以下のとき(β≦h)は1(補間タイミングフラグ)を出力し、出力値βがhより大きいとき(β>h)は0を出力する。
係数導出部38は、基準クロックの周波数を固定サンプリングクロックの周波数で除した係数hを出力する。係数hは、固定サンプリングクロックの間隔が基準クロックの何クロック分であるかを意味しており、小数を含む数値である。
第2減算器39は、補間タイミング判定器37から補間タイミングフラグ(すなわち1)が出力されたタイミングで、係数hから第1減算器36の出力値βを引いた値をα値として出力する。出力値βが小数を含む数値であるから、α値も同様である。
上記構成によれば、パルスカウンタ25はゼロクロス信号の間隔が基準クロックの何クロック分であるかを数え、メモリ26にM個分のゼロクロス信号のクロック数を記憶させる。これを第1加算器27で加算して第2演算器29においてMで割ることにより、クロック数の平均を取ることができる。また第1演算器28でNで割っていることにより、第2演算器29からはゼロクロス信号のカウント数の1/Nの数値が出力される。
そして第1減算器36においてゼロクロス信号のクロック数から係数h(固定サンプリングクロックのクロック数)を引くのであるが、その出力値βが係数hより大きい限り(補間タイミング判定器37においてβ>h)、セレクタ35では出力値βが選択されるため、繰り返し減算が行われる。固定サンプリングクロックのタイミングで出力値βが係数hずつ減り、ついにβ≦hとなると、第2減算器39から係数h−出力値β=α値が出力されることになる。したがってα値は係数h以下の数値であって、直近の固定サンプリングクロックから補間タイミングまでの差分を意味する。残ったβは第2加算器34において第2演算器29の出力値と加算され、ふたたび繰り返し減算が行われる。
図6は補間タイミング発生器40の内部の各出力例を示すタイミングチャートである。例として、基準クロック周波数=132MHz、固定サンプリングクロック周波数=2MHz、ゼロクロス信号の周波数=1.02kHz、M=2、N=512としている。
図4は補間処理器41の内部構成を説明するブロック図である。本実施形態では、補間タイミングを中心とする6点(前3点、後3点)のサンプリングクロックのデジタルデータを用いてスプライン補間を行う。
図4においてメモリ44は、固定サンプリングクロックごとのADUデータ(電圧のAD値)を最新のものから過去6回分保持し、古い時刻のADUデータから順番に、y0u、y1u、y2u、y3u、y4u、y5uとして出力する。メモリ45は、固定サンプリングクロックごとのADIデータ(電流のAD値)を最新のものから過去6回分保持し、古い時刻のADIデータから順番に、y0i、y1i、y2i、y3i、y4i、y5iとして出力する。
シフタ46は、3段のシフタで構成され、固定サンプリングクロックごとに補間タイミングフラグを1段目にラッチし、それを固定サンプリングクロックごとに、2段目、3段目にシフトし、3段目のデータを出力する。これにより補間タイミング発生器40から補間タイミングフラグが出力された後に3回目の固定サンプリングクロックが到達したときに補間タイミングフラグが出力される。
シフタ47も3段のシフタで構成され、固定サンフリングクロックごとに補間タイミング発生器40からのα値を1段目にラッチし、それを固定サンプリングクロックごとに、2段目、3段目にシフトし、3段目のデータをα値として出力する。
切替器48は、補間演算器49に電圧側のデータを入力するとき、y0=y0u、y1=y1u、…、y5=y5uとして出力する。補間演算器49に電流側のデータを入力するとき、y0=y0i、y1=y1i、…、y5=y5iとして出力する。
シフタ46の出力が1のとき、補間演算器49の演算が実行される。内部の演算式については後述する。切替器48の出力が電圧側のデータのとき、補間演算器49で補間されたAD値がyuとして出力される。切替器48の出力が電流側のデータのとき、補間演算器49で補間されたAD値がyiとして出力される。切替器48の切替は、2つの連続する固定サンプリングクロックの間の時間で、時分割で行われる。
図2に示したメモリ42は、補間処理器41の出力yu、yiをそれぞれFFTポイント数分保存する。FFT演算器43は、メモリ42にyuまたはyiがFFTポイント数分が貯まったら、FFT演算を行う。そして電圧のAD値を補間したデータから電圧の基本波成分と高調波成分を、電流のAD値を補間したデータから電流の基本波成分と高調波成分を、電圧のFFT結果と電流のFFT結果から有効電力の基本波成分と高調波成分を計算し、CPU10へ転送する。
次に、補間方法について説明する。
固定サンプリングクロックのタイミングでのAD値から、補間タイミングでのAD値を補間する。一般的な3次スプライン補間で2次微係数で計算を行う場合、次の式(1)のようになる(参考文献:『シリーズ新しい応用の数学「20 スプライン関数とその応用」教育出版』のp.43〜51。なお、文献のp.44の式(3)のS(x)は、ここではy(x)に置き換えている。)。
Figure 0005203440
上記の変数は今回の提案では、次に該当する。
y(x):補間後のAD値
x:補間タイミングの時刻
xj:補間タイミングの後の一番近い固定サンプリングクロックのタイミングの時刻
xj-1:補間タイミングの前の一番近い固定サンプリングクロックのタイミングの時刻
yj:時刻xjでのAD値
yj-1:時刻xj-1でのAD値
hj:xj-xj-1
非周期スプラインなので、行列M、Mj−1は、次の式(2)のようになる。
Figure 0005203440
Figure 0005203440
上記の式を用いて演算すれば補間データを求めることができるが、演算量が膨大となってしまう。例えばゼロクロスの周波数=1kHz、FFTウインドウ幅を1kHzの1波分の1/1kHz=1msとし、固定サンプリングクロック=2MHzとすると、式(2)のNは、1ms/(1/2MHz)=2000になる。2000点のAD値を一旦すべてメモリ42に保存し、すべて貯まってから、式(2)の2000元1次連立方程式を解いて、行列M(j=1、2、…、N−1)を求めた後に、式(1)に代入してy(x)を求めることになる。さらに、FFTポイント数が512であれば、512個のy(x)を求めなければならない。
また別の例で、ゼロクロスの周波数=1Hz、FFTウインドウ幅を1Hzの1波分の1/1Hz=1sとし、固定サンプリングクロック=2MHzとすると、N=1s/(1/2MHz)=2,000,000になり、AD値を溜めておくメモリも2,000,000データ分必要で、2,000,000元1次連立方程式を解かなければならない。
そこで本実施形態では、上記したように、補間タイミングを中心とする6点(前3点、後3点)のサンプリングクロックのデジタルデータを用いてスプライン補間を行う。図7は補間方法を説明する図である。図7に示すように、1つの補間データを求めるのに、それより前の固定サンプリングのAD値で近い時刻から3点、それより後の固定サンプリングのAD値で近い時刻から3点の計6点のみを使用して行列M、Mj−1を求め、その行列M、Mj−1を使ってy(x)を計算する。そして、別の補間データを求めるときは、その時刻の前後の6点の固定サンプリングのAD値を使用して別の行列M、Mj−1を求め、その行列M、Mj−1を使ってy(x)を計算する。
具体的な演算方法は次のようになる。まず、文献のスプライン補間の標本点の時間間隔は一定ではなくても成り立つが、ここでは固定サンプリングクロックで標本しているため、標本点の時間間隔は一定である。そのため、固定サンプリング間の時刻差h=hj+1が成り立ちこれを係数h(係数導出部38が算出する係数hと同じものになる)とすると、上記式(3)は次式(4)のようになる。
Figure 0005203440
さらに、式(2)で標本点を6点とすると、次式(5)のようになる。
Figure 0005203440
端条件は、次のように設定することができる。
Figure 0005203440
式(6)が式(5)で成り立つためには、次のようになる。
Figure 0005203440
これらを式(5)に代入すると、次式のようになる。
Figure 0005203440
両辺に逆行列をかけて演算すると次のようになる。
Figure 0005203440
補間点はj=2とj=3の間にあるので、MとMが求まればよい。
Figure 0005203440
式(7)の数値を記号で表し、M2、M3をy0〜y5で表すと次式(8)を得る。
Figure 0005203440
式(1)にj=3を代入すると、次のようになる。
Figure 0005203440
ここで、x−x=αとおくと、x−x=h−αとなり、代入すると次式(9)のようになる。
Figure 0005203440
図5は補間演算器49の内部構成を説明するブロック図である。図5に示すように、補間演算器49は、上記の式(9)を実施するための乗算器、加算器、減算器が設けられている。なお、hとαの単位は時間であるが、式(9)を計算する上で、比率さえ同じであれば、単位は時間でなくても問題ない。ここでは同じ周波数のクロック(基準クロック)でカウントしたカウント値(小数点以下も含まれる)に置き換えて計算する。
なお、上記の式(8)において、A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、P、Q、R、S、Tは定数であり、事前に計算しておける。したがって、1つの補間タイミング毎に、固定サンプリングクロックのAD値y0、y1、y2、y3、y4、y5とαが確定した時点で、式(9)を補間演算器49で計算することができ、ほぼリアルタイムで補間データyu、yiを求めることができる。
図8は入力波形とサンプリング点、および補間データをプロットした図である。補間データを口で示してある。図8に示すように、補間データは入力波形に高い精度で倣っている。したがって、入力波形に含まれる最大周波数と固定サンプリング周波数の比が、例えば200kHz:2MHz=1:10のように近い場合でも、元の波形とよく一致していることが分かる。
図9は補間データを使ってFFT演算した結果の例を示す図である。入力波形に含まれない高調波成分が、従来技術(図12(b)参照)に比べて小さくなっていることが分かる。従来技術では−40dB以上あった成分が−70dB以下となり(例えば250次近傍)、30dB以上改善していることがわかる。
また前述の通り、一般的な3次スプライン補間をそのまま使用するとAD値をためておくメモリが大量に必要だが、本実施形態の構成によれば、補間点の前後合わせて6個のみ(1chあたり)で足りる。また、FFTウインドウ幅を変更しても使用するメモリの個数は変わらず、常に6個のみ(1chあたり)である。また、多元1次連立方程式を解く必要がなく、加算器、減算器、乗算器のみで補間演算が行える。また、6点のみを用いることにより演算の回数を減らすように補間式を変形したので、演算器の数が少なくて済むという利点も有している。
また、一般的な3次スプライン補間ではすべての標本点が揃ってから補間演算をするので、FFT演算を開始するまでに時間がかかるが、本実施形態の構成によれば、補間タイミング毎に補間演算ができるので、最後の点を補間したらすぐにFFT演算を開始することができる。
なお、補間の演算精度を決めるものとしては、定数A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、P、Q、R、S、Tと、補間演算の演算器の精度がある。したがって、定数や演算器を浮動小数点フォーマットとし、仮数部の桁数を多くすれば簡単に精度を上げることができる。
特に、補間の際にはα値の分解能も重要であるが、従来技術のように補間タイミングを基準クロックと一致した信号パルスとするのではなく、小数を含む数値で表現したα値を用いている。したがって、図3の補間タイミング発生器40では、基準クロックの(N×M)倍の分解能でα値を数値として求められるので、補間タイミングの分解能を飛躍的に高めることができ、補間精度の向上を図ることができる。なお、従来技術の直線補間で、本発明と同等の精度を達成するには5倍以上高速で高価なAD変換器が必要であるが、本発明によればそのようなコストアップを回避することができる。
なお、提案した6点での補間方法は、本実施形態に説明したような電圧波形/電流波形の補間のみならず、音声波形のサンプリング周波数変換や、静止画、動画の拡大・縮小時のデータのリサンプル時の補間にも適用できる。
また、提案した補間タイミング発生器40だけに注目すれば、上記説明した補間方法のみならず、従来の直線補間での時間軸方向の分解能を上げて、補間精度を向上させることも可能である。
また本実施形態においては補間点の前後6点を使用したが、前後8点にして補間精度をさらに上げてもよい。また逆に前後4点にして、演算器の個数を減らしたり、演算時間を短くしたりすることも可能である。なお前後4点にすると補間精度は下がるが、直線補間する場合よりは精度を高めることができる。また、8点より多くしてもそれ以上の精度の向上はほとんど見られず、演算負荷が急激に増大するため、利益が少ない。そのため、補間点は4点以上8点以下とすることが好ましい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は高調波成分測定装置として、詳しくはデジタル演算により電圧実効値、電流実効値、有効電力などを測定すると共に、電圧、電流の高調波成分の測定も行う装置として利用することができる。
1…電圧入力回路、2…A/D変換器、3…ゼロクロス検出器、4…電流入力回路、5…A/D変換器、6…ゼロクロス検出器、7…DSP、8…第1FPGA、9…切替器、10…CPU、11…表示器、12…固定サンプリングクロック発生器、13…PLLサンプリングクロック発生器、14…操作部、15…第2FPGA、17…DSP、18…ラッチA、19…カウンタA、20…ラッチB、21…カウンタB、22…カウンタ用クロック発生器、23…フラグ回路、24…立ち上がりエッジ検出器、25…パルスカウンタ、26…メモリ、27…第1加算器、28…第1演算器、29…第2演算器、34…第2加算器、35…セレクタ、36…第1減算器、37…補間タイミング判定器、38…係数導出部、39…第2減算器、40…補間タイミング発生器、41…補間処理器、42…メモリ、43…FFT演算器、44、45…メモリ、46、47…シフタ、48…切替器、49…補間演算器

Claims (1)

  1. サンプリングクロックに基づいてアナログ入力信号をデジタルデータに変換するA/D変換器と、
    前記アナログ入力信号のゼロクロスを検出するゼロクロス検出器と、
    前記ゼロクロス検出器の検出信号に基づき前記アナログ入力信号の基本周波数を求め、その整数倍の周波数の補間タイミングを発生する補間タイミング発生器と、
    前記デジタルデータの補間タイミングにおける値をスプライン補間によって求める補間演算器と、
    デジタルデータの補間された値をFFT演算して前記アナログ入力信号の基本波成分と高調波成分とを演算するFFT演算器とを備え
    前記補間タイミング発生器は、
    ゼロクロス信号の間隔を基準クロックで計数するパルスカウンタと、
    基準クロックの周波数をサンプリングクロックの周波数で除した係数を導出する係数導出部と、
    前記パルスカウンタが計数したクロック数からサンプリングクロックのタイミングで前記係数を繰り返し減算する第1減算器と、
    前記第1減算器の出力が前記係数より小さくなったら補間タイミングフラグを出力する補間タイミング判定器と、
    前記補間タイミングフラグが出力されると前記係数から前記第1減算器の出力を引いて補間係数を出力する第2減算器とを有し、
    前記補間タイミングフラグと補間係数によって前記補間タイミングを構成し、
    前記補間演算器は、補間タイミングを中心とする4点以上8点以下のサンプリングクロックのデジタルデータを用いてスプライン補間をすることを特徴とする高調波成分測定装置。
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