JP5201242B2 - 車両周辺表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の意図に合った車両周辺画像を自動表示する車両周辺表示装置に関する。
車両の周辺を確認するものとして、ルームミラーやドアミラーに加えて、運転者の死角となる場所をカメラにより撮像して、車室内のモニタに車両周辺の画像を表示する装置が知られている。
従来は、車両周辺の画像を表示するには、運転者が必要と感じた時に、スイッチ操作によって画像表示していたため、使用に煩わしさがあった。
このような問題に鑑みて、車両周辺の画像を自動表示する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−51403号公報
特許文献1に開示されている車両周辺表示装置は、運転者の頭部の動きから運転者が表示させたい画像を推定し、該画像をモニタに自動表示する。
この手法では、運転者の頭部の動きしか検出できず、運転者が頭部を動かさないと意図に合った画像を表示できず、また、運転者の頭部の動きによっては意図せぬ画像が表示されることがあった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、運転者の意図にあった車両周辺画像を自動表示する車両周辺表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両周辺表示装置は、
車両に設けられ、運転者の死角となる前記車両の周辺を異なった位置から撮像する複数の車両周辺撮像手段と、
前記車両内に設けられ、画像を画面に表示する表示手段と、
前記車両の運転者の注視する方向を検出する注視方向検出手段と、
前記注視方向検出手段により検出した運転者の注視する方向に基づいて、前記車両周辺撮像手段のいずれかを選択し、選択した車両周辺撮像手段の撮像した画像を前記表示手段に表示させる表示画像切替手段と、
前記注視方向検出手段により検出した運転者の注視する方向が、前記表示手段の方向であるか否かを判別する判別手段と、を備え、
前記表示画像切替手段は、前記判別手段により前記表示手段の方向であると判別したときに、前記表示手段の表示を切り替えないように制御することを特徴とする。
前記注視方向検出手段は、例えば、運転者が所定の時間継続して注視した方向を、運転者の注視する方向であると判別してもよい。
また、前記注視方向検出手段は、例えば、運転者が所定の時間内に所定の回数注視した方向を、運転者の注視する方向であると判別してもよい。
さらに、前記注視方向検出手段は、例えば、運転者の視線方向と顔の向きに基づき、運転者の注視する方向を判別してもよい。
また、前記注視方向検出手段は、例えば、運転者の顔の向きが左右・上下、視線の向きが左右・上下においてどの範囲を向いているかにより注視方向を決めるテーブルが設定されており、該テーブルに基づいて運転者の注視する方向を検出してもよい。
本発明によれば、運転者の意図にあった車両周辺画像を自動表示することができる。
本発明の実施の形態に係る車両周辺表示装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両周辺表示装置を車両に設置した状態を示す平面図である。 図1に示す車両周辺表示装置の表示画像切替処理を説明するためのフローチャートである。 図3のフローチャートにおける注視方向検出処理を説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートにおける注視方向フラグセット処理を説明するためのフローチャートである。 視線方向の検出方法を説明するための図である。 顔向きの検出を説明するための図である。 注視方向テーブルの具体例を示す図である。 注視方向の時系列データの具体例を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態に係る車両周辺表示装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る車両周辺表示装置の全体構成を示すブロック図である。図2は本実施の形態に係る車両周辺表示装置を車両に設置した状態を示す平面図である。
本実施の形態に係る車両周辺表示装置を備える車両100は、CCD(Charge Coupled Device)カメラ群1と、運転者7を撮像する赤外線カメラ2と、赤外線照明3と、ナビゲーション装置4と、受光センサ5と、画像を表示するモニタ6と、ECU(Electric Control Unit)10と、を備えている。
CCDカメラ群1は、CCDカメラ1a、CCDカメラ1b、CCDカメラ1c、を備え、各カメラはフロントバンパーや車体に埋め込まれている。
図2に示すように、CCDカメラ1aは、運転者7にとって死角となる車両100の前方下方向を撮像する。CCDカメラ1bは、運転者7にとって死角となる車両100の前方左下方向を撮像する。CCDカメラ1cは、運転者7にとって死角となる車両100の左下方向を撮像する。
前方死角用CCDカメラ1a、左前死角用CCDカメラ1b、左死角用CCDカメラ1c、は撮像した画像信号をECU10に供給する。
赤外線カメラ2は、ダッシュボード上やステアリングホイールの付近(例えば、ステアリングコラム上)に設置され、運転者7から発生する赤外線を可視化して撮像する。撮像した画像から注視方向を判別するため、ECU10に接続されている。
赤外線照明3は、赤外線カメラ2の近傍に設置され、赤外線を発する装置であって、運転者7の顔の領域を照らすことで、赤外線光量が不足する夜間でも赤外線カメラ2による撮像を可能とする。
ナビゲーション装置4は、モニタ6に表示する地図情報及び自動車現在位置情報を提供する装置であって、モニタ6に表示する画像を制御するECU10に接続されている。
受光センサ5は、車両100の外部の光度を感知する装置であって、感知した光度をECU10に入力する。ECU10は、この光度を基に赤外線照明3を点灯する。
ECU10は、赤外線カメラ2により取得された顔画像を処理して運転者7の視線方向及び顔向きを検出し、この検出した視線方向及び顔向きに基づいて、運転者7の注視方向を判別し、モニタ6に表示する画像を撮像するCCDカメラをCCDカメラ群1から選択する装置である。ECU10は、キャプチャ11と、画像メモリ12と、ROM(Read Only Memory)13と、CPU(Central Processing Unit)14と、RAM(Random Access Memory)15と、を備える。
キャプチャ11は、CCDカメラ群1で撮影されたアナログ画像信号を取得する。
画像メモリ12は、赤外線カメラ2により撮像された画像データを記憶する。
ROM13は、CPU14の動作を制御するためのプログラムを記憶する。また、ROM13は、運転者7の視線方向及び顔向きから注視方向を判別する注視方向テーブルを記憶する。
注視方向テーブルは、運転者7の顔の上下左右方向の向き及び視線の上下左右方向の向きから運転者7が注視している方向を判別するための基準データを記憶する。具体的には、注視方向テーブルは、図8に例示するように、顔の左右方向の向きと、顔の上下方向の向きと、視線の左右方向の向きと、視線の上下方向の向きと、の組み合わせから、運転者7が注視している方向を特定するためのデータを格納する。このデータは、例えば、実験等により計測したデータ等に基づいて構成される。
なお、注視テーブルにおける、上下方向を示す符号及び角度は、図7(a)に示すように、水平を基準として下方向を−(負)、上方向を+(正)とし、水平線と成す角度を表す。また、左右方向を示す符号及び角度は、図7(b)に示すように、正面方向を基準として右方向を−(負)、左方向を+(正)とし、正面方向と成す角度を示す。
CPU14は、ROM13に格納されているプログラムを実行することにより、赤外線カメラ2により取得された顔画像を処理して運転者7の視線方向及び顔向きを検出し、この検出した視線方向及び顔向きに基づいて、運転者7の注視方向を判別し、モニタ6に表示する画像を選択する装置である。
RAM15は、CPU14のワークエリアとして機能する。また、RAM15には、運転者7の注視方向を示す注視方向フラグが設けられている。
次に、上記構成を備える車両周辺表示装置の動作を説明する。車両100に電源が投入されると、CPU14は、図3のフローチャートに示す表示画像切替処理を実行する。
まず、CPU14は、モニタ6の電源を入れ、モニタ6の表示を、例えばナビゲーション装置4からの情報に切り替える(ステップS1)。
続いて、運転者7を撮像するため、赤外線カメラ2の電源を入れる(ステップS2)。
ステップS2で、赤外線カメラ2の電源を入れるとCPU14は、運転者7の注視方向を検出する、注視方向検出処理に入る(ステップS3)。
注視方向検出処理(ステップS3)のフローチャートを図4に示す。
注視方向検出処理(ステップS3)では、CPU14は、まず、赤外線カメラ2に運転者7を撮像させて、撮像した顔画像を画像メモリ12に記憶する(ステップS31)。
次に、画像メモリ12に記憶した顔画像から運転者7の視線方向及び顔向きを検出する(ステップS32)。
運転者7の視線方向及び顔向きを検出する手法は任意であるが、例えば、CPU14は、以下の手法により視線方向と顔向きとを検出する。
まず、視線方向に関しては、CPU14は、画像メモリ12に記憶した図6(a)に示すような顔画像を二値化し黒点を抽出することにより、顔画像の左領域と右領域とのそれぞれから眼の候補を1又は複数取得する。
続いて、左領域と右領域との1又は複数の眼の候補と、それぞれ図6(b)に示すような眼のサンプルとのマッチングをとることにより、左眼像と右眼像とを判別し、これらの黒目部分の位置座標を求める。続いて、求めた黒目部分の位置座標と目の中心との上下方向及び左右方向のずれの量から、左眼と右眼との上下方向及び左右方向の回転角を求める。
次に、顔向きに関しては、CPU14は、まず、画像メモリ12に記憶した顔画像をソーベルフィルタ処理し、横エッジ(顔の上下両側端)と縦エッジ(顔の左右両側端)を検出する。
続いて、顔の二値化画像から顔の重心(中心位置)を求める。
そして、顔の重心の、縦エッジ及び横エッジに対する位置関係等から運転者7の上下方向の顔向きと左右方向の顔向きを、図7(a)と(b)に示すように、頭部の中心を基準とする角度で求める。
このようにして、視線方向及び顔向きの検出(ステップS32)が終わると、CPU14は、検出した視線方向及び顔向きに基づいて、運転者7の注視方向を判別する(ステップS33)。
具体的には、CPU14は、ステップS32で判別した、顔の左右方向の向き、顔の上下方向の向き、視線の左右方向の向き、及び、視線の上下方向の向きの組み合わせを、ROM13に格納されている図8に示す注視方向テーブルに適合し、一致する注視方向を選択する。
例えば、左右方向の顔向きが+10°、上下方向の顔向きが+7°、左右方向の視線の方向が+15°、上下方向の視線の向きが−10°であると検出されたとすると、この組み合わせは、図8に示す注視方向テーブルの第1列の組み合わせに該当し、注視方向は「前方下方向」であると判別される。
次に、CPU14は、判別した注視方向に基づき、RAM15に設けられた注視方向フラグをセットする、注視方向フラグセット処理に移る(ステップS34)。
即ち、CPU14は、図4のステップS33で、注視方向がモニタ6の方向であると判別したときには、モニタ方向を示す注視方向フラグ「1」をセットする(ステップS341;Yes、ステップS345)。
また、注視方向が前方下方向であると判別したときには(ステップS342;Yes)、注視方向フラグ「2」をセットする(ステップS346)。
さらに、注視方向が前方左下方向であると判別したときには(ステップS343;Yes)、注視方向フラグ「3」をセットする(ステップS347)。
また、注視方向が左方向であると判別したときには(ステップS344;Yes)、注視方向フラグ「4」をセットする(ステップS348)。
さらに、注視方向がその他の方向であると判別したときには(ステップS344;No)中心方向フラグ「0」をセットする(ステップS349)。
注視方向フラグセット処理(ステップS341〜S349)が完了すると、処理は、図4に示す注視方向検出処理(ステップS3)も終了し、図3の表示画像切替処理に戻る。
表示画像切替処理に戻ると、CPU14は注視方向フラグが「0」であるか、即ち、注視方向が、モニタ6でも、CCDカメラ群1の撮像範囲でもないか、を判別する(ステップS4)。
ステップS4で、注視方向フラグが「0」であると判別すると(ステップS4;Yes)、モニタ6の表示をナビ画面に切り替え、再び運転者7の注視方向を検出するためにステップS3に処理を戻す。ただし、すでに、ナビ画面が表示されている場合は切り替えない(ステップS5)。
ステップS4で、注視方向フラグが「0」でないと判別すると(ステップS4;No)、注視方向フラグが「1」であるか、即ち注視方向がモニタ6の方向であるか否か、を判別する(ステップS6)。
ステップS6で、注視方向フラグが「1」であると判別すると(ステップS6;Yes)、運転者7はモニタ画面を注視していることになるので、ナビ画面に表示中の地図情報等を参照中か、運転者7の死角である車両周辺画像を参照中であるので、モニタ6の画像は切り替えない。そして、再び運転者7の注視方向を検出するためにステップS3に処理を戻す。
ステップS6で、注視方向フラグが「1」でないと判別すると(ステップS6;No)、注視方向フラグが「2」であるか、即ち注視方向が前方下方向であるか否かを、を判別する(ステップS7)。
ステップS7で、注視方向フラグが「2」であると判別すると(ステップS7;Yes)、運転者7は前方下方向を注視していることになる。
そこで、CPU14は、キャプチャ11を制御して、車両100の前方下方向を撮像するCCDカメラ1aの出力画像データをキャプチャさせ、モニタ6に供給させることにより、CCDカメラ1aが撮像した車両前方下方向の死角域の画像をモニタ6に表示させる(ステップS9)。ただし、既に前方下方向を表示中であれば処理をしない。そして、再び運転者7の注視方向を検出するためにステップS3に処理を戻す。
ステップS7の判別の結果、注視方向フラグが「2」でないと判別すると(ステップS7;No)、注視方向フラグが「3」であるか否か、即ち注視方向が前方左下方向であるか否か、を判別する(ステップS8)。
ステップS8で、注視方向フラグが「3」であると判別すると(ステップS8;Yes)、運転者7は前方左下方向を注視していることになる。
そこで、CPU14は、キャプチャ11を制御して、車両100の前方左下方向を撮像するCCDカメラ1bの出力画像データをキャプチャさせ、モニタ6に供給させることにより、CCDカメラ1bが撮像した車両前方左下方向の死角域の画像をモニタ6に表示させる(ステップS10)。ただし、既に前方左下方向を表示中であれば処理をしない。そして、再び運転者7の注視方向を検出するためにステップS3に処理を戻す。
ステップS8で、注視方向フラグが「3」でないと判別すると(ステップS8;No)、注視方向フラグは「4」ということ、即ち、運転者7は左方向を注視していることになる。
そこで、CPU14は、キャプチャ11を制御して、車両100の左方向を撮像するCCDカメラ1cの出力画像データをキャプチャさせ、モニタ6に供給させることにより、CCDカメラ1cが撮像した車両左方向の死角域の画像をモニタ6に表示させる(ステップS11)。ただし、既に左方向を表示中であれば処理をしない。そして、再び運転者7の注視方向を検出するためにステップS3に処理を戻す。
ステップS3〜S11の処理を繰り返すことで、CPU14は、運転者7の注視方向に応じて、画像を自動で切り替えることができる。
次に、図8に示す注視方向テーブルと、図9に示す注視方向の時系列データと、を用いて上記構成を備える車両周辺表示装置の動作の具体例を説明する。
図9は、左横に駐車車両のある駐車場から運転者7が車両を左方向に出発させる場合の注視方向の時系列データである。
時刻0〜t1では、顔向きの左右が0°、上下が0°、視線の左右が0°、上下0°、で運転者7は正面方向を向いていることとなり、CPU14は画像を切り替えない。
時刻t1で、顔向きの左右が+30°、上下が+10°、視線の左右が+30°、上下が−10°、となり、CPU14は注視方向テーブルから、前方左下方向を注視方向として判別し、CCDカメラ1bで撮像する前方左下方向画像をモニタ6に表示させる(ステップS10)。
時刻t2で、顔向きの左右が+30°、上下が−10°、視線の左右が+30°、上下が+10°、となり、CPU14は注視方向テーブルから、モニタ方向を注視方向として判別し、CCDカメラ1bで撮像する前方左下方向画像をモニタ6に表示させ続ける(ステップS3、S4、S6)。
時刻t3で、顔向きの左右が+60°、上下が+10°、視線の左右が+60°、上下が−10°、となり、CPU14は注視方向テーブルから、左方向を注視方向として判別し、CCDカメラ1cで撮像する左方向画像をモニタ6に表示させる(ステップS11)。
時刻t4で、顔向きの左右が+30°、上下が−10°、視線の左右が+30°、上下が+10°、となり、CPU14は注視方向テーブルから、モニタ方向を注視方向として判別し、CCDカメラ1cで撮像する左方向画像をモニタ6に表示させ続ける(ステップS3、S4、S6)。
時刻t5以降、顔向きの左右が0°、上下が0°、視線の左右が0°、上下0°、で運転者7は正面方向を向いていることとなり、CPU14は、ナビ画像をモニタ6に表示させる(ステップS5)。
以上のように、上記実施の形態に係る車両周辺表示装置によれば、運転者7の特別な操作や大きな動きを必要とせず、CPU14が、赤外線カメラ2で撮像された画像情報から運転者7の顔向きと視線を検出し、運転者7の注視方向を判別して、その注視方向を基に、モニタ6に表示する画像を、運転者7の意図する画像に自動で切り替える。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
注視方向の判別は、積分機能により、ある所定時間(例えば1秒)注視を続けたことにより判別してもよい。あるいは、ある所定時間(例えば3秒)の間に運転者7が注視した頻度を計測して、頻度が所定回数(例えば2回)を超えた方向を注視方向として判別するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、画像処理によって視線方向と顔向きを検出し、視線方向と顔向きの組み合わせで運転者7の注視方向を判別していた。赤外線照射によって運転者7の眼の網膜による赤外光の再帰反射を発生させ、その反射光を検出することによって運転者7の注視方向を判別してもよい。
図1、図2を参照して説明したシステム構成も一例であり、任意に変更可能である。例えば、上記実施の形態では周辺を撮像するCCDカメラ群1は3台であったが、後方にCCDカメラを増設するなど、台数を増減してもよい。
また、上記実施の形態では、ECU10がモニタ6に表示する画像を制御し切り替えていたが、CCDカメラ群1やナビゲーション装置4を画像セレクタ等に接続し、ECU10が画像セレクタ等を制御することによりモニタ6に表示する画像を切り替えてもよい。
上記実施の形態では右ハンドル車の車両100に設けられた車両周辺表示装置について説明した。左ハンドル車でも、上記実施の形態のCCDカメラ群1の設置場所を左右変更し、視線と顔向きの検出時の、顔向きの左右角度のプラスマイナス、視線の左右角度のプラスマイナスを逆にすることで本発明は実施可能である。
また、上記実施の形態では、CPU14が実行するプログラムは、ROM13に記憶されていたが、予め任意の記憶媒体に記憶したり、ネットワークを介して任意の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
上記実施の形態では、運転者7のモニタ6への注視が検出されてもナビ画面を表示し続けていたが、運転者7の注意力低下の防止のため、運転者7のモニタ6への注視が検出されると、モニタ6の表示を消すなどするようにしてもよい。
1 CCDカメラ群 (車両周辺撮像手段)
2 赤外線カメラ (注視方向検出手段)
3 赤外線照明 (注視方向検出手段)
4 ナビゲーション装置
5 受光センサ
6 モニタ (表示手段)
10 ECU (注視方向検出手段、表示画像切替手段)

Claims (5)

  1. 車両に設けられ、運転者の死角となる前記車両の周辺を異なった位置から撮像する複数の車両周辺撮像手段と、
    前記車両内に設けられ、画像を画面に表示する表示手段と、
    前記車両の運転者の注視する方向を検出する注視方向検出手段と、
    前記注視方向検出手段により検出した運転者の注視する方向に基づいて、前記車両周辺撮像手段のいずれかを選択し、選択した車両周辺撮像手段の撮像した画像を前記表示手段に表示させる表示画像切替手段と、
    前記注視方向検出手段により検出した運転者の注視する方向が、前記表示手段の方向であるか否かを判別する判別手段と、を備え、
    前記表示画像切替手段は、前記判別手段により前記表示手段の方向であると判別したときに、前記表示手段の表示を切り替えないように制御することを特徴とする車両周辺表示装置。
  2. 前記注視方向検出手段は、運転者が所定の時間継続して注視した方向を、運転者の注視する方向であると判別することを特徴とする、請求項1に記載の車両周辺表示装置。
  3. 前記注視方向検出手段は、運転者が所定の時間内に所定の回数注視した方向を、運転者の注視する方向であると判別することを特徴とする、請求項1に記載の車両周辺表示装置。
  4. 前記注視方向検出手段は、運転者の視線方向と顔の向きに基づき、運転者の注視する方向を判別することを特徴とする、請求項1に記載の車両周辺表示装置。
  5. 前記注視方向検出手段は、運転者の顔の向きが左右・上下、視線の向きが左右・上下においてどの範囲を向いているかにより注視方向を決めるテーブルが設定されており、該テーブルに基づいて運転者の注視する方向を検出することを特徴とする、請求項1に記載の車両周辺表示装置。
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