JP5201036B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、エンジンと、第1モータと、車軸に連結された駆動軸とエンジンのクランクシャフトと第1モータの回転軸とに接続された遊星歯車機構と、駆動軸に接続された第2モータと、第1モータおよび第2モータと電力のやりとりを行なうバッテリと、を備えるハイブリッド自動車において、制動時にバッテリの温度が低温の閾値未満のときやバッテリの残容量(SOC)が100%に近い閾値以上のときには、バッテリが充電できない状態にあると判断し、制動力を与える第2モータの回生制御により得られる電力が第1モータで消費されるよう第1モータのトルク指令を設定して二つのモータを制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、上述の制御により、バッテリが充電できない状態であっても第2モータを回生制御して制動力を得ることができるようにしている。
特開2004−312962号公報
上述のハイブリッド自動車では、バッテリの温度が低いときにアクセルオフの状態からアクセルペダルが大きく踏み込まれたときには第1モータが過回転する恐れが生じる。アクセルオフの状態からアクセルペダルが大きく踏み込まれたときには、デファレンシャルギヤなどのギヤ機構でトルクの作用方向が急変するためにギヤ機構の歯打ち音などの異音が生じるのを抑制するために、駆動軸へのトルクの上昇を通常時よりゆっくり行なうことが行なわれている。このとき、エンジンをアクセルペダルの踏み込み量に応じて比較的高回転高トルクで運転するためには、第1モータも比較的高回転高トルクで駆動する必要が生じるが、バッテリが低温であるためにバッテリを充電することができる電力を制限しているときには、第1モータから十分なトルクを出力することができず、エンジンからのトルクにより第1モータの回転数が急上昇し、第1モータが過回転する恐れが生じてしまう。
本発明のハイブリッド自動車は、バッテリの温度が低いときにアクセルオフからアクセルペダルが大きく踏み込まれたときでも発電機が過回転するのを抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能なバッテリと、アクセル操作に応じた前記駆動軸に出力すべき要求トルクに基づいて設定される前記内燃機関から出力すべき要求パワーにレート処理によって一致するよう制御用パワーを設定し、前記要求パワーにレート処理によって一致するよう制御用トルクを設定する際に前記制御用トルクが値0を含む所定トルク範囲外のときには第1のレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定すると共に前記制御用トルクが前記所定トルク範囲内のときには前記第1のレート値より小さく前記制御用トルクによって変化する第2のレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定し、前記バッテリを充放電してもよい最大電力としての入出力制限の範囲内で前記内燃機関の回転数とトルクとに課される所定の制約をもって前記内燃機関から前記制御用パワーが出力されると共に前記制御用トルクが前記駆動軸に出力されて走行するよう制御する制御手段と、を備えるハイブリッド自動車において、
前記制御手段は、前記バッテリの温度が0℃よりも低い所定温度未満のときにアクセルオフからアクセルオンに伴って前記制御用トルクが前記所定トルク範囲内となるときには、前記第1のレート値以下の下限ガード値で前記第2のレート値をガードして得られるレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定する手段である、
ことを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、バッテリの温度が0℃よりも低い所定温度未満のときにアクセルオフからアクセルオンに伴って制御用トルクが所定トルク範囲内となるときには、第1のレート値以下の下限ガード値で第2のレート値をガードして得られるレート値を用いたレート処理によって制御用トルクを設定し、バッテリを充放電してもよい最大電力としての入出力制限の範囲内で内燃機関の回転数とトルクとに課される所定の制約をもって内燃機関から制御用パワーが出力されると共に制御用トルクが駆動軸に出力されて走行するよう制御する。即ち、バッテリの温度が所定温度未満のときには、バッテリの温度が所定温度以上のときの第2のレート値以上のレート値を用いたレート処理により制御用トルクを設定して制御するのである。このため、バッテリの温度が所定温度未満のときには、バッテリの温度が所定温度以上のときより制御用トルクの上昇の程度が大きくなり、バッテリの温度が低いためにバッテリを充電することができる電力が制限されているときに制御用トルクの上昇が遅い一方で内燃機関の制御用パワーの上昇が早いことによって生じ得る発電機の過回転を抑制することができる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるレート値設定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、ガソリンや軽油などを燃料とするエンジン22と、エンジン22を駆動制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという。)24と、エンジン22のクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36にリングギヤが接続されたプラネタリギヤ30と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されたモータMG1と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子が駆動軸36に接続されたモータMG2と、モータMG1,MG2を駆動するためのインバータ41,42と、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子をスイッチング制御することによってモータMG1,MG2を駆動制御するモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという。)40と、インバータ41,42を介してモータMG1,MG2と電力をやりとりするバッテリ50と、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbやシフトレバーのポジションを検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキポジションBP,車速センサ88からの車速Vを入力すると共にエンジンECU24やモータECU40と通信して車両全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット50と、を備える。
実施例のハイブリッド自動車20は、基本的には、ハイブリッド用電子制御ユニット70によって実行される以下に説明する駆動制御によって走行する。ハイブリッド用電子制御ユニット70では、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accと車速センサ88からの車速Vとに応じて走行のために駆動軸36に要求される要求トルクを設定すると共に駆動軸36に実際に出力する制御用トルクTd*がレート処理により要求トルクに一致するよう制御用トルクTd*を設定する。また、要求トルクに駆動軸36の回転数(例えば、モータMG2の回転数や車速に換算係数を乗じて得られる回転数)を乗じて得られる走行に要求される走行用パワーとバッテリ50から放電可能な電力量としての残容量(SOC)に基づいて設定されるバッテリ50の充放電要求パワーとの和としてエンジン22から出力すべき要求パワーを設定すると共にエンジン22から実際に出力する制御用パワーPe*がレート処理により要求パワーに一致するよう制御用パワーPe*を設定する。続いて、バッテリ50の温度Tbに基づいて設定されるバッテリ50から充放電してもよい最大電力としての入出力制限の範囲内で制御用パワーPe*とエンジン22を効率よく運転することができるエンジン22の回転数とトルクとの制約としての動作ライン(例えば燃費最適動作ライン)とを用いてエンジン22の目標回転数と目標トルクとを設定すると共にエンジン22の回転数が目標回転数となるようにするための回転数フィードバック制御によりモータMG1から出力すべきトルクとしてのトルク指令を設定し、更に、制御用トルクTd*からモータMG1をトルク指令で駆動したときにプラネタリギヤ30を介して駆動軸36に作用するトルクを減じて得られるトルクをモータMG2のトルク指令として設定する。そして、設定したエンジン22の目標回転数と目標トルクとをエンジンECU24に送信すると共にモータMG1,MG2のそれぞれのトルク指令をモータECU40に送信する。目標回転数と目標トルクとを受信したエンジンECU24は、目標回転数と目標トルクとによってエンジン22が運転されるようエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを実行し、モータMG1,MG2のそれぞれのトルク指令を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子をスイッチング制御する。
次に、実施例のハイブリッド自動車20の駆動制御における制御用トルクTd*を設定する際のレート値Trtの設定について説明する。図2は、実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるレート値設定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、数msec毎)に実行される。レート値設定処理ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70は、制御用トルクTd*やアクセル開度Acc,電池温度Tbを入力し(ステップS100)、制御用トルクTd*の絶対値が値0近傍の所定トルク範囲を設定するための閾値Tdref1未満であるか否かを判定し(ステップS110)、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1以上のときには通常の値T1をレート値Trtに設定して(ステップS120)、本ルーチンを終了する。一方、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときには、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1より更に小さな閾値Tdref2未満であるか否かを判定し(ステップS130)、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2以上のときには通常の値T1より小さな値T2をレート値Trtに設定し(ステップS140)、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2未満のときには値T2より更に小さな値T3をレート値Trtに設定する(ステップS150)。そして、電池温度Tbが0℃より低い閾値Tbref(例えば、−20℃など)未満であるか否かアクセル開度Accに基づいてアクセルオフからアクセルオンであるか否かを判定し(ステップS160,S170)、電池温度Tbが0℃より閾値Tbref未満で且つアクセルオフからアクセルオンであるときには値T1以下で値T3より大きい値として予め設定されたレート値下限ガードTlimで設定したレート値Trtを下限ガードして、即ち、設定したレート値Trtとレート値下限ガードTlimとのうち大きい方をレート値Trtと再設定して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。電池温度Tbが閾値Tbref以上であったりアクセルオフからアクセルオンではないときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときには、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2未満のときには値T3をレート値Trtに設定し、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2以上で閾値Tdref1未満のときには値T2をレート値Trtに設定することにより、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2未満の制御用トルクTd*が値0に極近傍のときには値T3のレート値Trtを用いたレート処理により制御用トルクTd*を設定することにより制御用トルクTd*をゆっくり増減し、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2以上で閾値Tdref1未満の制御用トルクTd*が値0に比較的近傍のときには通常の値T1より小さいが値T3より大きい値T2のレート値Trtを用いたレート処理により制御用トルクTd*を設定することにより制御用トルクTd*を通常よりは遅いが制御用トルクTd*が値0の極近傍のときより早く増減するようにして、制御用トルクTd*が値0の近傍のときにトルク脈動などにより生じ得るプラネタリギヤ30やデファレンシャルギヤ37の歯打ち音を抑制することができる。一方、電池温度Tbが閾値Tbref未満で且つアクセルオフからアクセルオンのときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときには、値T1以下で値T3より大きいレート値下限ガードTlimで設定したレート値Trtを下限ガードすることにより、バッテリ50の温度Tbが低いためにバッテリ50の入出力制限が制限されているときに制御用トルクTd*の上昇が遅い一方でエンジン22の制御用パワーPe*の上昇が早いことによって生じ得るモータMG1の過回転を抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、バッテリ50の温度Tbが0℃より低い閾値Tbref未満で且つアクセルオフからアクセルオンのときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときには、通常のレート値Trtとして用いる値T1以下のレート値下限ガードTlimで設定したレート値Trtを下限ガードするから、バッテリ50の温度Tbが低いためにバッテリ50の入出力制限が制限されているときに制御用トルクTd*の上昇が遅い一方でエンジン22の制御用パワーPe*の上昇が早いことによって生じ得るモータMG1の過回転を抑制することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、プラネタリギヤ30が「遊星歯車機構」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、図2のレート値設定処理ルーチンにより、制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1以上のときには通常の値T1をレート値Trtに設定し、電池温度Tbが閾値Tbref以上であったりアクセルオフからアクセルオンではなかったりしたときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2未満のときには値T3をレート値Trtに設定し制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref2以上で閾値Tdref1未満のときには値T2をレート値Trtに設定し、バッテリ50の温度Tbが0℃より低い閾値Tbref未満で且つアクセルオフからアクセルオンであるときに制御用トルクTd*の絶対値が閾値Tdref1未満のときには通常のレート値Trtとして用いる値T1以下のレート値下限ガードTlimで設定したレート値Trtを下限ガードしてレート値Trtを設定し、アクセル開度Accと車速Vとに応じて走行のために駆動軸36に要求される要求トルクを設定すると共に駆動軸36に実際に出力する制御用トルクTd*が設定したレート値Trtを用いたレート処理により要求トルクに一致するよう制御用トルクTd*を設定し、要求トルクに駆動軸36の回転数を乗じて得られる走行に要求される走行用パワーとバッテリ50の残容量(SOC)に基づいて設定される充放電要求パワーとの和として要求パワーを設定すると共にエンジン22から実際に出力する制御用パワーPe*がレート処理により要求パワーに一致するよう制御用パワーPe*を設定し、バッテリ50の温度Tbに基づいて設定されるバッテリ50の入出力制限の範囲内で、制御用パワーPe*と動作ラインとを用いてエンジン22の目標回転数と目標トルクとを設定すると共にエンジン22の回転数が目標回転数となると共に制御用トルクTd*が駆動軸36に出力されるようモータMG1,MG2のトルク指令を設定し、エンジン22の目標回転数と目標トルクについてはエンジンECU24に送信すると共にモータMG1,MG2のトルク指令についてはモータECU40に送信するハイブリッド用電子制御ユニット70と目標回転数と目標トルクとを受信してエンジン22を制御するエンジンECU24とモータMG1,MG2のトルク指令を受信してモータMG1,MG2を駆動制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、50 バッテリ、51 温度センサ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、82 シフトポジションセンサ、84 アクセルペダルポジションセンサ、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. 内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能なバッテリと、アクセル操作に応じた前記駆動軸に出力すべき要求トルクに基づいて設定される前記内燃機関から出力すべき要求パワーにレート処理によって一致するよう制御用パワーを設定し、前記要求トルクにレート処理によって一致するよう制御用トルクを設定する際に前記制御用トルクが値0を含む所定トルク範囲外のときには第1のレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定すると共に前記制御用トルクが前記所定トルク範囲内のときには前記第1のレート値より小さく前記制御用トルクによって変化する第2のレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定し、前記バッテリを充放電してもよい最大電力としての入出力制限の範囲内で前記内燃機関の回転数とトルクとに課される所定の制約をもって前記内燃機関から前記制御用パワーが出力されると共に前記制御用トルクが前記駆動軸に出力されて走行するよう制御する制御手段と、を備えるハイブリッド自動車において、
    前記制御手段は、前記バッテリの温度が0℃よりも低い所定温度未満のときにアクセルオフからアクセルオンに伴って前記制御用トルクが前記所定トルク範囲内となるときには、前記第1のレート値以下の下限ガード値で前記第2のレート値をガードして得られるレート値を用いた前記レート処理によって前記制御用トルクを設定する手段である、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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