JP5199058B2 - 画像読取装置、画像読取方法及びプログラム並びに画像読取システム - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み取る画像読取装置に関する。
原稿を一枚づつ搬送して画像を読み取る画像読み取り装置の場合、通常は搬送できる原稿の最大サイズを超える原稿を読み取ることはできない。そこで、原稿を半折りすることで、最大サイズを超える原稿を読み取れるようにすることが提案されている(特許文献1)。最大サイズを超える原稿を半分に折って搬送し、その両面読み取りを行うと、その原稿の片面全体が、表裏2枚の画像として取得できる。そして、この2枚の画像を連結することで、本来その画像読み取り装置が読み取ることのできない大きさの原稿を読み取ることができるようになる。例えば、A4サイズまでの両面読み取りが可能な読み取り装置において、A3サイズの原稿を半分に折り畳み、折り畳んだままの状態で両面読み取りを行い、読み取った表裏画像を連結することで、A3サイズの原稿の画像が得られることになる。この読み取り方法を大判読み取りと呼ぶ。
特許第3437249号公報
大判読み取りは、通常、ユーザが大判読み取りモードを指定した場合に実行される。大判読み取りモードが設定されている状態で、半折りされていない最大サイズ以下の通常の原稿が読み取られると、原稿の表裏の画像を連結した画像が生成される。このため、ユーザが大判読み取りモードが設定されていることに気付かずに、最大サイズ以下の通常の原稿の読み取りを行ってしまった場合、ユーザが意図しない画像が生成されてしまう。
本発明の目的は、ユーザの意図に反して大判読み取りによる画像が生成されてしまうことを防止することにある。
本発明によれば、例えば、搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された状態の原稿か否かを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて原稿が半折された状態の原稿か否かを判定する判定手段と、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された状態の原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置が提供される。
本発明によれば、ユーザの意図に反して大判読み取りによる画像が生成されてしまうことを防止することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置100の模式図である。以下、画像読取装置100が備える各構成について説明する。シート積載部101は、読取対象となる原稿であるシートSを積載収納する。排出積載部102は画像読取処理を終えたシートSを積載収納する排出積載部である。
画像読取装置100は、シートSをシート積載部101から排出積載部102まで搬送する装置として以下の各構成を備える。搬送ガイド103、104はシートSの搬送路を規定し、搬送ガイド103は搬送路の下側、搬送ガイド104は搬送路の上側を規定している。
ピックアップローラ111は、シート積載部101に積載されたシートSを装置内部に向けて給送する。このピックアップローラ111はローラ保持部材112に支持されている。ローラ保持部材112は、送りローラ113の軸を中心に回動可能に支持され、ピックアップローラ111をシート積載部101に積載されたシートSの最上面に当接する当接位置と積載を妨げない離間位置とに移動可能に支持している。また、送りローラ112には、モータ等の不図示の駆動源により回転駆動され、その駆動力はピックアップローラ111に伝達される。
シート規制部材115は、積載されたシート先端Sの位置を規制すると共に、その先端を揃える部材である。シート規制部材115は、下側の搬送ガイド103の傾斜部分と略平行な実線の位置と、破線の位置と、でモータ等の不図示の駆動源により回動される。シート規制部材115は、シートSを搬送する場合は実線の位置に移動し、シートSをシート積載部101に搭載する場合には破線位置に移動する。破線位置にシート規制部材115が移動するとき、シート規制部材115がローラ保持部材112の一部と当接して、シートSの積載を妨げない離間位置にピックアップローラ111が退避する。
ピックアップローラ111が当接位置にある状態で、その回転を開始すると、最上位のシートSが送りローラ113と分離ローラ114との間に導かれる。分離ローラ114は、送りローラ113の送り方向に対して逆方向にシートSを戻すように回転駆動され、これにより、複数枚のシートSが搬送されてきた場合に、一枚に捌くことができる。なお、後述する大判読み取りモードが設定されている場合には、分離ローラ114は送りローラ113と同方向に原稿を送るよう回転し、シートSの捌き動作が行われないようにする。
搬送ローラ121乃至124はモータ等の不図示の駆動源により回転駆動される。なお、送りローラ113、搬送ローラ121乃至124の駆動源は共通のものとすることができる。各搬送ローラ121乃至124には、従動ローラ131乃至134が押圧されるように配置されてローラ対を構成している。送りローラ113及び分離ローラ114を通過したシートSは、これらのローラ対に狭持搬送されて排出積載部102まで搬送される。
次に、シートSを搬送する装置以外の画像読取装置100の構成を説明する。重送検出部160は、搬送されるシートSが重送されているか(2枚以上同時に搬送されているか)を検出する。本実施形態の場合、重送検出部160は、超音波発信器161と、超音波受信器162と、を備える。超音波発信器161と超音波受信器162とは、搬送されるシートSを挟んで対峙する位置に配置される。超音波発信器161から超音波信号は、シートSを通過することにより減衰し、通過するシートSの枚数が多いほど減衰量が大きくなる。そこで、予め超音波信号がシートSを一枚通過した場合と、2枚以上通過した場合とで超音波受信器162が受信した超音波信号の振幅の変化を調べておき、判定用の閾値を決定することで、搬送されるシートSが重送されているかを検出できる。判定用の閾値は、本実施形態の場合、2枚重送を判定する閾値と、3枚以上の重送を判定する閾値との2種類使用する。なお、本実施形態では、超音波を用いて重送を検出するが、たとえば赤外線を利用して重送を検出する方式等、他の方式も採用可能である。
画像読取ユニット140及び150は、それぞれ、光源141、152と、イメージセンサ142、152と、を備え、光源141、152からの光がシートSで反射した反射光をイメージセンサ142、152で受光してシートS上の画像を読み取る。イメージセンサ142、152は、CCDラインセンサやCMOSラインセンサ等である。シート積載部101において、シートSがその表面を上にして積載されることを前提とすると、画像読取ユニット140はシートSの表側からシートSを読み取り、画像読取ユニット150はシートSの裏側からシートSを読み取る。つまり、画像読取ユニット140はシートSの表面の画像を、画像読取ユニット150はシートSの裏面の画像を読み取る。センサ163は、シートSの排出を検出するセンサであり、例えば、光センサである。
次に、画像読取装置100の制御系の構成について説明する。図2は、画像読取装置100の制御系のブロック図である。画像読取装置100は、制御部10を備える。制御部10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、入出力I/F(インターフェース)14と、通信I/F(インターフェース)15と、を備える。
CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムを実行し、画像読取装置100全体の制御を行う。ROM12には、CPU11が実行するプログラムや、重送判定用の閾値(2枚用、3枚以上用)等の固定的なデータが記憶される。RAM13には、イメージセンサ142、152が読み取った画像データや、CPU11の演算結果といった可変データが記憶される。ROM12及びRAM13は他の記憶手段でもよい。
入出力I/F14には以下の構成が接続され、CPU11とデータの入出力が行われる。ディスプレイ20は、ユーザに対して各種の情報を提示する表示装置である。操作部21は、ユーザが各種の指示等を入力するための入力装置である。駆動回路32は、送りローラ113等を駆動するモータ31をCPU11の命令に従って駆動する。センサ163は、上記の通り、シートSの排出を検出するセンサであり、その検出結果をCPU11は取得することができる。
駆動回路33は超音波発信器161をCPU11の命令に従って駆動する。駆動回路34は光源141、151をCPU11の命令に従って駆動する。増幅回路35は超音波受信器162から出力されるアナログ信号を増幅し、A/D変換回路36は増幅された信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。これにより、超音波受信器162の検出結果をCPU11は取得することができる。
A/D変換器37及び画像処理回路38は、各イメージセンサ142、152毎に設けられる。A/D変換器37はイメージセンサ142、152が出力する、画像を示す信号をアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。画像処理回路38はA/D変換器37が変換したデジタル画像信号に対して、カラーバランス等の調整を行う。CPU11は、画像処理回路38から出力される画像信号を取得することができる。
通信I/F15には、PC(パソコン)200が接続可能であり、これによりCPU11はPC200と通信可能である。通信I/F15はネットワークに接続するためのインターフェースであってもよい。
図3はPC200のブロック図である。PC200は一般的なパソコンであり、制御部210を備える。制御部210は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、HDD(ハードディスクドライブ)214と、入出力I/F(インターフェース)215と、通信I/F(インターフェース)216と、を備える。
CPU211は、ROM212やHDD214に記憶されたプログラムを実行する。HDD214には例えば画像読取装置100用のドライバが記憶される。ROM212及びRAM213及びHDD214は他の記憶手段でもよい。入出力I/F215には、キーボード、マウスといった入力部221や、ディスプレイ220が接続される。通信I/F216は画像読取装置100が接続される。
次に、画像読取装置100のCPU11又はPC200のCPU211が実行する処理について説明する。図4はモード指定処理を示すフローチャートである。モード指定処理は、画像読取装置100におけるシートSの読み取り態様を、ユーザの指定に従って設定する処理である。本実施形態では、以下の3種類のモードを想定する。なお、この他にも例えば白黒読み取りモードやカラー読み取りモード等を設定可能としてもよい。
片面読み取りモード:シートSの片面(ここでは表側)を読み取り、読み取った画像のファイルを生成する。
両面読み取りモード:シートSの両面を読み取り、読み取った表側の画像について1ファイル、裏側の画像について1ファイル、合計2つの画像ファイルを生成する。
大判読み取りモード:半折されたシートSの上面、下面を読み取り、読み取った上面の画像と下面の画像とを連結して1つの画像ファイルを生成する。
図5(a)乃至(d)を参照して大判読み取りについて説明する。図5(a)は、画像読取装置100で、半折せずに読み取り可能な大きさの2倍の大きさの原稿の例を例示している。例えば、画像読取装置100が半折せずにA4サイズまでの原稿が読み取り可能である場合、A3サイズの原稿である。
図5(a)の原稿を読み取るに際しては、図5(b)に示すように左方向に90度回転し、破線にて右半分を原稿の裏側に折り返してシート積載部101にセットする。この半折された原稿を搬送して、両面読み取りを行うと、画像読取ユニット140が読み取った画像は、図5(c)のようになり、画像読取ユニット150が読み取った画像は、図5(d)のようになる。そして、これらの画像を、原稿を半折した部分で連結して更に右に90度回転すると、図5(a)の原稿を読み取った画像が得られることになる。
図4のモード指定処理は、画像読取装置100のCPU11又はPC200のCPU211が実行することができる。画像読取装置100のCPU11が実行する場合、ユーザへのモード指定の案内はディスプレイ20により行い、ユーザのモード指定操作は操作部21で受け付ける。PC200のCPU211が実行する場合、ユーザへのモード指定の案内はディスプレイ220により行い、ユーザのモード指定操作は入力部221で受け付ける。
図4において、S1ではユーザが指定したモードが片面読み取りモードか否かを判定する。該当する場合はS4へ進み、該当しない場合はS2へ進む。S2ではユーザが指定したモードが両面読み取りモードか否かを判定する。該当する場合はS5へ進み、該当しない場合はS3へ進む。S3ではユーザが指定したモードが大判読み取りモードか否かを判定する。該当する場合はS6へ進み、該当しない場合はS1へ戻る。
S4では片面読み取りモードを、S5では両面読み取りモードを、S6では大判読み取りモードを、それぞれ設定する。モードの設定は、例えば、RAM13又はRAM213の所定の記憶領域にユーザが指定したモードの種類を記憶することにより行うことができる。
図6は読み取り処理を示すフローチャートである。ここでは読み取り処理を画像読取装置100のCPU11が実行する場合を例に挙げて説明する。画像読取装置100のCPU11は、操作部21を介したユーザの指示又はPC200を介したユーザの指示により読み取り処理を開始する。
S11では、シート積載部101に積載された最も上側のシートSの搬送を開始する。ここででは、送りローラ113の駆動によりピックアップローラ111を駆動し、シートSを装置内部に搬送する。このとき、大判読み取りモードが設定されている場合は分離ローラ114の回転方向は送りローラ113と同方向とし、大判読み取りモード以外のモードが設定されている場合は、分離ローラ114の回転方向は送りローラ113と逆方向とする。
S12では、現在のモードに応じて重送判定用の閾値を設定する。大判読み取りモードが設定されている場合は3枚以上の重送を判定する閾値を設定し、大判読み取りモード以外のモードが設定されている場合は、2枚重送を判定する閾値を設定する。大判読み取りモード設定時においては、シートSは半折されて搬送されるため、2枚重送を判定する閾値を用いると誤って重送と判定されることになる。そこで本実施形態では、大判読み取りモードが設定されている場合と、設定されていない場合とで、異なる閾値を設定している。これにより、大判読み取りモード設定時において、誤って重送と判定される場合を回避できる。閾値の設定はROM12から閾値を読み出してRAM13の所定の記憶エリアに記憶することで行うことができる。
S13では搬送中のシートSの重送を判定する。ここでは、超音波発信器161から超音波を発振し、超音波受信器162の受信結果を取得する。そして、S12で設定した閾値と、受信結果とを比較して重送の発生を判定する。例えば、受信した超音波信号の振幅(増幅回路35で増幅後の振幅)が閾値よりも小さい場合は重送発生と判定する。重送発生と判定した場合は、例えば、シートSの搬送を中断し、ユーザにエラー報知を行う。
S14では、シートSの画像を読み取る。片面読み取りモードが設定されている場合は、画像読取ユニット140のみで画像を読み取り、両面読み取りモード又は大判読み取りモードが設定されている場合は、画像読取ユニット140及び150の双方で画像を読み取る。S15では、センサ163の検出結果に基づいて、シートSの搬送を終了する。
S16では、大判読み取りモードが設定されているか否かを判定する。該当する場合はS17へ進み、該当しない場合はS18へ進む。S17では半折判定処理を、S18では画像ファイル作成処理を、それぞれ実行する。詳細は後述する。S19ではS18で作成した画像ファイルを、PC200へ出力して一単位の処理が終了する。
図7はS17の半折判定処理の例を示すフローチャートである。半折判定処理は、読み取り対象のシートSが半折されたものか否かを判定する処理である。本実施形態の場合、S13で取得した超音波受信器162の受信結果を、2枚重送を判定する閾値と比較してシートSが半折されたものか判定する。つまり、シートSが半折された状態はシートSが2枚重送された場合と同様の状態であるので、2枚重送を判定する閾値を半折判定の閾値として用いることで、シートSが半折されたものか否かを判定することができる。
図7において、S21ではS13で取得した超音波受信器162の受信結果が示す、超音波信号の振幅(増幅回路35で増幅後の振幅)が、2枚重送を判定する閾値よりも小さいか否かを判定する。小さい場合はS22へ進み、そうでない場合はS23へ進む。S22では、半折判定の結果を半折原稿であるとし、S23では半折判定の結果を通常原稿(半折されていない1枚のシート)であるとする。
図8はS18の画像ファイル作成処理の例を示すフローチャートである。画像ファイル作成処理は読み取った画像の画像ファイルを生成する処理である。S31では大判読み取りモードが設定されているか否かを判定する。該当する場合はS32へ進み、該当しない場合はS34へ進む。S32では、S17の半折判定の結果が半折原稿か否かを判定する。該当する場合はS33へ進み、該当しない場合はS35又は破線Lで示すようにS36へ進む。例えば、シートSの裏が白紙と判断した場合等ではS36へ進み、そうでなければS35へ進むことが好適である。
S33では連結処理を行う。ここでは、図5(a)乃至(d)を参照して説明したように、画像読取ユニット140で読み取った画像と、画像読取ユニット150で読み取った画像と、を連結して、1つの画像とした画像ファイルを作成する。S34では、両面読み取りモードが設定されているか否かを判定する。該当する場合は、S35へ進み、該当しない場合は、片面読み取りモードが設定されているとして、S36へ進む。
S35では、画像読取ユニット140で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成し、画像読取ユニット150で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成し、合計2つの画像ファイルを作成する。S36では画像読取ユニット140で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成する。以上により一単位が終了する。
このように本実施形態では、大判読み取りモードが設定されており、かつ、半折原稿と判定された場合にのみ、S33で連結処理がなされるて大判読み取りによる画像が生成される。よって、ユーザが誤って大判読み取りモードを設定した場合、或いは、大判読み取りモードが設定されていることに気付かずに、半折されていない通常のシートSの読み取りを行ってしまった場合であっても、大判読み取りによる画像が生成されない。よって、ユーザの意図に反して大判読み取りによる画像が生成されてしまうことを防止することができる。
また、大判読み取りモードが設定されており、かつ、半折原稿と判定されなかった場合には、S35(又はS36)の処理を実行することにより、片面単位の画像ファイルが生成される。したがって、読み取ったシートSの読み直しが不要となり、ユーザの利便性を向上できる。また、シート積載部101に複数の半折原稿を積載して連続的に読み込む場合、通常原稿が混在していても、読み取りモードを逐一設定し直す必要がなく、ユーザの利便性を向上できる。
なお、本実施形態では、搬送終了(S15)後に半折判定(S17)を行う構成としたが、半折判定はS13の重送判定時に同時に行ってもよい。また、大判読み取りモード設定中に半折原稿と判定されなかった場合に、S35の処理を実行するか、S36の処理を実行するか、を予めユーザが指定できるようにしてもよい。
<第2実施形態>
図9は、図6の読み取り処理に代わる他の読み取り処理の例を示すフローチャートである。図6と同じ処理については同じ符号を付して説明を割愛し、異なる処理について説明する。本実施形態の場合、半折判定(S17)の後、S40で報知処理を行う。また、S18の画像ファイル作成処理に代わる画像ファイル作成処理をS18’にて行う。
図10(a)はS40の報知処理の例を示すフローチャートである。S41では、S17の半折判定処理の判定結果が半折原稿か否かを判定する。該当する場合は一単位の処理を終了し、該当しない場合はS42へ進む。S42では表示処理を行う。ここでは、大判読み取りモードが設定されているが、読み取り原稿が半折された原稿でない旨を、ディスプレイ20に表示するか、又は、PC200に対してディスプレイ220に表示するように指示することで報知する。報知は音声を利用してもよい。
S43では、選択受付処理を行う。ここでは、ユーザは、操作部21又は入力部221を介して、例えば、以下のいずれかを選択できる。
○大判読み取りモードでの処理の続行。
○両面読み取りモード又は片面読み取りモードへの変更。
○処理の中止。
なお、両面読み取りモード又は片面読み取りモードへの変更は、今回に限った一時的な変更であってもよい。
図10(b)はS18’の画像ファイル作成処理を示すフローチャートである。S51では大判読み取りモードが設定されているか否かを判定する。該当する場合はS52へ進み、該当しない場合はS53へ進む。S52では連結処理を行う。ここでは、図5(a)乃至(d)を参照して説明したように、画像読取ユニット140で読み取った画像と、画像読取ユニット150で読み取った画像と、を連結して、1つの画像とした画像ファイルを作成する。S53では、両面読み取りモードが設定されているか否かを判定する。該当する場合は、S54へ進み、該当しない場合は、片面読み取りモードが設定されているとして、S55へ進む。
S54では、画像読取ユニット140で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成し、画像読取ユニット150で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成し、合計2つの画像ファイルを作成する。S55では画像読取ユニット140で読み取った画像について画像ファイルを1つ作成する。以上により一単位が終了する。
このように本実施形態では、大判読み取りモードが設定されており、かつ、半折原稿と判定されなかった場合には、これがユーザに報知され(S42)、別モード等への変更が可能となる(S43)。したがって、ユーザは、読み取ったシートSの読み直しを必要とせずに、本来意図する読み取りモードでの画像を得られ、ユーザの利便性を向上できる。
<第3実施形態>
上記第1及び第2実施形態では、半折判定(S17)を超音波受信器162の受信結果に基づき行ったが、画像読取ユニット140及び150が読み取った画像に基づいて行ってもよい。
図11(a)は半折判定処理(S17)の他の例を示すフローチャートである。S61では、画像読取ユニット140が読み取った画像及び画像読取ユニット140が読み取った画像の双方が白紙を読み取った画像でないか否かを判定する。双方が白紙画像でない場合はS62へ進んで半折原稿と判定し、いずれか一方又は双方が白紙画像である場合はS63へ進んで通常原稿と判定する。読み取り原稿が半折原稿ではなく、通常原稿の場合、裏面は白紙の可能性がある。従って、いずれかの読み取り面が白紙であれば、半折原稿ではないと判定できる。
なお、公知の画像読取装置として、読み取った画像が白紙などの背景しかない画像であることを検出し、このような本来は出力する必要のない不要な画像を出力しないようにする白紙スキップ機能を備えたものが提案されている。S61の判定においては、このような白紙スキップ機能を備えた装置における白紙画像の認識技術を用いればよい。
図11(b)は半折判定処理(S17)の他の例を示すフローチャートである。S71では、画像読取ユニット140が読み取った画像及び画像読取ユニット140が読み取った画像の双方がカラー画像であるか否かを判定する。双方がカラー画像である場合はS72へ進んで半折原稿と判定し、いずれか一方又は双方がカラー画像ではない場合はS73へ進んで通常原稿と判定する。読み取り原稿が半折原稿の場合、半折線を境に画像がカラー画像から白黒画像に変わることは通常ない。逆に、通常原稿の場合、裏面は白紙の可能性がある。従って、双方の読み取り面からカラー画像を読み取った場合は、半折原稿であると判定できる。
なお、公知の画像読取装置としては、読み取った画像は白黒画像なのにカラースキャンを行ってしまった場合に、カラー画像でないことを検出して自動的に白黒画像に変換して出力するカラー画像検出機能を備えたものが提案されている。S71の判定においては、このようなカラー画像検出機能を備えた装置におけるカラー/白黒画像の認識技術を用いればよい。
<第4実施形態>
上記各実施形態では、図6及び図9の読み取り処理を画像読取装置100のCPU11が実行するものとして説明したが、該読み取り処理の各工程の少なくとも一部の工程をPC200のCPU211が実行することもできる。例えば、S33、S52の連結処理は、CPU211が実行できる。この場合、画像読取ユニット140が読み取った画像及び画像読取ユニット140が読み取った画像は、先にPC200へ出力されることになる。
また、S17の半折判定もCPU211が実行できる。この場合、判定に必要な超音波受信器162の受信結果(第1実施形態)や、画像読取ユニット140及び150が読み取った画像(第3実施形態)は、先にPC200へ出力されることになる。本発明の画像読取装置は、上記のように各種処理の少なくとも一部をPC200等の外部装置が行うシステムとしても構成できる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置100の模式図である。 画像読取装置100の制御系のブロック図である。 PC200のブロック図である。 モード指定処理の例を示すフローチャートである。 (a)乃至(d)は大判読み取りの説明図である。 読み取り処理の例を示すフローチャートである。 S17の半折判定処理の例を示すフローチャートである。 S18の画像ファイル作成処理の例を示すフローチャートである。 図6の読み取り処理に代わる他の読み取り処理の例を示すフローチャートである。 (a)はS40の報知処理の例を示すフローチャート、(b)はS18’の画像ファイル作成処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は半折判定処理(S17)の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像読取装置
140、150 画像読取ユニット

Claims (22)

  1. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された状態の原稿か否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて原稿が半折された状態の原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された状態の原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    原稿に対して超音波を発信する超音波発信器と、
    前記超音波発信器に対向して配置される超音波受信器と、
    前記超音波受信器からの受信結果に基づいて前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記連結手段が連結した画像を出力する出力手段を備え、
    前記出力手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿でないと判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像及び前記第2読取手段が読み取った画像の少なくともいずれか一方を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿でないと判定した場合に、これをユーザに報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  5. 前記超音波発振器及び前記超音波受信器は、前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出手段であり、
    前記判定手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送検出手段が複数の原稿が重なって搬送されていることを検出した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  6. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出手段を備え、
    前記判定手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送検出手段が複数の原稿が重なって搬送されていることを検出した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取装置。
  7. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段とを備えており、
    前記判定手段は、前記第1読取手段の読み取った画像及び前記第2読取手段の読み取った画像が、両方とも白紙を読み取った画像でない場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取装置。
  8. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段とを備えており、
    前記判定手段は、前記第1読取手段が読み取った画像及び前記第2読取手段が読み取った画像の双方が、カラー画像である場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取装置。
  9. 搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出手段と、
    前記重送検出手段の検出結果と、判定閾値と、を比較して、重送が生じているか否かを判定する重送判定手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送判定手段が重送が生じていると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定し、
    前記判定閾値は、前記大判読み取りモードが設定されている場合と、設定されていない場合とで、異なる値が設定されることを特徴とする画像読取装置。
  10. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    搬送路上を搬送される原稿が半折された状態の原稿か否かを検出する検出工程と、
    前記検出工程により原稿が半折された状態の原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された状態の原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程と、
    を備えたことを特徴とする画像読取方法。
  11. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    原稿に対して超音波発信器から超音波を発信して超音波受信器から得られる超音波の受信結果に基づいて前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程と、
    を備えたことを特徴とする画像読取方法。
  12. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出工程と
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程とを備え
    前記判定工程は、前記設定工程において前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送検出工程において複数の原稿が重なって搬送されていることを検出した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取方法。
  13. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程とを備え
    前記判定工程は、前記第1読取手段の読み取った画像及び前記第2読取手段の読み取った画像が、両方とも白紙を読み取った画像でない場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取方法。
  14. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程とを備え
    前記判定工程は、前記第1読取手段の読み取った画像及び前記第2読取手段の読み取った画像の双方が、カラー画像である場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取方法。
  15. ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定工程と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出工程と、
    前記重送検出工程の検出結果と、判定閾値と、を比較して、重送が生じているか否かを判定する重送判定工程と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定工程と、
    前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定工程において半折された原稿であると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段が読み取った画像と、前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結工程とを備え
    前記判定工程は、前記設定工程により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送判定工程が重送が生じていると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定し、
    前記判定閾値は、前記大判読み取りモードが設定されている場合と、設定されていない場合とで、異なる値が設定されることを特徴とする画像読取方法。
  16. 請求項10乃至15のいずれか1項に記載の画像読取方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された状態の原稿か否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて原稿が半折された状態の原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された状態の原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取システム。
  18. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    原稿に対して超音波を発信する超音波発信器と、
    前記超音波発信器に対向して配置される超音波受信器と、
    前記超音波受信器からの受信結果に基づいて前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    とを備えたことを特徴とする画像読取システム。
  19. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出手段とを備え、
    前記判定手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送検出手段が複数の原稿が重なって搬送されていることを検出した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取システム。
  20. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段とを備え、
    前記判定手段は、前記第1読取手段の読み取った画像及び前記第2読取手段の読み取った画像が、両方とも白紙を読み取った画像でない場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取システム。
  21. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段とを備え、
    前記判定手段は、前記第1読取手段が読み取った画像及び前記第2読取手段が読み取った画像の双方が、カラー画像である場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする画像読取システム。
  22. 原稿の両面を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置に接続されるコンピュータとを備えた画像読取システムにおいて、
    搬送路上を搬送される原稿を、その表側から読み取る第1読取手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿を、その裏側から読み取る第2読取手段と、
    ユーザの指定に従って大判読み取りモードを設定する設定手段と、
    前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿か否かを判定する判定手段と、
    前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記判定手段が半折された原稿であると判定した場合に、前記第1読取手段が読み取った画像と、前記第2読取手段が読み取った画像と、を1つの画像に連結する連結手段と、
    前記搬送路上を複数の原稿が重なって搬送されているか否かを検出する重送検出手段と、
    前記重送検出手段の検出結果と、判定閾値と、を比較して、重送が生じているか否かを判定する重送判定手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記設定手段により前記大判読み取りモードが設定されている場合であって、前記重送判定手段が重送が生じていると判定した場合に、前記搬送路上を搬送される原稿が半折された原稿であると判定し、
    前記判定閾値は、前記大判読み取りモードが設定されている場合と、設定されていない場合とで、異なる値が設定されることを特徴とする画像読取システム。
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