JP2023074876A - 画像読取システムとその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】大判読み取りと白紙スキップ機能とを共に設定することはできず、大判読み取りを指定した場合は、白紙ページ機能を指定することができなかった。【解決手段】搬送路上を搬送される原稿の表面側から読み取って得た第1面の画像データと、前記原稿の裏面側から読み取って得た第2面の画像データを取得する読取手段を有し、半折された原稿を読み取る大判読み取りモードが設定され、白紙と判定された画像データを無効にする白紙スキップモードが設定されている場合に、白紙でないと判定された前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとに基づいて画像ファイルを生成する。【選択図】 図11
Description
本発明は、画像読取システムとその制御方法に関する。
原稿を一枚ずつ搬送し、その原稿の画像を読み取る画像読取装置では、通常、搬送できる原稿の最大サイズを超えるサイズの原稿を読み取ることはできない。そこで、そのようなサイズの原稿を半折りし、その半折した原稿の両面を読み取ることで、最大サイズを超える原稿を読み取れるようにすることが提案されている(特許文献1)。これにより最大サイズを超える原稿の画像が表裏2枚の画像として取得できる。そして、これら2枚の画像を連結することで、本来その画像読取装置が読み取ることのできない大きさの原稿の画像を取得できるようになる。例えば、A4サイズまでの両面読み取りが可能な画像読取装置において、A3サイズの原稿を半分に折り畳み、折り畳んだままの状態で両面読み取りを行い、読み取った表裏2枚の画像を連結することでA3サイズの原稿の画像を取得できる。このような画像読み取り方法を大判読み取りと呼ぶ。
またこの大判読み取りとは別に、読み取り対象の原稿が白紙の場合、その原稿を読み取った後、読み取って得られた画像データから、その原稿が白紙か否か判定し、白紙と判定した場合は、その画像データを出力しない(無効にする)という白紙スキップ機能がある。
大判読み取りは、通常、ユーザが大判読み取りモードを指定した場合に実行される。大判読み取りモードが設定されている状態で原稿を読み取ると、読み取った原稿の表裏2枚の画像を連結した画像データが生成される。
一方で、白紙スキップについても同様に、通常、ユーザが白紙スキップモードを指定した場合に実行される。白紙スキップモードが設定されている状態で原稿を読み取ると、読み取った原稿の内、白紙以外の原稿の画像データが出力される。
上述した大判読み取りと白紙スキップ機能とを共に設定することはできず、大判読み取りを指定した場合は、白紙スキップ機能を指定することができなかった。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像読取システムは以下のような構成を備える。即ち、
搬送路上を搬送される原稿の表面側から読み取って得た第1面の画像データと、前記原稿の裏面側から読み取って得た第2面の画像データを取得する読取手段と、
半折された原稿を読み取る大判読み取りモードを設定する第1設定手段と、
前記読取手段が取得した画像データが白紙か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により白紙と判定された画像データを無効にする白紙スキップモードを設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段により前記大判読み取りモードが設定され、前記第2設定手段により前記白紙スキップモードが設定されている場合に、前記判定手段が白紙でないと判定した前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとに基づいて画像ファイルを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
搬送路上を搬送される原稿の表面側から読み取って得た第1面の画像データと、前記原稿の裏面側から読み取って得た第2面の画像データを取得する読取手段と、
半折された原稿を読み取る大判読み取りモードを設定する第1設定手段と、
前記読取手段が取得した画像データが白紙か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により白紙と判定された画像データを無効にする白紙スキップモードを設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段により前記大判読み取りモードが設定され、前記第2設定手段により前記白紙スキップモードが設定されている場合に、前記判定手段が白紙でないと判定した前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとに基づいて画像ファイルを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、大判読み取りと白紙スキップ機能とを共に設定し、大判読み取り時においても、白紙ページをスキップできるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これら複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。尚、以下の実施形態では、画像読取装置100と情報処理装置(PC)217を有する画像読取システムを例に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る画像読取装置100の概略構成を説明する模式図である。以下、画像読取装置100が備える各構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る画像読取装置100の概略構成を説明する模式図である。以下、画像読取装置100が備える各構成について説明する。
シート積載部101は、読取対象となる原稿であるシートSを積載して収納する。排出積載部102は、読取処理を終えたシートSを積載して収納する排出積載部である。
画像読取装置100は、シートSをシート積載部101から排出積載部102まで搬送する装置として以下の各構成を備える。搬送ガイド103,104は、シートSの搬送路を規定し、搬送ガイド103は搬送路の下側、搬送ガイド104は搬送路の上側を規定している。ピックアップローラ111は、シート積載部101に積載されたシートSを装置内部に向けて給送する。このピックアップローラ111はローラ保持部材112に支持されている。ローラ保持部材112は、送りローラ113の軸を中心に回動可能に支持され、ピックアップローラ111をシート積載部101に積載されたシートSの最上面に当接する当接位置と、積載を妨げない離間位置とに移動可能に支持している。また送りローラ113は、モータ等の駆動源により回転駆動され、その駆動力はピックアップローラ111に伝達される。
シート規制部材115は、積載されたシート先端Sの位置を規制すると共に、その先端を揃える部材である。シート規制部材115は、モータ等の不図示の駆動源により、下側の搬送ガイド103の傾斜部分と略平行となる実線で示す位置と、破線で示す位置との間を移動可能に構成されている。シート規制部材115は、シートSを搬送する場合は実線で示す位置に移動され、シートSをシート積載部101に搭載する場合には破線で示す位置に移動される。シート規制部材115が破線で示す位置に移動されることにより、積載されたシート先端Sの先端が揃えられる。破線で示す位置にシート規制部材115が移動するとき、シート規制部材115がローラ保持部材112の一部と当接して、シートSの積載を妨げない離間位置にピックアップローラ111が退避する。
ピックアップローラ111が、シート積載部101に積載されたシートSに当接した状態で、その回転が開始されると、最上位のシートSが送りローラ113と分離ローラ114との間に導かれる。分離ローラ114は、送りローラ113の送り方向に対して逆方向にシートSを戻すように回転駆動され、これにより、複数枚のシートSが搬送されてきた場合に、一枚に捌くことができる。なお、分離ローラ114にはトルクリミッタが内蔵されており、シートが一枚の場合には、送りローラ113及びシートによる摩擦力により連れ回るように回転する。尚、後述する大判読み取りモードが設定されている場合には、分離ローラ114は送りローラ113と同方向に原稿を送るよう回転駆動され、シートSの捌き動作が行われないようにするか、分離ローラ114への駆動伝達が遮断されて送りローラ113に連れ回りするようになる。
搬送ローラ121~124は、モータ等の不図示の駆動源により回転駆動される。尚、送りローラ113、搬送ローラ121~124の駆動源は共通のものとすることができる。各搬送ローラ121~124には、従動ローラ131~134が押圧されるように配置されてローラ対を構成している。送りローラ113及び分離ローラ114を通過したシートSは、これらのローラ対に狭持されて搬送され排出積載部102まで搬送される。
次に、シートSを搬送する装置以外の画像読取装置100の構成を説明する。
重送検出部160は、搬送されるシートSが重送されているか(2枚以上同時に搬送されているか)を検出する。実施形態1の場合、重送検出部160は、超音波発信器161と超音波受信器162とを備える。超音波発信器161と超音波受信器162は、搬送されるシートSを挟んで対峙する位置に配置される。超音波発信器161から発信された超音波信号は、シートSを通過することにより減衰し、通過するシートSの枚数が多いほど減衰量が大きくなる。そこで、予め超音波信号が一枚のシートSを通過した場合と、2枚以上通過した場合とで超音波受信器162が受信した超音波信号の振幅の変化を調べておき、判定用の閾値を決定することで、搬送されるシートSが重送されているかを検出できる。この判定用の閾値は、実施形態1では、2枚重送を判定する閾値と、3枚以上の重送を判定する閾値との2種類使用する。尚、実施形態1では、超音波を用いて重送を検出するが、例えば赤外線を利用して重送を検出する方式等、他の方式も採用可能である。
画像読取ユニット140及び150は、それぞれ、光源141,151と、イメージセンサ142,152とを備え、光源141,151からの光がシートSで反射した反射光をイメージセンサ142,152で受光してシートS上の画像を読み取る。イメージセンサ142,152は、CCDラインセンサやCMOSラインセンサ、或いはコンタクトイメージセンサ等である。シート積載部101において、シートSがその表面を上にして積載されることを前提とすると、画像読取ユニット140はシートSの表側からシートSの画像を読み取り、画像読取ユニット150はシートSの裏側からシートSの画像を読み取る。つまり、画像読取ユニット140はシートSの表面の画像を、画像読取ユニット150はシートSの裏面の画像を読み取る。排出センサ163は、シートSの排出を検知するセンサであり、例えば、光センサである。
次に、画像読取装置100の制御系の構成について説明する。
図2は、実施形態1に係る画像読取装置100の制御系の構成を説明するブロック図である。
画像読取装置100は制御部200を備える。制御部200は、CPU201、ROM202、RAM203、入出力I/F(インターフェース)204、通信I/F(インターフェース)205を備える。CPU201は、ROM202に記憶されたプログラムを実行して画像読取装置100全体の制御を行う。ROM202には、CPU201が実行するプログラムや、実施形態2で後述する重送判定用の閾値(2枚用、3枚以上用)等の固定的なデータが記憶される。RAM203には、イメージセンサ142,152が読み取った画像データや、CPU201の演算結果といった可変データが記憶される。ROM202及びRAM203は他の記憶手段でもよい。またRAM203は、CPU201が処理を実行するときに各種データを記憶するワークエリアを提供している。
入出力I/F204には表示部206と操作部207が接続され、CPU201とデータの入出力が行われる。表示部206は、ユーザに対して各種の情報を提示する。操作部207は、ユーザが各種の指示等を入力するための入力部である。駆動回路208は、前述の送りローラ113、シート規制部材115、及び搬送ローラ121~124等を駆動するモータの総称であるモータ209をCPU201の命令に従って駆動する駆動回路を総称している。排出センサ163は、上記の通り、シートSの排出を検知するセンサであり、CPU201はその検出結果を取得することで、シートSが排出されたことを検知できる。
駆動回路211は超音波発信器161をCPU201の命令に従って駆動する。駆動回路212は光源141,151をCPU201の命令に従って駆動する。増幅回路214は、超音波受信器162から出力されるアナログ信号を増幅し、A/D変換器213は増幅された信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。これによりCPU201は、超音波受信器162の検出結果をデジタル信号で取得することができる。
A/D変換器216及び画像処理回路215は、各イメージセンサ142,152に設けられる。A/D変換器216はイメージセンサ142,152が出力する、画像を示す信号をアナログ画像信号からデジタル画像信号に変換する。画像処理回路215は、A/D変換器216が変換したデジタル画像信号に対して、カラーバランス等の調整を行う。こうしてCPU201は、画像処理回路215から出力される画像信号を取得することができる。
通信I/F205にはPC(パソコン)217が接続可能であり、これによりCPU201はPC217と通信することができる。尚、通信I/F205は、有線或いは無線のネットワークに接続するためのインターフェースであってもよい。
図3は、実施形態1に係る情報処理装置(PC217)のハードウェア構成を説明するブロック図である。
PC217は、例えば一般的なパーソナルコンピュータと同等であり、CPU301、ROM302、RAM303、HDD(ハードディスクドライブ)305、入出力I/F(インターフェース)306及び通信I/F(インターフェース)307を備える。CPU301は、ROM302やHDD305に記憶されたプログラムをRAM303に展開して実行する。HDD305には例えば画像読取装置100用のドライバ等が記憶される。尚、ROM302、RAM303及びHDD305は他の記憶手段でもよい。入出力I/F306には、キーボード、ポインティングデバイス等の入力部308や表示部304が接続される。通信I/F307は画像読取装置100が接続される。
次に、実施形態1に係る画像読取装置100のCPU201又はPC217のCPU301が実行する処理について説明する。
図4は、大判読み取りを説明する図である。
図4(A)は、画像読取装置100で、半折せずに読み取り可能な大きさの2倍の大きさの原稿400の例を示している。例えば、画像読取装置100が半折せずにA4サイズまでの原稿が読み取り可能である場合は、原稿400はA3サイズの原稿である。
この原稿400の読み取りに際しては、図4(B)に示すように、原稿400を反時計回り方向に90度回転し、破線で示す中央に対して右半分を原稿の裏側に折り返してシート積載部101にセットする。この半折された原稿を、例えば図4の上方向が先端側となるように搬送して、両面読み取りを行うと、画像読取ユニット140が読み取って得られた画像データは図4(C)のようになり、画像読取ユニット150が読み取って得られた画像データは図4(D)のようになる。そして、これらの画像データを、原稿を半折した部分で連結して更に時計回り方向に90度回転すると、図4(A)の原稿400を読み取った画像データが得られることになる。なお、連結後の回転は必ずしも必要ではない。
図5は、実施形態1に係る画像読取装置100又はPC217によって実行されるモード設定処理を説明するフローチャートである。
このモード設定処理は、画像読取装置100におけるシートSの読み取り態様を、ユーザの指定に従って設定する処理である。本実施形態1では、片面読み取りモード、両面読み取りモード及び大判読み取りモードといった3種類のモードについて、それぞれ、前述の白紙と判定した画像データを出力しない(無効にする)白紙スキップモードを設定できるようにしている。尚、この他にも、例えば白黒読み取りモードやカラー読み取りモード等を組み合わせて設定可能としてもよい。
片面読み取りモード:シートSの片面(ここでは表側)を読み取り、読み取って得られた画像データを1つのファイルとして画像ファイルを生成する。両面読み取りモード:シートSの両面を読み取り、読み取って得られた表側の画像データについて1ファイル、裏側の画像データについて1ファイルからなる合計2つのファイルをもとに、画像ファイルを生成する。大判読み取りモード:半折されたシートSの上面と下面を読み取り、読み取って得られた上面の画像データと下面の画像データとを連結して1つの画像ファイルを生成する。白紙スキップモード:シートSを読み取った画像データについて白紙か否かを判定し、白紙と判定した場合は、その画像データの画像ファイルを生成しない。これらによって生成される画像ファイルは、1ファイルごとに1つの画像ファイルとして生成されるシングルページ設定か、すべてのファイルを1つの画像ファイルとしてまとめるマルチページ設定かによって、複数あるいは単一の画像ファイルとして生成される。
図5のモード設定処理は、画像読取装置100のCPU201又はPC217のCPU301が実行することができる。画像読取装置100のCPU201が実行する場合、ユーザへのモード設定の案内は表示部206により行い、ユーザのモード設定操作は操作部207で受け付ける。一方、PC217のCPU301が実行する場合、ユーザへのモード設定の案内は表示部304により行い、ユーザのモード設定操作は入力部308で受け付ける。
ここでは、図5のモード設定処理は、画像読取装置100のCPU201が実行する場合で説明する。尚、PC217のCPU301が実行する場合は、以下の説明でCPU201をCPU301に置き換えればよい。
まずS501でCPU201は、ユーザが指定したモードが片面読み取りモードか否かを判定する。片面読み取りモードであればS504に進み、そうでない場合はS502に進む。S502でCPU201は、ユーザが指定したモードが両面読み取りモードか否かを判定する。両面読み取りモードであればS505に進み、そうでない場合はS503に進む。S503でCPU201は、ユーザが指定したモードが大判読み取りモードか否かを判定する。大判読み取りモードであればS506へ進み、そうでない場合はS501に進んで、何らかのモードが指定されるのを待つ。S504でCPU201は片面読み取りモードを設定してS507に進む。またS505でCPU201は、両面読み取りモードを設定してS507に進む。またS506でCPU201は大判読み取りモードを設定してS507に進む。
S507でCPU201は、ユーザが白紙スキップモードを指定したか否かを判定する。白紙スキップモードを指定したときはS508へ進んで、白紙スキップモードを設定してこの処理を終了する。またS507でユーザが白紙スキップモードを指定しないときは、そのままこの処理を終了する。こうしてユーザにより設定されたモードは、例えば、RAM203、又はPC217の場合はRAM303の所定の記憶領域に記憶される。
図6は、実施形態1に係る画像読取装置100による一枚の原稿の読み取り処理を説明するフローチャートである。ここでは読み取り処理を画像読取装置100のCPU201が実行する場合を例に挙げて説明する。画像読取装置100のCPU201は、操作部207を介したユーザの指示、又はPC217を介したユーザの指示により読み取り処理を開始する。
S601でCPU201は、シート積載部101に積載された最も上側のシートSの搬送を開始する。ここでは、送りローラ113の駆動によりピックアップローラ111を駆動し、シートSを画像読取装置100の内部に搬送する。このとき、大判読み取りモードが設定されている場合は、上述したように、分離ローラ114は送りローラ113と同方向に回転駆動されるか駆動伝達が遮断される状態とし、大判読み取りモード以外のモードが設定されている場合は、分離ローラ114の回転駆動方向は送りローラ113と逆方向とする。次にS602に進みCPU201は、シートSの画像を読み取る。ここで片面読み取りモードが設定されている場合は、画像読取ユニット140のみで原稿の画像を読み取り、両面読み取りモード又は大判読み取りモードが設定されている場合は、画像読取ユニット140及び150の両方で原稿の画像を読み取る。次にS603に進みCPU201は、排出センサ163の検出結果に基づいて、シートSの搬送を終了する。
次にS604に進みCPU201は、画像ファイルの生成処理を実行する。この画像ファイル生成処理の詳細については後述する。そしてS605に進みCPU201は、S604で生成した画像ファイルをPC217へ出力する。またS602で読み取った画像が白紙だった等の理由により、S604で画像ファイルの生成を行わなかった場合は、生成した画像ファイルをPC217へ出力する代わりに、画像ファイルを生成していない等の旨をPC217へ通知する。こうしてシート積載部101に積載された原稿がなくなるまでS601からS605の処理を繰り返し、シート積載部101に積載された原稿がなくなった状態でS605の処理を終了することで、一連の読み取り処理が終了する。
図7は、図6のS604の画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。この画像ファイル生成処理は、画像読取ユニットにて読み取って得られた原稿の画像データの画像ファイルを生成する処理である。
S701でCPU201は、前述したRAM203の所定の記憶領域に大判読み取りモードが設定されているか否かを判定する。大判読み取りモードが設定されているときはS705へ進み、そうでない場合はS702へ進む。S705でCPU201は、RAM203の所定の記憶領域に白紙スキップモードが設定されているか否かを判定する。白紙スキップモードが設定されている場合はS707へ進み、そうでない場合はS706へ進む。S706でCPU201は、白紙スキップモードが設定されていないため、読み取った表面の画像データ及び裏面の画像データが白紙であるか否かに関わらず、読み取って得られた表面の画像データと裏面の画像データの表裏連結処理を行う。ここでは、図4を参照して説明したように、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データと、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データとを連結して1つの画像データとしたファイルを生成して、この処理を終了する。
一方、S705でCPU201は、白紙スキップモードが設定されていると判定した場合はS707に進み、読み取った表面の画像データが白紙か否かを判定する。表面の画像データが白紙と判定した場合はS711へ進み、そうでない場合はS708へ進む。S708でCPU201は、読み取った裏面の画像データが白紙か否かを判定する。S708で裏面の画像データが白紙と判定した場合はS710へ進み、そうでない場合はS709へ進む。S709でCPU201は、読み取った表面の画像データ及び裏面の画像データがともに白紙ではないため、S706と同様に、読み取って得られた表面の画像データと裏面の画像データの表裏連結処理を行って1つのファイルを生成し、この処理を終了する。
またS708でCPU201は、読み取った裏面の画像データが白紙と判定した場合はS710に進み、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データは白紙のため表裏連結処理は行わず、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データのみのファイルを生成して、この処理を終了する。
またS707でCPU201は、読み取った表面の画像データが白紙と判定した場合はS711に進み、読み取った裏面の画像データが白紙か否を判定する。S711でCPU201は、裏面の画像データが白紙と判定した場合は、画像読取ユニット140で読み取った表面の画像データと、画像読取ユニット150で読み取った裏面の画像データがともに白紙と判定されたため、ファイルの生成処理を行わずに、この処理を終了する。
一方、S711で裏面の画像データが白紙でないと判定した場合はS712に進み、CPU201は、画像読取ユニット140で読み取った表面の画像データが白紙のため表裏連結処理は行わず、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データのみのファイルを生成して、この処理を終了する。
またS701で大判読み取りモードが設定されていない場合はS702に進みCPU201は、S705と同様にして白紙スキップモードが設定されているか否かを判定する。白紙スキップモードが設定されている場合はS704へ進み、そうでない場合はS703へ進む。S703でCPU201は、両面読み取りモードもしくは、片面読み取りモードにて読み取って得られた画像データのファイルを生成する。即ち、両面読み取りモードの場合は、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データのファイルを1つ生成し、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データのファイルを1つ生成し、合計2つのファイルを生成する。また片面読み取りモードの場合は、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データのファイルを1つ生成する。
一方、S702でCPU201は、白紙スキップモードが設定されていると判定した場合はS704に進み、白紙以外のファイルの生成処理を行う。即ち、両面読み取りモードの場合は、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データと画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データについてそれぞれ白紙か否かの判定を行う。そして白紙と判定された画像データのファイルを生成せず、白紙でないと判定された画像データのファイルを生成する。また片面読み取りモードの場合は、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データについて白紙か否かの判定を行い、白紙と判定された画像データのファイルを生成せず、白紙でないと判定された場合に、その画像データのファイルを生成する。以上によりシート一枚単位のファイル生成処理が終了する。
図12は、実施形態1に係る画像ファイルの作成処理で作成されるファイルの画像データの一例を示す図である。
図12(A)は、大判読み取りモードで白紙スキップモードでない場合にS706で、或いは白紙スキップモードで原稿1200の表と裏がいずれも白紙でないときにS709で表裏連結処理を実行したときの原稿1200と、その出力画像ファイルの画像1201を示している。図12(B)は、大判読み取りモードで白紙スキップモードの場合に、原稿1200の裏だけが白紙の場合にS710で生成される表面画像ファイルの画像1202を示している。図12(C)は、大判読み取りモードで白紙スキップモードの場合に、原稿1200の表だけが白紙の場合にS712で生成される裏面画像ファイルの画像1203を示している。
以上説明したように実施形態1によれば、大判読み取りモードが設定されており、かつ、白紙スキップモードが設定された場合に、表面画像及び裏面画像がともに白紙でない場合に、表面画像と裏面画像を表裏連結処理した画像データを取得できる。また、表面画像もしくは裏面画像に白紙が含まれる場合には、表裏連結処理を行わず、白紙でない原稿の画像データのみを生成して出力することができる。こうして、ユーザが所望していない白紙画像のファイルが生成されるのを防止することができ、ユーザの利便性が向上する。
[実施形態2]
図8は、実施形態2に係る画像読取装置100による一枚の原稿の読み取り処理を説明するフローチャートである。ここでは読み取り処理を画像読取装置100のCPU201が実行する場合を例に挙げて説明する。画像読取装置100のCPU201は、操作部207を介したユーザの指示、又はPC217を介したユーザの指示により読み取り処理を開始する。尚、図8において、前述の図6と共通する処理については同じ符号を付して、その説明を割愛し、異なる処理について説明する。実施形態2では、S601の原稿の搬送開始の後、S801及びS802で重送に関係する処理を行う。またS603の搬送終了の後、S803で半折判定処理を行う。またS804で、図6のS604の画像ファイルの生成処理に代わる画像ファイルの生成処理を行う。尚、実施形態2に係る画像読取装置100及びPC217等のハードウェア構成等は、前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。また、以下の説明においては、1枚のシートが搬送された場合について説明するが、複数のシートが分離ローラ114で分離されながら順次搬送される場合には、この処理が繰り返される。
図8は、実施形態2に係る画像読取装置100による一枚の原稿の読み取り処理を説明するフローチャートである。ここでは読み取り処理を画像読取装置100のCPU201が実行する場合を例に挙げて説明する。画像読取装置100のCPU201は、操作部207を介したユーザの指示、又はPC217を介したユーザの指示により読み取り処理を開始する。尚、図8において、前述の図6と共通する処理については同じ符号を付して、その説明を割愛し、異なる処理について説明する。実施形態2では、S601の原稿の搬送開始の後、S801及びS802で重送に関係する処理を行う。またS603の搬送終了の後、S803で半折判定処理を行う。またS804で、図6のS604の画像ファイルの生成処理に代わる画像ファイルの生成処理を行う。尚、実施形態2に係る画像読取装置100及びPC217等のハードウェア構成等は、前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。また、以下の説明においては、1枚のシートが搬送された場合について説明するが、複数のシートが分離ローラ114で分離されながら順次搬送される場合には、この処理が繰り返される。
S801でCPU201は、現在のモードに応じて重送判定用の閾値を設定する。ここでは、大判読み取りモードが設定されている場合は3枚以上の重送を判定する閾値を設定し、大判読み取りモード以外のモードが設定されている場合は、2枚重送を判定する閾値を設定する。大判読み取りモードが設定されている場合は、シートSは半折されて搬送されるため、2枚重送を判定する閾値を用いると誤って重送と判定されることになる。そこで実施形態2では、大判読み取りモードが設定されている場合と、設定されていない場合とで、異なる閾値を設定している。これにより、大判読み取りモードが設定されている場合に、誤って重送と判定されるのを回避できる。この閾値の設定は、ROM202に記憶されている3枚以上の重送を判定する閾値、或いは2枚重送を判定する閾値を読み出してRAM203の所定の記憶エリアに記憶することで行うことができる。また、この閾値の設定は、シートを搬送するごとに行う必要はなく、一度設定されれば後の処理においては省略されても良いし、初期設定として予め設定されていて、一枚目のシートに対する処理から省略されても良い。
そして、S802に進みCPU201は、搬送中のシートSの重送を判定する。ここでは、超音波発信器161から超音波信号を発振し、超音波受信器162の受信結果を取得してRAM203に記憶する。そしてS801で設定した閾値と、その記憶した受信結果とを比較して重送の発生の有無を判定する。例えば、受信した超音波信号の振幅(増幅回路214で増幅後の振幅)が閾値よりも小さい場合は重送が発生したと判定する。重送が発生したと判定した場合は、例えば、シートSの搬送を中断し、ユーザにエラー報知を行う。
S803でCPU201は、図9を参照して後述する半折判定処理を行う。そしてS804でCPU201は、S803での半折判定結果に基づいて画像ファイルの生成処理を行う。
図9は、図8のS803の半折判定処理を説明するフローチャートである。この半折判定処理は、読み取り対象のシートSが半折されたものか否かを判定する処理である。実施形態2の場合、取得した超音波受信器162の受信結果を、2枚重送を判定する閾値と比較してシートSが半折されたものか判定する。つまり、シートSが半折された状態は、シートSが2枚重送された場合と同様の状態であるので、2枚重送を判定する閾値を半折判定の閾値として用いることで、シートSが半折されたものか否かを判定することができる。
まずS901でCPU201は、大判読み取りモードが設定されているか否かを判定する。ここでは、前述の図5のフローチャートで、RAM203の所定の記憶エリアに記憶されているモードに基づいて判定する。ここで大判読み取りモードが設定されていると判定した場合はS902へ進み、そうでない場合はS904へ進む。S902でCPU201は、S802で取得した超音波受信器162の受信結果が示す超音波信号の振幅(増幅回路214で増幅後の振幅)が、2枚重送を判定する閾値よりも大きいか否かを判定する。大きい場合はS903へ進み、そうでない場合はS904へ進む。S903でCPU201は、半折判定の結果を半折り原稿であると判定し、その結果をRAM203に記憶して、この処理を終了する。一方、S904でCPU201は、半折判定の結果を通常原稿(半折されていない1枚のシート)であると判定し、その結果をRAM203に記憶して、この処理を終了する。こうしてS803を実行すると、RAM203には、読み取ったシートSが半折された原稿であるか、そうでない通常のシートであるかを示す情報が記憶されることになる。
図10は、図8のS804の画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。
S1001でCPU201は、S803の半折判定の結果に基づきRAM203に記憶された情報に基づいて、読み取ったシートSが半折り原稿であるか否かを判定する。半折り原稿であればS1010へ進み、そうでない場合はS1002へ進む。S1010は、半折り原稿の白紙スキップ処理である。図11を参照して、このS1010の半折り原稿の白紙スキップ処理を説明する。
図11は、図10のS1010の半折り原稿の白紙スキップ処理を説明するフローチャートである。
S1101でCPU201は、読み取った表面の画像データが白紙か否かを判定する。表面の画像データが白紙の場合はS1109へ進み、そうでない場合はS1102へ進む。S1102でCPU201は、読み取った裏面の画像データが白紙か否かを判定する。裏面の画像データが白紙の場合はS1106へ進み、そうでない場合はS1103へ進む。S1103でCPU201は、画像ファイルの生成が保留されている状態か否かを判定する。画像ファイルの生成が保留されている場合はS1104に進み、CPU201は画像ファイルの生成を保留していた画像データのファイル生成を行った後、S1105に進んで表裏連結処理を行う。尚、S1103で判定する画像ファイルの生成が保留されている状態とは、現在、画像データの生成処理を行っているシートSより以前に搬送され、既に画像の読み取り処理が終了しているが、読み取った半折り原稿の表面もしくは裏面が白紙だったために、白紙ページをスキップし、画像ファイルの生成を保留している状態のことである。なお、この画像ファイルの生成が保留されている状態には、画像ファイルとしては生成されていて、それをそのまま出力するか他の画像と連結して新たな画像ファイルとして生成するかの判断のみを保留している状態も含む。
S1103にて、画像ファイルの生成が保留されている状態と判定された場合はS1104にて、画像ファイルの生成を保留していた画像データのファイルを生成し、ファイル生成が保留されている状態を解除する。このS1104で、画像ファイルの生成を保留していた画像データのファイルを生成するのは、同一原稿の表面の画像データと裏面の画像データの連結を優先して行うため、及び原稿の読み取り順序とファイルの出力順を一致させるためである。具体的には図14(D)に示すように、画像ファイルの生成を保留していた原稿1312の表面の画像データに対し、次の原稿が表面か裏面のいずれかが白紙だった場合に、S1105で後続の原稿の表裏面が両方とも白紙でないためそれらを連結することを優先し、その前の原稿である原稿1312は表面のみでS1104にてファイルが生成されるようにするためである。その後、S1105にて、現在、画像データのファイル生成処理を行っているシートSでは、読み取った表面及び裏面の画像データがともに白紙ではないためシートSの表面の画像データと裏面の画像データの表裏連結処理を行う。一方、S1103で画像ファイルの生成が保留されていない状態と判定した場合は、S1105に進み、現在、画像のファイル生成処理を行っているシートSの表面及び裏面の画像データを連結する表裏連結処理を行って、この処理を終了する。
S1102でCPU201が、読み取った裏面の画像データが白紙と判定したときはS1106に進み、S1103と同様に、画像ファイルの生成が保留されている状態か否かを判定する。画像ファイルの生成が保留されている場合はS1108へ進み、そうでない場合はS1107へ進む。S1107でCPU201は、画像読取ユニット150で読み取った裏面の画像データは白紙であるためスキップし、画像ファイルの生成が保留されている状態でもないため、画像データの連結処理を行うことができない。そこで、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データのファイル生成処理を保留し、ファイル生成が保留されている状態を設定して、この処理を終了する。
一方、S1106でCPU201は、画像ファイルの生成が保留されている状態と判定した場合はS1108に進む。S1108でCPU201は、以前の画像ファイルの生成処理で画像ファイルの生成を保留していた画像データと、画像読取ユニット140で読み取って得られた表面の画像データとの連結処理を行い、画像ファイルの生成が保留されている状態を解除して、この処理を終了する。
一方、S1101でCPU201は、読み取った表面の画像データが白紙と判定した場合はS1109に進み、読み取った裏面の画像データが白紙か否かを判定する。裏面の画像データが白紙の場合は、画像読取ユニット140で読み取った表面の画像データ及び画像読取ユニット150で読み取った裏面の画像データはともに白紙と判定されたため、画像ファイルの生成処理を行うことなく、この処理を終了する。一方、裏面の画像データが白紙でない場合はS1110へ進む。S1110でCPU201は、S1103と同様に、画像ファイルの生成が保留されている状態か否かを判定する。画像ファイルの生成が保留されている場合はS1112へ進み、そうでない場合はS1111へ進む。
S1111でCPU201は、画像読取ユニット140で読み取った表面の画像データは白紙のためスキップし、画像ファイルの生成が保留されている状態でもないため、画像データの連結処理を行うことが出来ない。そこでCPU201は、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データのファイル生成処理を保留し、画像ファイルの生成が保留されている状態を設定して、この処理を終了する。一方、S1110で画像ファイルの生成が保留されている状態と判定した場合はS1112に進み、以前の画像のファイル生成処理で画像ファイルの生成を保留していた画像データと、画像読取ユニット150で読み取って得られた裏面の画像データの連結処理を行い、ファイル生成が保留されている状態を解除して、この処理を終了する。
図10の説明に戻る。S1010で前述の半折り原稿の白紙スキップ処理を行った後、S1006へ進む。
一方、S1001で、シートSが半折り原稿でないと判定した場合はS1002に進みCPU201は、読み取った表面の画像データ及び裏面の画像データの白紙判定を行う。表裏の画像データがともに白紙の場合はS1006へ進むが、そうでない場合はS1003に進む。S1002からS1006に進んだ場合は、読み取った表面の画像データ及び裏面の画像データが白紙と判定されたため、画像ファイルの生成処理を行わない。
一方、S1002でCPU201は、読み取った表裏の画像データの少なくとも一方が白紙でないと判定した場合はS1003に進み、画像ファイルの生成が保留されている状態か否かを判定する。画像ファイルの生成が保留されている場合はS1004に進み、CPU201は画像ファイルの生成を保留していた画像データの画像ファイルを生成し、画像ファイルの生成が保留されている状態を解除する。そしてS1005に進みCPU201は、白紙と判定された画像データ以外の画像ファイルの生成処理を行ってS1006に進む。またS1003でCPU201が、画像ファイルの生成が保留されていない状態と判定した場合はS1005に進み、白紙と判定された画像データ以外の画像ファイルの生成処理を行ってS1006に進む。
S1006でCPU201は、現在、画像ファイルの生成処理を行っているシートSが最終紙であるか否か判定する。ここで最終紙とは、シート積載部101に積載された一番下の原稿のことである。つまり、最終紙について図8に示す一連の読み取り処理が終了すると、シート積載部101に積載された全ての原稿についての画像読み取り処理が終了したとして、画像読取装置100は、画像の読み取り処理を終了する。S1006でCPU201は、現在、画像ファイルの生成処理を行っているシートSが最終紙であると判定した場合はS1007に進み、最終紙でないと判定した場合は、S804の画像ファイル生成処理を終了する。S1006で、最終紙であると判定した場合はS1007にて、画像ファイルの生成が保留されている状態か否かを判定する。S1007でCPU201は、画像ファイルの生成が保留されている状態と判定した場合はS1008に進み、画像ファイルの生成を保留していた画像データのファイルを生成し、画像ファイルの生成が保留されている状態を解除して、この画像ファイルの生成処理を終了する。またS1007で、画像ファイルの生成が保留されていない状態と判定した場合は、そのままこの画像ファイルの生成処理を終了する。
図13は、実施形態2に係る画像ファイルの作成処理で作成される画像ファイルの画像データの一例を示す図である。
図13(A)は、半折り原稿の読取りで白紙スキップモードの場合に、表面の画像が白紙でなくて裏面の画像が白紙の原稿1300を読み取るとS1106で画像ファイルの生成が保留されていないためS1107に進み、画像ファイルの生成が保留された状態で記憶される。次に表面の画像が白紙でなくて裏面の画像が白紙の原稿1301を読み取るとS1106で画像ファイルの生成が保留されているためS1108に進み、原稿1300の表面の画像1302と、原稿1301の裏面の画像1303とが連結された画像ファイルが生成された状態を示している。
図13(B)は、半折り原稿の読取りで白紙スキップモードの場合に、表面の画像が白紙で裏面の画像が白紙でない原稿1304を読み取るとS1110で画像ファイルの生成が保留されていないためS1111に進み、画像ファイルの生成が保留された状態で記憶される。次に表面の画像が白紙で裏面の画像が白紙でない原稿1305を読み取るとS1110で画像ファイルの生成が保留されているためS1112に進み、原稿1304の裏面の画像1306と、原稿1305の裏面の画像1307とが連結された画像ファイルが生成される。
図13(C)は、半折り原稿の読取りで白紙スキップモードの場合に、表面の画像が白紙でなくて裏面の画像が白紙の原稿1308を読み取るとS1106で画像ファイルの生成が保留されていないためS1107に進み、画像ファイルの生成が保留された状態で記憶される。次に表面の画像が白紙で裏面の画像が白紙でない原稿1309を読み取るとS1110で画像ファイルの生成が保留されているためS1112に進む。S1112では、画像ファイルの生成が保留されている原稿1308の表面の画像1310と、原稿1309の裏面の画像1311とが連結された画像ファイルが生成される。
図13(D)は、半折り原稿の読取りで白紙スキップモードの場合に、表面の画像が白紙でなくて裏面の画像が白紙の原稿1312を読み取るとS1106で画像ファイルの生成が保留されていないためS1107に進み、画像ファイルの生成が保留された状態で記憶される。次に表面と裏面の画像がともに白紙でない原稿1313を読み取るとS1103で画像ファイルの生成が保留されているためS1104に進んで、保留している画像ファイルの生成を行う。ここではページ単位を優先するため、原稿1312の表面の画像1314のファイルを作成する。そして表面の画像と裏面の画像がともに白紙でない原稿1313の画像1315のファイルを作成する。即ち、最初の原稿1312の表面の画像データと次に原稿1313の表面の画像データとを連結するのではなく、原稿1313の表面の画像データと裏面の画像データの連結処理が優先される。
尚、本実施形態2では、S603の搬送終了後にS803の半折判定を行う構成としたが、半折判定は、例えばS802の重送判定時に並行して行ってもよい。
[実施形態2の変形例1]
図14は、実施形態2の変形例1である画像ファイルの生成を説明する図である。
図14は、実施形態2の変形例1である画像ファイルの生成を説明する図である。
これは、大判半折り読み取り設定にて、A3サイズの原稿を半折した半折り原稿とA4原稿の混載の読み取りを行う場合、白紙スキップは、半折り原稿とA4原稿の両方について行うが、画像の連結については、半折り原稿についてのみ行う。また画像の連結はページ単位を優先して行う。
図14(A)は、裏面が白紙のA4原稿1400と、半分が白紙のA3サイズの原稿1401の半折り原稿とを読み込んだときにA4原稿1400の画像ファイル1402と、原稿1401の表面の画像ファイル1403とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1402,1403は、ともにA4サイズの画像ファイルである。
図14(B)は、裏面が白紙のA4原稿1404と、全面に画像があるA3サイズの原稿1405の半折り原稿とを読み込んだときにA4原稿1404の画像ファイル1406と、原稿1405の画像ファイル1407とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1406はA4サイズの画像ファイル、画像ファイル1407はA3サイズの画像ファイルである。
図14(C)は、裏面が白紙のA4原稿1408と半分が白紙のA3サイズの原稿1409,1410の半折り原稿とを読み込んだときにA4原稿1408の画像ファイル1411と、原稿1409,1410のそれぞれの表面の画像を連結したA3サイズの画像ファイル1412とを作成する様子を示している。
図14(D)は、裏面が白紙のA4原稿1413と半分が白紙のA3サイズの原稿1414の半折り原稿と、裏面が白紙のA4原稿1415を読み込んだときにA4原稿1413の画像ファイル1416と、原稿1414の表面の画像ファイル1417、及び原稿1415の画像ファイル1418とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1416,1417,1418は全てA4サイズの画像ファイルである。
次に、このような画像ファイルを生成する処理を説明する。
図15は、実施形態2の変形例1に係る画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。これは図8のS804で実行される処理を示している。
まず図15及び図16のフローチャートを参照して図14(A)のファイルの作成例を説明する。
原稿1400を読み込むとS1501で半折り原稿でないと判定されてS1502に進みRAM203の保留フラグをオフにする。この保留フラグは、前述のファイル生成保留を示すフラグに似ているが、次の原稿によって画像データを連結するかどうかが決まる点で異なるため、前述のファイル生成保留を示すフラグと区別している。このとき保留フラグがオンになっていて保留画像がある場合には、ここでその画像ファイルが生成、或いは出力される。
そしてS1503に進み原稿1400の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1504に進み、表面の画像ファイルを作成してS1505に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1401が半折で読み取られるとS1501でYesとなりS1507に進む。
図16は、図15のS1507の半折り原稿の白紙スキップ処理を説明するフローチャートである。
S1601で原稿1401の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙であるためS1604に進む。S1604で前述の保留フラグがオンかどうか判定する。ここではオンでないためS1605に進み原稿1401の表面の画像データの画像ファイルを作成してS1606に進み保留フラグをオンして図15のS1505に進む。そしてここで原稿1401は最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図15のS1504で作成された原稿1400の画像ファイル1402と、図16の1605で作成された原稿1401の表面の画像ファイル1403とが生成される。
次にこれらフローチャートを参照して図14(B)のファイルの作成例を説明する。
原稿1404を読み込むとS1501で半折り原稿でないと判定されてS1502に進みRAM203の保留フラグをオフにする。そしてS1503に進み原稿1404の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1504に進み、原稿1404の表面の画像のファイルを作成してS1505に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1405が半折で読み取られるとS1501でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1405の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面も白紙でないためS1603に進む。S1603で原稿1405の表裏の画像データの連結処理を実行する。そしてS1614で保留フラグをオフして図15のS1505に進む。そしてここで原稿1405は最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図15のS1504で作成された原稿1404の画像ファイル1406と、図16のS1603で作成された原稿1405の表裏の画像ファイル1407とが生成される。
次にフローチャートを参照して図14(C)のファイルの作成例を説明する。
原稿1408を読み込むとS1501で半折り原稿でないと判定されてS1502に進み保留フラグをオフにする。そしてS1503に進み原稿1408の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1504に進み、原稿1408の表面の画像のファイルを作成してS1505に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1409が半折で読み取られるとS1501でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1409の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙であるためS1604に進む。S1604で保留フラグがオンでないためS1605に進み、表面の画像ファイルを作成してS1606に進み、保留フラグをオンして図15のS1505に進む。そしてここで原稿1405は最終原稿でないと判定される。次にA3サイズの原稿1410が半折で読み取られると原稿1409と同様に図16のS1601に進む。原稿1410の裏面が白紙であるためS1604に進み、S1604で保留フラグがオンであるためS1607に進む。S1607では、保留画像であるS1605で作成された原稿1409の表面の画像データと、原稿1410の表面の画像データとを連結してS1608に進む。S1608で保留フラグをオフしてS1505に進む。そしてS1505で最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図15のS1504で作成された原稿1408の画像ファイル1411と、図16の1607で作成された原稿1409,1410の表面の画像データを連結した画像ファイル1412とが生成される。
次にフローチャートを参照して図14(D)のファイルの作成例を説明する。
原稿1413を読み込むとS1501で半折り原稿でないと判定されてS1502に進み保留フラグをオフにする。そしてS1503に進み原稿1413の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1504に進み、表面の画像のファイルを作成してS1505に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1414が半折で読み取られるとS1501でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1414の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙であるためS1604に進む。S1604で保留フラグがオンでないためS1605に進み、表面の画像ファイルを作成してS1606に進み、保留フラグをオンして図15のS1505に進む。そしてここで原稿1414は最終原稿でないと判定される。次にA4サイズの原稿1415が読み取られるとS1501で半折り原稿でないためS1502に進み保留フラグをオフしてS1503に進む。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては原稿1414の画像1417が出力される。S1503で表裏が白紙でないためS1504に進んで、白紙でない表面の画像データの画像ファイルを作成する。そしてS1505に進んで最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図15のS1504で作成された原稿1413の画像ファイル1416と、図16のS1605で作成された原稿1414の表面の画像データの画像ファイル1417と、図15のS1504で作成された原稿1415の表面の画像データの画像ファイル1418が得られる。これら画像ファイル1416~1418はともにA4サイズの画像ファイルである。
[実施形態2の変形例2]
この変形例2では、白紙スキップ及び画像の連結について、半折り原稿とA4原稿の両方について行う。ただし、画像の連結はページ単位を優先して行う。
この変形例2では、白紙スキップ及び画像の連結について、半折り原稿とA4原稿の両方について行う。ただし、画像の連結はページ単位を優先して行う。
図17は、実施形態2の変形例2に係る画像ファイルの生成例を説明する図である。
図18は、実施形態2の変形例2に係る画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。これは図8のS804で実行される処理を示している。
これは、大判半折り読み取り設定にて、A3サイズの原稿を半折した半折り原稿とA4原稿の混載の読み取りを行う場合、白紙スキップ及び画像の連結は、半折り原稿とA4原稿の両方について行う点が前述の変形例1と相違している。
図17(A)は、裏面が白紙のA4原稿1700と、半分が白紙のA3サイズの原稿1701とを読み込んだときに、原稿1700の表面の画像と原稿1701の画像とを連結したA3の画像ファイル1702を作成する様子を示している。
図17(B)は、裏面が白紙のA4原稿1703と、全面に画像があるA3サイズの原稿1704とを読み込んだときにA4原稿1703の画像ファイル1705と、原稿1704の画像ファイル1706とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1705はA4サイズの画像ファイル、画像ファイル1706はA3サイズの画像ファイルである。ここでは、全面に画像があるA3サイズの原稿1704の画像を連結させて画像ファイルを生成することを優先させている。
図17(C)は、裏面が白紙のA4原稿1707と半分が白紙のA3サイズの原稿1708,1709を読み込んだときにA4原稿1707の画像データと、原稿1708の画像データとを連結した画像ファイル1710と、原稿1709の画像ファイル1711とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1711はA4サイズの画像ファイルである。
図17(D)は、裏面が白紙のA4原稿1712,1713,1714を読み込んだときに原稿1712と原稿1713の画像データを連結した画像ファイル1715と、原稿1714の画像ファイル1716とを作成する様子を示している。ここで画像ファイル1715はA3サイズ、画像ファイル1716はA4サイズの画像ファイルである。
次にこれらの例を実現する処理を図18及び図16のフローチャートを参照して説明する。
まず、図16と図18のフローチャートを参照して図17(A)のファイルの作成例を説明する。
A4原稿1700を読み込むとS1801で半折り原稿でないと判定されてS1802に進み、原稿1700の表裏がともに白紙かどうか判定される。ここでは表面が白紙でないためS1803に進む。ここでは保留フラグがオンでないためS1804に進み、表面の画像のファイルを作成し、S1805で保留フラグをオンしてS1809に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1701が半折で読み取られるとS1801でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1701の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙であるためS1604に進む。S1604で前述の保留フラグがオンかどうか判定する。ここではオンであるためS1607に進み、原稿1701の表面の画像データと原稿1701の画像データとを連結してS1608に進み保留フラグをオフして図18のS1809に進む。そしてここで原稿1701は最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図16のS1607で作成された原稿1700の画像データと原稿1701の画像データとが連結した画像ファイル1702が生成される。
次にフローチャートを参照して図17(B)のファイルの作成例を説明する。
原稿1703を読み込むとS1801で半折り原稿でないと判定されてS1802に進み原稿1703の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1803に進み、保留フラグがオフであるためS1804に進む。S1804で表面の画像のファイルを作成してS1805に進み保留フラグをオンしてS1809に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1704が半折で読み取られるとS1801でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1704の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙でないためS1603に進む。S1603で原稿1704の表裏の画像データの連結処理を実行する。そしてS1614で保留フラグをオフして図18のS1809に進む。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては原稿1703の画像1705が出力される。そしてここで原稿1704は最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。こうして図18のS1804で作成された原稿1703の画像ファイル1705と、図16の1603で作成された原稿1704の表裏の画像ファイル1706とが生成される。
次にフローチャートを参照して図17(C)のファイルの作成例を説明する。
原稿1707を読み込むとS1801で半折り原稿でないと判定されてS1802に進み原稿1707の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1803に進み、保留フラグがオフであるためS1804に進む。S1804で表面の画像のファイルを作成してS1805に進み、保留フラグをオンしてS1809に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA3サイズの原稿1708が半折で読み取られるとS1801でYesとなりS1507に進む。
図16のS1601で原稿1708の表面が白紙でないと判定されてS1602に進み裏面が白紙かどうか判定される。ここでは裏面が白紙であるためS1604に進む。S1604で保留フラグがオンであるためS1607に進み、原稿1707の画像データと原稿1708の表面の画像データとを連結した画像ファイルを作成してS1608に進み保留フラグをオフして図18のS1809に進む。そしてここで原稿1708は最終原稿でないと判定される。次にA3サイズの原稿1709が半折で読み取られると図16のS1601に進む。原稿1709の裏面が白紙であるためS1604に進み、S1604で保留フラグがオフであるためS1605に進む。S1605で原稿1709の画像データの画像ファイルを作成してS1606に進む。S1606で保留フラグをオンしてS1809に進む。そしてS1809で最終原稿と判定され、保留フラグをオフして処理を終了する。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては原稿1709の画像1711が出力される。こうして図16のS1607で作成された原稿1707の画像データと原稿1708の画像データとを連結した画像ファイル1710と、図16のS1605で作成された原稿1709の画像データの画像ファイル1711とが生成して出力される。
次にフローチャートを参照して図17(D)のファイルの作成例を説明する。
原稿1712を読み込むとS1801で半折り原稿でないと判定されてS1802に進み原稿1712の表裏がともに白紙かどうか判定する。ここでは表面が白紙でないためS1803に進み、保留フラグがオンでないためS1804に進み表面の画像データのファイルを作成してS1805に進む。S1805保留フラグをオンしてS1809に進み、ここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
次にA4サイズの原稿1713が読み取られるとS1801からS1802に進む。S1802で表裏が白紙でないためS1803に進み、保留フラグがオンであるためS1806に進む。S1806で原稿1712の画像データと、原稿1713の画像データとを連結して画像ファイルを作成してS1807に進み、保留フラグをオフしてS1809に進む。そしてここでは最終原稿でないため、このまま処理を終了する。
そして次にA4サイズの原稿1714が読み取られるとS1801からS1802に進む。S1802で表裏が白紙でないためS1803に進み、保留フラグがオフであるためS1804に進む。S1804で原稿1714の画像データの画像のファイルを作成してS1809に進む。そしてここでは最終原稿であるため、S1810で保留フラグをオフして処理を終了する。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては原稿1714の画像1716が出力される。こうして図18のS1806で作成された原稿1712の画像データと原稿1713の画像データとを連結した画像ファイル1715と、S1804で作成された原稿1714の表面の画像データの画像ファイル1716とが出力される。画像ファイル1715はA3サイズ、画像ファイル1716はA4サイズの画像ファイルである。
[実施形態2の変形例3]
次に実施形態2の変形例3を説明する。この変形例3は、A4原稿の白紙ページを詰めて合成してA3サイズのファイルで出力する例を示す。
次に実施形態2の変形例3を説明する。この変形例3は、A4原稿の白紙ページを詰めて合成してA3サイズのファイルで出力する例を示す。
図19は、実施形態2の変形例3を説明する図である。
図22は、実施形態2の変形例3に係る画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。ここでは図19に関連する部分のみを説明する。尚、図22の説明において、図19の例で使用しないステップの説明は省略する。尚、図22のフローチャートは、図8のS804で実行される処理を示している。
図19の1枚目の原稿が読み取られるとS2201で保留フラグがオフであるためS2202に進み、S2203で、その原稿の表面の画像(A)のファイルが生成されて保留フラグがオンになってS2204に進み、裏面が白紙であるためS2217に進む。ここでは最終原稿でないため、次に2枚目の原稿が読み込まれる。
2枚目の原稿が読み取られるとS2201で保留フラグがオンであるためS2209に進み、その表面が白紙でないためS2210で、S2203で生成した1枚目の画像(A)と2枚目の原稿の表面の画像(B)とを連結した画像ファイル1900が生成されてS2211で保留フラグがオフになる。次にS2212で、2枚目の原稿の裏面(C)が白紙でないためS2213に進み、2枚目の原稿の裏面の画像(C)ファイルが生成されて保留フラグがオンになってS2217に進む。ここでは最終原稿でないため、次の3枚目の原稿が読み込まれる。
次に3枚目の原稿が読み取られるとS2201で保留フラグがオンであるためS2209に進み、3枚目の原稿の表面の画像(D)が白紙でないためS2210で、S2213で生成した2枚目の原稿の裏の画像(C)と3枚目の原稿の表面の画像(D)とを連結した画像ファイル1901が生成されてS2211で保留フラグがオフになる。次にS2212で、3枚目の原稿の裏面の画像(E)が白紙でないためS2213に進み、3枚目の原稿の裏面の画像(E)ファイルが生成されて保留フラグがオンになってS2217に進む。ここでは最終原稿でないため、次に4枚目の原稿が読み込まれる。
4枚目の原稿が読み取られるとS2201で保留フラグがオンであるためS2209に進み、その表面の画像(F)が白紙でないためS2210で、S2213で生成した3枚目の原稿の裏の画像(E)と4枚目の原稿の表面の画像(F)とを連結した画像ファイル1902が生成されてS2211で保留フラグがオフになる。次にS2212で、4枚目の原稿の裏面は白紙であるためS2217に進む。ここでは最終原稿であるためS2218で保留フラグをオフしてこの処理を終了する。
こうしてA4サイズの表裏の白紙をスキップするとともに、A4サイズの表裏の画像データを連結したA3サイズの画像ファイルが生成される。
[実施形態2の変形例4]
図20は、実施形態2の変形例4を説明する図である。
図20は、実施形態2の変形例4を説明する図である。
図23は、実施形態2の変形例4に係る画像ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。尚、図23の説明において、図20の例で使用しないステップの説明は省略する。
図20の1枚目の原稿が読み取られると、S2301でその原稿の表裏がともに画像があるかどうか判定する。ここでは裏面が画像のない白紙であるためS2302に進む。S2302で保留フラグがオフであるためS2313に進み、その原稿の表面が白紙かどうか判定する。S2313で表面が白紙でないためS2314に進み、その原稿の表面の画像(A)のファイルを生成し、保留フラグをオンにしてS2317に進む。ここでは最終原稿でないため、次に2枚目の原稿が読み込まれる。
2枚目の原稿が読み取られると、S2301でその原稿の表裏に画像があるためS2309に進み表裏の画像を連結した画像ファイルを作成する。そしてS2310で保留フラグをオフにしてS2317に進む。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては1枚目の原稿の画像2000が出力される。ここまでの処理で、1枚目の原稿の表面の画像(A)の画像ファイル2000と、2枚目の原稿の表裏の画像(B)(C)が連結された画像ファイル2001が得られる。S2317では最終の原稿でないため、次に3枚目の原稿が読み取られる。
3枚目の原稿が読み取られるとS2301で、その原稿の表裏がともに画像があるかどうか判定する。ここでは裏面が画像のない白紙であるためS2302に進む。S2302で保留フラグがオフであるためS2313に進み、その原稿の表面が白紙かどうか判定する。S2313で表面が白紙でないためS2314に進み、その原稿の表面の画像(D)のファイルを生成し、保留フラグをオンにしてS2317に進む。ここでは最終原稿でないため、次に4枚目の原稿が読み込まれる。
4枚目の原稿が読み取られるとS2301で、その原稿の裏面が画像のない白紙であるためS2302に進む。S2302で保留フラグがオンであるためS2303に進み、その原稿の表面が白紙かどうか判定する。S2303で表面が白紙でないためS2311に進み、保留されている3枚目の原稿の表面の画像(D)と4枚目原稿の表面の画像(E)とを連結したファイル2002を生成する。そしてS2312で保留フラグをオフにしてS2317に進む。ここでは最終原稿でないため、次に5枚目の原稿が読み込まれる。
5枚目の原稿が読み取られるとS2301で、その原稿の裏面が画像のない白紙であるためS2302に進む。S2302で保留フラグがオフであるためS2313に進み、その原稿の表面が白紙かどうか判定する。S2313で表面が白紙でないためS2314に進み、5枚目の原稿の表面の画像(F)の画像ファイル2003を生成する。そしてS2317に進む。ここでは最終原稿であるため、この処理を終了する。このとき保留フラグがオンで保留画像がある場合には、その画像ファイルが出力されるため、この例においては5枚目の原稿の画像2003が出力される。
こうして図20に示すような原稿を読み取って画像ファイルが生成される。
[実施形態2の変形例5]
図21は、実施形態2の変形例5を説明する図である。
図21は、実施形態2の変形例5を説明する図である。
この変形例5では、大判(A3サイズ)の表裏ページはその表裏で合成し、それ以外の白紙ページは詰めて合成する。
図21の1枚目と2枚目の原稿の画像ファイル2100,2101の生成は、前述の図14の原稿1404と原稿1405を読取って画像ファイル1406と1407を生成する処理と同様にして実現できる。また3枚目の原稿の画像と4枚目の原稿の画像とを連結した画像ファイル2102の生成は、図17の原稿1712と原稿1713から画像ファイル1715を生成する場合と同様にして実現できる。なおこの場合、4枚目の原稿としてA4の表裏面の両方が白紙ではない原稿を読み取るようにした際に、A4の表裏面についてもその表裏で合成するようにしても良い。すなわち、3枚目の原稿の表面(図21において「E」と書かれたた画像)をそのまま画像ファイルとして生成し、4枚目の原稿はその表裏面がそのまま合成されるように構成しても良い。
以上説明したように実施形態2によれば、大判読み取りモードが設定されており、かつ、白紙スキップモードが設定された場合に、表面画像及び裏面画像のどちらか一方が白紙であった場合には、白紙ページをスキップして画像ファイルの生成を保留する。そして、次原稿以降の大判原稿が白紙を含む場合に、ファイルの生成を保留した画像データと白紙でない面の読み取り画像データとを連結し出力する。このとき、同一原稿で、表面画像及び裏面画像が共に白紙ではない場合は、ファイル出力を保留した画像データを保持していたとしても同一原稿の表面画像と裏面画像の連結処理を優先して行う。前述したように、白紙ページをスキップし、画像の連結処理を行うことで、大判読み取り時において、ユーザが所望していない白紙画像が生成出力されることを防止することができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
[実施形態3]
前述した実施形態1もしくは実施形態2では、図6及び図8の読み取り処理を画像読取装置100のCPU201が実行するものとして説明したが、図6及び図8の該読み取り処理の各工程の少なくとも一部の工程をPC217のCPU301が実行するように構成することもできる。例えば、図6のS604及び図8のS804の画像ファイルの生成処理は、PC217のCPU301が実行できる。この場合、画像読取ユニット140が読み取って得られた表面の画像データ及び画像読取ユニット150が読み取って得られた裏面の画像データは、先にPC217へ出力されることになる。
前述した実施形態1もしくは実施形態2では、図6及び図8の読み取り処理を画像読取装置100のCPU201が実行するものとして説明したが、図6及び図8の該読み取り処理の各工程の少なくとも一部の工程をPC217のCPU301が実行するように構成することもできる。例えば、図6のS604及び図8のS804の画像ファイルの生成処理は、PC217のCPU301が実行できる。この場合、画像読取ユニット140が読み取って得られた表面の画像データ及び画像読取ユニット150が読み取って得られた裏面の画像データは、先にPC217へ出力されることになる。
また、図8のS803の半折判定もPC217のCPU301が実行できる。この場合、判定に必要な超音波受信器162の受信結果や、画像読取ユニット140及び150が読み取って得られた画像データは、先にPC217へ出力されることになる。上述した実施形態に係る画像読取装置は、上記のように各種処理の少なくとも一部をPC217等の外部装置が行うシステムとしても構成できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
100…画像読取装置、142,152…イメージセンサ、201…CPU(画像読取装置)、217…PC,301…CPU(PC)
Claims (14)
- 搬送路上を搬送される原稿の表面側から読み取って得た第1面の画像データと、前記原稿の裏面側から読み取って得た第2面の画像データを取得する読取手段と、
半折された原稿を読み取る大判読み取りモードを設定する第1設定手段と、
前記読取手段が取得した画像データが白紙か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により白紙と判定された画像データを無効にする白紙スキップモードを設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段により前記大判読み取りモードが設定され、前記第2設定手段により前記白紙スキップモードが設定されている場合に、前記判定手段が白紙でないと判定した前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとに基づいて画像ファイルを生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像読取システム。 - 前記生成手段は、前記判定手段が、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面が共に白紙でないと判定すると、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面の画像データを連結した画像ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
- 前記生成手段は、前記判定手段が、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙であると判定すると、当該原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データと、後続の前記第1面と前記第2面のいずれか白紙であると判定された半折された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データとを連結した画像ファイルを作成することを特徴とする請求項2に記載の画像読取システム。
- 前記生成手段は、前記判定手段が、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面が共に白紙でない判定すると、当該半折された原稿の前記第1面と前記第2面の画像データとの連結を、前記第1面と前記第2面のいずれか白紙であると判定された半折された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データとの連結よりも優先することを特徴とする請求項3に記載の画像読取システム。
- 前記生成手段は、前記判定手段が、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙であると判定し、当該原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データと連結する後続の画像データが存在しない場合、前記白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データの画像ファイルを作成することを特徴とする請求項3に記載の画像読取システム。
- 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記生成手段は、白紙と判定された画像データを無効にする処理を前記第1サイズの原稿と前記第2サイズの原稿に適用し、前記半折判定手段により半折された原稿と判定された原稿の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙の場合、前記白紙と判定された前記第1面或いは前記第2面の画像データの連結は、後続の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙である半折された原稿と判定された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像の画像データとの間で行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。 - 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記半折判定手段により半折された原稿と判定された原稿の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙であると判定された場合、前記生成手段は、当該半折された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像の画像データと、前記第1サイズの原稿の画像データとの連結を行わないことを特徴とする請求項6に記載の画像読取システム。 - 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記生成手段は、白紙と判定された画像データを無効にする処理を前記第1サイズの原稿と前記第2サイズの原稿に適用し、前記半折判定手段により半折された原稿と判定された原稿の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙の場合、前記白紙と判定された前記第1面或いは前記第2面の画像データの連結は、前記第1サイズの原稿の白紙でない画像データ、或いは、後続の前記第1面と前記第2面のいずれかが白紙である半折された原稿と判定された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像の画像データとの間で行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。 - 前記生成手段は、前記判定手段が、前記半折された原稿の前記第1面と前記第2面が共に白紙でない判定すると、当該半折された原稿の前記第1面と前記第2面の画像データとの連結を、前記第1面と前記第2面のいずれか白紙であると判定された半折された原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データとの連結、或いは前記第1サイズの原稿の白紙でない画像データとの連結よりも優先することを特徴とする請求項8に記載の画像読取システム。
- 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記生成手段は、白紙と判定された画像データを無効にする処理を前記第1サイズの原稿と前記第2サイズの原稿に適用し、前記半折判定手段が半折された原稿でないと判定した前記第1サイズの原稿の、前記読取手段が取得した前記第1面と前記第2面の画像データのいずれかが白紙の場合、前記生成手段は、白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データと、前記読取手段が取得した他の前記第1サイズの原稿の白紙でない前記第1面或いは前記第2面の画像データとを連結して前記第2サイズの画像ファイルを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。 - 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記生成手段は、白紙と判定された画像データを無効にする処理を前記第1サイズの原稿と前記第2サイズの原稿に適用し、前記半折判定手段が半折された原稿でないと判定した前記第1サイズの原稿の、前記読取手段が取得した前記第1面と前記第2面の画像データのいずれも白紙でない場合、前記生成手段は、前記第1サイズの原稿の前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとを優先して連結することを特徴とする請求項9に記載の画像読取システム。 - 第1サイズの原稿と、前記第1サイズのほぼ倍の第2サイズの原稿を半折した原稿とを混載して読み取る場合、前記搬送路に搬送された原稿が半折された原稿かどうか判定する半折判定手段を有し、
前記生成手段は、白紙と判定された画像データを無効にする処理を前記第1サイズの原稿と前記第2サイズの原稿に適用し、前記判定手段が、前記半折判定手段が半折された原稿と判定した原稿の、前記読取手段が取得した前記第1面の画像データと前記第2面の画像データのいずれかが白紙と判定すると、前記生成手段は、他の原稿の白紙でない画像データと連結し、当該半折された原稿と判定した原稿の前記読取手段が取得した前記第1面と前記第2面が共に白紙でない判定すると、当該半折された原稿の前記第1面と前記第2面の画像データとの連結を、他の原稿の白紙でない画像データとの連結よりも優先することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。 - 前記半折判定手段は、前記搬送路上の原稿を通過した超音波信号の振幅の減衰量が閾値よりも大きい場合に、搬送された原稿が半折された原稿であると判定することを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記載の画像読取システム。
- 搬送路上を搬送される原稿の表面側から読み取って得た第1面の画像データと、前記原稿の裏面側から読み取って得た第2面の画像データを取得する読取手段を有する画像読取システムを制御する制御方法であって、
半折された原稿を読み取る大判読み取りモードを設定する第1設定工程と、
前記読取手段が取得した画像データが白紙か否かを判定する判定工程と、
前記判定工程により白紙と判定された画像データを無効にする白紙スキップモードを設定する第2設定工程と、
前記第1設定工程により前記大判読み取りモードが設定され、前記第2設定工程により前記白紙スキップモードが設定されている場合に、前記判定工程が白紙でないと判定した前記第1面の画像データと前記第2面の画像データとに基づいて画像ファイルを生成する生成工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
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