JP5194752B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents
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Description
このうちのステアリングコラムは、円筒状で、車体に支持される。
又、上記ステアリングシャフトは、上記ステアリングコラムの内径側に回転自在に支持されている。
又、上記ロックハウジングは、上記ステアリングコラムの一部に、このステアリングコラムの径方向に関して外方が開口する状態で設けられている。
又、上記通孔は、上記ステアリングコラムの一部でこのロックハウジングに整合する部分に設けられている。
又、上記係合凹部は、上記ステアリングシャフトの一部でこのステアリングシャフトの回転に伴ってこの通孔に対向し得る部分に設けられている。
又、上記ロックユニットは、上記ロックハウジング内に収納された状態で、作動時に上記通孔を通じてロックピンを上記ステアリングコラムの内周面から突出させて、このロックピンの先端部と上記係合凹部とを係合させる。
又、上記固定ねじは、上記ロックユニットを上記ロックハウジング内に固定する為のものである。
そして、上記固定ねじの頭部は、上記ロックハウジング及び上記ステアリングコラムを車体に支持すると共に、このステアリングコラムの内径側に上記ステアリングシャフトを組み込んだ状態で、工具により操作不能な位置に設けられている。
図1〜6は、請求項1、2、5に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含め、本発明のステアリングロック装置の特徴は、ステアリング装置の設計の自由度を確保しつつ、ステアリング装置としての機能を確保したままロックユニット16aを取り外せない様にして、盗難防止機能の向上を図れる構造を実現する点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図14〜15に示した構造を含め、従来から知られているステアリングロック装置と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
図7も、請求項1、2、5に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ステアリングシャフト3bの一部で通孔26(図4参照)に対向する部分に外嵌固定するロックカラー27aとして、外周面に粗い雄スプライン溝状の凹凸を形成したものを使用している。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図8も、請求項1、2、5に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、ステアリングコラム2bの内周面で、ロックハウジング9aと周方向反対位置に、例えばこの内周面の形状に合わせて部分円弧形に形成したバックアップ片32を、接着等により固定している。このバックアップ片32は、ステアリングシャフト3bが上記ロックハウジング9aから離れる方向に変位する事を防止する為に設けている。即ち、ロックピン21a(図1、4参照)と係合凹部とが係合している状態から、ステアリングホイールを介して上記ステアリングシャフト3bを大きな力で回転させようとすると、このステアリングシャフト3bが上記ロックハウジング9aから離れる方向に変位して、上記ロックピン21aと上記係合凹部との係合が外れる可能性がある。本例の場合には、上記バックアップ片32により、上記ステアリングシャフト3bが上記ロックハウジング9aから離れる方向に変位する事を防止して、上記ロックピン21aと上記係合凹部との係合が外れない様にし、盗難防止機能の確保を図っている。尚、上記バックアップ片32は、衝突事故の際には、上記ステアリングコラム2bの内周面から脱落して、上記ステアリングシャフト3bが前方に変位する事を阻止しない様にしている。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1〜2例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図9〜10は、請求項1、2、6に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、鋼板製のステアリングコラム2cの一部を軽合金製のロックハウジング9bの一部に、このロックハウジング9bをダイキャスト成形する際に包埋支持して、これらステアリングコラム2cとロックハウジング9bとを互いに不離に結合固定している。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等の部分に関する図示並びに説明は省略する。
図11は、請求項1、3、6に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合も、鋼板製のステアリングコラム2cの一部を軽合金製のロックハウジング9bの一部に、このロックハウジング9bをダイキャスト成形する際に包埋支持して、これらステアリングコラム2cとロックハウジング9bとを互いに不離に結合固定している。このロックハウジング9bの上面のうちの前端部に、この上面の前後方向中央部乃至後端部よりも下方に凹んだ、凹部33を設けている。又、この凹部33のうちで上記ステアリングコラム2c側の端部に、固定ねじ17aの杆部29を通過させるが頭部22aは通過させない大きさを有する、第二の通孔28aを設けている。
この様な本例の構造の場合も、ステアリング装置としての機能を確保したまま、上記ロックハウジング9aから上記ロックユニット16aを取り外せない様になる為、盗難防止機能が向上する。
図12は、請求項1、4、6に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、ロックハウジング9bの前面のうちのステアリングコラム2c側の端部に、固定ねじ17aの杆部29を通過させるが頭部22aは通過させない大きさを有する、第二の通孔28aを設けている。又、ロックユニット16aの前面で、上記第二の通孔28aに整合する部分に、上記固定ねじ17aの杆部29に形成した雄ねじを螺合させる為のねじ孔19cを形成している。そして、この固定ねじ17aの杆部29を、上記第二の通孔28aに挿通してから上記ねじ孔19cに螺合し、更に締め付ける事により、上記ロックユニット16aを上記ロックハウジング9b内に、支持固定する。そして、上記ステアリングコラム2cを車体に支持した状態で、このロックハウジング9bの前面と、ダッシュボード等の車体に固定の部分との間に、上記固定ねじ17aの頭部22aと工具とを係合させられるだけの大きさの隙間を存在させない。その他の部分の構成に就いては、上述した実施の形態の第4例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
2、2a、2b、2c ステアリングコラム
3、3a、3b ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 タイロッド
9、9a、9b ロックハウジング
10 クランプ金具
11 ボルト
12 収納部
13 底板部
14 取付フランジ
15 係合凹部
16、16a ロックユニット
17、17a 固定ねじ
18 凹孔
19、19a、19b、19c ねじ孔
20 アクチュエータ
21、21a ロックピン
22、22a 頭部
23 スリット
24 長孔
25 ブラケット部
26 通孔
27、27a ロックカラー
28、28a 第二の通孔
29 杆部
30 凹部
31 第三の通孔
32 バックアップ片
33 凹部
34 入力軸
Claims (6)
- 車体に支持される円筒状のステアリングコラムと、このステアリングコラムの内径側に回転自在に支持されたステアリングシャフトと、このステアリングコラムの一部に、このステアリングコラムの径方向に関して外方が開口する状態で設けられたロックハウジングと、このステアリングコラムの一部でこのロックハウジングに整合する部分に設けられた通孔と、上記ステアリングシャフトの一部でこのステアリングシャフトの回転に伴ってこの通孔に対向し得る部分に設けられた係合凹部と、上記ロックハウジング内に収納された状態で、作動時に上記通孔を通じてロックピンを上記ステアリングコラムの内周面から突出させてこのロックピンの先端部と上記係合凹部とを係合させるロックユニットと、このロックユニットを上記ロックハウジング内に固定する為の固定ねじとを備えたステアリングロック装置に於いて、このロックハウジングと上記ステアリングコラムとは、少なくともこのロックハウジングを成形する際に、互いに不離に結合固定されたものであり、上記固定ねじの頭部は、上記ロックハウジング及び上記ステアリングコラムを車体に支持すると共に、このステアリングコラムの内径側に上記ステアリングシャフトを組み込んだ状態で、工具により操作不能な位置に設けられている事を特徴とするステアリングロック装置。
- ステアリングコラムの一部でロックハウジングに囲まれた部分のうち、通孔から外れた部分に、固定ねじの杆部を通過させるが頭部は通過させない大きさを有する第二の通孔が、上記ステアリングコラムのうちでこの第二の通孔と周方向反対側部分に上記固定ねじの頭部を通過させる大きさを有する第三の通孔が、それぞれ設けられており、上記第二の通孔に杆部を挿入した上記固定ねじを、ロックユニットの奥端面に開口させたねじ孔に螺合し更に締め付ける事により、このロックユニットを上記ロックハウジング内に支持固定しており、上記ステアリングコラムの内径側にステアリングシャフトを組み付けた状態で、このステアリングシャフトを上記第二の通孔と上記第三の通孔との間に存在させる事により、この第三の通孔を通じて上記ステアリングコラム内に挿入した工具と上記固定ねじの頭部との係合を不能とした、請求項1に記載したステアリングロック装置。
- ロックハウジングの上面の一部に、この上面の残部よりも下方に凹んだ凹部が設けられており、この凹部に、固定ねじの杆部を通過させるが頭部は通過させない大きさを有する第二の通孔が設けられており、この第二の通孔に杆部を挿入した固定ねじを、ロックユニットの上面に開口させたねじ孔に螺合し更に締め付ける事により、このロックユニットを上記ロックハウジング内に支持固定しており、ステアリングコラムを車体に支持した状態で、このロックハウジングの上面と車体に固定の部分との間に、上記固定ねじの頭部と工具とを係合させられるだけの大きさの隙間を存在させない、請求項1に記載したステアリングロック装置。
- ロックハウジングの前面に、固定ねじの杆部を通過させるが頭部は通過させない大きさを有する第二の通孔が設けられており、この第二の通孔に杆部を挿入した固定ねじを、ロックユニットの前面に開口させたねじ孔に螺合し更に締め付ける事で、このロックユニットを上記ロックハウジング内に支持固定しており、ステアリングコラムを車体に支持した状態で、このロックハウジングの前面と車体に固定の部分との間に、上記固定ねじの頭部と工具とを係合させられるだけの大きさの隙間を存在させない、請求項1に記載したステアリングロック装置。
- ロックハウジングとステアリングコラムとが、軽合金のダイキャスト成形により一体に形成されている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したステアリングロック装置。
- 鋼板製のステアリングコラムの一部が軽合金製のロックハウジングの一部に、このロックハウジングをダイキャスト成形する際に包埋支持されている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したステアリングロック装置。
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