JP5194554B2 - 動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング内に形成された密閉室に潤滑剤を収容して成る動力工具に関するものである。
動力工具の一形態としての電気ハンマは、ハウジング内に駆動源である電動モータを収容し、ハウジング内に画成された機構室内に、圧力変動によって先端工具を直線上に駆動して所定の加工作業を行う打撃機構と、電動モータの回転を減速ギヤによって減速してピストンの往復運動に変換する往復運動変換機構を収納して構成されている。
ところで、斯かる電気ハンマにおいては、打撃機構と往復運動変換機構が収納された機構室内には、各部材の耐久性向上、摩擦ロスの低減等のために潤滑剤が充填されているが、潤滑剤としては、低温時においても潤滑性を損なわないように粘度が小さくて流動性の高いものが使用される。このため、機構室は、Oリング、オイルシール、シール付ボールベアリング等の複数種のシール部材によって密封されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−316178号公報
上記電気ハンマにおいては、ピストンの往復運動に追従して打撃子と中間子を高速で往復運動させて先端工具に打撃力を伝達する打撃機構をハウジングの機構室内に備えているため、機構室内に流動性の高い潤滑剤を比較的大量に充填する必要がある。
ところが、上述のように機構室内に流動性の高い潤滑剤を比較的大量に充填すると、ピストン等の往復運動による発熱によって機構室内の圧力が上昇した場合、発熱によって加熱されて流動性が高められた潤滑剤がシール部から機構室外へと流出し易いという問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、潤滑剤の漏出を抑制ことができる動力工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、駆動源と該駆動源の回転を減速する減速機構をハウジング内に収容するとともに、ハウジング内に形成された密閉室に潤滑剤を収容して成る動力工具において、前記減速機構の一部を構成する回転部材に、前記密閉室と大気とを連通させる連通路を形成するとともに、該連通路の密閉室側開放端に周囲よりも突出したリブを形成したことを特徴とする。
本発明の別の特徴は、前記回転部材の内部に形成された空間に前記連通路の密閉室側開放端を開口させたことである。
本発明の更に別の特徴は、前記回転部材の前記空間に別部材である連通路形成部材を嵌挿し、該連通路形成部材内に前記連通路を形成したことである。
本発明の更に別の特徴は、前記連通路形成部材を弾性体で構成したことである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記連通路にフィルタを設けたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フィルタを前記連通路の両側に設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記回転部材は、往復運動変換機構の一部を構成するクランクシャフトであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ハウジング内の減速機構等の駆動による発熱によって密閉室内の空気が加熱されて膨張しても、この膨張した空気は、回転部材に形成された連通路を通って大気中に排出されるため、密閉室の圧力上昇が抑えられ、発熱によって加熱されて流動性が高められた潤滑剤の密閉室外への流出が抑制される。又、密閉室内の空気に含まれる噴霧状或は液滴状の潤滑剤は、回転部材と共に回転するリブの遠心作用によって連通路内への流れ込みが防がれるため、密閉室外への潤滑剤の流出が抑制される。
また、本発明によれば、連通路とリブが形成された別部材である連通路形成部材を回転部材の空間に組み込むことによって、既存の回転部材に大きな変更を加えることなくその内部に連通路を設けることができる。
更に、本発明によれば、連通路形成部材を弾性体で構成したため、該連通路形成
部材を弾性変形させて回転部材内の空間に容易に組み込むことができる。
請求項2に記載の発明によれば、密閉室内の空気に含まれる噴霧状或は液滴状の潤滑剤は、連通路を流れる過程でフィルタによって濾過されて空気と分離されるため、潤滑剤の密閉室外への漏れが防がれる。
請求項3に記載の発明によれば、フィルタを連通路の両側に設けたため、密閉室内の空気に含まれる噴霧状或は液滴状の潤滑剤が連通路の両側において2段階に濾過され、潤滑剤の密閉室外への漏れが一層効果的に抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、往復運動変換機構の一部を構成するクランクシャフトに設けられた連通路とリブによって潤滑剤の密閉室外への漏れを抑制することができる。特に、コンロッドがクランクシャフトの上面に開口する連通路を常に横切るように移動する構成においては、流動性を増した潤滑剤の連通路への流れ込みが抑制される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明に係る動力工具の一形態としての電気ハンマの斜視図、図2は同電気ハンマの破断側面図、図3は同電気ハンマ要部の拡大断面図である。
本実施の形態に係る電気ハンマ1は、工具保持部2に装着された先端工具3に打撃力を与えて所要の作業を行うものであって、打撃機構を内蔵したシリンダクランクケース4からはモータハウジング5が略垂直下方に延びている。そして、シリンダクランクケース4の前端側部にはサイドハンドル6が設けられ、シリンダクランクケース4とモータハウジング5の後方(図1及び図2の右側)にはハンドル7が設けられており、作業者はサイドハンドル6とハンドル7を把持して作業を行う。尚、ハンドル7にはスイッチ8が設けられている。
図2に示すように、前記モータハウジング5内には駆動源である電動モータ9が縦置き状態で収容されており、該電動モータ9の出力軸(モータ軸)10のボールベアリング11から上方へ突出する端部にはピニオン12が形成されている。又、出力軸10のボールベアリング11よりも下方の部位には冷却ファン13が結着されている。
他方、前記シリンダクランクケース4の後端部内には、クランクシャフト14がその上下をシール付きボールベアリング15とニードルベアリング16によって回転可能に支承されて垂直に配されており、このクランクシャフト14の外周にはギヤ17が結着されている。そして、ギヤ17は、電動モータ9の出力軸10の上端に形成された前記ピニオン12に噛合しており、これらのピニオン12とギヤ17は減速機構を構成している。又、クランクシャフト14の上端には、該クランクシャフト14の回転中心から偏心した位置にクランクピン18が一体に突設されている。
又、シリンダクランクケース4内にはシリンダ19が水平に配設されており、このシリンダ19内にはピストン20と打撃子21が前後方向に往復直線移動可能に嵌挿されている。そして、シリンダ19内にはピストン20と打撃子21によって略密閉された空気室S1が画成されている。又、打撃子21の前方には中間子22が前後動可能に配置されており、この中間子22の前端面は前記先端工具3の後端面に当接し、後端面は打撃子21の前端面に当接している。尚、ピストン20、打撃子21、中間子22等は打撃機構を構成している。
更に、上記ピストン20は、コンロッド23を介してクランクシャフト14に連結されている。即ち、コンロッド23の一端はピストンピン24によってピントン20に連結され、他端はクランクシャフト14のクランクピン18に連結されており、後述のようにクランクシャフト14の回転はコンロッド23によってピストン20のシリンダ19内での往復直線運動に変換される。従って、クランクシャフト14やコンロッド23等は往復運動変換機構を構成している。
而して、打撃機構や往復運動変換機構を構成する各部品はシリンダクランクケース4内に画成された密閉室である機構室S2内に収納されており、機構室S2内には流動性の高い潤滑剤が充填され、各部品は潤滑剤によって潤滑されて耐久性の向上、摩擦ロスの低減等が図られる。そして、機構室S2は、Oリング25,26とオイルシール27及び前記シール付きボールベアリング15によって密封され、内部に充填された潤滑剤の外部への漏出が防がれている。
ところで、図3に詳細に示すように、クランクシャフト14の中心部には大小異径の貫通孔14a,14bから成る空間が形成されており、大径側の貫通孔14aは機構室S2内に開口しており、小径側の貫通孔14bは、大気に連通しているモータハウジング5内に開口している。そして、大径側の貫通孔14aには、ゴム等の弾性体によって一体成形された連通路形成部材28が嵌挿されており、貫通孔14a内の連通路形成部材28の上面側と下面側にはフェルト製の第1フィルタ29と第2フィルタ30がそれぞれ配されている。尚、連通路形成部材28はゴム等の弾性体で構成されているため、弾性変形可能であって、これをクランクシャフト14の貫通孔14aに容易に組み込むことができる。そして、この連通路形成部材28をクランクシャフト14の貫通孔14aに組み込んだ後は、該連通路形成部材28が貫通孔14aの内周に密着するため、貫通孔14aと連通路形成部材28の間に隙間が形成されず、隙間からの潤滑剤の漏れが防がれる。
又、上記連通路形成部材28の上面と下面の各中心部には連通路入口28aと連通路出口28bがそれぞれ形成されており、連通路形成部材28の内部の中心部には円管状のリブ31が一体に立設されている。そして、連通路形成部材28の内部には大きな容積の第1連通路室S3が形成され、同連通路形成部材28の底部には小さな容積の第2連通路室S4が形成されており、これらの第1連通路室S3と第2連通路室S4とはリブ31内の通路31aによって互いに連通されている。
而して、クランクシャフト14の貫通孔14a、連通路形成部材28の連通路入口28a、第1連通路室S3、リブ31の通路31a、第2連通路室S4、連通路形成部材28の連通路出口28b及びクランクシャフト14の貫通孔14bは、機構室S2を大気に連通させる連通路を構成しており、この連通路の第1連通路室S3の内部、つまり、連通路の機構室S1側開放端に前記リブ31が周囲よりも上方へ突出した状態で開口している。
そして、連通路の上下両側に前記第1フィルタ29と第2フィルタ30がそれぞれ設けられている。
次に、以上のように構成された電気ハンマ1の作用について説明する。
スイッチ8がONされて電動モータ9が起動されると、その出力軸10の回転はピニオン12とギヤ17によって減速されてクランクシャフト14に伝達され、該クランクシャフト14が所定の回転速度で回転駆動される。そして、このクランクシャフト14の回転はコンロッド23によってピストン20の往復直線運動に変換され、ピストン20がシリンダ19内で往復直線運動することによって空気室S1に圧力変動が発生し、この圧力変動による打撃力が打撃子21と中間子22を介して先端工具3に伝達される。
ところで、空気室S1内で空気が圧縮されることによって圧縮熱が発生し、又、各部品の摺動摩擦によって熱が発生するため、シリンダクランクケース4が加熱され、その内部に形成された機構室S2内の潤滑剤も加熱されてその流動性が高められる。このような状態において、機構室S2も加熱されるため、その内部の空気が膨張して機構室S2の内圧が上昇し、加熱によって流動性が増した潤滑剤が機構室S2外へ漏れ出し易くなる。
然るに、本実施の形態では、クランクシャフト14に大小異径の貫通孔14a,14bから成る空間を形成し、その空間に第1フィルタ29と第2フィルタ30及び連通路形成部材28を組み込んだため、機構室S2内の膨張した空気は、クランクシャフト14の貫通孔14aから第1フィルタ29を通過し、連通路形成部材28の内部を通り、第2フィルタ30を通過して貫通孔14bからモータハウジング5を通って大気中に排出される。このように機構室S2内の空気が大気へと排出されるため、機構室S2が加熱されても、その内圧が上昇することがなく、内部に充填した潤滑剤の機構室S2外への漏が抑制される。
又、機構室S2内の空気に含まれた噴霧状或は液滴状の潤滑剤は、比較的大きな粒子成分が第1フィルタ29によって除去される。そして、第1フィルタ29を通過した潤滑剤は、空気と共に連通路形成部材28の連通路入口28aから第1連通路室S3内に流入する。ここで、連通路形成部材28はクランクシャフト14と共に回転しているため、第1連通路室S3内に流入した空気に含まれる潤滑剤は、遠心力によって径方向外方へと移動して第1連通路室S3の内周壁に衝突し、内周壁に沿って滴下して第1連通路室S3内の底部に溜り、空気と分離される。従って、潤滑剤の機構室S2外への漏れが抑制され、空気のみが大気中に排出される。
又、第1連通路室S3内には周囲よりも上方へ突出したリブ31が開口し、このリブ31はクランクシャフト14と共に回転しているため、第1連通路室S3内の空気と潤滑剤のリブ31内の通路31aへの流れ込みは該リブ31の遠心作用によって抑制される。第1連通路室S3からリブ31内の通路31aに空気と潤滑剤が流れ込んでも、空気に含まれる潤滑剤は、第2連通路室S4を通って第2フィルタ30を通過する過程で確実に除去され、潤滑剤が除去された清浄な空気は小径側の貫通孔14bからモータハウジング5を通って大気中に排出される。
尚、電気ハンマ1が駆動されているときには、コンロッド23がクランクシャフト14の上面に開口する貫通孔14aを常に横切るように移動しているため、流動性を増した潤滑剤が貫通孔14aに大量に流れ込むことがない。
電気ハンマ1の駆動が停止した後は、機構室S2が自然冷却されるために内部の空気も冷却され、その体積が減少する。この結果、機構室S2内は負圧となり、外気がクランクシャフト14の貫通孔14bから第2フィルタ30、連通路形成部材28及び第1フィルタ29を通過して機構室S2内に流入する。このとき、第1フィルタ29と第2フィルタ30に付着した潤滑剤は、流入する空気と共に機構室S2内へと還元される。このため、第1フィルタ29及び第2フィルタ30は目詰まりを起こしにくく、高い濾過性能を長期に亘って保持することができる。本実施の形態では、第1フィルタ29と第2フィルタ30にフェルトを用いたため、厚さや充填密度を容易に調整することができるが、濾過性能を備えた部材であればフェルト以外のものを使用することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図4に基づいて説明する。
図4は本発明の実施の形態2に係る電気ハンマ要部の拡大断面図であり、本図においては図3に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、クランクシャフト14の軸中心部に、機構室S2と大気とを連通させる連通路32を貫設するとともに、クランクシャフト14の上面に円穴状の凹部14cを形成し、連通路32の機構室S2側(上側)開放端に周囲よりも突出したリング状のリブ14dを一体に形成している。尚、リブ14dは凹部14c内に形成されてクランクシャフト14の上面から上方に突出していないため、該リブ14dがコンロッド23と干渉してその作動を害することはない。
而して、本実施の形態においても、ピニオン12とギヤ17から成る減速機構等の駆動による発熱によって機構室S2内の空気が加熱されて膨張しても、この膨張した空気は、クランクシャフト14に形成された連通路32を通って大気中に排出されるため、機構室S2の圧力上昇が抑えられ、発熱によって加熱されて流動性が高められた潤滑剤の機構室S2外への流出が抑制される。
又、機構室S2内の空気に含まれる噴霧状或は液滴状の潤滑剤は、クランクシャフト14と共に回転するリブ14dの遠心作用によって連通路32内への流れ込みが防がれるため、機構室S2外への潤滑剤の流出が抑制される。
尚、以上は本発明を特に電気ハンマに対して適用した形態について説明したが、本発明は、ハンマドリル、グラインダ等の電動工具やエア工具を含む他の任意の動力工具に対しても同様に適用して前記と同様の効果を得ることができる。
又、以上の実施の形態では、クランクシャフト14内に連通路を形成する例について説明したが、連通路はハウジング内に形成された密閉室に臨む他の任意の回転部材に形成することができる。
本発明の実施の形態1に係る電気ハンマの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電気ハンマの破断側面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気ハンマ要部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ハンマ要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 電気ハンマ(動力工具)
2 工具保持部
3 先端工具
4 シリンダクランクケース
5 モータハウジング
6 サイドハンドル
7 ハンドル
8 スイッチ
9 電動モータ
10 電動モータの出力軸(モータ軸)
11 ボールベアリング
12 ピニオン
13 冷却ファン
14 クランクシャフト
14a,14b クランクシャフトの貫通孔
14c クランクシャフトの凹部
14d クランクシャフトのリブ
15 シール付きボールベアリング
16 ニードルベアリング
17 ギヤ
18 クランクピン
19 シリンダ
20 ピストン
21 打撃子
22 中間子
23 コンロッド
24 ピストンピン
25,26 Oリング
27 オイルシール
28 連通路形成部材
28a 連通路入口
28b 連通路出口
29 第1フィルタ
30 第2フィルタ
31 リブ
31a リブ内の通路
32 連通路
S1 空気室
S2 機構室(密閉室)
S3 第1連通路室
S4 第2連通路室

Claims (4)

  1. 駆動源と該駆動源の回転を減速する減速機構をハウジング内に収容するとともに、ハウジング内に形成された密閉室に潤滑剤を収容して成る動力工具において、
    前記減速機構の一部を構成する回転部材を設け、該回転部材の内部に前記密閉室に開口し、大気と連通する空間を形成する貫通孔を設け、
    前記回転部材の前記空間に、弾性体で構成され、大気と密閉室とを連通させる連通路を形成する連通路形成部材を嵌挿して前記回転部材と一体に回転可能とし、
    該連通路形成部材に、連通路の一部を成す通路を有し、密閉室側開放端が周囲よりも突出したリブを形成したことを特徴とする動力工具。
  2. 前記連通路にフィルタを設けたことを特徴とする請求項1に記載の動力工具。
  3. 前記フィルタを前記連通路の両側に設けたことを特徴とする請求項2に記載の動力工具。
  4. 前記回転部材は、往復運動変換機構の一部を構成するクランクシャフトであることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の動力工具。
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