JP5193472B2 - 車載電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車載電子装置と、車載電子装置を有する車両制御システムとに関する。
従来、車々間通信により他車両からのデータを受信し、そのデータに基づいて特定される他車両の位置を地図上に表示する車載用電子装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−64616号公報
特許文献1に開示される従来の車載用電子装置では、他車両の数が増加すると、それに応じて他車両の位置を特定するための処理負荷が大きくなる。この処理負荷が大きくなり過ぎると、正しく処理を実行できないなどの悪影響を及ぼす場合がある。したがって、他車両の位置を特定するための処理負荷を適切に調節する必要がある。
請求項1の発明による車載電子装置は、1または2以上の他車両の位置情報を取得する他車位置情報取得手段と、他車両の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段と、優先度設定手段により設定された優先度に基づいて、他車両の各々に対して処理周期を設定する処理周期設定手段と、他車位置情報取得手段により取得された他車両の位置情報に基づいて、処理周期設定手段により設定された処理周期ごとに、他車両の位置をそれぞれ特定する他車位置特定手段と、自車両の位置を検出する自車位置検出手段とを備え、優先度設定手段は、自車位置検出手段により検出された自車両の位置と、他車両の位置情報により表される他車両の位置との関係に基づいて、他車両の各々に対して優先度を設定し、他車位置特定手段は、優先度が高い他車両に対する位置検出は短い処理周期で、優先度の低い他車両に対する位置検出は長い処理周期で行う。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車載電子装置において、他車両の車種を特定する車種特定手段をさらに備え、優先度設定手段は、車種特定手段により特定された他車両の車種に基づいて、他車両の各々に対して優先度を設定する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の車載電子装置において、他車位置特定手段により特定された他車両の位置に基づいて、他車両の位置を示す他車位置マークを、他車両が道路上を走行しているか否かに応じて異なる表示形態で地図上に表示する他車位置表示制御手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、他車両の位置を特定するための処理負荷を適切に調節することができる。
−第1の実施の形態−
本発明の第1の実施の形態による車載電子装置の適用例であるナビゲーション装置を、図1にその構成を示す車両制御システムにより説明する。この車両制御システムは、自車両1と他車両2とが車々間通信によって互いの位置情報を交換し、それによって相手方の走行状態をそれぞれ判断することで、必要に応じて様々な車両制御を行うものである。自車両1には、ナビゲーション装置10、車両制御装置11、通信制御装置12およびアンテナ13が備えられている。同様に、他車両2には、ナビゲーション装置20、車両制御装置21、通信制御装置22およびアンテナ23が備えられている。
ナビゲーション装置10は、自車両1から所定範囲内の地図を表示モニタに表示する。このときナビゲーション装置10は、自車両1の位置を示す自車位置マークをその地図上に表示すると共に、通信制御装置12により受信される他車位置情報に基づいて、他車両2の位置を特定し、その位置を示す他車位置マークを地図上に表示する。こうした地図表示を行うことにより、自車両1と他車両2との位置関係をユーザに対して知らせる。またナビゲーション装置10は、車両制御装置11からの指示により、必要に応じて警告音の出力や警告メッセージの表示を行う。これにより、自車両1に向かって走行している他車両2の存在などをユーザに知らせることができる。
さらにナビゲーション装置10は、目的地が設定されることにより、自車両1をその目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行する。すなわち、ユーザの操作などによりナビゲーション装置10に対して目的地が設定されると、ナビゲーション装置10はその目的地までの推奨経路を地図データに基づいて探索する。そして、探索された推奨経路を地図上に表示し、その推奨経路に従ってユーザに進行方向の指示を行うことにより、自車両1を目的地まで案内する。なお、このときにも前述のように自車位置マークと他車位置マークが地図上に表示される。
車両制御装置11は、自車両1の挙動やユーザの運転操作等に応じて、自車両1における様々な動作の制御を行う。たとえば、アクセルペダルの踏み込み量やエンジン回転数などに応じてアクセル開度を調節することで、自車両1に生じる加速度を制御する。さらに車両制御装置11は、ナビゲーション装置10による自車位置の検出結果と他車位置の特定結果とに基づいて、自車両1と他車両2との位置関係やその変化状態を判断し、この判断結果に応じて、ナビゲーション装置10に対する警告の指示や自車両1の駆動制御を必要に応じて行う。たとえば、自車両1の走行道路と交差する道路を走行中の他車両2が、自車両1に向かって所定距離以内に接近していると判断されたとする。このような場合、車両制御装置11は、他車両2が接近している旨の警告をナビゲーション装置10に対して指示すると共に、必要であれば自車両1のブレーキを制御して自車両1を停止させる。
通信制御装置12は、アンテナ13を用いて、他車両2に搭載された通信制御装置22との間で車々間通信を行う。この車々間通信により、通信制御装置12において、他車両2の位置を表す他車位置情報が受信されると共に、自車両1の位置を表す自車位置情報が送信される。なお、このときに車両の種類(たとえば、大型車、小型車、二輪車等)の表すための車種情報と、車々間通信を行う車両の各々を特定するための車両ID情報とが、自車位置情報と他車位置情報にそれぞれ付される。こうして自車両1と他車両2の位置情報が交換される。
通信制御装置12において受信された他車位置情報は、通信制御装置12からナビゲーション装置10に対して出力される。この他車位置情報に基づいて、ナビゲーション装置10は前述のように他車両2の位置を特定し、その結果を通信制御装置12へ出力する。こうしてナビゲーション装置10から他車位置の特定結果が出力されると、それに基づいて通信制御装置12は、前述のような制御を自車両1に対して行う。なお、通信制御装置12および22を用いて自車両1と他車両2との間で行われる車々間通信には、たとえばDSRC(Dedicated Short Range Communications)による通信方式などを利用することができる。
自車両1に搭載されているナビゲーション装置10、車両制御装置11、通信制御装置12およびアンテナ13は、以上説明したような処理や動作を行う。なお、他車両2に搭載されているナビゲーション装置20、車両制御装置21、通信制御装置22およびアンテナ23も、それぞれに同様の処理や動作を行う。
次に、ナビゲーション装置10の構成を図2に示す。ナビゲーション装置10は、制御部101、振動ジャイロ102、車速センサ103、ハードディスク(HDD)104、GPS受信部105、表示モニタ106および入力装置107を備えている。
制御部101は、マイクロプロセッサや各種周辺回路、RAM、ROM等によって構成されており、HDD104に記録されている制御プログラムや地図データに基づいて、各種の処理を実行する。この制御部101により、ナビゲーション装置10における様々な処理が実行される。たとえば、目的地を設定する際の目的地の探索処理、設定された目的地までの推奨経路の探索処理、自車位置の検出処理、各種の画像表示処理、ルート案内時の処理などが実行される。
制御部101は車両制御装置11および通信制御装置12と接続されており、これらとの間で様々な信号やデータが入出力される。たとえば通信制御装置12に対して、制御部101により検出された自車位置の情報が所定時間ごとに出力される。この自車位置情報は、通信制御装置12が行う車々間通信によって自車両1から他車両2へと送信される。一方、通信制御装置12から制御部101には、他車両2から受信した他車位置情報が入力される。
通信制御装置12から他車位置情報が入力されると、制御部101は、その他車位置情報に基づいて他車両2の位置を特定する。このとき、他車位置情報とHDD104に記録されている地図データとに基づいてマップマッチングを行うことにより、他車両2が地図上でどの道路を走行しているかを判断し、その判断結果を反映して他車両2の位置を特定する。この他車位置の特定結果は、自車位置の検出結果と共に、制御部101から車両制御装置11へ出力される。車両制御装置11は、これらに基づいて自車両1と他車両2との位置関係やその変化状態を判断し、前述のような警告指示や駆動制御を必要に応じて行う。
振動ジャイロ102は、自車両1の角速度を検出するためのセンサである。車速センサ103は、自車両1の車速を検出するためのセンサである。これらのセンサを用いて自車両1の運動状態を所定の時間間隔ごとに検出することにより、自車両1の移動量が求められ、それによって自車両1の現在位置が検出される。
HDD104は、データの書き換えが可能な不揮発性の記録媒体であり、地図データを含む各種のデータが記録されている。HDD104に記録されている地図データは、必要に応じて制御部101の制御により読み出され、制御部101が実行する様々な処理や制御に利用される。この地図データには、経路計算データと、経路誘導データと、道路データと、背景データとが含まれている。経路計算データは、目的地までのルート探索に用いられる。経路誘導データは、設定された経路に従って自車両1を目的地まで誘導するために用いられ、交差点名称や道路名称などを表す。道路データは、道路の形状や種別を表す。背景データは、河川や鉄道などの道路以外の地図形状や、各種施設の位置などを表す。
GPS受信部105は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信して制御部101へ出力する。GPS信号には、自車両1の位置と現在時刻を求めるための情報として、そのGPS信号を送信したGPS衛星の位置と送信時刻が含まれている。したがって、所定数以上のGPS衛星からGPS信号を受信することにより、これらの情報に基づいて自車両1の現在位置と現在時刻を算出することができる。
表示モニタ106は、ナビゲーション装置10において様々な画面表示を行うための装置であり、液晶ディスプレイ等を用いて構成される。この表示モニタ106により、前述したように自車両1の周辺について地図が表示され、その地図上に自車位置マークと他車位置マークが表示される。表示モニタ106に表示される画面の内容は、制御部101が行う画面表示制御によって決定される。表示モニタ106は、たとえば自車両1のダッシュボード上やインストルメントパネル内など、ユーザが見やすいような位置に設置されている。
入力装置107は、ナビゲーション装置10を動作させるための様々な入力操作をユーザが行うための装置であり、各種の入力スイッチ類を有している。ユーザはこの入力装置107を操作することにより、たとえば、目的地に設定したい施設や地点の名称等を入力したり、予め登録された登録地の中から目的地を選択したり、地図を任意の方向にスクロールしたりすることができる。入力装置107は、操作パネルやリモコンなどによって実現することができる。あるいは、表示モニタ106と一体化されたタッチパネルにより入力装置107を実現してもよい。
ユーザが入力装置107を操作して目的地を設定すると、ナビゲーション装置10は、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、目的地までの推奨経路を探索する。そして、自車両1の現在位置を検出し、その周辺の道路地図を表示しながら、探索された推奨経路に従って自車両1を目的地まで誘導する。
ところで、車両制御装置11により前述したような自車両1の制御を的確に行うためには、自車両1と他車両2との位置関係やその変化状態を所定周期ごとに判断する必要がある。したがって、ナビゲーション装置10においては、所定周期ごとに自車位置の検出処理と他車位置の特定処理とを行わなければならない。しかし、マップマッチングの対象とされる道路の数が増加したり、位置を特定すべき他車両の数が増加したりすると、それに応じてナビゲーション装置10における他車位置特定処理の負荷が増大する。この処理負荷が大きくなり過ぎると、正しく処理を実行できないなどの悪影響を及ぼす場合がある。
そこでナビゲーション装置10は、図3に示すフローチャートにしたがって自車位置の検出処理と他車位置の特定処理とを行うことにより、処理負荷が大きくなりすぎないように調節する。このフローチャートについて、以下に詳しく説明する。なお、図3のフローチャートは、ナビゲーション装置10の制御部101において、所定の処理サイクル間隔で実行されるものである。
ステップS10では、自車位置の検出を行う。ここでは前述したように、振動ジャイロ102および車速センサ103の検出結果に基づいて、自車両1の位置が検出される。なお、このときHDD104に記録された地図データに基づいてマップマッチングが行われることにより、自車両1が地図上でどの道路を走行しているかが判断され、その判断結果を反映して自車位置が検出される。これにより、自車両1が走行している道路に合わせて自車位置が補正される。次のステップS20では、ステップS10で検出された自車位置に基づいて、表示モニタ106において自車位置マークを地図上に表示する。続いてステップS30では、ステップS10で検出された自車位置の情報を車両制御装置11および通信制御装置12へ出力する。
ステップS40では、HDD104に記録された地図データにおいて、他車位置を特定する際に行うマップマッチングの対象とする道路を選択する。ここでは、自車位置や道路種別に応じてマップマッチング対象道路を選択することができる。自車位置に応じて選択する場合は、たとえば、自車位置から所定の距離範囲内に存在する道路をマップマッチング対象道路として選択する。一方、道路種別に応じて選択する場合は、所定の道路種別、たとえば国道以上の道路種別に該当する道路をマップマッチング対象道路として選択する。この場合、県道や市道、細街路などの国道よりも低い道路種別に該当する道路は、マップマッチング対象道路として選択されない。なお、このような道路の種別情報は、HDD104に記録された地図データ中に含まれる道路データによって表されている。
以上説明したように、ステップS40では、自車位置または地図データの道路種別の情報に基づいて、マップマッチング対象道路を選択する。なお、これらの選択方法を組み合わせてマップマッチング対象道路を選択してもよい。
ステップS50では、他車位置情報を取得する。ここでは前述のように、通信制御装置12を用いて自車両1と他車両2との間で行われる車々間通信により、他車位置情報を取得する。このとき通信制御装置12において受信された他車位置情報が、制御部101に対して入力される。次のステップS60では、ステップS50で他車位置情報を取得した他車両2に対して位置特定処理を行うときの優先度の初期値を設定する。ここでは、たとえば0を優先度の初期値として設定する。
ステップS70では、ステップS10で検出した自車位置と、ステップS50で取得した他車位置情報により表される他車両2の位置とに基づいて、自車位置から所定距離以内に他車位置があるか否かを判定する。なお、ここでは取得した他車位置情報により表される他車位置をそのまま用いて、その他車位置が自車位置から所定距離以内にあるか否かを判定する。こうして自車位置から所定距離以内に他車位置があると判定された場合はステップS80へ進み、ステップS80において優先度に1を加えた後、ステップS90へ進む。一方、ステップS70において自車位置から所定距離以内に他車位置がないと判定された場合は、ステップS80を実行せずにステップS90へ進む。この場合、優先度は変化しない。
ステップS90では、他車両2の車種を特定する。ここでは、ステップS50で取得した他車位置情報に対して付された前述の車種情報に基づいて、他車両2の車種を特定する。次のステップS100では、ステップS90で特定した他車両2の車種が、予め指定された優先処理対象車種に該当するか否かを判定する。優先処理対象車種に該当する場合はステップS110へ進み、ステップS110において優先度に1を加えた後、ステップS120へ進む。一方、ステップS100において他車両2の車種が優先処理対象車種に該当しないと判定された場合は、ステップS110を実行せずにステップS120へ進む。この場合、優先度は変化しない。なお、優先処理対象車種には、運転者が目視では発見しづらいような車種、たとえば二輪車などを指定することが好ましい。
以上説明したステップS70〜S110のような処理を実行することにより、他車両2に対して位置特定処理の優先度が設定される。すなわち、ステップS70の判定が行われ、その判定結果に応じてステップS80の処理が実行されることにより、自車位置の検出結果と、他車位置情報により表される他車両2の位置との関係に基づいて、他車両2に対して位置特定処理の優先度が設定される。また、ステップS90の結果に基づいてステップS100の判定が行われ、その判定結果に応じてステップS110の処理が実行されることにより、他車両2の車種が特定され、その車種に基づいて、他車両2に対して位置特定処理の優先度が設定される。
ステップS120では、上記のようにして設定された位置特定処理の優先度に応じた処理周期を他車両2に対して設定する。ここでは、優先度が高いほど短くなるように処理周期を設定する。たとえば、優先度が0、すなわち初期値のままである場合は400msec、優先度が1の場合は200msec、優先度が2の場合は100msecと、処理周期をそれぞれ設定する。このようにして、設定された優先度に基づいて処理周期を設定する。なお、ここで挙げた処理周期の設定値は一例であるため、他の値により処理周期を設定することとしてもよい。
ステップS130では、前回の位置特定処理の実行時からの経過時間がステップS120で設定した処理周期を超えたか否かを判定する。経過時間が処理周期を超えた場合は、他車両2について位置特定処理を実行するために次のステップS140へ進む。一方、経過時間が処理周期に満たない場合は、ステップS140〜S160を実行せずに図3のフローチャートを終了する。この場合、他車位置情報を取得しても他車両2について位置特定処理が行われないため、位置特定処理を行った場合と比べて、制御部101の処理負荷が軽減される。
ステップS140では、他車位置の特定を行う。このとき、ステップS50で取得した他車位置情報と、ステップS40で選択したマップマッチング対象道路とに基づいて、マップマッチングが行われることにより、他車両2が地図上でどの道路を走行しているかが判断され、その判断結果を反映して他車両2の位置が特定される。これにより、他車両2が走行している道路に合わせて他車位置が補正される。このようにして、他車両2について位置特定処理が実行される。
ステップS150では、ステップS140で特定した他車位置に対して、表示モニタ106において他車位置マークを地図上に表示する。このとき、マップマッチングにより道路に合わせて補正された他車位置に対して他車位置マークを表示する場合と、マップマッチングされていない他車位置に対して他車位置マークを表示する場合とで、異なる表示形態を用いることが好ましい。すなわち、他車両2が道路上を走行しているか否かに応じて、異なる表示形態で他車位置マークを地図上に表示することが好ましい。なお、マップマッチングされていない他車位置に対しては、他車位置マークを地図上に表示しないこととしてもよい。
ステップS160では、ステップS140の位置特定処理による他車位置の特定結果を車両制御装置11に対して出力する。ステップS160を実行したら、図3のフローチャートを終了する。このようにして、取得した他車位置情報に基づいて、優先度に応じた処理周期ごとに他車位置を特定する。
なお、自車両1の周囲に複数の他車両が存在しており、通信制御装置12においてその複数の他車両の各々から他車位置情報が受信される場合がある。このような場合、制御部101は、図3のフローチャートにおいて、その他車両の各々についてステップS50以降の処理をそれぞれに実行する。すなわち、ステップS70〜S110の処理を実行することにより、当該他車両の各々に対して位置特定処理の優先度を設定し、その優先度に基づいて、ステップS120の処理により、当該他車両の各々に対して処理周期を設定する。こうして処理周期が設定された他車両のうち、前回の位置特定処理の実行時からの経過時間が設定された処理周期を経過したものについては、ステップS140〜S160の処理を実行する。これにより、取得した他車位置情報に基づいて、当該他車両の各々について設定された処理周期ごとに他車位置がそれぞれ特定され、それに応じて他車位置マークの表示と他車位置の特定結果の出力とが行われる。
以上説明したような処理を実行することにより自車位置マークと他車位置マークが表示された地図画面の例を図4に示す。この地図画面では、自車位置マーク111の周囲について表示された地図上に、他車位置マーク211、212、213および214がそれぞれ表示されている。
図4の地図画面において、道路121および122はマップマッチング対象道路として選択されているが、道路123および124はマップマッチング対象道路として選択されていないとする。このとき、他車位置マーク211、212および213は、マップマッチングにより道路121または122に合わせて補正された他車位置を示しているが、他車位置マーク214は、マップマッチングが行われずに特定された他車位置を示している。したがって、このような場合には、図中に示すように他車位置マーク214を他とは異なる表示形態で表示する。
また、図4の地図画面において、他車位置マーク211と212とがそれぞれ表す他車両の位置は自車両から所定距離以内にあり、それ以外の他車両の位置は自車両から所定距離以上離れているとする。さらに、他車位置マーク212が表す他車両の車種は、優先処理対象車種に該当しているとする。このような場合、他車位置マーク212に対応する他車両については、最も高い優先度が設定されることにより、位置特定処理の処理周期が短く設定される。他車位置マーク211に対応する他車両については、次に高い優先度が設定され、それに応じた位置特定処理の処理周期が設定される。他車位置マーク213および214に対応する他車両については、最も低い優先度が設定されることにより、位置特定処理の処理周期が長く設定される。こうして設定された処理周期ごとに、各他車両の位置がそれぞれ特定され、図4の地図画面の内容が更新される。
以上説明した第1の実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)他車両2の位置情報を取得する(ステップS50)と共に、HDD104に記録された地図データにより表される道路からマップマッチングの対象道路を選択する(ステップS40)。この他車両2の位置情報と対象道路とに基づいて、マップマッチングを行うことにより、他車両2の位置を特定する(ステップS140)こととした。このようにしたので、他車両の位置を特定するための処理負荷を適切に調節することができる。
(2)自車両1の位置を検出する(ステップS10)。ステップS40では、その自車両1の位置に基づいてマップマッチングの対象道路を選択することができる。また、ステップS40では、地図データに含まれる道路の種別情報に基づいて、マップマッチングの対象道路を選択することもできる。したがって、マップマッチングの対象道路を適切に選択することができる。
(3)1または2以上の他車両の位置情報を取得し(ステップS50)、その他車両の各々に対して優先度を設定する(ステップS60、S80、S110)。こうして設定された優先度に基づいて、当該他車両の各々に対して処理周期を設定する(ステップS120)。そして、ステップS50において取得された他車両の位置情報に基づいて、ステップS120において設定された処理周期ごとに、他車両の位置をそれぞれ特定する(ステップS140)こととした。このようにしたので、上記(1)と同様に、他車両の位置を特定するための処理負荷を適切に調節することができる。
(4)自車両1の位置を検出し(ステップS10)、その自車両1の位置と、ステップS50において取得された他車両の位置情報により表される他車両の位置との関係に基づいて、他車両の各々に対して優先度を設定する(ステップS80)こととした。また、他車両の車種を特定し(ステップS90)、その車種に基づいて、他車両の各々に対して優先度を設定する(ステップS110)こととした。このようにしたので、優先度を適切に設定することができる。
(5)ステップS140において特定された他車両2の位置に基づいて、他車両2の位置を示す他車位置マークを、他車両2が道路上を走行しているか否かに応じて異なる表示形態で地図上に表示する(ステップS150)こととした。このようにしたので、地図上に表示された他車位置マークに対応する他車両が道路上を走行しているか否かをユーザに容易に判別させることができる。
(6)ステップS50では、自車両1と他車両2との間で行われる車々間通信により、他車両2の位置情報を取得することとした。このようにしたので、他車両の正確な位置情報を簡単に取得することができる。
−第2の実施の形態−
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上記において説明した第1の実施の形態では、自車両と他車両とが車々間通信によって互いの位置情報を交換する例を説明した。これに対して本実施形態では、自車両と他車両が配信センターを介して互いの位置情報を交換する例について説明する。
図5は、第2の実施の形態による車両制御システムの構成を示している。この車両制御システムでは、図1に示した第1の実施の形態による車両制御システムと同様に、自車両1にはナビゲーション装置10、車両制御装置11、通信制御装置12およびアンテナ13が備えられており、他車両2にはナビゲーション装置20、車両制御装置21、通信制御装置22およびアンテナ23が備えられている。さらにこの車両制御システムは、配信センター3を有している。
本実施形態において、通信制御装置12は、配信センター3と無線通信を介して接続される。この無線通信には、たとえば携帯電話等の移動体通信網が用いられる。配信センター3は、全国各地を走行中の車両からそれぞれの位置情報を収集し、それを他車位置情報として各車両へと送信するサービスを行う。すなわち、通信制御装置12と配信センター3が接続されると、通信制御装置12から配信センター3へ自車位置情報が送信されると共に、配信センター3において収集された他車位置情報が通信制御装置12へ送信される。この他車位置情報は、他車両2の通信制御装置22から送信されて配信センター3により収集されたものである。
以上説明したようにして、配信センター3から自車両1の通信制御装置12へ他車位置情報が送信されることにより、通信制御装置12において他車位置情報が取得される。同様に、配信センター3から他車両2の通信制御装置22へ自車位置情報が送信されることにより、通信制御装置22において自車位置情報が取得される。これにより、自車両1と他車両2が配信センター3を介して互いの位置情報を交換する。
こうして通信制御装置12において他車位置情報が取得されると、通信制御装置12からナビゲーション装置10に対して他車位置情報が出力される。この他車位置情報に基づいて、ナビゲーション装置10および車両制御装置11において、第1の実施の形態で説明したのと同様の処理がそれぞれ実行される。
なお、本実施形態においてナビゲーション装置10の制御部101により図3のフローチャートが実行される場合、ステップS50では、以上説明したようにして他車位置情報の取得を行う。すなわち、無線通信を介して接続された配信センター3から他車両2の位置情報を取得する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)ステップS50では、配信センター3から他車両2の位置情報を取得することとしたので、自車両と他車両の距離が離れており車々間通信を行うことができない場合であっても、他車両の位置情報を取得することができる。
(2)通信制御装置12により、自車両1の位置情報を配信センター3へ送信することとしたので、配信センター3において各車両の位置情報を収集することができる。
なお、以上説明した第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせて用いるようにしてもよい。たとえば、自車両1と他車両2との間で車々間通信が可能な場合は、第1の実施の形態で説明したようにして車々間通信を行うことにより、自車両1と他車両2との位置情報を交換する。しかし、自車両1と他車両2とが離れており車々間通信が不可能な場合は、第2の実施の形態で説明したように、配信センター3を介して自車両1と他車両2との位置情報を交換する。このようにすれば、確実に他車位置情報を取得することができる。
以上説明した各実施の形態では、ナビゲーション装置10により、図3のフローチャートに示す処理を実行して自車位置の検出処理と他車位置の特定処理とを行う例を説明したが、本発明はこれに限定されず、様々な車載電子装置に適用することができる。
以上説明した各実施の形態や各種の変形例は、あくまで一例である。したがって、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
以上説明した各実施の形態では、特許請求の範囲に記載された各手段を、ナビゲーション装置10の制御部101において実行される処理によりそれぞれ実現することとした。すなわち、ナビゲーション装置10の制御部101は、他車位置情報取得手段、対象道路選択手段、他車位置特定手段、自車位置検出手段、優先度設定手段、処理周期設定手段、車種特定手段および他車位置表示制御手段として機能することができる。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、各実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係には何ら限定も拘束もされない。
本発明の第1の実施の形態による車両制御システムの構成図である。 ナビゲーション装置の構成図である。 自車位置の検出処理と他車位置の特定処理とを行う際に実行されるフローチャートである。 自車位置マークと他車位置マークが表示された地図画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による車両制御システムの構成図である。
符号の説明
1:自車両 2:他車両
3:配信センター 10,20:ナビゲーション装置
11,21:車両制御装置 12,22:通信制御装置
13,23:アンテナ 101:制御部
102:振動ジャイロ 103:車速センサ
104:HDD 105:GPS受信部
106:表示モニタ 107:入力装置

Claims (3)

  1. 1または2以上の他車両の位置情報を取得する他車位置情報取得手段と、
    前記他車両の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度設定手段により設定された優先度に基づいて、前記他車両の各々に対して処理周期を設定する処理周期設定手段と、
    前記他車位置情報取得手段により取得された他車両の位置情報に基づいて、前記処理周期設定手段により設定された処理周期ごとに、前記他車両の位置をそれぞれ特定する他車位置特定手段と、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段とを備え、
    前記優先度設定手段は、前記自車位置検出手段により検出された自車両の位置と、前記他車両の位置情報により表される他車両の位置との関係に基づいて、前記他車両の各々に対して優先度を設定し、
    前記他車位置特定手段は、優先度が高い他車両に対する位置検出は短い処理周期で、優先度の低い他車両に対する位置検出は長い処理周期で行うことを特徴とする車載電子装置。
  2. 請求項1に記載の車載電子装置において、
    前記他車両の車種を特定する車種特定手段をさらに備え、
    前記優先度設定手段は、前記車種特定手段により特定された前記他車両の車種に基づいて、前記他車両の各々に対して優先度を設定することを特徴とする車載電子装置。
  3. 請求項1または2に記載の車載電子装置において、
    前記他車位置特定手段により特定された前記他車両の位置に基づいて、前記他車両の位置を示す他車位置マークを、前記他車両が道路上を走行しているか否かに応じて異なる表示形態で地図上に表示する他車位置表示制御手段をさらに備えることを特徴とする車載電子装置。
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