JP5188214B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に搭載され、インフレータから供給されるガスによりエアバッグを膨張展開させて乗員を保護するエアバッグ装置に関する。
車両の衝突時や緊急時等に運転席や助手席の乗員等を保護するため、例えばステアリングホイールやインストルメントパネル部に、膨張展開可能なエアバッグを備えたエアバッグ装置を搭載した自動車が広く普及している。また、近年では、後席を含む乗員の保護機能をより高めるため、車両内側の側方窓部に沿って、その全体を覆うようにカーテン状にエアバッグ(いわゆるカーテン状エアバッグ)を展開させる側面用のサイドエアバッグ装置も知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、車両側部のルーフレール部等にエアバッグを取り付け、インフレータからのガスにより、車内側の開口を塞いで車壁を覆うようにエアバッグを膨張展開させ、前後席の乗員の主に頭部を保護する。また、このエアバッグ装置では、シリンダタイプのインフレータを使用し、その円筒状の本体部外周に金属製の案内筒(案内筒部)を固定して一端部の複数のガス噴出し口を囲い、案内筒の先端開口部をエアバッグ内に挿入して、エアバッグのガス導入口にインフレータを取り付けている。エアバッグ装置は、この案内筒により、ガス噴出し口から例えば放射状に噴き出すガスをエアバッグ内のインナーチューブに案内し、それらを介してエアバッグ内にガスを供給してエアバッグを膨張展開させる。
ここで、エアバッグのガス導入口は、通常、エアバッグを構成する基布の端部を縫製により筒状に縫い合わせて形成され、その内側にインフレータの一端部が案内筒とともに挿入されて、その外側から固定手段により固定することで、インフレータがガス導入口に取り付けられる。従って、このような従来のエアバッグ装置では、案内筒は、インフレータのガス噴出し口から噴き出すガスの圧力を緩和し、或いは、ガスが基布に直接噴射されて当たるのを防止して、エアバッグを保護するための機能も有する。そのため、案内筒には、これら各機能を確保すべく、上記のように、金属製の部材を用いるのが一般的である。
しかしながら、このような金属製の案内筒では、その製造コストが高くなることに加えて、インフレータの外周にかしめて固定する必要もある等、インフレータへの取り付けの手間や時間も増加する傾向がある。その結果、エアバッグ装置の製造コストが増加するとともに、そのインフレータ周りの構造も複雑になる、という問題も生じる。従って、この従来のエアバッグ装置のように、インフレータの複数のガス噴出し口を囲うように金属製の案内筒を設けることなく、エアバッグ内にガス噴出し口からガスを供給しつつ、その放射状に噴き出すガスからエアバッグを確実に保護することが求められている。
特許第3689845号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、エアバッグ装置のインフレータに金属製の案内筒を設けることなく、複数のガス噴出し口から放射状に噴き出すガスを案内してエアバッグ内へ供給し、かつ、そのガスからのエアバッグの保護をより確実に行えるようにすることである。また、エアバッグ装置の構造を簡単にして製造コストを削減することである。
本発明は、ガスの導入により車壁を覆うように膨張展開可能なエアバッグと、複数のガス噴出し口から放射状にガスを噴き出して前記エアバッグ内に供給するインフレータとを備え、前記エアバッグが、前記インフレータが取り付けられたガス導入口と、該ガス導入口からのガスにより膨張する気室とを有するエアバッグ装置であって、前記複数のガス噴出し口を囲い、前記エアバッグ内に向かって開口するように前記インフレータに複数回巻回され、該巻回方向に対して糸目が斜交して配置された布状部材を備えており、前記布状部材は、インフレータの作動時に、発生するガスの圧力の作用で膨らみ周方向位置が変化するように、前記インフレータに複数回巻回されていることを特徴とする。
本発明によれば、エアバッグ装置のインフレータに金属製の案内筒を設けることなく、複数のガス噴出し口から放射状に噴き出すガスを案内してエアバッグ内へ供給でき、かつ、そのガスからのエアバッグの保護をより確実に行うことができる。また、エアバッグ装置の構造を簡単にして製造コストを削減することができる。
以下、本発明のエアバッグ装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
このエアバッグ装置は、例えば自動車の運転席や助手席から車両後方側の後席まで、車両側方内側の所定範囲にエアバッグを展開させる側面用のエアバッグ装置(サイドエアバッグ装置)であり、車両の衝突時や横転時等に車両内の乗員を保護する。また、以下の実施形態では、車両側部上方のルーフレール部等から、エアバッグをカーテン状に膨張展開させ、前後席の乗員の主に頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置を例に採り説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ装置の要部を模式的に示す正面図であり、展開状態のエアバッグの概略形状を示す平面展開図である。また、図では、エアバッグの内部を透視して内部構成も示している。
なお、この図1では、後述するインフレータ40側(図では横長なエアバッグ10の右側)が車両における後方側(リアピラー側)、その逆側(図ではエアバッグ10の左側)が車両における前方側(フロントピラー側)である。また、本実施形態のエアバッグ装置1では、エアバッグ10は、車両側部上方(図ではエアバッグ10の上側)のルーフレール部等(図示せず)に配置及び収納され、収納された状態から下方等に向かってカーテン状に展開する。これにより、エアバッグ10は、車両内側の側方窓部(図では紙面奥側に位置)(図示せず)に沿って、その全体を覆うように膨張展開し、車両内の開口を塞いで、乗員と車壁等との間に膨張展開するようになっている。
具体的には、このエアバッグ装置1は、図示のように、ガスの導入(流入)により車壁を覆うように膨張展開可能なエアバッグ10と、その一端側(ここで、車両後方側)に接続され、エアバッグ10内にガスを供給するインフレータ40と、を備えている。また、エアバッグ装置1は、非動作時に、これらエアバッグ10やインフレータ40を所定状態で収納する、車両内側に設けられたエアバッグカバー及び、エアバッグ10やインフレータ40を車両に固定する固定手段(それぞれ図示せず)等、従来と同様な他の構成を備えている。
エアバッグ10は、覆うべき車両側方窓部の形状等に応じた形状の横長な略袋状をなし、上縁に沿って、車両のルーフレール部に取り付けられる複数(図では6つ)の略矩形状の上部取付片11を有する。また、エアバッグ10には、車両前方側に向かって突出する略三角形状の前部取付片12が形成され、その先端部(突出端部)が車両のフロントピラー部に取り付けられる。エアバッグ10は、各取付片11、12が、車両内の所定位置にボルト等からなる固定手段により固定されて車両に取り付けられ、膨張前の状態では、それら車両各部に設けられたエアバッグカバー内等に収納・配置される。その際、エアバッグ10は、各取付片11、12側(上縁側)に向かって順に折り畳まれ、或いは、下縁側から上縁側に車内側に向けて巻き付けられる等、下方向等に膨張展開可能な状態で収納される。一方、インフレータ40が作動すると、エアバッグ10は、収納状態から膨張してエアバッグカバーを押し開き、主に車両の下方向に向かってカーテン状に膨張展開する。
このようなエアバッグ10は、例えば織布を裁断等して形成した2枚の同形状の基布を重ね合わせ、又は対称形状の1枚の基布を折り重ねて、縁部に沿って互いに縫製や接着する等、対向する基布同士を所定位置で気密状態に接合し、その間に膨張可能な気室(隔室)30を形成することで略袋状に形成される。
本実施形態では、このエアバッグ10を、互いに対称形状(ここでは横長形状)をなす乗員側の表側基布20及び、窓側の裏側基布21とから構成し、それらを重ね合わせて、対向する基布20、21同士を外縁接合部22に沿って縫製して形成している。この外縁接合部22は、エアバッグ10の内外を区画して気室30の外縁形状を規定する接合部であり、形成すべき気室30の外縁部に対応する位置に沿って、基布20、21同士を1周又は複数周に亘って縫製して形成される。これにより、気室30を、前席の乗員を主に保護する平面視略矩形状の前部気室31、それよりも小さな平面視略矩形状をなす、後席の乗員を主に保護する後部気室32、及び各気室31、32の上部側同士を連結する連結部33からなり、車両の前後方向に連続して延びる袋状に形成している。ただし、連結部33は、気室31、32よりも上下寸法が小さい狭幅に形成され、エアバッグ10の上縁に沿うように各気室31、32間に直線状に配置されている。
また、エアバッグ10は、対向する基布20、21同士が、各気室31、32内に設けられた内側接合部23〜26でも縫製により互いに接合されている。この内側接合部23〜26は、各気室31、32の厚さ方向(図では紙面に直交する方向)の膨張を抑制し、その膨張厚さや形状等を規制する規制手段、或いは、気室31、32の内部を区画してガス流路部や膨張部を形成するための隔壁等として機能し、各目的に応じた所定形状に形成され、気室30内の所定位置に1又は複数配置される。
ここでは、前部気室31内に、3つの内側接合部23、24、25を、それぞれ下側の外縁接合部22から上方に向かって傾斜して延び、上側の外縁接合部22から離れた所定位置まで形成して、前部気室31内で終端させている。また、これら内側接合部23、24、25を、車両前後方向に互いに所定間隔(ここでは略等間隔)を開けて配置し、前部気室31内を車両前後方向に区画している。これにより、前部気室31に、車両前後方向に沿って順に配置された4つの小気室(隔室)31A、31B、31C、31Dを、それぞれ一端側(下端側)が閉鎖され、かつ他端側(上端側)が開口して前部気室31の上方部を介して互いに連通するように、各々略矩形状に形成している。併せて、このエアバッグ10では、基布20、21を、各内側接合部23、24、25の端部(終端部)23T、24T、25Tで円形状に縫製し、その付近の強度の向上や破損の防止等を図っている。
これに対し、後部気室32には、その内部で両端部26Tが共に終端する1つの内側接合部26が上下方向に傾斜し、かつ、両端部26Tが円形状に縫製されて形成されている。その結果、後部気室32は、上下部が共に連通した状態で車両前後方向に区画され、その内部に2つの小気室32A、32Bが形成される。
加えて、このエアバッグ装置1では、エアバッグ10の一端側(ここでは車両後方側)の上部で、基布20、21を外側に向かって突出させ、それらを接合する外縁接合部22間に基布20、21同士を接合しない部分を設けて、略筒状のガス導入口13を形成している。即ち、ガス導入口13は、後部気室32の一部がエアバッグ10外に向かって開放された、気室30の内外を連通させる開口部であり、インフレータ40からのガスをエアバッグ10内に導入し、気室30に供給及び流入させるガス流入口(供給口)として機能する。
ここで、インフレータ40は、略円筒状をなすシリンダタイプのガス発生装置であり、その長手方向の一端部(図ではエアバッグ10内の先端部)に、周方向に沿って複数のガス噴出し口42が形成された小径部41が、同芯状に突出して設けられている。このエアバッグ装置1では、エアバッグ10のガス導入口13に、インフレータ40の小径部41側の一端部を挿入し、ガス噴出し口42が後部気室32近傍に位置する状態で、環状のクランプ(バンド)45により、インフレータ40の外周にエアバッグ10を挟んで締め付け固定する。
このようにして、ガス導入口13にインフレータ40を取り付け、インフレータ40の複数のガス噴出し口42から放射状に噴き出すガスを、ガス導入口13から導入してエアバッグ10内に供給し、気室30に流入させて各気室31、32を膨張させる。その際、ここでは、エアバッグ10内に配置したインナーチューブ50と、インフレータ40に巻回した布状部材(基布)60とにより、インフレータ40が発生するガスを案内等して、エアバッグ10内の所定位置に向けて供給する。
インナーチューブ50は、ガス導入口13(インフレータ40)からのガスを気室30の後部気室32及び前部気室31に案内する案内部材であり、ガス導入口13に接続され、そこから後部気室32の上部及び連結部33内を通り、前部気室31まで延びるように、エアバッグ10内に配置されている。また、このエアバッグ装置1では、インナーチューブ50を略筒状に形成して、その一端部をガス導入口13内まで延長して配置し、クランプ45により、エアバッグ10と共にインフレータ40の外周に挟み付けて固定している。更に、後部気室32内のインナーチューブ50に、1又は複数(ここでは1つ)のガス流出口51を形成し、そこから後部気室32内にガスを供給するとともに、インナーチューブ50の他端部(先端部)に開口部52を設け、そこから前部気室31内に向かってガスを供給するようになっている。
図2は、このインナーチューブ50の長手方向の一部を切断して模式的に示す断面図であり、図2Aは図1のW−W矢視断面図を、図2Bはガス流出口51を含む図1のX−X矢視断面図を、それぞれ示している。
また、図3は、図1のY領域を示す部分拡大図であり、インナーチューブ50の開口部52側の先端部を示している。
本実施形態では、インナーチューブ50(図2A参照)を、略帯状の基布を長手方向に沿って2つ折りにして折り重ね、その縁部に沿って縫製して接合(縫製部53)し、対向する基布間に連続して延びるガス通路54を設けて筒状(図では円筒状)に形成している。併せて、インナーチューブ50の縫製部53を挟んだ縁部側(図では上側)を、エアバッグ10の基布20、21間に挟み込み、その部分を外縁接合部22の縫製時に同時に縫製し、インナーチューブ50をエアバッグ10の上縁に沿って固定している。また、インナーチューブ50(図2B参照)に貫通孔を形成してガス流出口51とし、その内部を後部気室32に連通させて、ガス通路54内のガスをガス流出口51から後部気室32内に流出させて供給する。
これに対し、インナーチューブ50の先端部(図3参照)には、内部のガス通路54が開口部52に向かって次第に狭くなるように、上記した縫製部53の逆側(図では下側)が傾斜して縫製され、縫製部55が設けられている。この縫製部55により、インナーチューブ50は、縫製部55のない位置のガス通路54の幅Hに対し、開口部52の開口幅Kが狭く形成(H>K)されている。インナーチューブ50は、このガス通路54により、インフレータ40からのガスを前部気室31まで案内して開口部52を介してガスを供給し、各小気室31A、31B、31C、31D内にガスを流入させて、それらを各々膨張させる。一方、インナーチューブ50の他端側(図1参照)には、インフレータ40と布状部材60とがガス通路54内に挿入され、それらが所定範囲に亘って重ね合わせて配置されている。
図4は、この布状部材60を含む図1のZ領域を示す部分拡大図であり、インフレータ40からのガス噴出し時の各状態を、図4A、図4Bの順に示している。
布状部材60は、例えば基布を所定形状及び寸法の帯状に切断等して形成された布状の巻付部材であり、図示のように、インフレータ40の外周に、順次重ね合わせて複数回(図では3回)に亘って巻き付けられている。その際、布状部材60は、インフレータ40の小径部41よりも後部気室32側となる位置まで突出して配置され、複数のガス噴出し口42を内側(内周側)に位置させて、その全体を外周から囲うとともに、一端部(開放端部)がエアバッグ10内に向かって開口するように、インフレータ40に複数回巻回されて配置される。
エアバッグ装置1は、このインフレータ40の複数のガス噴出し口42を、周囲に配置された布状部材60とともに、エアバッグ10のガス導入口13に挿入してインナーチューブ50内に配置し、それらをまとめて、クランプ45により、インフレータ40の外周に挟み付けて固定する。このようにして、インフレータ40のガス噴出し口42と、インナーチューブ50及びエアバッグ10(ガス導入口13)との間に、複数重なり合い筒状をなす布状部材60を配置する。
エアバッグ装置1は、この布状部材60により、複数のガス噴出し口42から小径部41の径方向外側に向かって放射状に噴き出すガス(図4Aの矢印参照)を受け、その圧力で膨らむ布状部材60の開口端側に向かって案内(図4Bの矢印参照)する。これにより、インフレータ40が発生するガスを、その軸方向外側のエアバッグ10(インナーチューブ50)内に向かって整流して案内し、それらを介してエアバッグ10の気室30にガスを供給して流入させる。従って、布状部材60は、インフレータ40からのガスを案内する案内部材としての機能を有する。併せて、布状部材60は、ガス噴出し口42から噴き出すガスを受けて圧力を緩和し、或いは、ガスがエアバッグ10やインナーチューブ50に直接噴射されて当たるのを防止してダメージを軽減する等、それらを保護する保護部材としても機能する。
ここで、布状部材60には、インフレータ40の作動時に、噴射されるガスから作用する圧力や衝撃により、内周面を構成する最内側の巻き初め部分の縁部等から裂けて、裂け目(切れ目)や損傷が生じることがある。これに対し、本実施形態では、布状部材60を構成する糸の延びる方向を、布状部材60のインフレータ40への巻回方向である長手方向から傾斜させ、これにより、布状部材60の糸目(布目)を巻回方向に対して斜交させて配置し、布状部材60の上記した各機能を確保している。
図5は、この布状部材60の構成や作用について説明するための模式図であり、インフレータ40が作動する前後(図5Aが前、図5Bが後)の各状態を、布状部材60を平面展開して示している。
また、図6は、巻回方向に対して糸目を斜交させずに配置した布状部材90を比較例として示す模式図であり、図5と同様に、インフレータ40が作動する前後(図6Aが前、図6Bが後)の各状態を、布状部材90を平面展開して示している。
比較例の布状部材90(図6A参照)は、例えば基布を布目に沿って矩形状(帯状)に裁断して形成し、その糸目(布目)91を、インフレータ40への巻回方向Mに対して略平行及び直交させた基布片である。インフレータ40への巻回時には、布状部材90は、長手方向の一端側から他端側(図では上側から下側)に向かって順次重ね合わせて巻回され、その糸目91の方向が、筒状をなす布状部材90の周方向及び軸方向に沿うように配置される。その状態でインフレータ40が作動すると、この布状部材90では、ガス噴出し口42から放射状に噴射されるガス圧の衝撃等により、ガスが当たる巻き初めの縁部に裂け目92(図6B参照)が生じて糸目91に沿って進展し、裂け目92が巻回方向M(周方向)に大きく成長する傾向がある。このように、この布状部材90は、インフレータ40のガス噴出し口42を囲う部分(図4参照)に大きな裂け目92が発生し易く、裂け目92が外周部まで達して内外が連通し、そこからガスが漏れ出す恐れがある。従って、この布状部材90では、裂け目92が外周部まで達してガス漏れが生じるのを防止するため、発生する裂け目92の長さに対して、それよりも充分に長く形成してインフレータ40に巻回する必要がある。
これに対し、このエアバッグ装置1の布状部材60(図5A参照)は、基布の裁断方向を変更する等して、糸目(布目)61の方向を、巻回方向Mに対して斜めに交差する方向に向けて斜交させ、同様の矩形状に形成されている。従って、布状部材60は、インフレータ40に巻回されると、その糸目61の方向が巻回方向M(周方向)に対して傾斜し、各糸が順次交差しながら軸方向に螺旋状に延びるように配置される。その状態でインフレータ40が作動すると、ガス圧の衝撃等により、この布状部材60でも、巻き初めの縁部に裂け目62(図5B参照)が生じることがある。
しかしながら、この布状部材60では、裂け目62は、糸目61に沿って、巻回方向Mに対して斜めの方向に進展する傾向があり、巻回方向Mに沿って多少進展しても、同方向から傾斜して一方の縁部に向かって斜めに成長する。このように、布状部材60は、裂け目62が生じたとしても、巻回方向Mに進展し難く、最も成長した場合でも、巻回方向Mに沿う縁部(図5Bでは右側の長辺)まで延びてそこで止まり、大きな裂け目62が生じるのが抑制される。その結果、このエアバッグ装置1では、インフレータ40のガス噴出し口42(図4参照)を囲う部分の布状部材60に、外周部まで達する裂け目62が生じるのが防止され、ガスが漏れ出すことはない。従って、このエアバッグ装置1では、布状部材60を、インフレータ40に巻回されてガス噴出し口42を囲う状態に維持でき、このようにして、布状部材60の案内部材や保護部材としての機能を確保している。また、この布状部材60では、比較例の布状部材90(図6参照)に比べて、発生する裂け目62が短くなるのに伴い、より短くても充分にガス漏れを防止できるため、その長さがより短く、かつ巻回の回数もより少なくて済む。
なお、布状部材60は、糸目61の角度が、巻回方向Mに対して15度未満、又は75度より大きくなると、裂け目62の進展方向も巻回方向Mに近づいて、裂け目62がより長く成長し易くなる。これに応じて、布状部材60の長さもより長くする必要が生じ、上記した短くできる効果が充分に得られない恐れがあるため、布状部材60は、巻回方向Mに対する糸目61の角度を、15度から75度の範囲内の角度に形成するのが望ましい。また、本実施形態の布状部材60は、布目に対して所定角度(ここでは斜め45°程度)で裁断することで、糸目61を巻回方向Mに対して斜交させた基布(バイアス布)からなる。このバイアス布は、例えば裾上げテープに使用される布であり、糸目61の方向に起因して、巻回方向Mに比較的大きな伸縮性を有する。布状部材60は、この伸縮性を利用して、インフレータ40の外周に引っ張るようにして巻回され、その結果、巻回作業が比較的容易に行えるようになっている。
併せて、本実施形態の布状部材60は、エアバッグ10を構成可能なエアバッグ用基布(生地)からなり、エアバッグ10の生地と同種・同等の性能を有している。また、この布状部材60には、ノンコート基布を使用してもよいが、耐熱性のある樹脂やゴム(例えばシリコーン樹脂又はゴム)等の耐熱性材料の被覆層が設けられた基布を使用してもよい。ここでは、布状部材60に、コーティング又はラミネート等の表面処理(被覆層形成処理)により、一方又は両方の面に耐熱性材料を被覆して形成された基布を使用しており、従って、布状部材60は、少なくとも一方の面に耐熱性材料の被覆層を有する。加えて、布状部材60は、この耐熱性材料の被覆層が内側になるようにインフレータ40の外周に巻回され、同面を内周(ガス噴出し口42)側に向けて配置されている。
以上のように構成されるエアバッグ装置1(図1参照)は、所定の状態に折り畳まれたエアバッグ10がインフレータ40や布状部材60等とともに、ルーフレール部やフロントピラー部に取付及び収納等されて車両に搭載される。その後、エアバッグ装置1は、所定の衝撃を検知した時等にインフレータ40を作動させてガスを発生させ、ガス噴出し口42から噴き出すガスを、布状部材60及びインナーチューブ50により案内してエアバッグ10内(気室30)に供給する。
これにより、各気室31、32内にガスを流入させて膨張させ、エアバッグ10を、その折り畳み形状を解消させつつ、車両に取り付けられた取付片11、12側から、車両の下方向等に向かってカーテン状に膨張展開させる。このようにして、エアバッグ10を、乗員と車両側面の車壁等との間に膨張展開させ、膨張した気室30により乗員を受け止めて、主に頭部を中心にして乗員を保護する。
この膨張展開時に、本実施形態のエアバッグ装置1では、インフレータ40に巻回した布状部材60により、複数のガス噴出し口42から放射状に噴き出すガスを案内し、そのガスをエアバッグ10内に向かって供給する。その際、この布状部材60によれば、上記したように、大きな裂け目や損傷(図5参照)、及びガス漏れが生じるのが抑制されて各機能をより確実に確保でき、インフレータ40の作動中を通して、案内部材や保護部材としての機能を維持して充分に発揮させることができる。これに伴い、エアバッグ10を確実かつ適切に膨張展開させることができ、その乗員に対する保護機能を高めることができる。同時に、布状部材60により、発生するガスからエアバッグ10やインナーチューブ50を保護できるため、その損傷やガス漏れ等を抑制して、エアバッグ装置1を確実かつ正確に作動させることができる。
従って、本実施形態によれば、エアバッグ装置1のインフレータ40に、従来のように金属製の案内筒を設けることなく、複数のガス噴出し口42から放射状に噴き出すガスを案内してエアバッグ10内へ供給できるとともに、そのガスからのエアバッグ10等の保護をより確実に行うことができる。また、金属製の案内筒が不要になることに起因して、その分の製造コストを低減でき、かつ、インフレータ40周りを中心に、エアバッグ装置1の構造を比較的簡単にすることもできる。更に、ここでは、布状部材60をインフレータ40に巻回するだけでよいため、金属製の案内筒を固定等する場合に比べて、その取付作業に必要な手間や時間も削減することができる。更にまた、上記のように、布状部材60の長さも比較的短くて済み、そのコストも低減できる結果、エアバッグ装置1の製造コストを削減して低コスト化を実現することができる。
併せて、このエアバッグ装置1では、例えば、輸送時や保管時等に火災が発生した場合には布状部材60も燃えてしまうため、その状態でインフレータ40が作動しても、複数のガス噴出し口42からのガスは径方向外側に放射状に噴き出すことになる。このように、インフレータ40から一方向に向かってガスが噴き出すのを防止できる結果、同状態のインフレータ40に推進力が働くのを防止でき、インフレータ40の空中への飛び出しや地面に沿った高速移動等が生じるのが抑制されて、その危険性を低減することができる。また、布状部材60は、たとえ燃え残ったとしても、インフレータ40の作動時にガスの圧力により径方向外側に開いて、その方向にガスが逃げるため、上記と同様にインフレータ40に推進力が働かず、その危険性が高くなることはない。
ここで、布状部材60は、インフレータ40に巻回されているだけであるため、インフレータ40の作動時に、発生するガスの圧力が作用して急激に膨らみ、その周方向位置が変化する等して、ガス噴出し口42から噴出するガスの当たる箇所に変動が生じる。そのため、この布状部材60では、1箇所にガスが噴射され続けるのを防止でき、布状部材60の損傷を抑制して、その機能をより長時間に亘って維持することができる。また、本実施形態では、布状部材60をエアバッグ用基布で形成したため、布状部材60の気密性等のガスに対する各種性能が高く、その上記した各機能や性能が充分に発揮されてより大きな効果が得られる。
更に、布状部材60に、耐熱性材料の被覆層を設けたため、インフレータ40から発生する比較的高温のガスに対しての耐久性を高めることができ、布状部材60のガスによる損傷を一層防止することができる。加えて、ここでは、布状部材60をバイアス布から形成し、その伸縮性を利用してインフレータ40に巻回するため、巻回が行い易く、その作業に要する負担や時間を低減できるとともに、インフレータ40への布状部材60の巻回を、より確実・正確に行うことができる。その際、布状部材60は、被覆層が内側(ガス噴出し口42側)になるようにインフレータ40に巻き付けると、ガスによる損傷をより確実に防止でき、かつインフレータ40へも巻回し易くなるため、そのように巻回するのが望ましい。
なお、布状部材60は、インフレータ40へ巻回する回数を増加させると、ガスの衝撃を吸収する作用が大きくなり、発生した裂け目62や損傷も、重なり合う布状部材60の途中でより確実に止まるため、その機能も一層高くなる。従って、布状部材60をインフレータ40に巻回する回数は、ガスの圧力や衝撃力等に応じて、布状部材60の機能を維持できるように適宜設定すればよい。また、インフレータ40には、1枚の布状部材60を順次巻回してもよく、予め複数枚重ね合わせた布状部材60を巻回するようにしてもよい。
更に、このエアバッグ装置1では、エアバッグ10内に配置したインナーチューブ50により、インフレータ40からのガスを、気室30内の所定位置に案内して、各気室31、32及びエアバッグ10を確実かつ適切に膨張展開させている。その際、上記したように、インナーチューブ50をエアバッグ10のガス導入口13内まで延長して配置することで、ガス通路54内へのガスの供給をより円滑に行え、かつ外部へのガス漏れ等が抑制されて、ガスの各気室31、32への案内及び供給も確実に行うことができる。ただし、インナーチューブ50を設けなくても、布状部材60及び連結部33を介して、インフレータ40からのガスを気室30の全体に供給し、エアバッグ10を膨張展開させることができる。
図7は、このようにインナーチューブ50を備えていないエアバッグ装置1’の要部を模式的に示す正面図であり、図1に対応して、展開状態のエアバッグ10の概略形状を示す平面展開図である。
この実施形態のエアバッグ装置1’では、図示のように、エアバッグ10内にインナーチューブ50を設けず、布状部材60を巻回したインフレータ40を、ガス導入口13内に直接挿入してエアバッグ10内に配置している。
従って、インフレータ40が作動すると、ガス噴出し口42からのガスは、布状部材60により上記と同様に案内されて後部気室32内に流入し、連結部33を通過して前部気室31内に流入する。エアバッグ装置1’は、このようにして、気室30の全体にガスを供給してエアバッグ10を膨張展開させ、エアバッグ10により車壁を覆う等して乗員を保護する。このように、エアバッグ10の大きさや必要な性能等に応じて、エアバッグ10内にインナーチューブ50を設けなくてもよく、その場合でも、充分に乗員を保護することができる。
以上、布状部材60が基布からなるエアバッグ装置1(1’)を例に採り説明したが、布状部材60には、巻回方向Mに対して糸目61が斜交して配置された他の部材、例えばブレードチューブを使用してもよい。ブレードチューブは、複数の糸を編んで筒状に組んだ組み物であり、各糸が螺旋状に延びるように配置され、糸目が長手方向に対して螺旋状に形成された筒状部材である。この螺旋状の糸目を有するブレードチューブを、長手方向に沿って直線状に又は傾斜等させて切り開くことで、巻回方向Mに対して糸目61が斜交した布状部材60が形成される。従って、このように形成された布状部材60をインフレータ40に巻回しても、上記と同様の各効果が得られる。
また、このブレードチューブを、インフレータ40の外周に応じた大きさに形成し、切り開き等を行わずに、その中にインフレータ40を挿入して布状部材60の替わりに使用してもよい。この場合には、1又は複数重ね合わせたブレードチューブを、布状部材60と同様に、複数のガス噴出し口42を囲い、エアバッグ10内に開口するようにインフレータ40に被せる。このブレードチューブとともに、インフレータ40の複数のガス噴出し口42を、エアバッグ10のガス導入口13に挿入し、ガス噴出し口42からのガスを、その外周側のブレードチューブにより案内してエアバッグ10内に供給する。なお、これらブレードチューブは、布状部材60と同様に、耐熱性材料を内外面の一方又は両方の面に被覆することで、その耐久性等を高められるため、少なくとも一方の面に耐熱性材料の被覆層を設けるのが、より望ましい。
本実施形態のエアバッグ装置の要部を模式的に示す正面図である。 本実施形態のインナーチューブの長手方向の一部を切断して模式的に示す断面図である。 図1のY領域を示す部分拡大図である。 図1のZ領域を示す部分拡大図である。 本実施形態の布状部材の構成や作用について説明するための模式図である。 比較例の布状部材を示す模式図である。 他の実施形態のエアバッグ装置の要部を模式的に示す正面図である。
符号の説明
1・・・エアバッグ装置、10・・・エアバッグ、11・・・上部取付片、12・・・前部取付片、13・・・ガス導入口、20・・・表側基布、21・・・裏側基布、22・・・外縁接合部、23、24、25、26・・・内側接合部、30・・・気室、31・・・前部気室、31A、31B、31C、31D・・・小気室、32・・・後部気室、32A、32B・・・小気室、33・・・連結部、40・・・インフレータ、41・・・小径部、42・・・ガス噴出し口、45・・・クランプ、50・・・インナーチューブ、51・・・ガス流出口、52・・・開口部、53・・・縫製部、54・・・ガス通路、55・・・縫製部、60・・・布状部材。

Claims (3)

  1. ガスの導入により車壁を覆うように膨張展開可能なエアバッグと、複数のガス噴出し口から放射状にガスを噴き出して前記エアバッグ内に供給するインフレータとを備え、
    前記エアバッグが、前記インフレータが取り付けられたガス導入口と、該ガス導入口からのガスにより膨張する気室とを有するエアバッグ装置であって、
    前記複数のガス噴出し口を囲い、前記エアバッグ内に向かって開口するように前記インフレータに複数回巻回され、該巻回方向に対して糸目が斜交して配置された布状部材を備えており、
    前記布状部材は、インフレータの作動時に、発生するガスの圧力の作用で膨らみ周方向位置が変化するように、前記インフレータに複数回巻回されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載されたエアバッグ装置において、
    前記布状部材は、前記巻回方向に対する糸目の角度が15度から75度の範囲内の角度であることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、
    前記布状部材が、耐熱性材料の被覆層を有することを特徴とするエアバッグ装置。
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