JP5187712B2 - 接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、摩擦攪拌接合を利用した接合方法に関し、詳しくはアルミニウムなどからなる被接合部材を摩擦攪拌接合して接合部を形成し、この接合部に対して、他の被接合部材を溶融溶接する際や、この接合部の溶接欠陥を溶融溶接して補修する際に、ブローホールの発生を低減させるようにしたものに関する。
摩擦攪拌接合(Friction Stir Welding)は、例えば特開2000−301363号公報に記載のように、先端に突起のある円筒状のプローブを回転させながら、母材間の接合面に強い力で押し付け、これにより生じる摩擦熱により母材を軟化させるとともに、プローブを貫入させ、プローブの回転力によって接合部周辺を塑性流動させて練り混ぜることにより母材を一体化させる接合技術である。
摩擦攪拌接合によって接合可能な母材は、一般に軟化温度が比較的低い軽金属であり、アルミニウム合金では、非熱処理型アルミニウム合金の1000系、5000系だけではなく、難接合材の熱処理型アルミニウム合金の2000系、6000系、7000系、鋳造材のADC12も接合可能である。アルミニウムは線膨張係数が大きいため、溶接により歪が生じ変形が大きくなるが、摩擦攪拌接合では必要以上の熱がかかることが無いため歪が少ないという優れた特徴を有する。
アルミニウム以外にもマグネシウム合金のAZ31、AZ61、チタンとその合金、銅と その合金、ニッケルとその合金、軟鋼、鉛、鉄鋼材料、プラスチックでも接合が可能である。このように、摩擦攪拌接合では、適用母材の範囲、プローブ形状、プローブ材質等の改良が適宜行われている。
摩擦攪拌接合は、歪の発生を抑えて接合ができるため、軽量化を目的とし、列車の車両、旅客機のボディに適用されている。
しかしながら、本接合では母材間の接合面に沿ってツールを押し付ける必要があるため、直線的な接合部に適用され、複雑な形状には不適な接合方法である。また接合部の始端、終端にはツールのプローブの形状による凹部が残るため、始端、終端は製品外に設ける必要があり、細かい接合には不適である。またツールを母材に荷重200kgから5000kg程度で押し付けることから、母材をしっかりと固定する必要もあり、摩擦攪拌接合は接合工程の初期に、例えば板材を長手方向に接合する場合などに、有効に利用されている。
ところで、車両のボディ等を製造するに当たり、摩擦攪拌接合以降の工程において、摩擦攪拌接合によって形成された接合部に対して、ブラケット、ハンドルなど各種別部材を取り付ける必要がある。この取付けには摩擦攪拌接合を用いることができないので、TIG溶接などの溶接による接合が行われる。
さらに摩擦攪拌接合を行った箇所に不具合があった場合、TIG溶接等による補修が行われている。
しかしながら、摩擦攪拌接合による接合部に適宜別部材を取り付ける際、また摩擦攪拌接合の箇所を補修する際に摩擦攪拌接合によって形成された接合部にTIG溶接などの溶融溶接を行うと、ブローホールが生じ、この部分の強度が弱くなる問題がある。
摩擦攪拌接合を行う際、プローブなどの攪拌部が水分などの大気に含まれる成分を溶融金属中に巻き込むこと、また攪拌部がルート面、ショルダー接触面に形成された酸化皮膜を巻き込むことにより、水和物、酸化物が発生し、強度的に弱くなる問題が生じることが、本発明者等の検討により判明した。
特開2000−301363号公報
よって、本発明における課題は、摩擦攪拌接合によって形成された接合部に対してその後に溶融溶接または抵抗溶接を行う際に、該接合部でのブローホールの発生を抑えることにある。
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、不活性シールドガスを流しつつ被接合部材を摩擦攪拌接合して接合部を形成した後、この接合部に対して音波を印加することで、前記摩擦攪拌接合の際に混入した不純物を脱気させつつ溶融溶接または抵抗溶接することを特徴とする接合方法である。
請求項2にかかる発明は、前記音波の周波数を1〜30kHzとすることを特徴とする請求項1に記載の接合方法である。
請求項3にかかる発明は、周波数1kHz〜30kHzの高周波が変調された高周波電流を印加することで、溶接電流波形として1kHz〜30kHzの高周波を出力し、前記接合部に前記音波を印加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合方法である。
請求項4にかかる発明は、前記音波の周波数を15〜20kHzとすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の接合方法である。
請求項5にかかる発明は、被接合部材がアルミニウム,アルミニウム合金,マグネシウム,マグネシウム合金,ニッケル,ニッケル合金,チタン,チタン合金,銅,銅合金,鉛または鉄鋼材料であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の接合方法である。
本発明にあっては、摩擦攪拌接合の際に不活性ガスを用いて接合部をシールドすることにより、溶融金属中に水分などの大気に含まれる成分が巻き込まれなくなり、かつ溶融金属が酸化されないので、酸化皮膜が同様に溶融金属中に持ち込まれることがなくなり、ブローホールの原因となるものが生じなくなって、その後TIG溶接などの溶融溶接,または抵抗溶接を行ってもブローホールが少ない接合部とすることができ、接合部の強度の低下を抑えることができる。
また、TIG溶接などの溶融溶接時に音波を印加することにより、音波振動によりキャビテーションを溶融初期から強制的に発生させて、溶融部から気体を脱気させることにより、通常の溶融溶接での溶解度の差により凝固直前に発生するブローホールの発生原因を先に取り除くことが可能であることから、最終的に残存するブローホールを軽減することができ、ブローホールの少ない接合部とすることができ、接合部本来の強度を得ることができる。
(実施形態1)
図1は、本発明における摩擦攪拌接合に用いられる装置の一例を示すものである。
この例の装置は、ツールと称する円柱状の回転子1と、この回転子1の底面の中心部に突設された小径の円柱状のプローブ2と、上記回転子1の下部を覆うカバー3と、このカバー3内の空間にシールドガスを供給するシールドガスパイプ4とから概略構成されている。
また、回転子1の上部には図示しない加圧回転駆動部が設けられており、回転子1全体を下方に押し下げるとともに回転子1を回転させるようになっている。
また、図中符号AおよびBは、板状の被接合部材を示し、これら被接合部材A、Bは、その端面が密着された状態で固定され、密着された端面間が接合部位となっている。
さらに、上記プローブ2は、回転、加圧されることで、接合部位の接合面を摩擦により攪拌し被接合部材A、Bを接合するものである。その際、プローブ2が設けられている回転子1の段部(ショルダー)が、接合部位の攪拌部に接触することになる。
この装置を用いて、被接合部材A、Bを接合して接合部Cを形成するには、上記接合部位の上にプローブ2を位置させ、この状態で回転子1を加圧、回転させ、プローブ2を上記接合部位に圧入させ、回転させると同時にシールドガスパイプ4から不活性シールドガスをカバー3内の空間に供給してこの空間を不活性ガス雰囲気とする。
そして、回転子1を自転させつつ、上記接合部位に沿って徐徐に移動させることで、被接合部材A、Bとが接合した接合部Cが形成される。
被接合部材A、Bには、上述の非熱処理型アルミニウム合金の1000系、5000系、難接合材の熱処理型アルミニウム合金の2000系、6000系、7000系、鋳造材のADC12、マグネシウム合金のAZ31、AZ61、チタンとその合金、銅とその合金、ニッケルとその合金、鉄鋼材料、鉛などが用いられる。また被接合部材A、Bとして同種材料間の他に異種材料間にも適用可能である。
また、回転子1の回転数は、200〜3000rpm、荷重は500〜5000kg程度とされる。シールドガスには、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスまたはこれら不活性ガスと窒素、乾燥空気などとの混合ガスが用いられ、その供給量は特に限定されないが、回転子1の下部付近の空間が実質的に不活性ガス雰囲気、すなわち酸素濃度が0.1体積%以下となるようにされる。
さらに、回転子1の移動速度は、0.5〜220cm/分程度される。
ついで、このようにして形成された接合部Cに対して、図2に示すような他の被接合部材Dを接合する。
図2に示した例は、接合部Cにクロスするようにして他の接合部材としてのブラケットDを立設して、これを被接合部材A、Bおよび接合部Cに溶接接合するものを示している。
他の被接合部材Dとしては、その形状は特に限定されるものではなく、また、その接合形態としては、この例のように、被接合部材A、Bおよび接合部Cに同時に溶接するものの以外に、接合部Cに他の被接合部材Dの一部または全部が溶接されるものであればよい。
この他の被接合材Dの溶接には、本形態では、通常のTIG溶接、MIG溶接等のガスシールド溶接、電子ビ−ム溶接、レーザ溶接など、またこれらの組合せの溶融溶接がそのまま適用できる。また,スポット溶接、シーム溶接などの抵抗溶接が適用できる。
被接合材Dの材質としては、アルミニウムとその合金,マグネシウムとその合金,チタンとその合金、銅とその合金,ニッケルとその合金,鉄鋼材料および鉛などが用いられる。
この実施形態1では、不活性シールドガスを流しつつ被接合部材を摩擦攪拌接合して接合部を形成した後、この接合部に対して、他の被接合部材を溶融溶接するものであるので、摩擦攪拌接合の際に、溶融金属中に空気中の水分が巻き込まれなくなり、かつ溶融金属が酸化されないので、酸化皮膜が同様に溶融金属中に持ち込まれることがなくなり、ブローホールの原因となるものが生じなくなって、その後TIG溶接などの溶融溶接を行ってもブローホールが少ない接合部とすることができ、接合部の強度の低下を抑えることができる。
以上の説明では、接合部Cに対して他の被接合部材Dを溶融溶接する形態を挙げたが、これに限られず、接合部Cに溶接欠陥がある場合に、これをTIG溶接などで補修する際の形態においても同様の操作を行って、ブローホールの発生を低下させることが可能である。
(実施形態2)
この実施形態での摩擦攪拌接合は、不活性シールドガスを流さずに、接合部の形成を空気に接した状態で行う。摩擦攪拌接合のための装置には、図1に示したものをそのまま転用することができ、シールドガスパイプ4からシールドガスを供給しないようにすればよい。
そして、次工程での他の被接合材Dの溶接には、超音波を溶接部位に印加または照射しつつ、TIG溶接、MIG溶接等のガスシールド溶接、電子ビ−ム溶接、レーザ溶接などの溶融溶接を行う方法が採用される。この溶融溶接の形態は、先の図2に示した実施形態1と同じである。
図3は、超音波を溶接部位に印加又は照射しつつTIG溶接を行うための溶接装置の一例を示すものである。この溶接装置は、交流電源部11と、パルス幅変調(PWM)を行うための波形制御部12と、直流電源部13を具備するもので、前記交流電源部11は、商用交流電流を整流する整流器と、この整流器で得られた直流を交流に変換する高速IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)からなるインバータと、高周波トランスから構成されている。交流電源部11のインバータで発生した50Hzまたは60Hzの交流電流に、波形制御部12からの周波数1kHz〜30kHzの高周波が変調された高周波電流が、溶接トーチの電極14に印加されるようになっている。なお、符号15は上記接合部C(被接合部材)を示す。また、直流電源部13からの直流電流が、溶接開始時のアークスタートの時のみに電極14に印加されるようになっている。
この溶接装置では、溶接電流波形として1kHz〜30kHzの高周波が出力されることになり、溶接アークが重畳された1kHz〜30kHzの振動数でON−OFFされ、これによりアークが収縮、膨張を繰り返し、これに起因して溶融池に1kHz〜30kHzの超音波が加わるものと予想されるが、正確なメカニズムは現在不明である。
この溶接装置を用いたTIG溶接においては、アークスタート時に直流電源部13からの直流電流を電極14に印加し、被接合部材がアルミニウム材、マグネシウム材である場合にその表面に形成されている酸化皮膜を除去したのち、印加電流を高周波電流に切り替えて溶接を行う。その溶接条件は通常のTIG溶接と異なるところはなく、シールドガスとしてアルゴンガスなどの不活性ガスを用い、タングステン電極を用い、溶接電流50 〜640Aとして行えばよい。ただし、溶接電流はやや低めでも十分な溶融池が形成される傾向がある。
超音波の周波数は、1kHz〜30kHz、好ましくは15〜25kHzとされ、周波数1kHz〜30kHzの超音波を印加することで、後述の実施例からも明らかなように接合部でのブローホールの生成が少なくなることが確認されている。
なお、図3に示した溶接装置は、交流型であるが、被接合部材が鉄鋼材料である場合には、直流電源を用いたTIG溶接機からの直流電流にパルス幅変調を行って、高周波を重畳した直流電流を用い、これによりアークの強さを変化させて超音波を発生させるようにすることもできる。
この実施形態2では、TIG溶接などの溶融溶接時に超音波を印加することで、図4に示すように、超音波振動によりキャビテーションを溶融初期から強制的に発生させて、溶融部から気体を脱気させることができる。これにより、通常の溶融溶接での溶解度の差により凝固直前に発生するブローホールの発生原因を先に取り除くことが可能であることから、最終的に残存するブローホールを軽減することができ、ブローホールの少ない接合部とすることができ、接合部本来の強度を得ることができる。
以上の説明においても、接合部Cに対して他の被接合部材Dを溶融溶接する形態を挙げたが、これに限られず、接合部Cに溶接欠陥がある場合に、これをTIG溶接などで補修する際の形態においても同様の超音波を印加する操作を行って、ブローホールの発生を低下させることが可能である。
また、超音波を印加する方法として図3に示した装置の他に、溶接部位に超音波振動子を当て、直接印加する方法でも、同様の効果を得ることができる。
(実施形態3)
実施形態3は、上述の実施形態1におけるシールドガスを流しつつ摩擦攪拌接合を行って接合部を形成した後、実施形態2における超音波を印加してTIG溶接などの溶融溶接を行って他の被接合部材を接合するものあるいは、接合部の欠陥を補修するものである。
よって、操作方法、作用効果は、実施形態1、2と同様であるので、詳しい説明は省略する。
以下、具体例を示す。
下記の条件で摩擦攪拌接合を行って、接合部を形成し、この接合部に対し、TIG溶接を行い、接合部に発生するブローホールの確認を行った。
本実験では、摩擦攪拌接合により生じた水和物,酸化物に対し、TIG溶接に伴い発生するブローホールが溶融金属から抜けてしまう可能性があるため、まず下向きにより摩擦攪拌接合を行い、その後、横向きによりTIG溶接を行った。その結果、摩擦攪拌接合により生じたブローホールは溶融金属の一方に上昇し、本発明の効果を確認できる。
試料:アルミニウム材:A5083 (100mm×50mm×5mm)
≪摩擦攪拌接合の条件≫
回転速度:600rpm
移動速度:100mm/min
シールドガス:アルゴンガス/なし
シールドガス流量:50リットル/min
接合姿勢:下向き
≪TIG溶接の条件≫
電 流 通常TIG:100A
超音波TIG:約75A(通常TIGと同様の溶融池幅を得る条件)
周波数 通常TIG:60Hz
超音波TIG:20kHz
電極 :タングステン+2%ThO2
アーク長:3mm
シールドガス:アルゴンガス
シールドガス流量:10リットル/min
接合姿勢:横向き
溶接速度:180mm/min
この実験では、摩擦攪拌接合によって形成された接合部に対して、他の被接合部材を溶接するのではなく、溶接部位の実験後の観察が容易に行えるように、単にTIG溶接で、ビードを接合部上に形成した(走らせた)ものを評価対象とした。
また、評価方法は、TIG溶接後の接合部を、溶接方向と直交する方向に、薄片に切断し、その薄片の断面を撮影し、得られた画像中のブローホールの発生状況を観察する方法で行った。なお、図5ないし図9に示した7枚の写真は、切断位置がそれぞれ異なる薄片についてのものである。
実験1は、比較のために行ったものであり、従来一般に行われているTIG溶接によるものである。その結果を図5に示す。
実験2は、従来法である。摩擦攪拌接合の際にシールドガスを流さず、その後通常のTIG溶接を行ったものである。その結果を図6に示す。
実験3は、本発明の方法であり、摩擦攪拌接合の際にシールドガスとしてアルゴンガスを流し、その後、通常のTIG溶接を行ったものである。その結果を図7に示す。
実験4は、本発明の他の方法であり、摩擦攪拌接合の際にシールドガスを流さず、その後、超音波を印加してTIG溶接を行ったものである。その結果を図8に示す。
実験5は、本発明の更に他の方法であり、摩擦攪拌接合の際にシールドガスとしてアルゴンガスを流し、その後、超音波を印加してTIG溶接を行ったものである。その結果を図9に示す。
これらの写真画像中の真黒い点は、ブローホールを示す。
図5から通常のTIG溶接では、ほとんど黒い点は無く、ブローホールが存在しないことがわかる。
図6は、実験2の写真である。下向きで摩擦攪拌接合の際に混入した酸化物,水和物などの不純物が溶接金属中にほぼ均一に存在していたと思われる。その後の横向きTIG溶接により、ブローホールが発生し溶融金属の上側に集まり、ブローホール同士が融合し、より拡大化していることが判る。
図7は、実験3の断面写真である。本写真からブローホールは存在しているが、図6に比べ、ブローホールの大きさ、および数は少なく、摩擦攪拌接合の際にシールドガスを流す効果が現れている。これはシールドガスにより、ブローホールの発生原因を低減させるため、全体的にブローホールが減少することを示している(原因低減効果)。
図8は、実験4の断面写真である。本写真からブローホールが存在しているが、図7に比べ、ブローホールは点在していなく、数が少ない。特に溶接金属部の中・下部においてブローホールがほぼ消失しており、超音波TIG溶接の効果があることが判る。これは発生初期の気泡が、超音波キャビテーションにより溶融池外への逸脱を促進されたことを示している(除去促進効果)。
図9は、実験5の断面写真である。本写真から若干のブローホールが存在していることが判るが、図8に比べ、更にブローホールの数が少なく、摩擦攪拌接合の際にシールドガスを流し、更に超音波TIG溶接することにより、かなりの効果があることが判る。これはブローホールの発生原因の低減効果と、発生したブローホールの除去促進効果という2つの異なった効果を組合せたことによるものであり、より大きな効果を得ることが可能である。
次に、TIG溶接に適した超音波の周波数を求めるため、同じく図3の装置を用いて実験を行った。周波数としては15kHz、20kHz、30kHz、35kHz、40kHzにて行った。摩擦攪拌接合は、シールドガスを流さずにおこなった。また通常のTIG溶接60Hzを比較のために行った。その結果を図10に示す。
図10から超音波TIG溶接は、通常のTIG溶接よりもブローホールを減らすことができることが判る。また周波数が小さくなると、ブローホールは減少し、20kHzにおいて最小となり、さらに小さくすると(15kHz)若干増えることが判る。
接合部のブローホールを低減するには、20kHz以下の周波数が好ましいことがわかった。周波数の効果は30kHzを超えると効果が低くなることから、1〜30kHzが効果的であるといえる。また、15kHz以下では、騒音が大きくなることから作業環境を考慮すると実用的には、15〜25kHzが好適である。
なお、上記実験では、摩擦攪拌接合を下向き溶接にて行ったあと、溶融溶接を横向き溶接にて行ったが、溶接姿勢に限定されるものではないことは、言うまでもない。
本実験は、アルミニウム合金であるA5083で行ったが、非熱処理型アルミニウム合金の1000系、難接合材の熱処理型アルミニウム合金の2000系、6000系、7000系、鋳造材のADC12、マグネシウム合金のAZ31、AZ61、チタンとその合金、銅とその合金、ニッケルとその合金、ステンレス鋼等の鉄鋼材料、鉛などでも、有効である。また摩擦攪拌接合の際のシールドガスとしてアルゴンを用いたが、その他の不活性ガス、アルゴン等の不活性ガスに他のガスを混ぜた混合ガスも有効である。さらにスポット摩擦攪拌接合においても,本発明は適用可能であり,本発明においてスポット摩擦攪拌接合は摩擦攪拌接合に含まれる。
本発明の摩擦攪拌接合の際に流すシールドガスは、本実験ではツールと保護カバーの間にシールドガスを供給する手法を用いているが、接合部を大気から遮断することが可能であればよく、ツール側面に設けたガス供給孔からシールドガスを供給することや、ガス供給ノズルにより周囲からシールドガスを供給するといった方法も有効であることは言うまでもない。また、シールドガスを接合工程時に連続的に流すことが望ましいが、後工程において溶融溶接による他の接合部材の取付け位置が予め判っている場合には、シールドガスの削減のため、その部分のみシールドガスを流してもよい。さらにシールドガスを有効に使用するためプローブの反進行方向側の接合部を覆い、シールドガスリッチな状態を維持するアフターシールド治具を設けてもよい。
本発明で用いられる摩擦攪拌接合装置の一例を示す概略構成図である。 本発明にける他の被接合部材の接合形態の例を示す概略斜視図である。 本発明で用いられる超音波TIG溶接機の例を概略構成図である。 本発明における超音波印加によるブローホール除去のメカニズムを示す説明図である。 実験1による結果を示す接合部の断面写真である。 実験2による結果を示す接合部の断面写真である。 実験3による結果を示す接合部の断面写真である。 実験4による結果を示す接合部の断面写真である。 実験5による結果を示す接合部の断面写真である。 超音波振動数とブローホールの発生個数とブローホールの気孔径の関係を示す図表である。
符号の説明
1・・回転子、2・・プローブ、3・・カバー、4・・シールドガスパイプ、A、B・・被接合部材、C・・接合部、D・・他の被接合部材

Claims (5)

  1. 不活性シールドガスを流しつつ被接合部材を摩擦攪拌接合して接合部を形成した後、この接合部に対して音波を印加することで、前記摩擦攪拌接合の際に混入した不純物を脱気させつつ溶融溶接または抵抗溶接することを特徴とする接合方法。
  2. 前記音波の周波数を1〜30kHzとすることを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
  3. 周波数1kHz〜30kHzの高周波が変調された高周波電流を印加することで、溶接電流波形として1kHz〜30kHzの高周波を出力し、前記接合部に前記音波を印加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合方法。
  4. 前記音波の周波数を15〜20kHzとすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の接合方法。
  5. 被接合部材がアルミニウム,アルミニウム合金,マグネシウム,マグネシウム合金,ニッケル,ニッケル合金,チタン,チタン合金,銅,銅合金,鉛または鉄鋼材料であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の接合方法。
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