JP5187542B1 - フランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法 - Google Patents

フランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ボリューム・ディスカウント制度を有効利用でき、FC加盟料の計算の負担が軽減でき、FC間の品質保持やブランド統一に有効なランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法を提供する。
【解決手段】フランチャイズ型団体専用仲介装置は、フランチャイズ型団体専用のオンラインモールを各々の通信端末機に表示するオンラインモール表示手段と、オンラインモールに入力された所定期間内の納品情報を納品者H03ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を作成する基本請求処理手段と、所定期間内の納品情報に基づき加盟者H02ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介者H05の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成する第1加工請求処理手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法に係り、特に、フランチャイザー(FC本部)が選定した選定品をフランチャイジー(FC加盟店)が購入する際に好適に利用できるフランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法に関する。
特許文献1の段落0034〜0069には、フランチャイズ・チェーン(FC)に加盟する加盟者(FC加盟店)が商品を製作する際に必要な資材(FC本部が選定した選定品)を注文する資材調達システムが開示されている。
従来の資材調達システムは、ネットワークを介してそれぞれ接続された、商社(FC本部)の拠点に備える商社端末と、加盟者が有する加盟者端末と、資材提供業者(納品者)が有するメーカ端末と、通信ネットワークに提供されるWWWサイトである販売センターと、により構成される。
また、従来の資材調達システムにおいては、加盟者端末から販売センターに資材の発注情報が送信されると、発注された資材を提供する資材提供業者のメーカ端末及び商社端末に販売センターが発注情報を電子メールで通知する。また、メーカ端末から販売センターに出荷情報が送信されると、販売センターが資材を発注した加盟者の加盟者端末及び商社端末に出荷情報を通知すると共に、加盟者端末に請求情報を通知する。
特開2002−133211号公報
しかしながら、従来の資材調達システムにおいては、資材提供業者から各々の加盟者に発注ごとに資材提供費用が請求されるため、FC加盟店の店舗数がいくら多くても、取引において一般的なボリューム・ディスカウント制度を有効利用することが困難であるという問題があった。
また、従来の資材調達システムにおいては、資材提供業者から各々の加盟者に発注ごとに資材提供費用が請求されるため、発注額に応じてFC加盟料(選定品の許諾料)を決定する場合、商社又は加盟者が行うFC加盟料の計算が極めて煩雑になるという問題があった。この問題は、FC加盟店の店舗数や発注回数が多くなるほど煩雑になりやすく、FC加盟料の計算に必要な処理時間や人員も増加するため、人件費が上昇するおそれがあった。
また、従来の資材調達システムにおいては、FC間の品質保持やブランド統一など、FCであるが故に生じる上記の問題以外の種々の問題点を解決することができなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、フランチャイズ型団体であるが故に生じる問題点を解決することができるフランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法を提供することを本発明の目的としている。
(1)前述した目的を達成するため、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置は、フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者にノウハウを提供するノウハウ提供者により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品されるフランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、複数の加盟者がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機、複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者が操作する複数の納品者用通信端末機、ノウハウ提供者が操作するノウハウ提供者用通信端末機及びオンラインモールを提供する仲介者が操作する仲介者用通信端末機に表示するオンラインモール表示手段と、加盟者用通信端末機からオンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は納品者用通信端末機からオンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を納品者ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を納品者ごとに作成すると共に、納品者から仲介者に請求する基本請求情報を複数の納品者用通信端末機及び仲介者用通信端末機のうちの少なくとも複数の納品者用通信端末機に送信する基本請求処理手段と、一方の所定期間内の取引情報に基づき加盟者ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介者の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、仲介者からノウハウ提供者に請求する第1加工請求情報を仲介者用通信端末機及びノウハウ提供者用通信端末機に送信する第1加工請求処理手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者から1人の仲介者になるため、ノウハウ提供者が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者から1人の仲介者になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者ごとの請求の仕分け及び加盟者ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(2)また、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置は、加盟者がオンラインモールの外部で行った外部選定品の取引により生じた所定期間内の外部発注情報又は所定期間内の外部納品情報のいずれか一方の所定期間内の外部取引情報を、外部選定品を納品する外部納品者ごとにそれぞれ集計して得た外部納品者別請求額を含む外部請求情報を外部納品者ごとに取り込む外部取引情報取込手段と、を更に備えており、第1加工請求処理手段は、一方の所定期間内の取引情報だけでなく、一方の所定期間内の外部取引情報にも基づいて第1加工請求情報を作成する、ことが好ましい。
これにより、オンラインモール内の取引として処理することが困難な水道光熱費など外部納品情報についても、多数の加盟者の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者から1人の仲介者になるため、ノウハウ提供者が支払う請求額を1本化することができる。
(3)また、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置は、第1加工個別請求額にノウハウ提供者の利益となる選定品の許諾料を加算して得た第2加工個別請求額を含む第2加工請求情報を加盟者ごとに作成すると共に、ノウハウ提供者から加盟者に請求する第2加工請求情報を仲介者用通信端末機、ノウハウ提供者用通信端末機及び複数の納品者用通信端末機のうちの少なくともノウハウ提供者用通信端末機に送信する第2加工請求処理手段と、を更に備えることが好ましい。
これにより、許諾料を加算する手間を排除することができる。
(4)また、第2加工請求処理手段は、オンラインモールにログインする際に入力されるログイン情報から特定された加盟者、選定品又は外部選定品に応じて、許諾料を変更することが好ましい。
これにより、加盟者に応じて許諾料を個別計算する手間を排除することができる。
(5)また、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置は、複数の加盟者間で共通する共通表示情報及び加盟者ごとに異なる個別表示情報により構成される名刺、看板、チラシ、封筒その他の制作物が選定品としてオンラインモールに出品される場合に、ノウハウ提供者用通信端末機から行われる共通表示情報の修正入力に応じて、共通表示情報を修正する共通表示情報修正手段と、ノウハウ提供者用通信端末機又は加盟者用通信端末機又はノウハウ提供者用通信端末機から行われる個別表示情報の修正入力に応じて、個別表示情報を修正する個別表示情報修正手段と、共通表示情報及び個別表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、を更に備えることが好ましい。
これにより、加盟者間のブランドの統一性を損なうことを防止することができる。
(6)また、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置は、選定品の種類情報を含む新たな選定品情報の入力に応じて、オンラインモールに出品されている選定品に関する選定品情報から新たな選定品情報と同一の種類情報を有する選定品情報を検出する同一種検出手段と、検出結果から同一の種類情報を有する選定品情報がないことが確認されたことを条件に、新たな選定品情報に関する選定品をオンラインモールに出品する出品手段と、を更に備えることが好ましい。
これにより、同一種類の選定品の納品者が単一になるため、ボリューム・ディスカウント制度をより有効に利用することができると共に、選定品の品質保持を容易に行うことができる。
(7)また、前述した目的を達成するため、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介プログラムは、上記した本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者から1人の仲介者になるため、ノウハウ提供者が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者から1人の仲介者になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者ごとの請求の仕分け及び加盟者ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(8)また、前述した目的を達成するため、本発明の記憶媒体は、上記した本発明のフランチャイズ型団体専用仲介プログラムを記憶することを特徴とする。
これにより、多数の加盟者の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者から1人の仲介者になるため、ノウハウ提供者が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者から1人の仲介者になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者ごとの請求の仕分け及び加盟者ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(9)また、前述した目的を達成するため、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介方法は、フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者にノウハウを提供するノウハウ提供者により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品されるフランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、複数の加盟者がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機、複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者が操作する複数の納品者用通信端末機、ノウハウ提供者が操作するノウハウ提供者用通信端末機及びオンラインモールを提供する仲介者が操作する仲介者用通信端末機に表示するオンラインモール表示ステップと、加盟者用通信端末機からオンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は納品者用通信端末機からオンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を納品者ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を納品者ごとに作成すると共に、納品者から仲介者に請求する基本請求情報を複数の納品者用通信端末機及び仲介者用通信端末機のうちの少なくとも複数の納品者用通信端末機に送信する基本請求処理ステップと、一方の所定期間内の取引情報に基づき加盟者ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介者の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、仲介者からノウハウ提供者に請求する第1加工請求情報を仲介者用通信端末機及びノウハウ提供者用通信端末機に送信する第1加工請求処理ステップと、を備えることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者から1人の仲介者になるため、ノウハウ提供者が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者から1人の仲介者になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者ごとの請求の仕分け及び加盟者ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法によれば、フランチャイズ型団体であるが故に生じる問題点を解決することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置を操作するノウハウ提供者、加盟者、納品者、外部納品者及び仲介者の関係を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置の一般的構成を示す概念図である。 図3は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置の具体的構成を示す概念図である。 図4は、オンラインモールの選定品表示画面を示すイメージ図である。 図5は、オンラインモールの納品者管理画面を示すイメージ図である。 図6は、請求及び支払の関係を示すブロック図である。 図7は、月次入金検索画面を示すイメージ図である。 図8は、月次入金検索結果画面を示すイメージ図である。 図9は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置による請求処理フローを示すフローチャートである。
以下、本発明のフランチャイズ型団体専用仲介装置、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法をその一実施形態により説明する。
[フランチャイズ型団体専用仲介装置11の構成]
[定義]
はじめに、図1を用いて、本実施形態の説明に使用される語句を定義する。
図1は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11を操作するノウハウ提供者H01、加盟者H02、納品者H03、外部納品者H04及び仲介者H05の関係を示すブロック図である。
フランチャイズ型団体とは、主として、1のFC(フランチャイズ・チェーン)本部(ノウハウ提供者H01)と多数のFC加盟店(加盟者H02)により構成される事業団体である。ただし、フランチャイズ型団体においてフランチャイズ契約が存在する必要はない。例えば、1の団体管理者(ノウハウ提供者H01)と多数の団体構成員(加盟者H02)とにより任意団体を構成しており、その任意団体がフランチャイズ型団体専用仲介装置11を利用することによる仲介料及び許諾料の徴収に反対しない場合、その任意団体は上記のフランチャイズ型団体に含まれる。
オンラインモールとは、複数の納品者H03が各々管理する複数の電子商取引を一つの電子商取引サイトにまとめることによって、様々な選定品の商取引を可能にするウェブサイトである。本実施形態のオンラインモールは、通常のオンラインモールとは異なり、フランチャイズ型団体専用である。そのため、納品者H03が納品物の出品を希望し、仲介者H05がそれを許可しても、ノウハウ提供者H01の選定がなければ納品物は選定物となり得ないので、本実施形態のオンラインモールに出品することはできない。
ノウハウ提供者H01とは、フランチャイズ型団体を管理する者であって、フランチャイズ型団体専用のオンラインモールに出品する選定品を選定する者である。ノウハウ提供者H01の一例としては、FC本部や、任意団体の団体責任者である。ノウハウ提供者H01には、法人及び自然人だけでなく、法人格なき団体も含まれる。
選定品とは、ノウハウ提供者H01が有する技術的、営業的又は経営的なノウハウに基づいてノウハウ提供者H01が開発又は選択した商品、仕入品、制作物、備品その他の物品やサービスである。また、制作物とは、名刺、看板、チラシ、封筒などであり、複数の加盟者H02間で共通する共通表示情報及び加盟者H02で異なる個別表示情報により構成される物品である。選定品の一例としては、FC加盟店共通のハンバーガー、コーヒー豆、フランチャイズ型団体に関する商標付紙ナプキン、商標付伝票、商標付名刺などである。
また、選定品には、上記の通り、ノウハウ提供者H01が開発等した物品に関するサービスやサービス単体も含む。例えば、選定品が看板の場合、納品される看板だけでなく、その看板を取り付けるサービスも選定品に該当する。また、選定品が店舗の清掃作業の場合、納品される物品がなく、清掃作業のサービスだけであっても選定品に該当する。
なお、仲介者H05から紹介された物品やサービスをノウハウ提供者H01が選定品として選定した場合も営業的又は経営的なノウハウに基づいてノウハウ提供者H01が選択した物品やサービスといえるため、それらも選定品に含まれる。
加盟者H02とは、フランチャイズ型団体に加盟する者であって、上記のオンラインモールを介して選定品を発注及び使用することが可能な権利をノウハウ提供者H01から与えられる対価として選定品に応じた許諾料をノウハウ提供者H01に支払う義務を有する者である。加盟者H02の一例としては、上記したFC加盟店や、FC本部直営店、団体構成員である。加盟者H02には、法人及び自然人だけでなく、法人格なき団体も含まれる。
納品者H03とは、加盟者H02が上記のオンラインモールを介して発注した選定品をその加盟者H02に納品する者である。納品者H03には、法人及び自然人だけでなく、法人格なき団体も含まれる。また、上記の通り選定品はサービスを含むため、選定品の納品には、物品の納品だけでなく、サービスの提供も含まれる。
外部納品者H04とは、加盟者H02が上記のオンラインモールを介さずに発注した物品(サービスを含む。)をその加盟者H02に納品する者である。
仲介者H05とは、フランチャイズ型団体専用のオンラインモールをノウハウ提供者H01、加盟者H02及び納品者H03に提供する対価としてノウハウ提供者H01、加盟者H02又は納品者H03のいずれかの者から仲介料を受領する関係を有する者である。仲介者H05には、法人及び自然人だけでなく、法人格なき団体も含まれる。本実施形態において、仲介者H05は、ノウハウ提供者H01、加盟者H02又は納品者H03と異なる者である。
[一般的構成]
図2は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11の一般的構成を示す概念図である。
本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3、外部納品者用通信端末機4、仲介者用通信端末機5及びオンラインモールサーバ6に基づいて構成されている。ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3、外部納品者用通信端末機4及び仲介者用通信端末機5は、ノウハウ提供者H01、加盟者H02、納品者H03、外部納品者H04及び仲介者H05がそれぞれ操作する通信端末機である。
これらノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3、外部納品者用通信端末機4、仲介者用通信端末機5及びオンラインモールサーバ6は、コンピュータとしての一般的機能を発揮するため、図示しない中央処理装置、記憶装置、入出力装置及び通信装置などの一般的な構成要素をそれぞれ有している。
また、これらノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5は、フランチャイズ型団体専用のオンラインモールを利用するためにコンピュータネットワークCNを介して相互にインターネット接続されている。また、外部納品者用通信端末機4は、仲介者用通信端末機5のみに対して、コンピュータネットワークCNを介して相互にインターネット接続されている。
オンラインモールサーバ6は、オンラインモールに関する情報の記憶及び処理を行うインターネットサーバである。このオンラインモールサーバ6は、本実施形態のウェブアプリケーションとしてのフランチャイズ型団体専用仲介プログラムをインストールしている。このフランチャイズ型団体専用仲介プログラムはCDやUSB型メモリなどの記憶媒体に記憶されており、その記憶媒体をオンラインモールサーバ6に接続することにより、このオンラインモールサーバ6がフランチャイズ型団体専用仲介プログラムをインストールすることが可能になっている。
そして、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5にインストールされたインターネットブラウザを介して、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3又は仲介者用通信端末機5がオンラインモールサーバ6にインストールされたフランチャイズ型団体専用仲介プログラムを実行することにより、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11が、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介方法を実現することが可能になっている。
[具体的構成]
図3は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11の具体的構成を示す概念図である。
本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、図2に示すように、オンラインモール表示手段12、ログイン情報確認手段13、共通表示情報修正手段14、個別表示情報修正手段15、表示情報記憶手段16、同一種検出手段17、出品手段18、情報発信手段19、発注情報送信手段20、納品情報送信手段21、基本請求処理手段22、外部取引情報取込手段23、第1加工請求処理手段24、第2加工請求処理手段25及び入金情報確認手段26を備える。
(基本事項)
(オンラインモール表示手段12)
図4は、オンラインモールの選定品表示画面121を示すイメージ図である。
オンラインモール表示手段12は、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5に対し、オンラインモール関連画面を通じてオンラインモールをそれぞれ表示する。オンラインモール関連画面とは、ログイン画面、選定品表示画面121、制作物表示画面、加盟者管理画面、納品者管理画面122、ノウハウ提供者管理画面、仲介者管理画面などである。また、表示されるオンラインモール関連画面は、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5によって、それぞれ異なる。
ログイン画面や選定品表示画面121など、ノウハウ提供者H01、加盟者H02、納品者H03及び仲介者H05の間で共有化させたい情報に関するオンラインモール関連画面は、すべての通信端末機に表示される。その一方、加盟者管理画面、納品者管理画面122、ノウハウ提供者管理画面、仲介者管理画面など、ノウハウ提供者H01、加盟者H02、納品者H03及び仲介者H05の間で通常は共有化させない情報に関するオンラインモール関連画面は、そのオンラインモール関連画面を表示させるのに適した通信端末機のみに表示される。
例えば、ノウハウ提供者管理画面は、発注可能な選定品、その選定品を納品する納品者H03、その選定品の発注個数、仲介手数料など、ノウハウ提供者H01が加盟者H02及び納品者H03を管理するために必要な情報を表示するため、ノウハウ提供者用通信端末機1のみに表示される。同様に、加盟者管理画面は、選定品の発注状況を管理するために必要な情報を表示するため、加盟者用通信端末機2のみ表示される。納品者管理画面122は、選定品の納品状況を管理するために必要な情報を表示するため、納品者用通信端末機3のみ表示される。仲介者管理画面は、オンラインモールに関するすべてを管理するために必要な情報を表示するため、仲介者用通信端末機5のみ表示される。
(ログイン情報確認手段13)
ログイン情報確認手段13は、各々の通信端末機に表示されたログイン画面に正規のログイン情報が入力されたとき、ログイン情報からログインした者が誰であるかを特定する。例えば、加盟者用通信端末機2に表示されたログイン画面に正規のログイン情報としてログインID及びパスワードが入力されると、ログインID及びパスワードから加盟者用通信端末機2を操作する加盟者H02が特定される。
また、ログイン情報確認手段13は、各々の通信端末機に表示されたログイン画面に正規のログイン情報が入力されたとき、その通信端末機からオンラインモールへのアクセスを許可し、そのログインした者又は仲介者H05が初期設定した所望のオンラインモール関連画面をその通信端末機に表示する。例えば、ログインした者が加盟者H02の場合、ログイン情報確認手段13は、加盟者通信端末機2からオンラインモールへのアクセスを許可し、仲介者H05が初期設定した選定品表示画面121を加盟者通信端末機2に表示する。
アクセス可能なオンラインモールは、フランチャイズ型団体ごとに異なる。オンラインモールに表示される選定物やその価格などの情報はフランチャイズ型団体のノウハウであるため、あるフランチャイズ型団体専用のオンラインモールに他のフランチャイズ型団体のノウハウ提供者や加盟者などがアクセスできないようにログイン情報の入力でそのアクセスが規制されている。
また、選定品表示画面121は、加盟者H02が属するフランチャイズ型団体専用のオンラインモールにおいて、その加盟者H02が発注可能な選定品のカテゴリー、選定品の名称、選定品の写真、選定品の詳細情報、選定品の通常価格とオンラインモール価格(ボリューム・ディスカウントにより通常価格より安い。)、選定品の発注可能個数、選定品の発注決定ボタンなどを表示する。ただし、オンラインモールを介しない直接取引を防止するため、選定品を納品する納品者H03の名称などの納品者特定情報は選定品表示画面121に表示されない。
また、ログイン情報確認手段13は、加盟者用通信端末機2からオンラインモールへのアクセスを許可したとき、その加盟者用通信端末機2から選定品の発注を許可する。そのため、この発注許可を与えられることがない納品者H03は、オンラインモールへアクセスして選定品を閲覧することができても、選定品を発注することができない。
(制作物関連)
選定品が制作物の場合、その制作物が以前発注した内容と同様でない限り、制作物の発注時に制作物の表示項目を校正する必要が生じる。制作物の表示項目は、複数の加盟者H02間で共通する共通表示情報、及び、加盟者H02ごとに異なる個別表示情報により構成される。このように、選定品としてオンラインモールに制作物が出品される場合、共通表示情報修正手段14、個別表示情報修正手段15及び表示情報記憶手段16が機能する。
(共通表示情報修正手段14)
共通表示情報修正手段14は、制作物表示画面においてノウハウ提供者用通信端末機1から行われる共通表示情報の修正入力に応じて、共通表示情報を修正する。共通表示項目は、フランチャイズ型団体の名称やキャッチフレーズ、イメージカラー、レイアウトなど、フランチャイズ型団体が有するブランド力を発揮する。そのため、ノウハウ提供者H01のみに共通表示項目の修正権限が与えられており、加盟者H02にその修正権限が与えられていない。したがって、加盟者用通信端末機2から共通表示情報の修正を入力することはできない。
(個別表示情報修正手段15)
個別表示情報修正手段15は、制作物表示画面において加盟者用通信端末機2又はノウハウ提供者用通信端末機1から行われる個別表示情報の修正入力に応じて、個別表示情報を修正する。個別表示項目は、加盟者H02の住所、電話番号、加盟者H02が法人の場合は加盟者H02に所属する自然人の氏名、レイアウトなど、ある加盟者H02と他の加盟者H02とを識別する加盟者H02独自の識別力を発揮する。そのため、制作物を発注する加盟者H02に個別表示項目の修正権限が与えられる。ただし、個別表示情報にフランチャイズ型団体の誹謗中傷等のノウハウ提供者が希望しない内容が記載されるなど、個別表示情報の表示内容によって共通表示情報が発揮するブランド力が希釈又は毀損されるおそれも考えられるため、ノウハウ提供者H01にもその修正権限が与えられている。
(表示情報記憶手段16)
表示情報記憶手段16は、制作物表示画面において加盟者用通信端末機2又はノウハウ提供者用通信端末機1から行われる保存入力や表示情報記憶手段16の自動保存機能により、共通表示情報及び個別表示情報を記憶する。記憶された共通表示情報及び個別表示情報は、加盟者H02が制作物を次回発注する際、加盟者用通信端末機2又はノウハウ提供者用通信端末機1から行われる読込入力や自動読込機能により、読み込むことが可能である。
(出品関連)
(同一種検出手段17)
同一種検出手段17は、オンラインモールに新たな選定品情報が仲介者用通信端末機5又はノウハウ提供者用通信端末機1から入力されたとき、その選定品情報に含まれる選定品の種類情報とすでにオンラインモールに出品されている選定品に関する選定品情報に含まれる選定品の種類情報とを比較し、それらが同一の種類情報かを検出する。例えば、ある納品者H03が選定品としてのティッシュボックスをすでにオンラインモールに出品しており、仲介者用通信端末機5又はノウハウ提供者用通信端末機1からオンラインモールに同一種類のティッシュボックスに関する新たな選定品情報が出品入力されたとき、仲介者用通信端末機5又はノウハウ提供者用通信端末機1には同一種類のティッシュボックスが既に出品されている旨の情報が表示される。
(出品手段18)
出品手段18は、同一種検出手段17による検出結果から同一の種類情報を有する選定品情報がないことが確認されたことを条件に、新たな選定品情報に関する選定品をオンラインモールに出品する。例えば、同一種類のティッシュボックスが既に出品されている旨の情報が仲介者用通信端末機5又はノウハウ提供者用通信端末機1に表示された場合、新たな同一種類のティッシュボックスをオンラインモールに出品することはできない。これは、オンラインモールに同一種類の選定品が複数出品されることを防ぐことによって、ボリューム・ディスカウント制度を有効に利用するための処置である。
(情報発信関連)
(情報発信手段19)
情報発信手段19は、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3又は仲介者用通信端末機5から情報の発信入力がなされたとき、発信入力された情報を他の指定された通信端末機に送信する。情報の内容としては、ノウハウ提供者H01からのノウハウレポート、加盟者H02からの経営改善レポート、納品者H03からの新規選定品の紹介、仲介者H05からのオンラインモール関連情報などが挙げられる。情報の発信方法は、主として、メールマガジンなどのメール送信である。
(発注及び納品関連)
(発注情報送信手段20)
発注情報送信手段20は、加盟者用通信端末機2から選定品表示画面121に選定品の発注情報が入力されたとき、納品者用通信端末機3、加盟者用通信端末機2、ノウハウ提供者用通信端末機1及び仲介者用通信端末機5に発注情報を送信する。発注情報とは、オンラインモールに出品された選定品を購入する際に加盟者H02から納品者H03に報告する情報であり、少なくとも、選定品の名称及び発注個数を特定した情報である。また、発注情報の送信方法としては、加盟者管理画面、加盟者管理画面、ノウハウ提供者管理画面及び仲介者管理画面への表示、並びに、納品者用通信端末機3、加盟者用通信端末機2、ノウハウ提供者用通信端末機1及び仲介者用通信端末機5への電子メールの送信、などが挙げられる。
(納品情報送信手段21)
図5は、オンラインモールの納品者管理画面122を示すイメージ図である。
納品情報送信手段21は、納品者管理画面122から行った選定品の納品情報の入力に応じて、ノウハウ提供者用通信端末機1、仲介者用通信端末機5、加盟者用通信端末機2及び納品者用通信端末機3に納品情報を送信する。納品情報とは、オンラインモールを介して発注された選定品を納品する際に納品者H03から加盟者H02に報告する情報であり、少なくとも、選定品の名称、納品個数、発送予定日(又は納品予定日)を特定した情報である。
納品者管理画面122には、未発送又は発送済の選定品が一覧になった納品状況一覧表が表示される。また、未発送の納品情報の詳細項目には、発送予定日が入力可能な発送予定日入力欄が設けられていると共に、発送完了ボタンが設けられている。発送完了ボタンを押すことにより納品者H03から加盟者H02に納品情報が送信されるため、この発送完了ボタンを押すことが上記した選定品の納品情報の入力となる。
また、納品者管理画面122においては、発注期間や納品期間などの期間、発送前や発送済などの納品状況、フリーワードの3通りで検索が可能になっている。
納品情報の送信方法としては、加盟者管理画面、納品者管理画面、ノウハウ提供者管理画面及び仲介者管理画面への表示、及び、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3、ノウハウ提供者用通信端末機1及び仲介者用通信端末機5への電子メールの送信、などが挙げられる。
なお、発注された選定品は、納品者H03から加盟者H02に直接納品される。そのため、納品者H03から納品された選定品が仲介者H05やノウハウ提供者H01の在庫になることはない。
(請求関連)
図6は、請求及び支払の関係を示すブロック図である。
(基本請求処理手段22)
基本請求処理手段22は、1月間(所定期間内)の納品情報(所定期間内の取引情報)を納品者H03ごとにそれぞれ集計して得た基本請求情報を作成する。この基本請求情報は、納品者H03が仲介者H05に請求するためのcsvファイルデータであり、1月間(所定期間)ごとに納品者H03別に集計された各々の選定品の名称、納品個数、請求額(1月間(所定期間)ごとの納品者別請求額)を含む。なお、1月間(所定期間内)の納品情報に換えて、1月間(所定期間内)の発注情報(所定期間内の取引情報)に基づいて基本請求情報を作成してもよい。
また、基本請求処理手段22は、複数の納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5のうちの少なくとも複数の納品者用通信端末機3に、基本請求情報を送信する。納品者H03は、この基本請求情報に基づき作成された基本請求書を仲介者H05に発行する。
(外部取引情報取込手段23)
外部取引情報取込手段23は、加盟者H02がオンラインモールの外部で行った選定品(外部選定品)の取引により生じた1月間(所定期間内)の外部取引情報(外部納品情報又は外部発注情報)が仲介者用外部通信端末機5からオンラインモールの仲介者管理画面に入力されたとき、納品者H03ごとにそれぞれ集計して得た外部請求情報を取り込む。
外部選定品としては、水道光熱サービスなど、オンラインモールに出品し難い選定品が挙げられる。また、この外部請求情報は、外部納品者H04が仲介者H05に請求するためのcsvファイルデータであり、1月間(所定期間)ごとに外部納品者別に集計された各々の外部選定品の名称、納品個数、請求額(1月間(所定期間)ごとの外部納品者別請求額)を含む。また、この外部取引情報は、外部納品者用通信端末機4からインターネットを介して仲介者用外部通信端末機5に送信される。
(第1加工請求処理手段24)
第1加工請求処理手段24は、1月間(所定期間内)の取引情報及び外部取引情報に基づき加盟者H02ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介料を加算して得た第1加工請求情報を作成する。仲介料は、オンラインモールを介した取引仲介及び請求仲介により生じる仲介者H05の利益であり、請求額に対して一定の割合を乗じて得た変動利益又は固定利益となる。この第1加工請求情報は、仲介者H05がノウハウ提供者H01に請求するためのcsvファイルデータであり、各々の選定品又は外部選定品の名称、納品個数、加盟者別に集計された個別請求額(1月間(所定期間)ごとの第1加工個別請求額)、複数の第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額、などを含む。
また、第1加工請求処理手段24は、仲介者用通信端末機5及びノウハウ提供者用通信端末機1に、第1加工請求情報を送信する。仲介者H05は、この第1加工請求情報に基づき作成された第1加工請求書をノウハウ提供者H01に発行する。また、ノウハウ提供者H01は、後述する第2加工請求情報を取得せずとも、この第1加工請求情報から市販の請求書ソフトを利用して第2加工請求情報を作成することが可能になる。
(第2加工請求処理手段25)
第2加工請求処理手段25は、第1加工個別請求額に許諾料を加算して得た第2加工請求情報を加盟者H02ごとに作成する。許諾料は、加盟者H02が選定品を発注及び使用することをノウハウ提供者H01が許諾したことにより生じるノウハウ提供者H01の利益であり、請求額に対して一定の割合を乗じて得た変動利益又は固定利益となる。また、この第2加工請求情報は、ノウハウ提供者H01が加盟者H02ごとに請求するためのcsvファイルデータであり、各々の選定品又は外部選定品の名称、納品個数、加盟者別に集計された個別請求額(1月間(所定期間)ごとの第2加工個別請求額)、などを含む。
また、第2加工請求処理手段25は、仲介者用通信端末機5、ノウハウ提供者用通信端末機1及び複数の納品者用通信端末機3のうちの少なくともノウハウ提供者用通信端末機1に、第2加工請求情報を送信する。ノウハウ提供者H01は、この第2加工請求情報に基づき作成された第2加工請求書を、加盟者H02ごとに発行する。
なお、第2加工請求処理手段25は、第2加工請求処理手段25に予め登録された加盟者H02、選定品又は外部選定品に対する変動規則に基づいて許諾料を個別変更することが可能である。例えば、業績の悪い加盟者H02に対する許諾料を他の加盟者H02の許諾料よりも割安になるように変更規則を設定したり、水道光熱費に対する許諾料が無料となるように変更規則を設定したりすることが可能である。
(入金確認関連)
(入金情報確認手段26)
図7は、月次入金検索画面を示すイメージ図である。また、図8は、月次入金検索結果画面を示すイメージ図である。
納品者管理画面122、仲介者管理画面又はノウハウ提供者管理画面から月次請求画面を選択すると、入金情報確認手段26は、図7に示すように、月次入金検索画面131を表示する。この月次入金検索画面131には、少なくとも、月次入金情報を検索したい請求年月日、請求書フォーマット、未入金又は入金済みなどの入金区分、検索ボタンが表示される。
ここで、所定の請求年月日を指定して検索ボタンを押すと、入金情報確認手段26は、月次入金検索結果画面132を表示する。月次入金検索結果画面132には、その検索結果に応じて、所定の請求年月日、入金日、入金額、入金区分及び登録ボタンが表示される。月次入金検索結果画面の入金日及び入金額を登録する場合、入金日及び入金額の各入力欄に入力して登録ボタンを押すと、月次入金検索結果画面132に表示された入金区分が未入金から入金済みに変更される。この入金区分の変更は、入金管理データベースに反映され、月次入金検索画面131にも反映される。
[動作説明]
次に、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11による請求処理フローを説明する。
図9は、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11による請求処理フローを示すフローチャートである。
基本請求処理手段22は、納品情報(取引情報)を確認すると共に(S01)、前回の請求処理時から1月間(所定期間)が経過したかを確認する(S02)。所定期間が経過していない場合、納品者H03から基本請求情報の作成を指示する入力がない限り、所定の期間が経過するまで納品情報を確認する(S02→S01)。
所定期間が経過した場合(又は、納品者H03から基本請求情報の作成を指示する入力があった場合)、基本請求処理手段22は納品者H03から仲介者H05に請求するための基本請求情報を作成する(S02→S03)。また、仲介者用通信端末機5から外部取引情報が入力されたとき、外部取引情報取込手段23は外部取引情報を取り込む(S04)。
次に、第1加工請求処理手段24は、納品情報(取引情報)及び外部取引情報に基づき、仲介者H05からノウハウ提供者H01に請求するための第1加工請求情報を作成する(S05)。この第1加工請求情報に含まれる第1加工合計請求額には、納品者H03及び外部納品者H04が請求した額に仲介料が加算される。
次に、第2加工請求処理手段25は、第1加工請求情報に基づき、ノウハウ提供者H01から複数の加盟者H02にそれぞれ請求するための第2加工請求情報の作成を希望するか否かを確認する(S06)。この第2加工請求情報に含まれる第2加工個別請求額には、第1加工個別請求額に許諾料が加算される。第2加工請求情報の作成希望はノウハウ提供者用通信端末機1又は仲介者用通信端末機5から設定が可能である。
第2加工請求情報の作成を希望する場合(S06→S07)、第2加工請求処理手段25は第2加工請求情報を作成し(S07)、基本請求処理手段22、第1加工請求処理手段24及び第2加工請求処理手段25は各種請求情報を指定の通信端末機に送信する(S08)。
一方、第2加工請求情報の作成を希望しない場合(S06→S08)、第2加工請求処理手段25は第2加工請求情報を作成せず、基本請求処理手段22及び第1加工請求処理手段24は各種請求情報を指定の通信端末機に送信する(S08)。
[本実施形態の効果]
次に、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法の効果を説明する。
(1)本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者H02にノウハウを提供するノウハウ提供者H01により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品されるフランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、複数の加盟者H02がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機2、複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者H03が操作する複数の納品者用通信端末機3、ノウハウ提供者H01が操作するノウハウ提供者用通信端末機1及びオンラインモールを提供する仲介者H05が操作する仲介者用通信端末機5に表示するオンラインモール表示手段12と、加盟者用通信端末機2からオンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は納品者用通信端末機3からオンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を納品者H03ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を納品者H03ごとに作成すると共に、納品者H03から仲介者H05に請求する基本請求情報を複数の納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5のうちの少なくとも複数の納品者用通信端末機3に送信する基本請求処理手段22と、一方の所定期間内の取引情報に基づき加盟者H02ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介者H05の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、仲介者H05からノウハウ提供者H01に請求する第1加工請求情報を仲介者用通信端末機5及びノウハウ提供者用通信端末機1に送信する第1加工請求処理手段24と、を備えることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者H02の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者H03から1人の仲介者H05になるため、ノウハウ提供者H01が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者H02から1人の仲介者H05になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段24が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者H02ごとの請求の仕分け及び加盟者H02ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(2)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、加盟者H02がオンラインモールの外部で行った外部選定品の取引により生じた所定期間内の外部発注情報又は所定期間内の外部納品情報のいずれか一方の所定期間内の外部取引情報を、外部選定品を納品する外部納品者H04ごとにそれぞれ集計して得た外部納品者別請求額を含む外部請求情報を外部納品者H04ごとに取り込む外部取引情報取込手段23と、を更に備えており、第1加工請求処理手段24は、一方の所定期間内の取引情報だけでなく、一方の所定期間内の外部取引情報にも基づいて第1加工請求情報を作成する、ことが好ましい。
これにより、オンラインモール内の取引として処理することが困難な水道光熱費など外部納品情報についても、多数の加盟者H02の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者H03から1人の仲介者H05になるため、ノウハウ提供者H01が支払う請求額を1本化することができる。
(3)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、第1加工個別請求額にノウハウ提供者H01の利益となる選定品の許諾料を加算して得た第2加工個別請求額を含む第2加工請求情報を加盟者H02ごとに作成すると共に、ノウハウ提供者H01から加盟者H02に請求する第2加工請求情報を仲介者用通信端末機5、ノウハウ提供者用通信端末機1及び複数の納品者用通信端末機3のうちの少なくともノウハウ提供者用通信端末機1に送信する第2加工請求処理手段25と、を更に備えることが好ましい。
これにより、ノウハウ提供者H01が許諾料を加算する手間を排除することができる。
(4)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、第2加工請求処理手段25は、オンラインモールにログインする際に入力されるログイン情報から特定された加盟者H02、選定品又は外部選定品に応じて、許諾料を変更することが好ましい。
これにより、ノウハウ提供者H01が加盟者H02等に応じて許諾料を個別計算する手間を排除することができる。
(5)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、複数の加盟者H02間で共通する共通表示情報及び加盟者H02ごとに異なる個別表示情報により構成される名刺、看板、チラシ、封筒その他の制作物が選定品としてオンラインモールに出品される場合に、ノウハウ提供者用通信端末機1から行われる共通表示情報の修正入力に応じて、共通表示情報を修正する共通表示情報修正手段14と、ノウハウ提供者用通信端末機1又は加盟者用通信端末機2又はノウハウ提供者用通信端末機1から行われる個別表示情報の修正入力に応じて、個別表示情報を修正する個別表示情報修正手段15と、共通表示情報及び個別表示情報を記憶する表示情報記憶手段16と、を更に備えることが好ましい。
これにより、加盟者H02間のブランドの統一性を損なうことを防止することができる。
(6)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11は、選定品の種類情報を含む新たな選定品情報の入力に応じて、オンラインモールに出品されている選定品に関する選定品情報から新たな選定品情報と同一の種類情報を有する選定品情報を検出する同一種検出手段17と、検出結果から同一の種類情報を有する選定品情報がないことが確認されたことを条件に、新たな選定品情報に関する選定品をオンラインモールに出品する出品手段18と、を更に備えることが好ましい。
これにより、同一種類の選定品の納品者H03が単一になるため、ボリューム・ディスカウント制度をより有効に利用することができると共に、選定品の品質保持を容易に行うことができる。
(7)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介プログラムは、上記した本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11としてコンピュータを機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者H02の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者H03から1人の仲介者H05になるため、ノウハウ提供者H01が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者H02から1人の仲介者H05になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段24が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者H02ごとの請求の仕分け及び加盟者H02ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(8)また、本実施形態の記憶媒体は、上記した本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介プログラムを記憶することを特徴とする。
これにより、多数の加盟者H02の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者H03から1人の仲介者H05になるため、ノウハウ提供者H01が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者H02から1人の仲介者H05になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段24が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者H02ごとの請求の仕分け及び加盟者H02ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
(9)また、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介方法は、フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者H02にノウハウを提供するノウハウ提供者H01により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品されるフランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、複数の加盟者H02がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機2、複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者H03が操作する複数の納品者用通信端末機3、ノウハウ提供者H01が操作するノウハウ提供者用通信端末機1及びオンラインモールを提供する仲介者H05が操作する仲介者用通信端末機5に表示するオンラインモール表示ステップと、加盟者用通信端末機2からオンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は納品者用通信端末機3からオンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を納品者H03ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を納品者H03ごとに作成すると共に、納品者H03から仲介者H05に請求する基本請求情報を複数の納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5のうちの少なくとも複数の納品者用通信端末機3に送信する基本請求処理ステップと、一方の所定期間内の取引情報に基づき加盟者H02ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に仲介者H05の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、仲介者H05からノウハウ提供者H01に請求する第1加工請求情報を仲介者用通信端末機5及びノウハウ提供者用通信端末機1に送信する第1加工請求処理ステップと、を備えることを特徴とする。
これにより、多数の加盟者H02の発注により生じた基本請求情報に基づく請求者が多数の納品者H03から1人の仲介者H05になるため、ノウハウ提供者H01が支払う請求額を1本化することができる。また、基本請求情報に基づく被請求者も多数の加盟者H02から1人の仲介者H05になるため、ボリューム・ディスカウント制度を有効利用しやすくなる。また、第1加工請求処理手段24が仲介料を含む第1加工個別請求額及び第1加工合計請求額を作成するため、仲介料の計算、加盟者H02ごとの請求の仕分け及び加盟者H02ごとの許諾料の計算の手間を排除又は軽減させることができる。
すなわち、本実施形態のフランチャイズ型団体専用仲介装置11、フランチャイズ型団体専用仲介プログラム、記憶媒体及びフランチャイズ型団体専用仲介方法によれば、フランチャイズ型団体であるが故に生じる問題点を解決することができるという効果を奏する。
なお、本発明は、前述した実施形態などに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、他の実施形態において、仲介者は、ノウハウ提供者、加盟者又は納品者のいずれか一者と同じ者であってもよい。
また、他の実施形態においては、フランチャイズ型団体専用仲介プログラムが、オンラインモールサーバ6ではなく、ノウハウ提供者用通信端末機1、加盟者用通信端末機2、納品者用通信端末機3及び仲介者用通信端末機5にインストールされていていることにより、フランチャイズ型団体専用仲介装置11がフランチャイズ型団体専用仲介方法を実行してもよい。
1 ノウハウ提供者用通信端末機
2 加盟者用通信端末機
3 納品者用通信端末機
4 外部納品者用通信端末機
5 仲介者用通信端末機
6 オンラインモールサーバ
11 フランチャイズ型団体専用仲介装置
12 オンラインモール表示手段
13 ログイン情報確認手段
14 共通表示情報修正手段
15 個別表示情報修正手段
16 表示情報記憶手段
17 同一種検出手段
18 出品手段
19 情報発信手段
20 発注情報送信手段
21 納品情報送信手段
22 基本請求処理手段
23 外部取引情報取込手段
24 第1加工請求処理手段
25 第2加工請求処理手段
121 選定品表示画面
122 納品者管理画面
131 月次入金検索画面
132 月次入金検索結果画面
H01 ノウハウ提供者
H02 加盟者
H03 納品者
H04 外部納品者
H05 仲介者

Claims (9)

  1. フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者にノウハウを提供するノウハウ提供者により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品される前記フランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、前記複数の加盟者がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機、前記複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者が操作する複数の納品者用通信端末機、前記ノウハウ提供者が操作するノウハウ提供者用通信端末機及び前記オンラインモールを提供する仲介者が操作する仲介者用通信端末機に表示するオンラインモール表示手段と、
    前記加盟者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は前記納品者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を前記納品者ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を前記納品者ごとに作成すると共に、前記納品者から前記仲介者に請求する前記基本請求情報を前記複数の納品者用通信端末機及び前記仲介者用通信端末機のうちの少なくとも前記複数の納品者用通信端末機に送信する基本請求処理手段と、
    前記一方の所定期間内の取引情報に基づき前記加盟者ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に前記仲介者の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の前記第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、前記仲介者から前記ノウハウ提供者に請求する前記第1加工請求情報を前記仲介者用通信端末機及び前記ノウハウ提供者用通信端末機に送信する第1加工請求処理手段と、
    を備えることを特徴とするフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  2. 前記加盟者が前記オンラインモールの外部で行った外部選定品の取引により生じた所定期間内の外部発注情報又は所定期間内の外部納品情報のいずれか一方の所定期間内の外部取引情報を、前記外部選定品を納品する外部納品者ごとにそれぞれ集計して得た外部納品者別請求額を含む外部請求情報を前記外部納品者ごとに取り込む外部取引情報取込手段と、を更に備えており、
    前記第1加工請求処理手段は、前記一方の所定期間内の取引情報だけでなく、前記一方の所定期間内の外部取引情報にも基づいて前記第1加工請求情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  3. 前記第1加工個別請求額に前記ノウハウ提供者の利益となる前記選定品の許諾料を加算して得た第2加工個別請求額を含む第2加工請求情報を前記加盟者ごとに作成すると共に、前記ノウハウ提供者から前記加盟者に請求する前記第2加工請求情報を前記仲介者用通信端末機、前記ノウハウ提供者用通信端末機及び前記複数の納品者用通信端末機のうちの少なくとも前記ノウハウ提供者用通信端末機に送信する第2加工請求処理手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  4. 前記第2加工請求処理手段は、前記オンラインモールにログインする際に入力されるログイン情報から特定された前記加盟者、前記選定品及び外部選定品がある場合には前記外部選定品のうち、少なくとも前記加盟者又は前記選定品に応じて、前記許諾料を変更する
    ことを特徴とする請求項3に記載のフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  5. 前記複数の加盟者間で共通する共通表示情報及び前記加盟者ごとに異なる個別表示情報により構成される名刺、看板、チラシ、封筒その他の制作物が前記選定品として前記オンラインモールに出品される場合に、
    前記ノウハウ提供者用通信端末機から行われる前記共通表示情報の修正入力に応じて、前記共通表示情報を修正する共通表示情報修正手段と、
    前記ノウハウ提供者用通信端末機又は前記加盟者用通信端末機又は前記ノウハウ提供者用通信端末機から行われる前記個別表示情報の修正入力に応じて、前記個別表示情報を修正する個別表示情報修正手段と、
    前記共通表示情報及び個別表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  6. 前記選定品の種類情報を含む新たな選定品情報の入力に応じて、前記オンラインモールに出品されている前記選定品に関する選定品情報から前記新たな選定品情報と同一の前記種類情報を有する選定品情報を検出する同一種検出手段と、
    前記検出結果から前記同一の種類情報を有する選定品情報がないことが確認されたことを条件に、前記新たな選定品情報に関する選定品を前記オンラインモールに出品する出品手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフランチャイズ型団体専用仲介装置。
  7. フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者にノウハウを提供するノウハウ提供者により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品される前記フランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、前記複数の加盟者がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機、前記複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者が操作する複数の納品者用通信端末機、前記ノウハウ提供者が操作するノウハウ提供者用通信端末機及び前記オンラインモールを提供する仲介者が操作する仲介者用通信端末機に表示するオンラインモール表示手段と、
    前記加盟者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は前記納品者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を前記納品者ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を前記納品者ごとに作成すると共に、前記納品者から前記仲介者に請求する前記基本請求情報を前記複数の納品者用通信端末機及び前記仲介者用通信端末機のうちの少なくとも前記複数の納品者用通信端末機に送信する基本請求処理手段と、
    前記一方の所定期間内の取引情報に基づき前記加盟者ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に前記仲介者の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の前記第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、前記仲介者から前記ノウハウ提供者に請求する前記第1加工請求情報を前記仲介者用通信端末機及び前記ノウハウ提供者用通信端末機に送信する第1加工請求処理手段と、
    を備えるフランチャイズ型団体専用仲介装置としてコンピュータを機能させるためのフランチャイズ型団体専用仲介プログラム。
  8. 請求項7に記載のフランチャイズ型団体専用仲介プログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
  9. フランチャイズ型団体に加盟する複数の加盟者にノウハウを提供するノウハウ提供者により選定された複数の選定品(選定サービスを含む。)が出品される前記フランチャイズ型団体専用のオンラインモールを、前記複数の加盟者がそれぞれ操作する複数の加盟者用通信端末機、前記複数の選定品をそれぞれ納品する複数の納品者が操作する複数の納品者用通信端末機、前記ノウハウ提供者が操作するノウハウ提供者用通信端末機及び前記オンラインモールを提供する仲介者が操作する仲介者用通信端末機に表示するオンラインモール表示ステップと、
    前記加盟者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の発注情報又は前記納品者用通信端末機から前記オンラインモールに入力された所定期間内の納品情報のいずれか一方の所定期間内の取引情報を前記納品者ごとにそれぞれ集計して得た納品者別請求額を含む基本請求情報を前記納品者ごとに作成すると共に、前記納品者から前記仲介者に請求する前記基本請求情報を前記複数の納品者用通信端末機及び前記仲介者用通信端末機のうちの少なくとも前記複数の納品者用通信端末機に送信する基本請求処理ステップと、
    前記一方の所定期間内の取引情報に基づき前記加盟者ごとにそれぞれ集計して得た加盟者別個別請求額に前記仲介者の利益となる仲介料を加算して得た第1加工個別請求額及び複数の前記第1加工個別請求額を合計して得た第1加工合計請求額を含む第1加工請求情報を作成すると共に、前記仲介者から前記ノウハウ提供者に請求する前記第1加工請求情報を前記仲介者用通信端末機及び前記ノウハウ提供者用通信端末機に送信する第1加工請求処理ステップと、
    を備えることを特徴とするフランチャイズ型団体専用仲介方法。
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