JP2006171805A - トレーサビリティ機能を有した生鮮品のediシステム - Google Patents

トレーサビリティ機能を有した生鮮品のediシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 生鮮品の発注作業の合理化を図りつつ、生鮮品が流通の段階で加工されて分割・併合される場合においてもトレーサビリティを確保できるEDIサービスの提供を可能にすること。
【解決手段】
本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録し、本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録し、店舗側端末から発注予約情報を受信し、該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信し、訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生鮮品のEDIにおいて、トレーサビリティを確保する技術に関する。
近年、商品の受発注についてEDI(electronic data interchange)、EOS(electronic ordering system)が広く利用されている。
一方、生鮮品、特に生鮮三品(鮮魚、精肉、青果)は、その生産・流通が天候などの自然現象の影響を受けやすく需給のバランスが大きく変動する、いわゆる相場商品である。従って、発注者が望むグレード・価格・数量で確実に調達できるとは限らず、一般の商品とは取り扱い手順が異なることがある。
例えば、
>仕入先に起因するもの
(1)数量が足りない場合に、同等の商品による代替が可能か否かによる違い
・代替が可能ならば、一般的にバイヤーがイニシアティブをとる。
・代替が可能でなければ、一般的にグレード・価格・数量の確定に仕入先がイニシアティブをとる。
(2)予め契約した農家や卸から仕入れるか否かによる違い
・契約仕入れの場合は価格・数量とも安定的で、発注時点で仕入れ価格が決まっていることが多い。
・契約仕入れでない場合、相場商品は発注時点で仕入れ価格が決まらないケースが多く、また、数量も流動的である。
(3)仕入先の担当者が市場や生産地などの調達現場にいる場合、発注情報のやり取りは電話やFAXによって行われ、EDIは決定事項の確認の役割しか果たせない。
>物流の制約によるもの
(1)物流センターの設備や体制など鮮度管理の都合で店舗直納になっているケースが多いと、発注時点で各店への配送を考慮しなければならない。
(2)販売状況に加えて冷凍・冷蔵設備やバックヤードの在庫スペースなどの制限を考慮した上で店舗への納品単位を考慮しなければならない。
また、生鮮品の安全性や信頼性に対する消費者の意識の高まりから、牛肉の個体情報や青果の生産者情報などを検索できるように、商品流通時のトレーサビリティを確保することが望まれている。
本願発明に関連する先行技術として、例えば、下記の特許文献に開示される技術がある。
特許第3355366号公報
上述したように生鮮品は、一般の工業製品等とは異なる事情があり、この事情が仕入先や店舗ごとに異なるため、生鮮品の受発注を行うEDIシステムを構築しても例外処理の比率が非常に高くなり、効率が上がらない結果になってしまうという問題点があった。
例えば従来のEDIシステムでは、図23に示すように店舗側が発注予定を仕入側へ通知し(ステップ101、以下S101のように略記する)、仕入側が店舗側へ入荷数量や
仕入価格などの入荷予定を通知し(S102)、この入荷予定に応じて店舗側が、数量の変更、発注の取消し、代替品への変更など、発注を訂正する(S103)。そして、この訂正により代替品など新たな発注が生じた場合や、数量の訂正による単価の変更が生じた場合など、先ほどの入荷予定と異なる場合には、S102,S103を繰返し、店舗側の発注と仕入側の入荷予定が折り合えば、仕入側はこれを受注し、受注確認を店舗側に通知する。
このように生鮮品についてEDIシステムを構築することは難しく、更に生鮮品流通時のトレーサビリティを確保できるEDIシステムを構築することは、非常に困難であるため、実現していない。
そこで本発明は、図22に示すように店舗側がEDI本部に発注予約情報を通知し(S91)、本部がこの発注情報を訂正して訂正発注情報を店舗側に通知し(S92)、店舗側が確定情報を本部に通知することで発注を確定する(S93)。また、この取引の情報と共にトレーサビリティ情報を管理することで、生鮮品の発注作業の合理化を図りつつ、流通の段階で加工されて分割・併合される生鮮品のトレーサビリティを確保できるEDIサービスの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用した。即ち本発明のEDIシステムは、
仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムであって、
前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部サーバに送信する商品情報等送信手段を備え、
前記本部サーバが、
前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報とトレーサビリティ情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、を備え、
前記店舗側端末が、
前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信する発注予約手段と、
前記訂正発注情報を受信する受信手段と、
該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信する送信手段と、
前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力する入力手段と、
前記は入力手段から入力されたトレーサビリティ情報と前記訂正発注情報に含まれるトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、を備える。
また、本発明のEDIシステムは、
仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムであって、
前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部
サーバに送信する商品情報等送信手段を備え、
前記本部サーバが、
前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、
前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、を備え、
前記店舗側端末が、
前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信する発注予約手段と、
前記訂正発注情報を受信する受信手段と、
該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信する送信手段と、
前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力する入力手段と、
前記は入力手段から入力されたトレーサビリティ情報を照合のために前記本部サーバに送信する送信部と、を備える。
また、本発明の本部サーバは、
ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバであって、
前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、
前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、を備える。
本発明のEDI方法は、
仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムにて実行される方法であって、
前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部サーバに送信するステップと、
前記本部サーバが、
前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定
した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、を行い、
前記店舗側端末が、
前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信するステップと、
前記訂正発注情報を受信するステップと、
該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信するステップと、
前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力するステップと、
前記入力されたトレーサビリティ情報と前記訂正発注情報に含まれるトレーサビリティ情報とを照合するステップと、を行う。
本発明のEDI方法は、
ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバにて実行される方法であって、
前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、を行う。
本発明のEDIプログラムは、
ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバにて実行されるプログラムであって、
前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、を行う。
なお、本発明のEDIシステムは、所定の発注条件に基づいて複数の店舗側端末から受信した発注予約情報を集計して一つの発注予約情報として仕入側端末に送信する取りまとめ処理を行っても良い。
前記本部サーバが、前記仕入側端末から受信した納品予定データを所定の納品条件に基
づいて複数の店舗宛てに分配する分配処理を行っても良い。
前記本部サーバは、前記納品予定データの納品数が前記発注予約情報の発注数より少ない場合に、前記納品条件に応じて各店舗に分配する納品数を調整する調整処理を行っても良い。
前記仕入側端末及び/又は店舗側端末は、前記生鮮品に付加可能な媒体に、前記トレーサビリティ情報を特定するためのトレーサビリティコードを出力する出力手段を備えても良い。
前記媒体は、バーコード或は2次元コードが表示されたラベル、RFIDタグ、ICチップであっても良い。
前記本部サーバは、前記トレーサビリティコードの検索依頼を受信した場合に、前記トレーサビリティデータベースから当該トレーサビリティコードと対応するトレーサビリティ情報を返信する検索手段を備えても良い。
前記店舗側端末は、前記生鮮品を加工した加工品の識別情報と、この加工に使用した生鮮品に係る前記照合手段で照合済みのトレーサビリティ情報とを対応付けて、該加工品のトレーサビリティ情報を生成する生成手段を備えても良い。
上記の構成は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、生鮮品の発注作業の合理化を図りつつ、流通の段階で加工されて分割・併合される生鮮品のトレーサビリティを確保できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。なお、本実施形態は、生鮮品のEDIシステム、本部サーバ及びEDI方法について述べたものである。
まず、本実施形態としてのEDIシステムの全体構成について図1を参照して説明する。なお、以下で説明する図面において、同一の符号は、同様の部品・要素を表すものとする。
本形態のEDIシステムは、生鮮品の取引情報の管理を行う本部サーバ1、取引情報を記憶するデータサーバ2、納品する生鮮品の情報をデータサーバ2に登録する仕入側端末3、該生鮮品を仕入れて消費者或いは次の加工業者に販売する店舗側端末4を備えている。本実施形態では、生産者から加工業者、流通業者、小売業者(店舗)等、複数の業者を介して消費者に販売するケースに適用可能であり、生産者から小売業者の間では仕入側と店舗側双方の業務を行うことがある。このため、同一の業者が仕入側端末3と店舗側端末4の双方、或いは仕入側端末3と店舗側端末4の機能を兼ね備えた端末34を備える。
図2では、生産者(畜産農家、青果農家、漁師)51,52→加工業者53,54,55→小売業者56,57,58へと取扱者が変遷して消費者6に生鮮品が提供される。
本システムでは、野菜や肉、卵、牛乳、魚介類など、複数の流通段階を経て消費者6に提供される生鮮品について、各取扱業者51〜58が、夫々の端末3,4,34からEDI本部との間で受発注情報とトレーサビリティ情報の送受信を行うと共に生鮮品にトレーサビリティコードを付加して流通させることで、生鮮品の取引の効率化を図り、且つトレーサビリティを確保している。
なお、端末3,4,34は、データサーバ2との間でこれらの情報の通信を電話回線や専用線、インターネット等、任意のネットワークを介して行っている。また、トレーサビリティコードは、トレーサビリティ情報を特定するためのID等の情報をコード化し、バーコード、2次元コード、RFID、ICチップなどの読み取り可能な媒体に記録し、生鮮品或はその包装に付加している。
図3は、本部サーバ1の説明図である。本部サーバ1は、CPUやメインメモリからなる演算処理部11、記憶手段(ハードディスク等)12、入出力部(I/O)13、通信制御装置(CCU)14等からなる一般的なコンピュータ(情報処理装置)である。
該入出力部13は、キーボードやマウス等の入力デバイス、表示装置やプリンター等の出力デバイスが適宜接続される。
記憶手段12は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラム(生鮮品のEDIプログラム)を記憶している。
演算処理部11は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶手段12から適宜読み出して実行し、入出力部13やCCU14から入力された情報、前記データサーバ2のデータベースから読み出した情報を演算処理することにより、受信手段や、発注管理手段、受注手段、納品管理手段等の機能を実現している。
該受信手段としては、前記店舗側端末4から発注予約情報(発注予約データ)を受信する。
発注管理手段は、前記発注予約データに基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報とトレーサビリティ情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末4に送信する。また、発注管理手段は、所定の発注条件に基づいて複数の店舗側端末から受信した発注予約データを集計して一つの発注予約データとして仕入側端末に送信する取りまとめ処理を行う。
受注手段は、訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する。
納品管理手段は、前記仕入側端末から受信した納品予定データを所定の納品条件に基づいて複数の店舗宛てに分配する分配処理を行う。このとき納品管理手段は、前記納品予定データの納品数が前記発注予約データの発注数より少ない場合、前記納品条件の優先度に応じて各店舗に分配する納品数を調整する調整処理を行う。
また、データサーバ2は、本部サーバ1と同様に、CPUやメインメモリからなる演算処理部(不図示)、記憶手段(ハードディスク等)22、入出力部、通信制御装置(CCU)等からなる一般的なコンピュータ(情報処理装置)である。
該記憶手段22は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを記憶している。また、記憶手段22には、前記仕入側端末3から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースが構築されている。なお、該取引データベースは、商品情報テーブル、発注台帳テーブル、発注データテーブル、納品データテーブルを有している。また、記憶手段22は、発注条件や納品条件を記憶している。
該データサーバ2の演算処理部は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶手段22から適宜読み出して実行し、入出力部やCCUから入力された情報、記憶手段22か
ら読み出した情報を演算処理することにより、検索手段等の機能を実現している。
この検索手段は、前記トレーサビリティ情報のIDの検索依頼を受信した場合に、前記トレーサビリティデータベースから当該IDと対応するトレーサビリティ情報を返信する。
このように本実施形態では、本部サーバ1の一部の機能をデータサーバ2に分けて設けたが、これに限らず、全ての手段を一つの本部サーバ内に備える構成であっても、3つ以上の装置に分けた構成であっても良い。
一方、店舗側端末4は、図4に示すように、CPUやメインメモリからなる演算処理部41、記憶手段(ハードディスク等)42、入出力部(I/O)43、通信制御装置(CCU)44等からなる一般的なコンピュータ(情報処理装置)である。
該入出力部43は、キーボードやマウス或は生鮮品に付加されたトレーサビリティコードを読み取って演算処理部41に入力するリーダー(本例ではバーコードリーダ)等の入力手段、ディスプレイやスピーカ、或は前記生鮮品に付加可能な媒体に、トレーサビリティコードを出力するライター或はプリンタ等の出力手段が適宜接続される。
記憶手段42は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを記憶している。また、記憶手段42は、発注台帳や納品データ、発注した生鮮品のトレーサビリティ情報などのデータを記憶している。
演算処理部41は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶手段42から適宜読み出して実行し、入出力部43やCCU44から入力された情報、記憶手段42から読み出した情報を演算処理することにより、発注予約手段や、受信手段、送信手段、検索依頼手段、照合手段、生成手段などの機能を実現している。
該発注予約手段としては、前記発注する生鮮品を特定する発注予約データを前記本部サーバに送信する。
受信手段は、前記発注予約データに対する訂正発注情報をデータサーバ2から受信する。
送信手段は、訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記データサーバ2に送信する。
検索依頼手段は、生鮮品に付加されたトレーサビリティコードをリーダーで読み取る、或はトレーサビリティコードとしての文字列をキーボードから入力する等、入力手段から入力された場合に、このトレーサビリティコードや検索条件を検索依頼としてデータサーバ2へ送信する。この検索条件としては、納入先(当該生鮮品を発注した店舗側端末)、仕入先(当該生鮮品を受注した仕入れ側端末)、日時などを指定し、当該トレーサビリティコードと対応するトレーサビリティ情報のうち、検索条件と一致する情報のみを特定できるようにしている。
照合手段は、前記キーボードやバーコードリーダ等の入力手段から入力されたトレーサビリティ情報と前記訂正発注情報として受信したトレーサビリティ情報とを照合する。
生成手段は、前記生鮮品を加工した加工品の識別情報と、この加工に使用した生鮮品に係る前記照合手段で照合済みのトレーサビリティ情報とを対応付けて、該加工品のトレーサビリティ情報を生成する。
また、仕入側端末3は、図5に示すように、CPUやメインメモリからなる演算処理部31、記憶手段(ハードディスク等)32、入出力部(I/O)33、通信制御装置(C
CU)34等からなる一般的なコンピュータ(情報処理装置)である。
該入出力部33は、キーボードやマウス或は生鮮品に付加されたトレーサビリティコードを読み取るリーダー等の入力手段、ディスプレイやスピーカ、或は前記生鮮品に付加可能な媒体に、トレーサビリティコードを出力するライター(プリンタ)等の出力手段が適宜接続される。
記憶手段32は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを記憶している。また、記憶手段32は、商品マスタ情報や、受信した発注データ、納品データ、トレーサビリティ情報などのデータを記憶している。
演算処理部31は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶手段32から適宜読み出して実行し、入出力部33やCCU34から入力された情報、記憶手段32から読み出した情報を演算処理することにより、商品情報等送信手段や、受信手段、送信手段、検索依頼手段などの機能を実現している。
該商品情報等送信手段は、納品する生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記データサーバ2に送信する。
受信手段は、データサーバ2から発注データ(発注予定データ・発注確定データ)を受信する。
送信手段は、受信した発注データに応じて納品データ(納品予定データ・納品確定データ)をデータサーバ2へ送信する。
検索依頼手段は、生鮮品に付加されたトレーサビリティコードが前述と同様に入力手段から入力された場合に、このトレーサビリティコードや検索条件を検索依頼としてデータサーバ2へ送信する。
以下、前記した構成を踏まえて本実施形態における具体的なEDI手順(方法)を説明する。
図6〜図16は、EDI手順の説明図である。
まず、仕入側の業者は、納品する生鮮品のJANコード、商品名、産地名称、売り単価、入荷数量、入荷予定日等の商品マスタ情報(商品情報)、及びこの生鮮品のトレーサビリティ情報を端末3に入力し(S1)、記憶手段32に記憶させる(S2)。
全ての生鮮品についての入力が完了し、送信が選択された場合に、仕入側端末3は、記憶手段32に記憶した商品マスタ情報及びトレーサビリティ情報を一括してデータサーバ(生鮮発注システムとも称する)2に送信する(S3)。
データサーバ2は、この商品マスタ情報及びトレーサビリティ情報を受信し、それぞれ商品情報テーブルとトレーサビリティデータベースに登録する(S4)。図17は、この商品マスタ情報の説明図であり、受注企業名称、JANコード、商品名称、トレーサビリティ登録番号(ID)、発注単位数、売単価などの項目を有している。また、図18は、トレーサビリティ情報の説明図である。該トレーサビリティ情報は、識別情報としてのトレーサビリティ登録番号やJANコードのほか、生鮮品の詳細情報として例えば、固体識別情報(牛の固体識別番号、ロット番号、生年月日等)、水産原料情報(漁協名、船名、水揚日等)、農産情報(生産者名、収穫年、品種、農薬使用の有無等)、加工CCP情報(洗浄血抜き、金属探知、凍結)、検査結果情報(一般生菌数、大腸菌群、大腸菌等)などの項目を有している。そしてデータサーバ2は、これらの情報を適宜バックエンドシステムに送信する(S5)。
次に本部サーバ1は、前記データサーバ2の商品情報テーブルから商品マスタ情報の所定項目を読み出して(S6)、発注台帳テーブルに発注台帳マスタデータとして記憶する(S7)。図16は発注台帳マスタデータの説明図である。
また、本部サーバ1は、この発注台帳マスタデータのうち各店舗に応じた商品情報を店舗別発注台帳データとして発注台帳テーブルに記憶する(S8)。このとき、仕入側の商品情報と店舗側の商品情報とは、同一でなくても良く、例えば、仕入側の納品単位が10kgやロット単位であっても、店舗側の商品情報を1kg単位のように、小口に変更しても良い。このように仕入側の商品情報と、店舗側の納品情報とを異ならせるように変更した場合、本部サーバ1は、この仕入側の商品情報と、店舗側の納品情報との差、例えば店舗側の発注情報を集計して納品単位毎に発注する旨の発注条件を記憶手段22に記憶させる。
この店舗別発注台帳データが記憶されると、データサーバ2は、これを店舗側端末4に一括送信する(S9)。
店舗側端末4が、この店舗別発注台帳データをディプレイ或はプリンタから出力し、これに基づいて該店舗のオペレータが、発注する生鮮品のデータを該端末4に入力する。
この発注するデータの入力が完了して送信が選択されると、店舗側端末4はこれらの情報を店舗発注データ(発注データ)としてデータサーバ2へ送信し(S10)、発注データテーブルに記憶させる(S11)。
本部サーバ1は、各店舗から受信した前記店舗発注データを読み出し(S12)、仕入先毎の発注予定データとしてデータサーバ2に送信し(S13)、発注データテーブルに記憶させる(S14)。このとき本部サーバ1は、発注管理手段の機能により、記憶手段22の発注条件を参照し、各店舗からの発注データ(発注数等)を集計して各仕入先の納品単位毎の発注データとして取りまとめてデータサーバ2に送信する。また、発注管理手段は、フランチャイズチェーンの各加盟店のように、纏めて仕入を行うように予め発注条件に店舗を登録された店舗からの発注については常に纏めて発注データとしても良い。また、配送ルートや配送センターの担当地区毎に店舗の発注データをまとめても良い。図20は発注予約データの説明図である。
データサーバ2が、この発注予約データを仕入側端末3に送信すると(S15)、仕入側のオペレータは、生鮮品の生産状況や入荷状況に応じて納品する生鮮品の数や価格、日付などの情報を仕入側端末3に入力する(S16)。仕入側端末3は、これらの情報を納品予定データとしてデータサーバ2へ送信し(S17)、納品データテーブルに記憶させる(S18)。
本部サーバ1は、この納品予定データを読み出し(S19)、確定処理を行う。例えば納品予定データと発注予定データとを比較して変更がなければ確定とし、変更があればこれを訂正発注情報として店舗側端末4に送信する(S20)。なお、前記発注管理手段によって、纏めて発注した生鮮品については、納品管理手段の機能により納品条件に基づいて各店舗宛ての訂正発注情報として分配する。この納品条件は、予め記憶手段22に登録しておくか、或は前記発注管理手段による取りまとめ処理時に納品条件を更新しておく。また、この納品条件には、納品数が少なかった場合の分配条件等も合わせて登録しておき、前記納品予定データの納品数が前記発注データの発注数より少ない場合に、納品管理手段がこの納品条件に応じて各店舗に分配する納品数を調整する調整処理を行う。例えば、足りない数を分配する店舗の発注数から均等に減算、或は発注数に比例して発注数の多い店舗からは多く減算し、発注数の少ない店舗からは少なく減算しても良い。また、店舗の規模等に応じて優先度を登録しておき、優先度の高い店舗に多く、優先度の低い店舗に少なく分配しても良い。
この訂正発注情報に基づき、店舗のオペレータが訂正後の条件を確認し、発注を行う生鮮品を選択すると(S21)、店舗側端末4は、選択された生鮮品について発注の確定情報をデータサーバ2へ送信する(S22)。これにより本部サーバ1は、この確定情報を受信した生鮮品の発注を確定する。
そして、本部サーバ1は上記発注が確定した情報を発注確定データとしてデータサーバ2へ送信する(S23)。
データサーバ2は、この発注確定データを仕入先端末3に送信する(S24)。仕入側端末3は、この発注確定データを受信し、この発注者即ち納品先(店舗)等を記憶し(S25)、納品確定データとしてデータサーバ2へ送信する(S26)。
データサーバ2はこの納品確定データを納品データテーブルに記憶するとともに、納品先等のトレーサビリティ情報をトレーサビリティデータベースに記憶する(S27)。
上記のように本EDIシステムにて受注した仕入先の業者は、納品確定データに基づき受注した生鮮品を店舗側に納品する。このとき仕入先端末3が、納品する生鮮品のトレーサビリティ情報等を記憶手段32から抽出して、このトレーサビリティ情報等をラベルプリンタ(不図示)によりラベル(媒体)に印刷出力し、このラベル61(図21)を生鮮品に貼付して納品する。このラベル61には、図21に示すように、トレーサビリティ登録番号を示すバーコード62や、仕入先業者を示す情報63、産地名称・ロット番号・個体識別番号等の店舗側で必要な情報64を記載する。なお、このラベル61に出力する項目は、少なくともトレーサビリティ情報を特定するための情報(トレーサビリティ登録番号)を含めば、その他は任意に設定して良い。
一方、この生鮮品が納品された、即ちこの生鮮品を仕入れた店舗側の業者では、仕入れた生鮮品のそれぞれについてバーコードをバーコードリーダで読み取り、このトレーサビリティ情報(トレーサビリティ登録番号)を店舗側端末4に入力する(S31)。そして店舗側端末4は、照合手段の機能により、入力されたトレーサビリティ情報と、記憶手段42に記憶されている発注した生鮮品のトレーサビリティ情報とを照合する(S32)。この照合の結果、双方のトレーサビリティ情報が一致した生鮮品については、納品が完了した旨及び照合済みである旨のステータス情報を記憶手段42に記憶する。この照合の結果、発注した生鮮品のうちトレーサビリティ情報が一致しないものが残れば、店舗側端末4は、欠品或は誤りとして本部サーバ1に通知する(S33)。
また、店舗側端末4は、前記照合済みのトレーサビリティ情報を用いて小売り用のラベルを印刷することができる。例えば店舗側の業者が前記照合が済んだ生鮮品を一覧表示させ、小売りする生鮮品を選択してラベルの印刷を指示すると(S34)、店舗側端末4は、当該生鮮品のトレーサビリティ情報等を記憶手段42から抽出し(S35)、このトレーサビリティ情報等をラベルプリンタによりラベル65に印刷出力する(S36)。このラベル65には、図21に示すように、個体識別情報66や産地名称67、出生地68等のトレーサビリティ情報に基づく情報の他、商品名69、価格71、店舗名称72等の消費者が必要とする情報を任意に出力できる。このとき、発注が確定した生鮮品の情報に基づいてラベルを印刷することも可能であるが、照合済みのトレーサビリティ情報を用いて印刷することで、確実に納品された生鮮品の情報を出力できる。
更に、この店舗側の業者が、図2の加工業者53〜55であった場合には、前記照合済みのトレーサビリティ情報を用いて加工した生鮮品のトレーサビリティ情報を新規に生成することができる。例えば加工業者53が、「もも肉」を仕入れ、これをスライスしてパックに詰め、納品する場合、加工業者53は、前記照合が済んだ生鮮品を一覧表示させ、
原材料となった生鮮品を選択してトレーサビリティ情報の生成を店舗側端末4(或は端末34)に指示する(S37)。これに応じ店舗側端末4は、生成手段の機能により、原材料となった生鮮品のトレーサビリティ情報或はこの生鮮品を特定する商品情報(受注企業コード、JANコード等)と、新たなトレーサビリティコードとを記憶手段42から抽出し(S38)、トレーサビリティ情報として新規のトレーサビリティ情報を生成する(S39)。そして該加工業者の仕入先端末3(或は端末34)は、この新規のトレーサビリティ情報を加工後の生鮮品の商品マスタ情報と共にデータサーバ2へ送信して(S3)登録し、上記EDI手順を繰り返す。ここで、加工業者55の場合は、納品する生鮮品のトレーサビリティ情報について、生産者51,52及び加工業者53から納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を用いて生成しており、複数のトレーサビリティ情報を併合して新たなトレーサビリティコードを生成することになる。また、加工業者53の場合は、生産者51から納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を用いて加工業者54,55に納品する生鮮品のトレーサビリティ情報を生成しており、トレーサビリティ情報を分割して流通させることになる。このように本実施形態によれば生鮮品のように流通過程で分割・併合する場合でも柔軟に対応でき、トレーサビリティを確実に確保できる。
図16は、トレーサビリティ情報の検索手順の説明図である。
仕入先のオペレータがトレーサビリティ情報を利用する場合には、まず、検索したい生鮮品に付加されたトレーサビリティコードをリーダーで読み取り、検索依頼手段の機能により、このトレーサビリティコードをデータサーバ2へ送信する(S41)。
このトレーサビリティコードを受信したデータサーバ2は、検索手段の機能により、該コードのIDと対応するトレーサビリティ情報をトレーサビリティデータベースから抽出する。そして、データサーバ2は、このトレーサビリティ情報を本部サーバ1や端末3,4,34に送信する(S42〜S34)。
なお、各端末3,4,34への通知は、トレーサビリティ情報に限らずこのトレーサビリティコードで特定される商品情報などを通知してもよい。例えば、仕入先が回収したい生鮮品のトレーサビリティコードを通知した場合に、データサーバ2がこの納品先や商品名、ロットNoを抽出し、「ロットNo.×××の商品名○○○を返品してください。」のように商品情報を含めたメッセージを送信してもよい。
以上のように本実施形態によれば、生鮮品の発注作業の合理化を図りつつ、流通の段階で加工されて分割・併合される生鮮品のトレーサビリティが確保できる。
本発明に係るEDIシステムの概略図 生鮮品の流通経路の説明図 本部サーバの機能ブロック図 店舗側端末の機能ブロック図 仕入側端末の機能ブロック図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 EDI方法の説明図 商品マスタ情報の説明図 トレーサビリティ情報の説明図 発注台帳マスタデータの説明図 発注予定データの説明図 ラベルとデータとの照合の説明図 本発明の取引手順の説明図 従来の取引手順の説明図
符号の説明
1 本部サーバ
2 データサーバ(生鮮発注システム)
3 仕入側端末
4 店舗側端末

Claims (13)

  1. 仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムであって、
    前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部サーバに送信する商品情報等送信手段を備え、
    前記本部サーバが、
    前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報とトレーサビリティ情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、を備え、
    前記店舗側端末が、
    前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信する発注予約手段と、
    前記訂正発注情報を受信する受信手段と、
    該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信する送信手段と、
    前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力されたトレーサビリティ情報と前記訂正発注情報に含まれるトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、
    を備えるトレーサビリティ機能を有した生鮮品のEDIシステム。
  2. 仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムであって、
    前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部サーバに送信する商品情報等送信手段を備え、
    前記本部サーバが、
    前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、
    前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、を備え、
    前記店舗側端末が、
    前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信する発注予約手段と、
    前記訂正発注情報を受信する受信手段と、
    該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信する送信手段と、
    前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力する入力
    手段と、
    前記入力手段から入力されたトレーサビリティ情報を照合のために前記本部サーバに送信する送信部と、
    を備えるトレーサビリティ機能を有した生鮮品のEDIシステム。
  3. 前記発注管理手段が、所定の発注条件に基づいて複数の店舗側端末から受信した発注予約情報を集計して一つの発注予約情報として仕入側端末に送信する取りまとめ処理を行う請求項1又は2に記載の生鮮品のEDIシステム。
  4. 前記本部サーバが、前記仕入側端末から受信した納品予定データを所定の納品条件に基づいて複数の店舗宛てに分配する分配処理を行う納品管理手段を備えた請求項1から3の何れかに記載の生鮮品のEDIシステム。
  5. 前記納品管理手段は、前記納品予定データの納品数が前記発注予約情報の発注数より少ない場合に、前記納品条件に応じて各店舗に分配する納品数を調整する調整処理を行う請求項4に記載の生鮮品のEDIシステム。
  6. 前記仕入側端末及び/又は店舗側端末が、前記生鮮品に付加可能な媒体に、前記トレーサビリティ情報を特定するためのトレーサビリティコードを出力する出力手段を備えた請求項1から5の何れかに記載の生鮮品のEDIシステム。
  7. 前記媒体が、バーコード或は2次元コードが表示されたラベル、RFIDタグ、ICチップである請求項6に記載の生鮮品のEDIシステム。
  8. 前記本部サーバが、前記トレーサビリティコードの検索依頼を受信した場合に、前記トレーサビリティデータベースから当該トレーサビリティコードと対応するトレーサビリティ情報を返信する検索手段を備えた請求項1から7の何れかに記載の生鮮品のEDIシステム。
  9. 前記店舗側端末が、前記生鮮品を加工した加工品の識別情報と、この加工に使用した生鮮品に係る前記照合手段で照合済みのトレーサビリティ情報とを対応付けて、該加工品のトレーサビリティ情報を生成する生成手段を備えた請求項1から8の何れかに記載の生鮮品のEDIシステム。
  10. ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバであって、
    前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録する取引データベース及び前記トレーサビリティ情報を登録するトレーサビリティデータベースを有する記憶手段と、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信する受信手段と、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信する発注管理手段と、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶する受注手段と、
    前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合する照合手段と、
    を備える本部サーバ。
  11. 仕入側端末と、本部サーバと、店舗側端末とをネットワークを介して接続したEDIシステムにて実行される方法であって、
    前記仕入側端末が、生鮮品の商品情報と、該生鮮品のトレーサビリティ情報を前記本部
    サーバに送信するステップと、
    前記本部サーバが、
    前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
    前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
    前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、を行い、
    前記店舗側端末が、
    前記発注する生鮮品を特定する発注予約情報を前記本部サーバに送信するステップと、
    前記訂正発注情報を受信するステップと、
    該訂正発注情報に係る生鮮品の発注を確定する旨の確定情報を前記本部サーバに送信するステップと、
    前記確定した発注に基づいて納品された生鮮品のトレーサビリティ情報を入力するステップと、
    前記入力されたトレーサビリティ情報と前記訂正発注情報に含まれるトレーサビリティ情報とを照合するステップと、
    を行う生鮮品のEDI方法。
  12. ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバにて実行される方法であって、
    前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
    前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
    前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、
    を行う生鮮品のEDI方法。
  13. ネットワークを介して仕入側端末と店舗側端末とに接続する本部サーバにて実行されるプログラムであって、
    前記本部サーバの記憶手段に構築された取引データベースに、前記仕入側端末から受信した生鮮品の商品情報を登録するステップと、
    前記本部サーバの記憶手段に構築されたトレーサビリティデータベースに、トレーサビリティ情報を登録するステップと、
    前記店舗側端末から発注予約情報を受信するステップと、
    該発注予約情報に基づいて前記取引データベースから受注可能な生鮮品の商品情報を抽出し、これを訂正発注情報として当該店舗側端末に送信するステップと、
    前記訂正発注情報に応じて店舗側端末から確定情報を受信した場合に、この発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と当該店舗側端末の識別情報とを対応付けてトレーサビリティデータベースに記憶するステップと、
    前記発注が確定した生鮮品のトレーサビリティ情報と前記店舗側端末から照合のために受信したトレーサビリティ情報とを照合するステップと、
    を行う生鮮品のEDIプログラム。
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