JP5187173B2 - クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明はクリーニング装置に関し、より詳しくは、像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置に関する。
また、この発明は、そのようなクリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、この種のクリーニング装置としては、特許文献1(特開2002−229344号公報)に開示されているように、像担持体としての中間転写ベルトに、導電性の第1のクリーニングブラシと第2のクリーニングブラシとを接触させ、上記第1のクリーニングブラシに上記中間転写ベルト上の大部分の残留トナーの帯電極性(例えば正極性)と逆極性のバイアス(この例では負電圧)を印加し、上記第2のクリーニングブラシに上記大部分の残留トナーの帯電極性と同極性のバイアス(この例では正電圧)を印加するようにしたものがある。このクリーニング装置では、まず、上記中間転写ベルト上の大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシで静電的に吸着されてクリーニングされる。そして、上記第1のクリーニングブラシでクリーニングされなかった少量の逆極性トナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシで静電的に吸着されてクリーニングされる。
特開2002−229344号公報
上記従来例では、上記第1のクリーニングブラシは、上記中間転写ベルトがローラを巻回する領域(これを「湾曲領域」と呼ぶ。)の側方に配置され、上記湾曲領域の一部に接触している。上記第1のクリーニングブラシに吸着されたトナーは、上記第1のクリーニングブラシの上記湾曲領域と反対の側に接触した第1の規制部材によって掻き取られる。一方、上記第2のクリーニングブラシは、上記第1のクリーニングブラシよりも下方に配置され、上記湾曲領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触している。上記第2のクリーニングブラシに吸着されたトナーは、上記第2のクリーニングブラシの上記湾曲領域と反対の側に接触した第2の規制部材によって掻き取られる。
このような配置では、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが、上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとの間の空間へ回り込むことがある。その場合、そのトナーの帯電極性(上の例では正極性)は、上記空間の下方に存在する上記第2のクリーニングブラシのバイアス(上の例では正電圧)と同極性であるから、上記第2のクリーニングブラシでは吸着されず、反発される。その結果、そのトナーが上記中間転写ベルト上に再度飛散して付着するという問題が生ずる。また、上記第2のクリーニングブラシに付着するトナーが増加するため、上記第2の規制部材の掻き取り能力が劣化し、信頼性が良くないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、像担持体上の残留トナーを確実に取り除くことができ、信頼性の高いクリーニング装置を提供することにある。
また、この発明の課題は、そのようなクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の第1局面のクリーニング装置は、
周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え
上記第1、第2の規制部材はそれぞれ実質的に平板状であり、
上記第1のクリーニング部は上記第1の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第1および第2の保持部材を含み、
上記第2のクリーニング部は上記第2の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第3および第4の保持部材を含み、
上記水平方向仕切り部を構成するように、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材は、その保持部材が属するクリーニング部と異なる他方のクリーニング部の保持部材へ屈曲されて接近した端部を有することを特徴とする。
この明細書で、「環状の」像担持体とは、円筒状だけでなく、無端ベルト状である場合も含まれる。像担持体が無端ベルト状である場合は、ベルト全体の形状は閉ループを形成していれば足りる。例えば全体として偏平な略平板状であっても良いし、略凸多角形状であってもよいし、また、凹状であっても良い。ベルト全体の形状が略平板状である場合は、水平方向に対して傾斜して配置されても良い。
また、「残留トナー」とは、像担持体に対する処理(例えば上記像担持体から記録媒体への転写工程)後に上記像担持体上に残っているトナーを意味する。このような残留トナーの大部分は、正負いずれかの極性に帯電していると考えられる。
また、像担持体の特定領域の「側方に配置され」とは、真横に配置されている場合だけでなく、斜め上方や斜め下方に配置されている場合も含まれる。
この第1局面のクリーニング装置では、まず、上記像担持体が周方向に移動するにつれて、上記像担持体上の大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって、上記像担持体から取り除かれる。上記第1のクリーニングブラシ上のトナーは第1の規制部材によって掻き取られる。上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。次に、上記第1のクリーニングブラシでクリーニングされなかった少量のトナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって、上記像担持体から取り除かれる。上記第2のクリーニングブラシ上のトナーは第2の規制部材によって掻き取られる。上記第2の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記第2の規制部材の直下の、上記ハウジングの底部へ落下する。
ここで、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入り込んで水平方向に移動しようとしても、上記水平方向仕切り部によって遮られて、上記像担持体へは達しない。したがって、そのようなトナーが上記像担持体上に再度付着するという従来の問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、像担持体上の残留トナーを確実に取り除くことができる。また、上記第2のクリーニングブラシに付着するトナーが減少するので、上記第2のクリーニングブラシに接触したトナー規制部材の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
なお、典型的な例では、上記第1のクリーニングブラシに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧が印加される。一方、上記第2のクリーニングブラシには、上記第1のクリーニングブラシと逆極性のバイアス電圧が印加される。その場合、まず、上記像担持体が周方向に移動するにつれて、上記像担持体上の大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。上記第1のクリーニングブラシ上のトナーは第1の規制部材によって掻き取られる。上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。次に、上記第1のクリーニングブラシでクリーニングされなかった少量の逆極性トナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。上記第2のクリーニングブラシ上のトナーは第2の規制部材によって掻き取られる。上記第2の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記第2の規制部材の直下の、上記ハウジングの底部へ落下する。
また、このクリーニング装置では、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材の上記端部が、上記他方のクリーニング部の保持部材へ接近していることによって、上記水平方向仕切り部が構成される。したがって、上記水平方向仕切り部が簡単に構成される。また、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記少なくとも一つの保持部材の上記端部は屈曲されているので、上記少なくとも一つの保持部材の剛性が増す。したがって、その保持部材が属するクリーニング部の規制部材が強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とが互いに接近するように、上記第1または第2の保持部材と上記第3または第4の保持部材とが屈曲されていることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、一方のクリーニング部の保持部材だけが屈曲されている場合に比して、上記水平方向仕切り部を構成する各保持部材の端部の曲げしろが略半分で済む。これにより、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とを、距離の観点から接近させ易くなる。したがって、上記水平方向仕切り部がさらに簡単に構成される。また、それらの保持部材の剛性が増す。したがって、第1、第2の規制部材がそれぞれ強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2の保持部材のうち下方に配された第2の保持部材の両側の端部と上記第3、第4の保持部材のうち上方に配された第3の保持部材の両側の端部とが互いに接近するように、上記第2の保持部材と上記第3の保持部材とが屈曲されていることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記水平方向仕切り部が水平方向に関して2重に構成される。したがって、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入り込んで水平方向に移動しようとしても、上記水平方向仕切り部によってより確実に遮られる。また、それらの保持部材の剛性がさらに増す。したがって、第1、第2の規制部材がそれぞれさらに強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、
上記ハウジング、上記第1のクリーニングブラシ、上記第1の規制部材、上記第1および第2の保持部材、上記第2のクリーニングブラシ、上記第2の規制部材、並びに上記第3および第4の保持部材は、上記像担持体の上記特定領域の幅方向に沿って細長く延在し、
上記第1、第2の規制部材は、それぞれ上記長手方向に関して互いに離間した複数の箇所にボス穴を有し、
上記第1、第2の保持部材は、それぞれ上記第1の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされるネジ穴、開口を有し、
上記第3、第4の保持部材は、それぞれ上記第2の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされる開口、ネジ穴を有することを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材が上記第1、第2の保持部材に対して、また、上記第2の規制部材が上記第3、第4の保持部材に対して、それぞれ上記開口、上記ボス穴、上記ネジ穴の対応によって精度良く位置決めされる。つまり、上記第1、第2の規制部材が、それぞれ上記ハウジングに対して精度良く位置決めされる。この結果、上記第1、第2の規制部材が、上記第1、第2のクリーニングブラシに対して精度良く位置決めされる。
一実施形態のクリーニング装置では、
上記第1の規制部材の上記ボス穴と上記第1、第2の保持部材の上記ネジ穴、開口とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第1のネジで上記第1の規制部材は上記第1、第2の保持部材に固定され、
上記第2の規制部材の上記ボス穴と上記第3、第4の保持部材の上記開口、ネジ穴とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第2のネジで上記第2の規制部材は上記第3、第4の保持部材に固定されていることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材が上記第1、第2の保持部材に対して上記第1のネジによって、また、上記第2の規制部材が上記第3、第4の保持部材に対して上記第2のネジによって、それぞれ簡単に固定される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記第1、第2の保持部材の少なくとも一方と、上記第3、第4の保持部材の少なくとも一方とが、互いに同じ部材であることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、このクリーニング装置を構成する部材の種類が少なくて済む。したがって、生産管理が容易になる。
別の局面では、この発明のクリーニング装置は、
周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
上記水平方向仕切り部は、上記第1の規制部材と上記第2の規制部材との間を塞ぐ塞ぎ部材であり、上記塞ぎ部材は可撓性を有することを特徴とする。
この局面のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材によって、上記水平方向仕切り部が簡単に構成される。しかも、上記塞ぎ部材は可撓性を有するシートからなるので、第1の規制部材と第2の規制部材との間で、一方の規制部材の取り付けに伴うストレスが他方の規制部材へ上記塞ぎ部材を介して伝わるのが抑制される。この結果、上記第1、第2の規制部材の取り付けの均一性(特に長手方向に関して)が高まる。
一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は、上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部と上記第2の規制部材のハウジング側壁側の端部との間を塞いでいることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部のところを回り込んで、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入ろうとしても、上記水平方向仕切り部を構成する塞ぎ部材によって遮られる。したがって、上記トナーが上記空間を逆流して上記像担持体へ達することはない。なお、上記トナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。
一実施形態のクリーニング装置では、上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間を仕切るように、水平方向に延在する仕切り部材を備えたことを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1のクリーニング部の上記第1のクリーニングブラシや上記第1の規制部材からトナーが直下へ落下したり飛散したりしても、上記仕切り部材によって遮られて、上記第2のクリーニング部へは達しない。したがって、そのようなトナーが上記第2のクリーニング部から上記像担持体上に再度飛散して付着するという問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、像担持体上の残留トナーをさらに確実に取り除くことができる。また、上記第2のクリーニングブラシに付着するトナーが減少するので、上記第2のクリーニングブラシに接触したトナー規制部材の掻き取り能力がさらに良好に維持される。したがって、さらに信頼性が高まる。
一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は絶縁材料からなることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は絶縁材料からなるので、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の絶縁性が維持される。
一実施形態のクリーニング装置では、
上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとに互いに逆極性のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記バイアス電圧印加部によって、上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとに互いに逆極性のバイアス電圧が印加される。したがって、上記像担持体上の上記残留トナーが正負いずれの極性に帯電していても、上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとのうちいずれかのクリーニングブラシによって静電的に吸着されて取り除かれる。
一実施形態のクリーニング装置では、上記バイアス電圧印加部は、上記第1のクリーニングブラシに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加することを特徴とする。
この明細書で、上記残留トナーの「主たる帯電極性」とは、上記残留トナーのうちの大部分のものが有する極性を指す。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体上の残留トナーのうち主たる帯電極性をもつもの、つまり大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。次に、上記第1のクリーニングブラシで取り除かれなかった少量の逆極性トナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。したがって、上記像担持体が効率良くクリーニングされる。
この発明の第2局面のクリーニング装置は、
周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第1の回収ローラと、上記第1の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1の回収ローラ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第2の回収ローラと、上記第2の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2の回収ローラ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え
上記第1、第2の規制部材はそれぞれ実質的に平板状であり、
上記第1のクリーニング部は上記第1の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第1および第2の保持部材を含み、
上記第2のクリーニング部は上記第2の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第3および第4の保持部材を含み、
上記水平方向仕切り部を構成するように、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材は、その保持部材が属するクリーニング部と異なる他方のクリーニング部の保持部材へ接近した端部を有することを特徴とする。
この第2局面のクリーニング装置では、まず、上記像担持体が周方向に移動するにつれて、上記像担持体上の大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって、上記像担持体から取り除かれる。上記第1のクリーニングブラシ上のトナーは上記第1の回収ローラに転移し、上記第1の回収ローラ上のトナーは第1の規制部材によって掻き取られる。上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。次に、上記第1のクリーニングブラシでクリーニングされなかった少量のトナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって、上記像担持体から取り除かれる。上記第2のクリーニングブラシ上のトナーは上記第2の回収ローラに転移し、上記第2の回収ローラ上のトナーは第2の規制部材によって掻き取られる。上記第2の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記第2の規制部材の直下の、上記ハウジングの底部へ落下する。
ここで、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入り込んで水平方向に移動しようとしても、上記水平方向仕切り部によって遮られて、上記像担持体へは達しない。したがって、そのようなトナーが上記像担持体上に再度付着するという従来の問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、像担持体上の残留トナーを確実に取り除くことができる。また、上記第2のクリーニングブラシに付着するトナーが減少するので、上記第2のクリーニングブラシに接触したトナー規制部材の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
なお、典型的な例では、上記第1の回収ローラに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧が印加される。この結果、上記第1のクリーニングブラシは、上記第1の回収ローラと同極性に帯電する。一方、上記第2の回収ローラには、上記第1のクリーニングブラシと逆極性のバイアス電圧が印加される。この結果、上記第2のクリーニングブラシは、上記第2の回収ローラと同極性に帯電する。その場合、まず、上記像担持体が周方向に移動するにつれて、上記像担持体上の大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。上記第1のクリーニングブラシ上のトナーは上記第1の回収ローラに転移し、上記第1の回収ローラ上のトナーは第1の規制部材によって掻き取られる。上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。次に、上記第1のクリーニングブラシでクリーニングされなかった少量の逆極性トナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。上記第2のクリーニングブラシ上のトナーは上記第2の回収ローラに転移し、上記第2の回収ローラ上のトナーは第2の規制部材によって掻き取られる。上記第2の規制部材によって掻き取られたトナーは、例えば上記第2の規制部材の直下の、上記ハウジングの底部へ落下する。
また、このクリーニング装置では、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材の上記端部が、上記他方のクリーニング部の保持部材へ接近していることによって、上記水平方向仕切り部が構成される。したがって、上記水平方向仕切り部が簡単に構成される。また、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記少なくとも一つの保持部材の上記端部は屈曲されているので、上記少なくとも一つの保持部材の剛性が増す。したがって、その保持部材が属するクリーニング部の規制部材が強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とが互いに接近するように、上記第1または第2の保持部材と上記第3または第4の保持部材とが屈曲されていることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、一方のクリーニング部の保持部材だけが屈曲されている場合に比して、上記水平方向仕切り部を構成する各保持部材の端部の曲げしろが略半分で済む。これにより、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とを、距離の観点から接近させ易くなる。したがって、上記水平方向仕切り部がさらに簡単に構成される。また、それらの保持部材の剛性が増す。したがって、第1、第2の規制部材がそれぞれ強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2の保持部材のうち下方に配された第2の保持部材の両側の端部と上記第3、第4の保持部材のうち上方に配された第3の保持部材の両側の端部とが互いに接近するように、上記第2の保持部材と上記第3の保持部材とが屈曲されていることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記水平方向仕切り部が水平方向に関して2重に構成される。したがって、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入り込んで水平方向に移動しようとしても、上記水平方向仕切り部によってより確実に遮られる。また、それらの保持部材の剛性がさらに増す。したがって、第1、第2の規制部材がそれぞれさらに強固に保持される。
一実施形態のクリーニング装置では、
上記ハウジング、上記第1のクリーニングブラシ、上記第1の規制部材、上記第1の回収ローラ、上記第1および第2の保持部材、上記第2のクリーニングブラシ、上記第2の回収ローラ、上記第2の規制部材、並びに上記第3および第4の保持部材は、上記像担持体の上記特定領域の幅方向に沿って細長く延在し、
上記第1、第2の規制部材は、それぞれ上記長手方向に関して互いに離間した複数の箇所にボス穴を有し、
上記第1、第2の保持部材は、それぞれ上記第1の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされるネジ穴、開口を有し、
上記第3、第4の保持部材は、それぞれ上記第2の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされる開口、ネジ穴を有することを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材が上記第1、第2の保持部材に対して、また、上記第2の規制部材が上記第3、第4の保持部材に対して、それぞれ上記開口、上記ボス穴、上記ネジ穴の対応によって精度良く位置決めされる。つまり、上記第1、第2の規制部材が、それぞれ上記ハウジングに対して精度良く位置決めされる。この結果、上記第1、第2の規制部材が、上記第1、第2の回収ローラに対して精度良く位置決めされる。
一実施形態のクリーニング装置では、
上記第1の規制部材の上記ボス穴と上記第1、第2の保持部材の上記ネジ穴、開口とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第1のネジで上記第1の規制部材は上記第1、第2の保持部材に固定され、
上記第2の規制部材の上記ボス穴と上記第3、第4の保持部材の上記開口、ネジ穴とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第2のネジで上記第2の規制部材は上記第3、第4の保持部材に固定されている。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材が上記第1、第2の規制部材に対して上記第1のネジによって、また、上記第2の規制部材が上記第3、第4の規制部材に対して上記第2のネジによって、それぞれ簡単に固定される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記第1、第2の保持部材の少なくとも一方と、上記第3、第4の保持部材の少なくとも一方とが、互いに同じ部材であることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、このクリーニング装置を構成する部材の種類が少なくて済む。したがって、生産管理が容易になる。
別の局面では、この発明のクリーニング装置は、
周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第1の回収ローラと、上記第1の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1の回収ローラ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第2の回収ローラと、上記第2の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2の回収ローラ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
上記水平方向仕切り部は、上記第1の規制部材と上記第2の規制部材との間を塞ぐ塞ぎ部材であり、上記塞ぎ部材は可撓性を有することを特徴とする。
この局面のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材によって、上記水平方向仕切り部が簡単に構成される。しかも、上記塞ぎ部材は可撓性を有するシートからなるので、第1の規制部材と第2の規制部材との間で、一方の規制部材の取り付けに伴うストレスが他方の規制部材へ上記塞ぎ部材を介して伝わるのが抑制される。この結果、上記第1、第2の規制部材の取り付けの均一性(特に長手方向に関して)が高まる。これにより、上記第1、第2の規制部材は上記第1、第2の回収ローラに対して長手方向に関して均一に押圧される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は、上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部と上記第2の規制部材のハウジング側壁側の端部との間を塞いでいることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の規制部材によって掻き取られたトナーが上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部のところを回り込んで、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入ろうとしても、上記水平方向仕切り部を構成する塞ぎ部材によって遮られる。したがって、上記トナーが上記空間を逆流して上記像担持体へ達することはない。なお、上記トナーは、例えば上記ハウジング側壁と上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部との間の隙間を通して、上記ハウジングの底部へ落下する。
一実施形態のクリーニング装置では、上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間を仕切るように、水平方向に延在する仕切り部材を備えたことを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記第1のクリーニング部の上記第1のクリーニングブラシや上記第1の回収ローラ、上記第1の規制部材からトナーが直下へ落下したり飛散したりしても、上記仕切り部材によって遮られて、上記第2のクリーニング部へは達しない。したがって、そのようなトナーが上記第2のクリーニング部から上記像担持体上に再度飛散して付着するという問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、像担持体上の残留トナーをさらに確実に取り除くことができる。また、上記第2のクリーニングブラシに付着するトナーが減少するので、上記第2のクリーニングブラシに接触したトナー規制部材の掻き取り能力がさらに良好に維持される。したがって、さらに信頼性が高まる。
一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は絶縁材料からなることを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記塞ぎ部材は絶縁材料からなるので、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の絶縁性が維持される。
一実施形態のクリーニング装置では、上記第1の回収ローラと上記第2の回収ローラとに互いに逆極性のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記バイアス電圧印加部によって、上記第1の回収ローラと上記第2の回収ローラとに互いに逆極性のバイアス電圧が印加される。これにより、上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとは互いに逆極性に帯電する。したがって、上記像担持体上の上記残留トナーが正負いずれの極性に帯電していても、上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとのうちいずれかのクリーニングブラシによって静電的に吸着されて取り除かれる。
一実施形態のクリーニング装置では、上記バイアス電圧印加部は、上記第1の回収ローラに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加することを特徴とする。
この一実施形態のクリーニング装置では、上記像担持体上の残留トナーのうち主たる帯電極性をもつもの、つまり大部分の残留トナーが、上記第1のクリーニングブラシによって静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。次に、上記第1のクリーニングブラシで取り除かれなかった少量の逆極性トナーが、上記第1のクリーニングブラシよりも下流側に配置された上記第2のクリーニングブラシによって静電的に吸着されて、上記像担持体から取り除かれる。したがって、上記像担持体が効率良くクリーニングされる。
この発明の画像形成装置は、上記クリーニング装置を備えた画像形成装置である。
この発明の画像形成装置では、上記像担持体上の残留トナーを上記クリーニング装置によって確実に取り除くことができる。したがって、画像形成装置の信頼性が向上する。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、一実施形態のクリーニング装置125を備えたカラータンデム方式の画像形成装置100の断面構造を示している。この画像形成装置100は、本体ケーシング101内の略中央に、3個のローラ102、104、106に巻回された周方向に移動する環状の像担持体としての中間転写ベルト108を備えている。3個のローラのうち2個のローラ102、104は、図において左側に上下に互いに離間して配置され、残りのローラ106は図において右側に配置されている。中間転写ベルト108はこれらのローラ102、104、106によって支持されて矢印X方向に回転駆動される。
中間転写ベルト108の下方には、図において左側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応する画像形成部としての作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが並べて配置されている。
各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kは、それらが取り扱うトナー色の違いを除いて全く同様に構成されている。具体的には、例えばイエローの作像ユニット110Yは、感光体ドラム190と、帯電装置191と、露光装置192と、トナーを用いて現像を行う現像装置193と、クリーナ装置195とを一体にして構成されている。中間転写ベルト108を挟んで感光体ドラム190と対向する位置に、1次転写ローラ194が設けられている。画像形成時には、まず帯電装置191によって感光体ドラム190の表面が一様に帯電され、続いて、露光装置192によって、図示されない外部装置から入力された画像信号に応じて感光体ドラム190の表面が露光されて、そこに潜像が形成される。次に、現像装置193によって、感光体ドラム190の表面上の潜像が現像されてトナー画像となる。このトナー画像は、感光体ドラム190と1次転写ローラ194との間の電圧印加によって、中間転写ベルト108に転写される。感光体ドラム190の表面上の転写残トナーは、クリーナ装置195によってクリーニングされる。
中間転写ベルト108が矢印X方向に移動するに伴って、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kによって中間転写ベルト108上に4色のトナー画像が重ねて形成される。
中間転写ベルト108の左側には、中間転写ベルト108の表面から残留トナーを取り除くクリーニング装置125と、このクリーニング装置125によって取り除かれたトナー回収ボックス126とが設けられている。中間転写ベルト108の右側には、用紙のための搬送路124を挟んで2次転写ローラ112が設けられている。本体ケーシング101内の右上部には、トナーを用紙に定着させるための定着ユニット130が設けられている。定着ユニット130は、図1の紙面に対して垂直に延在する加熱ローラ131と加圧ローラ132とを備えている。この例では、加熱ローラ131に図示しない加熱源が内蔵されている。加圧ローラ132は、図示しないばねによって加熱ローラ131へ向かって付勢されている。これにより、加熱ローラ131と加圧ローラ132とは定着のためのニップ部を形成している。トナー像が転写された用紙Sがこのニップ部を通ることにより、その用紙Sにトナー画像が定着される。また、本体ケーシング101の下部には、記録媒体としての用紙Sを収容した給紙カセット116が設けられている。
画像形成時には、用紙Sは給紙ローラ118によって給紙カセット116から搬送路124へ1枚ずつ送り出され、搬送ローラ120によって中間転写ベルト108と2次転写ローラ112との間のトナー転写位置へ送り込まれる。一方、既述のように、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kによって中間転写ベルト108上に4色のトナー画像が重ねて形成されている。上述のトナー転写位置に送り込まれた用紙Sに、この中間転写ベルト108上の4色のトナー画像が、2次転写ローラ112によって転写される。トナー像が転写された用紙Sは、定着ユニット130の加熱ローラ131と加圧ローラ132とが作るニップ部を通して搬送され、加熱および加圧を受ける。これにより、その用紙Sにトナー画像が定着される。そして、トナー画像が定着された用紙Sは、排紙ローラ121によって、本体ケーシング101の上面に設けられた排紙トレイ部122へ排出される。
図2は、上記クリーニング装置125の具体的な構成例(符号125Aで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Aは、中間転写ベルト108のうち周方向に関しての特定領域をなす湾曲領域19を覆うように、湾曲領域19の側方に配置された絶縁材料からなるハウジング14を備えている。ハウジング14と湾曲領域19との間はシール21、22で塞がれている。湾曲領域19は、この例では中間転写ベルト108のうちローラ104を巻回した円弧状の部分に相当する。動作時には、中間転写ベルト108の湾曲領域19は、ローラ104とともに図2において矢印aで示す反時計回りに回転しながら移動する。
クリーニング装置125Aのところへ来る中間転写ベルト108上には、上記2次転写ローラ112による転写工程で用紙に転写されなかった残留トナー99が付着している。この例では、中間転写ベルト108上の残留トナー99の主たる帯電極性は正であり、大部分の残留トナー99は正に帯電しているものとする。
ハウジング14は、湾曲領域19と対向し鉛直方向に設けられた平板状の側壁14aと、天板14bと、底部14c,14d,14e,14fを備えている。以下では、図2においてハウジング側壁14aを左側、湾曲領域19側を右側と呼ぶ。
ハウジング14内の上部には、湾曲領域19の一部に接触する導電性材料からなる第1のクリーニングブラシとしてのクリーニングブラシ1と、このクリーニングブラシ1よりも左側に配置され、クリーニングブラシ1上のトナーを掻き取る導電性材料からなる第1の規制部材としての規制部材3とが配置されている。
クリーニングブラシ1は、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図2において矢印bで示す反時計回りに回転される(クリーニングブラシ1は中間転写ベルト108に対して接触部では相対的にカウンタ方向に移動する。)。
規制部材3は、上下一対の保持部材9、11に挟まれた状態でハウジング14に対して固定されている。上側の保持部材9は平板状であり、保持部材9の左右の端部9a,9bは規制部材3に沿って配置されている。一方、下側の保持部材11は、断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材11の左側の端部11aは規制部材3に沿って配置されているが、保持部材11は、右側の端部11bが斜め右下へ(後述の保持部材12の右側の端部12bへ)向かうように屈曲されている。規制部材3は、上側の保持部材9とともに、上面に載ったトナーが左側へ流れるように、左側の端部が右側の端部より低くなる向きに傾斜している。
この例では、クリーニングブラシ1と規制部材3と保持部材9、11とが第1のクリーニング部を構成している。
保持部材9、規制部材3、保持部材11の左側の端部9a、3a、11aは、略揃った位置にある。以下では、保持部材9、規制部材3、保持部材11の左側の端部9a、3a、11aを、単に「規制部材3の左側の端部3a」という。規制部材3の左側の端部3aとハウジング側壁14aとの間には、水平方向に関して隙間20uが設けられている。
また、ハウジング14内の下部には、湾曲領域19のうちクリーニングブラシ1が接触する部分よりも下流側の部分に接触する導電性材料からなる第2のクリーニングブラシとしてのクリーニングブラシ4と、このクリーニングブラシ4よりも左側に配置され、クリーニングブラシ4上のトナーを掻き取る導電性材料からなる第2の規制部材としての規制部材6とが配置されている。
クリーニングブラシ4は、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図2において矢印cで示す時計回りに回転される(クリーニングブラシ4は中間転写ベルト108に対して接触部では相対的に同方向に移動する。)。
なお、この例では、トナーを効率良く回収するために、クリーニングブラシ1が中間転写ベルト108に対して、接触部で相対的にカウンタ方向に移動する設定にしている。ただし、クリーニングブラシ1の駆動トルクを低減する観点からは、クリーニングブラシ1が中間転写ベルト108に対して、接触部で相対的に同方向に移動するのが望ましい。
規制部材6は、上下一対の保持部材12、10に挟まれた状態でハウジング14に対して固定されている。上側の保持部材12は、断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材12の左側の端部12aは規制部材6に沿って配置されているが、保持部材12は、右側の端部12bが斜め右上へ(保持部材11の右側の端部11bへ)向かうように屈曲されている。一方、下側の保持部材10は平板状であり、保持部材10の左右の端部10a,10bは規制部材6に沿って配置されている。保持部材12は、規制部材6とともに、上面に載ったトナーがL字のコーナ部に溜まるように、左側の端部12aよりコーナ部が低くなる向きに傾斜している。
この例では、クリーニングブラシ4と規制部材6と保持部材12、10とが第2のクリーニング部を構成している。
また、保持部材11の右側の端部11bと保持部材12の右側の端部12bとが互いに接近して、ハウジング14内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に水平方向仕切り部を構成している。この水平方向仕切り部は、トナーが水平方向に移動するのを妨げる。
保持部材12、規制部材6、保持部材10の左側の端部12a、6a、10aは、略揃った位置にある。以下では、保持部材12、規制部材6、保持部材10の左側の端部12a、6a、10aを、単に「規制部材6の左側の端部6a」という。規制部材6の左側の端部6aとハウジング側壁14aとの間には、水平方向に関して隙間20lが設けられている。
第2のクリーニング部よりも下方に位置するハウジング14の底部には、側壁14a側から順に、凹状のトナー受け部14cと、上方へ突起した突起部14dと、突起部14dから斜め右下へ傾斜した側面を有する窪み部14eと、湾曲領域19に対向する端部14fとが設けられている。トナー受け部14cは、規制部材3または規制部材6から落下したトナーを円滑に受けるように半円状に窪んでいる。
トナー受け部14cには、搬送スクリュー15が設けられている。動作時には、搬送スクリュー15は、図示しない駆動源によって、図2において矢印dで示す反時計回りに回転される。これにより、このトナー受け部14cに落下したトナーは、ハウジング14の長手方向に搬送され、ハウジング14外へ排出される。
窪み部14eの左側の斜面には、弾性シート23が取り付けられている。弾性シート23は、窪み部14eの左側の斜面斜め上方へ延在してクリーニングブラシ4に接している。これにより、トナー受け部14cから、搬送スクリュー15によって巻き上げられたトナーが右側へ流れるのが防止される。
ハウジング14は、図2中に示す中間転写ベルト108(湾曲領域19)の幅方向に沿って、すなわち図2の紙面に対して垂直な方向に細長く延在している。上述のクリーニングブラシ1、規制部材3、保持部材9,11、クリーニングブラシ4、規制部材6、および保持部材12,10は、ハウジング14の長手方向の一方の端部から他方の端部まで、図2中に示した断面と同じ断面を有して細長く延在している。搬送スクリュー15は、ハウジング14の図示しない手前の壁面を貫通してハウジング14外へ突出している。
図2中に示すように、動作時には、バイアス電圧印加部としての電源31,32からクリーニングブラシ1とクリーニングブラシ4とに互いに逆極性のバイアス電圧が印加される。この例では、クリーニングブラシ1に対して、中間転写ベルト108上の残留トナー99の主たる帯電極性(正)と逆極性の負電圧が印加される。一方、クリーニングブラシ4には、クリーニングブラシ1と逆極性の正電圧が印加される。ローラ104は接地されている。
中間転写ベルト108が図2において矢印aで示す周方向に移動すると、まず、中間転写ベルト108上の大部分の正帯電した残留トナー99が、クリーニングブラシ1によって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、中間転写ベルト108から取り除かれる。クリーニングブラシ1上のトナーは規制部材3によって掻き取られる。規制部材3によって掻き取られたトナーは、規制部材3や保持部材9の上面に載って左側へ流れ、そして、規制部材3の端部3aから下方へ、具体的にはハウジング側壁14aと規制部材3の左側の端部3aとの間の隙間20uを通して、ハウジング底部のトナー受け部14cへ落下する。
既述のように、トナー受け部14cに落下したトナーは、搬送スクリュー15によって、ハウジング14の長手方向に搬送され、ハウジング14外へ排出される(具体的には、図1中に示したトナー回収ボックス126へ排出される。)。トナー受け部14cは、半円状に窪んでいるので、ハウジング14内でのトナーの飛散が抑制される。
次に、クリーニングブラシ1でクリーニングされなかった少量の負帯電した逆極性トナーが、クリーニングブラシ1よりも下流側に配置されたクリーニングブラシ4によって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、中間転写ベルト108から取り除かれる。クリーニングブラシ4上のトナーは規制部材6によって掻き取られる。これにより、中間転写ベルト108が効率良くクリーニングされる。規制部材6によって掻き取られたトナーは、ハウジング14の底部、この例では規制部材6の直下の窪み部14eへ落下して溜まってゆく。
なお、クリーニングブラシ4は、2次転写工程のない作像時以外の転写ベルト上の制御用トナーパターン、および紙詰まり時に転写ベルト上に残るトナー画像を主に吸着することになる。
このクリーニング装置125Aでは、規制部材3によって掻き取られたトナーが規制部材の左側の端部3aから第1のクリーニング部と第2のクリーニング部との間の空間(具体的には、保持部材11と保持部材12との間の空間)に入り込んで水平方向に移動しようとしても、保持部材11の右側の端部11bと保持部材12の右側の端部12bとが構成する水平方向仕切り部によって遮られて、湾曲領域19へは達しない。したがって、そのようなトナーが中間転写ベルト108上に再度付着するという従来の問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、中間転写ベルト108上の残留トナーを確実に取り除くことができる。また、クリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触した規制部材6の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
なお、規制部材の左側の端部3aを回り込んで、保持部材11と保持部材12との間の空間に入り込んだトナーは、保持部材12のL字のコーナ部に溜まってゆく。
また、この例では、保持部材11の右側の端部11bと保持部材12の右側の端部12bとが接近していることによって、上記水平方向仕切り部が簡単に構成される。また、図2の断面で、保持部材11,12は屈曲されているので、保持部材11,12の剛性が増す。したがって、それらの保持部材11,12が属するクリーニング部の規制部材3,6が強固に保持される。
また、この例では、規制部材3,6は互いに同じ部材であり、保持部材9,10は互いに同じ部材であり、また、保持部材11,12は互いに同じ部材である。このように第1のクリーニング部と第2のクリーニング部との間で部材が共通になっているので、このクリーニング装置を構成する部材の種類が少なくて済む。したがって、生産管理が容易になる。
さらに、規制部材6の右側の端部6bは、弾性シート23の上端に接近している。これにより、トナー受け部14cから、搬送スクリュー15によって巻き上げられたトナーが右側へ流れるのが防止される。
図3は、上記クリーニング装置125Aの変形例(符号125Bで示す。)を示している。図3において、図2中の構成要素と対応する構成要素には同じ符号を用いている。これにより、説明の重複を適宜省略する(以下同様。)。
このクリーニング装置125Bでは、上記クリーニング装置125Aの第1のクリーニング部の保持部材11、第2のクリーニング部の保持部材12に代えて、それぞれ保持部材11′,12′を備えている。第1のクリーニング部の保持部材11′は、保持部材11とは左右逆に、断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材11′の右側の端部11b′は規制部材3に沿って配置されているが、保持部材11′は、左側の端部11a′が斜め右下へ(後述の保持部材12′の左側の端部12a′へ)向かうように屈曲されている。第2のクリーニング部の保持部材12′は、保持部材12とは左右逆に、断面L字状に屈曲されている。保持部材12′の右側の端部12b′は規制部材6に沿って配置されているが、保持部材12′は、左側の端部12a′が斜め右上へ(保持部材11′の左側の端部11a′へ)向かうように屈曲されている。
このように、保持部材11′の左側の端部11a′と保持部材12′の左側の端部12a′とが互いに接近して、ハウジング14内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に水平方向仕切り部を構成している。この水平方向仕切り部は、トナーが水平方向に移動するのを妨げる。
このクリーニング装置125Bでは、規制部材3によって掻き取られたトナーが規制部材の左側の端部3aから第1のクリーニング部と第2のクリーニング部との間の空間(具体的には、保持部材11′と保持部材12′との間の空間)に入り込んで水平方向に移動しようとしても、保持部材11′の左側の端部11a′と保持部材12′の左側の端部12a′とが構成する水平方向仕切り部によって遮られて、湾曲領域19へは達しない。したがって、そのようなトナーが中間転写ベルト108上に再度付着するという従来の問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、中間転写ベルト108上の残留トナーを確実に取り除くことができる。また、クリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触した規制部材6の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
また、この例では、一方のクリーニング部の保持部材だけが屈曲されている場合に比して、上記水平方向仕切り部を構成する各保持部材11′,12′の端部の曲げしろが略半分で済む。これにより、保持部材11′の左側の端部11a′と保持部材12′の左側の端部12a′とを、距離の観点から接近させ易くなる。したがって、上記水平方向仕切り部がさらに簡単に構成される。
図4は、上記クリーニング装置125Aの別の変形例(符号125Cで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Cでは、上記クリーニング装置125Aの第1のクリーニング部の保持部材11、第2のクリーニング部の保持部材12に代えて、それぞれ保持部材11″,12″を備えている。第1のクリーニング部の保持部材11″は、左右両側において断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材11″は、左側の端部11a″が斜め右下へ(後述の保持部材12″の左側の端部12a″へ)向かうように屈曲されている。また、保持部材11″は、右側の端部11b″が斜め右下へ(後述の保持部材12″の右側の端部12a″へ)向かうように屈曲されている。第2のクリーニング部の保持部材12″は、左右両側において断面L字状に屈曲されている。保持部材12″は、左側の端部12a″が斜め右上へ(保持部材11″の左側の端部11a″へ)向かうように屈曲されている。また、保持部材12″は、右側の端部12b″が斜め右上へ(保持部材11″の右側の端部11b″へ)向かうように屈曲されている。
このように、保持部材11″の左側の端部11a″と保持部材12″の左側の端部12a″とが互いに接近し、また、保持部材11″の右側の端部11b″と保持部材12″の右側の端部12a″とが互いに接近している。つまり、上記水平方向仕切り部が水平方向に関して2重に構成されている。したがって、規制部材3によって掻き取られたトナーが規制部材の左側の端部3aから第1のクリーニング部と第2のクリーニング部との間の空間(具体的には、保持部材11″と保持部材12″との間の空間)に入り込んで水平方向に移動しようとしても、上記水平方向仕切り部によってより確実に遮られる。したがって、このクリーニング装置によれば、中間転写ベルト108上の残留トナーをより確実に取り除くことができる。また、クリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触した規制部材6の掻き取り能力がさらに良好に維持される。したがって、さらに信頼性が高まる。また、それらの保持部材11″,12″の剛性がさらに増す。したがって、規制部材3,6がそれぞれさらに強固に保持される。
図5は、上記クリーニング装置125Aのさらに別の変形例(符号125Gで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Gでは、ハウジング14内の上部には、湾曲領域19の一部に接触する導電性材料からなる第1のクリーニングブラシとしてのクリーニングブラシ1と、このクリーニングブラシ1よりも左側に配置され、クリーニングブラシ1上のトナーを吸着する導電性材料からなる第1の回収ローラとしての回収ローラ2と、この回収ローラ2よりも左側に配置され、回収ローラ2上のトナーを掻き取る導電性材料からなる第1の規制部材としての規制部材3とが配置されている。保持部材9,11は、上記クリーニング装置125Aのものと同じである。
この例では、クリーニングブラシ1と回収ローラ2と規制部材3と保持部材11,12とが第1のクリーニング部を構成している。
クリーニングブラシ1は、図2の例と同様に、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図5において矢印bで示す反時計回りに回転される(クリーニングブラシ1は中間転写ベルト108に対して接触部では相対的にカウンタ方向に移動する。)。
回収ローラ2は、クリーニングブラシ1と同様に、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図5において矢印eで示す反時計回りに回転される(回収ローラ2はクリーニングブラシ1に対して相対的にカウンタ方向に移動する。)。
なお、この例では、トナーを効率良く回収するために、回収ローラ2がクリーニングブラシ1に対して、接触部で相対的にカウンタ方向に移動する設定にしている。ただし、回収ローラ2の駆動トルクを低減する観点からは、回収ローラ2がクリーニングブラシ1に対して、接触部で相対的に同方向に移動するのが望ましい。
規制部材3は、図2の例と同様に、上下一対の保持部材9、11に挟まれた状態でハウジング14に対して固定されている。保持部材9、11は、規制部材3の長手方向に関して互いに離間して複数箇所(この例では3箇所)に設けられた図示しないボス穴を通して、複数のネジ27で固定されている。保持部材9、11は、規制部材3を保持すると共に、規制部材3の剛性を高めて、規制部材3を回収ローラ2に対して長手方向に関して均一な押圧力で当接するために働く。
また、ハウジング14内の下部には、湾曲領域19のうちクリーニングブラシ1が接触する部分よりも下流側の部分に接触する導電性材料からなる第2のクリーニングブラシとしてのクリーニングブラシ4と、このクリーニングブラシ4よりも左側に配置され、クリーニングブラシ4上のトナーを吸着する導電性材料からなる第2の回収ローラとしての回収ローラ5と、この回収ローラ5よりも左側に配置され、回収ローラ5上のトナーを掻き取る導電性材料からなる第2の規制部材としての規制部材6とが配置されている。保持部材12,10は、上記クリーニング装置125Aのものと同じである。
この例では、クリーニングブラシ4と回収ローラ5と規制部材6と保持部材12,10とが第2のクリーニング部を構成している。
また、この例では、図2の例と同様に、保持部材11の右側の端部11bと保持部材12の右側の端部12bとが互いに接近して、ハウジング14内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に水平方向仕切り部を構成している。この水平方向仕切り部は、トナーが水平方向に移動するのを妨げる。
クリーニングブラシ4は、図2の例と同様に、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図5において矢印cで示す反時計回りに回転される(クリーニングブラシ4は中間転写ベルト108に対してカウンタ方向に移動する。)。
回収ローラ5は、クリーニングブラシ4と同様に、ハウジング14の長手方向両端で回転自在に支持されており、動作時には図示しない駆動源によって、図3において矢印fで示す時計回りに回転される(回収ローラ5はクリーニングブラシ4に対して接触部では相対的に同じ方向に移動する。)。
規制部材6は、上下一対の保持部材12、10に挟まれた状態でハウジング14に対して固定されている。保持部材12、10は、規制部材6の長手方向に関して互いに離間して複数箇所(この例では3箇所)に設けられた図示しないボス穴を通して、複数のネジ28で固定されている。保持部材12、10は、規制部材6を保持すると共に、規制部材6の剛性を高めて、規制部材6を回収ローラ5に対して長手方向に関して均一な押圧力で当接するために働く。
動作時には、バイアス電圧印加部としての電源31,32から回収ローラ2と回収ローラ5とに互いに逆極性のバイアス電圧が印加される。この例では、回収ローラ2に対して、中間転写ベルト108上の残留トナー99の主たる帯電極性(正)と逆極性の負電圧が印加される。この結果、クリーニングブラシ1は、回収ローラ2と同極性の負に帯電する。一方、回収ローラ5には、回収ローラ2と逆極性の正電圧が印加される。この結果、クリーニングブラシ4は、回収ローラ5と同極性の正に帯電する。ローラ104は接地されている。
中間転写ベルト108が図5において矢印aで示す周方向に移動すると、まず、中間転写ベルト108が周方向に移動するにつれて、中間転写ベルト108上の大部分の残留トナー99が、クリーニングブラシ1によって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、中間転写ベルト108から取り除かれる。クリーニングブラシ1上のトナーは回収ローラ2に転移し、回収ローラ2上のトナーは規制部材3によって掻き取られる。規制部材3によって掻き取られたトナーは、規制部材3や保持部材9の上面に載って左側へ流れ、そして、規制部材3の端部3aから下方へ、具体的にはハウジング底部のトナー受け部14cへ落下する。
次に、クリーニングブラシ1でクリーニングされなかった少量の逆極性トナーが、クリーニングブラシ1よりも下流側に配置されたクリーニングブラシ4によって機械的に掻き取られるとともに静電的に吸着されて、中間転写ベルト108から取り除かれる。クリーニングブラシ4上のトナーは回収ローラ5に転移し、回収ローラ5上のトナーは規制部材6によって掻き取られる。規制部材6によって掻き取られたトナーは、ハウジング14の底部、この例では窪み部14eへ落下して溜まってゆく。
トナー受け部14cに落下したトナーは、搬送スクリュー15によって、ハウジング14の長手方向に搬送され、ハウジング14外へ排出される(具体的には、図1中に示したトナー回収ボックス126へ排出される。)。トナー受け部14cは、半円状に窪んでいるので、ハウジング14内でのトナーの飛散が抑制される。
このクリーニング装置125Gにおいて保持部材11の右側の端部11bと保持部材12の右側の端部12bとが構成する水平方向仕切り部の作用効果は、図2の例に関して説明したものと同じである(詳細は省略する。)。
図6は、図3のクリーニング装置125Bの変形例(符号125Eで示す。)を示している。図3の例から図6の例への変形の態様は、図2の例から図5の例への変形の態様と同じである。すなわち、クリーニング装置125Eは、図3の例に対して、回収ローラ2,5が追加され、これらの回収ローラ2,5にバイアスが印加されるようにしたものに相当する。
このクリーニング装置125Eにおける基本的なクリーニング動作は、図5の例に関して説明したものと同じである。また、このクリーニング装置125Eにおいて保持部材11′の右側の端部11b′と保持部材12′の右側の端部12b′とが構成する水平方向仕切り部の作用効果は、図3の例に関して説明したものと同じである(詳細は省略する。)。
図7は、図6のクリーニング装置125Eの変形例(符号125Fで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Fは、図6中の第1のクリーニング部の保持部材9,11′に代えて、保持部材9′,8を備えている。また、図6中の第2のクリーニング部の保持部材12′,10に代えて、保持部材13,10′を備えている。
第1のクリーニング部の保持部材9′は、断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材9′の右側の端部9b′は規制部材3に沿って配置されているが、保持部材9′は、左側の端部9a′が斜め右下へ(後述の保持部材10′の左側の端部10a′へ)向かうように屈曲されている。保持部材8は平板状であり、保持部材8の左右の端部8a,8bは規制部材3に沿って配置されている。
第2のクリーニング部の保持部材13は、平板状であり、保持部材13の左右の端部13a,13bは規制部材6に沿って配置されている。保持部材10′は、断面L字状に屈曲されている。詳しくは、保持部材10′の右側の端部10b′は規制部材6に沿って配置されているが、保持部材10′は、左側の端部10a′が斜め右上へ(保持部材9′の左側の端部9a′へ)向かうように屈曲されている。
つまり、この例では、第1のクリーニング部における下側の保持部材8ではなく上側の保持部材9′の左側の端部9a′と、第2のクリーニング部における上側の保持部材13ではなく下側の保持部材10′の左側の端部10a′とによって、水平方向仕切り部が構成されている。
このクリーニング装置125Fにおける基本的なクリーニング動作は、図5の例に関して説明したものと同じである。また、このクリーニング装置125Fにおいて保持部材9′の左側の端部9a′と保持部材10′の左側の端部10a′とが構成する水平方向仕切り部の作用効果は、図3の例に関して説明したものと同じである(詳細は省略する。)。
図8は、図4のクリーニング装置125Cの変形例(符号125Hで示す。)を示している。図4の例から図8の例への変形の態様は、図2の例から図5の例への変形の態様と同じである。すなわち、クリーニング装置125Hは、図4の例に対して、回収ローラ2,5が追加され、これらの回収ローラ2,5にバイアスが印加されるようにしたものに相当する。
このクリーニング装置125Hにおける基本的なクリーニング動作は、図5の例に関して説明したものと同じである。また、このクリーニング装置125Hにおいて保持部材11″の両側の端部11a″,11b″と保持部材12″の両側の端部12a″,12b″とが構成する水平方向仕切り部の作用効果は、図4の例に関して説明したものと同じである(詳細は省略する。)。
図9は、上記クリーニング装置125の別の構成例(符号125Iで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Iは、図5中の第1のクリーニング部における下側の保持部材11、第2のクリーニング部における上側の保持部材12に代えて、それぞれ保持部材16,17を備えている。これらの保持部材16,17は、断面L字状に屈曲されているが、保持部材16の右側の端部16bと保持部材17の右側の端部17bとは、特に接近するようには意図されていない。このクリーニング装置125Iでは、保持部材16,17に代えて、絶縁材料からなり可撓性を有する塞ぎ部材としての弾性シート25が水平方向仕切り部を構成している。
弾性シート25は、この例では、第1のクリーニング部の規制部材3の左側の端部3aと、第2のクリーニング部の規制部材6の左側の端部6aとの間を塞いでいる。この例では、弾性シート25の上端は保持部材9,16間に挟持され、また、弾性シート25の下端は保持部材17,10間に挟持されている。
このクリーニング装置125Iにおける基本的なクリーニング動作は、図5の例に関して説明したものと同じである(詳細は省略する。)。
このクリーニング装置125Iでは、第1のクリーニング部の規制部材3によって掻き取られたトナーが規制部材3の左側の端部3aのところを回り込んで、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入ろうとしても、上記水平方向仕切り部を構成する弾性シート25によって遮られる。したがって、上記トナーが上記空間を逆流して中間転写ベルト108へ達することはない。したがって、そのようなトナーが中間転写ベルト108上に再度付着するという従来の問題は生じない。また、クリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触した規制部材6の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
また、弾性シート25は可撓性を有するので、規制部材3と規制部材6との間で、一方の規制部材の取り付けに伴うストレスが他方の規制部材へ上記弾性シート25を介して伝わるのが抑制される。この結果、規制部材3,6の取り付けの均一性(特に長手方向に関して)が高まる。これにより、規制部材3,6は回収ローラ2,5に対して長手方向に関して均一に押圧される。
また、弾性シート25は絶縁材料からなるので、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の絶縁性が維持される。
なお、上記第1のクリーニング部の規制部材3によって掻き取られたトナーは、この例では、ハウジング側壁14aと規制部材3の左側の端部3aとの間の隙間20u、ハウジング側壁14aと規制部材6の左側の端部6aとの間の隙間20lを通して下方へ、具体的にはハウジング14の底部のトナー受け部14cへ落下する。
図10は、図9のクリーニング装置125Iの変形例(符号125Jで示す。)を示している。
このクリーニング装置125Jでは、弾性シート25の上端は保持部材9,16間に挟持されているが、弾性シート25の下端は規制部材6の左側の端部6aの左側方へ垂れ下がっている。このように構成した場合でも、塞ぎ部材としての弾性シート25は、上記水平方向仕切り部として有効に働く。すなわち、第1のクリーニング部の規制部材3によって掻き取られたトナーが規制部材3の左側の端部3aのところを回り込んで、上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に入ろうとしても、上記水平方向仕切り部を構成する弾性シート25によって遮られる。したがって、上記トナーが上記空間を逆流して中間転写ベルト108へ達することはない。したがって、そのようなトナーが中間転写ベルト108上に再度付着するという従来の問題は生じない。また、クリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触した規制部材6の掻き取り能力が良好に維持される。したがって、信頼性が高まる。
また、このクリーニング装置125Jでは、ハウジング14内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間を仕切るように、水平方向に延在する仕切り部材7を備えている。仕切り部材7は、湾曲領域19から回収ローラ2,5の左側の端部に相当する位置まで延在している。仕切り部材7の左端7aは上方へ突起している。この左端7aの右に、下方へ湾曲して落ち込む傾斜部7bが連なっている。傾斜部7bの右側には、傾斜部7bに対して相対的に窪んだ窪み部7cが存在する。この窪み部7cのレベルから、仕切り部材7の右端7aは上方へ突起している。
このクリーニング装置125Jでは、上記第1のクリーニング部のクリーニングブラシ1や回収ローラ2、規制部材3からトナーが直下へ落下したり飛散したりしても、仕切り部材7によって遮られて、上記第2のクリーニング部へは達しない。したがって、そのようなトナーが上記第2のクリーニング部から中間転写ベルト108上に再度飛散して付着するという問題は生じない。したがって、このクリーニング装置によれば、中間転写ベルト108上の残留トナーをさらに確実に取り除くことができる。また、上記第2のクリーニング部のクリーニングブラシ4に付着するトナーが減少するので、クリーニングブラシ4に接触したトナー規制部材の掻き取り能力がさらに良好に維持される。したがって、さらに信頼性が高まる。
図11は、図9および図10中に示した規制部材6、保持部材17,10を分解状態で斜めから見たところを示している(他の図における規制部材と保持部材も基本的に同様に構成されている。)。規制部材6は、長手方向に関して互いに離間した3箇所にボス穴41を有している。保持部材17は、それぞれ規制部材6のボス穴41と対応する箇所に位置合わせされる開口40を有している。保持部材10は、それぞれ規制部材6のボス穴41と対応する箇所に位置合わせされるネジ穴42を有している。保持部材10は、長手方向両端に、クリーニング装置のハウジング14に取り付けられる取付部10e,10fを有している。
図12に示すように、保持部材17と保持部材10との間に規制部材6を挟んで、開口40とボス穴41とを通しネジ穴42にネジ28が螺合して締め付けられる。これにより、保持部材17と保持部材10との間に規制部材6が挟持される。続いて、保持部材10は取付部10e,10fを介してハウジング14に取り付けられる。これにより、ハウジング14に対して規制部材6が簡単に固定される。
このようにした場合、規制部材6が保持部材17,10に対して、それぞれ開口40、ボス穴41、ネジ穴42の対応によって精度良く位置決めされる。つまり、規制部材6がハウジング14に対して精度良く位置決めされる。ハウジング14に対する規制部材3の固定も、同様にして行われる。この結果、規制部材3,6が、回収ローラ2,5(図2から図4の例ではクリーニングブラシ1,4)に対して精度良く位置決めされる。
図1に示した画像形成装置100では、中間転写ベルト108上の残留トナー99をクリーニング装置125、125A,125B,125C,125E,125F,125H,125I,125Jによって確実に取り除くことができる。したがって、画像形成装置の信頼性が向上する。
なお、クリーニングブラシ1,4および回収ローラ2,5を、駆動ギヤを介して共通の駆動源で駆動するようにしても良い。
規制部材3(およびそれらを保持する保持部材)の傾斜角度は、規制部材3の上でトナーが自然に流れて落下する角度以上とすることが好ましい。少なくとも規制部材3上に堆積したトナーが、規制部材3によって新しく掻き取られたトナーによって、連続的に押し出されて流れる角度以上であるのが好ましい。
以上の実施形態では、クリーニング装置は、中間転写ベルト108のうちローラ104を巻回した湾曲領域19の側方に設けられたが、これに限られるものではない。この発明のクリーニング装置は、像担持体の特定領域として平坦な領域に設けられても良い。
この発明の一実施形態のクリーニング装置を含む画像形成装置の全体構成を示す図である。 上記クリーニング装置の構成例を示す図である。 図2のクリーニング装置の変形例を示す図である。 図2のクリーニング装置の別の変形例を示す図である。 図2のクリーニング装置のさらに別の変形例を示す図である。 図3のクリーニング装置の変形例を示す図である。 図6のクリーニング装置の変形例を示す図である。 図4のクリーニング装置の変形例を示す図である。 上記クリーニング装置の別の構成例を示す図である。 図9のクリーニング装置の変形例を示す図である。 図9および図10中に示した規制部材、保持部材を分解状態で斜めから見たところを示す図である。 一対の保持部材の間に規制部材を取り付けた態様を示す図である。
符号の説明
1,4 クリーニングブラシ
2,5 回収ローラ
3,6 規制部材
8,9,9′,10,10′,11,11′,11″,12,12′,12″,13,16,17 保持部材
7 仕切り部材
14 ハウジング
20u,20l 隙間
100 画像形成装置

Claims (25)

  1. 周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
    上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
    上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
    上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
    上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
    上記第1、第2の規制部材はそれぞれ実質的に平板状であり、
    上記第1のクリーニング部は上記第1の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第1および第2の保持部材を含み、
    上記第2のクリーニング部は上記第2の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第3および第4の保持部材を含み、
    上記水平方向仕切り部を構成するように、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材は、その保持部材が属するクリーニング部と異なる他方のクリーニング部の保持部材へ接近した端部を有することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項に記載のクリーニング装置において、
    上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とが互いに接近するように、上記第1または第2の保持部材と上記第3または第4の保持部材とが屈曲されていることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項に記載のクリーニング装置において、
    上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2の保持部材のうち下方に配された第2の保持部材の両側の端部と上記第3、第4の保持部材のうち上方に配された第3の保持部材の両側の端部とが互いに接近するように、上記第2の保持部材と上記第3の保持部材とが屈曲されていることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記ハウジング、上記第1のクリーニングブラシ、上記第1の規制部材、上記第1および第2の保持部材、上記第2のクリーニングブラシ、上記第2の規制部材、並びに上記第3および第4の保持部材は、上記像担持体の上記特定領域の幅方向に沿って細長く延在し、
    上記第1、第2の規制部材は、それぞれ上記長手方向に関して互いに離間した複数の箇所にボス穴を有し、
    上記第1、第2の保持部材は、それぞれ上記第1の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされるネジ穴、開口を有し、
    上記第3、第4の保持部材は、それぞれ上記第2の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされる開口、ネジ穴を有することを特徴とするクリーニング装置。
  5. 請求項に記載のクリーニング装置において、
    上記第1の規制部材の上記ボス穴と上記第1、第2の保持部材の上記ネジ穴、開口とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第1のネジで上記第1の規制部材は上記第1、第2の保持部材に固定され、
    上記第2の規制部材の上記ボス穴と上記第3、第4の保持部材の上記開口、ネジ穴とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第2のネジで上記第2の規制部材は上記第3、第4の保持部材に固定されていることを特徴とするクリーニング装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記第1、第2の保持部材の少なくとも一方と、上記第3、第4の保持部材の少なくとも一方とが、互いに同じ部材であることを特徴とするクリーニング装置。
  7. 周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
    上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
    上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
    上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
    上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
    上記水平方向仕切り部は、上記第1の規制部材と上記第2の規制部材との間を塞ぐ塞ぎ部材であり、上記塞ぎ部材は可撓性を有することを特徴とするクリーニング装置。
  8. 請求項に記載のクリーニング装置において、
    上記塞ぎ部材は、上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部と上記第2の規制部材のハウジング側壁側の端部との間を塞いでいることを特徴とするクリーニング装置。
  9. 請求項に記載のクリーニング装置において、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間を仕切るように、水平方向に延在する仕切り部材を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  10. 請求項7から9までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記塞ぎ部材は絶縁材料からなることを特徴とするクリーニング装置。
  11. 請求項1から10までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記第1のクリーニングブラシと上記第2のクリーニングブラシとに互いに逆極性のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  12. 請求項11に記載のクリーニング装置において、
    上記バイアス電圧印加部は、上記第1のクリーニングブラシに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加することを特徴とするクリーニング装置。
  13. 周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
    上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
    上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
    上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第1の回収ローラと、上記第1の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1の回収ローラ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
    上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第2の回収ローラと、上記第2の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2の回収ローラ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
    上記第1、第2の規制部材はそれぞれ実質的に平板状であり、
    上記第1のクリーニング部は上記第1の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第1および第2の保持部材を含み、
    上記第2のクリーニング部は上記第2の規制部材を挟んで上記ハウジングに対して固定する第3および第4の保持部材を含み、
    上記水平方向仕切り部を構成するように、上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2、第3および第4の保持部材のうち少なくとも一つの保持部材は、その保持部材が属するクリーニング部と異なる他方のクリーニング部の保持部材へ接近した端部を有することを特徴とするクリーニング装置。
  14. 請求項13に記載のクリーニング装置において、
    上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1または第2の保持部材の片側の端部と上記第3または第4の保持部材の片側の端部とが互いに接近するように、上記第1または第2の保持部材と上記第3または第4の保持部材とがそれぞれ屈曲されていることを特徴とするクリーニング装置。
  15. 請求項14に記載のクリーニング装置において、
    上記像担持体の幅方向に対して垂直な断面で、上記第1、第2の保持部材のうち下方に配された第2の保持部材の両側の端部と上記第3、第4の保持部材のうち上方に配された第3の保持部材の両側の端部とが互いに接近するように、上記第2の保持部材と上記第3とがそれぞれ屈曲されていることを特徴とするクリーニング装置。
  16. 請求項13から15までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記ハウジング、上記第1のクリーニングブラシ、上記第1の回収ローラ、上記第1の規制部材、上記第1および第2の保持部材、上記第2のクリーニングブラシ、上記第2の回収ローラ、上記第2の規制部材、並びに上記第3および第4の保持部材は、上記像担持体の上記特定領域の幅方向に沿って細長く延在し、
    上記第1、第2の規制部材は、それぞれ上記長手方向に関して互いに離間した複数の箇所にボス穴を有し、
    上記第1、第2の保持部材は、それぞれ上記第1の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされるネジ穴、開口を有し、
    上記第3、第4の保持部材は、それぞれ上記第2の規制部材の上記ボス穴と対応する箇所に位置合わせされる開口、ネジ穴を有することを特徴とするクリーニング装置。
  17. 請求項16に記載のクリーニング装置において、
    上記第1の規制部材の上記ボス穴と上記第1、第2の保持部材の上記ネジ穴、開口とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第1のネジで上記第1の規制部材は上記第1、第2の保持部材に固定され、
    上記第2の規制部材の上記ボス穴と上記第3、第4の保持部材の上記開口、ネジ穴とが位置合わせされた状態で、上記開口と上記ボス穴とを通し上記ネジ穴に螺合した第2のネジで上記第2の規制部材は上記第3、第4の保持部材に固定されていることを特徴とするクリーニング装置。
  18. 請求項13から17までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記第1、第2の保持部材の少なくとも一方と、上記第3、第4の保持部材の少なくとも一方とが、互いに同じ部材であることを特徴とするクリーニング装置。
  19. 周方向に移動する環状の像担持体上の残留トナーを取り除くクリーニング装置であって、
    上記像担持体のうち周方向に関しての特定領域を覆うように上記特定領域の側方に配置されたハウジングを備え、上記ハウジングは上記特定領域と対向するハウジング側壁を有し、
    上記ハウジング内の上部に配置された第1のクリーニング部を備え、
    上記第1のクリーニング部は、上記特定領域の一部に接触する第1のクリーニングブラシと、上記第1のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第1の回収ローラと、上記第1の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第1の回収ローラ上のトナーを掻き取る第1の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内の下部に配置された第2のクリーニング部を備え、
    上記第2のクリーニング部は、上記特定領域のうち上記第1のクリーニングブラシが接触する部分よりも下流側の部分に接触する第2のクリーニングブラシと、上記第2のクリーニングブラシよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2のクリーニングブラシ上のトナーを吸着する第2の回収ローラと、上記第2の回収ローラよりもハウジング側壁側に配置され、上記第2の回収ローラ上のトナーを掻き取る第2の規制部材とを含み、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間の空間に、上記トナーが水平方向に移動するのを妨げる水平方向仕切り部を備え、
    上記水平方向仕切り部は、上記第1の規制部材と上記第2の規制部材との間を塞ぐ塞ぎ部材であり、上記塞ぎ部材は可撓性を有することを特徴とするクリーニング装置。
  20. 請求項19に記載のクリーニング装置において、
    上記塞ぎ部材は、上記第1の規制部材のハウジング側壁側の端部と上記第2の規制部材のハウジング側壁側の端部との間を塞いでいることを特徴とするクリーニング装置。
  21. 請求項20に記載のクリーニング装置において、
    上記ハウジング内で上記第1のクリーニング部と上記第2のクリーニング部との間を仕切るように、水平方向に延在する仕切り部材を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  22. 請求項19から21までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記塞ぎ部材は絶縁材料からなることを特徴とするクリーニング装置。
  23. 請求項1から22までのいずれか一つに記載のクリーニング装置において、
    上記第1の回収ローラと上記第2の回収ローラとに互いに逆極性のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  24. 請求項23に記載のクリーニング装置において、
    上記バイアス電圧印加部は、上記第1の回収ローラに対して、上記像担持体上の上記残留トナーの主たる帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加することを特徴とするクリーニング装置。
  25. 請求項1から24までのいずれか一つに記載のクリーニング装置を備えた画像形成装置。
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