JPH01295289A - 電子写真装置のクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感光体の表面に付着する１〜ナー、紙粉等の
付着物を該感光体の表面に接触するブラシによって該感
光体から取り除くクリーニング装置に関する。

このクリーニング装置は、電子写真複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の電子写真装置に用いられる。

値迷ｔｌ　’ｄｉ 上記のクリーニング装置において、先端が断面として解
放されているオープンブラシ技をブラシ芯に多数固植す
ることによって形成されたクリーニングブラシを有する
ものか知られている。この装置では、各ブラシ技か導電
性材料から作られていて、それらの先端部が感光体の表
面に接触し、該感光体表面に付着する不要のトナーを静
電的に吸着して、該感光体から除去するようになってい
る。

ところで、この種のクリーニング装置においては、放電
器より発生ずるオゾン０３や窒素酸化物ＮＯｘ、あるい
は現像剤中のキャリアにコーティングされているシリコ
ン等といったフィルミンク物質が感光体の表面に薄膜状
に１寸着くフィルミンク）する。又、感光体表面に形成
されるトナー像を転写するための記録紙から出る紙粉が
感光体表面に付着する。

上述した従来のクリーニング装置では、感光体表面の不
要トナーを比較的良く除去することはできるか、上記の
フィルミンク物質あるいは紙粉等の除去か不十分である
という欠点があった。

ｌが　？しようと−る課題 本発明は、感光体表面に付着する不要ｌ・ナーを該感光
体からきれいに除去すると共に、フィルミング物質ある
いは紙粉等といったその他の付着物をｔ、！！れいに除
去することかできるクリーニング装置を提供することを
課題とする。

課題達成のための手「 上記課題を達成するための手段は次の通りである。

（１−）　　感光体の表面に付着する付着物を該感光体
の表面に接触するクリーニングブラシによって該感光体
から取り除くクリーニング装置であって、上記のクリー
ニングブラシが、先端が断面として解放されているオー
ブンブラシ枝と、環状になっていて先端か解放されてい
ないループブラシ枝とを有することを特徴とするクリー
ニング装置。

（２）　上記感光体に対して少なくとも２個のクリーニ
ングブラシを配設し、該感光体の移動方向に関して上流
側のクリーニングブラシを上記オーブンブラシ枝によっ
て構成し、下流側のクリーニングブラシを上記ループブ
ラシ枝によって構成することを０徴とする上記（１）の
クリーニング装置。

（３）　オーブンブラシ枝及びループブラシ枝の両方か
１本のブラシに設けられることを特徴とする上記（１）
のクリーニング装置。

１−川 感光体表面上の付着物のうち、トナーは主にオーブンブ
ラシ枝から成るクリーニングブラシによってクリーニン
グされ、一方フイルミンク物質、紙粉等は主にループブ
ラシによってクリーニングされる。これにより、感光体
表面上の全ての付着物を確実にクリーニングできる。

及１鰺 第１図は請求項１及び２に係る発明の一実施例を示して
いる。同図において、ドラム状に形成された感光体］−
は反時計方向に回転する。よって、２つの回転するクリ
ーニングブラシ３及び４に対向する感光体１の表面は矢
印Ａのように図の下側から上側へ移動する。感光体１の
移動方向（Ａ方向）に関して上流側のクリーニングブラ
シ３は、第２図に示すように先端が断面として解放され
ている多数のオープンブラシ枝３ａをブラシ芯５に同値
することによって形成されている。一方、下流側のクリ
ーニングブラシ４は、第３図に示すように、環状になっ
ていて先端が断面として解放されていないループブラシ
枝４ａをブラシ芯５に同値することによって形成されて
いる。

感光体１の表面に付着する付着物、例えば不要に残留す
るトナー、記録紙の紙粉、あるいはフィルミンク物質を
クリーニングするにあたっては、まず感光体］の表面の
残留トナー１−０にクリー二ンク前除電チャージャ２に
よって該トナーと同極性の電荷を与える。次にクリーニ
ング前除電チャージャ２と逆極性の電荷を与えである上
流側クリーニングブラシ３でトナーを静電的に吸着して
感光体１から収り除く。上流側クリーニングブラシ３は
、前述のように、オーブンブラシ枝３ａく第２図）によ
って作られているので、ループブラシ枝４ａ（第３図）
の場合に比へて紙粉等の付着が少なく、よって紙粉等が
ブラシ枝に付着してブラシ枝の導電性か低下し、これに
より１〜ナーの吸着性か低下するという心配がない。こ
の結果、上流側クリーニングブラシ３によって感光体１
上のトナーを確実にクリーニングすることかできる。

上流側クリーニングブラシ３に付着したトナーは、該ブ
ラシ３と同極性ではあるが電位差を持たせて荷電されて
いる回収ローラ６へ静電的に移動してゆく。回収ローラ
６の表面に付着したトナーは、弾性スクレーパ７で機械
的に掻き落とされた後、トナー回収部材８によって装置
外へ搬送される。弾性スクレーパ７には、ポリエステル
フィルム等の絶縁シー１〜やゴムブレードか用いられる
。

回収ローラ６の表面にトナーの拭き残しかあるとバイア
ス電圧を印加しである効果が低下するので、常にきれい
にしておく必要かある。このためには、ポリエステルフ
ィルムよりはゴムブレードの方が良好である。

尚、回収ローラ６に接触する２つのクリーニングブラシ
３及び４のうち少なくとも上流側クリーニングブラシ３
のブラシ枝３ａは導電性であるため、回収ローラ６に印
加した電圧か該クリーニングブラシ３を介して電圧降下
することか考えられ、よって何等の措置も講しないと、
この電圧印加のために比較的大容量の電源が必要となっ
てくる。これを回避するためには、クリーニングブラシ
３においてブラシ枝３ａとブラシ芯５とを導通させてお
くと共に、ブラシ芯５と装置本体とを絶縁させておくこ
とか望ましい。

感光体１上に残留する１〜ナーは上述のようにしてクリ
ーニングされるか、感光体１上にはクリーニングできな
かったわずかの１〜ナー、０３．　ＮＯｘ。

シリコン等のフィルミンク物質あるいは紙粉等が残留す
る。これらのフィルミング物質等は、感光体］−の回転
に従って、下流側クリーニングブラシ４に達する。前述
の通り、下流側クリーニングブラシ４は環４Ｊｅのルー
プブラシ枝４ａ（第３図）によって形成されているので
、上流側クリーニングブラシ３を構成するオーブンブラ
シ枝３ａに比へて感光体表面の付着物に対する機械的掻
き取り力か大きい。又、紙粉繊維がひっかかり易い。よ
って、フィルミンク物質、紙粉等をきれいに回収するこ
とかできる。フィルミンク物質等の機械的回収と同時に
、下流側クリーニングブラシ４に達したわずかなトナー
も回収されるが、このトナーの回収をより確実にするた
めに、下流側クリーニングブラシ４のループブラシ枝４
ａをも導電性材料で作っておくと好都合である。

下流側クリーニングブラシ４の下部位置に、棒状のブラ
シ叩き部材５が固定して配置されている。下流側クリー
ニングブラシ４が回転する時、各ブラシ枝４ａの先端が
このブラシ叩き部材５にぶつかるようになっていて、こ
のぶつかりによる機械的衝撃により、ブラシ４に吸着さ
れたフィルミンク物質等が叩き落とされる。又、同時に
、回収ローラ６により静電的に回収される。

下流側ブラシ４をループブラシ枝４ａて構成することは
前述の通りであるが、このブラシ枝のループ方向は、第
４図に示すようにブラシの軸方向に対して平行であるこ
とが望ましい。第５図のようにブラシの断面方向に対し
て平行であると、掻き収り力及び紙粉等の回収性（ひっ
かかりやすさ）が損なわれるからである。

第６図は他の実施例を示している。この実施例か第１図
の実施例と異なるのは、下流側クリーニングブラシ４か
らの紙粉等の除去をブラシ叩き部材５のみによって行な
い、回収ローラを使っていないことである。又、クリー
ニング前除電チャージャも用いていない。

第７図は更に他の実施例を示している。この実施例では
、上流側及び下流側のクリーニングブラシ３及び４の両
方に回収ローラ６．６か付設しである。

第８図は請求項１及び３に係る発明の一実施例を示して
いる。この実施例か第１図の実施例と異なるのは、クリ
ーニングブラシが２つではなくて１つたけ設けちれてい
ることである。但し、この１本のクリーニングブラシ１
４は、第９図及びその断面図である第］−〇図に示すよ
うにオーブンブラシ枝１４ａとループブラシ枝１４　ｂ
とが交互に、且つらせん状に同値されている。この構成
により、感光体１上の残留トナーはオープンブラシ枝１
・４ａによって確実にクリーニングされ、一方紙粉、フ
ィルミンク物質等はループブラシ技１．４．　ｂによっ
て確実にクリーニングされる。

オーブンブラシ枝】−４ａとループブラシ技１．４ｂと
の割合は自由であり、例えはフィルミンク物質が多い場
合はループブラシ枝１４ｂの割合を多くし、残留トナー
量か多い場合はオーブンブラシ枝１４ａの割合を多くす
れば良い。

尚、第８図において、符号９はクリーニングプレートで
あり、クリーニングブラシ１４で完全に掻き取ることの
できなかった１〜ナーを完全にクリーニングするもので
ある。

第１１図は、上記実施例におけるクリーニングブラシ１
４単体の性能を示すグラフである。このグラフかられか
るようにクリーニング前除電チャージャ２の電流〈Ｉ８
：μＡ）及び回収ローラ６の印加電圧を所定値以上にし
ておけは、クリーニングプレート９を用いずとも、ブラ
シ１４羊体て良好なりリーニング性能を得ることかでき
る。

効　　果 請求項１〜３の発明によれば、トナーに眼らずフィルミ
ンク物質、紙粉等の付着物をも感光体から確実に除去す
ることかできる。

特に、請求項２の発明によれば、トナー除去用のクリー
ニングブラシと紙粉等の除去用のクリーニングブラシと
を互いに独立させて機能分担させたので、極めて確実な
りリーニングをすることができる。

請求項３の発明によれは、１つのクリーニングブラシで
上記の両クリーニング（乍用を行なうことかてきるので
、装置の小型化及び低コスト化か達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例の側断面図、第２図及び第３図はクリ
ーニングブラシの拡大断面図、第４図及び第５図はルー
プブラシ枝のループ方向を示す図、第６図〜第８図はそ
れぞれ他の実施例を示す図、第９図及び第１−０図は第
８図の実施例におけるクリーニングブラシを示す図、第
１１図は該クリーニングブラシの拡大断面図である。 １−感光体、３，４・クリーニングブラシ、３ａ・・・
オーブンブラシ枝、 ４ａ・・ループブラシ枝 １４ｂ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体の表面に付着する付着物を該感光体の表面
   に接触するクリーニングブラシに よって該感光体から取り除くクリーニング装置において
   、 上記のクリーニングブラシが、先端が断面 として解放されているオープンブラシ枝と、環状になっ
   ていて先端が解放されていない ループブラシ枝とを有することを特徴とするクリーニン
   グ装置。
2. （２）上記感光体に対して少なくとも２個のクリーニン
   グブラシを配設し、該感光体の移動方向に関して上流側
   のクリーニングブラシを上記オープンブラシ枝によって
   構成し、下流側のクリーニングブラシを上記ループブラ
   シ枝によって構成することを特徴とする請求項１記載の
   クリーニング装置。
3. （３）オープンブラシ枝及びループブラシ枝の両方が１
   本のブラシに設けられることを特徴とする請求項１記載
   のクリーニング装置。