JP5180199B2 - 特定用途向けプローブカード試験システムの設計方法 - Google Patents

特定用途向けプローブカード試験システムの設計方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、プローブカードを備えた試験システムのプログラミングに関する。より具体的には、本発明の実施形態は、ウェーハ上の集積回路(IC)を試験するために使用されるオンボードフィーチャを有するプローブカードに関する。
ウェーハ試験装置は一般的に、ウェーハ上のICのパッドに電気的に接触するためのプローブを備えたプローブカードを含む。ウェーハ上のIC接触パッドの位置、並びに試験のために送信される必要のある信号は、IC設計ごとに異なる。試験システムでは、テストラインの長さとプローブカード上のコンポーネントも、試験結果を最も良く解釈するために考慮されるべきである。試験機器のコストを考慮することも重要であり、設計者は一般的には、試験信号ソフトウェアの変更及び異なるウェーハのレイアウトを収容するためのプローブカードの変更だけを行おうとするが、それは、主要な試験システムコントローラ・コンポーネント及びオペレーティングシステムの交換のほうがはるかに高価だからである。ウェーハ上の異なるIC構成を収容するように試験システムを設計及びプログラムするための従来の工程について以下に検討する。
I.IC設計及びウェーハレイアウトプロセス
ウェーハレイアウトプロセスについて検討(どのICコンポーネントが含まれ、かつどのようにICがウェーハ上に配置されるかを含む)は、試験システムの限界を定義する。IC上のパッドと接触するための試験システムプローブ位置、及び信号をプローブに分配するライン上で供給される信号は、ICウェーハレイアウトに基づいて決定される。ウェーハ上のICのレイアウトについての1つのプロセスが、2003年3月25日発行のMiller等による「Method of Designing, Fabricating, Testing and Interconnecting an IC to External Circuit Nodes(ICの設計、製造、試験及びICの外部回路ノードへの相互接続方法)」という名称の米国特許第6,539,531号で説明されている。
図1は、ウェーハ上のICを設計かつ製造する典型的な従来技術のプロセスを示している。設計エンジニアは最初に、ICの全体的なアーキテクチャを抽象的に記述する設計仕様を開発し(70)、次にICの高レベルハードウェア記述言語(HDL)モデルを開発する(72)。設計エンジニアはまた、HDL回路モデルに基づく回路行動をシミュレートするように回路シミュレータをプログラムする(74)。
その後、設計エンジニアは、通常、高レベルHDL回路モデルを回路のテクノロジー特有挙動モデル(例えばネットリスト)に変換するための計算機支援論理合成ツールを使用する(76)。ネットリストモデルは一般的には、セルライブラリ(80)によって提供されるモデルに基づく回路コンポーネントの行動を記述する。セルライブラリ(80)の各セルは、ICに組み込まれ得る各回路コンポーネントについてのネットリストレベルの行動モデル及び構造モデル(マスクレイアウト)を含む。セルライブラリ(80)は、低レベル回路コンポーネント(例えば個々の抵抗器及びトランジスタ)、並びにより高レベルの標準的回路コンポーネント(例えば論理ゲート、メモリ、中央演算処理装置など)を記述するセルを含み得る。
反復的な合成プロセスの間に、設計エンジニアは、ネットリストモデルに基づく回路動作(circuit operation)を検証するためにシミュレータ及び他のツールを使用し(82)、様々な制約を満たすネットリストモデルを作成するようにHHDLモデルを反復的に調整してもよい。
ネットリスト回路モデルの論理とタイミングを検証して、設計エンジニアは、ICの入出力(I/O)の位置を固定するフロアプラン(floorplan)を設定する(78)ために追加の計算機支援設計ツールを使用する。配置とルーティングのツールは、ICの様々な層の詳細な層を設定するものであり、これらのセルを相互接続する導体(conductor)をルーティングする方法(86)を概説する。回路コンポーネントの行動モデルに加えて、セルライブラリ(84)の各構成セルも、ICレイアウトに組み込むことができる回路コンポーネントの構造モデル(マスクレイアウト)を含む。計算機支援設計(CAD)ツールはIC設計を変更し、各変更が仕様をいかに良好に満たすかを判断するために各変更のシミュレーションと検証を行う(88)。フロアプランの出力は、ICの様々な層を製造する方法をIC製造業者に教示する一組のマスクの形式のICの構造モデルである。
II.試験システムの設計及び製造
ウェーハについてのIC設計が完了すると、パッドのレイアウト及びパッドのピン機能が、製造の間にウェーハ上のコンポーネントを試験するための試験システムを構築かつプログラムするために使用される。コストを最小限に抑えるために、取替え可能なプローブカードが、試験システムコントローラとウェーハとの間のインタフェースとして一般的に構築されるが、これは、試験システムコントローラの構造修正のコストがはるかに高額だからである。
プローブカードは、プローブと、試験システムコントローラにリンクしているコネクタにプローブをリンクするための内部チャネル配線とを含む。スイッチ及びコンデンサなどのコンポーネントが、チャネルパスに含まれてもよい。チャネルの配置及びルーティングは、プローブカードの層を製造するためにマスクの作成の前に実行される。設計が完了すると、プローブ素子を備えたマイクロ電気機械システム(MEM)を作成するためにいくつかの方法を用いてプローブカードを作成かつ製造することができ、プローブは、例えば、リソグラフィバネ接触、ワイヤ結合(wire bonds)、ニードルプローブ(needle probes)、コブラプローブ(cobra probes)を含む。次に、プローブカードのチャネルを通して供給する適切な試験信号を生成し、かつ試験結果を解釈するために受信される信号を分析するために、試験システムコントローラをプログラムすることができる。
参考のために、図2は、半導体ウェーハ上の試験下のデバイス(DUT)を試験するためのプローブカードを使用する典型的な試験システムのブロック図である。試験システムは、通信ケーブル6によって試験ヘッド8に接続された試験システムコントローラ4を含み、これは自動試験機器(ATE)テスタ又は汎用コンピュータであってもよい。試験システムはさらに、試験するウェーハ14を載置するためのステージ12から成るプローバ10を含み、プローブカード18上のプローブ16でウェーハ14と接触するようにステージ12は可動である。プローバ10は、ウェーハ14上に形成されるDUTと接触するプローブ16を支持するプローブカード18を含む。
この試験システムでは、試験信号は、試験システムコントローラ4によって生成され、通信ケーブル6、試験ヘッド8、プローブカード18、プローブ16を通して最終的にはウェーハ14上のDUTに送信される。試験システムコントローラ4から供給される試験データは、各チャネルが複数のプローブ16のうち個々のプローブに伝達されるように、ケーブル6を通して設けられ、かつ試験ヘッド8内で分離される個々の試験チャネルへと分割される。試験ヘッド8からのチャネルは、フレキシブルケーブルコネクタ24によってプローブカード18にリンクされる。次に、プローブカード18は、各チャネルをプローブ16の別個のプローブにリンクする。その後、試験結果は、試験システムコントローラ4に返送するために、ウェーハ上のDUTからプローブカード18を通して試験ヘッド8に供給される。試験が完了すると、ウェーハはDUTを切り離すためにダイスされる。
図3は、典型的なプローブカード18のコンポーネントの断面図である。プローブカード18は、ウェーハと直接接触するバネプローブ16に電気経路と機械的支持の両方を提供するように構成される。プローブカード電気経路は、プリント回路基板(PCB)30と、インターポーザー32と、間隔変換器34とを通して設けられる。試験ヘッド8からの試験データは、PCB30の周囲に一般的に接続されるフレキシブルケーブルコネクタ24を通して供給される。チャネル伝送線40は、間隔変換器34上のパッドの経路ピッチと合致するように、PCB30のコネクタ24から水平方向にPCB30上の接触パッドへと信号を分配する。インターポーザー32は、バネプローブ電気接点44を両側に配置した基板42を含む。インターポーザー32は、間隔変換器34上のランドグリッドアレイ(LGA)を形成するパッドに、PCB30上の個々のパッドを電気的に接続する。間隔変換器34の基板45のトレース46は、LGAから、アレイに構成されたバネプローブ16への接続を分配又は「間隔変換」する。
電気コンポーネントの機械的支持は、バックプレート50、ブラケット(プローブヘッドブラケット)52、フレーム(プローブヘッド補剛材フレーム)54、板バネ56、レベリングピン62によって提供される。裏板50はPCB30の一方の面上に設けられるが、ブラケット52は反対側の面に設けられ、ネジ59で取り付けられる。板バネ56は、ネジ58によってブラケット52に取り付けられる。板バネ56は、ブラケット52の内壁の中でフレーム54を可動保持するように延在する。そしてフレーム54は、その内壁の中で間隔変換器34を支持するための水平延在部60を含む。フレーム54は、横方向の動きが制限されるように、プローブヘッドを囲み、かつブラケット52の精密許容差を維持する。
レベリングピン62は、電気素子の機械的支持を完了し、間隔変換器34の水平化をもたらす。真鍮球66が間隔変換器34と点接触をもたらすように、レベリングピン62は調節される。球66は、電気コンポーネントからの隔離を維持するために、間隔変換器34のLGAの周辺部の外側に接触する。基板の水平化は、アドバンシングネジ又はレベリングピン62の使用によるこれらの球の正確な調節によって達成される。レベリングピン62は、裏板50及びPCB30のサポート65を通してネジ止めされる。球66が間隔変換器34と接触した状態を維持するように、レベリングピンネジ62の動きは板バネ56によって妨害される。図4は、図3のプローブカードのコンポーネントの分解組立図である。図5は、図4で示すPCB30の反対側の面の斜視図であり、その周辺部に沿ったコネクタ24の配置を示す。
プローブカードアセンブリの別の実施形態は、2003年9月23日発行のEldridge等による「Probe Card Assembly(プローブカードアセンブリ)」という名称の米国特許第6,624,648号、2003年9月9日発行のEldridge等による「Probe Card Assembly and Kit and Methods of Making Same(プローブカードアセンブリ及びキット、並びにこれらの製造方法)」という名称の米国特許第6,615,485号、2005年1月4日発行のKhandros, Jr.等による「Probe Card Assembly(プローブカードアセンブリ)」という名称の米国特許第6,838,893号、2005年2月15日発行のSporck等による「共面ドーターカードを備えたプローブカード」という名称の米国特許第6,856,150号に説明されている。
III.ウェーハ試験
試験システムは一般的に、一例では、ICがまだ、ウェーハが個々のチップにダイスされる前にウェーハ上のダイの形状である時に、例えば製造中のウェーハ上のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)などのメモリコンポーネントを試験するために使用される。「修理可能な」DRAMは一般的に、欠陥セルがある行又は列と取り替えることができるメモリセルの1つ以上の「予備の」列又は行を有する。ウェーハ試験は、欠陥セルを含む列又は行と取り替えるために予備の列又は行をどのようにしたら最適に割り当てることができるかを判断するための「冗長分析」を含むことができる。そして、欠陥セルを有する行及び列の代わりにセルの予備列及び/又は列が使用されるように、メモリは、IC内の信号経路ルーティングを適切に改変するためのレーザ又はその他の手段を使用して修理される。
ICに修理可能なメモリがないときは、ウェーハは、個々のダイを切り離すために「ダイスされて」、パッケージされる。パッケージされたICは「バーンイン」プロセスを受けてもよく、この「バーンイン」プロセスにおいて、パッケージされたICは、作業環境で直面し得る種類の熱と電圧ストレス下に置くためにオーブンで加熱される。
ウェーハ上のDUTの密度が増加した典型的試験システムコントローラの制限とは、すべてのDUTがプローブカードの1回のタッチダウンの間に試験できるとは限らないということである。技術が発達すると、より多くのDUTが1つのウェーハ上に製造される。新しい試験システムコントローラのコストを避けるために、試験システムのウェーハへのタッチダウンが複数回実行される。しかし、タッチダウンはウェーハに損害を与える可能性を高くするので、複数回のタッチダウンは好ましくないかもしれず、タッチダウンは試験システムのプローブの磨耗をさらに増し、交換費用が高額になり得る。
本発明のいくつかの実施形態に従って、1つ以上のインテリジェントオンボードフィーチャを有するプローブカードを設計及びプログラムするための方法が提供される。プローブカードのオンボードフィーチャは、(a)プローブカード上に含まれるマイクロコントローラ、プロセッサ、又はFPGAなどの制御コンポーネント、(b)プローブカードのPCB上の輪郭領域を形成する試験システムコントローラ接続と試験システムコントローラ接続との間に設けられるスタックされた又は垂直指向のドーターカード(スタックされたドーターカードは、試験回路コンポーネントを収容する)、(c)オンボードマイクロコントローラ又はFPGA並びに関連するマルチプレクサ及びD/A変換器を用いて提供される試験機能、(d)プローブカード上に設けられるマイクロコントローラ又はFPGAと試験システムコントローラとの間の通信バスの使用のうち、少なくとも1つ以上を含み得る。
本発明のいくつかの実施形態では、試験システムは、ダイスされる前にウェーハ上のICのバーンイン試験を実行するように構成することができる。バーンイン試験コンポーネントは、プローブカード上に、又は主プローブカードに取り付けられた1つ以上のスタックドーターカード上に直接設けることができる。
さらに他の実施形態では、必要な試験システムコンポーネントを制限するためにバーンイン試験だけを実行することができ、場合によっては複雑なATEタイプの試験システムコントローラを不要にする。ATEタイプのテスタを不要とするために、外部電源及び試験回路とのインタフェースとなるパソコンと共に、試験回路をプローブカード上に設けることができる。
いくつかの実施形態では、単純化されたプローブカードをフレーム又はカセットに追加することができ、フレーム内のすべてのプローブカードは、1つのパソコン又はホストコントローラを用いて制御される。
本発明の実施形態のさらなる詳細は、添付図を使用して説明される。
図1は、ウェーハ上のICを設計及び製造するための典型的な従来技術の工程を例示する。 図2は、半導体ウェーハ上の試験下のデバイス(DUT)を試験するためにプローブカードを用いた典型的な試験システムのブロック図である。 図3は、典型的なプローブカードのコンポーネントの断面図である。 図4は、図3のプローブカードのコンポーネントの分解組立図である。 図5は、図4で示すPCBの反対側の面の斜視図である。 図6は、本発明のいくつかの実施形態に従って試験を実行するようにプログラムできるオンボードコンポーネントを含むように図3に示されるプローブカード構成を修正したプローブカードの断面図である。 図7は、本発明のいくつかの実施形態に従った図6のプローブカードのコンポーネントの回路図である。 図8は、本発明のいくつかの実施形態に従った図6のプローブカードのコンポーネントの別の回路図である。 図8Aは、本発明のいくつかの実施形態に従ってDUTに分配するために、ドーターカード上で並列から直列への変換を行い、かつ主PCB上でシリアルからパラレルに戻す変換を行うプローブカードを例示している他の回路図である。 図9は、必要とされる試験回路コンポーネントを減らすために、試験を実質的にバーンイン試験とする、本発明のいくつかの実施形態に従う試験システム設定を示す。 図10は、不揮発性メモリのバーンイン試験を実行するために図9のプローブカード上に含むことができる回路の実施形態を示す。 図11は、不揮発性メモリエレメントの試験のために図10に関して説明されるコンポーネントの機能を提供するとともに、試験コントローラ及び電源へのインタフェースとなるFPGAを備えた本発明の実施形態を示す。 図12は、いくつかのプローブカードが1つのプローバを形成するようにフレームにまとめて接続可能である、本発明の他の実施形態を示す。
I.オンボードインテリジェント回路を有するプローブカード
図6は、本発明のいくつかの実施形態に従って試験を実行するようにプログラムすることができるオンボードコンポーネントを含むように図3に示されるプローブカードの構成を修正したプローブカードの断面図である。このプローブカードは、2枚のドーターカード100を含む。便宜上、図3と同様に図6でも使用されているコンポーネントには、同様に付している。ドーターカード100は、図6ではスタックコネクタ104〜104によって接続されている様子が示されている。2枚のドーターカード100が示されているが、1枚のカード、2枚より多いカード、又はドーターカード100なしのPCBだけを、オンボードインテリジェント回路を支持するために使用することができる。
図示されるように、ドーターカード100は、試験システムコントローラインタフェースコネクタ24と試験システムコントローラインタフェースコネクタ24との間の利用可能な空間に設けることができる。コネクタ24を使用して取り付けられた試験システムコントローラ(図示されていない)は、その中にドーターカードをスタックすることができるコネクタ24よりも上の高さを制限することができる。示される構成では、裏板50に開口部を設けることができ、ドーターカード100をベースPCB30に接続することができる輪郭領域を形成する。ドーターカードのために利用できるプローブカードの領域は、本発明のいくつかの実施形態に従って、試験システムコントローラ接続及びプローバの制約によって一般に決定される。試験システムコントローラインタフェースコネクタ24と試験システムコントローラインタフェースコネクタ24との間の限られた水平空間では、本発明の実施形態に従ったアーキテクチャのために追加の回路を収容するボード領域は、プローブカード18の輪郭領域内に追加のドーターカード100をスタックすることによって得ることができる。図6に示されないいくつかの他の実施形態では、ドーターカードの設置は、インタフェースコネクタ24とインタフェースコネクタ24で画成される周辺部内に制限されない。いくつかの実施形態では、1枚以上のドーターカードをインタフェースコネクタ24で画成される周辺部の外側に配置することができる。
スタックコネクタ104〜104は、ベースPCB30及び/又はドーターカード100の各々の表面上に設けることができる1つ以上の離散コンポーネント114の空間を提供する。離散コンポーネント114は、異なるタイプのコンポーネント(例えば電力供給ラインのための1つ以上のバイパスコンデンサ)を含むことができる。いくつかの実施形態では、これらのタイプの離散コンポーネント112は、さらに又は上記に代わって、間隔変換器34上に設けることができる。いくつかの実施形態では、離散コンポーネント112は、減結合コンデンサであり得る。離散コンポーネント112を収容するために、いくつかのバネ接点44をインターポーザー32から除去することができ、間隔変換器34においてラインの再ルーティングが行われる。試験結果に影響を及ぼす電力線上の容量を増やすために、プローブ16に電力を供給するラインの近くに減結合コンデンサなどの1つ以上の離散コンポーネント112を置くことができる。容量が減結合を改善する場所の近傍に配置されることによって、コンデンサのために使われる容量をより少なくすることができる。
いくつかの実施形態のドーターカード100は、1つ以上のマイクロコントローラであり得る離散コンポーネント114を含むことができる。ドーターカード100上に示されるが、ドーターカード100、ベースPCB30、及び間隔変換器34のうちの1つ以上の上に類似のマイクロコントローラを設けることができる。マイクロコントローラは、マイクロプロセッサ、シーケンサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又は試験又は制御信号を生成し、かつこれらを電気回路に供給するためのコントローラとしてプログラム/構成することができる他のコントローラ又はデバイスを含む、様々なプログラマブルコントローラのいずれであってもよい。一実施形態では、マイクロコントローラは、米国アリゾナ州チャンドラーのマイクロチップ・テクノロジー社から入手可能なA/D機能を有するマイクロチップPIC18FXX20である。
ドーターカード100又はベースPCB30上の離散コンポーネント114、又は間隔変換器34上の離散コンポーネント112は、マイクロコントローラによって、又はプローブカード、もしくは他のタイプの離散コンポーネント112、114、又はプローブカードの外部のコンポーネントのいずれかの上の別のプロセッサによって使用するために1つ以上のメモリを含むことができる。このメモリは、一時的ストレージを提供するランダムアクセスメモリ(RAM)、又はより恒久的ストレージを提供する装置(例えばフラッシュメモリ)であり得る。メモリは、FPGA用の構成メモリ、又はマイクロコントローラのオンボードに設けられるメモリデバイスでもあり得る。マイクロコントローラ又は他のプロセッサが試験を実行することを可能にするために、試験ベクトル又は試験プログラムを含むようにメモリをプログラムすることができる。同様に、メモリは、試験信号を生成し、かつ受信した試験信号に基づいて試験結果を解釈するため、並びに試験システム構成を提供するためのコードを含むことができる。
マイクロコントローラ(例えば図7のマイクロコントローラ110)及びメモリ、又は離散コンポーネント114として含まれる発熱し得る他のコンポーネントを収容するために、ドーターカード100又はベースPCB30上の離散コンポーネント114と共に、温度制御システムを含むことができる。温度制御システムは、温度センサ、並びにヒートシンク、ファン、電気クーラー、ヒーター、又はコンポーネントの温度を望ましい範囲内に維持するために必要なその他のデバイスを含むことができる。
離散コンポーネント112及び114は、1つ以上の電圧レギュレータ、DC/DC変換器、リレー、マルチプレクサ、スイッチ、D/A変換器、A/D変換器、シフトレジスタなどをさらに含むことができる。本発明のいくつかの実施形態に従った離散コンポーネント114の例は、図7及び図8の回路図に示されている。
図7を参照して、間隔変換器34のいくつかの実施形態は、それぞれのDUT124〜124に入力を提供するように各プローブと直列に置かれた薄膜抵抗器120〜120を含むように示される。間隔変換器34の抵抗器120〜120は、故障又はショートしたDUTを正常なDUT入力から分離する際に手助けするために、各DUT124〜120の入力と直列に置かれる。図6に示される間隔変換器34は、多層セラミック基板であってもよく、又は多層有機基板から形成されてもよく、薄膜材料は、プローブへの経路内の1つ以上の層上に設けられる抵抗器120〜120を形成する。典型的なDUT分離抵抗器は、2003年8月5日発行のMiller等による「ウェーハ相互接続構造のための閉グリッドバスアーキテクチャ」という名称の米国特許第6,603,323号に説明されている。
他の実施形態では、直列抵抗器の代わりとして、故障したDUTを分離するためにバッファを各DUT入力と直列に置くことができ、これは、2003年10月23日発行のMiller等による「制御された等しい時間遅延を有する分離バッファ」という名称の米国特許出願第10/693,133号に説明されている。次に、バッファを有する各ラインで提供される遅延が均一であることを保証するために、ベースPCB30又はドーターカード100上に回路が含まれ、この回路は、上で参照された米国特許出願第10/693,133号で説明されている。
プログラミングを必要とする個別デバイスのさらなる詳細は、以下のセクションで説明する。
A.DUT電力分離(Power Isolation)及び電力制御
システムは、使用できるDUT電源の数について制限することができる。しかし、1つの電源が複数のDUTを駆動するために使用される場合は、故障又はショートしたDUTは、同じ試験システムコントローラ電源に接続している他の正常なデバイスに影響を及ぼすかもしれない。各チャネルブランチが追加されると電力の減少が起こるので、複数のDUTを駆動する電源によって供給される電力を制御することは有用であり得る。
図7に示されるように、本発明のいくつかの実施形態は、故障したDUTを分離するために、各DUT電力ピンと直列の電圧レギュレータ130〜130、電流制限器又はスイッチを使用する。図7は4個の電圧レギュレータを示しているが、4個より多く又は少なくてもよい。さらに、試験システムコントローラ4から供給されると示されているが、電力は、別個の電源からDC/DC変換器134を通して電圧レギュレータ130〜130に供給することができる。電圧レギュレータ130〜130は、試験システムコントローラ電力供給ライン132から電力の供給を受け、複数のDUT124〜124に電力を供給するために電力供給ライン132から電力を供給することができる。電圧レギュレータ130〜130は、ショート又は類似の故障が生じたDUTに起因する過電流を検出し、次に、故障したDUTへの電力を遮断又は制限することによって、正常なDUTから故障したDUTを分離するように機能する。図7では電圧レギュレータとして示されているが、電圧レギュレータ130〜130の代わりに、故障したDUTの分離を可能にする同様のフィードバックを有するスイッチ又は電流制限器を用いることもできる。
電圧レギュレータ130〜130によってもたらされる電源分離に加えて、本発明のいくつかの実施形態は、1つの電源が複数のDUTを駆動することをより良好に可能にするために、DUT電源チャネルからの電力を増やすためのプログラマブルコンポーネントを設ける。示される実施形態では、電力を増やすために、試験システムコントローラ4とDUT電圧レギュレータ130〜130の間のドーターカード100上に、追加のDUT電力を供給するためにDC/DC変換器134を設けることができる。試験システムコントローラ4は、固定最大電流を有するプログラマブル電圧出力を一般的に供給する電源を有する。多くのDUTは、試験システムコントローラ4によって供給されるよりも低い電圧で作動する。よって、試験システムコントローラ4は、より高い電圧にプログラムすることができ、DC/DC変換器134は、試験システムコントローラの電源がより多くのDUTを駆動することを可能にしているより低い電圧のより高い電流へと制御する(regulate down)ことができる。スタンドアロンPCが試験システムコントローラ4の代わりに使用される場合は、より低い電流で動作し、負電流を流す配線を減らすことができる。
正確な電圧が確実に試験システムに供給されるようにするために、本発明のいくつかの実施形態は、電圧レギュレータ130〜130、並びに他のプローブカードコンポーネントの較正及び監視を行う。図7では、マイクロコントローラ110は、DUT故障のためにいつ電流が遮断されるかを決定するために、例えば電圧レギュレータ130〜130の出力を監視するように接続されている様子が示されている。電流信号を受信することに加えて、マイクロコントローラ110又はプローブカードの他のプロセッサ又は離散コンポーネントは、電圧レギュレータ130〜130を較正するように構成することができる。次に、レギュレータ130〜130を通して電圧出力を制御するためにマイクロコントローラ110又は他のコンポーネントから制御信号を供給することができる。
B.プローブカードセルフ試験
DUT試験の並列性は、プローブカードの試験信号のファンアウトによって提供することができ、試験機能性の一部は、プローブカードに移動することができる。プローブカード上のフィーチャは、追加の試験システムコントローラ機能性を必要とせずに、プローブカード試験機能の整合性を確保するために設けることができる。従来のプローブカードでは、試験システムコントローラは一般に、各チャネルの整合性を監視することができる。1つの試験システムコントローラチャネルがブランチ経由で複数のDUTに分散され、DUTを分離するためにコンポーネントがチャネルブランチに追加された場合、1つの分散されていないチャネルのために設計された試験システムコントローラによって行われるプローブカード整合性チェックは、もはや試験システムの有効なチェックではないかもしれない。
よって、図7で示されるように、本発明のいくつかの実施形態は、分散されたチャネル上のコンポーネント並びにプローブカードコンポーネント(例えば、マイクロコントローラ110、直並列レジスタ(コントローラ)146、マルチプレクサ140及び142、D/A変換器144、A/D変換器147、及びプローブカードに追加される試験機能の整合性を保証するためのプローブカードの他の回路コンポーネント)のセルフ試験を実行する。マイクロコントローラ110で実行される操作モード、又は他のドーターカード又はベースPCB30上の処理装置は、個々のドーターカードPCBアセンブリ及びベースPCBアセンブリの試験を可能にするセルフ試験を提供することができる。
マイクロコントローラ110のメモリの制御ソフトウェアは、セルフ試験を提供することができる。次に、マイクロコントローラ110から試験システムコントローラ4、又は他のユーザインタフェース(図示されていない)(例えばプローブカード18の外部のパソコンなど)に試験結果を報告することができる。マイクロコントローラ110は、標準的なプローブカード試験計測ツールを使用するプローブカード試験を可能にするように、プローブカードの再構成を可能にするプログラマブルモードを含むこともできる。使用し得る標準的計測ツールの一例は、アプライド・プレジション社が製造するprobeWoRxシステムである。このようなツールは、プローブカードに置かれる試験フィーチャ(test features)と協調して機能するように、ハードウェア又はソフトウェアの修正を要求することがある。このようなプログラマブルモードと共にプローブカードを使用することによって、プローブカードがウェーハ試験環境で試験システムにインストールされている間、セルフ試験を実行することができる。
セルフ試験モードとは別に、マイクロコントローラ110又はプローブカード18の他のプロセッサは、プローブカード18の「状態(health)」すなわち性能をリアルタイム又は略リアルタイムで監視かつ報告するモードを含むことができる。一例として、マイクロコントローラ110は、図7では電圧レギュレータ130〜130の出力を受信する様子が示されており、この場合、DUTの「状態」は、DUTが故障したか否かに関連している。当然のことながら、DUTの「状態」が他のパラメータ情報に関連する場合もある。レギュレータ130〜130の較正を行うためのプローブカード上の回路、並びにプローブカードの他のコンポーネントは、「状態」の監視の精度をさらに保証することができる。DUTの「状態」を監視するために、又はベースPCB30及びドーターカード100のコンポーネントが正しく機能することを保証し、かつ結果を試験システムコントローラ4又は他のユーザインタフェースに報告するために、マイクロコントローラ110又はプローブカード上の他の回路を同様に接続することができる。
セルフ試験及びリアルタイム又はほぼリアルタイムの「状態」監視に加えて、マイクロコントローラ110又はプローブカード18の他のプロセッサは、イベントログを提供することができる。ログを取るイベントは、例えば、試験履歴、ウェーハ統計、正常/異常統計、DUTサイト/ピン故障、又はプローブカードを用いて試験する際に望ましいその他のデータを含むことができる。マイクロコントローラ110に含まれるか、又はプローブカード18に別個に含まれるメモリは、イベントログデータを格納するために使用することができる。
C.シリアルバスインタフェース
ドーターカードの使用で必要な経路及びコネクタ資源の量を減らすために、並列接続とは対照的に、本発明の実施形態に従ってシリアルバス145を設けることができる。図7のマイクロコントローラ110は、追加領域のオーバヘッドなしでシリアルバス145を制御するために、いくつかの実施形態で直列バスインタフェースを提供する。プローブカード18のシリアルバス145は、パラレルインターフェースよりも少ないインタフェース配線でのプローブカードのビルトインセルフ試験(BIST)フィーチャの分配を可能にする。
シリアルバス145は、ドーターカード100とベースPCB30との間に設けられる。図7では1枚のドーターカード100が示されているが、追加のドーターカードとドーターカードとの間、又は追加のドーターカードとベースPCB30との間に設けられるシリアルバスと共により多くのドーターカードを使用することができる。シリアルバス145は、パラレルバスより少ないコネクタ及び配線資源で、ベースPCB30とドーターカードとの間の通信を可能にする。シリアル−パラレル変換器(例えばシリアル−パラレル・シフトレジスタ146)は、完全に並列なインタフェースよりも少ない経路及びコネクタ資源で直列バス信号を個々のDUTに配信するために、ベースPCB30上に設けられる。
単純なシリアル−パラレル・シフトレジスタ146として示されているが、シリアル−パラレル・シフトデバイス146は、例えばパラレル・シリアル変換の基本的機能を有するプロセッサ、DSP、FPGA、PLD又はマイクロコントローラなどのプログラマブルコントローラであってもよい。プロセッサとして、ユニット146は、セルフ試験機能を実行し、プログラミング又はデータをドーターカード上の他のプロセッサに提供する機能を果たし、かつシリアルバス145を通してプロセッサのデイジーチェーン接続を提供する機能を果たすように構成することもできる。
プロセッサとして、シリアル−パラレル・コントローラユニット146はさらに、圧縮データ形式を利用し、かつデータ及び試験ベクトルを圧縮及び解凍する機能を果たすことができる。例えば、シリアル−パラレル・コントローラユニット146は、シリアルバスに取り付けられていないコンポーネントから2進化10進数(BCD)データを受信し、以降の配信のためにBCDデータをシリアルデータに変換するように構成することができる。類似のデータの圧縮と解凍は、プローブカード18のドーターカード100又はベースPCB30のうちの1つに含まれる他のプログラマブルコントローラ又はプロセッサによってもたらすことができる。
同様に、プロセッサとして構成されるシリアル−パラレル・コントローラユニット146は、プローブカードがDUTのスキャン試験フィーチャをサポートするのを可能にすることができる。スキャンポートは一般的には、チップのビルトインセルフ試験(BIST)を提供するように製造の際に使用され、その後でスキャンポートは、製造後にはパッケージリードに接続されない。シリアル−パラレル・コントローラユニットへの、又はシリアルバスに取り付けられた他のスキャン試験回路へのDUTの接続では、試験システムコントローラ4と共に又はこれとは別にシリアル−パラレル・コントローラユニット146によってDUTのスキャン試験フィーチャを可能とすることができる。
試験システムコントローラ4へのシリアルインターフェース133が、さらに図7に示されている。シリアルインターフェース133は1本のラインとして示されているが、複数のワイヤを含み、パラレルインターフェースよりも少ない配線及びコネクタ資源で試験システムコントローラ4からのシリアル通信を提供する。シリアルインターフェース133では、試験システムコントローラ4は、直並列変換器146又はマイクロコントローラ110に制御信号をルーティングすることができる。シリアルインターフェース133は、いくつかの実施形態において試験システムコントローラ4の合同検査作業グループ(JTAG)シリアルポートから提供することができ、試験システムコントローラ4のスキャンレジスタは、試験システムコントローラ4からシリアル制御信号を供給するために使用される。
試験システムコントローラ4はマイクロコントローラ110とのシリアルインターフェース133接続を有することが示されているが、他のタイプの通信インタフェース(パラレルインターフェース135(これも図示されている)など)を設けることができる。追加のインタフェースは、シリアルインターフェース133と組み合わせて又は単独で使用することができる。他のタイプのインタフェースは、試験システムコントローラ4が利用可能にできるRF、無線、ネットワーク、IR、又は様々な接続を含むことができる。マイクロコントローラ110だけに接続するように示されているが、パラレルインターフェース135は、プローブカード18上の他のデバイスに直接又はバス経由で接続することができる。
シリアルバス145は、アナログ信号をDUTに、かつDUTから配信するために使用することもできる。本発明の実施形態は、シリアル信号をアナログ形式に変換し、この信号を複数のDUTに配信するために、シリアルデジタル-アナログ(D/A)変換器(DAC)144を含むことができる。D/A変換器144は、シリアル−パラレル・シフトレジスタ146からシリアルバス145を通して試験信号入力を受信するが、この信号は、シリアルバス145に接続している他のコンポーネントから供給されることも可能である。D/A変換器144は、パラレルインターフェースよりも少ない配線及びPCB領域でアナログ電圧をDUTに供給するためのシリアルインターフェースバス145に接続している1パッケージにつき複数のD/A変換器(一般的には1パッケージにつき8個、16個又は32個)を含むことができる。シリアルバス経由で信号を供給するために、DUTからアナログ信号を受信し、これをデジタル形式に変換するように、アナログ-デジタル(A/D)変換器(ADC)147をさらに含むことができる。電圧レギュレータ130〜130がセルフ試験と試験整合性保証の両方のために適正に機能していることをマイクロコントローラが確実なものとすることができるように、電圧レギュレータ130〜130の出力からのフィードバックをマイクロコントローラ110に供給するために、アナログマルチプレクサ(MUX)142をさらに設けることができる。
D.プログラマブルルーティングのためのFPGA
図8は、本発明のいくつかの実施形態に従った図6のプローブカード上で使用することができるコンポーネントの別の回路図である。図8の回路は、ベースPCB30上の直並列シフトレジスタ146、シリアルDAC144、及びシリアルADC147の代わりにFPGA150を使用することによって図7を修正する。いくつかの実施形態では、FPGA150は、これら3つのすべてよりも少ないコンポーネント(例えば任意の2つ)に取って代わる。
FPGA150は、オンボードマイクロコントローラを含むことができるか、又はマイクロコントローラ110の機能、並びに追加の機能のうちの1つ以上を提供するようにプログラム/構成されることができる。よって、図7のマイクロコントローラ110は、FPGA150がその機能を担うので、図8では取り除かれている。同様に、図8のFPGA150は、図7のアナログマルチプレクサ142の機能、並びに追加の機能のうちの1つ以上を実行するようにプログラムすることができる。よって、電圧レギュレータ130〜130の出力は、図8ではFPGA150に供給されるように示され、図7のアナログマルチプレクサ142は図8では取り除かれている。他のコンポーネントは図7と同様に図8でも使用され、同様に付されている。
FPGA150は、Verilogなどのプログラムによってプログラム又は構成することができる。FPGA150のプログラミング又は構成は、プローブカード18上にFPGA150をインストールする前に提供することができる。FPGA150のプログラミング又は構成はさらに、プローブカード18に接続している試験システムコントローラ4又は他のユーザインタフェースを使用したインストールの後で実行することができる。FPGA150は、DUTのために必要な特定の試験を容易にするために1つ以上のDUTからの応答に基づいて、再構成することができ、又はオンザフライで部分的再構成することができる。再構成によって、試験システムコントローラからのチャネルがDUTの応答に応じて異なるプローブに再接続されることを可能にする。
FPGA150は、ドーターカード100とベースPCB30との間の経路及びコネクタの数を減らすためにベースPCB150上に置くことができる。あるいは、FPGA150は、ドーターカード100又は別個のPCBに含むことができる。FPGA150は、試験システムコントローラ4のシリアルインターフェース133との効率的な通信を提供するためにシリアルバス145にシリアルインターフェースを提供し、並びに試験システムコントローラ4のパラレルインターフェース135と通信するためにパラレルインターフェースを提供することが示される。
図8Aは図8の回路の修正を示し、いかにして別々のFPGA150Aと150Bが、本発明のいくつかの実施形態に従ってドーターカード100に移動されたいくつかの機能を提供するかを示している。信号の効率的な送信のために、ドーターカード100上のFPGA150Aは、パラレルバス135経由でパラレルに信号を受信し、ベースPCB150上のFPGA150Bへの送信のためにパラレル信号をシリアルに変換する様子が示されている。次にFPGA150Bは、個々のDUT124〜124に送信するために信号をシリアルからパラレルに変換する。同様に、DUT124〜124からの信号は、FPGA150Aへの送信のためにFPGA150Bでパラレルからシリアルに変換され、その一方で、FPGA150Aは、パラレルインターフェース135経由で試験システムコントローラ4に返送するためにシリアルデータをパラレルデータに変換する。FPGA150Aと150Bが示されるが、離散したパラレル−シリアル変換器及びパラレル−シリアル変換器を使用できることが理解される。同様に、シリアル信号とパラレル信号の変換が示されるが、設計要件に応じた変換なしに送信が行われ得ることが理解される。
II.プローブカード設計及びプログラミング
マイクロコントローラ110又はFPGA150のプログラミングは、DUTの設計データベース又は試験ベンチに基づくことができる。いくつかの実施形態では、DUTを開発するために使用されるCAD設計システムの出力が、プローブカード18上に置かれたFPGA150又はマイクロコントローラ110のプログラムメモリにロードされた試験プログラムを合成するために使用することができる。CAD設計データベースは、プローブカードを設計するために使用される設計又はCADツールによって直接使用することができるか又は後処理することができる。制御デバイスをCAD設計プロセスの一部としてライブラリに含むことは、IC及びプローブカード、並びに試験コンポーネントの製造及びプログラミングから期待される試験結果をより良好に予測することを可能にする。
A.プローブカード及びIC設計
本発明のいくつかの実施形態は、試験すべきICの設計と、制御オンボードコンポーネントを有するプローブカード18をマージする方法を提供する。インタラクティブな組み合わせの設計プロセスの設計、製造、試験のさらなる詳細は、上で参照した米国特許第6,539,531号に説明されている。
本発明のいくつかの実施形態に従って、従来のセルライブラリは、その従来のICコンポーネントセルに加えて、プローブカードコンポーネントセルとしてプローブカード上に含むことができる計算コンポーネントを含むように拡張される。このようなプローブカードコンポーネントセルは、例えば、FPGAなどのプログラマブルコントローラを含むことができる。FPGAは、試験すべきICと接触するために様々なチャネルから異なるプローブまで試験信号をルーティングするためにメモリに格納されるコードを使用して再構成可能であり得る。いくつかの実施形態では、1つのチャネルから、試験されている完全に異なる複数のDUTに信号をルーティングするために、FPGA又は他のプログラマブルコントローラはコードによって再プログラムすることができる。FPGA又は他のプログラマブルコントローラのこれらの特徴は、セルライブラリのコンポーネントセルに含むことができる。
セルライブラリで利用できるICコンポーネントセルとプローブカードコンポーネントセルの両方で、試験すべきICの内部を設計、シミュレートかつ検証するCADツールは、並行して試験システムを開発、シミュレートかつ検証することもできる。これによって、CADツールが、試験すべきICとプローブカードを統一した設計として取り扱うことを可能にし、それらに、試験すべきICの内部だけでなく、試験すべきICの外部のシステムコンポーネントを選択及び配置する柔軟性を与える。
上述したように、図1は、従来のICの設計、製造、試験及び相互接続のプロセスの流れを示している。このようなプロセスは、以下で説明するように、プローブカード18のインテリジェントフィーチャを含むように、本発明のいくつかの実施形態に従って修正することができる。
図1を参照すると、設計エンジニアは最初に、設計仕様を作成し(70)、この設計仕様は、ICの行動を抽象的に記述し、かつICの内部回路の関連する性能基準及び制約、並びにICのI/O、電力、接地相互接続システムの各々の性能基準及び制約を指定する。(70)の手順は、プローブカード18上のインテリジェントコンポーネント(例えばFPGA、マイクロコントローラ110及びシリアル−パラレルレジスタ146など)の設計仕様のうちの1つ以上を含むように、本発明のいくつかの実施形態に従って修正することができる。
次に設計エンジニアは、試験すべきIC、プローブカード上のIC及び関連する試験コンポーネントの高レベルHDL行動モデル(72)を開発するためにCADツールを使用し、HDL行動モデル(72)を生成するための回路論理の行動をシミュレートするために回路シミュレータ(74)を使用する。設計エンジニアは、回路論理が指定した通りに行動することをシミュレーションが検証するまで、HDLモデルを反復的に調節かつシミュレートしてもよい。その後、設計エンジニアは、CAD合成ツール(76)を使用して、高レベルHDL行動モデル(72)を回路の低レベルのテクノロジー特有挙動モデル(例えばネットリスト)に変換する。ネットリストは、セルライブラリ(80)に含まれる、プローブカードコンポーネントセル及び試験すべきICのコンポーネントセル(IC to be tested component cellsの挙動モデルを使用して回路コンポーネントを記述する。各ネットリストコンポーネントも、プローブカードコンポーネントセルと他の試験すべきICコンポーネントセルとの間でレイアウトかつ相互接続するために必要なマスク(例えばフォトリソグラフィマスク)の物理的モデルを提供する。合成(76)の間に、CADツールは、論理を反復的に設計かつシミュレートするだけではなく、試験すべきICコンポーネントとプローブカード18上のコンポーネントとの間の相互接続システム全体を反復的に設計する。
合成(76)の間に、シミュレーション及び検証ツール(82)は、ネットリストモデルが記述する回路及び相互接続システムが論理及びタイミングの仕様を満たすことを検証するために使用される。合成(76)は、性能を最適化するために、試験すべきIC回路コンポーネント、及びコンポーネントセルライブラリ(80)から使用されるプローブカードコンポーネント、並びにその相互接続システムを反復的にシミュレートかつ改変してもよい。ネットリストの論理及びタイミングを検証した後、ネットリストは、詳細なフロアプラン作成(78)を実行するCADツールへの入力として供給される。フロアプラン作成プロセス(78)の間に、配置及びルーティングのツール(86)は、その結合パッドを含む、試験すべきIC内のコンポーネントセル(84)の位置を固定する。本発明のいくつかの実施形態に従って、プローブカードの各相互接続システムの外部も、このフロアプラン作成プロセス(78)の間に詳細に設計される。シミュレーション及び検証(88)は、試験すべきIC及びプローブカードが適正にレイアウトされることをさらに確実なものとする。
本発明のいくつかの実施形態でプローブカードアセンブリ上の制御ICの1つとして使用されるFPGA150では、ルーティング及び内部構成論理は、FPGA150のI/OピンにつながるPCB及び任意のドーターカードのトレースと共に、CADレイアウトの一部としてモデル化される。DUTのための異なるプローブ又は接触ピッチでは、FPGAとPCB層のトレースの両方が、設計者によって修正され得る。これに代わる実施形態において、異なる試験環境でも同じままであるDUT構成では、試験コード又はFPGA構成は、CADデータに基づいてのみ修正され、回路の残りが前回の設計サイクルから大部分再利用されることも可能である。このように、1つのプローブカードは、複数の試験構成のために使用することができる。
フロアプラン作成プロセス(78)の出力は、ウェーハ及びプローブカードアセンブリ上でICを定義している一組のマスクの記述である。これらのマスクによって、IC製造業者がウェーハ及びプローブカードの両方を製造する(89)ことが可能になる。
B.プログラマブルルーティング
プローブカードの信号、電力及び接地トレースは、間隔変換器34又はベースPCB30のいずれかを使用して、なんらかのタイプの間隔変換でルーティングされると上述した。これらのトレースが製造されると、変更を行う柔軟性はほとんどない。柔軟性は、トレースの制御可能再ルーティングを提供するために、例えばリレー、スイッチ、又はFPGAなどのICによってプローブカードに組み込むことができる。試験信号をルーティングするためにプログラマブル又は制御可能なICを使用することは、大きな柔軟性を提供し、プローブカード上のICを単に再プログラムすることによって多くの設計に同じプローブカードを使用することを可能にする。いくつかの実施形態では、試験エンジニアが試験プログラムをデバッグしていたので、リアルタイムでプローブカードを再プログラムすることを可能にしながら、プローブカードのICは、プローブカードに取り付けられた自動試験機器から制御され又はプログラムされる。
いくつかの実施形態では、FPGA150は、図8で示されるように、プログラマブル試験チャネルルーティングを提供するように構成され、特定のプローブへの異なる試験チャネル経路の選択を可能にする。FPGA150は、直並列シフト機能を提供するとともにルーティングを制御するように機能することができるか、又は、直並列シフトを提供することなしにトレースルーティングを制御するように機能することができる。プローブカード上の他のプログラマブルIC(例えばPLD又は単純プログラマブルスイッチは、同様に、プログラマブルトレースルーティングを提供するために使用することができる。FPGAのルーティング経路を設定するプログラミングは、上述したCAD設計ソフトウェアからFPGAの構成メモリにダウンロードすることができる。
図6に関して上述したように、コネクタ24は、試験システムコントローラ4からベースPCB30のコネクタ24に信号を配信する。次にチャネル伝送線40は、DUTへの接続のために、PCB30内でコネクタ24から水平方向に信号を配信する。図8に示されるような本発明のいくつかの実施形態では、PCBのチャネル伝送線40は、試験システムコントローラ4のルーティング資源が異なるDUTにプログラム可能に接続可能であるようにするために、ベースPCB30上のFPGA150を通してルーティングされる。試験されるDUTはウェーハ上に提供することができるか、又はDUTはウェーハから切り取られた個々のダイの上で試験することができる。試験可能なDUTは、メモリ装置並びに他のコンポーネントを含むことができ、メモリ装置の非限定的な例は、DRAM、SRAM、SDRAM、MPU、及びフラッシュを含む。FPGA150は、単にプログラマブルスイッチマトリックスとして機能する。試験システムコントローラ4からの資源は、異なるDUTへの試験システムコントローラ資源のプログラマブル接続を可能にするために、ドーターカード又は間隔変換器34上のFPGA150に直列的に又は直接的のいずれかで提供することができる。試験システムコントローラ4を介するか、又はパソコンなどのユーザインタフェースからの別個の接続(図示されていない)を介するかのいずれかによるFPGA150への接続によって、FPGA150が必要に応じてトレースルーティングを再構成するように再プログラムされることが可能になる。
CADシステムは、DUT回路と共に、FPGAルーティング及び回路を設計することによって強化することができる。FPGAルーティングは、DUT回路上で試験するために必要なコンポーネントを減らし、かつこれらをFPGAに移動することができる。さらに、柔軟なFPGAルーティングでは、DUT回路は、試験システムのFPGAに移行した複雑さを有するDUTに対して、潜在的により経済的に構成されうる。
試験するウェーハ上の回路のレイアウトと共にプローブカード基板を設計するための類似のシステムは、Eldridge等による「Concurrent Design And Subsequent Partitioning Of Product And Test Die(製品及び試験ダイの並行設計及びその後の分割)」という名称の米国特許第6,429,029号、「Test Assembly Including A Test Die For Testing A Semiconductor Product Die(半導体製品ダイを試験するための試験ダイを含む試験アセンブリ)」という名称の米国特許第6,551,844号で説明されている。これらの特許は両方とも、製品ダイ(試験するウェーハ上の)と試験ダイ(プローブカード間隔変換器のための基板のレイアウト)の並列設計のためのCADシステムを最初に統一設計(unified design)として説明している。そして、この設計の方法論は、統一設計を試験ダイと製品ダイに分割する。その後、別個の半導体ウェーハ上で製品ダイと試験ダイを製造することができる。後で製品回路と試験回路を別々のダイに分割することによって、製品ダイ上で埋め込み試験回路を排除するか又は最小にすることができる。これは、製品ダイ内の製品回路の高度な試験範囲を維持しながら、製品ダイのサイズを小さくし、かつ製品ダイの製造コストを下げる傾向がある。その後、1つ以上のウェーハ上で複数の製品ダイを試験するために試験ダイを使用することができる。
本発明の実施形態によると、これらの特許で説明されている同様の手順は、後で別個に製造される製品ダイと試験ダイを並行して設計するために実行することができる。本発明に従って、試験ダイのルーティング及び試験ダイで必要な任意の回路を提供するようにFPGAがプログラムされうるので、本発明は、試験ダイの製造を単純化するものである。よって、制限された製造差(limited fabrication differences)は、設計差(design differences)の大部分を満たす(implementing)オンボードFPGAに使用される実際の試験ダイ基板において、必要とされるだろう。
C.プログラマブル試験信号生成及び試験結果の解釈
本発明のいくつかの実施形態によれば、プログラマブルルーティングに加えて、プローブカード18のオンボードのマイクロコントローラ110又はFPGA150は、試験信号を生成し、かつ/又は試験信号リターンを受信して、試験結果の解釈を提供するようにプログラムすることができる。プログラミングは、プローブカード18上のメモリ装置に格納されるコードの形式でプローブカード18に提供することができる。メモリは、プローブカード18上のマイクロコントローラ110の一部として、又はマイクロコントローラ110からアクセス可能な別のメモリチップとしてのいずれかのオンボードメモリでもあり得る。試験ベクトル信号を生成し、かつ試験データを解釈するためのコードは、試験システムの操作をシミュレートするCAD合成ツールによって生成することができる。CAD設計ツールによって生成されるコードは、プローブカード110上のメモリに簡単にロードすることができる。
III.バーンインテスタ
図9は、必要とされる試験回路コンポーネントを減らすために試験が実質的にバーンイン試験とされる、本発明のいくつかの実施形態に従って試験システムの設定を示している。図示されている通り、パソコン270及び電源272は、上述のATEテスタ4とは対照的に、外部信号をプローブカード18に供給する。さらに、プローブカード18は、図6に示されるものと同様のプローブカード18のオンボードの回路素子114を支持するためのドーターカード100を含む様子が示されている。スタックされたドーターカード100が示されているが、いくつかの実施形態では、プローブカード18の主PCB30上に回路素子100を設けることができる点に留意されたい。
図9のコンポーネントにおいて、本発明の異なる実施形態を使用して提供できるフィーチャは、(1)プローブカード18上に含まれる制御試験回路、(2)フラッシュ又は不揮発性メモリを試験する際の1つのウェーハ14あたりの制限試験チャネルパッド(limited test channel pads)、及び(3)バーンインのみの試験が望ましい場合に受信信号の処理が必要とされず、パソコン270と電源272が、電力と制御信号を供給するために、より複雑なATEテスタよりも少ない回路で使用されることを可能にすることを含む。図9のコンポーネントはウェーハ14上のDUTのバーンインを可能にするが、ウェーハは、DUTを担持する別個のダイに少なくとも部分的にダイスすることができ、又は完全にダイスされて、複数のダイは、サポートとしてのプローバ10とここで説明される図9の試験コンポーネントとを用いた試験のための固定具(fixture)内に(パッケージ又はデバイスに設置する前に)まとめて保持されることが企図される。バーンイン試験に加えて、より複雑な試験を、追加の配線と試験コンポーネントを有する図9の構成で実行することができることも企図されている。
図10は、不揮発性メモリのバーンイン試験を実行するために図9のプローブカード上に含むことができる回路の実施形態を示す。図示されている通り、この回路は、マイクロコントローラ202、メモリ204、アドレスカウンタ206、開始ループカウントレジスタ(start loop count register)208、ループカウンタ210、クロック212、及びバッファ214を含む。システムは、マイクロコントローラ202によって制御され、このマイクロコントローラ202は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、又はシーケンサを含む様々なプログラマブル制御デバイスの1つであってよい。メモリ204は、DUTの不揮発性メモリデバイスに異なる価値をプログラムし、その後、バーンイン試験に提供する不揮発性メモリデバイスを消去するために、バッファ214を通して送信するためのプログラミング状態を格納する。メモリ204の出力は、ウェーハ上の個々のDUTのパッドに接続するように、バッファ214からプローブカードのチャネルを通して弾性接触部に提供される。
プログラミング状態のシーケンスを提供するために、マイクロコントローラ202は、制御信号を供給することによって、クロック212をセットし、次にアドレスカウンタ206から流れるアドレスのシーケンスを開始するためにループアドレスレジスタ208及びループカウンタ210を開始する。クロック212及びループカウンタ210は、ANDゲート211を通してアドレスカウンタ206に信号を供給することによって、メモリ204のメモリアドレスを通して順次にカウントする。メモリ204の各位置がアドレスされると、マイクロコントローラ202は、不揮発性メモリアレイ204の個々のメモリセルにアドレスされる適切なプログラミング及び消去信号を供給する。メモリ204は、マイクロコントローラ202によって書き込まれるプログラム及び消去操作を制御するために格納されるベクトル又は試験プログラムを有することができる。メモリ204のコンテンツを改変するための試験ベクトルを提供するために、マイクロコントローラ202に(例えば図9に示されるパソコン270から)外部接続を同様に提供することができる。いくつかの実施形態では、マイクロコントローラ202は、外部ユーザインタフェース(例えば図9に示されるパソコン270)上のディスプレイへのインタフェースを通して試験ステータス情報を供給する。
図10に示される実施形態の場合は、各DUTに信号を供給するために出力バッファ214が設けられることによって、ウェーハ上のすべてのDUTは、待ち状態なしで並列に設定することができる。いくつかの実施形態では、いくつかのプログラミング操作を一時的に停止させるようにDUTからのレディ/使用状態を監視するために、少なくとも1本のピンが設けられる。伝送信号を供給するだけのバーンイン試験では、DUTがタイムアウトの後でビジー状態である場合は、試験は継続する。さらに、読み取り状態なしで、プログラム検証サイクル時間が必要とされない。さらに、各出力バッファ214からの1つのDUTにつき提供されている8つの制御出力だけが示されているが、この数は変動してもよく、最小限の数の制御ピンがシリアル入力を有する不揮発性メモリ装置(特にフラッシュメモリ)で一般的に使用されることを示す。ウェーハ上のすべてのDUTのための1本だけの接地接続線と共に、フラッシュメモリのための1つのDUTにつき1つ又は2つの電源入力だけが一般的には必要とされる。図10の回路のオペレーションは、初期化ステップ及び次にメモリ204にアドレスを供給するループだけで、さらに単純化される。
図10のコンポーネントは不揮発性メモリのメモリセルをプログラムかつ消去するための信号を送信するように構成されている様子が示されているが、いくつかの実施形態では、追加の試験を実行するために不揮発性メモリの状態を受信又は読み取るためのコンポーネントを含むことができる。信号を読み取るために、有効な追加の読取りバッファを使用することができるが、一方、出力バッファ214は、チャネルによって外部テスタ又はパソコンに接続される追加の読取りバッファの出力で無効となる。試験信号は同様に、追加の読取バッファからマイクロコントローラに向けることができ、マイクロコントローラは、信号を処理し、試験結果を外部のユーザーディスプレイ(例えば図9に示されるパソコンディスプレイ)に提供する。
他の実施形態では、プローブカード上に設けられるフィールドプログラマブルマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能論理デバイス(PLD)に図10のコンポーネントの1つ以上をプログラムすることができる。マイクロコントローラ202並びにメモリ204は、FPGAのオンボードエレメントとして含むことができる。また、図10に示されないコンポーネントを使用するシステム(例えばメモリ装置からの読取を提供するシステム)では、追加のコンポーネントをFPGA又は他のPLDにプログラムできるものと理解される。
本発明のいくつかの実施形態に従うバーンインのみの試験システムは、特にフラッシュメモリのために構成され、かつ不揮発性フラッシュメモリのためにプログラミング及び消去オペレーションを可能にするために試験チャネルに高い電圧と電流を供給する。不揮発性メモリセルを形成するためにより大きなトランジスタサイズが使用される不揮発性又はフラッシュメモリでは、アレイのDUTパッドとDUTパッドとの間により大きい空間が設けられる。不揮発性メモリが一般的にはシリアルインターフェース接続を使用するので、DUTパッドとDUTパッドとの間により大きな空間がさらに存在する。バーンイン試験のためのより大きな空間と制限回路によって、本発明の実施形態に従う試験システムが1回のタッチダウンでウェーハ上のすべてのDUTを試験することを可能にする。フラッシュメモリバーンイン試験のために使用される複数のプローブカードは、1つのパソコンを使用して同様に制御することができる。
図9及び図10に示されるFPGAとのインタフェースを有する外部パソコンと共に、プローブカード上で使用されるFPGAでは、その概要を上述したように、効率的なオペレーションのために試験機能はこれらのコンポーネントの間で分けられる。FPGA又はローカルカードコントローラによって実行される試験機能は、試験シーケンス制御、試験ベクトル生成、試験結果の報告、及びプローブカード上のコンポーネントの機能性の診断セルフ試験を含む。受信能力が提供される場合は、FPGA又はローカルカードコントローラは、電力を切断するか、又は無効/動作不可能信号送信することによって非機能DUTを無効にするように機能することができる。パソコンによって実行される試験機能は、プローブカード上のFPGA又はコントローラへの特定のDUT構成を試験するために必要な診断、試験シーケンス、及びパターン情報をダウンロードすることと、FPGA又はコントローラから試験情報を収集及び報告することと、プローブカードコンポーネント、プローバ、及び電源とのインタフェースを設けることとを含む。いくつかの実施形態では、タッチダウン検出器は、プローブカードの各バネプローブ上に設けられ、プローバの動きを制御するためにパソコンによって監視される。
図11は、試験コントローラ270及び電源272とのインタフェースになるとともに、不揮発性メモリエレメントを試験するために図10に関して説明されるコンポーネントの機能を提供するFPGA150を有する本発明の実施形態を示す。図11の回路はさらに、制限された電源コンポーネントがプローブカードの外部で使用されることを可能にする電源272からDUT124に電力を供給するためのプローブカード上の電源回路コンポーネントを示している。プローブカード上に直接含まれる電源制御コンポーネント及びFPGA150では、図9に示されるように、ATEテスタにおいてなどのように複雑な電源の使用ではなく、単純な電源272から電力を供給することができ、制御は単純な試験コントローラ270から提供することができる。
図11に示される追加の電力制御回路は、単純な電源から電力を受け取り、かつDUT124に電力を供給するように機能する一方で、故障又はショートしたDUTが共通電源ユニット272に接続された他の正常なデバイスに影響を及ぼすのを防ぐために、その故障又はショートしたDUTを分離する。図11で故障した電源を分離するために、電圧レギュレータ130が各DUT電力ピンと直列に設けられる。電圧レギュレータ130は、電源272から電力の供給を受け、かつ複数のDUT124に信号を配信する。電圧レギュレータ130は、ショート又は類似の故障があるDUTに起因する過電流を検出し、次に、故障したDUTへの電流を遮断又は制限することによって、故障したDUTを同じ電圧源で作動している正常なDUTから分離するように機能する。図11では電圧レギュレータ130として示されるが、電圧レギュレータ130は、故障したDUTの分離を可能にする類似のフィードバックを有するスイッチ又は電流制限器に取り替えることができる。
図11における故障したDUTからの電力供給ラインの分離に加えて、1つの電源272からの電力の減少を避けるために、電源制御をさらに提供することができる。示される実施形態では、電力を増やすために、追加のDUT電力を供給するためにドーターカード100上にDC/DC変換器134を設けることができる。電源272は、固定最大電流のプログラマブル電圧出力を有することができる。多くのDUTは、電源272によって供給されるより低い電圧で作動し得る。その場合、試験システムコントローラをより高い電圧にプログラムすることができ、DC/DC変換器134は、より低い電圧のより高い電流へと制御して電源272がより多くのDUTを駆動することを可能にすることができる。そして、例示されるように、FPGA150に、かつFPGAから制御信号を供給して、レギュレータ130を通して電圧出力を制御することができる。
DC/DC変換器134及び電圧レギュレータ130、並びにプローブカード上で使用される他の熱生成素子などの電源制御コンポーネント、又はバーンイン試験のために熱が供給されるときに過熱することがあるコンポーネントを収容するために、ドーターカード100上の又はベースPCB30上の熱を減らし、ここに温度制御システムを提供するために、プローブカード上に含まれる離散コンポーネントを設けることができる。温度制御システムは、温度センサ、並びにヒートシンク、ファン、電気クーラー、ヒーター、又はコンポーネント温度を望ましい範囲内に維持するために必要な他のデバイスを含むことができる。
図11に示されるFPGA150は、DUTのパッドにプログラム及び消去信号を供給することができる。FPGA150のプログラミング又は構成は、プローブカード上にFPGA150をインストールする前に提供することができる。FPGA150のプログラミング又は構成は、プローブカードに接続された試験システムコントローラ270を使用したインストールの後でさらに実行することができる。FPGA150は、DUTのために必要な特定の試験を容易にするために1つ以上のDUTからの応答に基づいて再構成することができる。FPGAは、特定のDUT設計を試験するためのソフトウェアによってカスタマイズすることができる。いくつかの実施形態では、FPGAは、試験エンジニアが試験プログラムをデバッグしていたのでリアルタイムにプローブカードを再プログラムすることを可能にしながら、プローブカードに取り付けられた自動試験機器から制御され又はプログラムされる。他の実施形態では、FPGAは、試験プロセスの間に受信されるデータに応答して「オンザフライで」再プログラムすることができる。上述したように、FPGA150は、CADソフトウェアを使用して同様にプログラムすることができる。
FPGA150は、ドーターカード100とベースPCB30との間の経路及びコネクタの数を減らすためにドーターカード100上ではなくベースPCB30上に置くことができるが、FPGA150を複数のドーターカード100のうちの1枚に含み得るということも考えられる。FPGAが異なるDUT構成で機能し、かつ試験結果を外部パソコンに提供するようにFPGA150を構成するために、FPGA150が試験システムコントローラ270との効率的な通信を可能にするためのインタフェースを提供することが示されている。
図11に示されるコンポーネントは、必要であるかもしれないプローブカードPCBのいずれにも配置することができる。電源は、プローブカード上のプログラマブルコントローラ又は他のICと同じPCB上に配置してもよい。また、設計要件に応じて、FPGA150は、必要とされる他の別個の電力供給コンポーネントなしで、電源として機能するように構成されてもよい。
本発明の実施形態はメモリ装置(例えばフラッシュ、DRAM、又はSRAM)を試験するために説明されているが、非メモリデバイス(例えばマイクロプロセッサユニット(MPU)又はプログラム可能論理デバイス(PLD)のバーンイン試験のために実施形態を同様に提供することができると企図されている。バーンイン試験を可能にするために、図9の構成で示されるように、一連のオペレーション又は指示をウェーハ上のDUT(例えばプローブカード及びユーザインタフェースを使用しているMPU又はPLD)に書き込むことができる。さらに、1つのウェーハにつき制限された数のDUTにおいて、より複雑なATEテスタ装置ではなく一般ユーザインタフェース又はパソコンを使用してメモリセル状態を読み取るために、追加の信号を供給することができる。読取りは、読取りと書込みの両方に必要とされるよりも少ない配線とコンポーネントで、バーンイン以上に容易に適合されるだろう。これは、一連の高速インタフェースがDUTに実装されることを必要とするかもしれない。
図12は、いくつかのプローブカード18が1つのプローバを形成するためにフレーム360内にまとめて接続可能である、本発明の他の実施形態を示している。図12は、プローブカードが、図5の円形とは対照的に、矩形又は多様な形状のうちのいずれでもあり得ることを示している。固定具360は、プローブカード18がカセットのように挿入されることを可能にする。試験するウェーハが比較的小さい場合は、1つのプローブカード18だけが必要であるが、より大きなウェーハが試験される場合は、より大きなウェーハ又は接触領域のすべてのDUTを1回のタッチダウンでなおも試験できるプローバを形成するために、追加のプローブカードをフレーム360に挿入することができる。図12にさらに図示されるように、フレーム360内のすべてのプローブカード18は1台のパソコン270に接続することができるが、大量の処理が必要な場合は、複数のコンピュータ270又はより複雑なATEテスタが企図される。図9と同様に図12では、コンポーネント114を支持するドーターカード100が取り付けられたプローブカード18が示されているが、設計要件に応じてドーターカードを排除してよい。本発明のいくつかの実施形態に従って製造されるプローブカードアセンブリは、ウェーハからダイスされ、個々のダイ又はキャリアに配置されたダイとして再び組み立てられたDUTを試験するためにさらに使用することができるが、これは例えば、2002年6月19日発行のMiller等による「公知の良好なダイを生産するための試験方法」という名称の米国特許出願第10/177/367号で説明されている。
図2又は上述の図に示される本発明のいくつかの実施形態に従う試験システムは、バーンイン試験のためにさらに使用することができ、このバーンイン試験とは、メモリセルのプログラミング及び消去のいくつかのサイクルが、極端な又は最悪な場合の動作条件をシミュレートするために変えられた動作温度で試験システムを用いて実行することができる、揮発性メモリ装置のバーンイン試験を含む。バーンイン試験の後、ウェーハを個々のチップにダイスされる前の故障したメモリセルを含むメモリセルの列を切断するために、追加の試験を実行することができる。別の代替案として、バーンインの後の追加の試験を合格しなかったDUTを、ウェーハをダイスした後に破棄し、故障したDUTダイのためのパッケージコストを避けることができる。
本発明の実施形態を詳細に上述してきたが、これは単に、どのように実施形態を成し、使用するかを当業者に教示するためのものである。例えば、本明細書では個々の特徴として説明してきたが、説明した本発明の複数の実施形態を個別に使用することもでき、又は試験要件によって指示されるとおりに組み合わることもできる。多くの追加の修正は本発明の範囲内であり、当該範囲は以下の請求項によって定義される。

Claims (7)

  1. 集積回路(IC)の試験を実行するための試験システムをプログラムする方法であって、
    プローブカード上のメモリにコードを供給することであって、前記プローブカードは複数のプローブを含み、試験システムコントローラのチャネルから前記プローブを介して前記ICへの試験信号の供給を制御するために、前記コードは前記プローブカード上のプログラマブルコントローラによって可読であり、試験システムコントローラのチャネルと前記複数のプローブとの相互接続関係は前記コードによって構成可能であり、前記プログラマブルコントローラは書替え可能ゲートアレイ(FPGA)を含み、前記試験システムコントローラの前記チャネルの個々のチャネルから前記プローブカード上の前記複数のプローブの異なるプローブに信号を選択的にルーティングするように前記FPGAを構成するように前記コードが可読であり、前記FPGAが、前記チャネルの個々のチャネルから前記ICによって形成された異なる被試験デバイス(DUT)に信号を選択的にルーティングすることと、
    前記試験されるICのためのICコンポーネントとプローブカードに含まれうるコンポーネントとを含む構造コンポーネントセルのセルライブラリを提供することであって、前記セルライブラリは前記構造コンポーネントセルの構造モデル及び挙動モデルを含み、前記構造モデルは、対応する前記構造コンポーネントセルのレイアウトを記述するものであることと、
    前記構造コンポーネントセルの少なくとも1つと前記構造コンポーネントセルの少なくとも別の1つとの間に信号パスを各々形成するための相互接続コンポーネントセルを前記セルライブラリに提供することであって、前記相互接続コンポーネントセルの各々が、その対応する相互接続システムコンポーネントの構造及び挙動モデルを含むものであることと
    を含む方法。
  2. プローブカードであって、
    複数のプローブを支持する基板と、
    試験システムコントローラのチャネルと前記複数のプローブとの相互接続関係を構成し、前記試験システムコントローラのチャネルから前記プローブを通して試験中のデバイス(DUT)への試験信号の供給を制御するプログラマブルコントローラと、
    前記プログラマブルコントローラを構成するためのコードを格納するメモリ装置と
    を含む、プローブカードと、
    前記DUTの設計によって決められたとおりに前記試験チャネルの個々のチャネルから異なるDUTに信号を選択的にルーティングするために、前記メモリ装置をプログラムするための設計を決定する計算機支援設計(CAD)システムと
    を含み、
    前記プログラマブルコントローラは書替え可能ゲートアレイ(FPGA)を含み、前記試験システムコントローラの前記チャネルの個々のチャネルから前記プローブカード上の前記複数のプローブの異なるプローブに信号を選択的にルーティングするように前記FPGAは構成され、前記FPGAが、前記チャネルの個々のチャネルから異なる前記DUTに信号を選択的にルーティングし、
    前記DUTのためのICコンポーネントと前記プローブカードに含まれうるコンポーネントとを含む構造コンポーネントセルのセルライブラリが提供され、前記セルライブラリは前記構造コンポーネントセルの構造モデル及び挙動モデルを含み、前記構造モデルは、対応する前記構造コンポーネントセルのレイアウトを記述し、
    前記構造コンポーネントセルの少なくとも1つと前記構造コンポーネントセルの少なくとも別の1つとの間に信号パスを各々形成するための相互接続コンポーネントセルが前記セルライブラリに提供され、前記相互接続コンポーネントセルの各々が、その対応する相互接続システムコンポーネントの構造及び挙動モデルを含む、プローブカードシステム。
  3. 選択された前記相互接続コンポーネントセル及び前記構造コンポーネントセルのうちの少なくとも1つに含まれる挙動モデルに基づいて、前記DUT及び前記プローブカードの挙動モデルが作成され、
    前記プローブカードと前記DUTとの間に通信が生じるときに、前記DUT及び前記プローブカードの挙動をシミュレートするために、前記作成された挙動モデルが使用される、請求項2に記載のプローブカードシステム。
  4. 選択された前記プローブカード及び前記相互接続コンポーネントセル上の前記プログラマブルコントローラに基づいて、プローブカード構造モデルは生成され、
    前記プローブカード構造モデルに従って前記プローブカードは製造される、請求項2に記載のプローブカードシステム。
  5. 前記プローブカードと前記DUTとの間の信号を選択的に方向付けるように、前記プローブカード上のFPGAの構成が決定され、
    決定された前記FPGAの構成に基づいて前記プローブカード上の前記FPGAがプログラムされる、請求項2に記載のプローブカードシステム。
  6. 前記挙動モデルに基づいて前記プローブカードから前記DUTに供給する試験信号を生成するように、前記プローブカード上のプログラマブルコントローラがプログラムされる、請求項2に記載のプローブカードシステム。
  7. 前記DUTから受信される信号に基づいて試験結果を判断するように、前記プローブカード上のプログラマブルコントローラは、前記挙動モデルに基づいてプログラムされる、請求項2に記載のプローブカードシステム。
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