JP5178182B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、SRAM等の半導体記憶装置に関する。
最近、SRAMにおいて、動作電圧の低電圧化や高速化技術の開発が進んでおり、セルディスターブ特性の改善を図るための様々な従来技術が提案されている。その一つとして、ビット線あたりのメモリセル数を少なくし、ビット線容量を削減した階層ビット線構造を持つSRAMがある(非特許文献1)。このSRAMにおけるデータ読み出しは以下の通りである。予めプリチャージ回路によりビット線対を“H”レベルにプリチャージし、このビット線対の一方に選択メモリセルの“L”レベルのセルノードが接続されることで、片側のビット線が“H”レベルから“L”レベルに引き下げられる。この動きは、カラムゲートを通してセンスノードにも伝えられ、センスノードに接続された検知回路により増幅され外部に出力される。以上により、データの読み出しが実現されている。
ところが、上記動作において、ビット線の電圧がカラムゲートのゲート電圧よりも閾値分だけ低下した時点でカラムゲートがオン状態となり、ビット線がセンスノード側と接続されるため、センスノード側の容量の影響を受ける。この影響により、ビット線の電圧降下速度が減衰することとなる。この場合、選択メモリセルのビット線電圧が十分に低下せず、メモリセルのディスターブ特性を悪化させる原因となる。
John Wuu et.al., 2005 IEEE International Solid-State Circuits Conference, pp488-489,618
本発明は、メモリセルのアクセス時におけるディスターブ特性の悪化を防止した半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様において半導体記憶装置は、ワード線と、前記ワード線に交差するビット線と、前記ワード線及び前記ビット線の交差部に接続されたメモリセルと、前記ビット線につながるセンスノードに接続された検知回路とを備え、前記検知回路は、ゲートに前記センスノードが接続された第1の第1導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記センスノードが接続され、ゲートに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第1の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに制御信号線が接続された第2の第2導電型トランジスタと、ソースに第2電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのソースが接続され、ゲートに前記制御信号線が接続された第2の第1導電型トランジスタとを有し、前記制御信号線に与えられた制御信号で活性化される。
本発明の第2の態様において半導体記憶装置は、ワード線と、前記ワード線に交差する第1及び第2のビット線からなるビット線対と、前記ワード線及び前記ビット線対の交差部に接続されたメモリセルと、前記ビット線対と第1及び第2のセンスノードの間に接続されたカラムゲートと、前記第1及び第2のセンスノードの間に接続された検知回路とを備え、前記検知回路は、ゲートに前記第1のセンスノードが接続された第1の第1導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1のセンスノードが接続され、ゲートに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第1の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに制御信号線が接続された第2の第2導電型トランジスタと、ソースに第2電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのソースが接続され、ゲートに前記制御信号線が接続された第2の第1導電型トランジスタと、ソースに前記第2の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記第2のセンスノードが接続された第3の第1導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第2のセンスノードが接続され、ゲートに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第3の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記制御信号線が接続された第4の第2導電型トランジスタとを有し、前記制御信号線に与えられた制御信号で活性化される。
本発明によれば、メモリセルのアクセス時におけるディスターブ特性の悪化を防止した半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の回路図である。
本実施形態に係る半導体記憶装置は、ローカルワード線LWLと、このローカルワード線LWLに交差する第1のローカルビット線LBL及び第2のローカルビット線LBLBからなるビット線対を有し、その交差部にメモリセルMCが接続されている。このビット線対は、2個のNMOSトランジスタQ1及びQ2からなるカラムゲート1を介して第1及び第2のセンスノードNA及びNBに接続される。さらに、センスノードNA及びNB間には、プリチャージ回路2、検知回路15、及び書き込み回路3が接続されおり、また、センスノードNBには、出力回路4が接続されている。
メモリセルMCは、例えば、図2に示すような6トランジスタ型メモリセルである。すなわち、6トランジスタ型メモリセルは、ソースが電源端VDD及び接地端VSSにそれぞれ接続され相補対接続されたPMOSトランジスタQ51及びNMOSトランジスタQ52を備えた第2のインバータIV2と、ソースが電源端VDD及び接地端VSSにそれぞれ接続され相補対接続されたPMOSトランジスタQ53及びNMOSトランジスタQ54を備えた第2のインバータIV3とを有する。これらインバータIV2,IV3の入力と出力は相互に接続されている。ローカルビット線LBLと第2のインバータIV2の出力端との間には、第1のトランスファトランジスタQ55が接続され、ローカルビット線LBLBと第3のインバータIV3の出力端との間には、第2のトランスファトランジスタQ56が接続されている。第1及び第2のトランスファトランジスタQ55,Q56のゲートは、ローカルワード線LWLに接続されている。なお、この6トランジスタ型メモリセルを用いた書き込み動作は、ローカルビット線LBL,LBLBの双方で行われるが、読み出し動作については、一方のローカルビット線LBLのみからなされるシングルエンド読み出しでも良い。
プリチャージ回路2は、電源端VDD−センスノードNA間、電源端VDD−センスノードNB間及びセンスノードNA、NB間にそれぞれ接続されゲートにプリチャージ信号preが入力される3つの第1導電型トランジスタであるPMOSトランジスタQ3、Q4、及びQ5で構成されており、メモリセルMCへのアクセスの際、予め、センスノードNA及びNBを“H”レベルにプリチャージするものである。プリチャージ回路2は、負論理のプリチャージ信号preにより制御され、“L”レベルのときに活性化される。
検知回路15は、センスノードNA及びNBに対応する第1及び第2の検知回路15a及び15bで構成される。第1の検知回路15aは、第1の第1導電型トランジスタであるPMOSトランジスタQ21と、第1及び第2の第2導電型トランジスタであるNMOSトランジスタQ22及びQ23とからなり、PMOSトランジスタQ21のゲートとNMOSトランジスタQ22のドレインはセンスノードNAに接続され、PMOSトランジスタQ21のドレインとNMOSトランジスタQ22のゲートはNMOSトランジスタQ23のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタQ21のソースには、PMOSトランジスタQ24を介して電源端VDDが接続され、NMOSトランジスタQ22及びQ23のソースには接地端VSSが接続されている。同様に、第2の検知回路15bは、第3の第1導電型トランジスタであるPMOSトランジスタQ25と、第3及び第4の第2導電型トランジスタであるNMOSトランジスタQ26及びQ27とからなり、PMOSトランジスタQ25のゲートとNMOSトランジスタQ26のドレインはセンスノードNBに接続され、PMOSトランジスタQ25のドレインとNMOSトランジスタQ26のゲートはNMOSトランジスタQ27のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタQ25のソースには、第1の検知回路15aと共有するPMOSトランジスタQ24を介して電源端VDDが接続され、NMOSトランジスタQ26及びQ27のソースには接地端VSSが接続されている。この構成による検知回路15は、PMOSトランジスタQ24、NMOSトランジスタQ23及びQ27の各ゲートに入力される負論理の検知回路制御信号SApreにより活性化される。
書き込み回路3は、4個の第2導電型トランジスタであるNMOSトランジスタQ6、Q7、Q8及びQ9により構成されている。書き込み回路3は、プリチャージ信号が“L”レベル、かつ、負論理のライトイネーブル信号WEが“L”レベルのときに活性化される。この回路は、予め“H”レベルにプリチャージされているセンスノードNA及びNBのうち、第1及び第2の書き込み制御信号WE0及びWE0Bにより選択されたいずれかのセンスノードをNMOSトランジスタQ8及びQ9を介し接地端VSSに接続し、“L”レベルに引き落とすものである。
出力回路4は、入力端にセンスノードNBが入力されるインバータIV1と、このインバータIV1の出力がゲートに入力されるNMOSトランジスタQ10とで構成されており、グローバルビット線GBLにセンスノードNBのレベルを伝える回路である。センスノードNBが“L”レベルの場合、インバータIV1の出力は“H”レベルになり、NMOSトランジスタQ10はオン状態になる。この場合、予め“H”レベルにプリチャージされていたグローバルビット線GBLが接地端VSSと接続されるため、センスノードNBと同じ“L”レベルに引き下げられることとなる。
上記構成の半導体記憶装置におけるデータの読み出し動作を説明する。
この説明において、メモリセルMCは、センスノードNA側のセルノードに“H”レベル、センスノードNB側のセル0ノードに“L”レベルを保持しているものとする。
図3は、本実施形態に係る半導体記憶装置のデータ読み出し時の信号レベルを示した図である。
ローカルワード線LWL選択前(LWL=“L”レベル)、プリチャージ信号preは“L”レベルにあるため、プリチャージ回路2は活性化されており、センスノードNA及びNBは“H”レベルにプリチャージされている。
また、検知回路制御信号SApreは、“H”レベルにあるため検知回路15は非活性状態にあり、内部のノードNa及びNbは“L”レベルになっている。
ここで、ローカルワード線LWLを選択し(LWL=“H”レベル)、カラムゲート制御信号CSL及びプリチャージ信号preを“H”レベル、検知回路制御信号SApreを“L”レベルにすると、まずメモリセルMCのドライブ用のNMOSトランジスタQ54がオン状態になり、ローカルビット線LBLBは“L”レベルに引き下げられていく。続いて、ローカルビット線LBLBのレベルがカラムゲート1のNMOSトランジスタQ2の閾値よりも低下すると、NMOSトランジスタQ2がオン状態になり、センサノードNBは“L”レベルに引き下げられる。これにより、PMOSトランジスタQ25はオン状態になる。このとき、PMOSトランジスタQ24はオン状態にあるため、セルノードNbは“H”レベルとなりNMOSトランジスタQ26はオン状態に変化する。よって、ローカルビット線LBLBの電位は、セルノードNB及びNMOSトランジスタQ26を介して急峻に“L”レベルに引き下げられることとなる。
以上より、インバータIV1の入力端は“L”レベル、出力端は“H”レベルとなり、NMOSトランジスタQ10がオン状態となるため、グローバルビット線GBLには“L”レベルのデータが読み出される。
次に、メモリセルMCへのデータの書き込み動作を説明する。
ここでは、メモリセルMCのセンスノードNA側にあるノードに対して“H”レベル、センスノードNB側にあるノードに対して“L”レベルを書き込むものとして説明する。
データの書き込み動作前の状態は、前記データ読み出し時におけるローカルワード線LWL選択前の状態と同様である。
ここで、プリチャージ信号preを“H”レベル、ライトイネーブル信号WEを“H”レベル、“L”レベルを書き込むセンサノードNBに接続されたNMOSトランジスタQ7を制御する書き込み制御信号WE0Bを“H”レベル、他方の書き込み制御信号WE0を“L”レベルにする。この場合、書き込み回路3が活性化され、センスノードNBは接地端VSSと接続され、“L”レベルに引下げられるため、カラムゲート1のNMOSトランジスタQ2がオンしてメモリセルMCにデータが書き込まれる。このとき検知回路15は非活性状態としておく。
図4は、検知回路15を持たない比較例に係る半導体記憶装置におけるデータ読み出し時の信号レベルを示す図である。さらに、図5は、図3及び図4の点線部分を詳細に示したグラフである。
ローカルワード線LWL選択(ta)直後、ローカルビット線LBL及びLBLBとNMOSトランジスタQ1及びQ2のゲートのの電位差は小さいため、NMOSトランジスタQ1及びQ2はカットオフ状態にあり、カラムゲート容量の影響を受けることなく、ローカルビット線LBLBのレベルは急峻に下がる。しかし、NMOSトランジスタQ2のカットオフ状態が解除されると(tc)、カラムゲートを介したセンスノード側の容量の影響が出るためローカルビット線LBLBの電圧降下速度は減衰する。比較例の場合、この影響により、ディスターブ期間が長期化する。一方、本実施形態における場合、検知回路15の動作により、センサノードNBのレベルが急速に低下することで、ローカルビット線LBLBのレベルも低下するというフィードバック動作を行っている。
メモリセルMCのノードについても、ローカルワード線LWL選択(ta)直後、“H”レベルにプリチャージされたローカルビット線LBLBにより瞬間的にプルアップされレベルが上昇するが、この状態において、比較例における場合には、カラムゲートを介したセンスノード側の容量の影響で、徐々にしか信号レベルが低下しない。これに対し、本実施形態における場合には、検知回路15のNMOSトランジスタQ26により、急峻にレベルが低下している。
以上から明らかなように、本実施形態によれば、カラムゲート解放時のカラムゲート容量の影響によるディスターブ期間の長期化を防止することができる。なお、検知回路15に駆動力の大きなNMOSトランジスタQ22及びQ26を使用することで、前述した効果をより大きく得ることができる。また、複数のビット線対で共通に使用される検知回路15のNMOSトランジスタQ22及びQ26の駆動力をメモリセルMCのNMOSトランジスタQ52及びQ54の駆動力よりも大きくすることで、回路面積の増大を招くことなくディスターブ耐性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の回路図であり、図7及び図8は、本実施形態におけるデータ読み出し及び書き込み時の信号レベルを示す図である。
本実施形態は、階層ビット線構造のSRAMに、図1に示す検知回路15を応用したものである。この構成は、いくつかのメモリセルMCを1ブロックとし、1ブロック毎に第1及び第2のローカルビット線LBL及びLBLBが設けられており、さらに、いくつかのブロック毎に第1のグローバルビット線GBL及びGBLBが設けられている。また、センスノードNA及びNB間には、ノイズの影響を無くすため、2個のPMOSトランジスタQ35及びQ36からなるラッチ回路26が設けられている。
この構成によるメモリセルMCのデータの読み出し動作を説明する。
最初、ローカルワード線LWLを選択(LWL=“H”レベル)すると同時に、カラムゲート制御信号CSLを“H”レベル、検知回路制御信号SApreを“L”レベルにする。これにより、前述したように、メモリセルMCが保持するデータが、ローカルローカルビット線LBL及びLBLBを介してセンスノードNA及びNBに現れる。ここで、ブロック選択信号GWLを“H”レベルにすると、センスノードNA及びNBに現れたデータがNMOSトランジスタQ37及びQ38を介して第1及び第2のグローバルビット線GBL及びGBLBに読み出される。
一方、メモリセルMCへのデータの書き込みは、先の実施形態とは異なり、検知回路15をローカルライトアシスト回路として用いて行われる。最初、ローカルワード線LWLを選択(LWL=“H”レベル)すると同時に、カラムゲート制御信号CSLを“H”レベル、検知回路制御信号SApreを“L”レベル、ブロック選択信号GWLを“H”レベルにする。この場合、第1及び第2のグローバルビット線GBL及びGBLBにある書き込みデータがブロック選択信号GWLによりオン状態にされたNMOSトランジスタQ37及びQ38を介してセンスノードNA及びNBに転送され、検知回路15でドライブされてローカルビット線LBL及びLBLBに現れる。さらに、このデータが、メモリセルMCにラッチされることで書き込みが実現される。
本実施形態においても、第1の実施形態における場合と同様に、ディスターブ期間の短縮を図ることができる。また、従来技術においてはセンスノードに差動増幅器を使用していたため、検知回路を活性化させるタイミングを作成することが必要であったが、本実施形態によれば、当該タイミングの作成が不要となる。さらに、データ書き込み時にも検知回路制御信号SApreを動作させることで、検知回路15がローカルライトアシスト回路として機能し、書き込みバッファの駆動力を高めることもできる。
なお、本実施形態におけるデータの読み出し及び書き込みは、図7及び図8に示した点線のように信号レベルを変化させた場合であっても実現することができる。すなわち、読み出し動作では、ローカルビット線LBL及びLBLBのレベルがセンスノードNA及びNBに読み出された後は、カラムゲート21aをオフにしてローカルビット線LBL及びLBLBとセンスノードNA及びNBとを分離したのち、グローバルビット線GBL及びGBLBにデータを読み出しても良い。また、書き込み動作時は、メモリセルMCにデータがラッチされたらローカルワード線LWLを非活性にしても良いし、メモリセルMCのドライバの能力が十分である場合には、検知回路15を用いなくても良い。
[第3の実施形態]
図9は、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の検知回路の回路図である。
本実施形態おける検知回路は、第1及び第2の実施形態における検知回路15に第5及び第6の第2導電型トランジスタであるNMOSトランジスタQ41及びQ42からなるラッチ回路を付加して構成されている。
NMOSトランジスタQ41は、ソースに第2電源である接地端VSS、ドレインにノードNa、ゲートにノードNbが接続されている。また、NMOSトランジスタQ42は、ソースに接地端VSS、ドレインにノードNb、ゲートにノードNaが接続されている。
第1及び第2の実施形態に係る検知回路15では、例えば、センスノードNAが“H”レベルにある場合、PMOSトランジスタQ21はオフ状態にあり、また、検知回路制御信号SApreは“L”レベルにあることからNMOSトランジスタQ23もオフ状態にある。つまり、ノードNaはフローティング状態となっている。このような状態が継続すると、ノイズや、漏れ電流による影響を受けやすく、安定性に欠けることとなる。
一方、本実施形態に係る検知回路では、例えばセンスノードNAが“H”レベル、センスノードNBが“L”レベルの場合、ノードNbは、オン状態にあるPMOSトランジスタQ24及びQ25を介してVDDに接続される。その結果、NMOSトランジスタQ41はオン状態になるため、ノードNaは静的に接地端VSSに接続されることとなる。
つまり、本実施形態によれば、データのラッチ確定後のノードNaあるいはNbがフローティング状態になることを防止することができ、メモリ動作における安定性を確保することができる。
[その他]
また、上記の各実施形態において、第1及び第2のローカルビット線LBL及びLBLBと第1及び第2のセンサノードNA及びNBがカラムゲート1を介さずに直接接続される場合であっても、前述した検知回路15の作用により、カラムゲート1を介して接続される場合と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置の回路図である。 同半導体記憶装置の6トランジスタ型メモリセルを示す回路図である。 同半導体記憶装置の読み出し時の信号レベルを示す図である。 検知回路を持たない比較例に係る半導体記憶装置におけるデータ読み出し時の信号レベルを示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置と比較例に係る半導体記憶装置における時間とセルノード及びローカルビット線の信号レベルの関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置の回路図である。 同半導体記憶装置の読み出し時の信号レベルを示す図である。 同半導体記憶装置の書き込み時の信号レベルを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体記憶装置の検知回路の回路図である。
符号の説明
1、21a、21b・・・カラムゲート、2・・・プリチャージ回路、11・・・書き込み回路、4・・・出力回路、15・・・検知回路、26・・・ラッチ回路。

Claims (3)

  1. ワード線と、
    前記ワード線に交差する第1及び第2のビット線からなるビット線対と、
    前記ワード線及び前記ビット線対の交差部に接続されたメモリセルと、
    前記ビット線対と第1及び第2のセンスノードの間に接続されたカラムゲートと、
    前記第1及び第2のセンスノードの間に接続された検知回路と
    を備え、
    前記検知回路は、ゲートに前記第1のセンスノードが接続された第1の第1導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1のセンスノードが接続され、ゲートに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第1の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに制御信号線が接続された第2の第2導電型トランジスタと、ソースに第2電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのソースが接続され、ゲートに前記制御信号線が接続された第2の第1導電型トランジスタと、ソースに前記第2の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記第2のセンスノードが接続された第3の第1導電型トランジスタと、ソースに第1電源
    が接続され、ドレインに前記第2のセンスノードが接続され、ゲートに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第3の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記制御信号線が接続された第4の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第5の第2導電型トランジスタと、ソースに第1電源が接続され、ドレインに前記第3の第1導電型トランジスタのドレインが接続され、ゲートに前記第1の第1導電型トランジスタのドレインが接続された第6の第2導電型トランジスタとを有し、前記制御信号線に与えられた制御信号で活性化される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1及び第2のセンスノードのいずれか一方に接続され、当該センスノードに現れるデータを増幅し出力する出力回路と、
    前記第1及び第2のセンスノードに接続され、前記第1及び第2のセンスノードに前記メモリセルへ書き込むデータを与える書き込み回路と、
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. データを入出力するデータ線と、
    前記第1、第2のセンスノード及び前記データ線の間に接続されたトランスファトランジスタと、
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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