JP5176395B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば携帯電話機などの携帯電子機器に関する。
周知のように、携帯電話機をはじめとする携帯電子機器は、小型軽量であることより、着衣のポケットや鞄などに入れて持ち歩くことが多い。
しかし、ポケットや鞄に入れておくと、キースイッチが押下されたままになって、それに伴うバックライトなどの点灯動作により、バッテリを著しく浪費してしまうという問題があった。それを防止する策として、構造的にキーを押しにくくすることで、誤動作を防止する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−216869号公報
従来の携帯電子機器では、(仮に構造的にキー押下の誤動作を防止した場合においても)ユーザの意図しない連続的なキー操作により、バッテリを浪費してしまうことがあるという問題があった。構造的にキー押下の誤動作を防止していない場合においてはなおさら問題が大きい。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、ユーザの意図しない連続的なキー操作が行われても、バッテリを浪費を防止することが可能な携帯電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、ユーザの要求を受け付ける入力手段と、記入力手段の受け付け状態を検出する検出手段と、前記入力手段における継続したキー押下時間に基づいて行われる処理の後、当該継続するキー押下時間が更に所定時間以上押下されたか否かに基づいて第一のバッテリーセーブ処理を行う制御部と、を具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、入力手段を通じて予め設定した時間以上連続した要求を受け付けた場合には、入力手段の受け付け状態を検出しないようにしている。
したがって、この発明によれば、ポケットや鞄に入れておいたためにキースイッチが押下されたままになっても、そのような操作は黙認されるので、それに伴うバックライトなどの点灯動作により、バッテリを著しく浪費してしまうことを防止可能な携帯電子機器を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。この発明に関わる移動無線端末装置は、図1に示すように、主な構成要素として、無線通信部10と、表示部20と、デジタル放送受信部30と、信号処理部40と、通話部50と、キー操作部60と、キーコントローラ70と、記憶部80と、制御部100とを備える。
無線通信部10は、制御部100からの指示にしたがって、携帯電話システムの移動通信網NWに収容される基地局装置BSと無線通信を行うものである。
表示部20は、LCD(Liquid Crystal Display)とバックライトを備え、制御部100の指示にしたがって、LCDを制御してこれに画像(静止画像および動画像)や文字情報などを表示して、視覚的にユーザに情報を伝達するものである。また、表示部20は、制御部100からの点灯指示にしたがってバックライトを点灯させて上記LCDを照明し、LCD上に表示される情報の視認性を向上させ、一方、制御部100から消灯指示があった場合には、バックライトを消灯させる。なお、バックライトは、制御部100の制御により、第1の照度と、これよりも暗い第2の照度で照明することが可能である。
デジタル放送受信部30は、制御部100からの指示にしたがって、地上デジタル放送などの放送波を受信するものであって、受信した放送信号を信号処理部40に出力する。 信号処理部40は、制御部100からの指示にしたがって、デジタル放送受信部30が受信した放送信号を処理し、映像データおよび音声データに復元し、これらのデータを制御部100に出力する。
通話部50は、ユーザの送話音声を電気信号に変換するマイクロホン51や、その電気信号を符号化して音声データに変換する符号化部、通信相手から受信した音声データを復号して電気信号に変換する復号部、この電気信号を拡声出力するスピーカ52などを備える。
キー操作部60は、複数のキースイッチとキー照明灯を備え、キースイッチに対してユーザ操作(例えば、キーの押下)があった場合には、その旨を示す所定の電圧の電気信号(以下、キー信号と称する)をキーコントローラ70に出力して、ユーザ操作の発生をキーコントローラ70に通知する。またキー操作がない場合には、上記電圧(例えば、Low)と異なる電圧(例えば、Hi)の電気信号を出力する。なお、キー照明灯は、制御部100の制御により、第1の照度と、これよりも暗い第2の照度で照明することが可能である。
キーコントローラ70は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)71やレジスタ72を備える。レジスタ72は、キー操作部60の各キースイッチのON/OFFの状態(以下、キーステータスと称する)を記憶する。また、ASIC71は、当該移動無線端末装置の電源投入とともに起動され、電源が切られるまで図2に示すようなキースキャン処理を繰り返し実行する。
まずステップ2aにおいてASIC71は、タイマTをスタートさせ、ステップ2bに移行する。
ステップ2bにおいてASIC71は、タイマTのカウント値が5ミリ秒以上をカウントしているか否かを判定する。ここで、上記カウント値が5ミリ秒以上をカウントしている場合には、ステップ2cに移行し、一方、カウント値が5ミリ秒未満の場合には、継続してカウント値の監視を行う。
ステップ2cにおいてASIC71は、キー操作部60から与えられるキー信号を検出し、ステップ2dに移行する。
ステップ2dにおいてASIC71は、レジスタ72に記録されている各キースイッチのキーステータスと、ステップ2cの検出結果とに基づいて、新たなキーが押下され、しかもそのキーだけが押下された状態にあるか否かを判定する。ここで、新たなキーが押下され、しかもそのキーだけが押下された状態にある場合には、ステップ2eに移行し、一方、同じキーが押し続けられていたり、新たなキーが押下されていなかったり、あるいは新たなキーが押下されていても合計2つ以上のキーが押下されている場合には、ステップ2fに移行する。
ステップ2eにおいてASIC71は、制御部100に新たに押下されたキーを通知するために、そのキーを識別する情報を通知し、ステップ2fに移行する。
ステップ2fにおいてASIC71は、ステップ2cで検出したキー信号に基づいて、各キーのキーステータスを示す情報をレジスタ72に記録し、ステップ2gに移行する。例えば、キー操作を示すキー信号を検出したキーについては、操作が為されていることを示す値として例えば「1」を記録するとともに、キー信号を検出できなかったレジスタ72には、操作が為されていないことを示す値として例えば「0」を記録する。このようにして、現状のキーステータスをレジスタ72に反映させる。
ステップ2gにおいてASIC71は、タイマTを再スタートさせ、ステップ2bに移行する。
なお、ステップ2dの判断においては、これに限定されることなく、「全てのキーが押されていない状態から何らかのキーが押下されたか」否かを判断し、全てのキーが押されていない状態から何らかのキーが押下された場合にはステップ2eへ移行し、そうでない場合はステップ2fに移行するようにしてもよい。
記憶部80は、制御部100の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたストリーミングデータ、放送信号に基づく録画データなどを記憶するものである。
制御部100は、マイクロプロセッサを備え、記憶部80が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御し、音声通信やデータ通信を実現するものである。また制御部100は、記憶部80が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって動作し、電子メールの送受信や、Webブラウジング、ダウンロードしたストリーミングデータに基づいて動画像を表示部20に表示したり、音声通信を行う通信制御機能を備える。
また制御部100は、日付や時刻を計時する時計機能を備えるとともに、デジタル放送受信部30および信号処理部40を制御して、放送信号を受信し、これに基づく映像を表示部20に表示したり、音声信号をスピーカ52から拡声出力する機能を備える。
そしてまた制御部100は、例えば5msごとに、キーコントローラ70のレジスタ72が記憶するキーステータスを読み出すキースキャン機能を備え、このキースキャン機能で読み出したキーステータスに応じて、ユーザからの要求などを判定し、種々の動作を実行する。
図3および図4に、図1に示した移動無線端末装置の外観図の一例を示す。図3は、形状が変化しない、いわゆるバータイプの携帯電話機を示すもので、キー操作部60が常に露出している。図4は、筐体が少なくとも2つの構成からなり、スライドによりキー操作部61が露出し、キー操作部60は常に露出している。その他、折りたたみ式の携帯電話機であっても、キー操作部60の一部が常に露出していたり、あるいは筐体に外圧が加わって、露出していないキーがユーザの意思に反して操作されてしまう形状であれば、この発明を適用可能である。
また、本発明を外部に露出するキーだけ本発明を適用するようにしてもよい。例えば、図4の形状のスライドタイプの携帯電話機において、スライドが閉じているときにはキー操作部60aだけが外部に露出しているキーであるため、スライドが閉じているときにはキー操作部60aだけ本発明を適用してもよい。またスライドが開いているときにはキー操作部60aおよび60bの双方に本発明を適用するようにしてもよい。
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。以下の説明では特に、この発明に係わるキー操作部60に関する制御機能について説明する。図5乃至図7は、待ち受け時(着呼を待ち受けているとき、つまり通信中ではないとき)に、制御部100によってなされるキー操作に関する制御を説明するフローチャートである。この図に示す処理は、当該移動無線端末装置の電源が投入されると、電源が切られるまで繰り返し実行され、その制御プログラムは記憶部80に記録されている。なお、制御部100は、図5乃至図7に示す処理以外にも、必要に応じて種々の処理を並行して実施しており、その制御プログラムも記憶部80に記録されている。
まずステップ5aにおいて制御部100は、ASIC71からキー押下の通知の発生を監視する。すなわち、ステップ2eによりASIC71から押下キーの通知があるか否かを判定する。ここで、キー操作部60のキーが押下されて、ステップ2eによりASIC71から押下キーの通知があった場合には、ステップ5bに移行し、一方、押下されていない場合には、再びステップ5aにて、ASIC71からの通知を監視する。
なお、制御部100は、これに限定されず、ASIC71からキーの押下の通知を受けて初めて起動するようにし、常にASIC71からの通知を監視しないようにしてもよい。
ステップ5bにおいて制御部100は、キースキャン処理を開始し、ステップ5cに移行する。なお、キースキャン処理とは、キーコントローラ70のレジスタ72が記憶するキーステータスを5ミリ秒ごとに読み出す処理であって、図5乃至図7に示す処理に並行して制御部100が実施する。
ステップ5cにおいて制御部100は、スリープモードを実行しているか否かを判定する。ここで、スリープモードを実行中の場合には、ステップ5dに移行し、一方、スリープモードを実行していない場合には、ステップ5eに移行する。なお、スリープモードとは、制御部100が、例えば表示部20に表示する制御やデータを送受信する制御が必要ない状態である場合に、制御部100自体に電源供給をなるべく受けないように、着信があるか否かの判断をするために基地局から受ける信号をサーチするタイミング(例えば5秒程度)など、表示部20によって表示されている通常よりも処理を行うタイミングを減らして、なるべく制御部100に電源が供給されないようにするモードを指す。
ステップ5dにおいて制御部100は、スリープモードを解除し、ステップ5eに移行する。これにより制御部100は、セルサーチの実行周期を通常周期に変更し、以後、図5に示す処理に並行して、通常周期が経過する毎に、無線通信部10を制御して、セル(基地局装置BS)から送信される報知チャネルの無線信号の受信を行う。
ステップ5eにおいて制御部100は、タイマT1をスタートさせて、この時点から経過時間の計測を開始し、ステップ5fに移行する。
ステップ5fにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、ステップ5aで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ5gに移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ5jに移行する。
ステップ5gにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上である場合には、ステップ5hに移行し、一方、計測された時間が、50ミリ秒未満である場合には、ステップ5iに移行する。
ステップ5hにおいて制御部100は、バックライトやキー照明灯を第1の照度で点灯させ、ステップ5iに移行する。
ステップ5iにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、250ミリ秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、250ミリ秒以上である場合には、ステップ5nに移行し、一方、計測された時間が、250ミリ秒未満である場合には、再びステップ5fに移行して、押下が継続しているか否かを判定する。
ステップ5jにおいて制御部100は、ステップ5bで開始したキースキャン処理を停止するとともに、タイマT1をストップさせ、ステップ5kに移行する。
ステップ5kにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上である場合には、ステップ5lに移行し、一方、計測された時間が、50ミリ秒未満である場合には、ステップ5mに移行する。
ステップ5lにおいて制御部100は、ステップ5aで押下が検出されたキーに対応する短押し処理を実行した後、ステップ5rに移行する。なお、短押し処理とは、キーごとに対応付けられた通常の要求を受け付ける処理であって、例えば数字キー「1」の短押し処理では、数字「1」の入力要求として受け付けられ、表示部20に「1」を表示する処理を行う。また例えば、メニューキーの短押し処理では、表示部20にメニュー選択画面の表示を行い、以後、図5の処理に並行してメニュー選択の受付処理を実行する。またこのとき、バックライトやキー照明灯が消灯している場合には、これらを第1の照度で点灯させる。
ステップ5mにおいて制御部100は、ステップ5aで押下が検出されたキーは、その押下されていた時間が50ミリ秒未満であることより、一瞬だけキーに触れて押下されてしまった場合や、ノイズなどにより誤検出や誤動作などの場合と見なして、バックライトやキー照明灯が消灯していても、キーの誤動作に基づくこれらの点灯は行わずに、当該処理を終了する。
ステップ5nにおいて制御部100は、ステップ5aで押下が検出されたキーに対応する長押し処理を実行した後、ステップ5oに移行する。なお、長押し処理とは、キーごとに対応付けられた特殊機能の実行要求を受け付ける処理であって、例えば数字キー「1」の長押し処理では、アラーム設定の要求として受け付けられ、表示部20にアラーム設定を受け付ける表示を行い、以後、これに並行してアラーム設定の受付処理を実行する。また例えば、メニューキーの長押し処理では、マナーモードの設定を行い、以後、図5の処理に並行して着信が発生した場合には、マナーモードに準じた着信報知処理を実行する。またなお、この時点で、T1が50ミリ秒以上であることより、ステップ5hにより、バックライトやキー照明灯が第1の照度で点灯している。
ステップ5oにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、3分以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、3分以上である場合には、ステップ5sに移行し、一方、計測された時間が、3分未満である場合には、ステップ5pに移行する。
ステップ5pにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、ステップ5aで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ5oに移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ5qに移行する。
ステップ5qにおいて制御部100は、ステップ5bで開始したキースキャン処理を停止するとともに、タイマT1をストップさせ、ステップ5rに移行する。
ステップ5rにおいて制御部100は、図6に示すようなバッテリセーブ処理(1)を実行する。以下、図6を参照して、ステップ5rのバッテリセーブ処理(1)について説明する。なお、この処理に並行して制御部100は、ASIC71からキー押下の通知の発生を監視し、この通知を受けると、このバッテリセーブ処理(1)を即座に終了し、ステップ5aから処理を開始する。このように、バッテリセーブ処理(1)を中断してステップ5aに移行した場合には、上記ASIC71からのキー操作の通知により、すぐさまステップ5aからステップ5bに移行してキースキャンを再開することになる。
まずステップ6aにおいて制御部100は、タイマT2をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ6bに移行する。
ステップ6bにおいて制御部100は、タイマT2によって計測された時間が、10秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT2によって計測された時間が、10秒以上である場合には、ステップ6cに移行し、一方、計測された時間が、10秒未満である場合には、ステップ6bに移行して、計測された時間が10秒を経過するのを待機する。
ステップ6cにおいて制御部100は、第1の照度で点灯しているバックライトやキー照明灯を、第1の照度よりも暗い微弱点灯(第2の照度)にし、ステップ6dに移行する。
ステップ6dにおいて制御部100は、タイマT3をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ6eに移行する。
ステップ6eにおいて制御部100は、タイマT3によって計測された時間が、15秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT3によって計測された時間が、15秒以上である場合には、ステップ6fに移行し、一方、計測された時間が、15秒未満である場合には、ステップ6eに移行して、計測された時間が15秒を経過するのを待機する。
ステップ6fにおいて制御部100は、微弱点灯しているバックライトやキー照明灯を消灯するとともに、表示部20での表示をOFFにし、ステップ6gに移行する。
ステップ6gにおいて制御部100は、スリープモードに移行して、通常よりも長周期の間欠受信により、着信待ち受けを行うようにし、当該処理を終了する。以後、ステップ5aに移行する。
再び、図5を参照して説明を行う。ステップ5sにおいて制御部100は、タイマT1をストップさせ、ステップ5tに移行する。
ステップ5tにおいて制御部100は、図7に示すようなバッテリセーブ処理(2)を実行する。以下、図7を参照して、ステップ5rのバッテリセーブ処理(2)について説明する。
バッテリセーブ処理(2)では、ステップ5aで検出されたキーの押下が、3分以上継続していることより、ユーザの意図しない押下であるものとみなすとともに、ユーザが意図的に操作を行える状態ではないとみなして、点灯しているバックライトやキー照明灯を消灯させたり、制御部100によるキースキャン処理を停止させ、キー操作に関わるバッテリ消費電力の軽減を行う。なお、3分以上キーが押下された状態が継続する状況の例としては、当該移動無線端末装置がバックの中などで他の物に当たったり、何かに下敷きになるなどして応力が掛かって、ユーザが意図せずにキーが押下されてしまう状況が考えられる。この場合、キーがこの時点でリリースされたものとみなす。
また、この処理に並行して制御部100は、後述するステップ7hまではキースキャンを行っており、このキースキャンの結果に基づいて、ステップ7aからステップ7hまでの間に、3分以上押下され続けたキーが押下されない状態に変化したことを検出すると、このバッテリセーブ処理(2)を即座に終了し、ステップ5aから処理を開始する。
まずステップ7aにおいて制御部100は、タイマT2をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ7bに移行する。
ステップ7bにおいて制御部100は、タイマT2によって計測された時間が、10秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT2によって計測された時間が、10秒以上である場合には、ステップ7cに移行し、一方、計測された時間が、10秒未満である場合には、ステップ7bに移行して、計測された時間が10秒を経過するのを待機する。
まずステップ7cにおいて制御部100は、第1の照度で点灯しているバックライトやキー照明灯を、第1の照度よりも暗い微弱点灯(第2の照度)にし、ステップ7dに移行する。
ステップ7dにおいて制御部100は、タイマT3をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ7eに移行する。
ステップ7eにおいて制御部100は、タイマT3によって計測された時間が、15秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT3によって計測された時間が、15秒以上である場合には、ステップ7fに移行し、一方、計測された時間が、15秒未満である場合には、ステップ7eに移行して、計測された時間が15秒を経過するのを待機する。
ステップ7fにおいて制御部100は、微弱点灯しているバックライトやキー照明灯を消灯するとともに、表示部20での表示をOFFにし、ステップ7gに移行する。なお、ステップ7fでの消灯や表示OFFまでには、25秒を要するステップ構成となっているが、バッテリセーブ処理(2)を開始し次第、ステップ7fで実施するような処理を実行してもよい。
ステップ7gにおいて制御部100は、スリープモードに移行して、通常よりも長周期の間欠受信により、着信待ち受けを行うようにし、ステップ7hに移行する。
ステップ7hにおいて制御部100は、ステップ5aで開始したキースキャン処理を停止し、ステップ7iに移行する。これにより制御部100は、当該バッテリセーブ処理(2)に並行してこれまで5ミリ秒ごとにキーコントローラ70のレジスタ72が記憶するキーステータスを読み出していたが、この処理を停止する。
ステップ7iにおいて制御部100は、タイマT4をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ7jに移行する。
ステップ7jにおいて制御部100は、ASIC71からキー操作の通知があったか否かを判定する。すなわち、この通知はASIC71のステップ2eの通知に相当するもので、他にキーが操作されていない状態で新たに1つのキーが操作されたか否かを判定する。ここで、通知があった場合には、当該バッテリセーブ処理(2)を終了して、ステップ5aに移行して、一方、通知がない場合には、ステップ7kに移行する。なお、ステップ7jからステップ5aに移行した場合、上記ASIC71からのキー操作の通知により、すぐさまステップ5aからステップ5bに移行してキースキャンを再開することになる。
ステップ7kにおいて制御部100は、タイマT4によって計測された時間が、5.12秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT4によって計測された時間が、5.12秒以上である場合には、ステップ7lに移行し、一方、計測された時間が、5.12秒未満である場合には、ステップ7jに移行する。
ステップ7lにおいて制御部100は、キーコントローラ70のレジスタ72が記憶するキーステータスを読み出し、ステップ7mに移行する。
ステップ7mにおいて制御部100は、ステップ7lで読み出したキーステータスに基づいて、ステップ5bで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ7iに移行し、一方、押下されていない場合には、当該処理を終了してステップ5aに移行する。
なお、図7に示したバッテリセーブ処理(2)において、ステップ7i、7k、7l、7mによって5.12秒ごとにキースキャンを行うようにしたが、これに代わって例えば、これらのステップを省略し、ステップ7hの後はステップ7jに移行してASIC71からの通知を待機し、ASIC71からキー操作の通知があるまでは、制御部100によるキースキャンを完全に行わないようにしてもよい。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、ユーザ操作とは考えにくい、例えば3分以上継続してキーが押下される場合には、これを長押しキー操作と区別してバッテリセーブ処理(2)を実行し、キー押下が継続していても、バックライトやキー照明を消灯したり、制御部100によるキースキャン処理を停止するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、ユーザの意図しない連続的なキー操作が行われても、不要なバックライトやキー照明の点灯が防止でき、またユーザ操作は行われる状態にないと見なしてキー入力を監視するキースキャンを停止するので、バッテリを浪費を防止することができる。
また長時間の間、キーが押下される場合には、ユーザ操作は行われる状態にないと判断して、スリープモードに移行して間欠受信を行うようにしているので、ユーザの意図しない連続的なキー操作をきっかけに、スリープモードによるバッテリセービングを開始することができる。
さらに、キースキャンを停止しても、キースイッチが1つも押されていない状態からスイッチが1つだけ押下された状態に変化した場合には、これをASIC71が検出して制御部100に通知し(ステップ2d、2e)、この通知を受けた制御部100は、キースキャンを再開するようにしている(ステップ7i、5b)。このため、ユーザが意図しない操作によりキースキャンが停止されていても、当該移動無線端末装置を取り上げたユーザが新たなキー入力を行うことで、キースキャンが再開され、利便性を損なうことがない。
なお、上記構成の移動無線端末装置では、図5に示すような処理により、ユーザの要求の種別(キーの短押し、長押し)や、誤動作によるキー入力かを判定し、それぞれに応じた処理を行うようにした。これに代わって、図8に示すような処理を実施するようにしてもよい。以下、図8を参照して、制御部100の別の制御処理例について説明する。
図8は、着信待ち受け時に、制御部100によってなされるキー操作に関する制御を説明するフローチャートである。この図に示す処理は、当該移動無線端末装置の電源が投入されると、電源が切られるまで繰り返し実行され、その制御プログラムは記憶部80に記録されている。なお、制御部100は、図8に示す処理以外にも、必要に応じて種々の処理を並行して実施しており、その制御プログラムも記憶部80に記録されている。
まずステップ8aにおいて制御部100は、キースキャン処理を開始し、ステップ8bに移行する。なお、キースキャン処理とは、キーコントローラ70のレジスタ72が記憶するキーステータスを5ミリ秒ごとに読み出す処理であって、図8に示す処理に並行して制御部100により実施される。
ステップ8bにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、キー操作部60のキーが押下されたか否かを判定する。ここで、キー操作部60のキーが押下された場合には、ステップ8cに移行し、一方、押下されていない場合には、再びステップ8bにて、5ミリ秒後に、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、キーの押下を判定する。
ステップ8cにおいて制御部100は、スリープモードを実行しているか否かを判定する。ここで、スリープモードを実行中の場合には、ステップ8dに移行し、一方、スリープモードを実行していない場合には、ステップ8eに移行する。なお、スリープモードとは、前述同様、制御部100が、例えば表示部20に表示する制御やデータを送受信する制御が必要ない状態である場合に、制御部100自体に電源供給をなるべく受けないように、着信があるか否かの判断をするために基地局から受ける信号をサーチするタイミング(例えば5秒程度)など、表示部20によって表示されている通常よりも処理を行うタイミングを減らして、なるべく制御部100に電源が供給されないようにするモードを指す。
ステップ8dにおいて制御部100は、スリープモードを解除し、ステップ8eに移行する。これにより制御部100は、セルサーチの実行周期を通常周期に変更し、以後、図8に示す処理に並行して、通常周期が経過する毎に、無線通信部10を制御して、セル(基地局装置BS)から送信される報知チャネルの無線信号の受信を行う。
ステップ8eにおいて制御部100は、タイマT1をスタートさせて、ここから経過時間の計測を開始し、ステップ8fに移行する。
ステップ8fにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、ステップ8bで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ8iに移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ8gに移行する。
ステップ8gにおいて制御部100は、ステップ8aで開始したキースキャン処理を停止するとともに、タイマT1をストップさせ、ステップ8hに移行する。
ステップ8hにおいて制御部100は、ステップ8bで押下が検出されたキーは、その押下されていた時間が50ミリ秒未満であることより、一瞬だけキーに触れて押下されてしまった場合や、ノイズなどにより誤検出や誤動作などの場合とみなして、当該処理を終了する。なお、この場合、バックライトやキー照明灯が消灯していても、これらの点灯は行わない。
一方、ステップ8iにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、50ミリ秒以上である場合には、ステップ8jに移行し、一方、計測された時間が、50ミリ秒未満である場合には、再びステップ8fに移行して、押下が継続しているか否かを判定する。
ステップ8jにおいて制御部100は、ステップ8bで押下が検出されたキーに対応する短押し処理を実行した後、ステップ8kに移行する。なお、短押し処理とは、キーごとに対応付けられた通常の要求を受け付ける処理であって、例えば数字キー「1」の短押し処理では、数字「1」の入力要求として受け付けられ、表示部20に「1」を表示し、またバックライトやキー照明灯が消灯している場合には、これらを第1の照度で点灯させる。
また例えば、メニューキーの短押し処理では、メニュー選択画面の表示を行い、以後、図7の処理に並行してメニュー選択の受付処理を実行する。またこのとき、バックライトやキー照明灯が消灯している場合には、これらを第1の照度で点灯させる。なお、ステップ8jで点灯制御されたバックライトやキー照明灯は、例えば点灯から5秒後に、点灯直後の通常の点灯(第1の照度)よりも暗い点灯(第2の照度)にした後、さらに15秒が経過すると、制御部100によって消灯制御される。
ステップ8kにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、ステップ8bで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ8lに移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ8pに移行する。
ステップ8lにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、250ミリ秒以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、250ミリ秒以上である場合には、ステップ8mに移行し、一方、計測された時間が、250ミリ秒未満である場合には、再びステップ8kに移行して、押下が継続しているか否かを判定する。
ステップ8mにおいて制御部100は、押下の継続時間が250ミリ秒以上となったことより、もはや短押し処理の要求ではないと判定し、ステップ8jで実行した短押し処理を取り消す処理を実行し、ステップ8nに移行する。この取り消す処理では、ステップ8jで実行した短押し処理で例えば「1」の入力を受け付けてこれを表示した場合には、「1」の表示を消す。また例えば表示部20にメニュー選択画面を表示した場合には、この表示を止める。
ステップ8nにおいて制御部100は、ステップ8bで押下が検出されたキーに対応する長押し処理を実行した後、ステップ8oに移行する。なお、長押し処理とは、キーごとに対応付けられた特殊機能の実行要求を受け付ける処理であって、例えば数字キー「1」の長押し処理では、アラーム設定の要求として受け付けられ、表示部20にアラーム設定を受け付ける表示を行い、以後、これに並行してアラーム設定の受付処理を実行する。またバックライトやキー照明灯が消灯している場合には、これらを第1の照度で点灯させる。
また例えば、メニューキーの長押し処理では、マナーモードの設定を行い、以後、図8の処理に並行して着信が発生した場合には、マナーモードに準じた着信報知処理を実行する。またこのとき、バックライトやキー照明灯が消灯している場合には、これらを第1の照度で点灯させる。なお、ステップ8nで点灯制御されたバックライトやキー照明灯は、例えば点灯から5秒後に、点灯直後の通常の点灯(第1の照度)よりも暗い点灯(第2の照度)にした後、さらに15秒が経過すると、制御部100によって消灯制御される。
ステップ8oにおいて制御部100は、直近に実行したキースキャン処理で読み出したキーステータスに基づいて、ステップ8bで押下が検出されたキーがまだ押下された状態のままであるか否かを判定する。ここで、押下された状態のままである場合には、ステップ8rに移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ8pに移行する。
ステップ8pにおいて制御部100は、ステップ8aで開始したキースキャン処理を停止するとともに、タイマT1をストップさせ、ステップ8qに移行する。
ステップ8qにおいて制御部100は、図6に示したバッテリセーブ処理(1)を実行する。この処理に並行して制御部100は、ASIC71からキー押下の通知の発生を監視し、この通知を受けると、バッテリセーブ処理(1)を即座に終了し、ステップ8aから処理を開始する。
ステップ8rにおいて制御部100は、タイマT1によって計測された時間が、3分以上であるか否かを判定する。ここでタイマT1によって計測された時間が、3分以上である場合には、ステップ8sに移行し、一方、計測された時間が、3分未満である場合には、再びステップ8oに移行して、押下が継続しているか否かを判定する。
ステップ8sにおいて制御部100は、押下の継続時間が3分以上となったことより、もはやキーが離されたと判定し、タイマT1をストップさせ、ステップ8tに移行する。 ステップ8tにおいて制御部100は、ステップ8bで検出されたキーの押下が、3分以上継続するようなユーザの意図しない押下であるものとみなすとともに、ユーザが意図的に操作を行える状態ではないと見なして、点灯しているバックライトやキー照明灯を消灯させたり、制御部100によるキースキャン処理を停止させ、キー操作に関わるバッテリ消費電力の軽減を行い、当該処理を終了する。
なお、3分以上キーが押下された状態が継続する状況の例としては、当該移動無線端末装置がバックの中などで他の物に当たったり、何かに下敷きになるなどして応力が掛かって、ユーザが意図せずにキーが押下されてしまう状況である。この処理では、ステップ8nで実行した長押し処理で例えばアラーム設定を受け付ける表示を行った場合には、アラーム設定を受け付ける表示を消す。また例えばマナーモードの設定を行った場合には、その設定に基づく表示を消す。ステップ8tの詳細例は、図7と同様である。
以上のような処理であっても、ユーザ操作とは考えにくい、例えば3分以上継続してキーが押下される場合には、これを長押しキー操作と区別してバッテリセーブ処理を実行し、キー押下が継続していても、バックライトやキー照明を消灯したり、制御部100によるキースキャン処理を停止するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、ユーザの意図しない連続的なキー操作が行われても、不要なバックライトやキー照明の点灯が防止でき、またユーザ操作は行われる状態にないと見なしてキー入力を監視するキースキャンを停止するので、バッテリを浪費を防止することができる。
また長時間の間、キーが押下される場合には、ユーザ操作は行われる状態にないと判断して、スリープモードに移行して間欠受信を行うようにしているので、ユーザの意図しない連続的なキー操作をきっかけに、スリープモードによるバッテリセービングを開始することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、移動無線端末装置、すなわち携帯電話機を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、電子辞書や電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants)や携帯型ゲーム機に適用することも可能である。またユーザインタフェースとして、キースイッチを備えたキー操作部60を例に挙げて説明したが、表示部20上に設けたタッチパネルや、筐体上に設けたタッチパッドについて、ユーザの意図しない操作について、同様の処理を行うことも可能であり、同様の効果を期待できる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる移動無線端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図1に示した移動無線端末装置のASICの制御フローを説明するためのフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の外観の一例を示す図。 図1に示した移動無線端末装置の外観の一例を示す図。 図1に示した移動無線端末装置の制御フローを説明するためのフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の制御フローを説明するためのフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の制御フローを説明するためのフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の制御フローを説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…無線通信部、20…表示部、30…デジタル放送受信部、40…信号処理部、50…通話部、51…マイクロホン、52…スピーカ、60,61…キー操作部、70…キーコントローラ、71…ASIC、72…レジスタ、80…記憶部、100…制御部、BS…基地局装置、NW…移動通信網。

Claims (2)

  1. ユーザの要求を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段の受け付け状態を検出する検出手段と、
    前記入力手段における継続したキー押下時間に基づいて行われる処理の後、当該継続するキー押下時間が更に第一の所定時間以上押下されたか否かに基づいて第一のバッテリーセーブ処理を行う制御手段と、を具備し、
    前記制御手段は、
    前記継続するキー押下時間が前記第一の所定時間以上押下された場合に前記第一のバッテリーセーブ処理を実行し、
    前記継続するキー押下時間が前記第一の所定時間より短い時間である第二の所定時間以下の場合に、前記第一のバッテリーセーブ処理とは別の第二のバッテリーセーブ処理を実行することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第一のバッテリーセーブ処理は、
    当該携帯電子機器の有する照明手段を消灯する処理又は前記制御手段による前記入力手段のキースキャン処理を停止させる処理であることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
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