JP5172611B2 - 端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具に係り、特に、電線をかしめて接続する電線接続部を有する端子金具に関する。
例えば、特許文献1には、金属板を折り曲げて、断面が矩形に形成された筒状の箱部と、箱部の一端に連結部を介して連結された電線接続部とを形成した雌型の端子金具が提案されている。そして、連結部は箱部の一端から延在させて断面U字状に形成され、電線接続部は、連結部の他端から延在させて断面U字状のかしめ部を有して形成されている。箱部の内部には、雄型の端子金具のタブと接触する弾性接触片が形成されている。
一方、特許文献2には、特許文献1と同様に形成された雄型と雌型の端子金具が提案されている。
特開2005―243437号公報 特開2000−200667号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の端子金具は、電線をかしめ付けしたときに生じる応力が、かしめ部から連結部を介して箱部に伝わり、箱部が変形することは考慮されていない。つまり、かしめ部の一対の側面を互いに電線の導体側に折り曲げて導体をかしめ付けするとき、かしめ部に連なる連結部を介して曲げ力が箱部に伝搬して箱部が変形する問題がある。箱部が変形すると雌型の端子金具の場合は、箱部に挿入される雄端子との接触が不十分となり、雄型の端子金具の場合は、コネクタハウジングの端子収容室に挿入できなくなるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、電線のかしめ部へのかしめ付けにより、箱部が変形することを抑制することにある。
本課題を解決するため、本発明は、断面が矩形に形成されてなる筒状の箱部と箱部の一端に連結部を介して連結された電線接続部とを金属板を折り曲げて形成され、連結部は箱部の一端から延在させて断面U字状に形成され、電線接続部は連結部の他端から延在させて断面U字状のかしめ部を有して形成されてなる端子金具において、連結部のU字状の側面に穴を形成したことを特徴とする。
すなわち、連結部の側面に穴を形成したことから、かしめ部からのかしめ付け力は連結部で減衰し、箱部に伝搬する力を小さくできる。言い換えれば、連結部のかしめ付け力に対する曲げ強度を下げ、穴位置で側面をかしめ付け力と同じ方向に変形させることにより、箱部に伝搬する力を変形により吸収できるから、箱部の変形を抑制できる。
この場合において、連結部を箱部の一端から延在するU字状の側面の高さが徐々に低くなる形状に形成し、連結部の側面の高さが高い箱部側に穴を形成することで、連結部に必要な側面の高さ方向に沿った強度を維持できる。
本発明によれば、電線のかしめ部へのかしめ付けにより、箱部が変形することを抑制できる。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の端子金具の斜視図であり、図2は図1の端子金具の展開状体を示す平面図である。図示のように本実施形態の端子金具1は、雌型の端子金具1である。端子金具1は、図2に示す抜き打ち加工した金属板を曲げ加工して形成されている。端子金具1は、雄型の端子金具が挿入接続される箱部3と、箱部3の一端に連結部5を介して電線接続部7を備えている。
箱部3は、長手方向の断面が矩形の筒状となるよう形成されている。箱部3は、曲げ加工のときに、係止部2を開口4に挿入し、係止部2を下方に折り曲げて箱部3の外面に当接させる。箱部3の一端には、雄型の端子金具が挿入される矩形状の開口9が形成されている。開口9の底辺には、弾性舌片11の基部が位置している。弾性舌片11は、電線接続部7側へ折り曲げられ箱部3に収容されている。弾性舌片11は、例えば、箱部3の長手方向に沿って断面山形に形成され、弾性舌片11の頂点で雄型の端子金具と電気的に接続されるようになっている。箱部3の上面には、図示していないコネクタハウジングと係止する突部13が形成されている。突部13の高さは、開口9側から電線接続部7側に向け、徐々に高くなるように形成されている。突部13の幅は、開口9から電線接続部7に向け、徐々に広がるように形成されている。突部3の電線接続部7側の端部は、平面上の断面が形成されている。突部13の電線接続部7側には、略矩形状の開口を有する溝15が形成されている。溝15は、コネクタハウジングの係止片を収容可能に形成されている。箱部3の一側面の連結部5側の端部には、箱部3の高さ方向に突出させて平板状の突部17が折り曲げられて形成されている。突部17は、図示していないコネクタハウジングの端子収容室に形成された溝に挿入可能になっている。これにより、箱部3をコネクタハウジングの端子収容室に装着可能になっている。なお、本実施形態の端子金具1は、コネクタハウジングに収容される端子金具に限定されるものではない。また、箱部3の突部13、17や溝15を省略することができる。
連結部5は、箱部3の電線接続部7側の端部に連結されている。連結部5の底面は、箱部3の底面を延在させて形成されている。連結部5の底面の両側部には、箱部3の両側面から延在された側面19、21が立設されている。側面19、21により、一対の側面22を構成している。連結部5の底面と側面22により、連結部5の長手方向の断面がU字状になっている。側面22の高さは、箱部3から電線接続部7に向けて徐々に低くなるように形成されている。
電線接続部7は、電線23を端子金具1にかしめ付ける第1のかしめ部29と、第2のかしめ部31を有して形成されている。かしめ部29は一端が連結部5に連結している。かしめ部29の底面は、連結部5の底面を延在させて平板状に形成されている。かしめ部29の底面の両側部には、連結部5の側面19、21を延在させた固定片33、35が形成され、一対の固定片36を構成している。それぞれの固定片33、35は、かしめ部29の長手方向を長辺として矩形状に形成されている。かしめ部29の底面と固定片36には、固定片36の長辺と直交する方向に複数の切り込み(本実施形態では3つ)が形成されている。かしめ部29の底面と固定片36により、かしめ部29の長手方向の断面がU字状になっている。かしめ部29の他端には、かしめ部29の底面及び固定片29、33を延在させた連結部30を介してかしめ部31が連結されている。
かしめ部31の底面は、連結部30の底面を延在させて形成されている。かしめ部31の底面の両側部には、固定片37、39が立設され、一対の固定片40を構成している。固定片37、39は矩形状の板部材であり、電線27側に折り曲げ可能になっている。かしめ部31の底面及び固定片40により、かしめ部31の長手方向の断面がU字状になっている。なお、電線接続部7は2つのかしめ部で構成されているが、かしめ部29を有していればよく、本実施形態に限定されるものではない。
次に、本実施形態の特徴構成を説明する。連結部5の側面19、21には、一対の穴41、43が対向して形成されている。穴41、43の形状は、長径が連結部5の側面22の長手方向に沿うよう長円形に形成されている。穴41、43の長径の寸法は、側面22の長手方向の半分程度に形成されている。穴41、43の上方及び下方には、側面22が残るようになっている。なお、穴41、43の位置や形状などは、本実施形態に限定されず、側面22が高さ方向に沿って加わる力に対する強度を維持できるように適宜選択できる。
このように形成される端子金具1の作用を図3を用いて説明する。端子金具1の電気接続部7の底面に、導体45を被覆部47からむき出した電線23を配置する。電線23の導体45はかしめ部29に位置させ、被覆部47はかしめ部31に位置させる。電線23を配置した後、固定片33、35の頂部が接触するように導体45側に折り曲げて、固定片36で導体45をかしめ部29にかしめ付ける。また、固定片37、39を頂部が接触するように被覆部47側に折り曲げて、固定片40で被覆部47をかしめ付ける。これにより、端子金具1に電線23が導通可能に接続される。
次に、本実施形態の特徴作用を説明する。電線23の導体45にかしめ付けるとき、固定片36を折り曲げると、固定片36に連設する連結部5の側面22にかしめ付け力が伝搬する。このかしめ付け力により、側面22は、幅が狭くなる方向に変形する。この際、穴41、43を側面22に形成していないと、箱部3が変形するおそれがある。例えば、箱部3を開口9側から見た場合、図4(a)のとおり断面矩形状に形成された箱部3が、図4(b)に示すとおり断面台形状に変形する。つまり、側面22の変形により、側面22が連結した箱部3の下側の幅が狭くなり、箱部3の上側の幅が、矢印で示した幅50の大きさだけ広がるように変形する。しかし、連結部5の側面22に穴41、43を形成し、側面22のかしめ付け力に対する曲げ強度を下げたことから、図5に示す穴41、43の位置51で側面22がかしめ部29側が幅が狭くなる方向に変形し、側面22の変形を吸収する。その結果、位置51より箱部3側の側面22が変形しにくくなり、箱部3に伝搬する力を減衰できるので、箱部3の変形を抑制できる。なお、図4、5は、図示を簡略化するために電線23を省略した。
このように、箱部3に伝搬するかしめ付け力を軽減し、箱部3の変形を抑制できることから、箱部3が変形して挿入された雄型の端子金具ががたつき、接触不足になることを防止でき、弾性舌片11との接続状態を維持できる。また、箱部3の形状を、コネクタハウジングの端子収容室の装着可能な状態に維持できる。
なお、連結部5の側面22の形状は本実施形態に限定されないが、箱部3から徐々に低くなる形状に形成し、側面22の高さが高い箱部3側に穴41、43を形成することで、連結部5に必要な側面22の高さ方向に沿った強度を維持できる。
一方、連結部5の側面22に穴41、43を形成すると、穴41、43の位置の側面22の断面積が減少するから、その位置の電気抵抗が増大して所望の値より大きくなるおそれがある。この場合、本実施形態のように側面22の高さが高い箱部3側に穴41、43を形成することで、穴41、43の位置の側面22の断面積を大きく残すことができるので、電気抵抗を所望の範囲に抑えることができる。
なお、本実施形態は雌型の端子金具1を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、弾性舌片11を省略し、箱部3の開口9側にタブなどの平板状の雄型の端子金具を形成することができる。
本発明の一実施形態の端子金具の斜視図である。 図1の端子金具の展開状体を示す平面図である。 図1の端子金具に電線が接続された状態を示す斜視図である。 図1の端子金具の概念側面図である。 図1の端子金具の箱部の変形状体を示す概念図である。
符号の説明
1 端子金具
3 箱部
5 連結部
7 電線接続部
29 かしめ部
31 かしめ部
41 穴
43 穴

Claims (2)

  1. 断面が矩形に形成されてなる筒状の箱部と該箱部の一端に連結部を介して連結された電線接続部とを金属板を折り曲げて形成され、前記連結部は前記箱部の一端から延在させて断面U字状に形成され、前記電線接続部は前記連結部の他端から延在させて断面U字状のかしめ部を有して形成されてなる端子金具において、
    前記連結部は、U字状の側面に穴が形成されてなることを特徴とする端子金具。
  2. 請求項1に記載の端子金具において、
    前記連結部は、前記箱部の一端から延在するU字状の側面の高さが徐々に低くなる形状に形成され、前記連結部の前記側面の高さが高い前記箱部側に、前記穴を形成することを特徴とする端子金具。

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